日記212(2012年2月)

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1月

2012/2/1(1109518hit) また逆戻り


 最近忙しくて金曜日から5日間クラブを握れなかった。そして今日やっと練習へ。そしたら「頭動かさずに打つ」でうまく打てていたアプローチがダメ。どれくらいダメかというと、10球打って10球ダフるぐらいダメ・・・orz

 また同じこと(良くなったり悪くなったり、ここさえ押さえとけば大丈夫と思ったら次の日は全然うまく打てない)の繰り返しである。トホホ。


 しばらく打ってるうちに、少なくとも球を飛球線方向へ飛ばそうとするからいけないという事に気づく。つまり、スイングにおける力のベクトルは、右利きの人で左方向(飛球線方向)ではなく左斜め下方向でないといけないという気がするんだけどどうだろう。

 ちょうど、ちゃんばらで右上から左下へ袈裟斬りにする感じ。横ではなく下方向へヘッドを動かすことで、初めてスイングプレーンに綺麗に乗るイメージが出るよねって今さら何言うてんねんですかですね。


 えっと、今日はとりあえず、左手をしっかり伸ばして右ひざを入れて腰を切るといい感じだった。一応書いておく。でもまた明日には全然ダメなんだろうなあ。積んでは崩す賽の河原か!



 以下、最近1ヶ月で聞いたり思ったりしたことの健忘録を順不同で。

 ★アドレスで両肘の内側を無理に正面に向ける必要はない。肘の向きは自然でいい。

 ★アプローチのフオローではグリップエンドが臍を向くようにする。グリップが体から離れ、クラブヘッドを追い抜き、インパクトでアドレスの位置より左へずれると絶対にうまく当たらない。

 ★アプローチのボール位置右過ぎる。左右の足の真ん中の方がいい。

 ★チンバックで始動すると肩がよく回る

 ★50y前後のアプローチでも両足を狭くしすぎると逆に重心が動くので、両足は気持ち(肩幅ぐらい)開いたほうがいい。

 ★ドライバーの切り返しも腰から、ただしそのアクションはほんの一瞬、ほんの少しだけでおk




 以上、月初めの日記にしてはホントに締まりがなくてサーセン。

(ドリルB:930/10000)
(アプローチ:2490/10000)

2012/2/3(1110088hit) 無題



















今日の日記は、あえて写真とスコアカードのみにしてみました。そうすることで、逆に私が言いたいことが伝わると思ったからです。表現の問題です。決して手抜きではありません。また、決してショックのあまり何も考えられない、というわけでもな、ないんだからねっ!


(ドリルB:930/10000)
(アプローチ:2490/10000)

2012/2/4(1110380hit) アホだ


 もし私の後頭部に4つほどネジが付いていて、それをすべて外したら頭が胴体から「ポコッ」と取れるとする。その状態でつまり体だけでラウンド出来れば、きっとどんなに条件が悪くても90そこそこでラウンドできるはずだ。

 あるいは、もし「頭が良くなる薬」があったとしたら、それを飲んでいくだけで90を叩かずラウンドできるだろう。そう、真冬で最高気温が3度までしか上がらない日だろうが、北風がビュービュー吹く日だろうが、地面やグリーンが凍っていようがいまいが。


 そう、私の大叩きの原因は大変単純なものだということが昨日のラウンドでついに判明した。単に私がアホだからなのである。



 もちろん技術の問題がないわけではない。いやむしろそっちも深刻だ。しかし、空振りしない程度に球が打てて、ドライバーのOBが2〜3発で収まり、グリーン上でも36パットそこそこでまとめられるのなら、90以上叩くわけがないのだ、考え方がスカタンでない限り。


 こんな時期である。90を切れれば御の字なのである。つまり最初からボギーペースで十分、パー5は4オン上等。529yだったら、ティショットが220y飛んだ段階であと300y少々を3回で乗せればいい。そこまで謙虚にならなくても、6アイアン2回でグリーン近くまで楽勝で行くのだ。

 そんな単純な計算すらできないで、冬の薄いく硬い芝から5Wを持つ。もうアホかと。その結果が左の林の中で、木の根に接触して止まるボール→打ったらもっと林の中へ→4打目でやっとフェアウェイへ→記憶喪失→ホールアウトしたら9叩いてた、という結果に陥るのである。

 5Wと6アイアンを10回づつ打って、左右に散る大きさの平均がどちらが小さいか。ゴルフを初めて半年の小学生でも判るはずだ。それが分からない私は、やはりアホなのである。



 ドライバー。練習場では(先日も書いた通り)体が先行しすぎて右へ曲がる球がデフォルトなのに、コースへ出ると引っかける。っていうか左を向いたらそのまま左へ飛ぶ。これは、

怖がって体が回転していない

という事を意味している。ドライバーを打つのが怖いならクリークで打てよと。アイアンでティショットしろよと。っていうか、何のために練習場でスライスボールを打ってるんだ?コースでも左へ打ち出して右へ帰ってくる球を打ちたいからじゃないの?なのに怖くて思い切って打てないってどうよ?



 まだある。年明けからスイングに関してはせっかくいい調子だったのに、色々なことを考えすぎて結局また調子が悪くなってますが。教わるのもレッスン番組見るのも大事だけど、そこから短絡的にショットが良くなる秘訣を練習もせずに引き出そうなんて無茶にもほどがある。何で愚直に良いイメージだけ考えてショットできないの?いったい何年ゴルフしてるの?それがまだ分からない私は、とんでもないアホなのであろう。


 もう、ほんっとにアホだな。




(ドリルB:930/10000)
(アプローチ:2490/10000)

2012/2/6(1110761hit) ゴルフ用語


 ども。早茶庵 ”イディオット” hiroです。今日は全然別の話題。


 我々日本人の悪い癖である欧米至上主義を差し引いて考えても、アメリカのゴルフ用語はクールである(良いか悪いか、という議論ではない念のため)。

 例えば、予選落ちの呪縛から解き放たれ、攻撃的に攻める選手が出てくることからスコアが大幅に変動するトーナメント3日目。日本語なら「激動の3日目」「勝負の3日目」などとなるところだが、「ムービングサタデー」。クールだ。

 トーナメント4日間で72ホールのうち、本当に重要な最後の9ホール。文字通り「ラストナイン」とかになりそうなところを、「サンデーバックナイン」。クールだ。

 キリスト教圏では日曜日は安息日、キリストが処刑されたのが金曜日、といった意識が強く、曜日に対して強い思い入れがあるためこういう言い方をするのかもしれない(ブラック・マンデーとかもそうだよね)が、それにしてもやっぱりクールだ。


 あと、夏坂健氏は文化の破壊だとおかんむりだったが、ホールインワンのことを「エース」、バンカーのことを「サンド・トラップ」というのもなかなかクールだ。アルバトロスを「ダブルイーグル」とかね。でも最近ではさすがにサンドトラップ(罠)という言い方はしなくなった。

 そもそもスコットランドでは、規定打数でホールアウトすること、つまりパー4のホールを4で上がることを「ボギー(あるいはスタンダード・スクラッチ・スコア)」と呼んでいた。それが、アメリカでいろいろな行き違いから「ボギー=規定打数より1打多いスコア」と認識されてしまい、新たに「パー」という用語が作られたという経緯がある。

 そのインチキ用語がここまで広まってしまったのは、アメリカのゴルフ熱の高さと、ウソも100回繰り返せば真実になるという事以外に、その呼び方がやはりクールだったからという気がするんだよね。スリーエスではやはりピンと来ない。


 繰り返すが良いとか悪いとかいう議論をするつもりはない。スコットランドでは今もSSSという呼び名を使っているし、そちらへ戻すべきだという意見も理解できる。でも、イギリス人からすれば「ゴルフを悪くしたのはアメリカ人、最悪にしたのは日本人」というのももっともだとは思うんだよね。

 なんてたって日本には無茶苦茶ゴルフ用語がいっぱいあるもんね。それこそ、ボギーとかサンド・トラップなんか目じゃないぐらいの文化破壊(笑)。ショートホールやロングホールは言うに及ばず、フックラインやスライスライン、ファーストパット、クロスバンカーなんかも英語圏のゴルファーからすれば意味不明か噴飯物のゴルフ用語らしいけど、しかしだ。

 じゃあ日本でどう呼ぶべきかをまじめに議論してないじゃん。「ショート」で済むところをわざわざ「パースリー」というのもスカした感じだし、フックラインを「左へ切れるライン」と言い換えるのは用語ではなく単なる説明だし、グリーンに乗って最初にするパットの事を「アプローチパット」と言い換えるのもピンと来ない。

 クロスバンカーぐらいでたらめな用語はさすがに淘汰されてだんだん使われなくなってるけど(良心的なアナウンサーや解説者は「フェアウェイバンカー」か単に「バンカー」という)、「フックライン」「スライスライン」「ショート(ホール)」「ロング(ホール)」ぐらいは他に正式な用語が無いんだから許されてもいいんじゃないかな、いやむしろ「寄せワン」とか「砂イチ」とかと一緒に英語圏に逆輸入されてもいいんじゃないの?と思ったりした。


(ドリルB:930/10000)
(アプローチ:2490/10000)

2012/2/7(1111082hit) メンタルの強さ


 どこのどなたか存じませんが百十一万一千百十一ヒットありがとうございます。というわけで、今日の内容もそれと全く関係ない話です。どこが「というわけで」だか。



 去年のR.マキロイ(マスターズ最終日で大叩きして優勝を逃すも、2ヶ月後の全米オープンでぶっちぎりの優勝)といい、先週のK.スタンレー(先々週の試合で最終ホールトリプルボギー・・・ってもう知ってるよね)といい、最近の若者のメンタルの強さ(打たれ強さ?)はどこからきているのだろうか?

 普通、あれだけ大きな自爆をしたら、自己否定なり疑問なり自分への懐疑心なりが出てきて、当分はゴルフにならないか、あるいはそのまま消えていくようなことが起こっても不思議ないと思うんだよね。実際これまでも、とんでもないミスから消えていったり、ちょっとしたボタンの掛け違えからスランプになりイップスになり、クラブを置いたプロも星の数ほど居るわけで。

 それなのに、マキロイは2ヶ月、スタンレーなんて1週間で復活してるんだからこれはもう我々旧人類からすればもうヘンタイ的にタフだというしかないわけで。特に私にような繊細で傷つきやすく、心が優しくて人の気持ちばっかり思いやる(というか気にする)ことができるという、もうどこをとっても非の打ち所ばかりという人間がもしこんな自爆をすればきっと復活に数十年は掛かると思われる。

 ところで我々昭和30年代後半生まれの世代は「新人類」と呼ばれ、いわゆる「オタク」の走りのような扱いを受けたものである。それが今や50前の中年になって「最近の若者」とか書いてるんだからダメだよなあ。

 それにしても、なぜそこまでタフなのか。簡単である。数十年前のゴルファーにはなくて、今は当たり前のようにあるもの。それは


メンタルトレーニングである。







 やはり最終的にはそこへ行き着くのだ。でも、それはプロのように技術的にも才能的にも問題のないゴルファーだから効果的なのであって、私のように練習場ですらまともに打てない人間がメンタルトレーニングによってコースでうまくいくはずも無いので、やっぱり練習が足りないんだろうなと思った。

 といいつつ、寒すぎてなかなか練習に行けない(行かない)編者であった(←ダメじゃん)。

(ドリルB:930/10000)
(アプローチ:2490/10000)

2012/2/8(1111364hit) 飛ばす秘訣


 先日、S1というスポーツニュース番組を見ていたら、西武ライオンズのおかわり君こと中村剛也(西武)がインタビューされていた。

 中村選手は豪快なホームランが持ち味で、去年はパ・リーグのホームラン王になり、王貞治選手らの「年間55本塁打」を抜く可能性が最も高い選手と言われている。



 去年日本プロ野球機構は各球団バラバラに使っていたボールを統一した。そのボールの反発力が低く「飛ばない」ことにより、一昨年総本塁打数が1605本だったのが939本と激減したのだが、そんな中、中村選手だけはホームラン数を減らすどころか増やしているのである(一昨年は3.4試合に1本、昨年は3試合に1本)。

 つまり彼は、今日本で一番球を遠くへ運ぶことができるプロ野球選手ということだ。そんな彼が「どうしてそんなに球が飛ぶんですか?その秘密を教えて下さい」と聞かれて発したのは、とても意外な答えであった。彼はこう答えたのだ。


「(バットを)ゆっくり振ることです」


 そう言われれば、彼がスイングするのを見ていると確かに「ゆっくり振っている」ように見える。不思議だけど。

 野球は動いてくるボールを打つので、ゴルフにはない「投手とタイミングを図る」という作業が入るものの、球を飛ばすことに関しては同じはずだ。つまり彼は

「素早く振る=遠くへ飛ぶ」ではない

という事を言っているのだ。これはなかなか興味深い言葉である。普通我々ゴルファーが球を遠くへ飛ばそうとする時、ついやってしまうことは

1,強く振る
2,早く振る
3,大きく振る


 のうちのどれかではないだろうか?最後の「大きく振る」というのはある意味真理なんだけどこれはスイングそのもの形、すなわちテクニカルな問題なのでここでは考えない。つまり一般ゴルファーは、ドラコンホールに来たときに「強く振る」か「早く振る」ことで球を遠くへ飛ばそうと考える(そしてチョロしたりとんでもないとろこにボールを打ち込んで、それまでのラウンドを台無しにするのである)。

 しかし、それは間違いなのではないかと。よく言われるが、結局はクラブ(ヘッド)の芯に当てることが飛距離増の最大の秘訣だとすれば、逆に「ゆっくり振る」事で芯に当たりやすくなり飛ぶことも十分に考えられるなあと。なぜなら、ゆっくり振ると軸がブレないからである(と思う)。あと、余分な力が抜け、かえってバット(ヘッド)が走るという効果も期待できるし。


 ただここからが難しいところで、私のようなトホホゴルファーが「ゆっくり」振ろうと思うとえてして「弱く」振ってしまうのである。つまり「早く」の反対が「ゆっくり」ではなく「弱く」になっちゃうんだよね。それほどまでに「ゆっくり振る」ことは難しい。

 ゆっくり振りつつ、かつ力強く振るためにはどうすればいいか。体の要所要所に緊張感を持たせつつ、ゆっくり振るためには・・・ん・・・??ゆっくり振るって最近書いたような・・・あっ、


藍ちゃんの75%スイング(by54ビジョン)だ!!


 今までの俺は間違いじゃない。これからの俺は間違いじゃない(by佐野hiro春)って思った。

(ドリルB:950/10000)
(アプローチ:2520/10000)

2012/2/10(1111954hit) 無題(その2)




 今日の日記も先週と同じく、あえてスコアカードのみにしてみました。そう、表現の問題です。手抜きではありません。落ち込んでもいません。太陽は昇り、また朝が来る。新しい朝が来た。希望の朝だ。希望があるかぎり私は歩む。OBの2発ぐらい屁でもないし、3パット2個も想定内である。目標スコアより4打ぐらい多いのは誤差の範囲と言えるし、何より気持よくラウンドできているではないか。冬のラウンドは目標を持って取り組むのが一番であり、スコアはそりゃ良いに越したことはないけどそれよりもその目標や課題がきちんとできたかを考えるほうが実り多いラウンドになるはずである。そう、我々はスコアの亡者になってはいけないのだ。インパクトの瞬間を感じる。空中を飛んで行くボールにドキドキする。それが、我々にとってのゴルフではなかったのか?そうだ。・・・・などと思い込むことで私はトホホなラウンドに対してケリをつけるのであった。

(ドリルB:950/10000)
(アプローチ:2520/10000)

2012/2/11(1112245hit) 集中力も目標設定もちぐはぐ


 一昨日のラウンド、スコアが悪かった原因は何かというと、まあ全部なんだけど特にへっぽこだった数字がボギーオン率61.1%。18ホール中7ホールでボギーオンすらできていない。何やってんだと。

 その7ホールの内訳はこう。なお下線は「何でそんな事するの?ヘタなの?それともバカなの?2つ合わせてヘタバカ?」というミスである。


 竹2番:パー3の1打目、アゲンストに対し低い球を打とうとしてバンカー、左足下がりの目玉という香ばしいライから脱出できず、3オン。で3パットのトリプルボギー。

 竹5番:ティショットOB。ダボ。

 竹7番:2打目のアイアンショット、75%ショットを試して大ミス、フェアウェイバンカーへ。残り80yのバンカーから花道まで。寄らず入らずダボ。

 竹9番:ティショット左引っかけ、2打目9アイアンは大ダフリ、3打目アプローチで二度打ち。次を1mに寄せるも入らずトリプルボギー。

 松3番:ティショット右ラフ。2打目残り180y打ち上げを7Wで狙って当たりは良かったものの右へ飛んでOB山の中へ・・・と思ったら戻ってきてサブグリーンのバンカーへ。3打目は距離が足りず結局4オン。2パットダボ。

 松5番:ティショット左へ大引っ掛けでOB山へ・・・と思ったら戻ってきてフェアウェイバンカーへ。2打目5アイアンはハーフトップでそれでも花道まで。エッジからすぐのピンに対し、51度で寄せようと雰囲気出しすぎてショートして乗らず。4オン2パットダボ。



 いやあ、前々からバカだとは思ってたけど、ここまでバカが進行してるとは思わなかった。



 なぜボギーでいいという信念を貫けん?

(ドリルB:950/10000)
(アプローチ:2520/10000)

2012/2/13(1112598hit) ペブルビーチと淀川河川敷


 タイガーのPGAツアー初戦、ペブルビーチプロアマ。3日目に伸ばしたタイガーに期待が集まったが、最終日は同組のミケルソンが良すぎた。これも巡りあわせかなあ。ショットはほとんど完璧っぽいけど、短いパットがあれだけ外れたらそりゃもうスコアにならないよね。1m以内を4つぐらい外した?

 世界一のプレイヤーでも精神的なことが原因でパットが入らなくなるんだからゴルフとは恐ろしい。引っ掛けた次のホールでプッシュアウトしてたし。精神的なことが原因といえば、前日までトップだったケビン・ナのパットも酷かった。素人目から見ても明らかに手が動いてなかったもんね。彼も初優勝がかかってたから、もう頭の中ぐちゃぐちゃだったんだろうな。



 さて、世界一のプレイヤーが大西洋を望むモントレー半島で死闘を繰り広げた数時間後、私は淀川を望む河川敷(高槻GC)で自分との戦いを繰り広げていた。

 そこではまたチャックリ二連発X2回、隣のホールの反対側のラフまで行く超弩級引っ掛けなどもあったが、色々な発見(薄い芝からのショートレンジのアプローチは58度のウェッジを開いてバウンスを使おうと思ってもダメ、でもヘッドアップに気をつけるだけで打ち込む感じが出てくる)もあってまあ練習にはなったかなと。

 ところで、この日ご一緒したのはちょっと年上の男性とだいぶ年上の男性(高槻のヌシみたいなおっちゃんの1人だった)、そして小学6年生ぐらいの女の子の4人であった。彼女は高槻J(ジュニア)-クラブの会員で、会員は土日の薄暮プレーを500円でラウンドできるのである。ただしその代わりに、保護者なし(つまり知らない大人に混じって独りきりで)ラウンドしないといけない。彼女もそんな一人であった。

 でね、その子がゴルフを始めたばかりのようで、スイングはきれいだしダイナミックなんだけど、ラウンドのマナーがイマイチなんだよね。

 挨拶もするし、目土もきちんとするし、最低限のマナーは教えてもらっているようなんだけど、不文律として自分で覚えていかないといけない部分、例えば、ホールアウトしたらすみやかにグリーンを空けるとか、30cmのパットをお先できないでマークしちゃうとか、人が打つときに横で動いちゃうとか、エチケット的な部分がまだできてないんだよね。

 で、一緒にラウンドする大人として、色々と教えてあげようと思ったんだけど・・・・これはこれでなかなか難しい。

 難しいその1。自分より年上の、つまりベテランさん2人を差し置いて俺が口を出すのもなんだかなあと。特におじさんの1人はここのヌシだし。


 難しいその2。こういう事があった。女の子がホールアウト後にサブグリーンの真ん中を平気で横切ってるから「そこは避けて歩かなきゃダメだよ」って注意しようとしたら、一緒に回ってるおっさんの1人も平気でグリーンを横切ってる(しかも手引きカート引いたまま!!)。大人が平気でしてることを子供に注意できないよね。


 難しいその3。小学6年生とはいえ、女の子にくっついてあれこれ話をしてあげて、へんに誤解されるとややこしいことにならないかなあという不安。そんなの逆に考え過ぎでキモい、と思われるかもしれないが、今や小学1年生が知らないおじさんから「気をつけて帰りや」と声をかけられただけで「不審者による声かけ事案」として事件扱いされかねない世の中なのだ。


 難しいその4。で、親切心から色々教えたりしてあげても、本人がそれを気に入らず、おそらくスタート室前で待っているであろう男親(自動車でしか来れない場所なので、ほとんどのジュニアは父親が車で送り迎えしている)に「あのおじさんがつきまとってきて怖かった」などと告げ口された日には、そしてさらにその親がDQN親だったりした日には(多いんだよ実際、子供にゴルフさせてる親の中には非常識なDQNが)、警察沙汰どころかいきなり背中からドライバーで殴りかかられるかもしれないのだ。


 という訳で、言いたいことも言えないイヤな世の中だなあって思った。


(ドリルB:980/10000)
(アプローチ:2550/10000)

2012/2/14(1112901hit) バンカー内のカジュアルウォーターハザード


 ホイットニー・ヒューストン主演の映画「ボディガード」とその挿入歌「I Will Always Love You」は、私が昔、一番大変だった頃に流行したので思い出深いんだよね。才能ある人は神に嫉妬されるのか、それとももう十分現世で人々に幸せを与えたから召されてしまうのかなあ。合掌。



 さて、先日のラウンドでこんなことがあった。

 あるプレイヤーが打った球がバンカーへ。しかしそこには大きな水たまりができていて、しかも氷が張っている。ボールがそこへ飛び込んだのはそのプレイヤーも他のプレイヤーも確認しているが、水は濁っていてしかも氷の下なので確認できない。しかも結構深そうなので捜索も回収もできそうにない。

 この場合、どう処置すべきか。

1,ボールが回収できないなら残念ながら紛失球。元の位置に戻って1ペナで打ち直し。

2,他のプレイヤーが入ったのを見てるんだから、カジュアル扱いでおk。つまりバンカー内に罰なしでドロップ。

3,水の中にあるのを確認できないならカジュアルとしての処置はできない。つまりアンプレアブルとしてバンカー内に1ペナでドロップ。



 これは上級者ほど間違えやすくて、実は答えは2番なのである。つまり無罰。JGAゴルフ規則裁定集によると、

 25-1/1 カジュアルウォーターの中に入って回収困難な球

質問: プレーヤーの球がカジュアルウォーターの大きな水溜りの中に止まっていることが分かっているか、ほぼ確実で、事実カジュアルウォーターの中に球は見えてはいるが、余程無理をしないとその球を回収することも自分の球であることの確認もできない状況であった。

そこで、プレーヤーはその球を放棄し、カジュアルウォーターの中で紛失した球の救済を規定している規則25-1cにより処置したが、プレーヤーの処置は妥当であったか。

回答: 妥当である。プレーヤーは球の確認のために異常な労力を費やしてまでカジュアルウォーター内の球を回収する義務はない。(後略)

で、規則25−1cとは以下のとおり。

25-1 c 異常なグラウンド状態の中で見つからない球

 異常なグラウンド状態の方に向かっていった後で見つかっていない球がその異常なグラウンド状態の中にあるかどうかの判定は事実問題である。この規則を適用するためには、その球がその異常なグラウンド状態の中にあるということが分かっているか、ほぼ確実でなければならない。(中略)

 見つかっていない球が異常なグラウンド状態の中にあることが分かっているか、ほぼ確実な場合、プレーヤーはこの規則に基づく救済を受けることができる。プレーヤーが救済を受けることを選択した場合は、その異常なグラウンド状態の最も外側の縁を球が最後に横切った地点が決められなければならない。この規則の適用に限って、球はこの地点にあったものとみなされ、プレーヤーは次の処置をしなければならない。

(中略)

(ii)バンカー内
バンカー内で球が異常なグラウンド状態の最も外側の縁を最後に横切って中に入ったときは、プレーヤーは別の球に罰なしに取り替え、規則25-1b(ii)の救済を受けることができる。

さらに、25-1b(ii)の救済とは何かというと、

規則25 異常なグラウンド状態(後略)

25-1 a (略)

25-1 b 救 済

 球がウォーターハザードやラテラル・ウォーターハザード内にある場合を除き、プレーヤーは異常なグラウンド状態による障害から次の救済を受けることができる。救済を受ける場合には、

(i)スルーザグリーン

 球がスルーザグリーンにあるときは、プレーヤーは罰なしにその球を拾い上げて、(a)救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内で、(b)救済のニヤレストポイントよりもホールに近づかない所にその球をドロップしなければならない。救済のニヤレストポイントはハザード内やパッティンググリーン上であってはならない。救済のニヤレストポイントから1クラブレングスの範囲内に球をドロップする際、球は異常なグラウンド状態による障害が避けられ、しかもハザード内でもパッティンググリーン上でもない所のコース上に直接落ちなければならない。

(ii)バンカー内

球がバンカー内にあるときは、その球を拾い上げて次のどちらかの処置をとらなければならない。

(a)救済のニヤレストポイントはバンカー内でなければならないという点と、球もそのバンカー内にドロップしなければならないという点を除き、他はすべて前記(i)に準じて罰なしにその球をドロップ。完全な救済が得られないようであれば、バンカー内のコース上で、その状態から最大限の救済を受けられ、ホールに近づかずに、しかも球のあった箇所にできるだけ近い所に、ドロップ。

(b)1打の罰のもとに、ホールと、球のあった箇所とを結んだ線上で、そのバンカーの後方にその球をドロップ。この場合には、バンカーの後方であればいくら離れても距離に制限はない。


 つまり、自分以外の誰か(キャディさんでも可)がその水たまりに入ったのを見てくれていた場合には、「水の中にあることが確実」として回収せずに無罰でバンカー内に(あるいは1ペナでバンカーの外に)ドロップすることができるのである。

 これはままあることだし、覚えておくと確実に1打(場合によっては2打)得するルールだ。上にも書いたけど、特にエセ上級者なんかは「確認できなかったら紛失球だ!もう一回戻って打ってこい!」などと言いかねないからね。

 そうそう、「競技に出て実際にルールに精通している本物の上級者」か、「月例などしか出たことがなく、嘘のルールをでっち上げで覚えているエセ上級者」かを確認するには、障害物からの救済を受けるためのドロップの方法を聞けば一発で判る。

 ちなみに、覚え方は簡単。

1,ホールに近づかないで(大原則)、
2,障害か無くなるようにアドレスできるニアレストポイントを定め、
3,そこから1クラブ以内にドロップし、
4,2クラブ以内に止まればそこからプレー。


1は説明不要だよね。

2のニアレストポイントがあやふやな人は多い。「最初のボールのあった位置から一番近い場所」に「きちんと打てるようアドレスを取っ」た時に「ボールが置かれるであろう位置」の事なんだけど、自分の足元(アドレスした所)やヘッドと両足の間の適当な所がニアレストポイントだと思っている人が意外と多いんだよね。ニアレスト「ポイント」だから1点だけ、つまりボールが置かれるはずのピンポイントなのである。それがドロップ「ゾーン」との違いだ。

 ちなみに、この時使用するクラブ(アドレスをとってニアレストポイントを決めるクラブ)は使用するであろうクラブ使わなければいけない。

3で使われるクラブは何でもいい(下の図の説明文の最終行を参照)。プロはドライバーを使う場合が多いよね。その際、慣習的にヘッドカバーをつけたままでもいいという事になっているようである(これの根拠は見つかりませんでした)。我々アマチュアは面倒なのでそのまま打つクラブで決めるけど。

で、ドロップするエリアだけど、「ニアレストポイントから1クラブレングス以内」という事は、そのエリアはニアレストポイントを中心とし、クラブの長さを半径とした半円(あるいは扇形)になるよね。



 その中ならどこへ落としてもいいので、この時ライが良さそうなところを探して落とす場合が多い。でも、これって「自分に有利に振舞わないというゴルフルールの大原則」に抵触しないのかなあっていつも思うんだよね。たとえルール内でも、微妙なズルじゃないかと。皆さんはどう思いますか?え、考えすぎ?気になるんなら自分だけでもライが悪いところに落とせばって?いやまあそうなんだけどさ。


あと4番目。2クラブ以上転がってしまうというのは法面等からの救済の時によくあるパターンだけど、もし2クラブレングス以上転がった場合は再ドロップ、再ドロップしても同じなら再ドロップした場所にリプレース。

ところで、この時の「2クラブレングス」だけど、このクラブは3で使ったのと同じクラブを使うべきだそうである(JGA裁定集)。何かのTV番組で「使用するはずのクラブでないといけない」と言っていたような気がするんだけど、私の聞き間違いだったようだ。いやあ、やっぱりルールはややこしい。

(ドリルB:980/10000)
(アプローチ:2550/10000)

2012/2/15(1113206hit) 何%の力で振るべきか


 よく、「100%の力で振り抜いたほうが曲がらない」と言われる。一方で、「プロは100%で振っていない。せいぜい8割だ」とも言われる。そうかと思ったら「クラブに迷ったら、小さめのクラブでしっかりフルショットしろ」と云った舌の根も乾かぬうちに「いや、そういう場合は大きめのクラブでリラックスして打て」と仰る。

 一体、どっちやねんと。

 言いたいことは判るよ。100%で振り抜けっていうのは力を変に抜いたら手先で小細工するからダメってことだし、かと言って下半身がぐらつくぐらい振るのは振り過ぎだし、でも芯に当てるのは88%ぐらいで振ったほうがよさそうだし、でも75%になると恣意的すぎてとんでもないミスが出るし、だから適度な力加減でしっかり振るっていうのが正解だというのは判る。だったら、

 その適度ってどれくらいやねんと。

 わからないので、きちんと考えてみた。

 ドライバーの場合、100%は絶対にダメだ。なぜなら、飛ばしたいという欲が100%をすぐ105%や110%にしてしまうからである(しかも無意識に)。従って、80%ぐらいが妥当な線ではないかと思われる(断っておくが、この数字はギャグでもパロティでもない。私は真剣だ)。

 つまりきちんと当たった時の飛距離が240yとして、230y地点に池がありその手前に残すぐらいのイメージで振ればちょうどいいのである。


 フェアウェイウッドもついついグリーンの近くまでパワフルに飛ばしたいクラブだが、長年の経験からフェアウェイウッドを打つときに力はまったく要らないということが判明している。よって、こいつは思い切って70%でも良いと思われる(しつこいようだが本人はいたって真面目である)。


 次にロング〜ミドルアイアン。これは緩むと一番ミスしやすいクラブである。35年間のゴルフ人生のなかで、ロング〜ミドルアイアンでナイスショットを打てたのは6回であるが、その6回はすべてパー5の2打目をレイアップした時であった。

 その時の力加減を思い出してみると、「適度に力が入っていた」としか言いようがない力加減であった。さらによく思い出してみると、上半身や腕はたいへんリラックスしていたような気がする。しかし今回は数字にするというのが趣旨であるから、雰囲気的に90%ということでお願いしたい。

 さて、最もスコアに直結するショートアイアン&ウェッジであるが、これがなかなか難しい。気持ち的には70%ぐらいで打ちたいところだが、それだと絶対にショートする。ショートするから右手に力が入る。ダフる。さらにショートする。心の中で泣く、というトホホスパイラルに嵌ってしまうので力を抜きすぎるのは良くない。

 かといって、ウェッジを100%の力で振るのはもう誰が見ても誰が考えても格好悪いっていうか素人っぽいので避けたい。一番手落としてクォーターショット(75%)という荒業もあるが、それはあくまでコントロールショットであり、今回の趣旨とは離れてしまう。

 従って、ここでは政治的根回しというか整合性というか覚えやすいという意味も込めて、ロング〜ミドルアイアンと同じ90%でいかせていただきたいと強く思うものである。


 というわけで、この力加減による打ち方を8-7-9システムと名付け、明日のラウンドに望みたいと思う編者であった。



(ドリルB:980/10000)
(アプローチ:2550/10000)

2012/2/17(1113781hit) 雲の上の人


 昨日はK嶋大先輩にお誘いを受け、N谷くんと奈良国際CCへ。そこでK嶋大先輩と共にご一緒させていただいたのは、奈良国際のクラブチャンピオンでもあり日本アマに何度も出場されているO田さんというトップアマ中のトップアマ。

 いやあ、もう何から何までレベルが全然違う。いいもの見せて頂きました。

 何が違うか。まず飛んで行く球がいつも同じ。余計な回転がないせいか、アイアンもドライバーも同じような感じで球が上がって飛んで行くんだよね。「糸を引くように」という表現があるが、まさにそんな感じ。

 で、年齢は私より一回りも上なのにドライバーショットはほとんどオーバードライブ。体格も同じぐらいなのに。その理由は、きっとミート率が良いのと、スイングが効率的だからだと思われる。グリップが体のすぐ近くを通って、最短距離でインパクトを迎えるって感じなんだよね。

 アイアンはピンにまっすぐ飛んで行くし、アプローチは1ヤード刻みでピンに絡んでくる。グリーンに近づけば近づくほど凄みが増すゴルフ。本物の上級者のゴルフである。

 もちろんミスが全然ない訳ではなく、リラックスモードでラウンドされていたせいか、いくつかミスをされていたものの、ミスしてもグリーンには乗ってるかわずかにこぼれるレベルなので、ダボなんて叩きようがない。

 あと、これは上級者とラウンドするといつも思う事だが、パーに対する執念がスゴい。2打目をミスしたらアプローチが鬼のようだし、もしアプローチがいまいちの結果でも炎のごとき気合でパットに臨み、しばしば長いパーパットを入れてしまうのである。

 あるホールでこんなことがあった。O田さんのティショットが珍しく右にふけ、フェアウェイバンカーへ。ややあごの高いその場所からグリーンまでは200y近い距離が残っていたのだが、O田さんは最初アイアンを持つも7Wに持ち替えた。しかし残念ながらアゴに当たり、ボールは50y先のフェアウェイへ。私ならダボパターンである。

 そこから、大変珍しい事だが更にミスショットが続きボギーオンならず。さらに4打目も寄せられない。私ならここでトリプルボギー確定である。しかし、O田さんは10m以上あるこのボギーパットを涼しいい顔をして沈めたのであった(ご本人は偶然ですわと謙遜されていたが、あれは気合のパットだった)。


 そんなO田さんは、私たちにゴルフスイングの奥義を1つだけ教えてくださった。それをラウンド中試してみたところ、私のドライバーショットは1発を除いてすべて(ほぼ)ナイスショットという快挙を達成したのであった。その奥義とは。





















奥義とは・・・・・・























スイングは「1・2の3」とリズムよくスイングすべし。で、3の時インパクトするんだけど、2で力を抜かないとヘッドは走らない



 間違いなく奥義ですはい。




(ドリルB:980/10000)
(アプローチ:2550/10000)

2012/2/18(1114111hit) 簡単にダボ


 で、その奈良国際CCのラウンドだが、2009年9月に初めてラウンドした時は気候も良かったせいかそこそこの成績でラウンドできたものの、その後、ここ約1年で2回ラウンドした時はいずれも89とぴりっとしない数字であった。

 で、今回はどうだったかというと・・・



 また89だったよあたしゃ(ちびまる子ちゃん風に)。

 ショットは全般的には悪くなかった。ドライバーは昨日書いた通り、「2で力抜く」で超安定。アイアンも3つぐらいスカタンなダフリがあったけど、それ以外はそこそこきちんと打てたし(ただし・・・下に続く)。

 アプローチはチャックリ娘が3回ぐらい現れたけど想定内、いやむしろそれ以外は善戦した感じ。アプローチも手首ゆるゆるで2で脱力してヘッドを走らせてボディターンで打つ感じ(注:あくまでイメージです)だと上からヘッドを入れられる感じだ。この感覚、覚えておけってばさ(NARUTO風に)。

 パットはだいぶん良かった。1m前後を2個外したのに33パットは出来杉君。ラッキーなパットが4つぐらいあったからね。グリーンは8.5ぐらいだったと思うんだけど、それぐらいが一番合ってるような気がする。


 おいおい、そこまで悪くなかった・いい感じだったのにパーオン率16.7%(たった3ホール!)、パーセーブ率33.3%(6ホール)ってそれなんてムリゲー?みたいな感じだけど、実はちゃんと訳があるのだ。

 この日、アイアンショットは良かったと書いたけどそれはあくまでショット自体の事で、いい感じで打てたと思ったらショート、1番手上げたらオーバー、ラフからフライヤーを考えて打ったら大ショート、普通に打ったら大オーバー、ピンに向かったらニアサイドに外れるというちぐはぐがとことん続き、かと思ったら残り100yのフェアウェイ、絶好のライからは思い切りダフる。結局前半のアウトは結局パーオンが一つも無し。やれやれだぜ(空条承太郎風に)。

 ずっとボギーで我慢してたのに9番は2打目残り135y、8アイアンの惚れ惚れするようなナイスショットがグリーンを思い切りオーバーして奥の斜面、それもコケの生えた斜度40度ぐらいのベアグラウンドに食い込んで止まってる。叩き出して花道まで転がる3打目。いまいち寄せきれないアプローチ。そしてお約束の3パットトリプルボギー。アイアンの距離感がこれだけダメって、何年ゴルフしてるんだ?

 そして後半、アプローチミス+3パットでダボその1(10番)。

 2打目大ダフリ+3打目55yのアプローチはうまく打てたつもりが方向が悪く(グリーンセンターを狙うべきだったのにピンを狙ってちょっと横へずれた)、乗らず寄らず入らずのダボその2(15番)。

 2打目木の枝が掛かっているラインから残り180y、強引にフックでグリーンを狙いに行って木に当て、左足下がりのバンカー越えというアプローチを残し、自分ではうまく打てたつもりが1y距離が足らず(はいここでも強引にピンを狙うからですねえ。グリーンセンター狙いでボギーで上がることを考えないといけなかったんですねえ。バカですねえ)バンカーインで4オン2パットダボその3(17番)。

 最終のパー5でも、ティショット右ラフ、2打目フェアウェイへ、3打目5Wはチョロ、4打目残り95y打ち上げ、手前に切られたバンカーすぐ横のピンをダイレクトに狙って5yショートしてバンカーへ(だからグリーンセンター狙いでボギーで上がるんだろが何度書けば気がすむの?あんたバカぁ?)。5オン2パットダボその4。



 というわけで、リカバリーしようとしてピンばっかり見てるからダボになるんだなって何度言えば(ry








 おしらせ:恒例の「確定”しばいたろかわれ”申告」の季節がやってきました。編者はこの時期、日常生活に支障を来すほど精神不安定になりますので、しばらくので、とうぶぶぶぶぶんは気が向いたら更新っていうか木の芽時は注意っていうか、気が向くのは多分ずっと先だぜベイベというか、しばらくお休みをいただきますっていうかバカやろうこの野郎(ビートたけし風に)。

 っていうか許せください。



(ドリルB:980/10000)
(アプローチ:2550/10000)

2012/2/24(1115675hit) 七本会(或いはエヴァネタ)


 6日間のご無沙汰でした。「確定申告」という名の使徒(爆)は、ようやく退治にめどが付いて来ました。財務省が国民を意地悪し、税理士の既得権を守るためだけに存在する、世界一面倒くさい税金徴収システムなど早く腐れてしまえばいいのだ。

 さてそんな中、昨日は七本会がきさいちCCで開催された。七本会とは、

スコアをまとめる上でもっともネックになるのがOB、OBが一番出やすいのがドライバー、でも実際ドライバーって我々のレベルで必要?ボギーゴルフ、ダボゴルフには必要なくね?、よし、だったら一度ドライバーを抜いてラウンドしてみよう、だったらついでに、アイアンの本数も制限してシンプルなゴルフをしてみよう、じゃあクラブ7本でラウンドね!

 という事で集まったゴルフ馬鹿精鋭7人の集まりである。 ちなみに私のセッティングはこちら。



 3・5・7・9アイアンと51度のウェッジ、そしてパターの6本。7本会なのに6本にしたのは大叩きした時に言い訳になるたまたま奇数アイアンで揃えたらこうなっただけである。5Wとか入れたらもっと簡単だけど楽しくないし、58度は51度で代用できるしね。



 こちらはイケメンT君の。スプーン、ショートウッド、6・8・P・Sにパター。個性が出ますな。そして、もう一組の4人はこんな感じ。



 右端のI上さんのバッグにはドライバーが入ってるけど、入れてるだけで使っておられません。しかしこうやってドライバーが無いバッグが並んでるのを見ると貧乏な人の集まりみたいだ、と秀逸なギャグを飛ばしておられたのは左から2番目のT中さん。ちなみにT中さんはラウンド後、今度3本で回ろうと無茶苦茶素晴らしい提案をされていた。


 という感じで、意気揚々とラウンドに向かうはずだったのだが・・・




前夜から本格的な雨!もちろん当日もシトシト。


それは使徒


 という訳で、いきなり企画倒れ感満載になってしまったのだが、まあそれでも、とりあえず7本でラウンドしてみようということになった。で、結果は。




いやエヴァ関係ないって

 いやねもうフェアウェイが全面カジュアルで、ランが全然出ないわ、どこから打っても「バシャ!!」ってすごい音がするわ、噛んだら全然飛ばないわ、でもトップしたらざざざざってブレーキが掛かって止まるわ、フェアウェイからでもフライヤーが出るわ、もうてんやわんやの大騒ぎ。わてホンマによぅいわんわ。

 フェアウェイキープ率だけ良かったけど、そりゃあ全ホールアイアンでティショットしてるんだから当たり前で。でも、これで1つだけハッキリした事がある。

 190y地点のフェアウェイより240y地点のラフ。まあラフの深さにもよるけど、我々が普通ラウンドするパー4の平均飛距離はまあ390yぐらいだろう。その時、2打目で200y残るのと150y残るのとでは3番手〜4番手違ってくるもんね。下手するとウッドとミドルアイアンとか。ただし、アプローチがしっかり打てるならその限りにあらず(←伏線)なんだけどね。

 さらに、おまけに。



 途中から霧の摩周湖状態。だからって言う訳じゃないけど、ここで禁断のOBを打ってしまう(いや、霧ぜんぜん関係ないし)。

 まあこの霧が晴れた時には雨も上がり、空も明るくなってきたけど、残り2ホールと遅きに失するぞお空野郎。おまけに、最近練習へ全然行けてなかったせいか、



またまたさらに、



 考えてみてほしい。パーオン出来ない+アプローチで1打余計に打つ+パットが悪い=どうなるか。そう、



になるんですねえ。怖いですねえ。情けないですねえ。


 このシンクロ率30%状態を何とかすべく、私は疲れた心と体に鞭打って練習へ行ったのであった。その内容は、また次回(いつだ?)

(ドリルB:1000/10000)
(アプローチ:2630/10000)

2012/2/29(1116878hit) アプローチに薄明かり


 そうなのである。なぜ私がこんなにもアプローチヘタなのか、その理由がここ数日の練習でちょっとだけ判ったような気がしないでもないのである。その気づきは、俺って手首の角度つまりコッキングが変じゃないか?という事に気づいたことから始まる。

元々ノーコックに近い形でクラブを上げてスイングするタイプの私だが、それでもフルショットの場合は遠心力や慣性モーメントやクラブの重さなどによりコックが正しくアジャストされると思うのだ。でないとまっすぐ打てないか全然飛ばないだろうし。

 しかし、そんなに遠心力も慣性モーメントも強くならないハーフショット以下のアプローチの場合、そのアジャストが効かず、とんでもないミス(特にダフリ)に繋がっているのではないか?

 その証拠に、あまりにもクラブをまっすぐ飛球線後方遠くに引こうとしすぎて、ハーフウェイバックで左手前腕と手の甲つまり左手首が作る角度がまっ平らになってしまうのである。

 トホホはそれだけではなかった。アドレス時、手首は甲側だけでなく親指側にも軽く折れているが、スイングが始まるとそこも伸び気味になってしまっていたのである!本来ならこれではダフらない方がおかしいいやまともに打てる方がおかしい。

 そこで、私は左手首の角度を極力アドレスの時から変えないよう、つまり、ハーフウェイバックで

左手親指の先を空に向ける感じでバックスイングし、そのコックを保ったままダウンスイング

してみた。すると、なかなかいい感じで打てるではないか。特にダフリは激減。

 やり過ぎるとトップするけど、いままでスカタンだったのが手首の角度だとすると一番理屈があっているような気がする。これでやっとアプローチトホホ病から脱却か?明日、実戦で確認だ。


 
(ドリルB:1045/10000)
(アプローチ:2780/10000)


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