日記65

2004年6月1日〜15日

  2004/6/1(1132??hit) アプローチ・ノーコック打法


 昨日も練習にいってきた。最近偉いぞ、俺。っていうか、単に好きな事をしてるだけだから偉くも何ともない。

 ここ最近、アプローチの練習とは即ち切り返しでヘッドの重さを感じる練習と言っても過言ではない私である。今日もそういうイメージで打っていると、例によってまた開眼した。

 ほとんどノーコックでトップ位置までクラブを上げてやる方がヘッドの重さを感じやすいという事に突然気づいたのだ。しかも!その打ち方をするとボールがロフト通りに上がってくれる!実は、この事は私にとって大発見と言っても良い。

 私は、コースではもちろん練習場でも、アプローチにおいて自分が望むより低い球しか打てた事がなかった。56度もロフトのあるウェッジで打っても、8アイアンのような球筋だったのだ。それが、ノーコックにするだけで視界から消えるぐらいの高い球が出る。凄いぜ、俺!

 しかし、ノーコック打法にするだけでどうして球が上がるのか?一見逆のような気もするが、目の前で起こっている事こそ事実である。考えた結果、以下のように考察してみた。


 1,トップ位置でコックしている場合
  切り返しでヘッドが少ししか遅れないため、ヘッドの重さも感じにくく、また加速もしにくい。その結果、手首はコックした角度のままインパクトを迎えやすい(アンコックがなされない)ので、過剰にハンドファーストでフェースは球とコンタクトし、ロフトも立ったままになる(こういう打ち方もまあアリだが)。



 2,コックしない場合
  切り返しの段階で十分なコックが起こり、ダウンスウィング初期ではハンドファーストが維持されるが、ヘッドの重さをトップで感じているため、ヘッドは加速しながらインパクトに向かい、その結果インパクト直前にアンコックが起き、アドレスのヘッドの状態に近い形でインパクトを迎える。


 とまあ屁理屈をこねてみたが、どうやらポイントは「ヘッドの重さを感じる」「ヘッドの加速」にあるようである。何度も書いてる事だけど。っていうか、先生がずっと教えてくれていた事をやっと理解した、という事か。もちろん、高野さんのウェブにも昔から書いてあった事なのに。トホホ。

 そして、同じく何度も書いているが、このアプローチの理屈をフルショットに応用できた時、私のスウィングはまた一歩完成に近づくのである。って、やっぱりオオカミ少年だな>俺。

本日の体重・・・68.5kg(体重もトホホ)

  2004/6/2(113901hit) ゴルフダイジェスト・オンライン


 うちと相互リンクして頂いている、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)。今年4月1日に東証マザーズに上場し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのごるふサイトである。で、昨日、テレビ東京系列の「ガイアの夜明け」という番組で、このサイトの社長である石坂進也氏が紹介されていた。

 しかし、改めてこの会社の概要を見てみると、その規模の大きさに驚く。株だけで数百億の資産である。この会社の取締役の人たちは、4月1日を持って数十億の資産を手に入れたのだ。ああ、うらやましい(もし今日の日記の端々にトゲのような物が感じられたとしたら、それは貧乏人のひがみです)。

 さて、この石坂氏、実は財界における超名門のサラブレッドなのである。祖父は経団連第2代会長で陰の総理と呼ばれ、大阪万博の会長を勤めたり経営不振の東芝を立て直した石坂泰三氏であり、親族はその多くが財閥系企業に勤めているようである。本人もハーバード大学で経営学を学び、帰国後は商社に勤めるという言わばエリート中のエリート。

 その後、商社を円満退社し、4年前に株式会社GDOを設立。つまりゴルフダイジェスト社とは別会社なのである。しかし、氏の従兄弟がゴルフダイジェスト社の重役であり、設立や資金に関してはそのあたりの事情がとっても有利に働いた事は想像に難くない(ひがみ)。

 さて、番組はそんな氏の仕事ぶりを追いかける。太平洋クラブ御殿場コースをオンラインで予約できるよう商談したり、グアムのレオパレスリゾートやマンギラオにも同様な商談を持ちかける。どこも断られていたようだが、太平洋クラブなどは特に「会員の不利になるような事はできない」と門前払い同然。この時ばかりは石坂氏を応援したくなった。

 今後、GDOはさらに大きくなるだろう。ピーク時の四分の三程度に減ったとはいえ、まだ日本のごるふ人口は1000万人弱。とてつもなく大きい市場なのだ。また現に、その末席を汚す私でさえブラウザのホームページ(ブラウザを立ち上げた時、最初に表示されるページ)にGDOを選んでいるぐらいである。数々のニュース、ショップ、予約(実際に使用した事はないが)、読み物など、その充実度はやはり他のゴルフサイトとは一頭地を抜いている。

 やはりこういう商売は能力・資金・運など全ての条件がかみ合ったところが勝ち抜くのであろう。今後も頑張っていただきたいものである。

 実は私も、このウェブ日記が軌道に乗ってきた時、「これを使って商売が出来ないかな」などと甘い気持ちを抱いたのであるが、それは思い上がりである事が今回の番組を見てはっきり解った。だから○よ、「それだけ一生懸命ホームページに打ちこむんやったらそれで儲けることぐらい考えぇや!」と言うのはやっぱり無理ですごめんなさい。

本日の体重・・・68.5kg(微動だにせず)

  2004/6/4(114651hit) 訂正


 本日は、掲示板で私が書き込みした件についての訂正を図々しくも1日分の日記のネタにしてみようという趣向である。ラウンド結果は明日。

 5月25日にokさんが作ってくださった「抜くべきか抜かざるべきか」のスレッド(No.524)中で、たっくさんが以下のような書き込みをしてくださった。


536.Re: (untitled)
名前:たっく    日付:5月28日(金) 17時50分
(略)

ところでピンはグリーン面に垂直に立ててあるのでしょうか。
登りのラインだとこちら側に傾いているのかな。
それで、入りにくいのかな?

(後略)

 この質問に対し、私の答えは


541.Re: (untitled)
名前:hiro    日付:5月29日(土) 12時3分
(略)

はい、そうだと思います。あまりひどい傾斜にピンを切る事は
少ないと思いますが、1度でも傾斜があればフラッグは心持ち
低い方へ傾くでしょうね。

(後略)

 というものであった。しかし、これは大きな間違い、真っ赤な嘘、完全なでたらめ、妄言、でまかせであったのだ。

 実は昨日、しろすけさんという方からメールを頂き、カップは水平面に垂直に切るのです、と教えてくださった。そして、それが解説してあるウェブまで教えてくださったのだ。しろすけさん、ありがとうございました。

 つまり、絵で描くと下のようになる。

 コースによって、また状況によって多少のずれや流儀はあるだろうが、基本的には上の絵のようになるのだろう。

 まあ良く考えてみれば当たり前の話かもしれない。基本的にグリーンは受けている事が多く、そんな受けグリーンに平行にカップを切ればそのピンフラッグは手前に傾いてしまい、チップインやホールインワンなどが出なくなってしまう。まあ、私のようにバックスピンでホールを狙うテクニシャンなら話は別だが(←ここ、笑うところです)。

 また、カップインした時に底が傾いていたら、運が悪ければボールは底に当たってカップの外に飛び出してしまう。何年か前、アメリカのナイキツアーか何かで実際に起こった事もある。

 と言うわけで、謹んで訂正させて頂きます。みなさま、ごめんなさい。

 さて、この絵を見て発見できた事が一つ。上の絵は少し誇張して書いているが、上りのパットではカップの向こう側が手前より高くなる(左側の絵の向かって右側)。即ち、上りは多少強く打っても土手に当たってカップインする確率が高いのだ。逆に、下りのパットではほんの少し強くても土手に当たってカップインする確率は低いと考えられる。

 特に、1m以内の短いパットでは、上りは強く、下りは優しく打ったほうがカップインの確率は高いのである・・・・って、そんな事はやっぱり常識でしたか?

本日の体重・・・68.7kg(ベ○ピのせいです)

  2004/6/5(115019hit) 罪と罰(バチ)

6/3・きさいちCC・竹梅(Bグリーン)・晴時々曇
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 71
score 4 3 3 6 4 3 6 5 4 38 7 4 5 4 4 7 4 5 8 49 87
+3 +3 +3
topics *1       *2       *3   *4     *5     *6   
putt 1 1 0 2 2 1 3 2 1 13 3 2 2 2 1 3 2 3 2 20 33

*1・・・アプローチが完璧。いやあ、やっぱり練習はするもんだ。
ウホホ度3+3+5=11

*2・・・普通の素ダボ。このホールは苦手だ。トホホ度2

*3・・・セカンドがシャンクしてバンカーへ。3打目ホームラン。4打目エッジへ。さらに3パット。トホホ度4

*4・・・本文参照。トホホ度3

*5・・・本文参照。トホホ度5

*6・・・本文参照。
トホホ度5

ウホホ11 VS トホホ19 でやっぱりトホホの勝ち

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー
4ボギー
2ダボ
3トリプル
87
(+16)
86.0
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.902
(34.2)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
4.6
(0.8/18h)
パーセーブ率(%)
Par saving average
50.0
(9/18)
41.1
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
72.2
(13/18)
80.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2
(4/18)
34.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
82.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
78.6
(11/14)
71.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
218.2 222.5
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
60.0
(6/10)
31.4
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
80.8 75.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
66.7 68.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
55.6 60.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
70.0 68.0


 ラウンドの結果をすぐに日記に書かない時・・・それはトホホを意味する。

 前半はそれでも良かったのだ。アイアンはいつも通りだったもののアプローチが冴え、出だし2ホールは寄せワンスタート。さらに3ホール目はラッキーなチップインバーディー。苦手の7番で素ダボを叩くものの、あとは何とか踏ん張り、2オーバーでハーフ終了。

 しかし、ここで迂闊にも私は思ってしまった。

「よしよしいい感じだ今日こそは今年初めての70台だぜそしてあわよくば初の両ハーフ30台だぜふふふ俺ってやっぱりグレートだぜ」

 そして後半。

 いきなり1番でトリプルボギー

 次の2番ホール。2mの上り真っ直ぐのバーディーパットをショート

 続いて3番ホール。7アイアンのティーショットがシャンクしてOB

 そして6番ホール。ワンオンを狙ったティーショットが大きく曲がってOB

 さらに9番ホール。セカンドショットを引っかけてOB


 (T◇T)・・・・・ジーザス!


 今日の教訓:神は居る
 

本日の体重・・・68.6kg(あの67.9kgは何だったのか?)

  2004/6/6(115308hit) マシーンと煩悩


 意味深な題名だが、すいません中身はからっぽです。

 前回のラウンド、アプローチは今年最高の出来であった。練習の成果が出るというのは嬉しいものだ。アイアンはいくら練習してもダメなのに、不思議なものである。

 恐らく、アプローチの方が動きが小さい分、ポイントさえ押さえれば大きなミスをしにくいためだろう。特に大事な点は、やはりメカニカルな動きである。手首や腕の感性を重視する打ち方ではなく、一切の私情を廃して機械的にクラブを上げ下げする。そう、マシーンになるのだ。振り幅と落とし所だけに感性を使い、あとは迷わず悩まずスウィングロボットになったつもりで振る。これでまた一歩野望に近づいた。へへへ(1回上手くいったぐらいでこれである)。

 そして昨日はドライバーショットでもこのマシーン化が上手く行ったような気がする。「飛ばさない」事だけを考え、8割の力で振る。これが7割になっても9割になっても私の場合は上手くいかない事が最近解ってきた。あくまで8割である。

 でも、ホールを重ねていくとだんだん飛ばしたい欲求が溜まってきて、後半になると数ホールで思い切り叩いてしまうのはやはり煩悩のなせる業であろうか。

 そしてその煩悩が一番出てしまうのがアイアンなのである。グリーンに乗せたい、しかもきれいな球筋で、芯に当てて、軽いドローで、そしてあわよくばピンに寄せ、短いパットを残したい。これだけ欲を出せば、失敗するのは自明と言えるだろう。

 ドライバーは「飛距離」という欲を一つ捨てる事で抜群に安定した。アイアンショットで欲を捨てられる日は本当に来るのだろうか?っていうか、どうしてアイアンで欲を捨てられないかの方が問題だな。

 この謎を解くためには、練習ではなく精神分析が必要なのかも知れない(なーんてそんなたいした問題ではないだろが>俺)。

本日の体重・・・68.1kg(がんばるぜ)

  2004/6/7(115575hit) JCBクラシック仙台


 先週の男子ツアー、プレーオフの末、神山隆志がツアー初優勝を果たした。プレーオフに残ったのは3人。49歳の中嶋常幸と、27歳の近藤智弘、そして31歳の神山である。

 試合は、逃げる神山に対し近藤が猛チャージで追いつき、中嶋が崖っぷちのスーパーパットでプレーオフの権利を獲得。一方の神山は最終ホールで3パットをし、ほぼ手中に収めた優勝を取りこぼしたかに見えた。

 勢いから言えば中嶋、近藤、神山の順番だろう。しかし勝負とは分からないもので、プレーオフ1ホール目、中嶋はティーショットを左のラフへ打ちこみ、セカンドも寄らず。一方の近藤はティーショット・セカンドショット共に100点満点で1.5mのバーディーパットを残す。そして神山は6mの位置に2オン。

 誰もが近藤の初優勝を確信したが、神山が6mをねじ込み、近藤が1.5mを外し、勝負がついたのであった。うーん、ドラマチック。

 神山は全くの伏兵といっても良いだろう。プロ入り後7年間、シードすら取った事のない選手である。日大出身で、片山晋呉、横尾要、宮本勝昌、そして先々週初優勝した三橋達也と同期生。しかし、プロテスト合格まで3年かかった苦労人である。

 ところが実は、彼は「苦労」という言葉と全く縁がない人生を送ってきたようである。詳しくは書かないが、父親の経営する会社はアメリカのトーナメント開催コースなどを3つも所有していて、小さい頃から周り放題だったらしい。また、物心ついた時からファーストクラスにしか乗った事がないらしい。さらに、プロ入り後もツアー遠征費を父親に援助してもらっていたという(・・・って、十分詳しいじゃん)。

 典型的なボンボン息子ではある。しかし、勝負師としては必ずしもプラスとはいえないそういう条件を克服(?)し、優勝できたのはやはり本人の努力であろう。今年はハードな練習と筋トレを積んできたらしいし。

 でも・・・・やっぱり持って生まれたアドバンテージがあるやつはいいよなあ、と素直に応援できない(もっとはっきり書けばひがみ根性丸出しの)私はやっぱりひねくれ者ですか?ですね。


 ところで、女子ツアーのリゾートトラストレディースでも、プロ3年目の茂木宏美がプレーオフの末初優勝。不動や宮里をかわし、27歳のチャンピオンが誕生したのだが、私のとっている新聞ではこちらの方が写真も記事も大きく扱われていた。女子ツアーの盛り上がり、恐るべし。

 今年は男子も女子も面白くなりそうである。だから、同じ時間帯にテレビ放映するのは止めて頂きたい。っていうか、普通同じ時間帯にするか?お互いにお互いの首を絞めてるようなものだと思うのだが。それくらい、大人なんだから何とか調整しなさいってばさ。

本日の体重・・・68.5kg(もらい物のオヤツを何とかせねば)

  2004/6/8(116034hit) キャロウェイ ERC + Fusion


 ところでドライバーである。飛距離不足を腕のせいではなくクラブのせいと考え、出した結論が短絡的にも「よく飛ぶクラブを買う」であった。で、今流行りのコンポジットドライバー、ERC+Fusionをついに購入。なかなかキャロウェイから卒業(?)できない・・・なんて書くとキャロウェイファンから怒られそうだが。


金色がちょっと・・・(^^;



 と言っても、実は○の話。私はこれ以上クラブを買ったりすると、生まれ変わっても○のいう事を無条件で聞かなければけなくなってしまう(買わなくてもいう事を聞く事には変わりないのだが。もしそうなったら、来世は○に生まれ変わるつもりだ)。

 先週の木曜日は、そのデビューの日であった。でどうだったかというと・・・やっぱ飛ぶのよ、これが

 普段より少なくとも20ヤード、当たった時には40ヤードは違っていた。また、ランもよく出ていた。もともと○は150〜160ヤードの飛距離だったから、40ヤード今までより飛ぶというのはすごい事である。事実、パー4のセカンドで普段は多用する7Wの使用回数が明らかに減っていたし、パーオンも何度かしていたようだ。

 18ホール中6ホールぐらいで最長飛距離を叩き出し、○はご満悦であった(良い事である)。高反発の恩恵は、ヘッドスピードの低い女性やシニアのほうが受けやすいのだろう。

 また、方向性も抜群であった。○の持ち玉はスライスで、悪い時にはひどいこすり球が出ていたのだが、この日はスライスがフェードに、ひどいこすり球がスライスに化けるという感じで、きれいに当たれば印度人もビックリ(中年ギャグ)のきれいなドローが飛び出す。さすがに最新式のC4である。

 と言うわけで、○は久しぶりの100切りを達成。ここしばらく腰痛でラウンドできず、家庭内はティラノサウルスの檻の中のような雰囲気であり、私はその中に紛れ込んだウサギのような気持ちであったのだが、この日を境にライオンの檻の中ぐらいまで落ち着いたのであった(一緒やって)。

本日の体重・・・68.5kg(毎日書く意味がなくなってきた)

  2004/6/9(116383hit) 私も買いました


 昨日練習へ。木曜日にラウンドして以来、5日ぶりである。今週はちょっと忙しかったんだもーん。

 ところが、色々なポイントを意識しすぎたせいか、アイアンがチョロしか出なくなってしまった。アイアンでチョロ。こんなに格好悪い事はない。打てども打てどもボールは「餓鬼」とか「語気」とか「(中国読みで)北」とか「紺」とかいう擬音を残し、50ヤード先へ転がっていくばかり。

 アイアンの打ち方を完全に忘れてしまったようだ。っていうか、こんな練習をいくら続けても苦手意識を植え付けるだけだからもう止めようと思って止めた。心の中に暗雲が立ちこめる。まあアイアンが当たらないのは今に始まったわけではないので、まあ、いいか。

 さて、今日はお買い物の話である。○が△万円もするクラブを買ったので、私も何か買ってやろうとたくらみ、たまたま用事で京都へ行った日曜日、高■屋へ寄って色々と物色する事にした。

 折しも百貨店は父の日セールである。私はこれでも一応父だから、自分で自分に買ってあげるというのもなかなかお洒落ではないか。で、どうせ買うならどーんと大きいものと思い、外商部へ行った。狙いはアウディのSUV、Allroad Quattroである。


こちらのサイトから拝借しました<m(__)m>

 ところが、ちょっと(598.8万円ほど)予算オーバー。それではと、PorscheのSUV、Cayenne(カイエン)の見積もりを頼んだ。


こちらから拝借<m(__)m>
格好いいかどうかは微妙ではある。希少価値のみ?

 しかしこちらも、残念ながらわずかに(628.9万円ほど)予算が足りない。買う気は十分なのだが、たまたま手持ちが少なかったため見送る事にした。残念である。

 仕方なく、文房具コーナーの横、百貨店には付きもののあるコーナーへ行き、予算内でまかなえる物を購入した。それは・・・


幸運の女神になるのか?


点字付きのコインは珍しい

 そう、ボールマーク用のコイン。イタリアの500リラ硬貨のようだ。邦価で30円ぐらい。もちろん現在ではユーロが流通しているため、現行の物ではない。しかしゴールドとシルバーの配色が美しく、真ん中の生首というか女性の横顔も美しく、さすが芸術の国と思わせる(思い込みが激しいだけか)。この女性が、グリーン上で幸運の女神になってくれそうな気がして、迷うことなく購入したのであった。予算内だったし。

 っていうか、350円だったら誰も迷わないって。

本日の体重・・・68.5kg(マクドナルドはダイエットの敵?)

  2004/6/11(117104hit) パットは水物

6/10・きさいちCC・梅松(Aグリーン)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 6 4 4 5 5 5 6 4 6 45 3 5 4 4 7 5 5 5 5 44 89
+3 +3
topics *1       *2       *3 *4   *5 *6 *7         
putt 3 2 2 2 2 3 3 2 2 21 1 3 2 1 4 3 2 1 2 19 40

*1・・・3オンは仕方ないとして3パットだ問題は。トホホ度3


*2・・・最近、パー3のティーショットで必ずOBするんだ。トホホ度4

*3・・・セカンドでトップしたボールがピン横2mについてトホホバーディ。トホホ度1

*4・・・だから3パットなんだって問題は。トホホ度4

*5・・・この日唯一の快心のホール。ウホホ度5

*6・・・4パットってあんた。もうアホかと。
トホホ度5

*7・・・50cm外すってあんた。もうバカかと。トホホ度5

ウホホ5 VS トホホ17 でパットホホ

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディー
6ボギー
3ダボ
2トリプル
89
(+17)
86.2
平均パット数
Putting average
2.222
(40)
1.915
(34.5)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
4.9
(0.9/18h)
パーセーブ率(%)
Par saving average
38.9
(7/18)
41.0
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
72.2
(13/18)
80.6
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
34.7
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
94.4
(17/18)
83.1
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(12/14)
72.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
233.6 223.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
11.1
(1/9)
30.5
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
88.5 75.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
58.3 67.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
67.9 61.0
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
67.9 68.0


 1週間に一度必ず訪れる、心躍る瞬間。それが木曜日の朝だ。

 目を覚まし、寝ぼけまなこで時計を確認する。午前8時。ああ、また今日も1日仕事かぁ。憂鬱だなぁ・・・といったんは考える。しかし、あっ!今日は木曜日だ!!と思い当たった瞬間、目はぱっちりと覚め、体中に活力がみなぎってくるのだ。目に見えるもの全てがまるで新緑の森のようにみずみずしく感じられ、窓の外でさえずる雀たちの鳴き声にも感動し、そして○も美人に見えるほどである。

 しかし、たいていの場合、この天にも昇るような気持ちはホールを消化する毎に萎んでいき、ついにはきれいさっぱり無くなってしまう。その時、目に見える物全てが廃墟のようにおどろおどろしく感じられ、窓の外で鳴く鳩を散弾銃で撃ちまくりたくなり、○が○に見えるほどなのであった。

 そう、この日もそれは例外ではなかった。この日は、たまにご一緒するMaさんと、その友人であるフィリップとのラウンドだ(フィリップの事はまた明日)。ラウンド自体は大変楽しく、梅雨なのに雨も降らず、楽しい1日を過ごせたと思う。

 ドライバーは今年最高の出来で、あれだけ練習場で当たらなかったアイアンもまずまず。良いショットによるパーオンも多かった(シャンクもあったけど)。アプローチもいつも通り(イマイチの当たりか、上手く打てたらショートするというパターン)。

 しかしパットのフィーリングがとにかく最悪。特にこの日は、何故かショートパットが真っ直ぐ打てないのだ。序盤から順調に3パットを重ね、後半の5番ホールでは久しぶりの4パット(今年4回目。ちなみに去年は11回。トホホ)。次の6番でも1グリップ強を外して3パット。久しぶりにパット恐怖症になりかけた。

 実は、朝の練習グリーンからその徴候はあった。スムースにテークバックが引けないのだ。きっちり調整してラウンドに臨めば良かったのだが、それをせずにスタートしてしまったため、このような結果になってしまったという訳である。

 まあ、エアレーションでグリーンが穴だらけで、砂も大量にまかれていたという事情もあるが、それを言い訳にするつもりはない、と断言すれば嘘になるが、ある、と言い切るほど卑怯ではないつもりだがこうやって書いているだけで十分言い訳になっているという事は賢明な読者の方々はとっくにお見通しだろうって何を言いたいか判らない。どーもすいません。

 やはり、パットは水物であるというお話。おわり。
 

本日の体重・・・68.2kg(今週こそ!)

  2004/6/12(117482hit) 本物のアスリート


 昨日も書いたように、今回は現役のプロラグビー選手、フィリップ・ライアシー選手とラウンドする機会を得た。出身はフィジー。そう、ビジェイ・シンの出身国である。ところで、フィジーがどこにあるか貴方は知っているだろうか?(私は「確かカリブ海でしたよね」などと大ボケをかましてしまった。それはキューバだってば)。正解は、南太平洋。オーストラリアの東、ニュージーランドの北である。海洋でいえば、メラネシア

 フィリップは日本へ来て8年。ラグビートップリーグに所属する、近鉄のライナーズの選手だ。ポジションはフルバック。ゴールに向かって突進してくる相手選手にタックルし、相手のトライを阻止する守りの要である。

 いやあ、さすが現役のプロアスリート。とんでもなく体がごつい。二の腕(上膊部)で私の太ももぐらいありそうである。首の太さも私の頭ぐらいありそうである。もし彼の着ぐるみがあれば、首の部分に私の顔がきて、そこにのぞき穴を開ける事が可能だろう(くだらない例えだ)。

 で、彼のごるふ。それだけ筋肉隆々だったら力任せのごるふをするのかと思ったら、さにあらず。体が柔らかく、上半身は鞭のようにしなり、下半身は不動。つまり、プロ顔負けの美しいスウィングなのである。それでいて、ドライバーの飛距離は軽く300ヤード。誇張ではない300ヤードである。私の会心の一撃と、彼のミスショットが同じぐらいなのだ。こりゃもう、張り合おうなんて気も起こらない(当たり前だ)。

 午前中の短い梅コースなど、ロングホールを除きほとんど1オンするんじゃないかという勢いである。ロングホールもセカンドショットはミドルアイアンかショートアイアン。しかも本人曰く、「軽ク振ッテル。思イ切リ振ッタラ、モット飛ブヨ」だそうである。桁違いである。何たって、打たれたボールがなかなか落ちてこないんだから。

 もちろん飛ばすだけではない。アイアンも正確だし、寄せも柔らかく、ワンピンどころかほとんどワングリップに付けてくる。HDCPは15と言っていたがとんでもない。片手シングルクラスの腕前と言っても過言ではない。その証拠に、前半7ホールまで1アンダー。ミスらしいミスを全くしないし、してもグリーン近辺から寄せワンでパーを取ってくる。8番、9番と珍しく寄せのミスが出たり連続OBが出たりしたが、それでも上手い事には変わりはない。

 プロアスリーターの底力を見せつけられ、感心しきりの1日であった。いやあ、ええモン見せてもらいましたわ。

本日の体重・・・68.7kg(x_x;)シュン

  2004/6/13(117705hit) 日本プロゴルフ協会


 男子ゴルフツアーは今週お休み。4年前までフィランスロピーという名前のトーナメントが開催されていた週である。ちなみに、フィランスロピーとは人類愛・博愛・慈愛という意味らしいが、「社会貢献」と訳される場合もある。ニュアンス的には、ボランティアよりもやや広い意味を持つ言葉のようだ。

 この、一見胡散臭い宗教団体を彷彿とさせるトーナメント、意外にも主催は社団法人日本プロゴルフ協会(JPGA)であった。今年、新たに日本プロゴルフマッチプレー選手権も開催が中止になったため、これでJPGA主催のトーナメントは、先月行われた日本プロのみになってしまったことになる。

 ところで、JPGAとはどんな仕事をしている団体なのだろうか?プロごるふぁーに関係する事は判るが、どれくらい権威があり、どの程度の規模で活動しているのかは判りにくい。そこで、日本プロゴルフ協会のウェブページからその事業内容を抜粋してみた。

 1,PGAティーチングプロ資格の認定
 2,プロフェッショナルゴルファー資格の認定
 3,ゴルフの技術、ルールおよびマナーの指導および普及奨励
 4,ゴルフのルールおよびマナーに関する研究調査
 5,ゴルフ競技の主催
 6,本協会事業に協賛する諸団体等が主催する競技、または講習会の指導援助
 7,刊行物の企画および出版
 8,ゴルフ用品の品質適正に関する検査および証明
 9,その他、目的を達成するための必要な事業


 つまり、日本のプロごるふぁーの統括団体と言っても過言ではない。

 だが、50年近い歴史を持つこの団体が(資金難により?)主催競技を減らしているという現状は寂しい限りだ。

 ご存じの通り、日本プロゴルフ協会から、トーナメント競技を統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)が分離独立したのが5年前。当時は色々と内部で問題があり、その結果の分裂だったと記憶している。プロごるふぁーの団体からトーナメント競技が無くなってしまうのはまさに骨抜き状態であり、衰退していくのは誰の目にも明らかであった。どうしてもっと業界全体の事を考えて運営できないのだ?

 ここからは(お得意の)想像だが、大きな団体のお偉いさんになってしまうと、権力欲とか私利私欲とか旨い汁とか袖の下とかつまりはそういう悪代官と越後屋的思考にはまり込んでしまうのだろう。表には出てきていないが、きっとそうに違いない(と思ったりする)。

 しかし、最近になってよい徴候も現れている。このあまりの衰退ぶりに業を煮やしたのか、来年からツアーの名前が「ジャパンゴルフツアー」から「日本PGAツアー」と変更になるという話があり、両者の歩み寄りが期待されているのだ。

 みんなごるふぁーなんだから、紳士的にふるまわなきゃ、ね。

本日の体重・・・68.6kgヘ(´o`)ヘ とほほ・・・・

  2004/6/14(117947hit) 宮里藍


 本当は昨日書こうと思ってたんだ、「宮里藍は間違いなく優勝するだろう」と。

 でも、JPGAの事でいっぱいになってしまい、その一文を入れる場所が無くなってしまった。せっかく預言者hiroの名声をもっと高めるチャンスだったのに(でも、昨日の最終日が始まる前、多分日本中で10万人ぐらいが同じように考えてたと思う。しかも、そう言うヤツに限って「当たり前の事をさも自分だけが考えていて偉そうに能書き垂れるヤツ」だったりするんだっていうかそれは俺だ)。

 まあとにかく、彼女は本物だ。技術もさることながら、その心のあり方がずば抜けているように思う。

 特に、私が素晴らしいと思ったのは彼女の歩き方。手を振って、大股で、堂々とフェアウェイを歩いていく姿は18歳ながら女王の風格さえ漂わせているし、またラウンド中ずっと精神的に安定し、自信がみなぎっている証拠だとも思う。41歳にもなって風格どころか風船のようにへろへろしている私とは大きな違いだ。

 今後も彼女は勝ち続け、当分は不動と宮里の2強が女子ツアーを牽引していくFM時代が到来するだろう。しかし、それだけでは終わらないはずで、2年後には賞金女王、3年後には渡米・アメリカでの優勝、5年後にはUSLPGAのメジャーを獲り、岡本綾子以来の賞金女王も夢ではない、と思う。

 その時彼女はまだ23歳(ちなみに私はその時46歳。押しも押されぬオヤジである)。いやあ、ホントに先が楽しみだわ(私自身は先が思いやられるが)。

本日の体重・・・68.6kg(変化なし)

  2004/6/15(118377hit) 立ち居振る舞い


 今週は忙しくてなかなか練習に行けない。したがって日記のネタがない。仕方なく、また得意の戯言偏見を書き殴る。ご容赦頂きたい。

 昨日、藍ちゃんの歩き方について言及したが、プロであるからにはやはり「いつも見られている」という意識は重要である。また、自分を見せる事を意識してこそのプロである。正直な話、藍ちゃんが可愛くなければ、ここまで人気者にはならなかっただろう。現実とはそういうものである。(以前、彼女を「藍ちゃん」と呼ぶのは失礼だ、という話を書いた(3/17の日記)。が、それは彼女を目の前にしての話であり、ファンが日常で使う分には全然かまわないのだ)

 また、彼女もその事を知ってか知らずか、日を追う毎に垢抜けて可愛らしくなってきていると思う。眉毛のお手入れも熱心だし(でもあのサングラスは似合わないと思うけどなあ・・・)。

 そう、彼女はプロ1年目にしてスターになり、そしてスターは如何にふるまうべきかを十分理解しているのである。こういうところも、彼女の非凡な部分であろう。

 ところが、何年もプロとして活躍しているにも関らず、この見せる(=魅せる)部分を全く解っていない、判ろうともしないプロもまた存在する。

 先日、あるトーナメントをダイジェストで見たのだが、ある有名なプロが、フェアウェイからのアイアンショットをミスした瞬間、投げやりな態度で文字通りクラブを投げ出してしまった(ジャンボも良くやりますよね、これ)。

 気持ちは解るし、本人としてはほとんど無意識にグリップを離してしまうのだろうから突っ込むのは野暮かも知れない。しかしこのプロ、2回目の同じようなミスに対しても全く同じような行為を繰り返した。ダイジェストで2回映って2回ともである(だから本当は3回も5回もしているかもしれない)。

 こんな事を思うのは私だけかもしれないが、1度は許せても2度は許せない事があると思う。1度ならついうっかりとか、偶然とか、余程落胆してという事で情状酌量の余地はある。しかし、2回してしまうというのは常習であり、故意であり、確信犯であろう。

 人間は学習する生き物である。1度の過ちから成長したり、恥じ入ったり、懲りたり、学んだりするものだ。2度同じ過ちを繰り返した場合、親や学校なら根気よく注意してくれるかもしれないが、実社会ではそこで終わりである。再犯に執行猶予はつかないし、バツイチは珍しくなくてもバツ2となればちょっと引くし。恋も2度目なら少しは上手に愛のメッセージを伝えられるし。2度ある事は3度ある、というのはまさに的を射た諺だ。

 テレビで放映されているという事を知っているにも関わらず、マナーに反する行為を繰り返すごるふぁー。ジュニアごるふぁーたちが真似をして大事故になったらどうするのか?プロとは、そういう事まで考えて初めてプロたる資格があると言えるのではないのか。

 JPGAも、ちょっと意見を言っただけで批判と捉えて事情聴取するようなヒマがあったら、こういうごるふぁーに罰金を科せばいいのだ。

本日の体重・・・68.6kg(変化なし・・・ホントだって!)



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