日記283
(2018年1月)

去年までの日記





2018/1/5 (1501834hit)  2018年新春のご挨拶


 というわけで。あけましておめ、でございます。



 12月30日に仕事納め、31日に練習へいき、1日は近所に住む母親のところへ息子と一緒に。2日はホームコースの新年杯、3日はダラダラと過ごし夕方ちょっとだけ練習へ。4日つまり昨日は有馬カンツリーラウンド。あっという間の正月休みだった。あーあ、早く夏休みこないかなあ。

 という感じでだらだらと今年もやっていきますので、ご愛顧ご叱咤よろしくお願いいたします。


2018/1/6 (1501997hit)  新年杯でWD


 WDはwithdraw、棄権ってことですな。


 2日の新年杯@ホームは風もなく最高の天気の中での初ラウンドだったんだけど、今年も日記のネタには困らないな、持ってるな俺、と思ったぐらい、とにかくたくさん事件があった。



 梅コース。15分ほど遅れてスタート。1番はパーオンするもいきなり4パットダボ。

 2番は2打目のアイアンショットがグリーン右手前のスプリンクラーで跳ねてあさっての方向へ。ボギー。

 3番は斜め上からの難しいパーパットが入る(1m弱だったけどね)

 4番パー5は2打目でグリーン横まで運び、ユーティリティのアプローチが70cmに付くもこれを外してパー。

 5番はいつも4アイアンで打つティショットを4Wで。ボールを探してたら30yも手前にあった(恥ずかしい・・・)。

 6番はいつもボギーなのに珍しく2オン2パットパー。

 7番パー3でもアプローチが1mに付くもまた外してボギー。

 8番パー4、4Wのティショット左へ引っ掛けてOBと思ったらセーフ、2打目は左足下がりから無理せず花道へ、でもアプローチを大ショートしてさらに3パットもしてダボ。ヘタだ。

 9番、左からの風にスライスが出て気持ちよく初OB

 ・・・という感じで前半43。でもOB1つと4パットがあるからこんなもんだろう。




 さて実はこの日、私は夕方からどうしても外せない用事があり、3時45分にはコースを出ないと間に合わない状況だった。当初の予定では9時14分スタート、6時間後でも3時14分、まあ何とか間に合うだろうと思ってた。

 しかしスタートがちょっと遅れ、前半3時間ペースで、ハーフ上がってきたら12時30分。午後のスタートは1時25分。相当ギリギリである。

 正月休み、ABC合同競技、バックティ、真冬と進行が遅れる要素がてんこ盛りのところへもってきて、朝イチスタートの組がとんでもなくノロノロラウンドだったらしい。だいぶ嫌な予感が。後半スムースに流れてくれればいいんだけど。




 後半はさほど大きな事件もなく、しかし相変わらず短いパットを外しまくりほぼボギーペース。進行はといえば相変わらず待って待って・・・という感じで、残り3ホールを残してタイムリミットまで40分。あ、これあかんやつや。

 ついに最終ホールのティグラウンドでタイムアップ。同伴競技者に断りを入れ、スタート室に迎えに来てもらい、シューズも履き替えずにコースを後にする。



 用事にはなんとかギリギリ間に合ったけど、生まれて初めて競技で棄権しちまった。ああ情けない。まあ、私の見通しが甘かったせいだから仕方ないんだけど。というわけで2018年は波乱の幕開けを迎えたのでありました。


2018/1/8 (1502165hit)  有馬CCで仕切り直し


 不完全燃焼のまま悶々と正月休みを過ごし、休みの最終日である4日、I上さんに無理をお願いして(直前までキャンセル待ち)兵庫県の有馬CCへ。ここ有馬は過去に23回ほど訪れており、私がよく行くコースの3位にランキングされている。I上さんのおかげである。感謝。



 朝は霜で真っ白。当然グリーンもカチカチ。ラウンドは10時45分からだったんだけど、ここ有馬には広いアプローチ練習場があるので8時過ぎにはコースへ着き、2時間以上アプローチを練習する。立派なアホである。

 特にユーティリティの転がしを中心に。でも、やっぱり距離感難しいね。ちょと手首のパンチが入ると2mぐらいオーバーするし、それを嫌うと緩むし。パットの延長ではなくイメージ重視のランニングアプローチ、つまりストロークの大きさはなくインパクトの強さで距離感を出すほうがいいかもしれない。



 ちょっと遅れて11時頃スタート。スティンプ8.5ft、有馬にしてはちょっと重めだけど、転がりがいいので下りなどは数字以上に速さを感じる。

 1番は2打目アイアンをダフり、3打目アプローチが2m弱に付くも打てず入らずボギー。

 2番、2打目の7アイアンが会心でピン右上3mに付き、キャディの谷村さんに読んでもらって早くも今年はじめてのバーディ。

 3番パー3はアゲンストで落とされてショート、アプローチは2.5mピン下、なんとか入ってパー。

 4番はプルフックでフェアウェイバンカー。バンカーショットはうまくコンタクトできて残り50yまで持っていく。奥へ速いグリーンへのアプローチはビビって10yショート、2パットボギー。

 5番パー5、ティショット、2打目とも良い当たりで残り40y、砲台グリーンへのアプローチ。ライが薄めだったのでちょっと強く入ってしまい10yオーバー。2パットパー。

(残り50yから2割も距離感がずれる。2年前までまともに打てなかったことを考えると格段の進歩だけど、まだまだ練習不足だ)

 6番パー3。手前左右にバンカー、ピンは左奥、でも左横や奥からのアプローチはそんなに難しくない。右へ吹けさせないよう、左へしっかり捕まえよう、と思いながら打ってるのに右へふけて右バンカーにイン。左足上がりの軽い目玉、フェースを思い切り閉じて叩き込み、ピン上3mまで持っていけた。2パットボギー。

 7番457yパー4、アウト最難関ホール。ティショット右ラフ、2打目7アイアンはトップ(ナイスミス)、3打目105yからPW軽め、ダフったけどなんとかオン(ナイスミス)。2パットボギー。まあ想定内。

 8番、名物のパー5。



 バックからだとドライバーで正面(写真左サイド)へ打っていけばいいので逆に広い。引っ張って左フェアウェイぎりぎり、2打目6アイアンでレイアップ、3打目エッジまで125y+ピン25y+打ち上げで6か7かで迷って6で。冬だし。高さが出ず、低めのライナーでグリーン面へ。残念ながら2mほど奥へこぼれていた。

 ラフから、下り傾斜への微妙なアプローチは50度のパット打ちで、ちょっと突ついてしまい2.5mオーバー。しかしこれが入ってくれてナイスパー(自分で言うな)。

 午前の最終ホールも距離の長い(413y)パー4。ティショットまずまず(左ラフ)、2打目5アイアンはちょっとダフってグリーン手前、アプローチは普通に56度で3mに、2パットでボギー。バーディが効いて4オーバーで折り返しだ。



 10番は387y打ち上げパー4、ティショット左ラフ、2打目4アイアンダフリ、アプローチは5mショートして2パットボギー。

 11番、496yパー5。2打目地点の正面にバンカーが横たわっているホール。「フルバックから240yでバンカーに入る」ということで短く持って抑えたつもりが、低い球でランが出たせいか見事にバンカーイン。おー、俺って飛ぶじゃん!と思ったけど家へ帰ってグーグルアースで測定してみたら220yでバンカーインだった。それなら入るよね。



 バンカーから9アイアンで脱出(これもうまく打てた。腹筋に力を入れながら腕力ではなく捻転で打つ感じがいいのか。手打ちになるとダフる)、3打目4アイアンはお約束のダフリ、花道から30yのアプローチ50度のウェッジでランニング、2mオーバーするも入ってくれてパー。

 12番も打ち下ろしながら428yのパー4。タフなホールが続く。ティショットヒールで230y、2打目200y残って7W、グリーン左奥にオン。え、奥?よく飛んでるじゃん!と思ったらピン位置を間違えててホントは185yだった。そりゃあオーバーするよね。マウンド越えのファーストパットは打ち切れず3パットボギー。緩んだパットしてんじゃねえ。

 13番、446yパー4。タフだ。ティショット会心、それでも2打目は220y。4Wで近くまで行ってくれたら・・・はい、この日最低のショット。ヒールに当たって逆シャンクみたいな球(左30度のライナー)が出る。谷底からなんとか乗せて2パットボギー。

 14番は打ち下ろしパー3、165y。7アイアンでほぼセンターに切られたピンの左上に6mにオン、3mぐらい曲がる計算で50cmぐらいに。2パットパー。

 15番は短くて広いパー4。ティショットドライバーはフェアウェイ、2打目95y、50度のウェッジはハーフトップながらピン奥6m、読み間違いで1m弱のパーパットが残るがなんとか入ってくれてパー。

 16番、ここもバックから439yのパー4。ボギー上等、パーはバーディの価値がある。でもリキんじゃうんだよね。左引っ掛け、あと2mでOB。2打目6アイアンはトップするもナイスミスで残り70y地点。この日初めてのウェッジフルショットは左のピンに対し右手前にオン、なんとか2パットでぎりぎりボギー。

 17番、本日のトホホホール。180yパー3。だいぶ日が傾いてきた。下の写真ではわかり難いけど、谷超えでグリーン手前は急激な上り傾斜。



 4アイアンのティショットは酷いトップ(チョロに近い)。ティアップしたアイアンショットでこれだけ酷いミスが出せるというのはある意味才能である。ここへきてOBか・・・と思ったら何とか谷は越えてくれてた。見えないピンに向かって2打目、距離は良かったけど方向が右、ピンハイからのアプローチは2m、入らずダボ。素ダボ。パー3で素ダボ。ヘタだ。

 最終は535y、左ドッグレッグ打ち下ろしパー5。ティショットは今日イチでフェアウェイ、2打目7Wもまずまずでグリーン100y手前のグラスバンカー。冬だと深くないしね。

 しかしボールはディボットホールに。しかもあさっての方向へ溝が向いてるし。ここへ来て試練かよ。ここからバンカー越え打ち上げの砲台グリーンへのショット。ダフってもいい、オーバーしてもいい、とにかく緩まないように打とう・・・ボールは力なく右方向へ。当たり損ないのハーフダフリ?しかし1番手上げたことが功を奏し、何とかグリーンオン。2パットパー。

 というわけで。



 この時期のバックティにしては上出来だね。

 そうそう、2時間以上前に来てみっちり練習したユーティリティのアプローチは残念ながら1度も使う機会がなく終わってしまった。まあ、えてしてそういうものだね。


2018/1/9 (1502273hit)  メンタルの鍛え方


 毎年お正月に放映されていたゴルフ関連の特番、年々少なくなってきてるよね。所さんやビートたけしのも無かったし、女子プロ絡みのものもほぼなかった。特に地上波はほとんど無かったんじゃないかな。ゴルフ人気の凋落というか衰退を目の当たりにしているようでちょっと悲しいね。

 そんな中、松山英樹と宮里藍ちゃんにインタビューしたりするドキュメンタリーが2つづつぐらいあって、そちらの方はどれも興味深かった。藍ちゃんゆっくり休んでね。



 で、特に松山英樹、錦織圭、松井秀喜の3人を取り上げた、フジテレビの「The 世界力2」はなかなか見ごたえがあった。世界のトップアスリートでも基本的に苦悩する部分は我々と同じ、というところとか。

 いちばん印象に残ったエピソードは、松井秀喜がヤンキースのチームメイトだったバーニー・ウィリアムスに「秀樹、今日は特別に大事な試合だよ」と言われたエピソード。

 シーズン中の何でもない、普通の試合の時にそういうことを言われ、松井が「なんで?」と聞くと、「ヤンキースの試合は、毎日がワールドシリーズの第7戦なんだ」と答えたらしい。

 単純に考えれば、それだけヤンキースは注目され、期待されているということなんだろうけど、松井はさらに「いついかなる時でも、最高のパフォーマンスで最高の結果を残すべく試合に臨む」と捉えた、と答える。そしてそれが、実際にワールドシリーズでMVPを獲得するぐらい活躍できた「メンタル力」になったと。



 これを自分に置き換えて考えるとどうなるか。世界の松井と自分を置き換えるなんて思い上がりも甚だし事は百も承知だけど。

 どんなラウンドでも、どんな一打でも、三大競技の最終ホールと思ってプレーする

という事なのかなあと。

 「今日はプライベートだから適当でいいや」「今日は仲間内のラウンドだから気を抜いてもいいや」「今日は練習ラウンドだからOB打ってもいいや」「もう入賞はないから適当にお茶を濁しとけばいいや」などと一回でも考えてしまうと、そういう思考が体に染み付き、本当に大事なときに100%が出せないのではないか。

 いつも大事な試合で優勝争いをしていると考えてプレーする。そう簡単にできることではないし、仮にそういうことをしたからといって実際にその大事な試合で普段通りプレーできるとは限らないけど、少なくとも、あの競技での、「もう1打も落とせない」という気持ちをバーチャルであっても体験する癖をつけておくというのはすごく大事なんだろうなと思った。


 普段からそこそこの額をニギってプレーしている人は強い、というのも似たようなことなんだろうけど、ニギリでゴルフが強くなる、というのは何となく抵抗があるんだよね。強くなることではなくてニギリが目的になってしまったり、手段を選ばず勝つような、荒れたゴルフになるような気がして。いや、単にヘタレなだけなんだけども。

 意志の力が強ければ高額なニギリでも自分のゴルフを貫けるんだろうけど、私は自信がない(笑)。


2018/1/10 (1502445hit)  違うと思う


 日本ゴルフ協会(JGA)はプロ・アマチュア含めて日本のゴルフ業界のトップに立つ団体である。組織の目的は、

「当協会は、我が国ゴルフ界の健全な発展と普及を図り、もって国民体育の向上、社会・文化の発展並びに国際親善に寄与することを目的とする。」

 とある。HDCP管理、ゴルフルールの管理、日本オープン等のトーナメントの開催、ナショナルチームの統括、ジュニアの育成などその活動は多岐にわたり、まあ日本のゴルフの元締めといったところか。



 去年の11月、そのJGAの専務理事である山中博史氏が日経新聞(ウェブ版?)で以下のような記事を書いた。(以下、青字はその記事からの抜粋)


日本のゴルフ存続の危機 いま私たちにできること

 と題されたその記事では、まず、

 少子化とともに、年々ゴルフ人口が減っていることは皆さんもご存じのことと思います。

 と始まるのだが、出だしの大前提からおかしくない?ゴルフ人口の現象は少子化とあんまり関係ないと思う。山中さんは「だから(減るのは)不可抗力なんだ」と思いたいんだろうけど、完全に責任転換。

 どれくらい減っているかを説明した後、
 
 目を引くのは、ゴルフ人口の高齢化です。(中略)ゴルフ人口の半数以上は60代以上だということです。

 しつこいようだがゴルフ人口の高齢化と少子化は似て異なるものだ。高齢化は、何十年も現状に甘んじ、長期戦略としての「ジュニア育成」や「若者が気軽にゴルフをできる環境の整備」を怠ってきたJGAの責任である。少子化した結果高齢化したわけではない。

 で、今になってやっと日本ゴルフ協会(JGA)でもこうした事態を深刻に受け止めていますって、20年遅いよね。せめてバブルが崩壊してゴルフ場がどんどんつぶれていた時期に手を打たないと。もうほぼ手遅れです。

 特に力を入れているのはどうやったら「若者がゴルフをやるようになるのか」「親が自分の子供にゴルフをさせようと思うのか」「ゴルフを始めた人が辞めずにプレーし続けるようになるのか」です。

 そうです。競技人口の底上げをしないとどうしようもないんです(怒)。今頃になって慌てているのは滑稽だけど。で、そのためにどうするのかというのが、

 そのためには世界で活躍する選手、スターを育てることが欠かせません。

 錦織圭、藤井聡太、羽生結弦などの例を出し、スターが出る→競技人口が増える→活性化する、って、おいおいおいおい、それ本気でっか?ここまで来て他人任せの運任せか?スターが出てきたら競技人口増えるって?どこまでおめでたいんだ?っていうか、これ、ブラックジョークか何かですか?

 ちーがーうーだーろー!!!

 日本のゴルフが根本的な問題として抱えている、権威主義、排他主義、事なかれ主義、プレーのしにくさ、ハードルの高さ、ジュニアや若者への冷遇、ジジイのスポーツというイメージの払拭、そういう環境整備と地道な啓蒙活動をしないことにはどうしようもないだろうが!!!

 会議室の椅子にふんぞり返ったお偉いさんが、名門コースのゴルフこそが正しい、下々の者は河川敷でちまちまゴルフしとけ。そういう風に考えている特権階級意識をなんとかせんとあかんのだろうか。だから何十年も掛かるし、手遅れだって言ってるんだよ!!

 ゴルフ存続の危機を前にしてアマチュア管轄団体とか、プロ協会とかいっている場合ではありません。日本のゴルフ界を挙げて、オールジャパンで選手を育てる態勢が必要なのです。

 そのオールジャパンに、既得権益を守るためにことごとく反対してきたのがあんたたちじゃないの?本気で改革しようと奮闘してきた若者や革新勢力をさんざん踏み潰してきて、今さら何言ってんだか。

 さらに続く。

 そしてよい選手を育てるためには、よいコーチが必要です。(中略)JGAでは15年末からオーストラリアのヘッドコーチを務めていたガース・ジョーンズ氏を招き、コーチング専門職の立場から指導してもらっています。(中略)我々としては、ジョーンズ氏のような優秀なコーチを全国各地区に配置できればよいのですが、そのためどうしてもコーチの養成と予算が必要です。

 はいまた出ました他力本願&金さえ払えば解決するだろうという思考。ジュニアが回れるコース、ジュニアが格安で練習できる練習場、スナッグゴルフ普及のために学校などと地道に折衝して少しづつ裾野を広げていく、ゴルフという文化を根付かせる、そういう努力をする気はないのねふーんあっそうバカじゃね?

 コーチを呼ばれて喜ぶのはごく一部の限られた、そして恵まれたジュニアたちだけであって、そんなものはゴルフ人口を増やす要因になるはずがない!まあスタート地点から全部考え方が間違ってるんだから仕方ないけど、

 選手の強化とゴルフ存続の危機はまったく別問題!!そんなことすらわからんのか?頭大丈夫?

 しかも。その足りない予算を、あろうことか、

 そこで、JGAではプロ団体や、他のゴルフ団体と一緒になって寄付金を募ることにしました。

 お前らが何年かかっても撤廃できないゴルフ場利用税を、ずっと真面目に払って貢献してきた一般ゴルファーにさらに金出せって?もうどこまで厚顔無恥なの?

 目標としては年間2億5000万円から3億円くらいを次世代ゴルファーの育成資金としてつくっていきたいと考えています。

 どうせ三分の一は役員報酬で消えるんだろ?であと三分の一は広告代理店が吸い上げるんだろ?っていうかそもそもあのね、たった3億で何ができる?3億ぐらいだったら今までさんざん甘い汁吸わせてきた

 電通や博報堂に出させたらどうや?2億や3億、あいつらにとったらはした金やろ。




 山中専務理事さん、あなたが結局言いたいことは、「いまゴルフ業界は大変」「スターが必要」「そのために優秀なコーチが必要」「でもそれにはお金がかかる」「だからみんな寄付してね」って事だよね。

 じゃあお前らは何すんねん。

 スナッグゴルフの器具を全小学校に行き渡るようにするとか、学習指導要領の体育にゴルフを組み込む努力をするとか、学生がもっと気軽にゴルフできるようバックアップするとか、薄暮プレーをジュニアや初心者に開放するとか、チンピラみたいなプロゴルファーを矯正するとか、

 もっともっと、額に汗してやるべきことがあるんとちゃうんか?

 呆れてものも言えんわ。


2018/1/12 (1502708hit)  クローズ


 またホームコースに独りで。

 朝7時に起床。今日は特別に寒い。完全装備が必要だ。ヒートテックの肌着上下、裏起毛のアンダーウェア、腹巻き、ポロシャツ、パンツの下に履くネックウォーマーに暖パン、使い捨てカイロを2個。後は足先用の使い捨てカイロとダウンジャケットで完璧だ、と思いながら朝食をとっているとコースから電話が。

「昨日積もった雪が解けず、今日は(たぶん)クローズになります」

 せっかくやる気だったのに。仕方ない。近くのパブリックコースへいこうかとも考えたんだけど、この時期に河川敷の手引きカートはきつい。大阪パブリックとかは当日1人でエントリーさせてくれないだろうし。

 でも、この日は昼になっても日陰の氷が溶けないぐらい気温が低く、最高気温も5度ぐらいまでしか上がらず、風もそこそこ強く、数日前にかかったのど風邪も完全に治っていなかったし、もしラウンドを強行していたら体調が悪くなっていた可能性が高い。クローズになってよかったかもしれない。

 もう若くないんだからあんまり寒い時は自粛するように>俺。


 で、昼までうだうだと過ごし、昼過ぎに近くのえべっさん(残り福)へ行って熊手を買い、自動車ディーラーを冷やかし、ユニクロへ寄り(もう冬物はほとんどなかった)、昼ごはんはマクドナルドで1人ピリ辛ダブルチーズバーガーを食し、そして練習場へ。

 100球しか打たなかったけど、体幹に力入れながら打ってたら結構疲れて汗をかいた。調子はまあまあ。今日ラウンドしてたら5アンダーぐらいで回れそうな気がする。まあいつもそう思いながらラウンドして大叩きするんだけど。

 家へ帰って熱いシャワーを浴び、何となくうだうだしていたら夕方になり、夜になり、ご飯を食べたら眠くなり、就寝。いやあ残念な1日だった。


2018/1/15 (1503041hit)  ニュー練習器具


 実は正月明けぐらいに風邪をひき、先週の日曜日ぐらいでピークを迎えたもののまだ治りきっていない。たかが風邪が2週間近く治らないって、ああ歳は取りたくないもんだぜ。

 そういう理由もあり、昨日はいつもなら薄暮プレーに行くんだけど完全に日没が掛かりそうな時間帯、相当寒くなることが予想されたので大事を取って回避。

 しかし先週の木曜日は雪でクローズだし、その前の連休も家族でスターウォーズ見に行ったり体調不良だったりしてラウンドしてない(練習は3回ぐらい行ったけど)、そんな感じでなかなか日記を書くモチベーションが上がってこない。

 トーナメントのことでも書こうかと思ったけど、ソニー・オープンも日本の賞金王と2位の2人が雁首揃えて予選落ちしてるし(新婚旅行気分と陰口叩かれても仕方ない)、なんだかねえ。片岡と今平の健闘は素晴らしかったけど、いかんせん地味だ(ごめんね)。


 などと思っていたら、1つネタを思い出した。去年末、こんなものを買っていたのだ。





 シャフトが柔らかくて、先に重りがついてて、とにかく速く振る事ができる素振り練習器具。最近「思い切り振る」というのがマイブームで、それができる器具を探してたんだけど、某サイトで4000円を切ってたので即買い。


 まず左手1本で素振りを10回ぐらい、だんだんスピードを上げながら最後には最速になるように。次に右手だけで同じ素振りを10回。最後に両手でとにかくできる限り速く振るのを10回。

 これを1クールやると、この時期でもけっこう汗を書いて腹筋が痛くなる。ふだんいかに楽をして振ってるかということが分かる。楽をして、というよりも加減して、という方が正確かな。

 で、こいつを思い切り振り回した後、4Wに持ち替えて同じイメージでスイング。なぜドライバーじゃないかというと、ドライバーだと思い切り振り遅れちゃうんだよね。あかんけど。バランスとかイメージが一番近いのが4Wなのだ。

 そうやって振られた4Wのショットは、まあ普通に振ったときと同じぐらいしか飛ばない(ヘッドスピードは上がってるけどミート率が落ちてるんだと思う)んだけど、それでも振り切る気持ちよさっていうか「インパクトで合わせる感」無く振り抜けるっていうのはいい練習になるなあと感じる。


 寒さもあり、歳のせいもあり、だんだん振れなくなってくるから、今のうちに抵抗しておきたい。っていうか、上手い人ってやっぱりきちんとクラブを振ってるもんね。そういうゴルファーになりたい。


2018/1/17 (1503360hit)  二八(にっぱち)


 二八(にっぱち)という言葉がある。商売で、2月と8月は売上が落ち込む法則のことを言うんだけど、この日記もこの時期本当に書くことが少なくて困ってしまう。「いや商売とちゃうし。そもそも今は1月だし」という声もあるが、まあ気分の問題なのでご理解いただくとして。

 で、巷でもよっぽど話題がないらしく、TVでは未だに大相撲がああだ、横綱がこうだなどと言っている。いや、何度も言うけどそこまで興味ないし。横綱が張り手やかち上げしたらあかん?どうでもいいし。でもあんまりしつこいのでこれをネタにしようと思う。



 白鵬がその立ち会いで張り手やかち上げを多用するのはいかん!横綱に相応しくない相撲だ!などと親方や相撲協会が苦言を呈している。

 「横綱相撲」という言葉があるように、横綱たるもの、格下の力士がぶつかってくる立ち会いに対して、たとえ不利になろうとも正々堂々と受けて立ち、変化したりいなしたりという小細工をするな、と言いたいのだろう。つまりは勝つために小さくせこい相撲を取るな、ということだよね。

 相撲道ではそういう考え方、不文律が「美学」、あるいは「相撲の精神」として受け継がれてきた。日本男児、益荒男のダンディズムであると。


 しかしだ。私が思うに、日本の国技を守るために日本人以外の力を借りざるをえなくなっているという現代である。日本人が横綱になった、日本人が優勝したと大騒ぎするような時代に、そんな不文律だけを必死で守らせようと考える親方や相撲協会理事や横綱審議委員会の姿は見ていて滑稽である。っていうか、そもそも矛盾してなくね?

 本気で伝統を守りたいんだったら、相撲内容が横綱に相応しくない事を理由にとっとと引退勧告すればいいだけの話じゃん。

 っていうか、そういう不文律をここまで事が大きくなるまで教えなかった、注意しなかった(できなかった)、親方や年寄がそもそも悪いんじゃないの?横綱に遠慮して、ビビってきちんと指導出来なかったのお前らじゃん。それ以前に、

 そんな勝ち方しかできない、さらに物言いを付けるような、言う事聞かないようなやつを品格抜群とか言って「横綱に推挙」したのって誰?お前らじゃん。

 だから筋を通すなら、白鵬に引退勧告、白鵬の部屋の親方は年寄株取り上げ、横綱審議委員は全員クビ、それでいいんじゃないの?え、それは困る?

ほな白鵬のやることに最初から文句言うなよボケ老人どもがよ(怒)!!

 白鵬の態度に問題がないわけじゃないけど、そもそも論として悪いのは誰なんやと。それに目をつぶって老害が白鵬ばっかり責めるのは盗人猛々しい、とまで言っていいんじゃないかと思う。



 えーっと、典型的なクソ老害どもがのさばってる相撲界なんて、はやく滅びればいいと思いまーす。


2018/1/19 (1503667hit)  またホームコース1人ラウンド


 またホームに独りで。誰か友だちになってください。

 60代後半の男性3人の組に入れてもらう。2人は前の組のコンペ(っぽい集まり)のメンバー、もう一人は私と同じように1人で来られた方だ。え、コンペ?そう、コンペ。

 コンペの組に他人が入るって、なかなか無いことだ。いや、他人を入れたくないなら2バッグとか3バッグ限定で予約するという方法もあるにはあるんだけど(割高にはなる)。

 でも、3人とも素晴らしい紳士で、私のような若輩者に対してもきちんと接してくれ、楽しいひと時を過ごすことができた。スタートホールでいきなり「hiroさんはHDCPおいくつですか?」と聞かれたのには閉口したけど(笑)、それもまた修行。


 で、この日は。



 パット数が30と少なかったのはパーオンが壊滅的に少なかった(4ホール)から。

 チップインバーディは8yぐらい、ホントにたまたま。でも全体的にアプローチは(この時期にしては)良かった。緩まないこと!

 ドライバーは悪くはなかったけど良くもない(芯に当たったの2発ぐらい)。

 アイアンもそこそこなんだけど距離感が合わない。グリーンが凍っている時ように買ったディスタンス系ボール(ブリヂストン・ヒットストレート)を使ったせいだと思うんだけど。ウェッジで10yオーバーとか。キャリーとランと両方伸びるから、短いアイアンになると余計にズレるんだろう。

 しかしそれより、この日は(も?)短いパットが全然ダメ。松1番で70cmを外して疑心暗鬼になり、松2番80cm、松6番90cm、7番1m30cm、後半も8番1m20cm、9番90cmを外す。しかも打てなくてへろっと外れるという、一番あかんやつ。


 まあパットは悩みだすとキリがないので、そんな日もあるさ、ということで。


2018/1/20 (1503825hit)  遠球先打


 ホームコースの薄暮で知り合ったゴルフ仲間のNさんから連絡があり、某ゴルフ場で不注意から大怪我をしてしまったとの事。Nさんは私より若く落ち着いている人なのに、それでもそういうアクシデントに見舞われてしまった。Nさん、心よりお見舞い申し上げます。

 小学校の頃から注意力散漫でオッチョコチョイで調子乗りの私など、本当に他人事ではない。現に、毎週のようにラウンドするようになって17年、その間にコースで捻挫すること2回、肉離れを起こすこと2回、ひざの靭帯を損傷すること1回、ウォーターハザードにはまること1回、コケること数十回、心に傷を負う事数千回という実績の持ち主である。

 これから年老いていき、運動神経も反射神経も落ちてくる。しかしそういう要注意な性格は治らないだろう。つまり今後ますますアクシデントに注意しないと、下手をすると命にかかわるような怪我をする可能性もある。

 ゴルフ場で死ぬのは悪い死に方じゃないけど、いろいろな人にとんでもない迷惑をかけるだろうし、くれぐれも気をつけなければと思う。




 さて、ゴルフ場での怪我といえば打球事故だけど、毎週のように知らない人と回っていると結構ヒヤッとすることは多い。こういう事故はふだん気をつけていてもふっと気が抜けた時、あるいは「まあ短い距離だし/だいぶ離れているし大丈夫だろう」などと思ってしまった時などに起こるんだよね。

 特に怖いのが年配のプレイヤー。自分の球だけに集中する傾向があり、さらにコミュニケーションが苦手な人が多く、お互いに声を掛け合ったりしないし、そもそも他人のプレーをほとんど見てなかったりするんだよね。

 いや、もっとはっきり書こう。4人で回ってるのに、まるで1人だけでプレーしているような人は結構多い。私が経験した例だと、

・パー4の3打目(だいたい50〜100yぐらいの場所に散らばってる)を自分のペースで(一番近い距離でも)打つ。あなたのすぐ後ろに遠い人がいるんですが。

・その遠い人が次に打つ時、すぐ斜め前に人がいるにも関わらず打っちゃう(ちょっとでも横へ飛ぶと危ないのに・・・)

・2人ほとんど同時に打つ。まったく他人を見ていない。

・3人がグリーン近辺にいて50yぐらい手前から打ってくる。前へ行ってる方も悪いんだけど、その人チョロばっかりでしかもゆっくり歩くからどうしても追い抜いちゃうんだよ。でも、「打ちま〜す」って一声掛けるよね普通。いきなりカツン!って。

・グリーン周囲のアプローチ、一番遠い私が素振りをしていざ打とう!とバックスイングした瞬間に前の方から「コツン」という音が。こっちのほうが明らかに遠いじゃん。仕方なく仕切り直してもう一回イメージ出して素振りからやり直し。




 これは偏見かもしれないけど、競技にめったに出ない人、出たことのない人はやはりこういうところが疎かになりがちだ。パットなんかは特に遠い方から打たないと有利不利が出てくるから、競技に出る人はシビアだよね。

 あと、高齢者の場合、何十年もそのやり方でゴルフをしていて今まで事故が起こっていないという変な自信があるため、人が前にいようが打っちゃうんだろうね。「昔はクーラーなんて無かった」症候群。

 だから、来年もし「準備ができたら先に打つ」というルールに変更になった場合、こういう高齢者や競技未経験者に事故が多発するんじゃないだろうかと心配してる。「先に打ちま〜す」「よかったら先打ってて〜!」と声を掛け合えばいいだけの話なんだけど、なぜか高齢者はこういうことをめったに言わないしね。まあそのメンタリティは何となく分かる気がするけど。


 でも、そんな事言ってる私も、上の怪我の話じゃないけどこれから10年20年経つうちに無神経になって「ヘンコで自分勝手なオッサン」と思われる可能性は十分にあるので、しっかり気をつけようと思った。


2018/1/22 (1503986hit)  当たり前の話


 人は1人1人考え方が違う。その色々な考え方は、社会的あるいは倫理的なものさしで測れば正しい・正しくないという差はあるだろうけど、哲学的に考えれば「差」はあっても「優劣」はない。

 仕事に対する取り組み方もそうで、例えば飲食業であっても「とにかく安い」「安くて美味い」「高いけど美味い」「落ち着いてくつろげる雰囲気の場所を提供する」「マスターが個性的」「伝統を守る」など色々なスタンスがあるが、そのどれが絶対的に優れているかという議論はナンセンスである(儲かる・儲からないというものさしはあるだろうけど)。

 そしてゴルフ。「1打でも少なくホールアウトする」という普遍的なものさしは存在するけれど、最近、それが絶対に正しいものではないし、それこそ人それぞれでいい、とやっと思えるようになってきた。


 ドライバーの飛距離にこだわる

 ライバルに勝つ

 理想のスイングを追求する

 昼食時の一杯を楽しむためにゴルフをプレーする

 ファッションを楽しむ

 健康のためにゴルフをする


 こういう楽しみ方も間違いなくありだし、人それぞれだし、そこに優劣も正誤もないんだよね。さらに言えば、


 スコアよりニギリが大事

 異性との出会いを求めてゴルフサークルなどに入る

 現実から逃避するためにゴルフに熱中する



 なども、そういう楽しみ方をしている人を捕まえて「間違ってる」なんていうのはそれこそ偏狭で大きなお世話だよなと、やっと判った。反省である。


 蓼食う虫も好き好き。人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ。ちょっと違うかもしれないけど、まあそんな感じ。しかしこんな当たり前のことに50過ぎて気づくなんて、そりゃ友達いないはずだわな俺。

 でも、私自身は、出来る限りスコアにこだわってゴルフと接していきたいなと思う。っていうか、そういう楽しみ方しかできないんだよね。何の事はない、自分自身が一番偏屈で柔軟性がない野郎だった、という結論。


2018/1/23 (1504146hit)  夢の話


 昨日見た夢。

 ホームコースではない、でも数回はラウンドしたことのあるどこかのゴルフ場でラウンドする私。何かのコンペのようだ。

 1番のティグラウンドは四阿(あずまや)みたいな建物の中にあり狭い。おまけにその四阿の中には10人ほど人がいて、危なくて仕方がない(ティショットのミスを人のせいにしたいという願望か)。

 「今から打つので、ちょっとどいてもらえますか?」と言いながら、それでも窮屈なティショット。ボールは左ドッグレッグの左ぎりぎりに飛び、林の中かフェアウェイへ出てきたか微妙な感じ(自分のティショットに自信がないことの現れ)。

 2打目地点へ行く。林の中で同じ銘柄のボールを見つけるが、微妙に違うようだ。そのボールをとりあえずポケットに入れる(コースのロストボールをもって帰りたいというみみっちい願望か)。

 その林の中には先行組のプレイヤーとなぜか小さい女の子がいて、ボールを一生懸命探している私に話しかけてきたりする。いや、忙しいんだけど(ロストボールが見つからないのを他人のせいにしたいという願望か)。

 林の中では見つからないので、フェアウェイへ。落下地点になぜか小さな廃屋が建っていて、中には水が溜まり木箱や得体の知れないガラクタが浮いている(昨日アマゾンプライムで見たゴースト・イン・ザ・シェルのイメージか)。

 その中で、比較的新しいボールを発見。これだ!と思うも、XXIOというロゴが見えて違うと分かる(XXIOブランドには興味があるが、まだ使いたくないという深層心理か)。

 結局その廃屋の中でも見つからない。気がつけば後ろの組がもうすぐ後ろにいて、無言でプレッシャーを掛けてくる(人の目を気にする私の性格を表したものか)。

 ああ、困った、またあの狭く人の多い四阿へ戻って打ち直しか・・・・と思っていたら、お腹が痛くなって目が覚めた(精神的ストレスにより体調が悪くなるという私のひ弱さが表現されている)。

 など、人の夢の話なんてどうでもいいですねごめんなさい。




 では現実的な夢を。夢というか、今年の目標的な事をまだ書いていなかったので。

・平均スコア83.5以下

・平均パット数33.2以下

・月例競技で優勝

・7月のキャプテン杯で優勝

・10月のクラブ選手権で予選通過+1回戦突破

・11月のしゃくなげ杯でベスグロを獲得する


・HDCPを減らす

・怪我をしない


 すごく即物的というか必死すぎるというか。夢と言いながら「夢がない」目標ですなあ。あまりにも面白くないので、追加。

・海外へゴルフ旅行へ行く

・今まで行ったことのないコースへ最低3回は行く

・ドライバーを買い換える

・◯と一緒にラウンドする



 12個のうち、いくつ実現できるかな。まあ半分実現できたらいいね。


2018/1/24 (1504298hit)  凍ったグリーンの攻略法


 なんでも何十年に1回の寒波だそうである。ここ近畿地方でも最低気温がスクラッチ以下、最高気温が片手の日が続いている。

 雪でクローズになるのは困るけど、霜で真っ白になったコースは美しく、またカチコチのグリーンはこの時期にしか楽しめない、と考えるとまた氷点下のコースも乙なものである。

 さて、そのカチコチのグリーン。ダイレクトに届けば跳ねて奥へ、ショートさせればアプローチが難しい。乗ってもパットのフィーリングが出ない。どうやって攻略するか。これはもう簡単。

 スコアカードのパーに1打足す。

 もうこれしかない。つまり、凍ったグリーンで普段通りのプレーや普段通りのスコアを出そうと考えることは大間違いだ、とまず考えるのだ。プロでもパープレーは不可能じゃないかなと思う。だったら、最初からボギーがパーだと思ってプレーすればいい。

 パー3はアプローチしやすいところを狙う。パー4は2打目で以下同文。パー5も同じ。パー5だから2打目でグリーンに近づけて、なんて考えちゃダメよ。そういうときに限って大叩きするんだからね。

 つまり、凍ったグリーンはスコアを出すためではなく、

 いかにボギーで上がるかを考える練習のためにラウンドする

 というのがたぶん正解。あと、パーを取りたい、パーオンしたいという欲を抑える忍耐力を養うとかね。


 いくら気温が低くても、1日中グリーンが凍っていることは稀だ。だからそういう我慢は長くてもフロントナインの9ホールだろう。午後からは思う存分パーオンを狙えばいい(いや、元々3割ぐらいしかパーオンしないけど)。


 それでも、どうしてもパーを取りたい、良いスコアを出したいというなら、グリーンの外からのランニングアプローチを練習するしかないんじゃないかな。7アイアンとかユーティリティとかパターとか、使うクラブはなんでもいいと思うけど、50y以内から転がして1ピンぐらいに寄せる、そしてそれを入れる。それぐらいしかパーを取るチャンスはないと思う。

 そのためには、前もって50y以内のランニングアプローチを練習しておかないとね。たぶん2〜3ヶ月も練習すれば相当距離感が養えるんじゃないかな。

 その頃にはもう春が来るんだけどね。



2018/1/26 (1504593hit)  ゴルフは心


 えーと、一昨日、凍ったグリーンがあれだとか、スコアカードに1打足すとか、ボギーで上がる練習だとか、色々くだらない能書き垂れてたけど、

 ぜーんぶ撤回します。







 昨日は仲間内の競技会(GB月例)で聖丘カントリーへ行ってきたんだけど、ご存知のように最低気温氷点下、最高気温が4度、今シーズン一番の冷え込みになった。当然グリーンはカチンコチン、体は着ぶくれで動かず、まあボギーペースでも上出来かなと思いながら丁寧に無理せずラウンドしたらなんと前半2オーバー。

 で、体も動くようになってグリーンもだいぶ表面が溶けてきて、もう70台は絶対じゃんと思いながらスタートした後半は。

 2OBに3パット2個にパーオン2つだけで11オーバー。



 結論:ゴルフは技術でも体力でもなく、コースの難しさでもなく、99.9%「心」です。


2018/1/27 (1504748hit)  何なの?


 昨日のラウンドから。前半西コース。

 1番は165yパー3。奥へ行ってもいいと思いつつ、1番手上げて軽く打ったら筋ってピン下にオン。2パットパー。

 2番はティショット7割ぐらいの軽めで、結果狙ったところへ。2打目が175y、4アイアンでグリーン右サイドまで行けばいいかと軽く打ったらそこそこの当たりでグリーン右サイド。3打目チャックリ(枯れててもティフトン芝は抵抗が大きい)、4打目も寄らず。でも4mぐらいが偶然入ってナイスボギー。

 3番もティショットは8割ぐらいの力でフェアウェイセンター、から傾斜で左ラフ。2打目は130yぐらいで8アイアン、クォーターショットで花道から転がっていってピンハイにオン、2パットパー。

 4番パー5、ティショットはまた軽く打ってほぼ完璧、2打目7Wはヒール引掛けで左ラフ、3打目140yを7アイアンのクォーターショットでポーンと打ったらまた花道から転がり乗って2パットパー。

 以下同じような感じで前半2オーバー。


 自慢したいわけではない。言いたいのは、何の期待もせず、けっこう適当に(一番手上げて軽く)打ったショットがことごとくラインが出て狙い通り飛んだりグリーンオンしたって事。

 今まで俺が必死にやってきたゴルフって一体何なの?

 今まで必死に力入れて振ってたスイングって一体何なの?


 ダウン着て、ネックウォーマー付けて、体が8割ぐらいしか回らないような状態で7割のショットして2オーバー。午後ちょっと欲を出し、力入れて振ったり打ったりしたら11オーバー。

 ほんとに不思議だわ。不思議っていうか訳わからん。




(この「真冬の聖丘CC大波事件」が、hiroのゴルフ観やスイングを根本的に変えるきっかけになる事を彼はまだ知らない。そして、彼がそれに気づくのはまだまだ先なのであった)


2018/1/29 (1504888hit)  1月月例競技


 ゴルフは99.9%心である、とつい最近、誰かエロい人が言っていたような気がする。それに今回私は、

 ゴルフの心は上がり3ホールで試される

 とつけ加えよう。



 真冬の、そして今年最初の競技、ホームコースの月例。まあこの時期だしネットパープレーならけっこういい所までいけるんじゃないか、それが無理でも3オーバーぐらいまでならいいか、と思いつつスタート。

 もちろんティグラウンド、グリーンはカチンコチン。防霜シートの部分だけは緑色だけど、練習グリーンで確認した所その下も凍っている。

 梅1番、ティショットは右バンカー。2打目90y、手前から転がして乗せるのにハーフショットの番手を9番とPWで迷って9番にするも、ナイスショットすぎてグリーンに直接オン(アホだ)、奥へこぼれる。3打目のアプローチはまた芝に負けてエッジまで。いきなりダボスタート?と思ったら4打目のアプローチが偶然チップイン。派手すぎるパー発進。

 2番ティショット右ラフ、2打目140y打ちおろしを7アイアンのクォーターショットで転がし乗せて2パットパー。

 3番パー3はティショットへっぽこスライス、2打目40yを8アイアンで転がしたら大オーバーして奥のエッジまで、3打目寄らず、2パットダボ。グリーン付近からの転がしは9番ぐらいがいいかも。

 4番パー5、3打目110yから8アイアンハーフショットで転がしてオン、2パットパー。グリーンに直接落とせば全部アウトなのでなかなか面白い。

 5番パー4、ティショット4アイアンは捕まって左バンカー、2打目110yはPWはの距離だけど9番のクォーターショットでグリーン手前まで。グリーンまで1y、マウンドを越えてスライスするややこしいアプローチ。ユーティリティの転がし(やっと出番が来たぜ!)で1mに、今日一番ドヤ顔のパー。

 6番は2打目95y打ち上げ、PWをダフってベタピン(笑)、1パットバーディ。



 ここまで1バーディ1ダボの1オーバーできすぎ。しかし上がり3ホールで実力発揮。

 7番パー3はバーディオナーで気持ちよく何も考えずにグリーンを狙ってしまいコーン。奥のラフから何とか3mに寄って2パットボギー。

 8番はティショット完璧、2打目130y打ちおろし、8アイアンハーフショットはボール3個分ぐらいダフる。3オン2パットボギー。

 9番パー5、3打目105y、9番のハーフショットを左30度ぐらい引っ掛ける。やっぱり付け刃はダメだね。寄らず入らずのボギー。

 というわけで上がり3ホールボギーで帳尻合わせ。



 後半はミスショットがだんだん増える中、何とかしのいでたんだけど。

 何の変哲もない5番パー4はこの日を象徴する内容だった。

 ティショットは左へ引っ掛け、2打目が155yつま先下がりラフから打ち上げ砲台グリーン+奥はダメという状況。4番ユーティリティのハーフショットで転がし上げる作戦を取る。うまく当たったけどつま先下がりの分右へ出てバンカーへ。バンカーから25y、色気が出てショートしてエッジ、最初のパットは曲がりを逆に読んで(何年ラウンドしてんねん)横へ1.5m、これを外して素ダボ。

 ここで問題。2打目のライからグリーンオンを狙った(=パーを狙った)事が分不相応だったのか。7番などで花道を狙い、そこから寄せワンという手もあったのではないか(花道からのアプローチは難しくない)。

 それとも3打目のバンカーショットで(寄せてパーという)欲が出たのがいけなかったのか。とりあえず乗せてボギー狙いが正解か。

 あるいは3パットがトホホだったのか。

 まあ全部悪いと言えば悪いんだけど。2打目も3打目も欲にまみれたショットであることは確かだ。


 6番パー3、145y。奥がイヤ(木に囲まれたグリーンで、まだ硬い可能性があった)なので短め(8番)のクラブで。グリーン手前に乗るが、ピンはグリーン奥。20m弱のパットを3mもショートさせて3パットボギー。これだけ長いパットだから3パットは仕方ないけど、7番のクォーターショットで打つべきだったかなあ。でも奥へ速いし、奥へこぼすと難しいしなあ。


 7番、8番と気を取り直し、謙虚なゴルフでパーで通過。ここまで2ボギー1ダボで4オーバー。最終パーならミッションコンプリート、と思ったら。

 ティショットでありえないぐらいリキも、絶対に入れていはいけないあごの高いバンカーへ。そう、ここで「エクスプロージョンでとにかく脱出」という謙虚な心があればボギーで済んでたかもしれない。なのに、何とかパーを取りたいと思った私は残り100yぐらいまで何とかもっていこうとPWを持つ。そして。


ティショットが狙い通りに飛んだ時は少しラフに入ってもフェアウェイキープになっている場合があります。また、今回の82はそこそこの
スコアだけど、午前も午後も上がり3ホールでスカタンがあったので「もうすこしがんばりましょう」にしました)




 いやね、ミスは誰だってする。松山も、タイガーでさえ。ゴルフはミスのスポーツだし。でも、

 傲慢で頭が悪いミスはほんまにあかん。

 何度も何度も同じ過ちを犯してる。パーの欲を断ち切り、ボギーを狙いにいける勇気が欲しい。




 ちなみに今回はじめてご一緒させてもらったT石さん、リキミがなく、いつも同じリズムのスイングで4バーディ、ネット3アンダー。素晴らしい。T石さんのように淡々と、落ち着いたゴルフができるようになりたいものだ。
 

2018/1/31 (1505179hit)  フェアウェイの着色


 某メールマガジンの話題に乗っかって。

 昔は冬のコースといえばうす茶色、というのが当たり前だった。フェアウェイの高麗芝、ラフの野芝が冬は枯れて(正確には休眠)しまうからだ。しかし現在、多くのコースでティグラウンドやフェアウェイ、グリーンを緑に着色している。私のホームコースも、何年も前から気がつけば着色している。



 これは去年の年末に撮った写真だけど、フェアウェイの部分に着色しているよね。芝に着色するなんてなんだかズルみたいだけど、これはこれで多くの効能があるようだ。コスト意識がシビアなアコーディアでもわざわざ大金をかけて着色してるぐらいだからね。



 1,見た目がきれい。ゴルフと言えば芝。芝と言えば緑。緑といえばフジカラー(古い)、じゃなくてフェアウェイ。ゴルフと緑は切っても切れない関係だから、ゴルファーの心理的効果は大きい。

 2,フェアウェイとラフの境目がはっきり分かる。これも明らかなメリットだ(夏よりわかりやすいもんね)。ティショットで狙いを定めやすくなる。狙ったとおり打てないけど。また、そのメリットにより進行も早くなるらしい。

 3.春の芽吹きを良くする。着色すると太陽の熱を吸収しやすくなり、温度が上がる。すると芽吹きの時期が少し早まるらしい。



 なるほどねえ。見た目だけでなく実利的な部分もあるんだね。女性の化粧みたいなものか。スッピンもいいけど、美しく化粧した女性も素晴らしいしね、などと無難で陳腐に終わる。


進む
次の日記へ