日記333
(2022年3月)

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2022/3/1  (1640066hit)   アプローチのバリエーション~イップス野郎の場合~


 世界で3番めぐらいにひどかった私のアプローチイップス。芹澤信雄の「大きく振る」というヒントと、ゴル◯ィアK里園校のS水プロのレッスンと、ちょっとの練習で世界で300番目にヘタぐらいまで回復したんだけど、それでも人並みにははるかに及ばない。

 40y~60y以内はグリーンのどこに乗っても100点、20y~40yは10y以内に寄ったら100点、20y以下はワンピンに止まったら100点というハードルの低さながら、それでもミスしまくるという私であるが、色々と試行錯誤するうちにヘタはヘタなりにいくつかのバリエーションで打てるようになってきた。



 おいおいhiroよ、何を偉そうなことを抜かしてるねんと。お前がバリエーション?普通のピッチエンドランができないお前がばりえーしょん?見栄を張るのもいいかげんにしろ。ふざけるのも大概にしろ。寝言は寝て言え。

 そうおっしゃりたい気持はよく分かる。でもね、まともに打てないからこそなんとか誤魔化さないといけないわけで。だから「ミスが一番少ない方法」っていうのを模索してるんっすよ。それに、昨日も書いたけどやっぱり「あきらめたらそこで試合終了」じゃないですか。ヘタなりに頑張ってるんっすよ。わかってくださいよ旦那。



1,低いスピンアプローチ(56度で20yまで、50度で30yまで)

 ボールを右足の外に置き、フェースほんの少し開き、上からぶつけて終わりのイメージ。

 メリット:ライが悪いときでも一番安心して打てる。
 デメリット:球が上がらないのでグリーンから離れると直接グリーンに落とせない


2,低くて少しランの出るアプローチ

 1,と同じ構え方で、インサイドインに振る

 メリット:ランが多めになる
 デメリット:意識してインに引くので、ミスが出やすい。慣れてないので距離感が合いにくい


3,ユーティリティの転がし

 ユーティリティで転がす(そのまんまやがな)

 メリット:まずミスしない、イメージが出たときは高確率で寄る
 デメリット:使える状況が限られてくる、長い距離は誤差が大きい(せいぜい30yまで)

 
4,パター打ち

 ボールは真ん中、近くに立ってヒールを少し浮かし気味に構え、腕の振りだけで打つ

 メリット:振っても飛ばないので下り傾斜や短い距離、ラフからでもパンチが入らない
 デメリット:長い距離は打てない。格好悪い(笑)


5,ふわっとアプローチ

 スイングスピードを1/3ぐらいに落とし、スローモーションのつもりで振る。ふわっと上がる死に球が出る。ミスして低く出ても意外とスピンがかかって止まる

 メリット:ロブショットよりかんたんでミスしづらい
 デメリット:ライが良くないとできない、距離感は出たとこ勝負



 30y以内はこの5つでほぼカバーできる(もちろん「打てる」というだけで、「寄る」というわけではない)。でも、30yを超えるととたんにスカタン炸裂なんだよなあ。

 というわけで、40yのピッチエンドランと50y~60yのハーフショット、頑張ります。


2022/3/4  (1640066hit)   復調の兆し


 いつものホームでいつものMの会。

 朝(午前中)は少しだけ寒く、練習する時間もなく、ちょっとアドレスのイメージを変えて打ってみたらいきなり左OBからのトリプルボギー。2番は短いパットを外して素ダボ、4番もアイアン2連続大ダフり+3パットで素ダボと出だし4ホールで8オーバー。

 さらに6番も3パットボギー、8番は4Wを左に引っ掛けてOB、ダボといいところなく48。そりゃあOB2個と3パット3個ではね。よく50叩かなかったわ。

 しかし、午後(バックナイン)からは暖かくなり、体も温まり、アドレスも元に戻して調子が上がり、久しぶりに5ホールでパーオン。3パットのダボがあったけど40でラウンドできた。

 この時期40ならまずまずだよね。48は言語道断だけど。 



 ちなみに成績表のハンコだけど、5段階あってスコアだけで考えるなら以下の通りに決めている。

たいへんよくできました・・・ハーフなら38以下、ラウンドなら77以下。年に1回出るか出ないかのスーパーレアはんこ。

よくできました・・・ハーフ39-40、ラウンドなら78-79。2ヶ月に1回出るか出ないかのレアはんこ

がんばりました・・・ハーフ40-41、ラウンド80-83。3回に1回ぐらいの普通はんこ

もうすこしがんばりましょう・・・ハーフ42-44、ラウンド84-89。競技などで一番良く見られるはんこ。

がんばりましょう・・・ハーフ45以上、ラウンド90以上。調子が悪いときは5回連続とかで見られるはんこ


 という感じ。まあスコアだけではなく内容も加味してるので数字が絶対じゃないけどね。


 他には「論外」「トホホ」「もうゴルフやめます」「何年ゴルフしてるの?」「アホ」「二度と偉そうなことを書きません」などのハンコがあるが、そういうハンコはまあレアものなので5回に1回ぐらいしかお目にかけていないと思・・・え、どうでもいい?興味ない?そうですか・・・

 まあ、ほんの少しづつ泥沼の不調からは脱してきているということで。


 本日の「がんばりましょう」・・・梅2番、まともなアゲンスト(5mぐらい)でいつものようにユーティリティでティショット、風に煽られ160yぐらいしか飛ばず(普通なら200y)。2打目150y打ち下ろし左足下がり、8アイアンは久しぶりに活断層がずれるぐらいダフってグリーン手前20y。アプローチを2mに寄せ、そこから3パットですわ。


 本日の「よくできました」・・・松4番、打ち下ろしパー5。3回に2回は引っ掛けてOBになってしまうホール。いつも左ぎりぎりを狙ってフェードのイメージで打ってるんだけど、そのまま左まっすぐ、あるいは逆球というパターンがあまりにも多いので、この日は思い切って右を向き、左へ曲がってもいいつもりで打ってみた。

 理想はフックボールだったけどプランBの引っ掛けストレートでフェアウェイセンター。2打目は4アイアンでレイアップし、3打目90y、50度のコントロールショットはちょっとこすり球だったけどピンハイにオン。2パットパー。



2022/3/5  (1640286hit)   日替わリすぎる調子


 というわけで一昨日は午前中48、午後40となかなか楽しいゴルフだったんだけど、原因の1つに寒さ(というか午前中は体が思うように動かない)があると思う。

 実際、今年12回のラウンドで平均をとってみると、フロントナインが45.9(ひどいね)、バックナインが43.3と2打以上の差がある。この数字の原因はやはり寒さだろう。ショットはもちろんだけど、寒くて体や手が思うように動いてくれないことでパッティングの微妙な感じや動きにも影響が出てくると思っている(ただでさえヘタなのに)。

 昔、それこそ20年前はそこまで酷くなかった(というよりもともとひどいゴルフだったので目立たなかっただけか?)と思うんだけど、やっぱりジジイになってくると弱くなってくるね。寒さに体が負けるというか。

 まあ物理的な寒さだけでなく、寒くなると古傷が傷んだり肩が凝ったり腰の痛みが取れなかったり、体のコンディションも悪くなってくるしね。

 言い訳をしているつもりはないんだけど。まあ老化現象だと認めざるをえない。



 さてここから本題。やはり私はスライサー、カット球(と書けば聞こえはいいけどこすり球)で生きていこう!と少し前に決めた私であったが、この日はフック球や引掛けばかり出てどうにもこうにもティショットがうまくいかない。

 で、後半の松コース2番から、もう開き直って右を向き、フックを打つイメージで振り出してからあーら不思議、ティショットのフェアウェイキープ率100%、パーオン率55.6%(私にしては驚異的な数字だ)、ショット自体も大きなミスなしでホールアウトできた。

 あれだけ練習場でフックを打とうとしてもできなかった(良くてプッシュ、プッシュスライスがばんばん出る)のに、なんでコースではこんなにいい感じで打てるのか?逆に、なんで(あれだけ得意な)スライスを打とうとしてミスばっかするのか?

 この件を真剣に考えてみたんだけど、結論はたぶんこう。


 私レベルの腕前とセンスと練習量では、日替わりで調子やスイングや球筋が変化して当然

 という事だ。つまりそれは、

 「私はこう振ればこういう球が出る」「こういうアドレスとスイングをしていれば大丈夫」「ここにさえ気をつければ右へは曲がらない」というシンプルな方程式は立てられない

 という事でもある。残念だけど。

 まあよくよく考えればプロでさえ日によって調子の波や体調の波があるわけで、つまりはシンプルな型に固定し(て楽をしよう)とすること自体が間違っている、というか傲慢な考えなのだ。ではどうすべきか。

・スイングにおいて、これさえしてたら大丈夫、こうしないといけない、という偏狭な考えは捨てる

・できるだけラウンド前(朝)に練習をして、その日の感覚や調子を掴む

・ただし、練習してナチュラルな球筋を固定する努力は続ける


 という感じかな。


 いい意味で臨機応変、柔軟に考えよう。ゴルフのスイングはそもそもがデリケートで繊細なものだし、「こうしないといけない」なんて決めつけるのはきっと良くないんだね、なんて今頃思っても遅いかもしれないけど。


2022/3/8  (1640397hit)   西郷真央、初優勝


 女子ゴルフが開幕。毎年おなじみの沖縄、琉球ゴルフ倶楽部でのダイキンオーキッド。

 開幕戦で勝つというのは特別なものがあるだろう。1年間の戦いを大変有利に進めることができるし、シードを取るのにも余裕が出てきて好循環になるよね。

 そんな開幕戦に勝ったのが西郷真央。2019年プロテスト合格、2020年プロ入りで去年度がルーキーイヤだった。同期には山路晶、西村優菜、安田祐香、山下美夢有、吉田優利、笹生優花など。黄金世代、プラチナ世代に負けない錚々たるメンバーである。

 昨年度の2020-2021、何度も優勝争いをしていたのに逆転されたりスコアを落としたりすることが続き、2位がなんと7回。実力は誰もが認めるところで、あとは優勝だけという状態だった。

 今回も2打差で迎えた最終ホールパー5、2オンを狙った2打目がグリーン横のバンカーへ。ほぼ垂直のあごの近くでピンはおろかグリーン方向へも打てない。そこで冷静に横へ出し、プレッシャーのかかりるアプローチも拍子抜けするぐらいさっと打ってベタピンのパー。技術と自信に溢れたナイスパーセーブだったね。

 後続組の黄アルムが最終ホールでバーディを取ったので、結局このパーが生きて1打差で優勝。今後彼女が勝利を積み重ねるのは間違いない、と思ったのは、彼女が涙を見せなかったこと。

 この勝利は(やっとたどり着いたものではなく)あくまで通過点で、こんなところで涙を流すぐらい喜ぶ必要などない、といったところだろうか。

 いやあ、ゴルフだけでなくメンタルも超一流。素晴らしい。あやかりたい。


2022/3/9  (1640459hit)   ゴルフは見栄が9割


  「人は見た目が9割」、なんて本もありましたが・・・(ちなみに読んでません)

 先日の日曜日、良い天気だったのでいつものように薄暮プレーへ。薄暮友達が皆忙しいようで1人でエントリーしたんだけど、ラウンドも珍しいことに1人だった。



 というわけで一人でプレーしてたんだけど、後ろが来ていないうちはグリーン周りでアプローチを練習したり、暫定球という名の練習球を打ったりしてそれなりに楽しかった。ちょっと寂しかったけど。



 で、このとき使ったボールはキャディバッグの横に無造作に詰め込んでいた、使い古して傷だらけのボール。艶もなくなり、大きな擦り傷があったり落ちない汚れがついていたりして、正規のラウンドで使うのはちょっと躊躇するんだけど性能的にはほとんど問題ないもの。ラウンドの待ち時間にティグラウンド横でアプローチを練習するために4球ほど入れてたやつ。

 で、実際に使ってみて、やっぱり全然問題なく使えたんだけど、このとき私はこう思った。

 「ニューボールを使うのは純粋に(同伴競技者に対する)見栄のためなんだなー」と。

 あいつ、あんな汚いボール使ってるよ。ケチだなあ(貧乏くさいなあ・美意識が低いなあ・こだわりのないやつだなあ)・・・などと思われたくないから新しいボールを使うんだと(注:私の場合です念のため)。

 もちろん新しいボールを使ったほうが気持ちいいし、新しいボールは大好きだ。でも、しょせんへっぽこトホホすかたんゴルファーである。ボールで見栄を張っても、私のへっぽこさは皆が知っているところだ。むしろ逆に、「へっぽこ野郎のくせにボールにはこだわるって。もっとせなあかんことあるやろ。痛いやつやのう」などと思われること間違いない(注:自意識過剰)。

 ちなみに私が好んで使うボールはホンマのTW-S。ウレタンカバーで谷原秀人も試合で使ってて、彼に「タイト◯ストの◯1とまったく同じ」と言わしめたボールである。それでいて値段は半額なんだぜ。そりゃ使うでしょう、1ラウンドに2回OB出す私としては。

 あと、マークダウンしたときに買ってたスリクソンのZ-Starとか、ふるさと納税で手に入れたブリヂストンのTOUR-B XSとかもあるが、なかなかもったいなくて使えないんだよね(注:そういうのこそ貧乏くさいと言うんや)。



 でも、もう気づいた。見栄を張る年でも腕前でもないし、今後はパー◯ーゲイツを脱いでユニクロを、ミズノのMPアイアンを置いてJPXを、ツアーチャンプ(地クラブ)を置いてデカトロンのドライバーを、ミズノのGENEMを脱ぎ捨ててWalkingStyleのシューズを履こう。


2022/3/11  (1640459hit)   第265回一八会



 見栄っ張りゴルファー、hiroです。

 昨日はホームコースで同業先輩方とのコンペ(という名目の親睦会)。2ヶ月に1回開催してる一八会である。久しぶりに白ティから。

 ドライバーはまあまあだった。アイアンは相変わらずドドドドドド(ジョジョ風)ヘタだった。アプローチは相変わらず普通にヘタだった。パットは相変わらずだいぶヘタだった。

 でも、寒くて92しか出なかった時期よりはちょっとだけマシになってきたかな。3パットなし、OBなし。



 反省点は2つの素ダボと上がり3ホールの3連続ボギー。

 前半梅5番、ティショットは狙いより右へ出てあわやロスト?と思ったら法面を転がり落ち、グリーンまで80y地点の(入れてはいけない)バンカー。ハーフトップするつもりで打ったらハーフトップしてグリーン手前のバンカー。そこからホームラン、奥からミスアプローチで乗って2パット。3打目のホームランがダメダメだった。

 同じく前半の7番パー3、6アイアンのティショットがトゥヒットでグリーン手前のバンカーへ。アゴに突き刺さるような感じで出せず、3打目でやっと出して2パット。これはまあ仕方ないといえば仕方ない。

 後半、上がり3ホールのボギーは。

 7番ティショットまずまず、2打目165y6アイアン、ハーフトップしてグリーン奥のバンカーへ、出して2パット。アイアンの下手さが招いたボギー。ある意味仕方ない。

 8番パー5、ティショットはまずまずで左サイド、2打目4Wはヒールトップながら残り90y地点ラフへ、そこから50度のウェッジで完璧と思ったら10yショート。アゲンストだしフルショットでちょうどだと思ったのに、無意識に加減しちゃったのかなあ。花道から4y、ピンまで6y。今日いい感じのウェッジで寄せようと思ったんだけど安全策でパターを持ち大失敗。2.5mもショート。入らずボギー。

 グリーンセンターを狙うのをためらった事とウェッジを使わず消極的にいきすぎたのの合わせ技、コースマネジメントのミスだね。

 最終ホール、ティショットは右ラフ、2打目145y打ち上げ、6アイアンと7アイアンで迷って7アイアンを持ち、いいショットだったのに案の定ショート。ウェッジショットは下3mに、入らずボギー。これも自分の飛距離を過信してるのと、グリーン奥へ付けたくないという欲が招いたボギー。


 まだまだ伸びしろがあるってことで。


2022/3/12  (1640636hit)   次に繋がるミスショット


 昨日の日記で私はこう書いた。

 7番ティショットまずまず、2打目165y6アイアン、ハーフトップしてグリーン奥のバンカーへ、出して2パット。アイアンの下手さが招いたボギー。ある意味仕方ない。

 この文章を読んでちょっとした不思議というか疑問が浮かんでこないだろうか。そう、

6アイアンでハーフトップしてグリーンオーバーする?170y以上も転がる?

 そうなのである。男性の普通のヘッドスピードの場合、トップして距離が合うのは8番か9番ぐらいまでで、それより短いクラブだとオーバー、長いクラブだとショートすると言われている・・・なんて書くとパワー自慢してるみたいに思われそうだけど違うんですどうか聞いてくださいおねがいします。



 なぜ6アイアンでトップして170y以上転がったか。理由その1。打ち下ろしだったから。ファーストバウンドがダウンヒルに落ちたので勢いがついた。理由その2。冬だったから。芝が薄く、グリーン手前から少しの砲台を駆け上がり、グリーンを横断して奥のバンカーまで転がった。夏ならグリーン手前だったかも。

 そして理由その3。これが本当に言いたかったことなんだけど、この6アイアンのショットを打つときに

ダフろうがトップしようがシャンクしようがはたまた空振りしようが、しっかり振り切ってフィニッシュをバッチリ決めよう!


 と思って振ったんだよね。というのも、最近寒さのせいや歳のせいやメンタルのせいで、のびのびとフィニッシュまで振れていないショットがあまりにも多かったから(特にアイアンショット)。

 そういうわけでフィニッシュまで振り切ったから、トップしてもボールに勢いがあって飛んだのかなあと。いや、トップしてオーバーしたらあかんねんけど、振り切れたことは良かったのかなあと。


 そんなわけで、結果はともかく次に繋がるミスショットだったと思いたい(そうでも思わないと悲しすぎる)。


2022/3/15  (1640695hit)   月例優勝(私ではない)


 えーここで今入ってきたニュースです。薄暮仲間であり私の数少ない友人でもあるN井さんが、日本時間13日、ホームコースで開催された月例競技で優勝されました。前半は調子がイマイチで、後半も1番でダボスタートながら諦めず、我慢に我慢を重ね、結果的にネットアンダーを叩き出し優勝するという快挙でした。

 このニュースを受け、同じ薄暮仲間からも祝福の声が上がっています。

「おめでとう(N條さん)」
「私のおかげだ(N條さん)」
「焼肉おごれ(N條さん)」

「ついに来ましたね(T石さん)」
「東京まで来て焼肉おごれ(T石さん)」
「銀座も連れて行け(T石さん)」
「3次会はもっとムフフなところへ連れ(T石さん)」


 なお、当のN井さんからは、

「ありがとうございます」
「皆さんのおかげです」
「肉と銀座とムフフは新型コロナ蔓延を受けた社の規定で禁止されています」
「っていうかなんで俺が奢らなあかんねん。お前らが奢れ」


という喜びの声が届いております。


 いやあ、良かったですね。以上、速報でした、あやかりたい。


2022/3/18  (1640968hit)   いつものMの会。復調中。


 奈良東大寺のお水取りが終われば関西は春である。ちなみに私の春の定義は「半袖でラウンドできること」である。ってどうでもいいですかですね。

 この日は最低気温8度、最高気温20度と絶好の半袖日和。3番ホールを過ぎた頃にヒートテックのアンダーウェアを脱ぎ、半袖のポロシャツと同じく半袖のウインドブレーカー。これ最強。

 で、内容だったんだけど。

 良かったこと:OBなし、ダボなし

 ダメだったこと:アプローチの距離感が大爆発


 ま、アプローチはいつものことですな。



 ハーフで、パーオンと1パット(寄せワン)があと1つづつあれば悪くないんだけどね。この1つづつがなかなかねえ。



 まあでも、ショットも少し落ち着いてきたし、80台前半が2ラウンド連続で来たー!ので、このまま調子を上げていこう。


2022/3/19  (1641033hit)   テンフィンガーグリップに挑戦!?


 ブロガー(死語)のネタの宝庫Youtube。今日はそんなYoutubeの横田真一チャンネルを見ての話題。

 一番最近やってた動画では、あの源ちゃん(時松隆光プロ)のテンフィンガーの師匠、篠塚さんが紹介されていた。それは大変興味深いものであった。



 いやあ誤解していた。テンフィンガーグリップとは単に握りを変えるだけで完結するものではなく、スイングイメージそのものも変わってくるという恐ろしい、いや画期的なものであった。言うならば、「テンフィンガースイング」である。

 従来のグリップでは両手が一体化しているためリストターンと腕の捻転がマストであり、それがゴルフのスイングを難しくし、そして故障も生んでいるのだと篠塚氏はいう。

 よって、両手を別々に使うことでアクロバティックで難解なスイングからシンプルで本能的なスイングへと変え、そして故障を予防していく。かんたんに説明するとテンフィンガーとはそういうグリップであり、篠塚さんが提唱する桜美式「OSゴルフ理論」とはそういう理論なのである。

 ね、興味出てくるでしょ?

 そして私は、アプローチに悩んでいた頃、スプリットハンドとテンフィンガーグリップ(我流だけど)をしばらく試したことがあるのでテンフィンガーにしてもそれほど違和感がないのだ。

 ね、やるしかないっしょ。


 で、実際にやってみた。一昨日のコースではアプローチだけ、そして昨日の練習ではウェッジフルショットからドライバーまで。どうだったか。

 アプローチショットはいい感じで打てる。よくわからないけどなんとなくフェースに乗る感じが出てるような気がしなくもない。スピンも掛かる。でも距離感はイチから作り直しだ。

 短いクラブもそこそこ打てる。特にウェッジ系は球が高く上がり打感もいい。ショートアイアンもあまり違和感がない。打つときに頼りない感じがして右へすっぽ抜けそうな気がするが、しっかりフォローを出せば大丈夫だ(これは今までのグリップの時と同じなので私の問題かもしれない)。

 ミドルアイアンぐらいになると逆に球が低くなる(当社比)が、方向性や距離、ミスの確率は普通のグリップと変わらない。つまり(グリップを変えても)意外と打てるってことだね。

 しかし、ユーティリティ・ウッド系になると難しくなってくる。「飛ばしたい」という意識が出てくるせいか、ミスヒットの割合が上がってくるのだ。そしてタイミングが取れないととんでもなく左へ飛んでいくという球が出てくる。このあたりは練習が必要だね(当然だけど)。

 そしてドライバー。打てないことはない。しかし暴れるときは暴れる(とんでもなく左、それを恐れて振り切れず右)。ドライバーだけはきちんと練習してからでないとコースでは怖くて使えない。ボールがいくらあっても足りなくなり、プレーフィーと同じぐらいボール代が掛かって破産し、私が使いすぎて日本中のボールが品薄になり、ゴムの木が絶滅し、地球環境が変化し、人類が滅び、カオス理論により宇宙が崩壊するので練習しよう。


 さて、という課題も多いテンフィンガースイングだが、私が感じた一番のメリットは

 右手で叩きにいけるので気持ちよくスイングできる。

 この一言に尽きるかなと。ずっとやり続けるかどうか、しばらく練習してみて考えよう。


2022/3/21  (1641095hit)   チャンプN井さんと午後スルー


 ホームコースで午後スルーが始まった。月例チャンプなりたてホヤホヤ、乗りに乗っているN井さんにお誘いいただきラウンド。

 いきなり言い訳から。黄砂と花粉症で体が重いというかキレがないと言うか、なーんかぼんやりした体だった。おまけにハーフ2時間45分ぐらいと待って待ってのラウンドで集中力も持たず。言い訳終わり。



 前半いきなり右OBから始まったのはいいとして(ホントは良くない)も、寄せワンが1つもなし、19パットと相変わらずの下手くそぶり。アプローチをテンフィンガーにしてるせいもあるけど、それだけではない。

 ショートレンジのアプローチはそこそこ上手く打てる(チャックリしなくなったという意味ね)ようになったけど、距離感が全然だめ。ミスの確率が下がったからいろいろな打ち方に挑戦して、その結果ミスしてる感じなんだよね。そうではなくメインの打ち方を決め、距離感を固めないとあかんね。

 目安として30y以内からなら3回に1回、20y以内だったら2回に1回、10y以内からなら3回に2回は2つで上がりたいよね。


 後半はちょっとましになったけど、今度はアイアンの苦手意識が出てきて殆どきちんと当たらない。当たってもダフリかハーフトップ気味のこすり球。特に長いアイアンがもうまったくダメ。なんでかわからない(体のキレがないせいだと思いたい)のがへっぽこ野郎の証明。手打ち、アウトサイドイン、軸がぶれてる、そんなとこだろうね。



 もうそろそろ限界かなあ。飛び系のやさしいキャビティアイアンに買い換えるべきなんだろうなあ。それか、5番6番を抜き6Uを入れるかぶっ飛び系アイアンの7番8番を入れるかだね。もう見栄を張るのはやめようね。



2022/3/22  (1641133hit)   ゴルフスイングのコツ


 以前も書いたけど、ゴルフスイングは矛盾に満ちている。

 そもそも、体を「できるだけ動かさない」努力をしながら、最大限のスピードでクラブを「動かす」という時点でなんやそれ?だし、体重移動はするけど軸は動かさないとか、腰は回転させるけど肩を開くのはダメとか、速く振るためにグリッププレッシャーを緩めるとか、遠くへ飛ばすために(無駄な)力を抜くとか。

 とにかく動きが難解で複雑である。球も小さいし(それは関係ない)。アイアンなんてまともに当たるわけがない(それはお前だけ)。


 私の場合、3年前にレッスンを受けた頃から、体重移動を意識するあまり頭の位置が右へ動き、体の軸がぶれてしまっていた。それを上級者のH田さんに指摘され、頭の位置を動かさないように気をつけた。当初は良かったのだが、だんだん体重移動やバックスイングでの肩の捻転がおろそかになってきた。ゴルフスイングによくある、あちらを立てればこちらが立たずというやつである。これも矛盾だよね。

 昨日の練習ではその事がわかったので、「頭の位置を動かさず、かつ体重移動もしながら肩をしっかり回す」ということにトライしてみたのだが、そんな複雑な動きをスイング中に意識するとスイングでいちばん大事なスムースさとかリズムとか自然な感じが全然なくなってしまい、スイングしているのか拷問を受けているのかわからなくなってしまった。


 しかし捨てる神あれば拾う神あり(ちょっと違う)。頭の位置を動かさずに肩をしっかり回す、とっておきの方法を思い出したのだ。それは、

 (左肩を顎の下へ持ってくるのではなく)右肩を後ろに引く!!

 右肩を後ろに引く。大事なことなので2回書きました。そうだよそれなんだよ。このイメージにすると不思議なことにスエイせず肩がしっかり入る。軸も暴れない。背中がしっかり飛球線方向に向くし、頭の位置も右へ動かない。

 なんでこんな大事なことを忘れてたのかというと、一度これをやってみたがうまく当たらず、「俺には合わない箱」に入れてしまっていたのだ。しかし今こそこのコツが真価を発揮するときだ。

 これでアイアンもきっときっちりあたってくれるだろう。たぶん。そうなってくれ。


 スイングってちょっとしたコツを掴むかどうかなんだよね。そしてそれを愚直な練習で体に覚えさせ、さらに忘れないこと。この「忘れないこと」がけっこう重要だったりするんだけど。


2022/3/26  (1641378hit)   アイアンを替える


 木曜日のラウンド結果は明日にでも。



 現在の私のセッティング。ゴルフ侍風に言えばフロー。風呂じゃないよ(オヤジギャグの中でも最低のレベル)。


ドライバー

 ツアーチャンプクアトロXG(ランバックス タイプS)

 芯を外して(つまりいつもは)220y~230y。芯に当たれば(つまり月に数回)240~250y。

 
4W

 キャロウェイ X2 Hot(フブキ)

 ティショットで220y、フェアウェイから200~210y。スプーンだとフェアウェイから打てないので4W。


ユーティリティ4番

 ロケットボールズステージ2(KBS Cテーパー)

 ティショットで200y、フェアウェイから190~200y、コントロールショットで170~180y。アプローチにも使う便利クラブ。


4アイアン

 ヤマハ インプレスX Dフォージドアイアン・2012年モデル(NSpro950S)

 ティショットで190y、フェアウェイから180~185y。ポケットキャビティでヘッドが大きくやさしいアイアンで、ユーティリティっぽく使っている。だったら上のユーティリティでいいじゃんとお思いだろうが、左がイヤな時とかアゲンストの時とかに使ったり使わなかったり。ロマン担当クラブ。


5~6アイアン

 ミズノMP64(NSPro1050S)

 5番で175y、6番で165yの予定なんだけどここ最近まともに打てた試しがない。99.9999%ミスショット。



7アイアン~8アイアン

 同上

 7番が155y、8番が140y。ティショットでうまく当たる確率が40%、フェアウェイからで25%。え、謙遜だろ?事実です。


9アイアン・PW

 同上

 9番が125y、PWが115y。さすがにこれぐらいのアイアンになると2回に1回はきちんと当たる(どや!)(どやる確率じゃねーし)


ウェッジ50度

 ミズノ MP-T10

 フルショットで105y、80y以上のコントロールショットに。もう10年近く使ってる。


ウェッジ56度

 クリーブランド RTX4 56度(FULL)

 フルショットで80y、80y以下のコントロールショットに。今まで買ったウェッジの中で最高にやさしい。とにかくアプローチヘタだからね。


ウェッジ58度

 ボーケイ SM4 58度 バウンス14度

 バンカー専用。クリーブランドがチビると嫌なので。


パター キャメロン・ファントムX8.5(メイン)、オデッセイ#7センターシャフト(サブ1)、テーラーメイドロッサ(サブ2)

 メインの調子が悪いとサブ1か2をたまに使う。



 という14本だが、問題が青字の部分だ。5番6番を何とか頑張って(見栄を張って)使ってきたけど、打っても打ってもミスばかり。で、この距離をユーティリティのコントロールショットでカバーしようと数ヶ月前から練習してそこそこ打てるようにはなったけど、ラン込みなのでグリーン手前のライによっては使えないしどうしても誤差が大きくなるよね。

 だからいっそのこと、その5番と6番の代わりにかるクラブを入れることにした。そうだよねもう9年以上使ってるもんねMP64。で、何を買ったかと言うと。

 ゼクシオクロスアイアン 7番単品。試打クラブだったんだろう、中古ショップの特価コーナーに入れてあった。



 これを、5・6アイアンの代わりにユーティリティっぽく使ってみようと。この7番のロフトはなんと25度。今使ってるMP64の5アイアンでさえ27度である。5番よりロフトが立った7アイアン。そりゃ飛ぶでしょ。

 実際使ってみると、170yぐらい飛んでくれることがわかった。つまり、まさにMP64の5番と6番の中間の距離である。



 7番ユーティリティってのがゼクシオクロスね


 簡単だし、球は上がるし、打感もそんなに悪くないし、この1本は私のゴルフを画期的に変えてくれる可能性を秘めていると言えるだろう。いや言う。声を大にして言う。

 ゼクシオクロス(7アイアン)はミドルアイアンを過去のものにする!と。

 それで本当にいいのか?って議論は置いといて。


2022/3/27  (1641425hit)   2回めの天野山カントリークラブ@GB月例


 木曜日、1年1ヶ月ぶりの天野山へ。今回は北・南。

 天野山CCは大阪南部に位置し、トーナメントも開催された事があり、そして関西らしいアップダウンがあるテクニカルコースである。2グリーンを1グリーンに改造しているホールがいくつもあり、グリーンが巨大で大阪湾の方に向かって目が存在する。

 つまり傾斜とグリーンを制するものがコースを制するということだ。



 クラブハウスからコースと大阪湾を望む。空気が済んでいたら淡路島まで見えるらしいけど、黄砂かな。霞んでるね。



 去年は西南、43・42と少し悔いの残るラウンドになった。今回難しいと言われる北コースから。北1番は豪快な打ち下ろしのパー4。



 グリーンの手前に池があり、いきなり左足下がりから池越えのピンを狙うことになる。ティショットフェアウェイ右サイド、2打目100yを50度でちょっとダフり、いきなり池ポチャか?と思ったら縁石で跳ねてグリーン右ラフへ。ラッキー。寄せワンのパー。

 2番箱庭的なパー4。



 ティショット左、2打目8アイアンが思い切り左へ引っかかり、寄らず入らずのボギー。

 3番パー3、景色の良い打ち下ろし185yパー3。アゲンスト。170yぐらいなので普通だったら5番か6番なんだけど、せっかくなので新兵器ゼクシオクロス7アイアンで狙う。いい感じで打てたけど上がりすぎて風に押され、2段グリーンの下にオン。ファーストパットを5mオーバーさせ3パットボギー。

 4番は右に軽くドッグレッグしていく打ち上げのパー4。ティショットは右を怖がり左斜面、2打目160y打ち上げ、ゼクシオクロス7で2オンを狙うも当たりそこないでグリーン右手前、木の後ろ。

 木の下からPWでワンクッションオンを狙う。がわずかに足りず。4打目、薄芝から砲台グリーンへの10yアプローチ。今までなら200%、いや2億万%失敗していた状況。奇跡的にうまく打て、ベタピンに。1パットボギー。

 5番短めのパー4。ティショット4Wで(ヘタレ)フェアウェイ、2打目8アイアン、奇跡的にピン方向へ。この日は総じてアイアンいい感じだった(引掛けも多かったけど)。右肩を後ろに引くが良かったか?(3月22日の日記参照)。2.5m入らずパー。

 6番パー5。



 ティショットは先に当たるもフェアウェイ右サイド。2打目打ち下ろしを入れて210y、4Wで狙い、グリーン奥のラフへ。絶好のバーディチャンス、から気負いすぎてアプローチダフって乗っただけ。2パットパー。じゃんねん。

 7番パー3、4アイアンでグリーン奥、アプローチまたしてもチャックリ気味にショート、2パットボギー。

 8番パー4。



 ティショットは右を怖がりすぎてチーピン気味に左ラフへ。つま先下がりからの2打目フォロー125y、PWでバンカー超えのピンへまっすぐ。なぜ真っ直ぐ飛ぶかわからないんだけど。ピン横2mに。難しいラインだったので入らずパー。


 9番パー5。だらだら打ち下ろしだけどドライバー落下地点が狭くなっている。2打目地点は広いと聞いたので3打目勝負、ティショットは4アイアン(ヘタレにもほどがある)、フェアウェイ。2打目4Wでフェアウェイ左サイドを狙うもわずかに右へ出て右ラフ。3打目残り120yぐらいと思ったら打ち上げを入れて145yもあって普通の7アイアン、思い切りトップして花道へ。花道から30yのアプローチ、ハーフトップ目に入って大オーバー!と思ったら逆目上りでベタピンについてOKパー。ラッキーにもほどがある。

 というわけで前半は4オーバーの40。アプローチの大スカタンが2回あったから他はほぼ完璧だった。ラッキーもあったし。

 っていうか、これだけアイアンがきちんとあたったのは久しぶりである。右肩回す作戦なかなかいいじゃん。



 食後となった後半も相変わらずアイアンが引っ掛け球ばかりで、1番では2打目左足下がりからのゼクシオクロス7のナイスレイアップ、3打目の9アイアンが30y左へ(3yではない)、乗らず寄らず入らずで素ダボ。グリーンが読めません。



 2番は2打目のゼクシオクロス7が飛びすぎて(175y)グリーン奥のブッシュへ、ロスト(OB扱い)、トリプルボギー。3番はキャディさんの言う通り手前から、寄せワンで何とかパー。4番も2打目8アイアンが10y左へ、アプローチダフってボギー。

 5番は池に囲まれた名物パー3。



 左奥のピンに対し8アイアン、スライス気味+風で押し戻されて右手前にオン。20yのパット。はい3パットボギー。

 本日のハイライト、6番パー5。短めで打ち下ろし。ティショットはチーピン気味に飛んで右ラフ、左足上がり。2打目210yアゲンスト、刻むにしてもややこしそうなので思い切って狙う。4Wはいい感触でピンハイにオン!キャディさんにも褒めてもらった。登って下る微妙なラインだったので距離を合わせつつ、お先バーディ。

 7番パー3、7アイアン薄目でグリーン手前(変に乗せるより手前がいいとのことで)、アプローチでパンチが入って4mもオーバー、2パットボギー。こういうところなんだよなあ。

 8番パー5、S字のややこしそうなホール。ヘタレの私はユーティリティでレイアップ、2打目ゼクシオクロス7で更にレイアップ(180yぐらい飛んでた)、3打目ウェッジショットは当たりイマイチながらオン、2パットパー。

 最終も狭いパー4。ティショットはまた右を怖がって体が止まりチーピン風味で左ラフ。2打目8アイアンは左へ10y引っ掛けるも何とかオン、2パットパー。

 というわけで後半南は出だし2ホールで5オーバーだったけど上がり4ホールをパーで切り抜け、43。OBがあったから仕方ないけど、アプローチであと2打縮められた、いや縮めなあかんね。



 ほぼお初のコースでパーオン8ホール、80代前半はまあまあ頑張りましたということで。ゼクシオクロス7は想像以上に活躍した。右肩回すはだいぶ良かった。アプローチ頑張れ。

 あ、アプローチのテンフィンガー忘れてた!


2022/3/29  (1641533hit)    3月月例競技


 さーて、今日は語るよ~!!(ブラックナイト山田風)



 だいぶ暖かくなってきた昨日、ホームの月例競技に。8時35分スタートだが、6時過ぎに家を出る。そしてコースとは反対側へ車を走らせる。いつもの練習場へ行くためだ。

 もともと朝の練習はしない、あるいはどっちでもいい派だったんだけど、前回の天野山で50球打って軽く汗をかきラウンドに望んだらいい感じだったので、大事なラウンドの朝はできるだけ練習してその日の調子を掴んだほうがいいのかなと思った真面目な編者であった。っていうか、そもそも調子が日替わりなんだからきちんとチェックしたほうがいいよね。

 というわけでいつもの練習場で45球打ち(調子はいつもどおり。すなわちスカタンだった)、7時30分頃コースへ到着。自然と向き合ったあと、30分ほど練習グリーンで球を打ち、いざスタート。



 桜もほころんできた梅1番。

 ティショットは申し分のないフェードでフェアウェイセンター。2打目85y、左足下がりのライからウェッジフルショット、ダフリを恐れて思い切りトップ。グリーン右奥へ(注:梅は奥へこぼすとダボになります)。3打目砲台グリーンへのアプローチ、ボギーでいいと思ってワンクッションでとりあえず乗せようとするも大きすぎて反対側へこぼれる。いきなりダボ?

 しかし50度の転がしで必死に寄せ、1mを必死に入れてボギー。今思えば、ここのスーパーナイスボギーがこの日のゴルフを象徴していた。そう、アプローチとパットが同姓同名の別人かと思うぐらい良かったのだ。


 2番パー4、ユーティリティは先に当たりフックするもフェアウェイ、2打目PWがうまく打ててグリーンセンターにオン、4mのパットが入りバーディ。

 3番パー3、クロス7でちょっとだけ大きいので加減したら当たり損ないショート。目の位置ぐらいの高さの砲台グリーンへ、PWで(一番確実な)ワンクッション、とりあえず奥へ乗せて2パットボギー。ボギー上等、無理しない。

 4番パー5、ティショットは先に当たって210yしか飛ばず、2打目クロス7でレイアップ、3打目50度のウェッジがたまたまピンに飛び、2mに。たまたま入ってバーディ。私は知っている。バーディはたまたま出るものだと。


 ここまでボギーバーディボギーバディと忙しいパープレー。


 5番も短いパー4、左はアウトなので左へ飛んでるユーティリティを避けて4アイアンで。漫然と打ってしまい引掛けフック!OB!万事休す・・・と思ったらネットに当たってセーフだった。2打目は160yアゲンスト、ライが悪い(左足下がりのベアグラウンド)のでここは無理せず7アイアンで花道へ。56度のスピンアプローチで1mに寄せ、ラッキーなパー。

 6番、打ち上げで短いパー4。ティショットユーティリティはまた先に当たりダックフック気味に木の後ろ。2打目100y打ち上げ、PWは盛大にダフってグリーン手前。砲台グリーンでピンは手前だからボギーでいい。安全に50度でワンクッション、ピン上3mに。しかしこれが入ってくれてまたラッキーなパー。

 7番は165yと距離がありグリーンの奥行きがない難しいパー3。いつもは6番を持つ距離なのでクロス7を少し短く持って。いい感じのフェードでピン奥8mにオン。2パットパー。

 8番は難しいパー4、ティショット4W でフェアウェイ右サイド、2打目、絶好の位置からの8アイアンは地球が割れるぐらいダフって30yショート、アプローチはチャックリ風ダフリショットで大ショート、6mは当然入らずボギー。

 9番パー5。ティショットプルで左ラフ、2打目クロス7はハーフトップながら150yぐらい飛んで残り115yアゲンスト。PWと9アイアンで迷って9アイアンを持ち、ピンハイにオン。2パットパー。



 というわけで前半終わってみれば2バーディ3ボギーの1オーバー。絶対に無理しないという安全策が功を奏したのと、パット。なんと13パットですぜ旦那(4ホールしかパーオンしてないけど)。アプローチも8番の1回を除きほぼ思い通りに打てた。

 まあでも、後半大叩きするのが私のルーチンだからね。期待せず、さりとて楽観もせず。




 長い休憩の後、後半松コース。

 ティショットは安全に左ラフ、2打目8アイアンは狙いより20y左へ飛んでグリーンの横・・・のハズが探してもない。それもそのはず、グリーン横のラフ(の土の中)に思い切り埋まってた。バンカーショットの要領で叩き出し3オンしたのはいいけど、そこから3パットしてしまう。素ダボ。ほらね、まあこんなもんよ。

 ところが家へ帰って調べてみると、前回のルール大改正からジェネラルエリアであればどこでも(つまりラフでも)地面に食い込んだ球は救済を受けられるようになっていたのであった。そんな気はしてたんだけど忘れていた。アホである。

 でもね、自己擁護するわけじゃないけど、後半スタートホールでいきなりダボだったことで、だいぶ肩の力が抜けたので逆に結果オーライだったかもしれない、と思ったり思わなかったり。



 2番パー3。10ラウンド中12回は左へ引っ掛けてOBになるホール。思い切り右を向いて安全に。グリーン手前。2打目、ピンが奥なので40yのアプローチが残る。PWを持ち、低いランニングでピン横3mに。下りのフック、普通は入らない。でもこのホールはボギーでいいのだ。距離合わせで。でもこの日は入るんだよこんなのがなぜか。パー。これで1番のダボの借金が1つ返せた。

 3番、松コースで一番パーが取りにくいパー4。ティショットはご安全に4Wで。フェアウェイ右サイド。2打目残り190y、ユーティリティで狙うも地面の3mも手前をダフってしまい、60y残る。3打目60yでピンはすぐ手前。上からむちゃくちゃ速いグリーン。ここで助平心が出た。そう、ご安全に乗せるのではなくピンを狙ってしまったのだ。

 ウェッジのフェースをやや開き気味にしてショット。はい御名答。上がりすぎて大ショート。大反省そして大ピンチ。出来もしないことをするな。4打目を死にものぐるいで寄せ、下りのパットを鬼のような集中力で入れ、ボギー。


 2つの大ミスがあった難しいホールを最小失点で抑えることができた。ピンチの流れがチャンスのそれに変わる。


 4番パー5。ここも10ラウンド中14回は引っ掛けOBが出るホール。ドライバーのあまりのへっぽこさに4Wでレイアップしようかとも考えたんだけど、(そのホールで)持ち慣れないクラブを持つほうが大きなミスが出ると思いドライバーで。スイートエリアのはるか先に当たるも、何とかフェアウェイ方向へ。2打目ユーティリティ(さっきのホールのリベンジ)、ヒールトップスライスながら残り80y地点へ。56度ウェッジでピン奥5m、触るだけで距離を合わせ、2パットパー。

 5番パー4。ここは良くも悪くもこの日を象徴するホールだった。ティショット(ドライバー)はまたしても変な当たり(どこに当たったのかわからないレベル)で方向は狙い通りだったけど2割ぐらい飛ばず、いつもは越えていくバンカーへ。バンカーから150y打ち上げ、クロス7でぴったりだったんだけどちょっと沈んでたのもあってハーフトップ、アゴにぶつかって残り60y地点へ。

 この時点で「ボギーでいい」と何度もお題目を唱えつつ、3打目は最大にして最後の苦手、ウェッジコントロールショット。入念に素振りをし、リズムに気をつけて。でもやっぱりダフる。がラッキーにもピンハイへ。4mスライスライン。ボギーでいいと思いつつ打たれたパーパットはなぜかカップに消え、ミスショットだけでパーをゲット。



 いよいよ終盤残り4ホール。バックナインはここまで3オーバー?まだネットアンダーだ。ここからは今まで以上に集中してスコアを数えず1打1打丁寧に行こう。っていうか、あと2つ3つボギーが来てもネットアンダーだから気楽にね。

 6番は短めのパー3、9アイアンは少し力んだのか狙いよりちょっとだけ左へ飛び、グリーン奥のベアグラウンドへ。大丈夫、私には伝家の宝刀ユーティリティのアプローチがある。こういう状況で使わないでいつ使う?今でしょ!(死語) 2.5mまで寄せる。パットは残念ながら入らず、ボギー。いやいやダボでなければOK。

 7番パー4、打ち下ろし+左からの強風。中途半端な球だと右へ流されてOBもある。4Wを振り抜いたほうが逆にペラ球が出ない(ドライバーへっぽこだし)。4Wは会心の一撃で狙ったフェアウェイ左サイドへ、そしてラッキーにもカート道に当たり残り90y地点へ。50度のコントロールショット、ちょっと緩んで乗っただけ。12mのパットは1.5mショートする(ビビってんじゃねー)もなんとか沈めてパー。



 いよいよ上がり2ホール。真正面からのアゲンスト、581yのパー5。ここはレイアップというわけにはいかない。ティを低くし、ドライバーを短く持ち、最後まで怖がらずに振り抜く。今日一番の当たりでフェアウェイキープ。2打目4W、へっぽこクソヒール球ながら転がって115y地点まで。ナイスミスは私の得意技、いや十八番だ。ゴルフだけに。

 3打目、9番でぴったりと思ったんだけどちょっとダフったせいかアゲンストが強かったのかショートして花道へ。花道から30y、50度のスピンアプローチは自分で言うのも何だけど完璧、2mに。気合で入れてパー。

 いよいよ最終ホール。ボギーでも大丈夫だろう。スコアを数えて余計なプレッシャーを自分に掛けないようにしよう、とにかくショットに集中だ、と思ってたら、同伴競技者のKさん、

 「ここまでネット4アンダーですね!これは優勝決まりちゃいますか?」

 ・・・・・・・。いや、はい。えっと、がんばります。



 最終ホール、左のバンカーさえ避ければ高確率でボギーでは上がれる。そのバンカー左端から右に曲がるイメージの球を、と思ったんだけどそのまま真っすぐ。バンカーだけはダメだお願いや。バンカー先のラフへ。おk。

 2打目は140y+打ち上げ15y+アゲンスト。つまり160y~170y。そう、クロス7の出番である。この土壇場でクロス7、これはナイスショットしろと言ってるようなもんだ。

 ちょっと短く持ち、165y打つつもりで。バシッ!当たりは良い。方向は・・ピンまっすぐ!距離は・・・グリーンを捉えた!ピン上8mにオン。慎重に距離を合わせ、2パットパー。

 というわけで後半はダボスタートながら何とか4オーバー40でホールアウト。グロス77は月例でのベストスコアタイ、ネット68、結果は・・・



 ゆうしょうー!わーい!やったぜー!一昨年5月、去年10月に続き、3年連続3回目のゆうしょうだぜー!



 相変わらずパーオン率低いけど。



 今日の学び

・大事なラウンドの朝はしっかり練習しよう

・ゼクシオクロス7アイアン、大活躍。アイアンは簡単な方がいい!

・「パーで上がろう」はダボを生み、「ボギーで十分」がパーを呼び込む。

・出来ないことをしない=自分の技術を過大評価しない=ディフェンス型ゴルフ

・アプローチは得意な打ち方、ミスしない打ち方を選ぶ。願望でショットしない。

・腰が痛くても、花粉が飛んでても、中2日のラウンドでも、ドライバーがへっぽこでも、言い訳するな。ショートゲームさえ良ければスコアは作れる!



 ・・・・ってことー(へライザー風)





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