きさいちCC・松コース(2)

2008/1/15 更新 


松 4番ホール
Par5
(HDCP5)
blue:546y(522y)
white:512y(489y)
red:488y(464y)
 

 セカンド地点から左ドッグレッグのパー5。打ち下ろしが気持ちの良い、雄大なホールである。

(黄色実線はレギュラー(白)ティから250ヤード)

ティーショット

 フェアウェイは広いが風の影響を受けやすく、飛ばし屋ほど左の丘(A)や右の林(D)へOBしやすい。ドックレッグ(B)まではティインググラウンドの位置にもよるが、220ヤードから260ヤード必要。

 スライサーはB狙い、飛ばし屋はAからBの間で最短距離。逆に飛距離に自信のない人はC狙いで。CとDの間には2つバンカーが並んでいて、180〜220ヤードでジャストイン。

セカンド

 Aグリーンの場合は手前の深いバンカーが効いているので、無理せずBグリーン手前狙いで。左へ行きすぎると岡が掛かってきて、3打目は左足下がりやつま先下がりのラフからのショットになる。

 Bグリーンの場合、ドライバーが会心だと2オンも可能だが、フェアウェイは微妙につま先下がりで右はOBがせり出しているし、グリーンも砲台なので力みは禁物。

 1打目がフェアウェイ左へ飛んだりドッグレッグを越えなければ、岡をショートカットするショットになる。この時は右へ突き抜けやすいので要注意。

サードショット

 両グリーンとも砲台で、距離感が難しい。特にAグリーンは大きく、見た目よりバンカーとグリーンが離れているので、思い切って突っ込む気持ちで。グリーン奥はセーフ。

グリーン

 AグリーンはきさいちCCで一番大きい。真ん中が馬の背で、左右に強く傾斜している。従って馬の背を超えるロングパットを寄せるのは至難の業。

 パッティングに自信のない人は無理に乗せず手前からアプローチで寄せていった方が無難かも。

 Bグリーンは対照的に小さいが、こちらも勾配がきつく侮れない。手前から攻めるのがベター。


松 5番ホール
Par4
(HDCP6)
blue:393y(361y)
white:360y(331y)
red:346y(314y)

 ほぼフラットでグリーンまで見渡せるパー4。AグリーンかBグリーンかで難易度が大きく変わる。

(黄色実線はレギュラー(白)ティから230ヤード)

ティーショット

 両グリーンの間に見える木狙い。左は斜面になっていて引っかけてもラフまで戻ってくることが多いが、右は200ヤードあたりから林がせり出し、転がり方によってはOB杭を越える。スライサーは左バンカー狙いがベター。

セカンド

 Aグリーンは見た目より打ち上げが強く、使用クラブは最低1番手は上げる必要がある。ただし、奥からの寄せは難しい。ショートアイアンより長いクラブで攻める場合は手前(花道)から寄せワンを狙うほうがいいかも。ただしグリーン右のバンカーに入りやすいので注意。

 Bグリーンだとフラットだし残り距離も短い。女性でも2オン可能。奥はセーフなので突っ込める。


グリーン

 A・Bグリーンとも素直でそれほど難しくない。Aグリーンは横に広く、奥から手前に結構落ちる。手前エッジから3yは傾斜が強く、グリーンを転がり落ちることもあるので注意。

 Bグリーンは逆に縦長で、右サイドのセンターにマウンドがある以外は強い傾斜はない。


松 6番ホール
Par3
(HDCP9)
blue:150y(116y)
white:134y(102y)
red:119y(91y)
 きさいちで最も短いパー3。HDCP9。

ティーショット

 Aグリーンは左が鬼門。グリーンを外せばOBと考えても過言ではない。グリーンも左三分の一が左サイドへ傾斜しているので、余裕のあるクラブ選択でグリーン右狙いを。

 Bグリーンは2004年に改修され、大きな2段グリーンになった。上の段は奥行きが狭いので、奥にピンが切られている時は無理せずに。

グリーン

 Aグリーンは全体傾斜が右から左、手前から奥。一見そうは見えないが奥へ向かって速い。左三分の一に落ちると左へこぼれる。左にピンが切ってあると難しい。

 Bグリーンは奥から手前への傾斜に加え、右から左への傾斜がラインを複雑にしている。

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