日記284
(2018年2月)

去年までの日記

今年の日記

1月



2018/2/2 (1505431hit)  また雪でクローズ


 昨日はホームコースで「一八会」というコンペが開催される予定だったんだけど、起きたら雨。で、うちの家よから直線距離でパー5よっつぶんの距離にあり、200yほど標高の高いホームコースでは、雪がガンガン振り積もりかけているということでほぼクローズ確定。



 朝からメンバー10人ほどに連絡を入れ、順延の予約を入れとあたふたとした朝になってしまった。うう、またお預けかよ。週1回しか休みないのに。くくく(笑っているのではなく泣いているのである)。



 というわけで急遽暇になったので、午後から気になっていたグリップ交換へ。いつもの工房まで30分車を走らせる。私よりやや年下の、ゴルフとクラブが大好きなGさんのところである(イニシャルではありません念のため)。

 Gさんには先代の名人がご存命のころからお世話になっていて、全幅の信頼をおいてお任せしている。グリップを替えてもう2年ぐらいになると思うので、全とっかえかなと思っていたのだが、ウェッジを除くアイアンはまだ使えるということでリフレッシュ(紙やすりで軽く削ったあと液体で拭く)してもらったらほぼ新品に。すげえ。

 で、交換したのはドライバー、7W、ユーティリティ、それからウェッジ2本で計5本。

 7Wのグリップを外した時、スチールシャフトの手元が割れているのを発見。うわあシャフト交換か、と思ったんだけど5mmほど亀裂が入っているだけだったのできれいに修復してもらった。こういう所が嬉しいよね。

 で、他にお客さんがいなかったので1時間以上掛けてゆっくり話をしながら作業してもらった。最近の軽くて硬いシャフトの話、最近のドライバーの話、冬のラウンドの話、工房に来るプロ(S原T一)や大阪学院大学のジュニアゴルファーの話、樹脂系グリップの寿命の話など。なかなかディープで面白い裏話で盛り上がる。


 そうこうしているうちに出来上がり、グリップ(ツアーベルベットラバー)は新品+新品同様に。これでまた気持ちよくラウンドできるはずだけど、その肝心のラウンドがいつできるねん!早くラウンドしたいぜ!と思いながら家へ帰ったのであった。


2018/2/3 (1505591hit)  上がり3ホールの戦い方


 以前私は日記にこう書いた。

 ゴルフの心は上がり3ホールで試される

 では、上がり3ホールをどういう形でホールアウトすれば、その心とやらが満足するのか。考えてみた。




1,しょうもないミスをしない

 緊張してするミスは仕方ないけど、スコアに執着するあまり消極的になってしまうミス、絶対に入れてはいけないバンカーに入れちゃうとかのアホなミスはダメだよね。

2,謙虚さを忘れない

 「飛ばしたい乗せたい寄せたい入れたい」という欲が起こすミス。スコアを意識し「パーを取りたい」「あわよくばバーディを」などと考える事自体は仕方ないと思うけど、そこから冷静さを失ったり無謀な攻めをしてしまったりするのはバカだ。

3,ダボを叩かない

 私の腕なら、ボギーは仕方がない。っていうかボギー上等。でも上がり3ホールでのダボはあかん。OB、池ポチャ、ボギーオン3パットとか。ミスしたときに全力でボギーを取りに行くという「攻めない勇気」を持てるかどうか。

4,前半上がり3ホール、後半上がり3ホールで3オーバーまで

 最低ラインは6ホールで3オーバー。理想的には6ホールで2オーバー。逆に考えると、上がり3ホールでボギーが1つでても上出来だと考える。前半の上がり3ホールで2つボギーを叩いても、後半1つならおkとする。


 とまあそんなくだらないことを考えてる暇があったら1球でも球打ったら?と自分に突っ込む編者であった。


2018/2/5 (1505744hit)  グリーンは2つある


 先週の木曜日、工房へ行ったときにGさんと色々と話をしたと書いたが、その中で一番感銘を受けた話。



 パー5の2打目をレイアップするときにナイスショットが出たり、薄暮プレーでグリーンではなく花道を狙って軽く打ったら乗っちゃったりと、気楽に「乗らなくていい」と考えながら打ったら逆に芯を食って距離も出る。

 でも、きちんとグリーンを狙ったときに限ってイマイチの当たりだったりなかなか乗らなかったりする。やっぱりメンタルの問題と、変な力が入ってるんでしょうね、と私が言う。

 するとGさん、「わかります。hiroさん、そういう時はもう一個グリーンを(頭のなかで)作るんですよ」との事。詳しく聞いてみるとこういうことだった。



 どんなホールにも、グリーン周りにはピン位置によって「外していいゾーン=寄せワンが取りやすい所」と「外してはいけないゾーン=アプローチが寄らない所」がある。で、外していいゾーンを「第二のグリーン」と考え、そこを含めたコースマネジメントをする。

 つまり、外していいゾーンがグリーン手前であれば、その手前にも別のグリーンがあると考えて(あるいはグリーンがそこまであると考えて)ショットを打つ。これにより、狙う場所はだいぶ大きくなり、リラックスして打てるようになり、さらに「手前の別のグリーン」に止まっても満足感が得られる。

 もちろんプロや上級者のように、そこから高確率でパーを取れるとは限らない。でも、「グリーンを狙ってたけど乗らなかったのでアプローチする」という状態と、「狙ったところへ飛び、その上でアプローチに臨む」というのでは心の持ち方が違う。余裕も違う。前者は「ミスを挽回しないといけない」だけど、後者は「計画通り(ニヤリ)」なのだから。



 あと、「第二のグリーン」は花道だけとは限らない。ピン位置によってはグリーン奥だったり、グリーンサイドバンカーだったり、ニアサイドの反対側全部だったりする。そう、自分の腕前、目標スコアに応じて大きくなったり小さくなったり臨機応変に変えることができるのだ。

 アイアンの調子が悪い日とか、距離が長い・難易度が高いホールの場合、さらには風が強かったり真冬で飛ばない時などは、第二のグリーンを大きくして(つまりハードルを下げて)ボギーやむなしと考える。それでも「計画通り」なのだ。精神的に楽だよね。


 ただし、そういう攻め方をする前提として、アプローチとパットのスキルがそこそこ要求される。でないとボギーばっかりとか素ダボがちらほら、とかになっちゃうよね。

 そういう意味では諸刃の剣なんだけど、「第二のグリーンはあそこ」とはっきり意識するというのはすごく面白い考え方だと思う。まあ、一昨日の日記の結論と同じく、能書き垂れる暇があったら練習へいけよって話なんだけどね。


2018/2/6 (1505909hit)  グリーンは2つある作戦の成果


 日曜日、10日ぶりにコースへ。午後3時から薄暮プレー@きさいちCC。「第二のグリーンを意識してラウンドする作戦」を決行してみた。


 1番パー4、グリーン手前花道付近が第二のグリーン。エッジまでの距離のクラブを持ち、軽めにショット。ハーフトップ気味にあたって手前から転がって乗る。結果オーライとも言う。

 2番パー3、220y打ちおろしでいつも「花道狙いあわよくばグリーンオン」という気持ちで打つんだけど、「あわよくばグリーンオン」を捨て花道の第二のグリーン狙いで打ってみた。即ち4アイアンで軽めに。グリーン手前20yに。アプローチはハーフトップしたけど奥からのパットが偶然入ってパー。

 3番距離の長いパー4。ティショットはトップ(トップばっかりやな)、2打目は打ち上げの210y。ここも花道付近が第二のグリーン。7Wで良かったんだけど、冬だし2オンするかもと4Wを持つ(あれ、作戦守ってないやん)。右へ出てグリーン手前の木の後ろへ(やっぱり)。アプローチ乗らず、4打目寄らず入らずのダボ。7Wで打ってたらダボはなかった(と思う)。

 4番パー5。ドライバーはチーピン、2打目3打目は8アイアンでレイアップ、4打目残り95y打ち上げ、ピン手前に大きなバンカーがあるのでグリーン右手前半分と右サイドが第二のグリーン(上へ付くとパットが難しい)。今までならPWでとりあえず乗せるという攻め方だったけど、手前でもいいので100yのクラブでフルショット。偶然ピン下2mに付き、1パットパー。

 5番パー4。ティショットフェアウェイ、2打目145y打ち上げ砲台グリーン。ここも奥と横と右手前(バンカー)がダメで、左手前の花道が第二のグリーン。8番フルショットか7番クォーターで悩んで7番を持つがダフリ引っ掛けで50y手前のサブグリーンのバンカー(絶対あかんやつ)。乗らず寄らず入らずでダボ。

 6番パー3。左は絶対ダメ、奥は次にダメ、右は許容範囲、でも一番いいのは花道。この日はピン位置が手前なのでやっぱり第二のグリーンは花道。130yサイドアゲンスト、8アイアンで軽めに、と思ったら軽すぎて手前10y。でもおk。アプローチが1mに寄るも、ラインを読み間違えてボギー。何回ラウンドしてんねん。

 7番パー4。ここも普通に花道が第二のグリーンだけど、左だけ避ければ他はそんなに難しくない。残り145y打ちおろしアゲンスト、7アイアンでちょいダフリ、ピンやや上にオン。2パットパー。

 8番パー5は打ちおろしだけどとんでもないアゲンスト。つまり北風ピューピュー。ティショットは右ラフ、2打目、3打目で7Wを使うも4打目で80yも残る。ここは奥が絶対だめ、右はバンカー、左がまだまし。ということでピンは2段グリーンの上だけど花道〜グリーンセンターまでが第二のグリーン。センターまでしか届かないように打って下の段にオン。2パットボギー。

 9番はだらだら打ち上げのパー4。ティショットフェアウェイ右サイド、2打目155y打ち上げ砲台グリーン。左手前にバンカー、右サイドが凹地、奥はダメなので第二のグリーンは右手前花道。6アイアンでその右手前へ、アプローチはキャリーがちょっと足りず5mショート、2パットボギー。



 というわけで総括。

第二のグリーンはほとんどが花道付近。

よってセカンドショットは花道狙いが大正義。(いや、そんなん当たり前やし)

 ただし、

ショートアイアン〜ウェッジは本来のグリーン半分まで含めて狙う。

ミドルアイアンは安全にいくなら花道狙い。

それ以上のクラブは絶対に花道狙い。


 って感じで。当たり前すぎるの結論になったけど、大事なことはこれに徹することができるかどうか。徹することができれば、3番のようなダボは大幅に減るだろう。でもパーも減るんじゃないの?と思われたあなた、私は元々パーオン率が4割弱ぐらいなのでそんなに変わらないと思う。むしろ増えたりして。


 あと、一番大事なこと忘れてた。

第二のグリーン狙いだと、ショットのプレッシャーが半減する!

 これは大きなアドバンテージ。入れ込まない、リキまないでセカンド打てるっていうのは快適です。



 ちなみに今回のパーオン率は22.2%、スコアは3ボギー2ダボの43。真冬だし実験ラウンドだしこんなもんでしょう。


2018/2/7 (1506039hit)  日本一簡単なスピンアプローチ


 ウェッジショットのバックスピン。

 低く出てスピンでピタッと止まるアプローチ。

 バンカーからスピンを効かせて止める。




 アマチュアが憧れる「三大スピン」である(っていうか、それ以外のスピンはマニアックすぎるんだけどね。ドライバーのスピン量コントロールとか)。

 で、今回は「日本一簡単な、練習も(あんまり)いらない、スピンの効いたアプローチ」を発見したので健忘録的に。ちなみにここでいうアプローチはグリーンすぐ側からの20y以内のアプローチで、ライは普通(ラフではない)とする。




 先日の薄暮、あと数ホールを残して前が詰まってしまった。二打目地点へ向かって走るカートが1台、そしてティグラウンドに1台。単純に計算して12分ぐらいは待つ必要がある。そして後ろの組はまだ来ていない。

 我々はグリーン周りに戻り、軽くアプローチを練習することにした(コースの人ごめんなさい)のだが、そこでふと何気なく、

 ハンドアップしてヒールを浮かせてショートチップをしてみた。

 よく、ハンドアップしてフェースを閉じ、パットのように打つ「パター打ちアプローチ」はやるけれど、このときはそれとは違って、軽くヒールアップはするけど打ち方はショートレンジアプローチと同じ。即ちボール位置は真ん中よりやや後方、フェースはスクエア〜ややオープン。

 すると、下り傾斜なのに全然飛ばない。っていうかランが出ない。変だ。何でだ?いや、ランが出ないんじゃない、これはスピンが思い切り効いてるんだ!と気づいた。

 なぜヒールを浮かせたらスピンが掛かるのか全然理屈は分からない。打点が少しトゥ寄りになるんだろうけど、それが関係してるのかな。


 しかし、ヒールを浮かせるのでミスに強いし、2バウンド目ぐらいでキュッとスピンが効いて1m以内に止まるので距離感も合わせやすい。注意点は緩まないことぐらいかな。とにかく拍子抜けするぐらい簡単に、憧れのスピンが掛かる。気持ちいい。これは手前にピンが切られている時のショートチップで使える!っていうかちょっとカッコイイ。



 もう少し練習して距離感とかボール位置とかフェースの向きを微調整する必要はあると思うけど、これは間違いなく1UP(ワンナップ)だぜ!



 トゥアーはトバリショー(何となく書いてみたかっただけ)。


2018/2/9 (1506314hit)  スコアも中身もエクスプロージョン


 また一人でホームコースへ。いつもご一緒するK瀬さんと2バッグだった。

 内容はいいところなし。色々工夫しながらのラウンドとはいえ、限度があるだと的な。いくら酷くても80台では回りたいなあ・・・なんて書くと傲慢かな。傲慢ですね。



 パーオンが18ホール中たった1ホールだけとか、パー5の平均スコアがダボ以上とか、パー5になるとOB(2つとも左)打っちゃうとか、3パット素ダボが2つあるとか、パー3で素トリとか、30パットなのに90オーバーとか、まあいっぱい酷い部分はあるんだけども、理由を書くと全部言い訳になるので今日はもうこれ以上


何も言え(書け)ねえ。

 

2018/2/10 (1506314hit)  ラウンド雑感


 一昨日のラウンドで思ったこと。

・パー5のティショットはいっその事フェアウェイウッドで打とう

・トゥ寄りにヒットする時はボールの向こう側(体から遠い方)を見て打とう

・フェアウェイウッドがダフる時はバックスイングでヘッドを低く長く出そう

・上の2つで分かるように、ミスへの対処はできるだけシンプルなほうがいい

・アプローチなどで引き出しが多いに越したことはないが、多すぎるとどの打ち方を使うか迷ったりする。その結果間違った打ち方を選択して打ってミスしたりする。上げる、転がす、スピンを利かすの3つで十分

・ アプローチは体の回転だけで打とう

・ショットも意識するのは体の回転だけで、腕は勝手についてくる意識がベターか。「手をどう動かすか」と考えてしまうと、自然な体の動きがスポイルされるような気がする



 まだまだ、五里霧中。


 (確定申告のため、来週からの更新は大幅に頻度が落ちます。ご了承ください)


2018/2/14 (1506871hit)  薄暮で悲喜こもごも


 日曜日は仕事の用事があったので、月曜日(振替休日)に薄暮へ。祝日はやはり日曜日に比べると人が少なく、おまけに雪がちらつく寒さとあってか薄暮は私一人。つまり1人で9ホールラウンドしてきた。お陰でよく練習できた(コースの人すいません)。

 この日の課題は、

ドライバー:トップから体先行、腕が一呼吸遅れて降りてくる(鈴木愛のイメージ)

アイアン:右肩が下がらない、前傾姿勢キープ

アプローチ:緩まない


 だった。

 ドライバーは良かったり悪かったり。悪い時はプッシュ気味からスライスしてOB。せめて左へ出てスライスしてくれたらいいんだけど、振り遅れてフェースの先に当たるのでプッシュスライスになるんだよね。フェースがきちんと帰ってきて先に当たった時は右へ出てもちょっと帰ってきてくれるんだけど。

 当たりが悪いとどんどん体に力が入ってきて、余計に振れなくなってくるのも悪い癖だ。冬の間は飛距離気にしたらあきませんな。


 アイアン。ダフリばっかりで、それもとてつもなくひどかった。普通のダフリを1としたらこの日のダフリは1那由他ぐらい。桁が違うどころか仏レベルというか地獄の刑罰期間レベル。

 この、人智を超えたダフリは「意識して前傾姿勢をキープしよう」という邪(よこしま)な考えから来てると思うんだけど、手が悪さしてるのか、体が止まってるのか、右肩が下がってるのか、実際のところはよくわからない。

 こうやってラウンド中におかしくなった時、なぜおかしくなってるのか、そしてどうしたら直せるのか、と言うことが分からないと上級者とはいえないよね。いや、だから上級者と思ってないって。ホントに。自分では「上級者もどき」とか「上級者の革をかぶった羊」だと思ってるし。

 でもたぶん、こうやっておかしくなった時こそ、シンプルなスイングをしないといけないんだろうね。あるいは基本に立ち返るとか。アドレスとグリップをチェックして、力を抜くべきところは抜いて、入れるべき所入れる、みたいな。



 唯一の救いはアプローチ。気楽な薄暮のせいか、だいぶ良かった。私のアプローチは「メンタルが病気でイップスで病み上がり」だから、気楽っていうのがポイントかもね。

 しかもコース練習でしかできない発見もあった。


 普通のアプローチ:緩まないよう、小さめのバックスイングから加速気味に

 
日本一簡単なスピンアプローチ(2/7の日記参照):振りに比べて飛ばないので、体の捻転を使ってやや大きめにバックスイング

 これ重要。アプローチは、きちんと打てても距離感がスカタンだったら意味ないもんね。


2018/2/16 (1507158hit)  久しぶりにゴルフ仲間と、


ホームでラウンド。K嶋さん、K藤くん、ありがとう。



 ティショット(4Wで)のチョロ2発、ボギーオン3パット2つを含め、素ダボが3個、4パットが1つと相変わらず何やってんの俺?いやそれが実力やね、っていう感じ。

 まあアプローチがまあまあ良かったし(大きなミスとチャックリがなかった、寄せワン4個、ダボオン1パットのナイスボギー3個)、微妙な長さ(2〜4m)のパットも2つ決められたから良しとしよう。


 この時期はやっぱり「ショットは高望みしない」これが一番大事かも。なかなか練習に行けない、体も回らない、寒さで力が入る、着膨れする、待ってる間に体が冷える、手が冷えてパットのフィーリングが出ないなど、ミスショットが出る条件がミルフィーユのように重なってるからね。

 チョロしたらボギーでいい、アイアンも1番手上げて軽く打ってグリーン周りに飛べば合格、パットも36パット切れば上出来。で90切れたら良しと(でも本当は85は切りたい、などと思っている)。だってそうでも考えないとゴルフやめたくなるもん。



 ラウンド後、◯も合流して4人でO阪市内の「知る人ぞ知る、しゃぶしゃぶ屋さん」に。K嶋先生が連れて行ってくださったんだけど、しゃぶしゃぶと言っても野菜がたっぷりはいった鍋がメインで、それ以外にも洋食ベースの肉料理、締めの茶そばまでおなかいっぱい堪能。いやあ美味しかった!

 では明日からまた確定申告に戻ります。


2018/2/20 (1507600hit)  ウェザーニューズ VS ヤフー天気


 土曜日、アプリで日曜日の天気予報を見てた。

 これがウェザーニュース。



 で、これがヤフー天気。




 結果は。



 結論:ウェザーニュースすげえ。っていうかYahoo天気が・・・


2018/2/23 (1508031hit)  新聞の間違い見っけ!


 こういう話題は旬があるので、放出しとく。

 1週間ぐらい前の、某経済誌(日本K済新聞)に載ってた間違い。永野竜太郎が間違ってるわけじゃないので念のため。



 ウェッジで打つバンカーショットだけに、「リーディングウェッジ」ってか?

 一瞬、日本語表記の揺れかとも考えたけど、「leading edge」だもんなあ。どう考えても間違ってるよなあ。

 いや、だからどうしたん、って言われればそれまでなんだけど。ちなみに、リーディングエッジって「最先端」って意味もあるのね。知らなかった。


2018/2/24 (1508168hit)  GB月例@伏尾GC


 恒例のGB月例(ゴルフバカが集まって毎月第4木曜日に真面目にラウンドする会)が大阪の高級コース、伏尾GCで。



 大阪方面から新名神が開通したので昨日はそれに乗ってみたんだけど、カーナビのデータが入ってないから川西IC(終点)まで行き過ぎちゃって20分ロス。本当は「箕面とどろみ」ってところで降りないといけなかったんだけどね。

 さて、その結果なんだけど。



 グリーンが難しかった。スティンプ9とちょっと速めだけど、微妙なアンジュレーションが読めず、キャディさんが教えてくれる通りに打てなかった。っていうか、ビビって緩みまくったり短いのを3つぐらい外してるようではダメだね。

 でも、短いのが外れる時はハンドダウンになってパターのトゥが浮いてる状態になってるということが途中で分かったのがまあ収穫といえば収穫かな。

 ショットはまあまあ(私の「まあまあ」は世間の「イマイチ」ぐらいなんだけど)で、OBは難しい東2番のセカンドOB(ユーティリティで右プッシュ)が1発。どうせ乗る確率1割ぐらいなんだから、やっぱり花道を狙わんとあきませんな。アホ。

 久々にアプローチのチャックリもしたけど、練習できていないせいだし大丈夫でしょう。


 パー3の平均スコアが3.25(1オーバー)、これはできすぎ。パー5が5.75、これはちょっと残念。理想は5.25(1オーバー)、せめて5.5(2オーバ)だよね。

 パー4は5.0(ボギーペース)。ヘタだねやっぱ。これが4.6〜4.5(パー4つ〜5つ)ぐらいになったらいいラウンドってことになるんだろうね。

 明日は月例。気負わず第二のグリーン狙いでいこう。目標はネットパープレー。


2018/2/26 (1508256hit)  2月月例


 というわけで2月月例である。最近ほとんどというかまったく練習してないので罰が当たりそうな気がしてたんだけど、さてどうだったか。




 ネットパープレーで回れてるじゃん!(長いパットが2つ入るというラッキーがあったけど)。

 フェアウェイキープ率もいいじゃん!(半分以上しょぼいヒール球だったけど)。

 1パットも多いじゃん!(得意のダボオン1パットボギーが2つあったけど)。

 バーディ2つも取れてるじゃん!(両方とも完全にたまたまだけど)。


 でも、いいことばかりだったわけではなく。

 アイアンショットで先(トゥ)に当たる(二番手落ちる)か、ダフって(一番手落ちる)ばっかり。

 そこそこ良いアプローチで1mぐらいに付いたパーパットを2回外す(引っ掛ける)

 上がり3ホールがやっぱりヘタクソ(梅の7番8番、松の9番は難しいんだけど、それにしても)


 でも、トゥに当たる原因はほぼ特定できた(またかよ)。ヘッドアップ(いまさらかよ)してるのと、バックスイングで下半身が全然踏ん張れてない。支点となる部分(右膝とか)が動いてるんだから軸がぶれて前傾姿勢も崩れてそりゃまともに当たらないよね。




 ところで、この日の目標は「自分にできることしかしない」「第二のグリーン狙い」の2つ。つまり超ディフェンシブなゴルフ。そうやって我慢してラウンドしてる方が2つもバーディがくるんだから(いや、たまたまなんだろ?)面白いっていうか興味深いね。

 逆に、「自分にできることしかしない」っていうのは、逆に「究極の攻め」なのかもしれないなあと思ったり。何となくだけど。だってね、例えば200y先のグリーンを7Wで漫然と狙うというのは、一見攻めてるように見えて実は単なる無謀というか無策というかただのアホなんじゃね?と。

 それだったら、そこからパーが取れる確率が一番高いルートを考えて、その作戦を粛々と遂行していくという事が、一番スコアを少なくする方法つまり「攻め」じゃんと。

 もちろん思い通り行かないことのほうが多いんだけど、それでもキレずに「攻め続ける」事のできる方法を思いついちゃったんだよね(またかよ)。それについてはまた後日。 


2018/2/27 (1508452hit)  平昌オリンピック閉幕


 おじさんはもうね、1年分いや4年分の涙を流しましたよまったく。



 有名選手や有力選手が派手に取り上げられる中、自分の道を貫いたモーグルの原大智。


 調子が上がらない中、4年前の借りをきっちり返した高梨沙羅。

 
 絶対王者に本気を出させた、まだ19歳の平野歩夢。



 「金が当たり前」といういちばん高いハードルを、それでもクリアした高木美帆と小平奈緒。


 怪我に打ち勝った羽生結弦と、その王者に追いついた宇野昌磨。


 肋骨骨折を涼しい顔で隠し、痛みを闘志に変えた渡部暁斗。


 さらに。


 圧倒的な体格差とパワーを、とてつもない努力とチームワークで埋めて世界一になった女子団体パシュート。



 妹との確執を乗り超え、155cmしかない体で世界をなぎ倒したマススタートの高木菜那。



 このレースとインタビューは泣ける。何回見ても、再放送でも、きっと何年たっても見たら泣ける。もっと放送しろ。1日中エンドレスで見ていたい。そんな私にもっとティッシュをと言いたい。本当におめでとう!っていうかありがとう!と言いたい(中年のオッサンに言われても嬉しくないだろうけど)。


 そして何といっても。

 本橋麻里から続く黄金の精神を受け継ぎ、ついに花開かせた北見の5人娘たち。そだねー。

 おっちゃんの涙腺からは長野オリンピックの原田(ジャンプ)と同じぐらい、土砂降りのような涙が出たよマジで。そしてインタビュー中、戦いが済んだスウェーデンの選手との美しい抱擁、これがスポーツの素晴らしさだよなあ。



 いや、みんなかわいいから特に応援してるっていう訳でもない、と言えば嘘になるけど。



 もちろんメダルに届かなかった選手も、みな素晴らしい。自己ベストを出したフィギュアの宮原と坂本は自分に勝ったわけだし、実力を出しきれなかった選手も、その4年間の努力は何ら色褪せることはない。

 そうなんだよなあ。結局はなんでも自分との戦いなんだよなあ。ゴルフも、マッチプレーでさえ自分との戦いなんだろうなあきっと。




 スポーツに能書きはいらない。勝者の笑顔と敗者の涙ですべてを物語るから。だからマスコミのお前らは黙ってろと。選手のバックグラウンドをノンフィクション的に紹介するのはまだ百歩譲って許せるけど、小倉やミヤネや修造の感想とか解説とかアップとかいらんですから。興ざめですから。

 ちなみに、私が好きなシーン。



 表彰式でメダル授与が終わり、全員が同じ台に立って笑顔で撮影するところ。そして、



 そこにはライバル心も闘争心も、そして国境も民族も争いもない。ライバルがかけがえのない友人に変わる瞬間。ああ、いかん、また涙が。


2018/2/28 (1508586hit)  プランA、プランB


 先日私は日記でこう書いた。

 もちろん思い通り行かないことのほうが多いんだけど、それでもキレずに「攻め続ける」事のできる方法を思いついちゃったんだよね。それについてはまた後日。

 ねーちゃん、後日っていまさ!(ジョジョの奇妙な冒険より)ということで。



 戦略、特にパー3のティショットやパー4の2打目などでグリーンを狙う時の戦略として、もちろん一番いいのはピンそばに乗せることだけどそんなものはプロや上級者にやらせておけばいいわけで、へっぽこトホホ野郎の私の場合、以前から書いてる

 第二のグリーン狙い

でいくわけだ。お忘れの方のために解説しておくと、本来のグリーンではなく、「次打が寄せやすい花道」や「安全地帯」や「安全なサイドのグリーン面」を含む第二のグリーンを頭のなかで作り、そこを狙っていくという考え方。

 当然ホールや残り距離やピン位置によって第二のグリーンの場所は流動的になるのだが、要は「無理にグリーンを狙わないほうがプレッシャーも掛からないしミスしたときに大怪我しないでしょ?どうせお前はミスするんだし」という事だ。

 つまり、ダボ以上を防ぐというスコア上のメリットと、気楽に肩の力を抜いてショットしましょうというメンタル面でのメリットの両方がある考え方なのである。



 さて話はいきなり変わるが、日本女子の活躍も記憶に新しいカーリングの中継を見ていて、ストーンを置く場所を決める考え方がアプローチやパョットとよく似ているなと感じた。

 特に、難しい局面になった時、「こうなれば理想、うまくいかなくてもこうい結果ならOK、ただ最悪の事態は避けたい」と色々な結果を予め頭でシミュレートしてから石を滑らせる。

 で、「こうなれば理想」をプランA、「まあOK」をプランBとしていろいろな状況に対応しようとしていた。そういう緻密さが氷上のチェスと呼ばれるゆえんなんだろうね。最近この言い方あまりしないけど。



 ここで、ゴルフの事ばっかり考えてるバカの私は閃いたのだ。あ、この考え方応用できるって。例えばグリーンを狙う2打目のショットで(あくまで例です)。

 ピンが切られている側のグリーン面にオン・・・プランA

 グリーンセンターから花道(第二のグリーン)・・・プランB

 ニアサイドのバンカー・・・絶対に避けなければいけない場所


 と、打つ前にきちんと決めてからショットをするのだ。いやいやそんなこと常識だし当たり前だしみんなやってるじゃん、と思われるだろうけど、

 これを一打一打明確に意識化して、18ホールやり続ける

 となるとけっこう難しいと思うんだよね。ミスショットや大叩きってふっと気が抜けたときに起こるし、そしてその1ホールの大叩きが1日のゴルフを台無しにすることも珍しくないし。


 この「プランABメソッド」が「第二のグリーン」と比べて良いところは、攻守のバランスが取れている点、攻め方にバリエーションが出る点だと思う。第二のグリーンは18ホール全てでディフェンス重視だけど、プランABの場合は状況に応じて柔軟に対応できる。

 実際やってみると、プランAつまり狙い通りになるのが1割ぐらい、次善策であるプランBが5割ぐらい、そして想定を超えたミスが3割、最悪の事態が1割ぐらい。けっこう適当な数字だけど。

 で、ここからが大事なんだけど、プランAならすごく嬉しいけれど事前に考えていたことだからそれほど興奮もせず、プランBでも成功だから落ち込まずに喜べる。つまり中庸を保てる。これ大事だよね。想定を遥かに超えたミスや最悪の事態には元々慣れている(っていうか私の場合そういうのが出て普通)ので大丈夫だし。



 というわけで、「LS北見式プランABメソッド」、ずっと続けていきたいと思った。
 


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