日記245
(2014年11月)

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2014/11/3 (1327196hit) ゴルフ武勇伝にて


 日本で唯一のゴルフバラエティ番組、「ゴルフ武勇伝」。そのフリーダムでアウトローな雰囲気は多くの良識あるゴルファーに嫌悪され、同時にまた多くの「オモロがりな関西人」に熱狂的支持を受けてもいる。

 ちなみに地上波では関西ローカル(サンテレビ)、BSではフォックススポーツ&エンターテイメントで放送されている。

 2014/11/30追記:ゴルフネットワークに続き、フォックスとサンテレビでも打ち切りだそうだ。やっちまったなぁ〜・・・



 バラエティと言っても、一応(?)真面目にゴルフはする。岡崎公聡氏とホストプロの立山光広プロ、そして毎月2名のゲストプロが集まり、関西のアコーディアグループのコースを毎月ラウンドし、視聴者からの質問に答える形でトークもするという内容だ。

 その岡崎公聡氏。進行役であり番組スポンサーでもあるのだが、氏は実業家であり、芸能事務所の社長であり、ロックバンドのボーカリストであり、GMAというクラブメーカーの代表であり、さらにはゴルフコーチでもある。

 この肩書を見ただけでバイタリティあふれる型破りな人物であるとわかるが、つい先日もエンディングトークでタバコを吸いながら受け答えをしたところ、視聴者から多くのクレームが来たそうだ。そこまではいいのだが、そのことをまたエンディングトークで取り上げ、「タバコや俺が嫌いなら番組見なきゃいいじゃん」と言い放ち、ゴルフネットワークでの放送が打ち切りになるという、まあいい大人(54歳)なのに子供みたいな人物なのである。オブラードで八重ぐらいに包んだ言い方だな。



 で、先日の放送にて。エンディングトークでホストの立山プロが、

「先日、ABCチャンピオンシップが開催される少し前、つまりコースがトーナメント仕様にセッティングされ、ラフが伸ばされた状態の中、アマチュアのコンペが開催されたらしいんだけど、そのコンペの人達がコースに対して、

『こんなに難しいセッティングにするな!ロストボールばかりでゴルフにならない!』

とクレームを付けたそうなんだよね。もっと簡単なセッティングにしろと。それを聞いて、ああ、(日本)男子ツアーってアマチュアにも軽んじられてて、認められてないんだなって悲しくなった」



 という旨のことを言っていた。これを聞いた感想。


 1,「軽んじられてて認められてない」という結論は合ってる。でもそれは、プロの試合よりアマを優先させろ、という表面的な意味ではなくもっと根本的な部分でね。


 2,っていうか、そのコンペの連中は「日本のプロなんて大したことないんだから来週のABCチャンピオンシップのセッティングを簡単にしろ」という意味で言ったんじゃないと思った。


 3,多分クレーム付けた連中はただ単に無知でわがままで傲慢で馬鹿なんだと思った。


 4,つまり「来週ツアーの試合がある?そんなこと知ったこっちゃない。こっちはメンバーなんだ。金払ってるんだ。コンペなんだ。俺達のほうが偉いんだ。なのに俺たちがどうして我慢せにゃならんのだ」って考えてるだけだと思った。


 5,だからこういう無知でわがままで傲慢で馬鹿に対してはコースがきちんと説明しておくべきだったんじゃないかと。

「来週はABCチャンピオンシップがありますので、プロの試合に耐えうるセッティングにするため数ヶ月掛けて準備してきました。従って試合直前であるこの日はほぼプロのセッティングと同じになっております。即ちフェアウェイは絞られ、ラフは深く、グリーンは硬く速くなっております。ほとんどの皆様はそういうセッティングを逆に楽しみにエントリーしてくださいます」

 ってね。「横断歩道は左右をよく見て渡りましょう」っていうレベルの話だけどね。


 6,最初に戻るけど、立山プロはちょっといじけ過ぎというか被害妄想というか、ちょっとゆっくり休んだほうがいいと思った。


 7,で、この話のあと、日本ツアーの現状とかセッティングとか行末の話になるんだけど、立山プロはじめこの時のゲストである増田伸洋プロや広田悟プロはもちろん、こういうときにはピー出しまくりの岡崎公聡氏ですら奥歯に物が挟まったような、何を言ってるのかわからないグダグダなしゃべりに終始したのであった。

 「俺が嫌いなら番組見なきゃいいじゃん」とまで言ってCSの放送を打ち切りにする男をしてこれである。

ああ日本ツアーの暗部って限りなく深いんだなあ。

 と背筋が寒くなった。

2014/11/4 (1327319hit) 諦める


 振り返れば、ちょうどhdcpがヒトケタになった頃(2006年)ぐらいからだと思う。アプローチが素直に打てなくなったのは。でもその頃はショートゲームがヘタでも全然気にしなかったし、そんな状態でも10回に1回は70台が出せてたし、90もあんまり叩かなかったしね。

 それから2年ぐらいで「シングルの癖に」アプローチをチャックリする事が何度も何度も続き、アプローチ恐怖症になったのが2008年。そう、きっかけは心の問題(自意識過剰)だったんだよね。ここから長い戦いが始まった。


 いろいろな練習をし、いろいろな人に何度も教えてもらい、クラブも替え、片手打ちや片足打ちなど極端な打法も取り入れたがダメ。練習場である日うまく打てても次の日にはまた同じような状態に戻り、今度こそ大丈夫とコースへ出れば期待してる分余計にひどい状態になる。

 練習場でアプローチを1万球打つ、という目標を定め2年弱で達成するも、事態は全く変化なし。10万円ドブに捨てたのと同じですな。

 「とにかく練習しかない」と家でもウェッジを持ち出し、5y先のカゴに向かってチップを打つ。でも、たった5yがうまく当たらない。何度も何度もダフる。5球連続トップする。あまりに情けなさに破壊衝動が起こり仕事場が瓦礫置き場と化しそうになったため止めてしまった。

 心が壊れそうになり、こうなればプロに頼るしかないとNプロに習うも、アプローチの打ち方で今までと全く反対のことを教えられ、信じ切れず、ほぼ1年放置。その後もう一度改心して再び同じプロに習い始める。

 そして今、プロに教えてもらった事を1ヶ月ほどやってるんだけど、まだ変化なし。コースへ出たらチャックリダフリトップ何でもありで、練習場でも3球連続でうまく打てることはまあ、ない。ウェッジ持って芯に当たるのは30球に1球。




 うん、この期に及んで頭の悪い俺でもやっと気づいたわ。

ここまでこじれてしまったら、アプローチをうまく打つのはもう一生無理だなと。

 根本的には技術の問題じゃない。心の問題だから。K師匠は練習不足だって言うけど、6年間練習してきてダメってことは、

この6年間でヘタを固めてきたってことだし。

 つまり今体に染み付いてるへっぽこアプローチスイングをリセットしもう一度正しい動きを覚えるのはもう無理だろうし、仮にそれができたとしても心の問題は解決できないだろう。6年間コースでアプローチの成功体験を積み重ねない限りは。




 でもね、これは前向きの諦観なんだ。うまく打てないということを前提として何ができるか。うまく打てるようになるのではなく、今のままでいかに寄せワンを取るか。



一番簡単なパター打ちだけをするのか?
50度のウェッジを駆使するのか?
チッパーを使うのか?
9アイアンで転がしに徹するのか?
いつどこからでもパターを使うのか?
パッティングでアプローチのミスを補うのか?


あ、こういう方法もあるね。

ミスしてもぜーんぜん気にしない。


そういう「次の一手」を考えていったほうがもういいんじゃないかな、と思う今日このごろである。もちろん練習は続けるけどね。

2014/11/7 (1327918hit) しゃくなげ杯優勝!だがしかし・・・


 我々の業界関係会社が毎年秋に開催してくれる接待コンペ、しゃくなげ杯。大阪の高級コース、伏尾ゴルフ倶楽部で開催された。



 10年以上前、ゴルフに本気でのめり込むようになった頃、初めて出たコンペであり、またその頃は私が出場できるコンペがこのしゃくなげ杯だけだったので私にとってしゃくなげ杯は今も特別な大会なんだよね。


 しゃくなげ杯(途中ゼ●アック杯と名前を変えてたけど)は今年で17回目。私は覚えているだけで1999年の第3回大会からほぼ欠かさず出席していて、今年で13回目。数字が合わないのは2010年は事情で開催されなかったためである。



 で、自慢じゃないが去年までで2回優勝してて、今年も優勝!したのである。いえーい!といってもダブルペリアなので純粋にくじ運がいいだけ。実力とは関係ない。まあ家にゴルフ関係の優勝トロフィーが並ぶのは、それがダブルペリアであっても良いものだけどね。

 ただ、憚りながらやはり狙いはベスグロ。しかし毎年いい所までは行くのだが取れない。グロスでいうと、記録が残っている2001年から3位、3位、5位、2位、4位、2位、2位、2位、4位、4位、2位、そして去年も2位。そして今年は・・・・



1打差でやっぱり2位。

今年もベスグロ取れなかった。トホホ。しかも(はい皆さん呆れる用意は出来ましたかではどうぞ)
















最終ホールで素トリ叩いての結果

 だから悔しさも倍増、いや100倍増なわけです。でも18ホール中16ホールは自分のゴルフが出来たからね。まあ今後の課題ということで。



2014/11/8 (1328128hit) こんな夢を見た


 木曜日のコンペがスタートする数時間前、つまり6日未明、私は自宅の布団の中でこんな夢を見ていた。ちなみにこれは実話である。



 どこかの国のトーナメント。最終日も終了したようで、デビッド・デュバルに似た選手が優勝インタビューに答えている。インタビュアーが聞く。「今回の勝因はどこにあったと思いますか?」するとデュバル似の彼はこう答えた。

「1打1打、自分のゴルフに徹しただけです。誰かに勝とうとか、バーディを獲ろうとか、そういうことは考えませんでした」

 何の変哲もない会話だ。「自分のゴルフをする」なんて藍ちゃんもよく言ってるし。でもその夢の中では、その言葉を聞いて何故か開眼したのであった。

そうだそうなんだ。ライバルに勝つためにゴルフをしているわけではないしそもそもライバルのスコアは自分で制御できないよって気にしても意味が無い。

自分のすべきことはスコアを作ることではなく自分のスイング自分のラウンド自分の攻め方を1打1打貫くことそう極めてシンプルな事じゃないか。

その結果がたまたまバーディだったりパーだったりボギーだったり、そしてスコアだったりするわけで。結果はあくまで単なる結果に過ぎない。



 え、今さら?そんなこと当たり前すぎて噴飯もの?いやでも私にとっては、古い上着よさようなら的体験だったのだよその夢は。



 そこで私は、今回のコンペで「OBを打たないこと」でも「パーを取ること」でも「あいつに勝つこと」でもなく、

 目の前のボールを自分の攻め方、自分のスイングでショットする

ことだけを考えてプレーしたのであった。その結果、スイングの調子は必ずしも良くなかったにもかかわらず、そして3パットが2つあったにもかかわらず14ホール目まで1オーバー。まあ、ほぼOBと思われた当たりがセーフになり、ベアグラウンドからリカバリーしてパーを拾うというラッキーが2回あったにしても、やはり出来過ぎだった。


 しかし15番から4ホールで8オーバー。一体何があったのか。これについては反省の意味も込めてじっくり考えたい。

2014/11/10 (1328342hit) スカタンなホールを振り返る


 羽生が脳震盪の直後、試合に出場して飛んだり跳ねたり滑ったり回ったり。何度も転びながら2位に入賞したことをマスコミは美談に仕立て上げているが、これはもうとんでもない話で、一歩間違えば羽生は死んでたのである。

 激突により脳へどのぐらいのダメージが出ているかなんて外からは絶対にわからない。そんな状態で飛び跳ねたり回ったりするのは自殺行為に近い。だからボクシングではちょっとおかしいと思ったらすぐレフリー・ストップするようになったのだ。

 そりゃ本人は出たいと言うだろう。そんな知識もない運動バカなんだろうし。だからこそ周囲のコーチや大人や連盟が力づくでも止めなきゃいけないのに、一緒になって感動してやがる。いやあ、バカのやることは本当に恐ろしい。


 「いや結果的になんともなかったし良かったじゃん。2位にもなったし」これから症状や後遺症が出ないとなぜ言い切れるのか。微小な後遺症でも、4回転などギリギリのところで身体をコントロールしているトップアスリートの演技に影響が出ないとは誰も言えないではないか。

 軟式野球で1人に1000球投げさせるようなバカどもは高野連にしかいないと思っていたら、スケートの世界も同じだった。無知蒙昧な取り巻きのバカどもは、自分の無知が羽生を殺しかけたことを反省して全員即刻辞めればいいと思うよ。





 というわけで大叩きの内容を書いておく。全然「というわけで」じゃないけど。

 伏尾GC東6番は左ドッグレッグの短い(338y)パー4。


伏尾GCのウェブより

 220yまっすぐ打ってればなんてこと無いホールなんだけど、前のホールでドライバーを思い切り引っ掛けたので、ここではきちんとまっすぐ打ってその悪いイメージを払拭しようと思い、もう一度ドライバーを持つ。

 そう、「フェードを打とう」「気持よく打とう」というポジティブな気持ちではなく、「左へ引っ掛けないように」「うまく打とう」というネガティブ&守りの気持ちでスイングしてしまったのだ。そりゃダメだよね。同じように引っ掛けてOB一直線。

 打ち直しはフェアウェイへ。ピンまで残り105y、左足上がりのライ、フォロー。PW(115y)と50度(105y)で迷うが、「左足上がりで飛ばない」のと「フォロー」で相殺かな、と思って50度で。これが大失敗。突っかかって左手前のバンカーへ。そう、「OBの後だからイメージが悪くてたぶん軽くミスる(チョイ噛みあるいはうまく当たらない)」を計算に入れるべきだった。

 バンカーは目玉。バンカーショットはグリーン奥まで転がり、そこからマウンドの上に切られた難しいカップに対して3パット。トホホ。

 このホールでは

・安全な右へ打つという確固たる意志を持ってドライバーを打つべきだった

・4打目は奥でもいいからPWを持つべきだった


 と言えよう。

 そして東9番、398yパー4。


伏尾GCのウェブより

 ここでのミスは極めてシンプルである。

・ティショットを打つ前から「ここでボギーまでなら70台だ」と計算した

・そして2打目が絶対に行ってはいけない右サイドの崖下に打ってしまった

・しかも5アイアンなんて8割フェードするんだからグリーンの左端狙うぐらいでちょうどいいはずなのに

・3打目、50度で傾斜にワンクッション、のつもりが強く当たって(ショットを見ていたK藤くんによるとリズムが早くてパンチ入ってた、とのこと)グリーンを横切り、反対側の左足下がりの傾斜に

・4打目、何度も素振りをして完璧なイメージを出すも、本番では(K藤くん曰く)またしても打ち急いでチャックリ、乗っただけ

・そこからお約束の3パット。

・つまり、心の問題である。

・結構深刻である。

・でも、そうやって

・人は成長していくのだ

・と思う。たぶんだけど。そう思いたい。



って思った。

2014/11/11 (1328549hit) 頭が悪い知事


 WGCの岩田寛、惜しかったねー。最後のパットは強めに入れにいって抜けたって感じだったよね。それまではジャストタッチで打ってたのに。

 しかし淡々とマイペースのプレーはプロゴルファー向きだよね。松山が「無神経」なら岩田は「無関心」って感じか?まあ先のない日本男子ツアーなど早々に見切りをつけ、世界で頑張ってほしいね。優作、お前もや!






 では本題。関東のゴルフ銀座、千葉。その千葉の知事は我々の世代では「吉川くぅん!」と言うセリフしか記憶に無い森田健作だが、その健作くんが馬鹿すぎる発言で日本中のゴルファーの反感を買っている。


 そもそもは消費税増税に伴い、かねてから時代遅れで不公平なゴルフ場利用税を撤廃しよう、2020年東京オリンピックでゴルフもあることだし、底辺拡大にもなるし、まあいい機会だよね、という流れに対し、

 「税収が減るから反対」

 という、まるで幼稚園児と同じぐらいシンプルな反対をしているのだ。いやあ、こんなことが平気で言えるって、政治家や知事はいいお仕事ですなあ。

 けんさくくん、よーくきいてね。ゴルフ場りようせいが、

1,時代にそぐわない(もはやゴルフが贅沢なスポーツだという人は殆どいない。そもそも国民の1割がプレーするスポーツが贅沢であるはずがない)

2,不公平な(スポーツをするのに税金がかかるのはゴルフだけである)

3,消費税との二重増税となっている(税金に税金がかかるバカらしさ)

4,税収がゴルファーやゴルフ場にほとんど還元されていない(アクセス道路の整備って微々たる額なのに)


 というものだからはんたいしてるんだよ。ものごとにはね、きちんとりゆうがあるんだ。わかるかな?おかねがへるからいやだい!とただ「だだ」をこねても、だれもきいてくれないんだよ。

 そもそも、ちばけんは、これだけいっぱい税金を払ってくれるゴルファーのために何をしてきたのかな?県が所有するゴルフコースが10個ぐらいあって、千葉県民は3000円ぐらいでプレーできるとか。ジュニアの育成ににほんいちお金をかけてるとか。県民ゴルフ大会がすごく盛んだとか。そんなはなし、聞かないんだけど。

 もし、どうしてもいやだというなら、千葉だけゴルフ場の固定資産税を増やすとか、代わりの財源になるようなことは色々と考えられると思うんだけどなあ(地方行政や地方税のことをよく知らないのでよくわからないけど、少なくとも色々と考える余地はあるはずだ)。


 きみのいってることはね、「間違っていること」でも「正したら自分が損をするからイヤだ」っていうのと同じなんだよ。だから、これからは、もうちょっとだけいろいろかんがえてからはつげんしようね!

2014/11/12 (1328751hit) キャディさんのライン


 プライベートなラウンドではセルププレーが当たり前になってきた最近であるが、コンペや昔ながらのコースなどではまだまだキャディ付きのプレーが一般的だったりする。



 私はキャディさんについてもらうより、自由にセルフで回りたいタイプである(貧乏とも言う)。が、もしキャディさんが付いてくれるとしたら、そのキャディさんに最も求めるのはクラブを持ってきてくれることでもボールを拭いてくれることでもミスした時にやさしく「ドンマイっ(はあと)」と慰めてもらうことでもなく、グリーンの読みである。まあありきたりの意見だろうけど。

 しかし、今まで何百回とキャディさんについてもらったが、キャディさんの読みと私のそれが最後まで一致したことは残念ながら両手で数えられるぐらいしかないし、やさしく「ドンマイっ(はあと)」と慰めてもらったことは1回もない。

 ただしこれはまあ考えれば当たり前の事で、ラインを読むためにはパットの強弱つまりタッチが最も重要なファクターになるが、大体初見のプレイヤーがどれくらいのタッチでカップを狙うかなんてわからないし、そもそも私自身がタッチなんて精細なものを持ち合わせていない(ノーカン時々ビビリをタッチというなら持っているが)んだから、そんなのでラインを読めという方が無理な話なのである。



 でも、そういう前提を理解した上で、私はあえて言いたい。声を大にして言いたい。


ほとんどのキャディさんはラインを薄めに言うと思わへん?と。


 私見だが、ほとんど曲がらないショートレンジのパット、即ちキャディさんが「カップを外さないで下さい」という時、それは70%ぐらいの確率で正しい。特に上りのラインではその確率は90%を超えると思う。

 あと、目があるグリーンの順目逆目や、グリーンの速さ(下り傾斜の度合い、見た目とのギャップなど)はキャディさんの意見が圧倒的に参考になる。

 しかし、5m以上のそこそこ切れるラインの場合、キャディさんの言う通りに打ってアマラインに外すこと数知れず。あもちろんショートした場合を除いてだよ。キャディさんは薄めに言う傾向が強い。傾斜の結構強い横からのパットで「カップ縁でいいです」とか。どんだけ強く打たなあかんねん的な。

 先日も、グリーンの一番手前から左一番奥に切られたピンに対し「カップ1つ右でいいです」。絶対そんなことあるわけないと思ってカップ5つぐらい外したら、もっと切れて左へ外れた、ということがあったり。




 実はこの「なぜキャディさんは薄めに読むのか」のメカニズムを自分なりに考えてみた。即ち適当に、何となく、ふんわりと考えたのだが、結構いい線いってると思うんだよね。それは何かというと。


1,キャディさんの多くはあまり熱心にゴルフをしない(例外はある)。つまりプレイヤーとしての読みと、自分で打たないキャディとしての読みには乖離があると思われる。

2,アマラインに外れたほうが返しのパットが入りやすい(上りになる)ので、進行のため無意識に薄めに読んでしまう。

3,ピンに寄り添うとき、自分の立ち位置で狙う場所を示す場合が多い(打つ前に動かないとルール違反だけど)ので、あまり遠くに立てないのでどうしてもカップの近くを狙わせることになる

4,実際に薄めのラインが正しいと信じている



 と思いつくまま挙げてみたが、一番当を得ているのはやはり4だと思う。そもそも、9割のアマチュアゴルファーがアマラインに外すという事自体、曲がりを小さく読んでいるということだ。事実こんな研究があるらしい。はっきり覚えていないから正確じゃないかもしれないけど(確かこちらのブログに書かれていたと思う。違ってたらすいません)。


例えばジャストタッチでボール10個分切れるラインに対し、

・アマチュアは平均して「ボール3個分切れる」と読んで、「ボール6個分切れる」方向にアドレスし、「ボール8個分切れる」方向へ打ち出す

・プロも同様に、「ボール3個分切れる」と読んで、「ボール6個分切れる」方向にアドレスするが、実際には「ボール9.5個分切れる」方向へ打ち出す



 つまり、プロもアマも実際よりもだいぶ薄めに読む傾向があり、構えた時・打つ時にそれが補正されるものの、アマは補正が甘く、プロはアジャストしてピッタリの方向へ打ち出すということだった(ちなみにこの補正は無意識に行われるため、意識的に修正するのは結構難しい、らしい)。

 で、この研究から分かることは、プロゴルファーでも読む段階では薄めで、構えたり打ったりして初めて補正ができるぐらいなんだから、読むだけで実際に構えたり打ったりしないキャディさんであれば薄めに読んでしまうのは仕方ないところであろうと。

 というわけで我々アマチュアは、そこそこ切れると思われるラインの時は読んだラインよりも(そして恐らくキャディさんが読んでくれたラインよりも)3倍ぐらい厚めに読んでパットしたほうがいいのかなと思うのである。



 ただね、せっかくキャディさんにわざわざ聞いて読んでもらったのに、いつもそれより厚めに打ってるとキャディさん気を悪くしないかなあと思ったりするんだよね。じゃあ聞かなきゃいいじゃんって言われそうだけど、やはり参考にしたいしね。

 この辺り、現役のキャディさんに聞いてみたいものである。それとも、「ほとんど切れない」「見た目どおり」「見た目以上に切れる」ぐらいで答えてもらったりするほうがいいのか。

2014/11/14 (1329130hit) ホームに、1人で、夜明けから


 行ってきた。コースで迎える夜明けは格別だね。



 この日のテーマは「攻める」。ドライバーを使う必要がないホールを除き、狭くてもできるだけドライバーを使い、バーディ狙いのゴルフでスコアが出せるものかを試してみたのだが、結局バーディが出たのはドライバーを持たなかったホールだったというのはまあ皮肉なもので。ゴルフってそんなものだよね。



 しかしそれにしても、

・詰めが甘すぎ。前半6番までパープレーなのに上がり3ホールで4オーバーって。

・パットが下手すぎ。いくら砂撒いてて8出てないからって3パット3個の37パットは笑えないぐらいヘタ。5m以内のバーディパットが4つ、同じくパーパットが8個入らなかった。とんでもないね。

・アプローチがまったく寄らない。パーオン逃した12ホールのうちまあ及第点のアプローチは4個、その4つとも入ってないし。そのうち1つなんて3パットしてるし。

・前半と後半で違いすぎ。前半は短い(全長3100y弱)梅コースだったので、後半が実力ってことだね。

・ショットが曲がりすぎ。今回は寒さのせいか何のせいかわからないけど、全部のクラブで大きなスライスボールばっかり。どれくらいスライスかというとドライバーでフェアウェイ左端を狙って右ラフ、アイアンでグリーンセンターを狙って右バンカーのさらに右って感じ。



 あまりの不甲斐なさに、ラウンド後に練習場へ行って250球ばかり打ち込んできたところ、スライスの原因が判明するのであった。それは何なのか?アプローチすら劇的に変えてしまった原因とは?それはいつものようにまばたき程度のスカタンな発見か?当たり前のことに今更気づいたのか?今まで何度も書いてきたことなのか?それとも全く新しい、全てを変えてしまうようなコペルニクス的転回となるのか?


 ただ今鋭意製作中!期待せず待っててね。

2014/11/16 (1329451hit) 致命的勘違い


 結論から書こう。

アームローテーションが全然使えてなかった


 いつもK見師匠に言われてきた。「球をもっと捕まえなあきませんよ」

 K嶋さんにもよく言われた。「(hiro君は)すごく球を「切って」アプローチするなあ」

 そしてつい先日、South Woodsさんが掲示板に書いてくださった「フェースターンをしっかり意識しています」



 その答えが、アームローテーション即ちフェースターンだったような気がするのだ。わかりやすく模式図にする。

今までのトホホな私


これからの超カッコイイ私


 注目したのは、上と下の図でヘッドの位置は同じような場所にあるにもかかわらず、グリップの位置(運動の軌跡)がまったく違うということ。特に上の図のフォロー即ち「*」の部分でグリップが身体から離れているので、クラブを左に振れないしヘッドが走らないし左脇が開くし左肘を引いてしまうし窮屈なスイングになるしプレーンから外れるし、そして

アプローチで正しいフィニッシュが取れない。だから打てない。


 つまり根本(グリップの動き)から変だったんだから、そりゃあうまく打てるわけないよな。ってことで。


フェースは開いて閉じる

イコール

胸の正面でクラブを振る

イコール

グリップが身体の近くを正しく通る



 で当分頑張ろうと思った。迷走は続く。


 11/17追記:フェースローテーションは腕や手首で行ってはいけません。体で行うこと。

2014/11/17 (1329563hit) 致命的勘違いその2・30yまでのアプローチ


 土曜日、いつものようにホームの薄暮へ。そこで何度かご一緒したことのあるK竹さんと同組になった。K竹さんはHDCPが3、私のようなインチキゴルファーと違って本物の上級者である。

 で、以前回った時にアプローチで悩んでいることを話したりはしていたのだが、私の相変わらずなアプローチスカタン連発を見かね、アドバイスをしてくれたのであった。

「(hiroさん)ヘッドの動きばかり気にしてるでしょ。それはとても難しい打ち方なので、手(グリップ)をアドレスの位置に戻すことだけ考えて振ったほうが良いですよ」

 イメージして打ってみると、たしかにこちらのほうが易しく打てる気がする。考えてみれば当たり前で、1m以上ある道具の先を正確に動かすより自分の手をきちんと動かすほうが簡単に決まってるわな。ただし、正確に戻すためには

「変なコックをしたりコックを使いすぎたりガチガチに力を入れたり、グリップで余計なことをしないよう気をつけないと正確に元に戻りませんよ」

 という事。つまり、

ヘッドの重みを感じながら打たないとうまく打てないし距離感も出ない。

 でもね、これって、本当にできないんだよね。何十年もやろうと努力してるのにできないというかそもそも動かし方がわかんない。



 例えば、芸能人で1・2を争う上級者である渡辺裕之氏。氏も5下の上級者で毎日500球練習するという猛者だけど、氏のアプローチは申し訳ないが上級者のそれには見えない。グリップを固めて振り子のように打つ打ち方だ。だから距離感が出ない。

 だからつまり何が言いたいかというと、

プロのようにヘッドを使って美しく打つアプローチを打てる人は元々センスと才能があるからじゃないの?

 と半ば本気で思うんだよね。諦めでも僻みでもなく。だって、ゴルフ歴50年で1回も100を切れない人がいっぱい居るわけで、そういう人は「スイングの才能」がないんじゃないかと思う(努力しない・工夫しない・頭が悪い・人の言うことを聞かないという理由も中にはあるだろうけど)。

 逆にゴルフを初めて半年の小学生がプロ顔負けのアプローチショットを無造作に打ったりする。これは努力とは言えないよね。持って生まれた才能だ。

 俺だってそこそこは練習してきた。でもちっとも上手くならないしイメージも出ないいやむしろどんどんヘタになってるし。そうでも思わないとやってられんぜ実際。



 話はK竹さんに戻る。そうやって「グリップを元の位置に戻す」ために、クラブヘッドはどういう風に、どこに上げれば良いかということを質問したんだけど、K竹さんは怪訝な顔をしてこう言ったのであった(一部誇張あり)。

「身体(上半身全体の動き)でクラブを上げたら、決まった場所にしか上がらないですが何か?」



 そうなのである。私はもっとも根本的な部分が間違っていたのであった。

クラブは(腕ではなく)体で振る。


 迷走はまだまだ続く。次はアプローチ第三弾。

2014/11/18 (1329783hit) 致命的勘違いその3・アプローチの基本


 土曜日、K見師匠から電話が掛かってきた。「明日hiroさん家の近所へ行く用事があるので、昼から一緒に練習しませんか?」

 K見師匠もHDCP3で、インターの選手になったりクラチャンの決勝まで行ったりしている、私のようなへっぽこゴルファーと違って本物の上級者である。だから「一緒に練習」と言いながら私のスカタンアプローチをチェックしてくれるつもりなのであろう。持つべきものは優しい上級者の友人である。

 で、午後からHカンの横のH方GルフAベニューへ。そこで色々話をしながらアプローチを見てもらったのだが、


・インパクト直前から左肩を釣り上げて球を上げにいってる

・クラブが下から入る

・右向いて構えすぎ

・手首は使ったらダメ

・上体の起き上がり(前傾姿勢キープ)が甘い

・下半身を固める(腕だけで打つ)のは・・・??


というダメダメなところから、


・20yのアプローチもフルショットとまったく同じ

・腕で打つんじゃなく体(上半身・肩・捻転)で上げて体で振る

・フォローで球を捕まえるのは身体(胸)であって、手首や腕を返して捕まえるのは間違い

・アプローチでも(両足間の)体重移動は必要

・左足に体重がきちんと乗らないとうまく振れないし捕まらない
。フルショットも同じ。

・脇は必ず「しっかり」閉めたままスイング。師匠の場合は左脇

・トップから打ち急がない。リズムをキープして振る



 という注意する点などもいろいろ指摘してくれた。いやあ今までほんとに何やってたんでしょうな。で、私のイメージとして


・インパクト時の「胸とヘッドの向き(平行)」を、フィニッシュまでそのままキープする

・手の存在を消し、脇をしっかり閉めて体の動きだけで打つ

・フォローで右肩を飛球線方向へ出していく

・ゆっくり振る


というところを気にして練習しよう(なんか振り出しに戻ったような気がしないでもないが)。アプローチという名の巨大迷路に迷いこんで6年、ほんの少し先に光が見えてきたか?

2014/11/21 (1330376hit) きさいちCCでプライベート競技会


 競技会と言っても持ちハンデのコンペだけど。2ヶ月に1回同業者が集まってラウンドする「一八会」がホームのきさいちカントリーで。

 我々より年上の諸先輩方が中心なので、キャディ付き白ティからのラウンドだ。短い梅松ホールなので、コースレートは68.7。つまり相当簡単なセッティングだ。おまけにこの日はグリーンが激重で下りでも途中でボールが止まるぐらい。つまり難しい要素はこれっぽっちもないはずだったのだが。



 前半は綱渡りながらパットが入って1オーバーで我慢できた。しかし後半。松コースのOB2つ(3番・5番)は攻めた結果だからまあいい。4番パー5の3パットも2オンして長く難しい下りのパットが残ったので仕方ない。ただ、上がり2ホールで

チャックリチャックリ、
さらに最終一番大事なところで
アイアンダフリ。

勝負のパットは10cmショート。

楽勝70台と思ってたら
また帳尻合わせて80って。

もう自分のアホさに涙も出んわ。



 ラウンド後1時間ほど特打ちしてきたけど、なんか練習してても虚しい。何回同じ無視を繰り返すんだろう。お前はバカなのか?バカなんだろうなあ。

2014/11/24 (1330834hit) ダンロップフェニックスとエリエールレディス


 遼と英樹、そして今年のPGATOURでルーキー・オブザイヤーを獲得したジョーダン・スピースが揃った今年のダンロップフェニックス。

 遼は残念だったけど英樹とスピース、そしてブレンダン・ジョーンズという最終組がまさにつばぜり合い、そこにIHホと今絶好調の岩田が割り込むという、役者がそろってしかもインターナショナルという見応えのある試合となった。


 勝負の分かれ目になったのは17番パー3かな。英樹が5mほどあった難しい下りのパットを入れたのが決め手となったような。スピースは対照的に入れるべきパットが入らなかったような。

 しかしそのパットで英樹を上を行っていたのが岩田。ショットも切れてたけど最終日8アンダーはもうパットが切れ切れ。岩田のパットは基本全部ジャストタッチだよね。つまり距離感がとてつもなく良い。グリーンのタッチを合わせる能力は日本一じゃないかな。

 パットは距離感が7割、方向が1割、読みが2割って感じか。

 岩田に限らず、パットが上手い人って距離感がいいよね。強気でガツン、という英樹みたいな上手さもあるけど、パットの名手と呼ばれる人は一番入りやすいと言われる30cmオーバーという距離感よりも弱めかジャストタッチで打ってる気がする。

 かと言って私のようなノーカン野郎がジャストタッチで打っていったらことごとくショートするのがオチだけどね。



 閑話休題。プレーオフでは岩田に不運とミスが重なってあっけなく勝負が付いた。女子の試合なんて平気でプレーオフ5ホール6ホールいくけど、このへんは女子プロと男子プロのメンタリティの違いなのかね。そもそもプロゴルファーに限らず、男と女では根性がだいぶ違うしね。

 流れから行ったら岩田勝ちそうだったけどなあ。岩田応援してたから残念。総合力で英樹のほうが上だった。



 一方、4日間競技となったエリエールレディスは香川のエリエールゴルフクラブで。「マダムさくら」が優勝したけど、最後の1m弱外してたらプレーオフだった。あれ危なかったよね。

 16番・17番で3打落とした酒井美紀は悔しいだろうなあ。でも「嵐」って刺繍されたパターカバー、あれってやっぱりどうなのと。例えば川村昌弘がAKB48関連のヘッドカバーつけてたら?って考えるとどうよ。男だったらキモオタ扱い、女の子だったら可愛いねでいいのか。いいか。いいよね。女の子だし。

 しかしみんな強いし上手いねー。セッティングがあんまり難しくないとはいえ、最終日の成績が優勝したさくらが4バーディ68、森田が6バーディの66、テレサ・ルーが65。最終日に60台半ばを平気で出してくるんだからすごいよね。

 鈴木みたいにバーディが3つだけ、しかもボギー2つありではもう勝てない時代なんだね。さくらなんて4日間60台で3日目65だし。


 バーディが当たり前に出る、出せる時代なんだねーって今さらだけど。

2014/11/25 (1330976hit) ゴルフバカ検定


 完全オリジナル!転載不可!!って書くほど出来がいいものじゃないけど。お遊びなので軽い気持ちで試してね。


 3つの選択肢のうち、1つめが3点、2つめが1点、3つめが0点で計算して下さい。


 1,雨のラウンドは苦にならない

   (  はい・季節やメンバーや体調による・大嫌い。絶対キャンセルする  )


 2,ゴルフだけが目的の旅行をしたことがある

   (  はい・それに近い旅行なら・いいえ  )


 3,アライメントスティックがバッグに

   (  入ってる・持ってない・アライメントスティックって何?  )


 4,ゴルフボールがそのあたり(リビング・仕事場)に転がっている

   (  はい・たまには転がることもある・いいえ  )


 5,大晦日や正月にラウンドしたことがある

   (  両方ある・片方だけなら・いいえ  )


 6,3日連続でラウンドしたことがある

   (  はい・2日連続なら・いいえ  )


 7,細長いものを持つと無意識にグリップしている

   (  はい・時と場合による・いいえ  )


 8,突然思い立ってシャドースイングをすることが、

   (  週2回以上ある・月1回以上ある・そんな変態行為はしない  )


 9,配偶者や恋人に「またゴルフ?」的なことと言われたことがある

   (  はいっていうか離婚の危機かも・言われないが思われてるとは思う・いいえ  )


 10,仕事より家庭(異性)よりゴルフだ

   (  はい・どちらかはおろそかになってる・いいえ  )







検定結果

・合計点0〜6点 「ゴルフバカ」ではありません

 ごく一般的なサンデーゴルファーです。ホントはゴルフが好きじゃないかもしれないですね。ゲームや釣りやナンパのほうが楽しいでしょ?ゴルフに深入りせず、まっとうな人生を歩んで下さい。


・7〜12点 「ゴルフバカ初級・町内トップバカレベル」

 素質はあるがまだあと一歩が踏み出せないのはそれが破滅への一方通行だと本能的に悟っているからですね。大丈夫。みんな通る道です。本能に身を委ね、こちらの世界へ来て下さい。はじめは煩わしかった周囲からの雑音や批判も、やがては賞賛として聞こえてくるようになるでしょう。


・13〜18点 「ゴルフバカ中級・市内トップバカレベル」

 もしあなたが離婚・家庭内別居・左遷・解雇などという目に遭っていなければ、周囲の人達は類まれな優しさと思いやりを持つ人達です。大事にしましょう。そして、仕事中にこっそり体重移動の練習をしたり、家庭でいきなり「やっぱり右手の使い方が・・・」などとつぶやくのは極力控えましょう。

・19〜24点 「ゴルフバカ上級・県内トップバカレベル」

 分かります。いつもかすかな疎外感を感じる。友人をゴルフに誘って引かれたことがある。くだらない飲み会に出るぐらいなら練習場で球を打ったほうが幸せだ。分かります。でも、周囲の人が普通であなたが完璧に異常なのです。その異常はまず治りませんので、せめて自覚しましょう。「おれはおかしいのだ」と。そして、「自分を理解してくれる人はコースにしかいない」と。


・25〜29点 「ゴルフバカ超級・国内トップバカレベル」

 多くのことを犠牲にして辿り着いた先には何があるか。そう、天国も地獄もなく、ただゴルフがあるのみ。病膏肓に入る。完璧に手遅れです。死ぬまで苦しみ楽しみましょう。


・30点 「ゴルフバカ神・世界トップバカレベル」

 素晴らしい。ここまで来れる人は国内だと2万人、世界には10万人ぐらいしかいないでしょう。え、意外と多いっていうか多すぎる?だって、あなたもあなたも、ゴルフを一度始めたら最後、99%の人はみ〜んな最終的にはゴルフバカ神になるんですから。

 そう、すべての質問に「はい」と答えるのももうすぐですよ。


(ちなみに編者は28点、世界レベルにはまだ到達していません)

2014/11/26 (1331180hit) パットは距離感が7割


 一昨日の日記で私はこう書いた。

パットは距離感が7割、方向が1割、読みが2割って感じか。


 この文章から分かること。それは、

 読みは経験を積むと良くなる。方向(性)も練習すると良くなる。距離感も練習すればある程度良くなるけれど、それはあくまでテクニカルなもので、天性の距離感には敵わない。つまり

パットの上手さは70%が天性のもの

ではないかと。

 もちろん、私のようなへっぽこアマチュア(しかも下の方の)レベルだとまだまだ努力の余地があるので、生まれつきの上手さがなくても距離感を補うことはまだまだ可能だと思う。つまりはまあ、DTFP(Do The F**king Practice)ってことだね。


(これはマニュアルぐらい読めボケ!ってことですな)


 さて、距離感とは一般的には「頭で考えた(目で見た)距離を打てる技術」の事だ。つまり10m先や12歩先にあるカップまでの距離を打つ感覚。またはパッと目で見た距離をきちんと合わせる感覚。これが基本的な距離感だが、実は距離感にはもうひとつあるんじゃないかと思うのだ。

 上の距離感を「絶対的距離感」と呼ぶとすれば、もう一つのは「相対的距離感」。これはどういうものかというと、「思った強さで打てる技術」なんじゃないかと。

 例えば10mの真っ直ぐをokの位置に寄せるのが「絶対的距離感」。対して「相対的距離感」とは、1mの大きく切れるラインで、ラインに乗せるためにはどの程度の強さで打ち出すべきか、という強さの微調整と感覚のこと。

 速い下りのスライスラインのように「ラインも強さも合わないと入らない」パットの場合、ボールが転がっていく強さ(速度)を想像し、実際にその強さで打てるという「相対的距離感」が極めて大事じゃないかと。



 で、ここからが本題なのだが、この相対的距離感こそがパットの上手下手に大きく関わってくると思うのだ。つまり天性の部分。「絶対的距離感」は、理論的には練習すればいくらでも鍛えられると思う。しかし相対的距離感は計算では絶対に出てこない、いわば「勘」の領域なので、なかなか鍛えられない。

 だったら凡人である私は諦めないといけないのか。違うのだ。人は多かれ少なかれその「勘」を持っているはずであり、ジュニアの多くが神がかり的にパットが上手いというのもこの「勘」を信じてパットしているからだと思うのだ。

 事実、20世紀最高のパットの名手といわれているボビー・ロックはこう言っている。

「パッティングには1つだけコツがある。あまり狙いすぎないことだ」

 つまり彼が言いたいのは、直感を信じろ、勘を働かせて体に任せてストロークせよという事だと思うのだ。もちろんラインを決めてまっすぐ構えるところまでは慎重に丁寧に行うが、いざ構えたらあとは頭を空っぽにし、


フォースの力を信じてパターを動かす


 これで28パット達成だ!!(ったらいいな)

2014/11/28 (1331567hit) GB月例の11月は大阪GCで


 身内の競技、ゴルバカ月例の11月は大阪ゴルフ淡輪で。前半アウトは少々風があったが、後半になると風がやみまさに小春日和であった。



 ゴルフの内容もアウトとインでは雲泥の差。

 前半は思うところあってドライバーを振り回した(先日の練習中、自分のアプローチのあまりのヘタさに腹が立ち怒りに任せてドライバーをマン振りしたら意外にきちんと当たって意外にまっすぐ飛んで250yの看板までキャリーで届いたりした)のだがこれがもう完全に裏目で2打目で直接狙えない(林の中や崖の下)事が3度。

 その都度ダボ・ダボ・トリプルと大叩きをしてしまった。それ以外の6ホールは2オーバーだったのに。例えば名物3番パー4。



 ティショットは左の斜面、それも上の方へ。2打目は9番で右ラフへ。3打目エッジまで。そこから3パットホホでダボ。

 同じく名物7番、387yパー4。ティショットは右へ大きく曲がり、崖を転がり落ちて8番のフェアウェイへ。2打目植まで上がらず、3打目でやっと左サイドのラフへ。4打目は左へ引っ掛けて乗らず、5オン2パットのトリプルボギー。ここは油断するとすぐ大叩きするんだよね。



 後半インの1ホール目も派手に左へ引っ掛け、あこりゃ駄目だと以前の70%スイングに戻した。そしたら5ホール中4ホールがフェアウェイに行って30台が出た。

 やっぱりドライバーは振り回したらあきません。



 アプローチは相変わらずスカタンだけど、ちょっとだけ希望が見えてきたかな。ミドルレンジは肩をしっかり回す、ショートレンジはゆっくり振る。




 17番、ティショットを右に曲げて残り220y打ち上げの2打目、左足下がりつま先下がりのラフからの5Wが芯を食って花道まで。そこから3パットしたけどショットオブ・ザ・デイ。やればできる子なんだから頑張れ俺。

2014/11/29 (1331792hit) アプローチ練習場


が近くにないので作ってみた。



 2m先の、傾斜をつけたダンボールに向かってチップショット。球は自動的に帰ってくる。俺ってなんて頭いいんだ。これで憎き怪獣イップスも年貢の納め時だ。わははは。

 以下、健忘録。

★ハンドファーストをずっと維持

★ボールをヘッドの先にセットすると(なぜか)捕まえる感覚が出しやすい
(下写真)



★ゆっくり振る(特に切り返し)

★終始ヘッドではなくグリップに意識を集中する


 最後のは、切り返しでグリップにヘッドの重みを感じ、その後グリップをアドレスの位置に戻す意識を持つということ。ヘッドを正確に戻すと考えてはいけないのだ。


 とにかく「素振りと2m」からもう一回やり直そうと思った編者である。いつか海賊王に、じゃなくてアプローチ名人になってやる。



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