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いよいよ6月。早いもので、5月1日の日記を書いたのがつい1ヶ月前の事のようである。 さて唐突ですがクイズを1つ。6400ヤードのコースをカートに乗りながら18ホールラウンドした時(1)と、河川敷の9ホール、2560ヤードを歩き(手引きカート)でラウンドした時(2)と、果たして歩数はどちらが多くなるでしょう。正解は今日の日記の最後に。 というわけで昨日は日曜日。いつものようにN谷君から薄暮プレーのお誘いがあったのだが、申し訳ないが今回は断らせて頂いた(N谷君ごめんね)。というのも、どうしてもコースで試したい事がいくつかあったからだ。そのためには、自由にラウンドできる河川敷の高槻ゴルフクラブへ行く必要があったのである。 その試したい事とは、 1,芝の上から低い球を打つ 2,芝の上からクォーターショットを打つ 3,芝の上からウェッジのハーフショットを練習する 4、芝の上からウェッジのアプローチを練習する 5,距離の短いバンカーショットの練習 6,球の転がるスピードを重視したパット の6つである。では解説しよう。 1は昨日まで大洗で行われていた三菱ダイヤモンドカップ(38歳の兼本初優勝おめでとう!ウルウルしちゃったよ)の2日目、強風のためトッププロでさえ平均スコアが80だったというのを聞き、「うーんこれは強風対策をしておかなければ」と思ったからである(注:「お前はプロか」とか「そんなものお前に必要ない」とか「何様だと思ってるんだ」とか「バカじゃないの」とか「もっと他にする事あるだろう」とか「芝の上から普通に打てない奴が低い球って?そう言うのを思い上がりって言うんだよ!!」などのツッコミは本人が一番理解しているのでなしの方向で)。 2は最近クォーターショットのミスが多いからである。特に52度で80y打つとか、9アイアンで100y打つとか。そのため、今回のラウンドは3・5・7・9・SW・パターの6本で回る事にした。 3と4は「アプローチは(8アイアンの)転がしに限る」んだけど、ライや状況によっては8アイアンを持った段階でボギー確定になる(グリーンまで10y、ラフを越えていってエッジからピンまで5yとか)場合があるよね。だから、やっぱりウェッジが打てるに超した事はないわけで、ちょっとは練習しようと。 5はコースへ出て思いついた。っていうか、たまたま一人でのラウンドだったので待ち時間が多く、バンカー練習もできただけなんだけどね。 そして6。これは最近どこかのウェブかメルマガで、「パットは方向や強さではなく、転がるスピードを意識すべきだ」みたいな事を読んだのでこれを試してみたかったからである(この件については面白い結果が出たのでまた改めて)。 では個々の結果はどうだったのか。説明しよう。 1,はやっぱり無理ですたごめんなさい私が悪うございました。唯一、低いフックを意識的に打つぐらいしかできませんはい(それでも確率低いし)。 2,はどうしても左へ引っかけるので、ボディターンで打つ意識をもっと強く持とうぜって思った。 3と4は、ウエッジを打つ時は手前からソールを滑らせて打つ(ダフらせて打つ)意識を持てばうまく打てる事が判明。きっちりボールとコンタクトしようと思うからダフッたりトップしたりするのだ。最初からバウンスを滑らせて打つのがデフォルトだと思って振れば、こんなに精神的に楽な事はない。ナイスな事に気づいたぜ俺!っていうか以前も同じ事を書いたような。 5,は色々な方法があるけど、スイングの大きさや力加減ですぐ近くのピンを狙うと、ことごとくショート(しかもバンカーから出ない)事が判明。というわけで、ピンがすぐ近くに切られている時は寄せることを諦めて脱出第一のショットをしましょう。これ最強。っていうかそうしなさい>俺。 そしてもう一つおまけ。深いラフからのショットは、ショートアイアンを短く持って近藤共弘になる(その心は、「強く振る」のではなく「速く振る」ことでヘッドの抜けを良くする)。 いやあ、河川敷って、色々勉強になりますね。 クイズの答え:18hカートの場合は11120歩(7778y)、9ホール歩きの場合は7392歩(5167y)だった。よって(1)の「カートに乗りながら18ホール」が正解。カートに乗りながらでも結構歩くのね。って当然か。 |
では続き。今日はパッティングの実験結果について。 昨日も書いたとおり、どこで読んだのか失念してしまった(ごめんなさい)のだが「球の転がる速度に注目したパッティング」というのを試してみたのであった。 普通パッティングする時は「方向(ライン)」と「距離(強さ)」を考えて打つ。しかしそのどちらを重視するかは、そのパットの距離やブレイク、さらにグリーンの速さでまったく変わってくる。 例えば、フラットでストレートなラインの場合、当たり前だが曲がりを計算する必要はなく距離感だけに集中すればいい。しかし多少なりとも傾斜がある場合、まずは方向(どこに打つか)を考える必要が出てくる。 また、50cmのパットだと方向もクソもないが、5mになると普通はブレイクを読まないと入るパットも入らない。さらに、速い下りのブレイクするパットの場合、距離と方向の両方ががきちんと合わないと入らない。速いグリーンが難しく感じるのは距離感の許容範囲がシビアになるからである。 というわけで方向が大事かあるいは距離感が大事かはケースバイケースなのだが、ではどちらがより重要かと問われたら、やはり距離感であろう。 なぜか。一般的に「方向(ライン)」はパターヘッドを真っ直ぐ出す(狙ったところへ転がす)という技術的な側面と、グリーンの傾斜(時には芝目)を読むという経験的な側面があるわけだが、前者は練習で何とでもなるものだし、後者はそれこそ経験を積む事で覚えていくしかない。 つまり、方向が悪くて入らないのは、練習不足か経験不足かパターが悪い(笑)かのどれかだからだ。言い換えれば、方向性(ライン取り)は練習と経験で誰でもうまくなれるのだ。 ところが、距離感はそうではない。「感」は「感性」の感であり、すなわちある程度は鍛えられても最終的にはセンスがものをいうからだ。また日によって「感」が働く日とそうでない日があったりする(パットの調子が日によって全然違うのはこのせいだと私は思う)し、それこそ前述の「速い下りのブレイクするパット」の場合などは、極めて微妙な力加減が要求される。 つまり距離感を出すためには高度なテクニックと感性が必要とされると思うのだ。 この距離感、一般的には目で見て(あるいは歩測して)距離を把握し、その距離にあったパターの振り幅を素振りなどをして決定しているのが一般的だと思う。つまり目で見た(あるいは●歩、●mという情報から導き出される)距離をパターの振り幅に変換するのは100%経験と勘が頼りになる(中にはパターを●cm引けば●m転がるなどという公式を持っている方もいると思うが、例外だろう)。 という事はその勘を研ぎ澄ます(あるいは補助する)ため、集中力と想像力が要求される。そこで球の転がる速度なのである。 では、球の転がる速度を考えるというのは具体的にどういう事か?説明しよう。それは打たれたボールがカップへ吸い込まれるまでを、頭の中で前もって想像し映像化するという事ではないか?と思うのだ。 すると、その映像を逆再生させ、カップインするためにはこれくらいの速度でカップへ到達すればいい(1)、そのためにはどういう速度で転がるべきか(2)、そして最終的にはどれくらいの速さ(強さ)で打ち出されるべきか(3)という事が非常に判りやすくなるのである。 この方法だと、映像化する事で具体的に強さを想像しやすい。さらに、カップインの速度(上記(1)のビジョン)を想像する事で、強気で入れに行くのか、ラインを合わせて流し込むのか、それとも寄せるパットに徹する(タップインの距離に運ぶ)のかをきちんと決めてからパットするというメリットが非常に大きいと思うのだ。 即ち、つい入れにいってパンチが入ったり、ラインに迷いが出てインパクトが緩んだりヘッドアップしたりするような事が少なくなるのではないかと。打つ直前まで迷って迷いながら打つのがアマチュアだしね。 というわけで、転がりを映像化してから打つ。これはとてつもない金鉱をみつけ・・・・ん? そんな事、みんな知ってるし、すでにしてるって? ・・・・・・。 そんな事すら知らなかったから、平均パットが36なんだなって?? ・・・・・・。 さーて、お昼ご飯でも食べようかなーっと。 |
2009/6/3 (823411hit) 短いショットの秘密
昨日練習へ行って、またまたすごい事(笑)を発見したのでここに書き記しておく。 普通のアイアンショットだと何の問題もなく打てるのに、ウェッジショットやウェッジのハーフショットだと途端にミスする人がいる。何を隠そうこの私だ。わはは(いや、笑い事ではない)。 練習場でも、ウェッジを持つと途端にへっぽこのスカタンのヘアクソのトホホ野郎になってしまう。いやまあ、他のクラブを持ってもけっこうなトホホなんだけどね。ウェッジを持ったら特に酷いのよ。 肩を回したり、左足体重にしたり、頭を動かさないよう注意したり、手首を柔らかくしたり、左手の小指をしっかり握ったりしても、その瞬間はいいんだけど数球打つとまた元の木阿弥。 で、もう切れそうになって、投げやりにショットしてみたんだけどやっぱりというか当然というか余計に酷いショットが出る。そこでもっとヤケになって、体にカチンコチンに力を入れて振ってみたら・・・ きちんと当たったー!! もう一回。きちんと当たる。さらにもう一回。やっぱりきちんと当たる。なぜだ不思議だどうしてだ。色々と試行錯誤しているうちに、ついに発見した。 左手を棒のようにしっかり伸ばしてバックスイングだ!!!(え?今さらそこ?) 解説しよう。ハーフショットやクォーターショットの場合、スイングアークが小さくなりさらに飛ばす必要がないため、体のソリッド感が減少する傾向にある。簡単に書けば「ふにゃ」っとなりやすいのだ。で、上半身特に左腕が「ふにゃ」っとなると、上半身のベースラインが狂うんだからまともに当たるわけがない。 スイングをインディ・ジョーンズのムチに例えると、本来硬くて支点となるべき持ち手の部分がフニャフニャになっていたのだ。んなもんまともに当たりまっかいな(注訳:そんな状態だと、まともに当たるわけがないではないか)。 つまり、「肩をしっかり回す」だとか「体に力を入れる」だとか「左手小指をしっかり握る」というのは、あたらずといえども遠からずであったのだ。でも元凶は左腕の緩み、気のゆるみにあったのだ。 よーし、これでウェッジのハーフショットも怖くないぜ。皆さんも是非注意して・・・え? そんな事、やっぱりみんな当然の如く知ってるって? ・・・・・・。 そんな事すら知らなかったから、残り50ヤードから5打費やすんだなって?? ・・・・・・。 さーて、明日のパインウッズの下調べでもするかなーっと。 |
2009/6/5 (823989hit) 神戸パインウッズゴルフクラブ(第21ラウンド目)
兵庫県は神戸市の北区。関西のゴルフ銀座として名高い吉川町の東に、アコーディアグループなのにアコーディアらしくない(看板もロゴマークもスコアカードもコース独自のものを使用している)そのコースはある。そう、神戸パインウッズゴルフクラブ(旧・神戸ロイヤルパインズゴルフ倶楽部)である。 ここはセルフプレーでもフェアウェイに乗用カートを乗り入れ可能であり、またカートには精度の高いナビゲーションシステムが装備されている。当日は雨の後という事で残念ながら乗り入れは不可だったが、このナビゲーションシステムはティグラウンドからハザードまでの距離、前組のカートまでの距離などもリアルタイムで出してくれ、大変便利であった。 さて、今回もN谷くん、M田くん、M岡くんと私即ちゴルフバカ4人衆(あの褒めてますごめんなさい)という大変ホットなメンバーでのラウンドである。ワクワクしてほとんど一睡もできず(またかよいい加減に落ち着けよ俺)、朝4時半に起きだし6時半にはコースへ。 練習場で20球だけ球を打つが、もう何というかチョー絶好調。アイアンはカミソリの如く切れ、ドライバーは大砲の如く跳び、ウェッジはティッシュペーパーの如く目標にふわりと落ちる。これは今日いただきだぜ!! ・・・と思っていたのは3ホール目までだった。やっぱりいい気になるとゴルフの神様が鉄槌を下すんだよね、「驕るhiro君久しからずじゃ!」って。4番はティショットが左の窪地へ行き、2打目は出すだけで3オン3パットの素ダボ。6番はOB右ふけ球と3パットでトリプルボギー、9番も左引っかけOBと3パットのバリューセットでトリ。 そう、とにかくドライバーがトホホだったっす。私の場合うまく当たると軽いフェードが出るのだが、この日は左へ引っかけてばっかりで2打目はほとんど左ラフか斜面から。だからといって無理にスライスを打ちに行くとフェースの先に当たってヘロヘロと210ヤード先の右のラフ。っていうか、フェアウェイキープ率42.9%(14ホール中6ホール)は酷すぎるね。 前半アウトはパー4の距離もそこそこで落下地点も広く見えるので、とりあえずドライバーを使うんだけど、それが失敗の元だった。っていうか3回ミスが続いたらスプーンを持つとかあるやろ普通?ただでさえそんなに長いコースじゃないんだから。 でもまあ、アイアンの良いショットがいくつかあったし、後半はギリギリ30台が出たし、寄せワンも4個あったし、3パットも5個あったし(注:つまりショットはまあまあだったと言いたいらしい)、パー5の4ホールで1アンダーだったし(注:その代わりミドルホール10ホールで12オーバーだったよね)、まずまずと言えよう。 最後に私信。 M岡くん、参りました。完敗でございます。後半、ダボ以外ぜんぶパーの38は素晴らしかったです。「ああまたやってもた」があまり聞けなくなるのは淋しいですが(笑)、私もさらに精進し、これからも負けないよう、頑張りますのでよろしくね!
この日の覚え書き ドライバー:あかんかったら諦めろ アイアン:スイングリズムと信じる心 アプローチ:左手伸ばせ パット:うーん・・・・・ |
しかしそれにしても3パット5個はちょっと情けない。理想は2個以下、多くても3個だろう。まあ練習してないんだからヘタで当たり前なんだけど、それにしてももうちょっとましだろう普通の人は。これでは並以下である。というわけで、3パットの原因を探ってみた(いやだから練習不足って結論がもう出てるし)。 下の表は、3パットが多かった先週と4月にラウンドした東広野(3パット8個!!)でどういう状況の時に3パットをしているか調べたものである。なお、「アプローチをミスした時」という状況は原則1パットが2パットになるだけなので省略した。
予想では上から3つめの2打目のアイアンをミスし、ピンから遠くに乗ったホールが3パットに直結する出来事なので確率が一番高いと思ったのだが、意外な事に3回に2回に留まった(いや、充分多いだろそれ)。 そう、2打目のミスよりもドライバーのミス、それもOBを打ってしまった時に3パットになる確率が高いのだ。たまたまかもしれないけどその確率は実に80%。即ちOBイコールトリプルボギー以上という事だよね(そりゃヘタなはずだわ)。 OBと3パット。一見関係なさそうな両者がなぜ?というわけで理由を考えてみた。 OBの精神的動揺、がっかり感をグリーンまで持っていってる グリーンを狙うアイアンショットに動揺が残っていて、ミスショットしてしまう ボギーで済まそうとして最初のパットを狙いにいき、結果3パット 3つとも技術の問題ではなく精神的な問題、っていうのが情けないというか恥ずかしいというか。まあ、ゴルフはその9割がメンタルなんだから別に驚きはしないんだけど、OBと3パットの関係ってちょっと意外だと思った。 というわけで、OBを打った時は気持ちを切り替えて「ダボで上出来」と呪文を唱えよう! ・・・・あでも、この法則も私だけかもしれないけどね(たぶんお前だけだよ!)。 |
今使っているドライバーはテーラーメイドのr5dual(初期型)。2007年7月に中古で購入して丸2年使用しているが、ドライバーそのものは2005年10月に発売されたものだ。2005年頃といえば、r7TPがツアーを席巻し、スリクソンの大ヒット作W-404の後継であるW-505がおおコケした頃である。 たった3年半前のドライバーでこれだけ古さを感じてしまうのはメーカーの策略である。現にテーラーメイドはこのクラブを出した後、r5XL、バーナー、r7スーパークワッド、r7スーパークワッドTP、バーナーTP、r7CGBマックス、ツアーバーナー、ツアーバーナーTP、XR、r7リミティッド、バーナープラス、r5XLプラス、ニューバーナー、ニューバーナーTP、R9、R9maxと覚えられないぐらいたくさんのドライバーを発売している。この節操のなさ、お前は止まると死ぬ間寛平かっつーの。 しかし策略と判っていても、今回買い換えを決意した理由は2つ。1つは今ドライバーの調子が落ちているから(注:こういうのを「泥縄」という)、そしてもう一つは、昨日あるドライバーを打って目が点になったからである。 いつものように河川敷の高槻ゴルフクラブへ行くと、同伴競技者にチョー上手いH山さんという方がいて、その人が偶然にも私とホームコースが同じでしかもある委員をされているという事が分かり意気投合。そしてその人が使っておられたのがこれ。 そう、節操のないテーラーメイドのR9、シャフトはMotore F1 TP65JのXである。やさしいH山さんは興味深そうにR9を触る私に、1発打たせてくれたのであった。すると・・・ チョーいい感じキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 「他人のクラブを借りて打つと、一発目だけは素晴らしい当たりが出る」というhiroほんま?の法則を差し置いてもこの感触は特筆ものだ。なんせごく軽く打って、軽いフェードで245yだもん。ショットナビポケットで確認したから間違いない。 というわけで、家の近所の●木ゴルフで試打させてもらい、近いうちに買い換えを決意したワタクシであった(実はもう買ってたりして)。 |
2009/6/10 (825243hit) ニュードライバー
約48時間のご無沙汰でした。いやあしかし参ったッス。昨日の朝いきなりコンピュータが立ち上がらない。いや、立ち上がるんだけどディスプレイは真っ黒のまま。でまあ結局何だったかというと、買って半年たたないディスプレイの故障と、ディスプレイドライバの不具合が両方同時に出てしまったらしく、ディスプレイの交換、さらにドライバの再インストールで何とか復旧に成功。 でもぼちぼち寿命かもということで結局コンピュータも買い替える事にした。昔は「日経パソコン」とか定期購読して毎年のように買い替えてたのに、このメインのコンピュータはもう6年になるもんなあ。まあそれだけwindowsXPが良くできてたというか、Vistaがスカタンというか。あと4ヶ月待てば、そのスカタンなVistaの次(Windows 7)が出てくるんだけど背に腹は替えられない。 新しいPCは世界一のメーカーにしました。1週間後に届く予定。 はい、というわけで本題。R9だけど、皆さんご想像の通り買っちゃいました!じゃじゃーん!それも衝動買いに近い形で。 ブリヂストンのサイエンスアイでR9を試打させてもらった(二木ゴルフ寝屋川店さん、どもありがとうございました)データでは、Motore F1 TP65のSも普通のMotoreも同じような感じで、悪くはないけど特別に打ちやすいとは感じなかった。あんまりしならないし、すごく硬い感じがするし。 しかーし!念のため振ってみたディアマナのカイリ(Kai'li)、これがもうなんというか、 ピシャッとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 私はもともと何事においても鈍感でシャフトの違いなど全然判らない男であり、ゴールドブレンドのコマーシャルにも絶対に出られないという自信があるのだが、そんな私でも振ったフィーリングが抜群に気持ちいい事がはっきり判る。っていうか自分のスイングに合ってる感を強く感じたのである。やっぱり試打はするもんだね。 しかもヘッドスピードもMotoreで44〜45m/sぐらいなのにKai'liだと46〜47m/sまで上がるんだよね。もう一目惚れというか一振り惚れというか何というか。 ただし問題が1つ。このシャフト・・・とっても値段が高いんだわ。シャフトだけで定価4万円であり、このシャフトが刺さったR9は同じく定価84000円で実売7万円弱。うーん、キャバクラのNo.1嬢に惚れた気分だ(注:キャバクラに行った事がないのでよく分かりません。イメージで書いています)。 ドライバーを下取りに出すと5000円の割引があるそうなので、今日のところは後ろ髪を引かれつつ店を後にした。 店を出て帰る途中に、ふと思い立って某ショップへ。あまり期待せず覗いてみると、居るではないかNo.1嬢のアケミちゃん・・・じゃなくってカイリちゃんが!それも9.5度Sシャフトというドンピシャのスペック。 恐る恐るお店の人に値段を聞いてみると・・・二木ゴルフより1万円安い値段、つまり6万円弱とのこと。これは価格.comの最安値とほぼ同じ。しかも3000円のポイント還元。次の瞬間元気よく「これ下さい!!」と言ってしまっている私がそこにはいた(二木ゴルフ寝屋川店さん、ごめんなさい)。 ではたっぷりご覧あれ。一目惚れした 上から見ると、三角形ぽい感じ。 テーラーらしいフェースの形。 ソールは意外とすっきり。ウェイトは3箇所に装着されている。 これが高い高い高いシャフト。意のままに働いてくれよ頼むから。
購入した日と次の日に合計150球ほど打ってみた。叩けば叩くほど挙動が安定するというか、絶対に左へ行かないというか、スピン量が少ないビッグボールが出やすいというか、高い買い物だったから無理矢理でも良いところを捜してるというか、まあ買って良かったかなと。 飛距離も安心して振れる分ちょっと伸びてる感じ。びっくりするほど飛ぶって訳じゃないけどね。 というわけで、明日デビューである。コースではどんな事になるのか、乞うご期待。 ちなみに、カイリとはハワイ語の「Kaimana(ダイヤモンド)」と「uliuli(青)」を合わせた造語で、つまりブルー・ダイアモンド。三菱のダイアモンドと青マナの青を掛けてるのね。まあ、知ってても知らなくてもどっちでもいいトリビアだけどね。 |
2009/6/12 (825917hit) 花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースとR9
先週に引き続き兵庫県へ遠征ラウンド。今年の4月、スタジオアリス女子オープンが開催された、花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースである。泣く子も黙る上田治設計で、有名な最終ホールの谷越えはその難易度も景観も見事の一言である。 (クラブハウス横の展望レストランからその18番を臨む) しかし計算してみると、今年は22ラウンド中9回しかホームコースへ行ってないんだよね。まるで正妻を放ったらかして愛人宅に入り浸ってる社長みたいだなあ・・・・って違うか。 (スタート室前に掲示された「女子プロの(飛距離)に挑戦」の看板) 今回は同業者のT中さんがお声を掛けて下さり、同じく同業者で何度かご一緒しているK藤さんとN田さんの4人パーティ。皆さんゴルフのためならたとえ火の中水の中、人生のエネルギー6割以上をゴルフに費やしているというステキな方ばかりである。 でこの花屋敷よかわコース、4年前の秋にゼノ●ック杯でラウンドしてるんだけど、その時はアウト44、イン50、OB4つに池ポチャ2つと散々な出来だった。今回は新兵器R9を携え、ひそかにそのリベンジに燃える私だったが・・・・ まずはそのR9について。シャフトの挙動が安定しているせいか、コースでも左を恐れずしっかり叩いていけるのは特筆ものである。お客さんマジでいいッスよこのドライバー。 えっと、今から書く話はあくまでドライバーの性能を示すもので、決して自慢ではない。絶対に自慢ではない、という事をご理解頂いた上で読んで頂きたいのだが、6番424ヤードパー4、軽く左ドッグレッグで打ち下ろし、そしてHDCP1のホール。 私が打った球はたまたま良い当たりをしてたまたま最短コース(左ドッグレッグぎりぎり)へ飛び、たまたまフェアウェイへ止まった。その時の写真がこれ。 フェアウェイに見える立て札は右が横峯さくら(283y)、真ん中が馬場ゆかり(302y)の1打目地点で、私の球は赤矢印。いや自慢じゃなくてR9が凄いという事なんだけどね(本当はティグラウンドが違うので私のショットは彼女らより飛んでいない)。 ただし、もともとフェードヒッターであり、また私自身がまだクラブを信じ切っていなくて、左が怖いホールではフェードで置きにいってしまうという悪い癖が出る。そういうとき(ヘッドを左へ振れない時)は大きなスライスが出てしまうのだ(それでOB1個打っちゃいました)。 しかし、ここからがこのクラブの真骨頂。オモリとシャフトを調整してやればいいのだ。そのためのFCT(フライト・コントロール・テクノロジー)/MWT(ムーバブル・ウェイト・テクノロジー)だからね。ちなみに今私は、シャフトポジションがNU(ニュートラル・アップライト)、オモリは遠い方から1g、16g、8g(純正は1g)とややヒール側を重くした事で、球が掴まるようになった。 さて、ラウンド内容だが・・・・残念ながら時間(何の?)が来てしまったのでまた明日。 |
2009/6/13 (826257hit) 花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(第22ラウンド目)
ではラウンド内容を軽く。花屋敷といえばグリーンがたいへん速い(特に上からは止まらない)という印象だったのだが、この日は前日の大雨のせいかはたまた季節的なものか、記憶にあるようなスピードがまったく出ていない状況であった。 そのせいかショートが続出。判っているのになぜ修正できないのだろうか。アホか俺は(←その通り)。3回ぐらい2〜4mのバーディチャンスがあったのにそれらをことごとく外す(←情けない)。でも代わりといってはナニだが、微妙な距離の返しはほとんど入ってくれた(←自慢かよだから嫌われるんだよお前は)。 この日の寄せワンは4回。4回中8アイアンを使ったのが3回であった。ちなみに8アイアンの転がしはこの日計4回で、即ち成功率75%である。やっぱりグリーンエッジからは8アイアンの転がしに限る。 ただしウェッジを使ったアプローチでは、そんなに悪いショットはなかったものの6回中1回しか寄せワンを取れていない。もちろん状況が違う(ウェッジは50y以下をアプローチとしているが、8アイアンはせいぜい25yまで)ので単純には比較できないにせよ、50yぐらいからなら4回に1回は2ストロークで行きたいよね。 アイアンショットは狙いより右へ出たりスライス傾向があったけど、おおむねまずまず。アイアンの「ショットオブザデイ」は14番、378ヤードパー4。
逆に「トホホオブザデイ」は、名物18番ホール。
というわけで、前半(イン)は18番のトリプルボギーのためにトホホだったものの、後半(アウト)はティショットも冴え、アイアンもイマイチの当たりがオンするなどラッキーもあり、アプローチのミスもなく、何とか30台でリベンジ完了。
この日の教訓: 暑い時期はカレーうどんの汁を残さず飲まないようにしよう (その心は脱水状態になるから・・ね、K藤さん!) |
真面目に(と自慢できるほど真面目でもないのだが)こつこつ練習していると、ある日ある時、突然、 神様が舞い降りてくる 事があると思うのだ。 まあ開眼の一種なのだが、開眼と根本的に違うのはその圧倒的な破壊力と持続力である。とにかく効果抜群でしかも次の練習でも次のラウンドでもバッチリうまく行く。そんな開眼、これまでに何度かあった(正確に言うと「再認識」という場合が多いんだけどね)が、一昨日降りてきた神様はこれ。 汝フェアウェイウッドはアップライトに振れ 解説しよう。フェアウェイウッドは私の数少ない苦手クラブの1つで(他に苦手なのはドライバーとアイアンとウェッジとパターだけである)、練習場ではナイスショットが持続しない、まともに当たっても低いフック、ほとんどが手前ダフリのトホホショットである。 もちろんコースでもうまく当たるのは3回に1回・・・いや5回に1回・・・すいません見栄張りました本当は10回に1回ぐらいで、あまりの酷さに3アイアンを買ったり封印した事もしばしば。しかし1ラウンドに2〜3回はどうしても必要になる時があるんだよね。先日の花屋敷の18番2打目とか。 で、練習場では一応練習するのだが、あまりにもうまく当たらないので大抵は10球ぐらいで終わり、悪いイメージを持ったまま練習終了→ラウンドで使いづらい→ヘタが固まるという悪循環に陥っていた。しかし・・・ ふと、高橋勝成大明神の「フェアウェイウッドは(体の)背中に壁があり、それにクラブが当たらないように(つまりアップライトに)振れ」を思い出したのでそれをやってみたのだ。 (中高年のためのゴルフ 心と技を教えますDVDより) すると・・・ 神の開眼キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 何球打っても真っ直ぐしか行かない。しかも球筋は僕の大好きなハイフェード。まさにカ・イ・カ・ンである(このせりふが何のせりふか判る人は35歳より上)。 あまりのも調子が良いもんだから、福音書(上記DVD)第7節(フェアウェイウッドの巻)を見直した。するとそこには高橋神の言葉がぎっしりとつまっていたのであった。 汝スプーンをやさしく打つためには、ドライバーの直打ちを練習しなさい 汝その時クラブヘッドを地面と平行に動かせ。ハンドファーストにならぬよう 汝決してかかと体重にならない。土踏まずちょっと前に重心をかけること 汝球は左足かかとの前である 汝スタンスはあまり広くしない(右足を広げすぎない) 汝フェースアングルに気をつけなさい。汝「逆くの字」で正解やで フェアウェイウッドで悩むみなさん、神の言葉を聞き、実践するのだ。・・・ってお前はマタイか。 |
2009/6/16 (826927hit) やっぱりR9はチョーすげー!!
というわけでR9は(というよりディアマナのカイリが?)私的には久々の大ヒットなわけだが、まだ購入しようかどうか迷っている汝(←もうそれ昨日終わったって)に、決定的となる出来事をお話ししよう。 言っておくがこれは真実をありのままに伝え、R9の凄さを判って頂くためのエピソードであり、例によって決して自慢ではないという事をふたたびはっきりと宣言しておく。私は控えめで謙虚な人間だからね(控えめな人間がウェブページやブログをほぼ毎日更新するかは別にして)。 日曜日、いつものように河川敷の高槻ゴルフ倶楽部へ行き14ホールラウンドした。ドライバーを使ったのが9回であったのだが、そのうち7回も狙い通り球が飛んだ。フェアウェイキープ率・ファインショット率とも78%である。風の強い河川敷ではまずまずの数字。残り2回のうち1つは狙いより15y左のラフ、もう一つは引っかけて左隣のホール(1ペナ)だったけど、これはまあご愛敬。 次に飛距離。ショットナビポケットで計測したところ、ドライバー飛距離は260y、260y、250y、257y、265y、224y、261y、260y、225yとなった。6番目と9番目はミスだから置いといて、残り7ホールが250yから265yのあいだに全て収まっている。これはR9の飛びが如何に安定しているかという証拠ではないだろうか。 っていうか以前のr5の場合、私の飛距離はそこそこで230y、よく飛んでも250yであった。ランが出やすい河川敷という事を差し引いても、間違いなく飛距離が伸びている事が判る。実際、今までr5で打ってた時と二打目地点が違うんだもん。 真っ直ぐしかも遠くへ飛ぶんだからこんなに心強い事はない。この日はドライバーの練習という事もあって、いつもはアイアンでレイアップする16番280y(本当は260y)パー4ではワンオンを狙って成功し、イーグルは逃したもののタップインバーディ。 しかし本当に 1番475y(本当は425y)パー5ではティショットが260y、2打目160yを8アイアンで2オンしてバーディ。 2番パー3は8アイアンのコントロールショットが偶然3mに付き、これが入ってバーディ。 3番305y(本当は286y)、ティショットが260y飛んで花道まで。そこから1mに寄せてバーディ。 日没の関係で4〜7番はスルーして・・・ 8番480y(本当は430y)パー5、ティショット250y、2打目6アイアンで花道へ、そこから1.5mに寄せてバーディ。 非公認記録ながら4連続バーディキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! いやあ、やっぱりすごいぜ。・・・・R9+カイリは! でも、最終ホールで素ダボを叩いたのは内緒だヨ!でもその時もティショットは257y飛んだんだ!だからやっぱり僕がすごいんじゃなくてすごいのはR9+カイリで正解だね! |
2009/6/17 (827247hit) プロの試合に必要なもの
プロトーナメントがいよいよシーズンイン(ってもうとっくに始まってるけど)である。 さて、ほとんどの中継において、放映の最初に前口上というか小洒落た紹介というかモノローグのプロローグというか、正確には何というのか知らないけれど(タイトルバック?)とにかくタイトルが大写しされるまでにトーナメントの説明とプロの横顔紹介みたいな映像が出るよね。 そしてその時に映されるのは、ディフェンディングチャンピオン・ホスト(ホステス)プロ・賞金王・歴代優勝者などがメインなんだけど、それ以外には「この人もちゃんと出ますよ」と有名プロも映されるわけだ。で、男子ならダントツで石川遼、あとはマルちゃんと・・・とここで詰まってしまう。 矢野?藤田?平塚?谷口?久保谷?兼本?近藤?横尾?上田?武藤?谷原?深掘?と何人でも出てくるんだけど絶対この人でなきゃダメ、という人は残念ながらいないんだよね。 しかし、女子なら横峯さくらを筆頭に諸見里しのぶ、売り出し中の三塚優子、復活した全美貞、可愛らしい有村智恵、小さな大物上原彩子、美人の原江里菜、元祖飛ばし屋福嶋晃子、おやぢのアイドル古閑美保、小さな飛ばし屋馬場ゆかり、忘れちゃいけない不動裕理、赤丸急上昇の若林舞衣子など、まさに百花繚乱とはこの事である。 そう、今あえて男子プロと女子プロの記述に差をつけたわけだが、女子プロのキャッチコピーは深く考えなくてもすぐに出てくるんだよね(深く考えずに作ったから陳腐な出来なのはお許しあれ)。一方、男子プロは出てこない。 これはつまり何が言いたいかというと、女子プロはみなキャラが立っている(皆の個性が際だっていて魅力的である)のに対し、男子プロが没個性であると言えるんだよね。 もっとはっきり書こう。女子のプロトーナメントにはドラマがあるのだ。そしてそのドラマ性こそがプロの試合を魅力的に彩る最大の要因なのである。 憎らしいほど強いジャンボを誰が止めるのか。「ぶっちぎりの青木」は今週もぶっちぎるのか。マルちゃんのキャラクターと卓越した技術。片山の賞金王を止めるのは誰か。かつては男子ツアーにもドラマがあった。しかし今はどうだ?主役がたった一人だけで、後は全員端役ではないか。 ドラマのないトーナメント。それは、単なるナイスショットのカタログに過ぎない。誰がカタログをワクワクして見る?「強い男子を見に来て下さい」「女子にない迫力あるショットが男子の真骨頂」「面白い試合をしますので」などと言っている段階でもうまったく判っていないのだよ君たちは。 国内メジャーが2週連続開催されるという、プロやファンの都合ではなくスポンサーの意向と執行部のメンツで試合日程が組まれてしまう今の現状は末期的状態である。はやく抜本的な変革をしないと、男子ツアーはもっと衰退していくだろう。 予言しようか。今のままだと、10年以内に男子の試合数は年間ヒトケタにまで落ち込み、ギャラリー数は女子の半分にも満たなくなるだろう。 そこで提言。「若手ゴルファー・イケメンファイブ(仮)」VS「覆面ゴルファー・アラ還五人衆(仮)」(そこ、ネーミングがダサすぎるとか言わない)などというキャラクターを作り、バラエティに進出したり試合のない週に対抗戦をしたりすればいいのだ。 ちなみにイケメンファイブは石川遼・矢野東・B.ジョーンズ・横尾要・そしてすし石垣(フィーリングカップル5対5の5人目の役割)。アラ五人衆はジャンボ・青木・中嶋・倉本・室田で決まりかな。 言っておくがこれ、冗談ではない。私は本気だ(笑)。 |
2009/6/19 (827904hit) プライドを賭けた戦い(その1)
昨日は大阪北部の伏尾ゴルフクラブへ。ここは過去に8回ラウンドしているが、ベストスコアが84、平均スコアも92とどちらかといえば苦手なコースである。 グリーンが大きくて速いのと、比較的距離があるのと、いつも2発はOBを打ってしまうからであるが、そんな苦手な伏尾で今回は真・永遠のライバルK見さんとの直接対決である。 K見さんとは同じ日のラウンドで、どちらかが30台を出せば出したほうを「師匠」と呼ぶ、という、いわばプライドを賭けた取り決めをしている。ゴルフに人生の労力の80%を出している私にとっては負けられない闘いがそこにはある、と言っていいだろう。パクリだけど。さてその闘いはどうだったのか?ドラマの副音声風に解説してみよう。 西コース1番ホールのティグラウンド。hiroとK見氏は改めて対峙していた。お互いさりげなく会話しつつ、相手の調子と腹を探りあっている。見えない花火が散る。 K見氏は思う。「調子は上向きだ。今日こそ因縁の関係に決着をつけるぞ」一方のhiroもまた思う。「古閑美保もいいけれど、最近は有村千恵がお気に入りなんだよなぁ」そしてこの2人の戦いを見届けるK藤氏は、静かに「今日は昼食で絶対にカレーうどんを頼まないようにしよう」と考えていた。紅一点、T橋さんの奥様は男たちの闘いには目もくれず、ただ純粋にラウンドを楽しもうとしていた。 ティショットは2人ともまずまず。2打目はK見氏が100y先にレイアップしたのに対し、hiroは7Wで残り50y地点へ。K見氏、先に3mに付ける。一方のhiroはしかし2mに付け、これを入れて1アップ。 2番ホールでは2人ともパーオン。先にパットしたhiroが5mを偶然に入れる。なぜ偶然かというと、打ったとたんhiroは「あ!パンチ入った」と叫んだからである。この毒気に当てられ、K見氏は2mのバーディパットをはずす。hiro2アップ。 3番125yパー3、hiroの放ったティショットはピンに向かって飛びピン奥1mにオン。K見氏もオンするが、バーディパットは惜しくも入らずパー。ここでK見氏が・・・・・動いた。 「3連続バーディなんてめったに見られないですから、きちんと見届けないとだめですよ」 さすが百戦錬磨のK見氏である。さりげない一言で精神的に弱いhiroにプレッシャーを掛ける。しかもこの一言、本人に対してではなく同伴競技者のK藤さんへの言葉なので、直接攻撃と取られにくい。hiroは策略にまんまと嵌り、このバーディパットを外す(注1)。 (注1:この書き方だとバーディパットを外したのはK見さんのせいみたいだけど、本当はもちろん私がヘタなだけである) これにより流れが完全に変わった。続く4番ホール、hiroの2打目は気の抜けたハーフトップでグリーン右手前のバンカーへ。一方のK見氏はティショット、2打目とも完璧なショットでピン上1.5mにつける。 hiroはやっとのことでボギー。しかしここが勝負所だと感じたK見氏は、この難しい下りのパットを気合いと根性(注2)でねじ込み、1ダウンに。 (注2:私にもっとも足りないものである) 流れは大きくK見氏に傾きつつあった。hiroはこれを阻止することができるのか?(できないかも)。それとも、実力で勝る(それだけでなく根性でも気合でも若さでも人間としても勝る)K見氏がこのまま突っ走るのか? いよいよ勝負は佳境の5番ホールに入るのであるが、ここでちょっとコマーシャル(っていうか続く)。 |
2009/6/20 (828259hit) プライドを掛けた戦いその2〜伏尾ゴルフクラブ(第23ラウンド目)
(昨日までのあらすじ:hiroとK見氏はライバルでプライドが30台を先に師匠と伏尾の4番ホールが流れの人間として1ダウンのコマーシャルであった) 5番ホール。280yしかないサービスホールである。前のホールバーディのK見氏がオナー。氏は3アイアンでレイアップする。一方のhiroは思う。「K見はんと同じことをしてたら勝てん。 迷うことなくR9を取り出し強振する これを見ていたK見氏はだが冷静であった。残り65yからスピンの効いたウェッジショットで1mに付ける!hiroが2パットのパーであったのに対し、K見氏はこれを真ん中から沈め2連続バーディ。ついにオールスクウェアに。 こうなると流れは大河のごとき勢いとなる。続く6番353yパー4、K見氏がバーディ逃しの惜しいパーだったのに対し、hiroは2打目をミス(ウェッジでトップ)、奥からのアプローチも寄らず入らずでボギー。ついにK見氏が3連続ポイント奪取で逆転。 7番はHDCP1の難ホールだが、ここでK見氏が始めて2打目をミス。グリーン手前の難しいバンカーへ。絶好のチャンス!しかしhiroも奥のピンに対して2打目をショートし乗せられず。結局K見氏はナイスボギー、hiroはまたしても寄らず入らずのとほほボギーで分け。 8番パー3は2人ともパーで迎えた最終ホール。2オンも可能なパー5である。ここまでストロークで2打差、マッチプレーではhiroの1ダウン。ここでK見氏は左のラフへ。一方のhiroは起死回生のビッグドライブ。 2打目地点、K見氏はつま先下がりの深いラフで残り200y以上。一方のhiroはフラットなフェアウェイ、残りは175y。同点に追いつく大チャンスである。K見氏の二打目はラフが深すぎ、彼の力をもってしても右へ大きくそれ、グリーンまで距離のあるバンカーへ行ってしまう。 「・・・しめしめ、これでヤツは良くてボギー、悪ければダボだぜぐはははげははは」と腹黒いことを考えたhiroの2打目は、5アイアンでかいしんのいちげき!ピンに向かってフェードして近づいていく。しかし、人のミスを見た直後に今日イチのナイスショットを打つとは、なんて気が小さくセコイ野郎だ。 「あの感触はべたピンでOKイーグルかな?それともアルバトロスだったりして・・・」hiroは浮かれ気分でグリーンへ。ところがボールは奥へこぼれ、バンカーとグリーンの間、地面に砂がたっぷりまかれたラフに。がーん。驕れるhiro久しからず。 一方、K見氏は距離のあるバンカーから完璧なリカバリーショットでグリーンにオン。うまい。うますぎるぜK見氏。これでK見氏のパーは99%決まった。 あれだけ優位に立ったと思って気の緩んでいたhiroは、寄せワンが絶対に必要になった。しかしライは悪く、ウェッジだとチャックリする可能性が99%だ。仕方なく8アイアンで転がすことに。だが方向性が出るはずの8アイアンランニングがピンの1.5mも左へ。ヘタだ。ヘタすぎるぜhiro。 K見氏は当然のごとく2パットでパー。そして2バーディ1ボギーの35という素晴らしいスコアでホールアウト。スコアでは負けが確定したhiroだが、マッチのほうはイーブンに持っていきたい。そのためにはこの1.5mを沈めなければ。 コツン(パットを打つ音)・・・・スルっとな(カップに蹴られる音) うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!外れたぜベイビー!!その瞬間、数ヶ月にわたる闘いに1つの区切りがついたのであった。というわけで、K見氏はhiroに師匠と呼ばれる事になったのでありました。次に30台で勝つまでは。 勝者のK見氏は、のちに以下のように語った(注3)。 (注3:K見氏の談話は私の創作であり、実際にこんなコメントをしたわけではありません。思ってたかもしれないけど) 「いやあ、楽勝でしたよ。こちらが何もしなくても自滅してボギーを叩いてくれるし。まあ、あのアプローチとパットでは、どんなショットをしようが負けるはずはないと思ってましたしね。いわゆる、100年早いってヤツですか。ははは。これを機に、hiroさんには謙虚に練習に励んでほしいと思いますね」 一方のhiro氏は、一言だけ吐き捨てるようにつぶやいて去っていった。 「こっちはベストに近いラウンドしてるのに、アンダーなんて出されたら勝てるわけないじゃん!」 ああ、この男、詰めが甘すぎる。
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2009/6/22 (828690hit) ナイツに捧げるゴルフ漫才
先日、ゴルフでは有名なサイトであるグドーで あれはそのままジーディーオーでいいのゴルフダイジェストオンラインの略だから すごいゴルファーを見つけたので紹介したいと思います あそうなの 皆さんたぶん知らないと思うんですがタイガーウッズってご存じですか いやゴルフする人全員知ってるからね そのタイガーさんについて今日はお話しさせて頂きます へたすりゃ一般の人も知ってるよ このライオンさん、とにかく強いゴルファーで 虎が獅子に変わっちゃいましたね 1997年には21歳の史上最年少で巻き尺の大会に勝っちゃいまして そこは訳さなくていいのメジャーだろしかもそれつづりが違うよ 優勝したのはあの有名なマヒナスターズで マスターズだろ和田弘さんが出てきちゃうし若い人知らないよ それ以来、ジャック・バウワーを越える男と言われてて 24時間以上走り回るんですかニクラウスでしょそれは あのボビー・バレンタインも生きていたらびっくりしただろうと ひょっとしてボビー・ジョーンズ?野球の監督だよそれじゃあ その後も巻き尺大会で勝ち続け どうしてもそっちにしたいのね ついには4大会連続で勝っちゃって ああありましたね2000年から2001年でしたっけ それを称して、タイガー・スラムダンクと言われるようになって バスケットの漫画になっちゃったねタイガーバスケ好きだけど さらにこのキリンさんにはすごいエピソードがあって あらら今度は首が伸びちゃったよ 去年の全米巻き尺オープンでは はいはい全米オープンね 膝を骨折しながら勝っちゃって すごい試合でしたねあれは その結果全てのメジャーを3回ずつ勝っちゃうという偉業を達成して やっぱメジャーに戻したのね トリプル・グランドマザーを達成するという おばあちゃん3人はどう考えてもおかしいでしょそれを言うならグランドスラム これからもバスケットの歴史を塗り替えるだろうと いやだからゴルフだってば というわけでこれからも桜木花道を応援していこうと 人が変わっちゃたじゃねえかいい加減にしろ ども、ありがとうございました〜 |
2009/6/23 (829049hit) アプローチを極める
全米オープンはちょっと油断しているうちに終わってしまった。そんな自分が少し残念。色々言いたいこともあったんだけど、ま、いいか。 さてそんなことよりアプローチである。もうぐだぐだでへろへろの私のアプローチであるが、よく考えると色々悩みすぎて頭の中がぐちゃぐちゃになってしまっていた。よって、シンプルにすることにした。 練習場では30yと50yを練習しているのだが、この2つの距離さえきちんと打てれば、あとは応用が利くだろう。というわけで練習を重ねた結論がこれ。 1,グリーンエッジから これは今まで通り8アイアンのランニングで基本OK。パター打ちに近いが、パッティングとまったく同じではないところがミソ。 2,30yのピッチエンドラン 色々試行錯誤した結果、以下の打ち方がもっともいい感じであった。 ●左足体重(右足かかとを浮かす) ●手首を全く使わないでバックスイング・トップは腰 ●切り返しで手首が「ふにゃ」っとなり、インパクトに向かって加速 ●フォローは腰までしっかり ポイントは3つめの「手首がふにゃ」である。 3,50yのアプローチ こいつはスコアを作る最も重要な距離である。何も変哲もない50yからだったら、10回に7回、いやせめて2回に1回はバーディチャンスに付けたいではないか。っていうかそんなところでミスする(私だ)ようではいつまでたってもトホホである。 で、メリーさんのウェブで3日ほど前に書かれていた、メリーさんが受けられたチップショットのレッスンの中に心の琴線に触れる一言が!それは56度のウェッジの打ち方において、テークバックで手首をコックするように教えてもらっていた時、先生が(メリーさんすいません引用させてください) 「このクラブはこういう風に(略)テークバックするように造ってあるんだ」 メリーさんも「名言だと思った」と書いておられるが、私も全く目から鱗であった。そうつまりクラブ(道具)にはその道具にあった使い方というのがきちんと存在するのだ!(当たり前だけど) (編者注記:メリーさんの先生は、手首のコックについて言及したわけではなく、ただ単にテークバックの方向を示しただけだそうです。よって上の書き方には間違いがあります。ご注意ください。2009/6/25) そう思って50yを思い切りコックして打った(私のスイングは元々コックが少ない)ところ、いい感じで当たるではないか。また、ボールに当てに行かないようフォローで右手を離すドリルを併用したところ、もうばっちり芯を食いだしたんだよね。では整理しよう。 ●コックする ●フォローを大きく、打って終わりはだめ 以上、これで俺に死角はない!・・・・はずである。 |
2009/6/24 (829417hit) カッコいいゴルファー
カッコいいゴルファー:大叩きしても決して諦めず、淡々とラウンドする そうでないゴルファー:大叩きした途端に「今日は練習だし」と言いだす カッコいいゴルファー:バンカーから一度で脱出できなくても慌てない そうでないゴルファー:失敗すると気が狂ったようにショットし続ける カッコいいゴルファー:さりげなく気配りをするが、決して目立たない そうでないゴルファー:何の理由もなく、色々な意味で目立ってしまう カッコいいゴルファー:何が起こってもキャディさんや同伴競技者など他人のせいにしない そうでないゴルファー:自分の調子が悪いのは周囲の人間のせいだと本気で思っている カッコいいゴルファー:キャディさんを「○○さん」と名字で呼ぶ そうでないゴルファー:キャディさんを「おい」呼ばわりしたり、口説いたりする カッコいいゴルファー:人のショットも落ちぎわまできちんと見ている そうでないゴルファー:いつ何時でも自分の球しか見ていない カッコいいゴルファー:OBやロストボールの諦めが5人の中で一番早い そうでないゴルファー:ボールを5分間きっちり探し続ける カッコいいゴルファー:静かである そうでないゴルファー:地声が大きくさらによくしゃべる カッコいいゴルファー:自慢になりそうなことは聞かれて初めてしゃべる そうでないゴルファー:誰も聞いてないのに、「ここで昔イーグル取りましてん」などと言う カッコいいゴルファー:調子が悪いときほど、周囲に気を配る そうでないゴルファー:調子が悪いと不機嫌になり、雰囲気は最悪に カッコいいゴルファーに、私はなりたい・・・・んだけど、持って生まれた性格を考えるとその夢は果てしなく遠いと言わざるをえないんだよな、これが。 |
2009/6/26 (830049hit) タラオカントリー西コース(第24ラウンド目)
住所は滋賀県だがほぼ三重県と京都府の県境。忍者でおなじみ伊賀と、タヌキの置物でおなじみ信楽にほど近い山中にタラオカントリークラブはある。 このコースは名前でも判るとおり、成長したフグ田氏の長子、フグ田タラオ氏によって開場・運営されているですぅ〜、というのはもちろん嘘で、11世紀頃から興った武家、多羅尾氏にまつわる地名からきているというのが本当ですぅ〜(もういいって)。ばぶぅ〜(それはイクラちゃんだ)。 コースは西と東の計36ホールからなっていて、来月に女子のプロテストの最終予選が行われることでも判るように本格的なチャンピオンコースである。また池が多く、西コースに限ると18ホール中実に11ホールで池が絡み、ビビリゴルファー(俺だ)にプレッシャーをかけてくる。 たとえば14番パー4。グリーン奥からティグラウンドを振り返った感じで撮った写真である。この写真ではわかりにくいけど、左サイドがずっと池。コースレイアウト図を見ると・・・ これはひどい。しかも距離が406ヤードもありさらに2打目地点から打ち上げ。グリーンの左もすぐ池。無茶言うなよって感じである(と言いつつさりげなく2オンを自慢している私はほんとにヤな奴ですな。人間、こういうところで本性が出る)。 というわけで晴れの良いお天気の中ラウンドしたわけだが、メンバーはすっかりおなじみのT中さん、K藤さん、そして紅一点M本さん。T中さんは100切りを、K藤さんは90切りを目指してのラウンドで、一番ゴルフが面白く、しかし悩みも多い時期である。 一方の私は例によってウホホホールとトホホホールをご紹介し、その落差を笑っていただこうという趣向で行きたい。自慢1に対し反省2ぐらいだと、まあ嫌われずにすむかなと(笑)。
最近、片方のハーフはいいけどもう片方がずたずたのボロボロのへろへろのバブー(それはイクラちゃんだってばさ)になることが多い。前半と後半のどっちが悪いかはまちまちなんだけどね。 きっと頭が悪いからなんだろうな。 (タラちゃん)「はいですぅ」
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2009/6/27 (830378hit) キング・オブ・ポップ
マイケル・ジャクソンが急死した。50歳という若すぎる死であった。 彼はこれで、スーパースターの条件をすべて(そして最後まで)クリアしたことになる。幼少期からその才能を開花させる。若くしてトップの座に登り詰める。帝王と呼ばれる。スキャンダルにまみれる。奇行に走る。金銭トラブル。そして謎めいた早世。 彼が死を選んだのではもちろんないだろうし、かといって死が彼を選んだとも言えないが、世界で一人だけ(頂点は常に一人)という「絶望的な孤独感」からくるストレスが死の遠因になったことは間違いないだろう。彼の体は(そして心も)、孤独から生み出されるストレスできっとボロボロであったに違いない。 トップスターには常に死の影がつきまとう。その才能や実績がひかり輝けば輝くほど、その影が濃く黒くなるように。 そういう意味で、平凡に生まれて良かったと言えなくもないが、なに、平凡な我々にだって死の影は近づきつつあるのだ。それも知らない間に着実に。そしてそれはあたかも、「だるまさんが転んだ」という遊びで遠くに居たはずの鬼が、何度目かに振り返ったら突然目の前に来ていた如く、唐突に現れる。 でも、「そんな突然こられても困る」と文句を言おうが、「何で俺だけこんなに早いんだ」と憤慨しようが、絶対にそいつからは逃げることはできない。不条理でそして理不尽極まりないのが死なのだ。 だから、「明日死んでもいいように」、私は生きる。生き急ぐ。好きなことは我慢しない。イヤなことはできるだけ回避する。ストレスをためない。人からどう思われようが、あいつは二流だと言われようが、ジコチューと言われようが、死ぬ3秒前に「ああ、●●したかった」と後悔するのだけはごめんだ。 でも、どう生きても後悔するだろうし、同時に「まあこんなもんか」って思ったりするのかもしれないけどね。 とにかく今は、マイケルに合掌。 |
私自身こてんぱんにやられ続けているよみうりカントリー。そのよみうりで開催されたミズノオープンで、遼くんがツアー3勝目。すげえ。3勝以上してない男子プロゴルファーは、今後彼を「遼様」と呼んで敬語でしゃべるように。 その見事な内容やイーグルについての感想はさておき、彼が2連続OBを打った12番ホールや、そのイーグルを取ったパー5はどんなホールだったのか、ご興味ないだろうか? まずは9を叩いた12番。 (よみうりCCのウェブより) 402ヤード、相当きつい打ち上げのパー4である。レイアウトは真っ直ぐだがフェアウェイ右のランディングポイントにあごの高いバンカーがあり、プレイヤーにプレッシャーをかけてくる。 だから左へ引っかけたのか・・・なんて単純な話ではもちろんないだろうけど、どうしてここだけきついフックが出たのだろうか。判らん。 ちなみに私は過去3回のラウンドでOBも出していないし、ボギー(5)・パー(4)・+4(8)でラウンドしているので、最終日の遼君には勝ったかなと(彼が初日から3日目までの3日間で1アンダーを出していることはあえて無視しています)。 次のホール、13番パー3。 直前に打った金 亨成プロが池に入れてしまったのを意に介さず、池の上(矢印のあたり?)に切られたピンに向かって真っ直ぐ打ってきたパー3である。残念ながらバーディとはならなかったけどね。 ちなみに去年の秋、私はここで1打目池ポチャ、ティグラウンドからの打ち直しがもう一度池ポチャ、3発目がシャ●クしてOB、気が付けば9叩いていたことがある。遼君と引き分けと言えよう(←全然違うって)。 そして劇的なチップインイーグルを出した16番623ヤードパー5。 (よみうりCCのウェブより) この写真は2打目地点から撮られたものだが、標高差30mは半端ではない。思い切り打ち下ろしていく楽しいホールだ。ちょっとあやふやだけど赤矢印が最終日のピン位置、青矢印が遼君が打った場所。 2打目はグリーンより左に飛び出していったように見えたので、相当大きなフェードを打ったんだろうね。しかしこのグリーンに対してフェードを打たないと止まらないグリーンって、よっぽど固かったんだろうなあ。 ちなみに同じく去年の秋、3打目を右へOB、打ち直しもOB、そして3パットで結局11叩いたのは何を隠そうこの私ですわはは。遼君の3.667倍ヘタだと言えようってそもそも比較するべきじゃなかったですかですねどーもすいません。 というわけで、8月にまたここをラウンドさせてもらうのだが楽しみが増えたと言えよう。16番ではイーグルとは言わんがバーディが取れたらステキだなと言えよう(11の後、2回目は寄せワンのパーだったけど3回目は8とか叩いてるし)。 |
2009/6/30 (831174hit) 私立北河内中学入試問題・国語(嘘)
(今日はゴルフの話はありません) 中学生の少年が、夏休みに初めて一人でサイクリングに出かけた。それも、テントと寝袋などアウトドア用品を小さなサイクリング車の荷台にくくりつけ、野宿をしながらの旅行。予定は九州1周。2週間ほどの日程だ。 あふれんばかりの期待と、ポケットに隠したちいさな不安。数日前、心配する母親に対しわざと強がって(1)出発した彼が、テントの設営にも慣れ、寝袋で熟睡できるようになった頃には、目的地の一つである阿蘇山のあたりにさしかかっていた。 このあたりは景色も良く、最高に気持ちがいい道が続く。ただしそれは自動車やオートバイで走り抜けたときの話で、少年はアップダウンのあるワインディングロードを必死になってペダルを漕いでいた。それはまた暑さとの戦いでもあった。 何時間漕いだだろうか。頭を真っ白にしてただひたすら前へ進んできた彼の手に、一粒の水滴が。そしてそれはみるみるうちに土砂降りの雨へと変貌した。夕立である。彼はあわててすべての荷物を防水袋でくるんだ。しかし彼自身を雨から守るのは、コンビニで買った安物の合羽(2)だけ。この土砂降りの中ではほとんど用をなさないものである。 幸い気温は高く濡れても平気であるが、全身ぬれねずみで自転車を一生懸命漕ぐというのは、自分が惨めでちっぽけな存在になったようで、ちょっとブルーになる。たまに通り過ぎていくドライバーやライダーも、車の中やヘルメットの中で自分のことを笑っているような気がしてきて(3)、よけいに落ち込んでくる。 そんな時。一台のオートバイが正面から近づいてきた。反射的にその方向を見る少年。その瞬間、ライダーは普通はバイク乗り同士でしか交わさない挨拶(サイン)を、彼に対して投げかけてくれたのである!それは、 「雨の中お互い大変だよなぁ。でも、君の方がもっと大変だな。がんばれよ!そして気をつけて行けよ!」 と彼を励ましてくれたように感じられた。そして自分が一人前の男として認めてもらったような気がして、くすぐったい気持ちになった。 少年は思わず自転車を止め、オートバイを振り返る。大阪ナンバーのバイクは、それに気づいたのかもう一度左手を軽く挙げ、やがて道のうねりの中に消えていった。少年は改めて前を向き、ペダルを力一杯こぎ始めた。その前方ではちょうど、雲の切れ間から青空が覗き、さらに大きな虹が架かろうとしていた。(4) 問1 下線部(1)に「わざと強がって」とありますが、この時の少年の心理を下の選択肢から選びなさい。 1、親離れしたい気持ちから母親を憎んでいた 2、心配する母親がチョーうざかった 3、一人旅に出る不安の裏返しが、強がるという態度として出た 4、母親へ心配をかけたくないという気持ちの表れ 問2 下線部(2)で、筆者はなぜ少年に「コンビニで買った安物の合羽」をわざわざ持たせる設定にしたのでしょうか。考えられる理由を選びなさい。 1、少年の貧乏さを表すため 2、少年の計画性のなさを表すため 3、少年の頭の悪さを表すため 4、「すでにコンビニがあった」という時代背景を表すため 問3 下線部(3)で、少年がそう考えた理由としてもっとも近いものを選びなさい。 1、まだまだ一人旅は早かったという後悔と反省 2、漠然とした不安と心配 3、大人の階段を登る期待と恐怖 4、世の中すべてがまやかしの作り物だという妄想と絶望感 問4 下線部(4)は風景描写ですが、同時に暗喩になっています。筆者はなかなかやると思われますが、でもだいぶ陳腐ですね。では、何を比喩しているのでしょうか? 1、輝かしい将来 2、まっとうな大人への道程 3、熊本市内は晴れているというメッセージ 4、夏の夕立はすぐに止むという気象学的事実 問5 今日の日記はいったいどういう意図で書かれたのか、そして読者の皆様がどういう感想を持つか考えよ。 1、テクニックに走りすぎて全然面白くない。っつか、ただこういうネタを考えついた自分って凄いだろ的な自慢をしてるだけじゃなくね?っつかここゴルフのウェブじゃなくね? 2、歳のせいか、自分の良い思い出をふと思い出し、このいい話を何とか自分のウェブで発表したいとおもったけどそのまま発表するには面白くないので苦し紛れに「国語の問題ネタ」にしたのはいいが結局こういう文章を書かないと収拾がつかなくなった編者ってチョー馬鹿? 3、いやこれ、実はバイクの方が編者で、俺って思いやりがあって優しくてステキで格好良いなあってナルシスト的感情をさりげなく表現してるつもりじゃないかと思うに100万ペリカ。 4、ごる日々すべてがまやかしの作り物だという妄想と絶望感 答え 問1 すべて正解 問2 すべて正解 問3 すべて正解 問4 すべて正解 問5 すべて正解 |