日記302
(2019年8月)

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2019/8/2 (1567038hit)  一八会@奈良柳生カントリークラブ


 昨日は近隣の同業者が集まるコンペで、奈良柳生CCへ。白ティからだけど、6318y。

 私独自の基準だけど、6000y弱だとだいぶ短い、6300yまでだとちょっと短い、6500yまでだとフツー、6500yを超えると長め、6700yを超えると相当タフ、7000yを超えると「ちょっとホントマジですいません勘弁してください」って感じになる。

 だから、白から6318yというのはそこそこ難易度が高いコースだ。ちなみにホールも適度なアップダウン、適度なドッグレッグ、広いホールも狭いホールもあり、面白い。ちょっと遠いんだけどね。



 一番苦労したのはラフだ。すごく長いわけではないけど、入るとボールがすっぽり隠れるぐらいで、多少でも浮いてたらユーティリティも打てるけど沈むと7番、いや8番アイアンがやっと。

 何の変哲もないフェアウェイからもミスする私であるから、ラフから打ったりしたら普通は全然飛ばないのがフツーだった。しかしこの日は5回もフライヤーが出た。

 フライヤーはきちんと打てる人しか掛からないので、今まで私とは無縁のものだった。なんせアイアンをきちんと打てるのは数回(1ラウンドで、ではない。1年で、である)っていうどヘタだし。

 でもこの日は明らかなフライヤーを経験。ああ、俺もやっとフライヤーが打てるようになったのか、レッスンの成果が出てるんだろうか、とちょっと嬉しい。でも、そんな訳で経験不足だから飛距離の計算も打ち方も全然わかんない。




 1番はティショットがあわや右OBで樹の下、レイアップして3オン2パット。

 2番は2段グリーンの上、右サイドに切られたピンに対しラフから、安全にセンター奥を狙ったらフライヤーして左奥のエッジまで。下りのパットを打ちきれず3パットボギー。

 3番も2打目左ラフから120y、ピン方向に飛ぶもまたフライヤーして大オーバー、奥からのアプローチは5mもオーバーするが、これが偶然入ってパー。

 4番打ち下ろしのパー3、8アイアンでピン横にオン、2パットパー。

 5番左ドッグレッグパー4、ティショットはやや左へ飛ぶもフェアウェイセンター、2打目何の変哲もないショットをトップさせて左横へ外し、アプローチは寄らず入らずのボギー。もったいない。

 6番はやや狭く、左突き抜けの打ち下ろしホール。嫌いなホールだけど頑張ってドライバー、右サイドを狙う。が結果は右へ出て右へ曲がる球でOB。やっぱり短いので打てばよかった。打ち直しはユーティリティで右ラフ、4打目9アイアンはダフって乗らず、5オン2パットでトリプルボギー。

 7番は白鳥が泳ぐ池越えのパー3、7アイアンでピン左下にオン、マウンド越えの右へ曲がる微妙なライン、えいやっと打ったらポコンと入ってラッキーなバーディ。前のホールのトリプルがダボになった。


 しかし、このあたりで左太もも裏の膝に近い部分(半膜様筋?)がつりそうな感じになり、左へ体重移動できない感じになってしまった。暑さのせいだろうか。


 果たして8番パー5ではティショットを左へ引っ掛け、ラフへ。2打目6アイアンでレイアップ、も当たり損ないで130yぐらいしか飛ばず、3打目140yも再び当たり損ないで40yも残し、アプローチは「昔の悪い打ち方(K嶋さんいわく)」でトップ、4オン2パットボギー。筋肉のせいだ。

 9番も真っ直ぐなパー4、ティショットはまた左ラフ。体重移動できないので下半身が止まる。筋肉のせいだ。2打目8アイアンはまた当り損ない。筋肉のせい。3打目グリーン手前からのアプローチはトップ目に入るもカップ奥1mに止まり、ラッキーなパー。

 前半をホールアウトし、10分ぐらい掛けて足のストレッチをする。これでちょっとマシになった。



 後半10番、ティショットはまあまあもスライスして右ラフ。2打目155y、7番(飛ばない)と8番(フライヤー)で迷って7番を持ち、見事に裏目に出る。グリーンセンターにオンし、奥へこぼれる。そこからピンをオーバー(3打目)、入れに行ってオーバー(4打目)、返しも外してダボ。

 11番はティショットがまた左ラフ、2打目ユーティリティで右ラフに、3打目56度はまたフライヤーして左奥へこぼれる。学習能力なし。っていうか、自分を信じられないんだろう。何とか寄せて1パットパー。

 12番も打ち下ろしで落とし所が見えない、左突き抜けのパー4。右へOBを打った6番に似ている。同じ失敗をしないよう、今度はスプーンを短く持って。低い球でフェアウェイへ。2打目、左足下がりから50度のウェッジでピン奥4mに、2パットパー。


 ここから5ホールは奈良柳生の名物ホールが続く。


 13番、左サイドの池に沿って回っていく左ドッグレッグのパー4。ティショットはユーティリティで右サイド、右へ行きすぎて法面へ落ち、フェアウェイまで落ちてきてくれたけど2打目のライは極端な左足下がり、140y。ここから8アイアンで打ったんだけど、我ながら大変うまく打て、右手前に切られたピンの、ちょっと右のエッジまで。2パットパー。

 14番は距離のあるパー3。左サイドは池だけど、この日のピンは右サイドなので関係ない。175yを5アイアン、ほんの少し抑える感じで。ピンハイ5mにオン。2パットパー。

 15番は距離のある、やや打ち上げ、まっすぐのパー4。ティショットは低い球でフェアウェイ左ギリギリに飛ぶも、何とかバンカーを避けて前へ。ランが出たせいか250y地点まで。2打目は残り125y。9アイアン、ちょっと当り損ないながらピン下6mに。この日は下りのパットは全部オーバーだったけど登りはイメージが出てた。偶然入ってバーディ。15番のHDCPは2、つまりイン最難関。ここのバーディは価値があるぜ。

 16番も池の絡むパー3。155y、7アイアンでちょっとダフってピン手前10mにオン。2パットパー。

 17番、左サイドがずっと池の真っ直ぐなパー4。ティショットは右ラフ、2打目残り125y。ようやく学習してPWで。ちょっと右へ飛ぶも、ラッキーなことに花道で左へキック、ワンバウンドでピンハイ4mに。2パットパー。

 最終ホールは右ドッグレッグのパー5。コースなりにスライスを打って右山裾&右OB率80%のホールである。突き抜けない(はず)なのでまっすぐ狙うも、やや左へ。ちょっと突き抜けた。ボールは木のすぐ横へ。2打目はレイアップ、3打目ユーティリティで残り80y地点へ、4打目はバンカー越え、ウェッジのコントロールショットのつもりがフルショットになってピン奥7m。2パットボギー。 



 というわけで。



 バーディが2つあったけど、読み切って狙い通り入れたって感じじゃなかったから純粋にラッキー。8.5ftのグリーンを最後まで自信を持って打てなかった。距離感が微妙に合わなかった。パンチ入ったり、緩んだり。

 でも後半9ホールは良かったかな。パーオンも6個あったし。ティショットは危ない方を避け、2打目はグリーンセンターを狙い、パットは無理せず・・・という感じの淡々とした省エネゴルフがいつもできたらいいんだけどねー。


2019/8/3 (1567157hit)  クラブ選手権出場権獲得!


 先月の初め、7月の改正でHDCPが9.9から10に増え、クラブ選手権に出られなくなった(うちのコースは9以下でないと出られない)・・的なことを書いたのだが、キャプテン杯終了後に1枚のはがきが届いた。




 嬉しい!きさいちCCもなかなか粋なことをするぜ。

 これはたぶん、キャプテン杯決勝でネット4アンダーでラウンドしたのを受けてのことだと思う。3年前3位に入った時はネットオーバーパーだったからね。


 あとは10月まで精進し、体を壊さないように気をつけ、事故などにも気をつけ、闇営業で反社の仕事を受けないようにし、嘘をつかず、N国の入党の打診にも乗らず、いい子にして過ごそう。10月なんてあっという間だろうしね。


 まあ、クラブ選手権はハンデ戦ではなくガチンコ勝負だから、本当に上手い人しか勝てない。何かの間違いで予選通過できたらいいな、ぐらいの考えなので逆に気が楽だ。でも、万が一予選突破し、マッチプレーになったら(何が起こるか)わからないからね。


2019/8/5 (1567280hit)  渋野日向子、全英女子op優勝!!


 悲願とか、悲壮感とか、死にものぐるいとか、そんな重々しさとはまったく正反対。明るく、あっけらかんとして、爽やかで、それでいてドラマチックで、理想的で、つまりは非の打ちどころがない優勝だった。



 初日からビッグスコアで勝利への伏線を張る。2日目はそれをキープ。3日目に再びビッグスコアを出し首位に立つことで期待感を最高潮まで高める。そして最終日の前半、4パットのダボで首位を陥落、一時はトップと数打差を付けられ、誰もが諦めたそこから少しづつ這い上がり、バーディを重ね、最終ホールに5mのバーディパットを「3パットしてもいいから(本人曰く)」とカップが崩れるぐらい強く打って壁ドンで決める。



 こんな勝ち方、漫画にもならない。つまりフィクションさえはるかに超越した、夢のような優勝。そんな優勝を、20歳の、ルーキーに毛が生えた(プロ2年目)、岡山出身の(それ岡山に失礼)、海外もメジャーも初挑戦の、ゴルフサバイバルの4ホール目で脱落した渋野日向子がなしえるなんて誰が想像しただろうか。



 今回は多くの事柄が彼女を優勝に導いていたと思う。

 初出場で欲がなかった。怖さもなかった。だからのびのびとプレーできた事。

 笑顔で現地のファンを味方にしたこと。そりゃああんな笑顔見たら、世界中のギャラリーが虜になるよね。この優勝で、少なく見積もっても彼女のファンは7200万人増えたらしい(てきとう)。

 物怖じしない性格。国際映像に向かって駄菓子をおどけながら食べるって、どこまで強心臓なの?



 業務連絡:よっちゃん食品工業は「タラタラしてんじゃねーよスティック」と「よっちゃんイカ」を一生食べ放題にしてあげてください



 ロンドン近郊で日本人のギャラリーが多かったこと。

 リンクスではなく日本のコースにも似た林間コースで開催されたこと。

 同組のブハイ(南ア)とずっと同じ組で、ストレスが少なかったこと。優勝が決まった瞬間、彼女も両手を上げて喜んでくれた(上の写真)事は2人の関係が良かったことを物語っている。

 その彼女のティショットは渋野よりも10〜20y飛ばなかったので、毎ホール彼女の2打目を見てショットできたというアドバンテージがあったこと。

 そして終盤まで彼女と一緒に伸ばし合うことでお互いにいい流れでプレーできた事。


 あと、私が思うに、前半で4パットダボを叩き、一時首位から落ちたのも逆に良かったと思った。ずっと首位に立ち、追いかけられる展開だったらどうなっていたかわからないと思う。そのしんどさに自滅していたんじゃないかなと。だから、一度4位(ぐらい?)まで落ち、そこからじわじわと追い上げていくという展開が今回の彼女の立場(ルーキーの挑戦者)とぴったり合致したんだろうね。

 それと、18番で決まったこと。もしあそこが2パットでプレーオフだったら、当然一旦ホールアウトして仕切り直してからになる。10分、20分、時間があく。そうなるとルーキーであるがゆえ、疲れを感じたり欲が出たり、張り詰めた神経が緩むなど、ほぼ間違いなく悪い方向へ流れがいってしまったと思うのだ。

 だから彼女が「3パットになってもいいからとにかく強めに入れにいこう」と思って打ったのは大正解だったと思う。入ったのはこれまでの努力の成果だろうし、でもある程度自信があったんだろうね。



 後からなら何とでも言えるけど、何となく何か起こるような気がしたので夜ふかしして中継見てたんだよね。あと、18番のパットも、乗った段階で、いや2打目を打つ前から入るだろうな、バーディで優勝するだろうな、という予感がしてた。みんなもそうじゃない?(戸張さんも樋口久子プロもCM中にそんな話してたみたいだし)

 だから、入った瞬間、「やった!」でも「スゴい!」でもなく「ほら!」って叫んだもん(笑)



 ほんとに素晴らしい。超最高。おめでとう。でも、サラス(18番でバーディパット外した)は悔しいだろうなあ・・・・


2019/8/6 (1567429hit)  必要なもの


 例によって偉そうな駄文を。完全に私の独断と偏見です。異論は100%認めます。



 110を切るために必要なものはレッスン。

 まずはグリップとアドレス。そしてスイングとは何か、どうしたらヘッドにボールが当たるのか、どういう動きをすれば合理的にクラブをさばけるのか、そもそもレッスンプロが言ってることがどういう意味なのか、そういう事を考えてクラブを振れば110は切れるでしょう。


 100を切るために必要なものは練習量。

 スイングの理屈がわかれば、とにかく数多く球を打ちましょう。それによってゴルフに必要な筋肉をつけ、ゴルフに独特な動きを覚え、動かすところと止めるところ、効率的かつ安定してヘッドをアドレスの位置に戻すコツなんかを身につけましょう。


 90を切るために必要なものはゴルフ頭。

 このレベルで最も重要なことは、謙虚になることです。あなたはもう一端のゴルファーのつもりでしょうが、まだゴルファー年齢でいうと小学生です。大人の真似をする小学生は滑稽でしかありません。上級者があなたに「ナイスショット!」と言ってくれるのはつまりそういうことです。「暖かく見守っている」のです。

 コースでは自分はできることしかしないようにしましょう。芯を食った250y飛ぶドライバーショットも、200y先のグリーンを狙う精度も、ピンを指すアイアンショットも、あわやチップインというアプローチショットも、バンカーからの距離の打ち分けもまったく必要ありません。いやむしろ害悪です。そんなものを夢見るから90を切れないのです。現実を知りましょう。

 ティショットではOBを打たないこと。チョロでも引っ掛けスライスでもユーティリティのティショットでも、とにかく2打目が打てるところなら100点です。


 2打目は「第二のグリーン」を狙いましょう。それは安全にグリーン狙える場所。2打目で無理にグリーンを狙うから大叩きするんです。花道から乗せて2パットでボギー。これでいいんです。それ以上を望んだ瞬間、トリプルボギーやダブルパーになります。忘れましたか?前回もそうでしたよね?

 200y残った時、少しでもグリーンに近づけたいとユーティリティを強振してませんか?だからバンカーに入って大叩きするといつになったら学習するのですか?100yのショットを2回打てばいいんです。あるいは130yと70y、150yと50yなど、得意な距離を残せばいいんです。簡単でしょ?パーオンなんてプロや一部の上級者に任せてたらいいんです。


 あと、グリーンにボールを打つ時、まさかピンを狙って打ったりしてませんよね。あなたレベルがピンを狙っていいのは30y以内だけです。50yなら次のパットが打ちやすいところ、フルショット以上ならグリーンの一番広いところ、あるいはセンターを狙う。これは「絶対」です。センターを狙いさえすれば、前後左右に10yズレてもグリーンオンするんですよ。

 とっておきのイメージを教えましょう。グリーン全体を「大きなカップ(穴)」と考えます。そこに入れたらホールアウト。だったら、どう狙いますか?グリーンセンターにピンポイントで高い球を打つというよりも、バンカーを避け、手前から転がしていくイメージで、グリーンの入り口真ん中当たりを狙いませんか?

 そう、それが、一番グリーンオンしやすい球筋と狙い方なんですよ。



 アプローチはランニングを覚えましょう。SWはプロがチップインバーディを狙うために使うんです。10回打って9回乗せられるクラブを使いましょう。パターでもいいです。え、格好悪い?チャックリのほうが100倍格好悪いです。経験者なので間違いないです。それに、この時期にランニングアプローチの距離感を磨いておくことはのちのちのゴルフ人生で大きな武器になります

 っていうか、このレベルに「寄せるアプローチ」は必要ないです。とにかく乗ればいいんです。ピンを狙って乗らない、ミスしてトップしてグリーンオーバーなんかしてるから、また100叩いたりするんです。



 パットはとにかく距離感を合わせる練習をしましょう。1m以上のパットは外れて当たり前。でも、1m未満のパットはしっかり打って、7割は入れられるようにしましょう。それは90を切る最低条件です。そのための練習として、50cmを百発百中で入れられるように、その次は60cmを、と伸ばしていきましょう。ミスする時はどういうミスが出るのか、なぜそのミスが出るのか考えましょう。

 あと、単純だけど重要なことですが、簡単なパターを使いましょう。ショップへ行って、実際に打ってみて、打ちやすい、後ろにまっすぐ引きやすい、わからなければなんとなくいいな、と思うのでもいいです。値札はこの際見ないようにしましょう。高いのが困るなら中古品でも問題ないです。とにかくすっと構えられてすっと打てるのを探しましょう。

 1ラウンド36パットが目標です。そのためにどうすべきか考えましょう。一番簡単なのはできるだけアプローチで横や奥へ付けないことです。ピンの手前からなら、高い確率で2パットでしのげます。ピンを狙ってオーバーさせて奥からの難しいパットを残しているようではいつまでたっても36パットを達成できません。

 あと、打つ前に必ず「上りか下りか、右へ曲がるか左へ曲がるか」を考えてから打ちましょう。適当に打ってはいけません。曲がらないパットはしっかり目に打ちましょう。下りのパットはショートしない、上りのパットはオーバーさせない。これらだけでも1ラウンドで数パット変わってきます。

 超ロングパット(15m以上)の場合、3パットは仕方ないので、4パット以上しない戦略を立てましょう。よくあるのが大ショート、オーバー、ショートという距離感ミスのミルフィーユ。最初のパットは必ずオーバーさせましょう。返しが3mでも5mでも、転がりとラインがわかっていたらセカンドパットはそうそうミスしません。


 そう、謙虚でいることと、ちょっとした戦略を考えることで100を切れる実力のある人は必ず90を切れるのです。あと、Youtubeのレッスンチャンネルをハシゴするのは程々に。中途半端に色々見ると訳わかんなくなりますよ。見るなら1人に絞って。



 80を切るために必要なものは犠牲。

 ラウンド数を増やしましょう。月1回や2回のラウンドで80を切るのは一般論として不可能です。最低ラインが月3回(+練習6回)、できれば月4回(+練習4回)、可能ならそれ以上。

 他の趣味があるならそのエネルギーやお金をゴルフに費やしましょう。四六時中ゴルフのことを考えましょう。決まったレッスンプロに定期的に見てもらいましょう。家庭と仕事を犠牲にする必要も出てくるかもしれません。それが無理という人は80切りは諦めましょう。それでも、運が良ければ一生に何回かはチャンスがあるでしょう。

 競技に挑戦しましょう。自分より上手い人とどんどん回りましょう。決して勧めらることではありませんがそこそこの額のニギリをするのも80を切る近道です。でも毒饅頭であることに間違いありませんし必須ではありません。

 80を切るレベルの人は、人には言いませんが隠れたところでびっくりするぐらいの量を練習しています。100切りレベルの人の数倍、下手すると10倍以上球を打っています(パットやアプローチを含め)。うまくなるのにはきちんと理由があるのです。

 このレベルでパットが下手な人はいません。1m先のゴミ箱にゴミを投げ入れるぐらいの精度で10mのパットを打てます。5mのパットを1ラウンドでいくつか入れてきます。1mのパットはまず外しません。技術的なミスを少なくする努力を積み重ねているのです。自分のスタイルを持っています。フィーリングだけでパットしている人はほとんどいません。




 70を切るために必要なものは?

 タイムマシンを手に入れ、それに乗って過去へ行き、5歳ぐらいの自分にゴルフを始めさせましょう・・・という冗談はさておき、私にはわかりません。たぶん、今の1000倍ぐらい練習すればいいんじゃないかなー。


2019/8/7 (1567559hit)  どうかそっとしてあげて


 渋野日向子プロが帰国。暗いニュースが続く中、久しぶりの明るいニュースにシブコフィーバーが巻き起こっている。若くて、明るくて、サービス精神旺盛で、あれだけ可愛い女子プロだ。皆が放っておかない気持ちもわかる。

 でも、もう少ししたらちょっと休ませてあげて欲しい。長い目で、少し離れて、彼女を見守ってあげて欲しい。今はまだ気が張ってるだろうけど、元気は有限である。いくら若くても人生が激変するんである。

 どうか関係者やLPGAはしっかり彼女をガードしてあげて欲しい。プライベートな時間や休息をしっかり与えてあげて欲しい。せっかくの日本の宝である。皆で寄ってたかって金儲けの道具に使うのだけはやめてほしい。


 特にTV局。岡山の駄菓子屋へ取材に行くのはいいけど、ちゃんと駄菓子1万円分ぐらい買ってるんだろうな。よもやタダで話だけ聞いてないだろうな。気の良いおばあちゃんだけど、80歳を超えておられるのだ。迷惑だけはかけるなよ。

 あと、



 速報:「寝たいです」って。ちょっと落ち着けフジテレビ。


2019/8/9 (1567788hit)  Mの会@ホームコース


 昨日は毎週木曜日にホームコースでラウンドしている会、Mの会(仮名)にお邪魔して。この時期のラウンドは「熱中症にならないよう無事にホールアウトする」が第一目標である。そこまでして回らなくてもいい気もするけど。


 前半はまんべんなく悪く、特にグリーンを狙うショットで致命的なミス(パッティングで例えると30cmを外すような)が3つぐらいあり、OBもあり4パットもあり、ボギーペースオーバー。

 後半はちょっと落ち着いて、2打目はフルショットではなくコントロールショットを心がけたら4オーバー。3パット1つとOB1つで4オーバーだったからそれ以外はほぼノーミスってことになる。でも、最終ホールで1.5mにパーパットをショートさせて外し(て30台を逃し)たのが悔やまれる。

 最近、ずっと(キャプテン杯でも)パターはマラネロ(#9)使ってて、前回のラウンドくらいから微妙にパンチが入ったりしてフィーリングが悪かったんだよね。また#7に変えようかな。

 そういうわけで。



 4パットと3パットとOB2個で7ストロークだもんね。ま、仕方ない。



 強いて今回のラウンドで良かった(判った)点を挙げると、

・フライヤーが出そうな時は1番手落とすだけでいい(私の場合)

・ドライバーを短く持つとやっぱり左へ引っ掛けやすいので、対策を考えること(フェースを開く、ゆっくり振る、球の位置を右足寄りに動かす、など)

・一番手上げてクォーターショットを打つ時は上半身が突っ込まないように振ること

・ぼうっとしてきたら(熱中症対策)手のひらとほっぺたを冷やす(某番組より)とこうかばつぐんだ!


 以上。


2019/8/10 (1567934hit)  キャプテン杯3位トロフィー


 最初にお断りしておきます。今日は100%報告っていうか記録っていうか、まあ自慢です。アンチごる日々の皆様、ごめんなさい。



 キャプテン杯3位トロフィー。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってやつですな。


 アコーディアグループにおける競技では、上位入賞するとアコーディアのポイントが付与される。例えば月例で優勝すれば1万ポイント、2位なら5000ポイントなど。ちなみに1ポイントは1円換算で、プレーフィーなどに充当できる。

 しかし、3大(4大?)競技すなわちクラブ選手権、理事長杯、キャプテン杯(、きさいち杯〜スクラッチ競技)の場合、上位に入るとその名誉そのものが賞品なので、ポイントが付かない。その代わり、こういうトロフィーを頂けるのだ。

 でも、これ、よく見たら名前入ってないよね・・・・いいのかな。っていうか、名前が入ってないとホントに取ったのか?っていう疑惑が生まれそうな気がしないでもない。



 業務連絡:来週は更新頻度が極端に落ちます。ご了承ください。


2019/8/14 (1568251hit)  軸と体重移動としなやかさ


 先日某トーナメントの紹介番組を見ていたら、プロとアマごちゃまぜで、ティショットのスイングを連続して流すシーンがあった。

 それを見て思ったこと。

 プロのスイングは鉄骨造みたいに軸がしっかりしてる。アマのスイングはフニャフニャのグラグラ

 バランスがいいのに力みがないのがプロのアドレス。いびつで上半身の力みが丸わかりなのがアマのアドレス

 スムースな動きをするプロに対し、急加速したり急減速するアマチュアのクラブの動き

 クラブヘッドの運動する距離の圧倒的な違い

 アマチュアは体の回転で無理にクラブを動かしている。プロはクラブの運動が第一で、体は最低限の動きしかしていない



 そして、もっとも決定的に違ったのがこれ。


 フィニッシュで100%左足に体重が乗るプロに対し、ほとんどのアマチュアは3割ぐらい右に残る。ひどい人は7割、10割残って後ろに数歩動く人もいる


 でも、難しいんだよねー。ただ左へ乗せればいいってものではないし。体の前傾を保ってクラブをしっかり振り、その上でクラブが振られる勢いで体の回転と重心の移動がなされ、結果的に体重が左へ乗るわけで。

 この体重移動のポイントは「いかにクラブが動きたい方向へ動く邪魔をしないか」だと思うんだけど、それを実現するには「クラブの重さを感じる」事と「シャフトのしなりを使う」事が重要になると思うんだよね。



 「体を動かしてクラブを振る」から、「クラブを自由に動かすために体の動きがある」という正反対の意識とアプローチ。できそうでできないんだよね。

 実際、先日の練習で妻のレディスドライバー(柔らかいシャフトの)を持って練習に行き、シャフトのしなりを使ったスイングを模索してみたんだけど難しい。相当な意識改革が必要だと思われる。改革が先か、寿命が先か。


 しかし、ゴルフのスイングは完成がないからタチが悪いね。できたと思ってもすぐ壊れるし。ひどいときには前半のハーフと後半のハーフで別人、いや1ホールで別人になる。前のホールまで気持ちよく振れてたのに、いきなりギクシャクしたり。
 

 やればやるほど下手になっていくよ、ほんとに。


2019/8/16 (1568251hit)  16回目のレッスン・クロスハンドアプローチ編


 皆様、台風10号は大丈夫でしたか?大阪は拍子抜けするぐらい大丈夫でした。午後2時ぐらいまで雨もパラパラ、風もそんなに強くなく、こんなことならラウンドすればよかったと思ったぐらい。


 そう、昨日は久しぶりにラウンドしない木曜日。せっかくの機会だしじっくり練習でしょ、というわけで。近所の屋外練習場は台風に備えて休業してるだろうから、こういう時の室内練習場&レッスンだ。

 今年1月のお試しレッスンから始まり、ゴル◯ィア香◯園校のS水プロにみてもらってはや7ヶ月。電話で16回目のレッスンを予約し、その後1時間続けて自主練習することにした。


 まずはクロスハンドのショット。私の悪癖である、左肩が上がって体が早く開くのを矯正するドリルだけど、ウェッジの30yぐらいまではだいぶうまく打てるようになった。いやむしろ普通に打つよりうまく打てるぐらいだ(本当)。今までいかに体が開いてたかってことだね。

 で、せっかくなのでクロスハンドでどれぐらい飛ぶか、例によって測定してみた。

 56度の小さめスイング:25y
 56度の大きめスイング:35y

 50度の小さめスイング:35y
 50度の大きめスイング:45y


 クロスハンドで打つときちんとキャリーが出てくれてそこそこ止まるので、実戦でもそういう状況の時は使えるかもしれない。まあ本当ならきちんと打てるまでの暫定措置なんだろうけど、きちんと打てないからね。一生きちんと打てないかもしれないし。


 ちなみに、アプローチのビョーキである私が、今現在唯一打てる50y以内のアプローチは、左足一本で立ち球を右へ置いて上から潰すような打ち方(これもS水プロに習った)なんだけど、その距離感はこんな感じ。

 56度の優しめスイング:20y
 56度のしっかりスイング:30y

 50度の優しめスイング:30y
 50度のしっかりスイング:40y


 この打ち方だと低いランニングしか打てないから、寄せようがない状況が出てくる。まあ寄せなくてもグリーンに乗せられたら良いっちゃー良いんだけど。

 あと、今回も「もっと柔らかく打ちましょう」と指摘される。きちんと当てたいがゆえに、どうしても体の動きもグリップもガチガチになっちゃうんだよねー。ヘッドの重さを感じて打てるようになる日は来るんだろうか?


 次に最近ダフってばかりのアイアンと安定しないドライバー、は続く。


2019/8/17 (1568505hit)  16回目のレッスン・アイアン編


 シブコフィーバーは続く。NEC軽井沢、初日5アンダーで7位タイ。しかし賞金ランク1位の申ジエも4アンダーで良さそうだし、まだまだこれからか。勝ったらまた注目されるけど。



 さて、今日はレッスンの続き。きちんと振り返っておかないとすぐ忘れちゃうからね。

 S水プロは「インパクトの瞬間を意識する」というワードをよく使う。まあ私に対してだけかもしれないけど。で、その一助として、「素振りのイメージを変える」事を教えてもらった。

 フルスイング、いわゆる「本息」的な素振りではなく、クラブヘッドが動くイメージだけの軽い素振りをする場合、普通はビジネスゾーンすなわち3時から9時までの動きをすることが多い。しかし、本当に大事なのは3時から6時までつまりインパクトまでであり、6時以降は「意識しないでも勝手に作られるものなのでその部分の素振りを意識的に行うことは逆効果だ」という事らしい。

 ややこしいんだけど、6時以降は重要ではない、という意味ではない。「フォローを意識して作るな」、「もっとインパクトに向かっていく意識を持て」ということだろう。

 そこで、こんなドリル。

 ボールを体の前方に2〜3個並べ、左右にステップを踏みながら連続して打つ。

 この練習だと、インパクトだけに意識を集中することができる。しかも「100%の体重移動」と「正しいリズム」もついでに身につくという、大変密度の高い練習ができる。

 実際にこれをやってみると、勝手にヘッドが走りインパクトを迎えるイメージが出るし、小さなバックスイングでも分厚いインパクトになる。ただ、ミスをするととんでもないところへボールが飛んでいきそうになるので注意が必要だけど。

 この練習もしばらく続けることにしよう。

 これで、普段の練習ドリルは

・左一本足打法
・クロスハンドグリップ
・ステップ打法


の3つになった。これを少なくとも練習の時は30球づつぐらい、週2回、1年間続ける!続けられたらいいな。




 それともう一つ大事な点。ずっとフェードを打ってきたせいか、私のアイアンのアドレスがフェードを打つ気満々、いやむしろフェードしか打てないだろそれ、っていう感じに無意識になってしまっているらしい。

 具体的には以下の通り。

・左足が開いている
・右足は閉じている
・腰や肩が開いている


 こういう構えになっているので、いくら意識的にフックを打とうと思ってもその構えが邪魔をして打てない、という事らしい。上体が開きやすいのもそのアドレスが深く関わっているとのこと。

 そこで、正反対のアドレスに挑戦することにした。それも、極端に。どういうものかというと、

・左足は飛球線と垂直(まっすぐ)
・右足は少し後ろに引き(クローズスタンス)、さらに少し開く(右を向く)
・フォローで左手首が甲側に折れるようなイメージで振る


 最後の1つは、どちらかといえばやってはいけない動きと解説しているレッスンプロも多い。でも、球がきちんと打てて、「フォローで結果的にそうなる」のはOKらしい。

 私はちょっと強めのフックグリップだから、ということもあるだろう。左手首が折れないよう意識しすぎると球が全然捕まらない、こすり球が出る、右へ飛んでいっちゃうのだ。そして実戦ではそのミスが(引っ掛けるよりも)はるかに多いのだ。

 いつもピンの左を狙ってたけど、これからは右を狙うのだ。



 そして、とにかく安定感のないドライバー・・についてはまた次回。


2019/8/19 (1568627hit)  16回目のレッスン・ドライバー編


 NEC軽井沢、まだ見てない人もいるかもしれないからネタバレ少なめに。渋野日向子の最後のパット、全英女子オープンと同じチュエーションになったよね。結果こそ逆だったけど、自分の攻め方を一貫してた。

 ただ、今回はプレーオフになっても十分勝てる可能性があったような気がするので、無理に狙いにいかなくても良かったんじゃないかなあとも思うんだよね。あの強気のパットを「(皆の期待から)打たされた」んじゃなければ良いんだけど。

 体力的にいっぱいいっぱいだったのかもしれないし、最終日はショットの調子がイマイチだったのでプレーオフに不安があったのかもしれない。だからまあ、本当のところは本人しかわからないけどね。

 1つだけはっきりしてるのは、昨日あのパットが入っていたらシブコフィーバーが今後ももっと長く続いていただろうということ。それを考えると、あの結果になってよかったのかもしれない。




 さて、3回も引っ張った今回のレッスン、本丸のドライバー。良いときもあるが悪いときのほうがはるかに多く、OBもここ数ラウンドで増加気味だ。

 まずはリズム。打ち急いだりトップで待ちすぎると体の動きがバラバラになり、クラブヘッドが正しく降りてこなくなる。パッティングからドライバーまで、スイングでもっとも大事なのはリズム。正しいリズムを素振りで予行演習し、その通りに振るのだ。



 しかし、一番の問題はそれではなかった。クラブが下から入っているのだ。だから右へも左へも行く。

 スイング再生機で見ると、バックスイングですでに軸が右へ傾き、カチ上げようという気が満々の醜いスイングになっている。ああ酷い。見たくなかった。昔はこんなじゃなかった(はずな)のに。

 実はこれ、S水プロに「(リバースピボット気味になってるから)右側に体重を100%乗せて打つ意識を持ちましょう」と教えてもらってからの変化だと思うんだけど、それを意識するあまり、上体がさらに過剰に右へ傾いてしまっているのだと思われる。あちらを立てればこちらが立たず。運動音痴はこういうところで苦労するのだ。

 で、とにかくその傾きを直すよう指導が入る。でも、自分ではそんなつもりはまったくなく、それどころか真っすぐ立って振っているつもりなのだ。それなのにどうやって直せば良いのだ?



 まずは横振りを意識する。フォローを飛球線まっすぐ上ではなく、飛球線左サイドに振っていく。腰を回転させ、クラブをスイングプレーンに乗せる。

 理屈では十分理解できるのだが、へっぽこな体が全然うまく反応してくれない。ナイスショットは5球に1球から10球に1球へ、そしてついには1発も当たらなくなってきた。

 その後の自主練習で「頭を極力動かさない」という古典的方法で少しはマシになったけれど、これだと体重が右へ乗ってないような気がするんだよね。すると「振り出しに戻る」だ。



 プロに教わっても正しいスイングという頂きははるか彼方である。もっと練習せねば。


2019/8/20 (1568738hit)  ゴルフサバイバルの渋野日向子


 今年一番の時の人になった渋野プロ。先週はゴルフサバイバルで特別番組も放映されていたが、今回はまだ注目される前つまり去年の秋、渋野プロが初出場したゴルフサバイバルを見直して思ったこと。



 この時から「笑顔」を大事にしてたんだということがわかる。



 いい笑顔ですなあ(おやぢ丸出しの感想)。



 おっ、フレループ!



 ご意見番男子プロは、1番のティショットを見た段階で注目のプロを1人か2人挙げるんだけど、2人とも渋野プロのことはスルーしてた。まだこの時点では彼女のスイングが完成されてなかったのか、それともこの2人の見る目がなかったのか・・・



 1番からきちんとピンハイまで打ってきてる。流石だね。



 2番でも右へ逃げずバンカーがある左サイドへきっちり打ってきてる。飛距離も出てる(彼女より飛んでる3人のうち2人は引っ掛けてカート道に当たったので、実質9人中2番目に飛んでる事になる)。ちなみに一番飛んでたのはイノシシゴルファー、石山千晶。大阪出身だから彼女も頑張ってほしい。



 パー5の2打目もきっちりきっちり狭いフェアウェイをキープできてる。


 彼女はこのシーズン、4ホール目のサドンデス(アプローチ)で脱落するんだけど、そのサドンデスで木の後ろからラフ経由の下り、という意地悪なセッティングをしたのが渡辺司プロ。「どれぐらい運を使えるかを試すアプローチ」と言っていたとおり、落ちどころのバウンドが悪かっただけで落ちてしまった。

 しかし逆に考えると、ここで運を使わなかったから全英女子で勝てたのかもしれない(なわけないか)。



 ホールアウト後、カートの横に座った渡辺司プロと話をしていて、「こんなところで落ちるつもりは全然なかった」と言ってたので相当自信もあったし仕上がってもいたんだろう。それでも脱落するのがこの番組の恐ろしいところだ。

 また、この時の会話は特番でも紹介されていたが、渡辺司プロは「もっとポジティブに攻める気持ちを持たないといけない」的なことを言っていた。彼女の才能をと性格を見抜き、そうアドバイスしていたんだとしたらなかなかのものだと思う。まあたまたまかもしんないけど。


 決して目立つタイプではなかったけど、笑顔と技術の片鱗はこの頃から光ってたんだよねー。ゴルフサバイバルは(彼女をオファーしてて)ホントにラッキーだったね。原英莉花、河本結、松田鈴英、新垣比菜、エイミー・コガなどトーナメントで目を出した選手もいれば、越雲みなみ、セキ・ユウティン、荒川侑奈、川ア 志穂、野口すみれなどそのルックスがゴルフより注目される選手も多数出てきた。

 でも、渋野プロはそれらを全部突き抜けて別格になっちゃったもんね。改めてスゴい!おめでとう!カワイイ!



業務連絡:明日から5日間お休みします。


2019/8/26 (1569267hit)  夏休み(その1)


 少し遅めの夏休みが終わった。5日間。どこへも行かず、ゴルフ三昧の5日間だった。


 初日の21日(水)は午後2時過ぎから薄暮プレー。ハーフを1人でラウンド。練習したり2球づつ打ったりで実質18ホール分ぐらい球を打った。さらにラウンド後、近くの練習場にトップトレーサー・レンジという弾道計測器が導入されたのでそれを体験しに行く。なかなか面白いオモチャだった。

 2日目は仲間内の競技研鑽会(という名目での定期ラウンド)、GB月例で滋賀県の比良ゴルフクラブへ。前日の薄暮ラウンド&練習で体が疲れてて、長いクラブが全然制御できず(いやそれいつもと同じじゃね?)。



 見よこの前半の酷さ。体の切れが悪いとうまく振れないという恐怖心から手打ちになり、右にも左にも曲がるんだよね(いやそれいつもと同じじゃね?)。そうい時ほど、逆に思い切って振らないとあかんのかなー。

 先週の、16回目のレッスンで習った「アイアンでフックを打つ」が完全に不発で、右へ出てフックするような球を目指してるんだけど、右へそのまますっぽ抜けるのはまだマシな方で、右へ出て右へ曲がるか、左へ出て左へ曲がるかのどちらかしか打てなかった。唯一フェードのイメージを持って5アイアンで打った13番でピン80cmについてバーディ。ゴルフの女神に完全におちょくられてる感じだ。

 まあ50年間フェード打ってきたんだから、1回の練習でフックなんて打てるはずもないんだけどね。


 23日(金曜日)。さすがにこの日は休まないと腰やどこかが深刻な壊れ方をするかもしれんと思い、1日中アマゾンプライムでアニメ「ワンパンマン」を見つづける。主人公の外見にシンパシーを抱く。

 24日(土曜日)、明日の月例に備えて練習。再びトップトレーサーでクラブ別の飛距離を測定。こんな感じ。



 ランが10y〜30yぐらい出るので、その分は差し引いて考える必要はあるけど、軌道や方向、キャリー距離はおおむね正確。これ、カメラで飛んでいくボールを追ってるみたいなんだけどここまで正確に出せるとは驚きだ。詳しくはまた近日。

 面白くてまたいっぱい打ってしまった。ポンコツな体なのに。明日(日曜日)の月例、一体どうなることやら。

(続く)


2019/8/27 (1569391hit)  夏休み(その2)、は8月月例のこと


 というわけで夏休みも最終日。この日は月例競技。木曜のラウンドよりはちょっとだけマシだったけど。

 トホホその1:パーオンが8ホール、寄せワンが4個あったのに80切れず。

 トホホその2。3パット1個、4パット1個。

 トホホその3。OB2つは両方ともアイアン、しかもティショットで。


 という中途半端なラウンドだった。途中までは。



 前半、5番の4パットダボ、7番のティショットOBトリプル以外はほぼ問題なかったので、スコアは悪いけど仕方ないかと。

 しかし後半、左が浅い2番パー3で絶対にやってはいけない左引掛け(=恐がって腰が止まってる)でOB。何回同じ過ちを繰り返すんだ。アホ。

 さらに4番パー5はティショットと2打目はパーフェクトだったのに3打目のウェッジショットが緩んでマウンド越えのパットが残り、ファーストパットはビビってショートして3パットボギー。これでもうぶちギレた。自分の不甲斐なさに。


 おいhiro。お前は何のためにゴルフをしているのだ。楽しみながら自分のベストを尽くし、その上で70台を出すためじゃないのか。それなのに、「パットで大オーバーしたくない」「OB打ちたくない」「アイアンでスライスを打ちたくない」「大叩きしたくない」という、後ろ向きでネガティブな思考でラウンドして、楽しいのか?

 楽しくないよな。もう一度考えてみろ。「3パットしない」ためにゴルフしてるんじゃないだろ?その場で自分のできることをやりきる事が大事なんだろ。「OBを打たない」ことが目的じゃないだろ?OBを打たないためにはどうするか、それを考えるのが楽しいんだろ。

 守りとネガティブは違う。そんなに失敗したくないんだったら、最初から8番アイアン1本でラウンドしろよ。今のお前のゴルフは自縄自縛で、自分でつまらなくしてるんだよ!



 という内なる声が聞こえてきた(注:あくまで比喩表現です。精神を患っているわけではありません)。よしわかった。ここから反撃だ。私はスコアカードに線を引き、ここから全ホールバーディを狙いに行くつもりでラウンドする。



 5番はスプーンで気合いの満振りフルショット、230y左ラフ。2打目8アイアンでピン横5mにオン、バーディパットは1筋外れパー。

 6番パー3もいつも1番手上げてコントロールするんだけどこの日は130yを9アイアンでフルショット。ちょっとダフって乗らず、寄せワンでパー。

 7番もスプーンでティショット、フェアウェイ右サイド。2打目165y、6アイアン、ハーフトップで右手前バンカー。左を恐がって腕が縮んだか。3打目、砂が極端に少なく、下が硬いライから。フェースを開かず普通のダフリショットで脱出を試みるも、ちょっと緩んだのか距離が出ず、脱出失敗。しかもボールはスタンスの足あとの中に転がり込む。

 もう一度、さっきの2倍ぐらい飛ばすつもりでショットし、下の土ごとボールを叩き出す。何とか出て2mに。これを気合で入れてナイスボギー。パットは気合だ。俺ぐらいのトホホレベルだと特に。

 8番パー5、ドライバー。当たりは良かったが右へ出て(まだ左を恐がってる)フェアウェイバンカー。昨夜の雨で砂が固まりライは良い。2打目ユーティリティで会心、残り125y地点ラフへ。3打目9アイアン、左奥のピンに突っ込む。突っ込みすぎてオーバー!と思ったらワンバウンドでピンに当たり、80cmに。1パットバーディ。

 9番もドライバーフルショット、軽いフェードのつもりが大スライス、右の深いラフ。2打目ユーティリティで残り60y地点まで、3打目ウェッジショットでピン上6mに、2パットボギー。

 というわけで。



 線を引いた後の5ホールで1バーディ2ボギーの1オーバー。全部バーディは獲れなかった(当たり前だアホ)けど、それなりにがんばれた(ラッキーもあったけど)。


 この日のラウンドを終え、私はもう一度、自分自身にこの歌を捧げたいと思った。


 ♪ ぼくも きみも YDK

 ♪ ほんとは みんな YDK なのさ


(YDK=やれば できる こ)



 提供は明光義塾でお送りしました。


2019/8/28 (1569503hit)  トップトレーサー・レンジ


 さて、トップトレーサー・レンジである。



 各打席にこういうモニターが付いていて、リアルタイムで球の軌跡や飛距離、最高到達点などを出してくれる。赤外線や電波ではなく、カメラでボールを追ってデータ化しているらしく、スピン量やヘッドスピードなどは出ない。でも、ボールは極めて正確にトレースしているようだ。

 でも、不思議なことにカメラがどこにも見当たらないんだよね。一体どこにセットされてるんだろうか。打席に1つっていう感じではないので、練習場全体を捉える高解像度のカメラが数台、どこかに隠れて設置されてるんだろうか。とにかく何もないのに打った球がトレースされてモニターにでてくるのは魔法のような不思議な感覚である。


 さて、この機械の主な機能は3つ。クラブを選択し(しないでもおk)、平均飛距離などを計測するモード。これは一人でこつこつと練習するときに使う。



 クラブを変えると、こういう風に一覧として表示される。すごくヘタなので恥ずかしいけど。ちなみにこれは最後の球が止まったところが表示されるので、ウェッジなどでハーフトップしたりするとランが出すぎて飛距離(縦)の差が大きくなるんだよね(言い訳)。

 ちなみに。

 橙・・56度ウェッジ(どヘタ)
 黄・・50度ウェッジ(一番まし)
 水色・・PW(こすってる)
 赤・・9I(超ヘタ)
 緑・・8I(距離感崩壊)
 灰・・7I(比較的まし)
 朱色・・6I(1球だけ引掛けた)
 濃紺・・5I(広角打法)

 練習場でこれなんだから、コースではもっと酷くなるわけで。パーオン3割も頷けるわ。



 こちらがウッド系。どんだけ左右に散ってんねん(笑)。言い訳させてもらうと、このときは薄暮プレーで9ホール回った後、100球近く練習した最後の方なのでもう疲れ切っていて、もうヘロヘロだったんだよー。

 あと、ランが相当多く出てしまうので、その点だけ注意が必要だ。ドライバーで282yも飛ぶわけない。




 トップトレーサーの2つめの機能は、仲間とニアピンやドラコン対決ができるモード。(仲間がいない私のように)一人でこのモードに挑戦すると、その練習場のランキングに乗る事もできる(スマホアプリと登録が必要)。

 そして3つめがバーチャルラウンド。まだ使ったことないけど、ペブルビーチとかを仮想ラウンドできるらしい。



 このトップトレーサーで私が一番便利だと思ったのが、これ。




 アプリと連動し、番手別飛距離を平均値で出してくれる。ちなみに数字はキャリーの飛距離を表しているので、実際に使えるものだ。酷いミスショットは消去できるので、正確な数字を出せる。これによると、

SW(56度) 75y-80y
GW(50度) 100y-105y
PW 120y
9I 135y
8I 145y
7I 160y
6I 170y
5I 180y(ラン込み)
4I 190y( 〃 )
4U 190y-200y( 〃 )
4W 220y-230y( 〃 )
3W 230y-240y( 〃 )
Dr 250y-260y( 〃 )


と番手別できれいな階段ができていることがわかる。

 もちろんこれはミスショットを除く理想の数字であって、実際に打てるというわけではない。実際、5球打って平均を出すんだけど、上に書いたように1つのクラブに付き(つまり5球のナイスショットを計測するのに)7〜8球は打っている(ズルをしている)ので、全然上手くも正確でもない。


 これだけの機能を利用できて無料。トップトレーサーすげえ。これによって単調でつまらない練習が楽しくなりそうだ。H田ゴルフセンターさん、よくぞ導入してくださいました。これからもどんどん利用するぜ!
 

2019/8/30 (1569720hit)  久しぶりに1人でホーム


 昨日は直前まで雨の予報だったので、レッスンでも行こうかと思ってたんだけど、前日になって雨マークが消え(日頃の行いがいいとこういう事が頻繁に起こる、なーんて)、急遽ホームにエントリー。いつもご一緒させてもらっているベテラン(66歳、70歳、75歳)さん3人の組に入れていただいて。

 今回のテーマは「OBを恐れず思い切り振る」というわけで、ドライバーのOBが3個。チーピン2発にプッシュスライス1発。タイミングが早くなったり体が止まるとチーピン、タイミングが遅れるとプッスラ。原因は判ってる。でもなかなか止まらない。



 アイアンはまずまず、でもあと2つ3つはパーオン増やしたい。アプローチは最悪ではないけどあんまり寄らない。パットは一筋ずれてカップをなめてばかり。3パット1個なら悪くないけど、5個あったバーディパットの成功率は20%。

 理想はパーオン率44.4%(8ホール)、寄せワン率50%(10ホール中5ホール)、バーディ率11%(2ホール)、パット数29ぐらいの数字だけど、これだと70台中盤が出ちゃうな(笑)。

 80切るだけなら、パーオン率39%(7ホール)、寄せワン率36%(11ホール中4ホール)、バーディ率5.6%(1ホール)、これでパット数31ぐらいで十分のはず(いやそれすらも今のままでは不可能だろお前)。

 でもそれを目標にするなら、1ラウンドでパーオンを1つ増やし、寄せワンを2つ増やし、総パット数を2つぐらい減らす必要がある。つまり、もうちょっとなんだよなあ。

 でも、そのもうちょっとがなかなか難しい。届きそうで届かないんだよね。



 パーオン7つってことは、パー3は4つのうち2つ、パー5も4つのうち2つ、残り10個のパー4で3つでいいんだけどね。つまり逆の言い方をすれば、パー3もパー5も2回に1回はボギーオンでいい、パー4は3回に2回はパーオンしなくてもいいってことだ。

 そういう気楽な気持ち(しなければいけない、ではなく、しなくてもいい)でラウンドしたほうがいいのかもしれないね。

2019/8/31 (1569853hit)  17回目のレッスン


 金曜日、今月2回めのレッスンに。今回は水曜日に150球練習し、木曜日にラウンド、つまり3連チャンなので体はだいぶ疲れていたけど、この日行かなければ(8月分の)レッスン料が1回無駄になっちゃうからね。

 というわけで、この日はそういうテンションだったので、復習が中心のレッスンをしてもらった。


・いつもの左一本足打法・・・まずまず

・前回からトライしている連続打ち・・・クラブをインサイドに引き(重要)、左足を斜め前に踏み込んで打つ。バックスイングをボールからまっすぐ上げてはいけない(離れた位置からステップして打つ)。打ち終わったあと下を見つづける事。これはシャフトのしなり戻りを感じる大変いい練習だ

・スプーンのティショット・・まずまず。右肩が下がらないように横振りを意識して

・4アイアンのティショット・・・体とボールの位置が近いので詰まった感じがする。もう少し球から離れてハンドダウンして構える。




 あと、前回のラウンドから(勝手に)試してみた、ドライバーの「バックスイングを極力ゆっくり上げて、トップで待ち、おもむろに腰を切ってダウンスイングを始める」というのだけど、プロが言うには、上手くリズムが取れるならいいけれど実際には体幹の力も必要だし難しい、とダメ出しが。数回やってみて良くても、やっぱり長い目で見るとダメなんだろうね。

 ほとんどのプロが速いスイングをしてるし、安楽拓也プロの本にも「速めのテンポのほうがいい」って書いてあったような気がするし、速めのスイングに戻そう。

 いやあ、未だにスイングどころかスイングテンポすら固まらないって、どんだけ迷走好きなんだろう俺。


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