きのうわ、ざさいぷれすというごるふじょうで、たまをちょろちょろころがしたり、はたのまわりをいったりきたりしたり、あなをいっぱいちゃっくりしてあそびました。 いっぱいあるいてつかれました。おわり。 |
2019/3/2 (1551298hit) 雨のサイプレスでわれ泣きぬれて芝とたはむる
まあねえ、いくらグリーンが10.5ft出てた(雨で10ftぐらいになってたと思うけど)としても、ちょっと曲げたら林の中から出すだけのコースっていっても、久しぶりにレインウェア着たっていっても、スイングイメージ変えているっていっても、OB1発もなしで100近く叩いてたらあかんよね。 とりあえず雨の中、意気揚々とスタートしたまでは良かったけど。 スタートホール(10番パー5)は2打目以降チョロばっかりで7オン、+4。 11番はティショットチョロでダボ。 14番は林に打ち込んで3打目シャンクして寄らずの3パットで+3。 16番はまたティショットチョロして結局4オン、そして4パットの+4。 18番はティショット右の林、2打目ダフって出きらず、3打目ダフって左引掛け、4打目ユーティリティダフってグリーン手前、5オン2パットでダボ。 前半52。 後半、雨が上がってちょっとだけマシになったけど・・・ 2番パー5、2打目右ラフ、3打目グリーン右サイドからアプローチをトップして3パットのダボ。 4番ティショット・2打目まずまずから3パットしてボギー。 6番パー5、3打目5アイアンでナイスオンするも3パットボギー。 8番、ティショット右ラフ、2打目つま先下がりからの6アイアンを思い切りトップ、3打目どチャックリ、4打目奥へ乗せて3パットで+3。 っていう感じで後半44。合計96ストローク。ほんっとに100叩くと思った。 いいショットもいくつかあったよ。パー3のティショットはほとんど距離方向当たりの全部が合格だったし、フェアウェイからのアイアンも以前はナイスショットの確率が1割ぐらいだったのが4割ぐらいになってきた。バンカーショットも3回中2回1パット圏内に寄った。 でも50y以内のアプローチとフェアウェイウッド、ユーティリティはHDCP50レベル。あと、10.5ftのグリーンに全く対応できなかった。速いと分かってるのに、コツンと打っちゃうというか、弱く打つ勇気がないというか、自分を信じられないというか。 速くて転がりのいいグリーンの場合、強めまっすぐ壁ドンで打てるのは50cmまでだね。1mでそれをやっちゃうと、外したり蹴られたりした時に3mも5mもオーバーしちゃう。そりゃあ3パット・4パットするよね。そんなことすらわからなかった。 情けない。ああ情けない。ほんとにアホでヘタだ。いい気になってる。要反省。 |
2019/3/4 (1551447hit) アプローチの2クラブメッド・・・?
昨日も小雨の予報の中薄暮へ。久しぶりにゴルフジャンキー(注:褒めてます)Kさんから連絡があり、ご一緒することに。いつものゴルフクレイジー(注:いちおう褒めてます)N條さんと3人で。 Kさんはまだゴルフを初めて数年だが上達への執念は凄まじく、私の72倍ぐらい練習されている。そんな練習によって培われたスイングは私の18倍ぐらい美しく、ショットの安定感も私の9倍ぐらいある。今はまだ経験の差があるので、上がってみれば私のほうが少ないスコアになるが、Kさんがちょっとしたきっかけをつかめば、すぐに追いつかれるだろう。 以上、「(私のことを褒めてくれる内容の)ブログ楽しみにしてます」と仰っていたKさん、ちゃんと書いときましたよ〜! さて、先週水曜日の日記で私はこう書いた。 ただし、56度のウェッジ使ってボディターンで安定して打てるのは3時9時ぐらいの振り幅までだから、距離が足りないなら打ち方を変えるのではなくクラブの番手を上げていく。 というわけで、弾道測定器のある練習場で調べてみた。ランはグリーンの速さ「普通」に設定したもの。10球づつぐらい打って、きちんと当たったものの平均を出した。ただ、打った数が少ないのでまだまだバラけてて、もうちょっときちんと検証が必要な数字だよね。
これを見てみると、50y以下は今までどおり下2本(50・56度)で十分対応できるということがわかる。っていうかPWで腰から腰以下のショットは逆に難しい。ヘッドが効いてないので、軌道がブレやすいるのかな。50yからは普通のハーフショット(56度)で打てるので、PWのボディターンアプローチは必要ない。同様に、50度の5時7時は受けグリーンの奥へ突っ込みたい、2段グリーンの上という特殊な状況でしか使わない感じかなあ。 ランはグリーンの傾斜や落とし所でだいぶ変わってくるのでなんとも言えないけど、面白いことがわかった。 56度のウェッジの場合、キャリー:ランはだいたい3:1。50度の場合距離で差があり、短いのは1:1だけど強く打つと2:1になる。PWでも同じ傾向で、短い距離は3:2ぐらい、長い距離だと2:1に近づく。 つまり、小さな振り幅だとスピンが入らない分ランが多めになるけど、振り幅が大きくなるとそれなりにスピンが入りランが少なめになる。 よく「SWはキャリー3対ラン1、AWは2対1」みたいな公式があるけど、これはあくまで小さな振り幅であまりスピンが入らない場合であり、スイングが大きくなってくればスピンが入るとランが短くなることは覚えておかなければいけない。 というわけで、基本は 15y・・・56度の5時7時 25y・・・56度の4時8時 30y・・・56度の3時9時 35y・・・50度の4時8時 45y・・・50度の3時9時 50y・・・56度のハーフショット 60y・・・56度のクォーターショット 70y・・・56度のフルショット って感じで。 おいおい、20yと40yはどうするんだ?って?そこまで厳密に打てないので、まあ適当に打ちます。 ・・・なーんて考えたけど、全部無駄。無駄無駄無駄ァァ!!だって状況によってランなんていくらでも変わるし、だいたいコースで狙った振り幅で打てるとは限らないし。 っていうか、そもそもお前、 チャックリしか打てないじゃん。 |
2019/3/5 (1551582hit) じゃあアプローチはどう打つの?
結局病気が治ってなかったアプローチ。やっぱり迷走しているから悪いんだ。アプローチイップスから脱却した頃の打ち方に戻そう。 大前提。コースで失敗しないためにライが悪いときは転がしに徹する 芹澤信雄プロが言ってた「ゆっくり上げて、大きく振り下ろす」を実践。つまりリズム 体の回転メインで打つため、横のコックをしない(バックスイングでクラブヘッドをトゥ方向に上げていく) そして、アプローチのマジック・ムーブを意識。体重移動は母指球で。 最後に、インパクトで体開かない(特に左肩)。ボールを狙いより右へ打ち出すイメージ(S水プロのレッスンより) これでたぶん完璧。っていうか、もう色々迷わない。見栄を張らずにユーティリティで転がす。 |
2019/3/6 (1551582hit) KOBあるいはGOT
まだまだ反省は続く。 サイプレスの8番。軽い左ドッグレッグ、359yパー4。HDCP11なので超難しいホールではない。 4Wで打たれたティショットはプッシュして林の中へ、と思ったら梢に当たってラフまで戻ってきてくれた。2打目はつま先下がりの薄いラフから170y打ち下ろし、6アイアン。トップしてグリーン右手前のグラスバンカーの縁へ。ここまでは仕方ない。実力通り。というよりラッキー。 3打目のライはやや強めのつま先下がり&左足下がりの濡れた薄いラフ、グリーン手前のもう一つのグラスバンカーを超えたすぐ先に切られた右サイドのピンまで30y。この状況から、いかにピンに寄せてパーを拾うかを考える私。 はい!ここですねー。お前はトッププロか?全米オープンに出てる松山か?下手くそなトホホ野郎で、しかもアプローチへっぽこ野郎じゃあーりませんか? この状況で考えることは一つ、「いかにボギーで上がるか」だ。つまり、直接ピンを狙わず、安全な花道からワンクッションでグリーン左サイドに乗せるか、奥へ行ってもいいからとにかく乗せる。そうだよねアホな俺よ。 その証拠に、打つ前にお前「これは寄せようがない・・・」ってつぶやいたよね。なのに1%の可能性に掛けてエッジを狙ったの?で、どうなった? 結局絵に描いたようなチャックリからグリーン奥にオン、3パットでトリプルボギー。出るべくしてでたトリプルボギーだね。まさにキング・オブ・バカ。ゴッド・オブ・トホホ。KOBでもGOTでもお好きなようにお呼びください。 そう、お前はゴーマンなのだ。ヘタなくせに厳しい状況からパーが取れる、取ろうなんて思うのは138億年早いのだ。ビッグバンから人生やり直すか?え? この日ご一緒した同組の一人が、林の中へ打つたびに横に出さずピンを狙い、また木に当てたりして数ホールで大叩きをしていた。それを見て「横へちょっと出せばいいのに。自分の腕を過信してるなー」などと思っていたのだが、 思い上がった鼻持ちならない過信スカタン野郎はお前だろ・・・ と今になってやっと思い当たった私であった。ああ情けない。 |
2019/3/8 (1551949hit) 第59回GB月例@伏尾GC
昨日は仲間内で開催される月一回の月例競技。本来は第4木曜日なんだけど、その仲間が多く出席するサイプレスのコンペと重なったので一週ずらしたというわけ。 場所は伏尾ゴルフ倶楽部。新名神ができて、高槻から20分ほどで行けるようになった。もっとも、高槻の入り口まで家から30分掛かり、全体の時間は10分ほど伸びるんだけどね。それでも高速代がこれまでのルートの半額以下で行ける。 さて、今回のテーマは初心に戻って謙虚に。ミスが出たらボギーでいい。グリーン周りからは徹底的に転がす(ユーティリティで)。冒険はしない。グリーンセンターを狙う。そしたら。 謙虚さを忘れなかったら3バーディ。ミスしたらボギーでいいと思ったら10個パー。徹底的に転がしたら1パット7個。グリーンセンターを狙うと3回に1回パーオン(いや、それは別に自慢できる数字じゃあない)。短めのフロントティ(6400y弱)からだけど、久しぶりの「よくできました」だわ。 後半はOBで息切れしたけど、81は今年ベストスコア、38は今年ベストハーフで今年初の30台。謙虚って大事。 いやいや、喜んでるみたいだけどダボ以上3つも叩いてますやん。3パットも3つもありますやん。バーディは偶然でしょ?はい仰る通り。 東2番は2打目のユーティリティがチョロ級の酷いミス、ボギーオンするも上りのファーストパットを大ショートさせて3パットダボ。だって10ftなんだもん。ちょっとでもパンチ入ったらどこまでも転がる気がして(いや、たとえ10ftでも上りはそんなに速くないということは練習グリーンでわかってたはずだ。この嘘つき!と自分で言い訳&ツッコミ) 南3番は池超えのパー3、155y。6アイアンと7アイアンで迷って、7番でしっかり、と思ったら(力が入って)ダフった。7番で届かしてやろうなどと邪(よこしま)な考えをするからである。6番で奥でもいい、が正解だった。バンカーからホームラン、奥のエッジからパターで寄らず、そこから2パットでダボ。最初から6番で打ってたらボギーで済んでたのに。パー3のダボはダメだね。でも出がち。 南7番はティショットが右プッシュOB。左向いて左狙ったんだけど、まだ怖くて手首が返ってこない。右がダメなところはチーピン打つようなつもりで左へ振っていったほうがいいのかな。 で、バーディなんだけど、私には珍しくショットで取れたバーディ。これはもう、S水プロのレッスンの成果が出ていると言い切っていいと思う。 東5番は打ち下ろしの名物ホール。ティショット左ラフ、2打目120y打ち下ろし、9アイアンでいいショットが打て、ピン横上り3mに。ここのバーディは初めてかも。 東7番はバンカー超えのパー3で、この日はピンが左サイド、風は左から軽いフォローで、距離は150y。7アイアンと8アイアンで迷い、奥に行ってもいいから7アイアンで少し軽めにグリーンセンターを狙う。ちょっとフックが掛かって風にも乗ってピンハイ1mに。方向、弾道、距離とも100点のショットだった。 ダボになった南3番と対照的。だからグリーンセンターを狙って余裕のあるクラブで打てとあれほど。 で、南8番パー5。ティショット右傾斜、からの転がり落ちて右ラフ。2打目は左へ行かないように右法面ギリギリからユーティリティで残り100y近辺まで。3打目は残り90y、2段グリーン奥のピン。50度のウェッジは100y〜105yなので、クォーターショットで。今までなら一番苦手な距離、7割ダフって4割トップして2割チャックリするぐらい酷かったんだけど、完璧な手応えでピン左1m弱にピタッと。早くもショットオブ・ザ・イヤーが出た、みたいな。 たった1回そこそこのラウンドができただけで、初老のおっさんがこのはしゃぎっぷり。イタイ。でもまあ、謙虚さがいかに大事かってことで。裏を返せば今までいかに傲慢だったかってことだな。要反省。 |
東北の震災から8年。震災でなくなった方々には謹んでご冥福をお祈りし、残された遺族の方々には良いことがいっぱい起こるよう神様にお願いしておきます。 さて先日紹介した本、「プロのスイングになる極意」に、ゴルフの研究をされている脳機能学者の佐々木信也さんという人が提唱されている「運動学習」という考え方が書かれていた。これはスポーツが上達していく過程を4つの段階であらわしたもので、 第一段階・・・知らない、ので「できない」 第二段階・・・知っている、が「できない」 第三段階・・・知っていて、かつ「できる」 第四段階・・・知らない(意識しない)、でも「できる」 という過程を、運動をマスターするときには経るそうである。 よってゴルフの場合、、 第一段階・・・スイングの方法も理屈もわからない、初心者状態 第二段階・・・こう動かせばいいと分かっているのにできない、ほとんどのアマチュアゴルファー 第三段階・・・スイングがわかり、なおかつ思ったとおりに再現できる上級者・トップアマ 第四段階・・・ほとんど考えなくても体が勝手に「正しいスイング」をしてくれる、プロゴルファー、ジュニア出身ゴルファー と考えると理解しやすい(と本に書いてあった。だいたい)。 で、上にも書いたように、ほとんどのゴルファーは第二段階で止まっている。もちろん私も。私がよく書く「本物の上級者」は第三段階に入っている人を指す。HDCP10とHDCP25は本質的には変わらないなどと言われるが、それは両者とも第二段階で止まっているからである。 私が思うに、第三段階はHDCP5以下で、クラブ競技のタイトルを持っているぐらいのレベル。第四段階はスクラッチレベルかな。 自分自身のことに戻る。 1月から新たにS水プロのレッスンを受け始めて、少しづつスイングが変わりつつあるのを実感しているが、これはいわば「第二段階」から「第三段階」への道を模索している最中だと言えるだろう。 で、第三段階へ上がっていくルート、つまり「正しい道筋」はプロのレッスンで示される(教えてもらえる)。しかし、その道を迷いなく歩いていき、無事第三段階へ到達するには、「そのために自分の体をどう動かすか、あるいはどういうイメージを持つか」を自分自身で発見しなければいけないのではないかと。教えてもらうだけではダメなのだ。 つまり「知っていて、できる」第三段階へ上がるためには、あくまでその「ちょっとしたコツ」を自分で見つける必要がある。「ちょっとしたコツ」を見つけるきっかけはふと思いついた動きだったり、練習中の工夫だったり、ラウンド中だったり、トーナメント中継を見ている時だったり、過去に気づいたことだったりするんだけど、大事なことはいつも「ちょっとしたコツ」について考え、もがき続けることなのだろう。 そしてそのコツを見つけたら、あとは「それに気をつけながら(考えながら)」練習する。ここで「あ、もうわかった」とサボったり気を抜いたりすればポルナレフのように「気がついたら階段を降りていた」という状態になり、いつまでも第三段階へ進めない。 結局何がいいたいかというと、 上達への道筋を示してくれる・・・レッスンプロ 道を歩き、「正しいスイングのコツ」を発見する・・・自分自身 そのコツを自分のものにする(第三段階へ行く)・・・練習量、練習頻度 というステップを踏まないと、第三段階へは行けないということだ。 で、今、私が掴んだ「ちょっとしたコツ」は しっかりコックを使い、手を振る・・・リッキー・ファウラー(速めのスイング)と切り返しでグリップ緩める クラブを上から下に振る・・・ボールから離れて前傾を深くし、胸が真下を向いた(お辞儀した形)でインパクト 本物のエウレーカ!だったらいいんだけどね。 で、第4段階へいくためには・・・・無理なことは考えない。 |
2019/3/12 (1552361hit) 6回目のレッスン・シャフトのしなり戻り
エウレーカ!を確認するために6回目のレッスン@S水プロ。この日心に残った事とか発見とか。ちょっとややこしいというか概念的だから今日の日記はわけわかんないかもしれません。 1,シャフトの「しなり戻り」を使ってインパクトで球を「はじく」、これがスイングの本質。 つまりスイングとはクラブがタイミング良く正しく降りてくるための動きであり、球を打つのはクラブに任せるってことだね。自分が球を「打つ」というよりクラブとシャフトに球を「打たせる」。シャフトのしなり戻りを使えないと力をロスし、振ってるのに飛ばない、当たってるのに飛ばないということが起こる、らしい。 力士や野球選手でも、パワーはあるはずなのにあんまり飛ばないっていう人がいるよね。そういう人はただ腕力に頼り、クラブのしなり戻りを全然使えてないからなんだろうと思う。っていうかほとんどのアマチュアが(もちろん私も)そうだよね。 逆に、女子プロが40前後のヘッドスピードで一般アマより飛ばすのも、男子プロのアイアンショットがアホほど飛ぶのも、シャフトのしなり戻りをキチンと使っているから、らしい。軽く振ってるように見えるのに飛ぶってやつもそうなのかな。 ちなみにしなり戻りを使って打てた時のインパクトは分厚いというか撃ち抜いたというか軽いというか弾くというか、まさに芯を食った!って感じで気持ちいいんだよね。 そして、ここからが大事っていうか目からウロコだったんだけど、スイングを構築している時、「こういう風に体を動かす」と「正しく打てる」と考えがち。だがそれはわかっている人(第三段階にいる人)の思考であって、完全な正解ではないのだ。 私のような第二段階でウロウロしている人間は、基本的には逆に考えなければいけないのかなと。すなわち、「今、(しなり戻りを使って)正しく打てた」。だから「今のそのスイングは正解なんだ」という風に。 そうやって、正解のスイングを試行錯誤して覚えていくのが正しい第三段階への道なのかなと。 2,体重移動は体の幅で良い。腰を左へ動かすと軸がブレる。 体重移動しようとするとつい腰が左へスライドし、軸がぶれたりタイミングが狂ったりする。腰は動かしてはいけない、いや、意識してはいけない。その場で足踏みするぐらいの感覚でいい。 3,バックスイングで100%右に体重が乗らないから、フォローで100%左へ乗っていかない。少しでも右へ残ると、体が開いたり左へ軸が流れたり右肩が下がったりする。 これが難しいんだよねー。でも、良いドリルを教えてもらった。 左手にクラブ、右手にスポンジボールを持つ。 ショートがボールを取って一塁に投げる時のイメージでサイドステップ。 右から左へ体重移動すると同時に、右手のスポンジボールをトップ位置から地面へ向かって投げる。 左手のクラブは体が開かないようにするもので、左手を前方に伸ばし、クラブを左つま先の前で杖のように地面に垂直に立て、その下に右手を通す。 題して「ショート坂本ドリル(笑)」。仕事の合間にできるのが良いね。 とまあ毎度同じことをいわれております。 体重移動と手の動きだけのハーフショットは50度のウェッジから初めてまだ8番まで。アイアンの最後、4アイアンまでの道のりはまだまだ長い。 |
2019/3/13 (1552482hit) やっぱりボギーペース
先週の伏尾で、改めて思った。 「俺はヘタなんだから、やっぱりボギーペースのゴルフをベースにしなくちゃいけない」 (ゴルフは気持ち・夢のゴルフ編より) 上の漫画の主人公はHDCP16なので全く同じ気持ちでは目標設定がちょっと低いが、要は「パーやバーディはたまたまうまくいった時に取れるもの」という意識をラウンド中保つということだ。そして、「無理にパーを狙いに行くからダボやトリプルが出る」という真理を忘れないようにしなくちゃいけない。 そう考えたら、155yの池越え+バンカー越えのパー3(伏尾南3番)は「ギリギリのクラブを持ってパーオン」ではなく「大きめのクラブを選択し、奥へ行って寄らずのボギーでいい」がやっぱり正解だったってわかるよね。 もちろん罠が少ないホール、ティショットが成功した時、2打目がショートアイアンやウェッジの時はパーオン2パットパーを狙うしそれに向かって全力で立ち向かう。私の場合、18ホール中9ホールはパーを狙うホールとして設定しチャレンジすべきだ。もちろんコースの難易度などにもよるけど。 え、その話は聞き飽きた?今までと同じだって?いやいや、今までは18ホール中9ホールはボギーでいいホールとして設定してたので、微妙に違う。前者は、今までが「守りの消極性」であるのに対し、これからは「攻めの消極性」なのだ。 ま、1ラウンド中大きなミスを9回してもいいということは同じだけどね。あんまり肩の力を入れずに気楽に回りなさいってこった。 日によってはドライバーが当たらない、狙ったようにバンカーばかり入る、パットのフィーリングが全然出ない、そんな日もある。いや、私はそんな日ばかりなんだけど、そういう時も無理せずもがかず、淡々とボギーを重ねていけばいい。OBや池ポチャさえなければ90は切れるだろう。調子が悪い日はそれで十分ではないか。 だって、プロじゃないんだから。アマチュアなんだから。アマチュアには予選落ちも賞金ランクもシード権もないんだから。 ・・・・でも、一番難しいのは心の底から「ボギーでいい」って思えるかなんだよねえ。簡単なホール、パーを狙うホールでボギー叩いたら、やっぱり悔しがってしまうような気がする。そこを本心から割り切れるようになったら、一皮むけそうな気がする。 |
2019/3/15 (1552710hit) 第249回一八会
スイング変えてるのだから最低半年は我慢。 先週のラウンドがうまくいったのは完全にたまたま。 無意識に昔の癖が出る。治そうと意識しても昔の打ち方が出る。 そもそも、たった2ヶ月、たった6回のレッスンで今まで何十年もヘタを固めたスイングが治るわけないやろ。 やっぱりラウンドでは(ティショットを除き)、全部ハーフショットでラウンドすべきだな。 っていうか、「シャフトのしなり戻りを使う」って、意識するとすごく難しい。 ・・・・などと思ったラウンドだった。 まあ「ボギーでいい」って言った手前、18ホール中12ホールボギーだったらいいじゃん、と思いたいんだけど、中身がね。ティショットだけはマシだったけど、フェアウェイからは100回ダフって99回トップした。パットもダメ(比良ゴルフ倶楽部はキャディさん必須)。 ジョジョ風に言うと「ヘタヘタヘタヘタヘタァァァァァ!!」って感じですな。 |
やっぱりもがき続けないと前へは進めないね。 失意の中、家の中でショート坂本ドリル(3/12の日記参照)をしてたんだけど、ふと思いついてS水プロに以前教わった 体重を拇指球に乗せてスイング っていうのをやってみたら、妙に下半身の座りがいいことに気づいた。 もともとかかと体重気味にアドレスする癖があったので、拇指球に乗るとだいぶ前のめりな感じというか違和感はあるんだけど、やってもると軸がぶれないっていうか腰が逃げないっていうか膝より下がピシッとするというか。 というわけで、昨日の薄暮では拇指球に乗ることだけ気をつけてラウンドしてみた。そしたら、ドライバー・フェアウェイウッドがだいぶいい! ドライバーが芯に当たる確率が激増した(もともとへっぽこだったし)。これは気持ちいい。球筋はプッシュ気味だけどそれは腕を使えてないせいだろうし。っていうか、かかと体重では重心が前後に動きやすいんだろう。 アイアンはティショットを除く全ショットでハーフショットのパンチショット気味に。1番手ぐらいしか落ちないので、何とか使えそうだ。半年間はこれで行く。フルショット封印。 ただ、球の高さがあんまり出ないのでウェッジ以下はグリーン狙うときにイメージを出しにくいんだよね。球が低くてもスピンが効けばいいんだけど、いや、きちんと当たればスピン効くはずなんだけど、どうしてもハーフトップ気味に当たるかちょっとダフってグリーンの奥まで行っちゃう。 ウェッジのハーフショット、一番練習してるんだけどなあ。もう割り切って乗ったらいいや、って思うべきなんだろうな、うん。 あと、ショートレンジのアプローチは「アプローチのマジック・ムーブ」がやっぱりいい。これで打ち急がず、ヘッドを上から落とせば普通のアプローチっぽい打ち方が私にもできそうだ。なんせ、私がアプローチを打つたびに悪魔が召喚されるぐらいヘタだったからなあ。 というわけで拇指球スイング、地味だけど画期的な発見となりそうな気がする。アドレスのときに気をつけるだけだからやるのは簡単だしね。 でも、しばらくしたら忘れちゃうんだろうなあ。 |
2019/3/19 (1553152hit) アイアンの飛距離再考
アイアンの飛距離を久しぶりに見直すことにした。 今私が思ってる飛距離は5年前に今のアイアン(MP-64)を使いだした頃に決めたもの。中年のおっさんが5歳も歳をとったらそりゃあ飛ばなくなるのは当然で。 さて、一般アマチュアの飛距離はこんな感じらしい(こちらから拝借)。
数字が3つ並んでいるのは、「あまり飛ばない人−平均的−ロングヒッター」という意味だそう。英語の文献なので、多分アメリカ人のデータかと。だから「アメリカ人の平均(真ん中の数値)」が「日本のロングヒッター」ぐらいに該当するんだと思う。 日本人で、ストロングロフトではない7番でキャリー150yは相当なパワーヒッターだと思う。若い世代ならともかく。 ちなみに、この数字はキャリーのみで、ランは含まれていないらしい。 で、10年前の私が考えてたのはこんな感じ。
これはちょっと今の私には無理っていうか見栄張りすぎかなと。ロングヒッター並みに飛ぶわけはない。どっちかというとアイアンは飛ばないほうだし。で、今現在、実際のところは、
たぶんこんなところだろうと思う(赤字が変更した数字)。56度のウェッジ、フルショットはしないけど軽くコントロールして70yぐらいだから80yに変更。 キャリーがきちんと10y刻みになって気持ちいい。ランはクラブの入り方やグリーンの硬さなんかでだいぶ変わってくると思うのでまあ参考程度に。大事なのはキャリーだしね。 今まで150yだったら7番を持ってたんだけど、これからは見栄を張らずに6番、アゲンストなら5番を持つ。もう若くないんだから。 |
完全に言い訳だけど、朝起きたときからなんとなくシャンとしなかったんだよね。 朝コースへ向かう車の中で、気持ちが全然ゴルフに向いていかない、眠い、首がつまってる、歯が痛い、などネガティブな感情やコンディションばかり。体の芯がぼやけてる感じ。別に寝不足でも極端な体調不良でもなかったんだけど。花粉のせいで体がだるかったのかなあ。 まあそんな感じで迎えたABC合同競技、春分の日杯。90切るのがやっと、になるのは当然というか必然だよね。 この日はドライバーは「しなり戻り」、フェアウェイウッドはまあ適当、アイアンはティショット以外「ハーフショット」、アプローチは「ユーティリティかそうでないときはマジックムーブ」っていう風に決めてやり通したんだけど。 長いのはともかく、短いのが全然ダメだった。距離感とか、イメージとかが全然ダメ。アイアンのハーフショットは1番手上げて打ったんだけど、短すぎたり大きすぎたりで、うまくパーオンできたのはたった2ホールだけ。 まあ練習してないからね。仕方ない。 体がシャンとするまで、それとスイングがもう少し固まるまでは90切れたら良しとしておこう。何ヶ月先になるかわからないけど。 |
2019/3/23 (1553555hit) Tポイントゴルフトーナメント2日目
国内女子プロツアー第二戦、Tポイントエネオスゴルフトーナメント。開催されているのは大阪のPGM系列である茨木国際ゴルフ倶楽部。ここ3年で4回ラウンドしたことがあるので、見ていて楽しい。 茨城国際は東・西・北と27ホールあるのだが、今回は東と西の18ホールから9ホール「良いとこどり」をしてアウトコースを、北をインコースとして使用しているようだ。 そのせいか、TV画面を通してみるとそれなりのコースに見える。実際はまあフツーの丘陵コースなんだけどね。距離も長くないし。 しかし、グリーンだけはフツーじゃない。傾斜や面やマウンドや芝目やアンジュレーションがてんこ盛りで、グリーン周りからは場所によっては絶対に寄らないアプローチになったり、グリーンに乗っても3パットでいけたら最高って場所があったり、ダブルブレイクどころかトリプルブレイクなんかがあったりして、とにかく読みにくい。 今回のトーナメントでは結構なスピードが出てるから余計に難しいと思う。スコアが伸びてないのはこのグリーンのせいじゃないかな。パットの名手でも首をひねってることが多いしね。5mを超えるパットは入るラインが60度ぐらいしか無い感じ。 このグリーンのせいで、セルフとキャディ付きだったらハーフで3打ぐらい違ってきそうだ。ちなみに4回ラウンドした私のパット数は36・39・40・36。今年の秋にもラウンド予定だけど、次回こそ36パットを切れるよう頑張ろうっと。 そうそう、試合は実力者の申ジエが5アンダーでトップ、ちなみに彼女は2日間平均30パット。2位は4アンダーで小祝さくら(平均31パット。以下同じ)、タイのS.ランクン(31パット)、上田桃子(32.5パット)の3人。やっぱりパットで苦労してるね。 ちなみにパットの名手鈴木愛は2アンダーで7位タイだけどパット数は28.5。今週のフィールドで一番少ないんじゃないかな。流石だ。 |
まるで真冬に戻ったかのような気温。ウォームイージーパンツとダウンという最高防寒装備で武装し、望んだ3月の月例。 今回は短い梅コースからだったんだけど、たまたまきちんと打てたウェッジショットがたまたまピンに付いたり、ハーフトップがナイスオンしたり、トップしたアプローチがグリーンにオンしたりというラッキーがいくつもあり、少なく見積もっても5ストロークは幸運のおかげで節約でき、2バーディ3ボギーの37でハーフ終了。 しかし幸運がそんなに続くはずはなく、後半はいつもどおりグダグダに。特に30y以上100y以内のアプローチが訳わかんなくなって、まあ以前からなんだけど、ボギーペースがやっと。最終ホールもダボ。 というわけで。 ピン位置がそこそこ難しかったので全体的に成績が伸びず、ネットパープレーでも3位入賞、はまあ良かったんだけど、返す返す最終ホールのダボが情けない。2打目でグリーンすぐ横まで持っていってるのに、そこから4打掛かってるんだもんなー。 なんのことはない、後半はアプローチだけで5ストロークは損してる。前半のラッキーをすべて放出した感じ。 もう当分アプローチしか練習しません。 |
2019/3/26 (1553780hit) 7回目のレッスン・アプローチ編
というわけで、アプローチである。ちょうど7回目のレッスンの日だったので、プロにアプローチを見てもらうことにした。 私「S水プロ、今日はアプローチの打ち方を教えてもらえませんか?またイップス気味で、もうどうやって打てばいいかわからなくなって。構えただけで失敗するイメージしか出なくて・・・」 するとS水プロ、 「そこまでこじれているんだったら、ちょっと練習して普通に打てるようになるのは無理です」 「プロでさえイップスが原因でゴルフをやめちゃう事がある。そんなに簡単なものじゃない」 「今日ここで1時間練習して打てるようになっても、コースへ出たら失敗しちゃうでしょ?」 「アプローチだから特別に『ここをこう注意すれば打てる』というものはありません。フルショットと同じ」 「とにかくコースで失敗しないようにすることが最重要」 「極力転がす、苦手な距離を残さない、砲台グリーンへはワンクッション、寄せようがない時は諦める」 と至極当たり前の告知を受けたのであった。そう、一度イップスになったら治らないんだね。心の病気だから。治った気になっているからいつまでたってもチャックリするのだ。 その上で、具体的アドバイス。 「基本的に、チャックリするのは左足にきちんと体重移動できてないからです」 「まずは左足一本で立って(右足はひざを曲げ、つま先だけ付けて支える)、左足に100%体重を乗せたまま打つ。99%じゃダメ。必ず100%」 「ボールを右寄りに置き、前傾をキープ(ボールから離れて立つ)し、コックを使って上から下へヘッドを落とす」 「つまり練習しているハーフショットと同じ打ち方をする」 「球は低く出るけど、56度ならそれなりにスピンが効く」 「左肩が上がらないよう、体が開かないよう、そして何よりリズムを大事に。これもハーフショットと同じ」 「あとは振り幅で距離感を出せばいい」 やってみると、結構ガツンと打っても飛ばないことがわかる。56度でキャリー15yから25y、50度でキャリー20yから30yってところか。ランはグリーンによって変わってくるけど、56度でキャリーの半分ぐらい、50度でキャリーと同じぐらい。つまり、 56度 (15+7.5=)22.5y〜(25+12.5=)37.5y 50度 (20+20=)40y〜(30+30=)60y という感じ。で、落下地点がラフだったり砲台グリーンのマウンドだったり花道だったりしたらもう寄せるのは諦める。そんな距離を残した時点で私の場合ボギー確定なのだ。 というわけで、もう1年間はアプローチではこの打ち方しかしません。苦手な距離が残ったら諦めてボギー狙い。難しい打ち方をしない。 そして何より、私は上手い人が打ってるようなアプローチは一生できないんだということを自覚すること。 |
2019/3/29 (1554121hit) 第60回GB月例@神有カントリー倶楽部
アプローチが打てないゴルファー、hiroです。 昨日は神戸の神有カントリー倶楽部へ。初めてラウンドするコースだ。PGM系列で、大変カジュアル。プレーフィーもリーズナブル。 コースはちょっとトリッキーでティショットの正確性が要求される。距離はあんまりないので、点で狙っていく楽しみがあるコースだ。そういうコースは嫌いじゃない。ただ、この日はサブグリーンだったのでグリーンがむちゃくちゃ小さく、しかも複雑な傾斜はないものの、傾斜が凄まじいところがいくつかあって(5番のパー4とか)、「変態グリーン」と名付けたのであった。 いつかメイングリーンのときに再挑戦したい。 さて、ラウンドの内容なんだけど。「ちょっと湿った冬場の薄い枯れ芝」は私のようなアプローチイップサーにとっては一番過酷な状況であり、アプローチをしようとするだけで心臓発作が起きそうになるので極力アプローチの距離を残さないよう、そしてもし残ったらできるだけウェッジを使用しないことにした。以下、アプローチだけに絞って。 1番ホールからいきなり試練が。40y、グリーンの左奥から。9番でワンクッションで狙うも大きすぎて反対側のバンカーへ。バンカーから2mによって何とかボギー。 2番は2打目をトップし、グリーン奥の超左足下がりのラフから。深いラフなので転がせない。仕方なくウェッジで。なんとかグリーンオン。しかし3パットして素ダボ。 3番パー3はグリーン左サイドから砲台グリーンへユーティリティで。2mに寄せて1パットパー。 4番はPWでパーオン、5番はバンカーショットなのでアプローチショットは無し。 6番は2打目が2グリーンの間に飛び、薄芝からバンカー越え+ピンはすぐそこ、という最悪の状況が訪れる。この日最初で最後のウェッジによるアプローチ。もちろん左一本足打法で。奇跡的に成功。でもエッジで止まる。 7番もパーオンしたのでアプローチなし。 8番パー3、グリーン右へ外し、高さが1.5m位ある砲台グリーンへ15yのアプローチ。芝が長いのでユーティリティは使えない。50度でワンクッション。いい感じで打てるも寄らず、2パットボギー。 9番パー5もパーオンしたのでアプローチなし。 で後半。 10番はユーティリティのアプローチはちょっとショート、2パットボギー。 11番、12番はパーオン。 13番は右奥のカート道横のベアグラウンドからカート道を横切ってグリーンへ、ユーティリティで。4mに付くも2パット、OBもあってトリプルボギー。 14番はグリーン奥から砲台グリーンに向かってユーティリティ、やっとOKに付いてパー。 15番は2打目がバンカーへ入る。 16番もユーティリティ、そこそこ寄るも入らずボギー。 17番パー3も砲台グリーンへ向かって20y以上のアプローチをユーティリティで。ラフに食われて寄らず、乗っただけ。2パットボギー。 最終ホールはエッジからパターで2パットパー。というわけで、10回アプローチをしてそのうち6回ユーティリティ、3回ウェッジ、1回9アイアンを使ったことになる。 で、ユーティリティは全ショットがオンには成功してるけど、思い通り打てたのは4回、1パットのパーが取れたのが2回。 一方、ウェッジを使った3回中、思い通りに打てたのが2回、まあまあが1回。でも1パットのパーは無し。それどころか3パットを2回してる。ウェッジショットすることに神経を使いすぎてパットの集中力が切れてたのか。 まああと2ヶ月ぐらいは芝の元気が無いので、ユーティリティのアプローチは積極的にやっていきたい。 |
2019/3/30 (1554251hit) チッパーとユーティリティ
ユーティリティでアプローチするゴルファー、hiroです。 「ユーティリティ使うぐらいだったらもうチッパー使ったら?」そう思う人もいるだろう。一理ある。しかし、チッパーを使うアプローチとユーティリティを使うアプローチにはいくつか重要な差があるのだ。 1つめ。両者のロフトの違い。チッパーは普通ロフト35度が一般的。これはアイアンでいうと7番〜8番ぐらいになる。一方、私が使ってるユーティリティは22度、アイアンの4番相当。3〜4番手、13度違うと何が起こるか。球筋が全然違ってくるのだ。 チッパーの場合、普通に打てばキャリー1:ラン3ぐらいで、つまりはピッチエンドランになる。これだと落とし所を考えないといけない。また、キャリーがあるということは落とし所のライに影響を受けるということでもある。受けてたり下ってたりしたら1:3が1:2になったり1:5になったりする。 しかしユーティリティならキャリーは出ても1m以内だし、つまりはほとんどランニング、あるいはパターの延長のイメージで打つことができる。落とし所を考える必要もないし、落とし所のライも見る必要がない。つまりシンプルなのだ。これは大きなアドバンテージになる。 「じゃあパターでいいじゃん」とお思いになるだろうが、最初の1m、空中を飛んでくれるというのはライに対する許容性が高いということで、カラーや逆目の芝に食われない、つまりパターより正確に距離感を出せるということを意味する。実際、グリーンまで多少長めの芝が生えていても、パターなら全く打てない感じでもユーティリティならそこそこ前へ進んでくれる。 現に、ユーティリティでアプローチしだして1年ぐらいで3回チップインした。ウェッジだと1年に1回あるかないかだったし。 2つめ。チッパーはごく短い距離ならともかく、グリーンの端から端つまり30yを超えるようなアプローチになるとけっこう大きく振らなければいけない。大きく振るというのはミスの可能性が高くなるということだ。特に私のように、歴史に残るぐらいアプローチが下手な野郎ならチッパーでもチャックリすることが可能になってくる(涙)。現に昔やってるし(滝涙)。 しかしユーティリティだとその形状からチャックリしにくいし、何よりクラブが長くヘッドの弾きも良いので長い距離でもスイングを大きくする必要がない。驚くほど小さなバックストロークで長い距離を転がってくれる、それがユーティリティの良さだ。 3つめ。チッパーを入れるとその分クラブを1本抜かないといけないけど、ユーティリティなら1本2役なのでそういう心配がない。 4つめ。チッパーを使うのはちょっと恥ずかしいけどユーティリティで寄せると「おお!」って思われる。まあ寄らなきゃ恥ずかしいのはどっちも同じなんだけど。 というわけで、5年後にはどんなライからでもどんな距離からでもユーティリティで寄せワンを取れるhiroになっているかもしれないので乞うご期待! |
2019/3/31 (1554326hit) ユーティリティのアプローチのデメリット
昨日書き忘れた、ユーティリティでアプローチする時のデメリットについて。 慣れが必要 慣れ=練習ってことね。どのクラブをチョイスするとしてもまあ練習が必要なのは一緒なんだけど、どれくらいの力加減でどの程度転がるか、フェアウェイでどれくらい転がるか、砲台グリーンを転がしあげるにはどれくらいの力で打てばいいかを練習場で練習するのは不可能に近く、実戦で、あるいはキレイに整備されたアプローチ練習場+グリーンでやらないと身に付かない。 でも、一般的なコースの練習グリーンは基本アプローチ禁止なので、練習できる機会がほとんど無いことになる。まあ芝を掘り返すのではないから、アプローチ禁止の練習グリーンであっても隅のほうとか人が少ないときならギリギリセーフかな、と勝手に思ってるんだけど(←こういうのを老害という)。 使える状況が限られてくる ランニングアプローチなので、グリーンまでの距離が長くなればなるほど距離感が狂いやすくなり、寄る確率が低くなる。練習である程度は微調整できるけど、不確定要素が増えるのはいかんともしがたい。乗せるだけならほぼ100%乗せられるんだけどね。 あと、当然ながらグリーンまでの間に深いラフやバンカーがあると使えない。スプリンクラーヘッドがあっても遠回りを余儀なくされる。 憐憫の目で見られる・カッコ悪い ああ、この人アプローチ打てない系の人なんだなと人に思われる。いや、まったくその通りだし事実だし人になんと思われようが気にしなければいいんだけどね。結局は上がってナンボだから。太一よ泣くな。 グリーン周りに持っていくクラブが1本増える グリーンを外すたびに(いちおう)ウェッジ2本とユーティリティを持っていく。パターを含め4本。サブバッグ使ってもいい本数だね。あと、キャディさんが付いてくれたときも気を遣う。いつも「あの、グリーン周りでは下2本とユーティリティを持ってきてください」ってお願いするけど、内心「ユーティリティ?邪魔くさいし面倒くさいなあ」と思われてるたぶん。 まあ、ここに上げたデメリットなんてチャックリすることに比べたらほんとに些細なことなんだけどね。 |