日記338
(2022年8月)

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2022/8/1 (1647885hit)   摂氏36度の午後スループレー


 古江彩佳がアメリカツアー初優勝。ルーキーでしかも最終日62というスコアはお見事の一言。そして国内では勝みなみが4日間ノーボギーで圧勝。

 古江彩佳22歳。勝みなみ24歳。もうスゴすぎて、「スゴい」という感想しか出てこない。スゴいね(←しつこい)。




 さて。7月最後の日。好敵手であり仲間であり友達でもあるいつものメンバーと午後スルー。35度を超える予報だったので、最大級の用心をして出かけた。2Lの水筒に薄めの電解質補給液、氷嚢(アイスパック)、そして保水アンダーウェア。体がずっと濡れている状態なので気持ち悪い部分もあるんだけど、これ今のところ最強アイテム。

 前半松コース2番パー3では引っ掛けてOB、7番パー4は2打目を引っ掛け、パーパットを打ちすぎて3パットで素ダボ。バーディが1つ、1パットが5つあったのに30台が出ず。アイアンがヘタすぎる。

 後半はずっとボギーペース、パットが一筋ずつずれて平凡な結果に。こちらもアイアンが下手すぎて箸にも棒にもかからない感じ。



 パーオンをあと3ホール増やすためにはアイアンの意識改革が必要だ。アイアンをもっとやさしのに買い替えよう(そっち?)。


2022/8/2 (1647960hit)   ゴルフと「ごるふ」


 今日は訳あって上から目線の書き方になってます。



 多くのアマチュアゴルファーが誤解している、あるいは理屈でわかっていても心の底ではわかっていない事が1つある。それは、プロのゴルフとアマチュアのごるふ(便宜上ひらがな表記)は似て異なるものだということだ。ただし、プロを目指しているアマチュアやスクラッチプレイヤーなど、特殊なアマチュアは例外だけどね。



 「そりゃあ違うに決まってるじゃん。プロは基本ナイスショットだけどアマはミスショットばっかり。ヘッドスピードも安定感も技術も何もかも桁違い。プロにとってゴルフは金を稼ぐ仕事で、アマチュアは趣味。そんな事誰でも知ってる」とおっしゃる方は多いだろう。

 でも、桁が違うとかそんな生半可な違いではないのだ。別のゲームであると思うべきなのだ。なぜか。プロはアンダーパーの世界に住んでいて、コース(のパーおじさん)に勝つのが目的。一方のアマチュアは、どんなに上手くてもせいぜいパーおじさんと同点。普通はオーバーパーをいかに少なくするかが目的になる。

 もっとわかりやすく書くと、得点を重ねる(アンダーパーを出す)のがプロ、失点を抑えるのがアマの「ごるふ」なのだ。攻めるのがプロ、守るのがアマと言い換えてもいい。



 「いやいや、守ると攻めるの違いがあっても別のゲームってことはないんじゃない?やること一緒なんだから」と思ったあなた、あなたの平均ストロークが72以下ならその言葉は正しい。しかし、1つでもHDCPがある上級者ならわかるはずだ。守るのがアマチュアという言葉の意味が。

 でも、普通はハンデが多くなればなるほど、この事に気づいていない人が多い。



 プロがしているゴルフはバーディを取ることが目的である。だから、上り真っ直ぐのバーディパットを打つためにセカンドはどこから打つべきかを考え、その上でティショットをどこへ打つという組み立て方が基本になる。

 もちろんプロでも広いところにティショットを打つ、バンカーを避ける、OBを避ける、グリーンセンターを狙うというホールもあるだろうけど、バーディが取れるホールでパーになったときは「ミス」なのだ。

 また、ミスショットしたときに「確実にパーを取れる」場所を予め考え、逆に「ここへ打ってはいけない(ボギーになる)」という場所も念入りに調べ尽くしている。それは、最終的にはコースに勝つ、あるいはコースをねじ伏せるためである。それがプロの「ゴルフ」。



 一方、アマチュアのごるふはどうか。プロのように組み立てるのが理想だが、そんな戦略がうまくいくことはまあ稀である。何故か。思ったところに打てないからである。よって、アマチュアのごるふはどうしても「出たとこ勝負」になる。

 ティショットが奇跡的に上手く打てれば、パーオンを狙える。たまたまグリーンに乗ればバーディパットが打てる。しかしそれはぜんぶ「たまたま」であって、実力でもなんでもないのだ。それがわかっていないアマチュアが多すぎる。(繰り返すけど、スクラッチレベルの人は別ね)

 「たまたまじゃなく実力だ」と勘違いしているから、ティショットが当たり損ないで2打目が200y残っているのにグリーンを狙ったり、バンカーの先に切られたピンを狙って目玉になって脱出に3打掛かったり、グリーン手前側に切られたピンに寄せようとして乗らなかったりするのだ。

 そうじゃないだろと。ティショットをミスし、2打目が200y以上残った段階で「どうしたら確実にボギー(あるいはダボ)」で上がれるかを考えるべきだろと。お前は210yのパー3でティアップせずに打ってパーが高確率で取れる腕なのか?プロでもちょっとミスすればボギーになる状況だろ。

 そもそもパーを取らないと順位が下がり賞金が減るわけでも、シード落ちするわけでもなんでもないのだ。

 ボギーを受け入れる勇気と覚悟があれば逆にパーチャンスが生まれるのに。ダボの確率が下がるのに。プロのように「5アイアンのフェードでセンターからピンへ」じゃねえんだよ!

 バンカーが苦手なら恥も外聞もなく避けろ!50yのアプローチが不安なら100y残せ!スライサーは右がアウトなホールはフェアウェイウッドでティショットしろ!トップして転がせ!そういうことなんだよ。



 特に、私が常々疑問に思っているのはグリーン周りである。ティショットはまあまあ。2打目もユーティリティで花道へ。残り30y。ここから、ゴルフと「ごるふ」の大きな違いが出てくるのを知らない、いやわかってない。

 多くのアマチュアはウェッジを持って寄せようとする。いや、それ、間違ってますよと。プロがそこから58度のウェッジ使うのって、チップインバーディを狙ってるからなんですよ。攻めてるんですよ。バーディを取るため、あるいはミスしてもパーを取る技術があるからウェッジ使うんですよ。



 今日あなた、同じような状況が5回あったよね。で、1回は確かに寄せワンが取れた。けど、2回は乗ったけど寄らずに2パットでボギーでしたよね。で、残りの2回なんてチャックリしたり3パットしたりしてダボでしたよね。結局、グリーン周りから5回で16ストローク掛かってますよね。

 つまり30y以内からウェッジ使って、平均3ストローク以上も掛かってるんですよ。何でそんな難しいことするんですか?40y以内はウェッジ使わないといけないってルールブックに書かれてますか?

 パターで転がすか、ユーティリティで転がすか、チッパーで転がすか、PWで転がすか、とりあえずグリーンセンターに乗せておけば(そこから)もっと簡単に平均ストローク3、ボギーでいけるんちゃいますか?

 そういうふうにプレーしたら、何のプレッシャーもなくプレーできて、しかもパットが入ったらパー取れるんじゃないんですか?5ホールで2~3打近く縮まる可能性あるんですよ。

 グリーン周りは必ずウェッジ、これ、思考停止っていうかプロの悪しき真似っていうか、まさに下手くそ頭悪いゴルファーの典型の行動じゃね?と。



 2打目がグリーンサイドバンカーに入った?100%出る力で打ちましょう。ピンを狙うのはゴルフ。アマチュアの「ごるふ」はグリーンに乗れば100点。距離の打ち分けなんていりません。出すのに自信がない?お手助サンドウェッジ買いましょう。そして、ちょっとだけ練習しましょう。

 15mのパットが残った?3パットでいければいいんですよ。2パットで行こうとしたら4パットしますよね。あの時みたいに。

 420yのパー4?ボギーがパーみたいなものですよね。ダボでもボギーみたいなもんですよね。パーを狙わないと死ぬ病ですか?ボギーが恥ずかしいんですか?無理やりパーを狙ってトリ打つほうが100倍恥ずかしいですよね。

 ティショットがフェアウェイバンカーに入りましたか?ウェッジで出すだけでも残り120yですよね。そこから乗せて2パットでボギーですよね。それでも充分じゃないですか?バンカーからユーティリティで160y先のグリーン狙って乗る確率って1%以下ですよね?狙う意味あります?マスターズの最終日最終組の優勝争いですか?99%あごに当たって戻ってきますよね。ほら、やっぱり。

 ティショットチョロしましたね。ライも見ずにウッドだけ持って歩いて行く前に、グリーンまで残り何ヤードか考えましたか?80yは転がったから、残り280yですよね。え、できるだけグリーンに近づけたい?2打目でギャンブルする意味ありますか?そのリターンはたかが「グリーンまで100yを切る」ですよね。リスクとリターン全然釣り合ってませんよね。

 とりあえずユーティリティと7番とピッチング持っていきません?、ライによってクラブ変えてもいいんですよ。14本使えるんですから。7番で140yでも3オンのチャンス残りますよ。PW持たないといけないライなら、4オン狙いですよね。その段階でダボ覚悟しないといけませんよね。その覚悟がないから、9とか10叩くんですよ。で、ホールアウトしてから「PWで脱出しといたらダボぐらいで済んだかもしれないのに・・・」って思いましたよね。前も、その前も。ずっと前も。



 プロのゴルフとアマチュアの「ごるふ」は別のゲーム。これに気づくだけで数打ぐらいは簡単に縮まる。といつも思っているんだけど、それでもウェッジ持ってしまう私はどんだけアホなんでしょうね。

 そう、これぜーんぶ私の話。反省しなさい。
 

2022/8/3 (1648023hit)   アイアンのシャフト交換


 月曜日、折れたドライバーを直しにいつもの工房Gへ。ついでに、ゼクシオクロス7に刺さってるシャフト(ゼロス7)があまりにも軽くてふにゃふにゃで大スライスしか出ないので、適当なシャフトに入れ替えてもらうのだ。



 ドライバーは同じシャフトがない(そりゃあ当然だ。ランバックスは9年前のだからね)ので、とりあえず見積もりを出してもらって終了。保険屋さんがいくら出してくれるかだね・・・と思ってたら保険屋さんから連絡があり、ドライバーを購入した額の50%が出ることになった。思っていた以上だ。これは新しいドライバーを買う資金にしよう。

 で、クロス7のシャフトは、工房にあったNSプロ950を入れてもらいました。本当は1050が良かった(アイアンと同じ)んだけど、1050は数が少ないからね。それにまあ、今のアイアンの前(ツアーステージXブレードcb)には950が刺さってたから、たぶん大丈夫だろう。



 そして昨日、期待しながら練習へ。頼りない感じが消え、球も上がり、距離も(頑張らなくても)出るようになった。しっかり振って180y、短く持って170y、ちょうど5~6番アイアンの距離だ。いい感じ。

 ただ、1050に比べて柔らかいせいか、まだ少し捕まらないというかスライスするというか球が右へいこうとする(全部一緒やん)ので、そういうもんだと思って振ろうと思う。


 これで武器はだいぶ揃った。あとはロトの剣(ドライバー)だけである。 
 

2022/8/5 (1648145hit)   久しぶりのMの会


 「曇り一時雨、所によって雷雨、あるいは豪雨」という天気予報の中、いつものホームコース、いつものMの会。直前の予報では昼ごろから1mmぐらいの雨という予報だったせいか、コースは普段よりだいぶ空いていた。

 でも実際には雨には振られず、晴れ間まで出て絶好のゴルフ日和だった。暑かったのを除けばね。



 この日はドライバー買い替え検討第一弾として、ピンのG425マックス(純正Sシャフト)をレンタルしてスタート。



 ピンG425マックスの感想は次の通り。あくまで当社比ね。

・どんな打ちかたをしても右には飛ばない
・その代わりフックしか出ない(気を抜くとチーピンに近いフック)
・カット軌道で打っても左へ出て左へ曲がる
・思い切り右を向き、プッシュを打つつもりでやっと軽いフックでフェアウェイ真ん中
・打感は5段階評価の3、打音は同じく1(パコーンという薄っぺらい金属音)


 カチャカチャすれば多少マシになるんだろうけどね。絶対に右へ曲がらないというのは安心材料だけど、それにしても挙動が極端すぎるし打音も悪いので「なし」です。


 さて、ラウンドの方だけど、珍しく良かった点から。

・OBがなかった
・3パットがなかった
・ダボ以上がなかった
・苦手なパー5の平均スコアが4.75(5・5・5・4)だった
・良いショットからバーディにつながったのが2回あった

 次に悪かった点。

・寄せワンが12ホール中4個しか取れなかった
・ミドルレンジのアプローチがミスか結果オーライばっかり
・何の変哲もないアイアンショットで2回ほどとんでもないミスが出た



 竹3番は左ドッグレッグパー4。ピン425のフックボールがドンピシャで残り115y打ち上げ。9アイアンが(本当に珍しく)きちんと当たってピンを指し、80cmに付く。

 竹8番はティショット左ラフ、2打目の4Wはイマイチの当たりながら下り傾斜で残り50y、ウェッジのコントロールショットは軽くダフリながらもバウンスのお陰でスピンが効きピン横1.5mに。

 このアプローチ、だいぶ手前をダフって手応えは最悪だったんだけど、距離も方向もスピンもまあまあだった。きっとウェッジの性能がいいんだろう。

 というわけで後半はバーディのお陰で30台、トータルでも1ヶ月ぶりの70台。今年の平均スコアも85を切ってきたし、平均パット数も32.2、初の31台が見えてきた。


 パターも最強、アプローチイップスも(まだたまに顔をだすけど)ほぼ完治、フェアウェイウッドもユーティリティも大きなミスが減ってきた。さあ、あとはドライバーだけだ。え、ヘタすぎるアイアンはどーするのって?来年、自身の歳が節目を迎えるのでその時考えます。


2022/8/6 (1648211hit)   ドライバーの試打


 新しい伴侶(ドライバー)をゲットするために結婚相談所、いや違った、ゴルフパートナー併設の練習場へ。

 Sヶ丘ゴルフセンターは25年ぶりぐらい。むちゃくちゃキレイになってた。



 で、ドライバーだけど、打席に測定器が付いてたのでまずは自分のドライバーを測定。






 まあこんなもんですな。さすがに45m/sは出なくなってしまったなあ。数年前まで出てたんだけどなあ。



 次に、ひそかに狙っていたSIM MAXを試打。SIM2じゃなくて初代のほうね。



 私がヘタなせいだけど、球筋は軽い引掛けから軽いスライスまで。まあまあ安定はしてたけど決定的にいいという感じはなかった。そして弾道測定の結果はこんな感じ。





 クラブが長いぶん、ヘッドスピードは上がってるけどミート率は落ちてるので飛距離は同じぐらい。つまり買い替える意味はあんまり無いのか。

 飛距離か、方向性か、ミート率のどれかが抜群に良いなら考えるんだけどね。

 次はこれ。



 キャロウェイのローグST MAX D。D(ドロー)をセレクトしたせいか、ピン425のマックスと同じような挙動、つまりどう振っても左へしか曲がらないという感じ。

 右へ出て左だったら良いんだけど、私のスイングはアウトサイドイン系なので左へ出て左へ曲がる。だから怖い。そうとう無理して右へ打ち出してやっとまっすぐ着弾する感じ。

 弾道測定の結果は。





 何故か一番ヘッドスピードが出ない(疲れたのか?)。しかし、ミート率が異常。1.5を超えるなんて私レベルではありえない(高反発か?)はずなのに、10球ぐらい打ってミート率の平均が1.45を超えてたと思う。

 ということは、つまりDの付いていないローグST MAXがいいってことだね。わかった。また打ちにいこう。


 ちなみに、ちょっと狙っていたテーラーの300ミニドライバーはほとんど品物がないらしく、中古は入ってきたらすぐ売れてしまうそうだ。新品で買うにはあまりにも高いからなあ。


2022/8/8 (1648272hit)   酷暑の午後スルー


 最高気温35度の真っ只中、また午後スループレーへ。ほんまに好きモノやな俺。水冷服(保水布のベスト)を着て、2リットルの水筒を持ってスタート。

 この日は予定していたN井さんに少しトラブルがあり、Mの会のN川さん、N川さんのお知り合いの3人で。暑い中、アイスバッグの水を被りながら何とか完走。

 途中、すごい雷雲が出たけどコースにぎりぎり掛からなかった。虹も見えたし、ホールアウトする頃にはこんな幻想的な光景も。



 で、結果は。



 今年の平均スコア以上だから「がんばりました」ってだけで、心情的には「もうすこしがんばりましょう」なんだけどね。

 良かった点

・3パットがなかった(これで47ホール連続3パットなし)。スパイダートラスの魔法はまだ解けない。
・寄せワンが6個。12ホール中6個だから50%はまずまず。
・パー5の平均スコアが5.5(OB1個)
・前半後半とも上がり3ホールで1オーバー

 今までの弱点を確実に克服しつつある。でも、当然反省点もたくさんあって。

 トホホな点

・パー3の平均スコアが4.25(セカンドOB・大ダフリ・クラブ選択ミス)
・パーオン率の壊滅的・超弩級の悪さ(たった4ホール。わはは)
・簡単にボギーを叩く粘りのなさ(6ホール中3回はパーを取れるチャンスがあったのに)
・ミドルレンジアプローチが全然きちんと当たらない(単にヘタ)


 まあそれもこれも含めて、代わり映えしないラウンドってことで。
 

2022/8/9 (1648347hit)   「基本」と「自分に合う方法」、どっちが正しい?


 日曜日のラウンドで、長年の疑問を晴らす素晴らしい発見があった。


 ここ何年か、安定しない・芯にまったく当たらない・当たってもプッシュか引っ掛け・球の高さも出ない・工夫しても良くならないという状態を繰り返してきたドライバーショット。

 で、ここまでダメなら一番良かった頃に原点回帰しようと、ポスチャーを昔のセットに戻してみた。そしたら、久しく忘れていた分厚いインパクト、芯に当たる感触、そして気持ちいいフェードボールが連続で出たのだ。ミスしても左へそのまま出るだけだから怪我が少ない。

 原点回帰。具体的には、球の位置は左足かかと線上よりちょっと左、フェースは気持ち閉じ気味で、狙いはフェアウェイ左端、そこから軽く押し込んでフェードを打つイメージのスイング。

 なぜこういうポスチャーに戻したかというと、いろいろな動画を見たり聞いたりして、その球を置く位置やフェースを閉じ気味に構えるというのが「絶対悪」ではないとわかったから。



 今まで散々、いろいろな人に散々「おかしい」「そんなにフェースを閉じてかまえるのは何かが変」「悪いスイングを誤魔化すための球の位置だ」などと言われ、また自分のスライス球を矯正するためにも 色々工夫してきた。

 球の位置、スイングプレーンの見直し、トップ位置の工夫、ドローボールへの変換、などなど。しかし、たまにはうまくいくけど、安定して打てると言うには程遠い感じだった。一言でいうとドヘタ。そして迷宮にハマること数年。

 しかしよく考えればフェースを閉じてアドレスするプロもいるし、球の位置も人によってぜんぜん違う(細川和彦なんてドライバーでも球をセンターに置けって言ってたしね)し、足はクローズ、肩はスクエアなんてプロはいっぱいいるし。谷口徹なんてスゴいクローズドスタンスからフェード打ったりするもんね。ゴルフ侍見ててもプロのようにキレイなアドレスをしてる上級者のほうが少数派だし。つまり、

 アドレスの基本は確かに存在するけど、それよりも自分に合った(つまり気持ちよくスイングできる)アドレスを取るほうが正義なんじゃないかと。



 冷静に考えると、基本に忠実なゴルフを目指すのはまだまだ先があり成長する若者やトップアマの世界の話だなと。280y飛ばさないと喰っていけないわけでも、最低限パープレーで回らなきゃいけないわけでもない。80叩いたら予選落ちするわけでもない。家族をゴルフで食わせてるわけでもない。

 素人の、お遊びの、どこにでもいる体が壊れかけた下り坂のオッサンの、70台が出たらチョー嬉しいレベルのゴルファーなんだから基本よりも自分が気持ちよく振れる我流アドレス・我流スイングのほうが理に適ってるのかもしれんなあと改めて。

 そりゃあ我流なんだからラウンドで1発や2発のミスショットやOBは出るだろう。でも、残りの12発を気持ちよく打つほうが大事だよなあって思った。

 ・・・あれ、だったらドライバー買い替える必要なくね?いや、それはまた別。
 

2022/8/10 (1648405hit)   というわけでニュードライバー


 ドライバーのニュー(というかオールド?)スイングでもう一回試打してみようとゴルフパートナーが併設されているSヶ丘ゴルフセンターへ再び。

 ショップで物色しているとシムマックス(9度)にスピーダー(661 エボリューション6)が装着されているモデルを発見。シャフトのことはよくわからないけど、カスタムシャフトだから前回打った純正シャフトとは挙動が違うかもしれない。


 で打ってみました。で、買いました。



 強めのフェード(弱めのスライス)が7割。プッシュが2割。プルが1割。2割のプッシュもプッシュスライスではないので曲がり幅が少ないし、プルも10yぐらいまでに収まってくれる。何より、出球が狙い通りの方向なのが嬉しい。

 飛距離性能は今のドライバーとほぼ変わらないけど、とにかく簡単だし軽いし、シャフトのせいか思い切り振っていける。振っても引っ掛けも出ず、プッシュスライスも出ない。

 661はちょっと重いかと思ったんだけど、ヘッドが軽めだし、何より今までのクラブよりも軽いので楽勝だった。実際コースで使ってみてスライスが大きかったらロフトを寝かせたら捕まり気味になるし、ちょうどいいかなと。


 明日デビューさせてきます。N井さん、お揃いですね!
 

2022/8/15 (1648674hit)   山の日は早朝スルー


 世間の大企業は11日から16日ぐらいまで休んでいるというのに、しがない零細企業の代表である私はお盆もずっと仕事である。しかも結構忙しかったので更新できなかった。すいません。まあ人が休んでいる時に仕事をするというのがモットーだから仕方ないんだけど。

 とまあそんなことはどうでもよくて、11日は祝日だけど木曜日だったので休日。いつものMの会はお休みなので、ホームコースの早朝スルーへ。N谷くんが久しぶりにきさいちに来てくれた。

 彼は某有名コースのメンバーで、今度大きな試合の選手に抜擢されたという上級者。HDCPも追い抜かれてもうライバルと呼べなくなってしまった。



 さて、この日はシムマックスの筆下ろし。1番でいきなり右プッシュスライスOB。最終ホールでも大きなスライスを打とうとして振り遅れて大スライスOB。スライスを意識しすぎると良くないみたいだ。いや、だから普通に振れよ。

 一発の飛距離はあるけど、あんまり飛ばそうと振り回さないほうが良いかもしれない。軽く振って、安定して今まで通りの飛距離が出るほうが絶対いいし。

 打感はおおむねいい感じ。芯に当たりやすいのはシャフトが仕事してるせいか。打音はだいぶ地味っていうか金属音ではなく、バシッという渋い低音。でも嫌いじゃない。



 ラウンドに戻る。松3番で190y地点のラフからグリーンを強引に狙ってプッシュOB。6番では何の変哲もないパー3で引っ掛けOB(これはたぶん球の位置が悪かった)とか、結構グダグダだった。OB4つはダメだよね~。

 あと、むちゃくちゃアホなミス(というかメンタルの問題なんだけど)をしてしまったのが午前最終、梅9番。ティショットまずまず、2打目ユーティリティでレイアップ、3打目フェアウェイから100yと絶好の位置。そこからちょっと引っ掛け、右ピンに対し左サイドにオン。

 ここで、「あ、3パットなしの記録、まだ続いてるよな」と思い出してしまった。おいおい、自分で自分にプレッシャーかけてどうすんねん。で、ファーストパットは1.2mショート。上りのそこそこ切れるラインが残る。

 ほぼ同じ位置から同伴競技者の女性が先にパットしてくれた。ジャストタッチでボール1個ぐらい右へ切れる。でも、しっかり打つならカップ縁で十分。上りなので当然しっかり打つ。

 ・・・のに、入れたい気持ちが出て少しパンチが入ったせいか、さっきの女性のラインに引きずられたのか、ボールはカップの左を抜けて1mオーバー。「こういう時あるある」で、返しも外して4パット。3パットフリーのホールは55ホールで終了してしまった。残念。



 この日のハイライトは松4番パー5、ティショットは打ちおろしだけど290yぐらい飛び(当たりも最高だった)、2打目4Wは狙い通りのフェードでグリーンまで15yぐらいまで、浮いたラフからアプローチが80cmに寄ってバーディ。

 ただ、こういう事が1回あると次回から引きずられるので注意が必要だ。こういうバーディは偶然に偶然が重なっただけだから俺。毎回できるはずないしな。いい気になって勘違いしないように。わかった?はい気をつけます。



 ま、4OB+4パット1個あったのに90切れただけよしかな、という低空飛行のラウンドだった。


2022/8/16 (1648724hit)   お盆の日曜日は午後スルー


 14日の日曜日。お盆の真っ只中、午前の仕事を華麗に済ませ、懲りずに午後スルーへ。Mの会のN川さんと。


 ニュードライバーが来てからけっこう練習に行ってるんだけど、この日は直前練習の時にいい感じだった「グリッププレッシャーを極限まで緩める」というのをやってみた。結果、ユーティリティのティショットで振り遅れOB(梅2番)、松5番でもドライバーが振り遅れOB、ほかもスライス多発と散々だった。

 前日の練習で思いついたことを試すのは程々にしましょう。それがすごく良くても、コースで使えなきゃ意味がない。

 で、その後(月曜日)も練習に行ったんだけど、結局のところ、

ニュードライバーは8割ぐらいの力で(つまりヘッドスピード41~42m/sぐらいで)振るのが一番いい

ということに決定しましたことをお伝えします。しゃかりきに振って44m/s出しても、芯に当たらなきゃ意味がない。



 フェアウェイウッド、アイアンはいつも通り。アプローチはまあまあ。パットはいい感じ(3パットなし)。

 というわけで。



 OB絡みでダボが1つ、トリプルボギーが1つ。これは仕方ない。

 梅7番のダボはティショットをトップしてバンカー、左足下がりのバンカーからグリーンオーバー、寄らず入らずの素ダボ。

 梅最終ホールのダボはティショット・2打目とも完璧だったのに3打目の100yを引っ掛けてニアサイドのラフ、ワンクッションが大きめに入って反対側へ、5打目寄らず入らず。ボギーで30台だった(ボギーで良かった)のに無理してパーを取りに行くからこんなことになる。アホだ。

 後半、松の3番のダボも2打目ハーフトップからの3打目ウェッジショットが乗らず、アプローチ寄らず入らずという同じパターン。

 ウェッジ持ってもグリーンセンターを狙いましょうって何回言い聞かせたらわかるんかなお前は。



 とまあ、余裕で70台が出てもおかしくない内容(5ホールを除く)なのに、たいへんもったいないラウンドでした。


2022/8/17 (1648772hit)   マナーは世に連れ


 その昔、イギリスで貴族たちの社交の場だったゴルフ。紳士のスポーツとしてスーツとネクタイ姿でプレーされるのが当たり前であった。


こちらからお借りしました)

 20世紀に入り、ゴルフが大西洋を渡りアメリカでプレーされるようになると、真夏のフロリダやカリフォルニアでそんな姿でプレーするのは明らかに不合理であり、どんどん服装はカジュアル化していく。


(何度もラウンドしている有馬CCのウェブからお借りしました)

 ネクタイが外され、ジャケットが脱ぎ捨てられ、カッターシャツはポロシャツになり、ニッカーズから半ズボンも許されるようになり。


こちらからお借りしました)

 今や、タウンウェアと何ら変わりない、いや、それよりも華美でおしゃれなウェアが当たり前となってきた。



 頼まれても着たくないようなウェアもあるけど(いや、オッサンに着られたら服も迷惑やろ)。


 そして21世紀。色々変遷はあったが、一部の厳格な名門コースを除き、メンバー以外でもカジュアルに予約できるコースの増加とともに、「襟なし」「ジーンズ」「トレーナー」以外はほとんど解禁となってきた。

 いや、ジーンズでさえコースへの入退場ではちらほら見かけるようになったし、「ゴルフウェアでジーンズ調のパンツ」や「トレーナーにしか見えないパンツ」などの出現でどんどんなし崩しになってきている。

 もはや「ゴルフと言えばジャケット着用、シャツイン、ジーンズ禁止」という常識は崩れてきていると言っても過言ではない。

 我々のようなオールドゴルファーも、その新しい常識をしっかりと認識しないといけない時代になってきているのだ。コースによって差はあるものの、どっちが正しいとかどっちが良いという時代は終わろうとしている。




 さて、長い前置きはこれくらいにして本題。今日考えたいのは、上にちょっと書いた「シャツイン」「シャツアウト」の件。つまりポロシャツの裾をパンツの中に入れるかどうか問題

 名門コース、自称名門コースではまだまだ許されていない(ドレスコードに記載されている)けれど、普通のつまりビジターが気軽にエントリーできるカジュアルなコースでは急速に緩和されてきていると思う。だって、これから日本のゴルフを存続してくれる20代・30代の若者がほとんどシャツアウトなんだもん。コースとしてはそんなつまらないことを気にして集客できなくなると大打撃である。

 そう、私が思うに、シャツを入れるとか、入れないとかは結局「つまらない、些細なこと」なんだよ。もちろん限度はあるよ。でも、若者がおしゃれにシャツアウトを着こなし、それが全然だらしなく見えないのに「シャツアウトはダメ」なんていうのは老害以外の何者でもないじゃん。

 もちろん、守りたいコースは守ればいいし、理事会でそう決めたのなら尊重して遵守する。でも、そういうコース、つまり「ドレスコードを遵守する事が伝統と格式を守ることだ、そしてそれは絶対正義なのだ」という思考停止コースはきっと淘汰されていくことだろう。ごく一部の超名門コースを除き。

 そもそも、「誰もがネットで簡単にエントリーできる」という時点で「どなたでもウェルカム」ってことでしょ?格式とかと正反対のベクトルじゃん。それなのに、形だけ伝統と格式にこだわるって、アホじゃね?という気もする。



 繰り返すが、どっちが正しいとか、どっちが常識とかいう問題ではない。コースが独自に決めて運営すればいい。守らせたいなら守らせる。集客のほうが大事なら緩和する。単純な話である。

 プレーする側も、マナーにうるさいから行かない。行きたいからマナーを遵守する。マナーにうるさくない自由なコースへ行く。それだけの話だ。


 特に近年の夏は異常に暑い。シャツアウトすれば体感気温が数度下がるという話もあるようだ。そういう観点からも、一度見直すべき問題なんじゃないかなと思う。実際私もこの夏はホームコースに限りシャツアウトに何度かトライしている。快適である。

 っていうか、たぶん何十年か後には、「昔はコースへ行くのにジャケットを羽織り、コース内では襟付きのシャツが必須で、それも裾を出してたらダメだったんだよ」ってなるに決まっているのだ。それが歴史の大きな流れである。でないと、ゴルフは絶滅する。恐竜と同じで。


 「ドレスコードを絶対に守らせないとゴルフじゃなくなる」なんてのは、無いのだ。


2022/8/19 (1648885hit)   一八会@奈良国際GC


 梅雨前線の影響で昼まで雨の予報。朝方土砂降りになったりして開催が危惧されたが、スタート時には小降りで、これから回復してくるだろうということで決行。8時頃スタート。実際、最初の2ホールぐらいしか降られなかった。風は涼しく、午後からは日差しも。よかった。

 さてこの日は奈良の名門、奈良国際ゴルフ倶楽部で初開催。奈良国際はカートがなくこれまで歩きだったが、今年の夏にカートが導入され、今回が導入後初めてのラウンドとなった。あまりアップダウンがないコースだけど、やっぱりカートがあると疲れ方がぜんぜん違う。

 この日は出だし連続バーディと嘘のようなスタートとなった。10番(インスタート)は上りって下るマウンド越えのスライス5m、11番は8mの上りスネークライン。やはりトラススパイダーは(私)史上最高のパターのようである。

 ・・・などと調子に乗ってたら、12番13番と連続3パット。ちょっと意識したらこれだよ。アホである。



 いや、そんな事よりこの日は8割ぐらいのアイアンショットをダフった。いや、アイアンがヘタなのもダフるのもいつもの事なんだけど、この日はダフり方の桁が違った。ちょっと噛むとかいうやさしいものではなく、ディボットホールがボールの右側にできるぐらい。初心者でももう少しまともに打てるだろう、というレベル。

 ただ、それでもボールはなぜかグリーンエッジぐらいまで届いてくれて、不思議なことにパーオン率は56.6%(10ホール)。いつもの倍だった。ダフると花道にショートか手前にオンする、つまり曲がらないので逆に大怪我しないよね。気分は最悪、結果はまあまあという感じ。

 でも、ふかふかのフェアウェイから死ぬほどダフって三打目地点へ向かうときの情けなさと言ったら。アイアン、練習場で打ち込みます。またステップ打ちしよう。



 コンペで白ティからだったのと、ラッキーな連続バーディがあったから30台出せたけど、内容的には90叩いても不思議じゃないゴルフでした。アイアン練習場で打ち込みます。


2022/8/29 (1649381hit)   GB月例@ディアーパークGC


 1週間の夏休みは体感的に1日半ぐらいのスピードで終わった。ご無沙汰です、編者です。プライベートで色々ごたごたがあり(コロナに感染したわけではありません)、ラウンドは7日間で2回+薄暮1回。でも練習に3回行けたのが良かったかな。その成果は確実に出てるし。

 さて、時を戻して8月25日。この日は初めてラウンドするコース、奈良のディアーパークゴルフクラブへ。杉原輝雄プロ監修の隠れた名コースである。



 名前の通り、鹿がたくさんいるコースでした。さすが奈良。アウトは比較的フラットなホールが続くが、インは一転、壮大な打ちおろしが多くあり、個性あるレイアウトになっている。

 この日は緑ティから、6448yとまあ普通の距離のレギュラーティ。

 1番は右ドッグレッグ打ちおろしパー4。ティショット右ラフ、2打目フライヤーしてグリーン奥、3mに寄るも入らずボギー。

 2番150y打ちおろしのパー3。



 8アイアンは少しこすって右手前にオン、長いパットを寄せきれず3パットボギー。

 3番は距離が長い(426y)、アウト最難関(HDCP1)のパー4。ティショット天ぷら(最近天ぷら多い)、2打目ユーティリティでグリーン右手前ラフまで、ニアサイドのピンへワンクッションのつもりがダイレクトにグリーンへ、奥から何とか2パットでボギー。

 4番はトリッキーなパー5。フェアウェイセンターに木が三本生えている。落下地点は左傾斜しており、木に向かって打てば左サイドベスポジ。



 私は木の正面に向かって(お約束の)スライス、2打目でもろスタイミー。フックを掛けるつもりで打つも木に当たり、220y残る。3打目再びユーティリティ、これは盛大にダフる。またボギーか・・と思ったら4打目65yがピン下2mに付き、何とかパーセーブ。

 5番は広いパー4。



 なのに大スライスして右ラフ、2打目7アイアンで奥のエッジ、2パットパー。

 6番は軽く打ち上げていくパー4。ティショットプッシュスライス再びでOB、特設ティからダフり、アプローチ寄らず、トリプルボギー。

 7番は距離のたっぷりある(195y)パー3。



 ユーティリティ4番のティショットは右横のバンカーへ、うまく脱出するも上からの1.5mを外してボギー。

 アウト名物ホール(と思う)、8番パー5。写真では伝わらないけど、中央の池がイヤでも目に入るレイアウト。



 左のフェアウェイを狙ったがまたスライスして池方向へ、ぎりぎり越えたラフで止まった。ラッキー。2打目ゼクシオクロスでレイアップ、3打目90y、50度のコントロールショットは軽くダフりながらオン、2パットパー。

 午前最終ホールは短めのパー4。ティショット4Wはまた天ぷら、2打目8アイアンはダフり、3打目のアプローチは打ちすぎて2パットボギー。



 というわけで前半は44とほぼ良いところなしだった。しかし、後半に別人になる。ティショットのの球の位置を少し内側(中央より)にして、スライスの曲がりを抑えてみた。すると。

 10番パー5。奈良万葉の10番によく似ているパー5。右ドッグレッグ、打ち下ろして打ち上げ。フェードでフェアウェイセンター、3オン2パットパー。



 11番パー4、打ちおろしで左右がプレッシャー。



 ティショット右ラフ、2打目打ち上げでグリーン面が見えないところからウェッジフルショットでピン下にオン、2パットパー。

 12番パー3は7アイアンがピン右上5mに、これが偶然入ってバーディ。

 13番パー4も雄大な打ちおろし、フェアウェイセンターの木に向かって打っていく。



 4W真芯でフェアウェイセンター、2打目50度のウェッジで1.5mに、連続バーディ。

 よし3連続バーディだ!とティショットを打つ前から思ったのがいけなかった。続く14番はプッシュスライスで木の後ろへ。2打目出すだけ、3打目56度ウェッジフルショットでピン下3mに、入らずボギー。まあこんなもんですな。



 普通はこんな事があると流れが悪くなるんだけど、この日は違った。15番180yパー3、クロス7アイアンでピン手前にオン、2パットパー。

 16番の短いパー4では2打目ウェッジフルショットが右ピンに対し左サイドに乗るも、6mが入ってバーディ。

 17番パー5は2打目で右手前ラフまで持っていくも、30yのアプローチを寄せられず2パットパー。

 最終18番、フェアウェイ左サイドから打ち上げていくグリーンに対し135y、8アイアンは盛大にダフる!しかしグリーン手前のバンカーをぎりぎり越えダウンヒルに落ち、ピン横1.5mに。これをラッキーと呼ばずなんと呼ぶ?気合で強めに打ってバーディ。

 というわけで、後半ハーフは4バーディ1ボギーと今年2回めの33!マジか?マジです。



 バーディなんて2ラウンドに1個ぐらいの割合でしか出なかったのに、今年は異常だ。やっぱりパターのおかげだろう。トラススパイダー(とノールックパット)はスゴい!

 しかし、今年2回ハーフでアンダーパーが出たけど、その2回とももう一方のハーフが44って、どんだけムラあるねんって話。


2022/8/30 (1649381hit)   8月月例@ホーム


 金曜日(26日)に練習へ行き、久しぶりに3籠(150球)打った。30y・50yのウェッジコントロールショット、100yのウェッジフルショット、ショートアイアンのハーフショット、8アイアンのステップ打ちという基礎ドリルを100球ほど、あとはドライバーを中心にフルショット。

 ショートアイアンのハーフショットは体の回転だけで打つイメージで、これがなかなかいい感じ。コースに出ると、そしてラウンドばっかりしてるとどうしても手打ちになっちゃうから、それを矯正する効果がある感じなんだよね。



 とそんな感じで迎えた日曜日、月例競技。いつものN井さん、T石さん、N川さんとの4バッグ。前半は短い梅コースなので、入賞のためには30台が必須、なんだけど。


 1番パー4、2打目60yはバンカー越えで奥に速いグリーン。奥へこぼすと砲台なのでパーが難しく、60yをどう打つかが課題になる。スピンが効けばいいけど、ちょいダフリが持ち球の私は思い切って打てない。フェースを開き、高い球で、と余計なことを考えたのが良くなかった。振り切れず弱々しい球で10yも右へ。アプローチ寄せきれず、ボギースタート。

 2番はユーティリティのティショットが派手に右へ、つま先上がりの傾斜からグリーン横まで、1mに寄せてパー。

 3番パー3、クロス7はわずかに当たりが悪くショート、ウェッジで1.2mに、下りの微妙に切れるパットを何とか決めてパー。4番、短いパー5も無難にパー。

 5番パー4、ユーティリティのティショットは(左を怖がって)思い切りダフる。でもフェアウェイへ。2打目8アイアン、またペラって右手前ラフへ。左へ巻くことなんてめったにないのに、なんでそんなに左を怖がるのか。実は左に小さい頃噛まれたことがあるんです(高度な冗談)。浮いたラフからアプローチをトップしグリーンを横断、反対側からも寄せられず素ダボ。まあ1ラウンドに1回はこんなこともあるさ(1回で済んだらええけどな)。

 6番短いパー4、ティショットユーティリティでリベンジショット、2打目70y+きつい打ち上げ、56度のウェッジでちょうどだけどショートしたら最悪。安全に50度のコントロールショットでセンター狙いでいくか迷うが、今日は月例、さっきのホールでダボ、やはり攻めるべきでしょう。56度フルショットをチョイス。

 で、こういうときは大抵ミスするんだけど、今回はこのチョイスがバッチリはまり(この日のベストショット)、ピンハイ3mに。これを沈めなきゃ攻めた甲斐がない、気合で入れてバウンスバック。

 7番165y、谷越えの難しいパー3。ティショットは軽いハーフトップでグリーン奥、アプローチ寄せきれずボギー。ここはボギーやむなしだけど、バーディの後のボギーは悲しいね。

 バーディが効いてここまで3オーバー。残り2ホールパーで30台。出したいね。

 8番パー4、ティショットは4Wで計算通りフェアウェイ右サイド。2打目左足下がりから7アイアン、ダフってグリーン左手前ラフ。深いラフから50度で転がすも転がりすぎて奥のカラー。アプローチの応用編が下手だなー。そこから2パットボギー。

 最終パー5、バーディ出さないと30台出せない(←考えたらあかんやつ)。ティショットはフェアウェイ左まずまず。2打目クロス7でウェッジフルショットの地点にレイアップ、3打目でベタピンだ!・・・気合い入りすぎて振り遅れ右手前ショート。何やってるん。何とか寄せてパー。

 というわけで前半は1バーディ3ボギー1ダボで40。バーディがたまたま出たから40だったけど、内容は「もったいない」の一言ですな。いや「ヘタクソ」のほうが正確か。何の変哲もないうショートアイアン~ウェッジショットでペラってオンせずっていうのが3つもあったらあかんね。

 昼食時、リラックスするために生小を注文。これが吉と出るか凶と出るか。



 松1番、2打目をダフりながらピンハイ5mに、で、これが入ってくれてバーディスタート。ビール効果か?

 2番パー3、直線距離225y、実質210yと難しい(ボギーでいい)ホール。10回中9回は左へ引っ掛けてOBになる。左の崖下には私のネームが入ったボールが数百個眠っていて、先日コース管理の人から怒られたぐらいだ。

 いつも4アイアンで花道を狙うんだけど、この日はいい感じ(引っ掛ける感じがない)ユーティリティで。グリーン右手前にオン。長いパットを何とか2つで、パー。月例でここのパーは久しぶりだ。

 3番も距離が長く(392yだけど左ドッグレッグ&だらだら登り)、難しいパー4。ティショット4Wで完璧、2打目ユーティリティのコントロールショットで2オン成功(ショットオブザデイパート2)。しかし、2オンして浮かれてたせいか、ファーストパットの上りを忘れてて大ショート、3パットしてしまう。アホだ。台無しボギー。

 気を取り直そう。4番パー5。100回に99回は左へ引っ掛けてOBが出るホールだが、今の私には絶対に左へいかないよう特殊チューニングした(カチャカチャした)シムマックスがある。フェアウェイ右サイドへ。2打目、クロス7で安全にレイアップのつもりがダフる。が、それでもそこそこ飛んでくれて3打目は残り100y。50度のウェッジでぴったりだ。またバーディか?はい、引っ掛けて乗っただけ。2パットパー。

 5番は2打目微妙にショートし、アプローチも微妙にショートし、パット決まらずボギー。

 6番は短めのパー3、8アイアンでピン奥6mにオン、私よりちょっと遠くに乗せてたN川さんが同じラインの9mを先に入れてきた。ナイスバーディ。でもラインのイメージは見えた。後は入れるだけってこれで入ったら苦労せんよなと思って打ったら入ってバーディ。いえい!

 7番パー4、いつもドライバーだけどスライス風が強かったので4Wで。捕まらず右フェアウェイ、距離も残る(4W持った意味無いじゃん)。2打目つま先下がり左足下がりのライから180y打ちおろし、得意の(と自分に言い聞かせている)ユーティリティのライン出し。当たりは完璧だったけどわずかに左、ラフで食われてグリーン手前で止まる。アプローチ、ほんの少しオーバーして下りのラインが残り、外してボギー。もったいない。ティショットのミスが原因のボギー。

 しかしこの時点で後半1オーバー、目指すぜ(ハーフ)パープレー。(大きく出たな)。

 8番はパー5。ティショットは今日イチ、2打目4Wもまずまず、3打目残り110y。アゲンストなのでPWで、ピン手前6mにオン。バーディパットはラインが外れパー。

 いよいよ最終9番ホール、パー4。ティショットは左のバンカーを嫌がりすぎてスライスというよりカット球、距離が出ず。2打目残り155y+打ち上げ20y、クロス7で届くと思ったんだけど球が低くて手前のラフ。浮いたラフから何とか1mに、何とか沈めてパー。

 というわけで。



 ミスもいくつかあったけど、月例でバーディ3つは上出来。パット30も上出来。グロス77、ネット69は入賞圏内だろう(確認してないけど)。

 欲を言えば何の変哲もないウェッジショットでグリーン外すとか、やさしいアプローチで取りこぼさないとか、そういうとこは直していかんとあかんね。

 しかし、アイアンがこんなにヘタでもネットアンダーが出せたのは、右へしか曲がらないSIMマックスドライバーとトラススパイダーパターのおかげである。テーラメイド様々ってことで。


2022/8/31 (1649525hit)   バーディ量産の理由


 今年はバーディが多い。なぜか検証してみた。


 まずは一般的なスタッツから。今年も3分の2が過ぎようとしているがこの8ヶ月間のラウンド数は52。

 その平均スコアは84.4と去年(85.7)に比べてだいぶ良い。また、去年は1年で16回、11%しか出なかった30台が8ヶ月で18回(17%)、70台も去年の7回(10%)だったのが今年すでに9回(17%)も出ている。

 さらに詳しく去年のデータと比較してみると、パット数が33.3から32.1と1つ以上良くなっている。さらに今年のデータをスパイダートラス導入前と導入後に分けてみると導入前が32.4、導入後が驚異の30.7!自分でも驚く数字だ。

 パット数減少に伴ってパーセーブ率も4ポイントほど良くなっている(44%から48%)。OB数は1.4から1.2に減ってるけど、5ラウンドで7つ出ていたのが6つに減っただけなのであんまり変わらない。

 ただ、パーオン率は下がってるんだよね。34.6%から31.4%。パーオン率31.4%はここ15年でワーストの数字だ。いかにアイアンショットがヘタ(になってきてる)かってことだよね。なのにまあまあのスコアが出せてるのは、アプローチで大きなミスをしなくなったこととやっぱりパットのおかげだろう。



 さて、そのものズバリのバーディ率を見てみよう。去年が3.4%つまり1ラウンドに0.6個。今年が4.9%、1ラウンドに0.9個つまり去年のほぼ1.5倍。しかしスパイダートラスを導入した7月21日以降に限ると11ラウンドで19個、つまり1ラウンドで1.7個もバーディが取れている計算になるのだ。

 推測だけど、この数字だけ見るとHDCP5~6ぐらいの人の平均に近いんじゃないだろうか。(もちろんたった11ラウンドのことだし、あと、私が5~6の実力があると言いたいわけではありません)。

 そう、トラススパイダーとノールック打法。これがバーディ量産のキーを握っていると思われる。トラススパイダーは、何度も書くけどマジスゴイんだから。

 この新車効果、いつまで続くかわからないけどどこまでこの感じが続くのか楽しみだ。



 パット以外の要因としては、昨日も書いたように右へしか曲がらないSIMマックスでOBが減ってさらに距離が出るようになったこと(芯に当たって曲がりが少なければ10y~15yは伸びている)がある。

 SIMマックスは色々カチャカチャして、今はこの部位で落ち着いている。また変えるかもしれないけど。



 私のようにアウトサイドインの軌道が強い(もう直らねえんだよ)場合、フェースを閉じてスライスを打つイメージが一番気持ちよく振れる。そのためには、出球がきちんと左へ飛ぶほうが安心なんだよね。だからフェースアングルはクローズ。元々テーラーのドライバーは左へ行きづらい(キャロウェイは逆につかまりやすい)ので、余計にクローズのほうが良いようだ。

 元々のロフトは9度なのでロフトが0.75度増えてもそんなに吹け上る感じはない。つまり良い買い物をしたと。



 さらにもう一つ。Youtubeの横田真一チャンネルにマルちゃんが出てた回で、「体の回転だけで打つアイアンのハーフショットを徹底的にやった」というのを見て、ここ1ヶ月ぐらい練習場でやっているのだが、これ、すごく良い。いまさらだけど。これはまさに「帰るところ(調子が悪くなったらこれを徹底的にすると調子が戻る)」になりうると思う。マルちゃんありがとう。

 っていうか、昨日書いた「ショートアイアンのハーフショット」というのが実はこれの事なんだよね。



 これを続けることでアイアンは安定し、私がいちばん苦手な、中途半端な距離のアプローチ(30y~70y)も良くなりそうである。



 ハーフの半分ボギーでもOBがなくて1つバーディがあれば39か40だもんね。これからもバーディがいっぱい取れたらいいなー。
 


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