2004年5月1日〜15日
2004/5/1(103894hit) いやはや・・・
しかしそれにしてもアイアンが全く当たらない。ティーショットではまだ左へ引っかけるぐらいでましなのだが、とにかくフェアウェイからのアイアンが全然ダメ。 先日のラウンド、ショットの内容は以下のような感じであった。
これでは何のことか分からないので、グラフにしてみた。 こうして見れば、アイアンのダメさ加減が一目瞭然憮然愕然、唖然暗然また必然、旧態依然で古色蒼然、上げ膳据え膳アムンゼン、加賀友禅に体質改善、卵も混ぜんかき混ぜん、免疫不全の野弧禅が燦然と輝くチゴイネルワイゼンである(最近、筒井康隆読んでます)。 ドライバーをいくら飛ばそうが、アイアンをダフって残り50ヤード残ったりバンカーに入れたりしてればボギーが関の山。そこに3パットやバンカーショットのミスやアプローチのミスが重なればダボは当たり前である。 寄せワンがコンスタントに5つぐらい取れたり、パット数が30を切るなら話は別だが、アプローチもパットもぱっとしないし。 よし、アイアンの特訓だ! 本日の体重・・・68.8kg(ああ、だいえっとって何?) |
2004/5/2(104045hit) 奇行
名古屋で行われている中日クラウンズ。三日目を終わって片山晋吾が2位に7打差をつけて独走状態である。初日から5アンダー、6アンダー、7アンダーと調子も尻上がりで、今日の優勝はまず間違いないところだろう。 ドライバーはフェアウェイを外さない、アイアンの切れは抜群、ソリッドなパッティングは見ていても外れる気がしない。まさに死角なし。間違いなく、現時点で日本ツアー最強のプロだろう。 しかし・・・・それにしても、やっぱり、あのパフォーマンスはどう贔屓目に見ても格好悪いとしか思えないのだ(知らない方は、JGOのウェブページをご参照頂きたい)。 人それぞれ。他人の行動に茶々を入れるのは野暮であることは十分承知である。あるいは、観客へのサーヴィスのつもりかもしれないし、ああいう奇行で自分を鼓舞する事により集中力を高めていくのかもしれない。また、彼がどんな事をしようが、言ってみれば彼の自由だ、という人もいるだろう。 だが、実はそうではない。ギャラリーや視聴者はごるふを見たいのであって、下品な踊りなど(一部の妄信的な彼のファンを除いて)見たくないのだ。また、バーディーのたびに毎回毎回繰り返すのは、受けたギャグを受けなくなってからも延々と繰り返す3流の芸人のようで、きわめて稚拙な印象しか与えない。 「剣(つるぎ)の舞」で有名なチチ・ロドリゲスが、バーディーを取るたびに欠かさずそれを行ったとしたら、観客はきっと呆れかえり、彼には「プレー遅延常習者でお調子者の、非常識極まりないバカ」というレッテルが貼られていただろう。つまり、そういうことである。1年に数回しかしなかったからこそ、彼の剣の舞は優雅であり、愛されたのだ。 「こんなに良いゴルフはめったに出来るもんじゃない。そんなゴルフができる自分に、幸せを感じています」(上記ウェブページから抜粋)という彼のコメントにも、「自分」というキーワードしか出てこない。まあ、このセリフだけ喋ったわけではないと思うが、それにしても底が浅い発言だと思う。観客を魅了してこそのプロじゃん。自分が満足しさえすればいいのだったら、一人で勝手にラウンドすればいいのだ。 「それで食っていける」というのはプロの最低条件であり、「観客にプロの技を魅せる」事ができて初めて一流である。そして「自分がプロとして観客に何を与えることができるか?」を考えることが超一流と呼ばれるプロたちの責務ではないのか? 彼の技術は間違いなく超一流だ。その彼の奇行を見ると、ただ自らを貶めているようで痛々しく、心から残念な気持ちになるのである。超一流のプロは、キワモノ的言動を取る必要などない。存在しているだけで十分なのだ。 本日の体重・・・68.4kg(ちょっと頑張ろうかな) |
2004/5/3(104227hit) ごる日々国憲法
前文 ごる日々国民は、正当にラウンドされたプレーにおけるスコアを通じて行動し、われらとわれらのごるふ仲間のために、同伴競技者との協和による成果と、ラウンド時の全ホールにわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、プレイヤーの行為によつて再びトホホの惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権がごるふに存することを宣言し、この憲法を確定する。 そもそもごるふは、国民の厳粛なプレーによるものてあつて、その権威は真面目なラウンドに由来し、その楽しむ精神は国民の代表者がこれを記載し、そのトホホは国民がこれを享受する。これはごるふぁー普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の精神論ごるふ、6インチリプレース及び間留山を排除する。 ごる日々国民は、ごるふの平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高なラウンドを深く自覚するのであつて、ごるふを愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらのプレーと楽しいラウンドを保持しようと決意した。われらは、楽しいラウンドを維持し、教え魔とマナー違反、ミスショットの苦悩と被虐的反省をコースから永遠に除去しようと努めてゐる国際ごるふ社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界のごるふぁーが、ひとしく無神経な同伴競技者の恐怖とスロープレーから免かれ、平和のうちにラウンドする権利を有することを確認する。 われらは、いづれのプレイヤーも、自分のことのみに専念して同伴競技者を無視してはならないのであつて、プレー道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、ごるふぁーの主権を維持し、同伴競技者と対等関係に立たうとする各プレイヤーの責務であると信ずる。 ごる日々国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。 第1章〜第11章 後日掲載(予定?) 本日の体重・・・68.2kg(平和憲法) |
2004/5/4(104421hit) 買っちゃった!!
ついに買ってしまった。それはウエッジ。それはVokey。それは先生(by森昌子って最近ギャグがオヤジ化してきているような気がするっていうか最近ではなく昔からそうだったっていうか実は物心ついた頃から「しょーもない事言い」であった)。 色々考えた末、結局大変オーソドックスなところに落ち着いたわけだ。YAZさんに教えて頂いたクルーズのトリプルソールも大変良さそうだったし最後まで悩んだのだが、値段でVokeyに決まってしまった。YAZさん、せっかく教えて頂いたのにごめんなさい。ちなみに価格は1万円ちょっと。もちろん、○の許しは得た(肩たたきと足裏マッサージ1ヶ月、お風呂掃除2ヶ月という、ごく軽い作業と引き替えなのはラッキーだった)。 さて、それでは早速見ていただこう。
さて、このVokey、実は先日のラウンドで(練習もしないでいきなり)デビューさせていたのである。その結果はというと、3回のチップインは無理だった(当たり前である)が、フィーリングは悪くない。インパクトがやや堅めの感触ではあるが、ダフることもなく大きなミスもほとんど無かった(5月1日に書いた、4回のアプローチミスは全てこのクラブ以外のものである)。 しかし、重すぎてやや力加減が難しい気がした。今まで通り打つと、たいていピンをオーバーするのだ(当たり前かもしれない)。また、スピンの感触もつかめないため、どの程度のランを計算すべきかイメージがわかない。ただ、私の奥ゆかしく控えめな性格からして、イメージよりオーバーする方が逆に寄りやすいかもしれない。 もう少し使ってみて、バランスを1ポイント下げて操作性を良くするか、このままクラブに仕事をさせる打ち方をマスターするか、贅沢で楽しい悩みに浸ることにしよう。 本日の体重・・・68.5kg(気分は2オン3パット) |
2004/5/5(104630hit) こどもの日
ゴールデンウイーク、我々親が仕事をするのは勝手だが、ずっと家にいる愚息はちと可哀想である。というわけで、目くらましに映画に連れて行った。エディ・マーフィーが主演しているホーンテッド・マンションというファミリー・コメディー・ホラー(?)である。 車で走ること30分、高槻のルート170という映画館へ。ここは小ぶりな映画館だが、常時6つぐらいの作品を上映しているシネコンである。しかも余程の事がないと満員にならない穴場なのだ。昨日もゴールデンウイークまっただ中だというのに、この作品に限れば30人ほどの観客しか入っていなかった。大丈夫か、ルート170? さて、映画の内容はやはりディズニーらしくお子様向けの単純な筋書きで、早口言葉風に言うなら、幽霊のCGをPIXERが片手間にディズニーに絵を描いた、という感じである。あるいは、ディズニーランドのアトラクションをそのまま映画に柿食う客だ、とも言える。ガスバス爆発。でもまあ、息子は喜んでいたようだ。男の子の10歳はまだまだ扱いやすい。 さて、息子にいい目をさせたところで今度は大人の時間だ。お父さんはアイアンを試打しに、お母さんはドライバーを見に、ヴィクトリア寝屋川店へ出かけた。 私が試打したのは、テーラーメイド・racLT(NS950)とracCGB(NS-PROコンビネーション)、そしてキャロウェイX-16(DGS100)。打ち比べたところ、NS950なら何とか振れそうな感触を得た。ただ、店員さんが言うには、同じNS950でもSシャフトとRシャフトは全然別物らしく、私のようにグラファイトシャフトからの買い替えであるならRシャフトの方が良いのではないか、という事だった。 しかし驚いた。racCGBアイアン、とてつもなく高く上がるのだ。宣伝文句に偽りなし。しかも良く飛ぶんだこれが。7アイアンでバックスピン量が4000以上あり、飛距離は170ヤードを越え、しかも安定している。ちょっと飛びすぎのような気もするが、心が動かされた。
LTアイアンがせいぜいバックスピン2400、飛距離は150から170ヤードと、ちょっとばらける感じがするのに比べると、はるかに優しく打ちやすい。 でも・・・ヘッドの形が気に入らないんだよなあ。それに、あまり簡単すぎるアイアンに走っても格好悪いという気もするしなあ。悩みは深まるばかりである。 あ、そうそう、「7番アイアンで5番アイアンの飛距離!」というコピーでおなじみ、ヨネックスのCYBERSTAR POWER BRIDも興味本位で試打してみた。
いやあ、最近のクラブはホンマすごいですわ。 本日の体重・・・68.3kg(気分は250ヤードドライブ) |
2004/5/7(105231hit) 相変わらずアイアンが
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | in | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | total |
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 5 | 2 | 6 | 5 | 4 | 4 | 5 | 5 | 4 | 40 | 3 | 3 | 3 | 6 | 5 | 3 | 7 | 5 | 5 | 40 | 80 |
△ | ○ | ■ | − | − | △ | △ | − | − | ○ | − | ○ | △ | △ | − | +3 | − | △ | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | *7 | ||||||||||||||
putt | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 17 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 | 3 | 1 | 1 | 14 | 31 |
*1・・・略 ウホホ度4 *2・・・8アイアンのセカンドショットがスーパートップ(洗剤みたい)、3打目Vokeでyのアプローチを失敗(10cm手前をダフる)、4打目Vokeyでのアプローチを失敗(9cm手前をダフる)。トホホ度5 *3・・・80cmのパーパットを外す。トホホ度2 *4・・・ティーショット失敗。セカンドショット失敗。でも、3打目の残り190ヤードアゲンストで7Wが火を噴き、ナイスオン(それって本当にナイスなのか?)。ウホホ度1 *5・・・略 ウホホ度4 *6・・・略 ウホホ度4 *7・・・ティーショット当たり損ない、アイアンは引っかけてバンカーへ、3打目は出ただけで、4打目の寄せをオーバーし、3パットしてがちょーん。トホホ度5 ウホホ13 VS トホホ12 でウホホの辛勝。 |
項目 | 今回 | 推移 | 2004年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
3バーディー 6ボギー 1ダボ 1トリプル |
80 (+8) |
↑ | 86.3 |
平均パット数 Putting average |
1.722 (31) |
↑ | 1.913 (34.4) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
16.7 (3/18) |
↑ | 4.7 (0.9/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
55.6 (10/18) |
↑ | 39.8 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
88.9 (16/18) |
↑ | 80.4 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
44.4 (8/18) |
↑ | 34.5 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
83.3 (15/18) |
↑ | 82.2 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
71.4 (10/14) |
↑ | 71.1 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
235.7 | ↑ | 222.2 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
30 (3/10) |
↑ | 29.0 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
78.6 | ↑ | 74.9 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
60.0 | ↓ | 68.3 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
53.8 | ↓ | 62.7 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
56.7 | ↓ | 67.9 |
昨日も暑いぐらいの雲一つ無い天気だった。日頃の○の仕打ちに耐えている私に、天も同情してくれているのだろう。今週は訳あって3回ほどクラブを握る日があり、ちょっと期待しながら出かけた。 ドライバーは言うことなし。C4にしてからOBやチョロが激減した。しかも曲がらないという安心感からか、のびのび振れるので飛距離も伸びているようだ。ドライバーだけは簡単で楽な方が良いと今日も痛感する。 しかし、やっぱりアイアンはトホホホホホホホホホホホホ。ティーショット以外、ほとんどまともに当たりましぇん。フェアウェイからの全9ショットのうち、トップが2回、超ダフリが1回。それ以外も左へ引っかけたりトップ目だったりダフリ目だったり、まともに当たったのはショートアイアンの2回のみ。「そんなこと言いながら、そこそこの球を打ってるんじゃないの?」という方もおられるかも知れませんが、そんな皆さんの想像を遙かに凌ぐヘタクソなのであります。 それに、Vokey君が働いてくれないっ!重くてフルショットもアプローチも全然イメージが沸かないっ!!あんまり重いのでバランスを測ってみたら、なんとD5.5もありやがるのである。カタログではD5なのに。ちなみに、今使っているキャロウェイX−12のSWはD4。やっぱり私には軽めのウェッジでコントロールする方が合っているのかも知れない。 しかし、パットは良かった。2ボールパターがようやくなじんできた、というか高野さんのウェブに書かれていた、「2つの振り子」と「続・2つの振り子」を読んで振り子式パッティングのイメージが明確になったことが大きい。また、ラウンド前に念入りに(と言っても10分〜15分だが)5〜10mのパットを練習する事により、長いパットが寄るようになったし、さらにショートパットでもしっかりまっすぐ打つ感触を掴みつつある。これで、1m前後の「入れごろ外しごろ」を自信を持って打てるようになった。 よし、とにかくアイアンを何とかしよう。「何とか」の「何」とは何なのか?乞ご期待。 本日の体重・・・69.0kg(あれ?) |
というわけで、アイアンの猛特訓をすることにした、というのは嘘で、アイアンを買ってしまえ!!という破れかぶれ的捨て身的思考に基づき、購入の検討にはいることにした(こんな安易で良いのか?というか、○の説得はいいのか?)。いやね、新しいアイアンを買えばちょっと練習するかな、と(←今考えついた屁理屈である)。 で、今候補に上がっているのは以下の8つである。
ちなみに、選考基準は 1、中級者向け(いくら簡単なアイアンが良いといっても、X−12より簡単なのは・・・) 2、カッコイイ 3、球がよく上がる 4、軽量スチールシャフト装着 5、何となく(フィーリング?) 6、ライト末次 7、セカンド土井 8、キャッチャー森 9、ピッチャー堀内 といったところである(このギャグが分かる人は中年と断言してよい)。 再びヴィクトリア寝屋川店へ行き、「サイエンスアイフィールド」で試打を開始する。今日は店長の保田さんがおられたので、1時間以上付き合って頂いた(保田さん、ありがとうございました。長時間ごめんなさい)。 スリクソンとMP-27の試打クラブは残念ながらなかったが、この2つは上記の中でも上級者向けに近く、見栄で候補に入れただけだからまあヨシとする。また、V301は旧モデルになるため、新モデルのViQを打ってみることにした。 何球か打ってみて、6種類のクラブのうち、興味をそそられたracCGB、ViQ、X-Bradeの3種を念入りに試打する。心配されたスチールシャフトの重さだが、トップをコンパクトにし、腕ではなく腰で打ちにいくイメージでスウィングすると何とか振れそうだ(錯覚かもしれない)。 そんなこんなで5アイアンと7アイアンを何度か打ち、サイエンスアイフィールド君はデータを吐き出してくれた。それによると、飛距離はどれも悪くない。方向性もそれほど変わらず。高さもあまり変わらず。バラツキにも大きな差はない。 さて、熟考の末、私が出した結論は・・・ (続く) 本日の体重・・・68.7kg(気分は4オン1パット) |
2004/5/9(105808hit) アイアンの何とか(2)
(昨日のあらすじ:というわけでというのは嘘で破れかぶれ的屁理屈で8つでセカンド土井が試打を1時間そそられた錯覚の熟考) そう、私が選んだアイアンは、試打していて一番気持ちよく振れた・・・・ ブリジストン ツアーステージ X−BLADE CB NS PRO 950GH ウェイトフロー R−FLEX という長ったらしい名前の、というかわざと長ったらしく書いたのだがつまりそういうクラブだ。
意外であった。まさかブリジストンとは。しかもツアーステージとは。私の中でのツアーステージのイメージは「上級者」「通好み」「パワーのあるオヤジ」「地味」「難しい」であったのだが、私自身のキャラクターは「ヘタクソ(アイアンは特に)」「ミーハー」「さわやかで青年のように若々しい」「目立ちたがり」「できれば簡単なクラブが良い」であり、つまりイメージとは全て逆なのである。 しかし試打は嘘をつかない(つくかもしれない)。自分自身の感覚は疑えない(十分疑えるかもしれない)し、打ってみて決めたのだから間違いない(コースで打たないと分からないかもしれない)。 5アイアンからPWまでの6本で、しめてン万円。見栄で4アイアンも追加すると大台突破!!えーい!買ってしまえ〜!!というわけで、後先考えずに注文したのであった。 あ、そうそう、○への説得は、 「1年間、○の要求には全て『はい』と答えます」 と言う約束でクリアした。一見厳しいようだが、実は現状と全く変わりない。そういう意味ではリーズナブルと言える。 後は、「ブラピに生まれ変われ」とか「ディカプリオのような顔に整形しろ」とか「1年間で60台のラウンドができなかったらゴルフをやめろ」とかいじめと紙一重の要求をしないように祈るのみである。 本日の体重・・・68.7kg(気分は3オン2パット) |
2004/5/10(106079hit) アイアンの何とか(3)
一昨日、ヴィクトリア寝屋川店店長の保田さんから、待ちに待った電話が届いた。そして昨日。さっそくクラブを取りに行く。考えてみると、アイアンセットを購入するのは6年振りである。6年が長いのか短いのか分からないが、少なくとも○がクラブを買い換えるサイクルよりははるかに長い(他に○の方が長いものとしては、睡眠時間、寿命などが挙げられる。その代わり、身長、鼻の下、堪忍袋の緒、家事に費やす時間などは私の方が長いだろう)。 そして愛しのニュークラブと対面。ブリジストン ツアーステージ X−BLADE CB NS PRO 950GH ウェイトフロー R−FLEXは、こぢんまりした箱に入って私を待っていた。 幸い店はそれほど忙しそうではなかったので、保田さんに無理を言ってロフトとライ角をチェックしてもらう。ヘッドのビニールがまかれたまま測定してもらったので多少の誤差はあると思うが、だいたい以下のような結果になった。
多少ロフトが寝ているが、その方が好み(飛ぶより易しい方が良い)であるから良しとする。ライ角については問題なし。 ちなみにブリジストン ツアーステージ X−BLADE CB NS PRO 950GH ウェイトフロー R−FLEXのセットはPWまで。右端のP/Sは、ツアーステージTW−02という同じくブリジストンのウェッジをその場で衝動買いしたものである(これで○への奉仕が1ヶ月延びた)。何故Vokeyではなく同じツアーステージにしたかというと、P/Sはほとんどフルショットでしか使わない予定だからである(しかし、この予定は良い意味で裏切られることになるのであった)。 さて、いよいよブリジストン ツアーステージ X−BLADE CB NS PRO 950GH ウェイトフロー R−FLEXの練習場デビューだ。ブリジストン ツアーステージ X−BLADE CB NS PRO 950GH ウェイトフロー R−FLEXの打ち心地はいかがなものか?私はブリジストン ツアーステージ X−BLADE CB NS PRO 950GH ウェイトフロー R−FLEXを車に乗せ、いつも行く星田ゴルフセンターへ向かった。 みんなでかんがえよう 2,その効果は、編者が思うような結果を引き出せているでしょうか? 3,ただ鬱陶しいだけで終わっているとすると、どうすればよくなるでしょうか? 4,作者がこの日記を失敗作だと思っているのはどうしてでしょうか? 5,作者は、もっと真面目に書くべきでしょうか? 6,作者には、文章を書く才能がもともと無いのでしょうか? 本日の体重・・・69.0kg(気分はセカンドOB) |
2004/5/11(106541hit) 初打ち
練習場に着いた。箱から出し、クラブを入れ替え、念入りにストレッチを行った後、いよいよ初打ちである。ワクワク。 しかし、グリップを握った段階で相当な違和感がある。これは前途多難だ・・・と思ったら、グリップにビニールが巻かれたままだった。ビニールを外す。 いや、実際に、今までのキャロウェイはコードなし(ゴムのみ)、今回のCBはフルコードグリップ(ゴムのグリップ全体に糸が縫い込まれているタイプ)であるから、相当硬い感触である。フルコードは雨などで滑りにくい代わりに、持った感触が硬いのだ。今までコードなしのグリップばかり使用してきたのでこれは慣れが必要だろう。 さて、まずP/Sから。記念すべき最初のショットは・・・・思い切りトップした。トホホ。気を取り直してもう一球・・・・またトップ。やはりバランスも長さも重さも全然違うからね、と自分で自分を慰める。でも当分苦労しそうだ。 全番手をまんべんなく、100球ほど打ってみてまず感じたことは「合わせにいくような打ち方では全然飛ばない」という事である。以前のグラファイトシャフトのトルク(注1)が4.6、今回のスチールシャフトのトルクは公表されていないがおそらく2〜2.5ぐらいだろう。つまりだいぶ硬い(しなり難い)のだ。 今までのように腕だけでひょろひょろ振ったのではシャフトがしならず、おまけにシャフト自体も重くなっているので、つまりヘッドの重さを感じにくいということだ。したがって、手打ちでは全然飛ばないことになる。当分は下半身始動をより顕著に意識したスウィング構築に精を出さねばならない。なるほど、スチールシャフトはこういう効能もあるのか。 100球のうち、まともに当たったのは10球ほど。低くティーアップすればそこそこの球が出るのだが、マットの上からは全然ダメだ。正確にラウンドでのショットを再現していると言えよう(言えても嬉しくないと言えよう)。 いつしかワクワク感は消え去り、目の前にそびえ立つ新たな壁の前でため息をつく編者なのであった。 注1 トルク:シャフトのしなり易さを表す数字。数字が高ければしなり易くヘッドも走るが、逆にしなりすぎると飛びすぎたり、ヘッドの戻りがずれたりする事がある。 本日の体重・・・68.8kg(気分は2オン3パット) |
2004/5/12(106854hit) 鬼っ子Vokeyのシャフトカット
買った時はどんなライからでもまたどんな距離からでもチップインできるとさえ思わせた我がVokeyウェッジは、そんな妄想をあざ笑うが如く私に牙をむき、100球に1球しか満足に当たらないという鬼っ子になってしまった。っていうか単に私にはオーバースペックだっただけだってば。 そう、Vokeyに罪はないのだ。全て私の不徳とするところであります。しかし、私自身の体をショッカーに頼んで改造してもらったり筋トレをして重いクラブを楽に振れるようになったり少年サンデーの裏表紙に載っている怪しげな通販で「諦めるのはまだ早い!20歳からでもグングン背が伸びる!特許申請中!セスジケンイン君!特価14800円」を買って背を伸ばしたりするよりも、やっぱりVokey君を改造する方が楽だし理に適っているし常識だろう。っていうかショッカーって何処にいるかわからんし。 それに、掲示板でリーマンゴルファーさんやQちゃんに良い事を教えて頂いたし。そう、私はヘッドに穴を開けたりネック部分の鉛の重りを取ったりしなければならないと思い込んでいたのだが、シャフトカットというもっと簡単な方法がある事をすっかり失念していたのだ。 X-BLADE CBのPWが35.25インチ、TW-02のP/Sが同じく35.25インチ。そしてVokeyの256-10も35.25インチだから、少々短くしても良いのだ。 というわけで、またもやヴィクトリア寝屋川店へ行ってきた。リーマンゴルファーさんやQちゃんに教えて頂いたとおり、1/4インチカットしてD5.5からD3前後にする事にする。 ところが、ここで問題発生。Vokeyオリジナルのグリップはゴルフプライドのスイングライト・フルコード・内径58(画像)。こいつの重さが60gもある事が判明した。
一方、私が刺したいのは同じくゴルフプライドのツアーベルベットラバー(画像なし)。こいつは内径58(一番重い)でも52gしかないのだ。 グリップが8gも軽くなれば、当然ヘッド側が相対的に重くなる。1/4インチカットでは足りないかもしれない(ちなみに1インチは2.54cmだから、1/4インチ=0.635cm)。これをどこまで切ればD3になるのか? 悩んだ末、0.8cm、即ち、1/3インチ弱切ってもらう事にした。たった2mmの差でどのくらい効果が出るかわからないが、切りすぎると継ぎ足すのは難しい。念には念を入れ、下巻きの両面テープを二重にしてもらう(1gも変わらないかもしれないが、気は心である)。 そしてカットが終了し、グリップも念入りに装着。どきどきしながらバランスを量る。すると・・・バランス計の重りはD3でぴったりと釣り合った!!ブラヴォ! 軽く振ってみると、うん、いい感じである。ショッカーに体を改造してもらわなくて良かった。よーし、これで、どんなライからでもまたどんな距離からでもチップイン・・・ 本日の体重・・・68.5kg(ちょっと頑張ってます) |
2004/5/14(107501hit) いや、エエカッコしてる訳ではなく、やっぱりトホホなのです
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | in | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | total |
par | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 35 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 71 |
score | 5 | 4 | 4 | 6 | 4 | 4 | 3 | 4 | 6 | 40 | 6 | 3 | 3 | 7 | 4 | 4 | 4 | 7 | 4 | 42 | 82 |
△ | − | △ | ■ | − | − | − | − | △ | ■ | − | ○ | ■ | − | △ | − | ■ | − | ||||
topics | *1〜*18 | ||||||||||||||||||||
putt | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 | 17 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 3 | 2 | 15 | 32 |
*1〜*18・・・本文参照 ウホホ10 VS トホホ24 でトホホのコールド勝ち。 |
項目 | 今回 | 推移 | 2004年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディー 4ボギー 4ダボ |
82 (+11) |
↑ | 86.1 |
平均パット数 Putting average |
1.778 (32) |
↑ | 1.906 (34.3) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.6 (1/18) |
↑ | 4.7 (0.9/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
55.6 (10/18) |
↑ | 40.6 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
77.8 (14/18) |
↓ | 80.3 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
44.4 (8/18) |
↑ | 35.0 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
83.3 (15/18) |
↑ | 82.2 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
71.4 (10/14) |
↑ | 71.1 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
215.7 | ↓ | 221.9 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
25 (2/8) |
↓ | 28.8 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
66.7 | ↓ | 74.5 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
68.0 | ↓ | 68.0 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
40.0 | ↓ | 61.6 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 67.0 |
久々の雨である。ここしばらく良い天気が続いていたしまあこんな日もあるだろう。全身ずぶ濡れになったが、楽しいラウンドだった。やっぱりごるふは雨が降ろうと蟻が降ろうと面白い(実際に蟻が降る中でラウンドしろ、と言われたら固辞するが)。 で、この日はニューアイアンのデビューとなったわけだが、それはもう筆舌に尽くしがたい酷さだった。P/Sの1発を除き、フェアウェイからのアイアンが全滅であった。っていうか、アイアンだけ見たらHDCP100の人、みたいな。 ってなことを書くと、「82で回っておいて何を言ってるんだ!謙遜も度が過ぎるとイヤミだぞこの野郎!思い上がりも甚だしい!!上級者じゃあるまいし、もっと素直に喜べこの根ババ性悪男!」と言われそうだが、まあ聞いて下さいお願いします。 確かに、直進性抜群のC4でティーショットのOBを叩かなくなったし、ミスショットしても最悪の結果にならないようにちょびっと頭を使うようにもなり、パッティングも多少上達したと思う。でも、それ以外は全くお粗末の一言なのである。それはもう、厚生年金を支払わないというレベルではないのだ(どんなレベルだ?)。 今日は、私がどれだけトホホなごるふをしたか、そしてHDCP100が誇張ではない証拠として、全ホールの解説をしたいと思う。っていうかさせて下さいお願いします。 ちなみに、今日のレギュレーションは、コースレート66・全長5,782ヤードのパー71だから、もともと易しかったのだ。ドライバーが当たればあとはショートアイアンかウェッジの距離しか残らない。つまり、セカンドショットで酷いトップをしようがダフろうがグリーンの近くまではボールが行ってくれるというホールが多く、だからこそ80代前半で回れたとも言える。
赤いカラムは自分の実力相応、あるいは実力以上のショット(パット)を表す。つまり悔いのないショットである。逆に、水色のカラムはHDCP100の、即ち「いくら何でもそらアカンやろhiroさん」ショットである。色の付いていないカラムは、可もなく不可もなくショットだ。 一目で分かるように、ティーショットとパットはほぼ文句の付けようがない。ドライバーの引っかけが多かったが、雨でレインウェアを着ていた事、服も濡れていてスムースなスウィングが出来なかった事を考えるとOBが無かっただけで十分である。パットも、1m以下を外したり3m前後のバーディーパットを打ち切れなかったりした以外、私としては合格点だ。 しかし、フェアウェイからのショット、特にアイアン、もう豆腐の角に頭をぶつけて髪の毛を豆腐まみれにしたくなるぐらいの酷さである。ここまで無茶苦茶だともう笑っちゃうでしょ? これがもし、セカンドでミドルアイアンが必要な6500ヤード前後のコースだったら、3打は余計に叩いている(上の表の★)計算になる。さらに、ミスショットしたのに結果オーライでオンしたホール(※)を含めると、7打は加算せねばならない。 つまり、今日のラウンドは18オーバーという事になる。だから、もうちょっと頑張りたかったのです。 とりあえず、ニューアイアン持って田辺先生の所へ行ってきます。 本日の体重・・・68.2kg(気分は結果オーライ) |
2004/5/15(107840hit) 開眼成功
しかしまあ何というかここまでフェアウェイからのアイアンが当たらないと私にはスウィングに致命的欠陥があるのではないかとかフェアウェイに何かフロイト的あるいはユング的な心の傷例えば幼い頃フェアウェイに噛みつかれたとかフェアウェイを食べてひどい腹痛を起こしたとか○の顔がフェアウェイそっくりだとかいう理由があるのではないかと思ってしまうが実はそうではなくただ単に練習不足だったり打ち方を忘れていたりスウィングのどこかがおかしかったりするというところが真実だろう。 これではせっかくのニューアイアンが泣くというものであるからしてさっそく練習に行ってきたのだがただ単に自己流で練習するのではなくやはりここまで調子が悪くクラブも換えたのだから先生に見て頂いた方が良いだろうという事で東香里ゴルフセンターまで車を走らせずっとお世話になっている田辺先生にスウィングをチェックしていただこうと思ったのだが今日は残念ながら時間が取れないので一人でいつもの星田ゴルフセンターへ行く事にした。 とにかくまずはボールにまともに当てる事とクラブに慣れる事が大事だと思い低くティーアップしてあたかも坂田信弘プロ推奨のショートスウィングの如く7割ぐらいの力で打ち続ける事にしたのだがここで一番重要なのはクラブの重さやしなりが以前のグラファイトのアイアンと大幅に変わったため特にトップからの切り返しで如何にクラブの重みを感じ下半身始動でスウィングできるかという事である。 しかしマットに直接ボールを置くとやっぱり当たらなくてトップ・トップ・トップのオンパレードでありあまりトップが続くのでムカついて打ち込みにいくと今度はボールの8cmも後をダフったりしてもうムカつくのを通り越して悲しくなったりする私であったが色々試行錯誤しているうちにだんだん思い出してきた事があってそれは自分で思っているよりオーバーにそうとんでもなくオーバーにアクションを起こさないと実際にスウィングは変わらないという「こんなオーバーに変えるのはいくら何でもまずないか?え?これでちょうどでっか?ほぉ」作戦である。 具体的には何を変えたかというとやはり基本のきであるインサイドからクラブを下ろすでありそのためにバックスウィングをまっすぐ遠くへ引く事なのであったそう私は最近バックスウィングをインサイドに引きすぎるつまりスウィングプレーンがフラットになる悪癖がついてしまっていたのでありそれを修正する事でドライバーなどは結構まともに当たるようになったのでその悪癖はやはり悪癖でありアイアンでもあたかも真後にいやそれどころか飛球線よりアウトサイドに上げるが如くバックスウィングしてスウィングプレーンを極端にアップライトに矯正し次にトップからクラブヘッドを体の後方に落とすつもりでそうまるでジム・フューリックのスウィングそのもののつもりでスウィングするとこれがまた惚れ惚れするような高弾道のドロー・ショットが連発するではないか。 もう一度書く。 アイアンはジム・フューリックで打つべし! 本日の体重・・・68.5kg(まずは67kg台を目指す) |