日記209(2011年11月)

去年までの日記

今年の日記 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月

2011/11/1(1084391hit) ある晩、練習場にて


 なんてこった。うかうかしているうちにもう11月ではないか。というわけで昨日の夜練習に行ってきた。

 いつも行くHゴルフセンターは月曜日がサービスデーでボールが1割増になる。そのため夜の10時を回っても驚くほど多くの人が球を打っている。

 この時間になると練習しているのは「極端に上手い人」か「極端に下(ry」かのどちらかというケースが多い(えっと私が「極端に上手い人」であると言いたいのではありません念のためむしろアプローチなどは極端に下(ryの方ですってこういう注釈自体がいやらしいって?うん俺もそう思う)。あと個性のある人も昼間に比べて増えてくる。


 私のすぐ前で打っていた人はアイアンがタイトリストのマッスルバック、ウッド3本にそれぞれ別キャラクターのヘッドカバーが付いていて見るからに上手そうな若者であった。が、飲み終えたペットボトルと使い終わったおしぼりを座席にそのまま置いて帰る(またこの話題ですかはいそうです)お前はいくら球打ちが上手でもゴルファー失格なんだよごるあ!とか半ば嫉妬混じりで思いつつ(←若いころ自分がゴルファー失格だったことは棚に上げている)球を打つ。


 いつものドリルBを50球。10球打ったら休憩しないといけないぐらい体に辛い。よって心にも辛い(昔から根気も落ち着きもない子だった)。嫌になりそうな気持ちをおさえ、でも明日のナイススイングを目指して練習しているとすぐ後ろの打席にまた上手そうなおっちゃんがやってきた。

 しばらくすると、おっちゃんが結構普通の声で何か言った。思わず振り返りそうになるが、その直前でこれは独り言なんだと判る。危ない。罠にハマる所だったぜ。その後も「ああやっぱりこれではアカンなあ」「もう少し#$%&(よく聞こえない)しないといかん」などと普通の声でつぶやかれる独り言は続く。正直いってウルサイ。人間twitterかお前は。でも本人は気づいてないんだろうなあ。ぼうっと見てると目があったので、あわてて視線を外し再び球を打つ。


 あとはアプローチ。相変わらず腰砕けのハーフトップから始まるも、しばらく打ってようやく3球に1球ぐらいまともに当たるようになってきた(本当)。これから芝が薄くなってくるとどんどんアプローチは難しくなってくるだろう。それまでに「グリップをアドレスの位置に戻す」と「右肩が下がらない」が形になればいいのだが。

 よし。今日も予定終了だ。私はズボンをはき、Tシャツとポロシャツを再び着て・・・え?何で裸だったんだって?そりゃ頭を打ってたら暑くなるからに決まってるじゃないですか。パンツ一丁で球を打つのは気持ちいですよ。え、みんな変な目で見るだろって?いや、みな視線を外してくれるんで気にしてないんじゃないかな。



 注:この物語には一部フィクションが混じっています


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1430/10000)

2011/11/2(1084751hit) 匠のウェッジ


 ある休日の午後、ヤボ用があり私は◯と一緒に車を走らせていた。ラジオから流れてくるのはサキソフォーン。懐かしいメロディだ。ちなみに行き先は家からほど近いが普段は行ったことのない町。

 途中少し迷ったりしながらも目的地に着く。そこで◯がメインの用事を済ませている間ヒマになった私は、車を駐車場に止めたままそのあたりをブラブラと散歩することにした。

 すると1分も歩かないうちに、小さなゴルフショップを発見。コミュ障(人と接するのが苦手)な私であるが故いつもならスルーするはずが、その古ぼけたショップに入ろうと思ったのはまったくの気まぐれだった。

 中へ入ってみると意外に広くて明るい店内であった。奥のほうに、これも意外なことに若い店員さんが座っているが、静かに「いらっしゃいませ」といっただけでこちらへ近づく気配もない。うん、良い感じ。

 店内をうろつく。下品なPOPもお仕着せがましいポスターもなく、ただクラブが無造作においてある感じ。よく見ると中古クラブがメインのようである。

 陳列はクラブ別になっていて、向かって左側にはウッドとユーティリティが、右側にはパターとウェッジがずらっと並んでいる。レフティやレディスのコーナーはなさそうだ。また、クラブ以外の用品やボールなどもほとんど最低限しか置いていない。とにかくクラブに特化した店のようである。

 左側から通路に沿って(といっても左右を見ながらだと一周するだけなのだが)ゆっくり歩き出すと、ほとんどのクラブがいわゆる「名器」と呼ばれるものばかりだったので私の胸は高まった。これはただの店ではないぞ。

 そんな名クラブを眺めたり、時にはワッグルして品定めする私。フェアウェイウッドのコーナーではテーラーメイドV-Steelの初期型が何十本も並べられていて、そのどれもが多少の使用感はあるものの1万円前後である。かねてから欲しかったオリジナルシャフトの5Wもある。後で◯にどうやって言い訳しようと思いつつも、もう買う気満々で手に取った。

 奥まで行き、その若い店員さんに「これ、買うので預かっておいてください」とクラブを渡しておく。店員さんは「承知しました」とさわやかな笑顔で受け取ってくれた。その顔は作られたものではなく、「良いクラブを選びましたね。あんた、判ってるね( ̄ー ̄)ニヤリ 」という感じの共感の笑顔であった。


 折り返してパターのコーナーへ。オールド・アンサーやL字の名器トミーアーマーIMG5なんかが置いてある。あと、名前はわからないけれど、芸術品のように美しい造形のオールドパターもたくさん。こんなに無造作に置いてて防犯的に大丈夫なのか?

 しかしオールドパターにはあまり興味はない。すぐ横のウェッジコーナーへ。そこには、そのコーナーでひときわ目立つ場所に、それはあったのだ。

 1本だけディスプレイを特別扱いされたウェッジ。「匠のウェッジ」とだけ表示されたそれは、なんとも言えないリーディングエッジの曲線を持ち、クロームメッキに輝いていた。思わず手に取る。うん、絶妙のバランスだ。軽くワッグルする。すごい。腕と一体になる感が半端ない。

 構えてみたり溝をなぞったりしていると、いつの間にやってきたのか後ろに店員の兄ちゃんが来ていて、私に言った。

 「このウェッジはね」










 そこで私は目を覚ましたのであった。うーん残念。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1440/10000)

2011/11/4(1085272hit) 仕事関係の大コンペ(その1)


 昨日は1年に1回行われる仕事関係の団体のコンペが伏尾ゴルフ倶楽部であった。参加人数は52人。13組という大コンペである。去年から参加させてもらっているが、去年は聖丘CCで開催され、内容はトホホだったのだがダブルペリアがはまって2位。相性の良い大会ではある。

 しかし今年は絶対にダメだという確信が私にはあった。なぜなら、前日の練習でとんでもないことに気づいてしまったからである。



 話は月曜日に遡る。3日前にも書いたが、月曜日の夜いつものHゴルフセンターへ練習に行った。その時所属プロが練習しているのが目に入った。かれはウェッジを極力ゆっくりと振りフルショットで40yぐらい飛ばすという高度な練習をしていた。

 これはスイングの基礎ができていないと絶対にできないショットである。K見師匠がいつも練習している「ゆっくり振ってロブショット」とよく似たイメージだが、それの基本編という感じだろうか。

 で、その練習が気になっていた私は水曜日にこの打ち方で球を打ってみた。するとね、もうね、まったく打てない。いや球に当たらない。それどころかクラブが振れない。フィニッシュまでスイングできない。まるでぜんまい仕掛けのアンティーク人形のようなぎこちない動きしかできないのだ。

 この時、私は悟った。

 あ、俺ってぇ、スイングの基本がぁ、まったくできてないじゃーんと。

 つまり私はトホホではなく単なるスーパーウルトラどヘタ野郎だったのである。今まで30年以上にわたって落としてきた目からウロコは幻影だったのだ。激しく、奈落の底まで落ち込むワタクシ。だが、逆に思った。

 だったらヘタなりのゴルフをしよう、と。100叩いてもいいから基本に忠実にそしてスコアにこだわらず、思い切りのびのびとヘタなゴルフをしよう。そう思ったのが水曜の夜。



 そして当日の朝を迎える。1時間前にコースへ付き、練習場へ。練習場のマットは経年変化でカチンカチンのつんつるてんである。こういうマットだと最初からミスショットが出ると決まっている。よってウェッジショットを低いゴムティで打ち始めた。すると1発もまともに当たらない。気がつけば24球打ち終わっていた。しかし1球もまともに当たらない。私は思い出した。ウェッジはティアップしたほうが難しいと。

 仕方なく、もう24球お代りをする。残り3球ぐらいでやっとまともに当たりだしたが、時すでに遅し、万事休す、労多くして船山に登る(ウソ)というヤツである。


 ラウンド前から言い訳するのは嫌いなのだが、同じチームのK島さんやM岡くんに「ぼくはもうだめです。なぜならドヘタ野郎だからです。ごめんなさい」と前もって言っておく。というのも、この日のコンペは業界団体の「大阪府vs大阪市vs兵庫県vs奈良・和歌山連合軍」という団体戦(ネット勝負)も兼ねており、こんな私でもいちおう戦力に入れていただいている以上は何とか貢献したい。しかし今日の雰囲気ではよほどダブルペリアが上手くはまらないととてもじゃないけど足を引っ張るだけだろう。



 そうこうしているうちにラウンドは始まった。同伴競技者は初対面の大先輩お二人と、同年代の得意先のN村さん。ティショットはややハーフトップ目ながらセンターへ、245y。、ドライバーはまだ多少マシなので気が楽だ。で2打目、グリーンまで125y打ち上げを8アイアンで。構えた瞬間もうイヤな予感しかしないし、体が重くて他人のようでまったくいうことを利かない。いかん、バックスイングが恐くて上がらない。ああもうダメだ息苦しい。心臓がドキドキドキドキ。頭真っ白。そして。「バシュ」

 何とか球に当たってくれたようだ。ゴロか?トップか?いや球は奇跡的にまっすぐ飛んでいる。グリーンに乗ったようだ。しかし18ホールラウンドし終わったぐらい疲れ果てる。1ショットでこれでは後が思いやられるが逃げる訳にはいかない。

 ボールはピン左下3mにオンしていた。そしてこれが入って朝イチバーディ。心のなかはボロボロで今にも壊れそうでかろうじて徳俵で踏ん張っている状態だというのにバーディ。本当に皮肉なものである。


 やっと1ホール終わった。あと何回心臓に負担を掛けるんだろう。体は、そして心は持つのだろうか。本気で心配しつつ、東コース最難関の2番ホールへ進むワタクシであった。


(続く。注:この物語はノンフィクションである)


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1440/10000)

2011/11/5(1085621hit) 仕事関係の大コンペ(その2)


 あらすじ:大事なコンペを前に自分が単なるヘタクソ野郎と気づいた私であったが、ラウンド前の練習ではそのヘタクソさに磨きをかけてしまう。いよいよコンペが始まり、1番ホールでは偶然が偶然を呼びバーディを取ってしまうも、アイアンショットに強い恐怖感を抱き、発狂寸前のhiro。果たして18ホールを無事に終了できるのか?



 東2番ホールはHDCP1の難コース。最初からボギー狙いでいいと思いつつ、ティショットは唯一まともに打てそうなドライバーで。先っちょに当たってへっぽこフックが出るもフェアウェイへ。2打目、残り190y。3アイアンで安全に狙うか、4アイアンでピンを狙うか、5アイアンで花道を狙うか迷うが、結局確率の高い5アイアンを持つ。そして・・・

10cmダフる。

 ほらNE。やっぱりNE。だからNE。そうだRO。で50y先のラフへ。これで恐怖感が現実のものとなってしまった!

 例えると、アメリカの若者6人が閉鎖された湖畔のキャンプ場に車でやってきてそこのコテージに泊まったところ、その中の一番聡明な女の子が『ここは何かおかしい、イヤな雰囲気がする』と言っている段階がラウンド前で、その後一番無名でギャラの少ない役者演じる男子のチェーンソーでバラバラにされた死体が発見される・・・それが今である。そう、もはや私の心の中にいた怪物が目を覚ましたのは火を見るよりも明らかである。

 3打目ラフから7アイアンでグリーン奥へ。この、直後のショットもチョー怖かったが、ライが良かった(ラフに軽く浮いてた)ので何とか打てた。ラッキーだった。上から2パットでボギー。


 3番155yパー3。7番と6番の間の距離だが、今の状態なら小さめのクラブをしっかり振るより大きめを気持ちリラックスして振ったほうがいいだろう。6番を持つ。この時考えたのは2つだけ。

「恐いと体が回らず手打ちになる。だからバックスイングはしっかり肩を回す、切り返しは腰だけを意識するんだ」

怪物に立ち向かうためにはこれしかないっ!負けるな俺。6アイアンのショットは幸いきちんと当たり、ピン右奥1.2mにオン。カップに蹴られてパーだったけどもう十分である。


 4番は短いまっすぐのパー5(455y)。ティショット甲(ティショットだけは調子いい)、2打目185y、7W軽くか3アイアンか4アイアンかで迷う。5アイアンでレイアップというのも考えたけど、中途半端な距離を残すとアプローチを打たないといけないしそれだけは絶対に避けたい。よって消去法で(笑)7W。

 大事に行きたい気持ちが手首の柔軟さを奪い、ダフって手前のバンカーへ。でもバンカーなら良しだ。ピン上4mにオン、2パットパー。いやあタイトロープ。


 5番は北摂地方が見渡せる気持ちいい打ちおろしのパー4。230y以上飛ぶときつい左足下がりのラフになるのでスプーンで。当たりは良かったがスライスして右のウェイストエリアへ。残り100yながら、前には砂箱、上には樹の枝というシビアなライ。PWで何とか脱出するも左のバンカーへ。乗せて2パットボギー。うーん、もう少し慎重に方向を取れば良かった。


 6番。ここでもう一人の怪物が目を覚ます。ティショットはスライスして右ラフ。2打目8アイアンは当たりが悪く(ヘッドアップか?気が抜けてきてるぞ)残り60y地点へ。そこから

3連続チャックリキタ━━━━(;・∀・)━━━━!!

 3回ともビデオのリプレイみたいに正確に、ボールの手前15cmの芝を7cm掘り返す。ここまで来ると逆に正確かもしれん(笑)。

 そう、アイアンに気を取られアプローチの悪魔を忘れていたワタクシであった。例えると、仲間は皆殺されてしまいヒロインの女の子と2人きりになりながらもジェイソンを一時的に地下室に閉じ込め、2人でほっとした瞬間後ろにフレディが立っていた・・・そんな感じである。

 いつものように同伴競技者の皆様の顔を引きつらせながら(皆さんホントすいません)、6打目でようやくグリーンに乗せ1パットのトリプルボギーでホールアウト。よし、これからは中途半端な距離を極力残さないようにしよう(←根本的解決になってない)。


 7番165yパー3。6アイアンのティショットは当たりが悪くグリーン手前に。20yぐらいだし何とかいけるかな・・・と思ってボールの場所まで行くと、なぜか芝の上に砂がたっぷりそしてその上にボールが鎮座。周囲にいくつも穴が開いてたので、たぶんミミズの穴と思われる。くそう、ミミズまで俺を邪魔するのか!!つまり私にとって最悪最凶のライ。

 はい、パター使いましたとも。上1mに付けて2パット(?)パー。もうこれからグリーン周りは全部パターで打とうか(けっこう本気)。


 8番はHDCP2のパー5。520y。ドラコンホールだったのでちょっと力が入って左ラフ。OB寸前危ねえ。2打目中途半端な距離が残らないよう6アイアンで残り100y地点を狙う。でもこういう時に限って飛びすぎて残り80y。これなら何とか56度のフルショットで行ける。ピンハイ5m。2パットパー。


 9番も距離のある(398y)パー4。ティショットまずまず、2打目7アイアン大ダフリで手前のバンカーへ。ダフろうが何しようがアプローチの距離さえ残らなければいい。っていうかアイアンもアプローチも恐怖いっぱいでよくゴルフしてると思うわ。バンカーから上3mにつけるも、奇跡的にこれが入ってパー。


 というわけで前半は1バーディ2ボギー1トリプルボギーの40。恐怖のラウンドだった割には出来過ぎである。例えるならジェイソンとフレディ2人に、部屋の隅に追い詰められ絶体絶命・・・と思ったら床が抜けて地下室に逃げられた、みたいな。

 しかし前半が終わっただけでまだ帰れない。床下からの脱出はまだこれからである。心も体もボロ雑巾のように疲れ果てながら後半へ続くのであった。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1440/10000)

2011/11/7(1086070hit) 仕事関係の大コンペ(その3)


 あらすじ:ヘタクソ野郎の私はジェイソン(アイアン)とフレディ(アプローチ)に追い詰められるもギリギリのところで地下室へ逃げ込むことができた。しかし地下室からの脱出も相当な困難が予想される。「よーしhiro、落ち着け落ち着くんだ」必死に自分を鼓舞する主人公。しかし、次なる魔の手は彼のすぐ後ろまで迫っていた!!!!!


 これだけ恐怖感を味わっても、いや味わったからこそ腹は空く。しかしここで腹いっぱい食べるのはジェイソンの罠だ。なぜなら体が機敏に動かなくなったり眠たくなったりするからである。「豚ロースかつ定食」を頼みそうになるところを「つけ麺セット」で我慢し、腹七分目で望んだ後半。

 南1番もHDCP2の難しいパー4である。はい左突き抜けOB。腹七分作戦まったく意味ねえ。前進4打からの7アイアン(ショットは良かった)もぎりぎり乗らず、9アイアンのアプローチは大きすぎてピン上2mに。いきなりトリプルボギーか?と思ったらこれが入ってくれてダボ。ほっ。

 2番は距離はないもののティグラウンドから240y地点から急な上り坂になり、登りきると左ドッグレッグしてグリーンまでやや狭いというトリッキーパー5。ティショット3アイアンで210y、2打目6アイアンで170yと計算どおり来て3打目残りは80y。

 52度軽めか56度フルショットか迷い、ピンが手前だからと(←ダメです)今日はじめて短めのクラブを持ったのがもう大失敗。ちょっとこすってグリーンに乗らず。やっぱり52度でグリーンセンターだった。寄らず入らずボギー。ジェイソン・フレディに続いて3人目の怪物、もったいないお化けが出る。

 さてどんどん行こう。3番池越えパー3、6アイアンでピン手前9mにオン、2パットパー。

 4番ドラコンホールだけど狭いので3アイアン210y(やや打ちおろしです)完璧。ティアップしてたらアイアンもちょっとだけ怖くない。しかしそこから2打目9アイアン大ダフリ(・・・・orz)、3打目ウェッジの30yをトップ(・・・・orz)、ピン奥から1mオーバーしてこれが入らず3パットで素ダボ。HDCP7のサービスホールで素ダボ。もったいないお化け本格始動。

 5番はニアピンのパー3、ダフるも何とかピンハイまで飛ぶ(なんで?)。2パットパー。

 6番も一度見たら忘れられない、きつい打ち上げ+右ドッグレッグのパー4。今までここで何度もひどい目に合っているが、今日はどうか。ティショットは上手く飛び過ぎ、2打目が70yと中途半端な距離になってしまう。いかん逆にヤバイ。

 しかしライはきついつま先下がり。これだったら逆に56度のフルショットで行けそうだ。右ひざを地面にえぐりこませるように打つべし!ちょっと噛み気味だけど何とかグリーンオン。しかしピンは一番奥で、12mほどのパットが残る。最初のパットを1.5mオーバーさせてしまい、上横からのデリケートなパットは当然のように入らずまーた3パットボギー。もったいないお化けはジェイソンとフレディを飲み込んだ。

 7番、ここから上がり3ホールのHDCPは1・3・4である。誰が言ったか伏尾のアーメンコーナー(注:誰も言っていません)。その7番パー4は丘のようなフェアウェイに向かって打ち上げ、距離もたっぷり(387y)あり、グリーン手前は左右とも木で狭くなっているというパー4。

 ティショット甲、左フェアウェイ230y。2打目7アイアン、少し左へ飛んで案の定グリーン左の木に当たる。56度のアプローチはまたトップ。もうイヤ(´;ω;`)。2パットボギー。トホホホホホホ。

 8番は狭めのパー5。左が全部アウト。右は法面。右に沿って打っていく。ティショット右法面からラフ240y、2打目6アイアンレイアップでフェアウェイ、3打目115yを9アイアンで、右奥のピンに対し左奥へ。まあ良しとしようと思ったら短いの(60cm)をするっと外して3パットボギー。同伴競技者のSさん(に憑依したもったいないお化け)が大声で「ああもったいない!!」と叱咤激励してくださる。はいまったくもって仰る通りでございます。

 そしてホームホール。やっとジェイソン・フレディ・もったいないお化けとの長い戦いに終止符が。394y打ち下しのパー4、ティショットは距離方向ともばっちりで残り135y、2打目8アイアンでちょうどの距離だ。この日1日のミスショットと苦しい心が走馬灯のようによみがえる。

 しかしあと1打でその苦しさも終わりだ。細心の注意を払って、それでいて大胆にショット。ボールはピンハイ3mに。そしてこのバーディパットがカップに沈んだ時、怪物たちとの長かった戦いは幕を閉じたのであった。


 苦しかった・・・・・本当に辛かった・・・・・豚ロースかつ定食食いたかった・・・・



 さてコンペだが、何とダブルペリアがハマリまくって(東6番のトリ、南1番と4番のダボ)ネット71で優勝してしまいました。諸先輩方を差し置いて何やってんだ俺は・・・おまけに団体優勝もゲッツ(こっちは貢献できてホントによかった)。



 でもこんな苦しいゴルフはもう懲り懲りだと思った。



(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1440/10000)

2011/11/8(1086454hit) 苦しい理由


 昨日の日記に最後に私はこう書いた。

でもこんな苦しいゴルフはもう懲り懲りだと思った。

 なぜ大好きなゴルフをして苦しい思いをするのか?大好きなのに苦しい、大好きなのに逃げ出したい、大好きなのに辛い。どう考えても自己矛盾である。

 昔はこんなではなかった。練習場では非常にうまく打てているし今日こそ絶対に100を切れる!と思いながらラウンドして、100を切れないどころか110叩き、加えてナイスショットもほとんど無く、本気で落ち込み、でも次の日からまた練習へ行って・・・でもこの頃は悔しかったけど楽しかった。苦しい、恐いという気持ちなどこれっぽっちもなかった。

 で、その恐い、苦しい理由について考えてみた。「コースでの(アイアン)ショットが恐い」のはイコール「ミスショットするが恐い」ということであるが、もっと突き詰めると結局は「ミスショットを見られるのが恐い」なのである。もっと傲慢で鼻持ちならない書き方を許してもらえるなら、

「上手いと噂のhiroなのに、フェアウェイからの何の変哲もないアイアンショットをミスするなんて見掛け倒しだな。全然うまくないじゃん。なーんだ。ケッ」

 と思われるんじゃないかという恐怖なのである。

 つまり、一人でラウンドしていて前にも後ろにも人がいないかったり、私をまったく知らない人と一緒にラウンドしても恐怖は少ない。でも、でも同業者とか、たまたま昔ご一緒して良いラウンドをしたことのある人とか、「hiroはプロ並みに上手くて70台でラウンドするなんて当たり前いつもパープレー前後で回ってくる」なんて極端なうわさ話が一人歩きしている(で実際によく言われるんだ「hiroさんてプロ並みにうまいんでしょ?って)。で、自分で変なプレッシャーをかけまくってしまうのだ。

 じゃあドライバーはどうなの?朝イチなんか皆そういう目で見てるんだったらもっときついのでは?と思われるかもしれないが、ドライバーショットは水物だしミスしてもスコアに直結しないし自分で上手いとは思ってないので割と平気なのだ。

 そしたらもっと酷いアプローチは?というと、アプローチはもう下手を通り越してビョーキレベルだし実際にも超ヘタだから開き直れるんだよね。

 で、私の思う「上級者の定義」として「アイアンショットが安定してミスが少ない」というのがあって、それが自縄自縛の元になってるんじゃないかと。実際はヘタなのにね。


 だから、「自意識過剰」「買い被られてる居心地の悪さ」「自分はうまいと思っている思い上がり」「でもホントはヘタなので無理をしている気持ち悪さ」などが渾然一体となって、ジェイソンやフレディを心のなかで生んでいるのである。

 これらの怪物を退治するには、地道に練習する、基本を身につける、上級者とラウンドする、競技で揉まれる、アプローチを極めるなど色々なウェポンが必要であると思われる。落ち込んだり怖がったりしているヒマはないのだ。それに、まだまだ諦める訳にはいかない。


 このゴルフという無理ゲー、クリアするのは無理だとしてもせめて魔王のいる城ぐらいまでは到達したいものである。しかしそれは、まだまだ先になりそうだ。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1440/10000)

2011/11/9(1086806hit) 基本中の基本


 昨日、内藤雄士の番組を見ていて目から大きなウロコが落ちた(またでっか)。

 地上波ではすでに終わっているその番組は、役者の細川茂樹(中級者)とモデルの女の子(限りなく中級者に近い初心者)が内藤コーチに教えてもらうというまあよくある番組なんだけど、人が教えてもらってるのを見るとスイングで何が大事なのかが本当によく分かるよね。やっぱり基本を疎かにするとダメだ。

 で、その基本とは(もう何度も何度も書いてるけど)

バックスイングで肩をしっかり回すこと

 と、

グリッププレッシャーを10段階の3ぐらいまで落として振る

である。1つめはボディターン、2つめは適切なコック・アンコックをするということだ。


 で、昨日練習場で試しにやってみたらこれがいいのよやっぱり。特に肩を回すのはアプローチで、グリップ緩めるのは長いクラブできわめて気持ちよく振れる。やっぱり基本は大事だ(今さらですか?)。

 ただ、グリップを緩めるだけだと球は右へ飛んでいく。そりゃそうだ、今まで硬かった可動部の1つ(グリップ)が緩むとインパクトは遅れ気味になるんだから(レイトアンコック)。よってクラブをもっと左へ振っていかないといけない。するとどういうことが起こるか。

 右ヘ出て返ってくる球、つまりドローボールが出るのである。つまりこれが正しいスイングなのだろうなと。


 ただ、飛ばそうとして今までのようにグリッププレッシャーが強くなると思いきり引っ掛けるし(40yぐらい左へ行く!)、逆に手首がゆるゆるなのに今まで通りフェースを返さない打ち方をすると思い切りプッシュスライスする(35yぐらい右へ行く!)し、なかなかその両方を一緒にするのは難しい。


 だから、スライスしていい時は「グリップを緩め」をメインに、引っ掛けてもOKなときは「左へ振る感じ」をメインに考えて振ればいいんじゃないかなと。これをマスターすれば逆に武器になるかも、と机上の空論で思う私であった。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/11(1087443hit) 枚方国際ゴルフ倶楽部


 昨日は家から20分で行けるのになかなか行く機会がなかった枚方国際ゴルフ倶楽部へ。北河内を一望できるコースで、晴れていたら気持ちよかったんだろうけど生憎の曇り空。でも雨には降られなかった。



 エントリーしてくださった近所のT原さんと、あと徹夜で駆けつけてくれたM田くんと◯の4人。スタートは午前7時32分だったので、夜が明けてすぐの感じだ。



 上の写真は逆光なので暗く写りすぎ(でもきれいだね)。ホントはこれぐらい。



 出演は徹夜明けでも超元気なM田くん。この日は84とナイスラウンドでした。ショットの安定感が抜群。



 コースのすぐ近くを第二京阪(真ん中から左に見える白い線)が通ることになったので、なんだか近未来的な感じに見える。面白い景色だ。



 もっと近づくとこんな感じ。高架道路の向こうに見える茶色い建物は大阪国際大学。ここ枚方国際ゴルフ倶楽部といい、ずいぶんインターナショナルな地域である(笑)。

 さてコースの印象だが、山岳コース、白ティからだと5837y、OBの場合はすべてのホールで特ティからプレーイング4と「こじんまり感」は否めない。しかし現在はPGMが運営しているとはいえ50年の歴史は伊達ではなく、フェアウェイやグリーンのメンテナンスは良いし、戦略性も高く面白いコースである。

 もう少し具体的に書くと、ドライバーは飛距離より正確性が要求され、アイアンは傾斜地からの練習にもってこい、グリーンは多くが砲台でピッチショットが必須。そのグリーンは二段三段当たり前、変則三段グリーンもありポテトチップスもあるというバラエティ豊かなもので、気を抜くと4パット量産もありうるので気が抜けない、という感じ。決して貶(けな)してるわけではありません念のため。


 で、その短いコース、いくつで回ったの?というお話はまた明日。

 ______________________________________

 もんだい:へんしゃが せいせきを かかない りゆうを かんがえてみよう。

 おうちのひとへ:いつもならすぐに成績を書くこのブログの編者ですが、この「出し惜しみ」がどういう理由からきているのか子供に考えさせてみてください。「その日あったことを喋りたくないときはどんな時?」などと言う質問をしてあげるのもいいかもしれません。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/12(1087443hit) 枚方国際ゴルフ倶楽部(その2)


 さて、24時間逃避したその中身だが、まずパー5のティショットで左OBと右OBが1つづつ。3パットが2つ(これは仕方ない)。それからアプローチの病気ショットが6発。なぜか40y〜70yという鬼門の距離ばっかり残っちゃったんだよね。でもまあこれも想定内(氏にたいけど)。

 一番気持ち悪かったのは、アイアンがことごとくショートした事。ほぼ1番手飛ばない。135yだと8アイアンのはずなんだけど奥のピンに対して手前にしか乗らないとか、120y打ちおろしややアゲンストで9アイアン持ったらグリーンにすら乗らないとか。120yきつい打ちおろし奥はOBでPS(52度)持ったら30yもショートとか。


 つい最近まで、残り100yと150yの杭があったら、その真ん中あたりからは9アイアン、150yに近いと8アイアン、100yに近いとPWだったんだけど、今はそれより1番手、風や傾斜があると2番手上げないと届かない。しっかり体もねじってるつもりなんだけど。7年以上使ってるNS-PRO950がヘタってきてるのかなあ。

 もちろんアイアンは寄せてナンボだから飛ばす必要ないんだけど、老化や衰えというキーワードには敏感になっちゃうんだよね。まあこれから寒くなるし、いずれにせよ飛距離の再考が必要だ。

3アイアン 195y  → 190y
4アイアン 185y  → 180y
5アイアン 175y  → 170y

6アイアン 165y  →  160y
7アイアン 155y  →  150y
8アイアン 145y  →  135y

9アイアン 130y  →  120y
PW     115y  →  105y
52度    100y  →  90y
56度     80y  →  70y



 こんな感じかな。



 後半はボギーが精一杯。情けないラウンドだ。もうちょっとシャンとして欲しいものである。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/14(1088226hit) 3人目のアマチュア優勝


 えー、今日は日々のネタに困っているゴルフブロガーにとっては天国のような日である。書くことがありすぎて困るぐらい。


 まずは松山英樹のプロトーナメント優勝。考えてみればアジアアマに2連覇し、マスターズでは出場するだけでなくローアマまで取ってるんだから、もうそんじょそこらのプロよりも上手いし経験も上だし修羅場もくぐってる訳で。

 あなたの学校にも居なかった?授業を聞いただけでその場で内容を全部覚えて、試験勉強をしなくても95点取れたやつ。家も裕福で夜遊びして彼女もいて全然勉強してるように見えないのに京大行ったやつ。中学2年生なのに身長185cmぐらいあって、100mを10秒台で走る奴。

 そう、松山くんはそういう才能あふれる、「持ってる」子なんだよねきっと。そうでも思わないと30年間ゴルフしてて満足にアプローチ1つできない自分があまりにも不憫なのだよ。


 冗談はさておき、あの振り抜きの潔さはどうだ?1打リードしてたとは言え、最終ホールのドライバーショットはもうこれ以上ないという思い切りの良さと素晴らしいスイング。普通はフェアウェイキープしたくなるだろ?そんな事関係なく(いや実際はそんな事ないんだろうけど)あれだけ気持よくスイングされたら同じ組の谷口も脱帽だろう。

 もちろん2打目残り177yから打った8アイアン(俺なら5アイアンでも楽勝で池ぽちゃ)もとんでもないショットだったけど、個人的には17番をボギーで上がったのが大きかったのかなと。

 つまり無理にパーを取りにいってヘタにダボなんか叩いた日には最終ホール目前で並ばれるわけだし、仮に首尾よくパーで上がれたとしてもそこで余分な集中力を使うので、18番であのティショット・2打目が打てたかどうかが微妙になる。

 アジアアマで2連覇してるというのは、つまりそういう勝負のアヤというか勝負どころが全部判ってるってことなんだろうね。


 しかし、おぢさんはまたしても怒っている。昨日のスポーツニュース等で、松山の快挙より「遼の17番のホールインワン」を優先・あるいは大きく伝えたクソバカな局が2つぐらいあったのだ。もうマスコミはほんとに堕ちるところまで堕ちてるな。ジャニーズとかお笑いタレントを(スポーツ)ニュースに引っ張り出すようなゴミ局だから仕方ないんだろうけど、松山があまりにも可哀想。史上3人目の快挙だぞ。エースなんて今日も日本中で何十と出てるんだぞ。

 ニュースの重要度より商売のほうが大事なんだったら、もうお前ら口が裂けても「公器」なんて言うなこのヴォケどもが。


 あ、その遼くんのホールインワンと女子の試合のことはまた明日。

(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/15(1088625hit) はしゃぎ過ぎ


 更新遅れました。ごめんなさい。


 えっと。、遼くんのホールインワンの事。

 太平洋御殿場の17番、しかも最終日優勝争い中のホールインワンはそりゃ凄い。我を忘れるぐらいうれしいだろう。大ギャラリーのほとんどが自分のファン。その中で224yを一発で放り込む。もうかっこうよすぎるにも程がある。千両役者だ。片山晋呉じゃないけど「本日の主役」のタスキを掛けても許されるレベルだろう。

 私も見ていて鳥肌立ったし、「やっぱこいつすげー!!」って思った。思ったんだけど・・・


 ギャラリーとハイタッチははしゃぎ過ぎた感がある。いや、これはマナーの問題を言ってるんじゃなくて、優勝争いをしているプロの行為としてどうなの?という意味ね。

 あのホールインワンで首位の松山くんとは確か1打差になったはず。つまり最終ホールでバーディかイーグルが取れれば十分優勝のチャンスがあったし、そうでなくても松山くんにプレッシャーを掛けることができたことは容易に想像できる。

 しかし17番であれだけ喜んでテンションを上げてしまうと、平常心に戻すことは至難の業だろう。イケイケで行けるドライバーはいいとしても、アイアンやパットを果たして冷静に打てたかどうか。実際、遼には珍しいことだが2打目のアイアンを打つときに一度外しているし、外したあとも十分なインターバルを取らず、つまり心の整理をしないまま打ってしまったように見えた。

 池からのウォーターショットもお粗末。放送では縁石にあたって跳ねたと言っていたが、あれはどう見てもシャンクだと思うんだけどなあ。いずれにせよ、パーで上がれたのは奇跡。ヘタをすると8や9(跳ね返って自分に当たって再び池の中とか)もあり得たと思うし。

 それだったら、あそこはラテラルだったんだから2クラブ以内にドロップしてチップインバーディを狙ったほうがまだ確率が高かったと思うんだけどなあ。


 で、それらの一連の流れが、全部「17番のはしゃぎ過ぎ」による平常心の欠如から来てたんじゃないかと、部外者のおっさんは思うわけだ。その点、松山くんのほうがゴルファーとしては相当成熟してるなと。同じ17番で、イーグルを取ってはしゃいだ人間が負けて冷静にボギーを取った人間が勝ってるんだからゴルフって面白いよね。


 ファンサービス?魅せるゴルフ?それは勝ってる人が余力で考えることだぜ、って思った。



(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/16(1088996hit) 時代は変わる


 女子の試合もいよいもいよいよ大詰め。賞金女王はもうアン・ソンジュに決まりだけど、伊藤園レディスではアンを追う横峯さくらが久しぶりにトップを走り、逆転女王に一縷の望みを繋ごうとしていた(といっても逆転なんてほぼ無理なんだけどね。ほら、マスコミがね)。

 そのさくらは18番ホールまで首位。しかし中継中、しきりにショー・トバーリ氏が「(この私が前々から注目してた)藤本麻子っていう選手は、もういつ優勝してもおかしくない選手なんですよね。もう時間の問題なんです」と何度も言っていたので、ああきっと逆転優勝するんだろうなと思っていたらほんとに逆転優勝したので、ちょっと興ざめだった

 注:日本のゴルフ中継は結果が判明した時間帯に、録画したものを「さも今プレーしているような体裁で」放送する場合がほとんどである。だから解説者もアナウンサーも全部結果を知っているのだが、初めてみたような口調でしゃべるのである。

 だから「このパットは右へ切れます」とか「このパットは長いですけどなんとなく入りそうですね(で実際に入る)」とか自信満々で言えちゃう(そりゃそうだ。先に予習してるんだから)し、打った瞬間「これは良さそうですよ」って言えるのも結果を見てから、言わばズルして言っているのである。言わば別冊の答えを見ながら問題集を解くようなものなんである。そりゃあ質のいい解説者が出てこないはずである。



 さくらはその最終ホールで池に入れちゃうんだけど、17番までは5バーディノーボギーと抜群に安定してたし、池を逃げて叩いたダボじゃなくて攻めた結果のダボだから仕方ないのかなと。つまり、あの場面でヘタレな人間(例:私)なら池を避けて右のバンカーに入れ、そこから脱出できず、4打目でやっと乗せ、3パットでトリプルボギーを叩いただろうな、と思うのだ。

 つまり何が言いたいかというと女は強い倒れるときは前のめりがいいなと。OBを打たないようアイアンを持つのも正しいかもしれないけど、ドライバーで思い切り振ってOB出してワハハって笑うのも決して間違ってないなと。今さらそう思ったり。


 しかしそれにしても、21歳の藤本にしても19歳の松山にしても、さらにはメジャーチャンプのR.マキロイにしても、緊張とかプレッシャーをまるで感じていないかの如くプレーをする若者がどんどんと出てきているなあと。

 ベテラン・中堅のプロゴルファーだけでなく、社会や家庭でそれなりの修羅場をくぐり、人生経験を積み、ある程度の酸いも甘いも噛み分けた大人たちですら、未だにコース上でのプレッシャー(それも、たかが身内の小さなコンペで感じるぐらいの)に打ち勝てないという例は枚挙にいとまがない。

 ああそれなのに、20そこそこの小娘や鼻垂れ坊主が、何万という観衆の眼前で涼しい顔をしてスーパーショットを繰り出すのだ。時代は確実に変わりつつある。

 我々旧タイプの人類は、せいぜいそのプレッシャーを楽しめるよう、そしてミスした時でも笑って次のショットに望めるようにしたいと思う。明日は年に1度の大きなコンペ。1週間練習に行けなかったけど、かえって体の力が抜けていいかもね。

 あと、アプローチは徹底的に転がしていきます。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/18(1089684hit) しゃくなげ杯


 次に述べることは客観的事実である。それを記述する意味は現状認識と記録的価値、そして今後のストラテジーを構築する点にある。従って、一般的によく観察されるような、いわゆる「言い訳」というカテゴリーに分類される行為では断じてない、ということをあらかじめ記しておく。


1年に1回の大コンペ、しゃくなげ杯はひどい状態だった。その理由を考察する。



客観的事実1:ラウンド2週間前から仕事が忙しく、ほとんど練習に行けなかった
結果:スイングが崩壊した
考察:練習は必要。最低でも週2回



客観的事実2:仕事で大きなトラブルが幾つか重なり、精神的にゴルフどころではなかった
結果:きわめてネガティブな感情が私を支配し続けていた
考察:心の平安あってのゴルフ



客観的事実3:ラウンドの前々日に首をひどく寝違え、痛み止めを飲んでいた
結果:スイングが崩壊
考察:首は大事だ



客観的事実4:ラウンドの前日に猫にひどく噛まれ、右手人差し指の指先が超腫れていた
結果:スイングが崩壊
考察:指先は重要



客観的事実5:ここ数年ほどこじらせているア●ローチの病気が●●●●になり、もう●●が●である
結果:アプ●ーチが崩壊
考察:ちょっと本気でまずいかもしんない



注:本日の日記はノンフィクションである。

(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/19(1090053hit) しゃくなげ杯(その2)


 山の原ゴルフクラブ・山の原コースはご存知つるやオープンが開催されているトーナメントコースである。アコーディアグループの関西におけるフラッグシップコースと言っても過言ではない。

 ヤーデージは白ティからでも6396ヤード、ティショットの落ち際にはほとんどバンカーが配置され(ひどい所では左右とも)その難易度を上げているのだが、加えて現在、洋芝をオーバーシードした直後で、根付きを良くするためフェアウェイもラフも相当長めに芝を生やしている。

 さらに。ついてくれたキャディさんが「こんな難しくてややこしい所にカップが切られるのは珍しいです」と言っていたぐらいややこしいところに切られたカップ。

 それらが複雑に絡み合った結果、朝イチ4パットと(3パットを3つ)を記録した。しかし、そんな事はあれに比べればまったく何てことないことなのである。あれに比べれば。



 振り返っても悪いイメージを増幅するだけ百害あって一利なしなので詳しくは書かないが、この日寄せワンにつながったアプローチは3個あったけどそれはまったくの偶然(長いパットが入ったとか)で、それ以外の10回前後のアプローチはもうぜーんぶダメ。もう思い出すだけで心筋梗塞が起こりそうなぐらいダメ。

 2打目がグリーンに乗らず、グリーン周りからの3打目がチャックリかダフリか大ショートかトップ。4打目でようやく乗せて1バットボギーってもうまっったく初心者以下。

 あと、8アイアン持ったりパター持ったりしたけど、全部いっしょなんだよね。全部ミス。つまりアプローチショットという行為自体がもうダメなんだよね。きちんと打てるとか距離感が出せるとか以前に空振りするかしないかのレベル。



 もう、最後に残ってた一欠片の自信もなくしました。再起不能かも。


(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1490/10000)

2011/11/21(1090485hit) シンプルな答え


 N谷くん、TWOさん、お気遣いありがとうございます@掲示板。なんとか生きてます。そしてなんとか生き続けていきます。


 さて、そもそもこの「ごる日々」は私のトホホ具合を笑っていただくために開設したわけで、トホホに対していつまでも後ろ向きだったらそれこそ存在意義がなくなるわけで、だからちょっと元気をだしていこう、というわけで日曜日の午後は練習へ。

 で、アプローチ(60y前後のハーフ〜クォーターショット)。練習場ではそこそこ打てるのにコースへ行ったら全くダメなのは技術的なことはもちろん心がけの問題も大きいかと。だから、昔良い感じだった時のイメージである

「構えたらすぐ打つ」

というのと

「低い球を打つつもりで振る」

というのをやってみた。前者はH香里ゴルフセンターのTプロに教わったアプローチイッ●スの秘訣であり、後者はすくい上げようとする動きの防止である。するとまあそこそこはマシなんだけど、それでも確率は6〜7割ぐらい。酷いものだ。

 で、あれこれ考えながら振っていると、どうもスイングが「当てて終わり」みたいな感じになっているような気がした。きちんと当てようとしすぎてインパクトばかりに気を取られ、フォローが取れてないだけでなくインパクトへの加速も腕の振りも悪くなっている。当然バックスイングも浅くなっている。


 で、もう一度基本に戻り、シンプルな左右対称スイングを心がけて打ってみた。具体的にはバックスイングでグリップをできるだけ体から離し(つまり左肩をしっかり回す)、フォローでも両手がしっかり伸びて両腕と胸の三角形を崩さず、胸が飛球線を向く(右肩をしっかり回す、左肘を引かない)である。


 すると、だいぶ良い感じで打てるようになった(もうキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!とか「野望に近づいた」とか書きません。練習でいくら出来てても本番がダメなら一緒だし)。これでダメならもう最後の手段だ。チッパーをもう一回使うか、長尺ウェッジ(長尺パターのシャフトに8アイアンぐらいのヘッドを取り付けて振り子運動でウェッジショットする)を自分で作るか、先生に習うのだ(いや習えよ今)。


 あと、ドライバー(R9)があまりにもうまく打てないので、思い切って錘を12g減らして軽くしてみた。すると結構ドライバブル&コントローラブルになった。重すぎるのも良くないね。具体的にはこう。



 でもちょっと減らしすぎて暴れる感じもあるから、もうちょっと調整しないといけないだろうな。

(ドリルB:615/10000)
(アプローチ:1550/10000)

2011/11/22(1090874hit) もがく毎日


 今日も練習へ。練習しないと活路も見いだせないからね。しかし。


 上半身とグリップに力が入り、ヘッドが外から入るとどチーピン。

 しかし、下半身で振ろうとするとクラブが遅れて掴まらず大プッシュ。

 じゃあ捕まえようとフォローで左へ振っていくと掴まり過ぎてプルフック。

 いかんと思ってグリップをゆるゆるにしてみると派手にプッシュスライス

 いい加減腹が立ってきて力まかせに振ると思い切りプル。

 そこでグリップゆるゆると同時にやってみたら引っかけスライス。

 体が逃げないよう左に壁を作ったら、ヘッドの先にあたってプッシュフック。



 いやあ、ゴルフって、ほんっっとうに面白いですね。(って水野晴郎かよ!)


 しかしどうすりゃいいのよこの七色の変化球。そのくせ真っ直ぐだけは飛ばないんだよね。あ、ドライバーの話ね。

 アプローチは「肩を回して三角崩さない」でほんの少し希望の光が。求めよ。さらば与えられん(いかん。本格的に壊れてきた)


(ドリルB:625/10000)
(アプローチ:1590/10000)

2011/11/23(1091231hit) 現実逃避シリーズ


 普段からぜんぜん勤労してないので、今日も仕事を休まない編者ではある。

 ここ最近、連日ビョーキを思わせる書き込みが続いているので、ちょっと一息入れていただこう。っていうか私がサボりたいだけなんだけど。


 なんとなく根拠がありそうでなさそうで当たってるような当たってないような性格診断。まずは気に入った絵柄を直感で決めてください。



で、診断結果がこちら。

1.悩みなし・わんぱく・ハッピー
悩みが少なく、わんぱくで常にハッピーでいられる人。自由で束縛されない生活を好む。座右の銘は「人生は1度きり。僅かな時間でも人生をエンジョイをしたい」。好奇心が旺盛で、新しい物事を積極的に受け入れる一方、変化を好むため拘束を嫌う。周りの環境は絶えず変化をしていると感じており、その変化に驚きと喜びを感じるタイプ。

2.自立・前衛的・束縛を嫌う
自立した性格で、あらゆる分野において前衛的。自由を追求し、束縛されるのを嫌う。自分の生活空間を求めるタイプ。芸術関係の仕事や趣味を持つことが多い。自由な発想の持ち主で、時々人を驚かせることをやり出す。生活スタイルもユニークで、流行を追い求めず、自分のスタイルと信念を貫いて生きるタイプである。

3.自己反省・敏感・思想家
自己反省することが多く、また敏感な思想家で、自分や周りの環境に対して、人よりうまく、しかも徹底的にコントロールすることができる性格の持ち主。表面的なものや浅はかなものを嫌う。他人と雑談するより一人でいるのを好むタイプだが、友人と深い関わりを持つこともでき、精神的に落ち着いている。長時間にわたり一人でいることが苦にならない。

4.堅実・頭脳明晰・調和
堅実で落ち着いており、頭脳明晰な人。普段の振る舞いは自然で、シンプルなことを好む。このタイプが兼ね備える堅実さや落ち着きは、人に安心感を与え、周りの人から尊敬される。また、低俗なものや華やかなものに興味がなく、着るものは実用的なものを好む。ファッションや流行に対して興味を示さない。

5.プロフェッショナル・真実・自信
何事にもプロフェッショナルで、事実に基づいた真実を求める。運命より自分の力を信じる自信家でもある。現実的かつ簡単な方法で問題を解決し、日常生活のあるあらゆる物事に対して、現実的な見方を持ち、自由に対応できるタイプ。このタイプの性格の人には、周りも安心して仕事を任せることが多い。意志が強く、目的に達成するまで継続して努力するタイプ。

6.温和・慎重・攻撃的でない
温和な性格で、物事に対しては慎重になるタイプ。簡単に友達を作ることができ、また自分のプライベートの時間と空間を大切にする。時々、グループを離れて一人で静かに思考することを好むが、決して孤独が好きなわけではない。自分自身に満足し、社会ともうまく付き合っていける性格。

7.分析力・リーダー・自信
人々が見逃しがちなことに対して敏感に反応し、新たなことを発見することを好む。身に付いた教養は日常生活においても現れ、自分の持っている格調高い視点があり、ファッションや流行に惑わされない。優雅で心地よい生活を理想としており、自分と接する人々も上品で教養のある人を好む。

8.ロマン・空想・情緒的
感性の強い持ち主。人生には夢がなければならないと考え、ロマン主義を軽視する人や唯物主義の人を受け入れない。如何なることも自分の豊かな感情と情緒を優先する。

9.活発・行動的・外向的
面白いことや多元性のある仕事を好む。千篇一律の仕事や慣例を嫌い、人々の前で自分の得意なことを披露するのが好きなタイプ。試合やコンテストに積極的に参加し、そういう活動に興奮を覚えるタイプである。

 ちなみに私は2でした。理由はなんとなくクールだから。診断結果は「束縛を嫌う」や「自分の生活空間を求める」、そして「流行を追い求めず」というのは合ってるけど、それ以外は・・・。俺ってもっとネガティブだし(爆)。


(ドリルB:625/10000)
(アプローチ:1590/10000)

2011/11/25(1091781hit) 空中のハザード


 よく風のことを「空中のハザード」というけれど、昨日の風はそんなに生易しものではなかった。まずはこれをご覧頂きたい。



 どうですかこの強風。帽子は飛ぶし(特に私の帽子だけよく飛ばされた。摩擦力が少ないせいだと思われる)、ティアップしたボールは落ちるし、グリーン上ではボールが揺れてアドレスできないし。

 風で一番イヤなのは打ち下ろしのホールがアゲンストの時。ちょっとでも横回転が掛かったボールだとどこまでも流され、OB杭の彼方にボールが消えて行く事まちがいなし。で、それが判ってるから思い切って打てない。だから余計に曲がる。でOB杭を超える。

 そういう時こそ思い切って振ったほうが曲がらないと頭では思っていても体は正直なんだよね。つい置きに行く。中途半端なスイング。でOB。


 というわけで1.5ラウンドでOBが4個(え、普段と変わらないって?はいそうです・・・)、ダボが6個、トリプルボギーが2個と1ラウンド計算で90以上叩いた(え、やっぱり普段と変わらないって?トホホ・・・)のであった。

 特に酷かったのがパー3。6つあったパー3の平均スコアが4.8って、どこの初心者ですかい?まあ加茂CCのパー3は打ちおろしが多い(4つ)ので余計に難しいんだけどね。でも他の3人(N谷君、イケメンTくん、◯)はそんなに叩いてなかったし。だから余計にトホホっつーか。

 午後になってちょっと風はましになったけど、今度は寒さと疲れでボギーペースすら維持できず。でもまあ、アプローチはだいぶ良くなった(ゆっくりスイングのお陰?)し、ドライバーのヒントも掴んだ(バックスイング始動からフィニッシュまで加速し続ける)し、何が悪いかも判った(下半身使いすぎ)し、3パットも2個しかなかったのでまあ良しとしよう。






 酷いスコアカードだ。しばらくはまじめに練習しようっと。




(ドリルB:635/10000)
(アプローチ:1640/10000)

2011/11/26(1092116hit) スイングに余裕が欲しい(by安斎肇)


 昨日の加茂CCでは良いショットはそれなりにあったんだけど、悪いショットはほとんどトゥに当たるスカタンなものであった。どうも長いクラブになると下半身を使いすぎて芯を食わなくなる感じなのである。

 つまり、ダウンスイングで左腰が後ろへ引ける→ボールと体の距離が離れる→ヘッドの先に当たる→軌跡も極端にインサイドから→チーピン→トホホという流れだ。

 これを防止するには、下半身を大きく使いすぎない、つまり大振りをしないというのはもちろんだけど、インパクトからフォローで左ひざに余裕が無いといけないのである。つまり左ひざがほんの少し曲がった状態のままインパクトを迎えるという感じ。



 これこれ。この余裕が欲しいよね。これが、疲れてきたり力んだりすると・・・



 こうなる。重心が浮き上がってるのが一目瞭然っていう気がする。

 アイアンもアプローチもそうだけど、すぐ球を上げようとする悪い癖が出ちゃうんだよね。だから低いライナーを打つイメージで(あ、これ昔も書いたよな・・・)振れればいいなって思った。


(ドリルB:635/10000)
(アプローチ:1640/10000)

2011/11/28(1092510hit) この前できたことが今日できない


 女子ツアーは最終戦。今年をいやこの数年を象徴するように韓国のジョン・ミジョンが優勝。


GDOより拝借。いい顔してるねー)

 以下二位に宋ボベ、3位には賞金女王のアン・ソンジュ、イ・チヒの名前も。韓国人選手のワン・ツー・スリーフィニッシュ。そのほか、11人しか居なかったアンダーパーの選手のうち、日本人は表純子・有村智恵・不動裕理・北田瑠衣の4人だけ。


 まあ実力の世界だから強い人が勝つのは当然で、だから単に日本人選手が韓国や中国の選手よりヘタってだけで、それ以上でも以下でもないんだけどね。でも日本人としてはちょっと悔しいわけで。頼むからもうちょっと頑張ってくれよって思うわけで。


(同上。終わってみればアン・ソンジュの強さばかりが目立った1年だった)


 ただ、女性の場合は男性よりも好不調の波が出やすいので、すごく辛い部分はあるんだろうね。書きにくいことだからあんまり話題に上らないけど。



 一方の男子。男子の場合調子が悪くなるのは故障か練習不足か酒の呑み過ぎのうちどれかである(根拠なし。なんとなくイメージで)。二日酔いでティアップ、なんてプロもいるんだろうね、きっと。

 しかし今回の話題は何と言っても宮里優作初優勝なるかであったかと。始めて知ったけど、これまで優作はアマチュア時代(にプロの試合に出た時)も含めて13回も最終日最終組でプレーしてるんだよね。なのに1回も勝てない。今回も勝てなかった。

 あれだけの逸材なのにここまで勝てないともう「オオカミが来た」と同じで、本人も「あ、またどうせ勝てないんだろうな」って思っちゃうのではないかなと。つまりアプローチイップスの私が言うのも何だけどこれはもう「優勝イップス」なのかなと。心のどこかで、無意識で、優勝しないようにブレーキをかけてるとしか思えない。いやそんなことないと思うけど。

 この試合で男子もベ・サンムンの賞金王が確定。いやあ強い。日本も徴兵制を導入したらちょっとは強くなる?そのためには憲法改正しなきゃだけどね(笑)。


 と日本プロの不甲斐なさを嘆いている私自身、今日練習へ行ったらもう全然ダメなわけで。人のこと言ってる場合じゃないのである。

 あ、K嶋さん、コーヒーごっつあんでした!わざわざ探してくださってありがとうございました。Hゴルフセンターへいらした時はまたコーヒー奢ってくださいね!(←厚かましい)


(ドリルB:650/10000)
(アプローチ:1690/10000)

2011/11/29(1092847hit) やっぱり基本に戻る


 思えば長い遠回りだった。


(注:写真はイメージです)

 「すべての道はローマに通ず」という言葉があるが、ゴルフのスイングも結局は基本を疎かにしていてはローマという都には辿りつけないのである。


(注:すべての道がローマに通じているの図。ホントに通じてた。知らんかった)

 その基本とは何か。私のゴルフ人生40年を掛けてここに宣言する。それは・・・













グリップゆるゆるであると。

 鼻で笑った人にお聞きしよう。あなたは「本当は全力で握った時を10とすれば1ぐらいでグリップしたいんだけど、どうしても3ぐらいは力が入ってしまう」とタイガーが言っているのを知っているだろうか(疑問文)。そしてあなたは、



 この一連の動きが、ガチガチに固めたグリップでできると思うだろうか?いやできまい(反語)。そして、グリップがゆるゆるだとアプローチもミスしにくいということを私は発見してしまったのだ。

 アプローチの場合正確には「グリップをゆるゆるにしておいて、インパクトの瞬間だけキュッと力を入れる」というイメージなのだが、これ実はアプローチが上手いマルちゃんが昔、雑誌の特集か何かで書いていたことなのである。だからイメージとしては悪くないかも。

 そして胸の前に腕を維持し、体で振っていく。口で言うほど簡単じゃないんだけど(倒置法)。



 ああ、こういうフィニッシュが取れるようになりたいものであることよ(古文の現代語訳)。

(ドリルB:650/10000)
(アプローチ:1690/10000)

2011/11/30(1093196hit) シンプルな答え


 昨日は冗談半分のように書いたので改めて。大事な事なのでもう一回書く。というのも、昨日も練習へ行って検証してみたらやっぱりいい感じなんだよ、


グリップゆるゆる。


 まあ今更感が半端ないという事は認める。それこそ基本中の基本やないかと。でも、多少ソフトタッチで握るとか生半可なユルユルではないのだ。私が今ここで言いたいのは、自分あるいは今あなたが想像しているよりも7.2倍ぐらいゆるく持つというものだ。

 それは具体的にはどれくらいかというと、バックスイングを挙げたときにヘッドが垂れ下がるギリギリぐらい。あるいは絹ごし豆腐を持って振るぐらいの強さ。ただし左手の小指と人差し指には少し力を入れたほうが良さそう。

 これが、今の私(アプローチがぜんぜん打てなくて、ショットも全然うまくないところの私)に対するたったひとつのシンプルな答えだ。





 昔から「手の中に小鳥がいるような感じで」と言われるが、これは小鳥を飼ったことがある人か獣医さんか鳥屋さんしか分からない表現である。小鳥を飼ったことがあり獣医師免許も持っている鳥屋さんである私は、この例えの正鵠さがよく分かるのだが、一般の人にも判る良い例えはないものか。で、ネットで調べてみると、いろいろな言い方があることが判った。

曰く「熟したバナナを潰さない程度に」。手がベトベトになりそうですけどね。

曰く「蓋を開けた歯磨きチューブを握って、中身が出ないぐらい」。そのまま振ったら洗面所がハミガキ粉だらけになるけどね。

曰く「絹ごし豆腐を両手で挟んで振る感じ」。無理です。っていうかこれ考えたの私です。

曰く「他人にクラブを引っ張られたらスポンと抜けちゃう系?みたいな」。JC系です。

 まあとにかく、これはもう完全に野望に近づいて・・・ん?



(1年前の野望ナンバー3)


 1年前にまったく同じ事書いてますが?いや正確にはアドレスの時からグリップゆるゆるにするんで微妙に違うっちゃー違うんだけど、たった1年前のことを忘れてるんだから、そりゃあうまくなるわけがないよなあ。落ち込むよなあ。


(ドリルB:670/10000)
(アプローチ:1750/10000)


進む
次の日記へ