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2009/4/1 (807243hit) 春の練習強化週間その3
さて先週から狂ったように練習へ行っている私だが、今日は私の練習内容ではなく練習場での出来事を。 昨夜遅く、いつものH田ゴルフセンターで球を打っていると、私のすぐ前の打席に上級者らしい2人が来て球を打ち出した。 その2人、まだ20歳そこそこなのにスイングはよどみなく、さりとてリキみもなく、ごく軽く振っているように見えて球ははるか彼方まで飛んでいく。相当の手練のようだ。何気なく観察してみるとクラブもバッグも通好みの上級者仕様である。1人はツアーステージのマッスルバックに同じくツアーステージのドライバー(ようわからん。新しいことだけは判った)。もう一人はミズノのマッスルバックアイアン(MP-67?)にテーラーのR9。 ドライバーショットなんか、打たれた瞬間はるか上空へ球が上がり、ボールが悲鳴を上げて飛んでいく感じ。ラベルが違う(←古い)。 興味津々の私は、さりげなく2人の会話に聞き耳を立てた。どうやら2人は関西では有名なK学院大学のゴルフ部に所属しているようだ。普通は大学ゴルフ部だったらクラブのキャディバッグを使っているはずだが、2人ともエース級なのだろう、「特別扱いされている感」がひしひしと伝わってくる。プロテストがどうこう、ということも喋っていたのでその実力は間違いないと推測できた。 で、その2人の会話とショットを耳をダンボに目を西川きよしにして見聞きしていると、2人が驚くべき事をいいだしたのだ。以下、できるだけ忠実に思い出しながらその会話を書いてみよう。便宜上彼らをAとBとする。 A「なあ、それが例のドライバー?(とR9を指さして)」 B「うん、先週届いたヤツ」 A「もちろん、支給品やろ?」 B「当然。市販品なんか使えるかい」 (編者注:どうやら特注クラブを支給してもらっているらしい) A「じゃあ、テーラー(メイド)の営業が来て?」 B「そう、例によってわざわざ持ってきよった。表に出たら大変やしな」 A「で、見分ける方法は?」 B「ヘッドのココにバーコード(編者注:QRコードの事と思われる)があるやろ。テーラーの場合はこいつの中に、小さくSPって書いてあんねん」 A「へぇ、やっぱりメーカーによって違うんやな。俺のツアーステージは、ロゴのSが微妙に大きいだけで、すごく判りにくいんやけどな」 B「日本人は細かいしクラブにこだわるし、余計にバレたら困るからやろな」 A「うん、ばれたら絶対暴動起きるで」 (編者注:支給品とはそんなにスゴイものなのか?2人とも知らず知らず声が大きくなっている) B「市販品と支給品の差ってスゴイもんなぁ」 A「そう、一回支給品使い出したらもう止められへんしな」 B「まあ、プロやトップアマだけが使える特権かな」 A「っていうか、素人に使わせるのはもったいないよな」 B「値段にしたら優に5倍ぐらいはするらしいで」 A「そうやろなあ。精度が全然違うもんな、ヘッドもシャフトも」 B「可哀想に、クラブのせいでミスしてるアマチュアって山ほどいるもんな」 A「知らぬが仏かな」 B「そうやな。知らへん方が幸せかもな」 何ということだろう。薄々そんな気はしていたが、まさかそこまで市販品と支給品の差が激しいとは。しかしその事実より、私はこの2人の特権階級意識の方が余計に腹が立った。で、気がつくと私は彼らの方をじっと見つめていた。すると2人はにっこり笑いながら、 A・B「これはエイプリルフールの法螺であり、我々2人は架空の人物である」 と言ってドロンと消えてしまったのであった。 |
2009/4/3 (807746hit) 2度目のザ・サイプレス
昨日は仕事関係のコンペ。兵庫県で一番ゴージャスでデラックスでスペシャルでビューティフルでハイソ(古い)なコースといっても過言ではないザ・サイプレスへ。 大阪からザ・サイプレスへ向かうには、中国自動車道から舞鶴自動車道という道を辿るのだが、舞鶴自動車道に入って篠山あたりを通る頃、つまり中国山地に入った途端になんと猛吹雪に見舞われる(嘘ではない)。 エントランスロードの先に見える山は冠雪していた。って今四月だろおい これはゴルフどころではないと危ぶんだが、幸いもう一山越えると雪は小雨に変わり、日も差してきた。さすがに「弁当忘れても傘忘れるな」といわれる土地である。ちなみにラウンド中も晴れたり雨が降ったり小雨になったりと空は昼過ぎまで落ち着きがなかった。 リゾートホテルと見間違えるエントランス さて、ザ・サイプレスは一去年の6月に引き続き2度目であるが、改めて日本を代表する難コースにして名コースと感じ、大変スリリングでファンタスティックな1日となった(飲み物とは関係ありません)。 いやあ、そこらのコースとはやっぱり違う。まず練習場。コースボール打ち放題、300y。ここと同じ規模の練習場は宮崎のフェニックスカントリーでしか見たことがない。まだ春先なので、残念ながら芝の上から直接ではなくマットからのショットだったが、それでも思う存分練習できる。ちなみに編者は9時24分スタートなのに7時10分に到着し、1時間以上球を打ったのであった(バカである)。 この日は某大学のゴルフ部が早朝練習に来ていた 他にもこのザ・サイプレスは ★OB杭が1本もなく、その代わり左右の林に打ち込めば横へ出すだけ。ボギー確定・ダボ上等。 ★総距離がそんなにない(サイプレスティ、いわゆるフロントティから6295ヤード)が、代わりにグリーンはやたら大きい。 ★18ホールの半分以上のホールに池やクリークがあり、無遠慮にボールを呑み込む。 ★フェアウェイはフラットだが、その代わりに多くのグリーンが2段あるいは3段グリーンで、さらにそのアンジュレーションも驚くほどきつい。よって5mを超えるパットの多くはダブルブレークになり、目により見た目と反対に切れる場合も少なくない。キャディさんにラインを聞かないと頓珍漢なところにパットを打ってしまうのでキャディさんは大忙し(ちなみにうちの組についてくれたTさんは色が白くて大変美人であった)。 ★そんな曲者のグリーンなのに、追い打ちを掛けるように硬くてそしてチョー速い(スティンプメーター9.8!) というわけで、寒さと雨に震えながら(4月なのに)ティオフした我々を、そしてこの日コンペに参加した43名の勇者を、どんな運命が待ち受けていたのか?そしてコンペの行方は?私のトホホは?ドラコンは?ニアピンは?もう目が離せない!!近日公開!!!(嘘。明日に続く) |
というわけでサイプレスのラウンド内容を。えっと、その前にひと言だけ。 今回のコンペは、昨日も書いたとおり「同業者仲間の内輪のコンペ+得意先の接待コンペ」であり、何度もご一緒させて頂いている仕事上の先輩や知り合いばかりなのである。そんな中、3人ぐらいの方に「いつもウェブ、楽しみにして見てます!!」と言われてしまった。 あの、大変嬉しい限りで、感謝感激なんですが・・・知り合いに見られるというのは結構なプレッシャーだったりするんですよね。ウェブでは好き放題書いてますが、日常生活ではシャイだし(笑)。おまけに「勉強になります」なんていわれた日には恥ずかしくて消えたくなりますのでどうか気楽に読み飛ばして下さいませ、Y川C里様。
前日の練習で開眼し(またかよ?はいまたです)アイアンがちょっとましになった私は、朝の練習でもその開眼が本物(次の日に開眼ポイントを試しても全然うまくいかない。これじゃあ開眼じゃなくてウィンクじゃん・・・なんて事は日常茶飯事だしね)である事を確認し、ホッとしたのであった。 さらに練習グリーンで9.8という殺人的に速いグリーンにぱっちりと目を覚まされ、その結果 ティショットはフェアウェイキープ命 2打目はグリーンセンター、もしくは手前から攻める アプローチは転がし パットはジャストタッチ(5m以上は狙わない) を今日のテーマにティオフ。 1番385yパー4.ドライバーがいきなり左の林へ。いきなりテーマから逸脱してますが俺?林の中は土の上にコケが生えた状態で、硬いようでふわふわというかぽにょぽにょというか。そう、コケの上のぽにょ状態であった(古い上につまらない)。 斜め前へ出すもまだ傾斜。3打目は思い切りダフリ、4打目バンカーの手前からのアプローチも思い切りダフリ、結局バンカーへ(トホホホ)。結局次で乗せて2パット、いきなりトリプルボギー発進(しかも隠しホールにも入らず)。 2番パー5ではちょっと落ち着いて何とか3打目を乗せてパー。 3番、140y打ち下ろしのパー3.9アイアンが狙い通り(珍しい)グリーンセンターへオン。そこから傾斜でピンまで3mの位置へ。これが偶然入ってバーディ。これは嬉しかった。 4番、ティショットが左のクリークぎりぎりに止まる。まともにアドレスが取れず、2打目は8アイアンで転がして花道へ。そこからPSの転がしアプローチが微妙にミスで2パットボギー。 5番は左ドッグレッグのパー4。 347yしかない打ち下ろしのホールなので3アイアンでティショット(○)、2打目9アイアンで見事なこすり球が出るもぎりぎりグリーン右端にオン。2パットパー。 6番はHDCP1のパー5.ハザードがなく、距離もそんなに長くないのにHDCP1なのは、グリーンが3段で難しい上に、フェアウェイがずっと馬の背になっていてちょっとでも左右へ曲がると転がり落ちて林の中へ入るから。なのに・・・ ティショットはまずまず。2打目いい気になって7Wを強振し、左へ引っ張って林にインって馬鹿か俺は?(7アイアン+8アイアンで十分なのに)。3打目出すだけのつもりが目と鼻の先のラフへ。4打目8アイアンはハーフトップでグリーン横に。ここからウェッジで1.5mに付けるもこれを外す。情けない。ダボ。 7番パー3。美しい170y打ち下ろし。北欧みたい。行ったことないけど。 キャディさんの言うとおり打ってセンターにオン。2パットでパー。ここのキャディさんは優秀だわ。 8番も短いパー4.ティショット3アイアン○、2打目8アイアン○でグリーンセンター。ここまでは良かったが60cmのパットを外して3パットボギー。油断か?はいすいません。 9番は2打目のアイアンショットを思い切りダフってグリーン手前のバンカーへ。そこからとりあえずグリーンに乗せときゃボギーで上がれたのに、出来もしないのにピンを狙って加減なんかするから1発で出ず。お前何様?馬鹿である。ダボ。 後半、微妙にアイアンがぶれてきた。 10番パー5、ショットは良かったが3打目が乗らずアプローチが寄せきれず、2パットでボギー。 13番、2打目の7アイアンを思い切りトップしてグリーン奥へ。そこから何とか1.8mに寄せるもまたこれが入らずボギー。 14番ドラコンホール、強振して右の林へ。どこまで馬鹿なんだか。はいボギー決定。 15番、HDCP2のパー4.ティショットはほぼチーピン。2打目は出すだけ。3打目8アイアンでグリーンを捉えるも3パットで素ダボ。 16番・・・覚えてない。3オン2パットボギー。 17番パー3、今日初めての寄せワンパー。 18番左ドッグレッグパー5. ティショットは手前いっちょ噛みショットながら240y。正面のラフまで。2打目、フェアウェイを横切るクリークまで5アイアンでレイアップするも、またも大ダフリ。しかしダフって飛ばなかったのが幸い、クリークの手前に留まった。つまりクラブ選択ミスしてたという事ね。トホホ。 3打目8アイアン、へっぽここすり球でグリーン奥へ。トホホホホ。そこから今日イチのアプローチで80cmに付けるも、上からのパットを怖がりすぎてなでるようなパットをしてしまい、ヘロヘロとピンを外れる。トホホホホホホ。ボギー。 というわけで前回のラウンドより1ストローク多かったのが悔しいけど、今の私のは上出来の復活ラウンドだった。アイアンがまともに当たりだしたのと、アプローチがちょっとましになってきたのが嬉しい。 そしてコンペはダブルペリアで7位入賞!三田屋の三田牛をふんだんに使ったレトルトビーフカレー詰め合わせ!!ドラコンニアピンは全然ダメ!という感じで幕を閉じたのであった。 結論:練習はやっぱりきちんとしろ!すぐいい気になるのを何とかしろ!そしてよく考えてプレーしろ。でもザ・サイプレス最高! |
2009/4/6 (808399hit) 春の練習強化週間その4
さて普段の私は、コースでも練習場でも、アイアンに関しては打っても打ってもまともに当たらないという事はまったく珍しいことではない。1年のうちの60%ぐらいはそんな感じだ。 さらに、アドレスの段階でもうまともに当たらない気がする(そして実際にまともに当たらない)のが30%ぐらい。この時はアイアンを持つのがイヤになるだけでなく、仕事をするのも生きていくのも歯を磨くのも税金を払うのもイヤになる。 そして、残りの10%はゴルフをしていない時なので、つまり私は年がら年中アイアンが超トホホで超スカタンで超ヘタクソなのである。 そんな私でも1年に1日ぐらい、つまり0.3%という統計上誤差の範囲に入るぐらいの割合で調子が良いときがある。その時は打つ前からナイスショットできる気分がみなぎり、ハイになり、球を打ち続け、税金を喜んで支払い、向こうずねを打って飛び上がるぐらい痛くてもニコニコできる自信がある。 で・・・・実は、今がその0.3%の時期なのである。先日からの練習でそして昨日のラウンドでついに私はアイアンの不調の原因を突き止めた(と思う)。 まずアドレスで 1、ハンドファーストに構える(左腕とクラブが一直線) という気づきが3月末にあり、その後の練習で 2,バックスイングを意識してまっすぐ(真後ろに)上げる 事を思い出した。インサイドにクラブをひょいと上げてしまうとだめで、これで肩がよく入り、スイングプレーンが安定した(ような気がする)。さらに、 3、トップから という、ウッドクラブで劇的に調子が良くなったTip(私の場合)をアイアンでも実践してみて、上半身の力みが取れヘッドがしっかり走るようになった(ような気がする)。これ、腕に力を入れないで脱力させて打つのと同じ意味で、だからすごく怖いんだけどね。それに加え、 4、思い切りインサイドからインパクトを迎えるイメージ を持ってスイングするときれいなドロー回転のボールが打てるのである。 さて、この4つだけで調子はだいぶ上向きだったのだが、さらにもう一つのイメージを追加することで0.3%のゾーンに私はついに突入したのであった。それは(っていうかあんまり画期的でもないしむしろ「なーんだ」という感じのことで、私だけかもしれないのであんまり期待しないでね)。 5、アドレスからトップまで下半身を微動だにさせない そう、つまり上半身だけをねじってトップを作るということであり、イメージはトップまで両膝の位置をまったく動かさない感じ。これにより、 下半身の土台をどっしりとさせられる アドレスからトップ位置まで重心を動かさない スエーしない 軸がぶれない が達成できるのだ(理論上は)。 実際にはこういうイメージでスイングしても下半身は多少動くし、膝も右や後ろ(特に右ひざ)へ流れたりするのだが、それをギリギリまで我慢することで軸がぶれないだけでなく捻転のパワーが溜まり(力強いスイング)自動的にダウンスイングが開始され(手打ちにならない)という、まさに良いことずくめなのである。 もちろん、「バックスイングで右ひざを動かさない」というのは前から知っているしだれもが判っているスイングの重要なポイントだが、右ひざだけではどうしてもスエイしたり体重移動したりするし、腰も回転してしまう(腰はできるだけ回転しない方がいいもんね)。 ただ、問題はこの5つのポイントを同時にすべて行わないと良いショットが出ないということ。1はアドレスだから良いとして、2と5をバックスイングで意識し、3と4を切り返しからインパクトまで意識する・・・ってそんな器用なこと、基本的に無理。 だから、練習に練習を重ね、無意識にこの5つができるようになったとき、私のスイングは完成するのだ。多分あと3000年ぐらいかかると思うけど。 |
2009/4/7 (808720hit) クラフト・ナビスコ・チャンピオンシップ
アメリカ女子のクラフト・ナビスコ・チャンピオンシップ。ホントにいい試合だった。いつも同じコースで開催されるメジャートーナメントで、自国のプレイヤー3人(しかも若くて美しい・・・ってあの他意はありません)が最終組で優勝争いをし、最終ホールで劇的に勝負がつくとは、シナリオライターがこんな脚本を書けば陳腐すぎてボツになるほどの状況だよね。 日本の男子ツアーで例えるなら、日本シリーズJTカップで矢野東と片山晋呉と石川遼が最終日最終組で優勝争いをし、最終ホールのパー3で矢野がホールインワンを出して逆転優勝!みたいな感じ?うーん、それだとやっぱり遼君に勝ってほしいかも(笑)。 つまりまあ、劇的な状況がお膳立てされたとしても、最終的には誰が勝つかがやっぱり一番大事かと(まあ当然なんだけど)。そういう意味でも、リンシコムはチャーミングだしスイングはパワフルだし、彼女が勝って良かったと心から言えるよね(別にカーやマクファーソンが嫌いというわけではないんだけど)。 メリーさんが書かれているように、今まで彼女に人気がなかったのが不思議なぐらい魅力的だった。 ね、チャーミングでしょ(LPGA.comより) さて、日本勢はといえば揃って残念な結果に。初日2アンダー12位タイで飛び出した福嶋晃子は、2日目台風並みの風にやられて予選落ち。賞金女王の古閑美保も11オーバーで予選落ち。 決勝に進んだ日本勢で最高位は横峯さくらの25位(+3)、以下上田桃子30位(+5)、不動裕理36位(+6)、藍ちゃんは70人中の69位(+17)で不本意な結果を残してしまった。ちなみにミッシェル・ウィーは+16で67位タイ。 これらの結果を「レベルが違う」「フィールドが違う」「考え方が違う」と切り捨てるのはたやすいが、そんな結論はつまらない。私はただ単に慣れの問題で、アメリカに慣れ、フィールドに慣れ、ハンバーガーに慣れ、一人で闘う姿勢に慣れたとき、この中の誰かがメジャーを獲ってくれると信じている。 ただ、日本国内で恵まれすぎてて、アメリカで絶対に勝つ!という気合いと根性が韓国の選手に比べるとやっぱり薄いような気がするよね。 あと、やっぱり心配なのが藍ちゃん。4日間で+17の内容が、+3、+4,+4,+6とまんべんなく悪いんだよね。これは何か調子がよっぽど悪いということを表しているのではないのか?+16のウィーの場合、4日間を-1、+9,+9,-1という極端に悪いか良いかのどちらか。こっちの方がまだ勢いがある気がする。 でもまだまだ若いし、アメリカに挑戦し始めて4年目だし、これからだよ。負けるな藍ちゃん。というわけで、唐突だが、 ごる日々は(今こそ)藍ちゃんを応援していきます! |
2009/4/8 (809034hit) 春の練習強化週間その5
というわけで練習強化週間は続いている。アイアンショット五箇条をアプローチに応用できないかイヤできるはずだこれでアプローチもウホホだぜ!と意気込んで行った月曜日は計195球。ところが・・・ アイアンでできることがアプローチではできない。っていうか、下半身微動だにさせない(イメージ)は特にアプローチでこそ重要だと思ったのに、実際に打つと全然ダメなのだ。まともに当たらない。ソールで打ったりシャフトで打ったりしてしまう(本当)。どこに力入れてるんだ俺?っていうか何年ゴルフして(ry 振り返って考えてみると、今までアプローチの調子が一番良かったときのイメージは、ただ単に上げて降ろすだけだった。即ち体重移動やスイング軌道やインサイドアウトなどなーんも考えず、ただシンプルに「上げて降ろす」。それだけでボールはウェッジの芯に当たり、球はフツーに飛んでいった。 ひょっとして難しく考えすぎなのか?アイアンショットはともかく、アプローチなんてなーんも考えずシンプルに打てばいいのか?大いなる疑問を残したまま、月曜日の練習は終わった。 そして火曜日つまり昨日の夜。どうしても不安がぬぐえない私は再び練習へ150球(暇なヤツだ)。ウェッジから始めるがやっぱりスーパートホホ。例えるなら初めて3ヶ月の初心者ショット。落ち込んできたのでPS、9,7,5,3アイアンのフルショットを10球ずつ。そしてウッドも10球ずつ。まあまあだ。ちょっと気分が直ってくる私。 しかしこれでは逃避だ。アプローチを練習しなければなんのために来たんだか判らないではないか。残りは40球。ここからはもう一度アプローチだ。 うーん、フルショットやクォーターショットならうまくいくのに、ウェッジのハーフショット以下になるとどうしてこんなに確率が下がるのか・・・一体何が違うのか・・・考えながら打ち続ける私。そして残り10球になったとき、ついに神が舞い降りた。 アプローチ(ハーフショット)でも肩をしっかり回す 肩からバックスイング開始。左肩甲骨を広げる。グリップを遠くへ上げる。バックスイングを腕でひょいと上げないで体幹で上げる。言葉は違えど、つまりはそういうことだ。それにより私は、かつてないほど安定したアプローチが打てるようになったのであった!(10球だけだけど) 想像するに、ミスする→怖くて手で対処しようとする→肩が回らない→もっとミスするという悪循環にどっぷりはまっていたのであろう。しかしついに私は帰ってきたのだ。あいる・びー・ばっく(ちょっと違う)。 幸せの青い鳥は、ずっと私の肩に止まっていたのであった(って、ぬか喜びしてるけどホントかよ>俺)。 |
2009/4/10 (809599hit) 第13ラウンド目にして、ようやく
ついにぃ、春がぁぁぁ・・・ キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! (マスターズが始まったが、今日はそれどころではない)
桜は満開、そしてアイアンは切れまくり。 最高気温は25度、そして3バーディ。 穏やかな気候、そしてダボ無し。 先々週100近く叩いたホームコース、しかして寄せワンが3個。 いやあ、やっぱり練習はするもんだ(笑)って100回ぐらい言ってますが。 まずはアイアン。18ホール中11ホールでパーオンしたのは、ひとえにアイアンショット五箇条の賜物。パー3の平均スコアが2.75というのがアイアンの好調さを物語る。 それと、スイングのバージョンアップに伴い、アイアンの番手別飛距離も微妙に見直した(下図)。一言でいうと、7番を境に長いアイアンの飛距離が伸び、短いアイアンの飛距離が減っている。即ち、今までよりまともに当たりだしたと考えてもいいのかな、と思ったり思わなかったり。
で、こうして見直した事で、今まで微妙にショートしたりオーバーしたりしていた2打目がオンするようになった。って、今までどんだけいい加減に打ってたかとも言える、かも、みたいな。 そんなこんなで、アイアンのファインショット率は80%。これは今年最高というだけでなく、去年も54ラウンド中3回しか達成していない数字だ。これぐらいの数字が2〜3回続けば、今回の開眼は本物だ、といっていいかもしれない。 そして特筆すべきはアプローチ。30y以内のアプローチが7回あったのだが、実はSWを封印し、その全てをランニングアプローチで寄せたのだ。それが3回の寄せワンと寄せワン率39%に繋がったのである(ってたまたまかもしれないけど)。 なぜランニングにしたかというと、春先の芝は生えそろっているようで薄く、1年で一番難しいから・・・というのもあるが、本当はSWのアプローチがまだ怖いから。構えたときにチャックリするイメージしか出ないのだ情けない話だが。練習でも30y以内のアプローチはうまく打てなかったし。 で、その内訳は9アイアン(3回)、PW(2回)、PS(2回)。エッジからすぐ、あるいは芝の薄いライからは9アイアン、ラフからはPSを使用した。じゃあPWはどんな時?というと、何となく気分で(笑)。これで7回中2回はタップインの位置まで、1回はカップをなめたんだからやっぱり春先のアプローチはランニングに限る(っていうか完全に怪我の功名なんだけどね) というわけで、実に5ヶ月ぶりの70台にチョーご機嫌な編者なのであったむふふふ。 |
先日の木曜日にラウンドしたとき、65歳ぐらいのナイスなおぢさん(初対面・同伴競技者)とマスターズの話になったのだが、そのおぢさん曰く、 「まぁでもマスターズにしてもなん(の試合)にしても、やっ・・・(この間1.3秒)・・・っぱりタイガーが勝たんと面白ないわな」 その身も蓋もない発言に思わず笑ってしまったのだが、まったくその通りである。けだし名言といえよう。 そのタイガー、2日目はイーブンパーでスコアを伸ばせず。アイアンの縦の距離が合わないのは重症だ。にしても、パットがもう少し決まれば何とかなりそうな気もするんだけどね。全世界30億人の期待を背負う彼の、明日以降の巻き返しに期待しよう。 期待と言えば遼君。上がり3ホールで2ダボと、これ以上ない素晴らしい経験(皮肉でも嫌味でもない。念のため)ができて本当に良かったと思う。彼のようなナチュラル・ボーン・ゴルファーにとって、思い通りにプレーできない環境や状況やコースというのは、ほとんど未知の世界だろうし(私にとっては日常茶飯事であるが)、よって経験値を高める絶好の状況であったといえよう。 でも惜しいパットが多かったね。っていうか、やっぱり遼君はパットがうまいと改めて思った。パットがうまいのは名手の最低条件だもんね。 さて、前日から特番を組んでまで遼くんのバックアップ(というかお祭り騒ぎ)をしまくっていたTBSだが、これだけ派手に鉦や太鼓を鳴らしてしまうと、今回のように予選落ちしてしまった場合に多くの人は無意識に「なーんだ、遼ってダメじゃん」と思ってしまうのではないだろうか。 その構図はこうだ。TVで本質をわきまえず大々的に取り上げる→身の丈以上の期待が視聴者に刷り込まれる→過度の期待を抱く→予選落ちしたら期待が大きい分落胆も大きい→なーんだ、となるわけだ。 かつて(もう50年前だ)、TVは「一億総白痴化」の装置と言われたが、こういう無意識の刷り込み、思考停止させる力、必ずしも本当のことを放映しない姿勢(そしてそれらは大企業の儲けや巨悪の隠蔽やセージカの選挙資金に直結しているのだが)は半世紀経ってさらに巧妙化していると言えるだろう。 今回、中嶋常幸プロはその番組の中で「予選に通らなくて当たり前。ラウンドした経験こそがその最大の価値だ」と何度も言っているにもかかわらず、さらにパーマーやニクラウスでさえ彼に「我々の初出場の時も予選落ちだった(からそれでもかまわないんだよ)」と言っていたにも関わらず、このお祭り騒ぎだ。 こういう事を書くと、TV屋は「じゃあ予選落ちするプレイヤーを応援してはいけないのか、バックアップしてはいけないのか?」と反論してくるだろう。その反論にはこう答えよう。 「本質を顧みず、いやむしろ本質とかけ離れた物を垂れ流すのはスポーツ中継でも報道でもなくバラエティである。よってお前の番組をバラエティとして見るがそれでもいいのだな?」 |
2009/4/13 (810222hit) 第73回マスターズ最終日
一昨日私は、初対面でラウンドしたおぢさんの言葉として 「まぁでもマスターズにしてもなん(の試合)にしても、やっ・・・(この間1.3秒)・・・っぱりタイガーが勝たんと面白ないわな」 という言葉を紹介し、そしてそれについて「まったくその通りである。けだし名言といえよう」とコメントしたわけだが、その舌の根も乾かぬうちに訂正させて頂く。 「タイガーが優勝しなくても、役者さえ揃っていればトーナメントは十分に面白い」と。 さて、ここから結果が出てきます。録画あるいは今夜のハイライトを楽しみにしている方はご注意を。 メジャーの試合になると、やっぱりメリーさんの解説・感想は外せない。今回も最高です。TBSのTVに出てるすべての人よりはるかに面白くて判りやすいコメントを書いてくださっている(笑)。 そのメリーさん、今年はカブレラの活躍を予言し、さらに「良い映画を2本連続で見た気分(メリーさんのウェブより、あんまり言い得て妙だったので書き写させて頂きました)」とこれ以上ない素晴らしい比喩。まさにその通りでした。 マスターズ・ザ・ムービーの前半(というかメイン)はタイガーVSミケルソン(本当はタイガーVSとくれば「フィル」とファーストネームがくる筈なんだけど、なじみが薄いのであえてファミリーネームにする。他の人も同じ)。前半はミケルソンが6バーディの33と爆発し10アンダーに。一方のタイガーも苦しみながらも1バーディ1イーグルの33でラウンドし7アンダー。 そしてバックナイン。12番でミケルソンがまさかの池ポチャ(ダボ)、さらに15番で80cmのイーグルパットを外し、結果的に10アンダーで足踏み。一方のタイガーは13・15・16と3ホールのバーディでついに両雄並び立つ。 この時点では、誰が勝ってもおかしくなかった。最終組がまだパー5を残しているとはいえ、リーダーズボードはこんなだったんだもん。 優勝したカブレラはこの段階ではまだ5位タイ。メジャーを勝ったことのないペリーが薄氷の一打差首位。そしてそのすぐ下に2人合わせてUSPGAツアー100勝以上の寅&ミケ朗というのはどんなにきついプレッシャーか。 勝負にもしもはアレだけど、このまま終盤まで行き、ペリーたちがこのリーダーボードを見ていれば勝負は全然違った形になっていたかもしれない。ところが15分後。 ペリーは12番でこの日初めてのバーディ、キャンベルも12番・13番とバーディで盛り返す。一方のタイガーは17番でごくわずかなティショットミスからボギー。そしてそれに合わせるようにミケルソンも1m前後のバーディパットを外してしまう。これが痛恨だった。 最終ホールでは2人仲良くボギー。ちょっと緊張の糸が切れた感じだったか。ここで初めて、恰幅三兄弟が上位に躍り出ることになり、二本立て映画の二本目が始まる。 しかしここからは皆さんご存じの通り。キャンベルドもペリーもカブレラもマスターズチャンピオンの重圧にもがき苦しみ(素人目に見てもペリーの18番2打目は体が動いてなかったよね)、ラテンの血で開き直った?カブレラがアルゼンチンに初めてのグリーンジャケットを持って帰ることになった。 あの、今になってこんな事書いても意味無いし自慢と思われるか嘘つきと思われるのがオチなんだろうけど、私も2日目のプレーを見ててカブレラ来そうだなって思ってたんだけどまあどうでもいいですよねやっぱり今さら。 そして、片山晋呉の素晴らしい戦いぶり。今日はホントにいい顔をして闘っていたね。心から健闘を称えたいと思う。彼は今年36歳。彼のゴルフのピークは、長くてもあと数年だろう。その間に、ひょっとしたら・・・という夢を抱かせてくれた。でも日本人のメジャー初優勝は遼君のほうが絵になるけど。 さあ、次は自分の練習だ。 |
業務連絡:仕事が忙しくて練習に行けなかった。今日の夜に行こうっと。 さて今年もマスターズがつつがなく終わったわけだが、昨日書ききれなかったいくつかの事どもを徒然なるままに。 今回最高のゴルフをした片山だったが、たった2打及ばずトップに立てなかった。2ストロークの違いは終わってみれば大きいけれど、72ホールで考えればほんのわずかである。だって、276でラウンドしたか278でラウンドしたかっていうのは、0.7%のストローク差があるだけだもんね。 もっと単純にいえば2日間で1ストロークの差しかないとも言える。つまり4日間のうちでたった2回、惜しいパットが入っていたらプレーオフだったのだ(まあ、その2打がとてつもなく大きいのがプロの世界なんだろうけどね)。 今回の上位プレイヤーの成績をもう一度振り返ってみよう。
結果からの推測だから何とでも言える、といわれればそれまでなんだけど、こうしてみると数字がほとんど横並びなのね。バーディの数は1日に4個から5個。ボギーは2個前後。イーグルやダボは例外。 これは何を表しているかというと、オーガスタの攻め方はもうワンパターン化していて、バーディを獲れるホール(15番・13番・2番・8番の各パー5と、3番・14番のパー4)では確実にバーディを狙い、9番から12番の難易度が高いホールで如何にボギーを叩かない、という攻め方がスタンダード化しつつあるという事だろう。 さらに、中嶋常弘プロ(だったかな?)が「オーガスタは他(のトーナメント)と何が違うのか?」と質問されて、「風とグリーンの傾斜」と答えていたけれど、これらは経験が物を言う要素だ。 つまりオーガスタには優勝への手がかりと羅針盤が提示されていて、選手はその理想のラウンドに如何に近づくか、という試験を受けるようなものなのである。それに加えて独自の風とグリーン。そりゃあベテランが有利になるよね。っていうか、初出場で予選を通る事なんてまず不可能だと思う。 つまり片山も、数字を見る限り世界一のプレイヤー達と遜色ないゴルフができているのだが、それが出来るまでに9年かかったというわけだ。去年予選落ちして「僕の身長では(オーガスタ攻略は)無理です」って言っちゃった1年後にこの成績を出すというのも何だかアレだが、やっぱり相当の努力をしてきたんだろうね。 さてそんな片山だが、予選落ちした遼君に対して「今年は特別招待だったけど、次は自分の力で出てこないといけない。権利をもらうことと、自分で獲得することとでは全然意味が違う。頑張ってほしい」(デイリースポーツ)とエールを送っていたのだが、自分で獲得した全英オープン出場資格をキャンセルしまくって顰蹙を買っている君がそういう事を言うのは・・・ってちょっと思った。 しかし、タイガーのバーディ数(16個)はやっぱり少ないね。記憶的には18番のボギー(4日間のうち3日間も)と上がりの2ボギーが目立つけど、ボギーは8個だから特別多いわけじゃないんだよね。 簡単にボギーを叩かない(微妙なパーパットを驚異的な確率で沈める)のも彼の強さだけど、やっぱり獲るべきホールで確実にバーディを獲り、守るべきホールで堅実に守るのが彼の真骨頂。攻めきれなかったのはやっぱり実戦経験のごくごく微妙な部分がまだ戻っていないせいかな。 ミケルソン、最終日に8個バーディを獲ってたのに合計18個?3日目までに10個だけ?あれだけ良いコンディションの初日に、2個しか獲れなかった(3ボギーでトータル1オーバー)のが最後まで響いた。 以上。 ここで一句。 死ぬまでに 一度は観たい マスターズ 返句。 70万 出したらすぐに 観れまっせ |
2009/4/15 (810913hit) 今度はアプローチ四箇条を発見
昨夜、業務連絡したとおり練習へ。150球。うち80球がフルショットで70球がアプローチ。アイアンのの調子が良いので、ついついフルショットばかり練習してしまう。逃避だ。 っていうか、アプローチがやっぱりどうしても例の如くいくら頑張っても色々工夫しても<<形容するセンテンスの連続>>サイテーの最悪のダフリのトップのヘタクソの<<「の」の連続>>ポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助<<寿下無>>なのである<<話題が100万回重複>>。 「肩をしっかり回す」という奥義は掴んだのだが、やはりそれだけではダメらしい。そこでクレバーでスマートでジーニアス<<英和辞典>>な私は考えた。全てのショットが同じメカニズムでなされるとしたら、アイアン五箇条をアプローチに応用すればいいだけじゃね?<<ギャル語>> ここでアイアン五箇条をおさらいしておこう。私はこの5つでアイアンが復活した(と思い込んでいるだけかもしれないが話の都合上復活した事にしておいて欲しい)。 1、ハンドファーストに構える(左腕とクラブが一直線) 2,バックスイングを意識してまっすぐ(真後ろに)上げる 3、トップから手首ゆるゆるでダウンスイング開始 4、思い切りインサイドからインパクトを迎えるイメージ 5、アドレスからトップまで下半身を微動だにさせない このうち「肩をしっかり回す」は2に当たる。1,はSWを持った場合ケースバイケースだから除外。4はアプローチで意識し過ぎるとチャックリするので必要ないだろう。という事は残るのは3と5だ。 5はアプローチでも、いやアプローチだからこそ重要だ。特に左足体重をキープして振る50y以内のアプローチの場合、重心を左足寄りに掛けてそのままでいるのはなかなか難しい(私の場合)。よって私はとんでもない秘策を打つ事にした。それは、 右足のかかとを軽く上げて構え、そのまま打つ である。かつて5年前に「短いアプローチを極める」という題で同じような方法について触れているが、今回はその応用編という感じだろうか。まあこの方法により左足体重が保持され、体のブレが少なくなるような気がする。 そして今日の日記のメイン。3の「トップから手首ゆるゆるでダウンスイング開始」をアプローチに応用する時がついにやってきた。っていうかこれって実はできてて当たり前なんだけど、今までは怖くてできなかったんだよね。 切り返しの刹那、手首が柔らかく折れると、ヘッドは加速されてインパクトを迎える。つまりいわゆる「ヘッドが効いたスイング」になるのだ。その結果、ロフト通り球が上がる。 で実際にやってみるとこれが今までにない好感触でヘッドとボールがコンタクトするんだよね。音もすごくいいし。まだ確率は低いけれど、これはまたブレイクスルーになるかもしれない。 というわけで、アプローチは 1,右足かかとを浮かして左足体重のアドレス 2,左手小指のグリップをしっかり 3,肩をしっかり回すバックスイング 4,手首ゆるゆるでヘッドを効かす切り返し でファイナルアンサー? 「いえす、あいどぅ!」<<アホの坂田>>。 (この四箇条はあくまで私独自の物であり、万人に合う事を保証する物ではありません)<<予防線>> |
2009/4/17 (811451hit) 第14ラウンドはあの名門コース
である東広野ゴルフ倶楽部へ行ってきた・・・ ・・・のだが、実はとんでもない大失敗をしでかしてしまったのである。書きたくないけど書かないわけにはいかない。 物心ついたときから自分で自分の事を筋金入りの間抜け野郎だとは思っていたが、今回ほど自分の間抜けさにあきれかえった事はない。もうバカとか阿呆とかを通り越した大チョンボ。 実はこの日K見さんとご一緒するはずだったのだが、そのK見さんにこの日のラウンド詳細(日程・時間)を連絡すること自体を忘れていたのである。「4月中旬に」というお誘いだけしていて、その後の連絡をまったくせず、でも私の脳内ではきちんと連絡している気になっていたのである。信じられないぐらいのおバカである。 30分前になっても現れない(って当たり前である。ご存じないんだから)K見さんに連絡を取ろうにも、この日はたまたま携帯電話を忘れてしまい(間抜けの二乗)、連絡先はその中にしかない。もちろん覚えていない。自分の家に電話を掛けても留守。 さいわいコースは空いていた(この日14組のみ)ので、パッティンググリーンで練習して待つことに。そして何球めかのボールをパットした瞬間、「あれ、俺・・・・ひょっとして連絡していないかも・・・」と思い当たり、思わず「ああまたやっちまった(かも)・・・」と絶望的な気分になり、さらに立ちくらみを起こすわたくし。 自分だけが損をするなら別だが、人様に迷惑を掛けるとは・・・もう、幼稚園からやり直したい気持ちである。っていうかいっそ生まれ変わりたい。K見さん、ホントにホントにすいませんでした。この埋め合わせは必ず・・・ そんな事もあり、ワタクシはK見さんに申し訳ない気持ちと自分のバカさ加減にチョーブルーな気分になり、名門東広野を心から楽しめず、特にパットをする際には必ず立ちくらみがして3パットを8回もしてしまったのであった(嘘。ホントはただヘタなだけである)。 ああ・・・・当分ウツな気持ちが続きそう。結果を書く元気もないので、その辺はまた明日。さようなら。 |
2009/4/18 (811734hit) 東広野ゴルフ倶楽部・前半
というわけで、東広野。
97も叩いてちまいまちた。その内訳は、昨日も書いたけど3パットが8個とOB3発。これだけで14ストロークだもんね。つまりショットそのものはそんなに悪くなかった。 (ここからは、本文の酷い内容を中和するために美しい景色を挿入していきます。18番・グリーン横の池から) その証拠に、パーオン率は44.4%つまり18ホール中8ホールと悪くない。ドライバーもOBを打った2発と朝イチのティショットを除いてほぼ思い通りのところへ飛んでたし。じゃあ、なんで3発もOBを打ったか、そして3パットが8個もあったのかというと・・・以下の通り。 ところでこの東広野、従業員の方もスタート室も大変親切丁寧でさすがに名門コースだと感激したのだが、ビジターだけの組は残念ながら白ティから限定で、1.5ラウンドも不可との事でそれだけは残念だった(って、100近く叩いたお前はフロントティで十分だろが)。 1番ホール(パー5)はティショットをミスしたので4オンは予定通り。しかし10mの下りのパットが残り、これをショートして3パットダボ。 2番はエッジから6mのパットだったのに、1mショートして3パット。トホホ。グリーンの速さが掴めない。 3番は名物ホール。浮島のグリーンに打っていくパー3。 白ティから141y、打ち下ろしで135y、フォローで130yと見て9アイアンフルショット。ピン下2mに付き、何とか入ってバーディ。もうこれで今日は満足だ(笑)。 4番・362yパー4。ここで初めてパー。これでちょっと立て直せるかと思ったら・・・ 5番388yパー4。ティショットの当たりが良すぎ、突き抜けてブッシュへ。2打目はウェッジで出すだけ。3打目、9アイアンはトップのミスショットながら結果オーライでグリーンオン。つまりグリーンがすごく大きいんだよね。20m近いパットは当然よらず、3パットで素ダボ。 次の6番はフェアウェイが狭く、しかもフェアウェイ左、230y地点にアゴの高いバンカーがある。 これを避けるために3アイアンでティショットしたのだが、これがスライスしてさらに左からのアゲンストの風に乗りOB杭の彼方へさようなら。打ち直しも当たりが悪く4打目は残りは200ヤード。再び3アイアンを持つも、ビデオテープの如くまたもスライスして崖の上へ。さいわいセーフだったものの、5打目は出すだけ、6打目で乗せて2パット。ダブルパー。トホホ。やっぱりOB打ったらあきまへんな。 7番パー3、またも池越え。何とかパー。 8番はアプローチミスでダボ。9番パー5、3打目を80cmに付ける。カップ半個外を狙う微妙なラインだったが、なぜかカップ内側を狙って強めに入れにいき、1mオーバー(笑)。返しも外す(爆笑)。ボギー・・・・・・・・orz 心が折れてきたので、続く。 |
2009/4/19 (811938hit) 東広野ゴルフ倶楽部・後半
さて後半。立て直す事はできるのか?(いや、できなかったし) 10番ホールパー4。2打目へっぽこアイアンショットでグリーンの端の方に乗り、3パット。グリーンが大きいんだって(奥行き37m、クローバー型の3段グリーン)。 11番はパー3で唯一池のないホールだが、ティグラウンドからグリーンまで右側がずっとバンカー。左に引っかけ(素直だ)、寄らず入らずのボギー。 12番はパー5。ティショット完璧、2打目の7Wもまずまず(ちょっとダフったけど)、3打目のバンカー越えのウェッジショットもうまく打てた・・・と思ったらちょっと大きくておまけにグリーンの傾斜も手伝って手前のピンに対し30yもオーバー(グリーンの奥行き43m)。はい3パット。 13番・386yパー4。HDCP2の難ホール。難ホールという情報で萎縮したのか、大きくスライスしてOB。打ち直しは左へ引っかける(素直なヤツ)。さいわい木に当たってセーフ。4打目7アイアンでフェアウェイへ戻し、PWをミスして乗るには乗ったけどまたカップははるか遠くしかもグリーンはクローバー型(ベンツマークとも言う)の3面グリーン。当然の如く3パット。ダブルパー。 14番は短いパー4。左の池にツツジが満開。ところでオーガスタのアザレアと日本のツツジって同じもの?初めてのパー。 15番、左ドッグレッグ打ち下ろしのパー4。どの方向へどれぐらい打つか慎重な選択が必要。右ラフが怖いので左めに真っ直ぐ打って左ラフ。そこから155yアゲンスト、フライヤーが出ると思って8アイアンで打つも大ショートしてバンカーへ。まだ枯れ芝が優勢だからフライヤーなんて出ないのか?判らん。バンカーからはエッジへ出ただけ、そこからまたも寄らず入らずで素ダボ。 16番、日本一の砲台グリーンをご覧あれ。 背丈以上、いや3m近いだろうか。近くへ寄っていくとまるで壁のようである。ティショットまあまあ、2打目はピンが奥でアゲンストという事もあり3番手上げて4アイアンで打つ。予定通り当たりが悪く、砲台にぶつかりエッジで止まる。そこからのアプローチは軽くダフリ、2パットのボギー。 17番、風光明媚な165ヤードパー3。晴れてたらきれいだったろうなあ。 5アイアンでティショット。さすがに大きすぎて奥のエッジへ。アプローチがショートして寄らず2パットボギー。こんなのばっかり。 さてホームホール。511ヤードパー4。 白ティからだとティショットのプレッシャーはないが、2打目が左右の池に挟まれたフェアウェイへ打っていく必要がある。そしてグリーンも右半分が池。 ティショット以外は正確なショットが要求される。最後ぐらいはビシッと決めたい。今日の集大成として。気合い一発、最後のティショット! キャディさん「・・・すいません、暫定球お願いします」 そしてまたしても3パットでトリプルボギー。ある意味、この日を象徴するようなホールになった。そういう意味では集大成だ(涙)。 総括:東広野は難易度が高く、グリーンが難しく、そして美しいコースだった。次回は黄色ティ(6690ヤード)から挑戦したい(←懲りてない)。 |
2009/4/20 (812078hit) 遼君のスイング改造の真実と勝美氏への提言
渡米前になっていきなりスイング改造を行い、その賛否が話題となったと思ったら1週間かそこらで改造を中止した遼君。今回はその内情が伝わってきたのでご紹介しよう。 改造そのものを望んだのは遼君本人だったかもしれないが、そのコーチとしてマイク小西氏を選んだのは勝美氏(遼君のお父さん)だったらしい。 勝美氏はマイク小西氏の技術論に傾倒していたらしく、勝美氏がマイク小西氏にわざわざお願いをして改造を依頼したらしい。そして小西氏はそれを受諾、アメリカにも勝美氏と遼君の依頼を受け同行した。 ところが渡米後、勝美氏のスイング論とマイク小西氏のスイング論に食い違いが出てきてしまい、スイング改造は中止。小西氏はあわれクビとなってしまった。 (先月の18日、私はあたかもマイク小西氏が改造の指南役を買って出たような書き方をした。もし改造がうまくいかなかったら、マイク小西氏はどう責任を取るのか?無責任ではないか?などと書いたが、事実はまったく逆だったようである。ここに謹んで訂正させて頂き、小西氏にお詫びをさせて頂ききます。すいませんでした。でも、今回の事で私のようにマイク小西氏を誤解してしまった人は多いのではないだろうか?) しかし一番迷惑なのは遼君である。コーチである勝美氏に振り回された形だ。勝美氏ももちろん良かれと思ってした事だったんだろうけど、それが完璧に裏目に出てしまった。というわけで、今回の騒動の中心人物は勝美氏だった、と言える。 で、こっから毒舌。 遼君を人間としてもゴルファーとしても立派に育て上げた勝美氏はスゴイと思う。でも、そろそろ彼を独り立ちさせないと横峯パパの二の舞になるんじゃあ・・・? 彼の事を一番よく判っているのは私だ、だからまだ遼には私が必要だと反論されるかもしれない。しかし彼はもう17歳にして大人になったのである。つまり彼にはとっくに親離れの時期が来ているのだ。よって勝美氏も子離れすべきなのだ。そして、彼が父親を本当に必要としたときだけ、側にいてあげるだけでいいのではないかと思う。 また技術的な事についても、遼君のスイングを作り上げてきたという自負が大いにあるだろうし、それで彼をプロにしたんだから立派である。でも、それが通用するのはアマチュア時代までの話では?グリーンセンターを狙ってパーを取るアマチュアのゴルフと、ピンを狙ってバーディを獲るプロのゴルフとでは、スイングの精度において全くの別物だと思うんだが。 それに、勝美氏はレッスンプロですらない。ずぶの素人といってもいい。独学で学んだスイング理論でメジャーを獲れるほど今のゴルフ界は甘くないだろう。そんな事すらなぜ判らないんだろう?もう、プロモーションもスイングもプロフェッショナルに任せる時期がとっくに来ているのだ。 今回のマイク小西氏の騒動も、結局自分の見立てが間違っていたわけで、しかも遼君本人が「合わない」といってクビにするならともかく、勝美氏のスイング論と食い違うって・・・一体何様のつもりなんだろうか? とにかく、これ以上遼君のマイナスにならないよう、早く遼君から離れることを強くお薦めしたい。そこで私が提案するのは、講演のプロ。 これだけ有名になったんだから講演しても十分聴衆は集まる。っていうか、もう講演にうってつけなんだよね、こういう人。勝美氏の語る「私の子育て論」とか、聞きたがる人はそれこそ山のようにいるわけで。 で、この手の講演は全国から引く手あまたなんだよね。地方自治体が箱物(立派な公民館)を作ったは良いが、コンテンツがない。予算は余ってる。40万円で有名人が来てくれるなら御の字。あの遼君のお父さん?!それはスゴイ!呼べ呼べ。すぐ呼べ。 さて、そんな事で十分実現可能なこの生活、実際にどんな感じになるか考えてみた。 月曜日と火曜日は家でのんびり過ごし、水曜日に現地入り。講演は地方が多いから、その地方の名所なんかを水曜日と木曜日にプライベートで観光(なぜプライベートかというと、観光まで接待だと自由がないからである)。で、次の日の金曜日に講演主催者と待ち合わせ、その地方の有名コースで接待ゴルフ。地元の商工会なんか、どんな一流コースでも思いのまま予約してくれる。もちろん夜は一流ホテルに。 そして土曜と日曜に公民館で講演。といっても、本に書いた話を面白おかしく喋るだけ。講演なんて二度三度行く人はいないので、話も同じでOKだ。夜はもちろん接待。若いオネーチャンのいる店にも連れて行ってもらったりして。そして月曜日の朝、ゆっくり帰宅。 週2回、週末だけで年100回、講演料は安く見積もっても1回40万円。それだけで年収4000万円。さらに一流コースでのプレー、一流ホテルへの宿泊、一流料亭での食事付き。若いオネーチャン付き(笑)。 ああ、俺がしたいぜ、そんな生活!(笑) でも、実際にそんな生活しだしたら、すぐに飽きるだろうなあ・・・ |
今朝起きると首が痛い。どうやら寝違えてしまったようだ。 若い頃は寝違えてもすぐに直ったが、40を過ぎてからの寝違えは下手すると何週間も(若造よ、誇張ではないぞ)痛みが続いたりするんだよね。 また、以前は首がある角度になった時しか痛みが出なかったのが、逆に痛くない角度が限定されて他の角度は全部痛いという状態になったりして、極めて不快なのである。 せっかく伊達さんに教えて頂いたゴルフメカニックが届き、鶴見プロのアプローチのレッスンがなかなか面白かったので練習意欲が湧いているのに。こんな首ではお嫁に、じゃなくって練習に行けない。 ・・・というわけで、今日は別の話を。たまたま昨日の日記を書いたあと、TVを見ていたら某国営放送でスポーツ大陸「理想のスイングをめざして〜プロゴルファー・石川遼〜」というのをやっていた。そこで例のスイング改造に触れていたのだが、初めて彼の改造直後のスイングを見て驚いた。すごくカッコワルイというか醜いのだ。 一言で書くと「自然じゃない」。無理して形を作って無理して振っている感が見え見えなんだよね。もちろん改造中は無理してる感があって当たり前なんだけど、その形がアマチュアのいびつなアドレスみたいで全然美しくない。 だって、小西氏のスイング理論ってパーシモン時代のものだし、右肩を下げるとか上半身の前傾を45度にするって・・・そんなプロ、今どきどこにいるのって感じだよね、やっぱり。 で、このスイング改造って1週間で止めたはずだよね。見た感じ、前のスイングに戻したように感じるし。でも番組中では「スイング改造は進行中で、試合でも使えるようになってきた」という感じで説明してた。これ、どっちが正しいの?N●Kさん、どうなの? やっぱり改造は計画的に、って思った。 ところで、今年の4月に発売されたマイク小西氏の本はamazonで2〜5週間待ち。石川家にはひどい目に遭わされたけど、まあ宣伝になったし良かったですね、マイクさん。 |
掲示板でhideさんが書いて下さった、「予選落ち石川遼に 脱ドライバーと離日のススメ」という先週号の週刊新潮の記事。買おうと思っていたらもう新しい号がでていて、残念・・・ と思っていたら、なんと優しくてで格好良くて男気があって思いやりがあるhideさんがスキャンしてメールで送って下さった。ああなんていい人なんだ。 hideさん本当にありがとうございます そして、 ごる日々は皆様の善意で成り立っています おまけ。 世界中が平和になり、争いがなくなりますように (注:変な宗教団体ではありません) さて、この記事を書いたのはhideさんも書いておられるとおり、デューク石川氏。氏は「米国ゴルフ記者協会会員」という肩書きをお持ちなので、そこそこの経歴なのだろう。"duke ishikawa" でググると、署名記事がいくつか見つかる。 で、氏の記事内での主張はこうだ。 ★アメリカで取材をしていると、日本のゴルフは世界の中でどれだけ遅れているかがよく分かる。 ★それはスポーツ文化、そして歴史が根本的に違っているのであり、日本で生まれ育った石川遼も、そういう意味ではまだまだ世界に通用するようなレベルではない。マスターズで打ちのめされても当たり前なのだ。 ★現に、ゲーリー・プレイヤーは石川に「君ぐらいのレベルのティーンエイジャーは世界に2000人はいる」と釘を刺している。 ★つまり、それだけ世界というのはレベルが高く、そして日本はレベルが低いのが現状だ。 ★それなのにマスコミは小さなコップ(日本)の中で大騒ぎし、センセーショナルに騒ぎ立てる。これでは宮里藍(毎週のように「今週こそ優勝か」と書き立てられ騒がれ、プレッシャーをかけ続けられた)や伊藤亮太(なんの実績もないアマチュアを祭り上げ、特別な存在としてスター扱いし、勝てなくなったら使い捨て)の二の舞になってしまうだろう。 ★意識が低いのはマスコミだけではない。マイク小西氏にスイング改造を依頼した勝美氏。あまりにも安易すぎる。遼君を世界で戦えるレベルにしたいのなら、それなりの、つまり超一流のレッスンプロであるブッチ・ハーモン氏などにスイングを見てもらうべきだったのだ。 ★もちろんこういう環境だと本人の意識も高くはならない。「ドライバーを真っ直ぐ350ヤード打てるようになる」という目標を上げているようだが、タイガーはコーチだったブッチ・ハーモンが「完璧だ」と言ったドライバーショットを「落ち際であと1ヤード左へ曲げたかった」と言ってのけた。つまり世界のトップレベルというのはそこまでシビアなレベルでゴルフをしているのだ。 ★遼君がそれ(世界超一流のレベル)を理解するため、そして自分の物にするための方法は、ドライバーばかりにこだわらない、そしてできるだけ早く日本を離れる事である。 ★17歳で賞金ランク6位(2008年度)になったという事は、その程度のフィールド(日本ツアー)に彼が留まっていても意味がないという事を意味している(オクラホマ州立大学ゴルフ部監督の言葉)。 ★日本ツアーという天井が低いフィールドではなく、はるか上が見えない世界へ一刻も早く出ていくべきだ。 なかなか面白い、というかうなづける主張だ。特に日本と日本人と日本マスコミの矮小さがよく分かる。アメリカにいるからこそよく見えるんだろうね。それにしても、いつから日本人は矜持を捨ててしまったんだろう。視聴率とスポンサーが価値観の中心になった、マスコミの洗脳のお陰だろうな。 TVをある日突然、日本人が一斉に見なくなったら、きっと3ヶ月で日本は世界一素晴らしい国に戻る事ができるだろう。根拠はないがそんな気がする。 とにかく、遼君には広い視野を持って日本を離れて欲しい。できればヨーロッパやオーストラリアツアーなどで戦ってはどうだろうか。日本の阿呆マスコミ(TV)の数もアメリカよりは少ないだろうし・・・ ってと思ったけど、TVの奴らが現地でコーディネーターや通訳を雇う数千万なんて端金ぐらいにしか思わない(ゼーキンを湯水のように使う官僚と一緒だ)だろうから、やっぱり一緒か。・・・って、結局最後にはTVやマスコミの批判になってしまうのはなぜだろう? 答え:全ての悪の元締めがテレビだから |
2009/4/24 (813281hit) 大阪ゴルフクラブ淡輪(第15ラウンド目)
先週の東広野に続き、今週も素晴らしすぎるコースへ行ってきた。自身5度目となる大阪ゴルフ倶楽部淡輪。今回も同業先輩でメンバーのT橋さんにお誘い頂いた。T橋さん、ありがとうございました。 設計はご存じ手塚治虫・・・じゃなくって上田治設計である(って、手塚先生にも上田氏にも失礼だろお前)。大阪で唯一といってよい、海の匂いがするコース。これは比喩ではなく、いくつかのコースでは本当に磯の香りがするのだ。 強い海風が吹くと凶暴な顔を見せる難コースになるが、この日は穏やかでうららかな春の気候であった。1年に何度もない、最高に気持ちよい1日。 名物の3番ホール・435ヤードパー4
ドライバーは前半良かったが後半イマイチ。特にパー5のティショットがいかん。250y近く飛べば2オン可能なホールが多いので、つい力んでしまうのだろう。修行が足りん。 アイアンは好調を維持しつつも、よいショットとトホホなショットの差が極端。8番ホール、310yほどのパー4。距離は短いがフェアウェイが狭い谷越えのホールだ。6アイアンでフラットな位置へ打つつもりがチョロ(トップ)してOB。何年ゴルフしてる(ry あと、つま先下がりの薄いラフから5アイアンを強振して(バカだ)チョロ(トップ)したり、左足下がりのラフから狙いより20yも右へハーフシャ●クを打ったりと、トホホパワーは健在である(酵素パワーはトップである)。 グリーンは高麗で難しくて面白くてかつ速い。パットの調子が悪くなかったにも関わらず37パットだったもん(えっ、それはただ単にお前がヘタなだけ?そうかも)。 でもまあ、パーオン率61.1%、パーセーブ率50%は今の私にはチョー上出来。これからも好調なアイアンを軸に、無理しないドライバー、勝負所のパットを沈める根性(バーディパットがことごとく外れた)を鍛えていきたいと。 さて、今回のラウンド、実は普通のラウンド以外に一つのミッションがあった。それはT原さん(近所の仲の良い同業者)の本格コースデビューのお手伝いをさせて頂くというものである。 真ん中がT原さん。右はお誘い下さったT橋さん 私より年上で普段はほとんど運動らしい運動をされていないT原さん。近所の練習場でレッスンを受け、週に1〜2度はご自分でも練習へ行っているがまだゴロばかりという状態らしい。一体どうなってしまうか一抹の不安はあったのだが・・・ T原さんはやり通した。ラウンド前の練習グリーンで初めてパットをし、ティグラウンドはで「ここではこれを使ったらいいの?」とドライバーを初めて持ち、1ホール平均10ストローク以上打ち、足を何度もつらしながらも、T原さんは最後まで一言も不満や文句を言わずラウンドされた。素晴らしい精神力である。 (ちなみにスロープレーにならないよう、谷越えや池越えでは2度打って超えない場合は特ティが無くても前から打ったり、6インチプレースを多用したり、がけの下からはフェアウェイへ戻すなど進行にはできるだけ注意してプレーしたので、前の組との間が空く事はなかった) そして総ストローク数は227。ある意味これは快挙である。アベレージゴルファーの倍以上、上級者の3倍近い数打っているのだ。つまり2〜3ラウンドしたのと同じ数スイングしている事になる。しかも、カートに乗るのはほとんどインターバルだけ。考えただけで鉄人である。 デビューが少し早すぎたという声もあるだろうけど、今回多少無理をしてでもデビューされて良かったと思う。ラウンドが終わり、帰りの車の中でT原さんは「悔しい」と何度も言っておられた。「もっと練習しなければ」とも仰っていた。普段は物静かで感情をあまり表に表さない人なのだが、ゴルフの虫に無事噛まれてくれたのであろう。これからが楽しみである。 というわけでT原さん、1〜2ヶ月練習して、また行きましょうね!(河川敷の薄暮プレーならいつでも付き合いま〜す!) |
というわけで今回、T原さんのゴルフ本格デビューにお付き合いさせて頂いたわけだが、今思うと私のほうが逆に多くの事を学ばせてもらったような気がする。 コースへ向かう車中。私はコースやラウンドやスコアの基本を説明した後、「トリプルボギーを目標にしましょう」とT原さんに言った。4回打ってグリーンに乗せ、パットは3回でホールに沈める(パー4の場合)。もしこのペースでラウンドできれば126でホールアウトできる。 まあ実際はそんなに簡単にはいかないだろうけれど、平均的なパー4だと4オンするためには1回100ヤード前後飛ばせば十分という事になり、これで「遠くへ飛ばさなければ」「きちんと打たなければ」というプレッシャーが多少はましになるかなと思ったのだ。 そう、自分のHDCPに合ったコースマネジメントは初心者でも上級者でも必要。特に私のような中途半端な腕前のプレイヤーこそ、無理してパーオンを狙いに行かない、外したときに大怪我をしない場所を狙う、ティショットを無理しないなど、きちんと考えてラウンドすべきなのである。 また、ティショットをミスしたとき、逆に思いの外よく飛んで良いポジションへ行ったりした時、マネジメントを変更する必要があるかどうかを考える事も重要である。特にティショットがうまくいった時に限ってミスしたりするから、油断しないよう気を引き締めるとかね。 あと、素振りではゆっくり振れていても、実際に球に向かうとついついスイングリズムが速くなってしまう傾向が見られた。これはもう本能というか自律神経のいたずらというか、心拍数が上がるという身体的影響の他に、早く終わらせたい・早く打ちたいという精神的影響が大きいと思うのだが、これも我々経験者が忘れがちな事である。 プレッシャーがかかったとき、条件が悪いとき(アゲンスト、雨、ティグラウンドで構えにくい、立ちにくいホール、過去にOBを打ったりして悪いイメージがあるホールのティショット、谷越え池越え浅越ゴエ、パー5の2オン狙いにパー4の1オン狙い、コンペで何十人もの人が見ている中での朝イチティショットなど)はついついスイングスピードやスイングリズムが速くなるので、ゆっくりスイングするよう気をつけよう自分。 そしてもう一つ。もっとも勉強させて頂いたのはT原さんの「ひたむきさ」と「逃げない心」である。ミスしてもミスしてもボールへ向かっていく。1ヤードでも前へ。1フィートでも近くへ。T原さんにすれば、そんな事は当たり前だと思われるかもしれないけど、その姿勢に私は忘れかけていたゴルフへの真っ直ぐな情熱を少しだけ思い出す事ができた(ような気がする)。 また偽善っぽい事を書いてしまったが、実際、広々としたコースで気のおけない仲間と喋りながら球を打つ、これ以上の素晴らしい事がこの世にあるだろうか?いやない。たぶん。だから、「緑の芝の上に転がる白いボール」そのものが、しあわせの一つの形なのだ。 T原さん、幸せあふれるゴルフの世界へ、ようこそ! |
先週(昨日)のツアーは男子がつるやオープン、女子はフジサンケイレディスと大きな大会が重なったわけだが、相も変わらず放送時間(地上波)も重なりまくり。なめとんのか視聴者を? つるやオープンは毎日放送(TBS系列)で3時30分から5時まで、フジサンケイは関西テレビ(フジ系列)で午後4時から5時25分とまともにぶつかってお互いに譲る気もずらす気もなし。っていうか、お前らは本物のバカか? まるで溺れてる者同士が足を引っ張り合っている構図である。ギャラリーサービスとか魅力あるツアーを作るとか口では偉そうな事を言いながら、本気でファンの事を考えていない証拠じゃん。特にツアー関係者、というか上層部の偉いさん方。猫の首に鈴を付けるのを皆嫌がって、旧態依然の利権構造に屈している。 男子と女子の両方に絡んでいて、トーナメントプロデューサーという肩書きを持つあの人など、この現状を打破するために動くのにうってつけの人物だと思うんだけど・・・。個人の力は無理でも、男女両ツアーの関係者が一致団結して行動すれば、放送時間をずらす事なんて簡単だと思うんだけどなあ。 ただでさえ日曜の午後なんてバラエティかドラマの再放送してるんだし。それをやめて男子か女子のいずれかが生中継すればいいだけの話じゃん。しかし生中継を避けるというのもTV局の怠慢と事なかれ主義だわな。 生中継でないスポーツ中継がどれだけ間抜けなものか(そしてあたかも生中継の如く放送するのがどれだけ視聴者をバカにしているか)、きちんと真面目に考えてみろよお前ら。ったく、プロの仕事をしないヤツばっかりかよこの国は。 ・・って、どうしてそんなに怒っているかというと、最初の30分で録画が終了した男子ツアーのほうがきちんと試合が行われ、優先録画した女子ツアーのほうは3日目中止で訳の分からない代替番組が録画されていたからである。うう、失敗した・・・ で、やっぱり無料(ただ)だからいけないんだ、きちんと金を払えばトーナメントもたっぷり見られるだろうと思って加入した衛星放送のゴルフ専門局だが、これがまたもう何というか。ザ・ゴルフチャンネルは欧米のトーナメントとレッスン番組中心だから仕方ない(でもマスターズすらまともに放映しない。トホホ)として、呆れるのはゴルフネットワークだ。専門局のクセにまともなトーナメント中継がほとんど無い。生中継と唄いながら、中身は1番ホールの固定カメラだったり。 考えて欲しい。自分の国のゴルフ中継が、金を払って見るゴルフ専門チャンネルでまともに放送されないのだ。お前の存在意義は何なんだ? しかし、ゴルフネットワークを責めるのは実は酷なのだ。何十台もカメラを設置するトーナメント中継には莫大な費用がかかるし、さらにキー局が既得権を持ち、コンテンツも自分の所でしか流さない、使わせない。貧乏でコネも歴史もない専門局に中継など無理。やっぱり悪いのはあぐらをかいた既存キー局ということになる。 中継の残り時間でプレーオフになるかそうでないかが判ったり、先に結果を見ていて「このパットは入りそうな気がするね」なんてズルをする解説者のくだらない解説を聞かされるぐらいなら、専門局に映像をそのまま提供すればいいのだ。 権力や巨大企業に既得権がつきものなのは判るけど、それに仕事の質の低下がセットになるからむかつくんだよね。 ここはひとつ、心あるゴルファーが地上波のゴルフ中継を見るのを全てボイコットし、本気でTV業界をあわてさせて・・・なんて考えたんだけど、視聴率の調査対象世帯でないとボイコットしても全然意味がないわけで、だったらスポンサーを見て不買運動を・・と考えてもスポンサーは多岐にわたりほとんど全ての大企業が入っているからこれも意味がないわけで、結局は場末のウェブやブログでこうして毒を吐くしかないのかと思うとちょっと徒手空拳という気がしないでもないのだが、それでも言わないより言った方が何かが変わる可能性があるかも、と思いつつ、今夜も私はドン・キホーテ・デ・ラ・オーサカ 。 |
2009/4/28 (814315hit) 新・アプローチの気づき(ってまたかよ)
明日から、いや早い人は先週末から十何連休なんだそうだ。そう、ゴールデンウイークというものが世の中にはあるらしいのだが、祝日も仕事をしている私にはなーんも関係ないもんね。せいぜい昼から薄暮プレーに出かけるぐらいだもんね。うえーん(涙)。 ・・・なんて話はさておき、昨日・一昨日と練習へ。年に何日もない「調子がいい時期」には、ガンガン練習へ行って 昨日は奇数番手のアイアンを短い方から。そこで気づきが一つ。やっぱり練習はす(ry 今までは、アイアンが長くなればなるほどヘッドスピードを上げるために無理して速く力強く振っていたのだが、つい最近覚えた、「ショートアイアンは加速して振り回さなくても十分飛ぶの法則」(別名「上げて降ろすだけの法則」)に従い、5アイアンなどでもちょっと軽めに振ってみた。 すると、飛距離こそ5%程落ちるもののそこそこ真っ直ぐ飛ぶではないか!ここに、「長いアイアンでも無理矢理加速させずリキまず軽めに打ったら?の法則」(別名「リキむぐらいなら軽く振って軸がぶれないようにした方がいいんとちゃうか?の法則)が完成したのである。 ただし、この「振り回さないで軽めに振る」というのは「球に合わせにいく」「当てにいって減速する」のと紙一重でありイメージが非常に難しいので、何球も連続して打てる練習場ではともかく一発勝負のコースでこの技を使えるようになるにはさらなる修行が必要だろう。 さて、今日のメインはそれではなくアプローチについて。例によってミスしたりちょっとミスしたりさらにミスしたりしながら練習していると、ふと「アドレスの再現」というイメージが浮かんだ。アプローチで芯に当てるというのは、要はアドレスの状態をインパクトで再現できればいい。 (注:ここでいうアプローチとは振り幅がほぼ9時3時、30yからせいぜい35yまでのショットをいう) 左足体重にしてややハンドファーストに構えることで、アドレスでインパクトの形は作っている。それなのにその形にインパクトで戻ってこないのでは本末転倒だ。では何が悪いのか?色々考え、一つの結論を得た。それは、 インパクトでグリップを体に近いところ(=アドレスの位置)に通す である。解説しよう。どうやら私のアプローチは、グリップがアドレスの時より体から離れてインパクトを迎えているような感じなのだ。 原因は手打ち、アウトサイドインの軌跡、左脇が開く、肩が回っていない、左手グリップ(特に小指薬指中指の三本)がゆるむなど色々と考えられるが、とにかくアドレスでグリップがあった位置にインパクトで持ってくる(通過する)ようきをつけて振ってみた。すると、芯に当たるインパクトが キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!(ちょっと飽きてきたなこれも) どうやらポイントは、(1)左手小指薬指中指の三本がゆるまない、(2)切り返しで打ち急がない、(3)体のターンを先行させ、同時に手首をあまり固めず、インサイドからヘッドを落とすイメージの3つらしい。 というわけで、新アプローチの5箇条。 アドレスでは 1,右足かかとを浮かして左足体重のアドレス 2,左手小指のグリップをしっかり そしてスイングでは 3,ヘッドを低く遠くへ上げる(肩をしっかり回す)バックスイング 4,トップの間を取り、体から切り返し、手首ゆるゆるでヘッドを効かす 5、インパクトでグリップは体の近くを通る これ、中間テストに出るから覚えとくように。 |