日記266
(2016年8月)

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2016/8/1 (1429735hit) 物欲の夏・シューズ編


 先月から、いくつかクラブや道具を購入したり変更したりしている。まずはシューズ。


 直前まで使っていたのはフットジョイのGF-II。マークダウンした時に買ったので1万円ちょっとぐらいだったかな。フットジョイのミドルクラスだったので、そこそこガッチリしてるし、スマートだし、BOAは便利だった。でも甲がちょっときつかったんだよね。

 2年ぐらい、つまり100回以上履いたのでさすがにもう寿命。

 

 それから、薄暮プレーや練習の時に使ってた、同じくフットジョイのスパイクレス。EXL-POPってやつ。これも2年ぐらいになる。同じく安売りの時に買った。8000円ぐらいだったかな。



 この二足のうち、EXL-POPはまだ履けるんだけど、上に書いたようにGF-IIは限界が来たので買い替えることにした。またフットジョイにしようかなと思ったんだけど、巷(ちまた)での評判が良いことと、日本人の足に合っている(私の足は幅広甲高)ということで、思い切って。

 

 ミズノのGENEM(ジェネム)006、今年発売のニューバージョンである。

 実は某量販店へ行き、色々なシューズを試し履きしてみた(ごめんね二●ゴルフさん)のだが、このGENEM 006だけ別次元の履き心地だった。最初にこのシューズを試着してしまったもんだから、もうそれより安いのは物足りなく感じてしまい、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入。

  で、2ラウンド履いてみたんだけど、まず歩いても疲れない。びっくりするぐらいラウンド後が楽なんだよね。あと、スイングにも良い影響が出てるような・・・傾斜地からのショットが安定してるのはシューズのせいもあるのかもしれない(ないのかもしれない)。



 上の二足を足した金額より高かったけど、シューズの性能は値段に比例するっていうからね、と自分と◯に言い訳する編者であった。



2016/8/2 (1429916hit) 2016年全米プロ・物欲の夏(パター編)


 全米プロ(って言い方はやっぱり正確じゃないよね。PGAチャンピオンシップときちんと言うべき))終了。ジェイソン・デイは世界ランク1位の実力をきっちり見せてくれたし、37歳でメジャー初制覇のジミー・ウォーカーもメジャーチャンピオンにふさわしいゴルフだったし、一番マイナーなメジャーにしては楽しめた。

 池田勇太、谷原秀人も最終日のばして3アンダー33位タイ。ジミー・ウォーカーとの差は11打。善戦と見るべきか、まだまだレベルが違うというべきか。それは2人がどう思ってるかによるよね。世界との11打差を「なんとか喰らいつけた」と思ってるのならダメダメだし、「世界には化け物たちばかりだ。まだまだすべきことはたくさんある」と思ってるなら出た甲斐もあると思うんだけど。大きなお世話か。

 松山英樹は今回もパットに泣いた。っていうかあまりにも入らないので本人も笑っちゃってたね。あまりにも「入れたい」っていう気持ちが強すぎて、「正射正中」の精神に欠けてたような(なんて偉そうに)。ラインに乗ってるのに強すぎて抜けちゃうとか。

 でも、ショットが世界トップレベルにあることは間違いない。4日間パットがそこそこならたぶんメジャー制覇は時間の問題・・・だよね。





 さて、物欲の夏、続き。先月私は日記にこう書いた。

 短めのバックストロークからカツンと強めにヒットする、「振り子式」ではなく「タップ式」の、最近では珍しいタイプのパッティングスタイルで、長いパットの距離感も短いのもほぼ完璧。構えも綺麗だし転がりもいい。

 ああいうの見てたらもう一回L字(#9タイプ)を使おうかなって思ったりするよね。格好いいし。




 はい、使ってみました。これは新しく買ったんじゃなくて持ってたやつのリバイバルなんだけどね。

 このタイプのパターは操作性が高く、つまりオートマでなくマニュアル感が強い。よって「速いグリーンで正確にラインに乗せて転がす」というよりも「ラインを消して強めに打つ」のに合っているので、夏の重いグリーンにはこちらの方がいいんだよね(私の場合)。

 メインパターの#7は、タッチを出すのには良いんだけど、どちらかと言うと速いグリーン向きだしね(私の場合)。

 そのお陰か、キャプテン杯予選は31.3パット(18ホール換算)、愛宕原では28パット、キャプテン杯決勝では30.7パット(同上)、奈良柳生でも34パットとすごく良い成績が出てる。

 秋になってグリーンのスピードが出てくるとまた#7に戻すかもしれないけど、スティンプ9切ってる間はこれでいいかもね。


 しかし、このパター、



 もう7年も前のモデルだし、某サイトでの評価も散々なんだけど、パターだけは使ってみないとわからないものだね。


2016/8/3 (1430107hit) 物欲の夏(アイアン編)


 物欲の夏3回シリーズの最終回。再び決まり文句から。



 先月私は日記にこう書いた。

 そうかついに来たか。来たのか。53歳にして、

(俺)「キャビティアイアンに手を出す時が!」
(読者) 「いやそれ単にヘタなだけやし!!!」

 はい、買ってきました。中古ショップで。キャビティアイアン。



 タイトリストAP2(2009年モデル)。シャフトはNS-950のS。今使ってるMP-64に刺さってるのがNS-1050で、だいぶ柔らかくなるんだけど、とりあえず物は試しで。


 練習場で打ってみると、うーん、思ったよりやさしくない。見栄張んじゃなかったか?しかし打ってるうちに良い球が出だした。

 で、キャプテン杯予選の時にアイアンを全取っ替えして望んだんだけど、実際にコースで使ってみると打感がイマイチで、軟鉄鍛造のミズノが恋しくなってしまった。

 というわけで、結局こうなった。





 4アイアンはヤマハインプレスXのD-フォージド(NS-950S)。2011年モデルを単品で去年の3月に購入。

 5・6アイアンを今回手に入れたAP2(NS-950S)に。

 7〜Pは従来通りミズノMP-64(NS-1050S)

 ウェッジはそのままで、ミズノのMP-T10の50度とMP-R5Wの56度。

 ちなみにドライバーはツアーチャンプ、4WはキャロウェイX-hot、7WはテーラーのV-Steel(初期型)、4Uはテーラーのロケットボールズ・ステージ2。キャディバッグとボストンはタイトリスト。ボールはキャロウェイ(SR1)かスリクソン(Z-STAR)かタイトリスト(V1)。



 いやあ、節操がないというかなんというか。変態セッティング磨きがかかってきましたなあ。



2016/8/5 (1430468hit) ホームで練習的ラウンド


 昨日は1人ホームへ。よくラウンドするベテランさん3人と。

 芝が伸びてきて打ちやすくなったアプローチは、グリーン周りからほとんど1m〜1ピンに寄ってくれた。以前の私ならティアップしてるようなライからでもチャックリしてたんだけど、つい最近、ある「気づき」があってからすごく上手く打ててる。

 ひょっとしたら、ついに、やっと、アプローチイップスから脱却できるかもしれない。詳細は近日中に。


 長めのパットもロッサ・マラネロで面白いように距離感が合う。ストレスフリー。ところが・・・

 ドライバーは芯食わない、ウッドはまともに当たらない、アイアンはヘロヘロのこすり球ばっかり。

 極めつけは、

 1m以内のパットを5回、OKを2回外す。

 すると当然、こうなる。



 まあそんな日もあるさ、とは思うけど。課題を克服したと思ったらすぐまた新たな課題が出てくるのがゴルフの恐ろしい、いや面白いところだよね。



 課題その1:アウトサイドインの軌道をマシにする(特にアイアン)

 課題その2:ロッサ・マラネロで短いパットの練習をする





2016/8/6 (1430663hit) アプローチイップスの終わりの始まり


 いくら練習を積み重ねても、コースではやっぱり変なタイミングと変なリズムと変なスイングになる我がアプローチ。

 しかし、確実に出口は近づいている気はしていた。なぜなら、今までなら10球打ったら12球はミスするという、物理法則を覆すレベルだったのが、ほんの少しましになってきたからだ。

 つまり、技術はちょっとマシになった、あとはメンタルの問題かもしれんと。まあそれが一番難敵なんだけども。



 そんなある日。たまたまYoutubeで見た芹澤信雄プロのレッスン動画。TVでやってたコンテンツなんだけど、そのウェッジ編で「体重を左にキープ」「ハンドファースト」「手首を使わない」という重要事項のほかに、プロがなにげなく、本当になにげなく言った一言、それが、

「ゆっくり上げて、大きく振り下ろす」

 それを聞いた時、私の頭に髪が、いや違う神が下りてきたのだ。

ゆっくり上げるのは判るしかし大きく振り下ろすとはどういうことだ?大きく振り下ろすイメージならクラブを急激に加速させてはいけないような気がする・・・ひょっとして切り返しとダウンスイングをゆっくり始めればいいのではないか?

 で、やってみた。そしたら。


(心象風景)


 アプローチイップス、終わりの始まりである。たぶん。
 


2016/8/8 (1430780hit) アプローチイップスの終わりの始まり・裏付け編


 昨日、いつもの様に薄暮プレーへ。初めての方と2バッグだったのだが、そのSさん、私のクラブをじっと見つめて一言。

 「あの、ブログやってらっしゃる方ですよね」

 そう、Sさんは読者の方であった。飛ばし屋で大きなミスをしないSさんと色々と喋りながらのラウンド。「(ブログ)大好きなんです」と言って頂き、すごく嬉しいと同時に、下着姿を見られるような、実家に帰った時に中二の時書いたポエムが発掘されるような、なんとも気恥ずかしい気持ちになる(←自意識過剰)。

 Sさん、ありがとうございました。またご一緒させてください。




 さて、本題に入る前に、一昨日の日記にちょっと補足を。なぜ「ダウンスイングゆっくり」が「アプローチイップスの終わりの始まり」なのか。

 リズムに気をつけて打つことで「ゆっくり振る」ことが最大の目的になり、「うまく打たないといけない」とか「失敗したくない」とか「寄せたい」という欲が出にくくなる気がする。

 つまり「メンタル面での安定」と、「実際にきちんと当たる」という2つの効能があるのだよその「ダウンスイングゆっくり」というのは。だから良いのかなと。実際、コースでもいい感じで打ててるし。ただしライが良い場合に限るし、まだ100%には程遠いけどね。




 では本題。切り返しから打ち急がず、じわっとクラブを下ろし、どちらかと言うと等速運動でボールを打つイメージ。そのイメージは正しいのか、それとも間違っているのか。「アプローチ 等速 加速」でググったら、ある本がヒットしたので買ってみた。



 私が、全面的にその理論(というか考え方)を信頼しているプロゴルファーは、「OK牧場への道」の某プロゴルファー、倉本昌弘プロ、芹澤信雄プロ、そして横田真一プロである。

 横田プロも4スタンス理論の片棒を担いだことでちょっと(私の中では)ポイントが下がったんだけど、それでもその根本理論は独特でかつ分かりやすい。


 で、kindle判(電子書籍)でさっそく読んでみた。この本も横田プロらしく単なる技術論ではなく、表題通り「スコア作りのコツ」にあふれている。こんなスゴいこと惜しげもなく書いてもいいの?レッスンプロから暗殺されないの?と心配になるほどだ。

 まだ半分ぐらいしか読んでないけど、これがもう目からウロコどころの騒ぎではなく、控えめに書いてもパラダイムシフト(意味良く分かってません)、大げさに書くとインフレーション宇宙論(意味良く分かってません)で新しい宇宙が誕生したぐらいの衝撃を受けた。



 「スイングが緩む」というのはどういうことかとか、「パットの距離感の合わせ方」とか、文字通り「コツ」にあふれている。

 そしてアプローチ!私が気づいた「アプローチを等速で打つ」という事を裏付けるだけでなく、今までアマチュアで禁忌とされてきた打ち方こそが「アプローチ(で距離感を出すため)の正しい打ち方」であるというものであった。

 実際、コースでそのイメージで打ってみると結構いい感じなんだよね。まあ最初だからかもしれないけど。

 ネタバレになるのでここには書けないが、アプローチに悩み、そのせいでゴルフをやめようとまで考えた事のある人(俺とか)は一読の価値があると思う。あと、私の友人たちは絶対に読まないでいただきたい。絶対にだ。この画期的なコツを知ってほしくないからである。


 自分の気付きが、プロのお墨付きを貰えると嬉しいね。いよいよアプローチイップス終焉は近い、と思う。
 

2016/8/9 (1431081hit) キャプテン杯3位トロフィー


 いや、こんなものを乗せるのはイチビリみたいだし、自慢してるみたいだし、奥ゆかしい私としてはどうかなと思ったんだけど、先日薄暮でご一緒したSさんが「どうしても見たいのでアップしてください!」とおっしゃるので。

 控えめに公開。



 クリスタル製で高さが2m、重さが1,420キログラム!(なわけはない)。でもずっしり重い。後ろの家紋的なものは関係ありません。


 オリンピックでいえば銅メダル。柔道女子57キロ級の松本薫が「うれしいのと、悔しいのと…甘酸っぱい感じです」とコメントしたが、その気持ちがよーく分かる(オリンピックと一緒にするな、といわれるかもしれないけど)。

 周囲から見たらスゴいんだけど、そして自分を誇りに思う気持ちもあるんだけど、でも、そうじゃないんだ、出しきって精一杯やった結果ならともかく、悔いが残るんだ・・・という気持ちだ。

 まあでも、その気持があるうちはまた挑戦できるからね。


2016/8/10 (1431274hit) リオオリンピック(放送)雑感


 「このあと○○(日本人選手)登場!」と煽っといて2時間も待たすフジテレビ。NHKですら「このあと」から30分ぐらいは平気で待たせる。

 コマーシャルの度に陳腐で下手な歌を強制的に流し、興奮と感動を台無しにするテレ朝。

 汚いだみ声の芸人、いや違ったアイドルをメインキャスターに置くTBS。

 現地へ、報道するために行ってるのか自分が楽しむために行ってるのかわからない大物キャスター。

 予選前「金メダル目指して!」予選後「4位?ダメじゃん何してんだよ」本戦後「金メダル!やった!!おめでとう!!!!」忙しいこって。

 「再放送」「録画」という表示も出さず、生中継と誤解させ、同じ試合を繰り返し流すという手抜き&詐欺放送。

 現地で大はしゃぎ、そのはしゃぎっぷりが現地映像にまで流され、世界進出を果たした松岡修造。でもそんなに嫌いじゃない。




 などなど、ムカつく(笑える)ところはあるけれど、やっぱりメダルを取れた嬉しさや金メダルを取れない悔しさがダイレクトで感じられる、「本物」が持つパワーはすごいね。感動しっぱなし、涙腺緩みっぱなし。

 個人的には満身創痍で銅メダルを獲得した三宅宏実の笑顔と、初戦敗退して憑き物が落ちたような顔でインタビューを受けてた太田雄貴がツボだった。

 三宅宏実はスポーツの本質は「自分との戦い」という事を教えてくれたし、太田雄貴は勝負の怖さだけでなく、招致委員の職務による多忙、金があたり前という重圧の中、「それでもやりきった感」というものが伝わってきて感動した。でも本人はやっぱり死ぬほど悔しいんだろうなあ。



 スポーツの感動は才能にあるのではない、努力の中にあるのだ。



 のちに日本アマチュアゴルフ界とウェブゴルフ界(あるのか?)に名を残す(もちろん悪い意味でである)、ヒロ・トホホビッチの言葉が重い(軽い)。


2016/8/12 (1431556hit) ホームで早朝スルー


 オリンピックのゴルフ競技がいよいよスタート。まだ見てないからコメントしようがないんだけど、日本人選手も出場プロも、全員いいプレーをしてゴルフの面白さを世界に伝えてもらいたいよね。

 で、ゴルフ後進国でもゴルフが認知されて、ゴルフをする国や人が増え、ゴルフがメジャーになり、そしていつか世界中の人がゴルフに興じる・・・そんな天国のような未来を夢見てしまう。
 
 あ、ジャスティン・ローズがホール・イン・ワンしたらしい。そんな良いニュースがいっぱい届くといいなあ。




 さて、昨日は今年から新設された祝日(山の日)ということもあり、早朝からきさいち山、いやきさいちCCへ。ストックの代わりにクラブを、アイゼンの代わりにスパイクシューズを履いて、7時過ぎにアタック(ラウンド)開始。

 一緒にラウンドするメンバーはK川さん(女性)、F沢さん(男性・ちょっと年上)、T田さん(男性・だいぶ年上)の3人。年齢も性別もバラバラだけど、コースで知り合ったゴルフ仲間でよく一緒にラウンドされているとのこと。そこにお邪魔させていただいた。

 皆さんの、ベテランならではの見事なテクニックを見せて頂き、大変勉強になった。特にT田さん、最高齢ながらドライバーは飛ぶし、フェアウェイからのバフィー(13.5度)を見事に打ちこなされ、アプローチで誰よりも近くに寄せ、青ティからどんどんパーを重ねる。エージシュートがでそうなラウンド。

 一度同じバンカーに入れたのだが、ピンがすぐ近く、ピンまでダウンヒル、砂が薄いという難しい状況から柔らかく打ちだされたボールはOKの位置に止まってパー。

 ちなみに私は大オーバーでグリーン奥まで飛ばしてしまい、しかも3パットダボ。こういう状況からはやはり年季と技術の差が出るよね。まだまだ修行が足りないっす。

 あとで打ち方を教えてもらったのだが、「(打ち込むのではなく)砂を薄く『サッと』取る」との事。できるかどうかはともかく、引き出しにしまっておこう(どこの引き出しにしまったのかすぐ忘れちゃうんだけどね)。


 さて、そんなこんなで結果は。



 短いサブグリーン(6384y)だったからパーオン率はそこそこ(50%)。寄せワンもいくつか決まって(ああ、このセリフずっと言いたかったぁぁぁ!!)、パーセーブ率も66.7%。

 OBが2つ、3パットが1つ、体の異常(後述)があった割にはまあ頑張ったほうかな。


 ただ、ドライバーのOBは仕方ないとしても、後半の竹1番のセカンドOBはいただけない。100y打ち下ろしアゲンストバンカー越え、50度で普通に打ったら普通に乗る距離なんだけど、インパクトで力が入ってダイレクトでグリーンオーバー、そのままアウトオブバウンズ。

 実はインパクトで力が入ってしまった理由があって、この日のラウンドの前半から右の尻の奥のほうがすごく痛くなったのだ。体重を掛けると激痛が走り、バックスイングがすごく不自由っていうか浅くなってしまう。そのせいでショートしそうに思い、インパクトで力が入っちゃったんだよね。


 帰って色々調べてみると、この痛み、ひょっとしたら坐骨神経痛かもしれないなと。そう、ジャンボ尾崎プロが苦しんでる病気だ。ただ、多くの坐骨神経痛は腰椎(背骨)の異常から来るようだけど、私はそれほど腰が痛いわけではないし、臀部の筋肉のせいかもしれない。だったら安静にしていれば治るはずだ。

 いやあ、歳を取るといろいろ壊れてきますなあ。



2016/8/13 (1431713hit) お休みします


 編者坐骨神経痛のため日記は火曜日までお休みさせて頂きます。トホホ。





 でも一言。

 リオオリンピックの男子ゴルフ2日目、池田はアンダーパーでラウンドして気を吐いたが、もう一人の片山はこの日もスコアを伸ばせず、参加60人中53位。

 成績が悪いことについては非難するつもりはない。その時の調子のよしあしはゴルフでは絶対にあることだし。でも、インタビューで「コースへの慣れが関係するのか?」と問われ、

 「それはあると思う。首位のマーカス・フレイザーはこういうコースに慣れている」

 って言っちゃうのはどうかと。

 どうかと思うその1。「俺、こういうコース慣れてないからダメなんだよね」ってことだよね。だったら最初から出なきゃいいのに。遊び半分で出られても困る。

 どうかと思うその2。慣れていないことは言い訳にはならない。むしろ、自分が井の中の蛙っていう事を認める恥ずかしい返答だと思う。

 どうかと思うその3。本当にそうであっても、皆が同じ条件で戦うんだからどうしても言い訳に聞こえるわけで。じゃあ2020年は絶対に日本人が首位に立てるのかと。

 どうかと思うその4。強いからでなく慣れてるから首位にいる、とも取れる言い方はマーカス・フレイザーに失礼。

 どうかと思うその5。本心はそうであってもフィールドのせいにするのは最低。「準備不足、実力不足です」と言う方がプロとして最低限のプライドじゃないかと。

 どうかと思うその6。そんな事言い出したら今回出てる選手の(少なく見積もっても)半数はこういうコースに慣れてないと思うんだけど、自分より世界ランクがはるかに下の、世界的にはまったく無名の選手に負けてる事を彼はどう考えてるんでしょうねえ。


 ああ、またつまらぬ毒舌を吐いてしまった。いつか刺されるな、俺。



2016/8/16 (1432005hit)  ゴルファー以前に人間として


 えー、今日の日記も「偏向的で歪んだ報道が得意の」日本のマスコミと「個人的意見で真偽がはっきりしない」ネットの情報を元にお伝えします事をお断りします(責任逃れっていう意味じゃなく、誤解や誤りがあったらすみやかに訂正しますって事で)。



 リオオリンピックの男子ゴルフは想像以上に盛り上がり、素晴らしいものとなった。陳腐な言い方だけど、上位に来るべき人がちゃんと上位に来てメダル争いし、勝つ人がちゃんと勝ったしね。

 ジャスティン・ローズが金メダルをとった意味。それは、彼がゴルフの聖地イギリス出身のゴルファーであるということ以外にも、オリンピックにゴルフが復活することが決まってから、

「五輪で金メダルを獲ることが今季の僕の目標だった」

と公言し、人一倍準備も調整もしてきた彼の、「オリンピックに対する真面目でひたむきな思い」が実を結んだということでもある。


 2位のステンソンも王者にふさわしいゴルフだった。ローズとのデッドヒートはきっと歴史に残るだろうし、たった1打の差はアプローチが6mによったか50cmに寄ったかの違いだけ。本当に紙一重だった。一説によるとワニの呪いで体が動かなかったという噂もあるが、18番のバーディパット、そして勝者とのハグは名場面だった。

 「ベストを尽くしたけどベストなプレーができなかった。ジャスティンのプレーが僕のプレーをわずかに上回った。だから彼はゴールド、僕はシルバーなんだ」

 悔しいと思うよ。自分の負けを認める言葉だもん。でも、それをこういう言い方できちんと表現する。勝者へのリスペクトが感じられる素晴らしいコメントだよね。



 3位に入ったのはゴルフ大国アメリカの意地か、マット・クーチャー。ギャラリーが毎回毎回、面白半分で(?)「クー!」と叫んでいるのがブラジルらしくてよかった。そのクーチ、

 「PGAツアーではナイスな賞金が出るけど、五輪では何も出ない。でも、だからこそ、いいゴルフをしてバーディーやイーグルを取ることだけに集中できた」

 お金のためではなく、純粋にゴルフができて楽しかった。いいねえ。

 
 3人ともプレー内容だけでなく、立ち居振る舞いもコメントもほんとに紳士なんだよね。自分がゴルファー代表として世界中に見られている、という事をしっかり認識している。もちろん普段から考えているからこそそういう振る舞いが自然にできるんだろうけど、見ていて本当に清々しいし気持ちいい。



 JGAから拝借。戦いすんで日が暮れて・・という、いい写真だね。




 一方、我ら日本人ゴルファーはどうだったか。

 日本中のゴルフファンだけでなく一般の人も深夜まで見てくれている中、応援に対するお礼など一言もなく、「お疲れ様でした」というインタビューアの呼びかけに対し、面倒くさそうに「ぁいあっしたー」答えるチンピラ。

 3日目に大叩きして「気持ちが乗って行かない」と公言し、最終日にやっとアンダーを出して(遅いって!)最下位は逃れ、「頭使って、コースに慣れて、調子さえ良かったらアンダー出せるんだよね(ドヤ)」と素人みたいな負け惜しみを言うような言い訳ゴルファー。



 ただただ恥ずかしい。っていうか、自信ないんなら優作に行かせりゃよかったのに。



2016/8/17 (1432130hit)  オリンピックの素晴らしさ


 坐骨神経痛は回復度合い40%って感じ。普通に座ったり歩いたりする時はほとんど痛まないので日常生活に不自由はないが、前傾姿勢を取ると途端にズキンと痛む。明日のラウンド、大丈夫かなあ。



 さて昨日は久しぶりに夜更かしして女子卓球の応援。愛ちゃん、かすみん(石川佳純)、伊藤美誠(みま)、

 ほんとによく頑張ったね〜〜!!(涙)

 おぢさんはもう感動しすぎて泣きすぎて。


(毎日新聞より拝借)


 あと、カヌー競技(スラローム)で日本に初めてメダルをもたらした努力の人、羽根田卓也が銅メダルをとった後のショット。同伴競技者、じゃなくて競い合った世界中のライバルたちが男泣きする羽根田のところに集まり、祝福している姿。

 なんていいシーンなんだろう(涙)これだよこれなんだよ。これがオリンピックの素晴らしいところなんだよ(涙)。



 そして昨日の女子陸上5000m。予選で接触があり、アメリカの選手とニュージーランドの選手が転倒。お互いがお互いをいたわり、立ち止まり、助けあった(涙)。足を痛めながら2人は完走。



 2人は決勝進出こそ逃したが、完走後に抱擁し、お互いがお互いをたたえ合った(涙)。



 こういう姿を見て、自分たちに足りなかったものは一体何なのかを、K山くんとI田君、そして4年後には出場するであろうM山くんにはきっちり考えておいてほしいな、と偉そうに思う編者であった。


2016/8/19 (1432427hit)  花吉野カンツリー倶楽部(その1)


 昨日はO谷さんに誘っていただいて花吉野カンツリー倶楽部へ。ほかにK嶋さんとM岡くん。7時過ぎスタートなので、5時半に出発、6時50分着。



 初めてのコースだったけど、ゴージャスでありコース管理も最高で、バラエティに飛んだホールが多く、狙い所が難しい、面白いコースだった。

 イン10番スタート。広々として打ちやすい。パー5。ぼちぼちのショット3つでパー。



 と思ったら11番はティショット。セカンドとも正確なショットが要求される。20m以上のパットを残し3パットボギー。



 12番は左サイドの池がプレッシャーに。イマイチの4アイアンとイマイチの8アイアンで2オン、2パットパー。



 13番は距離のあるパー3。5アイアン大ダフリ、バンカーからホームラン、奥のバンカーから乗せて2パット、素ダボ。



 14番は400yを超える打ち上げのパー4。ティショットは谷超え。ティショット右ラフ、2打目ユーティリティが本人もびっくりのナイスショットでピン下4mに、これが偶然入ってバーディ。



 と思ったら15番は右ドッグレッグ、セカンドは左足下がり。ティショットはよかったけど2打目8アイアンのコントロールショット(←100年早い)をダフり引っ掛けでOB。ダボ。



 16番は谷超えでフェアウェイが右半分しかない(ように見える)。右に逃げすぎて法面へ、残り90y、PWのハーフショットで手前から転がして・・・・と思ったらまともに当たらず、3オン2パットボギー。



 17番は超縦長、1mの段差がある二段グリーンのパー3(写真なし)。6アイアンでうまいこと打ったと思ったんだけど傾斜にあたって下の段へ。当たり前のように3パット、ボギー。

 そしてホームホール18番、グリーン右手前に池、左手前に窪地があり、セカンドにプレッシャーが掛かるパー5。ティショットはちょっと左へ行って左足下がりの左ラフ、7アイアン(イマイチ)でレイアップし、8アイアン(イマイチ)で何とかオン、2パットパー。



 とにかく各ホールごとに特徴があり、飽きないっていうかワンダーランドっていうか、大変面白かった。前半は1バーディ3ボギー2ダボの6オーバー。まあ坐骨神経痛の割には頑張ったと言えなくもない。M岡くんは最終ダボだったのに1オーバー。スゴすぎるぜ。連続バーディとかあったし。


 後半はまた明日。



2016/8/20 (1432598hit)  花吉野カンツリー倶楽部(その2)


 というわけで後半。ちなみに昼食は冷製パスタセットだったんだけど、これに関してはノーコメントということで。

 1番371yパー4。ティショットフェアウェイ右(だったかな?)、7アイアンで2オン、2パットパー。


 
 2番354yパー4。ティショットは左引っ掛けるもラフに止まる。8アイアンで2オン、2パットパー。

 3番472yパー5。右の3連バンカーに捕まるも、2打目7Wで距離を稼ぐことができて3打目75y、50度のコントロールショットは10yも右へ。何しとんねん。何とか2パットでパー。

 4番137yパー3。打ち下ろし。8アイアンは盛大にダフって花道へ、アプローチ(56度)は3mショートするもパットが決まってくれて寄せワンのパー。

 5番、大きな池が広がる打ち下ろしのパー4(レイアウトはコースのウェブより)。レギュラーティから230yで池に入るとの事だったので4Wでティショット。スライスだけど何とかフェアウェイへ。2打目180y、右サイド池越えのピン(ビーチバンカーの上)に対し5アイアン、根性がなくて左へ無意識に逃げて花道へ。30yのアプローチ、9アイアンで転がして1.5mに。これも何とか入ってくれてパーセーブ。



 6番391yパー4。HDCP1の最難関ホール。だらだら上りで実質410yぐらいか。しかしフェアウェイは広い。適当に左サイドに打っときゃいいか、と気が抜けたせいか大スライスして右のバンカー。ヘタだねー。あごの近くのバンカーから8アイアンで80y、3打目95yはピン横3mに、入らず2パットボギー。



 7番池越えのパー3。左サイドはビーチバンカー。これでビーチバンカーは4つ目かな?グリーン右手前にオン。でも行ってみたら右サイドに大きなマウンドがあり、ピンはその先。つまり上って下る途中にカップが切られてる。絶対寄らへんやつ(ライン)やん。案の定ビビって3mショート、しかし下りフックラインを読みきってパーセーブ。この日のベストパットその1だぜ。



 8番388yパー4。ティグラウンドからはバンカーだらけでどこへ打ったら良いのか分かんない。写真は2打目地点から。ティショットは何とかフェアウェイへ、2打目は一番奥のピンに対し、「奥へ速い」との事だったので1番手落としたら遠慮しすぎて一番手前にオン。ファーストパットオーバー、セカンドパットは狙いにいって再び2mオーバー、こいつも外して4パットダボ。まあニギッてたから仕方ない。



 いよいよ最終。530yパー5。見よこのフェアウェイ。



 右半分は傾斜地のラフになってて左サイドに逃げたくなる。でも勇気を持って狙わないと突き抜ける。突き抜けるとセカンドで・・・・



 右の池が気になる。池の手前にレイアップすると3打目の距離が残る。かと言って2打目を左に打ってもまた池(上写真左サイド)。きちんと考えながら打っていかないと、あるいは逃げながらレイアップするとパーがどんどん難しくなってくるホール。

 ティショット左ラフ、2打目ユーティリティで残り110y地点、3打目PWでピン上5mとここまでは出来杉君。このパットを沈めたらニギりは勝ち。味方のM岡くんが「真っすぐです」と読んでくれたので真っすぐ打つ。ボールはまっすぐ転がり、真ん中からカップイン!いえーい!チョー気持ちいいぜ!マッ◯ナイス!

 というわけで。



 初めてのコース、坐骨神経痛、4パットがあったことなんかを考えるともうまったく、



 出来杉君です。


 (来週一週間は夏休みとさせて頂きます)


2016/8/29 (14323902hit)  夏休みは浅漬けでした


 9日間のご無沙汰でした。本業のほうで5日間夏休みを取らせてもらったので、今は夏休み明けで非常にブルーな気分です。

(イメージ)


 夏休み期間、すなわち22日(月曜日)から26日(金曜日)の5日間はゴルフ漬けの日々を過ごしてやろうと思っていたんだけど、坐骨神経痛もあり、「浅漬け」程度で終わってしまった。

 まず22日。1人でホームコースの早朝スルーに。距離のないサブグリーンだったのに全然ピリッとせず。なんとなく集中できなかった(ってひどい言い訳だな)。寄せワン3個、3パット2個。



 前半8番のOBは打ち下ろしのパー5で、「手首を返してドローを打ってみよう」などとアホなことを考え、天ぷら引っ掛けで左150y地点の池へぶち込む。考えたとおりに打てるなら今頃日本アマに出てるだろ>俺。身の程知らずだ。


 後半2番パー3はグリーン横のボギー谷へこぼし、左足下がりのベアグラウンドから砲台グリーンへのアプローチという10回打っても乗らない、100回打っても寄らないというライからバンカーショットを試みショート、3打目もチャックリして素ダボ。

 4番はティショットがフェアウェイバンカーの一番先、しかも10cmぐらい砂が凹んだライ。思い切り叩き出して1mしか飛ばず、3打目チョロ、4打目まずまず、5オン2パットのまたしても素ダボ。

 まあ両方ともライが悪かったのは仕方ないとして、その次のショットがあかんね>俺。心の弱さが露呈。





 23日は完全休養に当て、1日ゴロゴロ。24日は午後から久しぶりに練習へ。アプローチとハーフショット中心に100球ほど。最低週1回は練習行きたいんだけど、練習後に坐骨神経痛が悪化。全体的にはマシになりつつあるんだけど、付き合っていかなあかんのだろうなあ。

 25日は毎度おなじみゴルバカ月例@西宮高原ゴルフ倶楽部。



 2年前はフロントティ(6121y)からしか回れませんって言われたんだけど、今回は交渉の結果レギュラーティ(6574y)から。感謝。

 アウト1番、いきなり左引っ掛けOBから始まり。



 続く2番パー3で早くも3パットする・・・



 も、何とかその後頑張って。



 寄せワン5つ(OBパーのも入れると6つ)はなかなかいいんじゃね?俺が俺じゃないみたい。ミスした2ホールのうち1ホールはカラーからパターで寄せたやつだし、もう一つは左足下がりのベアグラウンドから砲台グリーンのニアサイドピンに向かってのワンクッションだったからこれはもう仕方ない。

 でもまあこれだけ寄せワンが取れて、パーオン率が50%を上回っていれば70台が出るよね。ああ嬉しい。




 アプローチの不安はほとんど無くなった。ただし、今の時期はライが良いから打てているのであって、秋以降はどうなるか分かんないけど。

 アプローチイップスの対策は何年も掛けて色々やったけど、私の場合、決定的だったのはトップからの切り返しを極力ゆっくり始める、これだった。でも、他に色々工夫したり模索したり練習したりしたこともきっと無駄にはなってないと思う。



 26日はホームで薄暮プレー。初対面なのにむちゃくちゃよく喋る72歳のシニアの方と2バッグで。トリッキーな梅コースでトラブルショットの練習的なラウンド。バーディが3つもあったけど、ダボもあってちぐはぐなラウンド。暑かった。


 そして28日、ホームの月例競技。体育会系っぽいノリの初対面の方々と。でも同世代〜やや若い4人で話は弾み、和気藹々として楽しいラウンドだった。



 OBなし、3パット1つ、寄せワン2個。この日も上手い人のショットと張り合わず「全てミスショットでスコアメイク」を心がけながら。その作戦はまあまあ成功したと思う。競技(約6700y)でのネット2アンダー、70台は上出来だ。でも4アンダーぐらい出さないと入賞は無理なんだよね。


 反省点は2つ。1つめは前半の上がり3ホールで息切れしての3連続ボギー。

 7番は残り70yからのウェッジショット、雰囲気を出しすぎてゆるみ、50yしか飛ばずグリーン手前のバンカーへ。いつ何時でもグリーンセンターを狙うべし。

 8番パー5は2段グリーン右最奥に切られたピンに対し、できればフェアウェイ左サイドから狙いたかったのに2打目が右サイドのラフへ行ってしまい(下写真)・・・



 3パットボギー。上の段は左奥へ速いので、ピンを狙った場合1ピン右でも1ピン奥でもグリーンこぼれるし、外せば窪地でダボもある。右バンカーもダメだからセンターを狙わざるを得なかった。フェアウェイウッド(4W)のミスがボギーを招いた。120y残っても左へしか曲がらないユーティリティで打つべきだったか。ゴルフ頭が悪い。ホームコース何回まわってんねん。

 松の最終ホールは左のフェアウェイバンカーを避けすぎて右ラフ、残り170y打ち上げだったけどライが悪くて4アイアンを持てず、ユーティリティで打ったら当たりが良すぎてグリーンオーバー。砲台グリーンの手前にワンクッションしてくれたらちょうどだったんだけどなあ。奥の左足下がりから下りのグリーンへ、安全にグリーンオンさせざるをえず、2パットボギー。

 この場合、手前でいいと割り切って5番アイアンか6番アイアンを持ったほうがパーチャンスがあったかもしれない。無理にグリーン狙うからこういうことになる。


 もう一つの反省点は、入れたい1〜2mのパットを4つも外しちゃったこと。短いパー3のバーディチャンスだったり、良いアプローチで2mに付けたパーパットだったり、パー5の上り2mのバーディパットだったり、これを決めると乗っていける!という勝負どころでことごとく外す。こんなことをしているようでは日本アマ制覇はまだまだ先である(ここ爆笑する所です念のため)。



 というわけで、8日間でラウンド3回・薄暮2回・練習1回の夏休みは終わった。全然浅漬けとちゃうやん。



2016/8/30 (1434105hit)  クラブの使用頻度


 ふと思い立って、1ラウンドにおけるクラブの使用頻度を調べてみた。いや、きちんと調べたわけではなく、あくまで平均&イメージでね。

 なお、5番から7番の3本をミドルアイアン、8番からPWの3本をショートアイアンとしてひとまとめにした。4アイアンだけはほぼティショット専用なので別とし、ウェッジは50度と56度の2本を一緒に。

順位 使用クラブ 回数
1  パター 34 41.0%
2  ウェッジ(50度・56度) 13 15.7%
3  ドライバー 12 14.5%
4  ショートアイアン(8・9・P) 8 9.6%
5  ミドルアイアン(5・6・7) 6 7.2%
6  ユーティリティ(22度) 4 4.8%
7  4W 3 3.6%
8  4アイアン 2 2.4%
9  7W 1 1.2%

 上の表からパターを抜いた構成がこちら。

順位 使用クラブ 回数
1  ウェッジ(50度・56度) 13 26.5%
2  ドライバー 12 24.5%
3  ショートアイアン(8・9・P) 8 16.3%
4  ミドルアイアン(5・6・7) 6 12.2%
5  ユーティリティ(22度) 4 8.2%
6  4W 3 6.1%
7  4アイアン 2 4.1%
8  7W 1 2.0%

 もちろんコースの総距離や難易度、季節によっても変わってくるが、いつもラウンドしてるのは6500yぐらいのレギュラーティが多いので、まあこんなものだと思われる。




 パターが圧倒的に多いのはまあ当たり前として。大ざっぱに「よく使うクラブ」「まあまあ使うクラブ」「めったに使わないクラブ」の3群に分かれる。

 よく使うクラブ・・・(パター、)ウェッジ、ドライバー

 まあまあ使うクラブ・・・ショートアイアン・ミドルアイアン

 めったに使わない・・・バフィー、7W、ユーティリティ、4アイアン


 ロングレンジのクラブはドライバーを除きあんまり使わない。特殊なパー4(すごく狭い、すごく短い、レイアップが必要)のティショットで使ったり、パー5の2打目で使ったり、すごく長いパー4の2打目で使うぐらいだから、1ラウンドで多くて10回、少ない時は5-6回ぐらいと思われる。

 もちろん使用頻度=スコアというわけではない。ドライバーのOBはストロークを増やす最大の要因の一つだけど、小さなミスならスコアに直接影響しない事も多い。逆に、パターでOBになることはめったにないけれど、ちょっとしたミスが1ストロークに直結する。

 それでも、こうやって自分の使用頻度を調べ1つ1つチェックしてみると、自分は何を練習すべきか、自分の弱点はどこかというのがおぼろげながらわかってくるような気がする。



 そんなことを考えつつ、この表からわかること(あくまで机上の空論・一般論としてだけど)とは。

1,練習時間の五分の二はパッティングに費やせ

2,ショートゲームはゴルフの6割を占める

3,ウェッジショットとドライバーは同じぐらい重要

4,パターを抜いた表で、3位までの6本(ウェッジ2本・ドライバー・ショートアイアン)だけで7割を占める

5,もし使用頻度に準じた練習をするなら、例えば100球のうち、ウェッジとドライバーが25球づつ、アイアンは偶数番手か奇数番手を10球づつ計30球、ユーティリティは10球、残り10球で他のクラブという構成になる。
 
6,ただし、めったに使わないクラブだからこそ練習しないといけない、という意見も正しい

7,いや、7Wいらんでしょ。っていうか200y前後打つクラブ多すぎない?







 というわけで。

結論:練習しよう

 散々調べてそれかい!ただ、但し書きを入れるとしたら「己を知って効率よく」練習しよう、かな。



2016/8/31 (1434277hit)  苦しいゴルフ


 今日は自分語りです。うっとうしい文を読みたくない人はスルー推奨。



 私がホームコースに入会して初めてもらったHDCPは17だった。16年前、2000年の話だ。

 ようやく100が切れだしたようなレベルで、調子が良いと90前後、悪いと100を超えるという感じ。ハーフをボギーペース、もうハーフは50いくつって感じのラウンドが多かった。

 つまりパーが取れれば大満足、ボギーでもまずまず、ダボ以上はちょっと悔しいって感じ。まあパーセーブ率が20%台つまり1ラウンドに4つぐらい、ボギーセーブ率も60%強つまり3ホールに1つはダボ以上叩いてたのでお気楽なもんだった。

 内容はもう猪突猛進っていうか快楽追求型というか、ドライバーは力の限り振り回し、パー4ではいついかなる時でも2オン狙い、パー5ではティグラウンドからアドレナリン5割増し、アプローチもチップイン狙いと今思えば単なるアホでしかなかったのだが、パーを取れた時の喜びは大きかったし、バーディなんか来ようものなら天にも昇る気持ちだった。

 で、それぐらいのレベルの時はフェアウェイへ飛んだだけで同伴競技者から「ナイスショット!」という声が掛かり、パーオンすればそれがピンの反対側であっても「ナイスオン!」で悦に入ることができた。辛くて落ち込むことも多かったけど、それなりに楽しめていた



 ラウンドの心がけが「我慢」に変わってきたのはHDCPが一桁になった頃から。18ホール中半分はパーを「取らないといけない」、ダボは極力「避けなければいけない」、という感じで窮屈というか守りというか、そんなちょっと息苦しいゴルフに変わっていく。もちろんスコアを追求するようになったらそれは当たり前の変化なんだろうけど。

 そうなってくると、ナイスショットが出ても同伴競技者は「そんなん打てて当たり前」的な反応しか示さなくなってくる。ナイスショット!って言ってほしいのに・・・(笑)。さらにそれが「ナイスショットを打たないといけない」というプレッシャーを生むようになってくる(自意識過剰)。

 その意識が自分を縛り、こじんまりしたゴルフに変化してくる。その後紆余曲折あり、これではいけないと考えた結果、「ミスショットや不細工な球筋だけど上がってみたらまあまあ、でいいか」という新境地を開くことになる。

 もちろんミスショットよりナイスショットのほうが気持ちいいし、思い通りのショットが打てる確率を上げることは大事だ。だから、「全のショットをミスショットでパープレー」の真髄は「全部ミスショットでも満足」「最初からミスショットでいいと思って打つ」のではなく、「ミスショットが出ても全然気にしない、悔しがらない、ナイスショットを追い求め過ぎない」という意味である。

 そして他人と比較したり、他人の安定した球筋を羨むのはやめようと考えることで、再びゴルフの楽しさを取り戻せたというか、苦しさを減らすことができたのであった。




 そしてここ1年ぐらい。競技ゴルフの入り口をすこしだけ垣間見る事となり、HDCP0〜3ぐらいの、雲の上の人の「本気ゴルフ」を間近で見る機会が増えてきた。

 彼らは「パーが当たり前」「やさしいホールはバーディ狙い」「ダボやOBなんてもってのほか」「つまらないミスは絶対にしない」というゴルフ。私からすればほとんどプロに近い。

 一方の私は上にも書いたとおり「ナイスショットじゃなくてもいい」「半分ボギーでいい」「OB、3パットは1ラウンドに1つはあってもいい」「バーディは天からの授かりもの」という意識だからぜんぜん違うよね。

 もちろん自分の背丈に合ったゴルフをすればいいんだけど、ふと思った。彼らは今の私よりさらに苦しいゴルフをしているんだろうなと。

 そんな彼らは、一体その苦しさとどう向き合っているのだろうか。どうやって苦しさの中に楽しさを見出しているのだろうか。バーディを取れなくて悔しいというゴルフとは一体どんなものなんだろうか。

 そして私は、その境地までたどり着けるのだろうか。もしたどりつけたとして、自分は果たしてその苦しさに耐えられるんだろうか?



 え、まずはたどり着いてみろ?でその時考えろ?はい、仰るとおり。でもねぇ、ヘタレで苦しいことが嫌いな私は想像しただけで息苦しくなっちゃうんだよねぇ。

 それとも、その苦しみを補って余りある楽しみがあるんだろうか。もしそうなら、それをぜひとも体験したいと思う編者であった(だったらこんな屁みたいな文章書いてないで球を打て。まずはそれからだ)。





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