日記202(2011年4月)

去年までの日記

今年の日記 1月 2月 3月

2011/4/1(1001168hit) 晴れのサイプレス


 ウェブが見にくくてすいません。ご存知のとおり、とうとう関西でも計画停電が実施されてしまいました。

 従っていつもの20%ぐらいしか電源が確保できず、当ウェブも非常用電源で運営しております。このように電気を消した中での更新となりますことをお許しください。全部東電の幹部が悪いのです

 さて、昨日は関西の名コース、ザ・サイプレスで業者関係のコンペ。ここは何度も書いているが中国山地の分水嶺に位置するため、1年のうち約300日は雨が降る。「弁当忘れても傘忘れるな」と昔から言われる所以である。

 今までサイプレスは5回ラウンドしたが、そのうち1回を除き霧か雨か雷。今回のような晴れは本当に珍しい。年に何回も見られない、快晴のサイプレスを御覧あれ。



 さてコンペであるが、時期が時期なので「東北北関東震災復興支援チャリティゴルフ」とし、ドラコンホールとニアピンホールでパーオンかフェアウェイキープできなかった場合に500円を募金する事になった。

 従って、皆ポケットに500円玉を4枚持ってスタート。何だか叙々苑カップに出場している芸能人になったような気分だ(笑)。

 ちなみに偽善者っぽくて嫌なのでここだけの話として聞いて頂きたいのだが、私はもちろんパーオンやフェアウェイを逃した時だけでなく、パーオンした時やフェアウェイキープした時も率先して募金箱にお金を入れた。まあ当たり前すぎて書くことも憚られるが。

 ただ、そんなことを書くと自慢していると誤解されるかもしれない。しかし「げげあのhiroでさえそんな募金をしてるんじゃん。だったらオレもしようじゃん」「だったら私も」「じゃあ僕は税理士になる」「じゃあ僕は警察官だ」「私はウェブデザイナーになるわ」と多くの人に思ってもらう方が、私が誤解され嫌われるよりも重要だと思うのであえて書いた。

 あと、これも絶対に内緒だが私だけ500円硬貨の代わりにクルーガーランド金貨(1トロイオンス金貨・邦貨にして約11万円)を入れたのも同じ理由からである。ラウンド後のパーティで「500円硬貨の代わりに金貨が入っていました!」と主催者の方が驚いていたが、私はさっと手を挙げて「それを入れたのは絶対に私ではありません!」と大きな声で言ったので、きっと匿名として寄付されることだろう。目立たずに寄付できて本当によかった。


 肝心のラウンド内容だが、前半アウトはパー5を除く7ホール中3ホールでティショットを林に打ち込み、2打目は出すだけのボギー。ちなみに林はこんな感じ。



 横に出すだけならイージーなんだけど、ちょっと奥へ入るとグリーン方向は絶対に狙えない。絶対にだ。

 で、残り4ホールのうち1ホールで池ポチャのダボ(イージーな2打目だったのに・・・)。パーオンした2ホールで3パットが2つ。結局パーが1個だけという体たらくで45。まあサイプレスでティショットが暴れたらこんなもんでしょう。

 ただ、パーを取ったホールは前々回のラウンドで3連続池ポチャをしてその後長い間アプローチ恐怖症に苦しんだ(今も苦しんでるけど)5番のパー4だったからよしとする。


 さて、後半のラウンドは・・・といきたいところだが発電機のガソリンが切れそうなので、今日はここまで。文句は東電に言ってください。


(注:今日の日記にはウソが7つあります。全部見つけた方には賞金1億円差し上げます。判った方はBBSに書きこんでね!ちなみに、太字で書いてある部分は嘘ではありません)


編者注:誰も興味ないと思うけど、ウソは、

 1,「関西でも計画停電が実施」されてません
 2,「非常用電源で運営」なわけない
 3,「1年のうち300日は雨が降る」いくらなんでも大げさ
 4,「今までサイプレスは5回」ではなく4回ラウンド
 5,「クルーガーランド金貨を入れた」のくだり。アラブの富豪か
 6,「1億円差し上げます」僕が欲しいです
 7、「ウソが7つ」と書いたのに本当は6つしか無い

の7つでした。ちゃんちゃん。

2011/4/2(1001541hit) 晴れのサイプレス(その2)


 では後半のラウンド・・・前にさっき練習へ行ってきた時の話を。

 コースではもちろん、練習場でさえ何度打っても素振り通り振れない自分のスカタンさに極限まで腹を立てた私は、今回最後の手段に出ることにした。素振りは球がない。本番では球がそこにあるから当てに行くのだ。じゃあ見なければいいじゃん。そう、目をつぶって打ってみることにしたのだ。クラブは6アイアン。

 しかしいざ目を閉じると、これがもう怖くてスイングできない。バックスイングは上げれても、ダウンスイングが降りてこない。とんでもない所に当たるのではという恐怖。そして空振りの恐怖。それらは練習場であっても想像を絶するものであった。

 予期を奮い立たせて必死でスイングするも、全部トップ。それもボールの上1/4を叩くような酷い球ばかりである。腕が縮こまっているのだろう。まあ仕方ない。しかしこのままでは逆効果なので、低くティアップして打つことにした。これでも最初はなかなか振り切れなかったが、しばらく打ってるうちに何とか当たるようになった。

 球筋は軽いフェード(手首が硬く、インパクトでフェースが開き気味に当たっていると思われる)。飛距離は・・・軽く振ってるつもりなのにしっかり6アイアンの距離が出ている。やっぱり素振り的スイングでいいんだ。きちんとヘッドさえ走ればと自分に言い聞かせる。




 さて、戯言はさておいてラウンドの続き。後半イン10番パー5(下写真)、ティショット乙右ラフ、2打目の7Wがとんでもない当たり損ねのプッシュですぐ目の前の林へ(トホホホ)。3打目5アイアンで100y転がし。4オン2パットのボギー。



 しかしここからドライバー・アイアンともにちょっと当たりだし、11番・12番とパーオン2パットパー。

 13番(下写真)は2打目が5アイアンでクリーク超え、何とかピン方向へ飛び(ホントは右側の広いところを狙った・・結果オーライ)グリーン奥へ。奥からピンまで下りでむちゃくちゃ速い。根性なしの私はパットで寄せようとするも、ビビってインパクトが緩む。万事休す・・・と思ったらそれでもカップ近くまで転がった。さっすが10ftグリーンの下り順目だ。1mを気合で沈めてパー。



 しかし14番で喜劇が。ティショットやや左、2打目は池超え。ただし今日のピンは池と反対側の手前(下写真)。残り150y、7アイアンで花道狙い。ところが、絵に描いたようなダフり引っ掛けできっちり池へ。わははは。アプローチは寄らず入らずのダボ。わざわざ池に入れるあたり、ホントにメンタル弱すぎだろオレ。



 次の15番左ドッグレッグパー4、ティショットは派手に引っ掛け、左ラフへ。ボールのところへ行くと微妙に前の木がスタイミー(下写真の赤矢印が二打目地点、グリーンから振り返ったところ)。



 残り155y、きついフックをかければグリーンに乗らないこともないが、タイガーじゃあるまいし無理しないで・・とも思ったけどまあ1回ぐらい遊びで狙っちゃえと軽くトライ。いやあやってみるもんですな。ボールはこれ以上ないぐらい綺麗にフックしてピン下5mにオン。気分はタイガー(爆)。でもこの5mをショートさせて外すところがタイガーと違って(当たり前だ)私の真骨頂ではある。パー。

 16番パー、17番パー3はショートしてパーオンを逃すもアプローチが50cmに寄り、パー・・・と思ったらこれを外す。50cmを引っ掛けてはいけません。真骨頂ボギー。

 最終18番は右ドッグレッグパー5。ここをパーで上がれば目標達成だ。下の写真はちょうどドッグレッグしている付近からグリーン方向を望む。桜の季節と紅葉の季節はもう無茶苦茶綺麗だろうな。



 ティショット会心、2打目6アイアンでクリーク手前にレイアップも会心。残り105ヤード。障害何もなし。あわよくばピンにつけてバーディだったら30台、と思ったのが悪かった。


 ボール2個分ダフって50y先へヘロヘロと。


 痛い。こういう所でミスする自分の心が痛すぎる。アプローチは何とか2mに付いてくれ、こいつを今日イチの気合で沈めてパーで目標は達成できたけど、また新たな課題が見つかった。メンタルが弱すぎるという(笑)。


 ダブルペリアでは2位に入り、スチームモップをゲット。ベスグロもゲッツ(いえい)。わーい。ちなみに優勝はライバルM岡君。1年前にはTWOさんも優勝されています。



 そして5位入賞は、最近みるみるうちに上達してきたM田さん。



 ひょうきんな表情は、悔しさの裏返しかと。


OBは実際には池ポチャです。


 うーん、ちょっと復調してきたかなあ。

2011/4/3(1001785hit) ほほえみの国から


 タイ在住の同級生がこんなMVを教えてくれた。Tかし、ありがとう。とにかく一度見てください。

           

 この歌は、タイの国民的スター歌手、トンチャイの応援メッセージである。笑顔にこれだけ人の心を癒す力があるとは、50年近く生きていて知らなかったよ。

 何度も見て、何度も泣いております(笑)。いかん仕事中なのに涙が止まらん(爆)。とにかく、すべての日本人へ。タイが大好きになります。

2011/4/4(1001981hit) 学ぶべきこと


 「ゴルフは学べば学ぶほど、学ぶべきことが多くなる」という名言を残したのは、プロゴルファーではなくプロテニスプレイヤーのE.バインズという人らしい。プロではなくアマチュアが残したというところがミソだよね。

 「学ぶべきこと」とはスイング以外にもコースマネジメントのことやメンタルの問題、さらには勝負における駆け引きといった戦略面での学びもすべて含めてのことだと思うが、我々ヘボゴルファー(パーおじさんと戦う以前のゴルファー)にはやはりスイングの悩みが最も重要かつ深刻ではないかと。


 で、私の現時点におけるスイングの治すべきポイント(悩み)は、

1 スイングリズムがまだ確立していない

2 アドレス時の体と球の位置が定まらない

3 バックスイングで右ひざが流れる

4 バックスイングを肩(背中)ではなく手でひょいと上げてしまう

5 トップで左手首が手のひら側に折れる

6 トップから上半身で打ちに行ってしまう

7 手首(グリップ)に力が入ってしまう

8 インパクトで左サイドの壁ができない

9 ビジネスゾーンでグリップが体から離れがちになる

10 フォローで前傾姿勢を保てない



である。1つ1つは独立した動きではなく連動したりしているのだが、今特に重要視して矯正しているのは3・4・6・7である。これらは基本中の基本。そう結局は基本を疎かにしてたらダメって言うことなんだね>俺。

 特に男性は「オレにはオレの打ち方があるんだ!」と自己流を貫いたり、「私は○○だ(注:背が低い、運動音痴だ、年をとってから始めた、野球をしていた等)。だから基本から外れても大丈夫なんだ」と勝手に決めつけて先生に習わなかったりする(私もそうだった)が、それは遠回りだけでなく袋小路に迷い込んだり落とし穴に落ちて登ってこられなくなったり悩みすぎて頭の毛が抜けたり(私もそうだった)悩みすぎて○に呆れられたり(私もそうだった)仕事が疎かになったり(私もそうだった)1日5食たべて体重が12kg増えたり(私もそうだった)ゆかいな仲間が増えたり(ぽぽぽぽーん!)するだけなのでやっぱり基本は大事だ。


 でも、いくら大事だからといって必死になって練習しても練習しても練習しても練習しても上手くならないのがゴルフであり、仮に練習場で完璧に出来ても次の日のコースではまったくできないのもゴルフである。

 コースからの帰り道には「ああどうして金払ってこんな悔しく情けない気持ちにならないといけないんだ。こんなに練習してるのに。こんなに頑張ってるのに。もうゴルフやめよう」と思う。まあ私ほど年季が入るとそこまで思いつめるのはそんなには多くない。せいぜい100ラウンドに98回ぐらいだ。

 しかし、先日石川遼くんがそういう心の悩みを一瞬で解決できる魔法の言葉でたのしいなかまがを言っていたのを聞き、コースでミスをしても全然、いやあんまり、いや少しだけ気にならなくなった。その言葉とは

「(今している)練習は1年後に実を結ぶ」

というものである。正確には遼くんの父親が遼くんに言った言葉らしいのだが。で、この言葉を唱えると、昨日(あるいは1ヶ月間または半年間も続けて)練習しているのにコースでうまく打てないのは当然だ(だって1年経ってないんだもん)という気持ちになってくる。焦る必要がない。次のショットにも余裕が出てくる。いいことだらけである。

 まあ逆に、1つのポイントを練習するんなら1年間し続けるぐらいでないとダメだよ、という意味でもあるんだろうけどね。え?1年間し続けてもミスばっかり出るときはどうすればいいんだって?そういう時は、「自分は遼くんほど器用じゃないから3年後に実を結ぶんだ」と思えばおk。え、3年続けてるのに上手くならない?そういう時は・・・・ぽぽぽぽーん!


2011/4/5(1002293hit) 1年あるいは3年後のための練習


 ついに高濃度汚染水が原発から海にダダ漏れ。周辺の放射性ヨウ素はとうとう基準の1億倍にまで跳ね上がった。



 まあ1億倍であっても海で薄まればそんなに心配ない。半減期が短いヨウ素なら。でもなぜヨウ素の事しか言わなくて他のもっと危険な放射性物質の事には触れないんだ?測定できないからか?それともわざと黙ってるのか?後者だったら承知しないからな。

 しかし、水をぶっかけたらその水がいつか溢れてくることぐらい小学生でも分かることなのに、東電幹部は小学生以下の馬鹿ばっかりか?何でこう後手後手なんだ対応が。

 この水漏れ、コンクリートから始まって新聞紙やおがくずや吸水性ポリマー(それも、間違って海水では膨らまないやつ!)をぶち込んでも止まらない。だったら次はいいものがあるじゃないか。適度な大きさがあって、今全然役になってないゴミが。そう、最初はトーデンノカイチョー、その後順番にトーデンノシャチョーとトーデンノフクシャチョーを放りこめばいい。そしたら原子力の神様も怒りを沈めてくださるだろう。


 さて3年後のために練習へ。アプローチ100球、アイアン30球、ウッド20球打って今日判ったこと。

 ダフリは手打ちで起こる。つまり臆病者のミスだ。逆にトップは体が先行してのミスだから勇気のミスだ。どうせミスするならトップのミスをしていきたい。


 ヘッドの加速は「体(上半身と下半身の捻転差)」→「腕」→「手首」の三段階の振り子ではじめてトップスピードに到達する。しかし多くのアマチュア(含私)は腕だけしか使えていない。体と腕が使えてもまだ未完成で、最後の手首をゆるゆるに使えてはじめて、クラブの持つポテンシャルを100%引き出せる。


 ウェッジのハーフショットはアマチュアには難しい。しかし、52度を短く持って上体だけでショットしても60yまでは狙える。だから、70yを狙うときはPWを、80yは9アイアンを持てばいいだけのことだ。なーんだ、簡単じゃん。


 ハーフショット、クォーターショットの成功率を上げる秘訣は、ボディターンだけで球を打つつもりでクラブを振る。つまりハーフショットでも肩はフルターン。








 机上のゴルフでは、誰もがスクラッチプレイヤーである。

2011/4/6(1002631hit) 陰謀?


 今私が使っているパターはテーラーのロッサ マラネロである。去年の秋これに替えてからロングパットの距離感が合いだし、平均パット数は約1ぐらいよくなった。



 でこのマラネロ、フェースは柔らかめのインサートが入ってあり、それが約半年使用するうちに少しづつ痛んできた。柔らかい打感のためのインサートなので、多少の痛みはまあ仕方がない。

 そういえば、これの前に使っていた2ボールパターも7年以上大事に使ったのだが、インサート表面の白い塗装が剥げてきて交換した。まあ7年も使えば元はとったかなと思ったりもしたのだが、ふと私はここで根源的な疑問に気づいた。


 昔の金属製パター(ピンやキャッシュインのパター)はその気になれば何十年も使い続けることができたよな。それが、テクノロジーが発達した現代のパターの方が寿命が短くなってるってどう考えてもおかしくね?

 もちろん、寿命が短くなることと引き換えに、高速グリーンに合わせた柔らかいタッチを出せるようになったり、ボールにいい転がりを与えたりできるようにはなった。しかしそれが圧倒的に有利であるならすべてのプロはインサートパターを使うはずなのに、多くのプロがステンレス削り出しのパター(スコッティ・キャメロンなど)を使い続けている。

 もちろんそこには契約や嗜好の問題、そしてプロの技術なんかも絡んでくるので一概には言えないけど、そういうものを差し引いて考えたとしても、インサートってそんなに画期的なテクノロジーじゃないのではないかと。そもそも、アマチュアはそんなに速いグリーンでプレーしないし。

 じゃあなぜネコも杓子もインサートパターなのか。なんとなく最先端っぽくてカッコいい、なんとなくいい感じがするという曖昧な理由で購買意欲をそそらせるのと同時に、わざと寿命を縮めて買い替え需要を作り出しているのでは・・・だとすれば、これはインサートパターが大好きなオ●ッセイやテー●ーメイドの大きな陰謀が関


 おや、玄関に誰か来たようだ。うわなにをするやめ

2011/4/8(1003263hit) ホームコースラウンド


 まずはじめに。言っておくが1週間遅れのエイプリルフールネタではない。

 あののっくさんがホールインワンを達成!

 これを目出度いと言わずして何と言う?!っていうか、あれだけ練習されてるその成果ですなあ。やっぱり練習は裏切らない(ただし1年後>俺)。のっくさん、チョーまじ、おめでとうございます!!いやああやかりたいあやかりたい。


 マスターズが始まった。珍しく早起きした私は4時30分からTV観戦。日本人プレイヤーが皆なかなかの滑り出しだったので期待膨らむ。タイガーは長いパットが決まっているからアンダーパーだけど、長いパットが残るということはショットがイマイチということなのでまだ分からないね。でもアイアンショットのスイングを見ていると、タイガースラムやった頃の感じに雰囲気が似てるような気がするんだけどなあ。



 というわけで私のラウンドのこと。のっくさんのエースやマスターズに比べたらどーでもいい話なんですけどね。昨日は○とN谷くんと3人で。

 ドライバー、バーナー(純正SRシャフト)からR9(ディアマナカイリSシャフト)に戻しての初ラウンド。一度体が楽を覚えてしまうと元に戻すの大変ですな。とにかくカイリのSが硬くてしなりが感じられず、全然球が上がらない。相当気合いを入れて振らないとヘッドが走りまへん。まあその分曲がりも少ないんだけどね。

 しばらくは意識してビュンビュン振るよう気を付けないとね。まだ50前だし、年中SRを持つのは早いよね、ね(と言いつつアイアンはNSpro950のRだったりするんだけど)。

 そのアイアンだが、「上半身全体で捻るようにバックスイングし、ダウンで意識して手首ゆるゆる」という注意をしだしてから悪くない。いやむしろ良い。方向性が良くなったし、スカタンなミスが減った。ぜひこのまま行ってほしいものである。

 アプローチ・・・は飛ばしてパッティング。3パットが3個あったけど、概ね悪くない。悪くないのに36パットというのは、そうですやっぱりアプローチですな。



 梅1番、60yをチャックリ。梅3番、20yをチャックリ。梅4番、50yをチャックリその後ハーフトップ。梅7番20yから大ショート。梅8番90yから大ダフり。梅9番40yからトップ。松2番20yから3.5yショート。松4番エッジから2度打ち。松7番、エッジから3mオーバー。

 18ホール中10回もアプローチでミス。打てばミス。次もミス。打つ前から多分ミス。うまく打てたのは2回ぐらいかな。まあいつものことだけど。

 それもほとんどチャックリ(手前をダフって大ショート)で、2度打ちみたいなのもあるからやっぱ萎縮してるんだろうな。手打ちにならないよう打つ直前まで気をつけてるんだけどな(涙)。それでもダメなんだな(涙)。1年後のためにまた練習だ(涙)。いや、この涙は花粉症の涙で、悲しくて泣いているわけではないので念のため。





 あ、そうそう、どうしてもN谷くんが書けって言ってたので仕方なく書いておくけど。79でラウンドしたN谷くんにニギリで完敗でした。べ、別に悔しくなんかないんだからね!

2011/4/9(1003616hit) マスターズ2日目


 マスターズ2日目が終了。以下、ネタバレしますので録画を楽しみにしている方はご注意下さい。


(マスターズのウェブより拝借。ここでラウンドできたら寿命が1年縮まってもいい)


 タイガー

 2日目にして強いタイガーが帰ってきた!初日はあんまり感じなかったけど、2日目のバックナインはアドレスからして昔の(強かった時期の)タイガーを彷彿とさせるような気が。あと、ショット自体(特にフェアウェイからのアイアンショット)も明らかに安定感が増してるよね。フィニッシュ(やや低めであっても)が収まるべきところに収まってるというか。

 パットがまだ危なっかしいけど、信じられないぐらい短いのを外してた(1m前後ね)ちょっと前と比べるとましになってる気もする(まだ外してるけど)。明日パットの調子がもう少し上向いたらいよいよ復活優勝もありそうだけどどうかな。

 ただ、1つ気になるのは、今年もTBSの解説をしている中嶋常幸プロが「20歳と30歳半ばではやっぱり目が全然違ってくるしねえ」と言ったことかな。つまり芝を読む目が衰えてきてる可能性を示唆してるのだ。彼の場合、タイガーが100%芝目を読み、キャディのスティーブはまったくノータッチなので、本人の読みが悪くなるととたんにスコアに影響してくるのかなと。


 ヤング・ガンたち

 R.マキロイ、R.ファウラー、ジェイソン・デイなど、20歳前半や半ばで堂々とマスターズの首位争いをしているんだからいやあ時代は変わったもんだ。何の物怖じもせずのびのびとプレーしているように見えるもんね。このまま勢いで突っ走れば勝つ可能性もあるか。若さって素晴らしい。

 若いといえば石川19歳、松山19歳も立派すぎる。それにしても、ティーンエイジャーの日本人ゴルファーがマスターズの予選を通過するなんて誰が思ってた?完全にマンガの世界じゃん。しかも松山くんはアマチュアだし。向太陽よりすごい(笑)。

 2人とも無くすものは何もないんだから、攻めて攻めて攻めきって欲しい。特に遼くん、今日見てたらほんの少し強ければ入ったパットが4つぐらいあったし。全部2mオーバーするぐらいの勢いでパットして欲しいな。君にジャストタッチは似合わない。


 藤田と池田

 ただただ残念。藤田が5オーバー、池田が4オーバーだったんだよね。いいゴルフしてたように見えたんだけどなあ。2人とも11番(藤田は初日・2日目ともダボ、池田は初日トリプルボギー)が悔やまれる。


(同上。こんなに綺麗なのに)

 というわけで、2日目を終わった段階でのリーダーボードはこちら。



 タイガーは最終組の一つ手前。楽しみだ。

2011/4/11(1004032hit) 2011年マスターズ帰結


 3日目が終わってタイガーが二歩後退し、首位と7打差の9位タイ。マキロイが3日間危なげないゴルフに徹していたし、ジェイソン・デイやアダム・スコットなどの若手もガンガン来そうだし、いつ勝ってもおかしくないチェ・キョンジュとルーク・ドナルドもいるし、ベテランのカブレラも何かしでかしそうだし、こりゃもうタイガーの目はないなと思い、最終日のテレビをつけたのが午前6時。すると。


 いきなり「タイガー首位と2打差」と言うテロップが表示され、画面ではマキロイが10番でトリプルボギーを叩いたところであった。そして10アンダーにスコット、デイ、カブレラ、チェキョンジュ、ドナルド、そしてタイガーらが並んだり追い抜かしたりという、史上稀に見る接戦であった。

 しかしマキロイはこれ立ち直るのに相当時間かかるんじゃないかな。首位で迎えたサンデーバックナインでトリプル・ボギー・ダボ(4パット!)。3ホールで6ストローク落とすって、プロに入ってから最大の屈辱じゃないかな。ほんとに誰も声かけられない感じだったよね。ゴルフって残酷。


 タイガー。やっぱり肝心のところでパットが決まらず。9番こそ長いパーパットを決めたけど、何故かクラッチパットになると入らない。12番パー3の1mのパーパット。15番パー5の1m未満(?)のイーグルパット。この長さをタイガーが外すなんて悪夢みたいだ(本人が一番悪夢だと思ってるだろうけど)。

 まあこの2つが入ってたとしてもせいぜい伸びて12か13アンダーまでだったと思うけど、その数字で上がってたら後から追いかける組に相当なプレッシャーを掛けてたかもしれないわけで。タラレバだけど。でも復活は間近かな。


 で、タイガーが難しいんだったら、苦労人のチェ・キョンジュやアダム・スコットに勝って欲しいと思いながら見てた。あ、ミズノのクラブを使ってくれてるルーク・ドナルドでもいいなあ。日本人の血が1/4入っているデイでも嬉しい。と思ってたら・・・


C.シュワルツェルって誰?


 包み隠さず正直な気持ちを言うと、彼の優勝が決まった瞬間ちょっとがっかりしてしまった(いやホントにごめん)。最終日6アンダー、上がり4ホール連続バーディはむちゃくちゃスゴいけど。


(Mastersのウェブより)

 しかしまあこの「どこの誰?感」は半端ないね。マスターズってこんな感じだったっけ?何だか違和感(重ね重ねごめんね)。

 でも、シュワルツェル、おめでとう。上の写真、ホントにいい顔してるもんね。

2011/4/12(1004416hit) この、徹底して腐っている国ニッポン


 最初にもう一回言っておくが、私はノンポリであり基本的に特定の団体や宗教や主義主張や人物を崇拝したり狂信したり偏ったりしていないごく普通の市民のつもりである。なのにここまで腹がたつのは何故だ。責任者出てこいや。


 福島原発事故はついに最悪のレベル7に。この十字架を東電幹部はその人生の間ずっと背負って生きなさい。その重さは、腰を常に90度曲げないと支えられないぐらい重いという事を自覚しつつ。


 さて、もう慣れっこになってしまって今さらどんな事が発表されようが驚かなくなってしまっているが、やっぱりそれではいけない。我々の美しい国を破壊している人間がどこのどいつで、どういう顔をしているかは覚えておかねばならな。というわけで、後世に残す意味でまたコピペしておく。


 まずは、日本の原子力の安全に責任をもつはずの、それでいて記者会見で「知識を持ち合わせていないので、東電と原子力安全・保安院にしっかりと指導をしていただきたい」などとほざいた原子力安全委員会委員の面々をご紹介する(テキストにするとこの震災のゴタゴタの隙に成立した「コンピュータ監視法案」に引っかかる可能性があるので画像で貼り付ける)。



 こいつら、週1回10分〜90分の会議だけで年間1600万円近い給料を税金から盗ってるんですぜ旦那。その分働いてるんならともかく、逆にこいつらのせいで被害が広がってるんですが。まあとりあえずこいつらの名前と顔は覚えていて欲しい。今回の事故のA級戦犯だから。




 A級戦犯といえば原子力安全・保安院。ここのホームページの「原子力の安全」というページを見てみたら、こんなイラストが載っていた。



 いやあすごいパロディですな。いや皮肉か。使命感はゼロ、判断はクズ、透明性はなし、中立性も公平性もまったく問題外。あ、なるほど、周囲の青い囲みは「ゼロ」を表してるのね(笑)。





 次に日刊ゲンダイに載った記事を。

だから東大教授はTVで「安全」を強調する

●東電から大学院に6億円の寄付

 原発事故が起きてから、原子力関係の東大教授がやたらとテレビに出るようになった。たいていは現状を追認して「心配ありません」と言うだけなのだが、これには理由がある。東大と東電はズブズブの関係なのだ。

  まずは別表(略)を見て欲しい。(中略)東電が出資している寄付講座を抜粋した。(中略)東電の寄付金の額を全部足すと、6億100万円に上る。(中略)NHKによく登場する東大大学院の関村直人教授が所属しているのが工学系研究科である。東電からもらったカネで研究している学者が、東電に不利 なことを言えるわけがないのだ。


関村直人氏

 東大の工学系の准教授が、匿名を条件にこう明かす。

「寄付講座は、(中略)研究費がなければやりたいこともできないし、原子力関係は特にカネがかかる。だから、電力会社に研究資金を出してもらえる原発推進派でないと偉くなれないのが現実です。(中略)だから、必死で安全性をアピールするのです」

●「関村教授、班目委員長、岡本教授…

 東電のカネで研究してきた東大教授は(中略)息のかかった学生を東電や、東芝・日立などのプラントメーカーに送り込んできたという。

「関村教授と同様にNHKに頻繁に出演する東大の岡本孝司教授も、『大丈夫です』しか言いませんが、彼は原子力安全委員会の班目春樹委員長が東大工学部教授 だった時の教え子です。


岡本孝司氏

班目春樹氏(既出)

「班目さんは原発推進派の頭目みたいな人ですから、岡本教授が安心を強調するのは当然のこと。みのもんたの『朝ズバッ!』に出ている 東大特任教授の諸葛宗男氏も、東電の寄付講座のおかげで、東芝の技術顧問から東大教授に転身したといわれている人ですから、批判なんてできるワケがありま せん」(前出の准教授)

 諸葛氏が「朝ズバッ!」で「こないだの雨で放射能が洗い流されて奇麗になった」とか「1960年代には世界中で核実験が行われていたから、今よりも大気中にはもっと大量の放射性物質があふれ返っていた」とか牽強付会な自説を披露するのには、そういう背景があるのか。


諸葛宗男氏

(記事ここまで。写真は編者による)



 つまり悪魔の(金儲けのために原子力の安全を長年疎かにした結果、世界中に何十年に渡る迷惑を掛け続ける人殺しである)会社・東京電力の手先となって魂を売り渡してるんだなこいつらは。だからTVでも嘘しか言えない。

 私も初期の頃は「被爆」と一言でいってもその程度はピンキリであり、被爆=発がんそして死亡ではない。だからそんなにパニックになる必要はない、とは言っていたが、これだけ長時間、かつ大量に放射性物質がまき散らかされると、(関西はともかく)関東大丈夫か?と思ってしまう。



 こういう御用聞き、いや「人類の敵」学者ではなく、本当の学者のことを聞きたい方はこちらをどうぞ。京大原子炉実験所の小出裕章助教のコメントを非公式にまとめたウェブである。小出裕章氏は、40年間原子炉の研究をしてきたにも関わらず、日本の原子力行政・電力会社のいい加減な運営に強い危機感を感じ、自らの40年間を投げうってまで反原発に邁進している人である。

 想像して欲しい。研究者が人生を掛けて何十年も打ち込んできたことが、悪魔の会社によってとんでもない化物になっていた。そこで反対する立場に転身するというのは自分の人生を否定するのと同じなのだ。小出氏はそれでも真実を知らしめるために反対派に転じた。日本のために己を捨てたのだ。前述の、「金のために人殺しを容認した人類の敵学者」どもと正反対である。


 さて、悪魔の東電はさらに政府・官僚・マスコミにもじゃぶじゃぶと献金という名の毒薬を垂れ流し続けている。前総務大臣であった原口一博氏のつぶやきをご覧頂きたい。



 昨日原口氏が出演してたのはこれかな?また削除されるかもしれないので、興味のある方は早めに見てください。









 原口さん、枝野さん、頑張ってると思うけどなあ(管はサイテーだけど)。そもそもこのシステムを構築したの旧政権じゃん。

2011/4/13(1004770hit) 今度こそアプローチの気づき


 たまには自分のゴルフのことも書かないと、というわけで昨夜は久しぶりに練習へ。というのも私のへっぽこアプローチにわずかな光明が見えてきたような気がするのだ。


 ここ数日間、マスターズ中継で多くのアプローチを見てきた。プロの妙技をじっと観察しているうち、私はふとある事に気づいただの。プロのほぼ全員が、エッジやグリーン周りからの短いアプローチ(30y以内)では

下半身をほとんど使っていない

という事を。

 もちろん手打ちというわけではなく、つまり肩の回転というか背中というか背筋というか、上体のねじれだけで打ってるんだよね(え、そんなの当たり前だって?・・・・orz)。

 つまり30y以内のアプローチはショットよりもパットに近いのかなと。ただ、ここからちょっとややこしくなるのだが、だからといってショットと別物であるとは言えないのだ。なぜなら、

パッティングストロークこそショットの原型だから

である。

 肩でバックストロークし、球の転がりは柔軟な手首(の切り返し)で作る。これはショットとまったく同じ。ただ、下半身をほとんど使わない(パット・ショートアプローチ)か、普通に使う(ハーフショット〜フルショット)かの違いだけなのではないかと。

 頭をそう切り替え、両足をくっつけるぐらい狭いスタンスで立って下半身をロックし、30yのアプローチに望んでみるとこれがなかなかいい感じ。ミスがとっても少ない。そうかこれだったんだ。というわけで久しぶりの登場だ。



 これで来週のパブ選もバッチリだぜ!(いろいろな意味で乞うご期待)

2011/4/15(1005505hit) 武庫ノ台ゴルフコース(その1)


 そこは、唐木蓮(とうもくれん)が満開のコースではあった(坂田信弘風)。



 武庫ノ台ゴルフコース。パブリックなのに上田治ちゃん設計という、ある意味ミスマッチなゴルフ場である。

 来週開催されるパブ選の練習ラウンドとしてここへやってきた私とM岡くんに加え、2人では寂しかろうと付き合ってくださったのがつい先ごろ結婚されたK上氏とゴルフ友達K藤くんの4人でのラウンド。天気は最高、気候も最高、メンバーも最高。後は成績が最高なら言うことはないのだが。ロッカーNoが82だったので、今日はとりあえずその数字を目標にスタート。

 選手権は2〜3ホールを除きフルバック(黒)ティが使用されるため、この日もフルバックからラウンドさせてもらうことにした。その総距離約6700ヤード。手応え十分である。

 1番パー5。打ちおろして打ち上げるという、いきなり上田治イズム炸裂のスタートホール。



 ティショット・2打目は完璧だったのに3打目60yのウェッジショット。はい私の一番得意な(←反語)そして練習しまくっている距離ですな。大トップして奥から寄らず入らずのボギー発進。

 2番435yパー4。距離がきつい。でもそれでもHDCP5って、これからどれだけ難しくなるんだ?奥に見えるひょっこりひょうたん山(←勝手に命名)の右山を狙ってティショット。



 これが珍しくまたナイスショットで約240y。それでも2打目は200y近く。ちょっと打ち上げなので7Wを持つ。気分は女子プロだ(笑)。これも奇跡的に真っすぐ飛び、2オンしてパー。7Wでフェアウェイからパーオンさせたのは半年ぶりぐらいだな(←本当)。

 これで気持ちが乗ってきた。3番ちょっと打ちおろしのパー3(162y)。ここからもひょっこりひょうたん山が見える。7アイアンでグリーンセンターにオン、2パットパー



 4番410y右ドッグレッグパー4。また400y超のパー4だ。勘弁してくれ。ここからも見えるひょっこりひょうたん山の右山方向には木とバンカーが。そのせいというわけでもないけど、ティショットは左引っ掛けでラフ。



 つま先下がり左足下がりの軽いラフから6アイアンでレイアップ。ヘタレだが、グリーン周囲の両サイドが受けていない、つまり谷になって落ち込んでいるように見えたのだ(下)。



 こういう景色の時は長いクラブで曲がったらセカンドOBがある(実際それで何度も痛い目にあっている)ので、ライが悪ければ花道狙いで正解なのだ(と自分に言い聞かす)。

 3打目、花道からちょっとトップ目のPWでピン奥2mに、入れて寄せワンのパー。ここは自分でもナイスパーと言っていいだろう(はいはい勝手に言っとけ)。しかしこうしていい気になると、ゴルフの女神はすぐ天罰を。

 5番209yパー3、3アイアンで。



 距離が足りない(グリーン手前か花道でおk)と思って3アイアンを持ったにも関わらず、打つときに「ピンに届くかも」と欲が出たのか、体が開いて?プッシュスライス。右バンカー手前の深いラフへ。

 ラフからバンカー超え、ショートだけはすまいと思い切り振ってオーバー(アホです)。奥のバンカーへ(←これなら手前のバンカーでも一緒じゃん)。バンカーから乗せて2パットダボ。ティショットのミスですな。

 6番左ドッグレッグパー4。402y。



 ティショット甲、2打目7アイアン特甲でグリーン奥エッジにオン。2パットパー。こういうショットが続くとゴルフが簡単になるんだけど、そうは問屋が卸さないんだよね。

 7番パー5。494yだけどだらだら打ち上げ、谷越え。ティショットはまた甲(ちょっと打ち方変えたんだ実は)、2打目7Wはちょっとしたトラブル*があって動揺したため、思い切り左を向いてショットしてしまった。さいわい法面でボールが落ちてきて左ラフ。奥にオンさせて2パットパー。

*・・・この日はフェアウェイに思い切り砂が撒かれてあり、アドレスしてソールしようとしたらボールが動き出した。しかも2回。ソールしてたら1ペナでリプレースだけどまた動きそうだったので構えなおしてすぐ打った思い切り左向いてた。ちゃんちゃん。

 8番364yパー4。ここも、ちょっと高いところからティショットしてだらだら打ち上げていくという「おさむちゃん、でーす」的ホール。下の写真は足が長くてアドレスがバッチリ決まっているK藤くん。



 ティショット甲、しかし2打目残り150yで打ち上げを見越して6アイアン。漫然と打って思い切りダフる。打つ前にスイングの注意点を唱えるのを忘れてた。3打目60yからグリーン左手前ラフ、4打目そこそこ寄せるも入れられずダボ。ちょっと気を抜くとこれだよ(←2打目)。トホホ。

 9番380yパー4。右ドッグレッグだが、右側は全部谷(OB)。正面まで250y。



 ティショットは案の定左へ引っ掛けてつま先下がりラフへ。2打目地点から見たグリーンはこんな感じ。



 つま先下がり・左足下がりの160y。右へ行くのを見越してバンカー方向を狙うも、やっぱりスライスしてグリーン右手前。52度でカップ下1.5mに付けるも、これが見事に入らずボギー。勝負弱っ!

 というわけで前半は2ボギー2ダボの42。3パットがなかったが、ダボ2つがいずれも素ダボというのがちょっと情けないけど、はじめてのコースでフルバックで42だったら上出来か。ちなみにM岡くんは1バーディダボなしの41。さすがです。K藤くんとK上さんは少し苦戦。

 昼食にパスタを食べつつ、後半に続く。

2011/4/16(1005830hit) 企業の本性


 えー、武庫ノ台ゴルフコースのラウンド途中ですが臨時ニュースです。



 サントリーが有名タレントや俳優やお笑いタレントを何十人も使い、「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」を順番に歌わせる、というCMが話題である。


(トミー・リー・ジョーンズも日本語で歌っている)

 商品名は一言も出さず、最後に「サントリー」と小さく出るだけというこのCMは明らかに被災地へのエールなのだが、これが「歴史に残る名作になる」などと最大限の賛辞を送られているのだ、ただし業界人の間で

 聞けば、皆ノーギャラで集まって歌ったそうだし、企業名の露出も最小限(ないわけではない)だし、多くの老若男女が共感できそうだし、一見素晴らしそうに思える。しかし、上のリンクを辿ってみていただけば分かると思うが、どいつもこいつも歌が下手くそすぎて、感情移入する前に腹が立ってしまうのだ(たどたどしい日本語で頑張って歌うトミー・リー・ジョーンズは除く)。

 きっとこれを作ったプランナーやクリエイターは「We are the world」の線を狙ったのだと思うが、それなら何故ぜんぶプロ歌手に歌わせん?こんなもの、タレントと広告会社のマスターベーションじゃないか。このヘタな歌で本当に被災地の方々へ思いが届いているのだろうか?

 確かに感動するよこのCM観ると。でもそれは元の歌と坂本九が素晴らしいからであって、「好感度上がるな」と思いながらしたり顔で下手な歌を歌ってるタレントたちと、「ほら私たちって他の企業と違うでしょすごいでしょ偉いでしょ」とほくそ笑んでいるサントリーと、「俺達のセンスって最高じゃね?感動じゃね?すごくね?」と鼻息荒く威張っている広告会社(おい、当然お前らもボランティアで仕事したんだろうな、あぁ?)に感動しているわけじゃないのだ。



 本職の歌手が歌っていれば、100万倍は感動しただろうに・・・と考えていると、昨日「アミューズ」というプロダクションに所属するサザンオールスターズや福山雅治などが「チーム・アミューズ」というのを結成して支援ソングを出したと報道されていた。



 おいおいおいおいちょっと待てと。なんで「アミューズ」という1プロダクションの所属タレントだけやねんと。

それ、ただの売名やんけと。


 気持よく歌っている歌手やタレントたちに罪はないと思いたい。所属プロダクションに逆らうことは、タレント生命の終わりを意味するのだから。でも、桑田佳祐ぐらい大物で影響力もある人間だったら、プロダクションや所属の枠を超え、音楽のジャンルも超え、それこそ「We are the world」の日本バージョンが出来なのではないのか?それとも、桑田の力をもってしてもレーベルの壁を破るのは不可能だったのか。でもいずれにせよ、

1つのプロダクションだけで歌って「日本はひとつ」って、どうよ?


 考えれば考えるほどアミューズという会社のケツの穴の狭さとあざとさが感じられる最低のチャリティーソングである。題名も「Let's try again」って。ダサいし、せめて日本語だろそこは。


 この歌は長く語り継がれていくことだろう。心に残る最低の歌として、そして日本の音楽史の汚点として。

2011/4/17(1006069hit) 武庫ノ台ゴルフコース(その2)


 さてちょっと遠回りしたので今日も更新。後半10番。左ドッグレッグ&打ちおろしのパー4。桜が綺麗。



 思い切り右スライスして正面に見える法面へ。つま先上がり左足下がりのラフから2打目、右ヘ大きくプッシュしてなんとOB。私は左足下がりから長いアイアンを持って右ヘ大プッシュする癖があるのだが、原因は分かっている。球を右側(右足寄り)に置きすぎるのだ。今度は気を付けろよ俺(怒)。打ち直しを花道へ、そして60yからスクウェアに立って無心で打ってベタピンダボ(このショットが一番良かった)。

 11番、また左が崖で右が法面のパー4。ひょっこりひょうたん山の右山狙い。



 スライスして右ラフ、2打目6アイアン(キツイのう)でグリーン右へ外すも寄せワンのパー。

 その後、12番パー5はティショットを左へ引っ掛けるもパー、13番・14番と短めのパー4は3アイアンでティショットしてパーとバーディ、15番194yパー3では2オン2パットボギーと持ち直して迎えた16番401yパー4。



 また左ドッグレッグ&打ちおろしですか?もう勘弁してください治ちゃん。フェードヒッター泣かせの右突き抜けホール。はい気持よくスライスして突き抜けてOBですが何か?ダボですがなにか?でも来週は335yのティ使用だから3アイアンで打とうっと。ダボ。

 17番169yパー3。アゲンストなので5アイアンで。グリーン左奥にオン、2パットパー。そして迎えた最終ホールでもうとんでもなく酷いドタバタ。



 ティショットチーピンで即死OB・・・と思ったらM岡くんがボールを探し出してくれた(あざーっす!)ギリギリセーフ(上の絵で244yになってるけど実際にはもっと手前だった)。樹の下から6アイアンでたたき出して右ラフへ。

 3打目、つま先上がりでボールが浮いてるので7Wで打てるだろうとフルショットすると下をくぐってドテンプラ(でもまともに当たってたら完全に左へOBだった)。130y先へポトン。4打目8アイアン、ハーフトップながら奥エッジへ。で2パットボギー(よくボギーで収まったものだ)。

 というわけで結果。



 42-41(31)はまあ上出来じゃね?でも、試合では最低でも70台出さないと予選通らない。いや通るわけないけど。よってこの日より1打でも縮められれば御の字かと。それまでに、ドライバーの発作的プッシュスライスを何とかしようっと。

2011/4/18(1006248hit) 練習と本番


 練習場で、あるクラブ(何でもいい)を使って球を10球打った時のことを考えてみる。私の場合は平均を取ると以下のような結果になる。

★ほぼ狙ったとおりの満足いくショット(S級ショット)・・・1球

★少しミスショットだけど許容範囲(A級ショット)・・・・・・4球

★トホホなミスショット(B級ショット)・・・・・・・・・・・・・・・3球
 (はっきり分かるダフリや大曲がり)

★何年ゴルフしてるの?(C級ショット)・・・・・・・・・・・・・2球
 (クラブを折りたくなる)

 これをグラフにするとこうなる。


 そう、私はかくもヘクソなのであるが話はここから。実は、コースでもこの比率で球が打てると思うのは大間違いなのである>俺。


 この比率は、ほとんどプレッシャーがかからないプライベートなラウンドでさえこのように変化する。


 出るのはほとんどがB級とC級のショット。A級ショットなんか10%以下で、S級は10%どころか3%も出れば御の字である。そう、10回中5回がトホホなショットになり、5回に2回は「もうゴルフやめて故郷に帰ろう」ショットが出るのだ(今まで故郷に帰らなかったのは単に故郷がなかったからに過ぎない)。

 しかしこれはまだましな方で、プレッシャーのかかったホールや競技・コンペではさらにこう変化する。


 これは誇張ではない。繰り返す。これは誇張ではなく真実の数字である。


 というわけで、私はコースでは「C級ショットが出るのを前提に、B級ショットで闘う」スタンスで行きたいと思った。っていうか思わざるをえないと思った(トホホ)。

2011/4/19(1006593hit) スイングの答えが出た?


 というわけで最近のトレンドは肩をしっかり回す(大事なことなので何度も書く)であるのだが、それを意識せずに簡単に出来る方法を思いついた。っていうか思い出した。宮里藍パパも言ってることだけど。えっと、これ、(私の)スイングの答えかもしんない。


バックスイングゆっくり上げる。


 今まで1・2でバックスイングを上げ、3で打っていた(いわゆる2拍子)のを、1・2・3であげて4で打つようにした。つまり1.5倍ぐらい時間をかけてバックスイングを上げるようにした。

・・・・はいそうですこれ3年前にもやってました>俺。



 そうですこのリズムです。ゆっくり上げると肩は回るしスエイしにくいし切り返しもスムースにいくし、何よりバックスイングで「肩を回そう」とか考えなくていいのが良い。

 4月4日に「スイングリズムが確立していない」と書いた。それはやや早めかゆっくりめかで悩んでいたのだが、やっぱり私はこのゆっくり目のリズムのほうが合ってるみたい。もうこれからはゆっくりでいこう。三拍子だ。


 これでバックスイングの悩みが解消されたのだが、ではフォローは何に気をつけるべきか。それはもうこれに尽きる。これも100テラ回言ってるけど。


手首ゆるゆる。


 切り返し以降は腰がどうとか軌道がどうとか考えないで、とにかく手首をゆるゆるにして振る事だけ考える。つまりレイトアンコックというかヘッドが遅れるというかタメというか。これがないとやっぱりダメなんだよスイングはブラザー。

 そして、フェアウェイからのアイアンやフェアウェイウッドをダフったり左へ引っ掛けたりするのは手首に力が入っているときだということも判明した。つまり、こういうことだ。



 もう答えは出たも同然。あとはこれを固めるのみ。もう悩み無用だぜ!(って評判悪い発毛会社か)

2011/4/20(1006917hit) 放射線はヘルシー


 まず大前提として、私は原発は必要ないと思うし、原発利権で甘い汁を吸ってろくに仕事をしてこなかったきた官僚大臣企業は全員死刑にすべきだし、東電は幹部全員柄杓を持って発電所内部に水汲みにいくべきであり、国がTVで流している報道の多くは操作されたり恣意的に限定されたりしていると思っている。つまり反原発の立場である。

 だいたい、どのTV局でもどの番組でも揃いもそろって「夏には電力が足りなくなる」「節電のススメ」「節電ビズ」などという特集をしているが、何度も言うけど原子力発電しなくても電力は足りてますから。( 証拠1 証拠2 ) つまり、この期に及んでもTV局もコメンテーターも嘘をつき続けている証拠だな。

 おい、「とくダネ!」の小倉智昭!お前だよ!いつも偉そうなこと言ってるくせに東電様には逆らえないってか?どの面下げて報道してるんだ?オリジナルブランドを立ち上げるぐらいゴルフ好きのゴルファーならその心意気を見せてみろよ。

 ・・・というスタンスの元で発言する。



 連日放射線の数字が上がったとか、また漏れたとか、放射線検査証明書を出せとかヒステリックな報道と反応が続いているが、少なくとも20km圏外にいる人(一部風下に住んでいる人を除く)は、今ぐらいの量であれば放射線を怖がる必要は全くないのである。


 根拠その1。放射性ヨウ素はその元素の性質上甲状腺へ蓄積される。よって甲状腺癌を誘発する。チェルノブイリがまさにそうであったわけだが、チェルノブイリと日本が違う点は、放出された放射線ヨウ素の絶対量が日本のほうがはるかに少ない(今の段階でね)ことが1点、次に甲状腺癌はほとんど子供に限定して起こるという点(だから大人や老人たちはほとんど気にしないでいい)、そして日本は内陸のチェルノブイリと違い海洋国家なので、普段から海産物を多く摂取しており、よって普段からヨードは飽和状態に近いぐらい体に取り込まれており、今回新たに放射性ヨードを摂取してもチェルノブイリの子供たちのように大量に吸収・蓄積される可能性は低いという3点である。


 根拠その2。放射線を浴びると、それが毎日どんどん蓄積され癌になる確率が確実に上がっていくような捉え方をしている人がほとんどだと思うが、そもそも人間には修復能力があり、多くの薬物・毒物を中和・分解・排泄する能力が備わっている。もちろん放射線によるダメージも同じ。何段階にもわたって放射線による細胞の癌化を防ぐ機能が備わっている。

 また、一度に100ミリシーベルト浴びるのと1年間で累積100ミリシーベルト浴びるのとでは全く意味合いが違ってくる。もちろん1年間累積で100ミリ浴びるほうが影響が少ない。

 いやむしろ、微量な放射線を浴び続けるとそれに対する防御能(具体的には活性酸素除去能)が活性化するため、癌になる確率は下がるというデータ(放射線医学者による学術論文)もたくさんある。

 例えば、台湾で鉄骨に放射性物質であるコバルト60が混入し、その鉄骨を使って建てられたアパートに住む人が9年〜20年間という長きにわたって放射線を浴び続けるという事故があった。一般常識ではその人達は多くが癌で死んでいると思うでしょ?違うのだ。



 癌が激減しているのだ。これは嘘のようだが本当の話である。まあ、とりあえず下の動画を見ていただきたい。出典は例のごとく「たかじんのそこまで言って委員会」である。


たかじんのそこまで言って委員会(2011.4.17) 1 投稿者 tjbjtjbj


 そもそも、1964年から32年間で中国が46回も核実験を行い、住民が数十万人死亡したと言われるぐらいの規模で放射性物質が撒き散らかされているし、チェルノブイリ事故も1986年つまり25年前に起こっているにも関わらず、その後日本で爆発的にがんで死ぬ人が増加しているわけではない。


 放射線は怖い。浴びないに越したことはない。しかし、一度に浴びるのでなければ、年間積算で1000ミリシーベルトぐらいのレベルまでは大丈夫いやむしろヘルシーなんだということを私は強く主張したい。


 ただし、これは今のレベルの放射性物質放出に基づく私の感想であり、今後高い確率で起こるであろう、原子炉そのものが爆発・あるいは燃料が大量にメルトダウンした際に撒き散らかされる大量の放射性物質に対する対処は十分に注意しなければならないと思われる。特に風向きには十分注意すべきだろう。

2011/4/22(1007592hit) 精神力


 奇しくも今日は1970年前後にマスターズで大活躍した河野高明プロの一周忌である。160cmと小さな体だった彼は、オーガスタという大舞台でイーグルを量産し、パトロンたちに「リトル・コーノ」と呼ばれ愛された。



 河野高明プロが活躍した時代から約40年。同じアメリカの地で、同じモンゴロイドとしてプレーする若者がいた。その名は、ケビン・ナ。



 彼は先週のテキサス・オープン第一ラウンド9番ホールで「16打」を叩き、PGAツアーにおけるパー4のワースト記録を記録してしまう。その内容はかいつまんで書けば「林からの脱出+アンプレアブル2回+自分にボールを当てた」となるのだが、私が言いたいのはそこではない。もちろん彼を笑うつもりでもない。



 16打叩いたあとのバックナインを彼は3アンダーで回っているのだ。何という強靭な精神力だろうか。これはプロの凄みを端的に現す好例であると私は思う。



 さて、どうしてこんな事を言い出したかというと、勘のいい貴方はもうおわかりだろう。プロと同列に比較すること自体おこがましいとは思うのだが、パブ選の地区予選ごとき(試合がチョロいという意味ではなく、全国大会でも決勝でも無く、という意味です念のため)で、

 フェアウェイからのアイアンショットはすべて手打ち。その心は、C級ショットを恐れるあまり、A級ショット以上を捨ててB級ショットを打ちに行くのだしかもそれが無意識になされるというのがどうしようもないところである。

 アプローチはチャックリ大行進。およそ半分のアプローチがチャックリ、残り半分はショート。10回素振りをして10回完璧に芝を擦れるのに、間髪入れず打った11回目の本番ではチャックリ。もう悲しくて悲しくて言葉にできない。

 パットもすべて打ちきれないで3パット量産。先週31パットだったのに。



 というのはもう技術ではなく精神力だと。技術は練習でなんとかなるかもしれないけれど、精神力はどうにもならないと思うので、今私は、新たなそして強い悲しみに打ちひしがれているのであります。




 ただ、今週の練習では1発も当たらなかったドライバーはほぼ完璧だった(OBなし、距離も出てた)し、フェアウェイウッドも思い切って振れてたし、宮里家30yドリルを応用したアプローチ(また近日書きます)は2回とも完璧に打てた。

 だから、進歩してると思いたい。っていうか、思わなきゃもうやってられません(号泣)。

2011/4/23(1007927hit) 師匠からのメール


 確かにコースそのものは難しかった。2打目はほとんどミドルアイアンか下手したらショートウッドだし、グリーンは多くが砲台か打ち上げだし、そのグリーンは底土(?)が硬く、ミドルアイアン以上のクラブだと打ち上げのグリーンに対して、手前からワンクッションで乗って行った時でさえ奥にこぼれる(3回あった)し、グリーンは目+目土で逆目は異様に重かったし。

 ただ、それでも70台を出しているのが10人以上いるわけだからコースのせいではないのだ。私がコースに(そして上田治に)完璧に打ち負けただけなである。


 例えば15番194yパー3。バンカーの奥、左センターに切られたピンに向かって4アイアンのショット。自分で言うのもナニだがこれ以上ない完璧な手応えのショットだった。球は十分高く上がり、ドロー回転でグリーンセンターからピンに向かっていく。

 ベタピンだと思ったそのボールはしかし、ピン手前4mにピッチマークを残し、そこから30y以上転がってグリーン奥へこぼれていた。そこから寄らず入らずでボギー。そう、もっとスピンの掛かった球か、カット系の球か、狭い花道からワンクッションで乗せていくかが必要であったのだ。

 いずれにしても自分の100%を出してさえパーオンしないというのは精神力だけの問題ではなくやっぱり技術もヘボいんだな、と思っていたところにK見師匠からメールが。このメールがまさに一筋の光というかカンダタの糸というか目からウロコというか、とにかく素晴らしかったため、全文掲載させて頂く(許可はもらったよ)。

(K見師匠は10歳年下だがバリバリの競技ゴルファーで、片手HDCPで、インタークラブの選手になろうかという腕前なのである。つい最近までライバルだったのだが最近はちょっと差を開けられているのである)




昨日はお疲れ様でした。ブログを見させてもらいました。
hiroさんと僕の考え方の中には大きな違いがあるように思います。
考え方というか、僕も最近気づいた事でもあります。
hiroさんと同じように僕も精神的に弱いと自分で思って、それが
逆に自分を追い詰めてしまうようなとこがありました。
なぜいつものことができないんやろう?
いい調子なのに、肝心なとこでなぜこんなミスをするんやろう?
果てには僕にはゴルフは向いてないんと違うだろうか?
あの人にはできて、なぜ自分にできない?
なぜ思い切れない?なぜ手で合わせる?

気づきました。

それは下手だからです。


精神的な弱さはみんな持ってます。
ではなぜ3パットをするのか?手打ちになるのか?
それは下手だからです。うまくなれば解決します。
hiroさんが昨日ほぼ完璧なティーショットを打てたのは
ドライバーに関しては精神的な弱さをカバーするだけの
技術を持ち合わせていたからです。

それとは別に、パターやアプローチは自分ではうまくなってる「つもり」
なだけです。
精神的に足りないものを身につけることができれば一番いいです。
いつも通りのゴルフができる精神力を身につけれたらいいです。
でも無理なら技術でカバーするしかないんですよ。
試合でもプライベートと同じようにラウンドできる人や、プライベートより
いいゴルフのできる人(プロを含めて)、そんな才能を持ってる人は
すごーーーくまれです。
うちの師匠でも昨年のインタークラブ、練習ラウンドは68 70でした。
本番は79です。百戦錬磨のトップアマでもそうなるんです。

自分でも練習場でできること、コースに行けばいい加減なもんやなと
思います。コースでできること、試合に行けばいい加減なもんやなと
思いますよ。


hiroさんがうまく打てたティーショット、それはティーショットに関して
うまいからですよ。プレッシャーをはねのけるうまさを持っているんです。

うらやましいですよ。僕は自分のゴルフで一番のネックは
ティーショットと思ってます。だから競技の時は朝一番の
ティーグランドから一刻も早く立ち去りたい、そんな気持ちで
いてます。逆に僕の強みは1ピンのパーパットと、ミドルアイアンです。
だからなるべくドライバーを振り回さないように、飛距離でおいていかれても
アイアンショットでカバーする。そして粘りのパターでゲームを作る。

まだまだゴルフ人生永いですからお互い頑張りましょう。

えらそうに講釈たれてすみません。
でもほんとパブ選もレベル高いし、
いいティーショットを打てたことは
かなりの自信となりhiroさんの財産になるはずです。

お互い一歩一歩ステップアップです。
練習あるのみです。僕もパターやアプローチかなり
練習してると自負してます。でもまだまだです。
下手は練習すれば何とかなります。頑張りましょう!





そう、うまくなれば悩みなんてすべて解決するのだ。練習してうまくなればいいのだ。すごくシンプルな話なのだよ>俺。わかった?

2011/4/25(1008340hit) 4月25日という日


 今日も練習へ。気合入れすぎて頚椎が痛くなった・・のは自業自得だが、ダウンスイングのテーマを「手首ゆるゆる」のままいくか「腰を切(って右太ももの横にグリップがある状態でインパクトす)る」のどちらにするかで悩む。どっちにしてもダフる確率は同じぐらいなんだけど。切り替えした瞬間もうフォロー、というのが理想なんだけどね。


 さて、今日は4月25日。JR宝塚線の脱線事故から6年。JRの人命を軽視するお役所体質が招いた、起こるべくして起こった大惨事。まだ裁判は進行中である。あの悲惨さを忘れてはいけない。



 また19年前、足立区の民家で尾崎豊が倒れたのもまさに今日、4月25日である。その当時はあんまり好きじゃなかったけど、没後彼の音楽を聞けば聞くほどその才能に改めて驚く。彼はきっと、のうのうと生きて歳を重ねたくなかったのだろうな。



 あと、我々の世代にはドンピシャの人も多いキャンディーズの一番可愛かったスーちゃんが、19年間に渡る闘病の末、天国へ旅立っていった。最後の肉声は命のあり方と生き方を我々に問いかける、崇高なものだった。



 一番右がスーちゃん。可愛かったなあ。



 生きていられることに感謝。合掌。

2011/4/26(1008715hit) イップス(恐怖症)防止策


 最初に書いておきますが今日の日記はすごくズルイです。心の広い人だけ読んでください。



 イップス。wikiでは「精神的な原因によりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害」と定義されている。

 ゴルフではパッティングイップス(距離感がまったく合わなくなる)が有名であるが、そもそもイップスいうのは究極まで練習を重ねた人に起こる重度のスランプであり、我々のようなレベルの人間がイップスと名乗るのはおこがましいにもほどがある。そういうのは単なる練習不足なのだ。

 しかし、練習場ではほぼ問題なく打て、コースでも素振りは全然問題ないのにいざ本番になると素振りとは似ても似つかぬ手打ちでタリラリラーン、というのはK見師匠が言うように単にヘタなだけではある。



 だけど、打つ前から「ああまたアプローチだそれもミスする距離だどうせまたミスするんだろうないやミスするに違いないマストビーだ絶対にミスだはい決定あミス」と絶対的に力強く思う私の場合、メリーさんが言うようにアプローチイップスというよりも失敗恐怖症に近いのだろう。

 で、そういう私の現状を見るにみかねて、美しく聡明な私の○がいつも習っているK里ケ丘ゴルフセンターのT辺プロにアプローチ失敗恐怖症の克服方法(イップスの克服方法)を聞いてきてくれた。それは特殊な技術や練習がいらず、次のラウンドからすぐに試せる方法である。必要なのは勇気だけ



 さてその方法だが・・・・あの、プロが色々な試行錯誤と苦労の末にたどり着いた答えはレッスンプロにとっての飯の種であり、それを何も考えずに公表するのは重大なマナー違反だと思うのだ。私と○と先生が長い付き合いだからこそ教えてくださったのだと思うし。



 あの、だから、出し惜しみするつもりはないんだけど、ここには書きません。あの超マジごめんなさい。



 ただ、私を直接知る人は直接聞いてくださればお答えしますし、今アプローチイップス(あるいはアイアン・ドライバーイップスにも多分応用可能)で悩んで死にそうな方、どうしても知りたい方は掲示板にメアドを書きこんでくだされば直接お教えします。



 あの何かもったいつけてホントにごめんね。


2011/4/27(1009068hit) 永遠に終わらない系


 ところで私が苦手なのは「同じことが永遠に繰り返される系」である。あるいは「永遠に終わらない系」「とてつもなく長い期間系」とか。手塚治虫の「火の鳥」に出てきそうなシチュエーションだが、それの原因になるような悪夢を子供の頃によく見た。



 場所は、両端が霞んで見えないぐらい大きな工場。それも最新仕様の明るい工場ではなく、暗くて体育館のようにだだっ広くて、古くて大きな機械がずっと動きつづけているような所だ。ほとんど人がいる気配はない。そのうち私は、この工場が「宇宙すべての秩序とモノを生み出している場所である」という事に気づく。

 そう、実は何十億年前の過去から未来永劫動き続けるその工場の、私は責任者なのだ。だったら創造主や神なのかというとそうではなく、単に命じられてやっているいわば「雇われ工場長」。その職もそろそろ終わりそうだというある時、その機械の設定がわずかに狂っていて、今まで産み出してきた宇宙のすべてのものが失敗作であるということに気づく。

 私は呆然と立ち尽くす。今までの数十億年がすべて無駄になっただけでなく、数十億年分の「秩序とモノ」を一度回収し、それからまたつくり直さなければいけないのだ。ああああああ・・・・



 といったところで目が醒めるのだが、実はこの悪夢を見だしたのは小学4年生か5年生の頃、ローマ字を習いだし同じアルファベットをノートに何十と書いて覚えていく頃からであった。何とも情けないトラウマだが、それ以来英単語や漢字をなんども書いて覚える事は苦手だし、今でも単純作業を長時間続けたり、同じ事を休憩なしでやり続けるということは本当に苦手なんだよね。無理して続けているとイライラしてきて落ち着きがなくなり、しまいには永遠に終わらないんじゃないかと気が狂いそうになるのだ。


 そんな私であるがゆえ、ゴルフの練習であっても何球も同じアプローチを練習していると次第にイライラしてきて落ち着かなくなり、気が狂いそうになってくるので、50球が限度。え?そんな情けない言い訳せずに球を打ちつづけろ?



 わかりました。頑張ってみます。



 仰るとおりです。っていうか、週2回は練習しようって思った。

2011/4/29(1009727hit) 油断大敵


 昨日は○とN谷くんと3人で。最近練習もしてるし調子も悪くないしアプローチも秘密を教えてもらったし天気もいい(ちょっと寒かったけど)しホームコースだし気のおけないメンバーだし、つまり悪いスコアが出る要因が全然ないラウンドのはずが。



 3パット2個はまあ良しとしよう。パーオン率27.8%って。パー6個って。ダブルパーって。油断しすぎちゃう?

 このあたり、話せば長くなるのでアレだけど、それより何よりこの日はなぜか、パッティングのイメージがとてつもなく悪かった。あのあるじゃん、まっすぐ打てない日というか何となくスムースにヘッドが動かないというか両手のバランスが悪いというか。

 で思い返してみると、この日はエアレーション後で砂がてんこ盛り撒かれていて、普段よりだいぶ重いグリーンであった。練習グリーンでも全然転がらないので、無意識にフォローで手首を使って(甲側に折って)いたようなのだ。そりゃそんな事してたら距離感も何もあったもんじゃない。って言い訳なんだけどね。


 あと、この日は風が強くてアイアンのナイスショットがわずかに届かなかったり、逆に1番手上げたらグリーンオーバーしたりと良いショットが良い結果に結びつかなかった。だからまあ、そんなに悔しくないんだけどね。

 そうそう、あとT辺プロに秘法を教えていただいたアプローチだが、結果は・・・


チャックリがゼロ!!!


 芝が元気になってきた事を差し引いてもこれは画期的なことである。○が言うには「まだまだやり方が甘い」ということだが、それでも確かな効果が認められた。これはひょっとしてひょっとするかも・・・

 あとはプレッシャーの掛かるラウンドで試してみてうまく行くかであ・・・え?その割には寄せワンが2個しかないって?それはね、アプローチをきちんと打てるのと(カップに)寄るのとはまた別だからだよ!だからやっぱり練習には行こうと思った。


あと、昨日とオチが同じだと思った。

2011/4/30(1009920hit) 1ラウンド3時間


 初対面の人と色々と話しをしていて、両方がゴルフをしていると判ったとき、どちらからともなく「どれくらいで回られるのですか?」という質問(*1)が出る場合があるが、もし今度私が聞かれたら「自己ベストは1ラウンド3時間です」と答えようと思う。

*1・・・これは当然スコアの事を聞いているわけだが、特にビジネスシーンにおいては正直に言うと角が立ったりする可能性もあるし、逆に謙遜しすぎるともし一緒にラウンドしたときに嫌味になるしなかなか難しい。上のように時間を言ったり、「いつも14本使って回ります」「だいたい2週間に1回ぐらいのペースです」などと誤魔化す方がいいかもしれない。

 そう、昨日、いつもの高槻ゴルフゴルフ即ち河川敷(*2)の手引きカートで18ホールスルーでジャスト3時間という記録が出たのであった。

*2・・・高槻GCの薄暮プレーは4500円(日祝)で日没まで。つまり、混んでいれば9ホール回らないうちに日没になる可能性もあるかわりに、空いていてプレーも早ければハーフを超えてもラウンドすることが可能なのだ。

 この日は私、40前後のAさん、50前後のBさん、60前後のCさんの4人(当然初対面)だったのだが、私をのぞく3人が揃って上手で、Aさんはティショットがすべて軽いドローでフェアウェイセンターだわ、Bさんは砲台グリーンの奥にこぼれたアプローチを56度のウェッジのワンクッションで1mにつけるわ、Cさんさんなんて80y以内ならどこからでも1ピン以内につけてくる(*3)。

*3・・・ほんと河川敷には神憑り的にアプローチがうまい人がいるんだよね。で、そういう人たちの共通点は「短い距離でもしっかり振る」なのだ。見てるだけで勉強になる。

 当然スコアはほとんどパーとボギー。しかもこの日は祝日なのに人が少なく、前はだれもいない。サクサク進んで前半(イン)は1時間35分、後半アウトはもうちょっと急いで1時間25分でホールアウト。まあ総ヤーデージが5190y(*4)、ほとんど真っ直ぐで平らなコース、パー4の平均距離が300yだからあんまり偉そうなことは言えないんだけど。

*4・・・実際には5〜6%ほど短い。この日の日記参照。

 でも、18ホール堪能したし、色々なアプローチを練習できたし、アプローチでチャックりしにくい構え方(*5)も判ったし、上級者のアプローチも参考になったし、収穫大であった。昼寝して過ごさないで良かった。

*5・・・アドレスでハンドファースト、左腕をきちんと伸ばし、左手とクラブでできる角度をキープしてしっかり振る。



 でだし10番のダボは2打目の7Wを派手に引っ掛けて隣のホールへ(1ペナ)、最終のダボは「よーしパパここでパーならハーフ2アンダーだぞ」などと思ってしまいティショット万チー。もうアホかと。でもハーフ12パット(成績を気にしないので強気のパットができる)は自己最高記録。わーい!

 というわけで河川敷はアプローチの練習と自信回復にもってこいだと思った。っていうか、2日連続でラウンドって俺はほんとにバカだと思った。


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