日記327
(2021年9月)

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2021/9/3  (1628954hit)   攻めのゴルフで伏尾GC


 昨日も雨の予報だったが、ラッキーなことに降られたのは数ホールで、ほとんどが傘もレインウェアもなしでラウンドできた。

 コースは大阪北部の池田市に位置する伏尾GC。大阪市内から近く、高級感がある27ホール。大阪の著名人、有名人がよく訪れるコースとしても有名だ。この日は服部平次、河豚田鱒夫、坂田三吉、通天閣次郎、坂田三吉2、松下幸之助、坂田三吉6などがプレーしていた。嘘だけど。っていうか通天閣次郎って誰?

 この日のテーマも「攻める!」全ホールバーディ狙いで、パー3を除き、明らかに不利な1ホール以外すべてドライバーで。フェアウェイへ行ったのは13ホール中たった5ホールだったけど、フェアウェイが狭い伏尾でドライバーのOBは無かった。

 その結果、パー5の4ホールですべてパーオン、2ホールでバーディが取れた。この日は白ティからで6377yと距離が短いのもあったけど、中途半端にレイアップするよりセカンドでグリーンそばまで打っていくほうがいい結果が出たということだね。まあたまたまだろうけど。



 では印象に残った「攻めた」ホールを。

 東4番パー5、ティショット右ラフ。2打目225y、グリーンは2段で砲台、右がバンカー、左は灌木、いつもならフルショットの距離を残すけど4Wで。当たりは良かったけどグリーン左サイドラフへ。アプローチは失敗し、2段グリーンの下へ。そこから3パットしてしまいトホホなボギーだったんだけど、2つ大きなミスをしてもダボにならなかったのは2打目で攻めたからだ。

 同じく東8番パー5、左が嫌なホールなのでティショットは右ラフ。ちょっとつま先上がりで深めのラフ、いつもなら7アイアンで確実にフェアウェイへ戻してただろうけど、バーディのためには距離がほしい。ユーティリティをちょっと開いて左へ引っ掛けないようにして打つ。まあまあのショットでフェアウェイセンター。3打目50度でオン、2パットパー。

 南2番パー5、476yしか無いけどトリッキーなので2オンが難しいホール。いつも左を避けて4Wとかでティショットしてたけど、この日はドライバーで安全な右サイドへ。ラフだけど上の段のフラットライ。2打目はユーティリティで同じく右ラフ、3打目50度のウェッジでピン下4mに、これが決まって初バーディ。

 南4番パー4、フェアウェイが非常に狭いけど距離が短い(366y)パー4。いつもならフェアウェイウッド化ユーティリティで安全に行くけど、この日はドライバーで。左を避けて右斜面のラフ。残り130y、けっこうなつま先上がり。8アイアンのハーフショットでグリーンオン。このショットはうまく打てた。2パットパー。

 何だかトラブルショットがうまくなってるな笑。

 そして一番印象的だったのが南8番パー5、緩やかに右ドッグレッグしていく打ち下ろしの534y。ティショットはちょっと逃げて右サイドラフ、2打目4Wで残り105y地点のフェアウェイ。3打目はピンが一番奥で2段グリーン。今までなら50度(100y)でピン下(つまりグリーンセンター)を狙ってたけど、それだと最高にうまく打てた時だけピンそば。ちょっとダフったり当たりが薄いとオンはするだろうけど長いパットが残る。

 この日はPWのコントロールショットを選択した。オーバーするミスが出る可能性はあるけど、これだとちょっとミスしても奥の段まで届きそうだ。そして結果はちょっと右へ出るもピンハイ4m、カップ半個フックのラインで何とか入ってバーディ。



 後半南1番のOBはつま先下がりからレイアップショットがシャンクして反対側に出たもの。まあ仕方ない。しかし、3パット5つでよく80台前半に収まったもんだ。やっぱりバーディはスコアメイクの大きい武器だね。


 というわけで今回は「攻めるゴルフ」がうまくいった(バーディにつながった)例だと思うけど、唯一4Wを持ったホールでトリプルボギーを叩いたり(ティショットが飛びすぎるときつい左足下がりから打ち上げのグリーンを狙うことになる)、3パットを量産したり(雨でオデッセイを使ったにしてもノーカンにもほどがある)、アプローチも大きなミスが3つほどあったり、フェアウェイ真ん中からショートアイアンをダフったり、課題は山のようにあるわけで。

 偉そうに「攻める」って言うならならきちんとそのへんを何とかせえよと思った。


2021/9/6  (1629096hit)   シャフトがへたる問題


 先月のおっさん旅行でM岡くんにこういう事も言われた。

 「お願いですからドライバー買い替えてください。シャフトがもうヘタってるはずです」

 そう、私のドライバーは2013年2月に作ってもらったもので、もう8年半も使っている計算になる。その間、ほぼ浮気もせずに使ってきた。ショットで言うと、練習も含めて1万回ぐらいは打ってきたと思う。



 実はわたし、「シャフトがへたる」というのは都市伝説だと思っていた。そんなにかんたんにやられないだろうと。10万発や20万発は持つんじゃないの?と。シャフトメーカーが儲けるためにそういうことにしてるんじゃないの?と。

 しかし先日M岡くんに言われ改めて考えてみると、最近プッシュスライスのミスが多発するのはシャフトの腰がなくなってヘッドが返ってきてないせいで、短く持てばましな球が出るのはしなりが抑えられるためだと考えると辻褄が合う。

 というわけで、7年半使っている愛機(A)と、全く同じスペックだけど三分の一ぐらいしか使っていない物(上記のM岡くんに頂いた物でBとする)を練習場で比較してみた。



 まずは強めにワッグルしてみる。すぐ分かるようなはっきりした違いはない(私は鈍感である)。どっちもそこそこ硬い。が、わずかにBの方が芯がしっかりしているような気がする。アルデンテっぽいというか。

 そしてショット。Aは安定のプッシュスライス。プッシュの度合いはラフ方向(20yぐらい)、そこからスライスするのでOB確実である。3球打って3球プッシュ。

 次にBで打ってみると、あらびっくり。ストレートから軽いフック軌道になるじゃあーりませんか

 実際振った感じは、鈍感なのでよくわからないけど、Bの方が腰があるような気がしないでもない。インパクト付近で「あ、ヘッド遅れてる!」という感じが少ないというか。



 その後何度も持ち替えて3~5球づつ打ったけど、Bは振り遅れてもプッシュの度合いがAの半分ぐらいで、スライスの曲がりもあきらかに少ない。右へ滑っていく力より前へ進もうという力が勝ってる感じ。そう言えばこのドライバーを買った直後はこういう感じだったなあ。という事は。

 シャフトのヘタリは間違いなく実在する!!


 結論。シャフトはへたる。新しいの買いましょう。(それまではM岡くんにもらったBを使う)。

 でも、ヘッドの出来は間違いなくAの方が良いんだよね。まっすぐ飛んだときの飛距離は間違いなくA。といってもそれほど変わるわけじゃないけど。でもこれも、ろうそくが消える前に一瞬明るくなる的なものかもしれないしね。


 追記:この件に対し、後日とんでもないことが判明するのであった。


2021/9/10  (1629405hit)   冷静に攻めるのは難しい


 いつももホームコース・いつものMの会。

 この日はM岡くんにもらった、シャフトがヘタってないドライバーを使ってみたんだけど、コースで使ってみて再認識した。今まで使ってたシャフトとは全く別物だってことを。

 今までのシャフトだとミスはほぼプッシュかスライスだったんだけど、昨日はプルかフック。フェースの先に当たるのは私のスイングがへっぽこなせいだけど、いつもは出ない天ぷらも2回ほどあったし。

 そんな中、OBが出なかったのはラッキーとしか言いようがない。ま、その代わりに芯を食ったのも2回ぐらいしか無かったけど。ただ後半、「しっかりコックする」「しっかり右肩を回す」「切り返しは腰から」という基本中の基本だけを考え、どちらに曲がるとか考えずにフェアウェイのセンターを狙ってただ振るというシンプル思考でだいぶ当たりが戻ってきた。

 うーん、秋の競技・コンペシーズンを迎え、このクラブ(シャフト)に慣れるべきか、それともある程度特性や癖がわかっている今まで使っていたのに戻すべきか・・・もうちょっと練習して考えよう。



 この日はドライバー以外にもアイアンが全部(正確には99.9999%)ダフリ。ある意味安定していると言えよう。情けないけど。

 アプローチだけはまあまあ良かった。パットは短いのをイマイチ決めきれず。

 バーディは無し。いいパーパットはいくつか決めることが出来たけどね。



 さて、今回も「超攻撃型ゴルフ」を胸にでラウンドしたんだけど、今までは全く逆の「超防御型ゴルフ」をしていたせいか、その塩梅がなかなか難しい。いくら超攻撃的と言っても守るべき(つまりボギーやむなし、ダボ以上を避ける)状況というのはどうしても出てきてしまうわけで。

 超攻撃型ゴルフの攻め方として、ごく単純に要約すると、

1,ティショットは恣意的なレイアップを除きドライバー
2,2打目は距離的、技術的に無理な場合を除き2オン狙い
3,アプローチは上りを残すも、できるだけ突っ込む
4,バーディパットは強気で


 というイメージなんだけど、難しいのは2なんだよね。

 例えば松3番パー4。390y左ドッグレッグ、打ち上げを計算すると410yぐらいになる松の最難関ホール。今までは右プッシュを嫌って4Wでティショットしてた(ある意味パーオンを諦めて)んだけど、ここ数回はドライバーを持っている。

 昨日はショットがやや左へ飛び、ちょうどドッグレッグの角にある木の枝に当たり戻ってきてしまった。210Y打ち上げが残る。



 ここで私が選択したのがユーティリティ。できるだけグリーンの近くまで運び、寄せワンを狙いたいと考えたわけだ。木がスタイミーなのでの右からフックを掛けて狙うも、結果はフックがかからずサブグリーン方向へ。



 ここ、実は2打目が右へ行ってしまうとノーチャンスなんだよね。グリーンが奥まった舞台のような場所にあり、右サイドの手前にはグリーンを隠すように松の木が生えている。



 しかもこの日のピンは右手前。どうしたって寄るような位置じゃない。で、この日は松の木超えを狙って大ミス(ハーフトップ)、もう一度木の後ろからのアプローチも乗らず、5オン2パットで7。

 まあ練習なんであんまり考えずにリスクの高いショットを選択し続けたんだけど、このピンの位置なら、2打目で右は絶対避けるように打たないといけないよね。ショートアイアンで適度なところにレイアップ、3打目に賭けるというのが正しい攻撃的ゴルフになるんだと思う。

 あと、この日の腹が立った出来事。

 竹7番のトリプルボギーは2打目の4Wがグリーン方向へ飛んだのに、ボールが見つからずロストに。なくなるような場所ではない。前の組のおっさんの1人が(カートはグリーン奥まで行ってて残り3人がグリーンにいるのに)その当たりをウロウロしてた(ダウンヒルで見えないのだ)ので多分拾って持っていったんだと思う。おっさん危ないっちゅーねん。



 私の100円で買ったロストボール(ホンマTW-G1)を勝手に持っていったおっさん、俺の2ストロークと探した時間と心の傷とボールを返しなさい。さもなくば、1ラウンドで18回ロストボールが出る呪いをかけるのでそのつもりで。


2021/9/15  (1629724hit)   ボロボロのスーパーストロークを替えてみる


 日曜日は薄暮、昨日(火曜日)には練習へ行ってきたんだけど、まあいつも通りで特記すべきこともなく、日記の更新をしようという気にならなかったんだよねー。

 でもこのままサボり癖がつくと、気がつけば17年に一回更新という周期ゼミみたいな存在になると思ったので、無理やりネタを作ることにした。それはパターのグリップの交換。



 エースパターから二軍に降格したオデッセイの#7CS(センターシャフト)に流行りのグリップであるスーパーストロークに替えたのが2013年の10月・・・えっ、という事はもう9年も刺しっぱだったの・・・?

 そりゃあこんなになって当然だよね。





 というわけで、まずはグリップを仕入れに◯木ゴルフ◯屋川店へ。本当は



 控えパターであるロッサに挿してて、いい感じだったゴルフプライドのツアーSNSR。これが欲しかった(そう、私って結構コンサバなのよ)んだけど、コロナの影響でゴルフプライドのグリップは極端に品薄になっていた。仕方なく、これを購入。



 ちょっと似てる(どこが?)からまあいいか。と適当にチョイス。そしていつものG工房へ。しかしそこで私はとんでもない事を知るのであった。それは、先日書いたドライバーのシャフト問題である。



 私が7年以上使ってきたランバックスタイプSだが、工房の人に見てもらったところ、まだ使えるとのこと。グラファイトシャフトは、ヘタるというよりある日突然「折れ」て、その寿命を終えるらしいのだ。

 だったら何でM岡くんがくれた全く同じシャフトとあれほどの差が出たのか。私のまったくの思い込み、勘違いだったのか?違った。よく比べてみると、

 M岡くんがくれた方がシャフトが短かったのだ!!!

 0.5インチぐらいの差だけど、「それだけ長さが違ったらぜんぜん違う挙動をしますよ」らしい。えっと、まあ、何というか、よかったと言うべきかアホと言うべきか・・・・(だって、長さ同じと思いこんでたんだもん)。


 で、改めて「まったく捕まらない」という話をすると、鉛でチューニングしてくれた。商売っ気のある工房なら新しいシャフトを勧めたり新しいクラブを勧めたりするだろうに、なんて親切なんだGさん!

 で、明日がコンペなので急遽練習場へ。ドライバーだけ打ってみた。すると、まっすぐかフェードしか出ない!プッシュする臭いが完全に消えた!鉛ってすげえ。いや、Gさんがすげえ。

 というわけで、シャフトのヘタリはそんなに気にしなくていいかもしれないという話でした。



 あ、パターのグリップもきちんと治してもらいました。エースパターはファントムXだけど、雨が降ったらオデッセイ。


2021/9/17  (1629874hit)   ザ・サイプレスで業界コンペ


 今年もやってきました、ザ・サイプレス。



 毎年開催される業界のコンペで、2009年から今年で12回目の参加。なぜかくじ運(ダブルペリア)が良く、初参加から7位、不明、2位、5位、5位、3位、9位、優勝、3位、優勝、5位と完全にコンペ荒らしと化しているが、コンペを主催してる会社の社長が優勝して賞品を持って帰ったりしてるので、私はそれほど目立ってない(と思う)。



 今年はスコアのことを気にせず、林に入れてもいいし池に入れてもいい、のびのびと(攻撃的に)プレーしようという気持ちで望んだ。



 これは去年撮った写真だけど、サイプレスはほとんどのホールでフェアウェイの両サイドが傾斜してるので、ちょっと曲がったら林に入ってしまう。丘陵コースは左右どちらか、あるいはどちらも法面で受けている所が多いが、そういうコースとは曲がりの許容度がぜんぜん違うのだ。

 林に入らなくても、木の枝が邪魔で直接グリーンを狙いにくくなる。まっすぐのホールならまだしも、軽くドッグレッグしているホールで曲がった側に行ってしまうとレイアップするしかなくなるんだよね。



 特にこんなホール(14番)で赤丸のところへボールが止まったらちょっと出しするしか無い。フェアウェイ幅は30y。ここはHDCP2のホールだから特に難しいんだけど、こんなホールがずっと続く。

 だから、スコアメイクするためにはティショットの精度が絶対条件になるのだが・・・この日ののフェアウェイキープ率は42.9%つまり14ホール中6ホール。ドライバーはあんまり良くなかったけど、完全に林に入ったのは2番、11番、14番、16番の4ホール。それぞれダボ、ボギー、ボギー、トリプル。まあそうだろうね。

 ちなみに、フェアウェイへ行った6ホールと、外した8ホールの平均スコアは以下の通り。

 フェアウェイキープできたときの平均スコア +0.5
 フェアウェイ外したホールの平均スコア  +1.1


 完全に1打プラスになってるよね。いやむしろむしろ+1.1でよく収まったと思う。



 パットは全然気持ちよく打てなかった。グリーンスピードが9.2で、久しぶりの高速グリーンにビビってしまい、パットがほとんど入る気がしなかった。いいパットは3つぐらいあったけどパーパット、ボギーパット、ダボパットだったし。バーディチャンス(3m以内)は2回ほどあったけどカップにかすりもせず。

 で、その理由(背中ではなく腕でストロークしてた。一番あかんやつって言うか一番基本なやつ)が判明したのが16番あたり。遅いって。

 アプローチもチャックリが2回あった。雨上がり+芝が薄かったからビョーキ持ちの私としては仕方ない。というわけでスコアカード。



 過去13回のサイプレスの平均スコアは88.3。それに比べたらまあ頑張りましたということで。



 天気も良く、最高の1日でした。



 コンペの結果は準優勝&ベスグロ&ニアピン1個。ちなみに準優勝の賞品はこれ。



 中華製だけど、評判はけっこう良さそうなので使ってみる。


2021/9/18  (1629937hit)   反省の弁


 今日は自分のための日記です。面白くないですごめんなさい。



 一昨日のラウンドにて。2番444yパー5。左ドッグレッグ、右サイドにバンカー、左サイドは林。



ティショットは引っ掛けて左ラフへ。2打目はグリーン方向を狙えず、9アイアンでちょい出しするも右バンカー横のラフへ。3打目、残り220y、6アイアンでレイアップするも酷い当たりで50yぐらいしか飛ばず。4打目残り150y打ち上げ、またラフ、もいっかい6アイアン、これもイマイチの当たりでグリーン手前フェアウェイ。5打目50y、ピンハイに乗るも3mから2パットでダボ。

 パー5なんだからティショットをミスしても4オンは頑張ればできたはずなんだよね。なのに、3打目で6アイアンという中途半端なクラブを持ったせいで大きなミスをしてダボにしてしまった。

 6アイアンなんてフェアウェイからでもミスする確率が高いのに、何をやってるんだか。ここは8番とか9番で確実にフェアウェイへ戻すか、逆にユーティリティで一気に「4」の当たりを狙うべきだった。何やってんだか。

 5番と6番アイアンを抜いて、160y~180yを狙う5番ユーティリティかお助けクラブ的なものを入れるべきかなあ。そうなんだろうなあ。



 13番、385yパー4。右サイドを流れるクリークがグリーン手前でフェアウェイを横切る、ティショットも2打目もプレッシャーが掛かるホール。



 ティショットは狙いよりやや左へ飛んでバンカーイン。ピンまで155y、クリークは125yで超える。左足上がりのライであごも高くなかったので6アイアンでグリーンを狙うも、右に真っすぐ飛んでグリーン右手前のラフ。ここまではまあ、良かった。

 3打目は木の下でつまりしっとり湿って芝もまだら。私が一番キライなライ。10回打って20回ミスするという、物理法則を超越するライである。当然のようにチャックリ。もう打つ前からミスの確信があったもん。4オン2パットダボ。

 グリーン手前はラフだから転がすというわけにもいかず、でも絶対ミスしたくない時は無茶でもユーティリティで転がすべきなのか?



 16番、390yパー4。ここもフェアウェイが35yぐらいしか無い。サイプレスに2個しかない右ドッグレッグ。



 ティショットは派手にプッシュスライス、160yぐらいの林の中。②打目は大人しく出すだけ、のつもりが少し距離が足りず、残り210yのラフからスライスというチャレンジングなショット(水色線)にトライするもちょっと右へ出て木に激突。今度は樹の下を通す160yのショットが必要になる。ユーティリティでなんとか狙い通り低い球を打てたが、少しだけ右へキックしてバンカー上のラフへ。5オン2パットでトリプルボギー。
  
 ここは3打目でレイアップしてもダボだったからまあ仕方ないのかな。トライすることに意義がある、のか。



 ただ、ショートゲームがもうちょっと良かったら4~5打は縮まってたと思うので、結局そこだよね。


2021/9/21  (1630027hit)   気持ちよく振る


 私のアイアンショットに定評があることは皆様御存知の通り(「とてつもなくヘタ」という定評だ)。おまけにアプローチも「イップス上がりでビョーキレベルのスカタン」だし、パットも「ロングパットはノーカン、ショートパットはぼろぼろ外す」と大変高い評価を頂いている。

 しかし、実はドライバーもそれらに劣らずヘタだったりする。



 ちょっと前から(いや、ゴルフを始めた頃から)ドライバーショットで芯に当たるのは3ラウンドに1回ぐらい、だから余計に色々考える、スイングがギクシャクする、余計に当たらない、心を病む、引きこもりになる、これではいけないと奮起して練習する、考える、ギクシャクする、当たらない、病む・・・・の繰り返しであった。

 この悪の輪廻を断ち切りたい。そういう思いを漠然と感じつつあった昨日、たまたま日本の男子プロ、女子プロ、シニアプロの試合を連続で見て「ああ、この人たちドライバーをほんとに気持ちよく振ってるなあ」とふと思った。「よっぽど練習してるんだろうなあ。だから自信があるから振れるんだろうなあ」と。

 しかし頭の良いバカの私は考えた。「練習十分→自信満々→ドライバー気持ちよく振る」というのは王道だ。しかし、へっぽこアマチュアの私が十分な練習を積んで自信満々になれる可能性は低いし、そもそもへっぽこな体でプロのような練習量を積むことも不可能だ。

 ということは、私は一生ドライバーを気持ちよく振れないという結論になる。だったら、考え方を180度変えようと。すなわち、コースでは結果を気にせず、ドライバーを

気持ちよく振ることを第一に考える。

 トップ位置がどうとか、体重移動がどうとか、スイングプレーンがどうとか、フェードとかドローとか、細かいことを一切考えず、体が望むに任せ、ヘッドが最大限走ることを第一に、とにかく気持ちよくスイングする。

 その結果チョロしようがOBを打とうがスライスになろうが知ったこっちゃない。どうしてもOBが嫌なところはフェアウェイウッドを持てばいいのだ。

 そうだそう考えればいいのだ。っていうか、それが唯一の答えだっていう気がしてきた。



 というわけで、一昨日の薄暮、N井さんと2バッグでは、とにかく気持ちよく振ることだけを考えてドライバーを打ってみた。

1番、フェードでフェアウェイセンター。8/10点満点
3番、ストレートのビッグボール。10/10
4番、チーピンっぽい当たりであわやOB。 2/10
5番、左引掛けラフ 5/10
7番は4W。ちなみに当たりは 8/10
8番、右向いてドローボール(ストレート狙い) 9/10
9番 左向いてフェードがまっすぐ 7/10


なんと素晴らしい結果か。4番は打ち上げのパー5でいつも力が入って引っ掛けるホール。苦手意識があるところはやっぱりダメだけど、3番なんてドライバーのナイスショットは半年ぶりぐらいぐらいかもしれない。

 というわけで、また一歩野望に近づいた。



 これからはこれだね、これ。うん。


2021/9/24  (1630302hit)   秋分の日杯


 昨日は木曜日で祝日。秋分の日杯というABC合同競技に出た。

 メンバーは大変ゴルフに理解のある奥様を持つ取締役N井さん、一度ご一緒したことのあるN嵜さんご夫妻。いつものN條さんは腰痛のため欠場(業務連絡:はやく良くなってくださいね。ああなんて優しいんだ俺)。


 ドライバーはコードネーム「KFS」、すなわち「気持ちよく振る作戦」でけっこういい感じだった。曲がることもあるけどOBは出なかったし、芯に近いところにも当たるし、距離もそこそこ。10回ラウンドして上から2番目ぐらいの出来かな。上出来。

 フェアウェイウッドもユーティリティも大きなミスなく、アイアンもアドレスを修正(ボール位置を右に置き少し離れて立つ)で結構いい感じで打てた。とてつもなく酷いショットも2発ぐらいあったけど。

 アプローチ、微妙にヘタ。これはもう練習不足に尽きると思うけど、距離感が合わない。微妙にショートしたり突っ込みすぎたり。パーを逃した11ホール中、寄せワン2個だもんね。いくらビョーキ持ちだとしてもそれはヘタすぎる。



 しかしこの日一番ひどかったのがパット。この日はけっこうグリーンが速くて、きさいちの癖に9ftぐらい出てたと思う(普段は8ftぐらい)。そのせいでちょっとビビってしまって、短いのを3つぐらい外してしまった。長いのもノーカンパットが3つぐらいあって、3パット量産(4個)。

 まあ、練習してないのでどうこう言えるような資格はないんだけど。
 


 いいショットもいっぱいあったのよ。フェアウェイバンカーからのユーティリティ(松8番)とか、私が一番苦手意識があってダメな、花道からごくごくフツーの30yアプローチ(竹6番)とか、残り165y打ち上げから5アイアンが芯喰ってパーオン(竹7番)とか。そういうところはきっちりパーで上がれてるんだけど、細部っていうか短いのっていうかグリーンに近づけば近づくほどダメさが露呈するんだよね。

 もう通常のショットはこんなものと開き直り、思い切ってあの、アプローチ特訓道場へ入門しようかなあ。





 ・・・ところでアプローチ特訓道場って何?


2021/9/25  (1630383hit)   もうちょっと


 もうちょっとなんだよ。

 ドライバーのOBは1ラウンドに1個ぐらい。とんでもなく曲がることは少なくなった。230yキャリーだったら普通の長さのコースなら十分だろう。フェアウェイウッドも当たるようになった。アイアンもとんでもないミスは減ってきた。アプローチも改善しつつある。パットもムラはあるけどまあ人並みだろう。

 でも、80台前半は出せても70台がなかなか出ない。この、もうちょっと、3~5ストロークをどう縮めるか。



 あと5打縮めるとしたらパットで2打、アプローチで2打、アイアンで1打って比率になるかなと思う。そう、やっぱりショートゲームなんだよね。パーオンしなかった時にいかにパーを取るか、アプローチが寄らなかった時に如何にパットを決めるか、3パットをどれだけ減らすか。

 そのもうちょっとがなかなかうまくいかない、っていうか、「もうちょっと」が実はもうちょっとじゃなく「遥かに遠いもうちょっと」なんだよね。



 アイアンは考え方次第で1打縮めることはできると思うんだよね。ピンを狙うのではなくグリーンセンターを狙う事に徹したり、フルショットを多用するのではなくコントロールショットを使ったり、もっと簡単なアイアンに替えたりすれば18ホールで一打縮めることは難しくないだろう。


 さらに、パットで二打縮めるためには、アホみたいなミス(OKパットを外すとか、上りと下りを間違えるというスカタンを減らすとか・・・・最近老眼のせいかライン読めねえんだよ!)を無くすことと、短いパットを打つときの「勇気」があれば達成できるはずだ(注:編者は夢想家で楽観主義者で努力が嫌いです)。


 でも、アプローチで2打縮める。これが一番の難題。ハーフで1個づつ寄せワンを増やすためには、「オートマチックにその距離が出せる打ち方」をもっときちんと確立しないといけない。最低でも10y刻みで、10yから60yの「絶対的距離感」を構築するとか。

 今私がある程度(あくまである程度ね)自信を持って打てる距離は、10yと50yしかない(ここ笑うところです)。つまり10y以上50y以内が圧倒的絶対的壊滅的にダメなんだ。

 50yが打てたら、短く持って40y、少しフィニッシュを大きくして60yとその匙加減で前後の距離は何となく打てるし、最悪60y残りで50y打ってもグリーンには乗る。

 でも30yで20yしか飛ばなかったらグリーンに乗らないわけで。「え、残り30yから20yしか飛ばないことなんて無いでしょ?」あるんだよねそれが。俺のアプローチスカタンなめんな。



 というわけで、さらなるステップのためにはまず30yの打ち方を決め、その後に20y、40yをマスターする。これで完璧である(注:編者は机上の空論と絵に描いた餅が大好きで計画を立てたら満足するタイプです)


2021/9/27  (1630486hit)   9月月例


 月例になると弱気の虫が出てきて短いパットをショートしたり強く打とうとして引っ掛けたりヘッドアップして緩んだりドライバーが振り切れなかったりアイアンの切れもなくなって半番手飛ばなくなったりするんだけど、もうどうしたらいいですかね(笑)。いや、笑ってる場合ではない。私は心底ムカついているのだ(怒)。私のヘタレ加減に(涙)。

 でもね、そうとう上手い人でも練習場でのスイングとラウンドのときのスイングは違うと思うんだよね(考)。試合になるとなおさら。YOUTUBEとかゴルフ侍とか見てたらよく分かる(見)。練習場と同じスイングで本番に臨めるのはプロかスクラッチプレーヤーぐらいだろう(想)。いや、プロなんてコースのほうが振れてるような気がするし(それは練習でマン振りしてないだけ)。

 いわんや私ごときをや。たかが月例であってもへっぽこふにゃふにゃショットやビビリパットをしても当たり前なのだ(悟)。

 でもね、ビビリパットやビビリショットでOB打ったり短いの外すぐらいなら、アホになって振り回して前のめりでOB打ったり4パットしたりするほうがましではないか(問)。いや4パットはさすがにダメだけど(爆)。



 前半梅コース。2番でイージーな寄せワンに失敗(花道20yから3yまでしか付けられなかった)したあと、3番で寄せワンリベンジ。5番も寄せワンでいい感じだと思ったら6番で2打目(ウェッジショット)と3打目(アプローチ)を連続中ミスしボギー。

 7番は難しいパー3なのでボギーは仕方ないとして、難しい8番で4Wのティショットをリキんで左一直線OB。絶大な自信を持つ(と自分に言い聞かせている)4Wのティショットでなぜリキむ俺。私は自分のそういう所が銀河系一キライである。

 後半も出だしからいきなり合わせるようなドライバーショットでスライスOB。松1番は右を避けるのが大セオリーなのに。ゾウリムシもびっくりの思考力か俺。

 2番はティショット上出来、2打目アプローチほぼ満足(1.5m)、からの3パット。危うくショートパット恐怖症を発症しそうになった。

 4番は完全に引っ掛けてOBコースに飛んだのに、奇跡的に木をすり抜けたかOB区域の硬いものに当たって出てきたのかセーフゾーンで球が見つかり、からのバーディ。これは嬉しかった。

 これで後半の大まくりが始まると思ったら、続く5番で30y以内から寄せワン失敗で波に乗れず。

 7番はティショットをまたチーピン気味で2打目レイアップ、3打目70y、ウェッジフルショットで受けグリーンセンターに打ったらちょうどバックスピンでベタピンでパーだ、なんて10回に1回しかできないことつまり願望というか結果ばかり気にして打ったらスカタンな中途半端ショットになって「あ、俺ってやっぱり突き抜けたバカだな」って思ったのがこの日のトホホハイライト。

 8番パー5もティショット2打目完璧だったのに3打目95yウェッジコントロールショットをハーフトップしてグリーン奥へこぼしたり(アプローチが奇跡的に寄ってパー取れたけど)。

 最終ホールも2打目165y打ち上げから5アイアン完璧ショットでパーオンして横からの6mを(最後だし3パットしても成績には関係ないし)と狙いにいって2mもオーバーして返しを外すというアホさ全開バリバリ(まあでもこれは覚悟してたんだけどね)で3パットボギー。


 今日の結論。私はヘタでゾウリムシぐらいアホです。アホはゴルフうまならん。


2021/9/29  (1630664hit)   歩測すべきかどうか問題


 パッティングの時歩測すべきか。今日はこの問題に(私の中で)終止符を打ちたいと思う。


 私は基本的には歩測をしない。10年ぐらい前、「パット・エイミング教本」を読んだ時、ストロークの大きさでパットの距離を打ち分けるという方法を試したことがある。そのときはきちんと歩測していたが、それはしばらくして止めてしまった。

 止めたのは、1、時間がかかる。2、歩測してもそのとおり打てない。3、歩測してノーカンだったら格好悪い。4、歩測してもしなくても結局ヘタはヘタ、という4つの理由からである。



 しかし、あまりにもヘタすぎる私のパットに業を煮やした(心の中の)私2号は、私にこう提案した。「おい下手くそ野郎、とりあえず1つの距離だけでいいから基準を作ったほうがええんちゃうか?」
 
 私2号の言い方にちょっと腹は立ったものの、こいつの言うことはけっこう真実を突いていることも多いので従うことにした(注:編者は頭がアレな人ではありません)。



 まずは基準の距離感を10歩、約8mとした。これは私の場合、「ホームコースのグリーン(8.5ftぐらい)で何も考えず一番快適な振り幅でパッティングストロークした時に転がる長さ」である。これが一番の肝なんだよね。

 そして、日によって季節によって、あるいは初めてのコース(の練習グリーン)で同じ力加減で打って、どれぐらいの差が出るかをインプットするわけだ。いつもは10歩なのにそこで12歩分転がるならば速いグリーンということになる。ここで重要なのはこの日の基準を「12歩」で設定することだ。

 即ち「基準の打ち方(強さ)は変えず、いつもどおり打って12歩転がる」というのを基準にするのだ。まあ「基準を加減してちょっと弱めに打って10歩を狙う」みたいなことをする人はいないと思うけど。

 そうすると、その日は12歩残った場合はその打ち方で、それより長かったり短かったりしたらそれなりの振り幅で打つというシステムだ。

 もちろんその「それなり」がまた難しいので、10歩を基準に「5歩」と「15歩」と「20歩」も練習しておく。10歩の半分の力加減、倍の力加減、その中間の力加減といった感じで。このあたりは体に覚え込まさないといけないのでそこそこ練習量が必要だね。

 これで、(基準の速さのグリーンで)4m、8m、12m、16mを迷いなく打てるようになる(理論上は)。



 ところで、そうやって10歩の基準をきちんと作れたら、実際のラウンドで「あ、これは10歩よりちょっと長いな」とか、「5歩から10歩の間だな」なんて感じで残り距離がわかるようになる。時間があるときはきちんと歩測すべきだけど、そうでないときでも大幅にずれることがなくなってくる。

 そうなってくればしめたものだ。3パットの数はみるみる減り、パット数減少の数字として現れてくる(理論上は)。


 というわけで結論。基準を作って、歩測しようぜ俺。理論は完璧だ。



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