日記129

2007年2月2日〜14日

去年までの日記

今年(2007年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半

  2007/2/2 (563308hit) 単純なモノではない

2/1・きさいちCC梅松・Bグリーン・Par71(コースレート66)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 6 5 3 6 3 5 3 4 5 40 5 6 4 7 4 3 4 7 6 46 86
+3
put 3 3 2 2 1 2 1 2 2 18 3 3 1 2 2 1 2 2 2 18 36
topics *1     *2 *3             *4   *5       *6 *7  

*1・・・本文参照。残り60ヤードから5打費やす。トホホ度5

*2・・・本文参照。残り30ヤードから4打費やす。トホホ度5

*3・・・ティショット、ギャンブルショットで残り30ヤードまで。アプローチが下4mに付いてた。ウホホ度3

*4・・・まあ私のスカタン加減は本文でゆっくりと。トホホ度5

*5・・・あらまあ何という事でしょうは本文参照。トホホ度4

*6・・・本格的にめげた。本文参照。トホホ度5

*7・・・最後はペナルティで追い打ち。トホホ度3

ウホホ20.5p(3p+パー1.5p×9+寄せワン1p×4)VSトホホ27pでトホホの圧勝(ウホホ5勝4敗)

項目 今回 推移 2006年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
2ボギー
5ダボ
1トリプル
86
(+17)
84.0
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.855
(33.38)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.98
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
50.0
(9/18)
52.1
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
66.7
(12/18)
79.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(8/18)
39.6
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
72.2
(13/18)
81.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
66.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
228.6 228.1
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
42.9
(4/7)
38.8
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
76.7 73.5
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
41.7 56.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
73.1 66.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
61.8 64.6

 自分で言うのも何だが、近年になく好調なのである・・・練習場では

 アプローチはけっこう練習しているし、ウェッジのハーフショットもだいぶコツを掴めてきた。アイアンの調子も申し分ない。ウッド系にやや不安はあるものの、スプーンは得意クラブになりつつある。

 でも、実際ラウンドしてみるとこれだもんなあ。ダボ5つにトリプルボギー1つ。3パット4つ。そしてその内容も、集中力が欠落している証明みたいなモノだった。つまり俺って最低、みたいな。


 まず出だし。2打目は残り50ヤード、バンカー越えのアプローチ。柔らかくふわっとした球をと考えたのがいけなかった。トップしてバンカーを直撃。まあ、スタート直後だし俺だしそんな事もあろう。バンカーショットは深く入りすぎて乗っただけ。まあ実力通りだろう。しかしそこから3パットはアカンのとちゃうか?意地でもボギーでおさめんか〜い!

 2番ホール。アイアンのティショットよし。2打目のウェッジよし。パーオン。でもまた3パット。1番ホールと同じく、奥へ速いグリーンに対して打ち切れず大ショート。心が萎縮している。

 4番ホール。ティショットは絵に描いたような見事なチーピン。しかしキックがよくてフェアウェイへ戻ってきてくれた。2打目、7Wで残り30ヤード地点まで。で、砲台グリーンに向かうアプローチをチャックリ。身の程をわきまえず、寄せよう、ティショットのミスを取り返そう、パーを獲ろうとか思うからこういう事になるのだ。難しいアプローチなんだし、こういう時はボギーで済ませる事を最優先に、つまりまずオンさせる事を考えんか〜い!>俺。

 そして後半スタートホール。また3パットスタート。とは言え、ろくにパットの練習もしていないんだから3パットを嘆くのは本来なら間違っているのだ。っていうか思い上がりも甚だしいと言える。だからこれは仕方ない。

 しかし2ホール目。ティショットは左引っかけでバンカーへ。バンカーからはうまく打てたがちょっとショート。エッジからのアプローチは2mオーバー。ここまではいい。そこからまた3パットで、この内容がいけない。最初のパットは少し左へ切れるラインで上を通って60cmオーバー。その返しを、ろくに読みもせずまっすぐ打ってアマラインに外す。油断というか集中していないというか。俺のバカ。

 4番パー5。ティショットはトップして左サイドのラフ。木とマウンドの間(約10m)へ。2打目7W、10m先の木にまともに激突。30ヤード先の右ラフへ。つま先下がりだったので、狙いより右へ出たようだ。そんな事も判らないでギャンブルショットをするなんて10万年早い!>俺。

 で、打ち直しの7Wを思い切りダフる。トホホホ。4打目残り145ヤード、8アイアンでグリーン奥へ。そこから寄らず入らずでまたもやダボ。ダボ量産体制確立。

 で、トホホの極みは8番ホール。ティショットまずまず、フェアウェイ右。左足下がりのライからの7Wが、今度は超トップの当たり損ないつまりガキッころころころ・・・・というヤツですな。左のラフへ。3打目、残り230ヤードアゲンスト。ただでさえ芝が薄いこの時期、ベアグラウンドに近いラフからスプーンで届かそうなんて、お前は何様だ?プロか?アホちゃう?バカちゃう?最低。

 ガキッころころころ再び。ホントに俺って最低。4打目、グリーン左へ。5打目PWでランニングを試みるも4mショート、2パットでまたしてもダボ。こんなスカタンなごるふをしていたらダボも当たり前である。

 最終ホールでは、エッジからのアプローチでトゥ打ち(クラブを短く持ってパットのように構え、トゥで転がす打ち方)を試みるも、インパクトで緩んだ上にエッジの逆目にトゥが引っかかり、2度打ち。これも本来なら8アイアンぐらいですべきだったのだが手元にPWしかなかったのでそいつでトライしてこの結果。

 ヘタなのは仕方ない。アホも生まれつきだ。根性なしも直らない。でも、ラウンド中集中したり、最も確率の高いショットを選択したり、等身大のラウンドを心がける事はできるはずだ。それなのに、練習場で調子が良い→結果を出したいという欲が勝ってしまい、スカタンを繰り返すアホさ加減に心底悲しくなると同時に、ああやっぱりごるふは調子がよいからスコアも良くなるなんて単純なモノではないという事に気づいた私であった。

  2007/2/3 (563721hit) 練習は裏切らない?


 「練習場で調子がよい→結果を出したい」という欲を押さえ込むには、逆説的だがやはり練習しかない。

 練習しないというのも1つの手だが、私の場合練習しなければスカタンなラウンドになるのは明らかであり、だから「練習しまくる→調子がよいのが普通→改めて結果の事を考えない」という所まで持っていくのだ(まあそう思うのは勝手やけど・・・それって目標高すぎひん?)。

 金曜日に220球。私にしては多めの球数だ。最初の50球は例によってウェッジのクォーターショット。どこに飛ぶかではなく、如何に下半身リードで打てるかに焦点を当てて。体が覚えるまで何年でも続けてやる(言うたなーほんまやなー命かけるかー?)。

 次に30ヤードを30球。柔らかい人工芝が使われているマットの上からではなく、硬い人工芝の打席の上からピッチショット。これはシビアだ。左足体重を、スウィング中死ぬほど維持するつもりで。

 その後、PS,9番、7番を合計40球ほど。前日ラウンドしているせいか、下半身の踏ん張りが効かず、右へプッシュが多発。ヘタに修正せず、ここでも下半身切り返しにのみ集中して続ける。

 ここまでで120球。残り100球は、前回、そして最近トホホの極みを誇るフェアウェイウッドだ。まず私が持ったのはドライバー。これで直ドラ(マットの上に置かれた球をドライバーで直接打つ)に挑戦だ。

 なぜこんな事をするかというと、横峯さくらに憧れて・・・ではない。尊敬する高橋勝成プロが、フェアウェイからスプーンを打てるようにするための第一歩としてこの直ドラに挑戦してみようと仰っていたのだ。

 ヘッドが地面近くで水平に動く感触を体で覚える。また、地面からドライバーを打つとスプーンが簡単に思えるという心理的効果もあるらしい。さっそくやってみた。

 全然あきません。

 2階打席から打っているのに、ほとんどが60ヤード付近に着地。つまり球の頭を叩き、思い切りドロップしているのだ。きっと球を上げようとしているのだろう。高橋プロが言う最低数の30球を打ったが、何とか100ヤード以上ボールが浮いたのは3球ほどか。きっと周囲の人は「アイツ、ドライバーで30球連続トップしてるぜ」と思った事だろう。

 それでもスプーンを持って打ってみた。ドライバーよりややマシな程度。まだまだ練習が必要だ。それならと思って、7Wも打ってみたが、やっぱり変わらず。地を這うまではいかないものの、10mくらいしか球が上がらない。

 私は高橋プロの教えを頭の中で反芻した。球が上がらないからといってフェースをオープンにすると余計に上がらなくなる。フェアウェイウッドはフェースとシャフトが「逆くの字(右利きの場合)」になるようにセットしなければいけないのだ。

「中高年のためのゴルフ こころと技を教えます」より

 つまり、フェースがやや左を向く(ように見える)のがフェアウェイウッドの正しいフェースアングルであり、それがきちんと作れてはじめて、球がロフト通りに上がってくれるらしいのだ。それを思い出し、やや気持ちクローズにすると・・・・すこし球が上がるようになった。

 その後、軸をぶらさない(スウィング中左ひざの角度を変えない)、左へ行くのを恐がらず、大きく思い切って左方向へ振り抜く、などでまともに当たる確率が上がってきた。

 その後家へ帰って確かめてみると、高橋プロは他にも

★かかと体重にならない(ボールと体の距離をしっかり取る)

★スタンスを広く取りすぎない

★(バックスウィングで)クラブをインサイドに引かない(=アップライトなスウィングを心がける)と、地面に平行にヘッドが動きやすい



 などが重要だと仰っている。よーし、(スタンス)狭く・遠く(立つ)・アップライトに・左(にフェースむける)・左(ひざ)・左(へ振る)を唱えながら今日も練習だ!!

  2007/2/4 (564017hit) ドバイ・デザート・クラシック


 トップページのカウンタを替えた。っていうか、プロバイダの関係で替えざるをえなくなったので、苦労してSSIとかパーミッションとかロックファイルとかperlへのパスとか訳の判らない、頭痛が痛くなりそうな設定をする事1時間。何とか新カウンタが表示された時には、嬉しくてディスプレイの前でフラを踊ってしまった。

 さて、中東はUAE(アラブ首長国連邦)の首都、ドバイで行われているドバイ・デザート・クラシック。毎年タイガーと欧州勢が熱い闘いを繰り広げる砂漠のトーナメントだ。ザ・ゴルフチャンネルで珍しく生中継されていて、日本時間の夕方から夜にかけてというゴールデンタイムに見る事ができる。やはりごるふは生に限る。

 で、初日からずっと見ているのだが、役者が揃っていて大変面白い。3日目を終わって宿敵エルスが17アンダーでトップタイ。2打差の2位タイにイギリスのフィッシャー、日本でもおなじみのランダワ(インド)、スェーデンのステンソン(よく知らない)。そして3打差に我らが虎ちゃん

 タイガーは見る限りパットに苦労している。ランダワが中ぐらいの距離(3〜5m)をポンポンと入れているのに対し、2〜3mがなかなか入らないタイガー。ショットが良いだけに、さぞフラストレーションが溜まっているだろう。パットが勝負の鍵になるだろう(って、誰でも判るってそんな事)。

 あと、ヨーロピアンツアー初戦となる手嶋多一が10アンダーの13位タイ。これも楽しみだ。

 楽しみといえば、ゴルフチャンネルのヨーロピアンツアーのといえばタケ小山氏の解説。何でそんな事知ってるの?という話(ガルシアがラブラドールリトリバーを飼ったとか)がてんこ盛りで日本一面白い。これが目当てでヨーロピアンツアーを見る人も多いだろう。

 というわけで、今夜のタイガーの逆転を信じつつ、また河川敷へ行ってきます。今日はこれで終わり。ごめんなさい。

  2007/2/5 (564221hit) ちぐはぐ/ドバイ最終日


 というわけで恒例の河川敷(高槻GC)へ。珍しく○が「一緒に行きたい」というので、夫婦揃って家を出た。

 で、今回はスコアをつけずにラウンドした。っていうか、ハーフラウンドするのにちまちまスコアをつけたりいちいちファインショットを書いたりするのってやっぱりどうよ?とふと思ったのである。ショットに集中してみようかと。ちなみにこの日は思うところあって(気まぐれとも言う)ドライバーを抜いての挑戦。

 しかし、どうもちぐはぐなんだよね。パー3ではハーフトップした球がピンハイにオンしたり、と思ったらそこから3パットしたり。いっちょ噛みしたアプローチがピンに近づいたりうまく打てたランニングアプローチがピンをはるかにオーバーしたり。良いショットをしたと思ったら方向がトホホだったり。うーん、まあそう言う日もあるか。

 さて、この日一緒にラウンドしたのは中学2年生の男の子。ここ高槻GCにはジュニア会員制度があり、会員は保護者以外とラウンドする時に限り、500円ぐらいでプレーできるのだ。その年頃にありがちの、ちょっと無愛想な子ではあったが、挨拶もでき、自分の目土袋を持ち、担ぎでラウンドしていて、そこまでは良かったのだが・・・ピンフラッグをカラーへ無造作にバシャンと投げ置くんだよね。

 多分父親がそういう行為をしていて、それがちょっと通っぽくてチョイ悪風でカッコイイと思い込んでいるのだろう。私にも経験がある(すいません・・・)のでよく判る。

 しかし私は注意しなかった。この事は家へ帰ってから○と改めて話し合ったが、○は大人として教えてあげた方が良い派である。そっちの方が多分正しいのだろう(○はいつも正しい)。私は自分がピンを抜いた時に、普段より増してグリーンの外へそうっと置くようにしただけだった。

 そもそも、私はよっぽどの事がないと初対面の同伴競技者に(中学生であっても)意見を言ったり文句を言ったりはしない。性格が優しくないのだ。それに面倒だし。こういう事は、自分で恥をかいたり頭を打ったりして覚えるべきだと思う・・・というのはこじつけだな。やっぱり優しくないのだ。でも、もう一回彼と一緒になったら言うかもしれないけどね。


 話はコロッと変わってドバイデザートクラシック。昨日「よく知らない」と私が書いた事に発奮したのか、ヘンリック・ステンソン(スェーデン)が35・33とバックナインで4つ伸ばして逆転優勝。後半のエルスとの一騎打ちは見応えがあった。

 そのエルスは前半6ホールで短いパットを外したりして3つもボギーを叩いてしまう。しかしそこから4バーディで盛りかえす(バンカーからのチップインは驚愕だった)。最終ホールでバーディを奪うも1打及ばず。

 そしてタイガー。前半は1アンダーで折り返し、いよいよ・・と思ったら10番パー5で事件。2オンを狙った2打目のスプーンを大ダフリ。怒りをフェアウェイにぶつけてたけど気持ちはよーく判る(俺なんて毎ショットミスだもんね)。しかし世界一のプレイヤーがあんなミスするんだからごるふは難しい。おまけに1m以下の短いパットを外して3パンチのボギー。ここで2打計算が狂った。

 続く11番はグリーン横からのアプローチをチャックリ?ダルマ落とし?でボールはバンカーへころころ・・・。世界一のプレイヤーがあんなミスするなんて(以下略)。ボギー。

 これで完全に終わった・・・・と思ったら違うんだよね世界一の集中力と克己心を持つ男は。12番パーの後、チップインを含む3連続バーディ。この時点でトップとは2打差だったか。つまり最低でもあと2つ伸ばしておかないと、後ろから来るエルスとステンソンには届かない(18番はバーディの可能性が高い)。

 しかし16番は惜しくも入れ頃のバーディパットが入らず、17番も5W(?)のティショットをミスしてウェイストエリアへ・・・ここはノーチャンス。バーディならず。最終ホールは意地のバーディで存在感を示したものの、トップとは2打及ばず3位タイに終わった。

 やっぱり10番でバーディを取れなかった事、それから17番のティショットが痛かったかなあ。でも、最終日のバックナインでタイガーが2連続ボギー叩くなんて誰が想像しただろうか。ちなみにトップのステンソン、2位のエルス、3位のファストは最後の9ホールはボギー無しだもんね。

 世界一のタイガーでも、ほんのちょっと何かが狂えば勝てない。やっぱり、ごるふは難しい(そして面白い)。

  2007/2/6 (564652hit) ふところを深く


 皆様ご存じの通り私は毎日の日記を書く際、日付の横にその日のヒット数を書いていたのだが、それは私がその日初めてウェブをチェックした時(だいたい午前9時ぐらい)の数字であり、日によって時間がまちまちだったりまた酷い時にはチェックするのを忘れてて推測で数字を書く事もあった。

 つまり1日1回、できれば決まった時間にカウンターの数字をチェックする事が必須となっており、それをしないと気持ち悪いというか落ち着かないというか、そういうプレッシャーが多少あったわけだ。

 それが、カウンターを替えて毎日のヒット数が出る(午前0時にリセットされ、そこからのヒット数が表示される)ようになって、大変精神的に楽になった。また、同じコンピュータからの重複カウントを数えない設定にしたので、より実数に近い数字が出てくる事も1つのメリットだし。

 ちなみに昨日のヒット数は431。実数でこの数字は大変嬉しゅうございます・・・なんて皆様には全然興味もないしどうでもいいですねごめんなさい。


 さて、月曜日も練習へ。165球。例によってウェッジのクォーターショットを50球。理想は何も考えなくても普通に打てる事だが、何も考えないとつい器用な腕で合わせてしまう。もっと下半身を意識せねば。

 次にいつもはアイアンだが、この日はドライバー。チーピン出まくり。下半身の思い切りが足りないようだ。もっとフェードを打つつもりで腰を切って振らねば。

 さらに9、7、5アイアンと打ったのだがここで不思議な事が起こる。ここ3回ほど、ミドルアイアンでスライスやフックをわざと打つ練習をしているのだが、まっすぐ構えた時のナイスショットの確率より、思い切りオープンスタンスで無理矢理スライスを打ったり思い切り右足を引いてフックを打ったりした時の方がキレイに球を拾うのだ。

 まっすぐ構えた時の確率が5割だとすると、スライスの時は6割5分、フックの時は8割。これは一体どういう訳だ?ノーマルショットよりアブノーマルショットの方がうまくいくなんて、ヘンタイか俺は?

 これには色々な理由が考えられると思う。まず、インテンショナルショットを打つ場合、「ミスしても当たり前だし、思い切って振り抜こう」という思い切りが出てくるのが1つ。また、「アドレスが変則なので出来るだけ下半身を動かさないようにしよう」という意識が働き、結果的に軸がぶれないというのが1つ。

 そしてもう一つ、極端なオープンスタンスやクローズドスタンスを取ると体とボールの位置がやや離れるが、その結果ふところが深くなり、それでクラブが振りやすくなっているのではないか?と推理した。最近腰を切る事を意識してるしね。

 そこで、まっすぐ構えた時も、気持ちボールから離れて(ボール半個〜1個分ぐらい)ふところを深くし、少しつま先体重をイメージして打ってみたところ・・・いいのよこれがなかなか。

 ん?そういえば、このつま先体重というかボールと体の位置を少し離すっていうの、どっかで最近聞いたというか見たというか書いたような・・・


 その後家へ帰って確かめてみると、高橋プロは他にも

★かかと体重にならない(ボールと体の距離をしっかり取る)

(2月3日の日記より)


 そうなのである。つい3日前、フェアウェイウッドの打ち方で高橋プロが言っていたのである。いや、高橋プロが言っておられたと私が書いたのである。ややこしいがつまりそういう事だ。それを思い出し、ボールと体の距離を思い切って取り、さっそくフェアウェイウッドを打ってみると・・・・

ナイスショットキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

 よし、今日も練習へいくぜ!と思ったけど、今日は歯医者だった。トホホ・・・

  2007/2/7 (565018hit) 「ゴルフの練習」


(今日の漫才は青字のボケが顔中あばただらけ、一方、黒字のツッコミは頭が薄くなっていて、2人ともそれを気にしている、という設定を頭に置いてお読み下さい。なお、このネタはブラックマヨネーズが使用する場合に限り無断使用OKです)


「どうもーホワイトケチャップですー」

「どもー」

「最近な、ゴルフはじめてん」

「ゴルフ?金持ちやなぁ」

「いや、そんなんちゃうけどな。ゴルフしたらモテるかな、思て」

「不純やなぁ動機が。まあ、そうでもせんとモテへんのはわかるけどな」

「ハゲにいわれたないわ」

「ハゲいうな」

「でな、悩んでんねん」

「何をや」

「ゴルフは練習せんとうまならへんやろ」

「そうなん?」

「うん。でもな、練習場行ったらみんなが俺に注目するねん」

「まあ・・・一応有名人やしな」

「そんな中、上手く打てへんかったら格好悪いやろ」

「そんなん、上手く打てへんから練習するんやし、しゃーないやん」

「そうやねんけどな、あの人顔がブツブツのくせに、ブツブツのボール打ってるわとか思われるんとちゃうかなと思って」

「知らんがなそんなん。ほな家で練習せえや」

「え?」

「家の中にネット張って、そこに向かってボール打ったらええやんけ。ほな誰にも見られへんやろ」

「なるほど。その手があったか。や、でもなー」

「何やねん」

「俺の家ワンルームやねん。どうやってネット張ろかな、思て」

「ワンルームでも頑張ったら張れるやろ」

「張ったはええけど座るとこも寝るとこも無くなるやんけ」

「それぐらい我慢せえよ」

「それは我慢できてもやな、ゴルフボールって硬いねんぞ。家の中で打った球が変なとこ当たって帰ってきてみぃ。危ないやんけ」

「ほな体中プチプチのマット巻いて打てや。それやったら当たっても大丈夫やろ」

「お前、俺の顔だけじゃなくて体中ブツブツにするつもりか!お前かて俺に、体中鏡を貼り付けろって言われたら傷つくやろ」

「知らんがな!ほな、家の外で素振りだけしろや!ほな大丈夫やろ」

「何て?」

「素振りや素振り。オッサンとかやってるやんけ。球打たんと素振りしたらええねん」

「お前・・・アイアンがダフった時の破壊力見くびんなよ」

「はぁ?」

「ドライバーはええわい底が平らやからな。でも金属でできてて、鋭いエッジを持つアイアンでもしダフってみぃ。コンクリートでもアスファルトでもその表面を破壊してまいよんねんぞ。ほなその破片が飛び散って、すごいスピードであちこち散らばる。それが顔にでもぶつかってみぃ、またブツブツ増えるやんけ」

「ほな地面の上で素振りしろや!!」

「このコンクリートジャングル広がる都会で地面見つけようと思たら、何時間放浪せなあかん思てんねん!見つけた時にはくたくたやないか!」

「ほな庭付き一戸建て買え!!」

「え」

「庭付き一戸建て買って、その庭で好きなだけ素振りしたらええやんけ!!」

「・・・ゴルフの練習のために家買うって、どういう事やねん」

「お前が練習で困ってるって言いだしたんやないかい」

「もおええ。お前に聞いたんが間違いやった」

「ほなどうすんねん」

「いつも行ってる皮膚科の先生が、庭にネット張ってはるからそこで練習するわ」

「もうええわ」

「ども、ありがとした〜」

  2007/2/9 (565818hit) ゼクさんとのラウンド

2/8・きさいちCC梅松・Bグリーン・Par71(コースレート66)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 4 6 3 4 3 7 4 3 4 38 4 3 4 7 5 5 4 5 4 41 79
+3
put 2 1 2 1 1 2 1 1 1 12 1 1 2 3 2 3 2 2 2 18 30
topics   *1     *2 *3   *4 *5         *6   *7        

*1・・・2打目のウェッジフルショットをトップ!と思ったら事件が!トホホ度5

*2・・・ティショットが下り坂を転がってグリーン直前まで。ラッキー。ウホホ度2

*3・・・アプローチを3回連続ミス。ヘタすぎる。トホホ度5

*4・・・2打目、フェアウェイからこの日唯一のアイアンファインショット。ウホホ度4

*5・・・3打目、この日数少ないアプローチファインショット。ウホホ度3

*6・・・残り90ヤードから5打費やす。ヘタすぎる。トホホ度5

*7・・・ティショットスカ当たり、アプローチも失敗、さらに3パット。ヘタすぎる。トホホ度5

ウホホ27.5p(9p+パー1.5p×9+寄せワン1p×5)VSトホホ20pでウホホの勝ち(ウホホ6勝4敗)

項目 今回 推移 2006年
アベレージスコア
Scoring average
3バーディ
2ボギー
3ダボ
1トリプル
79
(+8)
83.5
平均パット数
Putting average
1.667
(30)
1.830
(32.93)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
16.7
(3/18)
7.41
(1.3/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
66.7
(12/18)
53.7
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
77.8
(14/18)
79.0
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
50.0
(9/18)
40.7
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
81.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(12/14)
68.5
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
238.6 229.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50.0
(5/10)
40.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
92.3 76.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 57.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
42.3 64.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
47.4 62.1

 今日はゼクさんとのラウンド!だ。ゼクさんとは約2年振り。前回はゼクさんのホームコースの1つ、つるやオープンで有名な山の原GCにご招待頂いたが、今回はゼクさんに私のホームコースであるきさいちまで来ていただくことになった。パーティはゼクさん、ゼクさんのお知り合いのY川さん、○、私の4人。心配された天気も大丈夫そうで、2月とは思えないような暖かさの中スタート。

 ゼクさんは相変わらずダイナミックで思い切りの良いスウィングが見ていて気持ちいい。そのポジティブさ、私に一番欠けているところである。さらに、今回初めて回るコースで、しかもトリッキーな梅を含むラウンドにも関わらず80台。ゴルフのセンスに秀でているという証拠である。初見に弱い私とはえらい違いなのである。

 今回初めてご一緒させて頂いたY川さんはゼクさんのお知り合いであるが、Y川さんもまた大変お上手であった。ドライバーの安定感、アイアンの切れもさることながら、ショートゲームは玄人はだしというべき腕前で、グリーン周りからはほとんどOKといって良いぐらいの位置に寄せてこられる。ヘッドに仕事をさせる打ち方をマスターしておられるのだ。見習わなければ。

 さて、一方の私であるが、ドライバーとパットは出来過ぎ、アイアンとアプローチは実力通りという大変バランスの取れた(?)ラウンドであった。

 ドライバーが良かったのは、ゼクさんとのラウンドという緊張感が良い方に働いたのだろう。パットはたまたまである。アイアンはティショット(パー3)とフェアウェイから1回づつ、アプローチでは19回中4回練習場と同じショットが打てたが、逆を返せば19回中15回もミスをしていて、さらにその15回中7回が箸にも棒にもかからないチャックリ、トップ、ダフリなんだからもうどうしようもないというか何というか。

 週3回練習していてこの確率はどうよ?でもまあ、実力はそんなものなんだろう。

 しかし、実は私、そんな内容の事よりはるかにトホホなチョンボをしでかしてしまったのである。梅の2番ホールパー4。皆が良いショットをする中、私のティショットは右へプッシュ。2打目地点へ行くと、センターに3個、右ラフに1個ボールがある。私は何の迷いもなくそのラフのボールを打ったのだが、そして大トップしてグリーンオーバーするのだが、グリーン回りへ移動した時、ナイスオンさせたゼクさんのボールが私のボールだったのだ。そう、私が打ったのは、ゼクさんのボールだったのだ。

 どうやら私のボールは転がって中央に、ゼクさんのボールは逆に右へ行ってしまったらしい。なんで打つ前にちらっとでも確認しないんだ>俺。

 ゼクさんより先に私が打ったのだから、完全に私のチェックミスである。ホームコースでいつも通りショットをして誤球するって・・・スカタンの極みである。後続組がもう目の前まで来ていたので、ゼクさんには申し訳なかったけどその場でボールを交換し、ラウンドを再開する事にした。ゼクさん、ご迷惑をおかけしました。

 しかしアプローチがトホホでも誤球してもやっぱり気のおけない仲間とラウンドするのは何よりも楽しい。ナイスショットたたえ合い、冗談を言い合いながら早春の1日はあっという間に過ぎていったのであった。

  2007/2/10 (566283hit) 自分用覚え書き


 ここ最近の練習で判った事。

 
アイアンはバックスウィングで右足を踏ん張る事が命より大事。

 
フェアウェイウッドはボールからやや遠くに離れて立ち、左へ振り抜いていく事が宇宙の法則。

 
ドライバーはびゅん!と音がするぐらい腰を切り、インパクトの瞬間に腰が目標を向くぐらいにしないと逮捕される。

 アプローチはフォローで体を目標方向までしっかり回転させるつまりインパクトで体の動きが終わるようだと人類が滅びる。

以上。

  2007/2/11 (566563hit) 謝罪と補足


 昨日は猫だましの手抜き日記で失礼しました。実は風邪を引いて頭はガンガン、鼻はズルズル、ノドはイガイガ、1日中「うー、鬱陶しい!」と唸りながらハナをかんでいたのであります。今日やっと峠は越えたようで、ティッシュ消費量も10分の1になりました。

 言い訳はそのくらいにしてちょっとだけ昨日の補足をさせて頂こう。ちなみに表題にも書いたとおり、あれは私専用の、つまり私が最も忘れやすいポイントを書いたもので、万人に有効かどうかは微妙です念のため。もちろんあれを守らないと人類が滅びるなんて事はありません(当たり前だ)。しかし、そうは言ってもなかなか鋭いところを付いていると思わないでもない(←自分で言うなよ)。


 アイアン、特にフェアウェイからのアイアンショットは、正確にヘッドをボール位置へ戻してやらないとまともに当たらない。そのため、最も重要なのは軸をぶらさないつまりスエイしない事である。

 特にバックスウィングで右(飛球線後方)へスエイしてしまうと、ダウンブローに打ちにくくなりトップしたり、手前を叩いたりしやすい。それを防ぐためには体重移動を極力抑える、つまり右足の我慢が重要ではないかと。でも、これは全ショットに共通なんだけどね。


 フェアウェイウッドは、どうやらボールの近くに立ちすぎていたようだ。低い引っかけスライスしか出ない、まともに当たらない、力を入れるとダフってしまうという方は試す価値があるかと。ただし遠くへ立ってもあまりフラットなスウィングにならないように注意は必要だ。

 なぜ、やや遠くに立つと良いのか考えてみたが、腕がしっかり伸び、スウィングアークが大きくなるのと、ややインサイドからヘッドが入ってくるからかなあ、と思うがよく判らない。


 ドライバーで一番イヤなのは、曲がる事を恐れて中途半端なスウィングになる事だ。フェアウェイへ置きにいこうと合わせるような打ち方になると、逆にチーピンが出たりチョロしたりする確率が高くなる(私の場合)。しかし、だからといって120%の力(腕力)で打ってもミスショットの確率は高くなる。この力加減が一番難しい。

 これの解決方法の1つとして、上半身(腕)ではなく振りの鋭さで思い切りを出す事が重要ではないかと。そして振りの鋭さは、やはり腰を思い切って切る事で生まれるのではないかと。腕より腰が先行すれば自然とインサイドからグラブは入ってくるはずだし、手首を変に使いさえしなければチーピンは出ないはずである。

 そうそう、ドライバーもやや体とボールを離した方が私の場合うまく打てるようだ。ふところが深くなり、腰を切りやすくなるからだろう。


 アプローチの体の回転だが、昨日ゴルフネットワークの番組「秘伝!プロの技!!06年総集編」を見ていると、グリーン周りからのアプローチでは、やっぱりどんなプロも例外なくインパクト後にひざから上が目標方向を向くまで体が回転しているのだ。それは10ヤードのランニングでも同じ。インパクトでヘッドが止まるような低い球のアプローチでも同じ。

 つまり、8アイアンなどでパットのグリップをしてパッティングのストロークと同じ打ち方のランニングアプローチをするとか、きつい左足下がりで手首もコックだけを使って打つ特殊なアプローチなどを除き、どんなに短いアプローチでも、体の回転で球を打つ事には変わりないのである・・って、当たり前ですか?ですね。

 いやね、だから、左足体重に固定し、バックスウィングでは下半身を全く動かさないとしても、ダウンスウィングはやっぱり下半身から始動するし、ひざの送りだし、ヘッドを加速させるのは腰の回転だし、インパクト以降も体の動き(回転)を止めてはいけないのだよ俺。

 ただ、体の回転ばかりに気が行くと、ヘッドアップしやすくなるので注意が必要だぜ俺。



 以上、私が書く事なので信憑性はイマイチ(私だったらこんなトホホ野郎の書く事なんて絶対に信用しないしそれ以前におまえ何様?えらそうに。技術論を書くほどの腕か?バーカ、と思う。間違いなく思う)だが、高橋勝成プロや坂田信弘プロに(直接じゃないけど)教えて頂いたTipを元にしている部分もあるので、何かの参考になるかも知れないと思い。敬具。

  2007/2/12 (566774hit) 高橋プロはやっぱりチョーすごい


 昨日も例のごとく昼から河川敷で9ホールだけラウンドしようと思ったのだが、まだ風邪が抜けきっておらず諦めて練習にだけ行く事にした。

 60ヤードのウェッジクォーターショット50球。腰を切る。どんどん切る。とにかく切る。3球ほどシャンクが出るが、右サイドを粘ってインサイドからヘッドを落とすと出にくいようだ。

 30ヤードのピッチショット30球。アドレス時、グリップを球の真上に持ってくると、面白いように球が上がる。これ、高橋プロの教え。ひざを送り(アプローチは腰を切るよりひざを送るイメージの方がうまく行く)、体の回転のみで球を打つ。腕は添え物だ。

 そしてウェッジのフルショット。ここでまた素晴らしい発見が。

 ウェッジやショートアイアンではクラブが短くなる分前傾姿勢が深くなるため、スウィング中その姿勢を保つのに腹筋や背筋を余計に使わなければいけない。その事を意識していないと、スウィング中に体が起き上がり前傾姿勢が崩れるらしいのだ(これも高橋プロの教えだ)。

 また、グリーンの近くから使うクラブなのでどうしても結果を早く知りたくてヘッドアップしやすくなり、これも前傾姿勢を保てない要因になる。

 その結果どういう事が起こるか。そう、トップするのである。まさに今の私だ。で、それに気をつけてつまりインパクトからフォローにかけて前傾姿勢をしっかり保つようにスウィングしてみると・・・・

ナイスショットキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!(またかよ)

 いやあ、高橋プロ、やっぱり、チョーすごいわ。


  2007/2/13 (567043hit) 不気味な夫婦


 私は人の悪口が嫌いだ(その代わり嘘つきだ)。今まで、このウェブでは人の悪口を書いた事など一度もない(だから嘘つきだっていってるじゃん)。そんな私だが、今回は昨日ラウンドしたある夫婦について書きたいと思う。

 ちなみに昨日のラウンド(薄暮ハーフプレー)もいつもの河川敷コース。○と一緒。内容はパーが3つか4つ、ダボが1つ、後はボギーという平凡な結果だった。でも高橋プロの「ウェッジショットは前傾姿勢をキープ」もウェッジのコントロールショットもうまくいったので収穫あり。

 さて、このコースは午後からの薄暮プレーは到着順で、スタート室に名前を呼ばれるとそこで番号札をもらい、それをティグラウンド横の小屋に掛けてからスタートするシステムになっている。つまり、競技者はその番号で自分のスタート順を確認するのだ。

 我々が番号札をその小屋に掛け、ティグラウンドで待機しているとその夫婦が後からやってきた。歳は50歳前後か。

 で、私が番号札を持ってきて先にティグラウンドで待機しているのだから、後から来た方が「●●番ですか?」とか「●●さんですか?」と声を掛けるのが普通だろう。しかしその夫婦は違った。

 ずっと無言なのだ。つまり終始我々を無視。初対面で、一緒にラウンドするかもしれない人間に対し、コミュニケーションを取ろうという意志が最初から全くないのだ。いやそれ以前に、自分のスタート順を確認する作業が必要なはずなのに、それすらもしない。

 仕方なく私の方から声を掛ける。「我々は●●番ですが・・・」するとやっと、「ああ、●●番です」とダンナの方が口を開く。ほな最初から聞けよ!!何で先にスタンバイしてた俺がわざわざ言うたらなあかんねん・・・と思ったが、まあ些末な事だ。しかし、これは始まりに過ぎなかったのである。


 ひとしきり挨拶を済まし、順番を決める棒(これ、正式名称何というのかな?)を持っていき(もちろん私がね)、スタンバイOK。するとダンナの方が「我々ヘタなので、ご迷惑をおかけします」と言ってきた。それは別にいい。上手い・下手と良いごるふぁー・悪いごるふぁーとは何の関係もない。

 スタートホール、その夫婦は2人ともチョロ。その後も、奥さんはちょっと調子が悪そうでグリーンへ着くまでに10回はショットしただろうか。ダンナの方も8か9だったと思う。でも、何度も書くがそんな事は大したことではないのだ。

 次の2番ホールパー3。我々がパットをしていると、後ろの組(3バッグ)のおじさん1人がグリーンへ近づいてきて声を掛けてきた。「悪いけど先に行かせてくれへんかな?」

 よくある話だ。後ろは3人だし、前であれだけチョロを見せつけられるとちょっとイライラがつのるだろう。しかも午後3時スタートの薄暮プレーだ。早く回れば十数ホールラウンドできる(ここはハーフが終わって時間があれば、残りのハーフを日没までラウンドできるのだ)が、ヘタをすると9ホールすら回れないかもしれないのだから。

 で、そうやって声を掛けられるのはどう考えてもその夫婦のせいである。本来そう言われたら、その夫婦どちらかが我々に断ってから返事をすると思うのが普通でしょ。しかし違うんだな・・・・

 完全無視。我関せず。悪い意味の唯我独尊状態。お前らのせいで後ろの組に迷惑掛けてるんとちゃうんか〜〜!何か言わんか〜〜〜い!!と思ったが、仕方なく代わりに私が応える。「いいですよ〜どうぞ〜」

 セコイ話だが、パスさせるという事は、(日没までラウンドすると仮定すれば)1ホールは確実にラウンドできるホールが少なくなるという事だ。自分たちは9ホールで終わるつもりかもしれないが、我々が日没までラウンドしようと思っていたとすれば(事実、11ホールラウンドした)、自分たちのヘタさのせいで他人(我々の事ね)のラウンドを短縮させてしまったという事なのである。

 普通は恐縮したり謝ったりするよねぇ。普通の神経なら。「私たちのせいでご迷惑をおかけしてすいません」とか何とか。それが普通だよねぇ。でも完全無視。我関せず。記憶にございません状態。

 そして極めつけはこれ。数ホール消化してダンナもその奥さんも調子が戻ってきたようで、良いショットが出るようになってきた。良いショットに対して「ナイスショット」「ナイスオン」などと声を掛ける状況も出てきた。しかし、これに対してもダンナは

完全無視。我関せず。今日、耳、日曜(懐かしー)状態。

 普通ね、何か言われたら、「どうも」とか「ありがとうございます」とか「サンキュー」とか「ども」とか「ういっす」とか「あざーす」とか言うでしょ?言わないまでも、頭を下げたり、帽子に手をやったり、ちらっと目礼したりするでしょ。違うの。

完全無視。我関せず。今日、耳、日曜。

 しかも呆れた事に、奥さんの方も判で押したように

完全無視。我関せず。今日、耳、日曜。

 我々夫婦で合わせて15回は「ナイスショット」「ナイスアプローチ」「ナイスパット」と言っただろうか。その15回全てを、いいですか1回や2回じゃないのよ15回全てをその夫婦は

完全無視。我関せず。今日、耳、日曜。

 かと言って、全く喋らないとか機嫌が悪いわけではないのだ。ロストボールを捜してあげたり、こちらから何か話題を振ると普通に喋る事もあるのだ。でもそれ以外は

完全無視。我関せず。今日、耳、日曜(しつこい)

 最後の方にはもう怒るとか呆れるとかを通り越し、底知れぬ不気味さを感じて一刻も早くこの2人から離れたいと思った我々であった。

【ちなみに○は「あの夫婦、あんだけ平気で人を無視できるって、●●とちゃうか?」と核心を突くことを言ったが、これは職業差別になるので伏せ字にさせて頂く。実際、あれほど人の神経を逆撫でして平気な職業といえば共産圏の売り子か官僚か政治家か●●ぐらいだろう】

  2007/2/14 (567421hit) 自慢


 世間はバレンタインデーとやらで、多くの女性と一部の独身男性にとってはちょっとドキドキする日である。しかしちょっと待って欲しい。それは今書いたように、一部の人間にとっては、なのである。

 大多数の(モテない)独身男性と(モテなかった)既婚男性にとって、2月14日とは暗すぎる過去と、たいして明るくもない現在と、決して明るくなどならないであろう未来がイヤでも思い出されたり思い起こされたりする、鬱陶しい1日なのである。

 そしてもちろん私もその大多数の1人であり、浮かれている男を見たり「思い出し笑い」をしているヤツ(いるか?)などを見ると、スマイリング・アサッシンに変身しそうになるのであった。


 さて、雑談はそのくらいにして今日はついさっき見た夢の話を。他人の夢の話、他人が読んだ小説のあらすじ、他人の結婚式のビデオは聞かされたり見せられたりして最も面白くない、いやそいつの全人格を否定したくなるぐらいムカつく代表例だが、今日見た夢は思い返すとその意味するところが愕然とするものだったので、ここに書き記しておく事をどうかお許し頂きたい。


 日本の某所にある、やや寂れた練習場。ここに、ネットでは有名な某アマチュアごるふぁーCさんと私は一緒に居る。どうやら「Cさんを囲んで練習するオフ会」のようなものに参加しているようだ(ちなみにCさんは実在の人物で、実際にお会いした事はないがゴルフの腕前と造詣に関しては一目も二目も置いている・・・というより、尊敬と羨望の対象だといっても良い)。

 そこで私はCさんにある質問をする。それは、「スプーンでティショットすると低く出てホップするような球がたまに出るのだが、それはどういうメカニズムか?」というものであった。夢の中の私は、実際にその球で悩んでいる・・・というか、その球を打とうと思えば打てるのだが、なぜそんな球筋になるのか本当に知りたがっているのだ。

 それを聞いたCさんは、驚いて次のような事を言う。

「それはスゴイ。素人にはちょっとやそっとで打てる球ではないですよ。これは、次期の会長(Cさんが主催する集まり)はhiroさんで決まりですね」

 私はその答を聞いてちょっと嬉しく思う反面、質問の答が正確に返ってこない事を残念に思うのであった・・・(夢の中だし、答えるCさんも実は私なんだからそら答えられへんわな)

 夢はこれで終わりである。で、起きてから思い返してみると、これって

明らかに自慢じゃん!!!

 そういう特殊な球が打てる自分(もちろん現実には打てないが)。それを、権威ある人に質問という形で自慢する。そして、自分が考えている以上の称賛を得る。

自慢以外の何者でもない!!

 この夢を見た私の深層心理では、「俺って実はスゴイ」「でもそれに気がついていないふりをしている」「でも皆には気がついて欲しい」「そして権威に認められたい」と思っているのだ。ああなんて恥ずかしく情けなく格好悪く心が小さい、ヤなヤツなんだろう俺って・・・orz

 ちょっと今調子がいいからって、文字通り調子に乗ってこんな夢を見るなんて・・・私たちはそんな子に育てた覚えはありません!お前は我が家の恥さらしだ!サイテー。ってかマジ、キモくない?お前は人間として下の下だ!貴方がそんな人だとは思わなかったわっ!!ひどいっ!ひどいわっ!など、罵倒されてしかるべき思考である。

 というわけで、今日はちょっと落ち込んでます。と同時に、自分の慢心を心の底から反省し、さらに努力、精進していきたい、そして自慢するような言動は(ってホントに自慢できるほどの腕かよ中途半端でトホホ野郎の癖に)厳に慎もうと心に強く誓ったのであった。

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