日記323
(2021年5月)

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2021/5/1  (1620919hit)   昭和の日杯、ただし大雨


 4月29日、昭和の日杯@ホームコース。

 この日は前線の影響で1日中大雨が確定していた。同伴競技者の面々がキャンセルする中、真正のゴルフバカである私はキャンセルするのがなんとなく悔しくて、ラウンドすることに。

 そもそも、5mmとか6mmとかの雨、しかも1日中降り続くという予報ならキャンセルして当然である。私もライングループの会話の中で「ラウンドします」と勢いで言ってしまったけれど、当日の土砂降りを目の当たりにして、半分ぐらい「止めてもいいなあ、競技不成立になったらやめよう」という気持ちでコースへ向かった。

 朝早いスタート時間ということもあり、コースの駐車場はガラガラ。受付では仲間からの(中止の)知らせを確認していない人が帰っていったり、人数が集まらなかったりと雲行きが怪しくなってきた。雨だけに。

 競技成立するかは微妙な感じで、8時台9時台スタートの競技参加者がどれくらい来るかわからない中、とりあえずスタート。まあ、ラウンドし始めたら雨もまた楽し、だ。新緑はきれいだし、3バッグで前も後ろもいないのでマイペースでラウンドできる。



 雨で何が困るかというと飛距離が落ちること。そもそもレインウェアを着てるので10y飛ばない上に、いつもなら15y~20yぐらい出るランがほぼゼロだ。前半はまだマシだったけど、後半なんて着弾したら水しぶきが上がってフェアウェイなのにボールマークが付き、ボールはその50cm前とか。

 よって、2打目は最低2番手、ちょっとミスショットしたら3番手変わってくる。ホームはバック(青ティ)からでも6700yあるので、雨が降ると計算上7000yを超えるコースになってしまう(パー3が10y×4、パー4とパー5が25y×14)わけだ。そりゃきついよね。



 1番パー4、いきなり右プッシュOBでダボ。

 2番パー3は4アイアン当たり損ない大ショート、2打目50yが偶然ピン横1mに付いてパー。

 3番難しいパー4、ティショット4Wは先っぽで180yぐらいしか飛ばず、2打目は打ち上げを入れて230y。6アイアンでレイアップ、3打目ウェッジショットはトップして奥へ、奥からのアプローチは下りのパットを残してしまい、そして4パット。記憶が曖昧だけど上からショート、下からオーバー、短いのを外す、だったかな。ヘタだ。ダブルパー。

 4番パー5、ティショットはそこそこの当たりだったのに210y、2打目ユーティリティはチョロ、3打目もう一度ユーティリティで残り80y、ピン右上10mに乗るも何とか寄せてやっとこさボギー。

 5番は2打目の6アイアン、ダフってショート、アプローチ寄らず普通にボギー。

 6番パー3、9アイアンはあたり損ないながら何とか乗って、2パットパー。パー3でしかパーが取れない。

 7番パー4、ティショットがやっと芯を食う。カート道に当たって残り70y、ウェッジでピン下5mにオン、2パットパー。やっと落ち着いてきた。

 8番パー5、ティショットフェアウェイ。でもいつもより20y飛んでない。2打目4W、思い切りダフる。3打目ユーティリティで花道、残り35yへ。4打目クラブが止まってハーフトップ(いつものやつ)で奥へけっこうこぼれ、5打目もワンクッションが乗らず。乱れるときはいつもアプローチから。6打目、開き直って打ったらチップインでボギー。最近チップインづいてる。

 最終ホール、ティショットは良かったのに上がってみればダボ。ちょっと途中の記憶がないです(本当)。

 というわけで前半46。

 後半、そのままスルーで。ちょっとショットもパットも落ち着いてきて、7番を終わって4オーバー。

 8番パー5、パーオンするまでは良かった。上横からのバーディパットは1mオーバー。そしてパーパット、上り軽いフックだけどエアレーションのスジが斜めに横切るイヤなラインが残り、スジに持っていかれて真っ直ぐ抜ける。そして返しのボギーパット、今度はラインと10度ほどずれてスジが。やっぱりスジに乗って入らず、4パットダボ

 9番パー4。パーオンするも、カップまで15m、ここへ来てグリーンは全面水が浮いている状態。動かしようがない。パットでフルショットするも、5mしか転がらず。次は300y飛ばすつもりで打つも、同じく5mしか転がらず。3パット目、ヤケクソで打つも4mしか転がらず。結局4パット



 結論。大雨の日はパットが難しい。


2021/5/4  (1621042hit)   雑多なこと2つ


 1つめ。和合で優勝争いしてた宮本のパターが良さそうなのでググってみた。



 スコッティ・キャメロンのファントムX8みたい。ただ、私は下のほうが良いかな。



 ショートベントで、ちょっとフェースを開閉させてい打つタイプ。誰か買って私にください。




 2つめ。関西ローカル、サンテレビのゴルフ番組「真弓&勝成のExpert GOLF」の一コマ。



 高橋勝成プロ、良い人すぎるぐらい良い人だし、レッスンの内容はいつも素晴らしく参考になるんだけど、お世辞にも説明が上手いとは言えない(日本語が不自由なレベル)。だけど、この時のレッスンは我慢して(失礼だろおい)しっかり見てた。

 これ、サンドウェッジで低く出して少し足を出すという、私が今まさにメインにしている打ち方なんだよね。そのポイントは、

 (右)手首の角度を変えない。そのためには、(手首を使ってヘッドをひょいと上げていくような)始動をするのではなく、手首を固定して体(方?上半身?)の回転で打てと。

 これ大事なので、覚えておくように>俺。


2021/5/5  (1621094hit)   みどりの日は午後スルーで


 GW中つまり日曜祝日は午前中仕事をしている私のため、いつもの薄暮友達のN條さんとN井さんがわざわざ午後スルーにお付き合いくださった。えー、口には出しませんがいつも一緒にラウンドしてくださって心から感謝しています。本当にありがとうございます。ちなみにこの言葉に嘘はありません。たぶん。


 さて、というわけで、12時半まで仕事、15分で昼食を済まし、1時過ぎにはコースへ。ちょっと風はあるものの、みどりの日らしい穏やかで新緑がみずみずしい午後だ。



 さて、今日は久しぶりにトリッキーな梅コースから。ダボが3つ以外はパーという、ある意味梅コースらしいスコアで42。ちなみにダボは、

 3番パー3・・・ティショット5アイアンで逆球、右グリーンの奥のベアグラウンドへ。アプローチは40y、上から潰して低いピッチエンドラン、うまくコンタクトするも強すぎて反対側のラフへ、パターで2mもオーバーさせてボギーパット入らず。実質3パット。

 5番パー4・・・ティショットは4アイアンでちょっと低い球を、とか出来もしない事をしようとするから天罰覿面。ハーフトップスライスで120yしか飛ばず。2打目5アイアン、ダフってグリーン手前のバンカー。バンカーから5mぐらいに乗るも、3パットしてしまう。

 8番パー4・・・ティショットは4W、チョロに近い当たりで170y。2打目5アイアン、ダフリフックでグリーン手前40y。懸案の距離。緩まず打とうと思ったらどうしてもインパクトが強くなり、打って終わりのようなショットになってしまうんだよねー。わかっててもやっちう。ビョーキ未だ完治せず。きちんとフィニッシュまでスイングせなあかんのに。


(ここが鬼門の梅8番である)

 低めの強い球で奥へ、奥からワンクッションで何とか乗せて2パット素ダボ。


 後半松コース、ショットはだいぶ良くなった(パー3を除く7ホール中5ホールでフェアウェイキープ、9ホール中5ホールでパーオン)ものの、今度はパットがグダグダに。新しいパットが欲しいなんてこの前書いたせいか本妻(マラネロ)が機嫌を損ねてしまったようだ。スタートして4ホール連続3パット。

 まあグリーン端から端までの25mぐらいの登りとか、きつい下り+フックの6mとか、難しいパットもあったから仕方ないとは言えこれはヘタクソすぎる。

 最終ホール、ほぼ真っ暗な中(祝日はビジターが多いのでずっと待ちながらのプレーだった。前半なんて三時間超ですぜ)、ティショット会心、セカンド7アイアン会心、横からの微妙なパットはOKに付き(真っ暗な方が良いのか?)終わりよければすべてよしということで。



 スコア的には平凡だけど、楽しかったし内容も(パット以外は)まあまあだったので良し、ですな。


2021/5/7  (1621208hit)   Mの会、いつもどおり。


 昨日は毎週木曜日のMの会。毎週参加してるわけではないけど。



 青からで、苦手なアプローチが練習できるよう、グリーンをこぼれたらできるだけ56度のウェッジで打つことにしたんだけど、ワンオンを逃した12ホール中、距離がきちんと合ったのがたった2つ。下手すぎるね。

 でも、寄せワン(パー)は4個、それ以外の1パット(OBとか、アプローチミスとか)が3個とパッティングは悪くなかった。それでも寄せワンのチャンスを5つ逃してるんだけどね。

 これがあと2つ3つ決まったらもう一段上へ行けるんだけどなあ。つまり20y~60yからの平均スコアをいかに減らすか。上手い人は2.2とか2.3だけど、私なんて今回、前半が2・3・2・2・3・3・3、後半が3・3・2・2・3で2.58だもんね。つまり5回に2回しか寄せワンが取れてないことになる。仮にあと3つ取れてれば2.33で3回に2回は成功する計算になるんだけどね。

 まあ、アプローチのビョーキ持ちだった私にしては、まあここまで持ってこれたとは思うけど。5年前ぐらいは10回に1回しか成功してなかったし、60y以内からの平均スコアは間違いなく3を超えてたと思う。3.5とか。


 というわけで。



 ショットは右へ飛びがち。ウェッジでもピンを刺さない。ま、スイングイメージを変えてるせいだろう。アイアンは3回に1回大ダフリするけどこれもまあ想定内。アプローチは前述通りヘタ。パットは新しいパター(GW中に衝動買い)がいい感じで買い替えてよかった。

 パターについてはまた後日。


2021/5/8  (1621293hit)   パター買い替えました


 連休最終日の5月5日。私は(仕事関係でたまに頂くことがあって)10年間コツコツと溜め続けてきた、JCBとVISAのギフトカードの束を持ち、ゴルフショップを訪れていた

 一番の目的はクリーブランドのフロントラインシリーズ。2.0



 某メールマガジンで評判がよく、私もL字が好きなので気になっていた。しかもコスパがいい(16000円ぐらい)。打感が悪くなければもう決めようと思ったんだけど。

 そのショップにはこの型だけなかった。でも、他の型で打感を確認。うん、まあ悪くはない。しばらく転がして、ふと上の方の棚を見ると・・・ありました。



 ファントムXはヘッド形状が5・6・7・8・11・12の6種類。シャフトの入り方が「シングルミッドベント(整数表示)」と「シングルショートベント(コンマ5)」の2種類(一部のヘッドでセンターシャフトあり)。長さが33・34・35インチの3サイズ(ショップには33と34しかなかったけど)。いっぱいあって何がいいのかわからん。

 ぱっと見て格好いい(キャメロンらしい)のは6とか12なんだけど、逆にありきたりで飽きそうな気がしないでもない。その点、宮本勝昌が使っていて一目惚れした8.5は上から見たら一番シンプル(というか何の変哲もない)形状だけど、集中できそうだし、どっしりとしているような心理的効果があると思う。
 

 で、色々転がして、33インチ、8.5が一番しっくりきたんだけど・・・・売値が上記フロントラインの4倍近くするんだよねー。流石にこれは高すぎると思ってもう一度フロントラインを手にしたら・・・

 これは悪口じゃないので誤解してほしくないんだけど、ヘッドの質感とかがぜんぜん違うんだよね。値段が数倍違うものを単純に比較するのが間違ってることは百も承知だけど、オデッセイやピンでさえキャメロンを持ったあとでは仕上がりや質感の違いが気になってしまう。つまりキャメロンの罠にまんまとハマってしまったわけだ。




 というわけで、人生初キャメロン、通天閣から飛び降りるつもりで買ってしまいました。昔は「(高すぎる)キャメロンなんて一生使うか!」なんて文句書いてたのにね。まあ歳をとったら色々考え方も変わるということでご理解いただきたく。

 で、実際にコースで使ってみたらヘッドの座り、構えやすさ、転がり、振りやすさなど予想以上に良かった。今まで20年以上インサートの入ったパター使ってきたけど、もともと鈍感なんで打感の変化とは気にならない。

 不思議なのは、弱めに打ってもそれなりに球足が伸びてくれるし、しっかり打っても大オーバーするようなことがないこと。例えば10mのパットで打った瞬間弱いと思っても9mぐらい転がり、逆に強すぎるぐらい打っても11mしかいかないような感じ。これはほんとに謎だ。博識の人、何でか教えて下さい。まあ助かるんだけど。



 1つだけ不満があるとしたら、ヘッドカバーが悪目立ちする(黄色ででかい)のと、今どきマグネットではなくベルクロ(マジックテープ)で止まる事。アメリカ人は細かいこと気にしないんだねー。これだけはなんとかしてほしいなと思ったけど、まあいいか。



 裏側は格好いいよ。


2021/5/10  (1621337hit)   理事長杯想定ラウンド


 今月16日から理事長杯。その想定ラウンドで、フルバック、午後スルーラウンド。ま、私は出ないんだけど(ご一緒したT石さんのお付き合い)。N條さんとの3バッグで。

 うちのホームコース、何度か書いてるけどけっこう距離が長い。青ティ(バックティ)からでほぼ6700y、黒ティ(フルバック)だと7000yを超えてくる。理事長杯は当然黒ティからだし、最近黒ティが許可制(HDCP上限あり)で回れるようになったので、この日はそこから。



 距離が長くなると、当然パーオン率が下がる。元々低いパーオン率がもっと下がるので、ショートゲームの比重が高くなる。つまり黒ティはティショットの飛距離も大事だけど、実はショートゲームがキーなのだ。

 この日もパーオン率は22%、たったの4ホール。トホホホホ・・・と1分ぐらい言い続けたくなる数字だ。で、残り14ホールのうち、ティショットOBが2ホール(いずれもパー5・・・トホホホホ・・・)、よって12ホールで寄せワン(パー)のチャンスがあったことになるんだけど、パーが取れたのが4個。三分の一やね。

 パー5のOBはバカとしか言いようがない。いずれも振り遅れてプッシュスライス。まあ、今目指してることを考えるとチーピンよりましだとはいえ、未だに「飛ばしたい欲」がコントロールできないってどうよ。

 アイアンはこの日ずーっと悪かった(というか1度もまともに当たらなかった)んだけど、17ホール目で昔の悪い癖、ノーコック打法で打っていたことが判明し、修正できた。いや遅いって。

 アプローチは以前は【優0 良0 可2 不可8】ぐらいだったのが【優2 良3 可3 不可2】ぐらいになってきてるので相当良くはなってるんだけど、まだ微妙な距離感とかきっちり芯に当たるとかちゃんとスピンが掛かるとかとは程遠いレベルだ。まあ伸びしろですね。

 パットは相変わらず好調。微妙なのを入れ、T石さんとN條さんから「ナイスパター!」と褒めてもらえる回数も増えてきた。・・・・あれ、これ、腕じゃなくパターを褒められてる?



 パー3の平均スコアが4.0(パー2つ、ダボ2つ)、パー4の平均スコアが4.6(パーが6つ、ボギーとダボが2つづつ)、ここまではいい。パー5が6.5(パーなしでボギーとダボ2つづつ)。これはどう考えてもダメだろ。

 パー5をの平均ストロークを5.5にして、あと2つ寄せワンが取れて、あと1つOBが減って、パーオンがあと2ホール増えて、パット数をあと2つ減らせたら80ストローク。もうちょっとなんだけど、そのもうちょっとがなかなか険しい道程なのだ。




 本日のベストショット。最終ホール、残り40yバンカー越えのアプローチ、しかもライは薄い。今までの私なら打った瞬間ゲームオーバー、いや打つ前からスタンド能力で未来を確実に予知できた(チャックリを怖がってトップしてバンカーイン、バンカーから出して2パットダボ)んだけど、「打ち急がない」というマジックワードでうまく打て、ピン横80cmにスピンで止まるという死人が生き返るレベルの奇跡が起き、パー。

 しかし1打差で首位だったT石さん、その私の「きさいち竹9番の奇跡」を見たあと、25yのアプローチを涼しい顔で1mに付け、もっと涼しい顔でそのパットを沈め、私を蹴散らしたのであった。これで今年のT石さんとの対戦成績は1勝3敗。



 ちなみに、N條さんとの対戦成績は・・・



 どれがN條さんかは、ご想像におまかせします。


2021/5/11  (1621458hit)   登山に例える


 ふと思った。私はゴルフという山の、何合目ぐらいまで登ってきているんだろう。




 バリバリの学生ゴルファーとかじゃなく、一般のオッサンアマチュアの場合、その山の頂上とは(人によって様々だと思うけど)例えば日本アマ優勝とか日本オープンベストアマになるんだろう。HDCPで考えるならプラスハンデ?あるいはまた、年間平均スコア72前後とかになるのかな。

 では9合目は。日本アマ出場、HDCP0、平均スコア75以下ぐらいか。

 8合目なら地方アマ(関西アマとか、関西ミッドパブとか)出場~入賞。HDCP1-3、平均スコア78以下。

 7合目ならインタークラブの選手クラス、三大競技制覇つまりそのコースの「上手い人」、HDCPは5以下、平均スコア81以下。

 6合目で月例優勝・三大競技入賞、HDCPは7以下、平均スコアは85以下・・・自分はなんてヘタなんだと思い知る頃。

 5合目で月例入賞、hdcp10前後、平均スコアは80台・・・人生の中でゴルフが占める割合が50%を超える頃。

 4合目はAクラス昇進、HDCP15前後、平均スコア90台・・・自分はゴルフが上手いと思い始める頃。

 3合目、ホームコース取得、月例参加、HDCP20~30、100切り達成、平均スコア100前後・・・一番ゴルフが楽しい頃。

 2合目、自分のゴルフクラブを新品で購入、HDCP30~40、スコアは105~130・・・とにかくラウンドしたくて仕方ない、怖いもの知らずの頃。80台で回る人が神様のようにうまく見える。

 1合目、知り合いや上司にもらったクラブでゴルフを始め、ゴルフの面白さに気づく。そう、子供の頃、テーマパークの入り口に立ったときの、興奮しすぎてわけがわからなくなるような気持ちをまた経験できるのだ。



 5合目より下が大雑把だなと思われるかもしれないけれど、頂上が近くなればなるほど道は険しくなり進むのが難しくなってくるので、おおむねこんな感じだと思う。でも、あくまで個人の感想なんで異論は認める。っていうかあまり本気にしないでね。



 ・・・まだ6合目。ここからがどんどん険しくなるので、7合目にたどり着けるかどうか。っていうか、上を目指すには人生は短すぎる!


2021/5/14  (1621337hit)   ポルナレフ


 あ・・・ありのまま昨日起こった事を話すぜ!

 『おれは山を六合目まで登っていたと思ったら いつのまにか三合目まで降りていた』

 な・・・なにを言っているのかわからねーと思うが

 おれも何でそうなったのかわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった・・・

 フルバックティだとか強風だとか、そんなチャチな原因じゃあ断じてねえ

 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・




 この日は前回の反省を踏まえ、

・パー5の平均スコアを下げる
・OBは1個までに抑える
・6ホールでパーオンを目指す
・寄せワンを5つ以上取る
・パット数は30パット以下

 の5つを目標に臨んだんだけど、このうち、7つは達成できなかった。ちなみに達成できなかったのは上の5つ以外に

・パーを4つ以上取る
・3パット2個以下に抑える

であった・・・




 松1番パー4、ティショットはヒール球で左引っ掛け(想定内)、2打目6アイアン左引っ掛け(同)、アプローチ寄らず2パットボギー。

 2番パー3、ティショット(今回ユーティリティの代わりに入れた)7Wで、やや天ぷら180y。2打目アプローチ40y、うまく打てて下5mにオン、でそこから3パットダボ。ファーストパットを大ショートさせた。

 3番パー4、ティショットは当たり距離方向とも完璧、2打目7Wはヒール球で届かず、3打目9アイアンのワンクッションランニングでピンした2mに、入らずボギー。

 4番(懸案の)パー5、ティショットはチーピン気味で左ラフ、2打目フックを掛けてレイアップのつもりが左の木に当たって50yしか飛ばず(こういう所がヘタですな)、3打目おとなしくレイアップ、4打目80y、56度のフルショットのつもりがなぜか65yしか飛ばず、5オン2パットの素ダボ。

 5番パー4、ティショットはいい感じのフェード、と思ったら風でぐんぐん曲がってOB。ダボ。

 6番パー3、8アイアンのティショット、芯で捉えた完璧な当たりで左へOB打ち直し、さらにアプローチもミスってトリプルボギー。

 7番パー4、ティショットは2W、へっぽこトップで180yしか飛ばず。2打目、左足下がりからの4アイアンはそこそこ上手く打てたけど右へペラってバンカー。バンカーから5mに、パーパットを1.5mオーバーさせてまた3パットダボ

 8番パー5、もろアゲンストの打ち下ろし。ドライバーはスライス、右バンカーの手前(いつもより50y以上飛んでない)。2打目4Wは左足下がりからまあまあ。3打目5アイアン、これもいいショットだったけどわずかに右へ、グリーン右サイド。50度のウェッジでランニングアプローチ、1.5mに。でも入らずボギー。

 ちなみにここまでパーなし。

 9番パー4、ティショットは想定内の右ラフ、2打目8アイアン、ちょっと薄めだけど手前エッジへ、パターで寄せて1パットパー。

 9ホール目で初めてのパー、しかし3ボギー4ダボ1トリプルで50ジャスト。OB2個、3パット2個、スカタン多数。



 後半も反省のため全ホール思い出しながら書く。

 竹1番、ティショットはアゲンストの打ち下ろし、またヒールこすり球でいつもより50y飛ばず。2打目ラフから残り190y、4アイアン、ダフリ引掛けで左のバンカー。木の真後ろで、高さが出せずピンも狙えず。3打目、花道に向かってクリーンに打つもアゴに当たって木の真後ろへ笑。4打目背面打ちで手前へ、5打目で2mに、入らずトリプルボギー。

 2番パー3、7アイアン、初心者でもやらないようなへっぽこトップで50y残る。アプローチはそこそこ上手く打てたけどラフから出とならず奥へこぼれ、3打目寄らず、4打目のパットが偶然入って1パットボギー。

 3番パー4、ティショット4W、当たりは良かったけどちょっと右へ曲がってしかも風に乗って右ラフ。また全然飛んでねえ(のちに理由が判明する)。2打目180y打ち上げ、もう一度4Wで。そこそこの当たりで飛ぶも、今度は左ラフ。3打目35yのウェッジショット、ちょいダフリで乗っただけ、2パットボギー。あー、パーが取れない。

 4番パー5、ティショット天ぷらで200y。右ペラにヒール球に天ぷら、ここでやっとボールとの距離が近すぎて詰まってる、と気づく。遅いって。2打目4W、ヒールで左ラフ。まだあかん。3打目4アイアン、ナイスコンタクトでグリーンまで5yの地点へ。4打目ウェッジで20y、ちょっとショート。2パットボギー。

 5番パー4、ドライバーがやっと芯を食う。2打目7アイアン、当たりは良かったけどフックして10y左、バンカーへ。3mに、2パットボギー。ちょっとまともになってきた。まだパー取れないけど。

 6番、30yの打ち下ろしのパー3。ティショット5アイアン、まずまずで左カラーへ。しかし20mのパットを4mぐらいショートさせ、お約束の3パットボギー

 7番パー4、4Wは狙いより15yも右へ、OBギリギリからのOB。打ち直さなかったので無くなったあたりから4打目7W、残り40y地点まで。懸案の40y、うまく打ててピン横1m、1パットダボ。

 後半、ここまでパーなし。素で大台突破もあるかも。

 8番パー5、ティショットまずまず。やっぱりボールとの距離の問題か。2打目4W、これもバッチリ。3打目残り80y、ウェッジショットはちょっとトップ目もピン上5mに、難しいラインを何とか2パットで今日2個めのパー。

 最終はバックティから400y近い、だらだら打ち上げのパー4。ティショット、ちょっと先も240yぐらい、2打目160y打ち上げ、6アイアンで、そこそこの当たりも捕まって左手前、アプローチは上1mに、気合の1パットでパー。



 ほんとにヘタ。感想はそれだけ。以上。


2021/5/17  (1621832hit)   スロースイング


 ホームコースの親友、T石さんが理事長杯の予選を見事通過。直前に2回お付き合いでラウンドさせてもらった私のお陰だろうな、と思うけれどもちろんそんなことは口に出さない(ブログには書く)。お礼を要求もしない(ブログには書く)。私は奥ゆかしいのだ。



 さて、「打ち急がない」でアプローチがなんとなくうまく打てている(生涯一のアプローチがここ数ラウンドで2回もあった)ことを受け、そのイメージをさらに強固なものにすべく、久しぶりに練習へ。

 3かご、135球のうち2かご分ぐらいをアプローチに当てたんだけど、今回は「ウェッジのクォーターショットをスローモーションのつもりでゆっっくり打つ」というのをやってみた。もちろん、スローでも下半身リードで腕で打ちにいかないよう気をつけて。これを「スロースイング」と名付けることにする(そのままやん)。

 今までやってた「緩まない」と方向性が正反対のように思えるんだけど、スロースイングできちんとした体の動きを覚えることが、結局は緩まないスイングに繋がるんじゃないかと。

 だって、緩まないスイングとは「正しく体を動かして正しいリズムとテンポで打つ」事だと思うんだよね。そもそも、「緩まないように打とう」と思うだけで正しいスイングが出来たら苦労しない。




 というわけで、クォーターショットで30yぐらいしか飛ばさないつもりのイメージで。普通に打つと60yぐらいだから半分ぐらいだね。で、実際にやってみると・・・

 まずまともに当たらない。今まで如何に「器用な手で帳尻を合わせて打ってたか」がよく解る。正しいスイングが全然できてないってことか・・・orz


 とにかくリズム第一で、体重移動と捻転差と腕の脱力を意識して振る。なんとなくイメージ出てきた。すると次は・・・上半身や腕を脱力しすぎてダフったりトゥヒットしたりする。この辺の塩梅が難しいんだよねー。

 で、色々やってみて、真理に気づく。脱力しようと考える事自体が不自然だ、と。

 腕に意識が行くから力が入ったり抜きすぎたりするのだ。だったらいっそのこと、腕のことはまったく考えずに打てばいいんじゃね?と思い、

切り返し(私の場合左足のヒールを下ろす動作)た後の事はな~んにも考えずに振って

みた。そしたらまたちょっといい感じになった。


 なるほど、これがクラブに仕事をさせるってことか。ちょっとだけその輪郭がつかめたような気がしないでもない。うまく打てる確率がまた少し上がった。しかし、まだ何かしっくりこない。リズム感が悪いというか、スロースイングの中でももう少しメリハリが欲しいというか。

 何度も素振りをして実際のスイングとの違いを考察してみると、まだ腕で打ちに行くイメージが残っていて、下半身との捻転差が(スロースイングになればなるほど)崩れているような気がした。

 そこで最終的にやったことは、下半身はダウンスイングに入っても上半身はまだバックスイング中というイメージ。具体的には

 切り返しで左足ヒールを下ろした時、上半身(特に肩の捻転)は一瞬だけそこに留まる(我慢する)、という動き。

 これでだいぶ理想(素振り)に近い雰囲気が出るようになった。



 方向性は間違ってないと思う。後は100万球ぐらい玉を打ってこのイメージを固め、コースで無意識にできるようにするだけだ。





 しかし野望達成への道程は長いなー。もう100万歩ぐらい歩いてる気がする。
 

2021/5/21 (1622150hit)   やさしい世界


 昨日の関西はお昼ごろから大雨の予報。8時30分スタートの予定を1時間早めてもらい、7時半からスルーでラウンドすることでさいわい大雨は回避することができた。


 場所は兵庫県の愛宕原ゴルフ倶楽部。結構トリッキーなコースで距離はすごく短いけれど難しい。300yを切るパー4だけどグリーンの手前にバンカーがありそのグリーンの奥行きが15yしかないとか。

 よって、ティショットでドライバーを持つホールが半分ぐらい、アイアンでティショットしても2打目はウェッジのコントロールショットになる、という癒やし系のコースである。

 この日は同業ゴルフ仲間、K藤くんとI上さん、そして上級者のH田さんの4人で。



 ヤーデージに注目。5296y。パー5は4ホール中3ホールで400y台、パー4も9ホール中4ホールで200y台。そしてパー3が5つのパー71。今開催されている全米プロは7876yだから、2580yの差がある。1ホールにつき143y!!ショートアイアン1回分だね。

 というわけで、無理せず安全運転でグリーンセンターを狙い(それでもパーオン半分いかず・・・orz)、微妙なパットがたくさん入ってくれたこともあって、6オーバー77。久しぶりの70台。

 やっぱり距離というのはスコアメイクの大きな要因なんだなー、と再認識。5200yいいなー。優しさと易しさに溢れた世界。



 ちなみに西7番はホール内に飛んだと思ったのにボールが見つからずロストボールからのダボ。西9番は左右OBの右ドッグレッグ、多分左へ引っ張ってOBになるだろうなと思いつつ打ったら左へ引っ張ってOB。こういう、ミスの傾向が高いホールでティショットを成功させられるかどうかというのは、エセ上級者(つまり上級者ではない)と本物の上級者のわかりやすい違いだよね。

 本物の上級者なら、多少飛距離が落ちても絶対に曲がらないショットを打ったり、置きにいったりできるけど、偽物である私の場合はやっぱり自信のあるクラブに持ち替えるべきなんだろうね。でも、そうやってプレッシャーの掛かるドライバーショットから逃げてたらいつまで経っても打てるようにならないしなあ。



 ところで、ファントムX8.5に替えてからパット数は30・33・30といい感じが続いている。でも雨の日はやっぱり使いたくないなー。濡れるのも汚れるのも嫌だしなー。キャメロンを何本も持っておられるH田さんも、雨の日は極力キャメロンは使わないとのこと。

 私も雨の日はオデッセイにしようっと。


2021/5/24  (1622330hit)   【毒舌】あるGという同伴競技者【長文・閲覧注意】


 昨日は月例競技。いつものN條さんと、薄暮で以前から顔見知りのAさん(頭文字ではありません、念のため)、そしてAさんの知り合いの老人と。

 でね、Aさんがすごーくいい人(しかもごる日々の読者の方)なのでこういうことを書くのは大変心苦しいんだけど、この老人(老人なので爺さん(Gさん)とする。ゴキブリのGでもゴミのGでもありません、念のため)が凄かったんだよ。

 いちおうAさんは、私とN條さんが怒ったのもGさんと話し合いをしたのも知っておられるので、顛末をここに書かせていただく(がAさんは板挟みになってしまって本当に申し訳ない。この場を借りて再度謝っておきます。ホントにすいませんでした)。




 まずGさん、ホームコースではけっこう有名人。すでに古希をとっくに越えていて現役バリバリではないけれど、それなりのゴルフ歴とHDCPを維持している。昔は「日本」と名のつくアマチュア競技にも出てたようだ。まあ「歳を考えると上手い」ゴルファーになると思う。

 でもね・・まず口がむちゃくちゃ悪い。ミスをしたら大きな声で「クソっ!ボケッ!」と吐き捨てるんだよね。これ、ずっと続くとそうとう不快。怒りポイント1点。

 Gの特徴1:口が信じられないぐらい悪い


 次。平気で人をディスる。あるホール、私が4Wでティショットしたらペラって200y弱しか飛ばなかった。N條さんが「あ、見えない・・・」と言った(この日、裸眼にサングラスだったのでN條さんにティショットをチェックしてもらってた)んだけど、Gさん「たこう(高く)上がっただけや」と言わんでもいい悪口。何やこのおっさん、と怒りポイント2点追加。

 Gの特徴2:人を小馬鹿にする性格の悪さ


 次。N條さんがあるホールでアプローチをミス。後から打ったGさんも同じようなミス。N條さんは場を和ませるため、「同じ(ような境遇)になっちゃいましたね」とGさんに話しかける。するとGさん、「お前と一緒すな!」と吐き捨てるように言い返したらしい。オイオイオイオイ、お前どんだけ上手いねんと。っていうか、初対面の大人に向かって「お前」と呼べるあなたは神様?王様?何様?(後になぜこのGさんがここまで偉そうな口を叩くのかが判明する)。怒りポイント5。

 Gの特徴3:自分はゴルフが上手いという傲慢さ(ゴルファー失格)


 次。後半3ホール目、N條さんがフェアウェイからグリーンを狙う時のこと。GさんはN條さんのすぐ右斜め前に突っ立っている。その距離5mぐらい。シャンクが出たら直撃する位置だし、何より目障りだ。その時交わされた会話をできるだけ忠実に再現してよう。

N條さん「Gさん、すいませんが危ないのでどいてもらえますか?」
Gさん「な~にが危ないねん!」
N條さん「いや、シャンクが出たら危ないです」
Gさん「んなもん(シャンクなんか)出てもこっち(自分の横を指す)飛ぶから危ないことなんかあらへんがな!」
N條さん「そんな事ないですから」
Gさん「ええからはよ打てや」
N條さん「いや、気になりますから。じゃあ待ちますので前を通って(自分のボールのところまで)行ってください」
Gさん、ここまで会話をしてやっとノロノロと動き出す。すごいですねー人の言うことを素直に聞いたら死ぬと思ってるんでしょうかねー。怒りポイント10。

 Gの特徴4:自分が絶対に正しいと思っている頑迷さ。さらに状況判断できる知性も人の気持ちを慮る神経も完全に欠落


 さらに。このホール、私は2打目で190y(打ち上げ)残していた。フェアウェイで一人、前の組がホールアウトをするのを待つ私。その間、カートに乗っていたGさんは「あんなもん絶対届かへん(のにはよ打てや)」と言っていたらしい。それも何度も(N條さんが教えてくれた)。怒りポイント3。

 Gの特徴5:打ち込む可能性があっても気にしない。人のために待つのが気に入らない。病的な自己中。




 とまあここまでも国宝級に酷かったけど、これらが些末に思えるぐらいの決定的な出来事が起こる。

 後半の5番ホール。Gさんは2打目をチョロして残り80y地点、カート道の反対側。残り3人はグリーン周り。いい加減Gさんの傍若無人さに辟易としていた私とN條さんは、Gさんを残してカートをグリーン方向へ走らせた。

 すると急に後ろから大声で恫喝が聞こえてきた。

 「コラー!お前らさっきからカートどんどん先に進めやがって止まれ!ボケがオラァ」

 ちなみにここはゴルフ場であり、ラウンド中であり、お昼過ぎである。深夜2時の歌舞伎町でも福岡の暴力団事務所の前でもない。

 仕方なくカートを止める。私もN條さんも紳士なのでこんな恫喝を受けても同じレベルに落ちてケンカをしようとは思わないが、「あ、こいつとはきちんと話をしないといけないな」と思った。

 ところで、ここでこの日の特殊な状況を説明しておこう。この日は前日の大雨でカート道の一部が崩落。カートは自走運転のみで、リモコンによる自動運転が禁止されていた。つまり、誰かがカートを運転して進行させなければいけない状況であった。よって、我々は「気を遣って」「Gさんに運転していただかなくてもいいよう」「進行を考えながら」カートを動かしていたのだ。

 で、カートを止めた私達にさらに場末の繁華街並みの大声が。

 「そんなとこへ止めたら打たれへんやないかボケー!はよどかさんかいボケがー!」

 よっぽど「ボケ」という言葉が好きなようである。いや、あんたが止まれ言うたんちゃうんかい?呆けてんのはどっちやねん?私とN條さんは顔を見合わせ、とりあえずカートを先へ進めた。

 その後、最悪の空気の中(Aさんホントすいませんでした)ラウンドは進み、18ホール終了。スタート室の前に帰ってきて、早々とバッグを持って帰ろうとするGさんを呼び止め、さっきの恫喝について謝罪を求める。


 「いくら腹が立っても言い方というものがあるでしょう?」
 「初対面の人間に大声で怒鳴りつけ、お前呼ばわりするとはどういう了見なのか?」
 「こちらはリモコンが使えないため、進行のためにカートを動かしていただけだ。そんなにカートに乗りたければ最初にその旨伝えれば済むだけの話ではないか」

 という「紳士的な」我々の問いかけに対し、

 「そんなもんわし足痛いのにあんたら(このときはさすがに「お前ら」とは言わなかった。最低限の自己保身力はあるようだ)がどんどんカート動かすから朝から腹立ってたけど我慢してたんや」

 ・・・いや、足が痛いんだったら「わし、カート乗りたいから(わしの近くに)置いとって」と一言言えばいいだけの話だ。そう言ったら、

 「それぐらいわかって気を遣ってくれるのが当たり前やろ年寄りなんやさかい」

 この厚顔無恥さ。とにかく自分の足が悪いのも信号が赤いのも全部他人のせいらしい。自分にはまったく非がないと本気で思っているようだ。

 「お前なんて言うてない。あんたらの思い違いや」

 まあ77歳にもなったら記憶が曖昧になるのは仕方ない。っていうか、自覚がないんだろうね、普段から息を吸うように「お前」とか「ボケ」とか「クソ」とか言ってるという。

 しかし自分より30歳以上若い2人が言うことを「嘘のイチャモン」と決めつけ、自分は言っていないと言い切れるその精神力だけは凄いと思う。悪い意味でだけど。

 「そもそもあんたらが(わしが取った組に)後から2人で入ってきたんやろ」・・・えっと、どういう意味かまったくわかりませんが。ひょっとしてだけど、自分たち2人がエントリーしたから偉くて、我々2人は後から入ってきたからGさんに従えと、そういう意味?ますます意味がわかりませんが。

 そもそも今日は競技の日。我々はキャンセル待ちでコースから指定された時間でプレーしただけで、Gさんに何かを言われる筋合いはまったくない。おかしな権威主義となにか有利なことで他人を貶めたいという気持ちがありあり。

 「昼飯時にはわしに聞こえるように〇〇の話とかして、嫌がらせしてくるし」

 〇〇についてはプライベートなことなので伏せ字にするが、その(ちょっと非日常の)話で我々2人が盛り上がっていたのを聞き、「わしにあてつけでおかしな脅迫をしている」と本気で思ったらしい。これを聞いたときは2人とも笑いそうになったわ。

 いやいやいやいや、そんなん全く関係ない話だし、完全な言いがかり。っていうか、その時点ではこちらは「ちょっとうざいGさんやな」と思ってただけなのに、そんな被害妄想的なことを考えてたということは、ちゃんと「うざがられてる」って自覚があったってことだよね。自分の言動の酷さを自覚してたってことかな?そうでないと辻褄が合わないんですが。

 怒りポイント1那由多。


 まあ、Gさん(後から聞くて選挙で選ばれる職業の人だったらしい。なるほどね)とはもう二度と一緒になることはないだろうけど、ほんとに不愉快な1日だった。一にも二にもこのGさんのせいである。

 仲裁に入ってくださったコース関係者の皆様、ずっと小さくなっていたAさん、途中で呆れて何も言う気が無くなった私に代わり最後まで紳士的に話しをしてくださったN條さん、ほんとにすいませんでした。



 そうそう、競技の方は月例の自己ワーストを記録。怒りからか力を抜こうと思ってもどうしても抜けず、左ばっかり行きましたとさ。そんな自分にまた腹が立ったりしてもう散々。
 

2021/5/25  (1622451hit)   上級者の責務


 史上最低の同伴競技者の裏で、PGAチャンピオンシップ(全米プロ)が開催。松山が夢を見させてくれた(ただし2日間だけ)り、ミケルソンが史上最年長優勝したりと記憶に残るメジャーとなった。

 ミケルソンもその振る舞いから人気の高いプロだよね。そう、ゴルフでは上手いだけではダメ。いやむしろ上手ければ上手いほどその振る舞いが注目され、重要視される。



 それはアマチュアも同じ。ルールもマナーもわからず余裕もない初心者の頃ならともかく、ゴルフ歴が長くなってくればくるほど、ゴルフというゲームは単なる球打ちスポーツではない、ということがわかってくる。

 周囲への気遣い。コースやコース関係者への感謝の念。同伴競技者へのリスペクト。スコアよりルール、ルールよりマナーの重要性。普段の生活や考え方までもがゴルフという神秘的なゲームには関わってくる。それは誰もが思い、感じることであろう、

まっとうな人間であれば。



 特に上級者はお手本にならなければならない。初心者の視線を感じ、背中でゴルフのすばらしさを教えていくという責務、コースの代表という自覚、コースや友人に育ててもらった、そして健康でゴルフができるという境遇への感謝。うまくなればなるほど、そういう気持ちが自然に芽生え、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という気持ちになるのが

普通のゴルファーの正しい思考だ。



 つまり上級者は、偉そうな態度を取ったり、自分が上手いことをひけらかしたり、マナー違反をしたり、同伴競技者と最低限のコミニュケーションが取れなかったり、コースで大声を出して恫喝したり、ミスショットした時に「ボケ!」とか「クソ!」と叫んだりした時点で

 ゴルファーとしてだけでなく人間としても最低最悪のゴミクズである

と私は思う。



 ゴルフは残酷だ。ゴルフの女神はそういう事をきちんと見ていて、どんなにいいスコアで上がろうともその人間に罰を与える。一緒に回る人がいなくなり、コースでも社会でも地域でも孤立していき、気がつけば周りには誰もいない。孤独のうちに人生が終わることになる。親友と笑いながら一緒にラウンドするという天国とは対局の世界。

 どんなにゴルフが上手くても、それを心から称賛してくれる人はどこにも居ない。



 以上、自戒も込めて。




 あ、そうそう、日曜日の結果。



 殴りたくなるぐらい腹が立ったぐらいでこんなスコアになるんだから、まだまだ私も甘ちゃんよのう。


2021/5/26  (1622534hit)   8年前からゴミクズはゴミクズ


 あんまりネガティブな話題は続けたくないんだけど、今日で最後にします。もう1日だけお付き合いお願いします。

 最低最悪のGという同伴競技者、ラウンド後、名前と喋り方になんとなく聞き覚えがあったような気がしたので、過去の日記を見返してみた。そしたらやっぱり。





2013/4/30(1214784hit) 貧相な人物

 今日で1年も4ヶ月が終了。もう今年も3分の1が終わることになる。ゴルフで例えるなら6ホール終了。ようやく落ち着いてきて、この日の調子もだいぶ把握できて、あとひと踏ん張りで昼食ってところだ。


 しかし月日の流れは早い。若いころは自分が50歳になるなんて夢にも思ってなかったもんね。今でも35歳ぐらいのつもりなんだけど。でも、気が付かないうちに悪い歳の取り方をしてたってのは避けたいね。よくいるのが、自分より若い相手に対し、無意識に対抗心と敵愾心と優越感と劣等感の全部を持ってしまい、妙に突っかかってきたり無神経な言動をする人。

 そう、初めてラウンドする同伴競技者で、こちらが明らかに年下なのをいい事に、傍若無人に振る舞う人がいるんだよね。ただしゴルファー全般の名誉の為に言っておくが、そういう人はごく少数なんだけどね。

 以前こんなことがあった。某所で同伴競技者として一緒にラウンドした人で、年は70歳は超えている感じ。もちろん初めてお会いする人だ。仮にGさんとする。

 そのGさん、挨拶を済ませた直後、私に向かって、

「あんた、ハンデいくつや?」(注・初対面です)

 私は思わず「あんたこそいくつや?」と聞き返したろかと思ったが(笑)、こういう人に対する対処は慣れている。感情をシャットアウトすればいいのだ。「はあ、●です」と答える私。でも、ホントはイヤなんだよねHDCP知られるの。HDCP通りのスコアなんてあんまり出るもんじゃないし、余計なプレッシャーがかかるし。

 するとGさん、そんなチキンな私の心を知ってか知らずか、追い打ちで。

「ほぉそらスゴいな。今日はええ手本見せてや」

 次長課長の河本じゃないけど「あんたに手本を見せるためにゴルフするんじゃねえ!」と叫びそうになったがもちろん黙っていた。

 で、その言葉が免罪符になったとでも言うように、私のショットの2回に1回は超至近距離からスイングを見る。ちなみに超至近距離とは、息遣いが聞こえてくるぐらいの距離のことである。また時には真後ろに立たれてショットやパットを見られる。

 「あのすいませんけどもう少し離れて下さい」と私が言うと、「何を言うてますねん上手い人が。わしらと違うてこんなこと何にも気になりまへんでっしゃろ。気にせんとプレーしなはれ」と返され、さらに「いや、小心者なので緊張するんですよ」と私が返しても「大丈夫大丈夫。ほな逆に緊張せんようワシで鍛錬しなはれ」などと言い出してさすがに気の長い私でもブチ切れると思ったので結局何も言わなかったが、もう鬱陶しい事この上ない。

 そこまでで済んでたらまだ良かったんだけど、ついには打つ直前に「これぐらいの距離(160y)からグリーンに乗せるのが一番気持ちいいやろ」などと言ってくるわ、前が空いたら「さあ、いいショット行こう」と大きなお世話を言ってくる。それでいてミスしたら「まあミスもしますわな」って知ってるわい!!

 かと思ったら、ピンハイ右2mに付いたのに「右やな」などと文句をいうわ、言い方がもう終始徹底して人を小馬鹿にしてるって感じなんだよね。で、表面上はあくまで上級者上級者と持ち上げてる癖に、悪意しか感じられない。こんな陰湿で根性悪いオッサンはなかなかいないぜ。で、本人は気の利いたこと言ってるつもりなんだから余計にたちが悪いよね。


「結局人は、その人の器でしかプレー出来ない。立派な人はプレーも立派だが、貧相な人物は、いかなる立ち居振る舞いを見ても貧相極まりないものである」

 ボビー・ジョーンズの言葉。こういうオッサンを見ると、立派とまではいわなくても、貧相だと後ろ指を指されない年寄りになりたいとつくづく思う。







 おわかりいただけただろうか?

 この時はまだオブラートに八重ぐらいに包んで書いてたけど、今読み返してみるとGの本性がよく解るよね。(いわゆる)確信犯的に人を不快にさせようという意図で行動しているとしか思えない。最大限譲歩したとしても、大きなお世話で鬱陶しいことこの上ない。

 ただ私はこの8年前の日記を読み、逆に安心した。

 ここまで根っからのゴミクズ野郎ならこちらが本気で腹を立てても当然だし、メンバー全員から嫌われてるだろうと。

 まあ、もうすぐお迎えがくる孤独で可哀想な老人をあまり虐めても夢見が悪いのでこれくらいにしておこう。これ以上ゴミクズについて書くと、私のウェブも汚れるからね。


2021/5/28  (1622680hit)   スロースイング・発展編


 昨日は午前中8ミリとか14ミリとかの雨の予報で、さすがにラウンドはキャンセル。近くの練習場で165球。



 さて、練習のモチベーションを上げ、かつスロースイングを極めるべく、こんなものを買ってみた。

HIROTA GOLF Roger King Swing Doctor Wedge Ver


 これ、たぶん今私がやっている練習にぴったりじゃないかと。つまり、「ゆっくり振る」という。

 ゆっくり振るというのは手打ちにならないということ。体の回転が主で、腕やクラブはそれにつられて勝手に振られる、という事。やっぱりそれができないと結局いつまで経っても偽物のスイングだし、安定感も継続性もそして未来もない。

 で、この日曜日と木曜日に打ってきたんだけど、思ったとおりちょっとでも腕で打とうとする(腕の動きが先行する)と見事にダフる。切り返しで(上半身が突っ込まないよう)待って、下半身主導で打つと何とか当たる。ちょっと右へ飛ぶのはまだクラブヘッドが帰ってくるのを待ててないということだと思うけど。


 で、これで練習しだしてから普通のクラブを振ってみると、特に長いクラブで初心者の頃に出てたようなスライスしか打てなくなった。まっすぐ出て大きく右へ曲がるので、クラブフェースは真っ直ぐになってるのにアウトサイドインの軌道になってるってことだよね。

 まあ一時的なことだと思うので、変に修正せず、コースでは左を向いて打つことにしよう。腰の動きや上半身がなれていたらだんだん曲がりも少なくなるだろう。

#スイングドクター
#練習器具
#ぐにゃぐにゃシャフト
#スライス

・・・なんとなくハッシュタグ付けてみた。意味ないけど。


2021/5/31  (1622850hit)   やっぱりやさしい世界


 木曜日雨でラウンドできなかったので、昨日の午後からスループレー@ホームコース。メンバーはいつものN條さんとN井さんの3バッグ。

 前半はN井さんが2連続バーディなどでリードを奪い、ネットアンダーでホールアウト。N條さんは私のイップスがうつってしまったかのような不調で不本意な結果に。しかし、気のおけない仲間と笑いながらそして真面目に競い合うゴルフのなんと楽しいことか。



 さて、今回は「ゆっくりスイング」の練習によってフェードが復活したお陰か、ドライバーがいい感じだった。芯に当たる回数は少ないものの、軽いスライスで大きく曲がることなく、フェアウェイキープ率は78.6%つまり14ホール中11ホール。左右に1回づつ危険なショットはあったけど、何とかコース内に留まってくれた。



 ・・・やっぱり私はスライス・フェードのほうが気持ちよく打てるなあ。こすり球だから飛距離は落ちるけど、安定感と安心感がぜんぜん違う。まあもう少しゆっくりスイングが馴染んできたらストレートに近い球も打てるようになるんだろうけど。



 アイアンは左へ引っ掛ける事が多かった(アウトサイドインのスイング)けど、パーオン率44.4%(8ホール)は最低ラインクリアって感じ。あと、アプローチは芝が伸びてきてライが良くなってきたお陰か、30~40yで普通のピッチエンドランが打てるようになってきた。今までは(恐くて)球を右へ置いて低い球しか打てなかったからねー。ゆっくりスイングのお陰だ。

 パットはこの日も好調。3パットが2回あったけど、1個は50cmをむちゃくちゃ無造作に打って外したもので、もう一個は下りのラインをアホほど打ちすぎて返しを外したもの。でもそれ以外は3~5mがたくさん入ってくれた。寄せワン6個のうちアプローチが寄ったのは1個だけで、後は全部パターがいい仕事してくれた。寄せるパットもまあまあいい感じだった。ファントムX、いーいパターです(太田胃散)。

 というわけで。



 ダボスタートながら、久々の70台出ました(わーい)。まあでも、短いサブグリーン(6384y)だったことが一番(要因としては)大きかったかな。




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