日記100

2005年11月16日〜30日

上から下に読んで下さい


去年までの日記

今年(2005年)の日記
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11月前半 11月後半

  2005/11/16 (377826hit) 明るい話題と暗い話題


明るい話題

 日記のページがついに100ページ目を迎えた。1ページ分が13日として、1300日分つまり1300回分。よくこれだけバカであほで世界平和にも地域社会にも家庭円満にも貢献しない雑文を書き殴れたものである。よっぽどの暇人かよっぽどのバカだな俺は。日本一とは言えないが関西一のバカだといっても過言ではないだろう。

 しかし1つの区切りであり、小さな達成感がない訳ではない。私の墓碑銘には「現世で石ころを1300個以上積み上げただけの男」と彫ってもらおう。ついでに「下手の横好きを地でいった男」と小さく彫り、さらに「チーピンとトップだけで90を切る男」(←謙遜なのか自慢なのか自虐なのか自分でも微妙に思う)とさらに小さく書いてもらおう。

 っていうか、ご覧になって下さっている皆様がいるからこそ続けられたのであり、そういう意味においては、ここに深い感謝の意を表明したいと思いつつ、まだ駄作を一つ積み上げさせて頂きたいと、まあそういう風に思ったりしている私である。


暗い話題

 月の中日(なかび)は恒例の「今月のショットのコツ」の日だが、コツを書こうにもこんなボロボロの状態ではコツなんて書けないっす・・・

  2005/11/18 (379216hit) 復調の兆しあり

11/17・きさいちCC・竹梅Bグリーン・Par72(コースレート66)・晴れのち曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 72
score 8 4 5 4 3 6 7 6 4 47 3 6 6 5 5 5 3 7 6 46 93
+4 +3 +3 +3 +3
putt 2 2 3 1 1 2 2 2 1 16 1 2 2 2 2 2 2 3 3 19 35
topics *1     *2 *3 *4 *5       *6 *7 *8         *9  

*1・・・本文参照。トホホ度4

*2・・・3打目、ブラインドのグリーンに5アイアンで適当に打ったら乗って5mのパットも適当に打ったら入る。ごるふは適当が正解なのか?ウホホ度4

*3・・・2打目、得意の8アイアンが本当に久しぶりに良い感触。ピン下6mに。このパットも適当に打ったら入る。やっぱり適当がいいのだ。ウホホ度4

*4・・・本文参照。
トホホ度4

*5・・・本文参照。
トホホ度5

*6・・・2打目のアプローチ、うまく打てたがやや引っかける。しかしエッジのマウンドでピン方向にキックしてタップインの位置に。結果オーライは得意技なのだ(←情けない)。ウホホ度2

*7・・・本文参照。
トホホ度2

*8・・・本文参照。
トホホ度3

*9・・・本文参照。
トホホ度2

ウホホ13p(10p + パー1p×2 + 寄せワン1p×1) VS トホホ20pで3バーディもトホホの勝ち

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
3バーディ
7ボギー
1ダボ
4トリプル

1ダブルパー
93
(+22)
85.1
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
1.890
(34.02)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
16.67
(3/18)
5.01
(0.90/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
27.8
(5/18)
47.2
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
66.7
(12/18)
82.1
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
38.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
66.7
(12/18)
82.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
58.5
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
203.6 223.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
20.0
(1/5)
34.0
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
61.5 65.9
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 72.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
57.1 61.3
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
36.1 66.2

 いきなり晩秋の寒さになった昨日ではあったが、スコアカードは所々暴風雨が吹き荒れる台風であった。おまけにラウンド後のうたた寝で風邪気味となり、体は真冬だ。しかし私の心は小春日和なのであった。なぜならやっと球がクラブにまともに当たるようになってきたからだ。

 人はスコアのみに生きるに非ず(ダッファーの福音書 18章72節より)



 でだし竹1番、ティショットはお約束の左引っかけでロストボール。アイアンもトップしてバンカーへ。6オン2パットのダブルパー発進であった。でもこれぐらいで落ち込んでいたら体がいくつあっても足りない今の私。

 2番・3番はトホホアイアンとトホホアプローチながらボギー。しかし4番ホール3打目のアイアンショット、極力気負わないよう、トップの溜めを意識して気楽に振ると久しぶりの良い感触。後から考えると、このショットが1つのきっかけとなったように思う。

 5番、得意の7Wと得意の8アイアンが我ながら惚れ惚れするような当たり(最近トホホばっかりだったからちょっとだけ自慢しても許されるだろう)の連発で、パットも決まって連続バーディ。

 そう、自分が得意な(と思っている)クラブはスムースに気持ちよく振れ、そして結果も良いのだ。つまり私の今のトホホは気持ちの問題なのだ。「くぉたま」でついたおかしな癖はもう払拭されたのだ。そうだそうに違いない。そう思え思いこめ。思いこんだら勝ちだ。よし思いこんだ。はいOK。

 汝、気楽にそしてスムースに振れ(同 144章288節より)



 しかし次のパー3では5アイアンをハーフシャンクトップスライス(←判ります?)してOB。でもこれには理由がある。この日、前の組には偶然VGAコンペの友達であるM岡君がいたのである。そしてこのパー3ではM岡君が見守る中、オナーをとった私は「よーしここは一発パリッとグリーンの乗せていいところを見せようかな」などとすけべ心を起こしてしまったのだ。結果パキッとハーフシャンク。心の問題だ。

 汝、打つ前から結果を求めるな。良いスウィングのみが良い結果を導くのだってそれぐらいそろそろ判れよお前(同 9章36節より)



 前進4打からも何の変哲もないアプローチをトップし、2パット。いい気になるな俺のバカ。

 その余韻覚めやらず、次の7番では得意の7Wをチョロ(手前15cmをダフる。恥ずかしい・・・)。山越えの2打目をバンカーへ(うまく打ったけど、距離のジャッジを間違えた)。バンカーからアゴに当てて脱出できず。次はダフって10ヤードしか飛ばず。そこから3打でまたトリプルボギー。ヘタだ。

 汝、バンカーショットヘタやな(同 3章4節より)



 しかし次の8番では久しぶりにドライバーがキレイに当たった(ちょっとトゥよりだったけど)。ドライバーを気持ちよく振れたのは久しぶりだった。調子に乗って7Wも本日ベストショット。この時も「あまり考えず、構えたらすぐにスウィング始動、左ひざだけ動かさないようにしてスムースに8割の力で振り抜けよ俺」と思いつつ振ったのであった。同じ事を何度も書いているような気がするが、ヘタでバカな自分に言い聞かせているのであった。しかし3打目のアプローチはトップし、奥からの4打目もトップし、往復ビンタを食らってボギーなのであった。

 汝、アプローチもむっちゃヘタやな(同 4章5節より)



 最終ホールは一緒にラウンドしたK本さん(ご近所の歯医者さんで、とってもお上手なのだ)のアプローチのイメージを真似して打ったらベタピン。今日初めての寄せワンをゲットした。

 汝、ごるふはイメージやで(同 5章3節より)



 いかん。また続きになってしまった(続く)。

 汝、そらこんな風に水増ししてたら1300回続いても威張れへんで(同 9章9節より)

  2005/11/19 (379762hit) 復調の兆しあり(蛇足)


 昨日の続き(蛇足の感は否めず)。タイガーやデュバルがいい試合をしてるのに、つまらない事書いてる場合ではないのだが。

 後半スタートは梅の1番から。ティショット、セカンドのアプローチ(45ヤード)とも最高でOKバーディ。年に何回もない快挙。

 梅2番、6アイアンでフラットなポジションへ。トゥよりながらいい感じ。残り100ヤード打ちおろし、PSでうまく打つも加減しすぎて手前のバンカーへ。そこからホームラン。奥から結果オーライのオン。2パットダボ。どうもちぐはぐである。練習不足が短いショットに出ている感じ。

 3番164ヤードパー3。右グリーンの右寄りのピン。最近アイアンショットがすべてフックするので狙いにくい位置だ。おまけにグリーンの右側はすぐOB。センター狙いで左へ外しても安全なのに、ついぎりぎりを狙ってしまい、球は構えたそのまま真っ直ぐOB。しかしストレートボールが打てるようになってきたと喜ぶべきだろう。

 4番長いパー4。ティショットはヒールよりのスライスながらスウィングはまずまず(昨日ご紹介した上級者のK本さんがちょっと褒めて下さった)。残り180ヤード打ち上げ、7Wを短く持ってコントロール・・・のつもりが加減しすぎて15ヤードショート。でも当たりは95点。そこからまたアプローチをトップ。上げようとしてるのか。2パットボギー。

 5番ドライバーが芯を喰うも左へ曲がる球が再発。右手で叩きにいっているとK本さんからダメ出しが。グリーンサイドのバンカーからまたクリーンに打ってしまい、グリーン奥へ。お約束のアプローチミス(ラフに食われてショート)し、2パットボギー。

 6番も60ヤードのアプローチをわずかにショートしてパーオンならず。この奥ゆかしい性格を何とかして頂きたい。2パットボギー。

 7番、7アイアンが構えた方向へ真っ直ぐ飛ぶ。即ち右カラー。フックの確率がだいぶ低くなってきた。ぼちぼち右を向いて構えるのを止めなければ。2パットのパー。

 8番、ここしばらくまともな当たりが皆無だったスプーンを持つ。とにかくまともに当たってくれて祈りながらスウィング(嘘でももっと自信を持って振りましょう)。芯には当たるが右へ真っ直ぐ飛びだしOB。引っかけ、チーピンよりましか。前進4打からグリーン手前へオン。馬の背グリーンで3パットはトリプルボギー。仕方なし。

 9番、ヒールよりのスライスだがまたK本さんは「不満だろうけどスライスが出だしたのはいい傾向じゃない?」という意味の言葉をかけてもらう。私もそう思う。左足上がりの右ラフから7W。これもうまく打てた。フェアウェイからのショットは、フラットなライよりも左足上がりからの方が芯を喰う確率が高いのは何故か?左右へのスエイ、体の起きあがりなどが原因か。この謎が解ければ私のスウィングの悪癖も直りそうな気がする。

 3打目、PSで派手なトップボール(やっぱりヘタだ)。でもグリーン奥へ結果オーライ。6mの下りを狙いに行って3パットボギー。

 先週に比べて良いショット、真っ直ぐ飛ぶショットが増えた。先週までOBが出なかったのはOBゾーンまですら飛ばなかったからであり、そういう意味ではOB4つも復調の証と考えよう。

 しかし、バーディ3個にダボ4個にダブルパー1個って、どんなごるふや。

  2005/11/20 (380120hit) 世界ゴルフ殿堂


 フェニックスでのタイガーやデュバルを見ていて、何だかごるふがとても簡単に思えた私は昨日練習へ行ってきたのだが、どんな打ち方をしてもドライバーがチーピンしか打てないという結果に呆れを通り越して笑ってしまったのであった。もう当分ドライバー使わないでおこう(そういうわけにもいかないか)。


 さてちょっと前の話題だが、岡本綾子プロが世界ゴルフ殿堂入りを果たした。樋口久子プロ、青木功プロに続き日本人プロゴルファー3人目の快挙である。

 これがどれだけすごい事か説明しよう。例えば1974年に殿堂入りしたのは、ウォルター・ヘーゲン、ベン・.ホーガン、R.T.ジョーンズJr.、バイロン・ネルソン、ジャック・.ニクラウス、アーノルド・パーマー、ゲイリー・プレーヤー、ジーン・サラゼン、サム・スニード、ハリー・バードンというまさに伝説の人物たち。

 他のメジャーでは、81年にはリー・トレビノが、88年にはトム・ワトソンが、97年にはセベ・バレステロスニック・ファルドが、2001年にはベルンハルト・ランガー、ペイン・スチュワート、グレッグ・ノーマンなどが殿堂入りしている。つまりゴルファーなら世界中誰もが知っているプロたちだ。

 そして2003年には樋口久子プロとアニカ・ソレンスタムらが、2004年にはトム・カイト青木功らが受賞しているのである。ちなみに今年はカーリー・ウェブも選ばれている。

 素晴らしいプレイヤーが正当な評価を受けるのは気持ちがよいものである。今回は青木功プロと同じ「国際投票部門」である(樋口久子プロは「生涯業績部門」)が、その偉大さには変わりない。

 岡本綾子といえばその活躍はもちろんのこと、あの流れるように美しいスウィングだろう。私のようなへっぽこスウィングの持ち主からすれば、そのスウィングを一度見ただけで目は釘付け、ため息をつき、口はあんぐり開け放たれヨダレを牛のように垂れ流し、しばらく茫然自失状態に陥るのである。スウィングに芸術点がもしあればきっと10点満点を取るに違いない。ああ、思い出すだけでうっとり。

 彼女は「責任を重く受け止めている。今後もゴルフ界に貢献していきたい」という意味のスピーチをした。その目には涙が光っていた。そんな責任感にあふれる彼女だからこそ受賞したのだろう。

 自分の生活や成績に精一杯で、プロとしての自覚に欠ける似非プロごるふぁーたちに彼女の爪の垢を煎じて無理矢理10リットルぐらい一気に飲ませてやりたいと強く思う私であった。

  2005/11/21 (380511hit) 家鋪隆仁


 昨日は日曜日にも関らず仕事が済んだお昼からずっと、最近購入した安楽座椅子に座り、途中うたた寝などをしながら夜までテレビを見ただけに終わってしまった。練習行けよ。

 まずは午前中に録画したやしきたかじんの「たかじんINダンロップフェニックス」を見る。関西の人や唄が好きな人はご存じだろうが本業は歌手である氏はまた辛口テレビ番組評論家であり酔いどれ漫談家でありネオン街の帝王であり放送禁止用語連発・生放送不適各クラスSでありつまり深夜枠トーク番組の西の雄なのである。

 そのトークはやや独りよがりでベタな部分はあるもの本質を突きつつ軽妙であり独特であり、内容の充実度で言えば関東の口先だけの芸人もはだしで逃げ出す超A級の実力を持つ。

 そんな彼が何を思ったか午前中のしかもごるふ場に現れ、さらにMBSのアナウンサーと共にタイガーを追っかけるという不思議な構成の番組なのであったのだよそれは。

 新地(大阪の繁華街。京都の祇園、名古屋の栄、札幌のすすきの、東京の歌舞伎町などと並ぶ日本を代表する夜の街。神戸の新開地やミナミの新世界と名前が似ているが混同してはいけない。ここテストに出るぞ!)のネオンがよく似合う彼がフェニックスリゾートに現れた理由は、もちろん彼が最近になってごるふに狂ったように入れ込んでいるからである。最近の彼のトーク番組でもごるふのことばっかり喋ってるし。

 しかしこの番組ではそのトークは普段の10分の1も冴えなかったのであった。理由はいくつかある。あまりにごるふが好きなため、そしてタイガーを間近で見られるという状況に素に戻ってしまったのが1つ。午前中で酒が入っていないためか、テンションがやや低かったのが2つめ。

 もう一人のゲスト、青木功氏の前で相当緊張していたのが3つめ。青木プロの前ではさすがのたかじんも借りてきたネコのようになってしまっていた。4つめは、ホストではなくゲストという立場であったので、彼の良さが引き出せなかった事であろう(気楽なゲストの立場で思う存分ロープ内からタイガーのプレーを堪能しようというのが今回彼が仕事を受けた最大の理由であろうからこれは仕方ない)。

 そして最大の理由は、テレビ番組を評論させれば日本一の彼も、ごるふに関しては(多分)まだまだ造詣が深いとは言えない事であろう。彼の言葉や態度からすると、恐らく彼のHDCPは20〜25、ベストスコアは80半ば、普段は90半ばのラウンドをされ、ショートゲームが苦手と見た(たかじんさん、もし違ってたらごめんなさい)。

 しかし本人はそんな事は一向に気にしていないだろう。アマチュアごるふぁーにとって、タイガーのショットを間近で見られるなんて経験はなかなかできるものではない。それを知っていたからこそ、場違いともいえる場所に彼は来たのだ。タイガーのラウンドについて回っている彼は、子供のようにきらきらした眼でぽかんと口を開けてタイガーのプレーを魅入っていた。

 そんな彼を、私はますます好きになったのであった。

(この文章、本人が読むと怒るだろうなあ・・・・お前は何様じゃ!みたいな感じで)

  2005/11/22 (381087hit) タイガーの強さほか


 昨日の日記はやしきたかじんの紹介だけに終わってしまったので、今日はその後に見たダンロップフェニックスとエリエールレディスの話を書こうと思ったのだけど、2日も経つとさすがにタイミングとしては遅すぎる。ので別の視点から。

 最終日の18番ホールやプレーオフを見ていて、タイガーの強い理由の大半は「勝負の決め手になるパットを絶対に外さない精神力」にあるのではないかと見ていて改めて思った。

 ドライバーは飛ぶけど安定しない。ドライバーの平均飛距離( Driving Distance )は2位だけどフェアウェイキープ率( Driving Accuracy Percentage )は188位。54.6%という数字は私より悪い。わはは(←馬鹿)。

 パーオン率(Greens in Regulation Pct.)も確かに6位(69.9%)と素晴らしく高い。フェアウェイキープ率を考えるとラフからのアイアンショットやリカバリーショットも十分上手いと言えるだろう。ただ、他のプレイヤーより1番手か2番手短いアイアンを持てる事を考えると妥当な数字とも言える(と強引に話を進める)。

 リカバリー(パーオンを逃したホールで寄せワンのパーを獲る)率(Scrambling)は14位。普通に上手い。

 で、彼の勝負強さを証明できる数字はないものかとpgatour.comのページを見ていたら、パッティングアベレージでそれらしき物を発見した。
 
Rank
Last
Week
Player Rounds Avg. GIR Putts Greens Hit Birdie
Conversion
GIR Rank
1 Arjun Atwal 65 1.710 1,298 759 34.2 T103
2 Steve Stricker 62 1.713 1,172 684 33.6 T179
3 Ben Crane 74 1.715 1,425 831 33.5 161
4 Bob Heintz   67 1.727 1,269 735 33.9 T189
5 Tim Clark 87 1.731 1,741 1,006 32.9 T123
5 Tiger Woods 74 1.731 1,612 931 36.6 6

 左から順位・プレイヤー・ラウンド数・パーオン時のパット数平均・パーオンした時のパット総数、パーオン総数、パーオン時のバーディー数、パーオン率のランキングである(と思うが間違ってたらごめんなさい)。

 アベレージこそ5位タイだが、パーオンした時のバーディ数がダントツなのである。この数字が35%を超えているのはあとフィル・ミケルソン(35.7%)だけである(ビジェイは31.1%、マルちゃんは29.4%、グーセンは30.9%)。やっぱりパットが上手いんだね・・・・とここまで書いてあれっ?と思ったあなたはスマート。

 理屈では「パーオン時のパット数平均」と「その時のバーディ数」は比例するはず。じゃあ何で?推測だが、このパット数はパー5の2オンとパー4の1オンも計算に入っているのではないかと思うのだ。こんな言い方があるのかどうか知らないが、「バーディオン」して、2パットのバーディを獲った数が上位4人よりもきっと多いのだろう。

 という訳で、タイガーの強さである勝負強いパットは数字で証明・・・できてないじゃん全然。数字で判ったのはドライバー以外タイガーには穴がないということだけだったトホホ。

 きっと、ここぞというパットを決めるという精神力は数字に表れないのだろう。そして、数字に表れないけれど勝つということが、きっと(上手いゴルファーではなく)強いゴルファーというのだ。よし、何とか収まったぜい(強引だ)。

 しかし、横尾要はほんっっっっとに惜しかったなあ。最終ホールのバーディは鳥肌モノだったし、プレーオフ1ホール目でも9割方勝利を手中にしていたのに、タイガーのミラクル執念パットでドロー。4ホール目も3打目はスーパーリカバリーだったと思うし、次のバーディパットも入らなかったけれど最高だった。

 タイガーを破って優勝してたら、間違いなくその墓碑銘には「タイガーを1対1の勝負で破って4000万円を手にした男」と刻まれたことであろう。


 で、女子のエリエールレディス。二位に五打差をつけて藍ちゃんが優勝。バックナインだけで4バーディノーボギー、最終日1日では7バーディノーボギー。こんなゴルフをされたら、誰が追いかけても勝てない。

 きっと来年はアメリカが主戦場になるだろうから、日本での試合は見納めになるかもしれない。そんな試合でもきっちり結果を残す彼女はスター中のスターだ。君こそスターだ。スター誕生。

 予言する。来年アメリカで優勝する確率は55%。2年以内に3勝。5年以内にアメリカ女子のメジャーを取り、10年以内にアメリカ賞金女王に。そして25年でゴルフ殿堂入りし、45年後に私は天寿を全うし、450年後には宇宙生まれの人類が誕生し、4500年後には地球上の人類は滅亡して火星に住む360万人のみとなり、45000年後には跡形もなくなっているだろう。

  2005/11/23 (381582hit) 感動的な話


 古市忠夫プロ。11年前までは普通にごるふが上手い神戸の写真屋のおっちゃんであった。そんなおっちゃんが、11年経ってタイガーとラウンドするなんて、人生はドラマティックである。

 ご存じの通り古市プロは神戸出身。震災でお店と自宅を失うが、家族と、たまたまいつもと違う場所に止めた車の中の、その日だけトランクに入れてあったごるふバッグだけは無傷だった。その時氏は「神様はごるふで飯を食えと言っているのか」と思ったという。

 そして震災から2年。神戸の街に復興の槌音が響き、自宅も再建した。そこで古市さんはごるふバッグを見つけた時の驚きを思い出し、プロテストに挑戦する。そして2回目の挑戦で合格。挑戦から3年、震災から5年の歳月が流れていた。合格後の夜中、寝ている奥さんを起こしてプロテストの話をする事が1ヶ月以上続いたというから、筆舌に尽くしがたい体験だったのであろう(でも奥さんの忍耐力も筆舌に尽くしがたいと思う)。

 その経歴から判るとおり、古市さんのキーワードは「感謝」である。ごるふができること、多くの人に支えられていること、そして生きていることに感謝する。プロになって5年経った今でも、ラウンド前にコースに一礼する古市さん。その姿勢は多くの人の共感を呼ぶ。

 そんな古市さんの半生が映画化されることになった。その発表が先週の初め宮崎であったのだが、その席にタイガーも同席したのである。というのも、この映画の収益金を古市さんは「タイガー・ウッズ基金」に寄付すると決めたからだ。ちょうど彼の来日と重なり、一緒に記者会見をすることになったのであろう。

 その流れから派生したのか、先週火曜日に行われた「フェニックスチャレンジ」というTVマッチで古市さんとタイガーが勝負をするという運びになったのである。

 ここまででも十分感動的な話なのだが、TVマッチの収録が終わった後、あのスーパースターであり多忙を極めるタイガーが、古市さんとあと9ホールを2人きりでラウンドしたというのだ。

 もちろん練習ラウンドも兼ねてだろうが、私はこの話を聞いて古市さんもタイガーも最高に素晴らしいと感激し、「あんたたちは・・・・最高だぜ」とそっとつぶやき、人知れず涙を流したたのであった(歳をとると涙もろくていかんわい)。

 この感動を、明日のゼ●アック杯(年に一度の大コンペ)に生かしたい・・・などと思う時点で私はそんな下心があるからダメなんだなあと思ったのであった。でもドライバーがチーピンばっかりでも楽しく感謝してごるふしようと思ったのであった。

  2005/11/25 (382550hit) 第9回ゼ●アック杯(その1)


 花屋敷ゴルフ倶楽部・よかわコースは今年の4月、スタジオアリス女子オープンが開催されたトーナメントコースである。そのトーナメントでは藍ちゃんが3日間2オーバー、優勝者の服部道子でさえ1アンダー。つまりとっても難しいコースなのであった。っていきなり言い訳?

 その花屋敷GCで行われた昨日のコンペは6組。仕事関係の数少ない(というか唯一の)接待ごるふである。昔からの読者の方なら、私がこのコンペを1年の総決算と考えて楽しみにしていたことをご存じだと思う。このコンペは私にとってビッグイベントなのだ。

 ティオフ9時、集合8時半のところを7時40分にコースへ到着。気合いが入っているからである。天候は晴れ。風がなく暖かくなりそうなので半袖にナイロンのベストで臨む事にした。朝の気温は6度だが、半袖でも寒くないのは私が燃えているからである(うそ。本当はちょっと寒かった)。

 練習場で60球打ち(中の上ぐらいのデキだった)、グリーンでタッチを掴む。ここのグリーンは下りこそだいぶ早いが、上りはしっかり打てる。今日はピンの下につける作戦でいこう。

 今回の組み合わせは初対面のW山さんを除き、新・永遠のライバルN谷君とVGAコンペでおなじみ(そして先週きさいちで会ったばかりの)M岡君だ。気心知れたメンバーである。楽しい1日になりそうだ。

 しかしそんな浮ついた気持ちをいきなり1番ホールが打ち砕く。


花屋敷ゴルフ倶楽部のウェブより・一部改変)

 413ヤードパー4。前もってウェブでこのスタートホールを見た時、私の飛距離を考えるとスプーンで右の池(実際には谷)の手前へ打てばいいだろうと考えていた。しかし実際は・・・



 そう、相当な打ちおろしだったのだ。従ってスプーンでも、いや7Wでも右へ行けば谷底へ落ちてしまう。もちろんドライバーでフェアウェイを狙うと、一番狭い所にランディングする。左右の幅は30ヤードあるだろうか。

 出だしからOBは避けたい。朝イチだけに7や8もあり得る。ましてや長いクラブが不安だらけの私である。しばし悩んだが、キャディさんの「ここはボギーでもパーみたいなものです」という言葉で腹は決まった。よし、刻むのなら徹底的に亀ごるふでいってやれ。

 私は絶対に谷へ届かないように5アイアンを持ちティショットした。朝イチにしては最高の手ごたえ。ボールは傾斜の途中ながらフェアウェイセンターへ。他の3人はまずまずのティショットで私のはるか先、平らなライまで飛んだ。でも人は人、自分は自分、されど仲良し、じっと手を見る、にんげんだもの、やがて悲しき法隆寺、ボウズの絵を描いた健康優良不良少年だ。

 2打目地点へ行ってみると、想像以上に左足下がりの傾斜がきつい。しかし慌てる必要はない。残りは230ヤードほどあるが、ここから2打でグリーンまでいけばいいのだ。サブグリーンを狙って8アイアンのハーフショット。ナイス手ごたえ!130ヤード先へ。ここまでは完璧だった。

 3打目、PSで谷越えのグリーンを狙う。しかしトップ!!何てこったここでミスしたら今までの作戦が水の泡、遠回りして谷底へ打つぐらいだったら最初からドライバーで思い切って打てばよかったああバカ俺のバカ・・・と思ったら砲台グリーン手前の土手に当たって結果オーライのナイスオン。ボギーオンでナイスオンって・・・しかもそれをナイスと呼ぶお前は志が低すぎる!でもいいや。

 真横から6mのパーパット。キャディさんの「私だったらカップ1個上を狙います」の言葉を信じてパットするもジャストタッチではさすがに読みが浅すぎた(でもカップ1個分上を狙って入らなかったら3mオーバーだぜよキャディさん)。下からのパットを慎重に沈めて計画通りボギー(結果オーライだったってばさ)。

 というわけで、さすがゼ●アック杯、たった1ホールで1日分の日記になるぐらい私の心は熱い。あと17日間、おつきあいをよろしくお願いします(嘘)。

  2005/11/26 (383194hit) 第9回ゼ●アック杯(その2)


 破格のアピアランスマネー(トーナメントの賞金総額以上!)をもらい、チャーター機に乗って来日という派手な登場だったにも関らず、残念ながら2日間で会場を後にしたウィ。さすがの天才少女も男子プロにはかなわないという事か。でも私は今回の予選落ち、技術の問題よりも経験と心構えの問題の方が大きいような気がする。

 来日した時の記者会見で、「4日間アンダーパーで回りたい。目標は優勝」と行っていた彼女。16歳という年齢からくる無知を差し引いても考えが甘すぎる。っていうか日本ツアーをなめている。カシオもウィもいい勉強になっただろう・・・あっ、カシオは十分元は取ったのかな?

 なめていると言えば・・・・伊藤涼太君、ウィの球を見て「たいしたことはなかったです」と言ってしまうのはあまりにも失礼では?相手はプロフェッショナルなんだよ。まあ、ムキになってそういう発言をしてしまう事自体、ウィの事をものすごく意識している裏返しなんだろうけど・・・。男子と女子であってもアマチュアとプロは質的に全く違うレベルにある事ぐらい、それだけプロのトーナメントに出ているんだから理解しなきゃね。

 おっと、私も他人のことを偉そうに批評できるような立場ではない。ドライバーさえまともに打てない人間がいくら偉そうなことを言ってものれんに腕押しチワワに朝青龍の張り手である(違うか)。では昨日の続き。今日は2番ホールから。

 515ヤードパー5、ティショットはヘナチョコショットで170ヤード、左のラフ。2打目の7Wまずまずで残り145ヤード。3打目7アイアンまずまずでパーオン。パー5はリカバリーできるから好き。2パットパー。

 3番、ニアピン賞のパー3。谷越えアゲンストの140ヤード。8アイアンはいい感じで振れたがやや短かく手前のラフへ(この日はアイアンがことごとくショートした)。寄せはピン下1.5mへ。何とか沈めてパー。

 4番、332ヤードパー4。スプーンのティショットは地を這うような当たり損ない。でも残り100ヤード地点まで転がる。だから打ちおろしは好きさ。しかしPSの2打目をショートして手前のバンカーへ。バカである。バンカーから出して2パットボギー。まあこんなもんだ。

 5番、ドラコンのパー5。551ヤードと長い。ドライバーのティショットはまずまず。ところが2打目の7Wをトップ。160ヤード残る。6アイアンで打った3打目は奇跡的にグリーンオン。2パットパー。

 ここまでは上出来。ヘナチョコショットも出るが、要所要所でショットやパットが決まってくれる。いい感じだ。しかしこのまま行かないのが私の私たる所以であり、私の私による私のためのごるふであり、ナイスショットすれどもトホホは死なずである(自由トホホ権運動)。

 6番、424ヤードの長いパー4、HDCP1のホールである。ティショットはスプーンでまあまあ。220ヤード。しかしフェアウェイ右のバンカーへ入る。2打目、7アイアンで距離を稼ごうと思ったのが失敗。ダフって50ヤードしか飛ばず。謙虚さが不足していた。しかし想定内のミス。

 3打目、ラフから絶壁のような高い砲台グリーンへ。ピンが手前だったので加減しすぎて、グリーン面ぎりぎりに落ち、手前へ戻ってきてしまった。謙虚さが足りない。4打目、ウェッジで寄せるも上につけるのを警戒しすぎて3mショート。謙虚すぎた。このパットを外してしまいこの日初めてのダボ。しかも素ダボ。

 バンカーからの2打目はともかく、3打目は上についてもいいからグリーンに乗せておくべきだった。考え方に謙虚さがなくなってきているくせに、ショットは消極的。考えと結果がちぐはぐだ。

 そのちぐはぐな状態はつぎのホールからターボがかかり、いよいよ待ちに待ったトホホ炸裂ターイムがやってくるのであった。

(次回、トホホ炸裂第1弾がいよいよ始まる)

  2005/11/27 (383352hit) 第9回ゼ●アック杯(その3)

続き。

 7番ホール、再び谷越えのパー3。距離は130ヤードと短いがわずかに砲台型のグリーンで回りはバンカーがガード。乗せなければ大怪我につながる条件が揃っている。

 風は左から右のややアゲンスト。ようやくアイアンが真っ直ぐ飛ぶようになった私は、いい気になってグリーンの左端に狙いを定める。さらに今日のアイアンの調子から考えると8アイアンでも良かったのに、いい気になって9アイアンを持ったりしたものだからリキんでしまい、お約束の左引っかけバンカーイン。

 さらにバンカーからは出ただけで、寄らず入らずのダボ。連続素ダボである。こうなるともう流れはダボチンスキー(死語)のものだ。

 8番、ドライバーショットで力んでタイミングが狂いまくり、久しぶりに狙いより50ヤード右へスライスするOB。前進4打から5アイアンでも乗らず、何とかアプローチを寄せて4オン1パット1ペナのダボ。素ダボでないだけましか?(←一緒やって)。

 5番までの良い流れを、6番からの3連続ダボですっかり帳消しにしてしまったわけだが、こうして振り返ってみるとちょっとまともに当たりだすとすぐいい気になってリキんでミスするというパターンをしっかり踏襲している。まったく進歩のない野郎だぜ俺は。

 9番はよく覚えていないが、いれ頃外し頃のパットを入れたような気がする。寄せワンのパー。このパーが効いて、前半は何とか目標の「ボギーペース以下」を達成した。私の今の調子からすると上出来だ。


 昼食で「カツとじ御膳」(前半43だったライバルN谷君に勝つ!という気持ちを込めて)を食べ、心機一転10番ホールのスタート!でいきなりティショットOB。しかし練習場であれだけ打てなかったスライスが打てるスウィングになってきたので、くやしさは半分ぐらいだ。前進4打から7W、ハーフトップだけど180ヤードぐらい転がってくれた。まあ充分だ。ウェッジでオンさせ、2パットのダボ。OBパーだからまあ良いでしょう。

 しかし11番はいただけない。330ヤードと短いパー4。ティショット5アイアン90点。しかしセカンド8アイアンがわずかにショートして砲台グリーン手前のバンカーへ。だぁかぁらぁ〜、今日はアイアンが全部ショート気味って判ってるのに何故1番手上げないんだ俺?アゴの高いバンカーからエッジまでしかいかず、エッジから寄せられずまた素ダボ。集中だ。

 ちなみにこの日バンカーに入れたのは4回で、そのうち3回がダボ。バンカー下手すぎる。インパクトが緩んでるんだろうなあ。

 アプローチも「上につけてはいけない」という気持ちが強すぎてことごとくショートする(いつものことだけど)。でも20ヤードから5ヤードショートはもうショートとはいわない。ショートホホだ(面白くない)。コースに気持ちで負けてるのだ。OBのダボは仕方ないけど素ダボの連発はいけない。頑張れ俺。

 12番、150ヤードのパー3でやっとピンに向かって飛んでいき、3mに付く。気合いで入れてバーディキター!。しかもニアピンゲットぉぉぉ!(^^;今日のハイライト!パンパカパーン!(古い)。体が回る夏なら8アイアンだが、今日は7アイアンで打って正解だった。

 13番、ティショットから3打目までイマイチで何とかボギー。14番、ティショットが狙いより40ヤード右へ行ってスライスしてOB、ダボ。スライスだからまあ許す(レベル低い)。

 15番、195ヤードパー3。7Wでティショットするも、30ヤード右へ飛びだし(ひょっとしたらあまりにもフックやチーピンを打っていたので右を向いて構える癖がついてしまったのかもしれないと思ったりもするがよくわからない)軽くスライスして谷底へ(ウォーターハザード)。ドロップエリアから6mにしか寄らなかったがこれを沈めてボギー(パットの調子だけは良かった)。

 16番ドラコンホール。我慢できず狙いに行く(これだから俺は・・)。おりゃあぁぁ!!!当たりは良かったがまたもや右へ飛んでいき池ポチャ。でも心なしか右へ飛んでいく度合いが小さくなってきているような気が・・・でも池ポチャは池ポチャ。さらに寄せを1発トップしてダボ。あかん・・・ちなみにドラコンはN谷君がゲット。N谷君はドライバーが良く振れていた。

 あと2ホールだけど続く(ごめんなさい)。その2ホールでトホホなドラマはあるのか?ないかもしれない。でもあるかもしれない。刮目して待て!(多分ない)

  2005/11/28 (383946hit) 第9回ゼ●アック杯(最終回)

11/24・花屋敷ゴルフ倶楽部・よかわコース・Par72(コースレート69.8)・晴れのち曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in total
par 4 5 3 4 5 4 3 4 4 36 5 4 3 4 4 3 5 4 4 36 72
score 5 5 3 5 5 6 5 6 4 44 7 6 2 5 6 4 7 8 5 50 94
+4
putt 2 2 1 2 2 2 2 1 1 15 2 2 1 2 2 1 2 3 2 17 32
topics *1 *2 *3 *4 *5     *6 *7 *8   *9   *10 *11    

*1・・・一昨日の日記参照。ウホホ度1

*2・・・昨日の日記参照。合計してウホホ度3

*3・・・昨日の日記参照。トホホ度2

*4・・・本文参照。
トホホ度4

*5・・・本文参照。
トホホ度2

*6・・・本文参照。
トホホ度1

*7・・・本文参照。
トホホ度4

*8・・・本文参照。ウホホ度3

*9・・・本文参照。
トホホ度1

*10・・・本文参照。
トホホ度3

*11・・・本文参照。
トホホ度4

ウホホ13p(7p + パー1p×4 + 寄せワン1p×2) VS トホホ21pでまたもトホホの貫禄勝ち

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
5ボギー
7ダボ
1ダブルパー
94
(+22)
85.3
平均パット数
Putting average
1.778
(32)
1.888
(33.98)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.01
(0.90/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
27.8
(5/18)
46.8
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
55.6
(11/18)
81.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
16.7
(3/18)
38.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
50.0
(9/18)
82.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
58.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
205.0 223.1
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50.0
(2/4)
34.2
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
58.3 65.8
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
40.0 71.2
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
65.0 61.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
63.3 66.2

続き。今日で終わります、はい。

 16番までで、私は9オーバー(トホホ)。しかしN谷君もOBがいくつかあり、10オーバー。掛け値なしで300ヤードかっ飛ばすN谷君はキャディさんの言うとおりの場所に打って突き抜けてOBという不運がいくつもあった。キャディさん、頼みまっせ。

 で、運命の17番。365ヤードパー4。フェアウェイはまたもやランディングポイントが狭い。3発のOBに懲りた私は3Wでティショット。当たり損ないだったが右のラフへ200ヤード。(OBじゃなかったと喜べ今の俺)。

 二打目地点へ行くと、そこから左足上がりつまりグリーンまで打ち上げで175ヤード。5アイアンでも届くかどうか(届かんやろ普通)・・・でも4アイアンでナイスショットする自信は自慢じゃないが全くない。スウィング一閃!届かんと思いながら振ったせいか力んでシャンクしてOB。刻んでOBはめげる。しかもセカンドOBだからさらにめげる。なんでシャンクするかなあ(←ヘタだから)。

 打ち直しは引っかけたけどキックが良く花道へ。20ヤードのアプローチ、6ヤードショート・・・・orz。2パットでトリプルボギーと思ったら50cmを外してダブルパー。いやね、ラインの途中に目立たないボールマークがあってそれで転がりが変わったのよ。本当だって。転がってる途中で明らかにボールが変な動きをしたんだか・・・・えっ?言い訳は見苦しい?いやいや。

 これは言い訳ではなくセルフマネージメントなのだ。自分は正しく打った(つもり)。しかし入らなかった。これは自分が悪いのではなく、運が悪いかあるいはグリーンが悪い(はずだ)。そう考えることで、自信を無くさないようにすると同時に唯一調子がよいパッティングで変に悩んで調子を落とさないようにするための戦略なのである。ポジティブシンキングなのである。っていうかこれは青木功プロの受け売りなんだけどね。

 しかし何と言おうと+4は+4.一方のN谷君は手堅くボギーでまとめ、あと1ホールを残して2打差を付けられて逆転されてしまった。もはやこれまでか・・・


 そして最終18番ホール。花屋敷GCの名物ホールである。409ヤードパー4。


花屋敷ゴルフ倶楽部のウェブより)

 ティグラウンドから池(谷)まで240ヤード。そこからグリーンまで150ヤード。1打目の落とし所によっては二打目でロングアイアンやショートウッドが必要になり、谷越えに大きなプレッシャーがかかる。

 私は2打目で勝負するために池までぎりぎりのスプーンを持つ。ややトップ目ながら230ヤードぐらい飛んでくれた。よし。2打目は5アイアン。これを乗せることができれば、まだ逆転の可能性も・・・と大ダフリ!!ボールは谷底へ・・・・と思ったら何とかふらふらと飛んでくれてグリーン手前のラフへ。

 15ヤードの寄せをまた5ヤードショートし、パットも入らず、ボギーで終わったのであった。

 ところでこの18番、ティショットがある程度の距離まで行くと「2打目をティアップして打っても良い」というローカルルールがあった。飛距離的に池を越えられない人に対する救済だと思うのだが、こんなローカルルールは初めて聞いた。いやあ、日本は広い。

 えっ?N谷君との勝負はどうなったかって?・・・ご想像にお任せします。ちなみにM岡君は後半44でまとめ、見事大波賞をゲットしたのであった。N谷君はドラコン2つ、私はニアピン1つに第3位(17番が隠しホールだったのが効いた)で、電磁調理器をゲットした。

 N谷君、M岡君、また一緒にラウンドしようね〜!

  2005/11/29 (384670hit) 男子ツアー色々


 ゼ●アック杯のことを書いている間は色々と書きたいことがあったのだが書けなかった。で、やっと書けると思ったら何を書こうと思っていたのか忘れている私である。ごるふの腕だけでなく頭もトホホっているのか俺?まあいいけど。思い出しながら書いていこう。

 男子ツアーのカシオワールドでは1年1ヶ月ぶりに谷口徹が優勝。気骨のある彼のキャラクターは大好きだ。しかし最終ホールのバンカーショットは素晴らしかった。土壇場であのショットができる技術こそがプロの醍醐味だろう。奈良出身で、日大や東北福祉大ではなく同志社大学卒業というのも私の好みである。

 今年はベストテンに6回入りながら優勝が無かったので、この試合が最終戦になるところだった(来週のゴルフ日本シリーズJTカップは今年のツアー優勝者と賞金ランク25位以内の選手だけが出場を許される特別な試合)。この調子で2週連続優勝を狙って欲しい。

 そのゴルフ日本シリーズJTカップであるが、毎年東京よみうりカントリークラブで開かれている。東京都稲城市にある、井上誠一氏設計の名門コースだ(プレーフィも超一流だ)。簡単にはラウンドできないが、一度あの18番パー3のグリーンでパットしてみたい。

 で、そのJTカップのポスターのコピーが、

 ニッポンにも、
 メジャーがある。


 だそうである。(-_-) このコピーに数百万円支払ったJTの広告宣伝部長の顔が見たい。

 ごるふにおいて「メジャー」というのは基本的には固有名詞なのである。大会の歴史や権威を威張りたいのなら「ナショナルトーナメント」や「メジャーな大会」と言えばいいのだ。上のコピーを下のように言い換えれば、その屈折した思考の恥ずかしさよく解る。

 おらさ村にも、
 六本木ヒルズがあるだ。


 あるいは、こう言い換えるのはどうだろう。

 うちのサークルにも、
 タイガー・ウッズがいる。


 ふーん。あっそう。良かったね、である。

 伝統や格式は、うすっぺらなコピーや劣等感丸出しの模倣から作られるのではない。然るべき場所に、然るべき時が来れば自然に備わるものなのだ。

(ついでに言っておくと、人の心に届く雑文というのは、うすっぺらな話題と劣等感丸出しの文章から作られるのではないんだぜってばさ>俺)

  2005/11/30 (385184hit) 女子プロゴルフ界の光と闇

  今年から始まった女子プロゴルファーの世界戦、「ワールドカップ女子ゴルフ」に、来年は賞金ランク2位の宮里藍と4位の横峯さくらが出場することとなった。今年の2月、藍・(北田)瑠衣コンビで見事に優勝し、日本中を感動させた事は記憶に新しい。

 本来なら賞金ランク1位と2位の選手が出るはずなのだが、1位の不動は去年に引き続き辞退。そして3位の大山志保も辞退したため、話題作りには願ってもない今回のコンビとなったのだ。

 しかし思い出してほしい。今年2月にはるか地球の真裏、バーソロミュー・ディアスがつい最近発見した(嘘)という南アフリカ共和国で行われた大会に出場するのに、日本のLPGAは渡航費はおろかユニフォームさえ支給できなかったのである。噂によると宮里・北田個人のスポンサーが費用を出し、そのスポンサーのロゴ入りウェアを着る必要があったので、ユニフォームを着れなかったらしい。

 それにしても何という愚行だろうか。ただ単に資金不足等理由があって、正式にサポートしないとLPGAで決定されたのであっても呆れてものが言えないが、何か世間に出せないような裏の理由があって資金を出せない(いや、邪推ですよ。あくまで私の・・・)のならそれはそれで腹立たしいことこの上ない。

 女子プロと言えば、今話題になっている耐震強度偽造問題で悪人面をさらけ出している社長の会社、ヒューザーが「ヒューザーカップレディース」と称して今年の9月にゴルフコンペを開催しているが、そのコンペに女子プロ30人が招待されていた事をご存じだろうか。

 ちなみにそのコンペでは、ヒューザー社長や役員はもちろん、スペースワン、森田設計事務所、木村建設の役員など、現時点でほぼ犯罪者と言っても差し支えない輩どもが雁首を並べて参加していた。それ以外にも、芸能人やスポーツ解説者、落語家の名前もちらほら・・

 断っておくが彼女らに罪はないと思う。これだけの人数だし、個人的な招待ではなくLPGAを通じてオファーがあったのだろうことは想像に難くない。また、素人のゴルフコンペに出席すること自体ももちろん非難されることではない。逆に、出席した女子プロたちは恐らく上品とは程遠いに違いない、ほぼ犯罪者たちとのラウンドは極めて不愉快だったであろうと想像できる。

 私が引っかかったのは、こういった重大な問題を起こすような極悪会社の面々とLPGAが繋がりを持っているという事実である。スポンサー選びはどれくらい慎重にしているのか?金さえ出してもらえばどんなスポンサーでもいいのか?そこまでスポンサーに頼る姿勢を、ただしていく努力をどれだけしているのか?これはLPGAだけの問題ではなく、日本の男子ツアーにも言えることだろう。

 折しもアメリカではPGAツアーのチャリティ総額が10億ドルに達した記念式典が行われた。10億ドルでっせ。それも、ツアー側がチャリティしてるんでっせ。みなさん、どう思いまっか?この差。

 ごるふに対する文化と歴史の差はあるにしても、あまりにも違いすぎるこの差に暗澹たる気持ちになる私なのであった。



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