日記38

2003年4月16日〜30日

  2003/4/16(25605hit) Miさんのスウィング


 ご本人からの許可が得られたので、今日は私のスウィングとMiさんのスウィングを比較してみる。なお、動画はこちらにアップしたが、例によって読み込みに多少時間が掛かるので、その点ご容赦頂きたい。ただし、Miさんのスウィングは一見の価値があると私は思う。ぜひご覧になって頂きたい。できればトホホ代表の私のスウィングと見比べたりすればさらにその違いが良く判ると思う。ではどうぞ(左がMiさん、右が私である)。

1、アドレス

 
Miさんの重心がスタンスの中央にあるのに対し、私のはやや右足寄り
になりすぎているような気がする。まあ、わざとそうしているのだが。


2、トップ

 
下半身の力感に注目。Miさんの腰から下に捩じれのパワーが充分感じられる
のに対し、私のはただ右へ回転させているだけ、という感じ。腰の向きも
全く違う。それに、この段階ですでにMiさんの下半身は切り返しを開始しているのだ。



3、切り返し

 
この写真を見て、「腰くいっ」とは如何なるものかがやっと理解できた私である。
Miさんの切り返しは凄まじいほどのパワーがあふれている。下半身が
完全にボールに向かっているにも関わらず、上半身はさらにねじり上げられているのだ。
対する私の体には、全く緊張感が感じられない。トホホ。


4、ダウンスウィング

 
振り下ろされた腕がほとんど同じ位置にあるにも関わらず、Miさんのクラブヘッドは
まだ頭より前方にある。私のはグリップの上。プロ並みのレイト・アンコックである。
それに、このシャフトのしなりをご覧あれ!あまりの素晴らしさにため息さえ出てくる。
下半身もその全エネルギーをボールにぶつけるため大きく左へ動きつつある。
対する私の下半身、まだ右足体重のままである。ああ恥ずかしい。トホホx50。


5、インパクト

 
Miさんのスウィングでは、全体重がボールに向かっているのが良くお判りになるだろう。
左腕も一直線で、きれいに胸の前でインパクトを迎えている。対する私は、
もう恥ずかしさでコメントできません。一番情けないのは左つま先が浮いている事?
左手が曲がっている事?情けない。

6、フォロー

 
頭がしっかり残り、飛球線方向に両腕が真っ直ぐ振り出され、下半身がどっしりしている
Miさんに対し、下半身が伸び上がり、頭が起き上がり、かかと体重になり、
アウトサイドインを示唆する左への腕の振りが目立つ。
全く効率の悪い、力が分散しまくら千代子のスウィングである。



7、フィニッシュ

 
Miさんのフィニッシュでは体重が100%左足に移り、腰も正面を向いている。
対する私の無理矢理作ったフィニッシュでは、30%ぐらい右足に残っているだろうか。


 こうして比較させてもらうと一目瞭然である。この1年間、先生に何を教わってきたのだろうか?昔に比べればちょっとはマシになっている気がしないでもないが、ここまではっきりとスウィングのトホホぶりを突きつけられる(って自分でしているのだが)と、正直凹む。今回ばかりはちょっと落ち込んでしまった(今年に入って一体何度の落ち込んだろうか)。では、お約束のヤツを。

 トホホホホホホ(涙)。

本日の体重・・・65.0kg(昨日は頑張った)

  2003/4/18(25849hit) 瀬田GCへ行ってきました

瀬田GC・西コース
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 5 3 4 5 4 4 3 4 4 36 5 4 3 4 5 4 3 4 4 36 72
score 5 3 6 6 4 6 4 6 4 44 5 5 4 6 6 5 4 5 6 46 90
putt 2 2 2 1 1 2 2 2 1 15 1 2 3 1 2 2 2 3 3 19 34

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
8ボギー
5ダボ
90
(+18)
92.8
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
2.036
(36.65)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0
(0/18)
2.0
(0.36/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
27.8
(5/18)
26.5
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
72.2 68.0
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2 22.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
72.2 74.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
70.2
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
197.9 200.5
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
33.3
(3/9)
24.7
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
62.5 71.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 63.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
54.5 57.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
65.4 63.1


 今年度2回目となるライバルN君とのラウンドである。雲ひとつ無い夏を思わせる日差しの中、美しい瀬田GCで気持ちの良いラウンドとなった。

 このラウンドでは、心中ひそかに決していた事が一つあった。それは、無謀にも4日前から練習を始めた「腰くいっ」打法で押し通す、という事である。実際にできるかどうかは別として、ラウンドだから無難に今までの打ち方で良いや、という考えではいつまでたっても練習場でできているスウィングがコースでできない、と考えたのだ。そのため、100叩きをしてもそれはそれで受け入れていこう。そう決心したのだ。

 一応「腰くいっ」打法を説明しておこう。簡単にいえば、腕がトップに上がる直前に下半身でダウンスウィングを開始するというだけのものだが、下半身が左へ捻じり戻される一瞬、腕とクラブをトップ位置で動かさないように努力するという、生き物の体に対して極めて不自然な動きを強いるものである。

 当然、トップで限界まで捻じりを入れてしまうと「腰くいっ」ならぬ「腰ぐきっ」となり、長い闘病生活を強いられるのは間違いない。従って、トップをすこし小さくする事を忘れてはならない。この改造により、今までのリズムやタイミングを全てリセットせねばならないかもしれないが、不退転の決意で望むつもりなのだ。

 さて、そうやって望んだラウンド、結果としては

 最高の当たり:最低の当たり=2:8

という感じであった。つまり、上手く当たれば良い球が出るのだが、ダメな時はゴロないしはチョロで、その中間が無いのだった。ファインショット率はあきらかに悪化している。

 それでも90でおさまったのは、前半の寄せとパットがまずまずだったのと結果オーライが多かったからである。それと、トリプルボギーになりそうなところを3回ほど寄せとパットでダボに抑えられたのも良かったかな。

 「腰くいっ」打法(後からビデオを見たら、全然そうなってなかったけど・・・)初挑戦の割には、まあ上出来のラウンドでしょう。

本日のベストショット
(鼻持ちならない
自慢)
西2番
(パー3)

 164ヤード、5アイアンで軽めに。これ以上ないというフェードトボールで、ピンハイ3mにオン。パットは外したけど。ティーアップしたらそこそこ打てるんだけどなあ。
本日のワーストショット
(本来の実力)
西3番
(パー4)

 右は池、左は谷のプレッシャーの掛かるティーショット。加減して軽く打ったら大スライスして池の真ん中にナイスイン。ドライバーは思い切って振り切らんとあきまへん。
西6番
(パー4)

 1打目、タイミングが合わずまた大スライス。隣のコースへ。声をかけて、7アイアンでとにかく元のフェアウェイへ戻そうとスリークォーターショットをしたら、思ったより右へ飛び出しそのホールの池へ。軽めに打つときもしっかり目標を決めて打たなあきまへん。
本日のトホホパット
(真骨頂)
西18番
(パー4)


 最後の最後、サイドヒルの50cmパットを「お先」して外し、80台を逃す。「お先」は30cmまで!もう決めた!


本日の体重・・・65.2kg(昨日頑張ったのに・・・)

  2003/4/19(25963hit) 木曜日に思ったこと


 ああ・・・良い天気だなあ・・・こんな良い天気の良い気候でごるふができるのは、年に何回ぐらいかなあ・・・やっぱりN君は晴男なのだなあ・・・性格が明るいのと何か関係あるのかなあ・・・・。

 肩と腰が痛いなあ・・・火曜日、水曜日とむきになって練習したからなあ・・・特に昨日は110球のうち70球ぐらいアイアンを打ったもんなあ・・・上手く打てなくて、むきになって腰くいっ打法練習しすぎたかなあ・・・40歳過ぎたら、ラウンドの前の日の練習は控えた方が良いなあ・・・

 N君、さすがにスウィングきれいだなあ・・・どうしてあんなに軽く振れるんだろうなあ・・・力を入れないで振れるというのは才能だよなあ・・・やっぱりスポーツマンだから、体の使い方を知ってるんだろうなあ・・・羨ましいなあ・・・俺も、高校時代入ったテニス部を3日で辞めないで続けてたら良かったなあ・・・

 おお、あんな所からパターで打つのか・・・すげえ、50cmに寄ったぞ・・・20mはあったのに・・・あの距離感はどうやって出してるんだろうなあ・・・やっぱり「勘」なんだろうなあ・・・才能あるよなあ・・・俺だったら5mショートか7mオーバーだろうなあ・・・SWで打ったほうがましだもんなあ・・・

 さーて、お昼は何にしようかなあ・・・ここはプリンスホテル系列でカレーが美味しいんだけどなあ・・・でも、あんまりお腹も空いていないし、野菜サラダだけにしとこうかなあ・・・あと、何かおつまみをとろうかなあ・・・

 ドライバーの調子が今ひとつだなあ・・・やっぱり、N君とラウンドすると肩に力が入るんだろうなあ・・・あっ、またアプローチショートしちゃったよ。エッジでバウンドしたらダメだってば・・・どうしてあと30cm強く打てないかなあ・・・

 あーあ、もう最終ホールか・・・仕事してる時は1日が長いのに、木曜日はどうしてこんなに時間が経つのが早いんだろうなあ・・・もうハーフ回りたいなあ・・・でも、息子が留守番してるしなあ・・・あっ、外しちゃった。ダボだよ・・・これが入ったら90切れるなんて思っちゃったのがいけなかった・・・

 終わっちゃった。これで、また来週まで我慢だなあ・・・体のあちこちが痛いや・・・2日ほど練習休まなきゃいけないだろうなあ・・・しかし、今日も練習場で打っていたように打てなかったなあ・・・いつになったら練習場と同じような球が打てるんだろうか・・・悲しいなあ・・・どうして、好きな事をしてるのに悲しくなってくるんだろうなあ・・・

本日の体重・・・65.3kg(限界なのか?)

  2003/4/20(26081hit) シューズを買いました(1)


 皆さま覚えておられるだろうか?今年の2月7日と2月8日、私はシューズの話を書いた(2月9日も「シューズの話(3)」となっているが中身は完全にアホなので読まないほうがよい)。ぼちぼち買い換えたいが、今現在市販されているシューズには各々にセールスポイントがあり、そのどれを重要視すべきか悩んでいる、という類の話であった。何故、全ての機能が揃っている製品が無いのか、と憤慨したりもした。

 あれから色々と考えて、自分なりに出した結論は「トラディショナルなサドルシューズタイプ。色はできれば白と黒。歩く時の軽さや疲れにくさよりもスウィング中の安定感と親指の踏ん張りがきくもの。防水性に優れ、できればゴアテックスを使ったもの。スパイクはこだわらない。値段は20000円ぐらいまで。」というものであった。

 先日、幸運にもたまたま妻もシューズを買い換えるというので、私もついでに買い換えようと妻にこう命令した。「あの、もし良かったらだけど、僕もシューズを買って良いかな?いや、ダメだったらいいんだけど」と。すると妻は10秒ほど考え、「いいんじゃない?」と言ってくれた同意した。

 というわけで、ヴィクトリア寝屋川店(2005年10月現在閉店)へ出かけた。ここでは3年ほど前からよくお世話になっていて、妻のドライバーを買ったり、妻のフェアウェイウッドを買ったり、妻のアイアンを買ったり(2回)、妻のシューズを買ったり(今回で3回目)、妻のウェアを買ったり、妻のパターを買ったり、私のティーを買ったりしている。そのせいか店長の保田さんが顔を覚えてくれているのだ(覚えているのは私の顔ではなく妻の顔かもしれないが)。保田さんも従業員の人も皆親切で明るく、気持ちよく買い物をさせてもらえるお店なのである。

 平日なので結構空いていて、保田さんに2時間近くも付き合っていただいた(どうもお世話かけました)。まずは30分ほどX-16やそのプロシリーズ(しかもスチールとグラファイトの両方)、ビッグバーサII、PRGRのTR-X、ミズノのインテージなどを試打させてもらう。ここにはサイエンスアイが設置されているので大変ためになった(これらの感想はまた気が向いたら書く、かもしれないが期待しないで欲しい)。

 さて、体もほぐれたし、いよいよ(?)シューズ選びである。私は意味もなく大股でシューズのコーナーへと歩いて行った。(続く)

本日の体重・・・64.9kg(何度目の瞬間風速か)

  2003/4/21(26173hit) シューズを買いました(2)


 さて、シューズコーナーに着いた。私は好みに合うシューズを物色しはじめる。やはりアディダスの3本ラインにはそそられるなあ・・・デジソールも捨てがたいがデザインがイマイチだし・・・日本人の足にはやはり国産かなあ・・・ナイキはエア抜けするとお陀仏だと言うしなあ・・・と悩んでいると、店長の保田さんが「ツアーステージのアーチパワーは結構良いですよ。私も使っていますし」と言ってくれた。いつまでも悩んでいてもあれなので、早速試着(試履?)してみる事にする。

 だがしかし、ここでとんでもない事が発覚するのだ。それは、私の足に合う靴が無い、と言う事実である。

 つまり、足の長さで靴を選んだ場合は足先と甲がひどく窮屈になり、逆に足先に余裕があるよう選ぶとかかとが指二本分ぐらい余ってしまうという事だ。いや、もっとはっきり書こう。私の足は、極端な幅広甲高であったのだ。普通靴の幅はEEとかEEEとかの表示で示されるが、私が履いた靴はすでにEEEである。つまり、最も幅が広いタイプなのである。幅広甲高が標準の日本人一般サイズよりもさらに幅広甲高である、ということだ。

 仮に4Eだとしても、そんな特殊な靴は店には置いていない。カタログを調べてもらったら、2つぐらいのメーカーが作っている事はわかったが、その写真の隅には「受注生産」と書いてあった。私の足はそれほどまでに規格外なのか。

 この日本人離れした(超日本人らしい?)私の足にフィットさせるべく、保田さんはいくつも靴を出してれたのだが、そのどれもが同じようにきつい。ここにきて、私は「私が靴を選ぶのでは無い。靴が私の足を選ぶのだ」という現実を突きつけられたのであった。なーにがサドルシューズタイプか。なーにがゴアテックスか。私はそもそもそういう選択ができる立場になかったのだ。(;_;)

 落ち込んでいても仕方ない。すべての条件をリセットし、気を取り直して、足先が広くなっているタイプの靴を徹底的に探す事にした。・・・・そして探す事6時間(嘘)、ついに発見した。それは意外にも日本製ではなかった。

 それはフットジョイのXディメンションシリーズ、型番53072。見よ、この足先のボリューム感!

 偉すぎるぞフットジョイ!

本日の体重・・・64.8kg(きたきたきた〜!)

  2003/4/22(26344hit) お買い物(1)


 今日も最近買ったゴルフグッズのお話を。

 ご存知のように私も妻もオデッセイの2ボールパターを使用している。私が34インチ、妻が33インチだが、もちろんぱっと見ただけでは見分けがつかない。で、私はシャフトに神様のお告げ(1/24の日記参照)を青いシールで張り、妻のパターと区別できるようにした。

 しかし、これではカートのパターケースに放り込んだ状態では区別がつかない。いつもキャディさんに「同じパターなんです。ごめんなさい。青いシールを貼っているのが私のです」と説明するのは面倒だと思っていたのだ。

 そんな折、毎日チェックしているゴルフダイジェスト・オンラインのゴルフショップを何気なく見ていると、見つけましたぜ。2ボールパターの純正カバーである。これで妻のパターと容易に区別できる。だが、私だけカッコイイ皮のカバーを買ったら、妻が何と言うか・・・しかし、2つおそろいで買ったりしたら、区別できなくなってしまう(当たり前である)。しかし、妻を差し置いて自分だけ高級品を使うわけにはいかない。ああ、堂々巡りである。

 で、思い切って妻に相談した(最近こんなのばっかり)。こういう時、絶対権力者の言う事を聞けば物事はスムースに運ぶものである。「こういうのがあるんだけど、お前、使う?(本当は俺が使いたいんだけど)」と聞くと、何と私だけ使って良いと言うではないか。何と優しい妻であろうか。私は感動の涙を流し、購入した。



 実物はまずまず。まあ定価3200円、割引されて約2500円だから、いくら皮だとは言え高級感あふれるというわけにはいかない。メイド・イン・チャイナで、縫製もやや雑なところがあるし、美しいという感じではない。しかし、工芸品ではなく実用品なのだからこれで十分である。やや皮が固くきつい感じがするが、使っているうちにもう少し柔らかくなってくると思う。

 よくラウンドする友人が同じパターを使っている人には、おすすめの一品である。でも、私が悩んだようにその友人も同じ物を買っちゃったら困るんだけどね。
 

本日の体重・・・65.3kg(何故1日で0.5kgも太る?)

  2003/4/23(26453hit) お買い物(2)


 私の悪い癖だが、買い物をするとき、目的の物1つだけでは寂しくてついつい余計な物を買い足してしまう。特に通販ではクリック一発で買えるからその傾向は顕著に出てしまう。今回もそうだった。

 隔月刊誌の「choice」の定期購読も同時に申し込み、さらには普段使うボールまで購入する事にした。最近OBの率が上がってきているので、1球450円もする勝負球(?)のproV1は勿体なくて使えない。てなわけでちょっと割安なボールを物色した結果、これに決めた。

 ウイルソン・スタッフ・TRUEウレタンである。ちょっと前に話題になった、ボールの重心のずれを無くしたというパーフェクトバランス設計、ウレタンカバー、そして1球約230円(proV1の半額!)という低価格に引かれ、とりあえず1ダース購入した。

 新しいボールを買うと、ロストボール時代が長かった私は必要以上に嬉しくなってしまう。早速Line-a-puttで線を引き、ラウンドで使ってみた。その感想は、「値段を考えると十分」といったところである。打感は普通、飛距離はそこそこ、スピンもまずまず、カバーの耐久性も及第点、といったところであろうか。例によって(といっても過去に1回しかしていないが)proV1との比較で見てみよう。ただし、トホホゴルファーの私が言うんだから信憑性はあまり高くない。

評価は、
(-)ダメ、(±)いまいち、(+)普通、(++)優れている、(+++)最高
の5段階評価

項目 プロV1
(improved)
ウィルソン
TRUEウレタン
打感 ++ +
飛距離 +++ ++
スピン量 +++ ++
耐久性 + ++
経済性 ± ++
総合評価 ++ ++

 で、肝腎の「芯がずれていないからパットで真っ直ぐ転がってくれる」という謳い文句はどうだったか?そりゃあ、パットを真っ直ぐ打てる人なら判るのだろうけど、真っ直ぐ打てない私にはわかりましぇん。確かに、パットは平均より2打以上少なかったけど、それがボールのせいかどうかは微妙。

 という訳で私の結論。

 ヘボ(私)はどんなボール使っても一緒!安いボールで十分!

本日の体重・・・65.0kg(三歩進んで二歩下がる)

  2003/4/25(26692hit) 大反省


 打ち込みしてしまった。それも2回。大反省しなければならない。

 1回目はスタートホールのティーショット。これは全く弁解の余地が無い。ティーグラウンドが一番前に設置されているにも関わらず一番後ろ(50ヤードは違うのだ)からの感覚で打ってしまったのだ。すぐに走って謝りに行ったが、この日のトホホぶりを予感しているようで、おのれのアホさ加減に気が滅入るスタートとなった。

 2回目は梅コース2番、ブラインドホール。セルフ用に赤い回転灯がついているのだが、それが消えたのでMさんと2人でティーショットし、カートに乗り込んでフェアウェイへ降りて行くとなんとすぐそこにいるではないか!しかも、どちらかのボールがカートを直撃したらしい。さすがに今度はこっぴどく怒られてしまった。当然である。私だって1日に二度も打ち込まれたら怒る。いや、場合によっては喧嘩をふっかけるだろう。

 前の方々が私より紳士で良かった。もし、特殊な自由業の方であれば、今頃夜逃げをしている所だ。

 では、なぜ前の組がフェアウェイにいるのに回転灯が止まったのか?後で考えて見ると、おそらく2つ前の組がグリーンに乗ったにも関わらず、カートを「回転灯自動停止スイッチ」の手前に止め、ホールアウト後に移動させてしまった為、2つ前のカートの動きに反応したのだろうと推測された(下図)。全く危ない事である。


きさいちCCホームページ梅2番ホール案内より(一部改変)


 もちろん、直接目視せず打った我々の過失は大きい。しかし、責任転換するつもりはあるが、セルフで回るんだったらカートの止め方や動かし方にも気を使って欲しいものである。コースにも、「全員がグリーンオンしたら必ずカートを停止位置まで動かしてください」と立て札を立てるよう改善をお願いした。

 で、ラウンドの方は・・・・あんまり書きたくないなあ。えーい、嫌な事は明日に回してしまえ(私の得意技)。

本日の体重・・・65.3kg(ちょっと自暴自棄)

  2003/4/26(26817hit) お前のアイアンは死んでいる(ケンシロウ風に)

きさいちCC・竹梅(Aグリーン)・雨時々曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 5 4 5 8 4 4 8 5 4 47 5 5 6 6 5 5 4 5 7 48 95
+3 +4 +3
putt 3 2 2 3 1 3 2 2 2 20 3 2 3 2 2 2 1 2 2 19 39

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
11ボギー
1ダボ
2トリ
1ラムズフェルド
95
(+23)
92.9
平均パット数
Putting average
2.167
(39)
2.043
(36.78)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0
(0/18)
1.9
(0.34/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
16.7
(3/18)
25.9
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8 68.5
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8 22.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
72.2 74.4
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(12/14)
71.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
213.6 201.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
0
(0/6)
23.8
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
78.6 71.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
33.3 62.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
31.8 55.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
36.1 61.4


 今年に入って酷いラウンドが続いているが、今日はさらに輪をかけてトホホ全開ラウンドであった。

 雨は断続的に降り続く。一時強くなり、上がったと思ったら霧が立ち込める。そこら中カジュアルウォータハザードで、靴で芝を踏むとじわっと水がしみ出てくるし、ラフもたっぷり水を吸い、フルスウィングしても普段の7割ほどしか飛ばない。さらにグリーンは重く、タッチが出ない。

 いや、雨を言い訳にしてはいけない。とにかくアイアンが笑ってしまうぐらい当たらなかった。まともだったのは3ショット(パー3のティーショットが1つと、きつい左足上がりのライからの2ショット)のみで、あとは10mほどしか上がらないハーフトップが7ショット、チョロに近いゴロが11ショット。フェアウェイバンカーからもことごとく高いとはいえない土手に当てる。まさにゴロふである。何でロフトどおり球が上がらないの?というか、なんでトップするの?

 「腰くいっ」改造スウィングだが、実はある方にメールを頂き、私の考えが本当に正しいかどうか疑問に思ったので先生に見てもらってから修正しよう、そう考えた私は、今回はスエイを直すために頭をてこでも動かさないスウィングで練習し、そしてラウンドした。これだけ当たらないのはそのせいだろうが、それにしても酷い。

 そうこうしているうちにアプローチまでおかしくなってしまった。いつも練習している、私の心のよりどころとも言える50ヤード以内のアプローチまで全滅。トップばっかり。寄せワンなし(竹の5番は7アイアンのショットがたまたまオンし、長いパットがたまたま入っただけである)。これではスコアにならんわな。

 パットも2m前後が全く入らない。1mも3度ほど外したか。終いには、バンカーからホームランする始末。

 どん底だ(泣笑)。

本日のベストショット  ドライバーのチョロが久々にゼロだった。でも、こんな事しか自慢できないとは・・・
本日のワーストショット 竹1番
(パー4)
 打ち込みその1
梅2番
(パー4)
 打ち込みその2
本日のトホホホール
(真骨頂)
竹4番
(パー5)
 1打目(ドライバー)まずまず。2打目(7W)トップ気味だけど許容範囲。3打目(7アイアン)トップしてチョロ。4打目(7アイアン)トップしてチョロ。5打目(SWの寄せ)トップ。エッジから3パット。トリプルボギー。
竹7番
(パー4)
 1打目(ドライバー)まずまず。2打目(7W)トップしてチョロ。バンカーへ。3打目(9アイアン)トップして土手に当たり一つ前のバンカーへ。4打目(AW)トップして土手に当たり出ただけ。5打目(AWの寄せ)ショートして乗らず。6打目(AW)花道から寄らず。2パット。ダブルパー。
梅9番
(パー5)
1打目(ドライバー)スライス。2打目(5アイアン)トップしてチョロ。3打目(5アイアン)トップしてチョロしてバンカーへ。4打目(AW)トップして土手に当たり出ただけ。5打目(SW)やっと2mにつけるも2パット。ダボ。

本日の体重・・・64.9kg(体重よりアイアン)

  2003/4/27(26898hit) OBの数


 ども。アイアンの苦悩で夜も9時間しか寝られない編者である。

 4/23に、「今年にはいってOBの率が上がっている」と書いた。実際にはどれくらい上がっているのだろう?ちょっと不安になり、チェックしてみる事にした(このパターン、昔使ったような気が・・・全然進歩していないという事か)。



 2001年度のOB数は1.3個(1ラウンド平均)、去年は1.0個であった。2月と8月がやや多いが、去年の2月は梅コース(フェアウェイが狭いのだ)を2度回るラウンドが多かったのと、1日で(それも1ホールで)3個OBを叩いた日(2月7日)があったからだろう。また、8月は7ラウンド中5回で2個OBを打っている。暖かくて体が回りすぎるのも良し悪しである。

 で、今年だが、1月はなんとか1.0個ですんでいるものの、2月になって1.5個、3月は何と1.8個、ここ15ヶ月で最悪である。去年平均の2倍近くに跳ね上がっているのだ。まあ、腰を痛めたし、平均スコアが5以上落ちているのだから当然といえば当然なのだが、やはりちょっと悲しい。4月は持ち直したけど・・・

 こんなにたくさんOBを打っている人間に、1個450円のボールなどやはり豚に真珠であろう。でも、おろしたてのニューボールはすぐOBや池ポチャで無くなっちゃうのに中途半端に傷ついたボールってどうしてなくならないのだろう。
  

本日の体重・・・65.0kg(高い壁である)

  2003/4/28(25963hit) ツアーの結果


 アメリカPGAツアー、シェルヒューストンオープンで私の大好きなフレッド・カプルスが5年ぶりに優勝した。嬉しい事である。一時期腰を痛めていたらしく、またテレビ番組では「ツアーより家族と過ごすほうが楽しい」とセミリタイア宣言とも取れる発言をしていたぐらいで、私の中ではほとんど過去の人になりつつあった。しかし、今回5年ぶりの復活優勝である。しかも、最終日5つ伸ばしての堂々の逃げ切り優勝。弟子の私もあやかって復活したいものである。

 一方、日本のつるやオープン。終盤で勝負どころのパットをことごとく沈めた宮瀬博文プロがプレーオフを制し優勝。それまでの4勝はダテではない、という年季を感じさせた逆転劇であった。ただ、個人的には初優勝のかかった兼本プロに勝って欲しかったなあ。

 プレッシャーからか、大事な所でアイアンがぶれて惜しくもプレーオフで破れたが、そういう所といい、誠実で真面目そうな風貌といい、趣味:テレビゲームというプロフィール(JGTのウェブページより)といい、他人事とは思えなかったのである。しかしまだ32歳。これからもきっとチャンスはあると思うので、是非頑張ってもらいたいと思う。

 さて、一方女子の方であるが・・・見てませんでしたので書きようがありません。ごめんなさい。ちなみに、トーナメントは両親の故郷、香川県の屋島カントリークラブで行われたカトキチクイーンズ、優勝者は藤井かすみであった。

 なんだか、今日の日記は報告書みたいになってしまった。

本日の体重・・・64.4kg(いきなり何故か記録更新)

  2003/4/29(27091hit) 教えられ魔?(1)


 先日の練習での出来事。

 いつものように15ヤードのピッチショットから練習を始める。数球打った時、隣にいたおぢさんがいきなり声をかけてきた。年の頃なら45歳前後、銀髪だからだいぶ年より上に見えるが、私と一回りもは違っていないだろう。人懐っこい感じの人だ。

 「お兄ぃちゃん、上手いねえ」

 年上の、しかも初対面にも程があるという人にいきなり上手いといわれて(しかも数球しか打ってないのに)驚いた私であったが

 「いえいえ、そんな事無いです。下手糞です」

と本気で否定する。謙遜のようだが本当である。ロングホールで11も叩くような人間は普通上手いとは言わない。嘘でも言えない。しかし、そうやって本気で謙遜恐縮しているのに、おぢさんは何と

 「ちょっと、教えてくれへん?」

 と言葉を続けた。えっ?お、教えろ?この俺に?ちょっとパニックを起こしかける。

 「えっいやっあのそんな教えるなんてそんな事出来ませんよ私も下手糞なのにそんな」

 とまるで私が悪い事をしているかのようにうろたえてしまったのであった。しかし、おぢさんは引き下がらない。

 「いやあ、最近シャンクが出てねえ、何でやと思う?」

 何でといわれても・・・しかし、ここまで断っているのにさらに聞いてくると、もはや逃げられないだろう。私は覚悟を決めた。同時に、頭の片隅で「これは日記のネタになる」と思った。

 「私が教わっている先生は、シャンクはアウトサイドインの軌跡が原因になる事が多い、と仰ってましたけど・・・」

 と身振りをまじえ、できるだけ客観的に当たり障りの無い事を言う。するとおぢさんは

 「ふーん。ちょっと後ろから見てみてくれへん?」

 ひゃー、堪忍して。私は心の中で悲鳴を上げる。そんな、先生みたいなこと恥ずかしくて出来るわけないじゃん。気のせいか、周囲の打席の人たちもこちらを注目しているような気がする。しかし、おぢさんはニコニコして待っている。仕方なくおぢさんの後ろへ回り、スウィングをチェックする事になった。綺麗なスウィングだ。ヘッドも走っているし、クラブもインサイドからきれいに下りてきている。私より上手いのではないか?

 「綺麗なスウィングだと思いますよ。インサイドからクラブも下りてきていますし。」

 と言うと、おぢさんは嬉しそうである。そして再び打ち続けるのであった。さらに、一球打つたびに

 「ほら。こんな所に当たるんよ」

 とウエッジのフェースを見せてくれる。確かに、ちょっとダフリ気味でややヒール寄りに打点が集まるようだ。しかし、ヒール寄りで打てるほうがスイートエリアに近いし、4-5球打っても最初に言っていたシャンクは出ない。

 「良いスウィングじゃないですか」

 と再び言うと、おぢさんは

 「いやあ、見てもらってたら不思議とシャンクが出ないんだよ。でも、ありがとう」

 とようやく開放してくれた。しかし、こんな事は初めてである。よっぽど私が上手く見えたのか(なわけないと思うが)、それとも、このおぢさんが話に聞く「教えられ魔」なのか?イヤな気分ではもちろんないが、何となくおヘソのあたりがこそばい様な、落ち着かない気分であった。

 恐縮しながら自分の打席に戻ったのだが、その後おぢさんに「上手い」と思われているという事がプレッシャーとなり、気楽に練習できない状態になってしまったのであった。それでなくても今アイアンが全然当たらないのに・・・。仕方なく、ウエッジのアプローチばかり練習する私であった。

 そんな私って、可哀想ですか?それとも気が小さすぎますか?

本日の体重・・・64.6kg(便秘気味なの(^^;)

  2003/4/30(27154hit) 教えられ魔?(2)


 今週は金曜日、日曜日、そして昨日と練習にいってきた。金曜日と日曜日は独りで星田ゴルフセンターへ。そこで地獄を見た(アイアンが打てば打つほど下手になる)ので、たまらず昨日は田辺プロの元へ走ったのであった。そして、田辺プロは地獄の底でもがく私にクモの糸を垂らしてくれたのであった。でもその話はまた後日。

 さて、昨日の続き、教えられ魔のおぢさんの話である。

 おぢさんから開放され、しばらくアプローチを練習していたのだが、20分ほど打って休憩する為に椅子に座った。すると間髪入れず、と言う感じでおぢさんが再び声をかけてきた。ああ、もうこれ以上私の心をかき乱さないでくれ!

 「お兄ぃちゃん、ドライバーどれくらい飛ばすの?」

 うーん、なんと答えて良いのやら。平均飛距離は200ヤードだけど、それだとちょっと恥ずかしいかな?チョロやアイアンのティーショットも入れての数字だし、それらを除いた平均で良いかな?と真面目な性格ゆえついつい真剣に考えてしまう。で、

 「えっと、だいたい220ヤードぐらいだと思います」

 と答えた。無難な数字だろう。するとおぢさんは、

 「いやー、飛ばすねえ。だったら、正面の山まで届くんだ?」

 と言う。これには注釈が必要だろう。私が良く行く練習場、星田ゴルフセンターは関西最大の練習場らしく、正面の220ヤード地点まで平らでそこから50ヤードほどは小山になっている。従って、正面の小山までキャリーでドライバーショットが届けば220ヤードドライブという事になる。練習場の距離表示は甘いところが多いが、ここは正確だ。レーザー距離計で確認したから間違いない。

 しかし、実際に私のドライバーショットが正面の山へ届く事は少ない。せいぜい10球に1球ぐらいだろう。嘘ではないのに、嘘をついたような結果になってしまったぞ。

 「いや、まあ、たまに上手く当たればですが・・・」

 とお茶を濁す。しかし困った。また注目されるではないか。自分で自分の首を絞めるとはこのことだ。「200ヤードしか飛びません」と言っておけば良かったのに、見栄を張って220ヤードとか言うからこういう事態に陥るのだ。

 「いやいや、大したもんだねえ。私なんか200ヤードしか飛ばないんだよ。やっぱり若いからかなあ。」

 若いだけではないのだ。もちろん若ければ若いほど飛ぶだろうが、飛距離を出すためにそれなりの努力と試行錯誤を繰り返しているのだ、とちらと思う(イヤな奴である)。私は性懲りもなく「腰を痛めたからその距離で、それまでは240ヤードは飛んでましたね」と言おうかと思ったが、そこまでイヤな奴ではない。それに、これ以上あえて自分の首を絞める必要は無いだろう。私は再度、

 「まあ、いつもではないんですが・・・」

 と再び言い訳めいた言葉を口にする。何故言い訳する羽目に陥ったのかわからない。どこかで何か間違ったのだろうか?そういえば、私は人生でも言い訳ばかりしてきたような気もする。

 その後、再び練習を再開。しかし、さっきの話が引っかかり、結局アイアンの練習までに留める。この状況でドライバーを打てるほど私は肝が据わっていない。球をほとんど打ち終え、帰り支度をしていると再びおぢさんが、

 「ドライバー打ってよ。何で打たないの?」

 と再びニヤニヤしながら話しかけてきた。私は「あなたがあんな事言うから緊張して打てなくなっちゃったんですよ」と思いつつ、

 「いやあ、あんな事言っちゃったもんだから緊張して打てなくなっちゃったんですよ」

 と正直に言った。こんな自分を、私は可愛いと思う。

本日の体重・・・64.7kg(便秘継続中)



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