フェードを打とうとか、コースマネジメントしようとか、そんな事以前の問題だった。 最近、ドライバーが全然気持ちよく振れない当たらないという状態で、もうかれこれ40年以上になる。いやそれただヘタなだけ!そうなんだけど、それに輪をかけて酷くなったのが数ヶ月前から。 ちなみに6月から直近までの、1ラウンド毎のOB数がこちら。 3,0,1,3,2,1,1,2,3,3,0,0,4,1,2,4,1 酷いよねー。平均して1ラウンド2個弱。4って。クラブ持って半年のプレイヤーでも4つは出さんぞ。 OBの内容は様々で、プッシュスライスが4割、プルが3割、プルフックが2割、その他1割(アイアンのダフリとか)って感じ。どっちにも曲がるからタチが悪い。 実は思い当たることがある。フレループで素振りをしだしてからスイング(プレーン)が変わって、何となく違和感が出てきてるような気がするんだよね。いやフレループ自体はいい商品だと思うんだけど、やっぱりどんなものでもプロに見てもらったりセルフチェックしながら使わないと副作用があるってことだよね。だってスイング改造と同じだもんね。スイングのことが何もわかっていない、鈍感で運動音痴の私なんか特に気をつけないと。 で、どう変わったかと言うとプレーンがすごくフラットになってるよう。自分でも多少は気づいてたし、N谷くんにも先日指摘されて認識はしてたんだけど、キチンと自分でチェックはしていなかったんだよね。 で、先日のラウンドで。私のあまりにも酷いスイングを見かねてたのだろう、クラブ代表選手でクラブ選手権やシニア選手権を何度も獲られたO嶋さんがアドバイスしてくださった。 「(バックスイングで)クラブが寝て上がって、フェースが開いてる」 「そのまま降りてくるとプッシュかスライス。それを嫌がって手首を使うとプルフック。まっすぐ行きようがないスイング」 「もっとアップライトに上げて、クラブを立てたほうがいい。そしたら自然な位置に降りてくる」 「アイアンはトップの間がない感じ。打ち急いでる。手打ちになるからフェースの先に当たる」 そう。フェードを打とうとか、コースマネジメントしようとか、そんな事以前の問題だった(大事なことなので繰り返しました)。そもそものスイングがグチャグチャだったんだから、そりゃ真っ直ぐ飛ぶはずも芯に当たるはずもない。 で、前半の6番で教えてもらってから、だいぶ意識してアップライトに上げるようにしてみた。その後の9番では派手にプッシュスライスしてOBになったものの、それ以外はクラブの芯に当たる確率が激増。久しぶりに気持ちよく振れるようになった。やっぱり全日本レベルに近いところまで行った人の言葉は説得力がある。 というわけで、しばらくは球筋とか高低差とかそんな高度な事は忘れてもっと単純に正しいスイングができるよう努力していく所存です。 |
たまにガス抜きしとかないと腹が立つので。 「ナイスショット」の掛け声にノーリアクションの人は、同伴競技者が待っててもカートにクラブをいちいち仕舞う。 同伴競技者が待っててもカートにクラブをいちいち仕舞う人は、グリーン上で他人のラインを平気で踏む。 他人のラインを平気で踏む人は、カップのすぐ横を平気で踏む。 カップのすぐ横を平気で踏む人は、ホールアウト後に自分のスコアを申告しない。 ホールアウト後に自分のスコアを申告しない人は、前の組が見えなくなってもマイペースでプレーする。 マイペースでプレーする人は、自分のボールの行方すら見ていない。 自分のボールの行方すら見ない人は、当然人のショットにまったく無頓着。 人のショットにまったく無頓着な人は、自分より遠い人がいるのに勝手にショットすることが多い。 自分より遠い人がいるのにショットする人は、素振りで芝を削っても意に介さずもちろん直さない。 素振りで芝を削っても直さない人は、もちろんバンカーショットのあとの均しもすごく適当。 バンカーショットの後の均しも適当な人は、ティショットで自分の番になってからあわてて用意しだす。 ティショットで自分の番になってからあわてて用意しだす人は、OBの後「暫定球をうちます」と言わずに打つ。 OBの後「暫定球をうちます」と言わずに打つ人は、初球が見つかっても「見つかりました」と言わない。 初球が見つかっても「見つかりました」と言わない人は、当然「フォアー!」の叫び声も出さない。 「フォアー!」の叫び声も出さない人は、「ナイスショット」の掛け声にもノーリアクション。 そう、つまり一事が万事なんだよねこういう人。何回も書いてるけど。でも、こういう言動をまったく、1ミリも、悪気なしで行っていることが多いのが一番困る。何回も書いてるけど。本人は自分がそんな「人に迷惑をかけまくってるゴルファーである」という自覚がまったくないからね。おまけに70前後の人に多い。そう、あの世代ですな。よっぽど親しい仲ならともかく、年下である私からは注意できないし、まあする気もないし、しても治らないだろうし。 ただ、そうやって人の批判するやつに限って、そいつも同じ事をしてたりするんだよね(お前だよお前)。だから気をつけないといけない。特にスロープレー関係。 ちなみに、上のエピソードは私のゴルフ仲間とは関係ありません。 |
2018/9/4 (1530904hit) ゴルフサバイバル
関西には今年最大級の台風が近づいてるけど、そんなことにお構いなく更新は続く。 (weathernewsより) 元々はアメリカのゴルフネットワークか何かのオリジナル番組だったと思う。プロになりたて、あるいはプロを目指す若者がリゾートコースに10人ほど集まり、対戦することで毎日(毎週?)脱落していき、最後まで残った勝者には賞金だか試合への出場権だかがもらえるという番組。 これは勝負の面白さもさることながら、ヒューマンドラマというかその若者たち1人1人の心情とかバックグラウンドとかを楽しむ番組で、さらに言えばお気に入りの選手を見つけて応援したり、女の子の場合は鼻の下を伸ばして観戦するというのがお決まりなのであった。 そう、ゴルフサバイバル(BS日テレ)は、視聴者のメイン層である助平おやぢどもが、ミニスカートをはいた20歳そこそこの女子プロ(の太もも?)を思う存分見ることのできる、夢のようなゴルフ番組なのである。いや、あの、もちろん対戦の方をメインで楽しんでるんだけども。 アメリカの本家と違い、1日の短期決戦、9ホールマッチで1ホールにつき1人が脱落、最後まで残ったら賞金100万円というシンプルなもの。でも逆にそのシンプルさが「ゴルフの勝負」と「人間ドラマ」のバランスを良くしてると思う。 ちなみに今年の2月にスペシャル番組として放送され、評判が良かったためか(そりゃあ良いだろう)4月からレギュラー化された。ゴルフ侍が硬派なゴルフ番組なら、こちらは硬軟織り交ぜたゴルフドラマって感じ。 8月はレギュラー化されて4回目。出場者は以下の10名。1人突き抜けて明るく個性的な子がいて、その子を中心に試合が進んでいった。 岡村優 佐藤輝穂 柴春恵 柴田香奈 高久あずさ 照山亜寿美 中島世衣良 幡野夏生 原田怜奈 三宅百佳 7月はこの10名。レギュラーツアーで活躍してる選手もちらほら。まあ、そもそも3月4月に流されたレギュラー化前の番組には新垣比菜も出てる(そして優勝してる)からね。 植手桃子 押尾紗樹 川崎志穂 倉田珠里亜 今綾菜 杉山美帆 瀬賀百花 林菜乃子 平井亜実 蛭田みな美 6月の出場選手。 大山亜由美 兼岩美奈 河本結(昨日終わったゴルフ5レディスで13位タイ) 立浦葉由乃 セキ・ユウティン セキ・ユウリ 西畑萌香 野口すみれ 乗富結 ミナミ・レボノウィッチ 5月。 新真菜弥 荒川侑奈 大西葵 坂之下侑子 高島早百合 野口彩未 森美穂 山下美樹 米澤有 脇元華 4月。 兼岩美奈 山内日菜子 西畑萌香 脇元華 原英莉花 川崎志穂 荒川侑奈 井上莉花 加賀其真美 野口彩未 なんというか、やっぱり華があるね。でも、きれいな花には棘があるということわざ通り、勝負の世界に生きる若い女子が10人揃って100万円争奪するんだからそりゃあ内心は火花バチバチってなもので。「ナイスショット」「ナイスパット」「ありがとうございます」の掛け声のやり取りを聞くだけでもその内心がちょっと透けて見え、見ている方がハラハラしたりする(笑)のである。 で、負けた子のほとんど悔しさを隠さず(みんな負けず嫌い)、中には人目もはばからず涙を流す子も。それがまた番組の最重要場面だったりするんですねーオッサンは悪趣味ですねー。 さて、なんで公式ウェブサイトからこうやって貼り付けたかと言うと、助平心を抑えられなくて・・・というわけではなく、この中から5年後10年後には賞金女王を獲得するような子が現れるかな、現れてほしいな、という気持ちから。 まだLPGAの会員になってない(3rdクオリファイまで)子や下部ツアーにいる子も多いけど、原英莉花は今年のLPGAツアーで大活躍中(ニトリレディスで3位タイ)だし、毎回10人のうち2人ぐらいはずば抜けて上手い子が出てくる。でも、やっぱりお気に入りの子を応援したりしちゃうんだよねー。 え、お前のお気に入りは誰かって?・・・全員です。全員を娘を見るような眼で応援してるんです。(この大嘘つき!) |
先日ご一緒させてもらい、いろいろと教えてくださった、きさいちCC重鎮のO嶋さん。ドライバーやアイアンのアドバイス以外に、こんな事も教えていただいた。 「hiroくんやったら(ドライバーショットが)もっと飛ぶはずやけどなあ。もっと飛ばさなあかんなぁ」 そう、ポテンシャル的にまだまだ力を出し切れていないというか、もったいないスイングをしているというか、余力を残しているというか、まあつまり「振れてない」という事なのだ。 理論上は振れば振るほど軌道は安定するはずだ。ただしこれは正しく振れればの話で、スイングプレーンからクラブがずれていたり余計なところに力が入っていたり土台であるスタンスが安定していなかったりスイングの軸がぶれていたりすればいくら正しく・速く振ろうとしても振れない。 振れないので仕方なく中途半端に合わせにいく。だから曲がるし、逆に芯に当たらない。あと、メンタル的にも、ついついOBを恐れ、リキむことを怖がり、ボールに当てに行き、ポテンヒットを狙うような感じになっている。 頭では解っているんだけど、練習場で打つみたいにのびのびと振れないんだよね、コースでは。 でも、まだ振れるうちはやっぱりホームラン狙わないと。振らないとどんどん振れなくなるのだから。イヤでも歳は取るし、体は硬くなるし、どこか壊れていくんだから。だから、N條さん(薄暮友達。左手一本で230y飛ばす)を見習って、 マン振り命! で当分練習&ラウンドしてみたいと思う。前も書いたけど、OBが怖くてゴルフができるか!って精神でね。 というわけで台風が来る直前の日曜日に練習へ。ドライバーはね、まあミスしても頭叩いて超低空飛行になるぐらいで、マン振りしたら230yぐらいはキャリーが出るようになったんだけど、アイアンは難しい。同じようなイメージでマン振った場合、ショートアイアンぐらいならなんとか打てるけど、6番ぐらいになるとシャンクかどどどどどトップしか打てない。まあアイアンをマン振りする時点で間違ってるんだろうけど、気持ち的には99%ぐらいの力で振りたいよね。え、やっぱり間違ってる? まあこれからということで。 |
北海道の地震、特に地すべりを起こした地区は酷いことになっている。しかも全域で停電とか。今の世の中で停電したらどれだけ不便か、想像しただけで恐ろしい。心からお見舞い申し上げます。 さて、関西でも火曜日に大きな台風が通過。特に大阪は進路の東側だったのでとんでもない風が吹いた。近所のベランダの庇(ひさし)が飛んできて車が傷ついた(幸いかすり傷だった)が、駐車場の葉っぱや枝が散乱する、短い時間だけど3回ほど停電する、ぐらいで家での被害は幸い大したことがなかった。 だけど、山の南斜面に位置するホームコースではえらいことになってたようで、水曜日に電話をかけても呼び出し音が鳴るだけ(不通になっていたと思われる)。で、木曜日の朝、とりあえずコースへ行ってみたのだが、入り口のところでコースの人が数人立っている。聞けば停電しているだけでなく、コースの方も相当な被害が出て、復旧には最低でも4-5日掛かるだろう、とのこと。 きさいちCCでこれなら、他のコースもまずダメだろう。調べてみると、泉佐野CC、堺CC、茨木国際、大阪ゴルフクラブ、大阪パブリック、枚方カントリークラブ、交野CC、ベニーゴルフクラブなどが日曜日、あるいは月曜日まで休業。 仕方ない。泣く子と地頭には勝てない、じゃなく、自然の猛威にちっぽけな人間が太刀打ちすることなどできない。まあ週に1回のゴルフに行けなくても死なないだろう(たぶん)。 というわけで昨日はたっぷり練習をする予定だったんだけど、朝早く起きたのでついTVを見ながら寝落ちしてしまい、結局何もせず貴重な休みの1日が終わってしまった。あーあ。 以上、中身のないくだらない日記ですいません。 |
2018/9/8 (1531425hit) え、何でできないの?
うちには仕事を手伝ってくれる若いアルバイトの女性が何人かいるんだけど、ご多分に漏れず彼女たちは算数っていうか計算が苦手。簡単な比の計算や、%の出し方、分数とかで引っ掛かってしまう。 中には大学を出てる子もいるので地頭が悪いわけではない。でも、小学校で習うような算数ができない。私は理系なので初めは信じられなかったんだけど、だんだん解ってきた。分数やパーセントがわからない子とは、数というものが訳のわからない架空の概念でしかなく、具体的な現実と結びてついていない、だから理解しようと思っても心に引っかかる部位がないので全くちんぷんかんぷん、外国語を聞いているような感じなんだろう。 つまり彼女たちは「りんごが3つあります・それを2人で分けます・1人につきりんご何個になりますか?」という設問なら答えられるが、「3÷2は?」だと途端に頭がこんがらがるのである。つまり、そうやって教えられてもそういう思考回路が頭にないため、理解することが難しいのだろう。 (しかも、世の女性たちはこの問題に対し、「2人ってどんな2人?夫婦?親子?友達?それによって変わってくるじゃん」というふうに考えたりするのである。それは数学ではなく文学である) えー、算数が苦手な女性をディスる意図はありません。この後を読んでいただければわかると思います。 さて、編者は何がいいたいのか。それは、 私のような運動音痴でセンスの欠片もない人間にとっては、レッスンプロや上級者が言う「こうしたらいいよ〜」ということを頭では理解できても体で理解し再現するのはまず不可能 なんだよね多分。だって、そういう思考回路が頭にできていないから。っていうか、思考を体に落とし込むようなスキルが無いから。 レッスンプロやゴルフ部出身の、「え、どうやって80叩くの?」と真剣に思ってる(そうなんですよ旦那世の中にはこういう人が実際にいるんですよ幻ではなく現実に)人のほとんどは、クラブを持って半年で90を切れたとか、小学生の頃からクラブを握ってて考えるより先に体でゴルフを覚えたとか、つまりはゴルフセンスを持った(あるいは幼い頃に獲得した)稀有な人。 そういう人は出来て当たり前で、できない人が不思議で仕方がない。で、その中でも頭がいい人は自分がしている動きを第三者的に見て「こういう動きをすればヘッドスピードが上がる」「こう考えれば芯に当たる」と言葉に落とし込むこともできる。そしてそれは多分正しい。 しかし、いくら正しいことを言われても、受け取る側(つまり私だ)がそれを再び体で表現できるかというと、まず無理。百歩譲って頭で理解しても、自分のスイングに当てはめるためには相当な努力と反復練習が必要になってくる。 でも、できる人にとっては「なんでできないの?」って事なんだよね。そんな事言われても、できないものはできないんだよ!もっと力を抜いて打てって言われてもやってみたらタコ踊りになってクラブヘッドにまともに当たらなくなるんだよ! どうか世の中のレッスンプロ様におかれましては、この「言われても解ってもできない」ということをもっと理解していただきたい!と強く思う編者であった。 |
2018/9/11 (1531731hit) 大坂なおみ全米オープン優勝
日本人が全米オープンに優勝する日が来るなんて、思いもしなかった。テニスだけど。 テニスで言う「グランドスラム」には、4大競技(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン)すべてを制覇するという意味以外に、4大大会そのものを指すという意味もあるようだ。つまりゴルフで言う「メジャートーナメント」と同じ意味で「グランドスラム」という言葉を使うみたい。 よって大坂なおみは1つしか勝っていないけど「グランドスラムの覇者」になるんだよね。ゴルフとはちょっと意味が違うので面白い。 さてその大坂なおみである。メジャー大会で優勝するのは錦織圭かそれとも松山英樹か、と言われていたのに、若干20歳の女の子がするりと抜け出し、女王であるセリーナをこてんぱんにやっつけて勝ったんだからそりゃあもう快挙というか驚嘆というか全米が驚いたというか。松岡修造なんて嬉しすぎて何かを突き抜けちゃって逆に冷静だったもんね。 ハーフで二重国籍で日本に住んでたのは小さい頃のたった数年だから、純血主義的思想の強いこの国ではいろいろな意見が出てる。確かに肌が黒く、カタコトの日本語をしゃべる彼女の優勝を「日本人初の快挙!」と言うのはほんの少し違和感がある、と考える人がいても不思議ではない。 でも、表彰式における彼女のメンタリティは間違いなく、他者を思いやり、和を尊しとする日本人そのもの、いや、そのへんの日本人より立派であり、素晴らしい和の心を持っていると思う。そういう意味で彼女は「お手本なるべき日本人代表」だよね。 もっと言うと、彼女を悪く言う「純血の日本人」どもは、日本人の悪いところしか受け継いでいない「ダメな日本人を代表する人たち」なんだろうねきっと。 「日本人らしさ」は外見や出自や育った場所で決められるのではなく、メンタリティで決められるべき。それは国籍だけにとどまらず、人そのものの評価と同じだよね。 セリーナの行動については、「やっぱり農耕民族じゃなく狩猟民族なんだなあ」というのが感想。自分の信念を曲げないと言えば聞こえはいいけど、いくらそれが自分にとって正しい行動でも、権利や主張が強すぎる人は苦手だわ。審判に対する「男子選手と女子選手でペナルティの強さが違う」という主張はわかるし、事実そういう側面があるみたいだし、その主張が仮に正しいとしても、もっと別の方法や機会があったと思う。 「もうブーイングはやめましょう!」って、お前が元凶じゃん!!って突っ込んだのは俺だけじゃないよね。 正論を声高に叫ぶ人って、自分の正義に酔ってしまって単なるジコチューよりタチが悪いことがあるからねーってその言葉お前にそっくり返してやるわって?はい自覚してます気をつけます。 |
2018/9/12 (1531890hit) ゴルフ本レビュー:「成功する人は頑張らない」
今日はこれについて。 プロゴルファーが順天堂大学院で学んだ「成功する人は頑張らない」 横田真一著。題長いな。 4スタンスは卒業?ついに最高学府でアカデミックな研究をすることになった横田真一氏。巻末には研究論文も載せられているので本格的だ(論文の責任者である第一著者ではなさそうだけど)。 この本の主題は「自律神経」。自律神経とアスリートのパフォーマンスについて大変わかりやすく書かれている。 生き物の体には隅々まで神経が張り巡らされているが、わかりやすく書くと、神経には大きく分けで3種類ある。体を動かす運動神経、触覚や痛覚などを脳に伝える感覚神経、そして自律神経だ。 運動神経や感覚神経は自分の意志でコントロールできる神経だ。運動神経はもちろんのこと、感覚神経もある程度は調整できる。(感覚を研ぎ澄ます、耳をそばだてるという言い回しがあるように)。 しかし、自律神経は生き物の全身の動きや働きを調整してくれる神経だが、基本的にはフルオートマチックに働くものである。例えば暑い時に汗をかく、びっくりした時に体を硬直させる、ご飯を食べると胃腸が動き出す、これらの「勝手に動いて、体をその時の状況にあったいい状態にキープしてくれる」のが自律神経の働きなのである。 そのコントロールだが、自律神経そのものに2系統の神経が存在し、よりハイパーな状態に持っていく「交感神経」と、体を鎮めようとする「副交感神経」の2つが存在する。よく「アクセルとブレーキ」に例えられるよね。 というふうに大変うまくできている自律神経だが、悲しいことにフルオートなので融通が利かない。例えば大きな試合やコンペの朝一番のティショット。すごく緊張した時、頭に血が上り、がくがくと震え、冷静でいられない感じになる。これは交感神経が過度に働いている状態。いわゆる「アガる」というやつだね。 逆に、ハーフが終わり、お昼の休憩を済まして午後の10番ティに立った時、何となく体がだるいような、切れがないような、平和な気持ちになって闘争心がわかない感じになることがある。これはまさしく副交感神経が優位に働いている状態で、リラックスはできても高いパフォーマンスは発揮しにくい。 で、この本は、その「普通ならコントロールできない」自律神経の働きを「自分の力でコントロール」して、フィジカルとメンタルを最高の状態に持っていく、その仕組や方法が書かれている。もっと簡単に書けば、 自分の意志でゾーンの状態にする事ができる! ということだ。超一流のアスリートは多分これを無意識に調整できるか、あるいは努力してコントロールを獲得した人であり、実力はあるのに本番に弱い、あるいは肝心なところでミスをするという人はこのことを知らない人、と言えるかもしれない。 さらに言えば、「上手いゴルファー」ではなく「強いゴルファー」になれる方法、と言ってもいいかもしれない。 内容に関しては、何となくモヤモヤと感じていた、あるいは大事そうだけど本当のところはどうなの?という点に関して、「アカデミックな観点から」、多くの「なるほど!」を提供してくれる感じで、なかなかのお薦めである。ライバルたちには絶対に読んでほしくないと思う。 一例を挙げると、「人間の集中力(ゾーンの状態)は40分ぐらいしか持続しない」という一文がある。ゴルフのプレーは5時間、1.5ラウンドなら7時間以上の時間がかかるが、その全てで最高のパフォーマンスを発揮することは不可能だということだ。これはつまり、意識して「オンとオフを切り替える必要がある」という事と、「その40分をどこに持ってくるか」を戦略として意識しないといけないということを表している。 そう、本の帯にある、「一流選手が18番でバーディを取れる理由」というのがこれなんだよね。心のスタミナを温存し、ここぞという時にスイッチを入れる。朝一番のティショットから100%で行っていたらすぐガス欠になってしまうのだ。 あと、この本の良いところは、知識として知っただけで効果がすぐに現れるという点。レッスン書だったらそうはいかない。そういう意味でも、伸び悩むベテランゴルファー、練習場シングル、上がり3ホールで大叩きする人、ここぞというところでミスをする人、バーディを取った次のホールで大叩きする人、感情の起伏が激しい人、練習の時間が取れない人、練習が嫌いな人、まあほとんど私なんだけど、そういう人には良い本だと思う。 最後に、ゾーンの状態になる方法なんだけど、驚くことにドラゴンボールで孫悟空が初めて超(スーパー)サイヤ人になったときと酷似してるんだよね。鳥山明恐るべし。超サイヤ人は「穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた」という描写があるが、つまりは交感神経と副交感神経が・・・これ以上はネタバレになるので自粛。 |
2018/9/12 (1532157hit) 7196y、パー72
昨日は台風のせいで2週間ぶりのゴルフ。その間、2回しか練習に行ってないのでほんとに久しぶり。 コースはここ。プロの試合も行われたことがある、よみうりウエスト。パブリックだけど難易度が高いコースとして有名。 さらに、この日は誘ってくれたK見師匠の試合の下見なので、フルバックから。約7200ヤード。たぶん今までラウンドした中で一番長いヤーデージだと思う。ホームコースのフルバックからでも7000yちょいだからね。 そうなると、物理的に2オンできないパー4がいくつも出てくる。HDCP2の師匠ですら、ティショット会心でも2打目スプーンでギリギリとか。一般のコースで(ヤーデージ面で)冷遇されている女性ゴルファーの気持ちがよーくわかった。 で、そんな中ラウンドするとどうなるか。ショットがむちゃくちゃ悪かったわけでもないのに、90切れないどころか100叩きそうになるんですねー。 おまけにこの日は4パット(12番)を含め短いパットを5つぐらい外すわ、2連続OB(7番)はあるわ、久しぶりに叩きのめされた。でもかえって清々しい(精一杯の強がり)。 14番、451yパー4。着弾地点から打ち上げがだんだん急になってて、実質480yぐらいのイメージ。パー5やん。 ティショットはこの日一番のあたりでフェアウェイセンター、245yぐらい。でも2打目はピンまで200y+打ち上げ20y。4Wでギリギリ。無理に4Wで打たず、7Wで花道狙い・・・も右へ飛び、グリーンはるか手横のラフ。50yをウェッジで載せて、2パットボギー。今はこれが精一杯(ルパン)。 え、何で届く距離なのに4W持たなかったの?・・・エッジまで190yで4W持つのがちょっと怖かったんだよね。万が一馬鹿当りするとオーバーしそうで(するかい!) 最終18番パー4。打ち上げで426y。実質450yぐらいある感じ。 フェアウェイセンターのバンカーは230yで越える。プロや学生アマならともかく、一般アマチュアにとってはちょうど入る距離。あごがむちゃくちゃ高く、入ったらD.ジョンソンでも2オンは無理(そもそもD.ジョンソンならこのバンカーをアイアンで越えていくだろうけど)。かといって、バンカー手前に刻めば220y(+打ち上げ)ぐらい残るので、物理的に届かなくなる。 もし私がここで試合に出たりするなら、このホールはティショットをレイアップし、全力でボギーを取りに行くという選択肢しかないのだ。10回まわってやっと1回パーを取れるかどうかってところだろう。でもこの日は(私は)遊びのラウンドだったので、ドライバーでマン振り。ボールは軽くスライスし、バンカー右のラフ。真っすぐ飛んでたらちょうど入ってた。 残りは185y打ち上げ、実質205y。ユーティリティで花道を狙うも右へまっすぐ、グリーン右のバンカーへ。脱出して2パットでボギー。頑張ったほうですな。 というわけで。 内容は極端には悪くなかった(パットを除く)けど、さすがに95で「がんばりました」はないと思うので「もうすこしがんばりましょう」だな。 仮にパットが34、OBが1つだけだったとしても87。ボギーペースに毛が生えた感じ。7200yはかくも難しかった。これからはおとなしくレギュラーティから回ります。 |
2018/9/17 (1532519hit) 他人(ひと)のスコアを嗤(わら)うな
今日はドン引きレベルのカミングアウトです。 ゴルフ歴が長くなると、どんなヘボでも多少は腕に覚えが出てくる。ダボペースだったのがボギーの数が増え、たまにパーが取れるようになり、昔できなかったショットやスイングができるようになってくる。 で、気がつけば「あの頃はヘタだったなあ」と振り返る余裕も生まれてくる。と同時に、自分より歴が浅かったり、大叩きするゴルファーに対し、軽く優越感を抱いたりしてしまう(根性悪いなお前・・・すいません)。 そんな根性ババ色の私だが、特にブログで独りよがりに偉そうなことを書いている人(え、それってまさにお前のことじゃん・・・・否定できませんホントにごめんなさい)が大叩きしたりすると心の中で「うぷぷ、あんな偉そうなこと書いてるのにこのスコア。ちょっとかっこ悪くない?」と思ったりしてしまう(いやそれ完璧にお前が思われてれるやつだけど・・・おっしゃる通りです)。 でね、ここからが本題なんだけど、そうやって心の中で人の大叩きを嗤ったときは、決まって自分もその直後とかのラウンドで大叩きするんだよね。 これって、やっぱりゴルフの神様からの「天罰」なんだろうなと思う。お前何様やねんと。人様のスコアを嗤うなんて心底性根が腐ってるんちゃうかと。そもそも人様のスコアをどうこう言えるような腕かいと。神様が大阪弁っていうのも変だけど、とにかくそんな感じで叱られてるんだと思う。 他人のスコアなんて自分のゴルフには全然関係のないことだし、比較すべきモノでもない。それをわざわざ比較し、さらに嗤うっていうのはもう「根性がババ色」だとか「性格が悪い」とかで片付けられるものではなく、心がどす黒すぎるし猛省すべきものだ。さらに「あいつがあんなに叩いた」って嬉しがる、安心する心理ってすごく後ろ向き。低いところで満足するというか、向上心の欠片もないというか。 つまりはまあ、自分のゴルフに自信がないから、他人の失敗を嘲笑って満足しようというゲスな考えの表れ。ほんとに冗談抜きで恥を知らないといけません>俺。 まだこうやって神様が天罰を与えてくれているうちはいいけど、そのうち神様にも見放されたらもう終わりだからね。立派な大人なんだから、誰も指摘してくれないんだからね。友達無くす前に、自覚しないといけないよ>俺。 |
2018/9/18 (1532603hit) 台風21号の被害
平成30年9月4日火曜日に近畿を直撃した台風21号。大阪に限れば、台風でこれほどの被害が出たのは何十年振りだと思う。直撃よりタチが悪い、やや西を通過だったもんね。 で、大阪のゴルフ場は軒並被害を受けたわけだが、大阪中東部の生駒山にほど近いホームコースも無事ではなかった。停電と倒木で5日間クローズ。で、一昨日の日曜日に久しぶりにコースを訪れたのだが、そこかしこで木が倒れていた。 大木の場合、搬出するのもなかなか大変だしなあ。かと言って埋め直すわけにもいかないし。コースの皆様、本当にお疲れ様です。 |
2018/9/19 (1532740hit) テーラーメイド M3 460
今手元になぜかこんなものがある。 テーラーメイド M3 460。先日のラウンドでご一緒した同業先輩のH田さんに「使ってみる?」と貸していただいたのだ。 シャフトは出たばっかりの、ホットすぎるこれ。 スピーダー エボリューションV 661。よくわからないけどすごく高いシャフトみたいだ。 で、先日、練習場で50球ほど気合を入れて打ってみた。 クラブ全体:やや軽めで振りやすい(中年のオッサンにとってはありがたい) フェース:球離れが速く、弾く感じ。初速が出るイメージ。ツイストフェースの恩恵は、練習場では正直良くわからなかった。ただ、オフセンターヒットには強い雰囲気はある。 シャフト:今使ってるランバックス・タイプSと同じ先中調子、トルクも重量もほぼ同じなので違和感とか振りにくい感じは全然なかった 球筋:錘の位置が「打ち出し角:高」だったせいか、ロフトが10.5度のせいか、簡単にハイボールが出る。で、頂点からひと伸びする感じがあるので、スピン量が少なめの棒球になってる気がする。 あと、スライスを打とうとするとスライスが多めに、フックを打とうとすると控えめなドローが出る。これは私がスライサーだからということもあるけど、引っ掛ける感じが皆無なのがすごい。逆にどちらかというと出球は右が多い。球離れが早いせいだろうか。 サイドスピンが多少多くても、球が上そして前へ行こうという力が強くてあんまり曲がらない雰囲気はあった。 飛距離:滞空時間が長いので、確実に今のクラブより飛んでると思う。っていうか振れば振るほど飛ぶ。ヘッドスピードもクラブが軽い分上がってる感じ。 次はコースで試してみた。ホームコースの薄暮プレーで。 1番パー4、明らかに天ぷら気味の当たり。でもいつもより10yぐらいしか飛距離落ちてなかった。 3番パー4、(打てもしないのに)軽いドローを打つイメージで。フェースの先に当たり、感触最悪。でも球はプッシュフックして狙い通り、飛距離はスカ当たりにしては上出来の230y(ラン込み)。 4番パー5、左ドッグレッグのコーナーから軽いフェードを狙うも、当たりは良かったけど逆球が出る。いつもならコーナーの林に消えるところが林を超えていた。あきらかに飛んでる。 5番パー4、また天ぷら。でも1番と同じく、10yぐらいしか飛距離落ちてない。 ちょっと球が高く上がりすぎる気がして、一緒に回ったN條さんにレンチを頂き(ありがとうございました)、ロフトを立ててみる。10.5度から8.5度へ。ロフトは立ったけど、フェースが開いてしまう。そのせいか・・・ 7番パー4、芯を食った感じはしたけどプッシュ。フェアウェイ右端をちょっと突き抜け、いつもならよっぽど当たりが良くないと届かないラフへ。 8番パー5、打てもしないドローを狙うも、そのままプッシュスライス。しかし着弾地点は予想より10y以上前だった。 フェースの開きがどうしても気持ち悪く、ここでもう一度戻す。 9番パー4、フェードを打とうとするが、またフェースの先に当たりへっぽこな当たり。でも軽いプッシュで済み(スライスしそうな当たりだったのにせず)、フェアウェイから3yぐらいの右ラフ。 総評: 飛距離に関しては今のツアーチャンプよりちょっと飛ぶかな。芯を食ったときで最低5yぐらい、スピンが少なそうなのでランを入れると10yは確実に飛ぶと思われる。それよりも、芯を外したときの曲がりや怪我が少ないのが素晴らしい(ツイストフェースの恩恵?)。ただなかなか芯に当たらないのは慣れていないせいか総重量が軽いせいか(いやお前の腕のせい)。 そして: で、念の為もう一回昨日練習に行き、いろいろ錘の位置やカチャカチャを変えて打ったんだけど・・・なぜか吹け上がってばっかりで、スピン量が増え、マン振りして芯に当たってもキャリー230yがやっと。なにも考えずに振るとプッシュかプッシュスライス。そうとう左へ曲げる意識で振って、やっと真っすぐ飛ぶ感じ。絶対左へはいかないという意味では優秀だし安定してるんだけど、ちょっとでも振り遅れると隣のホールまで曲がる感じ。ロフト10.5度だからかなあ。 とりあえず、明日のラウンドで使ってみて決めよう。 |
2018/9/21 (1533012hit) 某団体30周年記念コンペ@伏尾ゴルフ倶楽部
昨日は生憎の雨(2ホール曇り、5ホールぽつぽつ、2ホールぱらぱら、9ホールしっかり)という天気の中、私の所属する業界の、ある団体の30周年記念コンペが伏尾ゴルフ倶楽部で開催された。50人以上が参加する盛大なコンペだった。 結果から。 前半からパットがことごとく決まらず、っていうかスティンプ9ftのグリーンに合わせられず、3パット量産、ショートパットも外しまくりで5オーバー。でも東レギュラーティからの私の平均スコアは43.1なのでまあまあ。パーオンも5回してるし(白ティからだけど)。 しかし後半。出だし1番はミスショット5連発(ティショット4アイアンで当り損ない、2打目4Wはスライスを狙うもまっすぐ飛んでバンカー、バンカーからホームラン、アプローチミス、アプローチミス、2パット)でトリプルボギー。 その後もいいところなく、パーオンしてやっとパーが取れると思ったら3パットしたりアプローチでいい位置に寄せたと思ったら短いパットを外したりでずっとボギー。6番が終わって50叩きペース。 7番はまっすぐだけどちょっと狭くてグリーンまで打ち上げ、387y(実質400yぐらい)のパー4。HDCP1。ティショットは今日イチで右ファーストカット(的なラフ)。2打目残り165y、6アイアンは思い切りダフって花道。ああ、ここもボギーか・・・3打目はピンまで30y、50度のウェッジでピッチエンドラン、なんとか1.5mに。 しかしここまでこの距離をことごとく外してる。入る気がせん。でも、なぜかここで入ってくれた。そしてこのパーから流れがすごく良くなるんだよね。流れが良くなったり悪くなったりするのはパットがきっかけになることって多いのかも。 その南7番のグリーンを望む。雨が小降りになり、ガスが出て幻想的だった。 8番、緩やかに右ドッグレッグしてる打ち下ろしのパー5。左を恐れず、右に逃げずの気持ちでティショットはなんとか真ん中へ、しかし軽くフックして左ラフ。ボールは思い切り沈んでたので8アイアンでレイアップ。全然飛ばなかったので8アイアンで正解だった。3打目、ピンまで145y、ただし、きつい左足下がり。 8番アイアンの距離だけどたぶん振り抜けない(飛距離落ちる)から7番で軽めに、絶対に球を上げようとしないことだけを考えて打ったら偶然ピン方向に飛びピン横50cmに。生涯で10本の指に入るショットで起死回生のバーディ。ただ、このバーディがダブルペリアのハンデホールにハマり、その結果トップ10すら逃すことをこのときの編者は知る由もなかったのであった。 9番、2打目地点がブラインド(ダウンヒル)でやや距離のあるパー4。このホールのことは昨日のことのようにはっきり思い出せるので詳しく。ティショットはちょっと当たりは悪いものの狙い通り左サイド。2打目、さっきの3打目よりきつい左足下がり。しかも距離は170y。このライから5番や6番アイアンで打てる技術は持ち合わせていない。 花道にショートアイアンでレイアップも考えたけど、どうせ中途半端な距離を残すなら長いクラブで「乗ったら最高、グリーン周りまで行けばまあまあ、大ミスしてもレイアップと同じ」というショットのほうが良いか、とユーティリティで大スライスをかけて狙う。結果は「まあまあ」、グリーン右手前ラフ。 奥のピンに対し、50度のウェッジで突っ込むも2.5mショート。これが入れば最高の上がりだよなあ。入れたいなあ・・・と思いながら打ったら入ってくれた!これで前半のパットミスが帳消しだ。 雨の中、レインウェアも着ずに濡れて重くなった体で、上がり3ホール1アンダーは頑張ったぜ俺(いやいや、素でトリプルボギー叩くようなやつがたまたまのショットとパットで威張るのは恥ずかしいからやめろ)。 最後のパーパットで、目標だったベスグロも(タイだったけど)ゲット。賞品はなかったけど。でもねえ、あれだけ短いパット外して「終わりよければすべてよし」みたいなことを言ってるようではアカンで。もっと上を目指さな。 |
2018/9/22 (1533158hit) で、M3はどうだったの?
「おいおいおい、お前のコンペの結果なんてどーでもいいんだよ。M3はどうだったんだ?」 という声が全国から(ただし3人ほど)聞こえてきたので、一応ご報告。 不思議なことに、この日はプッシュスライスのような球筋は皆無だった。朝の練習の時からそこそこいい当たりが出てた。恐らく、プッシュスライスばっかりでてた2回目の練習のときは球が内側(右側)に入りすぎてたんじゃないかなと思う(思い当たるフシあり)。 フェアウェイキープ率は13分の10。ほんの少しラフに入ったのも計算に入れると、13分の8。私にしてはだいぶ良かった。 方向性も相当良かった。過去、1ラウンドに平均1つはOBが出ていた伏尾でゼロ(危ないのはあったけど)。苦手なホール(東2番、東6番、南6番、南7番)でもほぼフェアウェイキープできたし、南4番(狭いホール)ではドラコンも取れた。やっぱり想定以上に左へいかないというのはすごく安心。安心できるから振れるし、振れるからさらに曲がらないという好循環。 しかし一番感心したのは大きく曲がらないという事。左右に散るときはストレートつまりプルかプッシュで、プルフックやプッシュスライスは皆無。たまたまかもしれないけど、これ、ツイストフェースの恩恵? ティが高い(フェースの上の方に当たる)と天ぷら気味にポッコン球が出るけど、それでも200y以上は飛んでくれる。 で、一番肝心な飛距離は・・・。雨でフェアウェイがウエットだったので判定不能。でも、高さが出るのでキャリーはそこそこ稼げてたと思う。 というわけで、ちょっと気に入った。あとはクラブと信頼関係ができるぐらいに慣れる事が大事だ。いつまでも借りていられないので、あと数回ラウンドで使ってみて決めよう。 |
2018/9/25 (1533414hit) タイガー・イズ・バック
一昨日は月例だったけどそんなことはどうでもいい。 タイガーが1876日ぶりに優勝。この凄さを表現する言葉を私は持ち合わせていない。 度重なる故障、手術、不祥事。文字通り世界一の座からどん底まで落ち、世界最大規模のフリーフォールを経験。普通ならこれで人生は終わりである。「すごいプレイヤーだったよね」と思い出の人物として語られるのみの過去の人になるはずだった。 でも、彼は帰ってきた。前回優勝したとき37歳だった彼は42歳になっていた。 ゼロからではなく、手術というマイナスからの出発。42歳という年齢。それ故、ここまで積み上げてきた努力は並大抵のものではなかったということは容易に推測できる。とくに去年からは、恐らく彼の人生で最も過酷な1年だったろう。 見ている我々も、彼と戦ったライバルも、その過酷さを知っているから、彼の優勝に涙を流すのである。 しかしフェアウェイになだれ込むギャラリーといい、タイガーコールといい、TVを通じてでさえたじろぐような歓声といい、歴史に残る優勝シーンだったよね。あと、終わって同組のマキロイとハグ。しないよね普通?でもそのハグが全然不自然じゃないぐらい素晴らしいシーンだった。 でも、息つく間もなくライダーカップが始まる。手を抜いてもいいからしっかり休んで、来年のシーズンに備えてほしい。 |
23日の月例はまあ酷かった。 酷かったその1。練習なんてしてないから言う資格ないんだけど、パットが訳わかんなくなった。2オン4パットとかしたし。 酷かったその2。フェアウェイに飛んだボールが右サイドの小さな木を直撃、ロストボールになる。そのホールトリプルボギー。これでちょっとがっくりきた。 酷かったその3。同伴競技者の父(私より少し年上)娘(某大学ゴルフ部)が親子漫才か!って思うぐらい仲が良くて、もちろんそれは悪いことでも何でもないんだけど、緊張感とか集中力が保てなかった。完全に言い訳だけど。 競技はどちらかと言うと生きるか死ぬか、今にも喧嘩が始まりそうな殺伐とした雰囲気のほうがいい。吉野家コピペ的な。 酷かったその4。後半の松コースは毎ホール待ちが出て、3時間掛かった。いや皆条件は同じだからこれも言い訳なんだけどね。 酷かったその5。競技になるといつもの3倍ぐらいミスする。メンタル弱いわ。 というわけで。 前半はそれでも最低限。4パットはダメダメだけど、それ以外はショットの方もまあまあだったし。欲を言えばあと2つぐらいパットが入ってほしかった。 後半は3番の3パット、4番のロストボールでがっくり来たのか、何をやっても裏目っていうかうまくいかず、最終も派手に右プッシュスライスOBで終わり。 でも、月曜日に薄暮行ったら同じ松のバックティから回って39が出るんだよね。1番ダボ(OB)、2番ボギー、後はずっとパー。5ホールパーオンしてるし。パターは変えて望んだけど、やっぱりメンタルなんだろうなあ。 |
2018/9/28 (1533838hit) GB月例@奈良万葉CC
昨日は「アカン日」だった。何をやってもアカン日。体に余分な力が入り、腕力で打ってしまう日。体が緩むか力むかのどちらかしかできず、適度に力を抜くとか、下半身は踏ん張って上半身はリラックスするとか、そういう事が全然できない日。 もう1番から腕にはガチガチに力が入り、体はスムースに回らず、リズムもタイミングも悪く、へっぽこ球しか出ない(え、いつもと同じだろって?うう、否定できない・・・)。 その結果。 2番は極端に狭いホールで打ち下ろし、さらに220y地点の左側が先日の大雨でがけ崩れが起き、ただでさえ狭いフェアウェイをさらに狭くしている。ユーティリティで200y右サイド、と思ったら右に出すぎてさらに右へ曲がりOB。左を怖がりすぎ。 9番は右サイドに池がある難しいホール。ティショット4アイアンがスライスして右フェアウェイギリギリ、2打目は残り210y打ち上げ、4Wは完璧な当たりでピン奥5mにオン、しかしそこから3パット(下りを1mオーバー、返しがカップに蹴られる)。アホや。 11番はバンカーからホームラン。砂が薄かったけども。 12番はティショットダフリで210yしか飛ばず、2打目残り380yも残る。2打目の落下地点は狭いのにパーオンしたいと欲を出し、4Wで。怖がって緩んで振り抜けずプッシュスライスでOB。アイアンでとりあえず狭いところをクリアし、3打目に掛けるべきだった。思い上がり。気がつけば9。 16番もフェアウェイが2段になっている名物パー5。広いのにティショットを左へ引っ掛けてアウト。なぜ普通に打てない。 今の私はメンタルを支える技術と練習が完全に不足している。こんな事で来月のクラブ選手権に出場するなどおこがましいにも程がある。恥をかくだけだ。 というわけで、秋の練習強化週間スタートだ(いやもう遅すぎると思うけど)。 |
ホームコースでは来月からのクラブ選手権に合わせ、ホームコースのグリーンが仕上がってきた。9ftとまではいかないけど、8.8ftぐらい出てそう。そのせいもあってか、パットの調子が急下降中である。 ちなみに、ここ最近はずっとオデッセイ#7タイプを使ってた。 だけど、速いグリーンだとネオマレットではその鈍感さが悪い方に働き、フィーリングが出ないっていうか(なーにを偉そうに)、強く打とうとすると引っ掛け、加減しようとすると緩むということが続いていた。 で、最近上手い人やプレーオフの試合でプロのパットを見ていて、パットはストロークするとより加速して押し出すというか突くというか、そういう力感が大事なんじゃないかと考え、またこちらへ戻す。 もう10年前のパターである。まあパターは古くてもあんまり関係なく結果が出ればいいんだけど、フェースインサートの溝に相当ガタが来てるような気がしないでもない。知ってしまうと怖いのでよく見てないけど。 で、先日の薄暮でこれを使ったらミスパットがほぼ皆無で、短いのはしっかり打てるし中ぐらいのは入りそうになるし長いのも距離感がしっかり合うし、何より打ってて気持ちいい。特に「カップやラインに向かってまっすぐ突き出す」ような球が打てるのが快感だ。やっぱりこっちのほうが合ってるのかなあ。 でも最近はこの#9タイプって流行らない(第二次ネオマレット全盛期?スパイダーとか)みたいで、なかなか新製品出てないね。遼くんがこれ使って活躍してた頃はけっこう多かったと思うんだけどね。 |