日記325
(2021年7月)

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2021/7/2  (1625137hit)   雨なので練習へ


 昨日は朝の段階でほぼ1日降る(しかも6mmとか8mmとかの時間帯も)という予報が出ていたため、残念ながらラウンドは中止。でも結局小雨~一時止むという感じだった。まじかよ・・・ 中止にすると雨が止むのはゴルフあるあるだけどね。


 というわけで、昼過ぎまでのんびりまったりと撮り溜めたゴルフ番組や海外ドラマやYOUTUBEなどを見て、その間に軽い昼寝などを挟むという超ダラダラした休日を過ごす。

 ちなみに最近良く見るYOUTUBEチャンネルはゴルフなら「山本道場」「横田真一ch」、ゲーム実況は「BN山田」、コンピュータ関係は「おじおじ」「吉田製作所」などであるってどうでもいいですね。



 いかん、こんな自堕落なことをしているとゴルフの女神からのバチが当たる。というわけで、尻に生えた根っこを無理やり引っこ抜き、近所のH田Gセンターへ。虚弱体質なので2かご、110球。

 この日は明確なテーマがあった。実は先週、有馬CCをラウンドした時、GB月例唯一無二の女性、掃き溜めに鶴の競技ゴルファーT田さんに「スイング中膝の上下動がある」「(後半疲れてくると)猫背になってくる」とアドバイスを頂き、自分なりにそれについて考えていた。

 1つ目は下半身をしっかり回転させて動かすことに意識が集中しすぎオーバーアクションになっているせいだろう。そして2つ目だがこれは姿勢の問題だから背中?いや腰?・・・・あ、

股関節だ!

 最近、体をどう動かすかばっかりに気を取られ、股関節からきちんと前傾するつまり「腰を入れる」という姿勢が疎かになっていたことに気づいた。もっと簡単に書くと体力・筋力の低下に伴い棒立ちになってたようだ。うん、そりゃ猫背になるよね。


 というわけでこの日はポスチャーに気をつけて練習してみたら、久々にソリッドな打感というか、振ってもグラグラしないというか、スイング軸がプラスチックから軟鉄に変わったというか、とにかくいい感じ。

 腰を入れると下半身がビシッとする。すると膝も暴れなくなるし、上下動もなくなる。なんてこった1つ目までこれで解決じゃないか。っていうか諸悪の根源が股関節だったんだね。


 というわけで、今後はきちんと股関節に乗っていきたいと思った。


2021/7/5  (1625332hit)   猿の浅知恵、広告屋のやっつけ仕事


 昨日は珍しく男子プロ女子プロとも試合があった。男子は日本プロ、女子は資生堂。そして珍しいことに両試合とも地上波で生中継。

 今まで散々「スポーツ中継を録画でするのは興ざめ」「意味がない」「残り時間で誰が勝つか推理できる」「プレーオフかどうかも解る」「プレーオフもダイジェストってどうよ?」といってきた私をはじめ多くの視聴者にとって歓迎すべき傾向だと思う。


 しかし・・・今週は酷かった。男子も女子も、地上波は試合途中で放送時間が終了。特に今回は男子も女子も大混戦で、終盤まで誰が優勝するか全く読めない展開だったので腹立ちもひとしお。それだったら最初から録画放送のほうがましである。

 え、続きはBSで引き続き放送したんだからいいだろって?いやいやいやいや、録画組はどうなる?私は今回録画して見てたんだけど、佳境に入ったところで「続きはBSで」って言われてももう放送とっくに終わってるんですが?

 しかもこの続き放送って番組表に載ってないんだよ?載ってないものをどうやって録画しろというのだ?放送延長を予期して別番組を録画しろとでも?視聴者は全員予知能力があるとでも思ってるのか?



 そもそも、日曜日の午後にずっとTVの前にかじりついてリアルタイムで放送を見る暇な人間がどれくらいいるというのか?録画がデフォでしょ?特に今回は男子も女子も同じような時間帯にやってたんだから、リアルタイムで見ようとしてもどっちかは録画になるんだし。

 猿の浅知恵で「お前らが録画ダメだって言うから(本音はネットのリアル配信を脅威に感じて)生中継してやるわ!」と始めたのはいいけど、優勝者さえわからないような放送するぐらいなら編集録画のほうが100倍マシだ。上にも書いたけど。




 おいおいおいおい、ちょっと待てhiroよ、お前の文章には大きな矛盾があるぞと。「スポーツは生中継に限る」と最初に書いておいて、「録画して見た」って、それだったら録画中継と同じだろ。意味ねーんじゃね?とツッコむ読者の方もいるだろう。たしかにそうなんだけど、微妙に違うんだよね。

 録画中継のメリットはダイジェスト版みたいに見やすくなる、時間内にきちんと収まるという事ぐらいで、視聴者にとっては上に挙げたようなデメリットのほうがはるかに大きい。

 逆に生中継の場合、臨場感があったりインターバルで選手の心情や関係性をリアルタイムで見れるというメリットがはるかに大きい。デメリットは時間がきちんと読めない事やアクシデントに対処しづらいということだが、それは放送側のデメリットであり我々視聴者には関係のないことだ。

 つまり何がいいたいかと言うと、実際に見る時間(生中継をリアルタイムで見るのか、録画して見るのか)が問題なのではなく、生のほうが内容が優れているということなのだ。編集された録画がクソだ(何度もダイジェストを放送したり、人気選手ばかり映したり)と言ってもいい。



 もちろん、松山が優勝したマスターズなどは早起きしてリアルタイムで見た。それは結果を一刻も早く知りたかったからであり、先に結果を知ってしまったら録画を見ても面白くないからであり、つまり試合の注目度によっては無理してもリアルタイムで見ることもある。それが午前3時からであっても。

 今回はそこまで入れ込んでなかったから録画したわけだけど、せめてBSで延長放送するなら番組表にそれをきちんと書いとけよ、後から見ようと思ってもどうしようもないんだからよ!広告代理店や放送局のやつなんて皆いい大学出てるのに、そんな事もわからないのか、つくづくバカだな、と思った。


2021/7/6  (1625418hit)   ゴルフボール考


 今日は戯(たわ)言というかごく個人的な考察。流し読み推奨。



 ゴルフボールについての議論は面白い。高いのが無条件でいい、プロと一緒のが使いたい、消耗品なので安ければ安いほうがいい、色がすき、人と被らない、見栄張りたい、なんとなく・・・・

 そもそもボールに何を求めるのかが人によって違うよね。飛距離・スピン・打感・値段・見栄・見やすさなど。何を大事にしたいかでボール選びは変わってくる。

 ゴルフ歴何十年でもロストボールを使う人がいる一方、ゴルフを初めてまだ1年経っていない人が最高級ボール(1個550円とか700円とか)を使い、1ラウンドで惜しみなく(?)半ダースも消費したりもする。上級者は一般的にウレタンカバーのスピン系ボールを使うことが多いが、ムチャクチャ上手いのにディスタンス系を使ったりする人もいる。

 これらはすべて人好き好き、正しいとか間違っているという話ではない。つまり正解はない。それを前提に、今日の話はここからが本題。題して、

 ウレタンカバーのスピン系ボール(=値段が高いボール)は本当に必要なのか?



 1ラウンドに1回以上OBするのにプロと同じスピン系の高いボールを使う。ちなみに私のことである。1球500円として、年間60ラウンドで3万円である。まあOBの球が全部なくなるわけじゃないので三分の一見つかるとしても2万円。ホームコースなら3回ラウンドできるし、ウェッジを1本買ってお釣りが来る。

 まあ、マークダウン品を使ったりふるさと納税で手に入れたりしてるので実質そんなに掛かってないんだけど。ホンマTW-Xという、廉価版ウレタンカバー(1個250円ぐらい)を使ったりね。

 私がウレタンカバーのスピン系を使うのは、ウェッジショットに自信がなく、多少低く出てもグリーンオーバーせずにグリーンに止まってほしいという願望のためである。特にホームコースであるきさいちCCは開場53年、グリーンはほとんどが(長年の目土のため?)砲台になっていて、特にピンが手前に切られていると極端に難しくなってしまう。



 しかしだ。私はアプローチをこじらせ、もう行き着くところまで行って、「難しい状況からならもうグリーンに乗れば100点」という境地まにまで達しているのだ。

 さらに、先程書いた「砲台グリーンでニアサイドのピン」の場合、私には「伝家の宝刀ワンクッション」がある。これはどうしても柔らかいアプローチが打てない私が苦労に苦労を重ね(たつもりで)必死(という体で)でモノにした(と本人だけが思っている)アプローチであり、これだとスピンは必要ないどころかスピンが効かないほうが良かったりするかもしれない。

 また、芝の薄い季節になれば「超必殺技・ユーティリティ転がしアプローチ」という手(実はちょっと練習しただけ)もある。これだとエッジ付近から2回に1回は寄せワンが取れる(といいな、と思っている)。

 そんな状況でスピンボールを使う意味があるのかと私は私に問いたい。



 まだある。エッジ付近から20~30yのアプローチをする際、私は普通ピッチエンドランを選択するのだが、ほとんどのケースでショートするんだよね。登りのパットが残るからいいじゃんとも思うけど、もしディスタンス系ボールを使ってスピンがあまり効かなかったとしたら・・・・そう、ランが適度に出て、もっとカップに寄っていたかもしれないのだ。スピン系を使うがゆえにボールが止まってしまうほうが、スピンが効かなくて奥へ行っちゃったというケースより多い。

 ほら、やっぱりスピン系じゃなくてもいいんじゃね?



 そもそも論として、私が普段プレーするコースのグリーンはグリーンスピードもコンパクションもそんなに速くも高くもない。スピンボールで止めないといけない状況などハナから殆どないのだ。それなのになぜ私はスリクソンZ-StarとかV1とかを使うのか。

 はい、純粋に見栄です本当にすいませんでした。

 なんとなく「高いボール使ってる俺カコイイ」なんて思ってました。あと、グリーン奥へこぼれないための保険かな。というわけで、これからはD1を使おう!





 とここで終われば話は単純なんだけど、実は年に2回、どうしてもスピン系のボールに頼りたい時がある。それは7月のキャプテン杯と10月のクラブ選手権。このときだけはグリーンキーパーさんがグリーンを大変いい状態に仕上げてくださる(いや、普段も悪くないんだけどね)。

 泡沫競技ゴルファーである私にとっては年に2回のハレの場。その時はさすがにディスタンス系では太刀打ちできなくなるんだよね。まあ普段から(ディスタンス系に)慣れてたら一緒かもしれないけど、たった1打で天国と地獄が分かれるこの日だけは、1ラウンドに1回や2回は「頼むからスピン掛かって止まってくれ」と思う状況が出てくる。

 そんな時に後悔しないためにも、やっぱりスピン系のフィーリングや球の高さやアプローチには慣れておきたい。



 というわけで。

 スピン系をベースに、たまにはディスタンス系でラウンドしたりしてみよう。

 ・・・ああ、マジでクソしょーもない結論だこと。


2021/7/9  (1625653hit)   100%のスイング


 昨日も雨だったので練習へ。この日は1年で360回ぐらいしか無い「あかん日」だったので、むきになってドライバーを振り回してたら・・・やってしまいました。腰を。

 途中から左腰が痛いなーとは思ってたんだけど、痛いのは今まで使ってなかった筋肉を使っているせいだろう(アドレス緩んでたので改造中)、と思っていたら、単に痛めただけだったという。ギックリではないんだけど、肉離れ的な痛みかな。

 来週からキャプテン杯が始まるというのに、大丈夫なんだろうか俺。っていうか、2週間近くラウンドしてなくて、練習行って腰痛めるってアホじゃねえの?アホだけど。




 まあ人の怪我のことなんて誰も興味ないと思うので、練習のことを。

 アイアンやアプローチ、そしてフェアウェイウッドは新ポスチャー(股関節入れる)でちょっといい感じになってるんだけど、ドライバーが相変わらずプッシュスライスとプフルックの往復ビンタなんだよね。練習場でこれなんだからコースでOB量産も当然。

 今、ドライバーを練習するときはトップトレーサーレンジのドラコンモードでやるので、どうしても(ラン込み)300yを狙ってしまう。で、振り回してどんどんスイングが雑になっていく。アホですねー。アホだけど。

 まあ、ドライバーを振り回すのは「コースでは景色や結果をきにするあまり加減してしまう→どんどん振れなくなってしまう→練習場で100%のスイングをして100%をキープする」という意味合いがあり、それでドライバーは可能な限り振り回すっていうのをやってるというのが建前なんだけど、それほんとに100%かという問題があるよね。

 100%とはあくまでスイングをコントロールできる範囲の話であり、つまり安定した球筋で打てるのが100%だろうと。何発かに1回最長不倒距離を出せるスイングは界王拳2倍・・・じゃなくって150%のスイングじゃないのかと。150%で打つのに意味がないとは言わないけど、練習場で150%で打ってたらコースで120%出ちゃうんじゃないかと。



 というわけで、自分の100%(コントロールしつつそこそこの飛距離を出す)がどれぐらいのスイングか、というのが簡単に分かる方法を思いついた(また思いつきかい)。

 まず、ドライバーで100yぐらい打つつもりでショットする。体感的にはフルショットの2割ぐらいの力(スピード)加減かな。ただしショットはフルショットの大きさね。最近、練習で「ゆっくりスイングする」というのがマイブームなので何となく打てるようになってきた。昔はまともに飛ばなかったけどね。

 きちんと当たってそこそこまっすぐ飛べばOK。こすり球でもフックでもまあ感触よければ良しとする。で、その時何ヤード飛んだかを見ておく。トップトレーサーレンジだとキャリーが出るのでマジ便利。

 次に、今打ったショットより10y飛ばす意識で振る。最初に130y飛んだら140y。もちろんそんなに正確には打てないので、2割スイングから3割スイングにする意識でもいいかもしれない。

 その後はもうおわかりだと思うけど、イメージとしては10yづつ、あるいは10%づつヘッドスピードをあげていく。理論的には2割からだと8段階までギアを上げられるはずだけど、私の場合は6段階目(8割)ぐらいでほぼフルショットの近い距離が出て、9割(つまり額に青筋立てずに振る)でフルショットと同じ飛距離が出た。

 最後に10割で打つと何発かに1回はすごく飛ぶけどそれ以外はまあ気持ちいいぐらい曲がる曲がる。つまり、ライン出ししたいときは8割で、フルショットでも9割で打てばいいってことだよね。っていうか、

私の100%は9割スイングということだよね。

 ただしこれがわかっただけでは絵に描いた餅、机上の空論。練習場で「何割スイング」というのを意識して練習し(上のようにだんだん強くしていくのが一番いいと思われる)、その力加減をコースで再現できるようにしなければいけない。



 ドライバーショットを何種類か打てるようになるなんて、何だか上級者みたいでカッコいいではないか(実際できたら、だけど)。少なくとも、いつも100%で振ってた、そしてパー5では120%で振ってた今までの私よりははるかにいいよね(実際できたら、だけど)。


2021/7/12  (1625804hit)   2週間ぶりのラウンド


 雨や用事で2週間ぶりのラウンド、ただし腰痛で腰が痛い。特に腰。痛い。たぶん腰痛だ。


 この日は来週のキャプテン杯想定のため、T石さんとフルバックから。雨でランが出ない+フルバック+腰痛で6割ぐらいのスイングしかできないとどうなるか。はい、まったくパーオンしないんですねーこわいですねー。

 まあ普段のラウンドでもパーオンは6ホールぐらいなんだけど、この日はたった1ホール。最初からこの日はボギーがパーのつもりだったんでいいんだけどね。っていうか、腰に負担をかけないスイングでどれぐらいラウンドできるか試す感じで。すなわち、ドライバーは210y行けばおk。アイアンは花道へ行けばおk。ショートゲームで本気出す、みたいな。



 18ホールのうち、フェアウェイキープは8/14、いつもとほぼ同じ。

 パーオンは上に書いた通り1ホールのみ。

 ボギーオン2パットの想定内ボギーが10ホール。寄せワンパーが5ホール。

 残り2ホールはOB絡みのビッグイニング。2打目左足下がりから4アイアンを持って力んでダフリ引掛けOB(松7番)と、ティショット(力みすぎて)右プッシュスライスOB。つまり両方とも無理して狙ったせい。私の大叩きの原因がよくわかるね。

 無理して狙っても良いことは何もない。



 今回のラウンドでわかったのは、6割スイングのドライバーは飛距離こそ出ないもののOBはまず出ないということ。ちょうど木曜日の練習でドライバーのコントロールショットを(数十球だけど)やっていたのがたまたま役に立った。

 あと、アイアンショットも1番手~2番手大きく持って花道、あるいは手前から転がしていくイメージで6割ショット。結果的にパーオンは1ホールだけだったけど、この打ち方だと大怪我が少なく、そして何より省エネ感がすげえ。つまり、真夏の27ホールという長丁場でも体力を温存して臨めるということだ。

 アプローチは1発チャックリがあったけど、まあまあ。もうちょっと距離感が出たらいいんだけどね(たいがいショート)。寄せにくいライや状況ではグリーンオン最優先で、ピンを狙わないこともあった。

 パットは距離感が良かったので3パットはなかったけど、パーオン1ホールなら30パットでも良いとは言えないね。



 あと、ボール。この日は最初からフルショットしないつもりだったので、スリクソンのディスタンスという格安ボールを使ってみた。特殊なラウンドだったので正確なことは言えないが、あんまり違和感なかったかな。ボールに関しては(いい意味で)鈍感なんだと思う。っていうか、私ぐらいのレベルだったら何使っても一緒ってことだね。

 ただ、スピン効かないボールでもグリーン直ぐ側からのアプローチはいつもどおり微妙にショートする。結局打ち方(芯を外してるとか)とか感性(そもそも距離勘がぶっ壊れてる)の問題なのかな。

 もうちょっとスピン効いてくれたらピンに寄ってただろうな、というショットは2ホールぐらい。この2ホールのために2倍も3倍もコストがかかるボールを使うべきかを考えると微妙だね。



 最後に1つだけ自慢というか気持ちよかったショットを。最終ホール竹9番、ティショットは下っ面で200yちょい、2打目190y打ち上げ、この日は訳あってBグリーン。4Uのショットは右へ真っすぐ飛び、グリーン手前の傾斜地へ。

 ライは左足下がりのベアグラウンド、バンカー越えの打ち下ろし30y、ピンはバンカーのすぐ先。球は上げられない、転がしたらバンカー、つまりどれだけうまく打てても寄らない状況。っていうかミスするビジョンしか浮かばない。花道へ遠回りするのが最善手。

 でも、遊びのラウンドなので、50度のウェッジで地面からバンカーショット気味に打ってみた。これなら柔らかめで適度に球が上がるので、グリーンには止まるだろう。

 ボールは奇跡的にバンカーの先のエッジに落ち、さらにピンに当たって2mで止まった。奇跡の二乗。っていうか、遊びのラウンドで運使ってんじゃねーよ。



2021/7/13  (1625888hit)   マッサージしてもらった


 朝から呆れた。ワクチン接種証明書。この21世紀に、経済大国・電脳大国の日本で紙ベースの証明書ってもうクソすぎて吐き気が出るレベルじゃね?

 デジタル化が理解できない、スマートホンを使えない政治家が「自分ができないことを受け入れ」ず、あるいは官僚が「新たな天下り先を確保」するために、つまり国民の利便性ではなく自分たちの都合で国を動かしているという証明。

 えーっと、確か今年「デジタル庁」なんか作ったんじゃありませんでしたっけ?河野さんが行政改革大臣になったんじゃなかったでしたっけ?掛け声だけ?ハンコの廃止だけ?

 やっぱり政治家も65歳で定年だね。老害って自分が「害」だってことを絶対認めないからね。




 話は変わる。畑岡奈紗ちゃんがアメリカLPGAツアーで優勝。最終日が中止になって(珍しい?)3日目で首位に立っていた彼女がそのまま逃げ切る形に。4勝目。3日目なんて7アンダー(8バーディ1ボギー)64ですぜ旦那。

 彼女は性格も良さそうだし、根性もあるし(たった1人で渡米したことは有名)、ゴルフセンスも抜群だし、この調子を維持してオリンピックを迎えれば十分可能性あるよね。全力を挙げて応援してあげたい。





 さらに閑話休題。家から5分のところにマッサージのチェーン店がある。大きな看板に1時間2980円!って書いてるところ。

 腰の方はだいぶマシになったんだけど、腰をかばって背中がカチンコチンになり、さらに首まで回らなくなった(借金で、ではない)ため、1年ぶりにマッサージでほぐしてもらうことに。キャプテン杯も近いしね。

 店では「ぎっくり腰から始まって背中へ来て今は首」と説明したのだが、驚いたことに足のふくらはぎや太ももの裏もちょっと押されるだけで飛び上がるぐらい痛いところがあった。「腰は足(の不調)から来ることが多いからねー」とお兄ちゃんいわく。

 時間がなかったので45分コースだったけど、腰の方は回復率60%。背中は慢性疲労もあり回復率は40%ほど、首は寝違えみたいな症状なので(寝違えは難しいんですよ、との事)30%回復ってところかな。楽になったー。T石さん、やっぱりオススメですよ。

 今週は木曜日にラウンドして、金曜か土曜にもう一度マッサージを受けて日曜日に臨みたいと思う。




 短いうえに中身があっちこっちの日記だけど、まあ、今日はこれぐらいにしといたろ。


2021/7/16  (1626097hit)   大嵐・のち凪


 昨日はGB月例で兵庫県の大宝塚GCへ。超豪華なクラブハウスと36ホールのダイナミックな丘陵コースとして有名。現在はグランPGMのゴルフ場となっている。

 この日、大阪・兵庫を低気圧の塊が襲った。朝5時から警報が出るほど。予報では昼ごろまで局所的に大雨と雷が予測され、不安を抱えながら家を出る。傘をささないと10秒でびしょ濡れになるぐらいの降りだ。

 コースへ向かう間も土砂降りと小降りを繰り返し、1時間15分ほどで到着したコースでもしっかりまとまった雨が降っていた。駐車場でH田さんと合流、「今日は無理かなぁ」と話をしながら集合し、とりあえずスタート時間を遅らせてもらってレストランで少し待つことに。



 待つこと小一時間、雨は小降りになり、空も明るくなってきた。結果的には降られたのは朝の数ホールだけで、その後は晴れ間が覗くだけでなく最終的には普通に晴れたので、止めなくてよかったー!




 さて、そのラウンド内容だけど、この人天気と全く同じで、前半ハーフは土砂降り&波乱万丈、後半はうって変わって凪のゴルフであった。

 前半の波乱万丈はこう。芦屋1番・2番はたまたま結果オーライでパー、3番もドライバーがフェースの先ギリギリに当たるミスショットながらコース内に残ってラッキー。全然まともなショットができずに迎えた4番。

 打ち上げ左ドッグレッグの難しいパー5。ティショットはチョロで50yしか飛ばず。2打目もラフから全く同じようなチョロで20yしか飛ばず。何かがおかしい、何が悪いんだろうと考えてやっとわかった。股関節入れてない。いちばん大事な気づきだったのに。

 3打目・4打目はユーティリティがやっと当たり、5打目ウェッジショットはちょっとダフりながらもグリーンオン。しかし「大きなミスをしたホールは3パットする」というhiroの法則発動でトリプルボギー。

 5番はグリーン左手前に池が広がるパー3。この日のピン位置は左サイドつまり池の向こう。距離は170y。狙えないよね。右手前花道に逃げる。アプローチは段を下りる微妙な距離感が必要。ちょっと強めだったけどピンに当たって止まってくれた。ラッキーなパー。これでいい調子が戻ったと思ったんだけど。

 6番、打ち下ろしのブラインド左ドッグレッグパー4。目標のポールは左サイドに立ってたんけど、4Wなら大丈夫だろうとポールの右へ。はい、突き抜けてOB。ラフでロストしたのかもしれないけど。いい球だったんだけどね。アプローチチャックリしてダブルパー。

 50叩くかも、と思って迎えた7番サービスホール。ティショットは左サイドフェアウェイ、2打目打ち上げ砲台グリーンに向かって100y、PWDのコントロールショットを上手く打ててピン奥2mに、エロく転がし入れてバーディ。下りのエロいパットは得意なのだ。

 8番打ち下ろしパー3、この日は140yぐらい。8アイアンコントロールショットでピン左奥4m。またしても下りながら微妙に曲がるエロス薫るパット、優しくフェザータッチで転がし、たまたまラインに乗ってくれて連続バーディ。

 よし3連続、と思ったわけではないけど広い最終ホールパー5、ドライバーは芯を食って右30度にプッシュしてOB。スイングの形に拘るあまり力加減を忘れてた。アホだ。打ち直しは7割ショットでフェアウェイ、4打目レイアップはブラインドで谷底へ打っていく感じ、4アイアンでこすり球もフェアウェイ右サイド、5打目、相当きつい打ち上げ150yも残る。6アイアンで渾身のグリーンセンター狙い。ピンハイ3mに。これはいいショットだった。ダボ。

 というわけで前半は2バーディ1ボギー1ダボ1トリプル1ダブルパー・・・えっとスコアいくつだ?44?3パット1個、2OBでボギーペース以下なら最高でしょう。



 後半、ドライバーは相変わらずグダグダだけど、秘密兵器2Wを駆使し、グリーンを狙うショットもダフったりダフったりダフったりしながらなんとか乗せていき、パターもそこそこ好調(この日は雨模様だったのでオデッセイ7番CSを使用)で迎えた最終ホール。六甲コースで一番難しいパー4。

 二打目地点からグリーンまで左サイドがずっと谷(OB)になるように改造(下の画像の赤線)され、ティショットを谷ギリギリまで打っても160yぐらい残る。ティショットは240yで谷まで届く。



 2Wのティショットは完璧、谷まで15yのフェアウェイ(を横切るカートパス)まで。2打目は奥に切られたピンまで185y、谷がグリーンのどれぐらい近くまで食い込んでるかわからなかったので、とにかく届かせるために4アイアンを選択し、グリーン右サイドを狙う。この日最高のショットが出て、グリーンセンター右サイドに着弾したボールは傾斜でピンの方へ。ピンハイ5mにオン。

 下りのパットは打ち切れず(こういうところがヘタレ)、パーで終了。というわけで。



  レギュラーティ(6129y)からだったのでパーオン率高し。レギュラーティ最高()。


2021/7/19  (1626258hit)   キャプテン杯予選で大事件


 その1。競技になると恐怖心からスイングが小さくなり、スイングスピードも落ち、結果的に飛ばなくなる。

 その2。腰は結局完治せず、思ってた以上に影響があった。


 この2つのせいか、普段より1番手から2番手飛ばなかった。当然長いのも。そしてフルバック。それにしては善戦したと思うんだけど、善戦して予選通過するほど甘くはなかった。





 竹1番、広いスタートホールでいきなりスライスOB。全然振れてない。トリプルボギー。

 へっぽこスライスが出るのは心の弱さだね。まだリキんで引っ掛けるほうがまし。

 2番パー3は想定内ボギー。3番パー4は3打目のアプローチをミスするもなんとかボギー。

 そろそろパーがほしい4番パー5、558y打ち上げで実質600y。ティショットはヒール球で180yぐらいしか飛んでない。っていうかそもそもドライバーが全く振れない当たらない当たる気もしない。

 ラフから2打目ユーティリティ、ダフって80y。3打目フェアウェイから4Wまずまず。4打目はまだ150yも残ってて7アイアン、当たらず。5オン2パットで素ダボ。ゴルフにならない。

 出だし4ホールで7オーバー。どうなることやら。

 5番でやっとパーが来た。6番も4アイアンがきちんと当たってパー。7番は2打目がバンカーイン、ボギー。8番パー5は誤魔化しながらパーオン2パットパー。

 9番は400y打ち上げ(実質420y)パー4、ティショットはこすり球でフェアウェイへ、でもセカンドオナー。残り190yをユーティリティで2オン、2パットパー。ここはボギー想定だったので嬉しい。

 というわけで最初の竹コースは3ボギー1ダボ1トリプルの44。42が目標スコアだったので最初のOBだけが余計だった。でもトリプルボギースタートにしてはまあ諦めずギリギリがんばれたなと。



 次は短い梅コース。ここで挽回できればまだまだ大丈夫。

 1番はティショット左、2打目は木の後ろからレイアップ、3打目45yと苦手な距離はなんとかオン、5mがたまたま入ってパー。パットの調子はいい。

 2番は短いパー4、ティショットユーティリティで右サイド、50度のウェッジでグリーンセンターへ、2パットパー。

 3番は180yのパー3。ティショット4アイアンはあたり損ないハーフトップで全然届かず。2打目45y砲台グリーンへのアプローチ、安全にピン上にオン、想定内のボギー。ちなみに残り3人はバーディ・パー・パー。レベル高え。さすが3大競技。

 4番はティショットにプレッシャーの掛かるパー5、この日一番のフェードボールでフェアウェイセンター(この日ドライバーがきちんと打てたのはここだけだった)、2打目6アイアンでレイアップ、3打目ダフりながらもグリーンオン、ファーストパットは2mオーバーするも返しを気合で入れてパー。

 5番見短いパー4。ティショット4アイアンでフェアウェイ、2打目9アイアンでピンハイにオン、登って下る難しい6m、1.5mオーバーするも頑張って入れてパー。

 6番も短いパー4。この日は訳あってサブグリーン、打ち上げ225y。迷った挙げ句2Wでグリーン近くまで持っていく作戦を選択するも、引っ掛けてグリーン左横。また苦手な45yのウェッジショット、誤魔化し打ちでグリーンに乗っただけ、2パットパー。ちなみに残り3人はバーディ・バーディ・パー。レベル高え。 

 7番谷越えのパー3、いつもは6番か7番だけどアゲンストが強くて5アイアンを持つ。こすり球で右手前。アプローチは4mに。ボギーでいいと思ったけど偶然入ってパーセーブ。パットほんとに調子いい。

 8番は梅最難関のパー4。ティショットはいつもの4Wでフェアウェイ右サイド、2打目6アイアンでグリーン右手前ラフ、アプローチはピン奥1mに、これも入ってくれてパー。ボギー想定なのでラッキー。

 ここまで1オーバー。想定スコアは4オーバーなので竹の大叩きを取り返せそうだ、と思った矢先の出来事であった。

 9番はそれほど難しくないパー5。ティショット、力が入ったのかプルフックが出てOB。と思ったらキックが良かったのかセーフ。左足下がりのラフから打ち上げというひどいライだったけど、9アイアンでレイアップ。3打目190y、4アイアンで狙うもまたへっぽこトホホなこすり球で40yもショート。

 思えばこの当たりでだいぶ体と腰に疲労が出てたんだろう。ユーティリティで軽めに打つべきだった。

 40y、ピンは一番手前。4打目というプレッシャーからかミス(ダフリ)して乗らず。痛恨。やっぱりアプローチヘタなのはダメだね。寄せワンでもボギーなのに入れてやろうという欲が出てちょっとパンチが入って上へ付けてしまい、2パットダボ。アホだ。バカだ。ヘタだ。

 というわけで梅コースは39。38で回れたのに、最後のダボで全て台無し。ヘタだ。バカだ。アホだ。ただ、18ホール終了時点で44・39で83。体のことを考えるとこれでも善戦だよね。予定では42・40の82だったので1ストロークビハインド(戦う相手は自分)。最終ハーフの松は41目標だったけど40を目指す。そして。












 松1番、2OBで10叩く。

 今思えば、食事後のストレッチが不十分だったんだろう。腰が固まり、腰が止まり、左OBへ一直線。OB杭の10cm外へ出ていた。同伴競技者の皆さんは「ぎりぎり出てないんじゃないの?」と仰ってくださった(皆ほんとにいい人だった)けど、その優しさ、お気持ち、確かに頂きました。

 そして4打目、つま先下がりの左ラフからグリーン手前を狙ったつもりが引っ掛けてOB。アプローチのミスもあり、9ストローク目50cmを外し、10ストローク。

 でもね、ここでは切れてなかったんだよね。今までこんな事はいっぱい経験してるし、まだ+6だし、目標の40は無理でも44ぐらいなら予選通過のチャンスはあると思ってたから。

 2番パー3、235y打ち下ろし。いつもなら4アイアンで花道狙いだけどそんな悠長な理想論はここで捨てなくちゃな。4Wで。左のOB方向へ飛ぶも、キックが良くてグリーン手前のラフへ。50度で2mに、入ってくれてパー。さっき短いの外したけどパット好調続く。

 3番パー4、いつもならフェアウェイウッドだけどドライバーを持つ。でもヒール球で210yしか飛ばなかった。この時、ドライバーがもう打てない体になってることに気づくべきだった。セカンドオナーとなる2打目220y打ち上げ、4Wナイスショットも当然届かず。手前ラフから35y。奥4mに、2パットボギー。これは仕方ないね。

 4番パー5。ドライバー、左引掛けOB。終わりの始まりか(いやもう終わってるやろ)。ここでドライバーを持つのを諦める(遅いって)。6オン2パットトリプルボギー。

 5番パー4。2Wでフェアウェイセンターをキープ、2打目160y打ち上げ、6アイアンでちょうどのはずが、そこそこいいショット(ちょっとフェースの先だったけど)だったけど20yショート。あかん。飛ばない。アプローチはスピンが入りすぎて4mショート、入らずボギー。

 ここまででハーフ11オーバー。終わってるね。でも最後まで諦めない。諦めが悪いのだ。

 6番135yパー3。いつもなら9アイアンだけど、アゲンストだし飛ばないので8アイアンで。この日一番のショットでピンハイ左5mに。打つ前から何となく入るような気がして、真ん中からカップイン。バーディ。焼け石に水ともいう。しかし水も掛け続ければ石も冷えてくるはずだ。

 7番ホールへ移動すると、いつも混む場所でもないのにカートが3台止まっている。仕方なく、ちょうどこのホールに併設された四阿でしばし休息。結果的にこのタイミングは神であった。

 5分ほど経つと雨が降り出した。そしてそれは土砂降りにかわり、さらに雷警報が。周囲でプレーしている競技者が続々と集まってくる。さっきティショットを打った2つ前の組も引き返してきた。結局四阿には10組40名ほどが集まり、雨宿りをすることに。私は不埒にも「このまま中止になり18ホールで競技成立になったらいいのにな」などと思ってしまったが、30分ほどで通り雨は過ぎ去り、競技再開。

 その7番は2W、低めのフェードでフェアウェイセンター。ここは打ち下ろしでランが出るからドライバーより飛んでる()。2打目8アイアン、完璧な手応えでピン下6mにオン。カップ半個フックの上りのライン、これも打つ前からなぜか入るという確信があり、狙い通り打てて狙い通り転がってカップイン。

 連続バーディ。諦めたら試合終了だからね。

 8番、2Wで流石にそんなナイスショットが続くはずがなく、強めにスライスして右バンカー手前。2打目は4W、何とか打てたけど右ラフつま先上がりで木の後ろ。残り200y、木から大きくスライスを掛けないとグリーンを狙えない。

 迷った挙げ句、「自分のできることしかしない」と朝考えたことを思い出し、PWでレイアップ。4打目85y、ウェッジフルショットでピッタリの距離。ベタピンに付けれそうな気がしてた。丁寧にアドレスしてスイング。

















 シャ◯クして右45度へ飛び出す。

 ここで出るか。そうか。まあこれがゴルフだよな。うん。5打目寄らず6打目入らず、3パット(この日初めて)もおまけに付いてトリプルボギー。

 ここをボギーでホールアウトしてたら予選通過だった事は後で知ることになる。

 最終ホールはティショット引っ掛け、2打目8アイアンでレイアップ、3打目95y打ち上げショート、アプローチショート、カラーから6mを1パットでボギー。



 心情的には「最後まで諦めずによく頑張りました」なんだけどね。さすがに10叩いたときは「三大競技に出るなんて10年早いな」と思った。最終1個前のシャ◯クは平常心じゃなかったからだろうね。

 言い訳になるけど、やっぱり腰が持たなかった。ドライバーが打てなくなったのはたぶんそのせいかな。アイアンやフェアウェイウッドならまだ誤魔化しが効くけど、ドライバーは飛ばしてナンボだもんね。





 で、これで終わりのはずだったんだけど、やっぱり疲れてたんだろう、とんでもないポカをやっちまった。コントロールカードを提出した後、家へ帰ってT石さん(予選通過おめでとうございます)やN條さんとLINEでトークしてるうち、なんと過少申告してる事に気づいた。

 44・39・49で132のはずが、44・37・49の130ストロークで申告してしまってた。全然気づかなかった。まあ予選落ちなら大勢に影響ないんだけど、グロス130ストローク、ネット119.5ストロークだとギリギリ予選通過になってしまう、という結果をT石さんから聞き、急遽コースに残っていたT石さんを通じてコースに連絡、失格の扱いにしていただいた。

 いやあ、何がダメって、きちんとゴルファーとしての義務を果たしてない(スコアを確認してない)のがあきませんな。諦めてないと口では言いながら、心のなかでは相当落胆してたんだろうね。やっぱり三大競技に出るなんて10年早いな俺。


2021/7/20  (1626331hit)   三柱の神


 というわけで今回のキャプテン杯は幕を閉じたわけだが、ご一緒させていただいた同伴競技者3名、いや三柱の方が皆さん神だった。私が切れずにラウンドできたのはひとえにお三方のお陰である。



 まずはHさん。この日は長いクラブの調子がいまいちだったようで、大変上手であるにも関わらず信じられないミスを何度かしてしまう。しかし、それをすべて受け入れ、淡々とプレーし続ける。なかなかできることではない。普通は態度に出ちゃうよね。そしてHさん、そんな中でもなんと4バーディ。5mぐらいのパットが何度も入って。その姿勢が神。

 また、ご自身の調子が悪い中なのに、大叩きの私に対して気を掛けてくださった。松1番のOBも自らチェックしてくれたり、OB杭の両側絡みてくださったり「ぎりぎり大丈夫のようにも見えるよ」と言ってくださったり、とにかく気遣いが神。



 次にNさん。3年ほど前に知り合い、顔を見たらご挨拶する仲のナイスガイ。スイングもショットももうプロ並。見てて気持ちいい。なのにフットワークが軽く、とっちらかった私のティショットやOB級の当たりを自ら率先して探してくださる。松1番の2発目のOBでは、(私がもういいです、と言っているにも関わらず)はるばる山の上までボールを捜索に行ってくださりニューボールを回収までしてくれた。優しさの神。

 あと、私のへっぽこアプローチがたまたま寄ったり、適当パットが入ったりした時は「上手いなあ」「ナイス」と(社交辞令かもしれないけど)すごく褒めてくださる。心遣いの神。



 そしてTさん。コースの委員をされていて、HDCPボードの左上から一桁番目の位置にいらっしゃる。それだけで私からしたら神なのだが、Tさんには超上級者でたまに見かける、偉そうな言動がひとかけらもないのだ。気さくで飾らず、真面目で寡黙。まさにゴルファーとは、上級者とはこうあるべきというお手本。人間国宝レベルと言っても過言ではないかも。普通に神である。

 他人の良いショットやパットに素直に反応、悪いショットには沈黙。簡単そうだけど自然体にできる人はなかなかいない。ましてや三大競技の最中である。

 そしてショットがもう芸術的というか美しいというか。ドライバーはすべて軽いドロー、私よりだいぶ年配であるにもかかわらず私より飛ぶ。アイアンも糸をひくようにピンへ向かう。そして神中の神なのがショートゲーム。どんなに悪いライからでもきちんとコンタクトしてグリーンに乗せるし、30y以内はほぼ(95%ぐらい)1m以内、あるいは入りそう。プロゴルファーと同じぐらいうまい。

 さらにパット。この日は10m以上を2回放り込んでた。その入り方も完璧。つまり距離感が完璧なんだよね。入らないときもカップの縁に止まるから、3パットなんてまずしない。ボギーが出そうにないゴルフ。レベルが100段階ぐらい違う。


 というわけで、予選落ち・・・じゃなくて失格になった今回のキャプテン杯だったけど、得るもの、学ぶものは非常に大きかったということで。神に感謝。


2021/7/23  (1626519hit)   海の日杯


 新型コロナに翻弄され、賛否両論巻き起こり、直前までありとあらゆるケチが付きまくった東京オリンピックがやっと開催。始まってみれば声高に反対を唱えていた大多数もTVにかじりついたり感動したりするんだろうから、人間なんて単純だよね。っていうかやっぱりお祭りだから単純に楽しむのが一番。

 開会式に先立って行われたソフトボール、男子サッカー、女子サッカーとも勝ちか引き分けで上々の滑り出し。今後が楽しみになってきたぜ。




 さて、猛暑日の昨日はホームコースで海の日杯。と行っても参加者は4名。つまりクラブ競技でもなんでも無く、プライベートで4人のハンデ戦を行った。

 何でそんな面白い事になったかと言うと、今年の4月頃、私がクラブ競技で「海の日杯」というものがあると思いこみ、N條さんとN井さんとT石さんに声をかけたのがきっかけ。後にそんな競技はないということが判明し、じゃあプライベートでラウンドしましょうとなったわけ。

 T石さんは都合が付かず、ごる日々公認アイドルのS木さんが急遽ご一緒してくださることになった。S木さん、ありがとうございました。とっても楽しかったです。傾斜地からのショットと50y以内のショットで自分なりの方程式を作れたらAクラスのポテンシャルありますよ!

 ちなみに賞品提供をしてくださったのはN條さん。言い出しっぺの私が何もしなかったのにわざわざ自腹で用意してくださった。いつもお気遣いありがとうございます。顔と態度には出しませんが心の中ではすごく感謝しています。

 そしてN井さん、いつも私のしょーもない話にむちゃくちゃて笑ってくださってありがとうございます。ドライバーの安定感は他の追随を許さない感じでしたね。松5番で私の暫定球をオーバードライブしたときのドヤ顔と嬉しそうな顔は小学生みたいでした(褒めてます)。

 とまああんまり真面目なことを書くと死亡フラグが立ちそうなので止めときます。「hiroさん、そういえば珍しく感謝の言葉とか書いてたなあ。何か虫が知らせたのかなあ」なんて後から言われそう。それはイヤだ。



 さて、この日はできるだけシンプルにスイングする、アイアンはフェースを返して左へ振っていくということを目標に。「絶対ダフらない打ち方」っていうのをYouTubeで視て、なかなか面白そうだったので。


 ドライバーがちょっとだけ復調(と言ってもナイスショット率が10%から20%になったぐらい)、ブラッシー多用、フェアウェイウッド良かったり悪かったり、アイアン、上の「フェースを積極的に返すとダフらない」はけっこういい感じ、アプローチだいぶいい感じ、パットもだいぶいい感じだった。

 パーオン率は相変わらず低い(6ホール)けど、それ以外の12ホールのうち寄せワンが6ホール(芝が元気だとチャックリしづらいので打ちやすい)あり、総パット数は29。ファントムXにして、ほんとにイメージが良くなった。




 今週のトホホ。

 松5番パー4、ティショットチーピン(切り返しで「間」を作らないとダメだ)でOB一直線、でも木に当たって戻ってきたラッキー。2打目6アイアンでレイアップするも、左へ飛んで木の後ろへ。3打目60y打ち上げ、9アイアンで転がすも当たりが悪くショート・・と思ったらカート道で跳ねてなんとかグリーンオン。でもお椀型グリーンを横断するような長いパットで、ファーストパット1.5mオーバーはいいとして、返しを外す。ミスだらけでダボ。返しだし、上りだし、いいパットした後だからこれは入れなあかんかった。

 竹4番パー5。ティショットは派手に右プッシュ、OB杭ギリギリの粘土のディボット内という最悪のライ。2打目はユーティリティで粘土ごとうち、反対側のラフへ。3打目打ち上げ220y、4Wで打てる(そしてあわよくば乗せる)と思ったんだけど強振しすぎて振り遅れて右OB。アホなの?ここは無理せずユーティリティで残り50y付近まで打っとけばよかった。

 打ち直しはグリーン手前30y、50度のチップショットはスピン効きすぎてショート、2パットでトリプルボギー。

 というわけで。



 ナイスラウンドでした。竹7番では15mぐらいのバーディパットが入ったしね。松9番はラフから8アイアンのセカンドが1mに付いた。



 そうそう、海の日杯はN井さんと私がネットで同点(N井さんもナイスラウンドでした)になり、プレーオフはサドンデスのパット対決。あ、もちろん練習グリーンに移動して。

 結果は2パットでN井さんの勝利。おめでとうございます!私は二位だったけど素敵な賞品をゲットできた。N條さんありがとうございました。お昼の生ビール小も美味しかったし、あー楽しかった!


2021/7/24  (1626564hit)   東京オリンピック開会式


 8時から生で観た感想。順不同。


 

 国歌斉唱。うーんもっと上手い人いたんじゃないかなあ。それともAKBとかジャニーズでなくてよかったと安堵すべきなのか。

 ルームランナーとごちゃごちゃっとした踊り。ショボい。

 なぜに真矢みき?大工の棟梁?中途半端なパフォーマンスはただ一言、面白くなかった。

 なぜにタップダンス?意味不明。まだエクザイルのほうが日本ぽいとすら思った。

 なぜに海老蔵?海老蔵こそキング・オブ・不祥事そのものじゃん。

 ジャズピアニストの上原ひろみさんの演奏は良かったけど、流れから完全に浮いてた。演出側のミスだと思う。

 野村忠宏はいい。3連覇の吉田沙保里出すなら4連覇の伊調馨だろ?

 松井・王・長嶋が出るのならイチローは?

 大坂なおみが出るのなら松山は?梶谷翼は?アマチュアの祭典だよね?

 歌がなかったね。オジサンとしてはサザン、ユーミン、中島みゆき、エレカシあたりに出てほしかった。

 パロティにしても意味不明なテレビクルー。悪夢を見ているようだった。

 中途半端なレトロ感の制御室から劇団ひとりという二流のコメディアンと冬季オリンピックの荒川静香。「それじゃない感」が満載すぎてミスマッチの極み。超未来的かあるいは逆にブレードランナー的な世界観で作り込み、それこそアニメのキャラを出すとかしても良かったのでは?

 ピクトグラム。子供は喜んだだろうね。途中でビデオのシーンが入って興ざめ。人数増えてもいいから全部ライブでしてほしかった。



 結局リオの閉会式を超えられなかったね。クールジャパンじゃなくて「お寒い日本」って感じか。

 野村萬斎と椎名林檎のほうが100倍良いものができたような気がする。

 徹底して「日本の良さ」が伝わらない作り。造り手の造り手による壮大なマスターベーション。

 富士山大噴火ですか?縁起でもない。

 ゲーム音楽の入場行進は良かった。唯一「攻めてた」演出だった。

 ドローンも素晴らしかったけど、所詮は平昌の二番煎じ。

 バッハの話長すぎ問題。空気読めない奴はいつどんな時でも同じ。開会式の中で最悪の13分間。




 驚き、ワクワクがほとんど無かった。これだけ感動に乏しく記憶に残らない開会式も珍しい。

 え、これで3兆円!?たぶん電通が90%中抜きしてるんだろうね。いや、総予算300億円と言われても納得できるんですが。開会式の予算は165億円だそうです。ま、それでも150億円ぐらいは電通が中抜きしてると思うけど。




 というわけで、日本の「電通様がラスボスというクソみたいなシステム」が存分に表現された、ある意味現代の日本を象徴する開会式だったなあ、というのが私の正直な感想です。異論は認める。


2021/7/26  (1626635hit)   7月月例競技


 5月と7月は月例で優勝するチャンスといえなくもない。なぜなら、上手な人が三大競技の決勝に出るから。というわけで、キャプテン杯の予選に惨敗した、上手な人ではない私は張り切ってスタート。暑いけど。




 前半、相変わらずドライバーは芯を喰わない、5回に1回ぐらい。2打目のアイアンも微妙にダフリ気味でパーオンはたった1ホール、しかしアプローチがまずまずで1パット(寄せワン)5つでしのぎ、3ボギー39でホールアウト。入賞圏内だ。

 後半はタフな竹コース。1番でやっと会心のドライバーショットが出て、9アイアンで2オン、2パットパー。

 2番は7アイアンでハーフシャ◯クが出るも、2打目バンカー越えのアプローチ(45y)を何とか乗せて2パットボギー。

 3番は上田治テイストの難しいパー4、ティショット右ラフ、2打目スタイミーになった木の後ろから引っ張りすぎて左サイドラフ、またバンカー越えのアプローチ(55y)、打った瞬間弱いと思ったけどなんとかグリーンオン、やや長めのパットを寄せてボギー。

 ま、竹の2番3番は難しいからね。ボギー上等。

 4番パー5、ティショット引っ掛け気味、左ラフ。2打目4Wはそこそこの当たりで残り130y、3打目8アイアンコントロールと9アイアンフルショットで悩むが、奥がイヤなのとフォロー気味なので9アイアンを選択、結果(乗ったけど)10y以上ショート。短めのクラブを持ったときに届かそうとしてリキむと余計に飛ばなくなるの法則を忘れてた。何とか2パットでパー。

 5番パー4、ティショットは振り遅れて右OB方向へ飛ぶも、ギリギリセーフ。しかしボールはつま先上がりのラフに埋まっている状態。残り170y。右サイドの木が気になる。2オンを諦め(いやそもそもパーオン率低いやんお前)、ユーティリティのクォーターショットで花道を狙う(あわよくばスライスしてグリーンオン)も、そのまま真っすぐ飛んで左サイドのバンカーへ。バンカーショットは雰囲気出しすぎてショートの法則発動、4オン1パットボギー。

 6番パー3、4アイアンでかいしんのいちげき、グリーンセンターにオン。2パットパー。


 7番、皆様お待ちかねのトホホホール。ティショットは4W、これも会心、飛びすぎて突き抜けラフ。フォローだったけどいつもより20yも飛んでた(中部銀次郎氏に「それはミスショットだ」と言われるやつ)。しかしアドレスで股関節きちんと入れる(7月2日の日記参照)ようになって長いクラブの安定感がだいぶ出てきた(ドライバー除く)。

 2打目は165y打ち上げ、ダフらないよう「フェースをしっかり返す」作戦(7月23日の日記参照)を実行したところ、30y左にまっすぐすっ飛んでいった。YOUTUBEで知ったコツを練習もせず試してグダグダになる法則である。ボールはサブグリーン奥のラフ。またバンカー越えの45y。この日3度めだ。

 ショット自体はうまく打てたけど、やっぱり微妙にショートして乗っただけ、8mぐらいの難しいパットを残す。そこからファーストパットは打ち切れず1.2mショート、ただし上りを残す。しかしこれを外し、3パットダボ。

 会心・トホホ・まずまず・まずまず(パット)とつないできてのダボはいただけませんね。このホール、2打目を外してはいけないところへ外したのがダメだった。無理せず花道狙いだったら、この日そこそこ上手く打ててるアプローチでパーのチャンスもあったのに。

 実はパーオン率上げたいという邪念があったんだよね。スタッツのためにゴルフをすると本質を見失うの法則だ。

 8番パー5、ティショットまずまず、2打目残り255y打ち下ろし、2Wで狙うも芯を喰わず、グリーン左手前ラフ。ピンは右サイドなのでバーディの期待が高まる。バッグから50度と56度のウェッジを抜いて・・・抜いて・・・・・あれ。

 ウェッジ2本がない・・・どこかに置き忘れたようだ・・・。



 慌てて後ろの組へカートを走らせ(同伴競技者の皆さんすいません)、聞きに行くも「見てないよ」とのこと。仕方ない、PWでアプローチ。考えすぎて(球足が強くなるのでフェースを開いてちょっと小さめのバックスイングででも緩まないように)大ショート。トホホ。エッジから何とか寄せて1パットパー。

 意気消沈するも、最終ホールも2打目を何とかピンハイ4mに付ける。これを入れれば70台そしてネットパープレーだ。

 読み間違いでカップの上を素通り。残念。というわけで。



 ダボとパーオン率の低さ(とバーディがなかったの)は残念だけど、寄せワンのパーを6個取れたのは良かった。2年前の、アプローチが銀河系一ヘタだった自分に言ってやりたい。努力は報われるんだぞって(しみじみ)。

 ネット1オーバーで入賞は無理だったけど、次回に繋がる内容だった。さて、ドライバー買い換えるか。


2021/7/27  (1626702hit)   ストレッチの効用


 伊藤”大魔王”美誠が宿敵中国を撃破。試合中のあの笑顔、中国選手は恐ろしかっただろうなあ。ハグを露骨に避けられた水谷は可哀相だけど、従業員(女の子)に聞くと「いくら嬉しくても、ノーパンの32歳のオヤジが抱きつきにきたらそら逃げますよ」との事。世のオヤジ諸君、金メダルを取ってもセクハラになる世知辛い世の中ですのでどうかお気をつけください。


 さて、今日は小ネタ。今年のキャプテン杯は(も?)実力をいかんなく発揮し、大自爆して終わったわけだが、その原因の15%ぐらいは治りきらなかった腰痛があると自己分析している。

 もともと慢性の腰痛持ちで、数年前からラウンド後に腰が張って、次の日の朝なんかは起きるときに「よっこいしょ」と気合を入れないと起きれないほどだった。

 それを私は「歳のせい」だと思っていたのだが、どうやら違っていたようだ。



 キャプテン杯の前に2回マッサージに行き、しっかりケアしてもらったにもかかわらず腰の筋肉は痛く重いままだった。その2回めのマッサージのときに「運動後にしっかりケアしてあげるほうが大事ですよ」と言われたのを思い出し、10日ほど前から、毎日、そしてラウンド後は特に痛む部分をしっかりストレッチで伸ばすようにしてみた。

 そして朝起きたときは寝床で腰痛体操(寝転んだままできる体操。詳しくはググってね)。

 すると、あれだけしつこかった左腰の痛みや慢性的な腰のだるさがどんどんなくなっていったではないか。そう、つまり私の腰は歳のせいではなく単なるケア不足、例えるなら雨のラウンド後に使ったクラブをそのままにしておいてサビが浮いていただけなのだ。

 ラウンドして疲労と細かく傷ついた筋肉をしっかり伸ばし、血行を促し、リラックスさせてやる。それだけで次の日の目覚めがぜんぜん違うのだ。

 青木プロもイチローも、試合前にはしつこいぐらい体のストレッチをしていたのは有名だが、それは怪我防止。そればかりがクローズアップされるけど、試合後のストレッチは筋肉のケアで、実はおっさんにはそっちのほうが重要なんじゃないかと思う。



 もう年だからあかん、筋肉の疲れが取れない、と思っている中年ゴルファーの皆様、ラウンド後、入浴後に5分だけのストレッチ、騙されたと思ってやってみてください。


2021/7/28  (1626770hit)   ファントムX8.5は価格の価値があったのか?


 今年5月、通天閣の展望台のガラスを突き破り、フリーフォールするつもりで購入したキャメロンのファントムX。果たしてその費用対効果はどうだったのか?検証してみた。

 今年のラウンドで、ファイントムX以前、オデッセイ#7CS(1月2日~5月4日)の22ラウンドと以後の18.5ラウンド(ワンハーフ1個含む)で比較してみた。5月4日以降もオデッセイ1回使ったし、季節とかフィールドとかも変わってるから単純比較はできないんだけどね。まあ参考程度に。



オデッセイ#7CS(ラウンド数 22)

・平均スコア 86.7
・総パット数 34.9/ラウンド
・最小パット数 28
・最大パット数 41
・3パット率 2.7個/ラウンド
・1パット率 3.9個/ラウンド
・バーディ率 0.5/ラウンド


ファントムX8.5(ラウンド数 18.5)

・平均スコア 85.1
・総パット数 31.6/ラウンド

・最小パット数 28
・最大パット数 39
・3パット率 1.3個/ラウンド
・1パット率 5.6個/ラウンド
・バーディ率 0.65/ラウンド


 驚くべきことに、ほとんどのスタッツが向上している。パット数は1ラウンドで3.3ストローク(!)も減少。3パットは1ラウンドに付き1.4個減り、1パットは同じく1.7個も増えている。

 バーディ数はもともと情けないぐらい少ないのであれだが、それでも30%の増加。




 ただ上にも書いたとおり、総パット数だけでは単純比較はできない。芝が伸びてきてアプローチが簡単になったら1パットの確率は上がるので、当然真冬~春の方が長いパットが残りやすくなるし。というわけで、面倒だけどパーオンしたホールのパット数を比較してみた。

オデッセイ#7CS(ラウンド数 22)

・パーオン率 38.6%(6.9ホール/ラウンド)
・パーオンしたホールのパット数 329/151ホール = 2.18/ホール


ファントムX8.5(ラウンド数 18.5)

・パーオン率 30.3%(5.5ホール/ラウンド)
・パーオンしたホールのパット数 200/99ホール = 2.02/ホール


 パーオン率が1ホール以上違うね。だから、総パット数も0.5ストロークぐらいは補正しないといけない。それでも、ファントムXの方が2.8ストローク良くなってるんだけど。

 パーオンしたときのパット数は思ったほど差がないが、1ラウンド換算(18ホールすべてパーオンしたと仮定)した場合、オデッセイが39.24、キャメロンが36.36になるので約3ストローク良くなってる事になる。

 つまり、パーオンしたホールもしなかったホールも同じぐらい(3ストローク弱)パット数が減ってるということだ。やっぱり、パットそのものが良くなっていると結論づけて良いと思う。


 
 あと、上の数字には現れてないけど、オデッセイの時は4パットがいくつかあり、さらにパー5の3パット率が異常に高かった。しかし、ファントムXに変えてからは4パットなし(いや偉そうに言うことじゃない)、パー5での3パット率も激減している。

 これは長いパットの距離感もあってるし、短いパットを外す確率も下がっているという間接的な証拠になる、かもしれない。



 というわけで結論。ファントムX、値段だけの価値はありました!買ってよかった!


2021/7/28  (1626770hit)   ホームでMの会


 昨日はいつもの仲間とホームコースのMの会。といっても、同年代の女性2人、私より2回りほど上の男性といういつもと違うメンバー構成で。


 図らずも男性対女性のストローク勝負という感じになり、100を余裕で切った女性陣にボロ負けしてしまった。いやあ、女性は強い。暑さなどどこ吹く風って感じだもんね。

 そのボロ負けした私は前半ハーフで2連続OBなどがあり、大台寸前。グロスで女性2人に負ける。情けない・・・。後半なんとか頑張って80台で収まった。



 前半は50y前後のアプローチがことごとくショートしてグリーンに乗らないといういつものアレが、なんと9ホールで5回もあった。ヘタすぎる&学習能力なさすぎる。コンタクトそのものはミスではないので、苦手な距離(ショット)だから慎重になりすぎて緩んじゃうんだろうなあ。最近練習も行けてないしなあ。

 後半はクラブを1番手間違えたり、チャックリ気味のアプローチがあったり(30~35yという中途半端な距離がダメ)したけど、2番では難しいバンカーからの砂イチ、8番でOBバーディ、最終はセカンドがピン下1.5mに付いてバーディと尻上がりで次(ってなにがあるん?)につながる上がりだった。

 
 しかし練習行かなあかんわ。暑いけど。


2021/7/31  (1626968hit)   久しぶりに工房へ


 10ヶ月ぶりにG工房へ。大阪の男女プロや強豪の大学生も通い、私が全幅の信頼を置く、いつもの場所である。今回行った理由は4つ。

・スライスしか出ないN條さんブラッシー(キャロウェイXhot)を何とかしたい

・トゥにしか当たらないドライバー、私にはもう打ちこなせなくなっているのか?

・RTX4の調整

・ファントムXの調整



 まずはブラッシー。重すぎる、ハードすぎると思っていたのだが、Gさんは持つなり「あ、ヘッド効いてないですね」との事。バランスを測るとC9~D0。ヘッドか軽すぎるので硬めのシャフトの挙動と合わず、スライスするんだろうと。

 というわけで、まずグリップ交換、そしてヘッドに鉛を張ってもらってバランスを出し、終了。シャフトを切ったり変えたりという大手術も覚悟していたのだが、さすがGさんである。

 で、一昨日使ってみた結果は・・・重すぎて振り切れず、余計にスライスするように。っていうか、まあ1回も練習してないんだからそれがダメだよね。今度は大胆に短く持って打ってみよう。それでもダメなら相談だ。



 次にドライバー。ヘッドスピードがまだ落ちていないし、キャリーで220y以上出ているうちは大丈夫、とお墨付きを頂いた(でももし替えるなら、シャフト-ランバックス60S-だけ変えても良いかもしれませんねと)。

 そのうえで、グリップが少しヘタってきているのでヤスリで復活させてもらった。変えても良かったんだけど、今世界的なグリップ不足でツアーベルベットのグリップが全く入ってこないらしい。「紙ヤスリで十分復活できます」と言うことだったのでお任せした。これでまたばんばん芯に当たるようになるだろう。そうなると良いな。お願いします。

 で、一昨日使ってみた結果は・・・驚くべきことに、だいぶしっかり振れてしっかり打てるようになった。「グリップ復活させるだけで手の力が抜けて振れるようになりますよ」とGさんはおっしゃってたけど、こんなに変わるなんてすげえ。




 RTX4、ライ角もロフトも問題なし。少しだけフラットになっているそうだが、私はもともとアイアンもフラット気味なので問題なし。

 以前にもGさんに聞いたが、RTX4はやはり稀に見る名器らしい。ジップコアではなく無印、それがないならフォージドでもいいです、との事。

 ただ、無印RTX4は三世代前のウェッジでほとんど手に入らない。「今のうちに何とか予備を手に入れておいたほうが良いですよ」とまで言われたので、帰ってすぐ新品で売っているところを探し出し、2本ゲットした。残念ながらバウンスは今使ってるfull(10度)ではなくlow(8度)だけど。

 あと、溝がすり減らないようにバンカーで使わないことにした。バンカーショットは古いボーケイの58度でも入れとこう。





 それ以外にも、たくさん面白い話を聞いた。2時間ぐらい喋ったかなあ。

最近のドライバーではPGAプロ使用率の高い某外ブラのは出来が良いが、そのライバル外ブラのはイマイチとか。

上とは別でよく売れている某外ブラのドライバーは二世代前のヘッドが最高だとか。

最近のウレタンボールはスピンの効きが悪くなっているが、某国産ブランドBのボールがスピン性能が高いとか。

某国産ブランドの中の人は自社の現行ドライバーを使わず、わざわざ外ブラのを使う(国産ライバルメーカーでなければ目をつぶってくれるらしい)とか。自社ドライバーの出来が・・・という意味ね。

テンセイのシャフトはオーソドックスだとか。


 いやあ、広告やYOUTUBE見てたら全然わかんないよね。でも、言われてみれば確かにそうだ・・・・



 あと、パターの話になった時、パッティングは日によって、体調によって、また季節に寄ってフィーリングや調子が変わってくる(入らなくなる)ので、自分のエースパターを完全に1本に絞るのではなく2~3本は常にキープしておいて、入らなくなったら変えていくというのは絶対的に正しいと言われた。

 私なんて全然毛色の違うエースパターが3本あるので、俺の考え方は間違ってなかった、やるじゃん俺って思った。



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