日記242
(2014年8月)

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2014/8/2 (1311071hit) 生きてますが・・・


 ども変者です。ちがった編者です。素で間違った。

 ここ数日、自分のキャパの2倍ぐらいの仕事が押し寄せていてどうも精神的にも肉体的にも更新できず申し訳ない。一応生きてます。

 一昨日は奈良国際へ行ってきたんだけどもうひどい有様でスコアカードを破って捨ててしまおうと思って暑くて集中力がとても大変でした。いかんまだ熱中症気味だ。

 真夏に歩きのラウンドはキツイ。いやそんなこともあろうかとランニングをしているはずなのに。50歳を過ぎるとなかなか集中力を保つのが難しいね。

 ほんとに調子がいい時って一瞬なんだよなあ。もうスイングが分かった、最低限ここに気をつければもう大丈夫って思っても次の週はボロボロになってたりするし、練習で良くてもコースでいいとは限らないし、練習し過ぎたらしすぎたで駄目だし、しなかったらしなかったでもっと駄目だし。


 目先の調子にとらわれず、いろいろな情報に飛びついて左右されず、半年先、1年先のための地道な基礎練習を繰り返していくしかないんだろうなあ。

 競技に出ないことが伸び悩みの原因の一つってこともよく分かるんだけど、それ以前に頭悪すぎると思う。ゴルフは記憶力と忍耐力がないと絶対うまくならないね。あと、自分をきちんと持って、客観視できる能力と。


 ゴルフはその人の人生そのものである、っていう気がする今日このごろである。さて、走りに行ってこよう。

2014/8/4 (1311340hit) 頭が悪い


 先週木曜日のラウンド結果。暑くてぼうっとしていたとはいえ、せめて80台で回らなアカンやろ。



 まあパーオン率22%やったらこんなものか。



 今日用事があってK師匠と師匠の会社のゴルフを始めた女の子と3人で食事をした。若くてかわいい女の子と食事するなんて久しぶりだったので緊張した(笑)。そこでゴルフの話を色々したんだけど、つくづく思った。ゴルフは記憶力と忍耐力のゲームだなあと。

 どういうイメージでスイングすればうまく打てるかというのは人それぞれだけど、上手いプレイヤーはその「それぞれ」をきちんと整理し、理解し、頭ではなく身体で覚えている。だから急に調子が悪くなっても修正できたりする。

 一方記憶力がチンパンジーより悪い私は、いつもいつも同じ部分を忘れて同じミスをしたり、自分が大事なことを忘れていることすら忘れてスイングしまうのである。


 忍耐力とは愚直に決めたことをやり遂げる克己心。右ひざを動かさないとか、グリーンセンターを狙うとか、8割の力で振るとか、球を捕まえにいくとか、どれか1つでもいいから18ホール完遂してプレーする精神力のこと。

 忍耐力が2才児と同じぐらいの私は、つい目の前の結果を気にして変なスイングや余計なことを考えながら振ってしまう。


 だからね、もう、つくづくアタマが悪いなと。そんな私でも、うまくなるにはやっぱり練習しかないんだよね。当分「30yのアプローチ」と「低いティアップでドライバーショット」だけ練習します師匠。

2014/8/5 (1311547hit) 低いティアップでドライバー


 低いティでドライバーショット。



 ポイントは、

体重移動は自然に起こる。トップの位置・姿勢のままクラブを腕で振り下ろす

 ・・・って感じかなあ。

2014/8/8 (1312144hit) 奈良柳生CCの空は青かった


 昨日は2ヶ月に1回開催される同業者のコンペ。真夏の奈良柳生カントリーにて。


 奈良柳生は何故か相性が良く、過去4年半で4.5ラウンドしてるけどワーストスコアが85と大叩きを1回もしていないんだよね。アプローチ練習場、バンカー練習場もあるし、家から近かったらもっと通いたいコースなんだけど、下道1時間はちょっと遠すぎる。

 当日、8時半スタートなのに6時45分に1番乗りしてしっかり練習。アプローチはヘッドを右後ろではなく右上から、ヒールから落とすべし!みたいな。

 そんなこんなでスタート。もちろん暑かったけど雲が多く、空が綺麗だった。このコースは標高300mぐらいに位置するので、雲で日影ができるとちょっと涼しいんだよね。







 さて、成績の方は。



 8ヶ月ぶりの70台キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 ホント久しぶり。ぎりぎりの、綱渡りの70台だったけどチョー嬉しいぜ。


 ドライバーは頑張って低いティアップのイメージで打ち続けたんだけど、「ナイス20%まあ良しとしよう40%あかん30%トホホ10%」って感じ。今までと変わらずってところ。でも、ミスが酷いミスにならないのはスイングイメージのせいか?単にラッキーだっただけか。ダフってもフェアウェイキープしたり。

 アイアンも変な持ち上げスイングが少なくてきちんとターフ取れてた感と捕まってる感があり。でもあんまり体の動き意識して考えながら打ったらダメだね。素振りの時はきちんとイメージ出して、本番では心を無にして打つのがいいね。

 アプローチはライが良ければいい感じで打てるけど、ちょっとでもライに不安があると変な打ち方が出てしまう。でも7回中チャックリは1回だけだったし、寄せワン2個あったので良しとしよ。

 パットはヘタ。この日8.7だったので上りを全然打てず、5m以内のバーディパットが4つか5つあったんだけど入ったのは1個だけ。ヘタレだね。


 最終ホール(イン9番)、ココでボギー以上なら後半30台&ラウンド70台。ティショットは右ラフだけどまずまず。2打目残り145y、8番と9番で迷う。フライヤーが出るか出ないか微妙なライ。8番でピンまでピッタリだけど奥へこぼすとマウンドがあって受けグリーンの奥に切られたピンには寄せにくい。かといって9番ならフライヤー掛かればいいけど掛からなかったら乗らないかもしれないしさらに右手前のバンカーに入るかもしれない(この日はバンカーショットがイマイチ)。

 迷って8アイアンで。ええ、きっちり奥の左足下がり、つま先下がりのラフへ行きましたが。3打目、グリーンに直接落とせば出ていくまであるので、エッジにワンクッション・・・・緩んでエッジまで。まあここから寄せてボギーでもいいや。パッティングすると加速して4m近くオーバー。てるちゃん(キャディさん)もっと大げさに「すごく速いです!!」って言ってよ!

 まっすぐ4m、逆目上り。しっかり打てるかどうかだけだけど、こういうときパンチが入ったりするとえてして引っ掛けたりするので平常心で普通に、ちょっと強めに。・・・と思ったら打った瞬間弱い!でも、最後のひと転がりでなんとか入ってくれた。


 転がりのいい2ボールパターよありがとう。キャメロン欲しいとかもう言いません。

2014/8/11 (1312646hit) オーバースペック?


 尊敬するウェブマスター、そう、ブロガーという言葉すらなかった時代からゴルフのウェブをされているキャロマニのspunkyさんが先日日記に書いておられたある事が、もう全面的に同感と思ったので今日はその話題を。

 それは、「日本人特にトップアスリートでも学生でもないオッサンたちにダイナミックゴールドS200というのはやはりオーバースペックなのではないか?」という事である。



 以前書いた、手嶋多一がやさしいアイアンを使っているという話にも繋がるのだが、プロでさえ、いや4日間(プロ・アマや練習日を入れると6日間)連続で戦い続けるプロだからこそ、最近は簡単で軽いクラブを使うようになってきている。

 片山晋呉もアイアンはだいぶ前からカーボンシャフトだし、ツアーで10勝を上げているあのパワフルな谷原秀人でさえアイアンのシャフトを95gのカーボンにしたという話だ。それ以外でも、男子シニアプロの多くが軽めのカーボンシャフトを使用している。

 つまりアマチュアがDGS200を使うというのも、「アマチュアは難しいクラブ、プロは優しいクラブ」というおかしな逆転現象の典型例の1つなのではないかと。


 「なにいうてまんねん失礼な。わしS200ちょうどでっせ。NSとかカーボンとか、頼りのーて使えまへんわ」という中年アマチュアも多くいるのは知っているし、事実そうなんだろう。「ゴルフ侍」を見ていても60台のアマチュアがS200を使っているケースも多い(逆にプロのほうが相対的に軽いシャフトを使っている)。

 しかし、そんなオッサンたちでも例えば真夏に27ホール、歩きでラウンドした時、その27ホール目までミドルアイアンをきちんと振ってきちんと結果が出せるんだろうかと。やっぱり疲れてヘロヘロになるんとちゃうやろかと思うのだ。

 あと、あまりにも重いクラブ、難しいを使い続けていると体調が万全の時でないとナイスショットが出なかったり、練習で球を打つのでもすぐ疲れるのではないかと。それはやっぱり本末転倒だろうと。


 かく言う私はS200より20gぐらい軽いNSpro1050だが、それでも疲れてきたら重く感じる。見栄をはらずに、楽なカーボンシャフトを使ったほうがいいのかもしれないね。




 でも、せめてあと5年はスチールで頑張りたいなあ・・・と最後の1行で今日の日記を根底から台無しにする編者であった。

2014/8/12 (1312854hit) PGAチャンピオンシップ終了


 マキロイ強かったー。

 ファウラーやミケルソンと競り合い、稀に見るいい試合だったと思うんだけど、やっぱり頭ひとつマキロイが抜け出てたよね。

 10番のイーグルに繋がったスプーンも凄かったけど、終始「打ってはいけない所」を徹底的に避けてたような気がする。マキロイ・ステンソン・ファウラー・ミケルソンの4人のうち、サンデーバックナインでボギーを叩かなかったのはマキロイだけだったし。その1打の差がチャンピオンかそうでないかの差を作るんだろうね。

 いやミケルソンの18番のアプローチも鳥肌立ったけども。


 あと、最終ホールの日没を避けるための措置は面白かったね。あんな事見たの初めて。知らない人のために書いておくと、ラス前のミケルソンとファウラーがティショットを打ち終えた時、すでに日没まで20分ぐらい。そこですでにティグラウンドまで来ていたマキロイらに、続けて(ミケルソンとファウラーが安全なところまで歩いた段階で)ティショットを打たせたのだ。

 18番ホールのスルーザグリーンには4つのボール。そしてグリーンが空き、ミケルソンとファウラーが2打目を打ち終わって再び安全な位置まで移動した段階でマキロイらに2打目を打たせた。この処置により、ぎりぎり明るいうちにマキロイらはショットを終了することができた。

 この特別措置はファウラーが言い出してたようにみえたんだけど、それを提案した人、受け入れた人、そして許した競技委員全てに拍手。これぞ公平の精神。スポーツマンシップ。それを見れただけでも今回のPGAチャンピオンシップは素晴らしかった。


 今回も思ったけど、軸がぶれない範囲で思い切り振りぬくって大事だよね。軽く振ってるゴルファーなんていないもんね(軽く降ってるように見える人はいる)。でも軸がぶれないようにってのが一番難しいんだよなー。そういう意味ではマキロイみたいにフィニッシュきっちり取るイメージも捨てがたいなと。

 相変わらず底の浅い感想でどーも。

 

2014/8/15 (1313404hit) まあまあ


 今日8月15日は終戦記念日。あの悲惨な第二次大戦、空襲、そして原爆を語り継がないといけない、二度と戦争をしてはいけないという声がTVから聞こえてくる。が、戦争、空爆、民間人の犠牲というまさに同じことが、たった今イスラエルで起こっているんだ、それをなぜやめさせないんだ、と論じるアナウンサーやコメンテーターはいない。

 イスラエル側=ユダヤ=アメリカは「正義」だから「犠牲者」で、パレスチナ側=アラブ=イスラムは「悪者」だから「死者」という報道に対し、何も言えない、反論しない、おかしいと言わないこの国では、やはり金は命より重いんだなあと。

 年に1回ぐらいはまじめに昭和史や世界情勢について考えたいね。黙祷。




 さて話は180度変わる。昨日は久しぶりにホームコースのきさいちへ。N谷くんとK嶋さんと、午後7時前に出てスルーで1ラウンド。さすがにお盆休み真っ只中、前の組も後ろの組もラウンド慣れしていない(つまり初心者に近いプレイヤーたち)が2〜3人いる感じで、レディスティ付近から2打目を打ってたりセカンド地点でドロップする(セカンドOBで暫定球ね)光景がちらほら。

 それは良いんだけど、時間が掛るのがなんとも。フロントナインこそ2時間半ぐらいで終われたけど、バックナインは3時間たっぷり掛かった。曇りのち雨のち曇りって感じの天気だったので暑さはそんなに辛くなかったけど。

 内容の方。



 まあまあ、かな。

 ショットもまあまあ。いろいろな注意点を気にしながら振るより、直前の素振りでだけその注意点に神経を集中し、本番のスイングの時には心を無にしてリズムよく思い切り良く振るのがやっぱりいいね(何回同じこと書いてるんだか)。ミスするときはミスするんだし。


 反省点といえば竹7番パー3。ここはティグラウンドからグリーンまで45mの打ち下ろしで、前の組が全員オンしたらグリーンを開けてくれるので、その前の組が見てる中で打つんだけど、たまたまオナーだった私のショットは派手にダフってOB。パー3でダフってOBってあんた初心者でつか?穴があったら入りたい。

 あと、梅2番の素ダボは2打目左足下がりの100yからコントロールショット、生涯で5本の指に入るぐらいダフる→アプローチでトップして奥のバンカーというお約束のダボ。左足下がりのアプローチ練習しようっと。

 ま、でも、まあまあ。

2014/8/16 (1313550hit) ドレスコード


 木曜日のラウンドではお盆休みということもあってか、普段あまりラウンドしないような若者が何組か来ていたんだけど、最近の若者は一組つまり4人中3人はポロシャツ裾出しだね。これはもうアコーディアでは許可されているということか?それも時代の流れ?なら別にいいんだけど。俺も昔はしていたし。

 裾出しポロにも種類があって、だらしなく見えないようにデザインされた裾の短いものとそうでないものがあるよね。だから余計にドレスコード上難しい部分があると思う。だらしなくなければOKなのか?だらしなく見えればNGなのか?っていう。

 でも、裾出しが一旦許されてしまうと、勘違いした奴がたくさん出てくるんじゃないだろうか。小太りで裾の長いポロを裾出し+ヨレヨレのカーゴパンツとか。それゴルフする格好とちゃうやろ、みたいな。4人に1人はいるんだよね、そういうやつ。

 男子プロでも裾出ししてる奴がちらほらいる(谷原とか)けど、さすがにプロはだらしなく見えない。ただ、その裾出しで名門コースで開催されるトーナメントには出場できないだろう。もし許されればコースがダブルスタンダードを認めることになるしね。



 しかし、一体どこまでが許されるのか。いわゆる名門コースのドレスコード(短パンにロングソックス、スタンドカラーも不可)ではなく、一般コースのドレスコードとして考えてみた。

 ジーンズ(デニム地)、Tシャツ・・・これはまあダメだよね。ただラウンド後、クラブハウスでジーンス履いてる奴はたまに見かける。アホかと。

 短パン+ショートソックス・・・一般のコースではほとんど認知されてきたね。これは嬉しい。

 ポロシャツ裾出し・・・現時点では多分「黙認」に近い扱いになるんじゃないかな。いくつかのコースで作られているドレスコードを見てみると、どうやらそんな感じ(下絵)。



「上着の裾はズボンの中に入れてください(プレー中に出てしまうものであっても、クラブハウス内では必ずズボンの中にお入れください)



「シャツの裾は指定のデザイン以外はズボンの中にお入れください」



「シャツの裾は出さない(裾を出すようにデザインされたウェアは除く)」


 そりゃメーカーがゴルフ用の裾出しポロを作って、プロが着たり、あとコースのプロショップでそれを売ったりしてるんだから、それをダメだとはもう言えないよね。


 ただ、「裾出し禁止」と堂々と書いているコースもまだまだ多い。そういうコースでは、裾出しデザインのポロシャツは選別して仕入れなかったり、裾出しポロを着ているプレイヤーがいると着替えさせたり、谷原が来てもラウンドを断ったりするんだろうな、うん。


 まあでも、私はずっと裾を入れてプレーするだろう。なぜなら背が低く小太りの中年が裾出しポロを着ても全然似合わないからである。

 

2014/8/18 (1313808hit) 我発見セリ


 先日のラウンド中、1発だけだが、打つ前つまりアドレスした段階で「あ、これ絶対ナイスショットになるわ」という予感がした事があった。それはフェアウェイから残り175yで6アイアンのショットだったんだけど、実際にそれは完璧に芯を食いピンまでまっすぐストレートなショットとなった。

 私がフェアウェイからアイアンショットで芯を食うのは3ヶ月に1回ぐらい(ホント)なので、これはもう珍事と言っていい。しかも打つ前に予感があったのだ。その予感とは。

体の重心を落とし、スイング中それをキープするイメージで振る

 というもの。説明しにくいんだけど、膝を少しだけリラックスさせ、体の重心を下げるイメージを持つ。頭がほんのちょっとだけ(おそらく数センチだと思うんだけど)ボールに近づく。そして、その落とした重心をできるだけ上下左右に動かさないよう意識しながらバックスイング、ダウンスイング、フォローまで持っていく。そう、

腰がずっと正面に向いたままっていうか。

 一緒にラウンドしていたK嶋さんは、「膝の高さを変えないでスイングできてる」と表現してくださった。つまり

左膝に余裕を持たせながらスイングする

 感じかな。そして何よりこの打ち方で打つと気持ちよく振り抜ける。ドライバーも軽いフェードが出るし。たぶん、自分にとってナチュラルなスイングになるんじゃないかな。よっしゃ、ついに発見したぜ。





 ・・とコースで思ったのち、練習場で何回かそのイメージで打ってみたんだけど、なかなか再現できないんだよね。変にダフるし。というわけで今日の結論。



 ふと思いついてやってみた発見が効果的であればあるほど(日記の文字が大きければ大きいほど)、その発見の寿命は短い。


 でも100個に1個ぐらいほんとうに正しい発見があるから、無下にもできないんだよなあ。

(明日から一週間更新を休みます)


2014/8/25 (1314708hit) 夏休み


 1週間のご無沙汰でした。しっかり5日間の夏休みを満喫いたしました。といってもどこかへ出かけたわけでもなく、ゴルフその1→家でダラダラ→ゴルフその2→家でダラダラ→ゴルフその3→焼き肉って感じだったんだけど。自堕落だな。


 ゴルフその1。火曜日、ホームコースにふらりと。30歳代の元気な若者2人と、70を過ぎた今でも朝2時半に起きて10km走り、毎日腹筋と腕立てを200回づつこなし、きさいちCCの委員を歴任され、TV出演も何度かあり、「となりの人間国宝さん」にも認定され、若い頃は9アイアンで175y飛ばし、ベンツばかり5台乗り継いできたというAさんと4人で。



 パットが酷かった。ホームコースで3パット3つはちょっとアカンやろ。でも成績的にはまずまずかな。大叩きホールもなかったし。OBがないとやっぱりそこそこの数字にまとまるよね。でも実はアイアンが全然芯を喰ってないんだよね。半分以上トゥ寄りっていうか超トゥに当たってる。



 実は思い当たることがある(身体のある場所の故障)んで、これについてはちょっと様子見で。



 ゴルフその2。毎度おなじみK嶋さんにお誘いいただき、K嶋さんの友人のK村さんのホームコースであるパインレークGCへ。先日日本プロが行われた、日本一難しいコースとして名高いゴールデンバレーの姉妹コース(設計が両方ともR.T.ジョーンズJrでコースも目と鼻の先にある)である。一度行きたかったコースなのだが、自宅から高速に乗りっぱなしで1時間20分ぐらい掛かるのでなかなか行けなかったのである。

 で、パインレークなんだけど、予想のはるか上をいく良いコースだった。ラウンドについては別の日にまたゆっくり。



 ゴルフその3。

 土曜日、午後4時過ぎから薄暮プレー。何度かご一緒しているMさんと。土曜日はいつも3156yしかないサブグリーンなので、ティショットは全てユーティリティで打ち、2打目は全て花道を狙い、3打目はアプローチの練習しつつというラウンド。

 ユーティリティはその形状からどうしてもウッド的イメージになるんだけど、どちらかと言うとアイアンのように打つべし、だね。ボール位置はウッドとアイアンの間すなわち左足かかとより内側但し真ん中より左足寄りで、など。

 この時期多い、グリーン周りの深めのラフやティフトン芝に沈んだライからの20y以内のアプローチはバウンスを地面にぶつけるように打ち込み、ボールの先でヘッドが(地面にぶつかって)止まるイメージで、など。


 とまあそんな夏休みであった。

2014/8/26 (1314919hit) パインレークゴルフクラブ(その1)


 ゴールデンバレーは難しくチャレンジングだがやや単純。パインレークは難しくチャレンジングでバラエティに富んでいてしかも美しい。特に16番〜18番の上がり3ホールは戦略的そして芸術的。今まで私がラウンドしたコースのベスト5に入るぐらい好き。家から30分ぐらいなら会員権衝動買いしそうなレベルだ。これくらい褒めたらコースから優待券とか送ってくるかな(笑)。

 いやでも冗談抜きでホントに良かった。お誘い下さったKさん、ありがとうございました。今度は気候のいい頃にぜひ行きたいなあ。



 というわけでスタート。1番375yパー4。打ち上げで、いきなりティショットの狙いが定めにくいホール。



 5Wのティショットは当り損ない右プッシュであわやOB。2打目はバンカー右上のベアグラウンドからチョロ、3打目アプローチはグリーンオーバ−、4打目上からの寄せも失敗してグリーンをこぼれ、5打目は4mまでしか寄らず、そこから気合いの1パットもいきなりダボ発進。どうなることやら。

 2番167yパー3。谷越え、グリーンが横長で奥行きが無い。



 ティショット5アイアンは得意のトゥショットでギリギリ谷を越え、手前の深いラフに。何とかグリーン横まで持って行き、外から2パットでボギー。

 3番419yパー4。1つ目の名物ホールにしてHDCP1の難ホール。右ドッグレッグの打ち下ろしホールなのだが、ティショットでフェアウェイをキープすると、こんな景色が。きつい打ち下ろし、右半分はバンカー、左半分は池、奥はアウト。小さく見えるグリーン。



 ティショットが幸い良いところに飛び、2打目は7アイアンで。ややダフって引っ掛けるもグリーンエッジに止まる。そこから再びパターで2パットパー。

 このホールもそうだが、ティショットで思い切って挑戦し、それが成功すればご褒美が待っている。しかしティショットを失敗したり安全な方に逃げたりすると2オンが非常に困難になるんだよね。

 4番503yパー5。だらだら打ち上げの、距離以上に距離を感じるパー5。右サイドは全てクリーク。



 ティショットは安全に左バンカー手前ラフ。2打目、ラフが思っていた以上に深く、目の前のバンカーのあごも高かったので7アイアンでレイアップ。その代わり3打目が6アイアン。当たりがいまいちで右横のバンカーに。しかしバンカーから3mに付き、これが何とか入ってサンドセーブパー。

 5番165yパー3。軽い打ちおろし。



 7アイアンでセンターにオン、2パットパー。

 6番、370yパー4。打ち下ろし左ドッグレッグ。写真のバンカー手前がフェアウェイ、左奥に向かって斜めに伸びていてグリーンはその先。右に突き抜けそうだけど左も狭いんだよね。スライサーには打ちにくいホール。



 案の定、右の林へ打ち込んでしまう。ボールは杭の内側で奇跡的に見つかるが、急な傾斜の途中、木の根っ子に囲まれ土にほとんど埋まっているというガルシアですら打てない状況。アンプレアブルを選択するも、急傾斜過ぎて2クラブレングス以内に球が止まらない。

 何とか止まったと思ったら次の瞬間途中まで転がり落ちる。そこから打ち(はたき落とし)、グリーンまで100y地点のラフへ。4打目をピン奥に乗せて2パットでダボ。



 6ホールで2つの素ダボを含む5オーバー。この後一体どうなってしまうのか?次回に続く。

2014/8/27 (1315095hit) パインレークゴルフクラブ(その2)


 昨日練習に。アプローチと低ティアップドライバーメインで、ユーティリティ少々。まあ何だ、スイングは湖の白鳥だね。外から見てるぶんには優雅で気持ちよさそうだけど、見えない所で下半身の筋肉はフルに使ってるという。白鳥は足をバタバタ動かしてる、ゴルフのスイングは足を動かさないように踏ん張ってる、と真逆だけどね。



 さてパインレークの続き。7番374yパー4。再び左ドッグレッグ(グリーンは左の林の先)、今度は打ち上げ。HDCP3。狭く見えるでしょ。左へ行き過ぎると二打目が狙えないが右へ逃げすぎると距離が残る。いやらしいホール。



 ティショット、ややスライスするも右ラフ。ラフから150y打ち上げ、8アイアンでフライヤーを見越して。なんとか花道から転がってオン。2パットパー。

 8番、右ドッグレッグで2打目から強烈に打ち下ろしていくパー4。340y。写真は二打目地点右サイドから。



 ティショット5Wで真っ直ぐ飛ぶもフェアウェイを少し突き抜ける。2打目、110y打ち下ろし、ウェッジで慎重に打つも引っ掛けて左エッジ。またしてもパターで2パットパー。

 アウトホームホール、506yパー5。パー5なんだけど、非常に狭い空間にティショットを打っていくホール。正面バンカーまで220y。飛び過ぎたりバンカーより右へ行くと突き抜けてしまう(写真はK嶋さん)。



 3アイアンでレイアップするも、左ラフ。ちなみにけっこう深いラフからの2打目地点から見た光景。



 パー5の二打目なのに、落とし所は見えないわ左の木の梢は邪魔だわ右サイドのバンカーに入れたら致命的だわと結構プレッシャー。ヘタレなので安全策としてまた7アイアンでレイアップ。またトゥショットでバンカーの横までしか飛ばず(推定飛距離1350y)。トホホ。

 3打目はグリーン面がブラインドの130y、9アイアンで左サイドにオン。2パットパー。前半を2ボギー2ダボの41で折り返す。


 さて、インコースはアウトよりフラットだが、ウォーターハザードが派手に絡んでくる、ある意味パインレークの本性が露わになる9ホールである。

 10番、この日はティグラウンドが前の方で距離の短い(307y)パー4。グリーン手前をクリークが横切る。



 5アイアンでティショット、2打目9アイアン、派手にダフって乗らず、寄らず入らずボギー。トホホ。

 11番、クリークがフェアウェイを二度横切る、打ち上げのパー5。511y。



 ティショット左ラフ、2打目クリーク越えはラフの深さを考え安全に8アイアンで。クリークの先、右サイドのファーストカットに。そして3打目。



 2打目を安全に行き過ぎて、こんなクリークとバンカーを越えていかなければならなくなった。打ち上げの160y。一度はレイアップを覚悟するも、ファーストカットのライが極めて良い(ボールが浮いてる状態)ので、6アイアンで思い切って狙うと、ボールはきれいに飛んでピン下9mに。今日イチのアイアンショットであった。

 ところがそこから1mオーバーし、返しを外して3パット。最高のアイアンショットを生かせず、最低のボギーに。トホホ。


 意気消沈しつつ続く。

2014/8/29 (1315454hit) パインレークゴルフクラブ(その3)


 今週のラウンドも済ませたというのにまだ先週のラウンドについて書いているという、久々の大作である。編者がいかにパインレークを気に入ったかがよく分かる。Kさんに優待券を頂いた(ありがとうございました!)のでまた今年中に1回行きたいなあ。

 さて12番。一番短いパー3。118y。



 あんまり覚えてないなあ。PW(△だからイマイチの当たりだったんだろう)でかろうじてオン、2パットパー。

 13番はHDCP2、430yと非常に長いパー4。まっすぐの打ち下ろし。景色が綺麗。写真は二打目地点左サイドから。



 ティショットは芯を食って下り傾斜を転がり、270yショット。2打目150y左足下がり打ち下ろし、7と8で迷って迷って8を持って正解だった。ピン下6mにオン。2パットパー。

 14番346y。距離は短いけど狭くて左の狙い目にバンカーがある打ち上げのパー4。左バンカーまで235y。



 ティショットはドライバーを軽めに打って左バンカー手前。2打目、何の変哲もないフェアウェイから7アイアン、今日ワーストのダフリショットでグリーン手前。またしても寄らず入らずでボギー。こういう取りこぼしがあかんなあ。

 15番。左ドッグレッグ、2打目地点から打ち下ろし&グリーン左サイドはアウト、のパー4。370y。



 引っ掛けたらアウトっていうレイアウトの時はどうも右へ逃げすぎる。ティショットは派手なプッシュスライスでOB。打ち直しは左サイドラフへ。4打目地点からグリーンはこんな感じ。バンカー左端あたりにかろうじてピンが見えるだろうか。ちなみにバンカー右側の黄色いのはピンではなく看板ね。



 つま先上がりのラフ。ここから左へ引っ掛けないよう、最新の注意を払ってアドレス、ピン奥6mにオン。で、この6mを気合いで入れるぜ!と臨んで下りスライスをどんぴしゃり。11番の3パットを帳消しにする1パットでOBバーディ(ボギー)。

 これで調子に乗った!と思った私であったが、次の16番パー3、またまたへっぽこトゥショットが炸裂!5アイアンはヘロヘロと飛び、右バンカーへ。2パットボギー。


 17番、2打目地点の右サイドはバンカー、グリーン手前200yの左サイドはずっと池というパー5。フェアウェイはそのプレッシャーからか狭く感じる。



 ヘタレな私はティショットを5Wでレイアップ、フェアウェイへ。2打目は7アイアンで残り100y地点へ。ちなみに私はこういった「パー5の2打目を短いアイアンでレイアップ」する時、いつもその日一番良いショットが出るんだけどそれってノープレッシャーで打てるからだろうね。この時もUSオープンで通用するぐらい完璧な当たりだった。いや自慢にならないんだけど。

 3打目100yジャスト、50度(105y)でフルショット。きっちり5y奥にオン。そこから軽いスライスラインがきれいに入ってくれて今日はじめてのバーディ。いやもう次のホールで終わりだよ。

 18番、根性が試されるパー4。376y。2打目地点まで左がハザード。



 グリ−ンへはそのハザードを越えた所、半島の先端。この日は左サイドだったからまだ狙いやすかったけどね。



 ティショットはやや左に飛ぶもフェアウェイ左サイドをキープ。2打目つま先下がりからの池越え、9アイアン。「ヘッドアップするなよ球を上げようとするなよ球を追うなよグリップを緩めるなよ思い切って振れよ」と心のなかで10回繰り返してからショット。ライナー性の当たりながらグリーン左サイド、ピンした8mへ。

 慎重に2パットで沈め、後半はOBと3パットがあったにしては上出来の1バーディ5ボギー、40ストローク。というわけで。



 「そりゃあ、初めてのコースで、たまたま、80前後で回れたら気にいるわなあ」、という声を聞きつつお別れしたいと思います。

2014/8/30 (1315638hit) パットは2種類


 この日記は一昨日のラウンド前、水曜日に考えてまとめていたものです。偉そうなことを書いてますが、その結果がどうだったのか明日の日記をどうかお楽しみに。



 パットについての考え方で開眼があった。いいか、耳かっぽじってよーく聞きやがれください。

 パット(のライン)は2種類しかない。まっすぐと、そうでないのと。

 別の言い方をしよう。

 パットは2種類しかない。カップをオーバーするパットと、ジャストタッチで打つパットと。

 また、こうも言える。

 パットはカップ内を狙うかそうでないかの2通りしかない。

 こういう表現もできる。

 パットは、「方向性がすべて」のパットと「距離感がすべて」のパットの2つに分けられる。 

 またある人はこう表現するだろう。

 パットは2通りだ。入れにいくパットと、寄せに行くパット。


 結局全部同じことだし、今さら?って声も聞こえてくるんだけど、肝心なのは自分が今から打つパットがどっちなのかということをきちんと分かってからストロークするってことかなと。


 で、「カップ内を狙う、まっすぐオーバーめに打つところの、方向性がすべての、入れにいくパット」はアマチュアならまあ1m〜2mぐらい、状況によっては5mぐらいまでなんだろうけど、これが得意な人は強いゴルファーで、逆に「タッチが良くて曲がるラインが得意で距離感が良くて寄せるパット」が得意な人は上手いゴルファーなんだろうなと。

 そういう点を踏まえると、つまり、

 パットには、「根性で打つパット」と「技術で打つパット」が存在する。

 とも言えるかと。で、結局私は何が言いたいかというと、


 (真っすぐ打つ多少の技術と)根性さえあれば強いゴルファーになれる


 ということなのであった。




 えーっと、ところで、根性ってどこに売ってるの?ゴルフ5?二木ゴルフ?

2014/8/31 (1315773hit) オークモントゴルフクラブ


 ゴルバカ月例の日。ジャック・ニクラウス設計のオークモントゴルフクラブへ。



 もちろんラウンドは初めて。事前に調べたり聞いたりしたところでは、

ウォーターハザードが効いていて、
ティショットにプレッシャーを感じるホールが多く、
グリーンのアンジュレーションがきつくてしかも大きい


ということであった。



 で、実際にラウンドしてみると、ウォーターハザードが3分の1ぐらいのホールで効いていてティショットにプレッシャーを感じるホールが半分ぐらいで、グリーンのアンジュレーションが思ってた以上にきつくてしかもとんでもなく大きかった



 グリーンが大きいとどういう事が起こるか。そう、パーオン率は上がるが、ロングパットの割合が高くなるのだ。


 ショットは久々にいい調子を維持できている。6700yを超えるレギュラーティからラウンドして、いくら大きなグリーンだったからと言ってもパーオン率が66.7%はまあまあ。あと、OBもなかったし、池ポチャもなかった。

 ウエストコース4番、バンカーだらけの名物パー5ではバンカーに1回入れたがパーオンしたし。



 同5番、401yパー4(HDCP1)の最難関ホールでも気合い(やけくそとも言う)のティショットから2オン2パットでパー。



 午後から、サウスコースの同じくHDCP1の5番、421yパー4でもティショットをミスするも2打目でリカバリーして2オン2パットのパー。8番433yパー4はティショットを左へ引っ掛けてさすがにボギーだったけど、最終池絡みのホームホールもけっこうなつま先上がりのラフから左サイド池、クリーク越え160yをオンさせ、2パットでパー。



 いやショットはもういい。パッティングはどうだったのだと。確か「(真っすぐ打つ多少の技術と)根性さえあればパットは入る、強いゴルファーになれる」って言ってたよなお前。



18ホールで3パット5つ、4パット1つ、1パット無しの43パット。根性のはるか以前に、


真っすぐ打つ技術も距離感もありませんでした・・・・orz


 2ボールパターで1からやり直します。そして、もう二度とパットのことで偉そうに言いませんはい。




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