日記232
(2013年10月)

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2013/10/1 (1250335hit) 12周年特別企画・12年前の自分へ


 よう。12年前の俺。

 相変わらずヘタだな。いい時は80台前半も出るけど、ちょっと崩れると100近く叩いてるよな。ダボが1ラウンドに5つ6つ、7とか8もハーフに1つづつってところか。HDCP16ならまあそんなとこだろうな。平均スコアは?89.6か。じゃあ85だと嬉しいってかんじだな。「パーだと嬉しい、ボギーでもまずまず」って書いてるもんな。

 え、偉そうに言うなって?週3回練習へ行って、高野さんのウェブをむさぼるように読み、スイング改造し、アプローチの練習もしてる?いろいろと工夫し過ぎるほどしてるって?

 それに、ハーフ30台は何度か、そして念願だった70台も出したって?うん、結果が出だしてるのは認める。もう人生のベクトルすべてがゴルフに向かってるもんね。



 12年後の俺はどれくらい上手くなってるかって?うーん、実は、お前が期待するほどは上手くなってないんだよね。ダボの数や大叩きの数は多少減ったし、スコアの大幅な増減もなくなったけどたけど、ちょっと調子が悪いと90近く叩くし。アイアンは相変わらずヘタだし。

 平均スコアでも5つぐらいしか減ってない。HDCPは10.1。7年前、つまりお前から見てあと5年後にはシングルハンデもらうんだけど、その後ドライバーのチーピンに悩まされたり、ゴルフ肘になったり、40肩になったり、足首捻挫したり、首を痛めたり、腰をやったりと様々なトラブルに見舞われてね。

 あと、2010年頃から3年ぐらい、深刻なアプローチ恐怖症になる。スコアががくんと悪くなるから、兆候が出だしたらすぐに信頼できる先生に診てもらうように。



 さて、今のお前のことなんだけども、惜しい。すごくもったいないんだよね。「ゴルフの真実」はそこに転がっていて、その気になれば見ることも触ることもできるのに、お前はそれに気づいていない。技術的な事もそうだし、メンタル的なこともね。

 もちろんがむしゃらに努力することも大事。先生に習うことも、色々な知識を吸収するのも。でも、「ゴルフの真実」に気づかなかったら、結局は堂々巡りっていうかある時点で限界が来る。超えられない高い壁が現れる。

 え、「ゴルフの真実」ってなんだって?言っていいの?今のお前が、見えてるのに見て見ぬふりをしている、まさにその事なんだけどな。それに、すごく当たり前のことなんだけどな。言おうか?



 うん、やっぱりやめとく。意地悪?いや、じゃあ逆に聞くけど、今俺がその真実について語り、それをお前が知ったとして、それをお前は100%信じることができるか?それに、聞いたことっていうのは単なる「知識」であって自分で気づかない限り「真実」じゃなくなる気がするんだ。

 でもヒントだけは与えることができる。何年か先にあるアマチュアゴルファーの本に巡りあうと思うけど、その本の中に載ってる、一番当たり前でスルーしがちなこと、それこそが「真実」だから。

 あとはそれを自分が理解するかどうか。あと、もちろんだけど理解しただけではダメだしね。その通りにスイングできるよう、一生懸命練習しないと。


 ま、ゴルフに「真実」はあるけど、「王道」はないってことだな。ありきたりの結論で悪いが。まあ、お互い頑張ろうぜ。


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2013/10/2 (1250603hit) スイングプレーン


 なぜ、良い調子が持続しないのか?
 なぜ、完璧なドライバーショットを打てた後のアイアンショットをミスするのか?
 なぜ、ドライバーの調子が良いとアイアンが当たらないのか?
 なぜ、いつまでも自分のスイングが固まらないのか?


 これらの、多くのアマチュアゴルファーにとって永遠の悩みとも言える問いに対し、今日は自分なりの答えを出してみたい。といっても中身は例によって当たり前のことなので過度に期待しないでね。


 先日、金谷多一郎プロの番組「かんゴル4」でアプローチのレッスンをしていたのだが、その時、

「ウェッジはクラブが短いのでスイングプレーンがアップライトになる」

 的なことを言ってた。まさに言われればそのとおりなんだけど、では果たしてそう振れているか?と問われるとどうか。つまり、



 ので、ドライバーは一番フラットに、ウェッジは一番アップライトになるってことだよね。なのにそれを意識せずに振ると、14本のうちできちんとプレーン通り打てるのが数本しかないということになってしまう。

 そう、だからドライバーの調子が良い時はフラットに振っている時で短いのがダメ、ウェッジでいいイメージが出ているときはアップライトになってて長いのが振れない、ということじゃないか?だから、



 そうなのである。そういうイメージを持たないとダメなのだ。そう言われれば、ドライバーの調子が良い時はトップを体の後の遠くへ(つまりフラットに)上げていたし、ウェッジやショートアイアンが切れていた時はアップライト気味にあげていたではないか。

 大事なことなのでもう一度書く。

 クラブによってテイクバック(スイングプレーン)の角度を変えてスイングしなければならない

 なんてこった。こんなアタリマエのことができていなかったのか俺。



 彼はこの番組のアナウンサーでHDCPは25ぐらいと思われる。このスイングで彼はシャンクするのだが、これだけフラットに(インサイドに)バックスイングを上げればそりゃシャンクもダフリも出るよね。



 で、後ろから矯正してもらい、もう一度打ってみるとナイスショット。で、彼曰く、「すごく外(アウトサイド)に上げてるような気がするんですけど、これでいいんですね」

 そう、私もK見(元)師匠やいろいろな人に「(アプローチを)インサイドに引きすぎ」と言われていたのだが、こういうことだったのか・・・・

 そりゃアプローチ打てないはずだわ。トホホ。

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2013/10/4 (1251096hit) 愛宕原GCラウンド


 大事なことなので最初に書いておく。

「クラブによってテイクバック(スイングプレーン)の角度を変えてスイングしなければならない」は、正しかった。

 昨日はスカタンなミスショットが大変少なかった。もちろんダフリやプッシュや当り損ないもあったけど、特にアップライトなイメージで振ったショートアイアンとアプローチがそこそこいい感じ。ふふふ。ついに俺の時代がやってくるか。



 さて正気に戻る。昨日ラウンドした愛宕原GCの特徴は、距離がやや短く、フェアウェイが狭く、しかも左右どちらかは必ずOBで、グリーンが大きくてアンジュレーションも結構あるという、テクニカルなコースである。ドライバーを思い切り振れず、ついつい合わせるような打ち方になってしまうんだよね。まあそのお蔭でドライバーのOBはなかったんだけど。

 ただし、距離が短い原因としてパー5が400y台だったり(それでもきつい打ち上げだったりグリーンが絞ってあるのでなかなか2オンできない)、パー5が1つしかなくてパー35だったり(中コース)、パー3が3つあってパー35だったり(西コース)という理由によるものなので、パー4はバックからならけっこう長い(380y〜400y超)のがいくつかある。

 よって、狭くてもドライバーを使わないとパーチャンスがなくなるホールがいくつかあり、ドライバーの正確性と勇気が試されるのである。

 また、短いパー4でもティショットを安全な方に逃げすぎると法面や木がスタイミーになったり、池越えの左足下がりが残ったりする。コースの難易度はヤーデージだけではないと思い知らされるのである。



 さて、そんな愛宕原だが、1時間20分前にコースに着き、グリーンで1時間近くパッティングを練習。そのお陰かエアレーションの穴だらけで8.5という微妙なグリーンを何とか3パット1個で我慢出来た。

 さらにドライバーそこそこ(フラット気味に振るとしっかりつかまる)、ショートアイアンまずまずだったらまあまあスコアはまとまる訳で。



OB級の当りが2つセーフになったり、まあラッキーもあったけど


 39x3キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 中コース・西コースはパー35なので3オーバーではなく4オーバーなのだが、それでもなかなかまずまず。それよりやはりパットだろうね。パーオン率51.9%(14ホール/27ホール)とそこそこ高め、つまりけっこう長いパットもあったのに、50パット/27ホール(1.852)はいい数字ではないかと。練習の甲斐があった。

 あとはアプローチのトップが2つ・チャックリが2つあったけれどまあそれぐらいは愛嬌かと。



 中コース18番。今日イチのドライバーだったぜ(写真はイメージです)。2打目ダフったけど(笑)。

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2013/10/5 (1251325hit) ごる日々アーカイブス・ざっくり撲滅運動


 今日は過去の日記でお茶を濁させていただく。ちょうど5年前の日記。この頃から全然進歩してないってことだな。トホホ。ではどーぞ。



 先日のラウンドで、ウェッジのアプローチで壊滅的打撃を受け、極度に自信喪失した私は、寝ても覚めてもアプローチのことを考える日々を送っていた(うそ。本当はのほほんと過ごしていた)。

 そんなある日。我が家の書庫(兼廊下)に蔵書している、週間ゴルフダイジェストのバックナンバーを書斎(兼トイレ)に持ち込みパラパラとめくっていると、何という偶然か、次のような記事を見つけたのである。書斎(兼トイレ)だけに、カミがウンを運んでくれたといえよう(下品)。



 グリーン目前でザックリしないアプローチ!まさに今の私にぴったりの記事であるといえよう。解説は寺下郁夫コーチ。藤田寛之や肥後かおりをを育てた名コーチらしい。3年も前の記事なので、多少詳しく解説してもまあ良いだろう。

 まず、寺下コーチはこう語る。

「ピンまで近いのに痛恨のザックリ。バーディはおろか、ダボを叩いてしまう」

・・・・それ、チョー私ですが何か?

「ボール手前にヘッドが落ち、大ショートして素ダボを叩かないために(以下略)」

・・・・私にぴったりすぎてなぜか涙が出ますが何か?



 そして次に、ザックリのメカニズムについて解説がなされるのであるが、ザックリの原因は氏曰く、

「振り抜かないで、手で合わせようとして両手首をほどいてしまう」

からだと。そしてそういう動きをしてしまう原因は

「球を自分自身で上げようとしてしまうため」

と言う。つまり手首を使ってしゃくる、インパクトで緩めてしまうというのがザックリを誘発してしまう元凶だということだ。

 また、ボールのライが悪い時や左足下がりなどの時、

「上から叩きにいって手前にヘッドが落ちてしまう」

 時も球の手前を打ってしまうということである。ということは、これらと全て逆即ち、

 球を上げようと思わず、両手首の角度をキープしたまま振り抜く

 事をすればいいのである。ちなみに寺下氏の解説は次の通り。


 1,ザックリはヘッドが上から入りすぎたり、下からすくってしまう動作で打った時である。よって、両目のラインを水平にセットしたら、ボールを打ち終わるまでこの水平ラインを保つ。それにより、ヘッドが過度に上や下からボールに向かわないようになる。

 2,ロフトに仕事をさせる、ロフトに任せる意識を常に持つ。


 うーん、判るような判らないような・・・・すると寺下氏、グリーン周り限定になるがとてもやさしい打ち方があると言うことで、悩める私に伝授してくれた。っていうか雑誌に書いていた。それは、



 掃くように打つ! 

 である。とにかく地面と平行に、つまりレベルに力を使ってやる。地面を掃くようにソールを滑らせる。氏の実験によると、驚くべき事にボールの10cm手前からソールを滑らせてもヘッドが抜けた。ちなみに10cm手前とはボール2個分以上である。つまり、掃くように打てればダフる事はまずないのである。

 で、その具体的な方法だが、

 1,グリップを体の中心にもってきて、両腕とシャフトがYの字になるように構える(上の写真の赤囲み部分)。ちなみにハンドファーストに構えた場合、手首が悪さをするとてきめんにチャックリが出るらしい。

 2,ヘッドをボールの手前から低く入れて低く送り出す。その時腕と肩の動きで打ち、腰や体は動かさない。



 これでチャックリとはおさらば・・・ん?「両手首の角度をキープ」してとか、「振り抜く」とかはどこへ行った、だって?それはね、30y〜50yのアプローチで重要になるのである。それはまた明日ご紹介させていただくつもりである。



 ざっくり撲滅運動その2

 
 さて昨日の続き。今日はスコアに直結する30y〜50yのアプローチの方法についてご紹介しよう。



 昨日ご紹介した、「Y字に構えて掃くようにソール滑らせる」打ちは、30yぐらいまでは対応できるのだがそれ以上になると難しいらしい。腕や肩の力だけで30y以上飛ばそうとすると、力んだり手首が悪さをするようになるからだ。

 というわけで、40y〜50yの場合は足や腰を少し使うイメージが必要になってくる。普通のショットのように下半身先行、膝もかるく送る。そうすることで手首や腕だけで打つよりも安定してくる・・・と寺下氏は言う。

 で、この時最も重要なのが、上の写真の見出しにもなっているとおり、

 手首の角度をキープしたまま振る

 ということである。正確に書いていないので推測だが、ここで言う「手首の角度」とは、アドレスの時のそれではなく、トップ位置で軽くコックした状態の手首の角度を言っているのだと思う。

 コックしたまま振ったら空振りするじゃないか!!と思われるかもしれない(私もそう思っていた)が、きっちり下半身先行して体で打てば、自然とアンコックされ、不思議ときっちりボール位置にヘッドが帰ってくるんだよね。このインパクト直前のアンコックが「ヘッドが走る」というフィーリングを生むのかな?

 では次に方法論である。どうすれば手首の角度をキープしたまま振れるか?寺下氏は3つのノウハウを伝授してくれた(っていうか書いてた)。

 1,左手のグリップを緩めない(右手は軽く添えるだけ)

 2,脚と腰を少し使う。背骨を中心に腰を回すイメージで。


 この2つは理解できる。っていうか、ある意味当たり前というかフツーだ(そのフツーができないから苦労してるんですが俺は)。しかし次は、ある意味とっておきだ。

 3,インパクトからフォローで、左ひじを抜く

 

 仰りたいことは判ります。イメージも何となく判ります。でも、ザックリはしなくなっても、今度はトップするようにならないのでしょうか寺下コーチ・・・などと文句を言わず、とにかく練習してみろ>俺

 あと、クラブヘッドが(ボールに)インサイドから向かいすぎても、ザックリが頻発するとの事。特にダウンスイングで右肩が下がるクセのあるヤツ(俺だ)は要注意。クラブヘッドは前後も上下も直線に近く振りましょう。というわけで、まとめ。


 30y〜50yのアプローチでは、

 下半身を使い、左グリップを固め、手首の角度をキープしたまま左ひじを抜く。


 お試しあれ。っていうか、お前が試せよ>俺。


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2013/10/7 (1251658hit) ゴルフ観戦な日々


 土曜日・日曜日は合計で20時間ぐらいTV中継を見てた。我ながらよく飽きないものである。っていうかアホですかですな。


 プレジデンツカップは見応えあったねー。ライダーカップほどギスギスしてなくて、でもヨーロッパを除く有名選手がたくさん出てて、アメリカという化物に格下のインターナショナルがどう挑んでいくかというドラマ性もあって、松山の成長も見れて。

 松山は中盤で肩に力はいりまくって(特にタイガーと一緒にラウンドしてた時)その後も肩から力が抜けず、実力が発揮できなかったけど、もうむちゃくちゃいい勉強になっただろうなー。世界一のコースで世界ナンバー1とナンバー2、それからナンバー9のゴルファーと一緒に回れるなんて、どんだけ濃密で贅沢な組なんだろうか。

 その中で、「何とか通用する」プレーをした松山はやっぱり只者ではない。でも「何とか通用する」と「いい勝負をする」の間にはとてつもない隔たりがあるのも事実。ましてや「打ち負かす」となると・・・

 彼が素晴らしいのはもはや敵なしの日本ツアーをすぐに飛び出し、来シーズン(もう今週だけどね)からすぐにアメリカで戦うという決断の潔さ。遼くんと切磋琢磨して、日本人同士でメジャーの優勝争いをする、なんて夢も現実味を帯びてきたね。楽しみ。

 ところでインターナショナルチームに韓国勢がいなかったんだけど、そういえば男子は最近あんまりパッとしないね。YEヤンとかKJチョイとか強かったけどなあ。



 日本男子ツアーは難易度の高い三好でコカ・コーラ東海クラシック。「今度こそ優作詐欺」にまた騙されつつつも、星野と片山(そして冨山)という懐かしい名前にえ、オワコンじゃなかったの?という気持ちも若干持ちながらの観戦。

 結局は執念の差か、片山が5年ぶりの優勝。「基本をしっかり練習していたものが、最後には勝つ」という彼の言葉と、燃え尽き症候群になった時、中嶋常幸プロに言われたという「灰になるな。小さくてもいいから炭でいろ」その言葉が感慨深い。

 「練習できる体力も才能のうち」なんて事を言うが、彼が言った「基本練習が好きで、飽きずにし続けることができる」というのも立派な才能だよね。そういうところは見習いたい。ファッションは見習いたくないけど。



 日本女子オープンは相模原GC東コースで。宮里美香ちゃんがエビアンの悪夢を振りきって優勝。前半はパッティングに苦しみ、5つもあった貯金を使い果たすも最終ホールで難しい下りスライスラインを(元石川遼のキャディと一緒に)完璧に読みきり、イーブンパーで相模原を攻略そして優勝。

 佐伯・森田・横峯・申ちゃん・アンちゃんとやっぱり実力者が上位を占めた。その中でも菊地絵理香は惜しかったね。最後の最後にパットのフィーリングが出なくなった。プレッシャーかなあ。

 あと、最後の表彰式でボランティアの方々を一生懸命見たんだけど、残念ながらのっくさんは発見できなかった(笑)。


 というわけでゴルフ観戦三昧の週末でした。やっぱりプロのゴルフはパットだねー。

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2013/10/8 (1251924hit) 薄暮プレーの健忘録


 土曜日は一人薄暮プレーに。ご近所の知り合いのお医者さんと偶然ご一緒して2バッグ。今日はその健忘録。


・ドライバーは1インチ短く持って普通に振るとちょっと低くて飛距離もちょっと抑えられて曲がりにくい球が打てる

 アゲンストとか狭いホールで使えそう。要練習。

・アイアンは1番手大きめでヘッドスピードを抑えて振るとラインが出る(が緩む可能性が高い
諸刃の剣)


 アイアンがまっすぐ飛ぶってスコアメイクに必須だと思うの。大きめのクラブでラインを出せる技術が欲しい。

・エッジからのアプローチはグリップぎりぎりまで短く持つとアップライトに振りやすくてラインも出やすい

 かっこいいアプローチは要らない。エンドランで適度に寄ればいい。

・速いグリーンはゆっくりしたパッティングストロークで

 ネオマレットでもインサイドイン。

おまけ

・マラネロで打つときはトゥに当たりがちなので、ややヒール寄りにセットすべし

 バックストロークが終わってインパクトまで、ちょっと体寄りに引いちゃう感じ。芯を外す元凶。

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2013/10/9 (1251325hit) 好きなプレイヤー


 私が好きなプレイヤー・イン・PGAツアー。好き嫌いは理屈じゃない。



 ジェイソン・デイ。スイングがすごくキレイ。東洋人の血(フィリピーノとオーストラリアンのハーフ)が入っているので親近感も。これから世界を引っ張っていくゴルファーの1人。26歳。




 ブラント・スネデカー。構えたらすぐ打つ小気味よさ。お手本にしたい。決して男前じゃないけど(失礼)、人懐っこい笑顔。去年フェデックスカップを取った実力。強い。32歳。



 タイガー。説明不要。彼の全盛期をこの目で見れた(ている)ことはゴルファーにとって最高の幸せ。



 ルーク・ドナルド。世界一のボールストライカーにしてショットメーカー(←意味がイマイチわからないまま何となく書いた)。身長172cmでも世界一になれる、つまり現代ゴルフにあってもパワーは絶対条件ではない事を証明。なんといっても使っているアイアンが最高(笑)。

 以上、思いつくままに。あ、そうそう、私の恋愛対象は女性のみです(笑)。


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2013/10/11 (1251325hit) そういう事もある


 昨日のゴルフは酷いというかボロボロというかメタメタというかコテンパンというかグズグズというかダメダメというかケチョンケチョンというか、世の中にある数多ネガティブな言葉を総動員しても表現しつくせないぐらいのラウンドであった。

 まあたまにはそういう事もあるよね。4パットとかね。スタートホールが3つとも(1.5ラウンドしたのだ)トリプルボギーだったりね。池ポチャしたりね。OBが4つとかね。バンカーからホームランとかね。何の変哲もない、ライの良いフェアウェイセンターからトップしてバンカーに入れたりね。しかも2回もね。

 うん、あるある。だってプロじゃないんだから。というわけで。



 今季ワースト更新。

 まあね。この1週間忙しくてまったく練習できなかったしね。うん。しかも朝5時30分起き、7時スタートだったしね。うん。だから、か、悲しくなんて全然ないんだからね!



















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2013/10/8 (1251325hit) ストリッカーのパッティング


 プレジデンツカップで改めて思ったけど、なんでスティーブ・ストリッカーのパットはあんなに入るのか。特に中距離(2〜5m)が圧倒的に上手いよね。



 で、目を皿のようにしてストリッカーのパットを観察してみた。その結果、どんな距離でもカップに入るときのスピードが同じような気がする。


 説明しよう。パッティングされたボールは、打ち出された直後が一番速度が早い。そしてだんだんゆっくりになっていくのだが、ある時点から転がる芝の抵抗を受けて減速の度合いが強くなる。そして最終的に止まる、ように見える(異論は認める)。

 グラフで書くとこんな感じ。ちなみにこのグラフはモデルケースなので、距離やグリーンの速さなどは無視して考えていただきたい。



 さて、1m以内の短いパットやまっすぐの登り、そして微妙に曲がるけど「曲がる前に入れてしまう」パットなどは(1)の「芝の抵抗で減速する前」に入れてしまうというパッティングが一番確率が高いと思われる。タイガーが強かった頃なんか5mでもこの強さだったよね。

 逆に、下りの速いパットや距離を合わせてジャストタッチで打つような場合は(3)だよね。明らかに減速してきて、止まる寸前にカップに入る、あるいはオーバーしても50cm以内で止まる強さ。

 で、ストリッカーのパットなんだけど、極端に短いパットをのぞき、長くても短くてもほとんど(2)の強さでカップインしてるようにみえるんだよね。つまり、やや減速しはじめたところで入る。

 これは何を意味しているかというと、

・距離感が完璧である

・芝の影響を受けない、それでいてカップに蹴られにくいギリギリの強さで打っている

 のではないかと思うのだ。

 パットは強ければ強いほどまっすぐ直線的に狙え、芝や微妙なアンジュレーションやスパイクマークの影響を受けにくい。しかしカップに蹴られる確率が高くなり、外れた時に長い返しのパットが残る。

 かと言って、ジャストタッチばかりで狙っていると、入り口が広くなるし蹴られることもなくなる代わりに微妙なアンジュレーションに影響されるしm何よリシビアな距離感が要求される。

 そう、つまり(2)の距離感で打つことは結局、強く打つときと弱く打つときのイイトコどりになるのだ。その代わり、その分きちんと距離感を合わせないといけなくなるけどね。

 という訳で結論。


 パットは99%が距離感(異論は認める)。


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2013/10/14 (1253166hit) 上手いゴルファーと強いゴルファー


 「上手いゴルファーと強いゴルファーはどこがどう違うか?」というのは古典的な疑問だが、その私なりの答え。

 例えば。

 飛距離に自信がある人。パー5ではバーディやイーグルを量産する。

 アイアンがいつもピンを指す人。バーディかパーしかスコアカードに並ばない。

 アプローチが得意な人。どんなに難しいライからでも1ピンに寄せてくる。

 パットがプロ並みに上手い人。長いのはOKに、2m以内はほとんど入れてくる。

 いつもバーディを1ラウンドで3つも4つも取る人。爆発力と集中力が抜群。



 こういう人は上手いゴルファーかそれとも強いゴルファーか。私は前者だと思う。こういった、目立って優れた部分を持っている人は、それが故にそこが弱点になる可能性を秘めているからだ。

 なぜ弱点となりうるか。その強い武器が、もし使えなくなった時に大きなダメージを負うからだ。


 飛距離に自信がある人は、少しのタイミングが狂うだけで人一倍曲がる可能性がある。狭いコースで苦戦するかもしれない。自分より飛ばす人間を目の前にすると無意識に力が入るかもしれない。

 アイアン・アプローチ・パットが上手い人。その得意クラブの調子が落ちれば(調子が落ちないゴルファーはこの世にいない)すべてがボロボロになるかもしれない。

 いつもバーディを取る人。攻撃的なゴルフはハイリスクであり、また集中力はいろいろな要因(ゴルフ以外でも!)で削がれてしまう。


 このように、長所の裏には必ず短所があり、上手い部分があれば必ずそれが弱点につながる。そして弱点があれば「強いゴルファー」とはいえない。



 では、強いゴルファーとはどういうプレイヤーか。もうおわかりだろう。

 人より特別に優れた技術や特徴を持っているわけではないのに、いつも安定したスコアを出す、目立たないゴルファー

 の事を言うのである。

 ティショットはすごく飛ぶわけではない。しかしOBは打たない。ラフにもめったに行かない。アイアンはグリーンセンターを確実に狙う。アプローチは一番無難なエンドランで登りのパットを残す。エッジからはパター。パッティングも微妙な距離を無理に狙いに行かず、3パットを極力避ける。

 そう、目立つゴルファー、派手なゴルファーはその長所故に決して強くないのだ。地味で、淡々とプレーをし、バーディもそんなに多くない代わりにボギーも少ない、そういう空気のようなゴルファーこそ最強なのかもしれないと一瞬考えたけどやっぱりショートゲームは絶対うまくなきゃダメ。ゼッタイ。

って思った。


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2013/10/15 (1253357hit) 練習してるけど


 私の日記は気が狂ったようなことや明らかに間違っていることがまれに(まあ少な目に見積もって週5回ぐらい)書かれることで有名だが、いつもは「練習してはいけない」(私のライバルは)など、とんでもなく正しいことが書かれることが多い。

 そう、練習は死に物狂いでしないといけないのである。その結果体を壊したり痛めたりゴルフが出来ない体になったとしても、練習しないでコースでミスするよりははるかにマシなのである。

 というわけで昨日4カゴ、今日2カゴ打ってきた。その結果、アプローチはましで、ユーティリティとウッドはボールが見えなくなるぐらい肩を回すといい球が出るのだが、アイアンがまたしても史上最低。1発もまともに当たらず、初心者以下の当たりが連発。

 どれくらい連発するかというと、Aメロが「シャ●ク、シャ●ク、チョロ、ダフリ、チョロ、シャ●ク」、Bメロが「チョロ、ダフリ、チョロ、ダフリ、チョロ」、そしてサビが「シャ●ク!シャ●ク!シャ●ク!シャ●クシャ●ク!シャ●クシャ●クシャ●ク〜〜!!」以下繰り返しって感じ。

 というのも理由があって、いま、下から握っているような私のスカタンな右手グリップを出来るだけ普通に(つまり斜め上から握るように)改造しているのだ。よってスイングは違和感がありまくり、トップの位置が変わり、スイングも変わっているのだと思う。

 あと、M岡くんに「クラブは左へ振らないといけないらしいです」と、N谷くんには「クラブはインサイドから入れないといけません。ご自愛あれ」と、水巻プロには「アイアンは上から下へヘッドを叩きつけるぐらいでないといけない」と教えてもらったのでそれを試してるというのもある。いっぱい試しすぎてボロボロ。わはは。


 じゃあなんでドライバーは打てるのかというと、ドライバーだけはそういう握り方で打つと酷いプッシュスライスが出るので危険きわまりないからである。一度なんて球が曲がりすぎて帰ってきて自分に当たりそうになったぐらいである(本当)。


 アイアンがうまくいかないともう人生がまったくつまらなくなる。私は今投げやりである。あーあ。

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2013/10/16 (1253644hit) 上級者の言葉


 先日の日曜日、N谷くんが某Nゴルフ倶楽部の会員になったお祝いとしてBBQを主催。いつものゴルフ仲間数人が集まってお昼すぎから夜中まで、A5ランクの肉を食らいまた飲みながら話をしていた(ありがとう。また誘ってね)。

 そのとき、某Oゴルフクラブの会員になりクラブ選手権にも出るようになったM岡くんに面白い話を聞いた。M岡くんは初めてのクラブ選手権で見事決勝トーナメントに進出。一回戦で当たった人はHDCP0(1だったかな?)の上級者で、試合自体は善戦むなしく負けてしまった。

 で、マッチプレーなので数ホール残っている。後続組も居ないことだしもう少し周りましょうということになり、謙虚で勉強熱心なM岡くんはその上級者に色々と質問したらしい。それに対し、その上級者は大変丁寧に「ゴルフの肝」を教えてくださったそうだ。素晴らしい話である。



 で、いくつか話を聞いたのだがどれも大変に興味深いもので、私はその深淵に沈吟したのであるが、中でもパットの距離感の話は昇竜の駐角、雲を突くというべきもので、まさに膝関節の酷使、軟骨滑膜炎の遠因たるという言葉がピッタリ来るものであった(注:デタラメです)。

 それは、「グリップを*@*@に握り、#のみでストロークする」というものであった。うーん、なるほど。

 青木功プロは「パターのグリップは指が白くなるぐらいきつく握れ」と言った。私はその文章を読んでずっとそうしてきたのだが、よく考えると青木プロは100%タップ式パッティングであり、手首のコックだけで打っている感じである。

 一方、現在の主流(もちろん私)はストローク式である。だとすれば、キツく握るというのは現状に合っていないのではないか。*@*@に握ったほうが理に適っているのではないか。


 もちろん短いパットをパチンと打つときはキツ目のほうがいいだろう(*@*@だとインパクトで緩むおそれがある)けど、今は長いパット距離感の話である。きっとそうだろういやそうに違いない。

 明日のラウンドとその前の練習グリーンで試してみよう。

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2013/10/18 (1254124hit) 一人予約ランド


 昨日はたまたまラウンドしてくれる人がいなかったので、以前から興味があった「一人予約ランド」というのを利用してみた。

 ビジターが1人でゴルフをしようと思ったらパブリックコースへ行くしかない。しかし、「一人で予約できる」サイトに登録しておけば、メンバーコースを1人でも予約できるようになっている。

 私が知っている範囲ではゴルフダイジェスト・オンラインや楽天RORA、そしてバリューゴルフの「一人予約ランド」というのが有名であるが、シンプルで使いやすそうだし、ホームコースが入っているので今回私は「一人予約ランド」を利用してみた(ホームコースだったらこういうサイトを使わなくても予約は取れるんだけど、まあ試しにって感じでね)。

 ちなみに私が登録しているプロフィールである。



 ゴルフのレベルが「けっこう上手い」っていうのが大嘘つきで困りものなんだけど、平均スコア80台と入れると勝手に表示されちゃうのだ。恥ずかしいからなんとかして欲しい。

 このサイトのメリットは、「匿名で応募できる」「どんな人とラウンドするかがある程度事前に判る」「ラウンド後に気に入った人とは繋がりを、そうでない人はブロックが出来る」という機能があることである。そのせいか、「気配りが出来る人が多く、二度とゴメンだという人はほとんどいない(ただし教え魔は存在するらしい・・・)」「女性が意外と多い(女性のほうがラウンドしたくてもできないケースが多い)」ということである。ちなみに女性は40代・50代の方が多数だそうである。

 私が昨日ご一緒した方々もゴルフが大好きな40代前半のお二人で、気持よくラウンドすることができた(ホントはもうひとりこられる予定だったんだけど連絡なくキャンセル)。


 で、そのラウンドの中身なんだけど。「グリップを*@*@に握り、#のみでストロークする」っていうのを試して(このことはまた明日)、グリップもちょっと替えつつラウンドしたら悲惨なことに。

 OB2連発、チーピン2発、プッシュスライス2発、アイアンはダフりまくり、上手く打てたのはユーティリティだけ(片山晋呉のイメージで)。パー5のダボとか、ダブルパーとか。チャックリ2個とか。まあいいけど。

 あんまりトホホだったので1時間ほどパットの練習をして帰った。



 うーん、グリップは替えないほうがいいかも。


 そうそう、きさいちで一度ご一緒させて頂き、それ以降何度かラウンドして我々夫婦を可愛がってくださったM永さんと大変久しぶりに再開。お元気そうな姿に感激。また、この日記を今も覗いてくださっていることにも感動。M永さん、またご一緒してください!


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2013/10/19 (1254373hit) パターのグリップ


 あらすじ:M岡くんに教えてもらったパターの「*@*@グリップ+肩でストローク」をラウンドで試してみた。

 まず長いパットの距離感について。慣れていないということを考慮に入れた上で、なかなかいい感じ。大オーバーや大ショートが減る感じがする。まあ元々ヘタなので参考にはならないかもしれんけど。

 肩でストロークするイメージについて。グリップが優しいぶん、パンチを入れられないので長いパットではストロークが大きくなる。当然、フォローも長く出る感じになるが、それが球の伸びを後押ししてる感じになる。「感じ」ばっかりで申し訳ないけど。

 *@*@グリップについて。ちょっと頼りなさ過ぎて手首が折れそうになる。ごく軽くならいいけど、強く折れるとインパクトでヘッドがきちんとまっすぐ帰ってこなくなるような気がする。ここはもう少し工夫が必要かも・・・・

 と思っていたら、掲示板でスミソニアンさんが教えてくださった「挟む方向でなく上下に力を入れる」感じにすると、すごくいい。これはチョーお勧め。

 1m以内の短いパットについて。50cm以内のOKパットならともかく、1m前後になるとしっかりグリップして強めにパチンと(つまりタップ的に)打ちたくなるが、当分は「*@*@+肩」でいってみようと思う。速くて転がりのいいグリーンならそれでも問題ないだろう。

 ただし、高麗や重くてコンディションの悪いグリーンだと1mをストロークするのはちょっと怖いよね。一昨日もカップ付近でヘロッと外れるパットが2つぐらいあったし。


 これから薄暮ラウンドに行くので、また試してみます。

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2013/10/21(1254732hit) 一人で薄暮


 あらすじ:スミソニアンさんが教えてくださった「挟む方向でなく上下に力を入れる」感じのグリップを薄暮ラウンドで試してみた。

 結論から言うと、なかなか( ・∀・)イイ!!

 *@*@グリップの頼りない感じがだいぶ減り(当社比70%減)、打ちやすくなった。またショートパットの方向性に難があったのがだいぶ改善された(当社比60%向上)。あとは慣れるだけである。


 ところで、昨日は雨模様(実際には降らなかったんだけど)ということで薄暮に来るような酔狂な野郎は誰もおらず、結果一人でラウンドすることになった。酔狂な野郎である。

 で、色々な実験をしてみた。球を2〜3球づつ打ったりね。

・ドライバーで左を怖がらず思い切り左サイドへ振るとどうなるか(ちょっと左へ行くが意外とチーピンは出ない。ただし上体が突っ込むと左隣のホールまで曲がる)

・軸が大事なのかスイングプレーンが大事なのか
(両方大事・・・笑)

・アイアンでダウンブローに打てているか
(きちんとスイングできた時は打ててた)

・「思い切り振り抜く」と「力を入れて振る」の違いについて
(量的な違いではなく質的な違い)

・ウェッジで75yを打つとき、58度のフルショットと54度のクォーターショットならどちらが安定感があるか
(後者でした)

・ショートアイアンのスイング軌道によるショットの変化について
(アップライトに振らないとあらゆるミスが出る)

 うむ、なかなか有意義なハーフだった。





 最後に業務連絡 to me. すべてのショットは

 左足の上で*1右向いたまま*2左サイドに振る*3


*1スエイしないで
*2上体、特に肩突っ込まないようにして
*3飛球線に左、体の背中側に向かってクラブを上げていく


 これで少なくともスカタン過ぎるミスは出なくなるはず、なんだけどなあ。

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2013/10/22 (1255012hit) 長年の疑問が氷解!


 例えば、グリーン周りでのアプローチ。プロはよく「ロフトがボールを上げてくれるんだから、自分で上げようとする必要はない」という事をいうよね。でそれは100%正しいと思う。しかしだ。

 頭ではわかっているけど、それでも体が無意識に球を上げようとしてしまうんですが、それをどう直せばいいの?という事までは教えてくれない。

 しかし、ついに!その「直し方」が判ってしまったのである!!むははは。これはとんでもなくスゴいことである。なぜなら、私がゴルフを始めてから40年というもの、ずっと「球を上げたい」という欲求と戦ってきたと言っても過言ではないからである。

 では発表しよう。球を上げない方法。ダウンブローに打つ方法。それは、


クラブヘッドを右から左(球が飛ぶ方向)に振るのではなく、上から下に振る


 やっぱりこれ。うん。左へ振ってるうちは絶対にうまく打てないと思う。

 特に分かりやすいのは重いクラブ。ウェッジなどでヘッドの重さを感じつつトップからクラブを真下に落とすイメージで振る。そして、その下へ落ちる力をうまく利用してスイングするのだ。っていうか、うまく落とすとクラブは力を入れなくても勝手にフィニッシュまで走る

 ただしこれに付随して大事なことが1つ。体は、クラブがインパクト以降左の方へ(飛球線方向へ)勝手に加速していく運動を助けるため、右サイドへ留まる。特に、

トップの頭の位置をインパクト直後まで絶対に(左へ)動かさないこと。(M岡くんにも教えてもらったし、昨日書いた「右向いたまま」ってのと同じなんだけど)






 この、不自然なぐらいの頭残し。これが極めて重要。何度か書いている「背中向けたままインパクト」と趣旨は同じなんだけどね。そしてこの、

クラブヘッド(左サイドに振られる)と体(右へ留まる)の「作用と反作用」

 を感じないと球は飛ばないしきちんと当たらないのではないかという仮定を立ててみたんだけどどうだろう。結構本質を突いちゃってると思うんだけどな。


 でも、このスイングには致命的な問題が存在する。この通りしようとすると、50歳の体には結構な負担がかかるって事。まあきちんと振れたら、力任せに振るよりは負担掛からないのかもしれないけど。

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2013/10/23 (1255292hit) ゴルフの不思議な話


 私は一応理系の大学を出て、自然科学の分野の仕事をしているので、所謂「エセ科学的なもの」「風水や占いなどの当てもん系」「スピリチュアル的なもの」はまったく信じていないしむしろ詐欺の手段に使われる胡散臭いもの、という認識でいる。

 植物にモーツァルトを聴かせると成長が早くなる、ホメオパシーや気功のたぐい、活性なんとか水(笑)、マイナスイオン、ゲルマニウム、Oリングテスト、宇宙人はすでに地球に来ている、生まれ変わりがどうこう、死後の世界がどうこう・・・これらはすべて嘘っぱちである、と個人的には思っている。

 ただし、信じている人たちまで否定するものではない。それを信じることで幸せになれるのなら、そして人に迷惑をかけたり脅しに使って金儲け(細木なんとかとか、江原かんとかとか)をしないのならどうぞお好きに、である。



 さてそんな私であるが、ゴルフに関してはたった1つ、科学では説明できない不思議なことを身を持って経験している。それは何か。

 目土袋を持ってラウンドすれば、ディボット(ホール)に自分の球が入らない

 ウソではない。誇張でもない。私は基本的にラウンドで目土をするが、1年で50ラウンド以上するのにディボットに入るのは数えるほど。たぶん2-3回ではないかと思う。偶然と呼ぶにはあまりにも確率が低すぎるではないか。

 もちろんディボットホールが少ない名門ばかり行っているわけではないし、ティショットの飛距離が他人と極端に違うわけでもない。ディボットに入ったボールを見た瞬間気を失って、気がつけば外に出てる・・・なんてわけ(ズル?)でもない。これは純然たる事実である。

 まあ、ホームコースなんて自分のボールが止まったその周囲を目土するわけだから、それだけでも理屈の上では入る確率は低くなる。だから説明がつかないというわけではないんだけど。それにしてもディボットホールからなんて何ヶ月も打ってない。これは真実。


 実は目土袋の効果はまだある。目土袋を持ってからキャディさんに「偉いですね」と褒めてもらえるようになった(内心では「この物好きが、と思っている可能性高し)。女性にもモテるようなった。仕事が順調になって売上が10倍に伸びた。宝くじの1頭前後賞にあたった。次期ローマ法王に内定している。不老不死になった(火の鳥の生き血かよ)。

 まあちょっと誇張した表現もあるが、これくらい目土はスゴいのである。だから、


 ちょっと前きさいちカントリーに置き忘れた俺の目土袋をパクって持って帰ったやつ、すぐ返すように。



 つい先日買ったばかりなんだよ〜(T_T)


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2013/10/25 (1255791hit) 大雨?のゴルフ


 天気予報では一日中雨。そりゃそうだ。台風が近づいてきて、秋雨前線が西日本にどっかりと居座っているんだから。というわけで、晴れ男五段の私でもさすがに雨のゴルフを覚悟した。しかし。



 雨は午後2時頃に2ホールほど振られただけで、あとは雲の切れ間から青空が覗く程度。いやあ、台風+前線に勝てるとはまた段位が上がってしまったか。わはは・・・・などと考えた奴が1000人はいたと思われる昨日の大阪北部であった。

(ちなみに写真で真ん中に見えるのは生駒山。ここが上のように雲の傘をかぶっていると、この後天気が崩れるという言い伝えがある。あと竹の6番打ち下ろしでフォロー風が吹く場合も天気が崩れる予兆。きさいち先人の知恵である)


 しかし、晴れ男の段位は持っていても凪男は六級と素人同然なので、風はそこそこ吹いていた。そんな中、アイアンを松山モデルに買い換え、先週70台を出して乗っているK藤くんと、ゴルフを始めて四半世紀、やっとスイングがわかりかけてきた(本人談)I上さんとの3バッグ。

 強風の中、ボギーペースでも十分と思いつつスタート。

 フロントナイン・・・チーショット(ティショットのチーピン)1つ、チョロに近いショット1つ、バンカーからホームランに近い当たりが1つ、パー3のトップが1つあった割には寄せがまずまず。

 バックナイン・・・チーショットでOBが1つ(チーピンが恐くてドライバーが打てるか!!と思いながら打ったらほんとに引っ掛けた)、、7アイアンのシャ●クが1つ、アプローチのチャックリが1つ、ウェッジの大ダフリが1つ、3パットが1つ。

 エキストラナイン・・・1番からいきなり風に流されてティショットOB、あとは可もなく不可もなく。最終の3パットが痛恨。


 という訳で。



 欲を言えばきりがない。1.5ラウンドでOB2個と3パット2個、ダボ以上3個はまあ許容範囲か。バーディは時の運だしね。


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2013/10/26 (1256057hit) 雨用グローブ


 木曜日のラウンドに備え、雨用グローブを買ってみた。いや、実際には使わなかったんだけど。

 普段は革のグローブ(といってもKascoの一番安いやつ。10枚組7000円ぐらい。下の写真)を使っているのだが、雨の日はやっぱり合皮の滑り止めが付いているもののほうが良い。



 というわけで、これ。



 ミズノのバイオロックプラスダブルグリップ・・・は今年の6月に買って使ってみたらまあまあだったので、もう一つ追加で(ちょっときつ目なので1サイズ大きいのを買った)。それから、なんかカッコ良い割に安かった(1050円)のでこれも。

 ミズノOP クロスフィットプラス グローブ


 普通は片方から占めるだけのベルクロ部分が、左右から閉められる(下写真)。だから何?っていう気がしなくはないんだけど。



 これは雨用とは謳ってないんだけど、装着感はいい。最近の合皮も悪くないね。あと、クロスフィットのおかげか軽く手首の動きもロックされる感じなので、スイング時の安定感が増すイメージが出る。もちろん特別な補助具に該当すればルール違反だけど、ミズノだし大丈夫なんだろう。

 しかし、今まで汚れが目立たないよう黒ばっかり使ってたけど、白いグローブもなんかイイね。よく考えたら汚れるのは手のひら側だし。

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2013/10/28 (1256366hit) パットシリーズ・短いパットを入れる


 この前の平日のお昼、それから土曜の薄暮プレーのあと、ホームの練習グリーンで30分〜1時間ほどパッティングの練習をした。「*@*@グリップと肩のストローク」をものにするためである。

 今まで30年間続けてきた「ガチガチにグリップを固めてソリッドに打つ」という方式から*@*@グリップへ180度変更するのだからいくら練習してもし過ぎることはない。またそれに伴い、1m以下の短いパットも「グリップをしっかり持ってカツンと突くように打つ」から「長いパットまったく同じようにゆっくり柔らかくストロークし、流しこむように入れる」に変えるようにしてみた(これは戻すかもしれないけど)。だからこれは大改造なのである。

 で、またしてもすごい発見をしてしまった(笑)。

 「肩でストロークする」ということはイコール「ヘッドの重さを感じながら振る究極の振り子ストローク」ということだと思うんだけど、これがなかなか難しい。腕の力を完全に抜くというのができないんだよね。

 力を抜きすぎると手首が必要以上に曲がってしまうし、ヘッドコントロールが効かなくなる。振り子に意識をしすぎると逆にブレーキをかけるような動きになってしまう。つまりヘッドが等速運動っぽくなってしまう。

 いろいろ試行錯誤しているうちに、短いパットでやっとイメージを出せるコツがつかめてきた。それは、切り返した時にヘッドが少し遅れ、インパクトに向かって加速するという感覚である。で、そういう打ち方で1m前後を打っていると、あることに気づいた。それは、

 パターヘッドを加速させてパッティングすると曲がるラインも曲がらない

 ということである。オカルトチックな書き方だが、たぶん同じ振り幅でも加速させると初速がより速くなるし、あとは打った直後の空を飛んでる距離が少し長くなるとか、そういうことなんだと思う。

 で、曲がらなければまっすぐ打てる。まっすぐ打てば入りやすい。シンプルな話だ。

 ただし、この打ち方は「パンチが入る」のと紙一重。1mのパットを1mオーバーしていたら一生パッティングし続けないといけないので注意が必要だ。



 パッティンググリップを替えてからプロのパットにも注目してるんだけど、どうやらプロも大きく分けて「感覚派(タッチ派・タップ派)」と「振り幅派(ストローク派・振り子派)」があるみたいで、その勢力は振り子式のほうがだいぶ多めに思える。青木さんとか池田勇太は前者、タイガーとかは後者だよね(短いパットは除く)。

 だからストロークに「これが正解」っていうものはないんだけど、3パットの多くは8m以上の長いパットのノーカンから始まることを考えると、「*@*@グリップ+肩ストローク」で距離感がきちんと合うほうが結局長い目で見たらパット数が少なくなると思うんだよね。

 だから当分、長いパットも短いパットも「*@*@グリップ+肩ストローク」、短いパットはヘッドを加速、っでいきたいと思った。

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(片手打ち:140/10000)
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2013/10/29 (1256614hit) パットシリーズ・スーパーストローク


 しつこくパットの話。

 で、そのガチガチでない*@*@グリップをもっと具現化するため、今流行のものに手を出すことにした。そう、ミケルソンとかも使ってるアレである。



 パターの太いグリップ、スーパーストローク。色々な太さがあるんだけど、バランスがちょうどいいミッドスリムライトっていうやつにした。

 使ってみた感想。まずは良い点。太いグリップの違和感はすぐ慣れる。手首を使えないのでショルダーストロークを意識しやすい。よって余分な力が抜けやすい。

 悪い点もある。手首が使えないので、今までのイメージより微妙にショートしがち。肩がアドレスでスクエアになってないとまっすぐ転がらないような気がしないでもない。

 総合的には「慣れればそこそこいい感じかも」。



 実は今、2つのパターを使い分けている。2ボールは速いグリーン(スティンプ9以上)に、ロッサのマラネロ(オデッセイでいう#9)が重めのグリーン。で、2ボールが100%振り子式、マラネロがちょっと手首使ってタップするイメージを出してる。

 なぜそんなことをしているかというと、重いグリーンで2ボールを使うと長いのがショートしがちだからなのである。今回2ボールにだけこのグリップを入れたのだが、もしこれで距離感がきちんと合うようになれば2ボールだけでいけるかなと。

 逆にマラネロにもこのグリップ入れるって方法もあるんだけどね。何となく合わないような気もするし。でも、こうしてゴルフの事で悩むのはやっぱり楽しい。

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2013/10/30 (1256873hit) 最後に入れたパット距離を記録


 なんてこった。もう10月も終わりである。早い。誰か奥歯の加速装置を咬みっぱなしにしてるのではないか(若いものにはわからないギャグ)。

 先日の薄暮である試みをしてみた。それは

「スコアカードに最後に入れたパット距離の合計を記録」である。そう、週刊GDで小野寺プロが提唱している、とマーク金井氏がブログで紹介してたあれである。

 パット数を記入するだけではパットの出来不出来は分からない。なぜなら、パーオン率でパット数は極端に変わってくるからである。ちなみにここで言うパット数は「総パット数」のことね。

 パーオン率が上がると相対的に長いパットが増えるため、パット数は悪くなる。パーオン率が低い場合でも、アプローチの出来でパット数は大幅に増減することになる。

 しかし「最後に入れたパットの距離」なら、他のスタッツに影響されず純粋にパットの上手さを測ることができる。当然数字が大きければ大きいほどパットが上手いということになる。つまりこの数字が大きければ大きいほどそこそこの長さのパットを決めたということになり、ほぼパットの上手さにシンクロすると。

 で、前述の小野寺プロは目安として「18ホールで18メートル以内」という数字を挙げているそうだ。一見簡単にクリアできそうな気もするが、これがなかなかどうして。1〜2mをきちんと入れなければこの数字はクリアできない。

 で、実際に測ってみたところ。

1 2.5m
2 0.3m
3 0.5m
4 1m
5 0.5m
6 0.8m
7 7m
8 1m
9 0.5m

合計14.1m


9ホールで14,1mは出来過ぎだが、これは7番で偶然7mの長いパットが入ったせい。ここが外れていると7-8mぐらいという数字になるから、やっぱり18ホール18mというのは目標にしていい数字だろう。


 次の薄暮でもう一回やってみたのだが、この時は酷かった。ショットが好調で9ホール中7ホールでパーオンしたという理由もあるんだけど。

1 0.5m
2 0.5m
3 0.3m
4 0.5m
5 0.5m
6 0.3m
7 1.0m
8 0.3m
9 0.5m

合計4.9m


 ちなみにパット数は18。最初のパットがことごとく入らなかった。トホホ。

 でも、これからも余裕があるときは測ってみよう。

(ドリルB:1970/10000)
(片手打ち:180/10000)
(SS:150/10000)




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