日記146

2007年10月16日〜31日


去年までの日記

今年(2007年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半
3月前半 3月後半
4月前半 4月後半
5月前半 5月後半
6月前半 6月後半
7月前半 7月後半
8月前半 8月後半
9月前半 9月後半
10月前半 10月後半

  2007/10/16 (650051hit) 富士通レディス


 さて、男子ツアーはそういう訳で珍しく白熱した試合だったのだが、女子もそれに負けず劣らず素晴らしい試合だった。

 21歳同士のデッドヒート。性格も、見た目も、(多分)ファン層もまったく違う2人の一騎打ち。片や「雑草魂・おぢさんのアイドル・けなげでマイペース・純日本系おっとり派・食べ物に例えたら肉まん、飲み物に例えたらおしるこ」のさくらと、「坂田塾出身のエリート・今風のルックス・イケイケネーチャン系激情派・食べ物に例えたらBLTバーガー、飲み物に例えたらスタバのキャラメルマキアート」の桃子。

 勝負はさくらの「うっちゃり」でカタがついたという感じだろうか。

最終日、2人のスコア
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 OUT 10 11 12 13 14 15 16 17 18 IN total
par 5 4 4 3 4 4 5 3 4 36 5 4 4 3 4 4 5 3 4 36 72
さくら 34 35 69
桃子 34 36 70

 ホールバイホールを見ると、桃子1打リードでスタートしたが、さくらがまずは4番のバーディで並び、5番桃子のボギーで逆転。しかしそこから2連続バーディで桃子が再びトップに返り咲き。さらに後半も15番までにさくら1オーバー、桃子2アンダーとこの時点で4打差がついた。

 残り3ホールで4打差。何事も起こらなければほぼ決まりのはずだった。さくらも「二位で仕方ない(本人談)」とのびのびとプレー。しかし16番でまさかのバーディ・ボギーで2打差。難しい17番でさくらがバーディ。そして1打差で迎えた18番。

 桃子が80cmのウイニングパットを外し、プレーオフへ。ちょうどさくらの表情をアップで撮っていたカメラは、桃子がパットを外したとたん目を大きく見開き、「うそ・・・」とつぶやくのを捉えていた。まあつまりそれくらい意外な結果だったのだろう。

 プレーオフ(18番パー4)1ホール目は2人とも4〜6mのバーディパットを入れ合うという血湧き肉躍る展開。しかし、同じ18番を使った2ホール目は、劇的な幕切れだった。

 ティショットを曲げ、2打目をファーストカットまで出すだけだった桃子に対し、バンカーからのスーパーショットで再びバーディチャンスにつけたさくら(そう、さくらが先にグリーンオンさせたのも勝負のあやだった)。

 桃子の3打目にプレッシャーがかかる。しかしボールは絶対に入れてはいけない、グリーン手前の垂直な壁を持つバンカーへ。まともにピンを狙う事は不可能。ここで99%以上は勝敗の行方は決まった。

 しかし、4打目を横へ出し、次の5打目でチップインのボギーなら、さくらが3パットする可能性だって数%はあるんだから、まだ諦めてはいけなかったのだ。

 桃子の横へ出すバンカーショットは、着地地点の確認もせず、バックスイングが小さめの萎縮したショットでショートし、バンカーを脱出できず。このショットは今までの素晴らしいつばぜり合いに水を差す残念なものだった。

 結局6オン2パットのクァドループルボギー。さくらは順当にパーで歴史に残る逆転優勝。敗因は80cmのパーパットを外した事でなく、緊張の糸が切れちゃった桃子の、その性格によるものではないかと私は思った。

 これで桃子は2週連続プレーオフ敗退。誰よりも勝ちたいという気持ちが強く、それ故に気持ちが空回りしてしまったのか。だから、その糸が切れた瞬間に力が抜けてしまったのか。

 でもまあ、まだ21歳だもんね。これからどんどんうまくなって、心も大人になって、またいい試合を見せて欲しいなあと思ったのであった。

スクワット4425回(自粛中)
腹筋3450回(+50)
腕立て2650回(+30)

  2007/10/17 (650460hit) ゴルフ肘・その後


 昨日の文章中に、重大な事実誤認がありました。プレーオフ2ホール目で上田桃子がグリーン手前のバンカーに入れたのは2打目ではなく、3打目でした。従って、バンカーからのショットは4打目になります。上田桃子さん、関係者の方にお詫び申し上げます。



 さて、今年の3月に左肘を痛めて(ゴルフ肘)半年が過ぎたが、お陰様でほとんど回復した。今日はその軌跡を振り返っておこうと思う。

 っていうか、実は、ブログのリンク元URLを見ると、毎日のように「ゴルフ肘」を検索ワードとして拙ウェブ(ブログ)にたどり着いて下さっている方がいるのだ。だから、「ゴルフ肘」というキーワードを使って日記を書くともっとヒット数が増えるかな、というすけべ根性がないと言えば嘘になる。まったく「ゴルフ肘」様々である。ああゴルフ肘よゴルフ肘(もういいって)。


 私の場合、3月の初めから左肘の外側が痛み始め(力を入れた時だけだけどね)、その2週間後にはその痛みのためマグカップすら持ち上げられなくなった。色々とネットで調べて間違いなく「ゴルフ肘」だと確信。このあたりの事はこの日の日記(又はブログ)に詳しく書いた。

 で、最初のうちはヒマがあれば指圧をしたり冷やしたり(急性期)暖めたり(慢性期)していたのだが、まあ気持ちましになる程度であった。

 あと、今にして思えばやっぱり徹底的に筋肉を休める事が一番良かったのだろうが、週1〜2回の練習はともかく週1〜1.5回(薄暮プレーね)のラウンドを休むと私の命が危険なぐらいパニックになる可能性があるので練習は減らしたがラウンドはし続けた。

 その代わり、ラウンド中は必ずサポーターを付けるようにした。ごるふ用ではなく、薬局に売っているようなシンプルな筒状の物である。本格的な巻き付けるタイプの物にしようかとも思ったのだが、まあ安いタイプでまずは良いかなと(ホントは高くて買う気にならなかったのだ)。

 1500円ぐらいのサポーターだったが、これがまあ付けるのと付けないのとでは全然違うんだよね。付けない時の痛みを10とすると、付けた時は4か5になる感じ。何より安心して手が動かせた。でも、ラウンド後にはさすがに痛みがぶり返す。

 あと、痛い時はフェルビナクの塗り薬(ゼノールエクサム)を塗ったりしていたが、10の痛みが9か8になる程度だった。まあつけないよりはまし、という程度かな。


 しかし、そういう事を数ヶ月繰り返しているうち、それこそ薄紙を剥がすかのように痛みが引いてきた。夏頃つまり4〜5ヶ月経ってようやく、痛み止めを塗る回数が極端に減り、サポーターも痛みを和らげるためというより予防とか念のために着けるだけになってきた。でも、日常生活ではまだ半ば無意識ながら、左の肘に負荷が掛からないよう気をつけていたと思う。

 そして半年。気がつけばサポーターなしでもまったく問題なくラウンドする事ができるようになっており、95%回復したと自己判断(ちなみに病院へは最初から行っていない。湿布薬を渡されて終わりだと思ったしね)。残りの5%は、痛かった場所を押すと今でもわずかに鈍痛がある事と、ラウンド後にほんの少し痛みが強くなるためだ。でも、これも日にち薬だろう。

 というわけで、ゴルフ肘に悩む方に少しでも参考になれば。でも、あくまで私個人の体験に基づく話なので、他の色々なウェブも参考にしてね!

 ゴルフ肘のまとめ

 ★すぐ直そうと焦らず、気長につき合うつもりで(毎週ラウンドしても半年で直りました)。。
 ★痛み止めや湿布はあんまり効果ありません(人によると思うけど)
 ★やっぱり休ませるのが1番(だと思う・・・)
 ★ラウンド・練習するならサポーターは必須(シンプルなものでOK)
 ★やっぱりお医者さんへいった方がいいと思います(説得力なし)

スクワット4425回(自粛中)
腹筋3450回(+0)
腕立て2700回(+50)

  2007/10/19 (651192hit) グリーン上の悪夢ふたたび

10/18・きさいちCC・松竹+梅・Bグリーン・Par107(コースレート68+33)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 18h
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 3 5 7 4 3 4 5 5 40 4 3 7 8 4 4 5 5 4 44 84
+3 +3
put 2 2 3 2 1 2 1 2 2 17 2 2 3 5 1 1 2 2 2 20 37
topics     *1 *2         *3       *4 *5             
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 27h 18h
換算
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 107 72
score 4 5 4 5 5 4 3 5 5 40 124 83.4
put 1 2 2 1 2 2 1 2 2 15 52 34.7
topics         *6 *7     *8    

*1・・・1m以下のパーパットを外す。ヘタクソ!トホホ度2

*2・・・ティショットを派手に引っかけOB。5打目を1mに付けるも、これを外す。根性なし!トホホ度2

*3・・・80cmのパーパットを外す。スカタン!トホホ度3

*4・・・ティショットは右ラフのディボットへ。そこからチョロして30ヤードしか飛ばず。3打目はトップして木に激突。4打目で奥へオン。最初のパットが2mオーバー。返しも入らず。トホホ。トホホ度5

*5・・・3打目でピン下5mに付ける。ここのパーオンは珍しい。トホホ度5+ボーナス5

*6・・・80cmのパーパットを外す。大バカヤロウ!トホホ度3

*7・・・2mのバーディパットを外す。逝ってよし!トホホ度1

*8・・・1.2mのバーディパットを外す。1からやり直し!トホホ度2

ウホホ26.5p(0p+パー1.5pX15+寄せワン1px4)VSトホホ28pでトホホの勝ち!わーい・・・orz
(ウホホ25勝22敗)。

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア(18H換算)
Scoring average
9ボギー
1ダボ
2トリプル
83.4
(+11.4)
82.8
平均パット数
Putting average
1.926
(34.67)
1.883
(33.90)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0
(0/27)
5.96
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(15/27)
53.8
(9.7/18)
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
88.9
(24/27)
83.7
(15.1/18)
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(12/27)
45.2
(8.1/18)
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
85.2
(23/27)
84.7
(15.2/18)
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
42.9
(9/21)
62.0
(8.7/14)
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard)
Driving Distance
226.7 224.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
36.4
(4/11)
38.2
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
75.0 70.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 57.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
67.5 65.1
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
65.9 66.9

 唐突ですが編者hiroへの質問コーナー!


 Q1:あの、竹コース4番ホールのパット数が5になってますが、何かの間違いでは?

 A1:昨日は大変いい天気で、素晴らしい1日でした。

 Q2:いや、そうじゃなくて、5パットしたのですか?

 A2:左ひざの方はサポーターで何とか持ちましたが、やはり無意識にかばうようですね。

 Q3:・・・。あなた、確か2ヶ月前にも5パットしてますよね?

 A3:バーディが1つもなかったのは残念でしたが、まあ実力でしょうね。

 Q4:3パットや4パットはあっても、5パットというのは考えられないですよねフツーは?

 A4:ドライバーは先週に比べると良くなかったです。

 Q5:これは技術的な問題もさることながら、何か致命的な欠陥があるのでは?

 A5:アイアンはまずまずでしたが、まだ安定感に欠けますね。

 Q6:50cmぐらいなら雑に打っても入れれるという驕り高ぶりがあるんじゃないですか?

 A6:アプローチですか?良いものも悪いものもありました。

 Q7:つまり、ちょっといい気になってるんじゃないですか?

 A7:・・・・・・・。そうそう、一緒にラウンドした人が私と同じアイアン使ってたんですよ。はは。

 Q8:普段偉そうに色々な物事を批判をしてるクセに、自分の事は棚に上げるつもりですか?

 A8:あ、朝早くスタートしたので、昼食は10時に食べてね。これじゃ朝ご飯だよね。

 Q9:全然質問に答えてないじゃないか!いい加減にしろ!


 A9:好きなオヤツはカールのうす味です。

 Q10:おい!答えないなら、この質問形式の日記にどういう意味があるんだ!

 A10:やかましー!!うるさい!!だまれ!!もう、頼むからそっとしておいてくれ!っていうか、お願いだから・・・。もう何も聞かないで・・・トホホホホホホホホ・・・・

スクワット4425回(自粛中)
腹筋3510回(+60)
腕立て2700回(+0)

  2007/10/20 (651585hit) 先週と今週の違い


 というわけでピリッとしないラウンドだったが、寝不足・左ひざ不安・パット練習なしなど、先週と同じような条件だったのに先週は「ショットウホホ、パットまずまず」で今週は「ショットそこそこ、パットホホ」なラウンドというのは何故だったのか、今日はそのあたりを真面目に考えてみる事にした。

 
行間コラム
ここで、ごる日々用語を整理しておこう(あの、読み飛ばして下さって結構です)。

hiroは自分のショットの出来をいくつかの段階に分けて表現しているのをご存じだろうか?
知るかそんな事!っていうかどうでもいいですね。

でも一応かいておくと、分類は全部で8段階あり、例えばパー3のティショットで考えると次のようになる。

かいしんのいちげき! 良いスイングで芯を喰った球が、狙った方向・狙った高さ・狙った曲がりで
飛んでいき、ピンそばにオン。年に2回ぐらいしか出ない。
ウホホ 良いスイングで芯を喰った球が、そこそこの方向に狙った高さ・狙った曲が
りで飛んでいき、グリーンにオン。1ラウンドに1回ぐらいしか出ない。
まずまず 良いスイングでまずまずの当たりの球が、まあ許容できる範囲の高さ、曲
がりで飛んでいき、グリーンにオン。1ラウンドに2回ぐらいしか出ない。
まあまあ 良いスイングでまあまあの当たりの球が、まあ許容できる範囲の高さ、曲が
りで飛んでいったがグリーンに乗らなかったりピンの反対に乗ったりショート
したりした場合。1ラウンドに4回ぐらいしか出ない。
そこそこ そこそこのスイングでそこそこの当たりの球が、グリーン周辺に飛んだ場合。
あるいは想定外の曲がりをした場合。
イマイチ スウィングが悪く、当たりもイマイチで、結果も当然イマイチの場合。
トホホ スウィングが悪くて「がき」とか「ごき」とか「ぺち」とか「コーン」とか「どふ!」とか
「ぐちゃ」とか、まあ最悪の感触で球が飛んでいったり、またアドレスを取った段
階から全然違う方向を向いていたり、打ってはいけないところに狙いすましたよ
うに飛んでいったりした場合。1ラウンドで5発は出るな。
トホホホホホホホホホ ほとんど全てのショット。

 1,ラウンド前日の練習

 先週は練習したといっても日曜日の薄暮ラウンドと火曜日の2回。それに対し、今週はラウンド前日つまり水曜日に練習へ行った(100球だけだけど)。これが良くなかったのかもしれない。ラウンド前日の練習はやっぱり避けた方が良いかと。

 2,過信があった

 先週あれだけ悪い条件でまずまずのラウンドだったから、今週もまあ多少条件が悪くてもまずまずのラウンドができるだろうというまあ極悪非道で阿鼻叫喚な(というのは大げさだけど)思い上がった俺は反省するように。

 3,そんな日もある・・・?

 パットがとにかく気持ち悪かったのよ。ショートパットではヘッドが真っ直ぐ出ない、中くらいから長いパットでは芯に当たらない、どうも気持ち悪い状態が続いて、まあそんな日もあるかなとってそれはお前練習不足やろもっと真面目に練習しろ。

 4,ヘタだから

 腕がまだまだヘボだから、1週間でショットや成績が変動する。

 5,ごるふの神様の気まぐれ

 人智の及ばない事もある・・・かも。

 6,先週が奇跡だった

 そう思いますハイ。

 7,で、どうして5パットしたの?

 好きなオヤツはハッピーターンです。

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  2007/10/21 (651844hit) LPGAが熱い


 日本女子ツアーの賞金女王争いが華僑である・・・って中国人ですねそれでは。佳境だ。

 今年は賞金ランキング対象試合が36試合あって、先週の富士通レディースがちょうど30試合目。それが終わった段階の賞金ランキングがこちら。

順位 名前 獲得賞金(約) 勝利数(2位)
1位 上田 桃子 1億1410万円 3(6)
2位 横峯 さくら 1億014万円 3(5)
3位 全 美貞 9212万円 3(1)
4位
張  娜
7896万円 4(0)
5位
不動 裕理
6904万円 2(3)
6位
諸見里しのぶ
6768万円 1(2)
7位
大山 志保
6499万円 2(3)
8位
飯島  茜
5296万円 2(0)
9位
佐伯 三貴
4878万円 1(0)
10位
福嶋 晃子
4778万円 2(0)

 特筆すべきはやはり上田桃子の強さだ。出場24試合中棄権した1試合を除き全て予選通過。さらにトップ10を外れたのがわずか4回しかない。さらにここ5試合に限ると2位が3回、6位が2回と抜群の安定感を誇る。

 去年の平均ストローク(72.6341)から今年は1.75も縮めている(70.8844)。これは驚異的な成長といっても過言ではないだろう。故障など突発的な事がなければまず史上最年少賞金女王は堅いかと。

 しかし、第3コーナーでどんどん追い上げてきたのが横峯。彼女の戦績も上田に負けていない。出場21試合中、同じく棄権した試合が1つあるが、全て予選通過は桃子と同じ。良い時と悪い時の差はあるが、5位以内に入っているのが13回(62%)は地力があるということだろう(ちなみに桃子も5位以内が13回だが確率は54%)。

 好調を維持しつつ終盤を駆け抜けられればチャンスはあるが、安定感という意味では桃子に軍配が上がりそうだ。さくらは欲がないしね。残り6試合のうち、2つ勝てばチャンスはあるかもしれないけど、桃子も黙ってみていないだろうし。


 3位の全 美貞は春先の3連勝が記憶に新しい。それ以降もいいところまでいくが優勝には一歩届かないゴルフが続いている。よほどのことがないと逆転は厳しいだろう。

 4位の張 娜は、何と勝ち頭。しかし予選落ちが4回、トップ10も2回だけとどうも良い時と悪い時の差が激しいようだ。ゴルフ歴6年(20歳から始めた)という経験の浅さゆえだろうか。

 5位は不動。すっかり「元女王」という呼び名が定着してしまった。もう全盛期は過ぎてしまったのだろうか。ところで彼女、だいぶ●ったよね?何でかな?

 以下、 諸見里しのぶ(最近江連コーチが桃子ばっかりかまってカワイソウ。でも依存を断ち切るいいチャンスだよ)、大山志保(2勝はさすが)、飯島茜(この子も将来のJPGAを背負って立つ名プレイヤーになるだろうね)、佐伯三喜(個人的には大注目してます)、福嶋晃子(先日のゴルフ番組で不調って言ってたけど、それで2勝してるんだもんね)と続く。

 こうして見てみると、やぱり若手・中堅・ベテランとバラエティに富んでいて、しかも皆キャラが立ってるよね。個性が強いというか。これが人気の大きな理由じゃないかなと。だって、誰か1人がもし抜けても、面白さがほとんど変わらないもんね。

 男子プロの方は片山、宮里兄弟といったスター選手以外は言っちゃあ悪いが十把一絡げという感がなくもない。かろうじて個性があるのは谷口、伊澤、矢野、横田、立山、星野、すし石垣ぐらいだろうか。

 っていうか、マルちゃんや田中秀道、ジャンボのような、感情移入できるプロ、何となく好きになるプロ、圧倒的なカリスマ性を持つプロがいないんだよねぇ。みな小粒というかサラリーマン的というか。

 ところで、今、誰が賞金ランキング一位だったっけ?っていうか、今週男子の試合ってやってたっけ?

(谷口です。やってます)

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腹筋3510回(+0)
腕立て2800回(+50)

  2007/10/22 (652052hit) パットについて


 昨日はダメもとでホームコースへ電話(いつもは日曜日はいっぱいでほとんどできないんだよね)をすると、すぐなら薄暮プレーをラウンドできるとの事。あわてて駆けつけた。

 今の季節はちょうどクラブ選手権の真っ最中。グリーンは1年で一番速く仕上がっていて(といってもスティンプメーターで9ぐらいだと思うけど)、いつものフィーリングで打つと倍近く転がる。イヤな予感をひしひしと感じつつスタート。というわけで、5パット男の私の成績は・・・

 20ショット21パットの41

 えっと、喜んでいいやら悲しんでいいやら。

 喜ぶべきは9ホール中7ホールのパーオン。奇跡に近い(「近い」じゃなく奇跡そのものだな)アイアンの切れで、2番のパー3(5アイアン、まあまあの当たりがやや右へ真っ直ぐ飛び、バンカーへ)と9番のパー4(8アイアン、イマイチの当たりでトップ目のスライス。右手前にショート)以外、全てパーオン。祭りの予感。

 その2回のアプローチもまずまず(バンカーからピン上へ2m、ピッチショットでピン上1m)の結果で、やればできるじゃん俺!(あの、こうして無理にでも自分を誉めとかないと、後でパットを語る際に落ち込んでしまうので・・・)

 さらにドライバーも何が良かったのか出だしから4ホール完璧な当たり&フェアウェイキープ。後半ややプッシュしたりスライスしたりしたけど、想定内の曲がりで済んだ。7ホールでフェアウェイキープ率86%!やるじゃん俺!(自分自身を一生懸命勇気づけてます)

 ・・・・・・。

 しかし。



 1番、ピン上6mから速い事を意識しすぎて1.5mショート。でこれを外すんだな。グリーンが速くなると芯にしっかり当たった良いストロークのパットしか通用しないのね。3パットボギー

 2番は上からの2mを1mオーバー。2パットボギー

 3番、下から5mのバーディパット、1.5mオーバーして返しも入らず。何やってるの?3パットボギー

 4番、20m以上のパットが残るも、下1mに付けて何とか2パットパー。

 5番、下から4mのバーディパット。また1.5mオーバーして入らず。3パットボギー

 6番パー3は6mの下りを70cmショートしてこれを沈める。2パットパー。

 7番、15mをOKに。2パットパー(このパットが一番良かった)。

 8番、上から6m、速いと判っててまたもや1mオーバーさせる。何とか沈めて2パットパー。

 9番、3打目がピン上1m、速くて右へ切れるライン。デリケートに打ったつもりがピンを越えてから曲がり出しやがんの(つまり強すぎたってことね)。返しの1mを何とか沈めて2パットボギー



 結論:パットは初心者並み・・・orz

スクワット4425回(自粛中)
腹筋3510回(+0)
腕立て2810回(+60)

  2007/10/23 (652503hit) 隠さないで!


 といっても赤福の不祥事や頭髪におけるカツラの話ではない。

 たとえばの話、「狂ったように(人の事は言えない>俺)ごるふをしているゲーノー人は?」と問われたら、ちょっと考えるだけで(男性のみ、敬称略)、

渡辺 裕之
石田 純一
里見 浩太朗
西岡 徳馬
細川 たかし
松崎 しげる
中村 雅俊
野口 五郎
小倉 智昭
栗田 貫一
渡辺 正行
オール巨人

 とスラスラと出てくる訳である(・・・というのは嘘で、ネットで調べた)が、この上に挙げた人たちの共通点が判るだろうか?答えは、

「それなりの大御所(そこそこの年齢)」
「芸人が少ない」


である。つまり、若手(40歳代以下)と芸人が殆どいないのだ。では若手や芸人はゴルフをしないのか?そんな訳はない。彼らはひた隠しに隠しているのだ。


 一般的にゲーノー人や芸人は気が狂うぐらいゴルフをしていてもそれを隠す傾向があり、上に挙げた人は例外なのである。ではなぜ隠すのか?もちろん先輩やファンの人から反感を買うからである。

 上に挙げた例外の人たちはすでに芸能界でそれなりの地位を築いており、ある程度固定したファンが付いている人たちなのでもう隠す必要がない。ゴルフをしている事を仕事に結びつけている人もいるし。

 つまりTVにおける「デブキャラ」「オネエキャラ」の如く、「ゴルフキャラ」としての地位をも確立しているのだ(若くしてゴルフ好きを公言しているのはえなり君ぐらいだが、彼は橋田ファミリーとしてすでに大御所で、固定ファンも付いている(?)からこれも例外)。


 芸事の世界は上下関係が厳しく、先輩を差し置いてごるふにうつつを抜かしたりしてはいけないのだろう。もちろん、スコアで勝つ事なんて御法度中の御法度。そんな事になれば仕事を干されたり上履きに押しピンを入れられたりしていじめられ、哀れな末路が待っている。

 さらにゲーノー人は人気が命。特に嫉妬やひがみが大好きな中年のおばさんたち(あの、あくまで一般論です)にそっぽを向かれたらTV業界で生きていくのは不可能だ。そんなこんなで、皆必死に隠しているのだろう。


 では、芸人の大御所はどうかというと、これはイメージ作りのためだと思われる。TVでバカな事をしていて笑われる対象(つまり視聴者は彼らをある意味「下賤な者たち」として見ている)が、自分よりはるかにいい家に住んでいい車に乗っている(現実的にはそうであっても)事を自慢したりすれば、そのギャップからたちまち反感を買われるわけだ。そして「ゴルフをしている事」はその象徴なのだろう。

 だって、タモリやさんまや島田紳助が熱心にゴルフしてるのを見ると(そしてムチャクチャ上手かったりすると・・・実際は知らんけど)、ある意味興醒めするでしょ?一般論として。

 また、あのイチローですら、ある番組で「(早すぎると思って)30歳になるまではゴルフを自分の中で封印してきた」と言っていた。まあこれは克己心の現れとも言えるけど、スポーツの世界でも妬みひがみはスゴイもんね。

 ついでに私も(イチローと同列に扱うところは平にご容赦)、小さい頃からごるふは大好きだったけど本格的にごるふをしだしたのは7〜8年ほど前の30歳代半ばからだし、それまではまあもちろん貧乏だった事もあるけど、ごるふにのめり込むには「まだ早い」という気持ちや「贅沢だ」「仕事をしろ仕事を」「家庭が大事だろ(その頃はまだ息子が小さかったからね)」という気持ちがあった。

 実際、20歳代でごるふにのめり込んでいる人を見ると、やっぱり羨ましいという気持ちを通り越して軽く嫉妬してしまうのだよ私もケツの穴が狭いから。


 しかしだ。それでもなお、若手のゲーノー人や芸人(特に人気も実力もある人たち)には仕事をするのと同じぐらい真面目にゴルフをして、それを隠さないで欲しいのだ。何故か。君たちがごるふをしている事を隠しているうちは、ごるふに対する偏見が消えないと思うからだ。いやむしろ隠す事で偏見を加速しているのだ!

 オヤジのスポーツだ、接待の道具だ、格好悪い、あんなのスポーツじゃない、お金がかかる、敷居が高い、止まっている球を打って何が面白い。そういった偏見(あながち間違ってはいない項目もあるけど・・・)を、あっけらかんと明るくプレーする君たちの力で払拭して欲しいのだよ私は。

 本来ならそういう指命はプロゴルファーの仕事だが、彼らにそんな事をする力はない。統括団体にはなおさらない(それどころか偏見があるとか正そうとかすら思っていないだろう)。だから、君たちがごるふにもっと市民権を与えるために頑張るんだ!っていうか頑張って欲しい。っていうかお願いします。

 それと、若い女性タレントやジャニーズ系のイケメンたちもどんどんプレーして下さい。そして、もっとオネーチャンたちがゴルフに興味を持ってくれるように・・・・って結局それが本音かーい!

スクワット4450回(+25)
腹筋3550回(+40)
腕立て2840回(+30)

  2007/10/24 (652879hit) ゴルフコースのウェブページ


 今までトップページを飾った写真を並べていた「写真館」のコンテンツを削除し、代わりに「(私が)今までラウンドしたコース」という新コンテンツを立ち上げました。御用とお急ぎのない方は暇つぶしにどうぞ。

 「写真館」はまあぶっちゃけて言えば片手間仕事というかすき間埋めコンテンツで、よく考えれば芸術性もない素人の写真を並べても何の面白みもなく、そもそもそれらの写真に思い入れがあるのは私だけであり、さらにご一緒させて頂いた皆様の顔が常設コンテンツにいつまでも出ているのは良くないのではないかと、かようにまあ思った次第で、はい。

 で、新設した「今までラウンドしたコース」だが、よく考えればこれも資料的価値がないわけではないものの、独断と偏見であり貧弱なボウヤ的内容であり、ブルワーカーで鍛えたくなるシロモノではある。でも今日やっと各コースへのリンクを貼り付け終えたので、多少はマシになったかと。

 しかし、今回調べて思ったが、一口にごるふ場のウェブページといってもそれはまあ色々あって面白かった。プロが作っている豪華なもの、素人が作ったと丸わかりの質素なもの、コースメンバーを対象にしたもの、初めてのビジターを主な対象にしたもの、グループがまとめて作っているもの、コースが独自で作っているもの、フラッシュなどで手が込んでいるもの、2時間ぐらいで作れそうなものなど。

 中でも好感が持てるのは、

★コースレイアウトと攻略法がイラスト付きで載っているもの(できれば印刷用のページがあると最高)
★手作りで一生懸命作っているという感じがするもの
★シンプルで必要十分な情報が得られるもの
★コースの歴史などもきちんと書かれているもの
★コンテンツがメンバー向けとビジター向けにある程度分けられているもの

 といったところである。逆に、ちょっと・・・と思うものは

★トップページにアクセスするとフラッシュ画像を長々と見せられるもの
★情報過多で何が何だか判らないもの
★ググった時、オフィシャルウェブページが一番上に来ないもの
★トップページに支配人の顔写真と挨拶が載っているもの
★コースレイアウトが載っていないもの
★コースのウェブが存在しないもの(笑)

 といったところか。最後の1つは見たくても見られないけどね。

 つまり、各コースのウェブページを覗くと、本当に利用者サービスのためにウェブを立ち上げたのか、それとも支配人に「おい、うちもそろそろインターネットのヤツを作れ」と命令されて体裁だけ繕うために立ち上げたのかが判るわけで、つまりそのコースが本当に来場者(ゴルファー)の事を考えた経営をしているのか、支配人や経営者の方を向いて仕事をしているのかがはっきりするのである。

 で、そんなコースへ行くと、えてしてキャディさんの教育が悪かったり、レストランの料理が高いのに不味かったり、コースメンテナンスが悪かったりしたりするのだ(いや、経験ないけど・・・って、ほな書くなよ>俺)。

 そもそも、スカタンなウェブや見かけだけカッコイイウェブを作っても逆効果なんだけどね。そこの所を「インターネットのやつ」などという支配人は肝に銘じて頂きたいと思うのであった。と同時に、そんな事を書いてるお前自身のウェブはどうなんだ?情報過多で中途半端なコンテンツが多くてごちゃごちゃしてて・・・うん、反省しよう。と思うのであった。

スクワット4490回(+40)
腹筋3510回(−40・・・昨日書いたけどするの忘れた)
腕立て2900回(+60)

  2007/10/26 (653612hit) パーオン率27.8%。

10/25・きさいちCC・松竹・Aグリーン(!)・Par72(コースレート68)・曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 18h
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 6 4 6 4 3 4 6 5 43 5 3 6 5 4 4 5 4 4 40 83
+3
put 2 3 1 2 2 2 1 2 3 18 1 1 1 2 1 2 2 1 1 12 30
topics   *1   *2         *3   *4   *5         *6     

*1・・・本文参照。トホホ度5

*2・・・3打目うまく打つも1mショートしてグリーンに乗らず。4打目をチャックリ。3mのパットが入らず。トホホ度2

*3・・・最初のパットが1.5mオーバー、それが入らずという何の変哲もない3パット。トホホ度2

*4・・・本文参照。ボギーだけどウホホ度1

*5・・・ティショットが派手なプッシュスライスで打った瞬間OB。トホホ度2

*6・・・ティショット右ラフ。でも浮いていたので2打目7Wでグリーンエッジまで。3打目を1mに寄せて、これを沈めて(いや、たまたま入ってですはい)嬉しい初バーディ。ウホホ度3


ウホホ22p(4p+パー1.5pX8+寄せワン1px6)VSトホホ11pでウホホの圧勝!わーい・・・(^^)/
(ウホホ25勝22敗)。

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
7ボギー
1ダボ
1トリプル
83
(+11)
82.8
平均パット数
Putting average
1.667
(30)
1.879
(33.82)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.95
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
50.0
(9/18)
53.7
(9.7/18)
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
88.9
(16/18)
83.8
(15.1/18)
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8
(5/18)
44.8
(8.1/18)
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
84.7
(15.2/18)
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
35.7
(5/14)
61.5
(8.6/14)
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard)
Driving Distance
238.6 224.7
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50.0
(6/12)
38.5
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.1 70.4
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 58.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
71.4 65.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
63.9 66.8

 さて、この日の目標は5パットしない事(笑)・・・ではなく、良いイメージでパッティングストロークする事(そしてあわよくばパット数を平均以上にする事)であった。薄暮プレーも含めて、ここ何回か不甲斐ないパット数が続いているからね。

 でまずその結果は、ビミョー・・・なんて書くと「30パットだったら上出来だろ!!それをビミョーっておまえ何様?ヨン様?拝啓おふくろ様?(←誰も知らんって)」とか言われそうだが、それには理由がある。だって、パーオン率が27.8%つまり18ホール中5ホールしかパーオンしていないのだよ。

 アイアンは悪くなかった。しかし、ちょっとショートしたりちょっとグリーンをこぼれたり(10月20日にご紹介した「まあまあ」というヤツです)して、13ホールパーオンできず。で、そのパーオンしなかった13ホールのうち、1パットのパーやボギーだったのが7ホールもあったのだ。

 だから、パットが良かったというよりも、アプローチがたまたま良かった(あるいはアイアンの詰めが甘い)と言うべきなのである。

 まあでも、ここぞというパット(外せばダボになる1.5mとか、1mのバーディパットとか、5mのパーパットとか)が良いイメージで打てて、いくつか入ってくれたので良かったかなと。フォロースルーを右手で押すのではなく左手で引っ張るイメージ(忘れてた)が功を奏したような気がする。


 次に、印象に残ったホールを振り返ってみよう。振り返らなくてもいいような気もするが、そう言い切ってしまうとこの日記の存在意義がなくなってしまうので強引に振り返る事にする。

 2番ホール、196ヤードパー3(うーんAグリーンはやっぱり距離が長くて楽しい)。やや打ちおろしで10ヤードマイナス、ピンが手前なのでさらに10ヤードマイナス。実質176ヤードを6アイアンで。ちょっと上体が突っ込んでプルフック。そちらにはOBが。ヤバイ・・と思ったら木に当たって左へ返ってきてくれた。ラッキー!

 2打目はマウンドを越えてダウンヒルのすぐ先にピン。フツーのアプローチでは寄らない(っていうか、寄せようと思った事自体が間違いだと今思った)。高く上げるにはライが悪すぎる。で、私が選択したのがワンクッション(下図)。これも確率は低いけど、練習のつもりであるいは経験値を稼ぐためにトライ。クラブは9アイアン。

 その結果は・・・(マウスポインタを図の上へ持っていって下さい)



 ボールはマウンドを越え、ピンを越え、グリーンの中央に着地して反対側のラフへ・・・orz。動揺を隠せない私は奥からのアプローチもミスし、さらに3パット・・・orz。

 まあね、こういうトライアル&エラーを繰り返してだんだん上達していくんだよね、ね、ねってばさ!(今度からは7アイアンを持とう)


 後半竹コース1番ホール。ティショットは持ち玉のプッシュスライスで右ラフを越えて隣のホールへ。しかし、ここからは珍しくOBでも1ペナでもなくそのまま打てる。木を避けてフェアウェイへ戻す・・・つもりがきっちり当たりすぎてグリーン横のバンカーへ。

 しかもバンカーの壁にへばりついていて、3打目は出すのが精一杯。4打目はラフから25ヤードのアプローチ。いつもラフから打っている私としてはここは一発決めなければ!イメージした距離感より2割増し(ラフからのアプローチはどれくらい強めに打つか決めて、その力加減を信じて振る事である。インパクト直前に「強すぎるんじゃないかな?」と迷ってしまうとチャックリしたり大きくショートしてしまう。勇気を出してほんの少し強めに打とう!)でショット!ボールは・・・ピン奥80cmに止まった。

 ミスを3つもしてボギー。これはナイスボギーと言っても良いだろう(って自分で言うなよ)。


 というわけで、スコアは平均点だったけど実りあるラウンドだった。

スクワット4530回(+40)
腹筋3550回(+40)
腕立て2900回(+0)

  2007/10/27 (654043hit) 季節外れのカタツムリ


 ども。グリーンを狙うアイアンがダフる→微妙にショートする→次打つ時は届かそうとして肩に力が入る→またダフる、というダフるスパイラルから脱却できないhiroです。


 今日も同じく一昨日のラウンドからの話題。この日はトップスタート(7時11分)だったので、前半はさくさくと気持ちよくラウンドできた。9ホール終えてスタート室に帰ってきたのが9時20分頃。まだモーニングの時間だ。アーメン(違うって)。

 しかし、午後(バックナイン)のスタートは10時50分、何と1時間半待ち!組数が多く(27ホールで82組)、それに追い打ちをかけるようにセルフの大きなコンペが入っているという事で、この段階ですでに30分ぐらい遅れが出ているらしい。

 で、コースから家までが近い(車で10分)我々は、いったん家へ帰って食事する事にした。コースでは昼食+コーヒーで4000円(2人分)。コンビニで軽食を買って家でコーヒーを煎れれば1200円。得した(笑)。

 さて後半。時間通りにスタートホールへ行くと、ティグラウンド横にカートが2台、フェアウェイに1台、そしてグリーン奥に1台。さて、一体何時間かかるでしょう?予想は3時間。

 前の組は60歳代と思しき初級者のおじさん1人と、同じぐらいの世代と思われる女性が2人の3バッグ。ティショットは3人中2人がチョロで、女性の1人はフェアウェイセンターにナイスショット。つまり、女性2人のうち1人は年齢や放たれる球からしてそこそこのベテランだと思われた。

 しかし、後ろから見ていると、この3人がまあとにかく何というか動作がかったるい。まあ若者のようにきびきびはしれとは言いませんよ。でもね、素振り3回、打った後はボールが着弾してから歩きだすまで10秒、そして極めつけは手に必ずクラブを1本しか持っていない。

 これはどういう事かというと、グリーンに近づけばカートまでウェッジを取りに行き、グリーンに乗ればまたカートまでゆっくり歩いてパターを取りに行く。しかも50ヤード前進するのにもいちいちフェアウェイの端に止めてあるカートまで戻るもんだから、普通にプレーする2倍の時間はかかる。

 でね、その動きを3人が3人ともするんだこれが。そう、そこそこのベテランと思しき女性も全く同じ。「あなた、今までプレーしてきて一体何千人の人間をイライラさせてきたと思う?」と質問したくなる。

 結局このカタツムリのジグザグ行進、9ホールずっと続いたのであった。その所要時間は何と3時間20分

 しかし、それよりも恐ろしい事が1つ。これだけのろのろとプレーしている前の組が、その前の組から遅れていないんだよね。どんだけ遅いヤツがおるねん!と思った。

 でも、人の事は言えない私である(1回のショットにつきあと8秒は短縮できるはずだ)からして、これを他山の石として切磋琢磨しつつ、臥薪嘗胆の気持ちで四面楚歌していきたいと思ったのであった。

スクワット4570回(+40)
腹筋3550回(+0)
腕立て2940回(+40)

  2007/10/28 (654271hit) 8ヶ月


 しつこく前回のラウンドにまつわる話。25日のラウンドは久しぶりにAグリーンだった。

 何度も書いているが私のホームコースであるきさいちCCは2グリーンで、競技などでは距離が長く大きいAグリーンが使用され、そちらがメインのグリーンであると認識されている(両方とも芝は同じ)。

 一昨年までは、私がラウンドする木曜日はAグリーンとBグリーンの使用頻度はほぼ1:1であった。しかし、去年の春頃からBグリーンの使用頻度が増え、3週連続などを含め、Bグリーンがメインで使われるようになったのである(下表左列)。

日時 グリーン 日時 グリーン
2006/1/5 A 2007/1/4 -
2006/1/12 - 2007/1/11 B
2006/1/19 A 2007/1/18 B
2006/1/26 A 2007/1/25 B
2006/2/2 A 2007/2/1 B
2006/2/9 - 2007/2/8 B
2006/2/16 - 2007/2/15 B
2006/2/23 - 2007/2/22 -
2006/3/2 B 2007/3/1 B
2006/3/9 - 2007/3/8 B
2006/3/16 B 2007/3/15 B
2006/3/23 - 2007/3/22 -
2006/3/30 - 2007/3/29 A
2006/4/6 B 2007/4/5 -
2006/4/13 B 2007/4/12 B
2006/4/20 B 2007/4/19 B
2006/4/27 A 2007/4/26 B
2006/5/4 - 2007/5/3 -
2006/5/11 - 2007/5/10 B
2006/5/18 A 2007/5/17 -
2006/5/25 - 2007/5/24 A
2006/6/1 B 2007/5/31 A
2006/6/8 B 2007/6/7 -
2006/6/15 B 2007/6/14 B
2006/6/22 - 2007/6/21 -
2006/6/29 - 2007/6/28 B
2006/7/6 - 2007/7/5 A
2006/7/13 A 2007/7/12 -
2006/7/20 A 2007/7/19 B
2006/7/27 - 2007/7/26 -
2006/8/3 - 2007/8/2 -
2006/8/10 - 2007/8/9 B
2006/8/17 B 2007/8/16 B
2006/8/24 B 2007/8/23 -
2006/8/31 B 2007/8/30 -
2006/9/7 A 2007/9/6 -
2006/9/14 B 2007/9/13 B
2006/9/21 A 2007/9/20 -
2006/9/28 B 2007/9/27 B
2006/10/5 A 2007/10/4 -
2006/10/12 - 2007/10/11 B
2006/10/19 B 2007/10/18 B
2006/10/26 B 2007/10/25 A
2006/11/2 -    
2006/11/9 B
2006/11/16 -
2006/11/23 -
2006/11/30 B
2006/12/7 B
2006/12/14 B
2006/12/21 -
2006/12/28 B
(「−」はきさいち以外のコースをラウンドしたか、ラウンドしなかった木曜日)

 この表から、2006年はAとBの比率が11:20つまりBグリーン使用率が64.5%であるが、8月17日以降に限ればA:Bが3:12つまり80%となっている事が判る。

 そしてついに、今年の1月11日から2月15日まで6回連続Bグリーン使用となったため、これはひょっとして木曜日はBグリーン固定になってしまったのかと思い、2月の末に改善の要望書を支配人宛に提出した。

 しかし、私の願いは聞き届けられず、3月は5週のうち3週がやっぱりB、1週は不明、3月29日になってようやくAグリーンでラウンドする事ができた。この3月29日の時点で、(私がラウンドした木曜日に限り)何と約半年ぶりのAグリーンであった。

 事態は好転すると思われた。が、その後も状況は変わらず、今年の最初から10月18日までの26回でBグリーン使用率84.6%・・・orz


 もうすっかり諦めた私は、できるだけ色々なコースをプレーする事にした。また、ホームコースを変更する事も考えた。短く小さなB(サブ)グリーンでしかラウンドできないから、ではない。メンバーからの要望に対し、改善する気がなく、また改善が無理なら無理で普通は返事ぐらいするのではないですか支配人さん?と思ったからだ。

 私のような若造のしかも平メンバーの言う事など、忙しい支配人さんには取るに足らない事なのだろうと。つまりまあ、スネたんですな。


 で、3日前は久々のAグリーン。3ヶ月と20日ぶりのAグリーン。スタート室に(ちょっと皮肉も込めて)「久しぶりのAグリーンですね」と言うと、

 「支配人がその件についてグリーンキーパーに問いただすと、『(木曜日にBグリーンばかりになっている事は)絶対にない!』と言ったらしく、データ(私が2月に提出した表だと思われる)を見せて納得させ、改善するように通達した」

 との事。つまり木曜日はBグリーン固定に決まっていた訳でもなんでもなく、ただ無計画・無意識・大雑把に使用グリーンを決めていて、それが木曜日はBグリーンでルーチン化(1週間でパターン化)してしまっていたらしいのだ。

 いやあ、これですっきりした。しかし8ヶ月も経ってやっと願いが聞き届けられるとは・・・・(っていうか実は最近、親会社のアコーディアに株主として直訴したんだよね。それが効いたのかも)。

スクワット4610回(+40)
腹筋3590回(+40)
腕立て2940回(+0)

  2007/10/29 (654481hit) パッティングの練習(その1)


 昨日も薄暮プレーをしようといつもの高槻GCへ出かけたのだが、超満員で1時間待ち、しかも7ホールぐらいしかラウンドできないとの事。良い機会なので、LAのあの人を見習ってパッティングの練習をするため急遽ホームコースへ。

 パットの練習といっても、根気が人の半分、根性が人の三分の一しかない私であるが故、1mを100球入れるまで続けるとか、カップ周囲に円形に12個ボールを並べ1つずつ打っていくなどという練習は考えただけでも頭をかきむしりたくなる(12個並べる事自体が面倒臭い)ので、楽しくゲーム形式で練習する事にした。

 その中身だが、主に距離感を養う練習と曲がりの強い下りのラインの練習をした。でもまあそれよりも、長時間パッティングする事で、きちんとパターの芯に当てる事に慣れた方が有意義だった(笑)。


 距離感の練習とはこうだ。3個のボールを使い、適当な地点から3つのカップを1球ずつ狙う。例えば9m・4m・13mといった具合に。そして、必ずボールをカップに沈めるまで続け、また別の適当な位置から3つのカップを1球ずつ狙う。

 一定の距離を続けて打つと、どんなに距離感がスカタンな私でもしまいには合ってくる。それはただ単にその距離に慣れただけであり、目から入った距離情報をストローク幅に正確に変換した(これが距離感、あるいは距離勘を養うという事・・だよね?)事にはならない。

 よって、1球1球目標を変える事で実践的な距離感を養えるというわけで・・・ってこんな練習有名だし当たり前だしみんな知ってるしやってるしそれを偉そうに言うなよ。そうですねはい。

 あでも、もう一つカップインまで続ける意義は、最初のパットに適度な緊張感を持たせ、短めのパットも同時に練習でき、実戦に近く、例え練習でも3パットになればクヤシイのでより真剣に練習するようになるというものである。

 でも、実際に3m・20m・7mだとか、15m・5m・8mだとかのセットを何度も練習したけど、総パット数が7以下になる事はなかったんだよね。つまり3球のうち1球か2球は3パットになる。ヘタすると3球とも3パットしたり。ってやっぱりヘタですか俺って?はいとてつもなくヘタです。

 やっぱり想像以上にロングパットというのは難しい(今ごろ何言うてんの?)。初見だと10mでもなかなか2パットで行くのは至難の業なんだよね(それはお前だけだって)。でも、この練習を続けていたら(そう、続ける事が大事。たった1回、2時間練習して上手くなれたら世話ないっちゅーねん)ちょっとはノーカンパットもマシになるのではないかと。

 ただこの練習、練習グリーンに誰もいない午後の遅い時間だからできたけどそうでない時はできないんだよね。って、午後に行ったらええやん俺。はい判りました俺。


 でも、パットの練習って面白い。ショット練習みたいに、超トホホなミスショットで落ち込む事もないしね(情けない理由だ)。

スクワット4650回(+40)
腹筋3590回(+0)
腕立て2980回(+40)

  2007/10/30 (654869hit) パッティングの練習(その2)改め、うれしい出来事


 昨日の続き、を書こうと思ったんだけど急遽差し替え。

 国内、海外のトーナメントでうれしい出来事が続いた。これはごるふニッカー(日記を書く人・・ってそれだったらせめてダイアリアーって言えよ!って思うけど、ダイアリアってちょっとえげつない意味なんだよねっていうか、素直にブロガーで良いのでは>俺)触れないわけにはいかんでしょう。

 うれしい出来事その1

 日本シニアオープンで青木功プロが同大会10年振り5度目の優勝。しかも最終日に6打差をひっくり返すは、65でラウンドするは、エージシュートを達成するは、日本だけでなくアメリカのツアー最年少優勝記録は更新するは、もう金字塔といってもよいぐらいの素晴らしい勝利だった。金字塔ってピラミッドの事なんだね。知らんかった。どーでもいいけど。

 後半の5バーディは圧巻だった。ご本人は16番の「この日一番難しいライン(本人談)」を沈めたバーディが一番手ごたえがあったようだが、見ていた我々からすれば何といっても18番の6mフックライン。入る前からカップインを確信してパターを高々と上げたその姿はまるでデジャビュのようで、私を一瞬30年前にタイムスリップさせてくれた。

 オリエンタル・マジックと称されたパッティングスタイルも健在で、やはりそんじょそこらのプロとは役者が違う。存在感というか、重みというか。で、あの人懐こい笑顔だもんね。

 第16代米国大統領であるリンカーンは「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言ったとか。至極名言。自分の事は棚に上げて言わせてもらうけど、40過ぎていい顔してる大人の何と少ない事か。逆に、猜疑心や腹黒さや気持ち悪さが顔に出ている人間のいかに多い事か(TVをつけてみましょう。ほら、そこにもあそこにも)。

 青木功プロは、若い頃の刺々しさがすっかりその顔からなくなり、素晴らしい生きざまがそのまま顔に出ている希有な例だと思う。そしてそれは、「ゴルフが大好きでたまらない」というその気持ちから生み出されたものだと私は思う。

 「ゴルフが好きなヤツに悪い人はいない、とは口が裂けても言えない。しかし、ゴルフというゲームそのものを、心から愛するヤツに悪い人はいない、とは自信を持って言える」だろう(勝手に言うとけ)。


 うれしい出来事その2

 どん底にいた丸山茂樹が、フォールシーズンで1打差の二位タイ。本当に久しぶりの優勝争いを演じてくれた。これで賞金ランキングも圏外の137位から103位に食い込み、シード権をほぼ手中にした。

 ここ数年、彼のゴルフは故障に泣かされ続けていた。そしてシード権を失いそうな今年、彼にはフォールシーズンでの巻き返しが期待されていた。ところが・・・

 あまりニュースにならないから知らなかったが、マルちゃんはここ数試合ひどい状態だったらしい。ミスショットを繰り返し、投げやりになり、ふて腐れてプレー。その姿まあまりにも目に余るものだったようだ。当然結果にも結びつかず。

 そんな彼をもっとも心配していたのが舩越園子さん。在米のゴルフジャーナリスト。私と同い年(関係ないだろ)。PGAツアーの空気感を我々に伝えてくれ、アメリカで戦う日本人選手を、そしてマルちゃんを一生懸命応援し続ける彼女は、マルちゃんのあまりの悪態にひどく心を痛めていた。

 コースで何度も彼と話をしようと試みるが、彼は拒否。そしてついに、彼女は自ら嫌われ役となる事を決意する。そう、彼女が書くリポートやブログに、彼のありのままの姿を書いたのだ。

 これを読んで、私は無性に腹が立った。もちろん、舩越さんに対してではない。彼女にここまで苦しい思いをさせるマルちゃんに対してだ。一体何様か知らないが、これだけ親身に、心から応援してくれる人がいる幸せに気づかなかったら、そしてそれに応えなかったら、お前は人間のクズだ!もうファンやめるぞ!(って俺が応援しなくてもマルちゃんは痛くも痒くもないだろうけど)と私は思った。

 そして今週。マルちゃんが舩越さんのブログを読んだり聞いたりしたかどうかは判らない。判らないが、彼はやったのだ。残念ながら優勝はできなかったが、きっと舩越さんは喜んでいるだろう。彼の活躍を、世界で1番喜ぶ権利が彼女にはある。

 マルちゃん、君はホントに幸せ者だよ。

スクワット4700回(+50)
腹筋3630回(+40)
腕立て2980回(+0)

  2007/10/31 (655267hit) パッティングの練習(その2)


 改めて一昨日の続き。

 ホームコースの練習グリーンへわざわざ出かけ、時間をかけて練習したもう一つの事が、触っただけで1m転がる、下りの斜め上45度からのパット。一昨日も書いたけど。

 でね、これがね、もうね、1mの距離なのに何度打っても入らない。って当たり前か。いやヘタすぎるかやはり。

 触るだけだと手前で力なく切れる。少しでも強く入ればカップを越えてからブレークして1m以上オーバー。ラインを殺して打てば3mオーバー(当たり前だ)。実戦ではそういう所に球を持っていかない事が一番だと改めて思ったが、狙ってそういう所へ持っていかない腕があったら苦労しない。つまりそういうパットは避けて通れない。だからどうにかして3回に1回・・・いや5回に1回は入れられるようなテクニックを見つけたい。

 あれこれ工夫しているうちに、普通の「カップ○個分曲がる」という狙い方ではどうにもこうにも行かないという事だけは判った。ではどうするか。すぐ思いついたのは芯を外して打つ方法だ。ボールをトゥ寄りにセットし、そこでボールをヒットする。

 芯を外しているので、パチンと強く弾きにくい(ような気がする)ため、触るだけのイメージでもきちんとストロークできる(ような気がする)。つまり、デリケートなタッチのためにはデリケートな打感を利用するという事だ・・・って判りにくいですね。えっと、野球でバントをする時、大きくバットを振り回すのではなく軽く当てるだけに留めるのに似ている。似ていないか。

 まあいずれにせよ、芯を外す事で球の勢いが弱まるのだから理に適っているとは思う。でも、こういう小手先の細工というかテクニックというのは何となくスカした感じがするし頭でっかちで技術が伴わないエセ上級者っぽくて嫌いなんだよね(頭でっかちで技術が伴わない、という部分が的を射ているだけに余計にイヤだ)。だが、実際にやってみると確かに効果があるので、ラウンドでも試す価値はあるような気はした。


 そしてもう一つ。じゃーん。30分の練習で私はついに開眼した(はいはい)。じゃじゃーん。その名も、R&L式パッティング!!(はいはい)

 この方法、知ってる人は知ってる(あるいは無意識にしている)と思うけど、意外と知られていないような気もしなくもない。でも知らなかったのは私だけかもしれない。でも実際はどうなのかわからないので書こう(さっさと書け)。

 下の図1で、図の下側に向かって(つまり左へ)切れるラインだとする。俗に言うフックライン。わずかなフックラインの場合、普通は仮想カップを右へ見立て、そこへ向かって直線的に狙うわけだが、実際にボールが転がるラインは、最初は真っ直ぐに近くカップ付近でその曲がりは大きくなるものの、基本的には曲線である。


図1

 で、この傾斜が非常に大きくなった場合、上と同じ曲線のラインを頭に思い浮かべると、強さとラインの両方が合わないと普通は入らない。しかし、私の考案したR&L式パッティングなら、ラインさえ合わせれば(そのラインがあっていると仮定して)、強さが多少(ほんの少しの多少だけどね)違っても入るのだ!

 R&L式パッティング。それは、ボールの転がり(実際のライン)を曲線ではなく、曲線+直線で考える方法である。


 まず始めに、実際のカップのほぼ真上から惰性で真っ直ぐ転がってカップへ入る点を推測する。パットの長さやグリーンの速さによっても差はあるが、大体カップ2〜3個ぐらい上だろうか。この点を仮想カップ1とする。

 次に、仮想カップ1に入れる(通す)ためには、どこを狙うべきかを考える。ここは普通の曲がり即ち曲線で考えてもオーケーだ。そして実際に打ち出す方向と強さを決め、それを元に仮想カップ2を設定する(下図2)。そして、そこを狙ってストロークするのだ。


図2

 「だったら最初から曲がりを大きく見積もって打てばいいジャン」と思われるかもしれないが、あの、まあそう言われればそうなんですけど・・・この方式のメリットは狙いがシンプルになるという点が1つめ。大きく曲がるラインはイメージしにくいのでどうしてもストロークに迷いが出てしまうが、これだとイメージが出しやすい(ような気がする)。

 そしてもう1つのメリットは、狙いが点ではなく線になるという事だ。最終的に、ボールを惰性で転がるそのラインにさえ乗せれば(仮想カップ1が多少上下にずれても)、高い確率でカップへ向かって球が転がってくれる。つまり気が楽なんだな。

 ただし、もちろん読みが外れれば入らないし(その読みもこういうラインではそもそも難しいしね)、狙った所へ狙った強さで打てる技術もないし(私の場合)、最後は惰性で転がるという事は悪く言えば他力本願、芝目に負けて最後で微妙に曲がる可能性もある。

 事実、この打ち方で狙っても、この難しい1mが7割も9割も入るというものでもない。しかし、私比ではあるものの、フツーに狙うより2〜3倍はカップインする確率は高くなった(ような気がする)。まあ、ダマされたと思って(←出たよ自信がない時の予防線)お暇な方は試して頂きたい。少なくともイメージとしては悪くないと思うんだけどなあ。

 ちなみに、R&Lというのは「ロッド&ライン」つまり釣り竿と釣り糸って言う事で、曲線部分を釣り竿に、直線部分を釣り糸に見立てたんですがセンス悪いですか?ネーミングなんてどうでもいいですか?そもそも机上の空論ですか?っていうか5パット野郎が言う事だし信じられないですか?

 でも、どうせ入らない方が多いんだから、こうやって楽しむのも面白いよね(なんか言い訳臭い)。
 

スクワット4750回(+50)
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