日記179(2009年5月)

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  2009/5/1 (815016hit) 加茂カントリー(第16ラウンド目)


 昨日は7時25分からN谷君のホームコースでありきさいちCCと同じアコーディアグループでもある加茂CCで2バッグ。しかし諸事情N谷君が大●刻(←武士の情けで隠し文字)でラウンド開始は1時間後。

ラウンド日 4月30日
ゴルフ場 加茂カントリークラブ
コース 西コース out/in
グリーン
ティ コンペティ
ヤード 5700y前後?
パー 71
コースレート 不明
天候 晴れ
特記事項 N谷君と

Hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
Par 4 5 4 4 4 3 4 3 5 4 4 3 4 4 5 3 3 5
Score +4
Put 2 2 1 2 3 2 2 2 2 2 2 1 3 2 2 1 3 2

スコア 87(46・41)
パット数 36(18・18)
パーオン率(%) 33.3(6/18)
パーセーブ率(%) 44.4(8/18)
フェアウェイキープ率(%) 61.5(8/13)
平均飛距離 208.5y

 最初にすごくヤな奴が言いそうな事を書く(ので伏せ字にする)。3回ぐらいあったバーディチャンスをことごとく外した。3mならまだしも、1mを外すとちょっとめげる。しかもそれが左足下がりのラフから6アイアンでのかいしんのいちげき160yだったから尚更である。

 ショットはまずまずだけど噛み合わない。ドライバーショットではフェードのイメージで振ったらイメージ出し過ぎてスライスになったり、PS(52度)のコントロールショットがぴったり10ヤードショートしたり、良いパットがカップ寸前で止まったり(あの、そういうのは良いパットとはいわないのでは?)。

 で、それがボギーになるのは仕方ないとして、ダボはいかん・・・ってそれよりそのダブルパーは何?はいご説明します。

 西ホール5番ホールは右に90度ドッグレッグしている・・・というより、谷の先でフェアウェイが真横に横たわっているというホールで、左右は150y幅にわたってどこへ打ってもセーフ(ただし170〜220yの距離が必要)というパー4である。

 いつもは3アイアンで正面に打っていくのだが、この日は思うところあって(素人の「思うところあって」というのはろくな結果を生まない)7Wでティショット。・・・・はい、ここ数年記憶にないぐらい手前をダフってボールは谷底へ。打ち直しは正面のラフ、4打目当たり損ないでショート、5打目アプローチトップ。奥にオン。そして3パット。


 まあ総括すると、宝の地図を見つけ、数年間かけて貯金をし、仲間もでき、準備万端整っていざ宝が眠るはずの山へ分け入ったはいいが、その山中でいきなり道に迷ってるといった感じだろうか・・・って全然判らんですな。

 言い換えると、一目惚れした女の子に猛アタック、ようやく仲良くなれて初デート、ドライブに出かけたところ予期せぬ渋滞に巻き込まれ彼女の機嫌がだんだん悪くなり、うわあこれって想定外という感じ・・・・って余計に判らなくなってますな。

 まあシンプルに書けば「まだまだひよっこだ」という事であるなあ。

  2009/5/2 (815299hit) アプローチは8アイアン


 同じく一昨日のラウンドで。

 加茂CCには東コースと西コースのそれぞれ18ホールがあり、東は広くてのびのび、西はトリッキーで距離も短めである。我々が一昨日ラウンドした西コースのイン9ホールはちょっとした理由で3年ほど閉鎖していた。

 そして今年の春にやっと改造が終わりオープンしたのだが、まだ16番ホールだけは芝の生着が完成しておらず、現在仮設ティからのパー3で営業されている。さらにそのほかのホールもグリーン周りを多少いじってあり、2グリーンの1つを封鎖したり砲台グリーン化したりして、距離が短い分難易度を高めるような改造が成されているのである。

 つまり何が言いたいかというと、西のインコースは小さな砲台グリーンと砂の浮いたグリーン周りという、アプローチがちょっと難しい状況であったのだ。

 そしてそんなグリーン周りからのアプローチで、私とN谷君は56度のウェッジを使ってチャックリを量産し、お互いにため息をつき合ったのであるが、そんな中、ついにN谷君は決心した。とにかく徹底して7アイアンでランニングアプローチをするのだと。

 そしてその思想はうむ確かにいや絶対的に正しいと思った私は、彼の偉大な教えにあやかり、いついかなる時でもすなわちラフの時も花道の時も、砲台グリーンの時も普通のグリーンの時も、エッジから距離があるときもないときも、551の蓬莱がある時もない時も、5ヤードの時も30ヤードの時も、健やかなときも病めるときも、どんな時もどんな時もボクがボクらしくあるために8アイアンでランニングアプローチをしてみた。

 すると・・・・結果はこんな感じ(注:あくまでイメージです)






 もう、一目瞭然というかウェッジがヘタすぎというか。ちなみに、

サイコー:タップインの位置まで寄る
フツー:1パットの確率が50%程度の位置まで寄る
イマイチ:グリーンには乗る
トホホ:チャックリトップ二度打ち大ダフリああもうイヤ

という感じ。

 つまりウェッジを使っても8アイアンを使ってもOKの位置へ寄る確率はあんまり変わらないが、大きなミスが激減し、さらに1パットの確率が25%から50%にまで増えるのだ(注:イメージです)。寄せワン率50%が簡単に実現できてしまう(注:理論値です)。スコアにして2〜3ストロークの差だ(注:机上の空論です)。


 そもそも、冷静に考えると私レベルの人間が2打目でグリーンを外した場合ボギーもやむなしなのである。これは消極的なのではなく、身の程を知れという事だ。っていうか、無理にピンを狙って寄せワンを取ろうとするからこそ、失敗恐怖症からチャックリが出るのだ(って前も書いたけど)。

 だから、まあ(グリーンに)乗ればいいや、そこそこ寄って2パットでいいや、と思いながら8アイアンでランニングアプローチをするときはミスする精神状態から最も遠く、結果的にイメージが出て寄ったりするのだよ皆の衆笠智衆。

 というわけで、これからはアプローチではウェッジを使わず8アイアンで徹底的に転がしてやれ!と思った編者であったが、じゃあ去年買ってトランクに入れっぱなしになってるマークスマンX-ACTを使えば?って思った。


(お知らせ:GW中は3日から7日までお休みさせて頂きます。ご容赦を)

  2009/5/5 (815756hit) 枚方ゴルフアベニュー

(えっと、今日はお休みなんだけど、T原さんに「今日のラウンドの事、楽しみにしてるし更新してな」という無言のプレッシャーを掛けられた(笑)ので更新します)



 ども。こどもの日になると無意識に喜んでしまうのは、少年の心を持ち続けているから・・・ってお前もう四捨五入して50歳だろ何が子供だよ、の編者です。


 さて、昨日は先日コースデビューされたあのT原さんと、同じく仕事仲間のチャーミングなM本さんの3人でこちらへ行ってきた。



 名匠・井上誠一が設計した(M本さん私上田治設計っていいましたよねごめんなさい間違ってました本当は井上誠一です馬鹿ですなまったく)枚方カントリークラブ、に隣接されているショートコース、枚方ゴルフアベニューである。

 ショートコースといえど枚方カントリーのグリーンキーパーが管理しているグリーンは美しくそして上からはとてもとても速い。今回、奥からのアプローチが多かったのだが、ベタピンだと思った寄せがピンを過ぎて3m以上オーバーするなんてざらだったし。

 それに多くのグリーンはお椀を伏せたような形、すなわち四方(全周)が低くなっていて、結果オーライのショットを拒むよう設計されている。つまりショートコースといえど侮れないのだ。


 女性のM本さんはボギーかダボで手堅くまとめる堅実なプレー。速いグリーンに手こずっておられたが、速さに慣れた後半はナイスボギーを連発し、ついに14番でパーをゲット。おめでとうございます。M本さん、ドライバー3年も使ってるんだったら、買い替えちゃっていいと思いますよ。


 一方のT原さんは、今回3日か4日連続で練習に行き、毎日300球打ってこの日に臨んだ。すごいやる気である。でも、昨日も言いましたが、あまり打ちすぎると体が故障しますからせいぜい150球か200球ぐらいまでに留めておいたほうがいいですよ。

 しかしその成果はショートゲームとロングパットに出た。ご本人は、前日の練習での調子がだいぶ良かったので心中期するところがあったようだが、前の日調子が良くても次の日ボロボロ、というのはゴルフではデフォルトである(それどころか、素晴らしいショットを放った次のショットで空振りに近いショットをするのが我々アマチュアである)ため、長いショットはなかなか芯を食わなかったが、後半になるとショートゲームがうまく当たりだし、距離感と方向も合ってきて、ついに15番ホールでその時はやってきた。

 ティショットは低空飛行のフックながら傾斜に当たってグリーンエッジまで。カップまで20m以上のロングパット、これがもう少しで入りそうなぐらいのナイスパット。30cmのパーパットを残す。マークして心を落ち着かせ、丁寧に丁寧にパッティング。ショートコースとはいえ人生初パー。ゴルファーとしての階段をまた一歩登られたのでありました。おめでとうございます。

 っていうか、これからT原さんはコースでナイスショットが出る感動、初めてパーオンする感動、120を切る感動、110を切る感動、100を切る感動、90を切る感動、80を切る感動、初めてパー4でパーを取る感動、初めてパー5でパーを取る感動、初めてバーディパットにトライするドキドキ、初めてバーディを取った感動、初めてイーグルを取った感動、初めてチップインする感動、初めて長いパットが入った感動など、上げればきりがないぐらい感動できるのである。ある意味羨ましい。



 さてワタクシである。今回のショートコース、距離が100y〜130yのホールが18ホール中11ホールもあったので、PWを中心に上は1つ飛ばして8アイアン、下も同じく1つ飛ばして56度、そしてパターを入れて4本で臨む事にした。

 わざわざ1つ飛ばして入れたのは、フルショットではなくコントロールショットの練習をしようかな?と思ったからである(何をエラソーに)。 125y(9番の距離)を8番で軽めに。100y(PSの距離)や85yをPWで軽めに。しかしまあこれが思った以上に難しく(っていうかお前がヘタなだけだ)、大変練習になった。

 そうそう、あと、8アイアンはランニングの練習も兼ねて。こいつの結果を先に書くと、やっぱりなかなかいい感じだ。ライがすごく良くて(つまりふかふかの芝に浮いているような感じ)だと56度のウェッジでも問題ないんだけど、ほんの少しでもチャックリの可能性があると思ったら迷わず8アイアン。これ、アプローチトホホ者の鉄則ですな。


 さて話は戻る。なぜコントロールショットが難しいか。まず、無難に手で当てにいこうとするためか芯に当たらなくなる。スイングのリズムが狂って体と手のシンクロ感が微妙に変わり、プッシュやプルが出やすくなる。もちろん距離感も難しい。

 そしてもう一つ。コントロールショットを打ったときはスピン量が少ない感じで、グリーン上でボールが止まらないような気がするんだよね。

 これはフルショットの時よりヘッドスピードと加速感がどうしても落ちてしまうため、即ち「なんちゃってコントロールショット」になっているからだと思われる。ハーフショットやクォーターショットでもフルショット並みに加速してビシッと振れればいいのだが、どうしてもへなっと振っちゃうんだよね。っていうか、遠心力があまり使えないコントロールショットの場合、体幹の筋肉がけっこう大事だと思った。


 というわけで、ショートコース侮り難し。コントロールショット難し。そして中年ボケやすく練習してもすぐ忘れるし。

 大変よい勉強をさせて頂きましたはい。

  2009/5/8 (816350hit) レイクフォレストリゾート

 3日間のご無沙汰でしたが皆様お元気でしたでしょうか?私は右手が痛いです(その理由はすぐに判明します)。

 さて、水曜日の午後。私は京都の最南端というか奈良の最北端というか三重の最西端というか、とにかく大阪から車で2時間掛かる山奥にひっそりとたたずむレイクフォレストリゾートへ車を走らせていた。ラジオに流れるリズムアンドブルースは昔よく口ずさんだメロディ。

 今回の計画は水曜日にリゾートホテルで宿泊、そして木曜日に併設されているゴルフ場でラウンドというプチ贅沢である。といっても、1泊2日1ラウンドで1万7千円というリーズナブルなプランであるが。

 そして今回は家族ではなくゴルフ仲間の男4人での宿泊であり、部屋は和室10畳一室。例えれば中年男の修学旅行という趣ではある(若いオネーチャンと不倫旅行、といった甲斐性不道徳性は残念ながら持ち合わせていない)。

 メンバーは新・永遠のライバルN谷君とVGAクラシックでお馴染みM岡君とM田さん。全員ゴルフが好きで好きで死ぬほど好きで気が狂いそうな人たちであるからして、今回のミニ合宿は始まる前から異様な盛り上がりとテンションであった。


(なぜこんな間抜けな写真しかないかというと舞い上がっていたからである)


 幹事で暇な私は3時30分には到着したのだが3人とも遅くなるとの事で、一人部屋で缶ビールを飲む。淋しい。しかしそのうちM田さん、さらにN谷君がキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!のが6時頃。

 まずは3人で1時間ほどビリヤードに興じる。7時にM岡君が到着したので夕食。1泊2日1ラウンドで1万7千円なので(しつこい)あまり期待していなかったのだが、和御膳は先付け・椀もの・生もの(刺身)・小菜・焼物・煮物・天ぷら・ご飯・デザートと一通りきっちり出てきて、まずまず腹八分。

 ビールと焼酎で気分が良くなった一行は、さらにボウリングを2ゲーム行い右手が筋肉痛に。その後露天風呂で汗を流し、極めつけは麻雀。午後10時から午前3時まで、ビールを飲みながら大騒ぎしつつチーポンと言い合ったのでありました。っていうかM田さん四暗刻とかツモるし。

 さすがに明日の事もあるので一旦部屋へ。1時間ほどしゃべりぼちぼち就寝。さすがに枕投げはしなかった(笑)。いよいよ4時間後にはラウンドが始まるのであるが、この時はまだ次の日の悲惨なラウンドを誰も予想できていなかったのであった。


皆)いや、十分予想できるし

  2009/5/9 (816627hit) レイクフォレストリゾート・バードスプリングコース(第17ラウンド目)


 朝7時にモーニングコールが鳴る。明らかに寝不足と判る頭が、ゆっくり覚醒する。・・・そうだ、ここは京都の山奥、中年男4人による修学旅行のメインイベントが始まるのだ!

 ボウリングによって鈍く痛む右手も、睡眠不足も、深酒による頭の痛みも吹き飛び、ワクワクした気分になる私であった・・・・


















 窓の外の大雨に気づくまでは。

 そう、前日もポツポツと降っていた雨だが、今回集まった4人とも自他共に認めるAクラスの(?)晴れ男であったため、雨など眼中になかったのである。

 バイキング形式の朝食をとり、しぶしぶレインウェアに袖を通した4人は楠コースのティグラウンドに集合した。雨で下がったテンションにより写真は無し。私は手前10cmをダフってチョロスタートホホ

 ティグラウンド50y先から7Wで2打目を打つも、またもダフって100yしか飛ばず。このままだとあと8回ぐらい打たないとグリーンに届かない(注:492ヤードパー5)じゃんと思ったが3打目の正直でようやく当たり、5打目で何とかグリーンオン。2パットのダボ発進。

 その後色々あって(今回はラウンドするのが精一杯で内容は断片的にしか覚えていないのだ)前半は47も叩いてしまう。5番はティショット左引っかけOBでトリプルボギー、9番はアイアンのトップとグリーンエッジからのチャックリ+2度打ちで同じくトリプルボギー。あきまへんな。

 後半は酒が抜けたのか雨に慣れたのか、ちょっと小ましなゴルフになり、16番を終わって3オーバー。しかし罠は17番に待っていた。ティショットはまたもや左引っかけできつい斜面の林の中へ。

 斜面を登っていくと、地面から生えた鉛筆ぐらいの木の枝を10cmぐらいに切り揃えた、杭状の切り株に守られるように私のボールが鎮座している。つまりどこからクラブを入れても、ボールに当たる前に木の枝に当たる状況だ。

 一瞬アンプレアブルしかないと思ったが、アンプレアブルして林から出したら次が4打目になってしまう。ここからグリーンまではたっぷり180yあるし、途中に大きな池もある。つまりフツーに行っても5オン2パットでまたしてもトリプルボギーだ。それならここから一か八かで(注:こういう思考では絶対にゴルフは上手くなりません)ショットし、傾斜を転がし落とせばアンプレアブルの分を節約でき、ダボで上がれるかもしれない。

 私はSWで慎重に狙いを定め、木の枝ごとなぎ払うつもりで球に向かってヘッドをぶつけた。すると予想通り、ボールは傾斜の下へ転がり落ちたのであった・・・・・


















 私の足に当たってから、だけどね。

規則19-2 プレーヤーやパートナー、またはそのキャディーや携帯品により球が動かされたり、方向を変えられたり、止められた場合
プレーヤーの球が自分自身かパートナー、またはそのどちらかのキャディーや携帯品によって偶然に方向を変えられたり、止められた場合、プレーヤーは1打の罰を受ける。

 1罰打で結局アンプレアブルと同じ扱い。トホホ。その精神的動揺から(注:編者は嘘をついています。ただダフッただけ)5打目も乗らず、6打目で乗せるも自打球が当たった足がとても痛くて(注:またしても嘘です。全然痛そうじゃありませんでした)2パットのダブルパー。

 最終ホールになってやっと晴れてきた(遅いって)が、フェアウェイはほとんどカジュアルウォーターハザード、グリーンも一部水が浮きかけており、これ以上のラウンドは難しいと判断。予定では早朝0.5ラウンド、8時30分から1ラウンド、さらにハーフ追加ラウンドで2ラウンドするつもりだったのだが残念ながらここで終了となった。

 その後ゆっくり風呂に入り、奈良市内のバーミヤンで夕食と反省会を済ませ、中年男達の修学旅行は幕を閉じたのであった。でも・・・・


















 すごーく、面白かったのでよし!!

ラウンド日 5月7日
ゴルフ場 レイクフォレストリゾート・バードスプリングコース
コース 楠コース・樫コース
グリーン
ティ 白ティ
ヤード 6146y
パー 72
コースレート 68.1
天候
特記事項 N谷君・M岡君・M田さん

Hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
Par 5 4 3 4 5 4 4 3 4 5 4 3 4 4 4 3 4 5
Score +3 +3 +4
Put 2 2 2 1 2 2 1 2 2 3 2 2 2 3 2 2 2 2

スコア 90(47・43)
パット数 36(16・20)
パーオン率(%) 50.0(9/18)
パーセーブ率(%) 44.4(8/18)
フェアウェイキープ率(%) 57.1(8/14)
平均飛距離 201.4y

  2009/5/11 (817041hit) アイアンマンラウンド


 と言っても1日に2ラウンドも3ラウンドもする訳ではない。もちろん前半のハーフを走ってラウンドし、池があったら飛び込んで横断し、後半ハーフは自転車で・・・ってそんな訳もない(当たり前だ)。ましてや衣笠氏と28号とルー・テーズの4人でラウンドする、などと書いても誰も判らないだろう。

 そう、アイアンと言えば金属でできてて、微妙に三角形で、衣類などのしわを伸ばすってそれはアイロンやー!!いやアイロンもアイアンも同じironやけどね、それにしてもベタやなー。




 ・・・失礼しました。アイアンクラブの事ですな。そう、今回の薄暮プレーは諸事情でN谷君がアイアンとパターだけのセッティングのため、ニギリの公平を期すため私もアイアンクラブだけでラウンドする事にしたのだ。ちなみにその諸事情とは、伏せ字にしても書けないぐらいのトホ(ry。

 同伴競技者は私とN谷君と16歳年下の同業者でゴルフ初心者のT君。T君はまだ本コース18ホールを1回しか回った事がないのだが、私とN谷君が薄暮ハーフをラウンドするときは3〜4回ご一緒している。とにかく熱心で前向きで礼儀正しくスイングも美しく若くて元気ハツラツで、思わず「ああ若いっていいなあ。もう一回人生をやり直したいなあ」と思ったのであった。

 ・・・閑話休題。そのアイアンだけのラウンドは東コースアウトのコンペティからスタート。全長3174y。距離は全てgoogle earthからの実測により算出した。

 1番ホール(438yパー4)こそ3オン(ここのティショットだけドライバー・2打目は4アイアントホホ・3打目PSのクォーターショット)3パットの素ダボであったが、2番(345yパー4)はティショット3アイアン(ミスショット)2打目3アイアン(まずまず)でグリーンサイドまで運び、乗せて2パットのボギー。

 3番375yパー4。ティショット3アイアン(まずまず)、2打目5アイアン(まずまず)でグリーン左バンカー。砂イチでパー。4番165yパー3、打ち上げ+ピン奥なので4アイアンで。ちょっと右に出てグリーン横のラフ。8アイアンのアプローチで寄せワンのパー。

 5番348yパー4。ティショット3アイアン(まずまず)、2打目7アイアンでピン横1.5mにオンするもこれを外してパー。6番505yパー5、3アイアンx2(まずまず)+56度ウェッジ(まずまず);2パットでパー。7番195yパー3、3アイアン左引っかけ、アプローチ(8アイアン転がし)が2mにしか寄らず、でもこれが入ってパー。ここまで3オーバー。


 おいおい、ひょっとしたら6200〜6300yぐらいまでなら3アイアンさえ打てればドライバーなんか全然必要ないじゃん。っていうかむしろOB打ったりバンカーに入ったりパー5で無理に2オン狙いに行かない分スコアがまとまるかもいやそうだそうに違いないやっぱり我々レベルのアマチュアのゴルフは「攻め」ではなく「守り」が本質というか基本なんだなと思ったはずの次のホール、8番461ヤードパー5。


 ティショット3アイアンまずまず、2打目は残り240y打ち下ろし。「3アイアンがうまく当たれば乗るかも・・・」と考えってどこが守りなんだよ!!

 天罰覿面。左足下がりだから右足寄りにボールを置かないといけないのに、低いフックを打とうとして左足寄りに。はい、左チョー引っかけでOB。打ち直しもまったく同じ球筋で同じ場所へ。ある意味正しくスイングできていると言えようわはは(涙)。2OBさらに寄らず入らずで10ストローク。


 神様、今後パー5の2打目は必ず刻みます(ただし200y以内を除く)


 最終ホール(342yパー4)も3アイアン(まずまず)・7アイアン(ダフって届かず)・8アイアン転がし(まずまず)で短いパーパットを外してボギー。でも、面白かったし勉強になった。




 結論:ティショットはそこそこ行けばOK(そしてパー5は刻め)

  2009/5/12 (817388hit) 解説者考


 第5のメジャーと言われるプレイヤーズチャンピオンシップ最終日。3日目まで独走していたアレックス・チェーカが+7の大乱調。代わりに6つ伸ばした(しかもノーボギー!)のヘンリック・ステンソンが優勝した。

 ダイジェストで見ても、ステンソンのゴルフはほとんど完璧だった。スエーデン生まれの33歳。過去WGC・マッチプレー選手権やドバイデザートクラシックで勝っていて、全世界で通算10勝している。いやあ、こんな実力者がゴロゴロいるんだね世界には。

 タイガーのプレーはNHKは地上波はお座なりの放送しかしないしよく分からなかった。メーカブルパットはそこそこ決めていたように見えたんだけど、やっぱりティショットだったのかな。


 さて、今回はその内容の事ではなく、NHKの中継について。丸1日遅れで深夜に放映された番組では、アナウンサー・解説者の2人がNHKのいつもの3人だったのだが、その誰かが最終日の放映冒頭に曰く、

「アレックス・チェーカはここで勝てばUSPGAツアー初優勝ですが、終盤の17番と18番が難しいここTPCソーグラスですから、この2ホールを如何に乗り切るかがポイントになってきますね」

 一字一句同じではないがニュアンスは間違っていないはずだ。さて皆様、日本を代表するゴルフ解説者が発したこのコメント、どう感じられたであろう?

 たぶん、感想はこんな感じになるのではないだろうか。

 1, そんなコメントやったら俺でも言えるぞ・・・・・・・・・・90.0%
 2, ふーん(何も思わない)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.0%
 3, うむ、確かにそうだなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.9%
 4, 陳腐だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.09%
 5, いや、佐●充●氏は立派な人ですよあーた・・・・・・0.01%



 もちろん私も佐●充●氏に恨みがあるわけでも嫌いなわけでもない。っていうかよく知らないというのが正直なところである(これだけ中継を見ていてよく知らないというのもナニだが)。だから批判するとか糾弾するとか、そんな気持ちは全然ない。

 ただ、メリーさんがいつもブログで書いて下さるように、USPGAツアーの解説と日本のそれを比べたとき、解説者(さらにアナウンサーも)のクオリティの差があまりにも大きいので、私は愕然・呆然・唖然としてしまうのである。


 選手の生い立ちまで理解して解説するアメリカの解説者と、「●●県出身・●●大学出身」しか知らない、知ろうとしない日本の解説者。

 自分の足でグリーンやラフやその日の湿度まで肌で感じて解説に備えるアメリカの解説者と、コースに一歩も足を踏み入れず、迎えのハイヤーを降りたら解説ブースに直行する日本の某解説者。

 多くのプロと親交があり、あるいは尊敬され、生身の人間としてのプロゴルファーを知るアメリカの解説者と、逆に選手とまったく接触がなく、それどころか嫌われて陰口をたたかれている日本の某解説者。

 自分の責任で自分の言いたい事や本当の事をはっきりと喋るアメリカの解説者と、ちょっとでも尖った事・変わった事を言えば干されるのでTV局や広告代理店に媚びを売る体質の日本の解説者。

 勉強を怠らず、ゴルフに対してもプレイヤーに対してでも独自の意見が言えるアメリカの解説者と、陳腐でありきたりな事しか言えない日本の解説者。



 バックボーンとなる文化や歴史が違うと言ってしまえばそれまでだけど、それにしてもあまりにも違いすぎやしないかと。どぎゃんかせんといかんのではないかと。

 人材がいないわけではないと思うのだ。日本一面白いゴルフ解説者であるたけぇ〜小山氏だとか、面白いブログを書いている某プロゴルファーだとか、その気になれば(あくまでその気になれば、だけどね)いくらでも面白い(色々な意味でね)事を言ってくれる人はいるのだ。

 でも、その人材を活かす度量が、テレビ局にも広告代理店にもスポンサーにもJGTOにもないんだなこれが。結局は責任を取りたくないお役所体質というかコンサバ体質というか事なかれ主義というか老害というか、つまりは日本そのものの問題に還元されてしまうのだなあと。

 ああ、アメリカツアーで、解説ブースの全員がたまに大笑いしているその内容を知りたい。激しく知りたい。


 というわけで、英語が理解できたらいいのになあ(←結論が変)。

  2009/5/13 (817722hit) ぱっとせんパットをどうにかする

 「布団がふっとんだ」級の駄洒落ですいません。最近、くだらない駄洒落でも言わないと気が済まなくなっている私は名実ともにおやぢですな。

 あさて、突然だがパッティングスタイルには2通りあると思う。

 ひとつはアグレッシブなスタイル。ブレイクをできるだけ小さく見て、強めのパットで「曲がる前に入れる」のが身上。ボールが等速運動している間にカップへ届かすように打つイメージだ。このスタイルのプレイヤーは、調子が良いときは手がつけられないが、いったん狂うと3パットを量産してしまう可能性もある。

 もうひとつはセンシティブなスタイルで、強さとラインを両方きっちり決めて極力ジャストタッチでパッティングし、最後のひと転がりでカップインする事を会心のパットとしている。フィーリングやイメージを大事にするタイプだ。

 さてこのアグレッシブ派とセンシティブ派だが、どちらが良いとか優れているとかはもちろん言えない。また、トッププロはグリーンの速さや上りや下りでタッチを変えるなんて当然だから、厳密にどっち派だと言い切れない部分もあるし。ただ考えられるのは、


 努力家はアグレッシブ派、天才肌はセンシティブ派

 多くのプロゴルファーはアグレッシブ派で、センシティブ派は少数

 いわゆる「パットの名手」と呼ばれるプレイヤーはセンシティブ派

 センシティブ派になるには生まれつきの才能が必要


 アグレッシブ派は勇気で、センシティブ派は感覚でパットする


 ・・・ではないかな、と思ったりするんですけど、みんなどうおもいまっか?


 で、ここからが本題なんだけど、パットを極めんとする人は、自分がどちら派なのかをしっかり見極める必要があるのではないかと。そう思うのだ(あの、極めようと思わない人でも、どっちが自分のイメージに近いか考えるのは重要だと思うのだのだ、野田秀樹)。

 もちろんプロのように確固たる技術がない我々アマチュアは、「派」以前の問題(きちんと芯に当てる、真っ直ぐストロークする、打った後ボールを追いかけない、体を動かさない、とかね)だったりするんだろうけど、それでもやっぱり自分のスタイルを決めてそれに専念したほうが、結果がついてくるような気がするんだよね。

 とはいえ、生まれつきパットの才能がある、即ちセンシティブ派であればパットについてそもそも悩まないわけで、結局は我々アマチュアは基本的にアグレッシブ派にならざるを得ないというか選択肢がないというかじゃあ今日の日記って意味ないじゃんというか。

 いやそんな事はない。よっぽど自分の感覚や腕に自信があるなら別だが(パッティングだけは死ぬほど練習すればプロを凌駕する事も理論上可能だしね)、フツーの感覚を持ち、フツーの練習量(アマチュアのパットの「普通の練習量」ってどれだけ?って言われたら答えられないけど)しかこなさないアマチュアの場合、

 「曲がる前に入れるつもりの強気のパット」

 のほうがきっと正しい、いやそれ以外の道はないんだと思ってパッティングした方がきっと長い目で見れば上達していくんだろうなあと思った。

  2009/5/15 (818286hit) トーナメントコースをラウンドする


 昨日は、来月トーナメントが開かれる関西の名コースへ行ってきた。同業先輩のY下さん、お誘い下さってありがとうございました。楽しかったです。



 同伴競技者はそのY下さんと、大学の先輩であるTWOさん、TWOさんの知人のI塚さん。レベルの高いメンバーである。



 実はここ、過去に2回ラウンドしているのだが、その2回とも大変不甲斐ない成績に終わっている。よって今回はなんとかリベンジしようと燃えていたのだが・・・



 前半こそ8アイアンの寄せワンが決まりまくり、出来過ぎの12パットで30台。これは久々の70台が出るか・・・と思ったのが運の尽き。っていうかラウンドする前から計算してはいけません。



 この美しいホームホールを迎える頃にはボロボロになり、朝より10打以上多く叩いたのでありました。ドライバーのミスが4発、うちOB1個、3パット3個、ウェッジのチャックリが2連続・・・・・・・orz



 でも、ラウンドが終わって18番を振り返ったときこの美しい光景が目に飛び込んできて、「よーし、今度ラウンドするときはインコースにリベンジだぜ!」と思ったのであった。

  2009/5/16 (818570hit) よみうりカントリークラブ(第18ラウンド目)


ラウンド日 5月14日
ゴルフ場 よみうりカントリークラブ
コース アウト・イン
グリーン
ティ バック(緑)ティ
ヤード 6831y
パー 72
コースレート 72.2
天候 晴れ
特記事項 Y下さん、TWOさん・I塚さん

Hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
Par 4 5 3 4 4 4 4 3 5 4 4 4 3 4 4 5 3 5
Score +4 +3
Put 2 1 1 1 1 2 1 2 1 2 1 2 2 3 1 2 3 3

スコア 85(37・48)
パット数 31(12・19)
パーオン率(%) 22.2(4/18)
パーセーブ率(%) 50.0(9/18)
フェアウェイキープ率(%) 42.9(6/14)
平均飛距離 211.4y


 パーオン率22.2%は情けない限りだが、それでもパーが9個も取れたのは昨日も書いたように8アイアンの寄せが決まったから。8回使用して5回寄せワンに成功。これってすごくね?やっぱり寄せは8アイアンだ。

 また、グリーンサイドのバンカーに5回入れたが5回とも1発で脱出。はぁ?1発で脱出して喜ぶってちょっとレベル低くね?とお思いの貴方。前回のラウンドでは6回入れて9発もショットしているのだ。リベンジを果たせたと言えよう。

 そして今回一番嬉しかったのがパット総数。来月の男子トーナメントを前にグリーンはもう最高の仕上がりでまるで絨毯の如き。自慢に聞こえたら私の不徳と致すところであるが、きちんと打てばきちんと転がってくれる、アンフェアな転がりがない、そんな気持ちよさがあった。

 またスティンプメーターで9.5との事だったので、よみうりCCにしては多少重い仕上がりだったのが私のフィーリングとばっちりハマったようで、後半は3パットを3つしてしまったものの、31パットは出来過ぎにも程がある。だって前回は3パット9個で44パットだったもんね。


 今回18ホール中、5番・6番・7番・8番(パー3)・12番の5ホールでティショットに3アイアンを使用したが、それがうまく打てたのも前半の快進撃を支えた要因だった。っていうか、つまりそれってドライバーがヘタという事なんだけどね。その証拠にOBが1発、トホホドライバーショットが10発中5発もあったし(それはヘタという域を超えている)。


 では恒例(?)の今週のトホホ。

 14番、363yでhdcp10のパー4。フェアウェイ左が広く、何のプレッシャーもなくティショットを打てるホールである。しかしキャディさんの「ここは思い切り叩いて下さっても大丈夫です」という言葉に阿呆すぎる私は反応し、思い切り振り回して球は行ってはいけない右へ。はいOB。ほんっっっとにバカである。っていうか落ち着け。そしていい気になるな。

 打ち直しもチーピン崩れの変な球。4打目左ラフから8アイアンをダフってバンカーへ。5打で乗せるもはい3パットダブルパー。だから落ちつけって俺。


 そしてよみうり名物、恐怖の上がり3ホール。16番パー5は2打目地点から急激に打ち下ろしになっていて、その角度は想像を絶する。何せあーた、その坂を降りてくるカート道路が富士登山道みたいにジグザグになっているのだ。これ、私が書くと嘘のようだが本当である(写真を撮らなかった事が大変悔やまれる)。

 さてティショットはまたしてもへっぽこチーピンもどきで左バンカーの手前。170yぐらいしか飛んでねえ。2打目6アイアンでレイアップ。レイアップの時はいつもナイスショットなのは何故?3打目はその急坂の途中から170y、トップして残り50y地点まで。4打目はバンカー越えのウェッジショット・・・

 はいチャックリ。そしても一つチャックリバンカーイン。わはははははは(涙)。6オン2パットでトリプルボギー・・・・おかーさん、ぼくはいつになったらあぷろーちがうまくなるの?


 最終ホールも3打目で会心の6アイアンを打つも、風で押されて20yのパットが残り、そして3パット。もう腹立つしCDデビューしようかな。唄のタイトルは「そして3パット」。トホホゴルファーが自分の情けないゴルフを切々と唄う、みたいな(←バカ)。



 というわけで、結論。

 「後半42でも70台だ」とか、ラウンド途中で考えてはいけません。

  2009/5/18 (818973hit) 省エネスイング(その1)


 木曜日のよみうりでのラウンド、前半と後半で11打も違ったのははいそうですひとえに私がヘタなのでありますごめんなさい、といってしまえば終わりなので、もう少し詳しい理由を考えてみた。

 1,ドライバーがハラホロヒレハレ(+4打)

 前半のドライバーのファインショット(FS)率は75%。しかし後半は25%。これだけの差が出てしまう理由について実は思い当たる事があるのだが、言い訳と思われるとクヤシイから詳しくは書かない。でも書かないと話が繋がらないので、体の問題という事だけ書いておこう。

 これについては特別な対応策が必要であるがそれはまた後ほど。

 2,アイアンショットの確率(+2打)

 アイアンを見てみると、前半のFS率が82%であるのに対し、後半は75%。後半も悪くはないのだが、前半は3アイアンのティショットが5回、後半は1回しかなかったので、フェアウェイからのアイアンショットを考えると後半の方が明らかに数字が悪いことになる。これは技術的な問題もさることながら、精神的な問題すなわち集中力の欠如とか気疲れとか、そんな事から来ている可能性が高いと思われる。

 3,アプローチ成功率(+3打)

 前半と後半でもっとも差が大きかったもの、それがショートゲームである。アプローチは前半7回中6回成功、うち5回1パット(パー)。FS率86%。まあこれは例外と言っていいぐらいの出来過ぎなのだが、後半は10回中4回しかショットが成功せず、寄せワンも7回中2回だけ。FS率も55%。

 これは、前半の好調さにより、逆に疑心暗鬼になった(こんな筈はないこれは何かの間違いだどうせすぐミスするんだろうだって俺はヘタだから)のと、やはり集中力の欠如によるものだと考えられる。

 4,スリーパット(+2打)

 後半3パットをしたのはOBを打った14番と上がり2ホール。最終ホールは20mのパットだったから仕方ないとはいえ、明らかに精神的動揺&集中力欠如によるものと言えよう。



 さて、原因がはっきりしたところでまとめてみよう。後半にミスが頻発するのは体力と精神力が低下してしまい、心も体もガス欠になってしまうからである。

 つまり1ラウンド通してよいパフォーマンスを維持する秘訣とは、18ホールの間中体と心がベストな状態を如何にキープするかという事に尽きるのである。集中力を持続させ、体に無理が掛からないようなスイングとラウンド。

 そこで、

 省エネ(ルギー)スイング

 という考え方が出てくるのである。

(今流行の「エコ」スイングで良いじゃん、わざわざ死語の「省エネ」なんてだっせーとお思いの人もいるだろうけど、「エコ」なんていうミーハーな言葉は意地でも使わないのである。そもそもエコロジーというのは「生態学」であって、そこから「地球環境を考えた活動」と派生していくうちに商業主義や税金ぽっぽナイナイシステムなんかが付随し、すっかり腐臭を放っているのが「エコ」の現状なのである。「エコ替え(環境のために燃費の良い車に買い替えましょう)」なんていうのはその自己矛盾と浅ましさが極まれりで、どんな顔して言ってるんだと呆れてしまうのである)

というわけで、続く

  2009/5/19 (819303hit) 省エネスイング(その2)


 さて、省エネスイングである。まずは体と心の2つに分けて考えてみよう。

 体にやさしい省エネスイング

 プロでもアスリートでもないただの中年おやぢである我々は、体のどこかしらに慢性的な故障や痛みを抱えている。っていうか、40を過ぎると多くの人は「体がどこも痛くなくて、体調が万全の状態でラウンドする」という事が不可能になるのではないだろうか。

 スタート時は問題なくても、ラウンドしている内にだんだん古傷が痛み出したり、痛めているところが限界を超えてきたり・・・そう、18ホールをフルスロットルでラウンドする事が、年齢を重ねていくとどんどんできなくなってくるのだ。

 しかし、それをはっきりと自覚しないとどうなるか。もっとひどい怪我をしたり痛みがぶり返したり痛みをかばって変なスイングをしたりして、ホールを重ねるたびにどんどんとパフォーマンスが低下するのである。

 これを防ぐためには、まずは自分の体がへろへろのボロボロであることを認める事だ。その上で、いかに体に負担が掛からないスイングでラウンドするかを真剣に考えるべきなのである。


 で、その具体的な方法だが、私の知り合いの知り合い(HDCPが片手の人)が言っていた言葉を思い出した。そのの人はスイングの極意として

 「スイングに力なんて要らないよ。インパクトの瞬間にちょっと力入れるだけ」

 と言ってたらしい。この話を聞いた当時(数年前)は、まあそういうスイングもありだろうけどそれはあくまでその人の考え方であり、またその人はちょっと大袈裟に言ってるんだろうなあと思っていた。

 しかし今思えば、その人はきっと省エネスイングの本質について語っていたに違いないと確信を持って言える。なぜなら、省エネスイングこそスイングの王道だからだ。

 理由は以下の通り。無駄な力を使わないと疲れない。軸がぶれない。頭に血が上らないから冷静でいられる。脱力するからヘッドが走る。タイミングがずれにくい。体幹の筋肉を使いやすい。後付けの理由もあるけど、目指すべき場所はここだ、という感じがするんだよね。


 そして私は、実際に練習場で省エネスイングを練習しだしたのである。そのポイントは、(あのあくまで私の場合なんで参考程度にお聞き下さいませどぞよろしく)

 アドレスで十分に脱力・でも左手の小指だけゆるまないよう軽く意識

 トップまで「のほほん」とクラブを上げる・ただし下半身はがちっと固めておく

 トップからはとにかくボディターン

 (ドライバー)インパクトスイングは終わり、フォロー〜フィニッシュは惰性で

 (アイアン)トップから、ただクラブを降ろすだけ



 やはり「体を使ったスイング」という事になるだろう。そしてイメージ的には


 フルショットの6割ぐらいしか力を入れない感じというか、

 リズムとタイミングで「球を運ぶ」というか、

 最小限の力でヘッドを最大限走らせるよう工夫するというか、

 重力で打つ(特にアイアン)というか、

 無理に加速させない(特にアイアン)というか、



 説明が難しいんだけどとにかくそんな感じ。

 その結果ドライバーの飛距離はちょっとだけ、アイアンの飛距離は1番手弱落ちる。8アイアンで135y、5アイアンで175yという感じだろうか。でも、こっちの方が確実に真っ直ぐ飛ぶし体にもやさしいし体も18ホール持ってくれるような気がするのだ(まだ判らないけど)。


 何だかすごく陳腐な事を書いているような気がしてきたけど乗りかかった船だ。明日は「心にやさしい省エネスイング」を(注:もっと陳腐です)。

  2009/5/20 (819631hit) 省エネスイング(その3)・危機管理意識


 今日は心の省エネについて。頭でっかち尻すぼみだけど。

 心にやさしい省エネスイング

 体を動かすのは脳、脳にあるのは心。つまり心のありようで体も大きく影響を受けるんだよ、という意味あいが一つ。そしてもう一つは、ティグラウンドから30cmのパットまで、全てのショットに対して入れ込んだり緊張したりすると、とても18ホール集中力が持ちませんよという意味である。

 1つめの、「心のありようで体も大きく影響を受ける」というのはつまりこういうことだ。

 「肩に力を入れる」という慣用句が「過度に張り切っている」という精神的な様子を表しているように、渾身の力で遠くへ飛ばそう、いい結果を出そうと張り切れば張り切るほど筋肉に力が入り、疲れが蓄積してくるというまあ当たり前の話である。

 よって悟りを開いたかの如く興奮せず、熱くならず、ふと気づけば18番ホールのグリーンでパットをしていたというラウンドができればきっと結果はついてくる・・・え?OB3連発で頭真っ白、気がつけば18番ホールという事ならある?おお、同士よ。

 えっと、あの、まあこれは理想であって。っていうか、OB3連発が出ようが4パットしようがバンカーからの脱出に5回掛かろうが興奮せず熱くならず、というのが理想なんだけど、そこまで冷静だと人間面白味がないし、それどころかただの廃人だしね。

 よって、ふだんは極力興奮を抑え、興奮すべきところでちょっとだけ興奮する。流れがよくなりそうなクラッチパットや、集中力が必要な1番と10番のティショットだけ静かに闘志を燃やす。これこそ全てのショットに対して入れ込んだり緊張したりしない、即ち心にやさしい省エネスイング(ラウンド)なのである。


 終わり(え?おわり?)










って、これだけではナニなので、1つだけ別の話題を。

 世間では豚インフルエンザで大騒ぎである。特にここ大阪では「騒ぎたがり」の気質もあってかとんでもない事になっている。息子(高校生)が通う高校も早々と休校になり、街行く人は皆マスク着用。薬局からはマスクが消えた。

 そんな中、LPGAツアーは5月19日つまり昨日の日付でコメントを発表した。その文章は以下の通り。

 現時点においてトーナメントは予定通り開催致しますが、今後事態が進展した場合には、主催者と相談の上で、関係各省や地方自治体などの指導に従い適切な対応を行います。
 尚、ご来場頂く皆様に安心・安全に試合観戦をお楽しみいただくための予防策として、今後主催者と相談しながら各大会での対応策を検討していきます。



 具体的な事は何一つ決まっていないのだが、こうしてコメントを発表する姿勢は高く評価すべきであろう。トーナメントは野外とはいえ何千人もの人が一箇所に集まるんだもんね。


 さて、じゃあ男子の方はどうなのかな?と思ってJGTO(日本ゴルフツアー機構)のウェブへ。

2009チャレンジトーナメント第2戦「猿島JGTOチャレンジT」いよいよ開幕!!

・・・ちがうな。

次回のトーナメント<三菱ダイヤモンドカップゴルフ2009

・・・これでもない。ん?ひょっとして、何のコメントもなし?いやいやそんなはずは。そうだ。PGA(日本プロゴルフ協会)でアナウンスしてるに違いない。

「青木日野フィールズ」手嶋が優勝!

・・・ないよ。臨時のお知らせもコメントも無し。だったらJGAはどうだ?さすがにここなら。

・・・・なんもなし。



 あ、男子ツアーを見に来たギャラリーはきっと、豚インフルエンザに感染しないんだろう。その心は、

・・・・すでに観戦(かんせん)しております。
お後が宜しいようで。

  2009/5/22 (820217hit) 平日杯で省エネラウンド(第19ラウンド目)


 なにげに6週間ぶりのホームコース。そしてこの日は今年新設された「平日杯」という競技会であった。日曜日が仕事でしかも週日会員の私が出られるチョー貴重な競技なのである。

 というわけで張り切り方も尋常じゃない。3日に1回ペースで練習へ行き、前日の夜は布団の中でシミュレーションを繰り返し(何度回っても2オーバーだった。わはは)、寝たのは午前2時頃、そして目覚ましが鳴る1時間前に起床。

 ただし、テンションは上がっていてもラウンドそのものは省エネで行くのである。ショットも省エネ、考え方も省エネで18ホール集中力を持続させるのである!

 いつもは30分前にコースに着きパッティングだけしてラウンドに臨むのだが、この日は1時間20分前に入って練習場で2カゴ(48球)打ち、今日の傾向を確認。ナチュラルに軽いフェードが出るのでいい感じだ。そして練習グリーンへ行ったのだが、ここでちょっとした問題が。

 スタートが15分ほど遅れたので、1時間近く練習グリーンにいる羽目に陥ってしまったのだ。もうね、チョー待ち疲れた。途中でパットするのがイヤになったもん。(笑)

 そうこうしているうちに時間がやってきた。今日は省エネしながら、本気でスコアを出しに行くのだ。アプローチは8アイアンのみ、ティショットで絶対にOBを出さない、そして集中力を持続させ、目先の欲にとらわれず、グリーンはセンターを狙い、バーディなんて要りません、でもパットだけは強気でGO、そうさ僕らはアマチュアさ、パーを重ねて気がつけば、ホームホールのパーパット・・・というラウンドをしたいものだと思いながらスタート。



 梅1番、ティショット完璧。2打目、ウェッジの50yも珍しく完璧。しかし5mから1mオーバーしてその返しを外し、いきなり3パット・・・・・・・・orz。 でも、最初のパットを強気で打てたし、いいか。

 2番、ティショットは6アイアンでレイアップ。左へ引っかけて2打目はピンを狙えず、グリーン左エッジへ。そこから8アイアンで2mに付けるも入らずボギー。まあスロースターターだし、省エネスイングできてるし、いいか。

 3番175yパー3。今までは6アイアンだが省エネスイングだから5アイアンで。ちょっと当たりが薄かったけどピン下5mにオン。2パットでパー。やっとパーが来て落ち着いた。

 4番・5番とパーオンし、80cm前後のちょっとプレッシャーの掛かるパーパットを何とか沈めてパー(最初のパットがどんだけヘタかという事だな)。

 6番、ヘロヘロショットx2で何とかパーオンするも難しいパットが残り、また3パットボギー。でもきさいちCCで一番難しいグリーンだから仕方ないか。

 7番、パーパットが2転がり弱くてボギー。

 8番、左足下がり・ややつま先下がりのライから165y6アイアン、完璧なショットが打てて(練習の成果)、ピン上5mにオン。ところがまた1.5mもオーバーさせ、3パットするんだよな。これはチョーまじで悔しかった。ボギー。

 9番は3打目85y、PSのコントロールショットを思い切りダフるも、寄せワンでパー。というわけで前半は5ボギーの41。5ボギーのうち3つは3パットってどんだけパットヘタなんだ俺は?(あんたでも、練習してないんやしそらしゃーないんちゃいまっか?)

 お昼はトンカツ定食。ちなみに勝負に「勝つ」ためとか、そんなん考えてではありません。無性にトンカツが食いたかった。それだけであーる。そのひとであーる(意味不明)。

 後半松1番、2mのパットを外してボギースタート。スロースターターだから・・・(強がりに非ず)。

 2番パー3は3mがこの日初めて入って寄せワンのパー。3番、4番はアイアンがまずまずでパー。省エネとグリーンセンター狙いが功を奏しているぜ。

 しかし5番。ティショットは気持ちよく左引っかけで法面へ。左足下がり+チョーつま先下がりのラフからミス覚悟でフルショット。案の定トップするもグリーン手前のラフまで転がってくれた。結果オーライ。

 しかしここからなんだよね。ピンまでは深いラフ(10m)、花道(2m)、そしてグリーンからピンまでは5m。8アイアンでとりあえずグリーンに乗せ、2パットでボギーで上等・・・と思わないといけないのに、無意識にピンを狙ってしまった。ラフにランドした8アイアンのアプローチは勢いが足りず、グリーンに乗らなかった。トホホ。ふと目が覚めるももう遅い。ピン上2mに5オン、これが入らずダボ。

 6番は一番簡単なパー3。8アイアンでグリーンやや手前にオンしたのはいいがピンは一番奥。カップを越えると急速に下っていてグリーンをこぼれる。12mのパット・・・はい、3mもしょーとして4個目の3パット。ボギー。

 7番ティショットチーピン(ギリギリセーフ)、2打目フェアウェイに出すだけ、3打目ウェッジショットがトップ。グリーン奥からの4打目も寄せられず、入らずのダボ。やっぱりいつも通り3アイアンかスプーンで打っておくべきだった。後悔先に立たず。

 8番パー5では3打目のウェッジショットが今日イチで50cmに。初めての棚ぼたバーディ。

 しかし最終ホール、2打目がわずかにグリーンをショートし(また性懲りもなく手前のピンを狙ってしまった。あれだけ言ってるのに、何故1番手大きいクラブでグリーンセンターを狙わんのだ?お前は正真正銘のアホか?)、寄せ(パット)が1.5mもショート。最初のパットがショートするのは集中力が欠如している証である。いかん。この1.5mは石にかじりついてでも入れなければ。

 ・・・・カップにかすりもせず通過(涙)。


結論:競技で37パットって、ホンマにパットどーにかせえよ>俺


ラウンド日 5月21日
ゴルフ場 きさいちカントリークラブ
コース 梅・松
グリーン A
ティ 白ティ
ヤード 5965y
パー 72
コースレート 68.7
天候 曇り
特記事項 平日競技(平日杯)

Hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9
Par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 4 3 4 5 4 3 4 5 4
Score
Put 3 2 2 2 2 3 2 3 1 2 1 2 2 2 3 2 1 2

スコア 83(41・42)
パット数 37(20・17)
パーオン率(%) 55.6(10/18)
パーセーブ率(%) 44.4(8/18)
フェアウェイキープ率(%) 78.6(11/14)
平均飛距離 220.0y

 この日の覚え書き

 ドライバー:フラット目のスイングで正解

 アイアン:コースではシャンクを恐れず半歩ボールに近づいてアップライトに


 アプローチ:フォローをしっかり出せばミスしない

 パット:入れるパットと寄せるパットをきちんと意識しよう

  2009/5/23 (820532hit) でその省エネスイング(ラウンド)はできたの?


 昨日の日記、一番肝心な事を書くのを忘れてた。省エネスイング(ラウンド)はうまくいったのか?という部分である。

 結論から書くと、「ビミョーだけど一応の成果はあった」と言えるだろう。

 まずは体のほう。伏せ字にしてももう意味がないので書くが、普段ラウンドするとその日の昼食後ぐらいから左肩が痛くなり(1)、さらに金曜日は首の付け根が重痛くなる(2)のが常であった。しかしこれが、(1)は3割減(当社比)、(2)は6割減(同)。つまり体にやさしい省エネスイングができていたのではないかと。これを続けていけば、(1)も(2)も直っていく可能性も夢ではないなと思う。

 また、終盤でもドライバーがきっちり当たったし(チーピンは一発あったけど)、ミスショットの連鎖も1ホールだけだったし、ラス前のホールでバーディが取れたし(注:自慢しているわけではありません。あくまで分析です)、最終ホールの最終ショットまできちんと打てたので良しとせねばなるまい。


 つぎに心の省エネ。こちらはほとんどダメホといえよう。練習不足を棚に上げてだけど、とにかくグリーン上の集中力がヘボ過ぎる!前半は最初のパットが大オーバーして3パット、後半はそれが大ショートして3パットってお前はラウンド4回目の初心者かっつーの。

 アプローチも前半はイメージがでるんだけど、後半はうーんイマイチ・・・ってな感じになるんだよね。8アイアンのランニングでうまく行かなければ、またマークスマンの出番かも。

 ただ、昨日も書いたけど、この日はラウンド前1時間近くも練習グリーンにいてて、精神的に疲れてしまっていたのは確か(注:言い訳ではありません。あくまで分析)であり、精神力の弱さには定評のある私の場合ペース配分というのを考えなきゃいかんなと思った。

  2009/5/25 (820888hit) 恐怖


 ゴルフのラウンドとは、恐怖との戦いではないかと思う。

 スイング自体からしてそうだ。一番器用な腕の動きを封印し、不器用な体幹の動きでスイングする事には、空振りやとんでもないミスショットの恐怖がいつもつきまとう。それでも自分を信じて振るしかない。

 トップに向かって肩や上半身をねじり上げていくと、目標に背を向ける事になりさらに打つべきボールは視界から消えそうになる。その状態から打っていく事もまた恐怖だが、それを克服しないといつまでたっても正しいスイングは構築できない。


 ドライバー。OBの恐怖に打ち勝ち最後まで振り抜く勇気が必要だ。また私の場合は特に、左へ引っかける恐怖に逆らいあえてクラブを左サイドへ振っていく気持ちも要求される。


 アプローチ恐怖症はコースでのミスが何度も続いた事がきっかけで起こった(私の場合)のだが、それよりも「うまく打たなければいけない」「うまく打てて当たり前だ」「うまい人だと思われたい」というしょーもないプライドが恐怖をより増幅するのである。この恐怖感は未だ克服できていない。


 そしてアイアン。これは先日のラウンドで判明した事だが、シャンクの恐怖からボールを無意識に体から離してセットしてしまう。その結果はトップ・ダフリ・引っかけ・こすり球と何でもあり。特にショートアイアンにおいてそのミスは顕著になる(クラブが短くなればなるほど、アップライトに振らないといけないもんね)。

 そう、だから6〜7アイアンがうまく打てていても9アイアンとかPWでへっぽこミスが出てたのである!なぜその事が判ったかというと、あるホールで9アイアンを打つとき、ふと「あれ、この姿勢ってちょっとボールから離れすぎだよな」と気づき、脇を締めてセットアップし直したら久しぶりに我ながら惚れ惚れするような弾道のショットが打てたからである。


 最後にパット。最初に長いパット(10m以上)を打つ状況で、2mも3mもショートするクセがどうしても抜けない編者であるが、それはよく考えると大オーバーして3パットしてしまう恐怖ではなく、ノーカンパットをしたら恥ずかしいという自意識から来る恐怖であるなあと最近気づいた。

 そう、つまりこれらの恐怖はコースやゴルフそのものにあるのではなく、あくまで自分の心の中にあるのだ。


 でも、いやだからこそ、ゴルフは面白いんだけどね。

  2009/5/26 (821195hit) 叙々苑カップ


 芸能界ゴルファーナンバーワンを決める叙々苑カップが今年も開催された(とスポニチのウェブに書いてあった)。

 毎年ゴルフ好きで有名なメンバーがHDCP制で戦うこの試合は、外から見た感じだけど、もっとも真剣な芸能人の大会の一つでありガチンコの勝負が繰り広げられるように感じる(のだが出場した事がないので実際は分からない)。

 で、ウェブには成績表があったのでちょっとミーハーで下世話(でしかも手抜き)だけどチェックさせて頂いた。それが下の表である(ちなみに私が知らない人、興味のない人は省いてあります。あしからず)。

順位
氏  名
渡辺裕之
77
71
里見浩太朗
84
12
72
栗田貫一
76
72
五木ひろし
83
75
黒田アーサー
83
75
叶 美香
97
20
77
10
清水 圭
87
10
77
11
ガダルカナル・タカ
90
12
78
12
西岡徳馬
83
78
13
石田純一
87
78
15
マリーン
91
12
79
18
森下千里
102
23
79
22
布施 博
97
15
82
23
錦野 旦
91
82
25
見栄晴
95
12
83
28
野口五郎
92
84
30
岡本夏生
95
10
85
31
新沼謙治
95
87
33
ラサール石井
100
13
87
34
三波豊和
93
87
35
ガッツ石松
99
12
87
36
藤森夕子
107
20
87
37
マギー審司
105
18
87
38
田中 健
100
12
88
43
吉村明宏
100
10
90
45
松崎しげる
96
91
47
モト冬樹
110
18
92
51
ゴルゴ松本
101
92
54
矢部美穂
119
20
99
55
阿藤 快
118
18
100
57
小柳ルミ子
124
20
104
58
大林素子
129
22
107

 いやあ、まさにそうそうたるメンバー。渡辺裕之氏、栗田寛一氏はやっぱり別格だね。これだけ大きな大会で70台を出すのは半端な難しさではない。また、青字で表した80台の方々も十分な実力があると言えると思う。

 で、大きなお世話ながらHDCPが低い順に20名をピックアップさせて頂いた。ちなみにこれは叙々苑カップ独自のHDCPなので、クラブHDCPよりも逆に実力を反映しているといえるかも知れない。

HDCP 名前
4 栗田貫一
5 西岡徳馬
松崎しげる
6 渡辺裕之
三波豊和
7
8 五木ひろし
黒田アーサー
野口五郎
新沼謙治
ゴルゴ松本
9 石田純一
錦野 旦
10 清水 圭
岡本夏生
吉村明宏
11
12 里見浩太朗
ガダルカナル・タカ
マリーン
見栄晴
ガッツ石松
田中 健

 上の5人はゴルフに命を賭けている人たち、といっても過言ではないだろう。渡辺裕之氏など、54歳で毎日数百球も球を打っているという話である。つまり、本当にうまくて本当に好きな人たちといえるだろう(中には??な人もいるけど)。

 HDCP8〜10の10人もゴルフバカ(失礼)で有名な人たちである。女性の岡本夏生が入っているのは素晴らしい(グロス95はちょっと残念だけど)。しかし女性といえば9位の叶美香!あの体で(注:褒め言葉です念のため)100を切っているとは何とも素晴らしい。きっと超一流どころのレッスンプロが付いているんだろうなあ。羨ましい(レッスンプロの立場にしても、叶美香の立場にしても)。

 そしてHDCP12の5名。ここも地味ながらゴルフ芸能人が揃っている。里見浩太朗氏のグロス84は73歳という年齢をを考えると素晴らしい。しかしエージシュートのためにはあと11打縮める必要があると考えると、エージシュートの困難さが判るね。
 
 他にも実力派が勢揃い。調子が悪かった人は体調不良かな?まあ中には昔のオールスター大運動会とか水泳大会みたいに、その時しか名前を聞かない芸能人もいるけど。


 というわけで何が言いたいかというと、芸能人の実力は、ハンディキャップが小さくなればなるほど実力通りといえるが、12とか15とか20とかのHDCPは、「うーんどうなんでしょー(長嶋茂雄風)」って思った。

 え?大きなお世話?こりゃまた失礼しました〜。

  2009/5/27 (821491hit) 世界がもし


世界がもし100人のゴルファーだったら・・・


 その中には、

 70人のスライサー
 20人のフッカー
 6人のフェードヒッター
 3人のドローヒッター
 1人のモー・ノーマンがいます


 84人が男性で
 15人が女性で
 もう1人は、そのどちらでもありません


 65人が会員権を持たず
 35人が会員権を持っています
 そのうち、20人は複数のコースのメンバーです


 2人だけがパーおじさんに勝った事があり
 その2人とも、ちょっとヤな奴です


 55人が100を切った事がなく、
 そのうち54人が「俺の本当の実力はこんなものではない」と思っています


 65人がスライスに悩み
 25人がチーピンに悩み
 9人がシャンクに悩み
 そして、100人が100人とも飛距離不足に悩んでいます


 20人が肘の痛みに苦しみ
 50人が腰痛に苦しみ
 80人がスコアに苦しみ
 98人が自分の才能のなさに苦しんでいます


 60人は数年間同じクラブを使います
 33人は毎年なにがしかクラブを買い替え
 6人は10年以上同じクラブを使っています
 その中の3人はグリップすら替えた事がありません
 そして残りの1人は、毎月クラブを買い替えたりリシャフトしたりしています


 50人は月一ゴルファー
 30人は月二ゴルファー
 10人は週一ゴルファー
 7人は年に数回しかラウンドしないゴルファー
 そして3人は、1日2ラウンドでも平気なゴルファーです


 40人はゼクシオユーザーで
 25人はツアーステージャーで
 20人はテーラー使いで
 10人はキャロウェイフリークで
 4人はタイトリスターで
 最後の1人はミズノマニアです


 99人はアマチュアゴルファーで
 プロゴルファーは1人(そうたった1人)しかいません



 もしこのように縮小された全体図からゴルファーの世界を見るなら
 色々なタイプのゴルファーがいること、それ自体がネタになること
 そしてゴルフそのものがいかに面白いか
 火を見るよりも明らかです


 また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう

 もしあなたにラウンドを誘ってくれる友達がいるなら・・・
 あなたは友人に恵まれています

 もしあなたが精算の時にドキドキしないで済むなら・・・
 あなたは経済的に恵まれています

 もしあなたが明日 何事もなくティグラウンドに立つことが出来るなら・・・
 あなたは腰痛や肘痛でゴルフができないであろう数十万人の人たちより恵まれています

 もしあなたがラウンド当日の朝目が覚めたとき 車のキーを隠されたりゴルフクラブを
 折られたりしていないなら・・・
 あなたは今、配偶者に恵まれています


 ゴルフができる事に感謝しましょう
 そして120叩こうが150叩こうが コースこそ地上の天国であると理解しましょう




おうちのかたへ:今回のネタはほぼ冗談であり、出てきた数字や内容はまったくの適当です。他意はありませんので気を悪くしないでね!(特にミズノマニアの人)

  2009/5/29 (822055hit) 早朝スルーラウンド(第20ラウンド目)


 その日、大阪はどんよりと分厚い雲に覆われていた。その雲の下、まだ夜も明けきっていない5時前にきさいちCCへ集まったのは3人。私・N谷君・M田さんのゴルフバカトリオ(失礼)である。

 さらにこの3人、ほとんど寝ていない事が判明。私は単に嬉しくて寝つけなかっただけだが、N谷君は深夜まで仕事、M田さんに至ってはついさっきまで徹夜マージャンをしていたとの事。もう何というか・・・・私も筋金入りのゴルフバカだと自負していたが、上には上がいると思い知らされたッス。


ラウンド日 5月28日
ゴルフ場 きさいちカントリークラブ
コース 松・竹
グリーン
ティ 白ティ
ヤード 6384y
パー 72
コースレート 70.4
天候 曇り
特記事項 N谷さん・M田さん

Hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9
Par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 4 3 4 5 4 3 4 5 4
Score +3
Put 2 2 1 2 2 1 2 2 2 1 1 1 2 2 2 1 2 2

スコア 82(44・38)
パット数 30(16・14)
パーオン率(%) 27.8(5/18)
パーセーブ率(%) 50.0(9/18)
フェアウェイキープ率(%) 57.1(8/14)
平均飛距離 227.9y

 さてその内容だが、まずはドライバー。前半の1番・4番・5番と左へ一直線。おそらく体がきちんと目覚めていない不安から手首やグリップが硬くなり、ヘッドが体より早くインパクトゾーンに到達したためと思われる。3発ともOB球の当たりであったが、いずれもセーフ。ラッキーだった。

 でも9番ホールで(打ちわける腕もないのに)無理にフェードを打とうとしてヘッドが遅れすぎ、当たり損ないのプッシュスライスでOB。4オンもできずトリプルボギー。

 しかし面白いもので、このショットがきっかけになりドライバーに火がついた(注:比喩的表現です)。後半は全てのホールでドライバーが気持ちよく当たり、7ホール中6ホールでフェアウェイキープ。今年の私のフェアウェイキープ率は57.3%(14ホール中約8ホール)だからちょっとした事件だ。今のイメージを忘れないよう、今日も日記の最後に覚え書きを書いておこう、未来の俺のために。(注:倒置法です)。


 次にアイアン。パーオン率が27.8%なのでサイテー・・・と思われそうだが、実はチョー良かったのである。ショット的にはほぼパーフェクトに近く、ちょっと大きかったりちょっと方向が悪かったりしただけ(グリーンを外すぐらいの誤差を「ちょっと」と表現するのもどうかと思うが)なのでまずまず。

 しかしティショットやフェアウェイから、つまり目標をきちんと定めて打てるはずのショットで2回に1回グリーンを外しているわけで、これはきちんとした考察と対策が必要である。・・・というわけで考察するに(早っ!)、アドレスできちんと目標に向かって立てていないのだろう。ショットが良いのにもったいない事である。今度からもっときちんと立つようにしようっていうかテイクデッドエイム。


 しかし、今回のまずまずのスコアにもっとも貢献したのはショートゲームであった。特に8アイアンのランニングアプローチが良く、ショットの成功率(思い通りの所に思い通りの強さで打てた)は94%(8回中7回成功、1回ややショート)で寄せワンの成功率が50%。

 あと、56度のウェッジを使わざるをえない状況でも、芝が生えそろってきた事もあってか成功率が78.6%(7回中5回成功、1回ショート、1回大オーバー)だった。しかしウェッジを使ったときはなぜか寄せワンが1回もなかったんだよね。

 これは8アイアンのランニングだと成功すればOKの位置まで寄るが、ウェッジの場合はそこまで寄らない、ウェッジは長い距離のアプローチに使用するが8アイアンは短い距離で使う、という理由以外に、8アイアンだとボールがグリーン上を転がるのでパッティングのイメージが出やすいのではないかと考えたりするのだがこれは今後の研究を待ちたいところである。


 そしてパッティング。この日判った事、それは

 グリーン上でボールが転がるイメージが出たらすかさず打つ。これがスムースなストロークとスムースな転がりを約束してくれるのである、と思う。っていうか、あんまり考えすぎるのはよくないと思った。考えすぎるとショートするような気がするんだよね。で、あんまり時間を掛けないで打ったパットはなぜか転がりが良いような気がする。あくまで気がするだけだけど。

 というわけで2〜3mの入れたいパットを3つぐらい外したのに30パットで3パットなし。平均パット36の私には春の珍事だ。っていうか、グリーンがいつもより重くて、大オーバーするパットがなかったからだと思われる。あと、パーオン率27.8%のお陰だ(爆)。



 さて、3人の勝負だが、フロントナインでは前半私が3アップするものの、N谷君が大逆転勝利。バックナインも出だしから2ホール連続で私が獲ってリードしたのにM田さんのバンカーからのチップインバーディなどで逆転され、結局は引き分けに終わった。精神的弱さが今後の課題と言えよう。



 この日の覚え書き

 ドライバー:両足不動・フラットスイング・切り返しで手首ゆるゆるの3つ

 アイアン:半歩ボールに近づいてTake Dead Aim


 アプローチ:転がせ

 パット:構えたらすぐ打つ

  2009/5/30 (822393hit) 基本はやっぱり大事


 最近つくづく思う。スイングにおいて基本というのがいかに大事かと。そして基本をきちんと守らなかったためにどれだけ遠回りをしてきたかと。

 ちょっと考えただけで、スイングの基本すなわち

プレショットルーチンの重要性

アドレスでスクエアに立つ重要性

グリップの定期的なチェック

アドレスの姿勢
 ・股関節から前傾する
 ・ボールと体の位置関係
 ・重心のかけ方

スイングプレーンに対する正しい意識

適度なグリッププレッシャー

右ひざを動かさない重要性

過度にスエイしない事

頭をできるだけ動かさない(軸を感じる)意識

大きなスイングアーク

切り返しはゆっくり

下半身主導のスイング

インサイドアウトの軌跡

腕の力を抜いたスイング

フィニッシュまで振り抜く


などのすべてが、どれひとつとしてないがしろにできないという事がやっとわかった(遅いって)。



 これまで私は「人より指が短いから」「手が小さいから」「身長が低いから」「運動神経が悪いから」「足首に古傷があるから」「体が柔軟だから」「ヘタだから」「トホホだから」「根拠はないが自分は特別だから」「本に『応用が大事』と書いてあったから」「本に『基本はあくまで基本で、人それぞれ性格や体型が違うようにスイングも違うのである!』と書いてあったから」「男前だから」「女子にモテるから」などと屁理屈をこねて、こういう基本中の基本を疎かにしてきた。

 しかし、これら手垢の付いた地味な教えこそがスイングの奥義であり、これらを無視した正しいスイングなどあり得ないのだと最近になって気づいたのだ(だから遅すぎるだろそれ)。



 というわけで、これからは基本を大事にしようと思った。っていうか逆に、基本さえきちんと押さえれば、スイングなんて簡単かも(はいはいそうだねよかったね)ってちょっとだけ思った。

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