日記62

2004年4月16日〜30日

  2004/4/16(99750hit) 何じゃこりゃぁぁぁ〜!!

4/15・きさいちCC・松竹(Aグリーン)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 3 3 6 4 2 6 4 5 38 5 7 5 7 4 4 7 6 5 50 88
+4 +3
topics     *1     *2 *3 *4       *5   *6     *7        
putt 2 1 1 1 2 1 1 1 2 12 2 2 2 1 2 2 1 3 1 16 28

*1・・・トップ目のセカンドが2mに付き、このホール生まれて初めてバーディー。ウホホ度4

*2・・・9アイアンのティーショットがピンハイ3mについてくれた。
ウホホ度3

*3・・・ティーショットがバンカーへ。セカンドショットはかすっただけのチョロ。3打目もかすっただけのチョロ。4打目オーバーして崖下へ。5オンして何とか1パットのダボ。トホホ度5

*4・・・3打目、40ヤードの転がしアプローチが50cmに付く。快心の一撃。ウホホ度5

*5・・・1ホールでバンカーショットを3回と寄せを1回練習する。
トホホ度5

*6・・・ティーショットがちょっとスライスして転がって白杭の外へ。
トホホ度2

*7・・・アイアンチョロ→バンカーからトップして出ず→出ただけ→寄せをオーバー。トホホ度5


ウホホ12 VS トホホ17 でトホホの勝ち。トホホホ。

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
3バーディー
8ボギー
2ダボ
1トリプル
1トホホ

88
(+16)
86.5
平均パット数
Putting average
1.556
(28)
1.915
(34.5)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
16.7
(3/18)
4.5
(0.8/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
33.3
(6/18)
39.2
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8
(14/18)
79.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
34.7
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
66.7
(12/18)
81.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
71.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
225.7 221.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40
(2/5)
27.9
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
78.6 75.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
87.5 69.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
55.0 62.8
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
77.5 68.3

 1週間安静にしたお陰で、腰の痛みは癒えてくれた。良かった。この年になると、パーおじさんと戦うとか自分に打ち勝つとか以前に「故障に勝つ」事を考えなければいけないというのは情けない限りである。笑っている若者よ、君たちもすぐにそうなるのだぞ。でも、それを言い訳にするような根性の腐ったオヤジになるんじゃないぞって俺の事ですねごめんなさい。

 さて本題。いやあ、それにしても何この派手なスコアカードは?しかも午前と午後で12ストローク違うってどゆこと?

 その理由だが、以下のようになると言えなくもない。

 理由1 アイアンが超トホホっていたが、前半は超結果オーライっていたので超ラッキーみたいな感じでピンの近くに乗ったり超した。でも後半は超トホホったまま結果も超トホホっていた。

 理由2 アプローチはスーパー調子よかったので、ボギーオン1パットとかダボオン1パットとかスーパーっていた。

 理由3 パッティングがウルトラ完璧まっていたので、1パットが9個というのは自分でもウルトラすごいです。

 理由4 バンカーショットが大変最低くっていたので、前半の7番とか後半の2番とか7番とかで何度も何度もバンカーショットったのが大変最低くっていた。

 つまり、バンカーショットで自分の力以上のショットをしようと調子に乗り、脱出できなかったりチョロしたりトップしたりオーバーしたり土手に当たって跳ね返ってきたりしたのが大叩きのほとんどの原因であった。

 また、前半あまりに事が上手く運んだため、謙虚な気持ちを忘れ、散漫なプレーをしてしまったとも言える。ええ、そうですとも。その通りですわ。心の修行が足りないのね。

 何だか喜んでいいのか悲しんでいいのか分からないが、3バーディーは自己最多タイ、パット数28も自己最小タイ記録だったし、素直に喜べ、俺。そして、もうちょっとだけがんばれ。

本日の体重・・・68.6kg(体重もトホホっている)

  2004/4/17(100038hit) 10万ヒット達成


 振り返れば、長いようにも思えるがしかしやっぱり短い道のりだった(どっちやねん)。

 2001年10月1日にウェブを立ち上げ、今日、928日目にして10万ヒットを達成することができました。こんなつたない、独りよがりの、素人丸出しの、トホホごるふぁーの、生きていく上で何の役にも立たない、とまで書けば言い過ぎかもしれない程度のウェブを見て頂いた皆様には、心より感謝したいと思います。

 ここまで頑張れたのは、まさに私の努力のたまものです(←おいおい)。いや、っていうか、私が努力できたのは毎日見て下さっている皆様がおられたからこそですから、やっぱり皆様のおかげです。そうなのです。私なんて、好きな事を書きなぐっているだけで計画性も公益性も公共性もなーんも考えてません。ただただ、皆様に笑って頂くために書いているのです。いや、そもそもは自分のために書いているので、読んで頂けるというだけでありがたいと思わなくてはなりません。

 で、達成記念に私のラウンドの秘中の秘を公開しようかと考えましたが、よく考えると、そんなモノは元々ありませんでした。それならパットの秘中の秘を公開しようと思ったのですが、毎回パット数が30を切るような名人ならともかく、1回30を切っただけで偉そうに「秘中の秘」などと言うのは思い上がりもはなはだしいし、第一、パットの調子がよい理由は先日書いたばかりなのでこれもダメです。

 また、再度プレゼント企画も考えたのですが、プレゼントをするモノが何もなく、さりとて「使用済みのボール1個」とか「折れたティペグ」とか「先日のプレゼント企画で応募すらなかったパターキャディ」のようなモノを記念すべき10万ヒットのプレゼント商品にするわけにもいかず、そもそもそんなモノ、お金をもらってもいらないですよね(当たり前だ)。

 というわけで、今回は静かに一通過点として認識し、これからも生きていきたいと考えています。皆様、ご静聴ありがとうございました。っていうか、何か思いついたらするかもしれません(って、結局何をするか考えてなかっただけじゃあ・・・)。
 

本日の体重・・・68.2kg(おやつを喰わないと痩せる。正直な体だ)

  2004/4/18(100224hit) ナイキのCM


 先日、衛星の「ゴルフネットワーク」で放送されていた、LPGAのメジャー第一戦、クラフトナビスコ選手権を見ていた。試合はアニカ・ソレンスタムがやや振るわず13位、M・ウィが4位、カリー・ウェブが3位、17歳のプロごるふぁー、アリー・ソンが2位、そしてグレース・朴が優勝と、東洋人や若い選手のパワーが炸裂した試合であった。残念ながら福島晃子は予選落ち、古閑美保は62位タイであった。

 で、今日書きたいのはその内容の事ではない。その中継で流されていた、ナイキのコマーシャルについてである。これまでもナイキはタイガーを中心に色々な名作CMを作ってきたが、今回はタイガーは出場していない。その代わり、彼の最も身近にいるフランクと、タイガー以外のナイキ契約プロが総出演しているのだ。これがまた思わず吹き出してしまう出来で、是非皆さんに紹介したいと思う。

(こういうのって、著作権はどうなるのだろうか?いくら二次使用だからといっても、ここは商用サイトではないし、TVで流れている画像だし、コマーシャルを紹介するわけだから別に問題なさそうな気もするのだが。ただ、もしまずいという事になれば画像は消去するので、今のうちにしっかり見ておいて頂いた方がよいかも知れない)

ある日の深夜。フロリダの某所にある、タイガーの邸宅のガレージに怪しい集団が集まってくる。
集団はどうやらプロごるふぁーのようだ。よく見れば、みんなナイキと契約しているプロのようである。そして、中心にはタイガーのごるふバッグが。一体何が始まるのか?
一人喋っているのは、どうやらフランクのようだ。彼が手引きしたのだろうか?ヘッドカバーの分際で、偉そうに場を取り仕切っている。

真ん中がグレース・朴かな?で、右奥に見えるのは、深掘圭一郎プロのようだ。
おっと、フランクは、どうやらお金を集めているようだ。一体何をしでかすつもりだ、フランク!
なるほど、タイガーしか使わせてもらえない(?)、ナイキの新ドライバー、イグナイトをこっそり見にきた訳だな。でも、そんな事していいの、フランク?
ヴェール(フランク)を脱ぐイグナイト。プロたちの目が光る。
演技上手すぎ。
真剣な目つきでイグナイトを見るプロたち。しかし、深夜なのにみんなトーナメントにそのまま出られるような格好をしているのがお茶目というか、解りやすいというか、漫画チックというか。
CMでは、本当に喋っているように口が動いているのだ。
そして最後にクラブが回ってきたのは・・・ああ、デュバル君!久しぶりだ・・・何だか嬉しそう。
クラブを構えるデュバル君。これなら不調も吹っ飛ぶかな、と考えたかどうかは分からない。
で、何気なくバックスウィングしたところ・・・・
「ガチャン!!」

タイガーの車のサイドウインドゥを直撃!
「ピロピロピロピロ・・・」

警告音が鳴りだし、一同はパニックに!

張本人のデュバルは何故か金縛りにあったかの如く動けない。きっと、頭の中では「えらいこっちゃえらいこっちゃえらいこっちゃ」とでも考えているのだろうか。
セキュリティアラームが鳴り響き、フラッシュライトが点滅する中、蜘蛛の子を散らすように逃げ出す選手たち。見つかったら大変だぞ!
逃げまどう選手を尻目に、冷静な口調でドライバーを紹介するナレーションが挿入される。
ガレージに一人残されるフランク。そこへ、クラブを持ったまま逃げ出してしまったデュバルが帰ってきた。そのデュバルに、彼がきつーい一言。
実際には、

「Best contact you made on here, Duval!」

と言っているようだ(高野さん、添削お願いします)。

この最後のセリフは、デュバルが今、極度の不振にあえいでいる事を考えると非常に意味深である。


 しかしまあ、こんな辛辣できわどいコマーシャルを作る方も作る方だが、出演する方も出演する方である。一流のプロが、ライバルであるタイガーの邸宅に忍び込むという最初の設定からして破天荒だし、タイガーだけ特別扱いしている現状を受け入れ、それを自分たちでパロディにできる太っ腹もすごい。特にデュバル、あんな皮肉を言われながら見事なショーマンシップである(本心ではどう思っているか分からないが)。いやあ、面白い。

 日本では絶対にこういうCMは撮れないだろうなあ。深夜、習志野の豪邸に集まる若手プロ・・・・ダメだ。想像できない(色々な意味で)。

本日の体重・・・68.2kg(おやつを喰わないと痩せる。正直な体だ)

  2004/4/19(100224hit) 今欲しい物


 仕事が忙しくなったり、○に虐められたりするとストレスがたまり、人ははけ口を求めるようになる(一般論である)。人によってそれが食物であったり、酒であったり、きれいなお姉ちゃんのいるお店であったりする(あくまで一般論である)のだが、私の場合はどうやら買い物のようだ。

 というわけで、今猛烈に無駄使い、衝動買いをしたいのである(実は結婚してからずっとそんな気持ちだ)。小さな物(ティーペグ・ゴルフボールなど)をちまちま買っても良いのだが、それだと5分とか0.03秒とかの短い時間しか満足度が持続しない。ここは思い切って、大きな買い物をしたいものである。

 もし、○が階段から落ちたりおかしな薬を飲んだり豆腐の角で頭を打ったりして意識不明になり、しばらく目を覚まさないという状況(そんな幸運はまず宝くじが当たるより低いと思うが)になったとしたら、私は以下のような品物を買うだろう。

 1、ドライバー・・・最近はやりの、コンポジット(複合)ヘッドのドライバー。ヘッド素材はほとんどがチタンとカーボンであるが、他にスチールとカーボン、チタンとバカボン、牛タンとカタロース、ボタンとズボン、チーとポン、リーチと一発、ロンとハネ満、チョンボとハコテンなどがある。

 その中で、やはり気になるのがアニカも使っているキャロウェイのERC・Fusion。ミズノのMP-001も(使えるかどうかは別にして)カッコイイし、ツアーステージ・シナジーも格好悪いが評判は良さそうだ。
でも、今のC4で全然不満がないので、実は買い換える必要性が全く無かったりする。でも欲しい。


 2、アイアン・・・41歳になり、年単位どころか月単位で体の衰えを感じだした今、スチールシャフトのアイアンが使えるのはもう今しかない!という内なる声が聞こえる。さらに、きさいちCC名物の妙齢のキャディさんの「ええ若いモンがお爺さんの使うようなクラブ(カーボンシャフトでRフレックスのキャビティアイアン)使てたらアカンでぇ」という言葉に、真剣にスチールシャフトのアイアンを買いたいと思うようになったのが半年前。

 テーラーメイドのracLTアイアン・NS850(シャフト)を真剣に検討しているのだが、「NS850なんて(軽すぎて)スチールシャフトじゃない!どうしてもスチールを使いたい見栄っ張りの非力な伊達男向きだ」という声も聞こえてくるし、まさにその通りだし、でも、重さが100gあるRifle100の刺さったracLTは振れるのは振れるが腰にくるし、そもそも、せっかくカーボンの柔らかいシャフトでスウィングを作ってきたのにそれが全てパーになる可能性もあるし、まったく優柔不断なんだから!もう勝手にしたら?

 まだ○は目を覚まさない。しめしめ、もうちょっと書いてやろう。
 

本日の体重・・・68.3kg(もうだめかも)

  2004/4/20(100781hit) 今欲しい物(2)


 買いたいけど買えない、買う気はあるけど決断できないシリーズの続きである。しかし、昨日の日記を見る限りでは、ただ単に自分の性格の弱さを露呈しているだけような。

 3、ウェッジ・・・今月号のChoiceで、「最大最強のギアテスト」と称してドライバーからボールまでの比較検討記事が載っていた。その中で、ウェッジの項目を見て驚いた。フルショット時のバックスピンの量が、クラブによって全然違うのだ。

 代表的なウェッジ28種類のうち、少ないものは5,000r/m台(8本)、平均でも6,000〜7,000r/mであるのに対し、ほぼ10,000r/m以上かかる物が6本。クラブによってこれだけスピン性能に違いがあるのである。

 ただし、この強烈にスピンがかかるウェッジ6本は国産メーカー(大手ではない)2社で全てを占めており、溝(グルーヴ)のエッジは指が切れるほどシャープで、1回打っただけでボールがささくれるらしいのでとても普段使えるシロモノではない。そんなウェッジを使えば、ボールがいくつあっても足りなくなり、お金がいくらあっても足りなくなり、そして○が何人いても愛想を尽かされるのである。

 しかし、タイトリスト・ボーケイやミズノ、クリーブランドといった、ウェッジでは定評のあるメーカーのクラブでも7,000回転を超えるモノが数本。こいつを買えば、今より楽にスピンがかかるかも・・・と思ったりするのだが、実はウェッジと一言で言っても、重さ、歯の形状、グースの強さ、バウンス角などで数多くのバリエーションがあるのだ。そして、どれが自分のスタイルに合っているのか私には皆目分からないのだ。従って、やっぱり買えない。トホホ。

 4、パター・・・これは買うとしたら1つである。オデッセイ・DFX・2ボール・ブレード。欲しい欲しい欲しいよーわーんわーんと子供に戻って地団駄を踏みたくなるぐらい欲しいのである。ラインは合っているのに寸前で止まって入らないミドルパット(1年に3回ぐらいある)が、ひょっとしたらこの弾きの良いDFXインサートのおかげで入るのではないかという淡い期待が日に日に大きくなってきているのである。

 でも、まだまだ結構な値段だし、せっかく今のホワイトホット2ボールで良い感じのストロークができているのに、何故換える必要があるこの大馬鹿者!!と心の中のオヤジが怒るのである。

 というわけで、結局「今欲しい物」ではなく「欲しいと思っている物が何故買えないか」の言い訳になってしまった。私らしい無軌道な日記と言えよう。
 

本日の体重・・・68.6kg(人体の不思議)

  2004/4/21(101097hit) 史上最悪の同伴競技者


 最初に書いておく。今日の日記では、先日私が体験した不愉快な出来事を書かせて頂く。そして、その不愉快の張本人の悪口をこれでもかというぐらい書き殴るつもりである。そういう話が嫌いな方は、申し訳ないが今日の日記はスルーして頂きたく思う。そして、読んでから「hiroは人の悪口をこんな所に書くような人だったのね。性悪男だったのね。酷いわ。今までだましてたのね」なんて言わないで頂きたいと切に願う(願うぐらいなら最初から書くなよ>俺)。

 また、そういう話が好きな方でも、最後まで読めば心の中がどす黒くなるかもしれないことをお断りしておく。

 で、読むのを止めようと決めた賢明な貴方に対して、代わりと言っては何だが、お気に入りの、とっておきのウェブを紹介させて頂くので、そちらをお読み頂ければと思う。

 みんなきてKOIKOI(とっておきというにはあまりに有名かも・・・)

 ここの、「お湯以外でカップメンを作る!そして食う!! 」を初めて見つけた時、ワールドワイドウェッブという大海原に垂らした糸に、原子力潜水艦がかかったような感動を覚えたモノである。

 よし。これだけ予防線を張っておけば、悪口を書いても嫌なヤツと思われる事もないだろう(本当か?)。では早速書く。

 先日一緒になったM山(仮名)というオヤジ。外見からしてまさに「典型的なタイプ」であった。歳は60歳前後、これ以上ない悪代官顔にチリチリパーマ、100kgはありそうな体重。妊娠してそうな腹。

 このオヤジを一言で言うと、「お前は一体何様だ?え?自分で自分は世界一偉い人間と思ってるやろ?それで、自分がすること考える事が全て正しいと考えて疑う事すらないやろ。だから、人の気持ちなんて一度も考えたことすらないやろこの自己チュー昆虫野郎!!」とやっぱり一言では言えないぐらいの最悪の性格なのであった。

 とにかく態度がとんでもなく尊大なのだ。そして、最上段から人に物を言うのである。例えばこんな具合。

 ○やもう一人の同伴競技者であるAさん(仮名・・・って当たり前か)が自分より手前からセカンドショットを打ち終わり、自分のところまでカートを動かす際、リモコンを持っている私に、「カート動かして!」と指さして命令するのだ。こっちは年配のAさんを気遣ってわざわざカートをAさんの近くに置いたりしてるのに、そんなことお構いなし。そもそも、俺はお前の部下とちゃうし、お前一人のカートとちゃうし、それにその指はなんだその指は!!このボ■!

 語尾こそ「〜して」であるが、その口調は吐き捨てるようで、「〜しろ」と言われるよりも腹立たしい。しかも、これが2ホールに1回繰り返されるのだ。今書いていて、自分でもよく切れなかったと思う。

 真留山の傍若無人さはもちろんこの程度では済まない。上のエピソードを読んでおかしいと思われた方もいるだろう。そう、真留山は、同伴競技者のティーショットがどこに飛ぼうと、とにかく自分のボールの位置まで行かないと気が済まないらしく、後から打つ人間のことなどまったくお構いなしなのである。

 ○やAさんが、後から「打ちます!」と声をかけること数知れず。○などは、しまいには「当たっても別にいいわ、いや、当ててやれと思って打っていた」と言ったぐらいである(私も「それは正しい判断だ」と言ったのはいうまでもない。大丈夫、保険に入っているから)。

 こんな自分勝手な真留山であるから、プレーの順番もお構いなしである。ピンまで遠くても近くても、自分が打ちたい時が打つ時らしく、我々3人を全く無視してどんどんプレーしていくのだ。危ないことこの上ない。最低限のコミュニケーションを取る気がないんだったら、4人分のプレーフィーを支払って一人で回れ、馬■。

 さらに後半のラウンドでは、勝手に「バックティから回らせてもらいますわ」と言い放ち、一人で毎ホールバックティを使い出す。それだけならまだしも、ミスショットをしたら「もう一回打たせてもらいまっさ」と待たせている我々を無視して勝手にマリガンする。9ホール中4ホールでこれをやられては、どんなに穏やかな人でもむかつくと思う。そもそも、9ホール中4ホールでミスするような腕でバックティから回るか普通?■鹿が。昆虫以下の思考力である。

 また、1mを3回も4回も外して、その都度「いつものパターを忘れたからダメだ」と言い訳をする。うるさい。ちっともナイスショットじゃない私のショットに対し、打った瞬間「ナイスショット」と馬鹿でかい声で叫ぶ。お前は予知能力があるのか?打った瞬間、人の球がどう飛び、どこへ落ちるのか解るのかおい。何にも考えてない証拠である。

 まだある。グリーン上では人のパットに50cmでも「はいOK!」と間髪入れず言い放つ。自分が早く打ちたいから、他人のプレーなどどうでもいい、という意図がみえみえである。即ち、「はいOKOK。早くどけよ。お前らのプレーなんて知ったこっちゃないんだよ。俺一人が快適にプレーできればいいんだ」という意識が、その言い方や態度に出まくりなのである。

 それが証拠に、M山が1mのパットを外し、次に私が80cmのパットを打とうとすると、あろう事かこの昆虫オヤジはボールをパターでかき寄せ、正規にパッティングする私を待たせ、今外したラインを練習しだしたのだ。さすがにこれには一同呆れかえった。これを見て私は、今後この昆虫から入ってくる一切の情報をシャットダウンすることに決めた。いや、昆虫といえば昆虫が可哀想である。物だ。不快なノイズを出す単なる物体として考えることにした。

 それでも、まだまじめにプレーしているのだったら百歩譲って許してやる。しかし、こいつのしているプレーは、ごるふのようでごるふではなく、あたかも「ゴパプ」とか「ゴミヴ」とか「ピュルフ」という全く別のスポーツをしているかの如くなのである。ごるふを完全に馬鹿にしているのだ。

 ティーショットの打ち直しは言うに及ばず、6インチリプレースも当然。バンカーに入ったボールを勝手に出して、芝の上へ移動する。今まで、上級者でバンカーに入ってそれを6インチしたヤツは数名いたが、バンカーから平気で出す物体は初めてである。「ピュルフ」のルールではそれでよいのだろうが、ピュルフがしたいのならピュルフ場へ行け。世界中どこにもないと思うが。

 そのくせしっかりスコアは申告する(ボギーまでなら)。ボギー以上叩くと申告すらしない。いくら叩こうが、自分はバックティから最初に打つから関係ないらしい。

 まだある。最後までバックティから打つんならまだ馬■は■鹿なりの一貫性があるものを、最終ホール、池越えのティではレギュラーティからプレーと来た。イレギュラーティである。

 とまあこんな物体が自分のホームコースに現れる事自体、極度に不快な出来事なのであるが、さらにラウンドについて来た日には、もうm’&%)#ん34w8chlz4z;dfm4%&&’$#な気分である。

 私が生きてきた41年間の中で、間違いなく、最悪のモノとの遭遇であった。ラウンドが終わり、○と車へ乗り込み、ドアを閉めた瞬間、2人同時に「あー、うっとうしいオッサンやった!!!」と叫んだぐらいであるから、きっとその判断は正しいに違いないのであった。

本日の体重・・・68.5kg(厳しい現実)

  2004/4/23(101759hit) 暑さでバテた?

4/15・きさいちCC・梅松(Aグリーン)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 4 3 5 5 5 5 5 5 41 6 4 5 6 4 3 5 5 5 43 84
topics *1       *2   *3 *4     *5       *6 *7 *8        
putt 1 2 2 2 1 2 3 1 2 16 3 3 2 2 1 1 3 2 2 19 35

*1・・・4mがいきなり入る。パット好調。ウホホ度3

*2・・・ティーショットがバンカーへ。2打目グリーンの近くへ。3打目バンカー越えのロブショットを大失敗してグリーン奥へ。素振りでは完璧なのに!
トホホ度3

*3・・・本文参照。トホホ度3

*4・・・2打目、フェアウェイセンターから残り100ヤード。30ヤードも引っかけ、バンカーへ。おまけにダフって1回で出ず。トホホ度2

*5・・・ティーショットでチョロ。いつになったらチョロとおさらばできるんだよー!
トホホ度5

*6・・・アプローチが3mに付き、寄せワン。
ウホホ度3

*7・・・アプローチが30cmに付き、寄せワン。ウホホ度3

*8・・・ティーショット、セカンドショットほぼ完璧→3パット。トホホ度2


ウホホ9 VS トホホ15 でウホホの勝ち。でもまずまずかなと。

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
8ボギー
2ダボ
84
(+12)
86.4
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
1.917
(34.5)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.3
(0.8/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
44.4
(8/18)
39.5
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
88.9
(16/18)
79.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
35.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
81.7
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
78.6
(11/14)
71.9
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
226.4 221.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
37.5
(3/8)
28.4
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
66.7 74.5
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
66.7 68.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
79.4 63.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
73.5 68.7

 昨日は、一部を除き全国的に夏を思わせる陽気であった。大阪も例外ではなく、最高気温は16時の時点で27.8度だった。しかし日差しがきつく、体感気温は55度ぐらいだった・・・というのは大げさで、本当は54度ぐらいだった。

 いや、そのせいというわけではないのだが、ショットがいまいちピリッとしなかった。特にドライバー。

 ティーショットはチョロが1回、左へ引っかけてはいけないホールで左へ引っかけ1回。イマイチの当たりが4回。いずれもOBにならなかったからよかったものの、ドライバーがC4でなければ確実に3発は白杭の外へ出ていたであろう。気温が高く、体がよく回るので結果力が入りすぎていたようである(後からならいくらでも悪いところが分かる)。

 アイアンは私にしてはまずまずの数字だが、プルフックが多く、いつもグリーンの左側のバンカーか、良くて左エッジから3打目を打っていたような気がする。

 また、距離のジャッジミスも多かった。梅コース7番、谷越えの165ヤードパー3。7番アイアンで打ったティーショットがグリーンをダイレクトでオーバーしてしまった(極端な左足下がりの酷いライが残り、寄せられず結局3パットのダボ)。風のせいかもしれないが、これも気温の関係で体の動きが良すぎた(?)せいかもしれない。

 Rフレックスのカーボンシャフトだと、今回のケースのように、タイミングが合うと異様に飛ぶ事があるのだ。やっぱりスチールシャフトのアイアンを買わなくちゃ。るんるん。

 しかし、暑くても日陰にはいると涼しいし、ハイシーズンのごるふは最高である。特に今回は、気心の知れた知り合いのMaさんと、友人のTさんと久しぶりにご一緒し、楽しくラウンドできた。やはり同伴競技者でごるふは最高にも最低にもなるものだと感じたのであった。

本日の体重・・・68.4kg(動かない)

  2004/4/24(102092hit) アドレス前に球が動く


 久々のルールシリーズである。昨日のラウンド中、こんな事があった。

 あるホールで、私のボールはきつい傾斜に止まり、ひょろ長い雑草の茎でかろうじて止まっていた。その少し横で念入りに素振りをするわたし。すると突然球が動き出し、傾斜の下まで転がり落ちた。さて、私はどうすればよいか?というのが今回の問題である。答えを下の4つの中から選べ、って偉そうでどーもすいません(林家三平)。

 1、素振りにより動かされたと判断し、一罰打加えてリプレース。
 2、素振りにより動いたかどうか判別不能なので、無罰でリプレース。
 3、アドレス前だし、球が勝手に動いただけなので、リプレースせず無罰で続行。
 4、アドレス前に勝手に動いたけれど、リプレースして無罰で続行。


 このようなケースの場合、ポイントは3つあると思う。ます1つめは、「アドレスに入ってからなのか、そうでないのか」、2つめは、「勝手に転がり落ちたのか、素振りが原因で動いたのか?」、そして3つめは、「リプレースすべきかそうでないか」である。

 1つめの「アドレス〜」であるが、もしアドレスに入っていたなら、これはもう規則18−2bにより、問答無用で一罰打→リプレースとなる。
 

規則18−2b
止まっている球が、アドレスした後で動いた場合


プレーヤーのインプレーの球がアドレスした後で動いた場合、プレーヤー
はその球を動かしたものと見なされ、一打の罰を受ける。
(中略)その球はリプレースされなければならない。
(下線は編者)

 アドレスに入ってしまった場合、風で動こうが偶然そのタイミングで動こうがプレーヤーのせいになるのだ。くわばらくわばら。

 次に、今回のようにアドレスに入っていない場合。この時、2つめのポイントが重要になる。もし、素振り・プレイヤーの動き・故意などにより球が動いたとすれば、規則18−2aによりやはり一罰打→リプレースとなる。

規則18−2a
止まっている球が、プレーヤーにより動かされた場合


プレーヤーの球がインプレーの場合で次の時は、
プレーヤーは一打の罰を受ける。

(i)プレーヤー(中略)が次のことをしたとき(後略)
(イ)球を拾い上げたり動かしたとき
(ロ)故意に球に触れたとき(後略)
(ハ)球の動く原因となることをしたとき

(ii)略

 今回の場合、上記の(ハ)が適用される事になるだろう。このルールは例外も多く、場所によっては対処が変わってくるので注意が必要である。

 しかし、あくまでもプレイヤーが「球が自然に、勝手に転がり落ちたんだ!」と言い張り、マーカーや競技委員がそれを認めたとする。その場合は、自然現象(?)であるからもちろんあるがままにプレーする、ということになる。つまり、リプレースする必要はないわけだ。

 というわけで最初の質問の答えは、ルールに厳しい正直者なら1、強欲でルールを自分の有利な形に解釈するなら3になる(と思う。ちょっと自信なし)。

 えっ、私ですか?そんなものあーた、書くまでもないでしょう!当然、ごにょごにょごにょごにょを選択したに決まってるじゃないですか!!

本日の体重・・・68.4kg(おやつ食べてませんが・・・)

  2004/4/25(102277hit) 歯が痛い


 今日は私的時事ネタ。ゴルフネタはナシです。

 しばらく前から歯が痛み出したことは先日書いたが、一昨日あまりの痛さに我慢できず、ついに歯医者へ行くことにした。

 車を30分走らせ、隣の市まで行く。どうしてこんなに遠くの歯医者へ行くかというと、歯医者の内情を知っているからである。実は、○は昔、歯科材料のメーカーとちょっとした繋がりがあり、良い歯医者さんが世の中に如何に少ないかというのを教えてくれたのである。

 私が通っている歯医者さんは、現状をきっちり説明してくれて、いろいろな治療の選択枝を提示し、患者(私)と相談の上で最良のプランを立ててくれるのだ。当たり前のようだが、ろくに説明もせず、口を開けば「これはもう抜かなきゃダメですね」という歯医者ばかりに当たってきた私としては、それだけで雲泥の差なのである。

 ある本で読んだのだが、歯は極力抜かない方が良いらしい。どうしても抜かなければいけないとしても、できるだけ歯根は残す方が良いそうだ。歯根さえ残しておけば、後から何とかできるかもしれないからだ。つまり、すぐに「抜きましょう」と言う歯医者は(状況にもよるだろうが)儲け主義で患者のことを商売の道具としてしか考えていない、つまり信用できない歯医者である可能性が高いということになる。

 さて、今回の私の場合、数年前治療した奥歯3本にわたる「かぶせ」がゆるみ、横から削った歯が露出し、そこから知覚過敏を引き起こしていたようである。幸い痛みは歯全体に及んでいるわけではないので、神経を抜かずに露出部分を覆い、様子を見ることになった。神経を抜く処置をしないで済むとわかり、ほっとしたのである。

 シュミテクトという知覚過敏用の歯磨き粉のサンプルをもらい、私は帰路についたのであった。

本日の体重・・・68.7kg(歯が治って嬉しくて食い過ぎた)

  2004/4/26(102468hit) 恥ずかしい失敗


 昨日はトップページを更新し忘れてしまった。トップページを見て「なんだ更新してないじゃん」と帰ってしまわれた方、ごめんなさい。でも、日記は更新してました。いや、言い訳するつもりじゃないんですが。

 私が今までコースでしてしまった、恥ずかしい失敗の数々。しかし、失敗といってもただ空振りしたり3連続OBをしたりするだけでは書く価値がない。記憶をたどり、今思い出しても「ぎゃー!!」と叫んで頭を抱え、走り去ってしまうレベルの失敗を書いてみようと思う(他人に弱みを見せられる人は、本当は強い人である:キルケゴール)(←嘘)。

 ★生まれて初めて出たコンペで、40名ほどギャラリーが見つめる中、第一打をチョロし20m先のレディスティの植え込みに打ち込んだ

 ★プライベートのラウンドで、白ティから打ったティーショットがレディスティのティマークを直撃し、「カーン」と澄んだ音を晩秋のコースに響き渡らせた

 ★「お先」といってから3回パットをした

 ★空振りをカウントしなかった事がある(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)

 ★昔海外でプレーした時、最終ホールでパーを取り、嬉しさのあまり「キーーーーーーーー!!」と大声で叫んだところ、回りで作業をしていた現地の従業員に「ヘイ、アノいえろー■んきー、バッカジャナイノ」という目で見られた。

 ★あるホールで、われわれの組がティグラウンドに立った時、自分たちの自走式カートがフェアウェイをトコトコ走っていた(私がリモコンのボタンを余計に押した)

 えっ、頭を抱えて走り去ってしまう割にはたいしたこと無いじゃないかって?そう、この程度の失敗は実はかわいいモノなのである。本当に顔から火が出るぐらい恥ずかしかったあの事や、しでかした瞬間「ちゅどーん」と自爆して木っ端微塵になりたくなったあんな事は・・・・とてもここには書けましぇん、はい。

本日の体重・・・68.2kg(ミルクフランスは美味しい)

  2004/4/27(102759hit) 中部銀次郎 ゴルフの心 第2部


 今日は、4月の5日から7日までの日記で紹介した、中部銀次郎 ゴルフの心(日経ビジネス人文庫)の紹介の続きを書こう。もっと自分自身の日常のことを書かなきゃいけないと思いつつ、安易なネタに走る私であった。っていうか、腰痛の再発が恐くて練習になかなか行けない、というのは嘘で、ただ単にサボっているのである。では早速。


 「欲を一つ捨てよ」
 ティーショットをいい位置に飛ばすと、それを何とか生かしたい気持ちが働く。乗せるだけでは満足できないで、ピンに寄せてバーディ結びつけたいと思う。実力のある人なら出来るだろうが、ほとんどの人はそんな実力はない。ないのに寄せようとするから失敗する。過剰な欲望が働くと精神的負担を自分に掛けるから、体の運動量が低下する。そしてミスを招く。「たまたま」は2回続かない方が当たり前。
 100点満点のショットをしようと思って最善を尽くすのではなく、80点のショットが出来るように最善を尽くし、その結果として100点が出たり、70点が出る。ティーショットは最高、しかしスコアは最悪、そうなりがちなのは欲をかきすぎるから。

 (ティーショットで最高の当たりをしてセカンドショットをミスしたり、ナイスオンして3パットしたりすると「もったいない」と言ったり思ったりする人がいるが、それは大きな間違いなのだ。我々のレベルでは、その直前のショットはたまたま上手くいっただけであり、次のショットでミスが出て当たり前。第三者の、無神経な「もったいない」という言葉に惑わされてはいけない。また、安易に他人に「もったいない」と言うべきではないのだ。つい言っちゃうけど)

 
 「全てのミスの犯人はアドレスにある」
 例えばヘッドアップというミスをした場合、ヘッドアップそのものでなく、顔を上げざるを得ない要因がそこまでの動作の中にある、と考える。つまり、ヘッドアップしやすいアドレスをしてしまった、という事である。スウィングをチェックするしても原因は多岐にわたり、本当の犯人がつかめない場合が多い。
 最初の基準はボールを置く位置。前後、左右にずれているといくら良いスウィングをしてもまともに当たらない。自分で工夫して、ボールを正しい位置に置ける方法を確立すべき。

 (前半の「全てのミスの犯人はアドレス〜」というのは、練習に練習を重ね、安定したスウィングができる上級者だから言えることであろう。しかし、コースでミスショットが出た時、あれこれスウィングで悩むのもまたナンセンスであることは事実である。それより、後半の「ボールを置く位置」は特に我々アベレージごるふぁーがないがしろにしがちである。しっかりしたプレショットルーティンと、構えた時ずれていたら違和感を感じる程度の練習は必要と言うことか)


 「飛球線にまっすぐ立つ方法」
 スクウェアなスタンスを取った時、飛球線とアドレスは平行になり、最後まで交わらない。しかし、アマチュアの場合、目標に向いてスクウェアに立つと、無意識に目標に向かって、つまり(右利きで)やや右を向いてアドレスしがちである。
 正しい角度で立つと、最初は左を向きすぎているような違和感があるが、それには慣れるしかない。

 (平行な(正しい)スタンスと目標を向いた(誤った)スタンスとは200m先の1m(体とボールの距離)の差でしかない訳だから、もし本当に正しく目標に向かって立てているなら、角度にしてごくごくわずかであり、ほぼ問題ないだろう。しかし、アベレージごるふぁーの場合、実際にはもっと大げさに右を向いて構えていると思われる。何となくイメージだけでアドレスするのではなく、スパットを見つけ、そこに平行にアドレスする癖をつけるべきなのであろう)


 「グリップのコツ」
 ★もっともしっかり握るのは左手の小指。次が薬指、中指・・・となる。数字で表すとすれば、左の小指が10、薬指が9、中指が8という強さになり、右手の人差し指は1、そして親指は0。左の小指をしっかり握れば、腕の下側の筋肉が緊張するので、肩に力が入りにくく、脇もしまってくる。
 ★これと関連することですけど、左手の小指、薬指、中指が緩みにくい手首の角度があるんです。手首を親指側にコックさせると緩みにくい。つまり自然とショートサム、ハンドダウンになる。
 ★さらに、極端は良くないが、フックグリップの方がこの3本は緩みにくくなる。
 ★また、10本の指はしっかり密着させ、隙間が空かないように密着させます。

 中部氏の話に説得力があるのは、単なる経験則で物を言うのではなく、その経験を理論で裏付けして伝えているからである。このグリップの話なども、なるほど、と肯きやすい。握りの強さに関しては、もちろん本当に10段階の強さで握っているわけではないのだろうが、イメージは掴みやすい。また、ショートサム・ハンドダウンの理屈は秀逸だと思う。

 注)ショートサム・・・左手の親指を人差し指に沿わせ、やや引っ込める(体に近づける)ように握る方法。他の4本の指は第一関節まで手の甲と近い角度を保つ形となる。反対語はロングサムで、これは親指と人差し指の隙間が空き、他の4本の指は第一関節で軽く曲がる。


左:ショートサムグリップのイメージ  右:ロングサムグリップのイメージ。もちろん、実際には
親指と人差し指の間にグリップが挟まることになる


明日へ続く。

本日の体重・・・68.5kg(もうどうにもとまらない)

  2004/4/28(103101hit) 中部銀次郎 ゴルフの心 第2部(2)


 昨日の続き。しかし、いよいよゴールデンウイークか。あたしゃずっと仕事だよ。トホホ。で、悔しいので練習に行ってきた。でも特筆すべき事なし。ただ再認識したのは、ごるふはタイミングのスポーツなり。スウィングは右ひざ不動が基本なり、という2点である・・・・・って、何回忘れて思い出せば気が済むのか。

 「感性を磨くのは経験」
 自分でその気になって感性を育てていけば、だんだんと五感が働くようになってくる。キャディに1から10まで聞く人がいるが、そういう人は感性が育たず、いつまで経っても「勘」や「フィーリング」が働かない、ノーカンになってしまう。
 また、アドレスしてからスウィングを始めるまでの間というのは、ある意味では魔の時間と言ってもいい。モジモジしている間に、感性はどんどん鈍っていくのだ。

 (ラインを読んだりクラブを選択したりするのはごるふの最大の楽しみの一つである。難しいアプローチなど、どうやって寄せようか考えるのはワクワクする。仮に失敗したとしても、それが経験となり、感性が育っていくのだ。しかし、後半の「モジモジ」は耳が痛い。私は大いに反省すべきである。反省しろ。)
 
 「コースを攻める際の判断力」
 グリーンまで180ヤード、手前に池があって170ヤードキャリーすれば越えるとする。刻むなら120ヤード。さあ、どっちにしようかと悩む。ライも悪くない。風も少しばかりフォロー。まともに当たれば越えると判断する。ヨシ!狙ってやれ。こういう時はたいてい失敗する。
 何の制約もなく170ヤード飛ばすのと、何か制約が加わった時の精神状態とは全く違う。そして、体の動きなりスウィングに影響を及ぼすのだ。それら全てを加味した上で判断しなければならない。
 越すか、刻むか、迷う程度のレベルの人が「ヨシ!狙ってやれ」と考える事自体、判断が甘いのである。

 (厳しいが当を得た言葉である。マーフィーの法則で言えば、「失敗する可能性のある事は、失敗する」というのと同じだろう。こういう状況で失敗するレベルの人は、いつまでたっても1ホールで7とか9とかの大叩きをするのだ・・はい、私です。迷った時は安全策。それでダボを叩こうが、納得がいく・・・かな?いや、それで納得せねばならないのだ。
 ただし、これは中部氏が身を置く競技ごるふでの話。我々アベレージごるふぁーが楽しむ分には、無謀な冒険もごるふの重要なスパイスであると私は思う)


 「ハンディキャップの真実」
 ★ハンディキャップは、心の不純度を示すバロメーターである。
 ★HDCP0と1の間には、大きな差がある。1ラウンド通じて、1回もミスが許されないのと、そのジョーカーの札を1ラウンド中どこで出しても良いというのとでは心のあり方に大きな違いが出てくる。
 ★HDCPの数字は1打に対する認識、心構えの違いであり、同じ1の違いでも、0と1の違いと3と4の違いには密度に大きな差がある。そして、数字が増えるに従って境界が曖昧になり、最後にはグループ化してしまう。10も15も同じ。18も24も同じ。24と36も大して変わりがない。
 ★HDCP18の人がスタートホールから3連続パーを取ったとしても、1ラウンドを通してみれば、結局平均化していつものスコアに落ち着いてしまう。逆に、トリプルボギーが続いたりすると、それを取り返そうとしてもっとたくさん叩いてしまう。

 (HDCP0とか1とかは雲の上の話でピンとこないが、グループに属しているうちはHDCPを語るなかれ、という事なのだろう。大事なことは、自分のHDCPに合ったごるふをするということであり、いつもそれが達成できないということはもらったHDCPの数字が間違っているということなのだ。)



 皆様、ごるふの神様のお言葉、いかがであったであろうか。上にも書いたが、氏の言葉は1打の重みを知り尽くした競技ごるふのそれであり、いわば「ごるふ道」の指南書なのである。そういう意味では、全て氏の言うとおりにプレーせねばならないという事は全くないと思うし、もし我々凡人がそんなことをすればごるふはこの世で一番つまらないゲームになってしまうだろう。

 その恵まれすぎた才能と環境のために、氏はイバラの道を進まざるをえなかったのだ。そう考えれば、才能もなく、たまのごるふを心待ちにできる我々の方が実は恵まれているのかもしれない。

 私は、壮絶な自分との戦いに一生を捧げた氏の悲壮感を思い、ヘタクソで良かったと心から安堵したのであった(←これも負け惜しみ?)。

本日の体重・・・68.6kg(惰性です)

  2004/4/30(103578hit) みどりの日杯

4/15・きさいちCC・梅松(Aグリーン)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 5 4 6 6 6 3 5 5 45 5 3 5 10 5 4 4 5 5 46 91
+5
topics         *1 *2               *3              
putt 2 2 2 2 2 3 2 3 1 19 2 1 2 4 2 3 1 1 2 18 37

*1・・・ティーショットがバンカーへ。セカンドショットもバンカー。サードショットはホームラン。次でやっと乗せる。トホホ度5

*2・・・ティーショットがバンカーへ。セカンドショットは出すだけ。サードショットはかろうじて乗るが、3パット。トホホ度4

*3・・・あんまり書きたくないけど本文参照。トホホ度1000

ウホホ2(書いてないけど) VS トホホ1009 でトホホの勝ち。(;_;)

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
10ボギー
2ダボ
1トホホ
91
(+19)
86.6
平均パット数
Putting average
2.056
(37)
1.925
(34.6)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.0
(0.7/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
27.8
(5/18)
38.9
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3
(15/18)
79.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
16.7
(3/18)
34.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
82.1
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
71.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
225.0 221.5
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
36.4
(4/11)
28.9
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
76.9 74.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
70.0 68.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
50.0 63.1
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
66.7 68.5

 久しぶりの競技会参加である。といっても研修会や月例ではなく、ABC合同のお遊びに近い競技だ。でも競技は競技。というわけで、スコア最優先でラウンドしてみた。で、その結果がこれ。トホホ。なーにがスコア最優先か。

 実は、朝から嫌な予感はしてたんだ。昨日は何故か寝られず、睡眠時間は3時間ちょっと。何となく体が重い。いや、言い訳するわけではないんだけどね。

 スタートホールで同伴競技者と挨拶。一人は50歳ぐらいの気のいいおじさん。そしてもう一人はまだ来ていないようだ。バッグを見ると、なにやら見覚えのあるアイアンが並んでいる・・・まさか・・・とてつもなく悪い予感がする・・・名前を確認すると・・・・


















 M山(仮名)だぁ!!4/21の日記参照)

ガーン

ガーン

ガーン

ガーン


 よりによって競技の日にM山とは。この最悪のタイミング。吐きそう。神の試練。悪口を書いた罰?トホホ。もう帰ろうか。気分が+95から−99まで急降下。蜘蛛の糸が切れたカンダタ。

 何とか気持ちを立て直し、慎重にラウンドするも、うーん、何となくピシッとしないショット・パットが続く。圧巻は後半松コースパー5。

 1打目、右へ押しだしバンカーへ。2打目、7Wでチョロ。3打目、8アイアンでダフって引っかけて林の中へ。4打目、ラフまで出す。5打目、手前のバンカーへ。6打目、やっと乗せる。そして、そこから4パット。ガーン。

 気がつけば久々の大台突破であった。練習場や普段のラウンドでそこそこの球が打てているつもりでいるのに、ちょっと気合いを入れたらこの始末。いや、気合いを入れるからダメなんだという声もある。ワタシハ、ヤッパリ、セイシンテキニとほほナノカ?

本日の体重・・・68.9kg(ガーン)



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