2022/7/3 更新
松コースは、野球で云うと長嶋茂雄。ホンダの車でいうならNSX。TOKIOで云うと城島茂(時代を感じる書き方ですが、作った当時の雰囲気をそのまま残しておきます)。つまり、きさいちCCを代表するコースといえる。フェアウェイは広く、3つあるコースの中で一番フラットで、回っていて気持ち良い。多少曲げてもセーフになるところも多い。従って、一番人気が高い。 ただし、曲げても良いとはいえ、砲台グリーンや距離が比較的長いホールも多く、ドライバーをちょっとミスすると2打目はミドルアイアン以上のクラブ(バックティからだとウッドも)が必要になる。ある程度しっかり飛ばせるプレイヤーでないと、スコアはまとまらない。 なお、航空写真はgoogle earthより。距離はAグリーン(カッコ内はBグリーン)。 ティショットの目安(実線)はフロント(白)ティからの飛距離になります。 |
松 1番ホール Par4 (HDCP2) |
blue:402y(380y) white:368y(346y) red:333y(310y) |
スタートホールに相応しい、ほぼ真っ直ぐでやや打ち下ろしのホール。易しそうに見えるがいくつかの罠が待ち受けている。 ティショット 第一打は、180〜200ヤード以上打たないと左足下がりのライになる。また、フェアウェイに食い込んだ右の林はスライサーにとって脅威。 ティによって、左バンカーまでは220ヤード〜260ヤードとなる。ティが後ろ目の時、普通の飛距離の人は左バンカー狙い(★)、ティが前の時、ロングヒッターはバンカー右(★)が正解。 セカンド 両グリーンとも花道は確保されているが、Aグリーンは少し砲台になっており、ショートしやすい。ほんの少し打ち上げなので、1番手大きめで余裕を持って。Bグリーンは左手前のバンカーが効いているが、右はすぐOBなので要注意。 グリーン 左右とも奥行きがある受けグリーン。ただしアンジュレーションはそれほどでもない。きさいちCCのグリーンは見た目より曲がらないので、上りは真っ直ぐ強めに打つのが基本である。 |
松 2番ホール Par3 (HDCP7) |
blue:241y(208y) white:196y(164y) red:155y(120y) |
打ち下ろし、谷越えのパー3。 ティーショット Aグリーンの場合、グリーンの左がすぐOBなので引っかけに注意。ピンが真ん中より奥に切られている場合、ピンまでの距離を打って右へプッシュすると突き抜けOBもある。 よほどロングショットに自信がある場合を除き、エッジ+アルファの距離までに押さえておいたほうが無難。ちなみに下りのマイナス分は15ヤード程度みる。 Bグリーンは比較的狙いやすい。こちらも近く見えるためショートしやすいが、グリーンの奥がOBなのでフォローの時は注意。スライサーは意外と右のバンカーに入りやすい。 両グリーンとも外すなら手前。 グリーン Aグリーンは大きく、長いパットが残りやすい。手前から奥へはやや重いが、Aグリーンで一部にマウンドがある以外はややこしいグリーンではない。 Aグリーンの全体傾斜は左奥が高く、右手前が低い。 |
松 3番ホール Par4 (HDCP1) |
blue:409y(358y) white:371y(321y) red:321y(270y) |
左ドッグレッグ、やや打ち上げのパー4。(黄色の実線はレギュラー(白)ティから230ヤード) ティショット フェアウェイは広いが、ティグラウンドからは左の丘が張り出して見えるのでスライサーは打ちにくく、右へ突き抜けやすい。 よってスライサーやロングヒッターは思い切って左の山裾のくすの木(★)狙いで最短ルート。ここからなら多少スライスしても距離は残るが大丈夫。 ドローヒッター、あるいは距離を落として安全にいくならバンカー右(★)狙いで。 セカンド Aグリーン(左奥)はきつめの砲台で、少しでもショートするとボールは止まってしまう。実測距離より1〜1.5番手長いクラブを持つべき。 ただし、グリーン左はOBが浅く、右手前には「曲者の松の木」があって2オンやアプローチを阻止する。 よって、少しでも不安に思えば左サイドにレイアップすべき。ここは上級者でもなかなかパーが取れないホールである。 Bグリーン(右)は距離も短く易しいが、フェアウェイの微妙な傾斜(つま先下がり)のせいで球がショート、あるいは右へ飛びやすい。右奥からのアプローチは難しくないので、やや突っ込み気味が正解。 グリーン Aグリーンは受け傾斜が非常に強く、横からのパットは驚くほど切れるので注意が必要。奥へ行くほど傾斜が強いので、奥からのパットは自分が思ってる倍ぐらい転がると考えて。 Bグリーンは小さいがそれほど難しくはない。 |