日記282
(2017年12月)

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2017/12/1 (1497453hit)  12月の健忘録


 昨日は10組の大きなコンペに参加してきたんだけど、月初めなので恒例の健忘録。先月はたくさん気づきがあった(というより気づきが多すぎて収集がつかなくなっている)。


左グリップショートサム気味、右グリップフィンガー・・・本を読んで改造中。芯を喰う確率が上がってきたかな?

ゴルフは遠回りが一番の近道・・・大叩きを避けるためのコースマネジメント。

構えたら間髪入れずにすぐ打つ・・・素振りのように打つためのその1。

っていうかいい加減ピン狙うのホントやめろ>俺
・・・自分がヘタな事をきちんと自覚しましょうと。

「飛ばさない・乗せない・寄せない・入れない」ゴルフ・・・理想と現実をきちんと理解しましょうと。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず・・・願望でなく、自分の手駒で戦うゴルフ。

全てのショットを低くティアップして打つ・・・という練習を続けてみようかなと。

上がり3ホールのスコアが自分の実力・・・ホントにそう思いますはい。

思い切って振り抜く事が最重要ってこと・・・打つ前から結果(OB)を気にしてどうする。

 あと、いちばん大事なこと。

練習しよう。

練習しないとどんどん下手になります。


2017/12/2 (1497623hit)  Y崎さん古稀お祝いコンペ@奈良万葉CC


 木曜日、10組の大きなコンペに参加してきた。業界の大先輩Y崎さんの古稀のお祝いコンペである。


(1番パー5)

 場所は奈良万葉CC。3度め。ややトリッキーな丘陵コースだけど、上田治設計の歴史あるコースである。同伴競技者はいつものK嶋さん、O谷先輩、そして上級者のW山さん。インスタート。


(10番パー4)

 10番から15番まではそこそこの感じで回れたんだけど、16番で実力発揮しちゃいました。

 その16番は2打目が谷越えで、左足下がりのライから谷越え打ち下ろしの狭いフェアウェイへそこそこの距離打たないといけないという難易度の高いパー5。奈良万葉の名物ホール。

 この日のティグラウンドはいちばん前で、打ち下ろしで200y以上飛べ谷へ突き抜けてしまうという悩ましいセッティング。

 ティショットは安全に5アイアンだったんだけど、ダフって160yぐらいしか飛ばず(ティアップのアイアンダフるって・・・)。2打目、左足下がりから200y飛ばさないといけない羽目に陥る。4Wで渾身のショットは絵に描いたような頭叩きチョロ(まあそうなるわなあ)。もう少し冷静に、6アイアンぐらいで打っとけば良かった(セルフだったので距離がわからなかったんだよね、というのは立派過ぎる言い訳だ)。

 その球はコロコロと転がり、谷へOBか、と思ったらOB杭の手前に貼られた網に引っかかってセーフ。3打目、ドロップしてつま先下がりの左足下がり、しかも薄い芝という一番難しいライ(言い訳乙)。こここそ6番とか7番アイアンで打つべきだったのに、手持ちの7Wで。

 はい、2連続頭叩きチョロ。

 これはギリギリ谷を超え、左OB杭まで50cmのところで止まる。4打目アイアンでレイアップ、5オン2パットでダボ。トホホ。でも9とか11とかもありえたから、ダボで済んでよかった。


(17番パー3)

 17番パー、18番もなんとか寄せワンでパー、4オーバーでハーフターン。

 後半は6番まで何を間違ったかずっとパーオン&パープレー。しかしアウトは上がり3ホールが難しい。7番はそこそこ距離があり、打ち下ろして打ち上げの上田治ホール。奇跡的にパーオンしたんだけど80cmのパーパットを外して3パットボギー。


(7番パー4)

 8番、右サイドと正面が池で、池には220yで入る。中途半端に4Wを持って右を避けてプッシュスライスでOB。OBのショックで写真とるの忘れた。ダボ。今度回る時は絶対にアイアンでティショットして3オンさせよっと。

 9番も正面と右に池があり打ち下ろして打ち上げるという難しいパー4。8番のOBのショックをまだ引きずってて写真とるの忘れた。どこへ打てというのだ?って感じ。今度は安全に4アイアンでレイアップ。2打目は左足下がり、つま先下がりの残り190y打ち上げ。しかも球は変な溝にはまっててちょっと沈んでる。そう、100%アイアンでレイアップすべきライ。っていうかアイアンですらチョロしたりダフったりしそうなライ。

 でも、7Wで勝負掛けました。最後だし、午前中の2連続チョロを払拭したかった。こういう場合えてして返り討ちにあうんだけど、10回打って1回出るかどうかのショットで2オン。

 というわけで。



 何故かアイアンがホントによかった(ニアピンも取れたし)。思い切って振り抜く(テンポ速めで)が良かったのかな。白ティからとはいえ、12ホールパーオンなんて何ヶ月ぶりだろう。その分、パット数が増えちゃったけど仕方ない。

 コンペの結果は、4位で賞品なし(参加賞はみかん)。ベスグロはO田さんに一打及ばず。でもいいラウンドだった。


2017/12/4 (1497777hit)  ポンコツ


 日本ツアー終了。最後の試合まで賞金王が決まらず、どうなるのかなと思っていたらチャンキムは棄権、池田・小平は早々に脱落、優勝が絶対条件の宮里優作が最終日、今年を象徴するような圧巻のゴルフを見せて逆転賞金王に輝いた。選手会長を兼任しながらの賞金王は史上初とのこと。

 今、日馬富士の暴行問題に絡み、横綱の品格という話題がテレビを賑わしてるけど、賞金王の品格という言葉がもしあるなら、やっぱり優作なんじゃねえの?と思った。それ以上は書かないけど。

 一方、世界に目を向けると、あのタイガー・ウッズが帰ってきた!しかも強いタイガーが。3日目こそちぐはぐだったけど、2日目なんて全盛期を彷彿とさせるいや全盛期より安定感のあるドライバーで余裕のゴルフ。最終日はまだ見てない(結果は見ちゃったけど)のであれだけど、4日間続けてラウンドできたことが素晴らしいよね。

 これでまたアメリカツアーが面白くなってきた。タイガーのいないアメリカツアーは、ドライバーのないラウンドみたいなものだったからね。



 先週のコンペ、10組だったんだけどキャディさんが8人しか確保できなかったようで、我々の組ともう一組はセルフプレーだった。それは別に良かった(プレーフィも安かったし)んだけど、幹事さんにはあらかじめ「その代わり距離計測器やGPSを使わせてください」とお願いし、快諾していただいた。

 で、久しぶりに昔(7年ぐらい前)買ったGPSナビ(ショットナビアドバンス)と、



 同じく大昔に買ったレーザー距離計(ブッシュネルのヤーデージプロ500というでっかいやつ)を持っていった。



 レーザー距離計は1週間前に電池も替え、動作することを確認済み。で、あるホールの2打目で使ってみたんだけど、ピンまで90y。ん、見た目は60yぐらいしかなさそうだけどな、と思いつつ打ったらグリーンをダイレクトでオーバー。

 さすがにおかしいと思い、次のホールで100yの杭からピンを狙ってみたら、145yと表示された。これ、やっぱり壊れてる!!こんな壊れ方をするのか!と逆に感心したんだけど、まあ仕方ない。俺にはまだショットナビアドバンスがある。

 その何ホールか後で、再びフェアウェイの100y杭近辺から打つ機会があり、ショットナビアドバンスを取り出して測ってみた。センターまで117y。K嶋さんとO谷さんもナビを持ってこられていたので、お二人に距離を聞いてみたら。

「センターまで105yです」「センターまで106yです」

と2人の機械が喋った。ショットナビよ、お前もか!



 ところが、驚くべき事実が判明する。家へ帰って設定を見直していたら、表示がヤードじゃなくてメートルになっているではないか!そりゃあ1割ずれるはずである。設定をいじっているうちに、誤ってメートル表示に切り替えてしまったのだろう。ショットナビ、疑ってごめんよ。

 何の事はない、自分が一番ポンコツだったという落ちでございました。


2017/12/5 (1497954hit)  上級者のゴルフ


 もう一回先日のラウンドの話。

 今回久しぶりにご一緒させてもらったW山さん、きちんとゴルフを知っている本物の上級者である。今は色々と体に故障を抱えているので数字こそ出ないが、そのスイングは理にかなっていて美しく、私からすると雲の上の存在である。ご自分がミスショットしたら丁寧に解説してくださるというお茶目な一面(笑)もあるんだけど。

 で、そのW山さん、今回久しぶりのラウンドでアプローチがうまくいかないことが何度かあった。やっぱり上級者でも実践から遠ざかると短いのの勘が鈍る。するとその後、グリーン花道からパターを使う戦法に切り替えたんだけど、これがまた絶妙で、20yぐらいからOKに寄ったり入りそうになるんだよね。

 そんなW山さんを見て学んだこと。

・上級者は引き出しが多い

・上級者はスコアメイクに手段を選ばない

・アプローチの王道は転がしである

・見栄やエエカッコはゴルフの敵


・ゴルフの本質はロマンではなく、スコアである

 私のようにエエカッコしてウェッジを使い、チャックリするのが一番カッコワルイという事を知っておられるのだ。一番確率の高い方法を選択する、そこに妥協がない、それが真の上級者なんだなと。


 これから芝も薄くなり、アプローチが難しくなってくる季節。アプローチ恐怖症が再発しないよう、転がしのアプローチを多用しよう。またマークスマンを入れるのも・・・・


2017/12/6 (1498108hit)  ドリルばっかりの練習


 昨日練習へ。100球だけ打ってきた。

 低くティアップしてウェッジのハーフショットを30球、アプローチショットを20球、同じくティアップして8アイアンのクォーターショット20球、同じく4アイアンフルショット10球、4Wを10球、そしてドライバーを10球。

 ウェッジのハーフショットは緩まないように。

 アプローチショットは下半身をガチガチに固め、上半身の形を崩さず腰の捻転だけで打つ。

 8アイアンはフォローで体が起き上がらないように。

 4アイアンはリキまないよう、切り返しのリズムに気をつけて。

 4Wはフィニッシュまで振り抜く意識で。

 ドライバーはグリッププレッシャーとトップ位置に注意して。



 まあ、いつもいつも同じことの繰り返しなんだけどね。しかし、



ほんっとにヘタだねぇ〜〜


2017/12/8 (1498405hit)  K嶋さんとホームコース


 昨日はK嶋さんとホームのきさいちへ。気温はそこそこ低かったけど天気もよく風もなく、良いゴルフ日和だった。

 この日は久しぶりのサブグリーン。グリーンキーパーが変わって生まれ変わった速い(でもメイングリーンよりは微妙に重い)サブグリーンに対応できず、パーオン8ホール中4ホールで3パットと悲しい結果に。あと、アプローチでもミスが相次ぎ得意のダボオン1パットボギーを連発。

 そんなこんなで。



 前半のトホホ。

 3番は2打目の9アイアンをうまく打てたと思ったらショート、アプローチが横1mに付くも入らず。

 5番は完璧に打った2打目の9アイアンが凍ったグリーンで奥のエッジまで、パターのアプローチが大オーバー、3パットボギー。

 6番は斜め上からのパットをショートさせて3パット。速いと思ったのに。

 7番はティショットをバンカーに入れ、2打目はダフって出ただけ。

 後半のトホホ。

 1番は4mからファーストパットを1m以上オーバーさせて3パット。

 3番も斜め上から寄らず3パット。

 4番は2打目の7Wをチョロ、4打目アプローチをチャックリ。

 6番はティショットバンカー、2打目うまく脱出したと思ったらオーバーして奥へこぼれ、そこからのアプローチが奇跡的に寄ったので1パットボギー。

 7番、2打目の5アイアンを思い切りダフり、3打目つま先下がりの60yウェッジショットをトップし、グリーン奥からの左足下がりのアプローチが奇跡的に1mちょっとに付くも外してダボ。

 8番はティショットがチーピン。4打目グリーン奥からのユーティリティのアプローチが3mオーバーして外してボギー。

 9番ティショット左ラフ、2打目105y打ち上げ、9アイアンで完璧と思ったら10yショート。バンカーの縁、砂まみれのライからのアプローチをチャックリ、4オン1パットボギー。

 6400yを切るサブグリーンだったから、もう少し頑張らないとね。


 今日の教訓

 左足上がり+打ち上げの場合は2番手上げる

 下りのパットはカップをオーバーさせる

 速いグリーンは手前からのパットを残す




2017/12/9 (1498580hit)  ユーティリティのアプローチ


 この前のラウンドにて。

 いよいよ冬本番。芝がだいぶ薄くなってきてアプローチの難易度が上がってきた。昨日も書いたとおり2回チャックリしちゃったんだけど、アプローチ恐怖症が再発しないよう、少しでも不安がある時は失敗しないような打ち方やクラブを選択した方がいいと思った。

 というわけでユーティリティの転がしアプローチにトライしてやろうかなと。ラフから長い距離を転がすのはさすがに無理だけど、ラフでも1m以内だったり、フェアウェイからだったら30yぐらいでも十分使えるかなと思う。

 メリットはとにかく簡単なこと。30cmぐらいのバックスイングで30yは転がすことができるし、基本パットと同じイメージだからミスが圧倒的に少なくなる(なくなる、とは書けない)。あと、方向も大きくずれることはない。

 問題は距離感だけど、これは練習することでだいぶ合わせられるようになるような気がする。今まで数回しか練習してないけど。


 で、実際に一昨日のラウンド中に2回やってみた。いずれもグリーンエッジから1y以内の薄いラフから。1つめは10y、速い下り傾斜で1m以内に寄せることができた。パターに近い感覚だけど初速がパターよりあるのでラフから安心して打てる。何度も素振りをしてイメージを出すのが大事ね。

 2つめも下りで、今度は15yぐらい。距離感はまずまずだったんだけど、ラインを読み間違えて横3m。パットと同じ感覚で打ったんだけど、初速が速いぶん曲がりが少なくなるようだ。

 しかし、いずれの場合もウェッジで打ったら5回〜10回に1回の確率でしか寄らないところまで寄るわけだから、十分使えると思う。


 今後は、

エッジから20yを超える長いのをパターの代わりに

花道から数ヤード転がしてグリーンに乗せていく

砲台グリーンに転がし上げる

ワンクッションで砲台グリーンにぶつけて乗せる

ベアグラウンドから

30yぐらいのフェアウェイから


などに挑戦してみよう。


 け、決してアプローチから逃げてるわけではないんだからね!あくまでスコアメイクのためなんだから!


2017/12/11 (1498770hit)  ユーティリティのアプローチ・実践編


 昨日の薄暮プレーで、ユーティリティのアプローチを試してみた。



 まずは練習グリーンで。本当はアプローチ禁止なんだけど、ターフ取るわけでもないので許してもらって。短い距離、長い距離、エッジから、エッジから離れた場所からなど。わかったことは、難易度は全体の距離よりも、グリーンの外を転がる距離に依存するということ。

 つまり、5mの転がしと10mの転がしでは確かに10mのほうが難しいんだけど、長い距離でも練習次第でそこそこ寄せられるようになる。しかし、それはグリーンエッジ近くからの場合で、グリーンの外を転がる距離が長くなるほど不確定要素が増えて距離感が合わなくなる。

 フェアウェイからだとまだ計算しやすいが、短めのラフやティフトンの場合、そこを転がる距離が1mを越えると途端に距離感が合わなくなる。っていうかラフから使うのはやっぱり難しそうだ。



 次はラウンドで実践。わざとグリーン周りからのアプローチを残すように努力してみたんだけど、1番はバンカー越えで使えず、2番は花道に止めるつもりがオンして使えず、3番は30.yの登り傾斜しかもラフということで使えず、4番はロストボールして時間がかかったので使えず。何しとんねん。

 業を煮やし、5番では2打目で最初からグリーン左に向かって打つ。すると狙いよりさらに左へ飛び、マウンド越えの15yのラフへ。相当無理な状況だけど使ってみた。マウンド越えということは越えてから下りということで、しかもグリーン全体の傾斜も下り。絶妙な距離感が要求される。結果はショートしてエッジまで。あとちょっと強かったらジャストだったのに。ラフの抵抗は思ったよりも強い。

 6番は2打目がグリーン奥へ。浅いラフが2mほどあり、グリーンに乗ってからは急激な下り。梅コースでいちばん傾斜のある受けグリーンである。少しでも大きければグリーンを転がり落ちる。結果は、またしてもショートして乗っただけ。やっぱりラフを転がすのは難しい。っていうか微妙な距離感出すのは基本無理なんだろうな。

 7番はショートさせるつもりが乗ってしまい試せず。でも最終組で前が詰まってたので20分ほどそのグリーンで練習できた。そこで重要なヒントを得る。

 ユーティリティの転がしの場合、基本的にはパッティングのイメージで打つんだけど、無意識に打つと少しだけ手首を使ってしまう。すると、パンチが入ってオーバーしたり、逆にオーバーを恐れて緩んでショートする。つまり距離感が全然合わない。

 20yを超えるような長い距離なら少し手首を使うほうがイメージを出しやすいんだけど、10y以内できっちり距離を合わせたい時は、手首を固めて完全に体の捻転だけで打つほうがいいね。これだと再現性が高くなる。


 その後、8番、9番では使えず。っていうか、もう日が暮れてしまって回るのがやっと。でもいい練習になった。


2017/12/12  (1498942hit)  消しゴム1回で10年


 某ニュースサイトより。


スコア2打過少申告、10年出場停止 ゴルフ20歳選手

 日本ゴルフツアー機構は6日、スコア改ざんで斉藤拳汰(けんた)選手(20)を10年間のツアー出場停止とすると発表した。

 同機構によると、斉藤選手は10月13日に埼玉県熊谷市であった下部ツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」の最終ラウンドで、スコアを記録する同伴競技者が記入した自分のスコアを消しゴムで消し、実際は6打で回った1番ホールを5打と書き直すなど、2カ所を改ざんし、計2打を過少申告したという。

 同伴競技者が会場内のスコア速報などを見て気付き、発覚した。懲戒・処分委員会では除名も検討したが、20歳の若者であり、反省が期待できるとの理由で出場停止処分を決めた。




 太平洋クラブチャレンジトーナメントって、2日間競技ではあるけど、有名どころでは丸山大輔・宮里聖志・横田真一、横尾要、甲斐慎太郎、伊藤聖道。伊藤涼太(!)なんかも出てる、下部ツアーのれっきとした試合である。

 そんなトーナメントに出てくるようなプロゴルファーが消しゴムって・・・・しかも、このネット時代、バレれば一生その不名誉がついて回るような事をするなんて・・・さらに付け加えれば、すぐにバレるような手口で堂々とインチキするなんて・・・

 20歳と若く、反省しているから除名じゃない、でも10年出場停止っていうのもなんだか変な処分だよね。そりゃ反省するでしょ、バレたんだから。でも犯した罪はゴルファーとして絶対に許されないものだし、除名でいいと思うんだけどな。今後(出てくる可能性の高い、同じようなバカどもへ)の抑止力のためにも。

 もし将来が、って言うなら、更生させるためJGTOで5年ぐらい下働きさせればどうよ。ほったらかしは余計によくないと思うんだけど。




 10年間出場停止ということは、20歳から30歳まで。食っていくのはレッスンプロなどで可能かもしれないけど、30歳で復帰して果たしてトーナメントの世界で再び輝けるか?しかも汚名を背負ったままで。10年間、モチベーションや情熱は保てるのか?

 ふつうはまあ不可能に近いだろうね。

 だから、逆に若いからこそ「お前はゴルファー失格だから、もう他の仕事に付きなさい」と引導を渡してやるほうが本人のためになるんじゃないの?と思ったんだけど、こういうジュニア出身の子たちはゴルフばっかりしてて他のビジョンを持ってない(親がそう育てた)ケースが多いからねえ、つぶしがきくかどうか。



 進んでも地獄、引いても地獄。消しゴムで悪いスコアだけでなく自分の将来まで消しちゃったという、恐ろしいお話。


2017/12/13 (1498942hit)  2017年の重大ニュース


 今年も色々あった。年末シリーズ第一弾、重大ニュース。

1月

・久しぶりに星田のNプロに見てもらったらすごくシャフトクロスしてた

・月例は大雪によりハーフ競技に


2月

・雪の中、K藤くんと2バッグでくずはパブリックをラウンド

・小野東洋GCを初めてラウンド


・小野東洋GCのキャディ、H房くんに「左手の振りメインで振る」と教えてもらう

3月

・比良ゴルフ倶楽部、上がり3ホールで8オーバーの大叩き


・ザ・サイプレスの業界コンペで優勝、ダイソンの掃除機ゲット

4月

・マスターズでガルシアがメジャー初制覇

5月

・ビリケン打法を開眼するも、すぐ忘れてしまう

6月

・特に無し。

7月

・キャプテン杯は10位で予選通過するが、決勝直前にぎっくり腰になり玉砕

8月

・用事もなく雨でもぎっくり腰でもないのにゴルフを休む

・12年ぶりに小野GCをラウンド


・月例で3位入賞(グロス79・ネット70)

9月

・バンカーショットで開眼(フィニッシュで上半身がピンの方を向くまで捻転する)

10月

・クラブ選手権予選でライの改善をして2ペナ食らって予選落ち

・グリップを見直す


11月

・毎年恒例のしゃくなげ杯でベスグロ獲得

・勤労感謝の日杯で5位入賞(グロス85・ネット76)

・月例で4位入賞(グロス82・ネット73)

12月

・奈良万葉のコンペで4位(賞品なし)、グロス2位(O田さんに惜敗)

・ユーティリティの転がしアプローチを練習しだす




 このなかで、一番思い出深いのは、やっぱり

クラブ選手権予選でライの改善をして2ペナ食らって予選落ち・・orz



 来年もこんなアホな私ですがよろしくお願いします。


2017/12/15 (1499402hit)  きさいちで一八会


 この冬初めて、本格的にグリーンが凍結。練習グリーンではボールを落とすと「紺」と音がする中で、近隣同業者の競技会(一八会)がスタート。今回はやや少ない2組で。白ティから。


 しかしなかなか酷いラウンドだった。朝イチ、右プッシュ2連続OB。しっかり素振りとストレッチをしたつもりだったんだけど、全然体が回ってくれないというか言うことを聞いてくれない。

 3番は逆にチーピンが出てまたOB。4番はグリーン手前からのパターが緩んで寄らず入らずのボギー。

  とにかくドライバーが全然気持ちよく振れず、当たるのはヒールだったり先っぽだったり、とにかく外周ばかり。これ、寒さと厚着のせいだったらいいんだけど。芯を食ったのは、開き直って思い切り体を捻転して打った17ホールめの1発だけだった。

 うまく当たらない・飛ばない→なんとか当てようと焦る→無意識に体ではなく手を使う→酷い当たり→始めに戻るって感じ。まさに悪循環。薄くなったフェアウェイからダフリチョロとかしたし。ライが良ければまだましなんだけどね。

 というわけで。



 いつもと逆で、体が温まってくる上がり3ホールのほうが成績がよかった。逆に出だし3ホールで前半は+7、後半が+4。15オーバーのうち11オーバーを叩き出す。

 でも実は中盤〜後半も、長いパットがいくつか入ってくれたからこの数字で済んでるんだよね。90叩いててもおかしくない内容だった。



 環境の変化に対応できなくなってきているのは歳のせいか。真冬のラウンドでどうスイングしどう対処するか、ちょっと考えんとあきませんな。


2017/12/16 (1499567hit)  真冬のラウンド


 というわけで真冬のラウンドを、壊れかけたオッサンである私がどう乗り切ればいいか考えてみた。


 まず決めなければいけないのは、2つの選択肢のどちらを選ぶかである。即ち、

1,無理にでも体を回して夏と同じスイングをする

2,体が回らないことを見越し、コンパクトで無理をしない冬用のスイングを模索する




 理想は1)なんだけど、そのつもりでラウンドしたらとんでもないことになったので、やっぱり2)なのかなと。でも、ただでさえヘタなのに、新たに「冬用のスイング」とか中途半端なことを考えたら余計にグダグダになりそうだし。

 たぶん現実的正解は、スイングそのものを変えず、スイングスピードを落とすなりクォーターショットをするなり番手を上げるなりして、距離を落とす、そしてお昼に暖かくなって体がほぐれてきたら普通に、っていうところだと思うんだけど、それでも微妙なさじ加減とかセンスとかがないとひどい目に合いそうだよね。

 1番手上げて軽めに打ったら届かないとか、2番手上げて軽めにコンパクトに打ったらやっぱり届かないとか、左へ思い切り引っ掛けるとか。



 あと、この作戦のもう一つの弱点は、軽めに打ったり番手を上げたりすると球の高さが出ない+ランが出る。つまり凍ったグリーンや砲台グリーンへの対処が難しくなるということだ。いや、だからもう初めから花道狙ってボギーオンで良しとすべきなんだろうけど、まだアプローチに不安がある私としてはボギーで済まずダボになるリスクが上がるということでもあるわけで。

 いやダボが出ても仕方ない腕なんだけど、いま考察しているのは「どうやったらダボを叩かないようにラウンドできるか」そして「あわよくばパーを拾えるか」であり、ダボ以上はたとえ冬でも1ラウンド3つぐらいまでに押さえたい。

 そう考えると大事なのはやっぱり2打目のアイアンショットなんだよね。いっその事、ユーティリティでアプローチするのと同じような感覚で、全部3番手ぐらい上げて、短く持って、手前からコロコロと転がしていくような2打目を目指すべきなのか。



 まあ、どんな攻め方をするにせよ、「2番手上げて距離を合わせる」とか「3番手上げてラン込みで距離を合わせる」なんていう練習をしないと話しにならないからね。寒いけど練習します。


2017/12/18 (1499747hit)  12月月例


 今年も優勝することなく終わりそうな月例競技。最後のチャンスだったんだけど。

 見事に玉砕。



 まあ真冬だしこんなもん(パーオン4ホール、パーセーブ8ホール)かなとは思うんだけど、やってはいけないことを2つしてしまった。

 1つめ。いつも左へ引っ掛けてOBになる松2番のパー3でいつものように左へ引っ掛けてOB。

 2つめ。いつも左へ引っ掛けてOBになる松4番のパー5でいつものように左へ引っ掛けてOB。


 セキセイインコや粘菌より学習能力が低い。アホか俺は。それさえなければまあ及第点のラウンドだったんだけどなあ。ラスト5ホールも粘れたし。



 あと、ユーティリティのアプローチは2回トライしたけど2回とも2割ショートしパットも入らず(梅3番・梅5番)。どうしてもパンチが入ってオーバーするイメージが抜けない。要練習、というより要経験、かな。



 さらにアンラッキーな出来事が2つ。

 1つ目は前半7番パー3。6番で打った球はまずまずだったんだけどグリーンに止まらず(まだ凍ってた)奥のラフへ。左足下がりのラフというだけでもきついのに、ボールがディボットみたいなものに完全にはまり込んでいた。なんとか反対側のエッジまで叩き出し、2パットボギー。

 2つ目は9番、2打目の7Wが左を怖がりすぎて右のバンカーにイン。これが前方のあごにひっついてて、横へ出すしかなかった。まあその後の4打目をトップするんだけどね。アプローチも寄せきれず5オン2パットダボ。



 でもね、いいショットもあったんだ。

 松3番、HDCP一のホール。2打目は185yでだらだら打ち上げしかもアゲンスト、200yでも届かないので4Wを選択し、これがちょっとトップ目ながらピンにまっすぐ、手前から転がってオン、2パットパー。

 松8番、打ち下ろしだけどちょっときつめのアゲンスト、581yパー5。ティショットは210yしか飛ばず、2打目4Wはちょっと引っ掛けて190y。2打目は残り180y+ピン奥で190y。またボギーか・・・と思ったけど、4アイアンが今日イチの当たりでグリーンオン、2パットでパー。


 あと、アプローチ。

 去年ぐらいから徐々に成功体験が重なり、アプローチ恐怖症も薄れつつある。まともに当たらない、まともに振れないという状態から、距離や方向を考えられるようになってきたからねえ(しみじみ)。今回は寄せワンを4個(OBパーを入れれば5個)取ることができた。まあそのうち3つはグリーンすぐ横のライの良いラフからなんだけどね。

 何度も素振りしてイメージを出し、フォワードプレスでスイング開始、切り返しで打ち急がない、球を上げようとしない(ランニングかピッチエンドランを使う)、そして緩まない。この5つを守ることで、イップスはなんとか抑えられている。

 
 というわけでトホホありアンラッキーありナイスショットありナイスアプローチありと盛りだくさんのラウンドだった。ネット77で満足してたらあかんねんけどね。


2017/12/19 (1499920hit)  真冬のスイング・練習編


 話は前後するが、土曜日、月例の前に練習へ行ってきた。真冬のスイングを練習するためである。

 真冬のスイングとは真冬のラウンドに必要な、つまり厚着と寒さで体が回らない時、いかにナイスショットするか大きなミスショットを避けるかという考えに基づくスイングのことである。



 フルショットを避けるため、コンパクトなスイングをする。クラブを少し短く持って、番手を上げる。まあスリークォーターショットみたいな感じなんだけど。

 でも、何も考えず(スリー)クォーターショットをすると、ほとんどの場合引掛けフック(プルフック)になるんだよね。何故か。おそらく、体の捻転が浅いから。

 クォーターショットの場合、トップの高さを仮に75%に抑えると、どうしても体の捻転も75%にしてしまいがち。でも、たぶん、

 体の捻転は100%で、トップだけ75%というのが正しいクォーターショット

 なんだと思うんだよね。つまり体が75%しか回らないとその分肩も回らず、インパクトの時には肩が開いてしまう。だから左へ飛ぶんだと思う。

 つまりクォーターショットでも体は楽しちゃいけないってことだ。

 これを応用すると、左がイヤな時は思い切り体を捻転させて振り、右へ行かせたくない時は少し体の捻転を抑えるというテクニックとして使えるかもしれない。でも、そうやって恣意的なスイングをした時って、えてして逆球が出たりするしね。



 という感じで、実際に日曜日にコースでクォーターショット(もどき)を試してみたんだけど、まあ成功3割、いまいち4割、トホホ3割といった感じ。クォーターマスターへの道は遠く険しい。

 っていうか、普通のショットですらまともに打てないのに何を偉そうにクォーターショットだよ!って自分にツッコミ入れとく。
 

2017/12/20 (1500081hit)  150万ヒット御礼・飛距離か正確性か


 ウェブ開設から16年2ヶ月と20日。150万ヒットを達成できました。これもひとえに皆様のお陰であり心よりお礼申し上げたく。

 っていうか、まあ今どき「◯◯万ヒット」とか流行らないしただの自己満足だしだから何?という気がしなくもないんだけど、節目ということでちょっとだけ大きなテーマを。




 ゴルフで重要なのは飛距離か、それとも正確性か。昔から語り尽くされてきて、ある意味結論が出てるといってもいいこの問題についてちょっと考えてみたい。と言っても、最終的には自分語りなので軽い気持ちでお読みください。

 まず前提。何のために飛距離と正確性を比較するのか。

 「コースを攻略するため、あるいはスコアのため」であれば、正確性の優位に間違いはないところである。ゴルフはターゲットゲーム、つまりあらかじめ決まった場所にボールを運ぶゲームである以上、正確性が絶対条件であることは論を俟たない。

 井戸木鴻樹プロが全米シニアで優勝したのはフェアウェイからアプローチの精度で打てるアイアンショットがあったからであり、またそのプロの世界では飛距離とマネーランクは完全に比例しない事からも飛距離>正確性でない事は明らか。


 飛距離で優位に立てる状況としては、2打目の番手が短くなる、その分グリーンにボールを止めやすい、ドッグレッグでショートカットできる、パー5で2オンを狙える、同じ距離を短い番手で打てるので選択肢が増える、といったことが考えられる。

 だけど、番手が短くなっても正確性がなければ乗らない可能性もあるし、ショートカットなどにはリスクが伴うし、パー5で2オンを狙える状況というのはそんなに多くない。また、そうやって攻略の選択肢が増えたとしても、正確性がなければ絵に描いた餅である。アンダーの世界で生きるプロならともかく、我々アマチュアの場合は特にね。

 というわけで、コース攻略のためには飛距離よりも正確性が重要である、ということに異論はないと思う。




 では次に、別の切り口から考えてみる。実はこっちが本題なんだけど、

 スイングがなかなか固まらないようなアマチュアが上達していくためには、飛距離重視と考えるべきか、それとも正確性重視で行くべきか。

 なんだか大雑把な言い方だけど、こう言いかえればご理解いただけるだろうか。


 アマチュアがスイングを考える時、

 とにかく最大限飛ばせるスイングを作り、それをブラッシュアップして正確性を高めていくべき?

 それとも、

 まずは正確に打てるよう、正しいスイングの形を覚える。そのスイングが固まってくれば芯にも当たりやすくなりヘッドスピードも上がって自ずと飛距離も付いてくる?

 もっとはっきり書けば、ヘッドスピードが先か、それともスイングが先か?という事だ。



 レッスンプロでもこの点は意見が別れることが多い。とにかくクラブを振る(=速く振る)ことを覚えましょう、細かいこと、真に当てるテクニック、体の使い方は二の次、というプロもいれば、理論と形を重視し、体の使い方、動かし方をメインに教えるプロもいる。

 もちろん対象がジュニアか、初心者か、中級者かによっても違ってくるかもしれないけれど、私がここで問いたいたいのはもちろん私のような体力のピークもとっくに過ぎ、才能もない平凡なオッサンならどうすべきか、という事だ。


 歴何十年というオッサンになってくると、ポンコツな経験とガラクタに近い知識で頭も体も肥満し、本能のままに振れなくなってくる。特に私のような頭でっかちの屁理屈野郎は特にそうだ。

 冬はクォーターショットがどうとか、OBを避けるとか、コースが狭いとか、色々な言い訳を並べ立て、スイングの細かい部分ばかり注意し、失敗ばかりを繰り返している。そう、

 正確性(=スコア)を気にするあまり、最大のヘッドスピードを出すような気持ちよくのびのびしたスイングができなくなっているんじゃないか俺?

 そしてそれは、実は本末転倒というか因果関係が逆で、

 飛距離を追求する(しっかりと振る)ことを基本にスイングを考えないと、いつまでたっても飛距離も正確性も中途半端なまま

 になるんじゃないかと。

 ジュニアの成長過程もそうだし、私のポンコツな経験上でも(怖がって)中途半端なスイングをした時のほうが曲がる、という事は何度も経験してる。

 あと、どうせOB出すなら、小細工した後ろ向きのスイングよりポジティブに振りちぎっで出すほうが精神衛生上も良いしね。本当に狭いところ、どうしてもイヤな予感がする場合はドライバー持たなければいいんだから。


 さらに、何度か書いているけど、スコアを気にして正確性を重視するようなゴルフばかりしてるとどんどん振れなくなり、スイングもゴルフそのものも小さくなってくる。すると、5年後10年後にはもっと振れなくなり、どんどん飛距離が落ち、気がついた時には振ろうと思っても体力が残っていない・・・という羽目に陥る事は容易に想像できる。

 そうならないためにも、やっぱり可能な限り速く強く振るという気持ちは忘れてはいけないんじゃないかなと。
 


 というわけで私の結論。

 まずは思い切り振れ。話はそれからだ。

 飛距離がいちばん、正確性は後からついてくるということで。50過ぎたオッサンである私にその「後」があるのかどうかちょっと疑問だけど。でもできるだけ頑張って、体を壊さない程度に振りちぎるよう、今後も努力する所存である。


2017/12/22 (1500388hit)  プライベートラウンド@ホーム


 友だちが少ない私は、また一人でホームコースへ。今回のテーマは「できるだけ気持ちよく振りちぎる」である。きさいちの顔である委員のO嶋さんと、初対面で私より年上の女性2人とで。

 で、打ち下ろしで左右アウトの1番から振りちぎるつもりで打ったんだけど、どうしても左が怖くてスイングにブレーキが掛かる。

 プライベーなラウンドでさえ、本番のティグラウンドからだと練習場と同じように振れないんだよなあ。ダメだなあ。で、結局この日はティショットを気持ちよく(OBの恐怖に打ち勝って)振れたのは2回だけ。しかもそのうち1回はアイアンショットだもんなあ。振りちぎりマスターへの道は遠いわ。

 フェアウェイからのアイアンも、やっぱり飛球線に背中を向けるのと引掛けを怖がってバックスイングが浅くなる現象が多発。打つ直前まで注意してるのになあ。まだまだだわ。


 ただ収穫もあった。この日はフェアウェイバンカーからのアイアンショットが2つあったんだけど、2つともきちんと打てた事。

 フェアウェイバンカーからのダフリ率は98%を誇る私なんだけど、最近アイアンショットは切り返しで左腰を飛球線方向ではなく体の後方へ動かすイメージで打ってるせいかも。前傾角度とスイング軸をキープするイメージかな。

 というわけで。



 後半の2連続4パットは両方とも、1mぐらいの横や上からのセカンドパットを強く打ちすぎて2mぐらいオーバー、それが入らずというもの。きさいちCCもグリーンキーパーが変わって9Ft近く出るようになったので、きちんと下へ付けるように注意しないといけないね。

 まあでもいいパットもあったし、アプローチはけっこうシビアなライからでもチャックリが1回もなかったし、数字はイマイチだけどまあ頑張ったかな。


2017/12/23 (1500539hit)  パーとボギーの差


 誤解を恐れず書く。

 ボギーを取るのは、ある意味簡単である。

 なぜか。ボギーの基本はボギーオン2パット。もちろん私の得意技であるダボオン1パットやパーオン3パットもあるけど、それはミスが重なったり難しいところに乗ったりパットがうまくいかなかったり、という特殊なケースであるから今は考えない。

 ではボギーオンでいい、ということはどういう事か。

 まず、ティショットを飛ばす必要が全然ないという事だ。

 パーオンを狙うなら「ティショットはできるだけ飛ばして2打目はできるだけ短く」あるいは「2打目でグリーンを狙いやすいところにティショットを打つ」、というのが一般的なセオリー。でもボギーオンなら、ティショットの選択肢も2打目の選択肢も大幅に広がる。つまり一番確率の高いクラブをチョイスし続ける事ができるのでミスが減る。また狙い所も広い。ハザードも避けやすい。

 さらに、ボギーオンでグリーンを狙うショット、つまりパー3の2打目、パー4の3打目、パー5の4打目を打つ時、ボギー狙いなら2パットでいいわけだから、「とりあえずグリーンに乗れば合格、でもできればピンの近く」という大雑把な狙い方でOKである。多少奥へ付こうが横へ付こうが、2パットでいいんだからね。

 つまりボギーを取るゴルフというのは、飛ばす必要もないし、自由度も高いし、得意なクラブを選択できるし、プレッシャーもほとんど掛からないので、本来は簡単なはずなのである(あくまで机上の理論だけどね)。



 しかし、パーを取るゴルフになるとその難易度は何倍、いや何十倍にも跳ね上がる。ミスの許容範囲が極端に狭くなるのだ。

 ティショットはそこそこ飛ばしたいし、打てるところへ打たないといけないし、ハザードや林は駄目だ。もちろんOBなんてもってのほか。

 2打目もあわよくば乗せたい、乗らないにしてもグリーンのすぐ側へ持っていきたい、もちろんいってはいけない(寄らない)場所は避け、バンカーなんかも極力避けなければいけない。

 さらにアプローチ。ピンにできるだけ寄せるのはもちろん、できれば下や真っすぐのラインに付けたい。

 パットも長いのは正確な距離感、短いのは確実に入れるというスキルが要求される。

 で、これらすべての段階で大きなミスが1つ出ればパーは難しくなる。かくもパーは難しい。



 さて、ここからが本題。パーを狙うゴルファー(HDCP5以下?)ではもちろん無く、しかしボギーゴルファー(HDCP18以上?)でもないという中途半端な立場の場合、どういう気持でラウンドすべきか?っていうか、ボギーゴルファーとパーゴルファーの最も大きな差は何か?

 しょーもないミスをしないこと?アプローチの腕前?パットのスキルアップ?コースマネジメント?

 それらも大事だと思うけど、たぶん一番大事なことは、

 自分ができることだけでラウンドする

 という事じゃないかなあと思うんだよね。



 ティショットのキャリー飛距離がマックス220yで、210yで越えるあごの高いバンカーがある。そしたらそのバンカーはやっぱり避けなければいけない。

 バンカー越えのアプローチ、ピンはグリーンに入ってすぐ。プロならロブショットかスピンの効いたアプローチで狙うんだろうけど、とりあえずピンをだいぶオーバーしてもグリーンに乗せること。

 朝イチのティショットはいつもミスする。だったらどんなコースでも朝イチはユーティリティ(得意クラブ)で。

 このホール、いつもOB打っちゃうんだよね。だったらアイアンで打てばいい。

 距離と方向をキチンと合わせないと入らないライン。いくら短くても3パットしないことを考えて打つべき。


 思うに、そういうふうな事を、パーを狙うゴルファーは徹底してる。ボギーゴルファーは自分のできることとできないことがまだ分かっていない。そして中途半端なゴルファーはできないことをしようとしてしまう。いちばんタチが悪い(笑)。

 自分の手の中にある武器は限られている。プロや上級者のように種類もなければ高級なものもない。でも、持てる武器を最大限使うことができれば、そして「願望」というハリボテの武器を使うことをやめれば、自分のベストを更新することだって夢ではないんだよ、と自分に言い聞かせる編者であった。
 

2017/12/25 (1500619hit)  脱力するためには


 メリー・クリスマス!!浄土真宗だけど。



 さて、スイングのコツの1つに、「脱力」というキーがある。例えば

 上半身はリラックスしろ

 グリッププレッシャーはできるだけ弱く

 肩から先は脱力して重力を感じろ


 と言ったたぐいのものだ。でも、特殊な才能がある人を除き、この脱力っていうのはなかなか難しい。

 なぜなら、ゴルフのスイングは基本的には力を入れてなされるものだから。つまり力を目一杯入れるところには入れ、その上で別の部分は脱力するというのは本能に反する行為だからである。

 例えればピアノで左右の手で別のフレーズを弾くとか、曲芸で大玉に乗ってバランスを取りながらジャグリングするとか、後方伸身宙返り4回ひねりをしながらラーメンを食べるとか、そういう特殊な才能や鍛錬が必要なものであると思うのだ。



 運動の才能がある人なら教えられたり意識したりしなくてもその「脱力」ができたりするんだろうけど、そうでない平凡な人間(つまり私だ)の場合、教えられないとわからない、分かってもできない、できたと思ってもできていない、やっとできたと思ったらすぐできなくなるという経緯を経て、最終的には諦めるか、無かったこと(脱力なんて必要ないんだ)にしてしまうのだ。

 かくも脱力とは難しい。しかし、先日私は湯船に浸かっていて、ふとしたきっかけでその脱力のコツを掴んだのだ!ヘウレカ!



 湯船に浸かる時、多くの人はリラックスして全身を脱力すると思う。体中の筋肉を硬直させて風呂に入るのはお湯の温度が46度以上あるときか海水浴の後かダチョウ倶楽部ぐらいだろう。

 で、肩までお湯に浸かりうまく脱力すると、両腕がふわっと浮いてくる。でも、そのふわっと浮いていることを意識するととたんに腕に力が入る。その時閃いたのだ。

 そうやって腕の力を抜こうと思った時、文字通りそのまま「腕の力を抜こう」と考える(当たり前だけど)。でも、意識(心)が腕の事を考れば考えるほど、脱力できなくなるよね?と。

 これは心理学的にも実証されている。「早く寝よう」と意識すればするほど目が冴える、「心を無にしよう」と思えば思うほど雑念がわく、ウォーターハザードが効いていればいるほどそこに入れてしまう、あの動きや心理だ。

 つまり「脱力しよう」と考えたら絶対に脱力できないということだ。じゃあ八方塞がりじゃん。そこで、どうすればいいか考えた。っていうかもう答えはそこにあった。

 脱力しようとその部位を意識するから脱力できないのなら、別の部位に意識を集中すればいいのだ!

 と。そこで腕のことは忘れ、腹筋に思い切り力を入れてみた。すると何ということでしょう。うまく腕が脱力できているではないか。これか。これなのか。


 つまりこれをスイングに応用するためには、

・脱力すべき部分を意識しない(脱力しようと思わない)

・その代わり、力を入れていい他の部分(腹筋とか下半身とか)に意識を集中させる


 とうまくいくのではないかと。よくいう、アドレスで丹田に意識を集中するってやつですな。




 で、やってみた。前回のラウンドと土曜日の薄暮、そして昨日の練習で。どうだったか。これ、金の鉱脈かも!具体的には腹筋に軽く力を入れ、そこを意識しながらスイング始動するとクラブが走る(ような気がする)。つまりグリッププレッシャーが落ちてる(ような気がする)。しかも体幹がしっかりするのでスエーせず、ボールコンタクトも良くなる(ような気がする)。さらに飛距離も伸びてる!(ような気がする)。

 まあまだまだ実証が必要。だけど、これだけいい感じだと、今までいかに楽してたか、大事なことが分かっていなかったかと超落ち込みそうになる。いつもそうだよな俺。

 とりあえず当分、

 腹筋に軽く力を入れてスイングする

 ということで。


2017/12/26 (1499567hit)  予行演習


 スイングの予行演習は結構有効かも、っていう話。予行演習って何?いや単なる素振りの事なんですけどね。



 きっかけは、某有料放送の「ゴルフ真剣勝負 the MATCH」という番組で、成田美寿々プロがパットのワンポイントレッスンとして

 バックストロークしないでボールを遠くへ転がす

 というドリルを紹介したことであった。昔からある有名なドリルの1つだけど、成田プロ直伝のこのドリルは

 体を目一杯使って、思いっきり遠くへボールを運ぶ

 というのがミソで、ミーハーな私は早速試してみた。これを練習グリーンで10回ほど試してみて、その後普通のパッティングに臨むとあら不思議、

 体幹をきっちり使ってパットをするイメージが勝手にできてフォローも大きくなる

 という、驚きの効果があった。

 具体的には勝手にボールの転がりが良くなり、なぜか距離感も合ってしまう。これはたぶん、きちんと体(腰や背中)の捻転でストロークできているということなんだろうなと。あと、手首も使いようがないのでパンチが入って大オーバーするなんてことも抑えられると思う。




 というわけで、1ヶ月前ぐらいからこのドリルをラウンド前に欠かさずするようにしているのだが、先日練習しててふと思った。あこれスイングにも応用できなくね?と。

 フルショットはともかく、ショートレンジつまり30yぐらいまでの、手首を使わず(フェースを返さず)上半身の捻転だけで打つアプローチ。

 バックスイングをしない、という部分はさておき、フォローからフィニッシュまできっちり体を回す動きを何度か繰り返し、体(筋肉)に学習・記憶させる。そして直後にスイング。

 いやだからそれ素振りやん、というツッコミが聞こえてきそうだけど、漫然と素振りするのではなく筋肉に言い聞かせるつもりで、何ならちょっと大げさなぐらいに筋肉を意識して振るのだ。そしたら、結構これがいい感じ。

 この予行演習素振り、皆様もお試し・・・え、素振りって本来そういうものだろって?常識以前の問題?知らなかったのはお前だけだって?



 やっぱり・・・
 

2017/12/27 (1501003hit)  2017年の健忘録


 いよいよ今年もあと5日。ということで今日は年末シリーズ第二弾として今年の健忘録からの抜粋を。すーぐ忘れちゃうからね。赤太字が重要かなと。


スイング全般

・トップで右手(手首)に力が入りすぎてて、シャフトクロス気味になってた。

・テークバックで軽くコックを使い左手親指が指す方向へクラブを上げていき、トップでその親指が飛球線を向く

・スイングの緩みはダウン〜インパクトではなく決めたフィニッシュ位置まで振り抜かないのが原因

・小野東洋のH房くんからのアドバイス「後半疲れてくると右手で叩きに行ってます。だから引っ掛けとかチーピンが出るんです。右手は添えるだけ、左手の振りがメインで振ってみて下さい

・ヘッドスピードをあげるのに、いくら右手に力を入れても無駄。何故なら右手一本より左手一本で素振りしたほうがヘッドスピードが上がるから。よって、「左手がメイン」で、「右手はあんまり出しゃばらない」という意識のほうが正しいんじゃないかと。

・アドレスで肩がクローズになりがち(左肩がかぶる)なのに気をつける

・バックスイングの途中から下半身はダウンスイングを始めるイメージ。その時、グリッププレッシャーは緩めで。

・ダフるのはグリップに力が入っちゃうのが原因

・スイングテンポは自分が思うより早めのほうがよさげ。でも、トップから打ち急がない(鈴木愛のスイングリズム)

・「ただ単に腕を胸の正面で振る」というイメージは、すごく重要な動きのような気がする

・腕を適度に脱力してヘッドだけを走らせる打ち方が一番飛ぶ。でも、脱力して打とうとするとスイング全体が緩むので難しい。

・スタンス幅を今までよりやや狭くする(アイアンは肩幅、ドライバーはそれより少し広いぐらい、アプローチはもっと狭く)とボールにきちんと当たるような気がする

・切り返しの下半身始動は「ごく小さな動き」で十分。「えいや!」とばかり腰を切ると腕が間に合わなくてシャンクやプッシュスライスやトップが頻発する。それを嫌うと、ヘッドが返ってチーピンが出る。

・スイングに力はいらない。例えると、人に打撃を与える「実戦の空手」ではなく「空手の演舞」をするつもりでスイングしよう。

・バックスイングで右へスエイしない

・ダウンスイングで上体突っ込まない(ビハインド・ザ・ボール)

・左グリップショートサム気味、右グリップフィンガー




ドライバー

・左腰を軸に回る(スエイ防止)

・トップでシャフトクロスにならないよう(左手親指がトップで飛球線方向を向く)

・トップからの切り返しが早い(間がない)とチーピンが出る。切り返しはゆっくり、ヘッドの重さを感じながら。

・重心を落としてフラット目のプレーンで腕を使って目一杯振る


アイアン

・下半身リードで打つ

・トップでシャフトクロスにならないよう

・トップ小さめ




ハーフショット、クォーターショットのコツ

スイングが小さくなっても絶対緩んだらあかん

・肩はしっかり回す

・腕もしっかり振らなあかん(特に長いクラブ)

・下半身はあんまり使わない

・アップライトなスイングを心がける



アプローチ

・トップからの切り返しをゆっくり行う

・上半身(肩・体)の回転だけで打つ。クラブは胸の正面にキープ

・左脇をしめ、左手の肘が左骨盤を指すよう反時計回りに動かし、上腕を体の左全面にくっつけて振る

・ボールの左サイドを見続ける

・スイング始動時に軽くフォワードプレス

・バックスイングで肩を回す(上半身をしっかり捻転させる)のも大事だけど、フォローで右肩が回転していく(胸が飛球線を向いていく)のも大事。




バンカーショット

・フィニッシュで上半身がピンの方を向くまで体を回転させる




パット

・体(上半身)の回転で打つ

・フォローをきちんと出す

・バックストロークなしでボールを強く打ち出す練習→転がりが良くなる




ラウンドの心構え

・ゴルフに、簡単なショットは存在しません

・打ち上げ砲台グリーン手前のバンカーは何があっても避けろ

・構えたらすぐ打つ

・グリーンはいついかなるときもセンターを狙う

・ゴルフは遠回りが一番の近道

・「飛ばさない・乗せない・寄せない・入れない」ゴルフ

・彼を知り己を知れば百戦殆うからず

・上がり3ホールのスコアが自分の実力

・思い切って振り抜く事が最重要。打つ前から結果(OB)を気にしてどうする。




その他

・ウェブ上で偉そうなことを書かない

・いちいち言い訳をしない

・全てのショットを低くティアップして打つ、という練習を続けてみよう

・四の五の言わずに練習しよう。



 我ながらいい事書いてると思うけど、明らかに容量オーバー。分かるだけではダメなんだよねえ。だから四の五の言わずに練習しよう。


2017/12/29 (1501284hit)  今年最後のラウンド・ゴルバカ月例@きさいちCC


 いやあ、色々あって充実?した1日だった。

 まずエントリーからトラブルが。7日前コースに組み合わせ表を送ると、次の日に「hiro様のご予約は見当たりません」との返答が。私の予定表にはきちんと時間も書いてあるのに、狐につままれた気分。

 実は12月〜2月の3ヶ月間で、きさいちCCでのコンペが3つ続いた(で全部幹事してる)ので、予定表に間違って別のコンペの時間を記入してしまい、それを見てすっかりエントリー済みと思いこんでいたようだ。慌てて他の時間を押さえてもらう。幸い3組取ることはできたけど、朝7時過ぎからという、夜明けすぐの時間。

 当日は4時に起きて来てくださった人もいて大変申し訳なかったんだけど、寒さもきつかった。グリーンが凍るほどではなかったけどね。


 ようやく明るくなってきた7時7分にスタート。この日は珍しくドライバーがほぼ思うように飛んでくれた。「ミスしてもいいから思い切り振る作戦」が良かったのか。

 3ホール目のパー3で素ダボ、両方のパー5でパーオン3パットボギーというへっぽこな内容だったけど、ユーティリティのアプローチを練習しつつの、しかもこの時期のラウンドにしたらまあまあの42。

 後半、だいぶ体も温まってきたんだけど、まあ良かったり悪かったり。フェアウェイからの7W(3回)もほぼノーミスで、でもパーオンせず、アプローチがいまいち寄らず、パーパットがほとんど入らずという感じ。でもこの時期の(ryの42。

 ラウンドは2時前に終了。その30分後、なぜか竹コースの1番ティにいる3人。この時期にお代わり(ワンハーフ)するというアホ、いやヘンタイ、いや精鋭3人がスタート。ワンハーフ目はアイアンもそこそこ当たってくれてやっとパットのミスもなくなっていいラウンドになった。

 というわけで。


 グリーンすぐ近くからユーティリティの転がしアプローチはどうしても強く入るイメージが抜けず緩んでしまう(まあそれでもチャックリよりは10倍マシなんだけど)。もっと練習が必要だ。せめてパットの精度より上にならないとただのイチビリだもんね。

 でも、今年最後のラウンドが「よくできました!」なのは感無量。嬉しい。


 明日は2017年のスコアのまとめを。


2017/12/30 (1501394hit)  今年の成績・2017年度版


 今年最後の更新はスコアのまとめ。今年は相関関係を軸に考察してみた。


 まずはラウンド数と平均スコアの相関から。


 ラウンド数が増えるとスコアが下がるかといえばそういうわけでもなく。年12回が24回になる、というレベルならもっとはっきり相関性が出るんだろうけど、これぐらいの回数になると同じなんだろうね。つまり今後仮に年100回ラウンドするようになっても150回ラウンドしても同じってことだろう。いや、そんなにできないけど。

 去年と今年はラウンド数が例年より10回ほど増え、平均スコアも下がってるから相関性ありそうだけど、それはたぶん別の理由(後述)。


 次はパット数とスコア。


 これはある程度相関関係があるね。特に後半の5年。でも、1ラウンドの総パット数だからパーオン率とかアプローチとかも絡んでくるし、あくまで参考値かな。ちなみに今年は過去最小パット数を更新(33.2ストローク/ラウンド)。でもパットが上手くなったわけではない。今年からエッジから打つパットをストロークとして数えた(そっちのほうが正しい)り、後述するアプローチが絡んでたりするし。

 去年と今年で、パット数が良くなってるのに平均スコアが微増なのはパーオン率が下がってるからかな。


 そのパーオン率・パーセーブ率とスコアの関係。


 これはきっちりすぎるぐらい相関関係がある。まあ当たり前だけど。2012年はパーオン率、パーセーブ率とも最低で平均スコアも最悪。逆に2008年はパーオン率、パーセーブ率とも最高で平均スコアも一番良かった。この頃はアプローチ恐怖症もなかったし怖いもの知らずだったし何といっても今より9歳も若かったらねぇ(遠い目)。

 次にパーオン率とパーセーブ率だけ抜き出してみる。


 10年間で全然成長してない、いやむしろどんどん下手になってるように見える。ただ、これにははっきりとした理由がある。

 2010年以前のラウンドはほとんど白(フロント)ティ、あとホームコースでは短い(2752y)梅コースを中心に回ってたので、2打目がほとんどウェッジショットみたいな感じだったんだよね。さらに加えてそのホームコースでは、なぜか2008年はB(サブ)グリーン(2587y)ばっかりだったし。

 それが、ここ3〜4年はほとんどレギュラー(青)ティ、しかも長めの松(3370y)や竹(3325y)コース、さらにA(メイン)グリーン。つまりラウンドしてた総ヤーデージ数が全然違ってきてるんだよね。

 一番短い梅松・白ティ・Bグリーンで5594y、コースレートが67.3、スロープレート117。
 一番長い松竹・青ティ・Aグリーンは6695y。コースレートが71.3、スロープレート130。

 これだけ違うともはや別コース。

 あと、去年から今年にかけて、パーオン率が3%ほど下がってるのにパーセーブ率が変わっていない。パーオン率が下がってるのはアイアンが下手になってるのもあるけど、「まあ乗らなくてもいいや」と思ってラウンドしてることも関係あるかもしれないような気がしないでもない。


 さて、このパーオン率とパーセーブ率の差というのは、「寄せワンパー」と「パーオン3パットボギー」の数になるが、3パットボギーのほうがだいぶ数が少ないので、まあほとんど寄せワンの数と考えていいと思う。その数字とスコアを比較したのが下の表。



 2008年の末からアプローチの病気に罹り、それが数字になってるのがはっきり分かる。特に2009年、2014年、そして2015年がひどいね。笑っちゃうぐらいひどい。2015年は精神状態もどん底だったからね。

 で、去年ぐらいからやっとその病気がましになり、寄せワン率が上がると同時に平均スコアも2〜3ストローク良くなった。アプローチが寄るようになり、短いパットが増えた。つまりパット数が減ってるのはアプローチが良くなったせいなんだよね。

 最後にスコアとOB数。


 OB数はショット全体の調子を反映してる部分があるから、きれいな相関関係があるね。2011年をピークに少しづつましになってるけど、やっぱり1ラウンドに1発はある。まあでも、これぐらいは仕方ないのかもね。


 というわけで、今年の更新は終わり。来年もよろしくです。5日に再開予定です。



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