5月1日である。世間はゴールデンウイークなどと浮かれているが、私は木曜以外ずっと仕事である。午前中だけだけど。そろそろ祝日ぐらい休みたいのだが、貧乏だし休んでいられないのだ(本当)。 さて、読者の皆様におかれましては、私のウェブを読んで一度ぐらいは「しかし毎日よくネタが続くな」と思って下さったことがあると思う(え、思ったことない?・・・あそうですか・・・) で、今日のようにどうしても日記のネタがない場合どうするか。TV(や録画)を見て考えることも多いけど、そう、色々な人のゴルフブログを見てインスピレーションを得るんですねー。そこから心に引っかかったネタをリスペクト(←もうこの言葉、いわばゲシュタルト崩壊してるよね)を込めて独自の味付けで調理するのである。ネタだけでなく調理方法まで真似しちゃうとそれはもうコピー&ペーストと同じになってしまうのでそれはやらないけど。 で、最近見つけたのが、「ゴルフ侍、見参!」に出場された侍のブログ。今のところ1人しか知らないので詳しくご紹介するのは避けるが、昨日メリーさんが掲示板に書き込んでくれた話じゃないけど、やっぱりゴルフもブログもその人となりが如実に現れるんだよね(お前もだよって声も聞こえてくる)。 そもそも、ブログやウェブやってるって時点で「自己顕示欲が強く、かまってチャンか自分大好きかおしゃべり大好き」と相場が決まっている(ひゃー、ブログやってる人ごめんなさい)のだが、そこからさらに「プロとのマッチに出てそのゴルフがTVで放映される」ことを良しとする人なんだから、これはもう筋金入りなわけで。 そのブログでまず驚いたのが、自分自身のことを「●●さん」という渾名で表記している事。例えばうちなら、「いやー今日はヒロさん絶好調!久々の70台出ちゃいました!」って書いてるってことね。 つまり「さっちゃんはね 幸子っていうんだ ホントはね」という歌だったり、アイドルが自分のことを「ゆうこりんはね、こりん星からきたの〜」というのと同じである。さっちゃんはちっちゃいし、アイドルなら可愛らしいけど、中年のおっさんがそれをするのはちょっとどうかと。っていうか、自分の事「さん」づけって。 文章は芸能人によくある散文調。短い1行を書いては改行。2行書いては改行。読みにくいって。あと絵文字を使うのは本人の好き好きだから別にいいんだけれど、2行に1行は最後に絵文字付き。それも動く絵文字だから五月蝿いの五月蝿くないの。いや、私が気にしすぎかもしれないけど。 内容に関しては上級者だから上手いのは当たり前なんだけど、競技に出て予選突破したとかプロが打ってるのを打たしてもらって一発で気に入ってアイアンを同じスペックで作ってもらったとか、有名人から電話がかかってきてどうとか。あんまり書くとバレちゃうのでもうやめておくけど、文章の行間から「俺ってすげえ。俺って金持ち。俺って上手い」っていうのがもうね、ジュワーッと。ハンバーグの肉汁じゃないんだから。 なんだか悪口になってきた。いかん。すいませんこのへんでやめときます。っていうか、お前はどうなんだよという声が聞こえてきて反省。 編者注:明らかに悪口なので見えなくしました。 (明日から月曜日までお休みします。火曜日再開します) (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9090/10000) (素振り:1260/10000) |
2013/5/7(1215940hit) 2日のラウンド、そして今日の練習
ご無沙汰しておりました。GWの後半はほとんどどこにも行かなかった編者でございます。今日は気の抜けたビールのような、5日も前のラウンドのことを。 2日はホームきさいちCCの早朝スルー。いつものメンバー(K島さん、N谷くん、K藤くん)で。 朝7時過ぎに出て、9時半にはハーフターン。そして12時前に1ラウンド終了。そこから昼食を摂り、もうハーフ。3時30分には1.5ラウンド終えたのでありました。2ラウンドも可能だね。 ここでゴルフ関係者の皆様にご提案。私のようなゴルフバカはきっと潜在的にたくさんいると思う。そこで、27ホールや36ホールを持つコースで、早朝スタート2ラウンド(あるいは2.5ラウンド)という枠を用意していただけないだろうか? もちろん値段も2ラウンド分だと当たり前なので、1.5ラウンド+カートフィー(1000円とか)ぐらいの値段にして。5月から7月ぐらいの間なら余裕でラウンドできると思うのだが。朝6時にスタートしてスルーだったら、うまく行けば10時にはホールアウトできる。そこから食事をして、11時から再びスルー。それが難しいなら1.5ラウンドが終わってから20分ぐらいの休憩を入れていただいてもいいかと。潜在的な需要はきっとあると思うんだけどなあ。 さて、ラウンドの結果。グリーンは砂が入って重々だったので今回もL字パター(マラネロ)を使ったのが良かったのか3パットなし。OBは1発あったけど、パー5だったのでリカバリーできた。しかも27ホール中18ホールが3000yそこそこしかない、短い梅コース。そんなこんなで。 出来過ぎである。もう完全にまぐれといっていい。本人が言うんだから間違いない。たまたま100yぐらいのショットがたくさん残り、それがたまたまうまく打てることが多く、それがパーセーブ率63%につながったと思われる。また最終ダボ叩いてるし。 え、あんまり謙虚すぎるのもイヤミだって?いや、全然そんなことないです。なぜなら、 今日(久しぶりに)練習へ行ったら、もう、全然、まったく、アプローチからドライバーまで、とことん当たらなかったから。 だから、日替わりメニューなんですホント。トホホ。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9130/10000) (素振り:1280/10000) |
2013/5/8(1216242hit) やっとiPING(アイピン)
日替わり定食Cの編者です。ショットの練習はもうできない(ラウンド前日に根を詰めたらろくな事にならない)ので、今日はパッティングの練習に。実はこれを買っちゃったのだよ。ってまた今更だけど。 買ったといってもiPhoneのアプリは無料。上の画像には「iPhone4(S)もしくはiPodTouchを使って」って書いてるけど、もちろんiPhone5でm利用可。 ただし、アプリは無料でもiPhoneをパターへセットする器具(クレードル)が必要で、これが「プラスチック製の何の変哲もない枠」の癖にむちゃくちゃ高い。これがないと使えないから仕方ないとはいえ、3500円はぼったくりすぎだろピン。アメリカのebayでも25〜30ドルだから元が高いんだよね。 で、こんな風にパターに取り付けて使う。ちょっとバランスが変わるんだけどね。 基本的な使い方は、この状態で10ft(約3m)のパットを5球打つ。すると、 1,ストロークタイプの分類 2,インパクト時のフェースの向き 3,パッティングテンポ 4,アドレスとインパクト時のライ角 5,パターHDCP などを測定してくれるのだ。こんな感じ。 1,はストレート(パターをまっすぐ引いて真っ直ぐ出す)か、アーク(イントゥインつまり弧を描く)・その中間(セミアーク)の3つに分類してくれる。 これで判ることは自分に合ったパターのタイプ。一般的にはストレートはネオマレット(フェースバランス)、つまり慣性モーメントが大きく、まっすぐ動きやすい「オートマチックなパター」が合っているし、逆にアークタイプはアンサーやL字といった「操作しやすいパター」が良いということらしい。 ちなみに私はセミアークとアークの中間ぐらい。つまりマレット(2ボール)よりL字(マラネロ)の方が合っているって事だね。 2,はストレートでなければいけないというわけではないらしく、5球打ってばらつきが少ない事のほうが重要らしい。このアプリには比較用にプロのデータも入ってるけど、ハンター・メイハンやカブレラなんて2度もオープンになってるんだよね。 私はちょっとクローズに入ることが多い。ボール位置が気持ち左足寄りということもあるだろうけど、どうりで左に切れるライン(いわゆるフックライン)が苦手なはずである。フックラインはボールを気持ち右へ置くようにしよう。 3,のテンポは「テークバック〜切り返し」と「切り返し〜フォロ」の時間の比を出してくれているようだ。これも数字自体にあまり意味はなく、ばらつきがないことが重要。ばらつき=距離のばらつき、らしい。 4,のライ角はアドレス時とインパクト時の数値で、これもインパクトの時のばらつきが少ないほうがいいようだ。あまりにも不安定な人はパターの長さがあっていないのかも、らしい。 5のHDCPはこのアプリ独特のもので、上記4つのばらつきが少なければ少ないほど数値が低い。ちなみにプロは軒並みプラスハンディキャップ。練習の成果として励みになる数字だね。 しかし使ってみると、パットも結局は「再現性を高める事」が一番大事、つまり数を打てば打つほどうまくなるという当たり前の結論に落ち着くんだよね。で、練習を楽しくするための手段としてこういったアプリを活用するのはアリなんじゃないかと。だって家で1mを100回入れるなんて練習、考えただけで気が滅入るし(笑)。 そうそう、あとこのアプリにはフィッティングしてくれるモードとか(もちろんピンのパターを推薦される) 友達と数字を来そうゲームモードとか、 別のパターを使った結果やプロのデータと比較するモードとか、 色々あるので、iphone4(S)や5を持ってる人はダウンロードしても損はないと思った。あと、3500円も出してクレードル買わなくても、 こんな風に自作すると数百円で作れてしまうってさっきググって気づいた。クヤシイけどこれで十分だと思います。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9130/10000) (素振り:1280/10000) |
昨日はホームきさいちにゴルフの迷える子羊6人が集結し、ミニコンペが開催されたのであった。その精鋭6人。 え、5人しかいないって?右端に私、写ってませんか?もし見えない人がいたら、その人はゴルフやり過ぎなので注意しましょう。 今回はいつものメンバー(K藤くん、N谷くん)に加え、ショートコースで1日じゅうラウンドしたり、テニスの試合の後ナイターゴルフをするという、タフすぎる紅一点Y山さん、「単なるおじさんがシングルを目指す」でお馴染みTWOさん、そしてヴィッセル神戸が好きすぎてホームの「ノエビアスタジアム神戸」のすぐ近くに引越し、試合がある時は仕事を休んで応援に行くが座右の銘は「卑しきシングルより 正直なるダッファーたれ」のI上さん。 この6人が如何にゴルフ馬●かは上のエピソードでもだいたい分かっていただけると思うが、1ラウンドのミニコンペ後のワンハーフ目を誘うと見事に全員参加!というところからも●鹿さ加減が伝わってくるではないか(注:褒めています)。 さて、今回は6人という超ミニコンペだったので、会費は1人チョコ1枚。つまり6枚のチョコを取り合うという形に。その内訳は、ドラコン1枚、ニアピン1枚、ダブルペリア1位、ダブルペリアブービー、ハンデ戦優勝、そして2組のHDCPがちょうど同じぐらいだったので団体戦(スコアの合計)。この団体戦がなかなか(個人的には)面白かった。 さて、この日のグリーンはエアレーション後の砂がたっぷりと撒かれていて、いやあ重いの重くないの。どこから打っても高麗の逆目みたいな感じ。特に下りなんて全員ショートしまくりで、ちょっと残念だった。スティンプメーター6.5ぐらいしか出てなかったかも。これだけ思いと逆に難しいぜ。 とかるく言い訳をかましといて、結果は。 うーん、安定感なし。大叩きは全部OB絡みなんだけど、梅6番はきつい左足上りから70yのウェッジショットを左引っ掛け。同9番はドライバーをしばきすぎ、記憶に無いぐらい左ヘ引っ掛け。1.5ラウンド目の竹4番はドライバー右プッシュ。 どうも一時すごく良かったドライバーが安定しなくなってきた。ティショットで5Wの低い球(*)はだいぶ成功率が上がってきたんだけどね。 *「目線低くアドレス(左肩上がらない)」+「グリップ短く持つ」+「ボール位置センター」+「ほんの少しフェースを被す」+「バックスイングが浅くならないよう」+「低めのフィニッシュ」 あと、アプローチもいい時と悪い時の差が激しい。まあ昔のことを思ったら贅沢なんだけど。チャックリも1ラウンドに1回か2回はまあ仕方ないよねまだ。 あと、フェアウェイバンカーから必ずトップするのはなんでたぶん?スイングに致命的な欠陥があるんだろうなあ。うまく打ててた時期もあったんだけどなあ。 というわけで、内容は反省の方が多いラウンドだった。でもミニコンペは楽しかった。ご参加頂いた皆様、ホントにありがとうございました。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9100/10000) (素振り:1260/10000) |
2013/5/11(1217018hit) 回りたいコース、トップ10
死ぬまでに是非回りたいコースがいくつかある。実際に回れるかどうかは別として。 1つ目は廣野。私の名前がhiroだから・・・・じゃないけど、その国で一番といわれるコースはやっぱり回っときたいよね。2つ目はオーガスタナショナル。これは100%夢物語だけど。 3つ目はベタだけどセント・アンドリュースのオールドコース。説明不要。4つめが川奈の富士コース。お金を出せば回れるけど、わざわざってのもね。 5つめがペブルビーチ。ここもお金さえ出せば回れるけど、むちゃくちゃ高いしなかなかスタートが取れないらしい。 6つめが福島のボナリ高原。とにかく景色に圧倒されるそうだ。7つめが世界一難しいといわれるパインバレー。1つの大きなバンカーの中に18ホールが点在するというその異様な難しさ。 8つめが北海道GC。北海道にはたくさんいいコースがあるけど、代表ということで。9つめは再びスコットランドに飛んで、ロイヤル・ドーノック。セントアンドリュースにつぐ古さを誇る名コース中の名コース。 そしてちょうど10番目が、ここ。TPC(The Players Championship)が行われているTPC(Tournament Players Club)。 数あるTPCの中でももっとも有名なんじゃないかな。TPCソーグラス。ピート・ダイ、アイランドグリーン、そしてザ・プレイヤーズチャンピオンシップ。上の写真は16番パー5(真ん中上〜右下)17番パー3(右下)、そして18番パー4(真ん中〜左上)を切り出したものであるがもう見ただけで胃液が上がってくる(笑)。 そのトーナメントはガルシアがトップ、タイガーが2位つまりこの2人が最終組で土曜日へ。久しぶりの組み合わせで楽しみ。タイガーは相変わらず調子良さそうだし、ガルシアはこのコースが大好きらしいし、いつも上位へ来ては知らない間に沈んでいく彼だけど今回は頑張って競い合ってほしいなって思った。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9090/10000) (素振り:1260/10000) |
2013/5/13(1217371hit) ザ・プレイヤーズチャンピオンシップ帰趨
ザ・プレイヤーズチャンピオンシップ(の事を本場では「ザ・プレイヤーズ」と略すセンス、カッコイイね!)は・・・以下結果に触れます。 ・・・大本命のタイガーが優勝。ゴルフの調子はすこぶる良いらしいけど、それでも試合前に「勝ちに来た」って言ってその通り勝てるのは並大抵の精神力ではないよね。 特に苦手な14番でティショットを池に放り込んで、その後の3打目(つま先上がりのラフからフェアウェイウッドでグリーンを狙う)は鬼気迫るショットだった。結果的にダボになったけど、そこからグズグズ行かないのが完全復活の証か。 15番のパーパット、16番のバンカーショット。17番のアプローチパット、そして18番の1打目、2打目は全盛期を上回るパフォーマンス。そして、試合が終わった時、クラブハウスのTVモニターで勝利を知った時のキャディとの「やったぜ!ひゃっほー!」的なやりとりも生々しくて良かった。いやあええもん見せてもらいました。 300試合出場で78勝目はもちろんスゴい。でも予選落ちが20しかない(だったっけ?うろ覚え)のは何気にもっとスゴい。つまり良い時もずば抜けてるし、悪い時でも悪いなりにスコアを作れるということだよね。 ゴルフはミスを紡いでいくゲームだから、どういうミスが出るか、どこにミスをするか、どうやってミスからリカバリーするかを考えるゲームとも言える。つまり理想ばっかり追い求めてると「こんなはずじゃない」って言うことになり、希望が簡単に絶望に置き換わる。 タイガーですら1ラウンドで満足の行くショットは数回だというし、世界の名手たちが集まるこのトーナメントでもウェッジを持ってグリーンを外すのだ。 17番の攻め方なんて典型的だったよね。先行のタイガーは安全にグリーンセンターを狙い、絶妙なパットでパーセーブ。ガルシアは勝負に出て裏目に(池ポチャ)。ガルシアと同組のリンメルスは一か八かの破れかぶれ(失礼!)でピン左の3mしかないスペースを狙い、スーパーショットを放つもパットを入れられずパー。このパットが入っていたらまた展開が違ってたかも(プレーオフになってもタイガーの勝ちは揺るがなかっただろうけどね)。 つまりここから得られる教訓は、「我々アマチュアは無理しない、期待しない、グリーンのセンターを狙う」そして「パットの練習をする(笑)」ってことかなと。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9090/10000) (素振り:1260/10000) |
2013/5/14(1217666hit) スイングの「絶対的真理」の1つ?
ちょっと大げさな表題で申し訳ないけど、私的には結構大きな発見だったので。 ゴルフのスイングは人によって形はそれぞれだけど、「これは絶対に重要で正しい」というポイントは間違いなく存在する。 それは「打ちたい方向に向かってキチンと立つこと」や「グリップの重要性」というごく基本的な(だけど実際は難しかったり忘れたりする)ものもあるが、もう少しマニアックで細かいもの、例えば「体の軸を動かさない」とか「グリップはゆるめに握る」とか「上半身と下半身の捻転差を作る」など、ゴルファーならどこかで必ず聞いたことのあるこれらのポイントはやはり基本的には絶対的真理であり、そしてそれらをマスターするために多くのインストラクターが砂粒の数ほどの表現をし、そして星の数ほどのドリルがあったりすわけだ。 で、この前のラウンドで、「あ絶対的真理の1つじゃないかこれは?!」というやつを発見してしまったのである。と言っても過去に何度か見聞きし、実践もしていたことでもあるのだが、いつの間にか忘れていたことだ。だから知ってる人にとっては「なーんだ当たり前ジャン今更かよ!」って思われるかもしれないけど・・・ それは、「ゆっくり切り返す」。打ち急がない、ダウンスイングをゆっくり開始する、トップから慌てて打ちに行かない、トップで上体・グリップの力を抜く、下半身主導で切り返す、ゆっくり振る、クラブを重力の力だけで下ろす・・・表現は違えど、これらはたぶん近い事を言ってるんだと思う。 さて、ゆっくり切り返すことで何が起こるか。 1)余分な力がかからない(特に腕やグリップ)ので、クラブがスイングプレーンに沿って降りてきやすい。よってミート率が上がる 2)ヘッドスピードが上がる(意外だか本当である) 3)クラブヘッドがいい具合に加速されるので、インパクト直後のヘッドスピードが最速になる 4)自然とレイトアンコックになり、アイアンではダウンブローで打てるようになる 素人なのでどこまで本当かは自信がないが、どうやら「ゆっくり切り返す」にはこういう効果があるような気がする。これらの中で私が一番実感できたのは1)のミート率で、それもアプローチでの出来事だった。 いつものようにアプローチをチャックリした直後。前の組のティショットを待つ間、私はコースの隅のほうで(インターバルの邪魔にならない場所で)アプローチのフィーリングを確かめていた。私の今の課題は「手打ち」と「加速」だが、どうも切り返しからの加速がうまくいかないんだよね。ぎこちないというか無理やりというか。 試行錯誤のすえ、じゃあトップからいきなりフル加速するのではなく、逆に切り返しはゆっくりして徐々に加速すればどうか?と思ってやってみたら、 綺麗なコンタクトキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ダフらない。トップしない。はぐれメタルを3匹倒していきなり2段階レベルアップしたような気分を味わったのだ。で、「あ、これって真理かも」って思った。 アプローチでうまくいくことならフルショットでもうまくいかないはずがない。フルショットでも試してみて、この「ゆっくり切り返す」イメージは大変有効であることを確認した(注:当社比)。ただ、「ゆっくり」を考えすぎると上半身と下半身がバラバラになってタコ踊りみたいになる事があるのでタイミングがちょっと難しいなって思った。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9090/10000) (素振り:1260/10000) |
2013/5/15(1217932hit) 「ゆっくり」と「勇気」
スイングの絶対的真理の1つ、「ゆっくり切り返す」をゲットした私は、早速練習場でその破壊力を確かめてみた。すると以下のようなことがわかった。 アプローチでは大変うまくいく。アイアンショットではまあまあ。ドライバーではタイミングが難しい。 スイング全体のリズムがちょっと変わるためか、クラブが長くなると、そしてスイングが大きくなるとやはりタイミングが取りづらく、「ゆっくり切り返す」をメインで考えて振るのは難しい。しかしこれは「ゆっくり切り返す」が間違っているのではなく「長いクラブのほうが修正が難しい」と考えるべきだと思われる。 アイアンについてはゆっくり切り返すとトップからリキみにくくなるためいいんだけど、それよりも「体の回転だけで打つ」「無骨なスイングをする」「手先を使ってヘッドを走らせようとかスナップを効かせようとか、ええカッコしいのスイングはダメ」っていうイメージのほうが絶対にいい。 そしてドライバーとウッド。これもゆっくり切り返しは理想だけど、私の場合それよりももっと重要なことが。調子が悪い時、スイングでおかしくなっている部分はいつも同じなのだ。つまりすぐ忘れちゃう。それは、 飛球線に背中が向くまで肩をきちんと回す もうね、ドライバー(とウッド)はこれがほとんど9割(注:当社比)。つまり飛球線に背中を向ける勇気さえ忘れなければ、球はきちんと飛ぶのだ(たぶん)。 地球のみんな、おらに いや、自分で頑張れよ>俺 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9125/10000) (素振り:1275/10000) |
2013/5/17(1218361hit) ひかみカントリークラブ
兵庫県の分水嶺あたり。大西久光氏設計で有名なザ・サイプレスのすぐ近くにその隠れ家的名コースはある。 ひかみカントリークラブ。知る人ぞ知る本格的林間コース。大阪から90分かかるけど関西ではまずお目にかかれない超フラットな林間コースなので機会があればぜひをラウンドいただきたい。 ちなみにGDOの評価4.2(高い)。「次にクル!コース」、「隠れた名コース」という評判は伊達じゃない。茨城とかサイプレスとかなんて目じゃないっすぜ旦那(コストパフォーマンス的にも)。 さて、この日は大学時代のクラブの先輩であるO谷さんにお誘いいただき、その先輩の高校時代の先輩で関西クラシック業界では知らない人がいないというK岡さん、そしていつものN谷くんの4バッグ。 その内容は、自分としてはだいぶ良いラウンドだった。 パッティング以外は。 パーオン55.6%(10ホール)でパーセーブ38.9%(7ホール)って言うことは、パーオン3パットが3つあったということですか?ですね。 そしてパット数39という事は1パットがなかったということですか?ですね。 つまり寄せワンもバーディもゼロってことですな?ですね。 ショットは良かった。ドライバーは曲がって林に入ったのは1回だけだったし、距離も出てた。やっぱり飛球線に背中が向くまで肩をきちんと回すってのは絶対的に正しいなと。 アイアンもいつもは良いショットは2〜3球で、後になればなるほどトホホ色が強くなるんだけど、この日は19ショット中の6ショットつまり3分の1はほぼ思い通りに打てたし、最後の方まで安定してた。まあスカタンも同じ数だけあったけど。アイアンも肩をきちんと回さないといけないと分かったのは収穫。 アプローチもベアグラウンドに近いバンカー越えのショットをうまく打てたり、一番ダメだった50y前後もきちんと打てたのはやはり「ゆっくり切り返す」が功を奏したからである。でも肝心な所でチャックリするのはまだまだ。 しかしパッティングである。この日はグリーンが比較的速いひかみ対策で2ボールだったんだけど、微妙なタッチが全然出せなかった。いや、練習してないから当たり前なんだけど。 N谷くんは長いパットを3つ入れ、さらにパー5の1つで2オンして4バーディ。グロスもその分だけ差がついて敗北。マッチプレーでも1ダウンで負け。まあそこそこのゴルフして負けたんだから仕方ないけどね。っていうか、 38パットじゃあ勝てませんって。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
ども。橋下徹は正直すぎるだけで、間違ったことを言ってないと思う編者ではある(むしろ発言の一部だけを取り上げて偏向報道するマスコミや自分の事を棚に上げるアメリカのほうが腐ってるじゃん的な)。 さて昨日のラウンドをもう少し詳しく(といっても私のことだからたかが知れている)振り返ってみよう。まず、11オーバーの内訳。 ドライバーが曲がり、2打目は林から出すだけ・・・1ストローク 2打目のアイアンの大きなミス・・・1ストローク 2打目のアイアンの中ミス+3打目のアプローチが寄らず・・・3ストローク 2打目はそんなに悪くなかったけど乗らず、3打目のアプローチで大ミス・・・3ストローク 3パット・・・3ストローク これを数値化すると、 ドライバー :1ストローク(9%) アイアン :2.5ストローク(23%) アプローチ :4.5ストローク(41%) パット:3ストローク(27%) となり、やはりショートゲーム、それもパット以上にアプローチに問題があることが浮き彫りになってくる。私の場合アプローチがとんでもなくひどい時期が長かったため、きちんと打てればOKという合格点の低さがアプローチのまずさを隠しがちになるのだろう。練習してるんだけどなあ。なかなかなあ。 次にホール別。 パー3が4ホールで3オーバー。そのうち2回が3パット。距離が長いパー3が多かった(185y打ち上げピン奥、190yピン奥、220y)ため、3ホールで最初のパットが15m以上だった事を考えるとまあ仕方ないかもしれない。でももうちょっとパット練習しようぜ。 パー4は10ホール中4ホールでパーオン。もうすこしがんばりましょう。そのうち1ホールで3パットボギー。ただ、まあここまでは最低ラインか。しかしパーオン出来なかった残り6ホールで1つも寄せワンが取れず。すべて3オン2パットなんだよね。やっぱりここに問題があるね間違いなく。N谷くんなんて寄せワンが3つぐらい、1パットは6つぐらいあったんじゃないかな。 パー5は3オン2パットパーが3ホールと4オン2パットボギーが1ホール。ひかみはパー3が長い代わりにパー5が短いんだよね。フルバックからで500y前後。だからティショットや2打目を多少ミスしてもパーオンしやすい。 4オンになったところは、2打目を5Wで狙うも当たりが悪く右手前ラフ、3打目45yをうまく打ったつもりが球が止まらず奥へこぼれ、そこから寄らずのボギー。ここもアプローチのちょっとしたミス2連発なんだよね。 というわけで、パットもそうだけどアプローチを (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
負け方でも、いい負け方と悪い負け方がある。 いい負け方。2日目、あるいは3日目で優勝戦線から脱落しそうになるも、最終日バーディラッシュでトップに肉薄し、惜しくも一歩及ばなかった。 悪い負け方。3日目が終わって4打差で首位に立つが、オーバーパーでラウンドして逆転負け。 そう、前者は今回の日本プロにおける藤田や藤本であり、後者は松山英樹である。体格も才能も10年に一度の逸材である彼だけど、こういう悪い負け方は良くないよね。
1番で50cmのパットを外して3パット。これでショートパットだけでなくショットもおかしくなったらしい。元々バンカーは得意だけどアプローチの引き出しは多くない彼なので、ちょっと歯車が狂いだせば歯止めが利きにくい。 結局一打差で負けたわけだけど、今回の試合、松山くんには2日目の段階ですでにケチがついていた。そう、「ラフでボールを動かしちゃった」事件である。 本人が「ボールは見ていなかった(ので気づかなかった)」と言っているのでその真偽についてはここで触れつるつもりはない。しかし、映像を見る限りでは、ライに対する対処がちょっと無神経すぎるのではないかと。 普通、ソールしたことでボールが動けば1ペナ(そしてリプレースしなければさらに1ペナ)になるわけだから、我々のようなアマチュアでも、ボールを動かさないよう普段から気をつける。ラフやベアグラウンドなら尚更である。 しかし彼の場合、映像を見るとベアグラウンドに近い状態にあるライにも関わらず、ボールのすぐ後にソールしてるんだよね(下写真)。 で、ボールはフェース側に半転がり。 常識的に考えてフェースに寄りかかるように動いてるんだから気づかないわけないだろと思ったりもするんだけど、上にも書いたとおり真偽には触れない。でも、 ライに無神経=動かして痛い目に合っていない=動かしても気にせずプレーしていたんじゃないの?と勘ぐられても文句言えないよね。 なんでこんな意地悪を書くかというと、日本のアマチュア、特にジュニア達のルールやマナー無視が酷すぎるという話をあちこちで聞くからである。悪い成績だと親に怒られる、よってスコアを誤魔化して怒られまいとする。こんな小学生や中学生が巷にはゴマンといるらしい。 そんなジュニアの一番の手本になるべき日本のスーパースターがこんな自覚のない こともあろうに「日本」のタイトルが付く大試合でこれだもんな。テレビカメラだけでなく、ゴルフの神様もちゃ〜んと見てるんだぜって思った。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
50歳以上のアマチュアゴルファーにとって、やはりテレビカメラで狙われるというのは相当なストレスやプレッシャーになるのだろう。そう、「ゴルフ侍、見参!」の話である。またか。そう、またなんです。 先週と先々週は、茨城県の鹿島の杜カントリークラブが舞台。侍は2年連続クラブチャンピオンを獲得したHDCP4のY氏(52歳)とHDCP2のT氏(56歳)。迎え撃つシニアプロは世界のレフティ、新三羽烏の一人、解説でおなじみ羽川豊プロ。 今回は相手が悪かった。羽川プロにアマ2人は太刀打ちできず、というかTVカメラのせいか実力をほとんど発揮できず、2人とも完敗であった。やはり同世代になるとプロの優位は揺るがないね。せめて10歳ぐらい歳の差があればいい勝負になるかもと思うんだけどな。 ところで、最初のコース紹介で「ここ鹿島の杜は全長7730yでコースレート76.4という、関東屈指の難易度を誇るコースで・・・」「距離だけでなく各所にウェイストエリア(下写真フェアウェイ左サイドと2打目地点のやや茶色がかった部分)が難易度を上げ・・・」と説明されていたのだが、肝心のマッチは青ティどころか白ティも使われていたように見えた。 いや、プロもシニアだし、できるだけアマチュアが不利にならないようにティを前にしているんだと思う(Y氏もT氏も決して飛ぶ方ではなかった。それなのにこのコースでクラチャンやHDCP2を取れるというのは逆にすごいと思うんだけどね)。だから、前のティを使うこと自体はいいと思う。 でもそれなら、最初の紹介で「うちはフルバックから7700yでっせ」なんて言わなければいいのに。「やるやる詐欺」みたいでみっともないしがっかりするよね。うちはこの料理が名物です!って説明を受けて、じゃあそれを食べようとしたら「あ、それは1ヶ月前に予約してもらわないとできません」みたいな感じなんだけど。 本当にアマがプロを倒しやすいようにするんだったら、今回のようにバーディが出やすいティより、逆にうんと距離を伸ばしてプロでもパー拾うようなセッティングにしたほうが下克上が起こりやすいと思うんだけどなあ。 例えば380yのパー4ならプロは2打目がウェッジ。ウェッジでグリーンを外すことはまずないので、パー以上が確定、2〜3割の確率でバーディだろう。一方、230〜240yしか飛ばないアマチュアならショートアイアン。片手シングルでもそこから3割の確率で2つで上がることはまず不可能だろう。せいぜい90%パーが精一杯かと。 しかし、450yのパー4になれば、プロでも2打目はミドルアイアンかユーティリティが必要になる。パーは取れるとしてもバーディの確率はぐっと減るし、ミスが出ればボギーも十分あり得る。 一方、アマチュアは2打目が200y前後残り、次でグリーンに乗せる確率はぐっと下がる。2割ぐらいか?しかし勝手知ったるホームコースなんだから、乗らなくても寄せワンのパーが取りやすいところを知ってるだろうし、そうやってしつこくパーを拾っていけばプロも焦ると思うんだよね。 プロとアマが互角に近い戦いができるとしたら、やっぱりショートゲームだと思うんだよね。ショットの精度や飛距離は逆立ちしても勝てない。相手は1日何千球のショット練習を何年もしてきたからプロになってるんだろうし。 でもアプローチやパットならプロに準じるぐらいの練習も物理的・金銭的・時間的に可能だし、センスさえ磨けばプロはだしの技術を身につけることもできるのではないかと。そこに、ホームコースのアドバンテージが加わって、初めて「アマがプロに勝つ」という状況が生まれるのではないかと。 まあ上に書いたことは机上の空論かもしれないけど、今回のようにプロが8ホールで3バーディを取れるセッティングより、プロでもやっとパーを拾うセッティングのほうが見ていてもはるかに面白いと思うしね。 出演するプロは嫌がるだろうけど。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
2013/5/22(1219180hit) 女性用ティ(赤ティ)考察
常々思っていた。一般的な女性用ティ(レディスティ・赤ティ)の「やっつけ感」は酷くないかと。 大きさが極端に小さい、造成が悪く小山のようになっていて平坦な場所がない、ホールの端、それも男性用ティグラウンドから中途半端に歩いていかないといけない場所に作ってあるなど、女性を蔑ろにしたトホホなティインググラウンドが多いが、実は最大の問題は別にある(後述する)。 これは、コースの持ち主や設計家がほぼ100%男性であることによって起こる悲劇である。コース側はパウダールームや浴室を充実させたり、レストランに女性メニューを増やしたりして女性客を呼ぼうと必死だが、それはあくまでも経営上の作戦であって小手先だけのサービスである。なぜなら、ゴルフ場とはゴルフをする場所だからである。 つまり、本当に女性にゴルフを楽しんでもらおうと考えるなら、きちんと楽しめるコースづくりが必要なのである。そしてその象徴が女性用のティグラウンドなのである。 さて、最大の問題とは何か。それは距離の設定である。距離が長すぎるのだ。 実際にあるコースを例に考えよう。下はあるコースに実在するパー4のヤーデージである。
まあよくあるセッティングだよね。ちょっと短めだけど。 アベレージゴルファーの場合、ドライバーの平均飛距離は220yぐらいだろう。バックティから回る上級者で250y前後か。となると、2打目の残りは理論上は 上級者 383y-250y=133y アベレージ 368y-220y=148y となり、上級者はショートアイアン、アベレージゴルファーで7番ぐらいになる。 一方、シニアの男性はどうか。一般的にシニアティを使うのは、コースや競技によっても変わってくるが65歳か70歳ぐらいだろう。この年代のゴルファーのティショットは年齢によってだいぶ差があると思われるが、飛ばす人で210yぐらい、飛ばない人で180yぐらいだろうか。すると、 シニア(飛ばす人) 333y-210y=123y シニア(飛ばない人) 333y-180y=153y となり、飛ばす人ならやはりショートアイアン、飛ばない人ならミドルアイアンかユーティリティの出番だろう。 さて、女性の場合はどうか。女性といってももちろん年齢や体格によって飛距離は様々だと思うが、一般的な女性の場合、平均飛距離はおそらく170yぐらい、飛ばす人で200y行くか行かないか、私より上の年代になると150yという方も多いと思う。ここは一般女性とシニアに分けて考えてみよう。 一般女性 333-170y=163y シニア女性 333-150y=183y この計算によると、一般女性の場合でも2打目はフェアウェイウッドでぎりぎり届くかどうか、シニア女性なら最初から2オン自体がまず無理。こんなセッティングでパー4って、ガンジーですら助走をつけて殴るレベルのスカタンである。 「そんなの飛ばないほうが悪いんじゃん」というバカ男どもへ。「最初から2オンが無理」とはどういう状態か、それはドライバーで最高の当たりを2回打っても届かない距離のことである。上級者なら510yのパー4。アベレージゴルファーでも460yのパー4。 1ラウンドに1個や2個なら頑張れるが、これがパー4の10ホール中8ホールとかあってみろ。絶対に途中で家に帰りたくなるに決まっている。軟弱者の男性たちよ、世の女性達はこんな過酷な状況でラウンドし、スコアを出しているのだ。恐らく女性の100切りは男性の90切り、いや85切りぐらいの価値があると思う。 では、女性がきちんと正しく、そして楽しくプレーできるセッティングとはどれぐらいなのか。ティショットが同じぐらいの位置になるよう、白ティから70y-80yぐらい先か?違う。なぜなら、2打目でグリーンまで同じ距離が残ることは女性にまだまだ不利だからである。 一番簡単な方法は、男女とも同じクラブを選択するぐらいの距離が残るようセッティングすることだろう。上の例で言うと、白ティから打ったアベレージゴルファーが7番アイアンを持つのだから、女性も二打目は7番アイアンを選択するぐらいの残り距離になればいいのだ。 女性の7番アイアンの飛距離は平均100yと言われる。つまり、このホールの場合、ティショット170y、2打目100yだから総ヤーデージは270y、よって男性より約100y先に赤ティを作るのが正しい(下図)。計算すると男性のヤーデージの7割だね。
同じ計算で行くとパー3なら60-70%ぐらいの位置に、パー5なら「ドライバー+ショートウッド+ショートアイアン」と考えると男性なら540y、女性なら170y+140y+90y=400yなので75%ぐらいのヤーデージになる。 念の為に言っておくが、今までの話は女性が飛ばないし可哀想だから前から行ったら?という意味ではない。あくまで男女が平等にプレーするための案であり、よって飛距離に自信がある女性プレイヤーは今のティや白ティからどんどんラウンドしてもいいと思う。 だってどう考えても不公平だよ。ティショットで完璧なドライバーショット打って、2打目で完璧なフェアウェイウッド打ってもパー4が二打目で届かないってのは。それなら最初からパー5にすべきだよね。 というわけで結論。レディスティは男性の70%の距離に作りましょう。パー3で30y〜60y前、パー4で100y〜130y前、パー5なら150y〜200y前。それでやっと男女とも同じ条件でプレーでき・・・あ。判った。 コースを牛耳ってる世の男どもは、女性に負けたくないからわざと赤ティを難しくして・・・おや、誰か来たようだうわ何をするやめ (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
あんまり大げさに書くと炎上するかもしれないのでさらっと書くが、今回だけはTVの洗脳の酷さに恐怖すら感じた。橋下大阪市長は1つも間違ったことを言っていない、むしろ「本当のこと」を言っているにも関わらず、マスコミという正義はその「本当のこと」こそがタブーでありむしろ絶対悪であると断定。この国は北朝鮮か? そしてほぼすべての局、番組が橋下氏を批判し、非難し、糾弾し、断罪している。これが民主国家か?自由の国か?世界第二位の大国であるこの美しい国は、一皮剥けば得体のしれないバケモノが牛耳っている恐ろしい国なのか?どうか皆さん、正しいことを「正しい」と感じる心を忘れないで。マスコミに騙されないで。 さて本題。大阪で2番目に古い、上田治設計コースといえばご存知大阪ゴルフクラブ淡輪。昨日はT橋さんにお誘いを受け、T橋さん+K嶋さんの年配組とM岡くん+私の若輩組による4ボールマッチが開催されたのであった。ただしパー3以外エブリワンというとんでもないハンデ付き。 とにかく天気が良かったので、その素晴らしい景色をまずはじっくりどうぞ。 その結果は。 数字は極端に悪くはない。でも、アイアンがほとんど当たらんかった(1発か2発)。アプローチも5回ぐらいトホホあり。2度打ちもあり。で、一人で足引っ張って年配組に惨敗。M岡くんごめんね。 特に酷かったのが名物ホールの14番パー3。この日は100yしかなかったのでウェッジショットだったんだけど、ダフって海の藻屑に(あまりにショックすぎて写真撮ってない)。グリーン横からの4打目は2度打ちチャックリ。結局5オン2パットで7。あ、8ストロークって申告してた。まあいいけど。 コースも同伴競技者も最高。でも心が晴れない、そんな日もあるさ。 この日の結論:練習しないとどんどんヘタになる (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
USGAでも中長尺パターのアンカリングが禁止になる。2016年1月からだから、猶予はあと2年半。 イップス克服の最後の砦、あるいは腰痛でも長時間練習できるという優位性からプロゴルファー、特にシニアプロの命綱のようになっている中長尺パターが事実上使えなくなるのは彼らにとって死活問題だろう。 かと言って、これまでのそしてこれからのゴルフの伝統を考えた時、中長尺パターの「チート感」をR&Aもこれ以上容認する事はできなかった。 そこに、メジャータイトルを中長尺パターで取るプレイヤーが続出したことと、ジュニアゴルファーが最初から中長尺パターでゴルフを覚えるという現状(日本でも、諸外国でも)から、ついに規制となる。 中長尺はアンカリングして初めてメリットが出ると思われるので、事実上中長尺パターそのものが無くなっていくと思われるが、こういう時に必ず出て来るのが「アマチュアだからいいじゃん」「プライベートなラウンドだからいいじゃん」という議論である。 その議論に入る前に、気になる点。 JGTOや日本PGAがこの件(アンカーリング禁止)についてほとんど公式なコメントを発表していないんだけど、貴殿様に於かれましてはこの件について何も意見はおありでないのでしょうか?世界で4番目のツアーの責任者として、世界で2番めのゴルフ大国としての説明責任とか意見表明の責務とかはちっとも考えておられないんでしょうか?それとも単にバカの集まりなの? R&AとUSGAに全部お任せするんなら、偉そうな理事とか会長とかの肩書きを外して「ゴルフの下僕」とでも名乗って無給で働けよ。情けないのうホンマに。上のやる気がなかったらどんな組織も腐るっちゅーねん。 さて、今回のアンカリング、アマチュアはどう考えるべきか。原則、ゴルフのルールは1つ。プロだからダメとか、アマチュアだからいいというのは、やっぱり基本許されないと思う。 実はこれによく似たことが何度かあった。ドライバーのフェースの反発係数の規制、ヘッド体積の規制、そしてウェッジの溝規制である。これらの規制があるたびに、ほとんどのアマチュアゴルファーは文句を言いながらも規制をクリアしたクラブに買い換えた。 しかし、一部のゴルファーはそんな規制などお構いなしで460ccを超えるヘッドのドライバーを使ったり、「ルール無視!超高反発フェース」と銘打たれたドライバーを購入したりしている。 アンカリングの禁止とドライバーやウェッジの規制との最大の相違点は、「他人が見てすぐに違反クラブかどうかが判るか否か」である。つまり、高反発ドライバーは実際に調べたり知識がないとすぐにわからないのに対し、中長尺パター(のアンカリング)は違反だと一目で分かってしまう点だ。 これは何を意味するかというと、高反発ドライバーなどをルールを気にせず使っている人(楽しればいい、オレがルールだ的な人)は中長尺パターも気にせず使うだろうし、違反クラブだと分かっていながら使っている人は、その後ろめたさから中長尺パターは使わないと思われる。 というわけで、今中長尺を使っている人で、普通のパターに戻した、でもドライバーは高反発のままという人は「バレなきゃルール違反してもいい」と思ってる人、かもしれない。 そして、そのまま中長尺パターを使い続ける人は「人に従うのが大嫌い。自分は自分の道を行く」という もちろん、涙をのんで中長尺を普通のパターに持ち替える、まっとうなゴルファーが大多数であることは言うまでもない。 つまりアマチュアの中長尺パターは、ゴルフに対するその人の美意識を表す、のかもしれない。 例外として中長尺パターをアンカリングしないで使うという方法がないわけではない(中尺なら片山晋呉、長尺なら高松志門プロ)が、短いパットなどでふと不用意にアンカリングしてクレームを付けられるかもしれないというリスクを考えると、少なくともプロや競技ゴルファーは使用しないと思われる。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9135/10000) (素振り:1275/10000) |
こういう勝ち方もあるのかと誰もが思ったことだろう。「自分のゴルフが果たして通用するのか、トライしにきただけ」でメジャーを獲ってしまった。 大阪出身の51歳、われらが井戸木鴻樹プロの快挙である。全米プロシニア優勝。 「われらが」というのは、神戸のUHF局で10年以上続いている「原田伸郎のめざせパーゴルフIII」のホストプロとして、その柔らかい物腰と個性的な髪型が関西の人にお馴染みだからである。 あと、井戸木プロはドライバーの正確性にも定評があり、何度かフェアウェイキープ率1位に輝いている。ちなみに2011年は68.67%とダントツ。その代わり「飛ばないプロ」としても有名だったりする。それでも平均飛距離は255yあるんだけどね。 しかし、日本の男子ゴルファーでメジャータイトルを初めて獲得するのが井戸木プロだというのは、やはりゴルフは飛距離より正確性が大事ということなんだろうか。だろうね。 ちなみに今回の試合が行われたセントルイスのBellerive Country Clubのセッティングは6959yのパー71。その前の週にアメリカチャンピオンズツアーの試合は7018yでパー72。今週行われる日本のダイヤモンドカップは7190yパー72。特別に短いセッティングではない。 最終日はボギーなしの6バーディで65。ハイライトを見てたら、パットが神がかり的に入ってたのとアイアンが切れまくってた。もちろん2打目はほとんどフェアウェイから。2位タイのケニー・ペリーが勝負どころの17番パー5でティショットを曲げて結局ボギーにしたのと好対照だったよね。 51歳にして人生最高の瞬間が訪れるんだから、やっぱり人生捨てたもんじゃない。いくら、 セントルイス中がビックリ!って書かれてもね。いや、「セントルイスの驚愕」かな。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9230/10000) (素振り:1290/10000) |
2013/5/28(1220854hit) プロとアマの違い?
井戸木プロの快挙に対するマスコミの扱いが小さすぎる。最低一面だろおい。お前ら公器と名乗るならきちんと報道しろよ、鴻樹プロの事を(末期的洒落)。 先日、TVでアマチュアゴルファー阪田哲男氏のインタビュー番組を見た。阪田氏は日本を代表するアマチュアゴルファーであり、日本の競技ゴルファーの代表と言っていいような人である。 63歳で未だ競技ゴルフの真ん中に身を置く氏であるが、その一言一言にはさすがに重みがあり、確かな存在感を感じた。やはり1つのことを極めた人は眼力が違う。日本のアマチュアゴルファーにとって雲の上の存在だもんね。 ただ、そのインタビューの中で1つだけ納得できないところがあった。えー、以下の発言は月例にすら出られない貧乏人でいつまで経ってもヘタクソな私の「ひがみ」「ねたみ」がちょっと入っているという前提でお読みいただきたい。 氏は「試合のプレッシャー自体を楽しんでいる」という話の流れで、アマチュアの「競技」とはどういうものかをインタビュアーに説明するのだが、春にある予選(たぶん日本アマの地区予選のことだと思われる)に落ちると1年間が終わってしまうと言う。つまり1年でチャンスは一度。その状態を、 「毎週試合があるプロゴルファーよりもはるかに厳しい世界だ」 という感じで説明された。のだが。いやちょっと待ってください阪田さんと。 確かにとアマチュア競技ゴルファーにはプロにない厳しさがあると思う。仕事をしながら「日本アマチャンピオン」を目指すプレッシャーというのは我々常人のは想像できないぐらい厳しいだろうし、精神的にも肉体的にもある意味究極の世界だろう。 でも、プロと比較して「トップアマのほうが厳しい(大変)」と言うのはどうかと。そこはやはり比較すべきではないと思うのだ。だって、厳しさ(大変さ)の質が違うから。 プロは応援してくれている家族や周囲の期待を背負っているし、シードを取れないプロは数少ない試合で結果を出さないと上へ登っていけない。そして何よリ生活がかかっている。たった1つのミスショットが、天国と地獄を分ける時だってあるのだ。そのプレッシャーは、競技ゴルフのプレッシャーに全く勝るとも劣らないわけで。 いや、ギリギリで戦っているプロはこう言うだろう。「生活が保証されている上でのゴルフは、いくら究極のプレッシャーを感じても結局は遊びじゃないか」と。 そう、競技ゴルフの世界は究極に厳しい「遊び」なのだ。もっとはっきり言わせてもらえば「金持ちの道楽」。トップアマの場合、年間最低ラインで100ラウンドはこなすだろう。多い人なら200ラウンドか。その半分が試合だとして、1回の経費が交通費・プレーフィー、参加料などすべて含んで4万円ぐらい?もちろん練習や道具にもそれなりにお金がいるだろう。残りの半分はホームでラウンドするにしても、1万円は下るまい。 つまり純粋な遊びに1年で最低300万円以上と100日以上の日程を使えるというのは、ごく一部の恵まれた人にだけ許された道楽なのだ。 ただしもちろん、「道楽」だから「仕事(プロ)」より劣っていると言うつもりはない。結局は次元が違うというだけ。そもそも、立ち位置でゴルファーを区別することはゴルフの精神に反するではないか。 うーん、みつを風に書くととたんに偽善ぽくなる(笑) (しかし阪田さんに意見する怖いもの知らずって日本広しといえど俺くらいだろうなあ・・・・) (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9230/10000) (素振り:1290/10000) |
2013/5/29(1221124hit) アイアンのミスの原因
日曜日に練習に行って、先週アイアンが全然当たらなかった理由が判った。 この日は久々に150球。ホントは毎回200球ぐらい打ちたい(アプローチ100球、アイアン70球、FW20球、ドラ10球)んだけど、200球で週2日位打ったら1ヶ月で25000円も掛かるので無理。そろそろ家でのアプローチ練習を再開しようかな。 さて、ドライバーはそこそこだったのにアイアンが悪い場合(お、これは検索されるキーワードとなりそうだな。「ドライバー当たる」「アイアン当たらない」って感じか)、と言っても今回の私の場合だけかもしれないけど、 「スイングの軸が(飛球線ラインの左右に)ぶれてる」という可能性が考えられた。なぜならティアップして打つドライバーなら、多少飛球線方向や後方に軸が動いても当たってくれるが、地面にある球を打つアイアンの場合は3cmもズレれば致命的にダフったりトップしたりするからだ。 なぜそう思ったか。というか実はこれ、後付で考えた結論なんだよね。というのは、ドライバーが「飛球線方向にしっかり背中を向けるまで肩を回す」によって好調になったのを受け、アイアンでもそれを試してみたのだが、それがどうやらオーバードゥになっていたようだ。 正確にはドライバーより前傾が深くなった状態で無理矢理肩を回そうとして、バックスイングで上体が思い切り右へスエイしていたようなんだよね。それに気づいたのが、「中井学のゴルフ新理論」というレッスン番組の中で中井プロが元F1ドライバーの中嶋悟氏のスイングに対し、全く同じ事を指摘していたのを見て。あ、俺もこうなってる!と思ったのだ。つまり、 この前傾角をキープしないといけないのに、肩を回そうとするあまり、 こんなになっちゃってたんだと思われる。そりゃダフるし当たらんわな。 調子が悪い時はもちろん、調子がいい時も、もっと良いスイングにしたいという気持ちからスイングをあれこれ変えてしまいがちだけど、愚直に今のスイングをいじらない勇気も必要だなって思った。 あ、そうそう、これに気をつけて頭を動かさないようにバックスイングしたらそこそこ当たるようになった(ってそれでも「そこそこ」かい!)。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9230/10000) (素振り:1290/10000) |
昨日は曇り一時雨の予報のなか、奈良柳生CCへ。山の中にありながら結構フラットでコースレイアウトはバラエティに富み、景色も綺麗で距離もそこそこある良いコースである。 昨日はグリーンが8.3という表示だったんだけど、砂が少し撒かれていたのと雨のせいか体感的なスピードはもう少し遅い感じだった。 同伴者はN谷くん、K藤くん、そしてN谷くんの知り合いで奈良柳生のメンバーさんであるN氏。N氏はここではない某コースの理事をされているという偉い人である。 幸い雨にはほとんど降られず、無事1.5ラウンド回ることができた。左一軸のN谷くんにはこの日も負けて3連敗。30台出されて負けるのは仕方ないけど、ちょっと悔しいね。 でも、こうして休みの日にバカ話をしながらゴルフをしてくれる友だちがいることの何と素晴らしく幸せなことか。持つべきものはゴルフ友達である。ほんとに心から感謝。ありがとう。 (ドリルB:1812/10000) (アプローチ:9240/10000) (素振り:1290/10000) |