日記89

2005年6月1日〜15日

上から下に読んで下さい。


去年までの日記


今年(2005年)の日記
1月前半
1月後半
2月前半
2月後半
3月前半
3月後半
4月前半
4月後半
5月前半
5月後半

  2005/6/1 (292096hit) 2つのプレーン・月刊ALBA編(再び毒舌あり)


 日本で発売されている全国区のごるふ雑誌は、週刊誌なら週間ゴルフダイジェスト(WGD)と週間パーゴルフ。月刊誌(隔週刊・隔月刊も含む)なら月刊ゴルフダイジェスト(MGD)、Choice(以上ゴルフダイジェスト社)、Waggle(実業之日本社)、GolfToday(三栄書房)、GolfClassic(日本文化出版)、そしてALBA(アルバトロスビュー・小池書院)である(抜けてたらごめんなさい)。

 私は一時期WGDを欠かさず買っていたが、1年間買い続けた段階で飽きてしまった(週刊誌に多くを望む私が悪いのである)。

 で、一昨年はChoiceを定期購読。読み物&資料的価値としては大変面白かったが、セーターが8万円とかポロシャツが2万円とか高級外車のコマーシャルとか、ちょっと違う世界に紛れ込んだようで落ち着かなく(正直に書くとムカついて)1年で中止。

 さらに今年はMGDを定期購読したのだが、正直言って失敗だった。良い悪いではなく、私が興味を引くような記事があまりなかったのだ。期待していたレッスン記事もあまり目新しいことが載っていない。

 実は私、この雑誌はアメリカのGolfDigestという雑誌と提携しているとばかり思い込んでいた。で、アメリカの最新レッスンや高野さんがご紹介して下さるTipsが数ヶ月遅れで特集されるはずだ、と思い込んでいたのだ。だって名前が同じなんだし、誰だってそう思うでしょ?でも違った。

 ゴルジーさんに、あの「2つのプレーン」の記事が今月号(6月9日号)のALBAに載っていると教えて頂き、買ってきて見ると「米国ごるふダイジェスト社提携・GolfWorld」と書いてあるではないか。何でゴルフダイジェストがゴルフダイジェストと提携しないでアルバと提携するのだ?訳解らんぞ。

 とまあそんなことはどうでも良くて、その中身である。記事は恐らく本家の物を多少省略して載せているのだと思うが、高野さんが上のリンクでご紹介下さったものと全く同じであった(当たり前である)。逆に高野さんの記事の方が整理して頂いている分読みやすいぐらいである。

 ここでは、高野さんの表になかった「フォロー」についての注意を追加するに留める事にする(高野さん、表のフォーマットを真似させて頂きました)。

1プレーン 2プレーン
フォロー
前傾角度
深いまま(アドレスと同じ角度で)維持する 記述なし
右腕は伸びたままインサイド側(左側)へ振られる。 左肘は90度に曲げ、右腕も少し曲げる。インサイドではなく目標方向に振られる。

 まあ写真が付いている分、買っても損はないと思う。でもやっぱり高野さんの日記で十分という気も・・・


 最後にお得意の毒舌を。ALBAはどうも二流の感じがしてあまり好きじゃなかったのだが、今回読んでみてその理由がわかった。風水(とは似てもにつかないまがい物)を道具に使っている元一級建築士の詐欺師が連載しているからなのだ。はい、私、この手のエセ科学で人を騙すオッサン大嫌いなのです。詐欺師と言う云い方がきつければ、詐術師と言い換えてやろう。

 科学的根拠のない、世界中で自分一人しか理解できない考えで人を騙し、不安に陥らせて商売をしている。その構造は新興宗教やマルチ商法と何ら変わりがない。なーにが「3は2005年のラッキーナンバー」か。3月生まれの人は一人もJRの事故に巻き込まれてないのか?バカが。俺は今年3月3日のラウンドで99叩いたぞ。なんでか教えろ。今年は世界中のパー3のホールでホールインワンが増えるのか?反論してみろ。

 「6月になったら新しい道具を使えば金運アップ」だと?根拠を述べろ根拠を。風水のどこをどういじればそんな戯れ言が出てくるんだ。たかが統計学の癖に。「風水文字をボールに書け」だぁ?効果があるなら、世界中のプロごるふぁーが実践しとるはずだろうが。

 皆様も、まがい物にはくれぐれもご注意されたい。

(風水そのものを否定しているわけではありません。念のため)

昨日の喫煙本数:16本

  2005/6/3 (293062hit) 雨のドタバタラウンド

6/2・きさいちCC・松竹Aグリーン・Par72(コースレート70)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 6 5 7 6 3 4 6 5 42 4 3 4 7 5 3 5 5 4 40 82
(86.8)
  +3
topics *1 *2   *3 *4                 *5          
putt 2 2 2 2 1 2 3 2 16 1 1 1 2 2 2 2 1 2 14 30
(31.8)

*1・・・本文参照。っていうか、ラウンドしてません。

*2・・・ティショットOB。トホホ度3

*3・・・チョロが2回
トホホ度5

*4・・・本文参照。トホホ度4

*5・・・ティショットOB。トホホ度3

ウホホ19p(パー2p×7 + 寄せワン1p×5) VS トホホ15pで何故かウホホの勝ち。不思議だ。

(カッコ内はPar68を72に換算した時の数字)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
6ボギー
3ダボ
1トリプル
82
(86.8)
86.8
平均パット数
Putting average
1.764
(31.8)
1.948
(35.06)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 3.8
(0.7/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
47.1
(8/17)
40.6
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
76.5
(13/17)
81.0
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
23.5
(4/17)
34.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
82.4
(14/17)
83.8
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
38.5
(5/13)
62.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
225.0 229.5
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
62.5
(5/8)
28.5
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
50.0 69.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
70.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
58.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
69.4

 朝から雨。濡れるのは苦にならないが傘を持ったりグリップが濡れないよう気を使ったりボールをいちいち拭かなければいけなかったりという面倒が鬱陶しい。まとまった雨なので、まだ風邪が治りきらない○はお休みすることにした。

 コースへ行ってみると、予想通り私のエントリーした組がキャンセル。しかも1人で入れる所がほとんど無いという。私は先日のように一人でラウンドしてもよかったのだが、支配人に今出発した組を追いかけてくれと言われる。こちらにも○がドタキャンした弱みがあるので了解し、速攻で着替えて2番ホールへ。

 レインウェアを着け、柔軟体操も一切なしで、もちろんパットの練習などできるはずもなく、あたふたと手袋とボールとティを取りだしてティアップ。ここまでコースへ着いて9分ぐらいか?2〜3度素振りをするがもう頭の中は軽いパニック状態である。

 こういう時こそ豊富な練習量に支えられた自信があるのと無いのとで明暗が分かれるのだが、もちろん私の場合自信など湧いてくるはずもない(元々逆境に弱いタイプなのだ)。打たれた球はハーフトップして右へ飛びだし、グリーン奥の白杭を越えていったのであった。私のガラスのような心にトホホ3つである。

 4番ホールでは2打目、4打目がチョロに近いミスショット。5番ホール、ラフからの2打目。残り110ヤード打ち上げだが手元には8アイアンしかない。ここで偉そうに自分の実力も顧みず、フェースを開いて軽くカット打ちし高い球で距離をコントロールしようなどと考える私の浅ましさ。

 当然うまくコントロールできるはずもなく球は大きくスライスしグリーン右手前のバンカーへ。そこからまた寄せようと中途半端にコントロールするから大きくダフって出ただけ。さらにアプローチもオーバーして2パットのダボ。

 まだスタートのドタバタが尾を引き浮き足だっている、と書けば聞こえはいいが単なるヘタクソである。ヘタクソなのに分不相応な攻め方をするからこういう事になるんだ>俺。まあでも俺らしくていいか>俺。

 しかしそのダボで何とか落ち着きを取り戻し、前半の残り4ホールと後半は雨にも関わらず善戦したかなと。特に寄せとパットが良かったかな。濡れたグリーンではボールが曲がらないので、強気で真っ直ぐ打てたのがパットの好成績につながったんだな。だ、だからボクは雨の日がき、嫌いじゃないんだな。い、いつの間にか、や、山下清になっちゃったんだな。や、山下清と言うよりも、実は芦屋雁之助なんだけどな。っていうか、そんなことどうでもいいですな。

昨日の喫煙本数:20本

  2005/6/4 (293466hit) ドライバー


 アイアンがレベルアップしたと思ったら、今度はドライバーがうまく打てなくなってしまったよー(;_;)。

 先週の瀬田でも良くなかったが、今週はさらにひどかった。まともな当たりは1発もなく、極端に左へ引っかけるか、引っかけを恐れて右へ大きくふけるかのどちらかである。真ん中はないのか?ないんだなこれが。

 自分でもヘッドが全然走っていない事が解る。そして腕で打ちに行っているのが解る。無重力スウィングではなく腕力スウィングになっているのだ。トホホ。全く進歩のないヤツである。

 2日はあまりにトホホが続くので、後半はスプーンでばかりティショットした。スプーンも調子がよいわけではないが、少なくともドライバーよりは曲がりが少ない。OBになるところがラフで留まってくれる。スプーンを練習していて良かったと心から思った。

 しかし2週連続調子がおかしいのは気持ち悪い・・・と思っていたら、悪いのは2週間だけではなかった!

 4週間ほど前からフェアウェイキープ率はずっと下降気味。ファインショット率も3週前からはっきりと悪化している。その頃何があったのか?その頃の日記をチェックしてみると、ちょうど「腰から切り返すイメージ」を持ち出した頃だ。

 しかし普通は下半身に意識が行きすぎると体が先行して振り遅れ、右へスライスするはずなのだが・・・それを嫌って無理に腕でインサイドに引き込んでいるのでチーピンが出るのだろうか?

 ただ、ここでそれを矯正しようとすると元の木阿弥だし、またドライバーばっかり練習したりすると好調なアイアンまで悪くなりかねない。ここはしばらく耐え忍び、タイミングが合うまで辛抱して練習するのが得策のような気がする。

 でも、最近肩やふくらはぎの張りがきつくて、しばらく体を休めようと思っているんだけどなあ・・・・それでも練習すべきかなあ・・・でも体を壊したら終わりだしなあ・・・

 体調が 何より重要 不惑の42歳(字余り)

昨日の喫煙本数22本(トホホ)

  2005/6/5 (293747hit) 傲るテレビは久しからず(やや毒舌あり)


 今週の男子ツアーはJCBクラシック仙台。今年で34回目と歴史のある大会である。ところがテレビ欄の昼から夕方の部分を見ても中継がないのだ。さらによーく見てみると、何と25:45〜27:10の深夜枠である。ついに男子ツアーはプロレス並みの扱いになってしまったのか・・・・(視聴率の上で、という意味で、プロレスを馬鹿にしているわけではありません)。しかし午前2時前から3時過ぎまでなんて誰が見るんだ!

 ちなみにフジ系列の関西テレビで、本来ならごるふを中継していたはずの夕方に何を放映していたかというと、「韓国ドラマ」と「売れない芸人のお涙頂戴ドキュメンタリー」である。トホホ。というわけでまだ見てません。でもS.K.ホ頑張れ!国粋主義的偏見に負けるな!(思想的背景や右や左もありません。単に外国人選手が負けることを期待しているかの如き日本のマスコミと一部の馬鹿ギャラリーに対する抗議です)

 しかし珍しいことにこの土曜日は女子ツアーの中継も無かった・・・と思ったら、それは関西だけだったらしい。調べてみると、サントリーレディスはそのフジテレビで午後3時から放映されているではないか!!それなら男子ツアーの深夜枠も肯ける。

 ということは関西テレビでは韓国ドラマの方がサントリーレディスより数字が取れると判断したのだな。そうか、そういうことか。解った。関西テレビよ、お前は全国1000万人以上のごるふぁーを敵に回したのだ。それが大げさなら、少なくとも俺を敵に回したのだ。


 6月7日編者訂正:6月第一週に開催されていたのは「リゾートトラストレディス」の間違いでした。リゾートトラストレディスは関東ではテレビ朝日で、そして関西では朝日放送で生中継の予定でした。関西テレビには私の勘違いで濡れ衣を着せてしまい申し訳なかったです。関西テレビさん、ごめんなさい。<m(__)m>

 しかし朝日放送は6月1日の阪神戦が中止になった場合のみ放送という事で、結局放送されませんでした。つまりゴルフよりプロ野球が大事で、全国1000万人以上のごるふぁーを敵に回した(少なくとも俺を敵に回した)のは、関西テレビではなく朝日放送だったのだ。



 もうこれからは無料のTVにに多くを望んではいけないという事がはっきりと解った。これからはケーブルテレビや衛星放送に加入し、月に数千円支払って自分の見たい番組を選択して見る事がスタンダードになっていくだろう。

 そして地上波が衰退し、スポンサーが減り、さらに番組の質が落ち・・・という悪循環に陥るのは火を見るよりも明らかだ。そういう意味では、ネットによる中継がテレビに取って代わる可能性も十分あるだろう。ホリエモンは正しかったのだ。

 ビデオレコーダーの「CMカット機能」が大企業(スポンサー)の圧力で市場から消えた例を出すまでもなく、現在のテレビ局とスポンサーの腐った構図は、ギャラリーやアマチュアごるふぁーの方を向かずスポンサーの意向を最重要視するJGTOのそれと見事に一致している。

 さらには、それを陰で支えているのが「何も考えずにテレビの情報や大多数の意見に付和雷同し、TVコマーシャルの製品を買い続けたり外国人選手を排斥する馬鹿な大衆」である。元雪印の牛乳を平気で買ったり、税金を湯水のように無駄遣いしている政党に投票し続けている人間が大多数という去勢された国民性は、限りなく悲しい。

(あの何度も断りますが私には政治的背景も宗教的背景も民族的背景も全くありません。マスコミ批判をするとどうしてもその裏の部分に触れざるを得ず、それが政治的な発言につながってしまうのですが、特定の団体・政党を肩入れするつもりもなく思想なんて持ってません。ただの横町の文句言いオヤジですので、どうか怖がったり嫌ったりしないでねってだったら毒舌日記書くなよ>俺)

昨日の喫煙本数19本

  2005/6/6 (294063hit) 一体なぜ?


 あれだけ父親を嫌がっている(ように見えた)横峯さくらが、最終日に再び父親を帯同キャディとして参戦。結果はともかく、一体なぜ?

 親子の問題だし外野があれこれ言うのもおかしいと言う意見もあろうが、今や日本を代表する人気プロである。試合内容だけでなくその言動の一挙手一投足が注目されて当然で、それに対する評論を受けるのも仕事のうちである。したがって辛口の意見を述べさせて頂く。

 とにかくこの親子、言動に一貫性がない。初めは父親だけかと思ったらさくらの側も言う事とやっている事がバラバラである。父親は「(この試合に勝てば)もうキャディから引退する」といった舌の根も乾かぬうちに「この試合だけ担ぎたい」といい、さらには「大事な試合は私が担ぐ」だし、さくらはさくらで「もう(父親が)バッグを担ぐ事はないです」と宣言した数試合後にはまた凸凹コンビ復活。そう、この2人、実は似た者親子なのだ。

 もしさくらが本心ではキャディをして欲しくないのに、勝つためにあえて嫌いな父親にキャディをお願いした、ということならそれはまだプロ意識の表れだとある程度は評価する事ができる。ただ仮にそうだとしても、じゃあ本仮屋沙織(今期からの帯同キャディ)の気持ちはどうなるの?

 せっかく二人三脚で仕事を覚えてる最中に、「お前は半人前だから明日は担ぐな」と言われたようなものだ。私の努力って一体何?と思って当然である。いや半人前だからこそ経験を積んでいかないといけないのではないのか?

 彼女(本仮屋)はプロを目指しているので、いわばアルバイト。あくまで本当のキャディは父親なのだという事であっても、こんな身勝手な使い方で信頼関係が生まれるの?次から冷静にバッグを担げるの?それに気づかないさくらも身勝手だという事になるんじゃないの?勝つためにはキャディは単なる道具であると言っているのと同じ事になるんじゃないの?

 予言する(←出た!)。今年の5月17日にも書いたように、父親がうろちょろしているうちは、そしてさくらが父親を頼っているうちは、彼女は優勝できないだろう。仮にできたとしても数年に1回だろう。それどころか下手をすると、だんだん「過去の人」になっていって忘れられてしまうだろう(何を偉そうにホントだろうなもしそうなら科学的根拠を述べよ>俺)。

 そうなって欲しくない。今後の日本女子ツアーを担い、世界へ羽ばたくためにも早く父親と離れるんだ!っていうか、お父さんはもう焼き鳥を焼く事に専念しなさい

昨日の喫煙本数18本

  2005/6/7 (294672hit) 可哀想な藍ちゃん(超毒舌あり)


 昨日はさくらちゃんにはきつい事を書いたが、本人を直接批判する意味合いよりは父親の教育方針に反対する気持ちが強い編者である。バッグを担ぎたいという自分のエゴで娘の成長を邪魔しているようにしか見えないのだ。こういう親にはなりたくないものだ。

 話は変わって昨日の夜。3日ぶりに練習に行ってきたが、やっぱりドライバーがトホホである。ややフラットなスウィングで、スライスを打つつもりのスウィングをすれば多少はましだが、少しでもつかまえにいくとチーピンが暗刻やカンツでやってくる。ボウリングならターキーだ。ちょっと違うか。

 まあ、アイアンとスプーンがまだ大丈夫なのでそのうち何とかなるだろう。っていうか、今までちゃんと打てていたのがおかしいという話もあるが・・・・(;_;)


 再び話はころっと変わる。っていうか本題である。先週号(2005/6/10号)の週刊ポストに、藍ちゃんの記事が載っていた。見出しは【父が涙した「宮里藍の孤独」】である。

 記事を要約してみよう。


 2週連続優勝を決め、いまや新女王との呼び声も高い彼女だが、順風満帆とはいえない周辺事情がある。彼女を取り巻く環境が人気が高まるにつれ激変し、周囲との軋轢を生む状況になってきている。

 その一端が廣済堂レディスの突然の欠場だ。「頸椎捻挫と両肩関節周囲炎で5日間の安静を要する」という診断書がJLPGAに提出されたが、トーナメント規定では「シード選手は同一大会を2年連続欠場できない」という決まりがあり、守れなかった場合には罰金が科される。

 にも関らず彼女は去年も欠場した廣済堂レディスを欠場した。責任感の強い彼女にドタキャンの決断をさせたものは何か。
 

 いくら体調が悪くても、3週連続優勝のかかった、しかも去年も欠場しているトーナメントを欠場するのは藍ちゃんらしくないというわけである。この件について、記者は父親である優氏にインタビューをする。


記者:3週連続優勝の記録がかかる大事な大会に思えたが。

宮里:記録も大事ですが、とにかく今は体力的にいっぱいいっぱいなんです。ファンの方には申し訳ないんですが(中略)。トレーナーとも相談して、(中略)欠場を決めました。

記者:現在の藍ちゃんが置かれている状況を耳にして涙されたそうですが。

宮里:そうですねぇ。・・・・いや、難しい状況もありますが、(中略)できるだけ良い方向で対処していこうとやっています。
 

 その難しい状況とは何か。ベテランゴルフ担当記者は、去年の大フィーバーで練習もできないぐらいのパニック状態になったため、去年シーズン途中から専属マネージャーを雇って取材申請をさばくことにした、とコメントする。マネージャーを雇うまで、心優しい藍ちゃんと父親は殺到する取材を断りきれず、それがパニック状態を引き起こしたのだという。それを受けての専属マネージャー雇用だったようだ。

 そう、馬鹿マスコミのせいで藍ちゃんは潰されかけたのだ。ゴルフ誌記者は続ける。


「専属マネージャーがいれば、きちっと報道陣を仕切ってくれる。だが、それは結果として取材依頼を断るということにもなる。藍ちゃんの要望で色々と工夫してみたものの、全ての要望にはとても応えられなかったんです」


 当たり前である。マネージャーは仕事量を調整するのが勤めである。この時点では藍ちゃんにもマネージャーにも全く非はない。


「それが期せずしてマスコミの反発を招いてしまった。他のプロに比べても、最低限の取材にはきちんと対応しているはずですが、以前とのギャップが激しい。特に宮里一家がまだ無名だった頃から積極的に取りあげてきた古い付き合いの記者からは''近寄る事さえできないのか''と不満の声まで上がっているのです」(青字編者)
 

 出た!典型的なマスコミの思い上がりと勘違いである。この手の馬鹿どもは「俺が宮里を有名にしてやった・育ててやった」と考えているのだ。おい、お前が宮里一家を取材していたのはボランティアか?沖縄への旅費も滞在費も自腹で取材してたのか?トーナメント会場へも全部自腹で行ってたのか?有給取って、藍ちゃんのために仕事休んで取材してたのか?

 違うだろうが。自分の記事や生活のためにしてたんだろうが。それを恩着せがましく「古い付き合い」などとおこがましいにも程がある!思い上がりもいい加減にしろ!そんな根性だから「近寄る事さえできない」んだよ!!そんな人間と誰が付き合いたいと思う?藍ちゃんでなくてもイヤに決まっている。

 そもそもそこまで藍ちゃんを追いつめた張本人の一人の癖に、自分だけ特別扱いしてもらおうというこの恥知らずの精神構造。泥棒が捕まって「国民の防犯意識を高めるためにしてたんだ!」と言うようなものである。

 可哀想な藍ちゃんは、今では練習ラウンドを1人で回る事が多いらしい。クラブハウスでの食事も一人。時折韓国人選手が近づくだけで、先輩プロたちは遠巻きに見ているだけらしい。記事ではその理由を「女子プロからも敬遠されている」と書いているが、それだけではないと思う。みんなマスコミの餌食にされたくないからなのだ。(私は韓国という国の政策に対しては全然理解できないけれど、このエピソードといい、先日のS.K.ホ選手の素晴らしい優勝インタビューといい、パブリックな場の韓国人たちはそのへんの日本人より何倍も立派だと思う)

 そしてこの記事の最後に、こういうバカマスコミとバカ記者を代表するような意見が述べられる。皆さん、怒る用意はできましたか?呆れる用意はしましたか?ではどうぞ。


 ごるふ評論家の菅野徳雄氏は、こう語る。

「実力も人気も兼ね備えたプロにとって、スポンサーや同僚選手、そして、マスコミとの摩擦は避けて通れません。樋口久子も岡本綾子も、そういった事を乗り越えて戦ってきたのです。世界レベルで活躍するためには、そんな事を気にしてはいけません。宮里が思う存分、世界で暴れ回る事が日本のレベルアップにもなるんですからね」

 

 この評論家、取材する自分たちの非を全く認めていないだけでなく、どんなに取材で迷惑をかけても練習できないぐらい追っかけ回しても、人気プロなら乗り越えて当然とおっしゃる。

 補足しておこう。この菅野氏、「日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)会長」なのだ。つまり身内を擁護しているだけの意見を、その身内の長が週刊誌に恥ずかしげもなく書き殴っているのである。

 樋口久子も岡本綾子もそんな日本のマスコミに嫌気がさしてアメリカへ渡ったという事をこのオッサンは忘れているのか?ジャーナリズムって自分たちに都合の悪い事を忘れて無責任な記事を書く事なの?もう呆れ果ててものも言えない。

 百歩譲って、ゴルフに携わる先輩としてあえて厳しい書き方をしたのかもしれないと考えようとしたが、かりに愛のムチだとしてもその文章には「愛」が全く感じられない。これでは単なるムチである。っていうか、このオッサンも藍ちゃんの人気と女子ツアーの人気に嫉妬しているのかもね。

 また、「世界レベルで戦うためにはそんなことは気にするな、世界で暴れろ、それが日本のレベルアップにつながる」という後半の文章、私には一体何が言いたいのかさっっっっっぱりわかりましぇん。っていうか、全く日本語として意味が通じませんが。

 ひょっとして、(しなくて良い)苦労をすればするほど精神的にタフになり、世界で戦えるようなメンタリティが身につく、とでも仰りたいのだろうか?科学的メンタルトレーニングが主流になりつつあるこのご時世に、まだ精神論ですかぁ?ジャーナリストなら、もっと万人が納得するような意見を「正しい日本語で」吐けるようになりなさい。

 そういう精神論だとしても、藍ちゃんが世界で戦うようになる事が日本のレベルアップになるというのは我田引水でありあまりにも他力本願である。これ以上彼女に期待という重圧を押しつけてどうするつもりか!藍ちゃんが世界へ出ていっても、日本のためやお前たちロートルのために戦う必要なんて全くないのだ。彼女は自分自身のために戦えばいいのだ。

 菅野のオッサンよ、藍ちゃんに対して偉そうな事を言う前に自分ができる事をしたらどうだ?今年2月の女子ワールドカップゴルフに彼女が旅費からホテル代まで全て自腹で参加した事を、お前らはゴルフジャーナリストの端くれとして「それはおかしい」と報道したのか?ネットで検索してみたがそれらしい文章は見つからなかったぞ。

 擁護もしない、金も出さない、(取材規制などの)環境作りもしないで文句ばかり言い、しまいには「そんな事を気にしてはいけません」だぁ? で、自分は研修会と称して神戸ゴルフ倶楽部でラウンドですか?それはそれは結構な事で。

 「国家公務員倫理規定の見直しに御協力を」と能書き垂れる前に、まず自分の言動を見直して頂きたいものである。いい大人なんだから。

昨日の喫煙本数20本(腹が立つとタバコが増える)

  2005/6/8 (295263hit) 毒舌なし・お馬鹿日記


 ここしばらく書く日記全てが怒りの日記になっていたので、どうしてこんなに怒ってしまうのかと自分でいぶかしく思っていたのだが理由がわかった。季節外れの台風が近づき、気圧が下がり気味だからだ。

 私は小さい頃から環境の変化に敏感で(育ちが良いためだと思う)、お天気はもちろん気温や気圧が変化するだけでも頭が痛くなったり気分が悪くなったり神が見えたりスプーンを曲げたりしていたのだ。また雨の時は妖怪に変身し、台風など来ようものならゴジラに変身し、大阪城を破壊したり北河内一対に放射能をまき散らしたものである(育ちが悪いせいだと思う)。

 しかしいつまでも怒っているのは人生の無駄遣いである。気分を切り替えて明るく楽しい話題を提供させて頂こう。

 皆様覚えておられるだろうか。安定したアプローチのために私が編み出した必殺技、「Shall we dance?打法」の事を。この格好悪くて変なアプローチ、私も冬のベアグラウンドやチャックリが連発したりする時にはたまに使ったりするのだが、先日漫画を読んでいたらこの打ち方をするごるふぁーが登場していたのだ。

 その漫画はアルバで連載中の「新・上がってナンボ!!太一よ泣くな」(小池一夫作、叶精作画)の第23話で、主人公の太一がプロテストに挑戦している時の同伴競技者が全く同じアプローチをしていたのだ(下)。


小池書院 漫画スーパーワイド「新 上がってナンボ!! 太一よ泣くな Vol.17 まんぐうす編」
P370より


 ちなみに私がこのアプローチを考案したのが上のリンクからも解るように2004年の3月。一方、この漫画が初めてコミックスとして発売されたのが2002年の8月だから、アルバに連載されたのは2002年の春頃だろう。

 しかし言い訳するつもりはないが私はこの漫画を読んだ記憶がまったく無いのだ。忘れているだけかもしれないが今までALBAを買った事は片手で数えられるぐらいだし、練習場やショップで読むような事もない。従って、全く偶然の一致なのだ。

 ごるふ漫画と同じアイディアを思いつく私って、けっこうスゴイですか?それともバカですか?っていうか、元々大したアイディアじゃないですか?それどころか、これは実は有名なTipで、それを「私が編み出した」などと書く私はピエロですか?っていうか良く「ピエロみたいだ」という言い方がありますがそれはピエロに失礼ですか?

昨日の喫煙本数17本

  2005/6/10 (296248hit) 深刻なウッドトホホ病

6/9・きさいちCC・松竹Bグリーン・Par72(コースレート68)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 5 4 6 4 4 4 6 5 42 5 3 5 9 4 3 6 4 4 43 85
+4
topics   *1   *2 *3   *4             *5     *6 *7    
putt 2 3 2 2 2 3 2 2 2 20 2 1 2 1 1 1 2 1 2 13 33

*1・・・ティショットがグリーン奥エッジへ。そこからノーカンアプローチで5mオーバー。そして3パット。トホホ度2

*2・・・2打でグリーンまで60ヤード地点へ。ところが寄せを2回失敗し、結局そこから4打費やす。トホホ度4

*3・・・2打目で1mに付け、バーディチャンス!そのパットを気合いが入りすぎたのか強く打ちすぎてカップに蹴られる。でもアグレッシブに打てたからまあいいか(そういう問題か?)
トホホ度2

*4・・・1打目が左ラフの木の後ろへ。2打目、直接ピンを狙えない状況から7アイアンのハーフショットで低いインテンショナルフックを打つ!いつもなら10回に1回しか成功しないこの無謀なショットが最高の手応えを残してピンに向かって飛んでいき、ピン奥4mにナイスオン(自分で言うな)。ウホホ4クラスのスーパーショット(自分で言うな)に小さくガッツポーズ!(カコワルイ)。このパットを沈めたら自分の中でスーパーショット伝説になる(何だそれは)と思って気合いを入れて打つもカップの横を通過。気合いを入れた分トホホポイント2減点でウホホ度2

*5・・・じっくり本文参照。トホホ度5

*6・・・ゆっくり本文参照。
トホホ度4

*7・・・強引な2オン狙いで久しぶりのバーディ。
ウホホ度4

ウホホ26p(6p + パー2p×8 + 寄せワン1p×4) VS トホホ17pでウホホの勝ち。でもウッドはトホホ。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
6ボギー
2ダボ
1トホホ
85 86.7
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.943
(34.98)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
4.0
(0.7/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
50.0
(9/18)
40.9
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3
(15/18)
81.1
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
35.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
83.9
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
61.9
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
221.4 229.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40
(4/10)
29.0
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
56.7 69.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
66.7 70.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
53.8 58.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
67.9 69.3

 ふと思った。こんな日記でも、21世紀初頭のトホホごるふぁーの生活を偲ぶ第一級の資料として永く後世に残るという可能性が無いわけではないと(大地震が来て私のコンピュータが海に沈み、砂泥に埋まって化石になるとか)。

 と言うわけでもう書きあきたし皆様も読みあきただろうが事実は事実として一応書いておく。相変わらずウッドの調子が悪くて気分はブルーな最近の私。

 ドライバーはややましになったが、それでも竹ホール4番。ティショットは右へ押し出してOB、さらに打ち直しも大きく引っかけて左へOB。トホホ。おまけにこのホール、前進4打(6打目)からのスプーン(ティアップせず)は10cmダフって50ヤードしか飛ばず。7打目でやっとエッジまで運び、寄せて1パットで何とか二桁叩きは免れたが、よくもまあ右へ左へ50ヤード先へと打ち分けられるものである。

 そして今回はさらにスプーンが全滅であった。松3番では思い切り左に引っかけて丘を直撃(ラフまで帰ってきたけど)。同9番ではチョロ。竹7番では当たり損ないで170ヤードしか飛ばず、ドッグレッグ曲がり際の林を直撃。っていうか調子悪いのに3回も使うなよ、という話ですな。

 その竹7番、左ドッグレッグの手前まで戻ってきたので2打目を残り100ヤード地点まで運び、3打目勝負。しかしPSの乗せなければいけないショットはややダフって砲台グリーンの手前へ。トホホ。2.5mに付けるも入らず。4オン2パットの初心者ダボ。

 しかし後半はおおむねパットは悪くなかった。っていうか、とても良かった。前半は1回も寄せワンがなかったが、後半は9ホール中6回(つまりほとんどパーオンしていないんだけどね)のチャンスのうち4回をものにしたし、特にロングホールでは2mを気合いで沈めて久しぶりにバーディー取ったし。これで高田る(自分の実力を過大評価し、そこそこのショットやそこそこのスコアなのに文句を言う事。今年4月23日の日記参照。ちなみに私はそんな高田純次が大好きです)とバチが当たるぞ。

 しかしあれだけ調子よかったウッドが全く当たらなくなるとは、ごるふって本当に恐ろしいものですね(ありきたりな締めの言葉)。
 

昨日の喫煙本数:18本(一箱弱から減らない)

  2005/6/11 (296710hit) バーディは狙うべきか


 というわけで先日は5月20日以来のバーディが出たわけだが、それにしてもバーディを取るのはやっぱりとっても難しい。

 「取る」などと偉そうに書いたがもちろん私のようなレベルでは取ろうと思って取れるものではなく、ほとんどの場合は「たまたまアイアンショットが寄り、偶然パットが入った」というだけなのである。いわんや「獲りに行く」などもってのほか!私ごときがそんな事を言おうものなら「どの口が言うとんねん!」とごるふの神様に口元をつねり上げられるだろう。

 かの中部銀次郎氏も「アマチュアのバーディは偶然の賜物である」とおっしゃった。そうなのだ。その通りなのだ。私の場合、ダボ以上叩いたホール数がバーディの数の実に4倍以上あるのだから、バーディを取る努力よりもOBを減らしたりダボを減らしたりトリプルボギーを減らすよう努力するのが正しいあり方なのだ。

 しか〜し!!そうとは解っていても、やっぱりバーディの魅力には逆らえないのもまた事実。っていうかやっぱりバーディはイイ!カッコイイしステキだし上級者っぽいしモテるし美味しいし大きいし打数が少ない。っていうか日本一だ。いや世界一だよ!いやいや銀河一スゲー!!チョーマジヤバイ!ヤバスギ!!ヤバスギでよろしかったでしょうか?こちらハンバーグ定食になります、みたいな。・・・と日本語が問題なぐらいバーディはいいのだ。

 だからやっぱりチャンスが来ればバーディに向かって邁進していきたい。例えば短いパー4でティショットがグリーンまで50ヤードを切るぐらい飛んだり、パー5で1打目も2打目もミスせず3打目を打つ時にウェッジのコントロールショットだったり、珍しくパーオンしてパットが上りのラインだったりした時は、アドレナリンを耳からあふれるぐらい分泌させ鬼の形相でピンやホールを睨みつけしかし外見はあくまでクールにスウィングもあくまでエレガントに、そう外見は氷の如くしかし内面では燃えさかる火の如くバーディバーディバーディと心の中で72億回唱えながらショットやパットをするのだ。

 しかし間違えてはいけないぞ俺。例えばそこが300ヤードしかないサービスホールであっても、ティグラウンドに立った瞬間にバーディバーディバーディと唱えるのは早すぎる。そうだその直前のホールでダボを叩いていてもだ。ティグラウンドからバーディを狙うには36億年早い。それは地獄への片道切符だ。OBへの特急券だ。2連続ダボへの優待券だ。そこでは謙虚にただナイススウィングを目指すのみだ。

 さらに例えば大叩きをして、バーディが1個出ればボギーペースに戻せるなどと考えた瞬間、大きな落とし穴が目の前にぽっかりと現れるのだ。一歩踏み出した瞬間ドリフのコントにように片足を前へ大きく振り上げた姿勢のまま真っ逆さまに深い落とし穴の中にはまってしまうのだ。

 無心のティショット、琵琶湖のように凪いだ心、そして勝負所では鬼になり全身を煮えたぎらせながらホールを目指す。いやホールに自分自身飛び込むつもりで打て!いやむしろ飛び込め!ちょっと狭いが根性でホールに入れ!

 つまりそういうつもりでラウンドしたいと思う今日この頃である。

昨日の喫煙本数:やっぱり18本

  2005/6/12 (297026hit) N谷さんと薄暮プレー

6/12・加茂CC・西ベントグリーン・バックティ・Par36(コースレート?)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out
par 4 5 4 4 4 3 4 3 5 36
score 4 5 5 4 4 3 4 3 6 38
topics     *1 *2 *3   *4   *5   
putt 2 2 2 1 1 1 2 2 2 15

*1・・・441ヤードと長いパー4。2打目が200ヤード近く残ったらボギーで上出来だが、アプローチを打ち損なってトホホ度1

*2・・・2打目、距離のジャッジを間違いしかもやや当たり損ないで15ヤードもショートし、ボールはバンカーへ。しかし久しぶりのサンドセーブにウホホ度2

*3・・・奥からの寄せをミスするも結果オーライで2mに付き、これが入って
ウホホ度1

*4・・・309ヤードと短いパー4。スプーン、ウェッジとミス無く打てたのに8mのパットが残り、ファーストパットを2.5mもオーバー。しかし返しが入ってウホホ度2

*5・・・いい気になるとダメという見本は本文参照。
トホホ度3

ウホホ22p(5p + パー2p×7 + 寄せワン1p×3) VS トホホ4pでウホホの勝ち。珍しくショートパットがことごとく入った。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2ボギー 38 86.4
平均パット数
Putting average
1.667
(15)
1.938
(34.89)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 3.9
(0.7/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
77.8
(7/9)
42.3
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
100
(9/9)
81.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(4/9)
35.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
100
(9/9)
84.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(6/7)
62.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
237.1 229.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
60
(3/5)
29.7
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
92.9 69.5
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
33.3 69.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
66.7 58.8
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
87.5 69.8

 ふと思った。こんな日記でも、文藝■秋社や講■社の社員が読み、「これは面白い!」と思い、「デスク、このウェブを本にすればベストセラー間違いなし!」と上司に掛け合い、「うーむ、よし、さっそくアポを取れ!」と上司が命令し、ある日私のところにメールが来て、【「ごるふな日々」〜あるアマチュアごるふぁーのトホホな日常】という題で本になり、初版5000部が飛ぶように返品され、社員は責任を取ってクビ、上司は降格、そして私は莫大な借金を背負ってトホホ・・・という状況になるかもしれない。

 だからというわけではないがきっちり今日起こった事を書いておこう。それが例え自慢のように聞こえようとも、心を鬼にして真実を伝えるのだ。それが私のトホホとしてのあり方だ。

 さて本題。あれだけ調子が悪かったドライバーとスプーン。それが練習もしていないのに今日はなぜか完璧だった。あの、逆の意味で気持ち悪いんですが・・・

 まあ思い当たる事がないわけではない。この日気をつけたのは2点。グリッププレッシャーを弱くする事と、切り返しで(力まないために)ほんの一瞬間をおく事だ。

 たったそれだけの事であーた、ドライバーは4回中3回がほぼ完璧。最終ホールでは力が入ってプルスライスだったが、それでもフェアウェイへ飛んでいったのだから十分だ。スプーンは300ヤード少々の短いパー4で2回使ったが、これもまああーた、完璧にも程があるというぐらいの芯を喰ったアマテラス・・・じゃなくってカタルシスショット。

 3日前のスーパートホホスプーンはどこへ行ったの?っていうか、グリッププレッシャーと切り返しのタイミングだけ変えて、こんなにうまくいくモノなのか?わけわからん。

 まあバックティからでも3122ヤードと短いセッティングという事もあり、また一緒にラウンドしてとても楽しいN谷さんとのラウンドという事もあり、N谷さんの知り合いのK川さんというHDCP10の上級者の方とご一緒させて頂いたという緊張感もあり、さらに飛ばし屋のN谷さんの調子が今ひとつであったという事もあり(はい、わたし根性ババ色なんです)、リラックスしてラウンドできた事も良いごるふができた原因だろう。

 さらに、初めての西コースラウンドで新鮮な気持ちでラウンドできた事もあり、加茂カントリーのフェアウェイが非常にふかふかした芝で打ちやすかった事もあり、さらにベントグリーンのコンディションがきさいちカントリーとよく似ていて(同じグループのコースなのだ)打ちやすかった事もあり、加えてグリーンの芝が良く伸びていて、今わたしが目指している「曲がりを殺して強めに打つパッティング」にぴったりマッチした事もありと、歯車が非常にうまく噛み合ったのも良いスコアの要因だったろう。

 しかし最終ホール、とんでもなくきつい打ち上げのパー5で心に緩みというかたるみというか不注意というか背伸びというかイイカッコというかとにかくダメじゃん>俺という攻めが出た。

 先ほども書いたように1打目はやや当たり損ないながらフェアウェイセンター。残り250ヤードのきつい打ち上げで、絶対届くはずもないのにそして芝が薄く難しそうなライなのに馬鹿野郎のhiroはスプーンを手にしてビッグボールを狙うようだ。あんたそんなの100回に1回も打てないじゃんと思って見ていると、案の定手前5cmもダフって100ヤードしか飛ばず。やっぱりバカだ。

 3打目は7Wに持ち替え、きつい砲台グリーンの手前から転がし上げるつもりが右へ押し出し、グリーン奥の植え込みの中へ。4打目で何とか乗せ2パットだったから良かったようなものだが、まさに慢心。まさに過大評価。っていうかバカ。

 これさえなければもう少し評価してやるところなのに、やっぱりトホホの殻がいつまでたっても尻にくっついたままである。いい加減に自分の実力をちゃんと把握しなさい。お前はよっぽどライが良くないとフェアウェイからスプーンなんて打てないんだから。解った?解ったら反省してこれからはきちんと7Wを持ちなさい。
 

昨日の喫煙本数:17本

  2005/6/13 (297414hit) 謙虚さと大胆さと意地悪な私


 なんやかんや書いても、初めてのコースでハーフ2オーバーは私にしては出来過ぎなのである。例えれば宝くじで1等の組違い賞10万円が当たったようなもので、1億円当たらなかったと文句を言うのはそれこそ不遜傲慢恥知らず高田る、そして思い上がりである。

 さて、そういう気持ちでもう一度昨日のラウンドを振り返ってみよう。えっ、どうでもいいって?他人のラウンドの話なんて面白くも何ともない?特にトホホなラウンドならともかく良かったラウンドを振り返られてもムカツクだけだって?まあそんなこといわんと、ぶぶ漬けでもどうどすか?昨日書けへんかった事も書きますよってに、ゆっくりしていっとぉくれやす(3年間京都に居住経験アリ)。

 えっと、昨日のラウンドにキーワードがあるとしたら、「謙虚と大胆」であろう。加茂カントリー西コースはトリッキーなホールが多く、特にティショットではプレッシャーがかかるレイアウトになっている。従ってティグラウンドでは「飛ばそう」という欲を体から抜き、とにかく方向性重視でショットにのぞんだ。

 具体的にはグリップの力を抜くこと以外に、大きなスウィングをすること(フィニッシュまでしっかり振り抜く)、そしてダウンスウィングで叩きにいかない事を注意した。っていうか、実はそう考えながらスウィングしたんじゃなくって今考えればそうだったな、と思うだけ(つまり後付の理由)ですはい。

 そしてフェアウェイ。コースレイアウトも解らず、グリーンも未知であるが故に、50ヤードからでもピンでなくグリーンセンターを狙った。っていうか、とりあえずオンさせることを第一義にセカンドショットを打つことにした。そして結果的にこれが大成功。パーオン1パットつまりバーディはもちろん出なかったが、ピンを狙わない分リラックスして打てたせいかアイアンもアプローチもまずまずであった。ここまでが謙虚。


 しかしグリーンに乗ってからの私は違った。とにかくアグレッシブに強めにホールを狙う。2〜3mぐらいオーバーしたのが3回ぐらいあったが、真っ直ぐ薄目に打てば入るはずだと自分を信じて(欺して?)打ち続けた。それが15パットにつながったのだと思う。っていうか、ホントにたまたまうまくいっただけなんだけどね。一歩間違えれば24パットだったと思うもん。

 でも、それだけ強気で打てたのは、ほんの少しフォワードプレス(バックスウィング開始直前、グリップをカップの方へ傾ける。フィル・ミケルソンがやってますよね。いや、ミケルソンと比較するなんておこがましいのですが)をする事で真っ直ぐ打ちやすく転がりが良い球が出るということを思いだしたからである。ここまでが大胆。

 しかしドライバーとパットの両方が良いというのはホントに珍しい。今年の、いや生涯で5本の指に入るベストハーフだったかもしれない。わーい!


 最後に意地悪な私のエピソード。冗談抜きで意地悪で根性ババ色の話なのでホントは書きたくないのだが、反省の意味を込めて書きますはい。

 4番ホール、355ヤードパー4。私のスプーンのティショットは芯を喰い、打ち下ろしも手伝って240ヤード飛んだ。次がN谷さん。ドライバーを持つN谷さんに対し、私のイヤらしい一言が炸裂する。・・・・ああ、やっぱり本気でシャレにならないぐらいイヤらしいから書くの止めようかな・・・・そうだ、伏せ字にしよう。

 「N谷さん、■■■■■だったら■■■■■■■■■■もらわないとちょっと■■■■ですよムフフ」

 このセリフを聞いたN谷さんは、2連続OBを打ってしまいました・・・・わーん。ごめんなさい。ベストスコア3オーバーのN谷さんには技術では勝てないしせめて口先攻撃で勝とうと思って言っちゃったんですぅ・・・どうか許して下さーい。<m(__)m>

 でも、普段褒めているのは決して「褒めて褒めて油断させる攻撃」ではなくて、純粋にその技術を尊敬しているからです。ホントです。ホントにホントです。だからまたラウンドしてね。お願い。

昨日の喫煙本数:15本

  2005/6/14 (297969hit) 女性必見・レインウェア特集


 いよいよ関西は入梅である。しばらくは雨のラウンドを覚悟せねばならない。今度の木曜日もすでに雨の予報が出ているトホホ。降水確率は50%であるが1日中降り続くと覚悟しておくべきだろう。

 まとまった雨が降るとラウンドを中止する人が多いが、実は○もその一人である。従って雨で中止する人を非難することは私にはできない。っていうか、女性は冷え症の方が多く、雨に濡れ体温が下がると大変つらいらしいので仕方のないところだと思う優しい私である。

 そもそも女性用のレインウェアは品数自体も少なく、またショップでも実際に置いていないところも多い。さらにその機能もせいぜい耐水圧10,000mm前後の製品が多くて、男性用レインウェアの最高値にはほど遠い。○が持っているレインウェアは2年ほど前に買ったアシックス製のIBIZAというブランドであるが、数回使用しただけで水が染みる粗悪品だった。1万円以上したのに。

 実はそういう理由もあって雨の日はキャンセルしてしまうのだろう。新しい女性用のレインウェアを買えば○も雨の日に楽しくラウンドできるのではないか。そう思ってネットで調べてみたので、今日はそれを紹介させて頂こうと思う。ああなんて優しい私。ちなみに耐水圧が低い品は最初から除外した。5,000mmとかはすぐに使えなくなるし。

 まずはダンロップ。XXIOブランドで出ているのがこれ。耐水圧は15,000mmなのでまあまあ(画像をクリックすると各メーカーのページへ飛びます)。19,950円



 ブリヂストンは、Paradisoブランド。耐水圧10,000mmなのでやや機能は落ちるが、レインハットが付いている。17,850円。


 paradisoは同じ値段でもう一種類レディス用のデザインがある。レディス用を作っていないメーカーも多い中、これはなかなか高得点だ。耐水圧は上と同じ10,00mm。値段は同じ。

(上と同じページへ飛びます)

 同じブリヂストンでも、ツアーステージブランドは初期耐水圧1,000mmとお話にならないのでパス。


 次はダイワ精工のonoffブランド。左側は耐水圧20,000mmで29,000円。右側は耐水圧10,000mmで19000円。今年の新作である。2グレード作るなんて、ダイワも偉い!
 


 お次はキャロウェイ。メーカーのサイトに画像がなかったので、GDOのショップの画像を拝借した。定価19,950円。耐水圧15,000mm。パーリーゲイツでおなじみのSANEIが手がけているだけに、デザインや色は一番垢抜けている。



 お次はmizuno。耐水圧10,000mmで17,850円。色がキレイ。静音効果があるらしい。



 あとはナイキからも出ているが、耐水圧が8,000mmと劣るのでこれもパス。

 アパレルの場合はネットだけで判断して購入するのはやはりお勧めできない。実際にショップへ行って肌触りや色を確認すべきなんだけど、その実物になかなかお目にかかれないんだよね。

 というわけで、本気で良い製品を買おうと思っているのにショップへ行く暇がなかったりショップそのものがないとお嘆きの貴女にオススメなのは、実際に雨に日のラウンドして、他の女性が着ているレインウェアを観察し、良さそうだと思ったらメーカーやブランドを聞いてみること。これが一番良いかなと。

 直接聞くのがイヤなら、乾燥室に入れられている他人のウェアを見せてもらっちゃえ!赤色やピンク色のレインウェアは、ほとんど女性用だと思われるので探すのも楽だし。できれば女性が多そうなレディスデーを狙っていけば、たくさん見られるような気がする。

 でも、気に入ったからといっても、くれぐれも泥棒と間違えられないよう気をつけて下さいませ。あまり不審な行動を取ると、レインウェアだけに・・・・・・濡れ衣を着せられます。

昨日の喫煙本数:19本

  2005/6/15 (298451hit) 久々に練習の話


 最近訳の分からない話ばかりで全然練習の話が出てこないのは、練習していないからです。ごめんなさい(誰に謝っているのか?)。っていうか、練習に行く時間がなかなか取れない。それは忙しいせいなのです。決してサボっているわけではないのです(誰に言い訳しているのか?)

 ダメだ時間は作らなければ!という事で行ってきました。昨日の夜、晩ご飯を食べてから150球。この日の練習では、最近高野さんが日記に書かれていた「体型別スウィング(幅広型扁)」「1プレーン」の確認をする事にした。

 解りやすいように確認しておこう。人のスウィングはタイプによって分類することができ、そのタイプの違いによりスウィングの注意点やアドレスなどが変わってくる。従って、自分のタイプを理解する事で、スウィング対する二者択一の悩みが解決できるのだ。上記の高野さんの記事は、2つともそうした今世紀最大の発見なのである。

 で、「体型型スウィング」によると私は「幅広型」であり(そう、先日の高野さんの日記は私のために書いて下さったのだ。多謝)、2つのプレーンでは「1プレーン型」になる。そして、この2つを比較してみると非常に共通点が多いのである。

 さらに、実際に私が今現在しているスウィングも「幅広型」で「1プレーン」とよく一致する。それはそれで大変結構なことなのだが、全く正反対になっている部分があり、それが気になっていたのである。具体的には「ショートサム」(実際)か「ロングサム」(体型別)か、という点である。

 東香里ゴルフセンターの田辺先生に習いだしてから、ずっとショートサムで、また去年の4月27日の日記で中部銀次郎氏もショートサムの方が良いと書かれてあった事もあり、ずっとショートサムで練習していた私なのである。

 昨日の練習で、さっそくややロングサムに戻して打ってみた。すると・・・結構いいのよ、これが。一番良かったのは、ロングサムにした方が「K田メソッド」のフォローが取りやすいということである。フォローで左手首の可動域が広がるため、手首に負担をかけずにヘッドが先行する感じだ。

 ただし、目一杯ロングサムにするとまた逆に違和感があるので、イメージとしてはロングサムとショートサムの中間に近い。

 グリップはやっぱり重要だなあ。たまには見直した方が良いのかもしれない。

昨日の喫煙本数:15本



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