日記224
(2013年2月)

去年までの日記

今年の日記

1月

2013/2/1(1195489hit) 理想と現実


 まあ、たぶんそんな事だろうなとは思っていた。

 スイングイメージを変えている最中+アイアンを換えて初めてのラウンド+オーバープラクティス+コンペと、元々ヘタな上にイレギュラーがそんなに重なってんだから、平常心でラウンドなんてできるはずがない

 何が39だ。どの口で40だ。

 前半はそれでも凍ったグリーンに対して善戦し、7ホール終わって1ボギー1ダボの3オーバー。8番でフェアウェイウッドをミスし、9番も2打目3打目とミスが続いて連続ボギーだったけど41とまあ想定内だった。

 しかし内容は褒められたものではなく、アイアンはほとんどが当り損ない、FWはひどいダフリ、アプローチもショートばっかり。微妙な距離のパットが4回も入ってくれたからこの数字だったけど、それがなければ完全にボギーペースだった。

 つまりトホホの予兆は前半に提示されていたのだ。

 それに気づいて、後半も無理せず謙虚にラウンドすべきだった。なのに、つい気が緩んじゃうんだよねー。バカだねー。何年ゴルフしてるんだろうねー。

 後半はミスが3つ続いてダボスタート。その後もボギーが続き、4番はドライバーでOB,6番パー3では3パットボギー(60cmを外した)、7番もアイアンとアプローチの連続ミスからの3パットで素ダボ、ダメ押しは8番パー5(ドラコンホール)で左30度に飛び出してチーピンという、最近打ったことのないミスでOB。最終ホールも素ダボのオマケ付きで大台突破。

 あまりの不甲斐なさにラウンド後練習場へ直行、足がつるまで打った(笑)。そこで私は重大な事実に気づくのであった。




(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8100/10000)
(素振り:920/10000)

2013/2/2(1195760hit) 練習場とコース


 遼は2週連続予選落ち。132人中121位。いつもなら辛口というか批判的なことを書くんだけど、「やるべきことができなかった。まだまだレベルが全然違う。下手ということ」という彼の気持ちが今は痛すぎるほどよく分かるので擁護する。

 スイング改造して、クラブ総取っ替えして、慣れないフィールドへ移って、腰痛と闘いながらプレーと、イレギュラーがそんなに重なってんだから、平常心でラウンドなんてできるはずがないではないか。皆さん、長い目で暖かく見守ってあげましょう。遼も私も。


 さて、一昨日はラウンド終了後に練習場へ直行して球を打ちまくったわけだが、最後のドライバーショットを打つ段階になってやっとあることに思い当たった。そしてそれこそが、練習場とコースの差であり、練習場で出てる球がコースで打てない理由であり、コースで一番手飛ばない理由だったのである。

 その思い当たったこととは何か。分かってみれば簡単なことだった。


 コースでは全然クラブが振れてない。


 もうね、これに尽きる。ミスを恐れて全然クラブが走ってないし、スイングも小さいし、体に締まりもないし、スイングスピードも遅い。だから曲がるし、まともに当たらないし、飛ばないのだ。

 折しも、今は「腕を振る」という事を一生懸命練習しているのに、縮こまったスイングでは逆に腕が振れないわけで、という事はつまり改造前より後のほうが「練習場とコースでのギャップが大きい」という事になる。プライベートなラウンドならともかく、コンペやN谷くんとの勝負が掛かったりするともうテキメン。

 まあ「ミスを恐れて」という観点以外にも「スタミナ温存」や「怪我が恐い」という無意識の抑制もあるかもしれない。というのも練習場でもともすれば締りのないスイングになってしまうからである。

 しかし分かった以上、これを意志の力でなんとかすることは可能なはずだ。スイングのテンポを少し早くする、軽くコックを使う、切り返しを鋭く行うなど、シャープに振る工夫を少ししてみようと思う。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8100/10000)
(素振り:920/10000)

2013/2/4(1196074hit) 4度目のレッスン


 昨日は2週間ぶりにNプロのレッスンを受けた。4回目になるのだが、また新しい事を教わった。ちなみに今までのおさらいをしておくと、


 1回めのレッスン・・・ダウンスイングで左腰を引く
 2回めのレッスン・・・上体を突っ込ませずに腕を振る
 3回めのレッスン・・・脇を閉めてフォローでクラブを左(飛球線側)へ振りぬく
 アプローチ・・・・・・・・体を動かさずに腕だけで打つ・緩まない・加速する・左脇を空けない



 そして今回、アプローチを15分ほど見てもらったあと、いよいよルーちゃん(MP-64)を持って最初のレッスン。スライス気味に球が飛んでいくという事を伝え、何球か球を打って見てもらったら・・・

 アドレスでヘッドの置き方(構え方)が間違っていると。

 今になってそこ?と思わないでもなかったが(笑)、クラブを換えた事で確信に変わったということだろう。っていうか球も異様に高く上がるし。

 プロ曰く、「フェースが開いてる+ハンドファーストになってない=トゥが浮いてる」ので、このまま打つと引っかかるので「無意識に調整して」右へ逃がすスイングをしているとの事。つまりやっぱりこすり球になってるわけだ。この「無意識に調整してしまう」というのが難物らしい。なんせ思っているのと逆球が出るわけだからね。


 さて、ではヘッドの置き方がどう間違っていたかというと。



 これが今までのアドレス(7アイアン)。置いてあるクラブはアドレスのほぼ中心。つまりボール位置は中心よりボール2個左、グリップは左足付け根内側なのでややハンドファースト。もう少しボールとヘッドをアップにしてみる。



 これはちょっと自分でも開いてるなと思うんだけど、まあイメージ的にはこんな感じ。これが、プロに言わせると「思い切りフェースが開いてて、思い切りヒールが浮いてて絶対に捕まらない構え」なんだそうである。では正しい構えとは?





 これがスクエアな構えらしいのである。ボール位置は真ん中、グリップの位置は変わらないので当然ハンドファーストの度合いは強くなる。相当ロフトが立ってるように思うけど、これが「正しい7アイアンのロフト」だそうである。

 そして、リーディングエッジではなく、「トップブレードが飛球線に平行」なぐらいがちょうどスクエアなんだそうである(ショートアイアンやウェッジの場合は除く。ウェッジでこの構え方してフルショットしたら30度左へ飛ぶし)。

 このまま振るととんでもなく左へ行きそうな気がするよね。でもまっすぐ飛んでいくのだ不思議なことに。思い切り引っ掛けるつもりで打っても左へ行かない。きちんと打てれば(上体が突っ込んだし体が開いたりしなければ)だけどね。

 でも最初に書いたように、理屈ではわかっていても無意識に「引っ掛ける」と思うのか、この構えで打ってもまだ右へ行く。無意識恐るべし。

 で、このアドレスをして思い出した。昔、東香里GCのTプロに教えてもらった頃もこういう構え方をしてたなあって。そう、いつの間にか一番大事なアドレスが初心者に逆戻りしていたのである。そりゃあスコアも初心者レベルになるはずだよ。トホホ。

 でもこの構えで突っ込まないように打てれば全然曲がらない。目標に向かって飛んでいくし、ナチュラルに軽いドローが出る。どれだけ打ってもでなかったドローが打てる。いやあドローって構え(ボール位置とクラブヘッド)だけの問題だったんだなって改めて思った次第。

 しかし今さらながら自分のアホさ加減に呆れるぜ。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8200/10000)
(素振り:930/10000)

2013/2/4(1196394hit) アプローチはヒールアップ


 同じく日曜日の練習(レッスン)にて。

 最初にアプローチを15分ほど見てもらったと書いたが、その際の注意点として

 1,クラブを加速する
 2,インパクトは通過点(当てに行かない)
 3,フォローで左肘を抜かない(左脇を閉めたまま)


 の3つを徹底的に教えられている。1がとにかく最重要で、少しでも緩むとありとあらゆるミスが出るという事は今までの私が証明済みである。2は実は1と同じことを言っているのだが、今までミスばっかりしていた私はとにかくきちんと当たるかどうかが不安で、ついインパクトでヘッドをボールに合わせにいってしまう。

 3も1・2と関連しているんだけど、加速しないからフォローで左肘を引いちゃって左脇が開いちゃうんだよね。いわゆるチキンウィング。しっかり加速出来れば左手がきちんと伸びて、ヘッドが左側(飛球線側)に放り出される感覚になるはずなのである。

 しかし、私が普通にアプローチするとどうしても左肘が曲がってしまう。そこで、左肘を外転させ、肘の内側を正面(胸が向いている方)に向けてみた。するとフォローでも肘が左ではなく下を向くので曲がりようがない。よし、これだ!と思ったら

「その肘の向きだと今度は胸が左上腕にくっついていくような悪い動きが出てきます」と先生にダメ出しを受ける。まあイメージを変えないでいいので、そう言われて逆にホッとしたんだけどね。

 結局、左手をしっかり伸ばしたままアームローテーション(反時計回り)を使って大きく加速して振ってやるしかないのだ。アプローチマスターへの道は険しい。



 さて、この日はアプローチでも新しい知見があった。アドレスの段階で、

気持ちハンドアップに構えてヒールを浮かしてやる

のが正しいアプローチのアドレスなんだそうだ。なぜか。ヒールが突っかかってダフらないようにするというのは半分正解で、実は

アプローチのような小さなスイングではインパクトでトゥダウンが起こらないので、最初からインパクトの形を作っておく

ためなんだそうである。そう、左足体重にし、下半身をインパクトの形で固定し、「アドレスでインパクトの形を作っておく」の延長線上にある動きなのだ。こうしてアドレスを決めてしまえば、

あとは腕をしっかり振るだけ。これがアプローチの極意なのである。


 まあ、分かるのと出来るのとにはまだまだ隔たりがあるんだけどね。でも、今までは「富士山の裾野からやみくもに登山を始めて樹海で迷ってた」ようなもので、今は「富士宮口登山道からガイドの後について山頂を目指してる」って感じだもんなあ。安心感と充実感がぜんぜん違うもんね。

 あとは双子山に迷い込まないよう注意するだけである。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8250/10000)
(素振り:930/10000)

2013/2/6(1196669hit) 大きなお世話


 遼くん、ついに武井壮氏にまでアドバイスを受ける。アドバイスの内容はここ

 ちなみに武井壮氏を知らない人は下の3枚の写真を見ていただけばすべてご理解いただけると思う(3枚目のは名刺らしい)。今日本のマスコミでブレイク中の「旬な人」である。







 いや、武井氏の人間性や発言を否定したり軽んじるつもりはまったくない(実際彼のことは好きだ)し、逆に彼にはアメリカに4年ゴルフ留学してUSGAのHDCP1.3まで行ったという経歴もある。

 だけど、たとえマスコミの「遼くんがタイガー(虎)を倒すためにはどうしたら良いですか?」というバカすぎる質問に答えたものであったとしても、TVのバラエティでいわゆる「キワモノ」として扱われている人に「髪型が・・・」とか「色が黒すぎる・・・」とか「初心に戻って・・・」なんて言われるのはちょっと情けないんじゃないかな、って思った。


 しかし遼くんについては色々な所でいろいろな人が意見を言っているが、今年1年で何らかの結果(最低最悪のラインがシード権獲得だと思うが)を出さないと、来季はもう今までのような「特別待遇」は期待できなくなるだろう。

 ウェアからコースセッティングや報道に至るまで、すべて(言い方は悪いが)我を通してきた、いや、周囲の大人が彼を王様として必要以上に崇め奉った結果、彼の周りには裸の王様に取り入るイエスマンばかりになり、まともに意見ができる人はほとんど居ないのではないだろうか。

 でないと、ツアーが始まったにも関わらず、いつまでもプロコーチにつかないで我流の改造を続けるという危険意識の低さを放置しないと思うんだけどなあ。それに、ヨネックスとキャロウェイではそのスポンサーが要求するモノが違うだろう。シビアさもぜんぜん違うと思う。ヘタをすれば1年で契約打ち切りもありえるだろう。


 まあ、武井氏の足元にも及ばない私が何をいってもそれこそ大きなお世話なんだろうけどね。


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8250/10000)
(素振り:930/10000)

2013/2/8(1197181hit) 有馬カンツリー2組ラウンド(その1)


 昨日は新しいアルファロメオ・ジュリエッタが似合うI上さんにお誘いいただき、兵庫県の名コース有馬カンツリー倶楽部で2組のラウンド。I上さんはバックティ使用許可を取ってくださったので、6674yのコースを堪能することができた。ありがとうございました。

 メンバーは先行組がI上さん、K嶋さん、K藤くんとT中さん。後続組が私とK見師匠(朝の時点で)、M岡くんにN谷くん。後続組にはいろいろなもの(プライドとかチョコとか)を掛けた事で生まれる、和やかな中にもピリッとした空気が流れている。


 この日の私のテーマは「加速させて振り抜く」である。そう、今までの怖怖振っていた私と決別するラウンドなのだ。しっかり振れたらOBになろうがチョロしようがダフろうがOK。

 しかし朝の練習では50yのアプローチが10球中10球トップ。30yはまだマシなんだけど・・・最後に左腕をしっかり伸ばしたまま打つとちょっとましになったけど、先が思いやられる。

 1番400yパー4。ティショットフェアウェイセンター、2打目残り165y左足下がりつま先下がり、5アイアンはトップボールでグリーンオン。今日はツイてる。2パットパー。

 2番は333yと短い右ドッグレッグのパー4。3アイアンのティショットは右サイドフェアウェイ、2打目9アイアン、これも低めのイマイチの当たりながらピン上1.5mにオン、これが思いがけず入ってバーディ。

 アイアンのボール位置をセンターに近づけハンドファーストにして被せて構えただけで方向が抜群に良くなった。

 3番パー3、5アイアンで引っ掛けを恐れてこすリ球に。2オン2パットボギー。HDCP15のホールでボギーはダメだね。

 4番打ち下ろし、369yパー4。ティショットちょっと左ヘ引っ張りそうになる危ないスイング、でもスライスしてフェアウェイへ返ってきてくれた。2打目9番アイアン、左サイド池越えのピンに向かって右端にスライスしてオン。やっぱり被せて構えてるとフックが恐い。15yから3パットしてボギー。

 5番480yうち上げていく谷越えパー5。ティショットまずまずも右サイドバンカーへ。バンカーから8アイアン、ちょっとダフって100y先のラフへ。3打目135y、7アイアン。3番4番とこすり球だった反動か派手に引っ掛ける。奥カラーから2パットパー。

 6番、HDCP17と易しい174yパー3。5アイアン、やっとまともに当たるも右へ飛び出しそのまま右サイドにオン。2パットパー。

 7番、HDCP1の難ホール。457yで緩やかに左ドッグレッグ、左はセーフだけど崖下に落ちれば戻すだけになる。迷わずボギー狙いで3アイアンを持つ。「そこそこ広いのになぜ3アイアン?」と聞かれたが、ドライバーが中途半端に飛びすぎて残り200yとかになると2オンの欲が出てくるからである。このホールはグリーン周りが絞られていてしかも低くなっているので、ちょっと曲がっただけで簡単にOBになるのだ。

 というわけでティショット3アイアン200y、2打目7アイアン150y、3打目PW110y、2パットで予定通りボギー。

 8番、距離は短い(479y)が一度見たら忘れない、S字フェアウェイのパー5。



 しかし、ここもパー狙いならそんなに難しいホールではない。バックティからのほうが正面の林(上写真の左半分)に向かってドライバーを打っても突き抜けないから逆に簡単になる。フロントティ(25ヤード先)からだったら右サイドの谷を超えるショートカットを狙うか、220yまでのクラブでレイアップするかになるし、正面でも飛びすぎて林に近くなると2打目が狙えなくなる。

 ティショットは正面を狙ったけどやや右に飛んでちょっとドキドキ。2打目8アイアンでレイアップ、3打目も8アイアン、がまた引っ掛けて左サイドラフ。ヒールを浮かしたアプローチで1mに寄せて1パットパー。

 さて、ここまでで2オーバー。30台を意識しつつの最終ホールは413yパー4。ここもHDCP3つまりアウトで2番目に難しいホールなので、ボギー狙いで。ティショット(ドライバー)まずまず。2打目グリーン面がブラインドの場所から170y、ピン方向には深いバンカー。花道狙いで左サイドへ。3打目は芝の薄いややこしいライから50度の転がしで4mにオン、そこからバント(笑)して2パットボギー。

 アイアンの出来は良くなかったけど5ホールでパーオン(ラッキー)、寄せワン1個、3パット1個。2番のバーディが効いた。もう一生無理だと思ってた、K見くんから「師匠」の称号を取り戻す。まあ最大の勝因は彼が「花粉症+微熱」で体調も調子も最悪だったからなんだけどね。

(続く)


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8275/10000)
(素振り:940/10000)

2013/2/9(1197461hit) 有馬カンツリー2組ラウンド(その2)


 有馬カンツリー倶楽部ラウンドの続き。

 後半、イン10番。パー4で387yだけどだらだら登りで実質400yオーバーか。ティショット左法面(左カート道方向)、2打目5アイアンで花道へ、イマイチ寄らず2パットボギー。ここでHDCP8なんだから距離があるってのはキツイね。


 11番、フェアウェイ右サイド230y地点(とキャディさんは言ったんだけどグーグルアースで調べたら210yで入る)に2つのバンカーが横たわっているパー5。ティショットはバンカー手前のつもりでドライバー軽めに打ったら思いの外飛んで2つのバンカーの間まで。入らなくてラッキー。2打目6アイアンでレイアップ、3打目8アイアンは左引っ掛け、58度でなんとか寄せて1パットパー。

 12番、打ち下ろしの広いパー4。右サイドだけバンカーと立木があって注意。でその右サイドのバンカーに入れる。アホですか?バンカーのアゴに近いところからから58度で60y,3打目100yを手前に乗せて2パットボギー。

 13番、左サイドの谷(セーフ)を迂回するように左ドッグレッグしていくHDCP2、445yのパー4。ここも距離が長いがフェアウェイは広く、グリーン周りも右サイドが受けているので長いクラブで狙いやすい。ティショットのドライバーは今日イチで250y。ミスしたら3オンでいいやと気楽に打った方がよく飛ぶってどうよ。

 2打目残り195y、7Wはスライスしてグリーン右サイド、微妙にバンカー越え。ここからのアプローチがこの日最悪のショットで、ふと魔が差して何も考えずただ適当に打ってしまった。ボギー狙いで十分なんだからバンカーを避けて安全なサイドに乗せるべきだったのだ。ボールはバンカーに転がり落ちる。ダボ。

 14番は短い打ち下ろしのパー3。ここもちょっとフックに入って左サイドエッジ。横からのアプローチをショートさせてしまい2パットボギー。


 15番はサービスホール。321yパー4。ところが2打目残り95yををダフリ引っ掛けで乗せられず。何やってんの。寄らず入らずのボギー。こんなことをしてるようではいつまでたっても初心者である。

 16番、右が広いがグリーン周りは狭い439yパー4。ボギー狙いで行くべきなのに2打目の5アイアンがもうなんというかまったくの当り損ないで右OB杭まで10cmの場所に。3打目50yも盛大にダフってダボ。後半疲れてくると軸が維持できずこういう下らないミスが頻発する。

 17番、190yアゲンストのパー3。3アイアンで右手前にオン(このショットはよかった)、2パットパー。

 ホームホールは右ドッグレッグ打ち下ろしの雄大なパー5。下の写真は2打目地点からグリーンを望む。


 ティショットまずまず、2打目7Wもちょっと薄めながらきちんとフェアウェイに飛び、3打目はここまで連続でミスしている100y前後のウェッジショット。重心を落とし、左腕をしっかり伸ばし、緩まないよう(そして祈りながら)ショット。しっかりターフが取れてピン下4mに。これが最後の日と転がりで左ヘ曲がってコロンとカップイン。ボギーペースから何とか7オーバーまで持ち直す。

 上がってみるとまだ2時過ぎなので、K見くんとM岡くんが抜ける代わりにK藤くんが入り、3バッグでお代わりに突入。アイアンとアプローチでさっきと同じようなミスをしながら(1パットボギーの嵐)もパットがそこそこ決まって13パット40。

 疲れてくるとドライバーは遠心力っていうか勢いで打てるけど、アイアンはテキメンに軸が維持できなくなる。あと集中力が切れてくる。今後の課題であるなあ。




(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8275/10000)
(素振り:940/10000)

2013/2/11(1197790hit) 残念なこと


 それは、先日某河川敷でラウンドした時のこと。ちなみに以下の文章は、特定されないために小さなフェイク(嘘)が混じっています。

 メンバーは私・中年男性2人・そして小学6年生の男の子。このコースにはジュニアプログラムがあって、会員のジュニアは1人でラウンドする場合に限り格安でラウンドできるのだ。

 その男の子は体格も大きく、一見中学生ぐらいに見えた。おとなしそうで礼儀もまずまず、腕前はそこそこ、どこにでもいそうな「フツーのジュニア」だと思っていたのだが・・・

 2番ホール、彼のプレーを何気なく見ていると、2打目が乗らず、アプローチも1回失敗し、2回のアプローチ+2パットでホールアウト。パー4だったのでダブルボギーだ。しかし、次のティグラウンドで彼は「ボギーです」と申告。

 あれ、俺の勘違いかな?と思いつつ次のホールへ。しかし次のホールでも明らかにダボなのに「パーです」と申告。ちなみに中年男性2人は知り合いのようで、彼のプレーにほとんど注意を払っていないらしくあまり疑問に思っていない様子だ(まあ、思っていてもスルーしてたのかもしれないけどね)。

 1度なら勘違いやうっかりもあるだろうけど、2度となると(しかもダボをパーって・・・)これは明らかに故意だなと。

 ひょっとして、彼が「パーです」というのは「大人は自分のスコアなど興味が無いだろう、じゃあ適当に答えておけばいいや」と思っているのではないかと思い、次のホールへ行くインターバルで彼が申告する前に「今のホールは6だったね」と話しかけてみた。つまり「君のゴルフもきちんと見ている(監視という意味ではなく、いい意味で)よ」という事を暗に伝えたつもりだったのだ。彼は「そうです」と答える。

 そして次のホール(パー5)。それとなく彼に注目していると、ティショット右ラフ、2打目フェアウェイセンター、3打目でグリーンサイドバンカー。4打目はバンカーは出たもののグリーンに乗らず、5打目で載せて2パットのダボ。しかしここでも彼の申告は「パー」。


 話には聞いていたが、目の前で目撃すると大変ショックだった。彼は車で1時間ぐらい掛けて(つまり親に送り迎えをしてもらいながら)このコースに通っている。遊びたい盛りの時期に、友だちと遊ぶのを我慢して大人と初対面でラウンドするぐらいだから、それはもう熱心だしゴルフが大好きなんだろう。

 それなのに、平気でスコアを誤魔化す癖が付いてしまっているとは・・・・彼の将来を案じ、私は暗澹たる気持ちになった。


 想像するに、親がスコアに対してシビアな要求をしているのではないだろうか。だから褒められようと思って(あるいは怒られまいとして)過少申告をしてしまう癖がついてしまったのではと思う。


 ジュニアのうちからスコアに汲々するようなゴルフをしていたら、ゴルフのほんとうに面白い部分がに何もわからないまま終わっちゃうと思うんだけどなあ。その子の、会ったこともない親を思って私はボビー・ジョーンズの言葉を思い出す。


「卑しきシングルより、正直なダッファーたれ」


以上、自戒を込めて。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8275/10000)
(素振り:940/10000)

2013/2/12(1197978hit) 10000時間


 最近どこかのウェブで読んだんだけど、スポーツとか音楽とか踊りなど「練習をして上手くなる」ものを習得する時、一流(つまりプロレベル)になるためには10000時間の練習が必要らしい。

 1万時間と一口に言ってもどれくらいの時間がわからないので、計算してみよう。1日3時間、週5回続けて13年。1日6時間だとその半分で6年半。1日6時間を1日も休まず続けて4年半。1日8時間+休みなしなら3年ちょっと。

 やはり石の上にも3年っていうのは正しかったのだ(本当は「3」という数字は「すごく大きな数」という意味だったらしいけど)。ただしこれが「石の上にも週休2日」を導入すると4年ちょっとになるんだけどね。


 1万時間はただ単に練習すれないいというわけではないらしく、きちんと上達するように考えながら熱心にすることが条件となる。そりゃそうだ。毎日適当に球を打って上手くなれるのなら世間の練習好き高齢ゴルファーは皆プラスハンデだ。

 で、プロを目指す研修生や大学生なら1日8時間、休みなしで3年間練習し続けることも可能だろうけど、我々アベレージゴルファーが仕事をしながら練習するとしても1日8時間は絶対に無理だし、1日も休まずというのも非現実的だ。

 いや、もちろんプロになりたいわけではないし、なれるはずもないんだけど、その「一流とやら」に近づくにはどれぐらいの努力が必要なのか、またどれくらい近づいているのか考えてみようと思う。


 私が熱心にゴルフをしだしたのは1998年の秋くらいから。その頃は平均スコアが105ぐらい、ドライバーは全部チョロ、アイアンは全部トップ、パット数は40オーバー当たり前という初級者だった。週に1〜2回は練習に行ってたけれど、ただ闇雲に打つだけでどう贔屓目に見ても「きちんとした練習」なんてしてなかった。

 少し真面目に練習しだしたのは2000年4月から。坂田信弘プロのショートスイングを始めたのだ。で、プロに教えてもらったり色々な本を読んだりウェブを解説して考えたりしつつ今に至るのだが、この頃から週2回、1回1時間練習したと仮定すると・・・


 14年 x 1時間 x 2回 x 52週 =1456(時間)


 ・・・・一流は、はるか銀河系の彼方であった・・・orz


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8315/10000)
(素振り:970/10000)

2013/2/13(1197978hit) 2合目


 そろそろ零細自営業者の敵、確定申告の季節がやって参りました。精神の安定を保つため週末から不定期更新になります。どうかご了承下さいませ。あのでも、できるだけ更新します。



 さて昨日の考察で私はゴルフという山の5合目どころか2合目(そんな目はあるのか?)までも行っていないということがはっきりしたわけで、ちょっといやだいぶ落ち込んでいるというか落胆しているわけだが、思い返してみれば思い当たるフシがいくらでもあることに思い当たった。

 いつまでも自分のスイングのリズムやテンポに迷いがある。
 っていうかスイングの本質がわかってない。
 よって人に教えることもできないし見る目もない。
 自信を持って振れない。
 ティショットが恐い。
 日替わりどころか時間単位でころころと変化する調子。
 本番に弱い。
 肝心な所で最悪のミスが出る。
 スコアが気になるが、スコアを気にすると大崩れする。

 これらはすべて、ゴルフがわかっていない人間の特徴ではないか。私が思うに、上級者とは、

 スイングについて一家言あり、人の欠点を指摘でき、適切なアドバイスができる。
 ショットに対する恐怖に打ち勝つ精神力を持っている
 肝心な時に実力を発揮できる
 クラッチパットを入れる


 つまり精神的にも技術的にも高み(5合目以上?)へ登っている人のことを言うのであって、たまーーーーーに70台が出るなんていうのは上級者でもなんでもない。そもそも上級者は70台が日常であり、70台を目標にしている時点で月とスッポンの差があるのだ。


 というわけで、これからは「どヘタの横好きゴルフ野郎」として謙虚にプレーしていきますはい。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8315/10000)
(素振り:970/10000)

2013/2/15(1198693hit) 2合目らしいゴルフ


 昨日は2月とは思えないような快晴無風&温暖な1日で、まさにゴルフ日和。2月でこんな気候の日にラウンドできるなんてまさにラッキーと言えよう。

 しかし、ラウンドの中身の方は一昨日の「どヘタの横好き」をまさに証明するような中身だったぜトホホ。いやあ、あんまりヘタヘタって書くのも考えものだね。無意識にヘタなゴルフをしてしまう(←ホントかよ?言い訳じゃねーの?)。

 斯くの如く、普段の気持ちのあり方やちょっとした言葉にもラウンドの内容が左右される(いや、ほんとにヘタなだけなんだって)とは。ゴルフとは本当にデリケートなゲームである(そんな大層なものじゃないと思う)。しかし、傲慢でもダメ、ヘタと思ってもダメ。あるがままの自分であるがままにプレーするしかないということか。まさにゴルフは自分自身を映し出す鏡だなあ。


 さてそのヘタすぎるラウンドへ移ろう。まずスタート1発目のドライバーからOB、ダボ。右へふけるとアウトなのでいつも思い切り左を狙うのだが、この日は漫然とティショットしてしまった。ダボ。

 2番はアプローチをミスしてボギー、3番もティショットがてんぷら(珍しい)してボギー、4番パー5では3打目をミスって3パットのダボ。ミスがミスを呼ぶ、まさに悪循環。

 5番でやっとパー、6番パー3もバーディ逃しのパー、7番はティショットが右にふけ、ベアグランド+飛球線方向に木の根、という難易度の高い2打目を5アイアンでうまく打て(ショットオブザデイ)、エッジへ。そこからパターでチップインバーディ。良いショットが出るとパットも良くなるね。

 8番パー5、ティショットが打ちにくい所に行って3打目が200y残り、4オン2パットボギー。ここもベアグラウンド+左足下がりつま先下がりのアプローチをうまく打てた。ポイントは「左手を棒にして手首固定」。

 前半最終ホールで事件。ティショットはひどいプルフックでアゴのちょっと高いフェアウェイバンカー(つまり入れてはいけないバンカー)へ。2打目は打ち上げで残り160y、ボールはアゴの反対側(つまり手前側)。6アイアンでもアゴは簡単に超えそうに見えた。慎重に構えて、上体が突っ込まないようショット。手応えは良い。芯を食った。バシッ!!しかし次の瞬間アゴにあたって跳ね返る我がボール。

 改めてウェッジで出し、4打目も引っ掛けて乗らず(悪いショットは続く)、5オン1パットでダボ。

 気持ちを切り替えて臨んだ後半、3番でOB+4パットのダブルパー。このホールがある意味この日のゴルフを象徴してたかと。

 結局OB2つ、3パット1つ、4パット1つ、ドライバーまあまあ(アドレス広め)、FWイマイチ(ダフリ気味なのは手首使ってるせいだろうね)、アイアンムラあり(ダフリもトップもあるってそのムラかい!)、アプローチまったくダメ(そんな日もあるさ)、パットもぴりっとせず(そんな日もあるさ)。

 あんまり悔しかったのでコース出たその足で練習場に直行。3籠(165球)打って、アイアンもアプローチもムチャクチャ調子が良くなった。遅いって。




(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8375/10000)
(素振り:980/10000)

2013/2/16(1199155hit) キンドル


 一週休んでた遼くんが出場しているPGAツアーのノーザントラストオープン2日目。日本ツアーでおなじみだったベ・サンムンが首位タイ(暫定)に。彼は身長180cmの大型選手だから、あっちでも力負けせず通用すると思う。同じアジアの選手として頑張ってほしいね。

 で、遼くんは残り2ホールを残し、予選落ちまで1打と土俵際。今季初の予選通過は明日に持ち越された。実際のラウンドを見ていないのでなんとも言えないけど、ボギーが多いね。彼は昔からボギーも出すけどそれを上回るバーディでスコアを伸ばすタイプつまりイケイケ系ゴルファー(注:そんな分類はありません)だから、罠にハマるとなかなか抜け出せない。

 でも、あと2ホールパーでいいんだから、とにかく予選を通過してほしいね。ルーキーなんだからまずはそこから。泥水をすすってでも賞金稼がないと、いつまでも王子様扱いしてくれないぜ。



 さて、未だにガラケーを使っているアナロギーな私であるが、昨年末こんなのを買った。



 いわゆるタブレット端末で、基本はデジタル本を読む端末なんだけどwifi経由でネットにもつながるというもの。安い(2万円を切る)のには訳があって、アプリが貧弱、本や音楽は基本的にamazonでしか買えない(裏技はある)、ネットやカメラはあくまでおまけ、という中途半端な端末である。

 まあ布団の中で読書したりフェイスブックを確認したりするのには十分なので重宝してた。しかしいざ本を買おうとするとこれがないんだよね。すでに紙で持っている本を買うのは馬鹿らしい(「本を読む権利」だけを買うのに値段が紙の本とjほぼ一緒ってどうよ?)し、新刊もないし、かといって手当り次第買うのは勿体ないし。

 ・・などと躊躇している(ケチな)私が最近買ったのがこれ。



 マーク金井氏のレッスン(というより考え方)本。全三巻。



 同じく、クラブの選び方の本。第一巻と第二巻。



 そして2000年から知る人ぞ知るゴルフのメールマガジンを発行している、篠原氏の文章をまとめたもの。


 普通の本に比べるとボリュームは少ないけど、特筆すべきなのは圧倒的な安さだ。これらはすべて、1冊がペットボトル1本分の値段と同じぐらいなのだ。これなら気軽に買えるし、昔読んだ文章でも改めて読み返そうと思うし、もし外れでも腹が立たない(上の本が外れという意味ではありません。まだ全部読んでないけど、十分お薦めできる内容だと思います)。

 で、こういうものを読んでいると、いわゆるレッスンもの(練習場でのドリルを紹介しているものとか、スイングの細かい部分の解説とか)こそこういうデジタルデータにして、練習場で確認しながら見るというのも十分アリっていうかまさにピッタリだな、と思った。

 またそこから発展して、スマートフォンなどの双方向コミュニケーション機能を生かし、動画を利用した遠隔レッスンやワンポイントアドバイスを受けるという時代がすぐそこまで来てるのかもしれないね。


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8375/10000)
(素振り:980/10000)

2013/2/18(1199320hit) 日替わり


 先日も書いたが、14日の練習ではとんでもなく調子がよかった。どれくらい調子が良かったかというと、飛距離も方向も球筋も打感も思い通りで、その時マスターズに出たらぎりぎり予選に通るのではないかと思うぐらいであった(いや、通らへんし。それ以前に出られへんし)。

 しかし土曜日の薄暮プレーでは最悪の調子でOB出まくるわアイアンダフりまくるはアプローチミスりまくるわ。マスターズに出たら1日で288ぐらい叩くのではないかと思うぐらいであった。

 なぜこんなにも調子が乱高下するのか。もちろんコースと練習場で精神状態がぜんぜん違うことは明らかだけど、それにしても落ち込むわ。まあ練習不足って言われたらそれまでなんだけど。二合目ゴルファーだし。


 で、今日また練習に行ったんだけど、最初はトゥ寄りに当たっていたので調整すると今度はシャ●クが連発。しっかり打とうとすればするほどシャンクが出て、しまいにはネックそのものに球が当たりだした。これではいけないと試行錯誤するうち、

 左腕をきちんと伸ばしてアドレスしたらシャ●クが出ない

 事を突き止める。左腕が緩んでいると逆にトゥへ当たりそうだけど、無意識に緩みを何とかしようとしてグリップが体から離れていくようだ。無意識恐るべし。


 で、そうやって球を打っていると、声を掛けられた。なんといつも行くゴルフ工房の若マスターがたまたま練習に来られていたのだ。アイアンの調子をちょっと見てもらい、その後ご自分用に調整したドライバー(地クラブのヘッドにフジクラのシャフト)を打たしてもらったら、これがもうバッチリでドンピシャで官能的インパクト連発。球は勝手にまっすぐ行くし、中弾道で伸びるし、多少芯を外しても球が真ん中に戻ってくる。


 3球打って「これ作って下さい!」と即決。これでもうドライバーに悩まなくて済む(はずだ)。ついでに日替わりの調子もこれでサヨナラか?


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8450/10000)
(素振り:980/10000)

2013/2/19(1199612hit) すぐ打つ


 皆さんすでに御存知の通り、私は人も羨むイケメンで誰からも好かれる性格で天才で努力家で髪の毛もふさふさしてて、まさにジャンプのマンガの主人公のような人間であるのだが、そんな私にもたった1つだけ欠点がある。

 それは構えてから打つまでに5秒ぐらいかかってしまうことだ。自分ではだいぶ直したつもりだけど、まだまだ不十分。こんなに掛かっていてはいけない。スロープレーの原因の1つである。

 これは私が大変やさしく、まあ言い替えれば優柔不断で思い切りが悪いということに起因するわけだが、実は練習場でもセットアップしてから5秒ぐらい掛かることも多く、練習場でこれではコースではひょっとしたら10秒ぐらい固まってるのではないかと思ったりし、これではいけないと治すことにした。

 実はこれを治すのは4度目で、つまり過去3回の努力は無駄になっているのであるが(0.5秒ぐらいは早くなってるかもしれない)、でも問題意識を持ち続けるのは大事だと思い直し、構えたら2秒以内に始動するようにしてみた。


 で、打ってみた感想。予想ではミスが連発すると思われたが、これが以外にもきちんと当たる。むしろきちんと当たるほうが多いかも。

 実は始動でグズグズしてしまうのはスイング中の注意を反芻しているからなのだが、まあ練習場ではそうやって考えながら打ってもいい(そのための練習なんだからね)と思うが、コースへ出たらやはり直前の素振りで注意点をチェックし、実際に打つ時は頭が空っぽのほうが絶対にいいわけで、でないと今課題にしている「思い切って振る」のが難しくなるわけで。


 しかし、この話題はこのウェブをはじめた当初からの懸案なんだよね。12年たっても進歩してないのか。物覚えが悪いこと、それが私の数少ない2つ目の欠点である。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8450/10000)
(素振り:980/10000)

2013/2/20(1199859hit) 「ゴルフ侍」ふたたび


 何となくトイ・ストーリー3を見て、思いがけず2回も泣いてしまった編者ではある。ゴミ処理場の焼却炉で手をつなぐシーンと、最後に主人公アンディが車で去って行く時「みんな、ありがとう」とつぶやくシーン。大人が見たほうが来ますなこれは。



 さて本題。私はこの日記を自分のウェブとブログにアップしているが、ブログにはアクセス解析ツールが付いている。で、1日の訪問者数(100人前後)時間別訪問者数(夜9時から午前1時と、お昼12時〜1時が多い)などの他、「検索ワード」つまり検索エンジンにどんな検索ワードを入れて当ブログを見てくださったのかがすぐ判るようになっている。

 それを見てみると、11月の初めからほとんど毎日、あるワードが検索の第一位になっている。そのワードとは、「アプローチ」でも「54度ウェッジ」でも「きさいちカントリー」でも「トホホ」でも「薄暮プレー」でもなく、

「ゴルフ侍」

なのであった。そう、BSジャパンで毎週日曜日の12時から放送されている、シニアプロ対トップアマの9ホールマッチである。やはり興味を持って見ている方が多いらしい。だって面白いもん。

 この番組については10月24日の日記で書いた。陳腐なことしか書いてないので皆さんがっかりしたと思うが、逆に言うと内容が陳腐でもへっぽこでも「ゴルフ侍」のことを書けば皆が読んでくれるとも言える。という訳で取ってつけたように「ゴルフ侍」のことを書こう。


 この番組では前述したようにシニアプロとそのコースを代表するトップアマが戦うのだが、アマチュアの出場者はほとんどが50代〜60代である。上手いだけなら現役世代でバリバリのクラチャンもたくさんいるだろうし、学生でもアンダーで回る奴もいくらでもいるだろう。

 でも、いわゆるそのコースの「顔役」的な歴代のクラブチャンピオンが出てくるケースが多い。委員やってるとかね。まあ相手がシニアアマなので、あんまり歳が離れすぎると興が削がれるというか話も通じないってところもあるだろうしね。

 でその侍、今まで19回の放送のうち8割ぐらいは建設関係だったような気がする。きちんと調べてないけど。なぜ土建屋の社長がゴルフが上手いのか。恐らく根性と金と時間、この3つが人よりたくさんあるんだろうなとこれまた陳腐な推測。

 あと、学生時代(あるいは卒業後も)スポーツを続けていた人も多い。甲子園球児とか、インターハイ出場とかね。これは体を鍛えてるという意味もあれうだろうけど、若いうちに鍛えたことで「故障しにくい体」を持っているのかなと。量を練習できる体というのも才能の一種だしね。

 腕前の方だが、一口にHDCP2と言っても人によってまたコースによってタイプがぜんぜん違うのが面白い。9ホールの短期決戦、しかもTV番組という非日常だから正確なことは言えないけど、ドライバーが得意な侍もいるし、アイアンやユーティリティが抜群の侍、アプローチが玄人はだしの侍など様々。

 つまりドライバーがそんなにうまくない、アプローチがHDCP10レベルという侍も中には居るということだが、やはりというか流石というか、パットが下手な侍は誰一人としていないのであった。つまりクラチャンになるための最低条件の1つは「パットがとんでもなく上手い」という事になるんだろうね。


 そして最も興味のある「超上級者は人格も上級なのか?」であるが、これはもう「人による」としか言えない。殆どの侍は気持ちのいい人だったけれど、プロに上から目線で失礼なことを言ったり(わざとであってもなくてもゴルファー失格)、言い訳ばっかりしたり(したい気持はよく分かるけど)、自慢ばっかりしたりする人も中にはいた(聞かれてもいないのにホールインワン●回したとか・・・)。

 ゴルフさえしなければ、そして番組にさえでなければその性格は日本中に知られることもなかったろうに・・・・

 って大きなお世話ですかですね。お前は自分のスロープレーを何とかしなさい。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8450/10000)
(素振り:1000/10000)

2013/2/22(1200360hit) 後半グズグズ


 120万ヒット多謝。ごる日々は皆さま読者の応援(読んで頂く)によって成り立っております。拍手ボタンを押せだの寄付しろだの口が裂けても言いません。もしよろしければ末永くご愛顧の程よろしくお願い致します。



 昨日はN谷くんのホーム、加茂カントリーへ。まだ所々に雪が残るなか、今年一番の寒さの中でのラウンドだった。



 同伴競技者はN谷くん、K藤くんといういつものメンバーとO田さん。O田さんは近県同業のゴルファー&サーファーで渋くていい男である。

 ティグラウンドとグリーンはカチンコチン、フェアウェイも硬くて50yぐらいランが出る状態でスタートしたんだけど、前半はボギーペースでいいやと思いながら、2打目は花道を狙いつつ、構えたらすぐ打つ、気持よく振りぬくという事などを考え回ったら5ボギーの41。

 ところが後半は長いクラブはまあまあだったんだけどアイアンとアプローチがいつも通り(つまりまともに当たらなくてダフってばっかり)、パットは3パットが3個、1パット無しで46。

 よくよく思い返してみると前半はただ謙虚に淡々と球を打つだけだったのに対し、後半はスコアのことを考えたり球筋を考えたり良いショットを打とうと考えたりピンに寄せようと考えたりパーを取りたいと焦ったり、つまり雑念だらけで進歩がない。前回もそうだったけど、もう毎回毎回お前は何をしてるんだと。何十年もゴルフをしてて、

 なぜ「目の前の一打一打を謙虚にそして思い切り打つ」という簡単なことすらできないのかと。

 真の上級者になりたいのなら、スイングの事より心のあり方を考えろって思った。



 特に50〜80yの中途半端な距離はグリーンセンターを狙うこと。いい気になってピン狙ってんじゃねーよ>俺。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:84650/10000)
(素振り:1010/10000)

2013/2/23(1200616hit) 防寒対策


 一昨日のラウンドはお昼の最高気温こそ7度ぐらいだったが、風が強くて冷たく、体感気温的には零下35度ぐらいだった、というのはもちろん嘘で、でもだいぶ寒かった。

 しかし私の防寒は完璧。ほとんど寒くない(しかも着ぶくれしない)。ちなみにその完璧な装備とはこうだ。

トップ(肌に近い方から)
 1 ヒートテック肌着(ユニクロ)
 2 ヒートテックタートルネック(同)おすすめ!
 3 カシミアタートルネックセーター(同)
 4 スニードジャックセーター(パーリーゲイツ)
 5 販促品のベンチコート(カート乗車時)

ちなみに2はこれ。薄いので着膨れ感ゼロである。


 あと、この日は着なかったけどもう少し暖かい時はカシミアのセーターの代わりにヒートテックフリースを着用する。フリースは軽いので重ね着しても全然肩こらないし。



 この、「ヒートテック三枚重ね」あるいは「ダブルヒートテック+カシミア+防風蓄熱アウター」でそんじょそこらの寒さはまったく問題ないのであった。ダウンもいいけど、ちょっとモコモコするのがね。


ボトム
 ヒートテックボクサートランクス(ユニクロ)
 ブレスサーモハーフタイツ(ミズノ)
 ウォームイージーパンツ(ユニクロ)おすすめ!



 下もヒートテックの重ね着。この日はたまたまブレスサーモだったけど、足全体を覆うタイツが嫌いなのでハーフタイツ(太腿まで)を愛用している。下の写真はイメージね。でも、この手のタイツ、新素材ではなかなか売ってないんだよね。



 で、皆さんに是非オススメしたいのがユニクロのウォームイージーパンツ。表は防風、裏地はフリース、裾も絞ってあるので風に滅法強い。これさえ履いてれば旭川でも南極でも行けそうな気になってくる。しかも1290円(限定価格)。唯一の問題点は後ろのポケットが1つしかないこと。

 下の写真はそのカーゴタイプで、これならその欠点も解消されるんだけど、カーゴパンツはゴルフには履かない、と自分で決めているので仕方ない。しかしそんな欠点を吹き飛ばすぐらい暖かいんだよねこれ。



 ジャパン・テクノロジーばんざい。ユニクロばんざい。

(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8465/10000)
(素振り:1030/10000)

2013/2/25(1200938hit) 土曜は薄暮・日曜はレッスン


 今日は短信です。

 土曜日はきさいちCCで薄暮プレー。イマイチ。特にアイアンとアプローチ。

 で、日曜日、3週間ぶりに星田ゴルフセンターへ出張に来ているNプロに見てもらう。すると、やっぱり教えてもらってたことが全然できてなかった。

 アイアンでは腰の位置キープ(右腰を前へ出さない、下半身を使いすぎない)。アプは下半身を止め、腕だけで加速して打つ。


 アイアンショット(特に短いの)がコースでダフるのは、右腰が前へ出るとクラブが降りるところが無くなる→振り抜けなくなって減速する→クラブヘッドが下に落ちる(軌道が下がる)→ダフる、という流れらしい。

 あと、下半身が先行する→右肩が下がる→ダフる、というのもある。目からウロコである。

 アプローチも同じで、下半身が動き過ぎる→ヘッドが遅れる→トップする、あるいは→トップしそうだと無意識に察知し、ヘッドを落とすよう調整してしまう→チャックリする、という流れらしい。無意識の「調整しよう」という動きはなかなか治らないので厄介だそうだ。だって、理屈と反対の結果が出るんだもんね。


 もうとにかく、スイングを替えている時は極端すぎるぐらい大げさに、そして徹底してやらないといけないということだ。コースでも例外を作ってはいけないのだ(ホントはコースに出ないほうがいいんだけどね)。愚直に徹底する、結果を恐れない、例外を作らない。このことを頭に叩きこまないといつまでたっても同じ所をグルグル回るだけだもんね。


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8515/10000)
(素振り:1040/10000)

2013/2/26(1201224hit) 素晴らしい人


 ゴルフはその人となりを正確に表してしまう。だから初対面でも18hラウンドすればだいたいその人の性格や生き様が露呈するのだが、知らない人とラウンドする機会が多い私は、色々な人とご一緒しその結果色々なことを学ばせてもらうのである。

 最近、素晴らしいなと思った人。きさいちの薄暮でご一緒した、何度かラウンドしているおじさんなのだが、4人のうち3人で「バック(青ティ)から回りましょうか」と同意しても、1人だけ「じゃあ、私は前から行かせて頂きます」と白ティを選択。

 その方は特別飛ばないわけでもないし、特別上手くないわけでもない。しかし、男性ならわかると思うがこうやって一人だけ前のティから行くと宣言するのは結構勇気がいる行為であり、自分のポリシーを持っていることと強い意志が感じられ、なかなかできそうでできないことなのである。

 私のように、PM2.5ぐらい小さなプライドにより、ついバックティに立ってしまう(もちろん許可された場合だけだが)情けないゴルファーは、1人で前から打つその男らしさに心の底から敬服したのであった。



 あと、私ができないことを当たり前のようにされる人たち。初対面の人とラウンドする場合、同伴競技者の中にはたまに「ヤなヤツ」が混じってるよね。やたら上から目線のヤツとか、偉そうなヤツとか、無神経なヤツ。私は心がせまいのでこういう「ヤなヤツ」バカを見かけるとそいつとはできるだけコミュニケーションを取らないようにする。

 といっても最低限のこと、例えばナイスショットやナイスパーなどの掛け声は掛けるんだけど、そういうやつは中途半端に上手い場合が多いので余計に腹がたったりする(笑)。

 で、そういうイヤな同伴競技者に対し、気持よく笑顔で話しかけたり世間話が出来る人がいる。素晴らしい人である。最初はその無神経さに気づかない鈍感な人なのか?と思ったり(←こんなことを考えるなんて俺はなんて「ヤなヤツ」なんだろう)したのだが、そうではなくただ単に私の心が普通の人よりも狭いだけだと思い当たった。人を外見で判断したりするし(←だめじゃん)。


 だから、そういう心の広い人は素晴らしいなと思った。あと、さりげない気遣いが出来る人とか、コースを大事にする人とかも素晴らしいなと思った。



(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8515/10000)
(素振り:1040/10000)

2013/2/27(1201478hit) ツアーチャンプ+ランバックス タイプS


 それはまさに衝動買いであった。2月18日に書いた通り、3球打って購入を決めたドライバーが届いた。いや、正確にはずっと前に届いてたんだけど。もちろん、Gゴルフ工房で作ってもらったのである。

 ヘッドはツアーチャンプ・クアトロXG。いわゆる「地クラブ」である。



 そしてシャフトはフジクラが誇るランバックスの新製品、タイプS。よく分からない(笑)。



 今まで私は、シャフトなんて替えても球はそう変らないと思っていた。どれでも一緒とまでは言わないけれど、シャフトの球筋に及ぼす影響は、スイングそのものの影響を10とすると2や3ぐらいだと思っていた。

 でも違った。5か6,いやスイングと同じぐらいの割合でシャフト(やヘッド)は球筋に影響を与えるということがこのクラブを使ってはっきり分かった。打った瞬間「あ、チーピン」と思った球がフックで収まる。「とんでもないプッシュスライス」と思った球が軽いスライスで落ち着く。「ヒール球」がしっかり飛んでいく。今まで多くのドライバーを打ってきたけど、ここまで劇的に変わったのはこいつが初めてだ。

 もちろん、attasも気持ちよく振れた。それ以前に使ってたディアマナカイリも素直で好きだ。しかし、スイングミスを修正してくれるお助け度はこのランバックス、群を抜いていると思う。

 一般的に、飛距離はヘッドが、球筋や振りやすさはシャフトが作るといわれる。つまりシャフトがどれだけ良くてもヘッドがスカタンなら飛ばないし、いくら良いヘッドでもシャフトのせいで台無しになることもあるということだ。そう考えると、自分のスイングがわかっていてヘッドやシャフトの特性を自分で判断できるプロや上級者を除き、

 一般のゴルファーこそ自分にあったヘッドとシャフトを組んでもらうべき

 ではないのかなあと思ったり。え、自分はスイングが固まってないから意味が無い?そうでもないらしいのだ。これについてはまた後日。


(ドリルB:1812/10000)
(アプローチ:8555/10000)
(素振り:1060/10000)


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