日記272
(2017年2月)

去年までの日記

今年の日記

1月



2017/2/1 (1455850hit)  2月の健忘録


 あっという間に2月。早い。でも、正月からまだ1ヶ月しか経ってない(もう2ヶ月ぐらい経ってるように感じられる)。どうも時間の感覚がグダグダ。記憶力が悪くなってるのかなあ。

 それとも、大人になってから毎日同じことしてるからか。中長期的計画の必要性を感じる。



 今日は、そんな記憶力低下著しい自分自身のために1月の健忘録を。全然目新しくなくてスイマセン。そのうち日記の2回に1回は健忘録になりそうだな。

 トップで右手(手首)に力が入りすぎてて、シャフトクロス気味になってた。


 テークバックで軽くコックを使い左手親指が指す方向へクラブを上げていき、トップでその親指が飛球線を向く



 スイングの緩みはダウン〜インパクトではなくフィニッシュの問題だった!



 ひょっとしてボールと体の位置が2cm遠いからトゥヒットするんじゃね?


 1.5〜2メートルのパットは、1.5〜2メートルオーバーするタッチで打つと一番入る



 アプローチの注意点(抜粋)

 ・ややウイークグリップ 

 ・上半身(肩)の回転だけで打つ。クラブは胸の正面にキープ

 ・まず体の回転があって、腕とクラブはそれによって「振られる」イメージ

 ・手首は固定、コックはあくまでナチュラル

 ・フォローの大きさを決め、そこまで緩まず振る


 以上。


 ってこれだけではあまりにもアレなので。




 今、某ゴルフ通販サイトの買い物かごに入ってるものを紹介。え、そっちはもっと興味ない?


 ミズノGENEM006用スパイク



 履きだしてちょうど半年。さすがにほとんど擦り切れて限界が来てる。しかし半年ごとに2500円か。でも1ラウンドあたり100円以下と考えれば安いのか?

 クイックマスター カップインゲート



 松山英樹が練習に使ってるやつ。ミーハーですな。すぐ飽きそうな気もするけど、2000円ちょっとっていう価格設定が絶妙なんだよね。



 まあ、「買うゴルフ」ってのもゴルフの楽しみの一つということで。




2017/2/3 (1456132hit)  「真冬の・・・」以前の問題


 本当に上手い人っていうのはどんなコースでもどんな季節でもどんな気候でも、そしてどんなに調子が悪くてもそれに適応したり対応したりして、そこそこの数字にまとめてくるわけであって。

 つまり、コースが難しい、寒い、暑い、雨が降ってる、調子が悪い、苦手なコースなどで目標スコアを大幅に越えるような大叩きをしている俺ってヤツはまだまだ偽物でありヒヨッコってことだ。



 ティショットのOBが1つ(超左引っ掛け)。

 セカンドOBが1つ(4Wのプッシュスライス)。

 パーオン27.8%(5ホール)。

 3パット3個。


 まあこのへんは単にヘタなだけだから仕方ないんだけど。



 素ダボ4個。

 ドライバーは全然気持ちよく振れず。

 フェアウェイウッドはダフりまくり。

 アイアン(今回NS950の刺さったタイトリストを持っていったんだけど)もダフりまくり。

 ちょっとまともに当たったと思ったら全部1番手ショート。

 花道からのアプローチもことごとくショート。

 パットは距離感も方向も出ず。

 せめて80台死守と思ったら。

 最後も80cmのフックが緩んでアマサイドに外し。




 先週に引き続き90オーバー。

 まあこんな日もあるさ、で済まされなくなってきた。

 こうなったら、腰が砕けるまで練習してやる。

 あ、その前にパターのグリップ交換しようっと。



2017/2/4 (1456279hit)  GENEMのスパイク(鋲)交換


 半年履いた、ミズノGENEM006のスパイクを交換した。



 まずはスパイクレンチの突起が刺さる穴を丁寧に掃除。カッターナイフの先や精密マイナスドライバーで詰まった小石や砂をほじくり出す。これをしておかないと回るものも回らないからね。

 次に古いスパイクを外す。シューズに木製のシューキーパー(Footjoyのやつ)を入れ、左手でがっちり持てるようにし、右手でしっかり押さえながら反時計回りに回す。

 GENEM006はFTS(ファスト・ツイスト・システム)なので左へ30度づつ3回、つまり90度回せば外れる。今回も多少苦労したけどすべて外すことができた。

 その後、穴の部分を歯ブラシで掃除。細かい芝の切れ端と土がいっぱい挟まってるんだよね。本当だったら洗ったほうがいいんだろうけど。

 そして装着。GENEM用のスパイクはパーツが2つに分かれていて(PINSというらしい)、ちょっとややこしい。スライサーとフッカーで装着方法が変わるんだけど、まあ「鰯の頭」程度のものと考えておくべきだろう。



 さて、半年でどれくらい擦り切れているのか。ちょっと汚いけど。



 もう爪が取れてるし。



 外したところ。これはまだましな方だけど、薄く擦り切れている。



新品。ぜんぜん違うよね。



比べてみると一目瞭然。


 14個入りで2500円といい値段だけど、これで1ストロークでも節約できる(?)のなら安いもの、かな。 



2017/2/6 (1456452hit)  緩まないスイングとは?


 今年に入って「緩まない」というのをテーマに練習したりラウンドしたりしているのだが、なかなか難しい。


 「緩まない」というのは「フィニッシュまで振り切る」という事。それは体がフルターンするフィニッシュとは限らない。腰の位置がフィニッシュということもあるし、そこまで振り抜くという意識はフルショットと同じ。


 「緩まない」のは「力を入れて振る」ということだけど、「リキむ」のとは別。それはタイミングの違いなんだろうと思う。切り返しからいきなりリキむとスイングプレーンに乗らず大ミスが出る。切り返しは丁寧に、しかしその直後に「素早く確実に加速させる」事が必要じゃないかと。つまり絶妙なトップでの「間」は感じたい。


 さて、「緩まない」というのは「ヘッドを走らせる(加速させる)」って事だと私は思うんだけど、「ヘッドが走るように体を動かす」ためには、全身で三通りの力の入れ方をマスターしないといけないような気がする。

 即ち、止めるところ、動かすところ、力を抜くところ。


 止めるところは体幹(特にスタンス)。体ってのはほっておいても勝手に(無意識に)動くので、余分な動きをしないよう、つまり「暴れないように力を入れる」。

 動かすところは腕。体の動きあっての腕の振りだけど、腕が振れないとクラブを「緩まないように」振ることって無理なんじゃないかと思うんだよね。

 力を抜くところはグリップ。グリッププレッシャーが強すぎるとスイングプレーンからクラブが外れやすい気がする。するとあらゆるミスが出る。もちろんヘッドも走らない。

 すごく大雑把な分類だけど、大きくは間違ってないと思う。



 そんなつもりで練習してるんだけど、グリッププレッシャーを抜くのが一番できないんだよね。実は先日あるラウンドで大学のゴルフ部だった人とご一緒したんだけど、その人はクラブの捌き方がすごく上手くて、それは何故だろうと思って見ていたら、やっぱりグリップをすごく柔らかく使ってるんだよね。

 その人、軽く振ってるのに飛距離は抜群だし球は高く上がるしナチュラルにドローボールだしアプローチでも距離感抜群だし、やっぱり上級者とそうでない人間の違いはここかと。


 そういえば、だいぶ昔、ホームコースで知らんおっちゃん(上手い人)とラウンドした時、

 「グリップは引っ張ったら抜けるぐらいの弱さで握らなアカンで。これは絶対(大事)やで」

 って教えてもらったような気がする。



 緩まないように打つために、グリップを(適度に)緩める。難しいね。スポーツ経験(特に球技)がある人、センスがある人って、こういう事が自然にできるんだろうなあ。



2017/2/7 (1456452hit)  松山4勝目


 松山がフェニックスでまた勝った。連覇、それも逆転勝ち、さらにプレーオフで競り勝って。本当に強い人の勝ち方だね。


GDOより拝借)

 これでマルちゃんのアメリカツアー3勝を抜き、日本人最多勝利(4勝)。まあ青木さんは別格として、古今東西、日本人の中で一番ゴルフが上手いやつ、でいいんじゃないかなもう。

 ドライバーはドライビングディスタンス23位ながら本気で振ったら350yオーバー。アイアンはPGAトップクラス(GIR21位)、ショートゲームに穴がなく(スクランブリング16位)、唯一の不安材料だったパット(98位)も構え方をブラッシュアップして安定。

 あれだけ長いパットが寄ったり、入りそうになったり、そして短いパットが入ったりしたらボギーを打つ要素がほとんど無くなるわけで。実際、最終日はボギーなし、1イーグル3バーディの5アンダー。

 たぶん本人は6アンダーぐらいが目標だったのではないかな。最終ホールのパットが入ってるはずだったんだよね。でもグリーンの芝が伸びてて、さらに何十人ものプレイヤーに地面踏まれてて止まっちゃったんだろうなあ。


 プレーオフを戦ったシンプソンも1イーグル5バーディでボギーなし。逆にシンプソンの7アンダーは出来すぎじゃなかったかなと。特に最終ホールのバーディは予想外だったと想像する(なんて失礼な)。だって、プレーオフでは2回ともパーだったしね。

 シンプソンは31歳、現在の世界ランクは56位だけどメジャーチャンプ(5年前の全米オープン)だから超一流なわけで。去年、ファウラーと競い合って勝ったのと同じぐらい価値があるよね。




 さてそのシンプソン、長尺のアンカリングが規制されてからパットに苦しんでたらしいんだけど、現在は中尺パターのグリップ部分を左前腕部にくっつけ、右手は左手より上。調べてみると「アームロックグリップ」っていうらしい。



 この写真の右側に近いかな。で、やってみるとほぼ左手一本の感覚だけで打てる。右手が悪さをする人にはいいかもしれない。

 ただ、このグリップを採用するとだいぶハンドファーストになるので、ロフトが7度ぐらいある特別なパターが必要になってくるらしいんだよね。でも、左手首の角度を工夫すれば普通のパターでもできそうだし、ショートパットだけでも試してみたら面白いかな、と思った。



2017/2/8 (1456815hit)  良い言葉


 この歳になって別に「いい子ぶる」つもりはないんだけど。

 最近、できるだけ悪い言葉、ネガティブな言葉を口に出さず、良い言葉、前向きな言葉を意識して口にするよう心がけている。って日記で散々毒舌書いてるお前が何を言うか、って話だけど。



 例えばテレビのニュースで凶悪犯や飲酒運転による事故などを見て、つい過激な言葉が口に出てしまう。大金持ちやセレブの生活を見て、つい毒づいてしまう。ゴルフ侍の言い訳や自慢を聞いて、上から目線で批判してしまう。

 こういうのって、よく考えれば「不満のはけ口」だったり「八つ当たり」だったり「差別意識」だったりするんだよね。

 いや、もっとハッキリ書くと、「劣等感の裏返し」なんだよね。



 もちろんメディアがわざとそういう意図で作ってるという部分もあるだろうけど、それに乗せられ、TVの前でグチグチと悪口や批判や毒舌を吐くのはいかがなものかと。何年か前にも書いたけど、そういう言葉って結局自分に返ってくるんじゃないかと。

 その証拠に、誰からも尊敬される人ってグチグチ不満や文句行ったりしないよね。もちろん言うべきことはハッキリ言う(白洲次郎氏みたいに)のは大事だけど、どうでもいいこと(TVに写ってることなんてほとんどどうでもいいことだしね)にいちいち腹を立てたり文句を言う行為って、わずかなストレス解消にはなっても、それ以上に「害」があるんじゃないかと思うようになってきた。

 で、最近は「凶悪犯」に文句をいうのではなく、被害者に心から哀悼の意を感じたり、大金持ちの生活には素直に羨ましがったり、ゴルフ侍の言い訳には共感したり、とにかくポジティブな思考、言葉を使うよう心がけるようにしている。

 そしたら、

 自分がミスショットしても無理なく許せる

 ようになってきたので、この作戦はなかなかゴルフにプラスになっていいと思った。無理矢理な結論だけど、これもポジティブ思考ということで。



2017/2/10 (1457135hit)  雪でクローズ


 その日、近畿地方の上空にはマイナス30度を超える寒気がやってきていた。そしてその寒気は、地上のゴルフ場とゴルファーにとって最も恐るべき「雪」という爆弾を投下したのであった・・・



 午前6時。長い1日が始まる。自宅の周囲は小雨だが、家から見える山々は中腹からすっぽりと雲に覆われている。今日ラウンド予定の奈良国際GCに電話。「ちょうど今降ってきて、積もり始めています。クローズかどうかはこれから判断します」とのこと。

 同伴競技者の面々にメッセージを入れ、電話で打ち合わせ。で、結局奈良国際はクローズ決定。そうなると近隣の山地にあるコースはおそらく軒並みアウトだろう。実際、きさいちCCも交野CCもクローズ。

 結局、回る予定だったKくんと2人で河川敷の樟葉パブリックへ行ったんだけど、そこまでして雨(+雪)の中をラウンドする私とKくんはほんとに(ゴルフ)バカだなと思った。

 そのラウンドの中身はまあ、とりあえず置いといて。



 当日、コースが雪や台風などでクローズになりそう。こういう場合、誰が仕切る(連絡係になる)べきか。

「今日一緒にラウンドしませんか?」と最初に誘った言い出しっぺ?それともラウンド予定コースのメンバー?言い出しっぺから連絡を受け、回るコースのメンバーを誘い、もうひとりのメンバーの手配を任せたつまり今回のラウンドを取りまとめた私?

 まあ流れ的に考えて私なんだろうけど、ふと素朴な疑問が浮かんだんだよ。

 これって「1,でしゃばりの仕切りたがり」なんだろうか?それとも、「2,責任感の強いリーダーシップ」なんだろうか?あるいは、「3,面倒なことは勝手に引き受ける奇特な便利屋扱い」されているんだろうか?


 まあ底まで真面目に考えることじゃないし、こういう事は気がついたものがやるのが正解なんだろうけど、こういう面倒なことをする「事務係」って苦労の割には報われない仕事なんだよね。もちろん感謝されたくてしてるわけではないんだけど、3番の便利屋ってヒエラルキーで言ったら下の方(いやそこまでひがまんでも・・・)だし、それを自ら率先してする俺って・・・って考えるとちょっとやるせない気持ちになったりすることもある。

 それに、良かれと思ってやってることが1番で「あいつ仕切っててウザい」とか思われてたらちょっと嫌だな、って思った。


 でもね、決して好きでやってるわけじゃない。俺だって全部お膳立てしてもらってラウンドしたいよ。色々言いたいことはあるよ。でも、性分なんだよ。

 気遣いのできる人はそういうところもきちんと見てくれてて、事あるたびに言葉をかけてくれたり、ちょっとしたプレゼントをくれたりする。でも、ね。


 もし、皆さんの回りに「面倒な事を率先してしてくれる人」がいたら、労(いたわ)ってあげましょう。彼はきっと、「いつもお疲れさん」と言ってあげるときっと喜ぶと思います。あと、コーヒーを御馳走したり、昼食をご馳走したり、ドライバーを買ってあげたり、ハワイ旅行をおごってあげたり、ランボルギーニ・アヴェンタドールをプレゼントしてあげたらもっと喜ぶと思います。



2017/2/11 (1457313hit)  雪のくずはパブリック


 というわけで、昨日は急遽樟葉パブリックへ。

 樟葉パブリックは河川敷ながら6000y弱のパー70で、60年の歴史を誇る由緒あるコースである。

 昭和40年から平成2年まで、2日間競技ながら「くずは国際トーナメント」というプロの試合も開催され、出場者の中には、古くは杉原輝雄や戸田藤一郎、杉本英世に島田幸作、呂良煥やグラハム・マーシュに謝敏男、高橋勝成に金井清一、そして青木功、ジャンボ尾崎、中嶋常幸、極めつけはグレッグ・ノーマンまで参加しているのだ。



 なかでも昭和59年に入江勉が出した59ストロークは、長く「日本ツアー最小ストローク」の記録として残っていた。

 もちろんトーナメントだけでなく、第一次、第二次ゴルフブームの頃には北河内のアマチュアゴルファーに貴重なラウンドの機会を与え続けたという功績も大きい。

 つまりは河川敷のパブリックといえど、歴史あるリスペクトすべきコースなのである。



 クラブハウスは京阪電鉄樟葉駅に直結。



 もちろん練習場も完備。雨と雪と気温数度の中、練習するK藤くん。さすがやね。



 駅前のタワーマンションを臨む。



 ザ・、河川敷。

 で、結果は。



 寒さと高麗グリーンに・・・とかいうレベルではなく、アイアンが1発も当たらず。ドライバーも1発も芯を喰わず。

 アイアンは考えるところあってほとんどのショットを1番手上げたクォーターショットで打ってみたんだけど、そんな小手先の誤魔化しがうまくいくはずもなく。あと10倍ぐらいは練習しないといけない。

 アプローチはそこそこ打てるようにはなってるんだけど、距離感が全然ダメ。トップが怖いせいか全部75%ぐらいまでしか打てない。15yから4yショートとか、30yだったら23yぐらいまでしか突っ込めないとか。


 でも、雪混じりの雨の中、K藤くんと楽しくラウンドできたから良かったかな。



2017/2/13 (1457477hit)  キャロウェイのEPICドライバーを試打


 先日練習に行くと、平日にも関わらず試打会が行われていた。

 普段なら試打はしない(ヘタな球を打つと恥ずかしい)んだけど、今話題になってるキャロウェイのドライバーとなると話は別だ。



 テーラーメイドを追撃すべく、今回相当な気合を入れてプロモーションしているキャロウェイ・GBB・EPIC(エピック)ドライバー。ジェイルブレイクテクノロジーがナンボのものかちょっと興味があったし、平日で人があんまりいなかった事もあり、試打をお願いした。

 まず、今使ってるクラブとシャフトをチェックしてもらい、シャフトは先中調子の2本をセレクト、ヘッドもEPICスター(10.5度)とEPICサブゼロ(10.5度)の両方を打ってみた。

 で、感想だけど(あくまでヘタレトホホゴルファーの感想なので、話半分で聞いてね)。

・両方ともヘッド、シャフトは軽め。楽に振れる

・サブゼロのほうは私(ヘッドスピード43)にはハードスペックだった。叩いても球が上がらず、使いこなせそうにない。

・スターはそこそこ球が上がる。でも中弾道で、スピンは少なめに感じた

・キャリーはそこそこだけど、ランが結構出る印象。その分飛ぶのかな?

・ヘッドの上の方に当たるといわゆる棒球が出て、キャリーが稼げる

・しかし、すごく飛ぶ、という感触はなかった

・その代わり、球筋が安定していて、ミスに強いと思った

・先にあたってもプッシュスライスがプッシュで収まる感じ。

・ちょっと引っ掛けたかな?と思ってもフックせず、スライスして真ん中へ帰ってきてくれる

・左へのミスが出にくい+軽いので振り遅れない=真ん中へ集まる、というイメージ

・個人的感想だけど、「飛ぶ」ではなく「曲がらない」クラブという感触

・シャフトは「純正スピーダーS」「スピーダーエボリューションIIIS」を試したけど、圧倒的にエボリューションIII(高い方)が私にはよかった



 さて、というわけで見積もりを出してもらったんだけど、定価は税込みで9万円オーバー。それが、今使ってるツアーチャンプ+ランバックスSと同じぐらいの値段になるとのこと。

 うーん、久しぶりに買い換えようかなあ。でも、試打クラブと実際のクラブは別物って聞いたこともあるしなあ・・・




 と思っていたら、今使ってるドライバーが急に絶好調になる。「私を捨てないで!」って言ってるみたいに。畳と女房は新しい方がいいけど、Tシャツとドライバーは体に馴染んだほうがいいよね。



 というわけで、買い替えはなし(たぶん)。◯ィクトリアゴルフの渡◯さん、ゴメンね。



2017/2/14 (145768hit)  コントロールショット


 コントロールショットに憧れる。

 番手通りの飛距離を打つフルショットではなく、クォーターショット、ハーフショット、そして体の回転だけで打つパンチショット。これができるようになるとゴルフの幅が広がるよね。

 例えば、強めの打ち上げ+砲台グリーンへのアイアンショット。高い球を打ちキャリーで持っていくのがもちろんベストなんだろうけど、距離感が難しいしショートしがちだし、そもそも左足上がりはきれいにコンタクトするのが難しい。

 そういう時、2番手あるいは3番手上げて低めの球でポーンと打てたら大きなミスも少なくなるし距離感も合わせやすい(ような気がする)。ミドルアイアン以上の場合、今の時期なら手前から転がって乗せるというイメージも出しやすくなる。

 左右へのミスをできるだけ減らしたいときも、番手を上げてショットを小さくすると言うのは有効だよね。いや、実際できるわけじゃなくてあくまで理論上だけど。

 特に、体も回らない、ボールも飛ばない、スイングスピードも落ちる冬は無理してフルショットするよりコンパクトなショットでマネジメントしたほうがミスが少ないんじゃないかと(注:しつこいようだがあくまで机上の空論です)。


 というわけで、(フルショットもままならないのに)ハーフショット、クォーターショットを練習している編者ではある。フルショットの練習にもなるしね。何度か練習して分かったことは、

スイングが小さくなっても絶対緩んだらあかん

肩はしっかり回す

腕もしっかり振らなあかん(特に長いクラブ)

下半身はあんまり使わない


 ということ。そして、キチンと打てたときは意外と飛距離も落ちない(半番手ぐらい)。


 まあ、へっぽこゴルファーの見栄ってことで。


2017/2/15 (1457788hit)  重箱の隅マナー


 時代やスタイルによってマナーは変化していく。ゴルフにおいても然り。

 「若者」や「女性」が仲間同士で、あるいは1人でエントリーするという新しいゴルフスタイルが定着し、過去の「目上の人、あるいは上級者にコースへ連れて行ってもらい教えてもらう」という形のほうが珍しくなってきた。

 「ジャケット着用」「ジーンズ禁止」という当たり前だと思われていたマナーも今や多くのコースで形骸化し(それが良いとか悪いという議論は別として)、ゴルフのカジュアル化は確実に進んでいる。数十年前はチノパンもダメだったしね。

 また、社用ゴルフの衰退とともに「接待ゴルフ」における独自のマナーも絶滅の危惧を迎えている。ゴルフに「目上・目下」という概念は基本的には不要なのだが、接待ゴルフつまり仕事の延長線上でゴルフを覚え育ってきたオッサン、いや失礼高齢者の中には「年上が偉い、自分勝手に振る舞って当たり前」という意識が抜けない人が未だにいたりする。

 そんな中、どちらかと言うとギリギリ「時代遅れゴルファー」である私は、そういう「マナー過渡期」にどうすべきなのか、どう振る舞えば良いのか悩むことがいくつか出てきた。

 といっても、すごく細かい所ばっかり。しかし神は細部に宿るのだ。細かい部分に気を配ってこそのゴルファーである(何を偉そうに)。というわけで今日はそのあたりを考えてみたい。

 ただしあくまで個人的意見・感想なので、私が考えるマナーが絶対に正しいとか、こうすべきだという意図はない。まあやや時代遅れのおっさんの愚痴と思っていただければ。


 乗用カートの運転

 基本は「目下の者が運転し、目上の者がただ乗るだけ」なんだろうけど。この前の月例で団塊の世代の方々3名とご一緒させてもらったのだが、全員見事に運転席を避けて座るんだよね。俺が4番目の打順であろうが、クラブを何本かもってようが、私が運転して当然という暗黙の空気。

 いや別に運転するのは苦にならないから良いんだけど、たまには後ろの席でレインウェアの雨粒を拭いたり、飲み物を飲んだりしたいときもあるじゃん。あの、無言の「お前が運転せえ」という圧力は逆にマナー違反だろおっさんとちょっとだけ思った。もうちょっと進行とか気遣えよと。

 あと、逆の意味で困るのが「カートの運転が超荒いのに運転したがるヤツ」。下りでもアクセルを床までベタ踏み、カーブでもカート道の段差でも減速しない。いつか事故りますから。


 リモコンカートのリモコン持ち係

 コースを一番良く知るもの、ラウンドに余裕があるものが持つべきなんだろう。でも、カートの運転と同じで「面倒なことはお前に任せた。ワシャ知らんもんね」的な空気を最初から出されるとちょっとイラッとする。

 え、それはマナーの問題じゃない?
 

 ピンフラッグの扱い

 全員がグリーンオンさせた後、ピンフラッグを抜くのは「一番近くにオンさせた者」あるいはその段階で「ピンの一番近くに立っている者」でいいと思う。では、全員がホールアウトした後ピンを刺すものは?

 原則は「最初にホールアウトした者」であるが、昔のマナーとして「その組で一番目下の者がピンを持ち、戻す」というものがあった。つまり最初にホールアウトしたものが目上の人間、あるいは女性なら、目下の者「ピンを持ちます」と声を掛けて引き継ぐ。

 まあこれはマナーと言うより「敬老精神」や「レディファースト」つまりジェントルマンとしての振る舞いだと思う。なのでやりたい人だけやって、原則の「最初にホールアウトした人が持つ」でも構わないかなと。

 実際、「ピン持ちます」と声を掛けた場合、ほとんどの人は「いいよ」と断ってくれる。当然のように差し出す人も中にはいるが、そういう人に限って以下略。

 あ、女性は可愛く甘えていただいて結構。っていうか、女性に重たいピンフラッグをもたせるのは男性同伴者のマナー違反、とは言えなくても気配り不足かと。

 あと、最初にホールアウトしたのにピンを持たないやつは最低。え、お前よくやるじゃんって?トリプルボギー叩いて落ち込んでるんですごめんなさい。



 投げるな、倒すな

 ピンフラッグ絡みで。何度も何度も書いてるけど、ピンフラッグをグリーン上に投げたり倒したりする腐れ外道は未だに多い。

 数十年前は日本のほとんどのゴルフ場は高麗グリーンでしかも今のようにデリケートじゃなかったから、多少乱暴にピンを置いても芝が傷つくことは少なかったと思うが、その頃ゴルフを覚えた人がその頃と同じつもりでデリケートなベントグリーン上にピンを放り投げる。もうアホかと。

 あるいは、キャディ付きでゴルフを覚えた世代の人が、セルフプレーのマナーを知らないまま現在に至っているという背景もあるだろう。

 で、ベテランゴルファーがそういう事をしているのを見て、「あ、ピンはそういう風に扱うのが格好いいんだな」と勘違いした部下や後輩が真似をする。そうやってグリーン・デストロイヤーが増殖していったことは想像に難くない。

 このピン放り投げ、他のマナーを守る普通のゴルファーとか、相当なベテランとか上級者でもする人が多い。今日も私は心のなかでため息をつくのであった。



 「もったいない!」

 これも何度も書いてる事だけど、短いパットを外したら判で押したように「もったいない!」という人いるよね。それ、慰めでも何でもないですから。言うなれば傷口に塩を塗る行為ですから。ましてや、友達でも何でもない、今日会ったばっかりのおっさんに言われる筋合いはこれっぽっちもねえんだよ!

 いや、そう口に出したい気持ちはわからんこともないんだよ。ベタピンについたバーディパット。起死回生のアプローチ。超ロングパットが80cmに付く。そういう状況はやっぱり石にかじりついてでも入れなアカン。それを外して「ああ残念、惜しかった」という気持ちが「もったいない」という言葉になって現れる。

 でも、その感情はあくまで「自分」のもので、他人にどうこう言われるべきものではないはずだ、と思う。

 というわけで、「もったいない」は自分のパットのときだけに使いましょう。あるいは、「さっきのパット、ちょっともったいなかったですね」などと言い方を考えましょう。



 人のプレーを見る

 ティショットで打順が4番目の人に起こりがちなんだけど、打ち終わった3人が皆カートに戻ったりティグラウンドを降りてしまったりして、その人のティショットやボールの行方を見ていない。これはちょっと失礼ではないかと。

 1ラウンドに数回ならいいけど、毎回そういうことをされると心が折れそうになるよね。特に4番目に打つ人というのは大叩きしたか、その組で一番ゴルフが上手くいっていない人なんだし、何度もそういう仕打ちをされるとすごく孤独を感じたりどんどん悲しくなってきたりするんだよね(経験者は語る)。

 まあ、そういう屈辱をバネに上手くなるんだという意見もあるだろうけど、いつもオナーを取るような人はそういう「ダッファーの悲哀」を忘れがち。「上級者は性格が悪い」と言われないためにも、全員が全員のティショットに注目しましょう。


 以上、自戒も込めて。



2017/2/17 (1457788hit)  小野東洋GC


 兵庫県のゴルフ銀座、三木市吉川町。数十ものゴルフ場が密集するその地域の、西の端あたりに小野東洋ゴルフ倶楽部は位置する。


 大阪市内から1時間20分は少し遠いという印象だが、朝5時に起きて行った甲斐があった。なかなか手強く面白かった。

 典型的な上田治ホール、すなわち打ち下ろして打ち上げて砲台グリーン、みたいなホールが延々と続くのでティショットをちょっとミスると2打目がミドルアイアン以上になり、パーオンが難しくなる。この日はフロントティ(6271y)からだったんだけど、それでも途中何度も「長いなあ」と感じた。

 おまけに大きくて数が多いバンカー(しかもふかふかの砂)、ランが出ないフェアウェイ(朝は霜が降りていた)、そして特筆すべきは難易度の高い大きめのグリーン。

 昨日はピンがけっこう微妙なところに切られていて、一見どっちへ曲がるかわからなかったり、ロングパットでもないのにスネークラインだったり、スティンプ8.5ぐらいなのに下りがむちゃくちゃ速かったり、ショートパットもしっかり打つと蹴られるけど弱めに打つとヘロっと曲がるという、挑戦しがいがあるというか、難しすぎるというか、さすがトーナメントコースというか。1mでも入るイメージが出ない。

 愚痴ばっかり書いてるけど、ホントに良いコースで楽しいラウンドだった。




 さて、内容なんだけど。

 1番はティショットを左引っ掛け、木の後ろからフェアウェイに出して3オン、短いパットを外してボギー。

 2番パー5も2打目が右の木の後ろへ行ってしまい、パーオン出来ず。

 4番、ティショット左バンカー、2打目ユーティリティで狙って土手に当たり、ボギーオン2パット。

 5番、フェアウェイの2本松が印象的な打ち下ろして打ち上げのパー5。



 ティショット○、2打目も完璧、しかし3打目のアプローチでハーフトップしてグリーン奥、またボギーオンボギー。

 6番は距離の短いパー4。2打目7アイアンをダフって左バンカーへ。また3オン2パットボギー。

 7番パー4。



 この日付いてくれたキャディくん(学生時代は320yドライバー打ってたらしい)が「センターの二本木の間狙いです」などとボケるもんだから、チカラが入って右プッシュあわやOB。2打目はグリーンエッジ、そこから寄せワンで今日はじめてのパー。

 8番はこの日155yアゲンスト。6アイアンでピン奥にオン、2パットパー。

 9番も典型的ホール。



 ティショット左サイド、8アイアンでセンターに2オン、しかしファーストパットを打ちすぎて3パット。もったいない(笑)。

 後半はダイジェストで。

 11番パー5。ティショット左ラフ、2打目7Wは大ダフリで100y飛ばず、3打目220yを4Wで狙うも右の大きなバンカーへ。ピンまで55y、PWのエクスプロージョンで打ったらオーバーして反対のラフ、アプローチは乗っただけ、2パットダボ。いくら距離があるバンカーでもPWはだめ。AW(50度)ぐらいまでのほうがいいね。

 13番。HDCP1のパー4。一見そんなに難しそうに見えないんだけど。HDCP1という情報のせいか、リキんでチーピンOB。トホホ。打ち直しはフェアウェイ右サイド。そこから9アイアンショートして乗らず、アプローチチャックリ、トリプルボギー。ミスの連鎖。

 16番パー4。ティショットはまた左。法面にあたってセーフ。2打目7アイアンでレイアップ、3打目右ラフから100y、50度フルショットかPWのクォーターショットか迷って後者を選択し、見事にミス。左バンカー。そこから出ただけ、エッジから2パットダボ。

 ティショットのミスは仕方ない。2打目のレイアップもいい。しかし、3打目でベタピンという欲がいかん。一貫して謙虚に攻めるべきだった。ボギーをダボにしてしまう典型的な素人のミス。

 18番、412yパー4。


 
 ティショット右サイドラフ、2打目打ち上げで190y残ったのでユーティリティで狙うも、左を警戒しすぎて右の枝に当たる。3打目残り50y、ラフに軽く浮いているというラッキーな状態。ずっと練習してる、体の回転だけで打つウェッジショットがピン横1mに。

 カップ内のフックライン、これを入れるのと外すのとでは気持ちがぜんぜん違う。緩んでアマサイドだけはダメ。強めで蹴られる方が次回につながる、と思いつつ。壁ドンでパー。

 というわけで。



 チーピンOB1つ、3パット2つ、アプローチのチャックリ1つ、バンカーに入れること6回・・・だったら、まあこんなもんでしょう。



 またいい季節に、今度はレギュラーティ(6773y)から回りたいなあ。誘ってくださったI上さん、ありがとうございました。



2017/2/18 (1458237hit)  ゴルフ部のH房くんのアドバイス


 世間的に言って50歳半ばというのは「初老」だろう。今風に言うと「オッサン」か。

 若い頃は、まさか自分が中年のオッサンになるなんて思いもしなかった(っていうか想像できなかった、というのが正しいかな)けど、いざなってみると、頭の中身は20代のままで、そこに「諦観」をちょっと振りかけ、「分別」を混ぜただけなんだけど、体は(まあ無理はきくものの)痛いところとか動かなくなってるところばっかりで、いよいよオンボロになってきてるなと日々感じる。

 「たかが50そこそこで何を言うてんねん。壊れてくるのはこれからやで」という声も聞こえてくるが、5年前と比べて確実に筋力は低下し、柔軟性は落ち、持久力も下がってきた。

 ラウンドの後半、特に上がり3ホールになると体幹に疲れがたまるのか、手打ちになってしまう。腰が悲鳴を上げる。下半身が踏ん張れず、みんゴルのスズキさんになってしまう。

 一昨日のラウンドでは、直前に見た、あるドラコン選手のYoutube動画に感化され、「思い切り振る」ということにトライしてみたんだけど、今まで経験したことのない右肩の外側に痛みが出て、いかに右手に余計な力が入っているかを痛感した。


 というのも、一昨日のキャディくんがゴルフ部出身の若者ということを紹介したが、ラウンドが終わってから彼に「僕スイングで一番悪いところはどこかな?」と聞いてみると、

 「後半疲れてくると右手で叩きに行ってます。だから引っ掛けとかチーピンが出るんです。右手は添えるだけ、左手の振りがメインで振ってみて下さい」


 と教えてくれた。どちらかと言うと古典的というか基本的なアドバイスなんだけど、私のレベルだとそんな基本すらきちんとできてないって事なんだよな。

 そういえば、K見師匠も言ってた。「トラブルショットのときは左手主導っで振らなあきませんね」と。傾斜地やディボットやラフなど、普通じゃない状況の時には特に、右手に力が入らないように注意しろってことだよね、これ。やっと判った。

 確かに、練習場で多くのアマチュアゴルファーのスイングを見てると、ほとんどの人がトップから「初めて鍬を持った人が力任せに振り下ろす」みたいにクラブを振ってるよね。重力を利用できてないっつーか、スイングプレーンを無視してるっつーか。お前が言うなって話だけど。

 グリップ。アドレス。体の軸。スイングプレーン。手の使い方。ミスショットが出るのは99%そういう基本が疎かになったときなんだよなあ。そう考えると、逆に基本だけ忠実に守れば(マスターすれば)ゴルフって簡単なのかもしれんね。

 まあ、今の私では口が裂けても「ゴルフは簡単」なんて言えないんだけどね。



2017/2/20 (1458470hit)  左手で打つ


 18日の日記の続きになるんだけど。

 あるYoutube動画に感化され、ワンスピード・スイングマジックを使って「片手素振り」をしてみた。スイングプレーンとか再現性などを一切考えず、とにかく「目一杯速く振る」という素振りである。

 すると、不思議な事に、右手だけよりも、左手だけで振ったほうがより速く振れるんだよね(私は右利きである)。右手一本だとどんなに頑張っても42m/sぐらいなんだけど、左手一本だと48m/sぐらい出る。ちなみに両手で目一杯振ると54m/sぐらい。

 まあ軽いスイングマジック+ユピテルの計測器だから実際にはもうちょっと遅いと思うけど、こんなに差があるとは思わなかった。


 さらに発見。右手一本の素振りだとなんだか気持ち悪くて速く振ることができない。振りがぎこちなく、地面に当たったりするんだよね。一方、左手だけの場合はそこそこ目一杯振れる。

 で、その瞬間頭の上に500Wクラスの電球が点灯。

 あれ、だったら、飛ばそうと思ったら右手に力を入れても意味ないじゃん!!

 そうなのである。ヘッドスピードをあげるのに、いくら右手に力を入れても無駄。だって目いっぱいで42m/sしか出ないんだもん。だから、「左手がメイン」で、「右手はあんまり出しゃばらない」という意識のほうが正しいんじゃないかと。

 つまり、「左手のクラブを引っ張る動き」がメインエンジン、「右手は補助ブースター」として左手を邪魔しないように徹する。まあ、実際はそんなに単純なものじゃないんだろうけど、少なくとも私はそっちの方がいい感じなんだよね。




 いやいやちょっと待って、最近のゴルフの常識は「右手をもっと使え、右手で叩け、右手がエンジン」じゃん。どのウェブ見てもそう書いてるよ。嘘ついたらアカンでぇ。


 仰るとおり。この気づき、最近の理論とはまったく逆である。でも、私にとってはきっと正しいんだと思う。なぜなら、

 ・トップから右手で叩きにいこうという意識が強すぎる

 ・最近「手で叩く」という意識を重視してスイングしている

 ・グリッププレッシャーが強く、さらにアウトサイドインの軌道なので右手が勝つと100%チーピンが出る

 ・体幹の筋肉が衰えてきて、腕、特に右手の力が相対的に増してきている


 という癖があるから。

 「右手を使え」という考え方は体が先行しすぎて開き、結果的に腕が振り遅れる人とか、オールドゴルファーで左手の重要性を過大に刷り込まれてきた人にとっては正しいと思うんだけど、私のスイングでは多分逆効果になると思う。



 というわけで、H房くんのヒントが色々とシンクロしてきたここ数日、左手の振りをメインにしてヘッドスピード50m/sを目指すぜ!(ぎっくり腰にならないようにね!)




2017/2/21 (1458598hit)  久しぶりにアプローチの話


 片手素振りでせっかくやる気がみなぎってるのに、日曜日の練習でマン振りしすぎて体の色々な所がガチガチに凝っていて辛い。今の心境を映画化すると、

 「映画ゴルえもん hiro太の筋肉カチコチ大冒険」

 という感じである(全然面白くない)。マッサージ受けに行こうかなあ。

 そんな中、アプローチの練習(1〜2mのキャリーで100球)だけは何とか週2回ほど続けている。だいぶミスが少なくなって(3割ぐらい)きた。つい半年ほど前までは10球中7球がミス、2球が大ミス、もう1球がスーパーウルトラ超ハイパーミスって感じだったので、とてつもない進歩である。

 そんな中、また新たな呪文を覚えた・・・じゃなくて(それはムロツヨシ)、新たな発見があった。

 私がアプローチトホホ病(アプローチイップスに近い状態)から抜け出したのは、体特に上半身の回転だけで打つ、という感覚を徹底させた事がきっかけだったんだけど、頭でわかっていてもつい腕や手がしゃしゃり出てしまう。それを防ぐためには両脇(私の場合は特に左脇)が開かないようにするのがいい。でも開いちゃう。

 だったら、最初から開かない形を作っちゃえ!ということで、

 左脇をしめ、左手の肘が左骨盤を指すよう反時計回りに回し、そして上腕を体の左全面にくっつける

 という事を試してみた。腕を体の左側面にくっつけるんじゃなく、体の前方(中心に近い所)にくっつけるってのがミソね。ちょっと古いけど「だっちゅーの」のイメージ。

 「左脇に何かを挟む」というドリルはよくあるけど、それだと腕は体の横になりがち。もっと極端に肘を内側に入れる。そしてそのまま体の回転で打つ。そしたら極端なダフリやトップがさらに減ってきた。いい感じ。



 で、ここからが本題なんだけど。

 脇の締りと肘の位置をイメージ&キープするため、練習だったらそれこそ何かを挟めばいいんだけど、本番でそんな事したら一発で競技失格である。

 で、左脇に服の袖を挟んだり、セーターの胸の部分を脇に挟んだりすると結構いい感じで脇と左腕を意識できていい感じ・・・なんだけど。そんな事をしてアプローチするのは果たして良いのだろうか?
 
 じつはこの方法、昔、K見師匠に教えてもらって「全然問題ない(違反じゃない)ですよ」と聞いたことがある。服をどうこうすることが違反なら、腕まくりも厚着も違反になるもんね。

 でも、アプローチするたび、毎回左脇に袖や服を引っ張って脇を意識するって、なんだか抵抗があるんだよね。「ルールには許されてるけどセコイやっちゃ」と思われそうだとか。「ルール違反じゃなければ何やってもいいのか」とか。限りなくグレーに近い白って感じ?



 まあ、李下に冠を正さずっていうことで、正式な競技なんかでは気をつけながら、普段のラウンドでは堂々とやってみようかなと。これを映画化すると、

「映画ゴルえもん hiro太のルールギリギリ大冒険」

 まったく、何の面白さも意味もないオチ。まるで

「映画ゴルえもん hiro太の日記大迷走」

 もうやめとけ。皆の眼が同情に変わってきてるから。


2017/2/22 (1458751hit)  ごる日々アーカイブス・遠くに戻る


 今日は過去の日記からの名作選(手抜きともいう)。予告なくいきなり再放送する某国営放送を見習って(見習うな)。私がけっこうな感銘を受けた考え方の1つ、「弓道」の教えについて。




 最近、Youtubeで弓道の増渕敦人氏の特集を見た。某国営放送の「アスリートの魂」って番組。



 弓道とゴルフの共通点は多い。どちらもターゲットスポーツだけど、両方とも単なるスポーツの枠にとどまらない。ゴルフは「ゲーム」と呼ばれスポーツよりも奥行きが広く、弓道はその名の通り「道」つまり武術である。

 他人と競うんだけど、それはごく表面的なことで、その競技を通して「精神性」や「人生」や「生き様」などに深く関わってくるところが似た部分だと思う。そして両者とも突き詰めれば「禅的な考え」に行き着くと思う。


 さて、増渕敦人氏である。氏は「四十五十は洟垂れ小僧」と言われる弓道界(これもアマチュアゴルファーのクラブライフと重なるね)、で若干29歳にして弓道の頂点である「天皇杯」を極めた。その時の的中率、つまり矢が的を射る確率が9割超え。よくわからないけどすごいことだったらしい(ゴルフで例えると10代で日本オープンにぶっちぎりで勝ったってところか)。

 ところが、その翌年。ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ大会で、パーフェクト(全ての矢を的中)させたにも関わらず予選敗退してしまう。そんな氏に告げられた理由は「単なる的当てで弓道ではない」というものであった(ゴルフで例えると翌年の日本オープンでスコアはトップだったのに度重なるスロープレーにより失格になるって感じ?)。

 注:しかしよく考えればひどい話だ。よっぽど増渕氏の態度が酷かったのか、それとも審査する側がよっぽど意地悪だったのか。結果的に増渕氏はこの事で何十年も悩み、迷い続けることになるんだから。

 一見、審査員の意地悪的にも聞こえなくもないが、弓「道」とはそんなものらしい。そこから増渕氏の苦悩が始まる。20年間悩み続け、50を過ぎて一大決心する(っていうか、単にその段階で取材が入ったんだろうけど)。


 まずは体の使い方を徹底的に見直す(ゴルフで言うとスイング改造だ)。自分より年下だったり段が下の仲間や知り合いにも見てもらい、採点してもらい、修正していく。肉体トレーニングも行う。しかし結果は簡単には出ない。

 地方レベルの小さな大会に出場(県オープン的な)するが、「こんな小さな大会で、29歳で天皇杯を制した増渕が無様な弓を射る訳にはいかない」(経歴・HDCPに恥じないラウンドをしなければ)と自分でプレッシャーを掛けてしまい、ひどい結果で途中棄権する。

 氏の努力は続く。緊張した状態で弓を射るため、教え子15人ぐらいにスマートフォンで撮影させながら弓を射ったりもする。なりふり構わないその姿勢に、悩みの深さが伺える。

 さらに、全ての所作の秒数を測り、それをできるだけ揃える(プレショットルーチンの考え方)ような事もする。しかし思う矢が射れない。

 注:っていうか、逆に、「ゴルフのプレショットルーチン」のイメージを弓道に生かせないかと岩渕氏は考えたんだろうね。

 結果が出ない中、天皇杯を3回制覇している岡崎八段に教えを請いにいく氏。岡崎八段は技術ではなく精神のほうを指摘する。「弓を的中させることではなく、空間を表現する事が目的」(ボールの行方ばかり気にしないで、正しいスイングをすることに集中せよ)と説く。

 岡崎八段は続ける。「うまく(弓を)引こうとしちゃダメ」と。そして

「遠くをイメージする。大きな、遠くの世界にまで『戻る』」

 禅問答のようでよく分からない。でも、自分なりに解釈すると、弓を射るというのはつまり自分を客観視し、自然と同化させ、『我』や『欲』を捨て去り、無心になるということなのだろうか。だとすれば、クォンタム・ゴルフとやはり同じだ。

 増渕氏は言う。「失敗しないようにという意識が強い」岡崎八段はそれに対し「失敗したことで得られるものがある」「そこから次が生まれる」「そうやって自分の境地を作っていく」とアドバイス。


 番組の最後、ふたたび天皇杯に挑戦するも、予選で敗退する増渕氏。岡崎八段は言う。

「自分の目標を探し求めていく過程が『道』である」

「的とは自分の心である」

 そう、飛んで行く球は人生であり、ホールは自分の心なのだ。



 一番印象に残ったのは、岡崎八段が増渕氏に指導している時に行った言葉。

「矢なんかどこへいってもいい。とことん伸びる」

(伸びるとは、自我を自然に溶け込ませ、遠くの世界まで意識をはせるという意味だと思う。ぜんぜん違うかもしれないけど)



 そう、飛んで行くボールは単なる結果であり、どこへ飛んでも気にする必要はない。


自分のベストスイングが無心でできるかどうかが最も大事なのである。


 蛇足だが、番組中、増渕氏がゴルフについて言及するシーンがある。ゴルフは好きだ(実際にプレーするのか、どれくらいの腕前かは語られなかったが)と。氏は言う。「弓道とは、1mぐらいのパットを打つようなものだ」と。入る時は何も考えないでも入る。でも、入らない時は色々と考え、考えだすと途端に難しくなると。


 やっぱり心なんだよなあ。





 注:弓道の「正射正中」という考え方は、ゴルフにおいても究極の真理だとおもう。簡単にはその心境までたどり着けないんだけどね。



2017/2/24 (1459044hit)  第36回ゴルバカ月例@聖丘カントリー倶楽部


 昨日は大阪南東部の聖丘カントリー倶楽部で仲間内の競技会。心配された雨もスタート時にはほとんどやみ、2月にしては温かい1日だった。風が結構強くて苦労したけど。



 冬ですなあ。

 今気をつけてる事は一つだけ。右手に力を入れず、とにかくビュンビュン振ること。できればフィニッシュまで振り抜く。まあ言うは易く行うは難し、なんだけど。

 でもその効果か、13回のドライバー使用で9回はほぼ満足いくショットが打てた。この時期なのに良い当たりの時は230yぐらい飛んでたし。不思議なことに、ビュンビュン振ったほうが芯に当たるんだよね。何でだろう。

 でもちょっと躊躇したり右手に力が入るとダメで、左引っ掛けOBが1つ、チーピンが1つ、プッシュスライスが2つ(うち1つがOB)とまだまだ左右に散る。怖がらないで、えいや!と振ることが大事。

 アイアンも「躊躇なく振る」でちょっとだけいい感じ。まあ私が「アイアンがいい」って言ってもたかが知れてる(長いのがグリーンのそばまで行く、短いのがグリーンのどこかに乗る程度)んだけど。

 アプローチは酷いミスが1発。久しぶりにHDCP2の師匠と一緒に回ったんで聞いてみたけど、まだ相変わらず左肩をかち上げて打ってるらしい・・・・orz

 でも、「ミスの許容範囲が10のところが5になるだけなので、その5でキチンと打ててたらええんとちゃいますか?」との事。「ちゃんと結果がでてたら、あんまり悩まんほうがいいですよ」と言ってくれた。スイングもそうだけど、教科書のような打ち方を誰もがキチンとできるようになるわけじゃない、って言うことかな。

 ラッキーなバーディもいくつかあり、そういうわけで。


(サブグリーンだったので実際には6198y)


 この時期にしては上出来、かな。



2017/2/25 (1459206hit)  プレミアムフライデー・宮ア駿・タイガー


 突然だが、わたしの半分は妬み僻みでできている(もう半分は優しさでできている)ので、テレビ等で「プレミアムフライデー」とか何とか騒ぎ、一部上場企業のエリート様や国家公務員様がプレミアムなフライデーアフタヌーンをエンジョイしている姿などを見ると、これはもう心の底から羨ましくなってしまう(優しさはどこ行ったんや)。

 今回プレミアムフライデーの恩恵を受けた人は2.5%つまり40人に1人らしい。まあ始めたばっかりっていうのもあるだろうけど、つまり、小学校や中学校のクラスで1番というレベルでないと上級国民にはなれない、そういう事だよね。

 まあ人の幸せっていうのは必ずしもクラスで1番になる事やプレミアムな職につくことと一致するわけではないからいいんだけどね。だって、私なんてよく考えれば「毎週欠かさずゴルフに行ける」なんてどんだけ幸せ者やねんと思う。ちなみに残り6日は(いちおう)キチンと働いてますのでご容赦を。

 でも、仕事リタイアして週3回でも4回でもゴルフに行けるようになったら(まあ金銭的問題でそんな事不可能なんだけど)、たぶん有難味がなくなるだろうから、今が一番いいのかもね。




 さて、仕事リタイアといえば宮ア駿氏。「君の名は。」みたいなチャラい映画にハウルももののけもポニョも風立ちぬも抜かれて怒髪天を衝いたのか、そして千と千尋が抜かれたらと恐怖に背筋が凍ったのか、引退を撤回し長編映画にまた取り掛かるとのこと。

 いや、もちろん上に書いたことはあくまで私の下衆の勘繰りだけど、当たらずとも遠からずかなと。まあ、あの人は日本一のアニメ好き、つまり日本一のオタクなんだし、その延長に仕事があるわけだから、「オタク」を卒業できないのと同様アニメ制作も卒業できないよね。

 こうなったらもう評判と興行収入とか考えないで、氏のオタクたる所以を存分に発揮し、好きなものを作ったらよろしいんとちゃいますかねえ。それが大コケして「駿はやはり終わってた」って言われてもいいじゃん。どっちにしろ、死ぬまでアニメ制作から抜けられないんだし、氏のフェチを理解する「一般のオタク」はけっこういると思うよ。

 ちなみに、私が一番好きなのは千と千尋、2番めがポニョ(え、どーでもいい?)。昔はナウシカとかラピュタとかも楽しめたけど、今になってはね。

 


 さらに、ゴルフの世界では「やるやる詐欺」と言っては失礼だがタイガー・ウッズ。「体の調子は問題ない」「全く心配ない」と言いながらもやっぱり腰痛の悪化でドバイを棄権してしまった。

 断っておくが、私も彼の復活を心から望む一人である。しかし、これだけ長期休養して、復帰して、またすぐ棄権・・・となるともう最悪の結末しか思い浮かばない。

 彼が今後、トーナメントで優勝する可能性は残念ながら低いだろう。ましてやメジャーとなると非常に厳しいと思う。

 でも、やっぱり、それでも彼に期待してしまうのは彼がゴルフの「近未来」を見せてくれたから。ゴルフの古い常識をことごとく塗り替えてきてくれたから。だから、彼ならひょっとして・・・と思うんだよね。

 奇跡の復活優勝、史上最年長メジャー優勝、あるいは50歳を超えてもメジャータイトルを獲るとか。


 宮崎駿氏もタイガーも、2人が生きている間はずっと注目していきたい。でもプレミアムフライデーはかつての「省エネルック」みたいに廃れていくと思う。心から廃れろって思う。



2017/2/27 (1459383hit)  2月月例


 昨日はホームコースの月例競技。2月とは思えない良い天気で、顔なんて軽く日焼けしちゃった。

 月例だからといって、小さなゴルフをするのではなく、ドライバーを持つときはしっかり振る、そんな精神でOB1発だったのはまあ想定内。アイアンもまあまあ。

 でもね、やっぱり競技でネットパープレー前後でラウンドするためには、私には足りない物が多すぎる。



 足りない物その1:左足上がりからきちんと打つスキル

 午前の6番ホール、2打目は左足上がりのライからのウェッジのフルショット。フルショットより確実と思われる1番手上げてのクォーターショットだったのに、それでもダフってグリーンの手前の方にオン。それが原因で3パット。

 足りないものその2:謙虚な心

 次の7番パー3、ティショットはピンハイ5mにオン。さっきのボギーを取り返そうと、バーディパットを強めに入れにいく。ボールはカップのかすめて2mオーバー。返しも外してしまい、連続3パットボギー。

 狙ってバーディを取りに行くなんて100年早い。

 足りないものその3:アプローチ

 同じく8番パー4。連続ボギーで来てるので、何とか悪い流れを断ち切りたい。ティショットは4Wのやや当たり損ないで180y残る。そこから4アイアン、ちょっと右へ出てグリーン横のバンカーへ。排水口のすぐ横からホームラン(下が硬かった)してグリーン反対側へ。ここまでは仕方ない。

 しかし、何の変哲もない4打目のアプローチをチャックリ。まだ本番になると恐怖心が。っていうかバックスイング上げた瞬間に頭が真っ白になるんだよね。いくら練習でできてても本番ではまだまだ。ダボ。

 足りないものその4:技術

 午前最終ホールはパー5。ティショットは右手が強すぎて左30度引っ掛けOB。打ち直しはセンター、4打目で残り65y地点まで。で、そこからウェッジのコントロールショットを思い切りダフる。その後のアプローチもまたミス。結局トリプルボギー。

 ミスが続き「ミスしたくない」というネガティブな気持ちになったり、ピンチになったりした時のショットが自分の実力なわけで、やっぱり根本的にヘタなんだよなあ。

 後半ハーフもアプローチで4回酷いミスが出た。最近ましになってたんだけど、競技になると出る。それが実力。


 というわけで。



 ネット77。まだまだ練習あるのみ、だね。


2017/2/28 (1459560hit)  hiroは淡々と回りたい


 一昨日の月例では同世代のAさんとBさん、ちょっと上のCさんとラウンドした。AさんとBさんは何度かご一緒していて、軽い顔見知り。Cさんも過去に一度か二度にラウンドしたことがあるかな?という感じ。

 皆さん真面目でマナーもよく、良いメンバーだったんだけど、最初の数ホールはお互い思い出しながらというかちょっと遠慮がちに、どちらかと言うと淡々とホールを重ねていく感じ。

 しかし、3ホールぐらい消化するとちょっとした雑談をしたり世間話をしたりして、少しづつ打ち解けてくる。そこで気が合うと、もう10年来の親友のように仲良くなり、冗談も出るようになってくる。

 日曜日に家族放ったらかしにして月例競技に出るような人は同好の士に決まっているわけで、気が合わないわけはないのだ(よっぽど鬱陶しいオッサンを除き)。

 まあ、これがゴルフの素晴らしいところの1つ・・・・なんだけど、困ったことが1つあるんだよね。



 それは、仲良くなって冗談を言い合ったりしだすと集中力が欠けてしまうこと。昼食時とかラウンド前とかなら良いんだけど、ラウンド中とかカートに乗ってる時にあまりにも話しが盛り上がると切り替えが難しくなっちゃうんだよね。その結果、スコアに対する執着が薄れてしまう。いや、それが自分の性格のせいってことは百も承知なんだけど。

 普段のラウンドやコンペなんかでは全然気にならないしむしろ楽しいゴルフは大好きだけど、月例とかの競技だったらあまり和気あいあいとラウンドするのはマイナス要因になってしまうんだよね(あくまで私の場合)。

 かといって、ギスギスするのが良いってわけではない。自分のスコアとゴルフに集中するため、世間話は最低限でいいし、「ナイスショット」や「ナイスパー」などの掛け声も無くても良い(あってもいいけど、大袈裟なのは・・・)。



 なんだか自分勝手で偉そうな書き方になってしまってるけど、そういう意図はなく、ただ淡々と自分だけに集中してゴルフをしたいんだよね。だから、初対面なのによく喋る人などが一緒になると、ちょっと距離を置いたり一人離れて素振りをしたりしてる。ええコミュ障ですが何か?

 だから、自慢したり、HDCPを聞いてきたり、大げさに褒めたり、私生活を根掘り葉掘り聞いてきたり、仕事に絡む質問をしたりしてくる人とはできれば競技では一緒になりたくないなと思ってるんだけど、これって我儘?





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