日記328
(2021年10月)

去年までの日記

今年の日記

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月


2021/10/1  (1630819hit)   20周年記念企画:今までやってきた練習


 当ウェブもついに20年目を迎える。いやあ20年も続くとおもってなか・・・・え、去年の10月1日に「20周年記念日記・ゴルフの終活」っていうのをアップしてただろって?

(証拠スクショ)


 そうですよ。だって、去年の10月1日は丸19年が過ぎて20年目初日の日記、そして今日は丸20年が無事に過ぎたということで「本当の20周年」の日記だもん。だから間違ってはいない。断じて間違ってなどいないのだ!去年、1年間フライングしたとか、1年間勘違いしてたとか、2001年開設を2000年開設と思い込んでたとか、そんなバカな事、あ、あるわけ無いでしょ!アホじゃないんだから。




 ・・・・はい、思いっきりアホでした。今気づきました。

 というわけで、気を取り直して20周年記念企画。私が今までやってきた練習(ドリル)をすべて振り返ってご紹介するという、スーパースペシャルな企画である。へっぽこトホホゴルファーが如何にしてできたかを知る貴重な資料と言えなくもない(言えねーよ)。

 思い返せば20年以上前から週1~2ペースで練習してきた。最も練習したときで週8回(アホである)。平均して週1.5回、1回150球としても年間75回、11,250球。20年で225,000球である(あれ、意外と少ないな)。その間、どんな練習、ドリルをしてきたか。一挙公開乞うご期待。





 ドリルといえばまずこれでしょう。本格的に練習しだして最初にきちんと取り組んだのが、坂田信弘プロのショートスイング(おすすめ度★★★★☆)。2000年4月頃からで、この頃はよく練習に行ってたので1回50球、週3回、3ヶ月ぐらい続けた。1700~1800球ぐらい打ったかな。

 効果はけっこうあって、これのお陰で人生初の80台が出た。スイングの基礎を固めるためには素晴らしいドリルだと思う。しかしこの頃の平均スコアはまだ90台、100叩くことも珍しくなかった。



 次に細く長く続けたといえばアプローチ1万球チャレンジ(おすすめ度★☆☆☆☆)。「アプローチがヘタすぎるのは練習量が少ないからです」、とK見師匠か誰かに言われたか、あるいは何か本を読んで感化されたのか忘れたが、とにかく1万球打とう。そしたら何か見えるかもしれないと。で、2011年9月から2013年7月まで、約2年弱掛けて達成。その結果は・・皆さん御存知の通り。

 そう、ヘタを固めるだけに終わった。この1万球が教えてくれたことは、ただ闇雲に打ってもうまくならないというその1点のみであった。



 さらに、同時期(2011年9月)から始めた、ドリルB(おすすめ度★★★★☆)。ネットの「某プロゴルファー」に教えていただき、諏訪湖まで行ってスイングを見てもらい、このドリルを伝授していただいた。これも1万球打とうと思ったんだけど、根気が続かず、2000球ちょいで終わってしまった。

 詳細は書けないが、下半身の動きを制限し、ビジネスゾーンのクラブの動きを体に叩き込むドリル。続ければ確実に良いという事はわかってたんだけど、体がキツイんだよねこれ。途中リタイアしてしまった。




 あと、よくやっていたドリルをクラブ別に。

 ドライバー

 アイアンぐらい低いティアップでドライバーショットを打つ(おすすめ度★★★☆☆)・・・右肩が下がる癖を矯正し、レベルに振るドリル。スイングプレーンが安定すると思う。低いフェードを打つ練習にもいい。


 50%や70%の力加減で打つ(おすすめ度★★★★☆)・・・ドライバーショットでリキみやすい人におすすめ。タイミングを合わせるだけでも結構飛ぶことが分かる。スイングプレーンも良くなる。


 インテンショナルどスライス、どフックを打つ(おすすめ度★★☆☆☆)・・・球が曲がるときの体の動きをイメージしやすくなる。たまにやると良いけど、たくさん練習するとおかしな癖がつくかもしれない。


 フェアウェイウッド

 ティアップしてスプーンやバフィーを打ち続ける(おすすめ度★★★★☆)・・・一時期、ティアップしてスプーンばっかり打ってた。ティショットでスプーンや4Wを自信を持って打てるようになると強力な武器になる。やっぱり数を打たないとコースで自信を持って打てないからね。


 ユーティリティ

 200y飛ぶユーティリティのハーフショット、クォーターショット(おすすめ度★★★☆☆)・・・あんまり意味ないように思うかもしれないけど、ラフから160y打ち上げという状況だったり、前方に木の枝がせり出していて低い球で150y飛ばさないといけない状況で、一番安全確実に打てる方法を考えた時、ユーティリティのハーフショットに行き着いた。

 これは実際のラウンドで何度も使っているが、なかなかきれいにグリーンオンというわけにはいかないね。でも、グリーン近くまでは持っていけることが多い。


 アイアン
 
 7アイアンのフルショットで100y打つ(おすすめ度★★★★☆)・・・ヘッドスピードを極端に落としてのスイングで体の動きやスイングプレーンが安定するので、たまにすると悪い癖が抜けるような気がする。


 スライスとフックの打ち分け(おすすめ度★★☆☆☆)・・・アイアンで球を曲げるほどの腕前でもコースで曲げる球を打つわけでもないんだけど、極端に球を曲げるショットはなぜ球が曲がるかの理解につながる。


 ウェッジ~ショートアイアンでハーフショット・クォーターショットの練習(おすすめ度★★★★★)・・・クォーターショットのメリットは3つ、「飛距離を落とせる」「球が低くなる」「スピンが抑えられる」である。そんなに頻繁に使うわけではないけど、クラブ間の距離が残った時、強いアゲンストの時、強い受けグリーンでピンが奥のときの100y以内のウェッジショットなど、フルショットだとナイスショットがミスショットになる可能性がある時に使いたくなる。

 フルショットすらまともに打てないお前が何を偉そうに、って話だけど。


 グリップにタオルを巻いてショット(おすすめ度★★☆☆☆)・・・グリップがユルユルになるので、クラブヘッドが走るイメージを感じることができる。しかしこれはショートアイアンやウェッジでやるべきで、私はミドルアイアンでこのドリルをやりすぎてドライバーのチーピンが止まらなくなったことがある。生半可な知識でドリルをするとえらい目に合う。


 アイアンでマン振りする(おすすめ度★★★★☆)・・・アイアンでマン振り?なにそれアホなの?と思われるかもしれないが、これはれっきとした深堀圭一郎プロ直伝(本だけど)のドリルである。

 例えば9アイアンで120y飛ぶ人なら、130yや135y届かすつもりで振る。すると、アイアンで番手以上に飛ばすためには何が必要かということが理解できる。単にヘッドスピードが足りないのか、ダウンブローに入っていないのか、球が捕まえられていないのかなど。即ちそれは、自分のスイングの弱点だったりするのだ。それを工夫することで、スイングがバージョンアップする。

 あと、応用の効く100%のスイングや80%のスイングは練習しても、120%のアイアンショットは滅多に使わないし練習もしない。それをあえてすることで新たな発見がある。私の場合は「しっかり体(全身)を使わないと飛ばない」という、当たり前だけで重要なことを知ることができた。

 さらに、この練習を続けることでアイアンの飛距離が伸びていく可能性もある。ウッドに比べてアイアンが飛ばない人は是非やるべきドリルだと思う。


 左一本足打法(おすすめ度★★★★☆)・・・2019年1月からゴルディア香里◯店のS水プロのレッスンを受け始めた。その時に初めて取り組んだのがこれ。私のスイング、リバースピボット気味で体重移動ができてないとのことで、インパクトで100%体重が左足に乗ったインパクトを身につけるため、最初から左足一本で立ち(右足は後ろへ下げてつま先立ち)、その状態でハーフショットをする練習を繰り返した。月2回、半年ぐらい。

 これにより、アイアンはターフが取れるスイングに劇的に変わった。そしてウェッジではバックスピンがかかるようになった。ごくたまに(ダフらなかった時)、だけど。


 ステップ打ち(おすすめ度★★★★☆ただし人による)・・・クラブは9番アイアン。両足を揃えて立ち、左足を踏み込みながら球を打つ。ハーフショットでいい。これもゴルディア香里◯店のS水プロに教えていただいたドリルで、しっかり左サイドに体重移動して打つ練習。右に体重が残る人、ダフる人におすすめのドリル。


 連続打ち(おすすめ度★★★★☆)・・・ステップ打ちの応用編。ボールを3個ぐらい縦に並べ、手前から左右にステップしつつ連続で球を打つ。前傾姿勢を保ち、体の正面で球を捌く。ステップ打ちより難易度が高いしとんでもないたまが出る可能性があるのでするのに勇気がいるドリル。


 クロスハンドグリップ(おすすめ度★★★★☆)・・・これもS水プロに教えていただいたドリルで、ホントにいいです。私のように、球を上げようとして右肩が下がる、センスがなくて肩が開く、我慢が足りなくて前傾姿勢が崩れるへっぽこ野郎には効果てきめん。調子が悪くなった時にしばらくクラスハンドで打つと良くなる気がする。特にアイアンショット、アプローチショット。



 ・・・・しかし、これだけドリルしてきたのに全然アイアンが思い通り打てない俺って・・・・orz



 ウェッジ(アプローチ)

 片手打ち(左右とも)(おすすめ度★★★☆☆)・・プロもみんなしているウェッジの片手打ち。左手は体の回転で打つ感じを、右手はスイングリズムとヘッドのなめらかな動きを感じる練習。いいことはわかってるんだけど、きちんと当たるまでに何球か掛かるのと、その日によって全然当たらない日もあるのでいやになって止めてしまった。だから上手くならないんだ>俺


 スプリットハンドグリップ(おすすめ度★★★☆☆)・・体の回転、ボディターンという呪文で腕が振れなくなった時、このドリルは抜群の効果を発揮する。クラブヘッドがビュンと走るイメージは快感ですらある。アームローテーションとは何なのかがはっきり分かるドリル。


 ロブショット(おすすめ度★★★★★)・・・HDCP2のK見師匠に教えてもらった。ロブショットを実際にコースで使う事はまずないんだけど「きちんとしたスイングができていないとロブショットは打てない=ロブショットが打てるようになったらスイングはまあまあ良い」という事らしいので、今もよくやってる。K見師匠なんてマットの上でフルショットして5yぐらいしか飛ばさないもんね。私は30yぐらい飛んじゃう。


 フルショットして30yぐらい打つ(おすすめ度★★★★★)・・・ロブショットと似てるんだけど、スイングそのものはフルショットと同じ大きさで、ヘッドスピードを極端に落として打つ。4秒ぐらい掛けてフィニッシュまで持っていく感じ。芯に当たってポコンと飛んでいけば成功。ゆっくり振るってほんとに難しい。手打ちだと絶対打てないので、体の回転で打つ癖がつく。


 ユーティリティの転がしアプローチ(おすすめ度★★★★★)・・・これは練習というより引き出しの1つなんだけど、ホームコースの練習グリーンのちょっと外からけっこう練習してる(お許しくだせえ、ターフ取ってませんので)。

 もちろんアプローチがビョーキだったからなんだけど、どんなにライが悪くてもミスの確率が激減するし、どんなにミスしてもグリーンには乗るし、真冬は普通に使えるし、時間があったら距離感が錆びつかないように練習してる。


 右足の外に球を置いて上から落として終わりのアプローチ(おすすめ度★★★★☆)・・・上に書いたS水プロにアプローチイップスのことを相談して、最初に教えてもらったアプローチ。30y以内限定だけど、これを1年以上練習し、グリーン周りからのチャックリは激減した(なくなったわけではない)。

 低く出て、ちょっとだけスピンが掛かってコロコロ。56度で20yぐらいまで、50度で30yぐらいまでは小さなバックスイングで打てるし、フェースを開くとスピンも増えてダウンヒルにも使えるし、何より打って終わりなので簡単。イップスからの脱出のきっかけになったアプローチである。



 ・・・・しかし、これだけドリルしてきたのにアプローチ恐怖症がまだ抜けない俺って・・・・orz



 パットに関しても色々やったけど、まあそれはまた話す機会があると思うので(もう飽きたな、こいつ)。というわけで、いくら努力しても凡人は凡人というお話でした。ああなんて悲しい20周年の結論、まあ一生トホホってなさいってことだな。

 あ、今思ったけど、メンタルトレーニング全然してないね。


2021/10/2  (1630906hit)   第88回GB月例@大阪GC


 上田治の最高傑作、THE TANNOWA。


 3番パー4。セクシーに狭まったフェアウェイの先にグリーン、そして海。



 7番パー4。この日はこすり球ながら何とかフェアウェイへ。



 ・・・からの、グリーン。これ、絵じゃないのよ。実際のコースだよ。こんなきれいな景色のコースが自宅から1時間少々にある幸せ。



 精神、技術が高い次元で試される、素晴らしく美しく、そして恐ろしいコース。大阪南部に住んでたら絶対会員になってるだろうな。

 そんなコースで、私の偽物ゴルフが通用するはずもなく。



 前半アウトコースはずーっとパーオンできず、アプローチも寄らず、パットも入らず。最終だけ下りのイヤらしいパットが偶然入ってパーだったけどそれまでがヘボすぎ。世界よ、これが俺の実力だ。

 後半はラッキーなチップインパーとかもあり17番まで3オーバーと頑張るも、最終145yパー3で事件。7アイアンを鬼ダフリ、ピンが見えないような谷底から何とかグリーン奥へオン、下りのパットを横1mに付ける。

 弱かったらちょっとだけ切れるけど、しっかり打てればまっすぐのライン。ジャストタッチだと上を抜けそうな気がしたので、ピンを折るぐらいの力で打ってやれとまっすぐセット。そして、フックラインを弱々しく引っ掛けて外すワタクシ。「上を抜けそうな気がした」という自分の第一印象を払拭しないうちに打ってしまっ(て左へ打ち出してしまっ)たってことだ。

 このダボで3打差を付けていたM岡師匠(バーディ)に追いつかれてしまう。ああ、なんて勝負弱いワタクシ。っていうか、単にヘタなんですね本当にありがとうございました。


2021/10/4  (1631000hit)   2021年度クラブ選手権予選(長文)


 長かった27ホールも終わりを迎えようとしていた。影が少し延びてきた、最終ホールのグリーン上。

 私は10y下りフックという長いパーパットを残していた。入る確率は5%以下。っていうより、今日は(も)5m以上のパットは1つも入っていない。

 ラインの当たりをつけ、距離感だけに注意して、しかしショートだけはしない覚悟でパット。ボールは永遠かと思われるぐらいゆっくり転がり、思い描いていた通りの場所で右へ曲がりだす。左を抜けるかと思った刹那、球の勢いが落ち、まるで自分の意志があるかのごとくカップへ。

 ガン。ボールはピンの真ん中に当たり、次の瞬間視界から消えた。
























 クラブ選手権。Aクラスのゴルファーの多くが目標とする倶楽部競技。今年もその季節がやってきた。私は正直言って当落線上、いつもより少し良いゴルフができれば予選通過できる可能性があるが、2つ3つ事件を起こせばそこで終わりという腕前だ。

 しかし慣れないフルバック、慣れない競技、慣れないスクラッチ。さすがに手が震えることはなくなったけれど、猛者の中でどれだけ自分のゴルフが貫けるか、焦点はそこである。そして、最後まで諦めないこと。

 コースはテクニカルな竹、短くトリッキーな梅、雄大な松という順番。苦手な竹を元気なうちにラウンドできるのはラッキーだ。予測では、竹を42、梅を39、松を41の122ぐらいでラウンドできれば予選通過できるだろう、と踏んでスタート。

 最初の竹9ホールはパーが3つでいい。そう考えると気楽である。



 1番パー4、ティショットはトゥショット(持ち球)でフェアウェイ、2打目が奥を警戒しすぎてショート、アプローチ寄り切らずボギー。

 2番パー3は6アイアンでグリーン手前にオン、2パットパー。

 3番パー4、ドライバーはチョロに近い球。2打目左足下がりからユーティリティで残り110y地点へ、きつい打ち上げの3打目は9アイアンでグリーンオン、2パットボギー。ナイスボギーと言っていいだろう。

 4番パー5。558yだらだら打ち上げ、実質600y近いパー5。競技の時、2回に1回はティショットを引っ掛けてOBを打つ鬼門のホールだ。この日は芯は外したもののフェアウェイへ。2打目4Wもまずまず。それでも3打目は残り180y打ち上げ。U4でグリーンを狙うも、わずかに左へ引っ掛けてバンカーへ。バンカーから6mにオン、しかしそこから痛恨の3パットで素ダボ。短いの外し1個め。

 5番パー4はティショット左ラフ、2打目5アイアンはいいショットが打てて12mにオン、何とか2パットでパー。

 6番は240y、30yの打ちおろしパー3。ここも引っ掛けてOBが多発するホール。ティショット4アイアンは左を怖がって右のサブグリーンへ。アプローチは私にしてはうまく打てたけど乗せるのがやっとで2パットボギー。

 ここまで44ペース。あと2つパーがほしい。あるいは1つバーディ。

 7番、直角に左へ曲がる難しいホール。ティショット4Wはドッグレッグギリギリに飛び木に当たるも、何とかグリーンを狙える位置まで。2打目7アイアン、そこそこの当たりをしたのにグリーン手前、15yもショート。何でかなと思ったけど、これは単純に番手間違いだった。155y打ち上げだもん。アプローチはうまく打てて1mに、何とかパーセーブ。

 あと1つ。8番パー5、ここでのパーがマストだ。ティショットヒール球ながらフェアウェイ、2打目4Wは完璧、残り85y打ちおろし、ウェッジフルショットが残る。ただし左足下がりのラフ。最低でもグリーンオンでパー・・・・のはずが、下から入ってフェースが開き、右手前エッジへ。この期に及んでまだ球を上げに行くという悪癖が出るか。ああへただヘタだ下手だ。アプローチは気合を入れすぎて寄らず、2パットボギー。ああHETAだ屁ただ。

 最終は2打目6アイアンをトップし、3打目40yのウェッジショットは雰囲気を出しすぎてショートさせ(雰囲気を出すなんて10年早いんだよてめえ)、4オン1パットボギー。

 というわけで竹は43ストローク(16パット)。酷いミスが3つあったけど、目標より1打オーバーにとどまったので良しとすべきか。苦手な3番6番7番を2オーバーでしのげたのが良かった。ドライバーのOBもなかったし。でも、もう少し頑張れたよな、という感じ。




 次は得意の梅コースへ。ここは30台、できれば37か38を出したい、いや出さねばならぬ。

 1番パー4、ティショットはこれ以上無いぐらいのヒール球でフェアウェイセンター(笑)。2打目ウェッジショットはちょっとショート、エッジから2パットでパー発進。

 2番パー4、ユーティリティのティショットが右へすっぽ抜けるも法面に当たって落ちてきて右ラフ。2打目9アイアンでグリーンオン。8mぐらいからかな?また短いの(1m弱)を外して3パットボギー。イタタタタ・・・

 3番谷越えのパー3、185y。いつもなら5アイアンなんだけどこの日はアイアンに全然自信がなく、ユーティリティの4番で少し軽めに作戦。距離は良かったけど派手に右へ飛び、サブグリーンのさらに右へ。ボールのところへ行くと、いつも日陰で湿り、さらに芝がスカスカのライ。ウェッジ、いや8番とかの転がしでも100回中100億回ダフる自信があったので、ユーティリティでサブグリーンを突っ切って転がす作戦を決行。何とかうまく転がって、ピンを超えて手前エッジまで。で、ここからの6mがポコンと入ってくれてラッキーなパーセーブ。

 ここまでは最高だった。

 4番パー5。ここは普通のバックティからだったら問題ないんだけど、フルバックは右奥に引っ込んでるので、間口が極端に狭い(下写真赤線)上に、右に曲がる球を打たないとフェアウェイへ行かない。左ラフなら御の字というホール。



 はい、ここでやっちまいました。1発めは右に曲がりすぎてOB。2発目は引っ掛けてOB。9ストローク。+4。30台どころかボギーペースも怪しくなってきた。

 反省するに、最初のスライスは「どんな球をどこへ打ち出すか」というイメージが固まっていないまま、漠然とスライス打てばいいやと思って打ってしまった感じ。2発目はもう「スライスしたくない」という一心で体が止まった。やっと我に返って3球目でスライスが打てたけど時既に遅し。あまりに痛すぎる2連続OBだった。

 もう崖っぷち。いつも刻みまくる梅コースだけどそんな悠長なこと言ってられない。バーディがいる。

 5番パー4、ドライバーでフェアウェイ、2打目引っ掛けて乗らずも寄せワンパー。

 6番パー4、ドライバーでフェアウェイ、ウェッジショットでグリーンオン、2パットパー。

 7番パー3、6アイアンはイマイチの当たりでグリーン右手前、ティフトンからのアプローチが奇跡的に上手く寄って1パットパー。

 8番パー4、4Wのティショット(ここはドライバーはあまりにリスクが大きい)はフェアウェイ右サイド、つま先下がり左足下がりのライから170y、5アイアンでそうとう左を狙うも、捕まらずにスライスして右手前バンカー。バンカーから3Mに、読みが外れて2パットボギー。

 9番パー5。ここで今日イチのドライバーが炸裂。2打目は残り250y。きつい左足上がりなので5アイアンでレイアップ、3打目残り115y。PWは気合が入りすぎて引っ掛ける。この日はショートアイアンを引っ掛けることが多かった。4打目、ラフに浮いた状態からのアプローチ。SW(56度)ではなくAW(50度)を持ったのは下をくぐるのを警戒して。結果は・・下をくぐって大ショート。注意してても腕が伴わなければ単なるヘタと同じ。2パットボギー。

 というわけで得意なはずの梅コースでも43、予定より4ストロークも超過。はい、2連続OBの分ですねー。




 残り9ホール、いよいよ厳しい。でも、全然諦めてないぜ。切れてないぜ。せめて30台を出して意地を見せてやるぜ!

 松1番、後続組の研修会・インターの選手が見守る中、芯を食ったドライバーは軽いフェードでフェアウェイ240y地点へ。やればできる子なんだけどねえ。続かないのがねえ。2打目6アイアンで2オン、2パットパー。

 松2番は打ちおろしとは言え252y(実質230y)のパー3。右奥と左サイド全てがOB。青ティからなら、あるい余裕があるときなら4アイアンやユーティリティで花道を狙うんだけど、この日は初めて4Wを持ってワンオンを狙う。ヒール球で引っ掛けるも、グリーン手前ラフまで。2打目20yのアプローチ、4mショートしてパットも入らず。ボギー。

 松3番は一番難しいパー4。ティショットはどチーピンで左OB方向へ一直線。そう、疲れから体が止まってきているのだ。ここでそれに気づくべきだった。幸い法面に当たってセーフ。ユーティリティでレイアップ、3打目9アイアンはダフって手前、4打目何とか載せて1パットボギー。まあ仕方ないか。

 4番パー5、ティショットはこの日2度めの今日イチでフェアウェイ。2打目残り240y、4Wでできるだけ近くに持っていく作戦。狙い通りいい当たりだったけど、わずかに右へ飛びバンカーへ。ところが行ってみるとバンカーには入らず、バンカーの縁、芝がまだらですながたっぷりという最悪・最難関のライ。しかもグリーンは5mぐらい砲台。万事休す。

 バンカーショットみたいに思い切りダフらせて打つか、覚悟を決めて30yのフツーのアプローチショットを打つか。余裕があれば前者だけど、もう余裕なんて1ミリもない。1000億分の1の確率に賭けてフツーに打つ。緩まない、フォローしっかり取る!

 カシッっと音がして、トップ目に飛ぶボール。やっちまったか?ボールはバンカーの高さこそクリアしたものの、低空飛行でグリーンへ。ああ、奥にこぼれた・・・と思ったら、奇跡的にスピンが掛かってピンハイに止まっていた。1000億分の1の男。バーディパットは入らずパー。でもこの日最高のナイスミスだった。



 気分よく次のホールへ。するとカートが2台。2組前で何球か暫定球が打たれて渋滞したらしい。ということで、ここで20分ほど待つことに。少しだけ気持ちが緩む。体も緩んでしまったんだろう。

 5番パー4、いつもならそんなに難しいホールではないのだが、また何となく打ってしまい、腰が止まって派手にチーピン今日3発目。痛すぎるOB。3パットのおまけ付きでトリプルボギー。

 諦めたらそこで試合終了ですよ。安西先生はそう言ったけど、ここでトリプルボギーはあまりにも想定外。ここで目標を「最後まで切れず、1打でも少ないストロークで上がる」に変更。これなら今の私にもできる。いや、しないといけない。

 6番パー3、ティショット7アイアンのコントロールショットは当たりが悪く15yもショート。ピンは手前から5y、グリーン面は奥へ下っている。2打目50度のウェッジでツークッションを狙うが、ちょっと強く入ってワンクッションに。あかん、これだと10y奥へ行「ガシャン!」なんとピンに当たって止まってくれた。ラッキーなパーセーブ。

 7番パー4。しかしまたしてもここでチーピン気味の球が。わかった。腰が止まっているのではない。心が止まっているのだ。OBを恐れる心が下半身を止めているのだ。猛省せよhiro。幸いボールはセーフで、2打目レイアップ、3打目ウェッジフルショットでピン奥3m、入らずボギー。でもやることはやった。

 8番パー5。打ち下ろしながら600y近い。しかしバーディを取るならここだ。ティショットはやや引掛けて左ラフ。2打目は木がスタイミー、4Wで大きなフックを掛けてフェアウェイへ(トラブルショットのほうがうまく打てる私)。3打目9アイアン、ヘッドアップしないように体を残したら引っ掛けてグリーン左ラフへ。アプローチは1.5mに寄せるもこれを決められず。ボギー。単純にヘタだね。

 ついに最終ホール。結局バーディなしで終わりそうだ。

 ティショットは芯ではなかったもののまずまずでフェアウェイ右サイド、2打目5アイアン、手応えは良かったけど捕まらず、グリーン右サイドのラフへ。ニアサイド、砲台グリーンへのアプローチはショートしないようしっかり、10mもオーバーする。そして。


 長かった27ホールも終わりを迎えようとしていた。影が少し延びてきた、最終ホールのグリーン上。

 私は10y下りフックという長いパーパットを残していた。入る確率は5%以下。っていうより、今日は(も)5m以上のパットは1つも入っていない。

 ラインの当たりをつけ、距離感だけに注意して、しかしショートだけはしない覚悟でパット。ボールは永遠かと思われるぐらいゆっくり転がり、思い描いていた通りの場所で右へ曲がりだす。左を抜けるかと思った刹那、球の勢いが落ち、まるで自分の意志があるかのごとくカップへ。

 ガン。ボールはピンの真ん中に当たり、次の瞬間視界から消えた。




 ・・・ま、ここでパー取っても大勢には何の影響もなかったんだけどね。



 奇しくも今年の平均スコア86.0と同じスコアに(1.5ラウンドだから129だけどね)。フルバックからいつも通りのスコアが出たというのは善戦したと言うべきか?いや、あれだけスカタンがあったんだからやっぱり「もう少しがんば」らないといけないよね。

 ドライバーのOB(級の当たりも入れて)5つ。
 ショートアイアン、100y前後から乗せられなかったのが4つ。
 アプローチの大きなミスが3つ。
 3パットが3つ。

 これらをせめて半分にしないといけないよね。とにかくイージーミスが多すぎる。

 ドライバーの安定感(置きにいく球)、アイアンの方向性、アプローチの距離感、短いパットの取りこぼしを無くす。これらが課題として浮き彫りになったわけだけど。


 クラブ選手権の借りは月例で返すぜ。



 そうそう、今回は全体的にスコアが悪く、予選通過は127でプレーオフだった。あと2打・・・・


2021/10/8  (1631341hit)   いつものホームでいつものMの会


 傷が癒えないまま迎えた木曜日、この日は純粋に楽しくラウンドできるMの会。

 しかし、ライバルN川さんと同組なので気が抜けない。N川さんはレディスのタイトルを取られたこともある実力者で、今まで10回以上ご一緒させてもらったが、悪くてもまず100は叩かない、80台も普通に出してくるという、大変上手な女性である。

 以前「女性用ティ(レディスティ)考察」で書いたとおり、一般女性に対して理不尽といえるヤーデージ(長さ)のレディスティから90を切るというのは男性が80を切るのと同等、いやそれ以上の腕前であると断言できる。



 え、そんなわけ無いだろ?と思った男性諸君、ちょっと考えてみたまえ。

 ティショットがまあそこそこの当たりだったのに、2打目でフェアウェイウッドを持ってもグリーンに届かず、3打目でウェッジやショートアイアンのフルショットでやっと届く。これはパー5の話ではない。一般的な女性が、一般的な長さのレディスティからパー4をプレーした時の攻め方なのである。

 360yパー4なら、ティショットが160y、2打目が140y、3打目がウェッジフルショット。これでやっとグリーンオン。1つ大きなミスをしたらダボ確定なのだ。

 これを一般男性に置き換えると、ティショットが220y、2打目が200y、3打目が90y。つまり510yのパー4だぜ。こんなPGATOURみたいなセッティングで80台を出してくるんだから、どれだけ女性の80台に価値があるか解るだろう。

 何度も書くけど、「レディスティは短くていいなあ」という男はアホである。8000y超のコースで、会心のティショットを打ってもスプーンですらグリーンに届かないパー4、ドライバーを持って花道へ行けば御の字のパー3、2打目も3打目もスプーンをマン振りしても4打目でショートアイアンが必要というパー5、そんな18ホールを回って90を切ってみなさい。女性ゴルファーの逞しさと上手さ、そして男性ゴルファーのヘタレさが心の底から理解できるだろう。



 とまあ女性ゴルファーに対する心からのリスペクトを感じつつラウンドした昨日の結果なんだけど。



 アプローチが全然寄らずに3オン2パットのボギーを量産(6個)。そのほとんどがイージーな状況だったので、せめて半分は寄せワンにしないといけなかったところだ。

 パターンは大体決まってて、56度を使ってショート、50度を使ってもショート、PWでランニングしたらオーバー。アプローチなんだけど、一時期の日本一ヘタなイップス状態から脱したあと、練習もしないで引き出しだけを増やしたせいか、全部中途半端で練習不足で、結果モノになっていないという感じなんだよね。

 「チャックリしなかったら合格」から「きちんと当たれば御の字」、そして「特定の打ち方ならワンピンに寄ることもある」を経て「たまに寄せワンがとれる」という状態から「やっと色々な打ち方を試せる」という段階にまでたどり着いたのはいいんだけど、今一度基本に戻り、確実に距離感が合う方法を1つに絞り、それを練習すべきなんだろうね。

 まあでも、長いショットはおおむね気持ちよく打てたし、OBやミスの原因もはっきりしてるのでスコアの割にはまあ実り多き1日だった。



 そうそう、N川さんは85でラウンド(まじすごい)されたので、同点でした。最終ホール、必死でパーを取って追いついての同点。でもスコアは同点だけど実質完敗です。


2021/10/9  (1631425hit)   オノマトペスイング


 昨日の日記で私はこう書いた。

 まあでも、長いショットはおおむね気持ちよく打てたし、OBやミスの原因もはっきりしてるのでスコアの割にはまあ実り多き1日だった。

 その理由は、火曜日に行った練習にあったのだ。



 久しぶりに練習へ行き、20周年記念で書いた「今までやってきたいろいろな練習」をやってみた。そんな中、クロスハンドグリップとスプリットハンドがすごくいい感じで、前者は肩の開きが、後者はヘッドが走るイメージが掴みやすくなった。

 ところで私のスイングにおける最大の弱点は「グリッププレッシャーが強すぎる」で、そのせいで力が入るとドライバーで引っ掛け(チーピン)が、アイアンでダフリが、大阪で地震が、アプローチでチャックリが起こるのだと自分で思っている。

 しかし、クロスハンドやスプリットハンドでショットすると、良い意味でグリップをしっかり握れないので、ヘッドが走るイメージが出やすくなる。そしてそうやってスプリットハンドで打っていた時に、このヘッドが走るイメージを何とか普通のショットで再現できないかどうかを考えてみた。そして閃いたのだ。

 日本語にはオノマトペ(擬音語)という優れたシステムがあるではないか。良いスイングのリズムとイメージを、オノマトペに落とし込んでみたらどうだろう?

 そして出来上がったのがこれだ。もうすぐ還暦のおっさんがこんな事自慢げに書くのは恥ずかしいんだけど。

 イチ・ニー「シュ・タ」ッ

 イチ(1拍目)でバックスイング前半、ニー(2拍目)でバックスイング後半からトップへ移行するのだが、3拍目の直前に「シュッ」っと腰を回転させてヘッドを加速させ、その直後の3拍目でインパクトを迎える。フォローはまあどうでも良い。

 ここで一番の肝になるのは、切り返しの「シュッ」という音が持つイメージだ。これにより、あくまでグリップは軽く、ヘッドつまりコックを開放するのを遅らせて小気味よくインパクトに向かって加速するというイメージが出てくるのだ。

 だから、あくまで個人のイメージなんだけど、これが「イチニードカッ!」ではダメだし、「イチニードンッ」でもダメだし、「チャー・シュー・メーン!」も合わないし、さらに言えば「神様仏様◯◯様」なんてのも大変残念ながらフィットしないんですよ◯◯さん。


 こんな単純なことでナイスショットが出たら苦労せんわ、と思う人もいるだろうけど、イメージというのはゴルフにおいてはホントに大事だし、こういう「アホらしいけど何故かうまくいく自分だけの秘密のコツ」みたいなものはゴルファーなら1つや2つ持っていると思う。

 まあ、それを公開するバカは私ぐらいだと思うけどね。


2021/10/11  (1631513hit)   ボールの位置(いまさら?)


 日本プロシニアで立山光弘プロが初優勝。


GDOのウェブより)

 明るく面白いキャラを演じてはいるけど、本当はちょっと気が小さくて優しい性格だというのは誰もが知るところではないだろうか。そのため、隠れファンは意外と(と書くと失礼かもしれないけれど)多い。

 最近も「ゴルフ侍」に出演しその明るいキャラクターを振りまいていたし、特に関西では、7年前までローカル局で放送されていた「ゴルフ武勇伝」という番組のメイン出演者として親しまれていた。

 よって、今回の涙の初優勝(レギュラーツアーでは何度かあと一歩のところで優勝できなかった)を喜んでいるファンも多いだろう。私もその一人だ。しかし、よりによって同日にシブコが2年ぶり、同じく涙の復活優勝で話題を完全に持っていかれてしまうという・・・初優勝までオチをつけてまうんかと・・・

 でも、ほんとにおめでとうございました。




 さて、昨日は日曜日。不思議なことに、午前中の仕事がキャンセルになっている(なんでだ?)のでいつもより2時間ほどゆっくリ寝て、昼過ぎから練習へ。

 この日はこんなことをしてみた。いまさら?って気がしないでもないけど。



 そう、ボール位置の確認。某YOUTUBEでやってたので、一度きっちり確認しておいたほうがいいなということで。


 目標方向(飛球線)に定規を置き、アドレスの真ん中にスティックを垂直に設置。マットとずれてるのは気にしないでください。



 で、クラブ別にどこが一番いいかを探ってみた。と言ってもドライバーとユーティリティと7アイアンしかしなかったけど。


 まず総論として、上の写真のようにボール1個少々左右にずらしただけで、相当な違和感があるし球筋も変わってくる事がわかった。ここまで違和感があればそう簡単にずれないだろう、と思う反面、いや足の位置などアドレスが狂っていれば(錯覚などで)簡単に球の位置がずれ、結果とんでもない球が出る可能性もあるな、と再認識した。

 つまり、平地で問題なく打てる場合はちょっと気をつければいいけれど、そうでない場合は慎重にアドレスと球の位置を決めないとアドレスの時点でミスショットや逆球が約束されたようなものだぜ、という事だ。

 ちなみに私の場合右へ置けば引掛けが、左へ置けばペラ球(スライス)が出る。アイアンは特に顕著だね。



 で、実際に7アイアンの場合、私の球の位置はここがベストとわかった。



 ヘッドにピントが合っちゃったのでピンぼけで申し訳ない。真ん中より約半個左側。ここから(適当に)推測すると、

 8アイアン・・・センター
 9アイアン・・・ボール半個右
 PW・・・ボール1個右
 AW(50度)・・・ボール1個半右
 SW(56度)・・・ボール2個右

 6アイアン・・・ボール1個左
 5アイアン・・・ボール1個半左
 4アイアン・・・ボール2個左

 つまり、アイアンは8番を中心置き、左右にボール半個づつ動かせばいいのかなと。(いまさら?)



 さて、私は4アイアンの上が4番ユーティリティなんだけど、ユーティリティになると話が違ってくる。この法則に従ってボール2個半左へ置くと、引っ掛け球しか出ないのだ。色々試行錯誤した結果、ここがいいと結論づけた。



 ユーティリティはハンドファーストに構えてボール位置はセンター。これはなかなかいい発見だった(いまさら?)。フェアウェイウッドではなく、アイアンみたいなイメージで打てってことね。



 で、ドライバーはまあ普通に左足かかと線上でいいんだけど、どうしてもつまる感じが出るので、以前構えていたようにアドレスで両足を少し広くして(靴の幅分ぐらい)打ってみたら、ちょっといい感じで飛ぶようになった。ドライバーはちょっとアドレス広めにしたほうがやっぱり良いね。

 っていうか、結局当たり前が一番いいってことか。変に個性出すのはダメだね。


2021/10/15  (1631821hit)   一八会@茨木国際ゴルフ倶楽部


 昨日は大阪北部の茨木国際ゴルフ倶楽部で一八会。同業先輩方との2ヶ月に1回の例会だ。



なかなかいい景色、なかなかいい天気。



 ショットもなかなか良かった。短いコース(6162y)だけど、パーオン率がいつもの倍、驚異の72.2%。



 4つあるパー3の内3つでワンオン、3つパー。ニアピン3個、ドラコン1個。



 じゃあさぞかしスコアも良かったんじゃね?70台半ば?って思うでしょ?そう、77だった。





 OB2個と3パット3個と4パット1個がなければね。



 前半の最終はティショットで思い切り飛ばそうとして、フェースのとんでもないところへ当たりOBと、プレ4からの4Wを乗せに行ってフックして左OB。

 後半最終は2打目でレイアップし、3打目残り105y打ち上げ、115y必要なところを何を間違ったかPWのコントロールショットで打ってしまい、傾斜も相まって奥のピンに対して手前エッジまでスピンバック。そこはPWフルショットか9番のコントロールやな。

 残り20y以上の上り2段グリーン逆目のパット、30y打つつもりで打ったらさすがに大きくて、奥5mから順目の下り、今度は3Mもオーバーして、結局4パット。冷静さを失ってるやん。



 ただ、オノマトペスイングとボールの位置は良かった。良かっただけに、残念だった。


2021/10/20  (1632149hit)   ショートゲーム


 いかん、気づけば5日間更新してない。下書きレベルだけど更新しておこう。でないとゴルフブログ界の「あの人は今」になってしまう。



 アプローチをいつもショートさせる者は臆病者。逆にオーバーさせる者はバカ。

 ウェッジコントロールショットの距離感が合わない者は練習しろ。方向が合わない者はもっと練習しろ。



 バンカーショットが苦手なものは3時間バンカー練習場に籠もれ。それでもダメなら半日か1日籠もれ。それでもダメなら諦めろ。



 上りのパットをいつもショートさせる者はあんぽんたん。オーバーさせる者は阿呆。

 下りのパットをいつも打ちすぎる者は初心者。ショートさせる者はエセ上級者。

 短いパットをよくショートして外す者は根性なし。よく蹴られて外す者は考えなし。



 ショートゲームがヘタな者は・・・やっぱり上級者とは言えないよね。それ俺。


2021/10/22  (1631513hit)   Mの会、OB1発で70台を逃すの巻


 ホームコースでいつものMの会。今回は3組で、ほぼフルメンバーだった。和気あいあいのラウンドに、N川さんとの勝負が絡み、楽しい中で真剣にラウンド。

 しかし、この日はアイアンショットがいつもに増してまったく、ほぼまともに当たらず、完全に初心者状態。「いや、そうは言ってもソコソコなんでしょ?初心者なんて大げさな。謙遜も度が過ぎるとうざいよ」と思われるかもしれないけど、誇張なしで本当だった。全ショット紹介しよう。

 竹1番2打目、8アイアンは大ダフリ。
 竹2番ティショット、6アイアンも大ダフリ。
 竹3番2打目、8アイアンは弱々しいこすり球。
 竹4番3打目、9アイアンはハーフトップこすり球。
 竹5番2打目、5アイアンダフリ引掛け。
 竹7番2打目、6アイアンコントロールショットはこすり球でショート。
 竹9番2打目、PWで大ダフリ。

 というわけで前半はパーオンたった1ホール。

 梅2番2打目、50度のコントロールショットはダフってショート。
 梅3番ティショット、4アイアンはプッシュスライス。
 梅4番2打目、6アイアンは軽いダフリ。
 梅5番2打目、PWでこすり球。
 梅6番2打目、PWでこの日一番ましな球。
 梅7番ティショット、6アイアンはプッシュスライス。
 梅8番2打目、9アイアンこすり球で15y右へ。
 梅9番3打目、56度ウェッジフルショットが捕まらず右手前にショート。


 15ショットのうちダフリが6つ、こすり球が8つ、ややまともだったのが1つだけ。ダフリは私の持ち球だからいいとしても(ホントはよくない)、他が全部こすり球で20年前に逆戻りした感じ。つまり全部外から入ってるんだよね。

 バックスイングで肩の捻転が浅いのか、腰の疲労で捻転差ができていないのか、アドレスやポスチャーに問題があるのか、まあ全部なんだろうけど、ここまで酷いのは久しぶり。



 という感じで80どころか90も切れないぐらいの内容だったんだけど、なぜかこの日はティショットがまあまあで、パットが異常なぐらい入った。

 いつもよりだいぶ速いグリーン(9.0~9.3ftぐらいと思う)だったんだけど、2~3mが7割ぐらい入ってくれた。3パットなしの27パット。まあ4ホールしかパーオンしてないんだから本当は全然いばれないんだけど。

 というわけで。



 梅の5番はそこまできっちり打ててたユーティリティのティショットを引っ掛けてOB。7番パー3は薄い芝からティフトン越えのアプローチが強めに入りグリーンオーバー、返しのアプローチもうまく打てたと思ったのに5mオーバー。

 でもショートゲームの酷いミスはそれぐらいで、よく我慢できたという1日でした。っていうか、ほんまにアイアンどうにかならんか?


2021/10/25  (1632488hit)   日々雑感・2021年秋


 先週から色々と忙しくて、心も体もけっこうヘボってて更新どころではない件。


 松山、調子が悪いのにあのパフォーマンスでアメリカツアー7勝目。私だったら100回打っても入らないイーグルパットを入れたり、5WでPWみたいな球を打ったりして、強さだけでなく貫禄や余裕が出てきた件。


 稲見萌寧と古江彩佳が強すぎて他の選手が可哀想な件。


 ちなみに編者は菊地絵理香を応援している件。


 アイアンがこすり球しか打てないのは右手が強すぎてトップでフェースが開いているに違いないと思うものの、練習で確認するく暇もなく悶々とする件。


 上手い人はやっぱり人の何倍も練習しているというアタリマエのことを再認識し、俺なんてまったく練習してないんだから中途半端なスコアで当たり前だなと改めて思う件。


 

2021/10/27  (1632651hit)   ユーティリティのアプローチ・堀川未来夢プロ編


 最近はTVではなくYOUTUBEばっかり見てるって2月ぐらいに書いたけど、私が毎日見てるゴルフ関係のチャンネルはいくつかある。何度か紹介したことがあると思うけど、

横田真一チャンネル(ちょっとマニアックな面白さ)
矢野東ゴルフTV(意外と?シンプルでオーソドックスなレッスンが多い)
ゴルフTV山本道場(そうとうマニアックでバラエティ的)
わっほーまっちゃんの日常(プロが考えてること、プロのスイングのレベルがいかに高いかが分かる)
ゴルフレッスン動画 Tera-You-Golf(親切丁寧、かゆいところに手が届く内容。ベーシックだけどためになる)



 そんな中で一押しなのが、堀川未来夢チャンネル。気さくな性格や嫌味のない喋りが心地いいが、なんといってもその内容。レッスンというより「秘訣」的なことを教えてくれる回が多い。

 だいたいゴルフやスイングの「秘訣」って、レッスンプロにとっては飯の種なので、そのものズバリを生徒に教えることは絶対にない。ましてや無料のYOUTUBEなんかでそれを公開することなどありえない。当たり前だけど。

 でも、トーナメントプロは生徒に教えてるわけではないので関係ないし、秘訣を公表すればするほど「高評価」や「チャンネル登録」が増え、好感度や知名度も上がるので、トーナメントプロのほうがある意味「秘訣」を惜しげもなく公開してくれたりするのである。

 まあ、もちろん秘訣全部を公表するわけじゃないだろうし、自分にとってホントに大事なことは言わないだろうけど。それでもレッスンプロの「回りくどい説明をせざるをえず、本質を言うことはない、言えない」という宿命と比べると、ツアープロのほうがはるかオープンっていうか親切っていうかあけすけっていうか、濃い情報だと思うんだよね。特にYOUTUBEなんかでは。



 で、ここからが本題。その堀川未来夢チャンネルで最近、ユーティリティのアプローチについて言及されていた。そう、ユーティリティのアプローチと言えば私である(自意識過剰)。ちなみに私の場合はアプローチスカタン病が行き着くところ(チッパーでもチャックリする)まで行って最後の最後に駆け込み寺的にユーティリティを手にしたんだけど、けっこう前からやってて人よりは上手いという自信はある(大したことはない)。

 しかし、堀川プロの動画は大変ためになった。上にも書いたとおり、私が考えもつかないような秘訣に触れていたのだ。

 まず短く持ってパターのように振る。つまり打ち込むのではなくスイープにヘッドを動かす。これは知ってた。

 次にラフを転がすのは難しいが、フェアウェイぐらい短い芝なら逆目でも大丈夫。これもまあ、何となくわかってた。


 しかし、これはプロならではのテクニックだと思ったのが、

 フェースの◯で打つ。これは、パターよりシャフトが長くなり、ライ角がフラットになる分だと思うんだけど、なるほどと思った。これは思いつかなかったわ。


 えっと、この◯に何が入るかは、堀川未来夢チャンネルを実際に見て確認してください。あ、高評価チャンネル登録もお願いいたします!(関係者にあらず)
 

2021/10/30  (1632867hit)   GB月例@奈良国際GC


 毎月第4木曜日の定例コンペ、GB月例。関西を代表する歴史と格式の名門コース、奈良国際ゴルフ倶楽部で。



 半袖で十分という最高の気候の中、秋の1日を楽しんだのであった。あー、楽しい1日だった。これで内容も良ければ最高だったんだけどね。まあいつも通りっていうかソコソコって感じで。



 この数字で「がんばりました」はちょっと甘いんだけど、その理由として・・・



 ドライバーショットの調子が良かった。ボールの位置を工夫して、右を消せるようになった。それだけで思い切って振れる。OBなし。最終ホールだけ天ぷらしたけど、それはティが高すぎたのとちょっと力入ったせい。

 アイアンはむちゃくちゃいいショットとトップこすり球が半々。コントロールショット最強。5番はもう打てないかも。6番でもきつい。

 アプローチはまあ相変わらず。寄せワン2個はちょっと少なすぎだけど、グリーンが難しかった。

 そのグリーン(パット)、9.3という表示だったけどコアリングもしてたしもう少し重めの感じ。イメージ的には8.8~9.0ってところか。でも下りはけっこう転がっちゃうので注意が必要。

 3パットはなかったけどエッジから実質3パットというのはあった(14番)。ピンがけっこう難しいところに切ってあったので33パットなら数字的にはまずまずなんだろうけど、上りのほとんど切れない、つまりしっかり打てば入る1.5~2.5mを2連続でショートして外したのは市中引き回しの刑だな。



 あと、印象に残ったホールを。

 難しい2番(HDCP1)、ティショットはフェアウェイ右サイド、2打目は残り200yで左足下がり。いつもへっぽここすり球でバンカーより右へ飛び、ダボかトリプルになるホール。この日はピンが一番奥だったのでユーティリティで狙い、ピンハイ5mにオン。登って下る難しいラインを打ちきれず、でも会心のパー。このホールのパーは珍しい。

 5番はバンカー絡みの素ダボ。 6番はティショット右ラフ、2打目8アイアンで120y先へ出すだけ、3打目6アイアンはへっぽここすり球ではるか手前、アプローチ大ダフリとミスばっかりでボギー。

 奈良国際名物、9番池絡みのパー4。ティショットはフックが強すぎて左ラフ、2打目ラフに浮いている状態から125y、9アイアンフルショットと8アイアンコントロールで迷い、後者を選択、バッチリハマってピン右下4mに。フルショットはろくなこと無いから。

 13番パー3。180yとここも長い。4アイアンを短く持ってコントロール、でも開きが早くてへっぽこトップスライスで右手前25y。ウェッジのスローモーションスイングで球をふわっと上げるように打つも、大きく振るが故にオーバーが怖くてちょっと緩んで5yショート、乗らず。ボギー。

 ゆっくり振ったら40y、ゆっっっくり振ったら30y、ゆっっっっっっっっっくり振ったら20y。もう覚えた。

 17番、奈良國際と言えばこのホール。



 大仏の足跡(バンカー)を越えていくんだけど、右足(左側)を超えるのに170y、左足(右側)を超えるのは200y、足跡より右を狙うには220yのキャリーが必要。

 左足の足跡とメタセコイアの間を狙ったんだけど、わずかに右へ出て距離が足りず、谷底へ。今度から大人しく左足の上を狙おう。ボギー。

 最終ホール、前のホールで強振したイメージが残ってたのか、珍しく天ぷら。左ラフ、190y。2打目は大人しくユーティリティで脱出優先、180y。3打目今度は右のラフから、残り190y。もう一度ユーティリティで気持ち軽めに、これはいいショットだった。ピンハイ8mにオン。2パットパー。

 というわけで、最後までユーティリティに助けられた1日だった。5アイアンと6アイアン抜いて、160~200yを全部ユーティリティで打とうかな。それのほうがスコアまとまりそう。



次の日記へ