日記346
(2023年4月)

去年までの日記

今年の日記

1月
 2月 3月




2023/4/1 (1660354hit)   猛暑の次は酷暑、その次は?


 1ヶ月ほど前、アメリカ気象国立衛生研究所(AFDAYO)の長期予報が出た。AFDAYOは世界中の経済・農業・産業などが指標にしている機関らしく、気象予報では一番信頼できる予測をするらしい。よく知らなかったけど。



 そのAFDAYO曰く、今後の気温上昇がやはりというか当然というか、とんでもないことになるらしい。



 その予報によると、2030年度には全世界、特にアジアの夏の平均気温が3.5度上昇し、日本は完全に熱帯の気候になってしまうというのだ。それに伴い、冬の気温も2度から3度は上昇するだろうとのこと。

 つまり、あと7~8年もすれば、日本の夏の最高気温は38度いや40度がフツーになるかもしれないのだ。外でプレーするゴルフにとって、夏は命の危険と引き換えにプレーする季節になるかもしれない。

 それだけでも恐ろしいのに、2040年から2050年にかけて(まあその頃私は80歳オーバー、ゴルフできないだろうけど)さらに気温は上昇し、40度オーバーが当たり前、45度やヘタをすると50度という最高気温も考えられるとのこと。

 これが真夏だけならまだ休めばいい。しかし、前述のAFDAYOはこう続ける。

今後このペースで気温が上昇した場合、ごくわずかな高緯度地域を除き、世界は夏という季節と、ほんの短い、そして十分に温かい冬の2つの季節だけになるだろう

 つまりどういうことかというと、もう4月頃から11月頃まで夏になり、4月の時点で35度、残暑の11月でも35度という可能性も十分にあるということらしい。こうなるとゴルフのハイシーズンは12月から3月までという真冬のみになってしまうかもしれない。

 

 今年も3月下旬には桜が咲き、すでに満開である。昔は入学式に咲いていた桜が一週間から10日も早く咲いているのだ。あと10年、20年もすれば3月初旬や2月に咲きだしても不思議ではない。



 で、ここからが本題。この予測を受け、USGAとR&Aが今朝声明を発表した。以下はその声明を自動翻訳したものである。



AFDAYOの長期予報を受け、我々はゴルフの未来のため、危機感を持ってここで緊急提言する。近い将来、異常な気温上昇よってゴルフプレーの困難が引き起こされる可能性があり、我々R&AはUSGAとの協議のもと、ゴルフルール変更の検討に入ったことをここに表明する。

なお、この変更案はあくまで案であり、2023年4月の時点では確定しているものはないことを言及しておく。

ルール変更の骨子は以下の通りである。

・ドレスコードの撤廃 

これは苦渋の選択である。我々は歴史的な背景に基づくドレスコードを完全に撤廃する可能性を示唆する。これはコースへの入退場時のみならず、プレー時の服装においても同様である。すなわち、命を守る服装を最優先するということである。


・プレー時間短縮 

比較的プレーしやすい時間、すなわち早朝、トワイライト等に短時間でプレーできるように従来の18ホールという枠にこだわらず、9ホールを1単位としてプレーすることを正式に認定する。プロフェッショナルやそれに準ずる試合はもちろん、アマチュアレベルのプレーも9ホールを1つの区切りとすることを認める。ただしこの決定は、従来のように18ホールプレーすることを規制するものではない。


・ゴルフシミュレーターでのプレーを正式なプレーとして認める 

 アウトドアでのプレーに生命の危険が伴う以上、ゴルフシミュレーターはインドアで安全にゴルフをプレーできる代替案になりうると考える。あと10年後かそれ以降にはゴルフシミュレーターもさらなる進化を遂げているものと思われる。例えばライの再現、風の再現、3Dと画像の高精細化による臨場感と現実感の向上などである。

 よって、我々USGAとR&Aが「一定の基準に達した」と判断した時点で、シミュレーターによるゴルフプレーを正式なプレーと認定する用意がある。

 認定してしばらくはすべて(プロ認定、試合、賞金など)が「伝統的な」アウトドアでのプレーと同一視することは不可能だと思われるので、新たにシミュレーションゴルフの統一団体を作り、そこが統括・管理するものとする。

 しかし遠くない将来、伝統的なゴルフとシミュレーションゴルフは融合するだろう。


(以下略。大まかなものだけを転記する)



 今まで多くの変更があったゴルフルールだが、これはもう根本からゴルフのあり方が変わるかもしれない。50年後にはシミュレーターでしかゴルフをしたことがないプレイヤーが普通になるのかもしれない。本当のコースがもう骨董品扱いされるようになるのかもね。

 暑さ、寒さ、風、一期一会のライ、太陽、雨・・・。ゴルフの素晴らしさはこれらがあってこそ・・・なんていうのは老人の戯言になるのかな。そんな時代が来るかもしれないね。




 そうそう、冒頭で出てきたAFDAYO。アメリカ気象国立衛生研究所の略だと思ったら、「AprilFoolだよ(DAYO)」の略号でした。お詫びして訂正します。



2023/4/3 (1660398hit)   午後スルーの季節


 午後スルーの季節がやってきた。日曜日、仕事をお昼で終え、急いでお昼ごはんを食べ、車で10分少々のホームコースへ。ティグラウンドにはいつもの薄暮・スルー仲間が待っている。

 今回もN井さん、N川さんというメンバーで。天気は最高、気温も暑いぐらい、何の言い訳もできないコンディション。


 あ、そうそう、前回のラウンドで貼るの忘れてた桜をちょっと貼っときます。







 で、今回、気まぐれで以前使っていたキャメロンのパターを久しぶりに持っていったんだけど、これが大失敗。左に引っ掛けまくり、距離もショートしまくりで3パットがなんと6個。1パットは4つだけだったので38パットもしてしまった。

 それ以外にもパー5でフェアウェイウッドダフリ病(3連続)とか、アプローチ微妙にショートする病とかが発症し。



 はい、今季ワーストスコア。2月に病気して以来、どうもピリッとしないを通り越して全然思い通りのラウンドができないんだよね。なんか急に5歳ぐらい歳をとったというか、体の芯がしゃんとしない日々が続いている。

 あと、今回「トラックマンで発見した気づき」でちょっとスイングイメージを変えてみた。それがうまく嵌まるといい球も出るんだけど、いつもと違うところを意識するというのはやっぱり難しく、それに囚われてとんでもないミスも多かった。

 というわけで今回は良い所なし。


 この日の教訓:色々な球を打とうなんて思い上がりも甚だしい。まっすぐ立ってまっすぐ打つ。オートマチックにそしてシンプルにスイングする


 お前さぁ、プロじゃないんだからさぁ。



2023/4/4 (1660456hit)   私がスライスする原因を完璧に発見した


 昨日書いた、トラックマンのスイングを見ての気付きなんだけど。


 まずはこれを見て欲しい。ドライバーのティショット。特に左足に注目(右上のアップ)。

アドレス


トップ


切り返し直後


インパクト


フィニッシュ


 左足かかとが浮いたあと(浮くのはいい)、

かかとがこれだけ内側に着地してたらそりゃあ外から入るよねクラブが。

 これ、インステップっていって、トップからいきなり回転しようとすると起こるらしい。飛ばしたいときに限ってスライスが酷くなるのは、振り遅れてたんじゃなくてこのインステップが強くなり、クラブが外から入るからだったのだ!

 アイアンがペラるのもダフるのもたぶんこれが関係してると思われる。ヘウレーカ!


 見つけた俺偉い。トラックマンありがとう。直します。



 ・・・・という日記を書いてから日曜日のラウンドに望んだわけだけど、昨日も書いた通り、うまくできればいい球が出るんだけど、このインステップだけ急に直そうとしてもいきなりできるものでもなく。

 左足のアウトステップを意識するあまり右肩が下がりダフったり、何故かティショットでは天ぷらが頻発。


 まあ、ゆっくり直していきます。



2023/4/5 (1660506hit)   ゴルフの本質


 先日の日記で私はこう書いた(SNWK2)。

この日の教訓:色々な球を打とうなんて思い上がりも甚だしい。まっすぐ立ってまっすぐ打つ。オートマチックにそしてシンプルにスイングする
 
 今日はこれについて。



 ゴルフは色々な「欲(=煩悩)」を削ぎ落としていくゲームだと思う。


 飛ばしたい乗せたい寄せたい入れたいという欲。

 バーディを取りたい、パーを取りたいという欲。

 あいつに勝ちたいという欲。

 100を切りたい、90を、80を、70を、そしてベストスコアを出したいという欲。


 スイングの再現性を上げたいという欲。

 カッコいいスイングで打ちたいという欲。

 上級者のように見えるスイングをしたいという欲。

 練習場で打っているようなナイスショットをコースでも打ちたいという欲。


 球を自由自在に曲げたいという欲。

 プロのようなコースマネジメントで攻めたいという欲。

 色々なアプローチの引き出しを持ち、いつでもピンに寄せられるようになりたいという欲。

 長いパットをOKに寄せたり、何回かに1回は入れてしまいたいという欲。


 こういう、有象無象の、ありとあらゆる欲がアマチュアの、いや私のゴルフ上達の妨げになっているというのは間違いないだろう。




 なぜ妨げになるのか。スイングは身体が行うもので、欲とは頭が考えるものだからである。頭が変なことを考えると身体は思うように動かない。

 短距離スプリンターは「まず右足を思い切り蹴り、前傾姿勢を保ちつつ同時に左手を前へ出して・・・」なんて考えながら走ったりしないし(考えて走ったら数歩目でコケるだろう)、テニスプレイヤーは「腰を切りつつ右第11肋骨の45cm外から仰角5.5度でラケットをボールに合わせていき・・・」なんて考えながら球を打つわけではない(考えてる間に0-15になってる)。

 ゴルフも同じ。例えば、右サイドがOBのホール。

 「スイング前」に目標を左に設定し、その方向に向かってアドレスし、打つのはいい。でも、(できもしないのに)左へ曲がる球を打とうとか、スイング中にこれを(無意識の意識で)考え、左へ引っ張ったりしてしまう。それが欲、煩悩なのだ。



 煩悩とは大きく分けて6つあるという。

 貪(とん)・・・むさぼり、執着する心。難しいホールでパーを取ろうとしたり、ミスを取り返そうと難しいショットを選択したりする事(俺だ)

 瞋(しん)・・・自分の心とは違うものに対する怒りや憎しみの心。風でナイスショットがOBになった!あいつはあんなに軽く振ってるのに俺より飛ばしやがる!こんなに練習してるのに上手くならない!なんで80cmのパットが外れるんだ!(俺だ)

 痴(ち)・・・物事を知らないこと。ルールを知らない、コースを知らない、ハザードを確認しない、グリーンを読まない。あるいは、自分のスイングや悪癖について知ろうとしない。(俺だ)

 慢(まん)・・・おごりたかぶる心。俺は上手い。これぐらいのライなら、これぐらいの距離ならバンカーを軽々越える、グリーンに届かせられる。木の間を抜ける。ピンに寄せられる。(俺だ)

 疑(疑)・・・(仏の教えに)疑いを持つ心。左向いたけど、ほんとに左へ飛ぶかなあ。こすらないかなあ。このクラブできちんとグリーンまで届くかなあ。まっすぐのパットと読んだけど、左へ切れそうな気もするなあ。(俺だ)

 見(けん)・・・自己中心的で、誤ったものの見方。上級者(レッスンプロ・友達)はこう言うけど、そうは思わない。俺は俺の考え方でスイングするぞ。キャディさんの言うことなんて当てにならない。(俺だ)


 ね、何か当てはまるでしょ。私なんて上に書いた通り全部当てはまる。



 「こうしたい」「こうなりたい」という気持ちは大事だよ。向上心無くして上達はありえない。でも、それは普段あるいは練習場で持つべきものであって、コースでは「あそこに打つ」と決めたら、いちばん簡単なクラブといちばん簡単なショット(つまりフルショットだ)で、頭の中の煩悩(欲)をすべて消し去り、

シンプルに、思い切って、スイングするのみ。

 これが、スコアを作る最大の秘訣だと思う。これからは心を入れ替え、そういうゴルフに徹します。



2023/4/7 (1660616hit)   シンプルなラウンド@Mの会


 昨日は気楽なMの会。天気がちょっと心配だったけど、幸いなことに一滴も降らず、途中には晴れ間も見えた。



 この日のテーマは、そう、シンプルに、思い切って、スイングするのみ。具体的には、

・高い球とか低い球とか、(打てもしない)フェードとかドローとか、一切考えない

・難易度の高いホールはボギーでいい

・ティショットをミスしたらパーを狙いにいかない

・ピンがどこに切ってあってもグリーンセンターを狙う

・アプローチはいちばん簡単な打ち方で、乗れば良し

・5m以上の長いパットは寄せにいく。入れにいかない

 そう、以前からの私のスタイルだった超ディフェンス型ゴルフに徹するのだ。ただしスイングは消極的・安全にではなく、思い切り振る。



 で、どうだったか。結果からいうと、ショットと攻め方そのものは悪くなかった。もちろん100点ではないけどティショットもそこそこ振れた。フェアウェイを外すことも多かったけOBはなかった。

 アイアンはいつもに増していまいちだったけど、まあ色々スイングイメージ替えてる(ゆるゆるからの腰切って切り返し、左かかとインステップ問題)から仕方ない。

 スコアもそういうわけでイマイチ。ただ、その一番の原因はショートゲームが酷かったからなんだけどね。



 寄せワンはたった1つしかなかった。アプローチが基本全然寄らず、寄ったと思ったらパットが入らないという繰り返し(いつものことだけど)。

 今、一年で一番芝が難しい時期だ。私のように(だいぶ良くなったとはいえ)潜在的アプローチ恐怖症がある人間にとって、中途半端に芽吹いてでも基本薄芝というのは一番厄介なんだよ。

 真冬だと(乗ればいいと)割り切ってパターやユーティリティで転がすけど、中途半端に芝が元気なので転がすのも躊躇するし、かといって基本ライは悪いし(クラブが入っていくスペースがない)。おまけに雨上がりだからチャックリ警報も出てたし。

 後半松コースなんて9ホール中7ホールで寄せワンに失敗してるし。



 パットであと4つ、(アイアン)ショットであと4つは縮めたい、いや縮めないといけないね。まあぼちぼち調子上げていきます。



2023/4/10 (1660739hit)   今年2回めの午後スルー


 2週連続午後スルー。暑くもなく、寒くもなく、天気もよく。スコアだけがちょっとした大嵐。ダボ4つ。



 この日のテーマも「頭を空っぽにして腰でスイング」。できたのは半分ぐらいか。いいショットもあったけど、まだ振り切れず右ペラが出たり、かと思うと芯を食ったら引っ掛けて20y左へ飛んだり、なかなか安定しない。まあ明日のための我慢の時間だと思おう。

 パット数32、OBなしだったら70台が出てもおかしくない。しかし2m弱のバーディチャンスが2回あったんだけど入れられず、3パットが3つ。

 3パットの3つの内容だけど、竹4番は膝くらいの高さの法面&ベアグラウンドから90y、奥ピンに対して一番手前にオン、20m近いパットが残ったのでまあ仕方がない。でもボギーパットは返しの上り2mだったので入れたかったよね。

 2つ目が竹最終ホール、こちらも右サイド手前のピンに対し左上にオン、バーディパットを打ちすぎて1.5mほどオーバー。これを外すんだな。ヘタだ。

 3つ目が梅6番、これは2段グリーンの奥からのチョー速い下り、通る場所によって左右どっちにも切れるマウンド越えのパットだったので仕方ない。



 ダボの解説。

 竹3番はティショット天ぷら、2打目レイアップ、3打目ウェッジショットが(うまく打てたけど)グリーンオーバー、アプローチ寄らず入らず。

 竹4番はティショット右バンカー、2打目顎に当たり、3打目4Wはスライスして右OBギリギリ、手前に乗せて3パット(上に書いた通り)。

 梅3番はティショット乗らず、2打目薄い芝から普通にピッチエンドランしようとしたら(思い上がり)ハーフトップで奥のバンカー、バンカーから止まらずグリーンをこぼれ、4打目で乗せて1パット。

 梅7番はゼクシオクロス7があたり底内で手前のバンカー、バンカーから思い切り打ちすぎてグリーンオーバー、寄らず入らず。

 ほとんどがグリーン回りで事件起こしてる。ショートゲームのヘタさが際立ってるね。



 ただ、アプローチ、30yぐらいまでのピッチエンドランでミスしにくい方法(昔やってた)を思い出し、それもあって寄せワンは5個。パーオンできなかったのが12ホールだから悪くはない(残りの7ホールは悪かったけど)。これについてはまた今度。

 というわけでN川さんとの師弟対決は今回も惨敗。師匠の座奪還ならず。N川さんに良いゴルフをされて私がすかたんだったらそりゃ勝てないよね。がんばれオレ。



2023/4/11 (1660801hit)   2023年マスターズ


 ケプカとラームの一騎打ちという最終日、ケプカは崩れ、ラームは余裕で独走。ラームのマスターズ初制覇で幕を閉じた。


 ラームほどの巧者(っていうか世界で1番か2番目に上手い)ですら7年間?勝てなかったマスターズ、改めて特別なトーナメントなんだなと思う。あれだけクールにプレーしてた彼が優勝が決まった瞬間泣いてたもんね。


 ラーム、ああ見えてまだ28歳。松山より年下(笑)。


 メジャー男、ケプカ(32歳)は3日目のフロントナインまでは全く崩れる感じがなかったのに、最後の最後で息切れ。サスペンドに継ぐサスペンドで体力が持たなかったか?誰かが言ってたけど、LIVゴルフのフィールドは3日間、4日間完走する体力・気力が落ちてたんじゃないかという話は案外的を射ているのかもしれない。


 TVでは分からなかったけど、PGAメンバーは「LIVへ行った裏切り者たちグリーンジャケットを着させる訳にはいかない」と思ってたんじゃないかなあ。ケプカを始め、P.リードとかミケルソンとかデシャンボーとかに対し。


 そのミケルソン、体を絞って別人に。ジョーダン・スピースよりドライバー飛ばしてたね。52歳ですぜ旦那。化け物ですな。むちゃくちゃストイックにゴルフに向かい合ってるというのがよく分かるね。LIV組にしては歓声もTV写りも多かったね。


 LIV組といえばデシャンボーなんてまったく映らなかったね。まあ予選落ちしてたから仕方ないのかもしれないけど。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いのあったデシャンボー、LIVのフィールドではそこそこ上位に居てるのにね。やっぱり義理に欠ける行為をした人間にゴルフの女神(特にオーガスタの女神)は微笑まないのかな、と思ったり。


 松山、身体が完全ではない中、一時は5位タイまで浮上。最終日も中嶋常幸プロに「眼福」とまで言わせた神憑り的アプローチで凌ぐもバックナインでついに息切れ。あと2時間戦える体力が無かったってことかな。本人が言ってたように、とにかく体を直して残りのメジャーで頑張ってほしい。


 比嘉一貴、身長158cm。あのイアン・ウーズナムでさえ身長165cm。おそらくマスターズ出場史上一番身長の低い選手じゃなかろうか。もちろんディスっているのではない。リスペクトしているのである。いつか今回のリベンジをして欲しい。イーグルは取れなくても優勝できる可能性はあるんだから。


 そしてタイガー。オーガスタにはタイガーがよく似合う。いや、タイガーにはオーガスタがよく似合う。予選を通過したことは今の彼にとって最高の結果なのかもしれないけど、きっとまた優勝争いをしてくれると信じている。我々タイガー世代にとっては、タイガーのいないマスターズは主役のいない映画と同じだから。


2023/4/14 (1660936hit)   黄砂の中の木曜会


 近くの生駒山もかすみ、遠く高槻の山々がほぼ見えないぐらい黄砂が吹き荒れた昨日(写真撮ってきたらよかったね)。いつものMの会@ホーム。



 前半竹コース。ショットそのものはまあまあなんだけどスコアに結びつかず、つまりセカンドショットが微妙に乗らず、アプローチが絶妙に寄らず、パットが一筋外れるといういつものパターン。

 それにしてもパーオンが1つだけ、寄せワンが1つだけ、OB1つに3パット2つは猛反省を要する。スコアは46。ティショットは左へ引っ掛けたOB1つを除けばほぼパーフェストだったんだけどなあ。



 師匠弟子対決も前半で早々と勝負が決まり、敗戦処理投手のような気持ちで望んだ後半。肩の力が抜けたのが良かったのか、8番まで1アンダー。

 9番パー5、ティショット、2打目とも思い通りで、3打目残り90y。56度のウェッジでは届かない。いつもショート気味なので50度を短く持ってフルショットしたら力が入って引っ掛けてダイレクトにグリーン奥へ。左足下がりの薄芝、受けグリーン&ニアサイドなので寄せるのは不可能、4打目はグリーン手前までこぼれ、寄らず入らず、ダボ。

 師匠には「詰めが甘いのう」と肩を叩かれた・・・



 メンタルは自信のなさから。自信をつけるには練習しかない。やっぱり練習が足りないんだ。もっと練習してやる。



2023/4/15 (1660984hit)   30yぐらいまでのピッチエンドラン


 今まで720回ぐらい書いているが、私は全米が泣き、観客動員数全米一位になるぐらいアプローチがヘタである。理由は単純だ。単に練習不足とセンスの無さと苦手意識とイップスのせいである。

 ゴル◯ィア香里園校のS水プロに教わって、最低限の寄せすなわち1種類のショートアプローチ(ボールを右足の外に置いて上からぶつけて終わり)はなんとか不安なく打てるようになった(成功率5割。これは私にとって驚異的に高い数字である)が、球は低くしか打てないので砲台グリーンのニアサイドのピンに対してはワンクッションでグリーンセンターに乗せるのが精一杯だったりする。

 そういうわけで、なんとか30yぐらいまでの普通のピッチエンドランが打てるようになりたいと思ってた。



 そんな中、きっかけは何だったか忘れたんだけど、ずっと昔、そう、銀河系に人類がまだ進出していなかった頃、つまり私がアプローチに対してただ単にヘタだっただけで苦手意識がなかった頃にやっていた、

ヘッドを低く引いて低く出す(ただし体の回転で)

 というのをやってみたところ、薄芝の上からでも極めて高い確率で(成功率6割。これは以下同文)打てることがわかった。なぜ今になってこんな太古の技術が復活したかというと、おそらく、

昔そしてイップスの頃は手打ちになってて手首が悪さしていた

のと、もう一つ、

フェースを少し開くことでバウンスが使えてミスしにくい
(昔は怖くてフェースを開けなかった)

からだと思われる。



 まだコースで少し試しただけで練習場などできちんと検証していないが、多分これは悪くない打ち方だと思う。とにかく動かす部分を最小限に(体幹だけ)にし、手首や肘や下半身などはロックするぐらいのつもりで、

左右対称にリズム良く(打ち急がずに、加速も出来るだけさせずに)打つ。

 以上、72回目の再発見でした。



2023/4/17 (1661031hit)   ちょっとした事で(パッティング)


 ここ2ヶ月ほど、パッティングが良くなかった。

 距離感も出ないし短いのは外すし(これは昔からだけど)、きちんと打てたとしてもカップ間際で切れたり一筋違ったりして入らない。

 今年1月から2月までの平均パット数は31.8だったんだけど、3月から直近までの平均は34.1。2ストロークも多くなっている。パターを変えたり入念に(ラウンド前に)練習したりしてたんだけど、一向に良くなる気配がなかった。

 まあ2月末から3月中旬まで病気だったのでそのせいもあると思うんだけど。



 しかし、先日のラウンドの昼休み、練習グリーンで球を転がしていて気づいた。いつの間にかハンドレートのアドレスに戻っているということに!

 去年パターのフィッティングを受けた時、構えがハンドレートでインパクトでアッパーブローに当たりすぎているということを指摘してもらい、ボールの位置を(左足寄りからセンターに)変え、気持ちハンドファースト気味に構えるようにしたのだ。その後いい感じだったんだけど、いつの間にか昔の癖のハンドレートに戻っていたのだ!

 で、それを修正して望んだ後半のハーフ。

 3パット 2個から0個
 1パット 1個から3個
 バーディ 0個から1個
 パット数 19から15

 と驚異のV字回復をしたのであった!まあアドレスだけが原因ではないと思うけど、転がりや方向性もよくなったような気がする。



 パットのときもアドレス(構え方)大事。忘れないようにしよう。でもすぐ忘れちゃうんだよなあ。パターに「ハンドファースト」ってレーザ刻印しとこうかな。



2023/4/19 (1661145hit)   アドレナリンショットの正体?


 ここ1ヶ月で3回、パー5の3打目、絶好の位置からグリーンオーバーする(そしてひどい目に合う)という状況があった。いずれもウェッジのコントロールショット。

 といってもいわゆるアプローチの距離ではなく、ちょうど番手間の距離が残った状況だったんだよね。私はこういう場合、大きめのクラブを短く持って打つんだけど、これで50度のウェッジ(100y~105y)が90y~95yに、56度のウェッジ(75y~80y)が65y~70yになる。

 ・・・はずなんだけど、これはあくまで理想であり、実際にきちんと打てることを保証するものではありません、という但し書きがつく。当然だけど。


 で、今までならこういう場合、加減しすぎてショートする事が多かった。しかし、ここ数回はショートを恐れてなのか、はたまた気合が入りすぎてなのか、引っ掛け気味に入ってグリーンをキャリーでオーバー、あるいはグリーン奥に着弾しグリーンをこぼれる(そしてダボを叩く)ことが続いた。

 結果は絶好の3打目から4打も5打もかかってトホホ。この現象について考えてみた。



 1、短く持ってもそんなに距離は落ちない?

 グリップの真ん中を持ったぐらいでは、飛距離はせいぜい5y、5%ぐらいしか落ちない。だから気合が入ればフルショットと同じぐらい飛んでしまう。フェースが被って引っ掛ければなおさらだ。

 だから、もっと距離を落としたいのならグリップギリギリとか、それぐらい短く持ってもいいのかもしれない。でもそうなるとバランスも変わるから打ちにくくなってミスショットしそうなんだよね。


 2、そもそも番手選びを間違ってた?

 この3回とも、全てピンが奥に切ってあった。56度でオンはするけど、せいぜいグリーンセンターまで。56度でちょっとミスヒットしたら手前、あるいは届かない可能性もある。それを嫌っての「大きめのクラブを短く持って」だったんだよね。

 でも、シンプルに攻めるなら(56度で)グリーンセンターか手前で十分だったかもしれない。バーディはないけど、ダボはほぼなくなるよね。超ディフェンス型ゴルフをするならそれもありかと。

 ウェッジを50・56ではなく、50・54・58にしてもいいかもしれない。だったら、90ヤードを何も考えずフルショットで打てるからね。


 3、アドレナリン?

 直近のこのミス3つは、すべて終盤のパー5のウェッジショット、つまりバーディが狙えるような状況で起きている。つまり「よーしここからベタピンでバーディだぜー」と(無意識にでも)考えたってことだ。

 そうなると気合が入る。気合が入っても今までならダフったり右ペラになって余計に飛ばなかったりしたんだけど、「ショートトップ・手首ゆるゆる・腰を切る」にしてから飛びすぎるミスが出だしたんだよね。

 つまり、腰を素早く切りすぎることで飛びすぎるのかなあと。そしてこれが、アドレナリン(が出て飛びすぎる)と言われるものの正体なのかなあ、と思ったりした。

 でも、そもそも引っ掛けてるんだから違うかもしれない。


 というわけで、異論は認めます。



2023/4/21 (1661145hit)   いつものMの会・師匠奪還


 うちのGoogle日本語入力には「ほ」と入れると「ホームコースでいつものMの会」と出るよう辞書登録しています。というわけでホームコースでいつものMの会。



 この日は「左足のヒールアップをしないで打つ」がテーマだった。インステップするのを防ぐためにヒールアップそのものをやめてしまえ、という安易な対策である。

 ・・・たんだけど、4日前、1日前、そして当日(ラウンド日)と練習に行ってつまり練習しすぎて体のキレがまったくなかったのもあり、最初のうちは良かったんだけどだんだん体幹が疲れてきて肩が回らなくなり、そこから打ちにいくものだから出球が左ばっかり。またそれを嫌って右へ逃がすという最悪のティショットを連発。

 前半梅コース3番、180yの谷越えパー3で4アイアン、30yぐらい左へ引っ掛けてOB

 同5番、左へ曲がると即アウトのパー4。4Wで右法面を狙うも、最初からプッシュスライスしてOB。(やっぱりユーティリティでティショットしよう)

 7番も谷超え165yのパー3、ゼクシオクロス7でナチュラルフェードのつもりが15y引っ掛けてOB

 それ以外はいつも通り(アイアンダフりまくり、ショートゲームドヘタ、パット少しまし)だったけど前半はまあこの3OBが全てだね。44。


 後半も、気合を入れ直して臨んだ上がり3ホールの初っ端(7番)でドライバー引っ掛けOB。オーマイガーですわ。ほか素ダボもあり3パットもあり44。



 まあいくら膝が痛くて練習しすぎでスイングイメージ変えてるとはいえ、OB4つと何の変哲もない素ダボうってるようではあかんね。

 パッティングはこの日の開眼でちょっと良かったかな。グリーンが速くて(9ftぐらい?)3つぐらいミスパットがあったけど。

 ちょっと練習セーブして、ヒールアップについてはもう少し考えて、日曜日の月例に望みます。



 そうそう、師匠弟子対決は辛勝。4月2日以来、18日ぶりに師匠の座を奪還できた。前回のように一週間天下にならないよう頑張ろう。



2023/4/22 (1661281hit)   クラブを短く持って打つ・練習編


 クラブを短く持つことをチョークダウンというそうだが、この用語は一般的ではないので、今日は「短く持つ」と表記することにする。

 クラブを短く持つ。そう、先日書いた「短く持って距離を落とす」の続きである。先日練習場で(50度と56度のウェッジを使い)短く持って打つショットを何十球か打ってみた。



 まず、ちょっとだけ短く持つ。だいたい1インチ、2.5cmぐらい。小指側で測定すると、(もともとグリップエンドから1インチ下を握っているので)2インチぐらいになる。ただ、たった1インチでも正面から見たらグリップの真ん中に近いところを握っている感じで、持った感じもだいぶ違う。

 その状態で構える。1インチでも球にだいぶ近づいて構える事になり、ちょっと違和感あり。

 肝心の飛距離は・・・ほとんど変わらず。差があるとしても5y以下だ。5yなんて打ち分けは私には必要ないので、ほぼ同じ距離だけ飛ぶと考えていいと思う。

 むしろ振り抜きやすいので逆に飛距離が伸びる場合もあった。バランスが軽くなるためか、切り返しを丁寧にしないと左へ引っ掛けるし(この前書いたやつだね)、その場合は間違いなく普通に打ったときより飛ぶ。



 次に、思い切り短く持つ。グリップの相当下の方を持つ感じ。測ってみるといつもより2インチ(5cm)、グリップエンドから3インチ下に左手の小指がくる感じ。もう気分は今平周吾。

 ここまで短く持つと違和感がすごい。ボールが10cmぐらい身体に近づき、目の下にくる感じ(大げさ)。スイングしてもバランスがぜんぜん違うせいか間が保てなくて難しい。いつもよりリズムとテンポに気をつけないと左へ引っ掛けまくる。かと思うと右ペラも出る。普段から練習してないと難しい(私が不器用なだけか?)。

 で、肝心の飛距離だけど、これだけ短く持って、やっと1割(7~8y)飛ばなくなる感じ。ただしきちんと打てたらの話。



 というわけで、結論。

 1インチぐらい短く持っただけでは飛距離はほとんど変わらない。振りにくくなるのでほぼメリットなし。

 2インチ短く持ったらやっと1割ほど飛距離は落ちる。ただし要練習。



 まあ考えれば当たり前で、ウェッジの長さは約35インチ。1インチ短く持つというのは3%しか変わらないわけだ。2インチで6%、3インチでやっと1割。ヘッドスピードだけで考えると1インチの差はほとんどないよね。ウェッジだし。

 ただ、短く持つことで(ナチュラルに)スタンスが狭くなったり(ナチュラルに)トップが小さくなったりするのでその分も加味して2インチで一割落ちるんだろうね。

 よって、実際にコースでは、

 50度でフルショット 100-105y

 50度を2インチ短く 90-95y

 56度でフルショット 75-80y

 56度を2インチ短く 65-70y


 って感じかなあ。


 

 おいおいhiroよ、シンプルにゴルフするって言ってたよね。また複雑にする気?

えっと、中途半端な距離をフルショットで狙うというのはシンプルにつながると思ってます。

 いやいやhiroよ、フツーに、

50度(100y)・54度(85y)・58度(70y)にすれば?←正解
 


2023/4/24 (1661324hit)   4月月例・師匠返上


 なんてこった。3日で師匠の座を返上してしまった。

 練習しすぎと思って金曜日・土曜日は練習場へ行かず、その代わり土曜日にホームコースで1時間弱パット練習だけ。

 それなのに体のキレ(が悪い)のはそのまま。あれ、ひょっとして単にヘタになっただけ?それとも加齢による・・いやいや、まだまだ。



 1番2番はパーオンせず寄らず、長いパットをなんとか寄せてボギー(パット練習が功を奏した?)

 しかし3番、ティショットはドッグレッグの木に当たり、200y以上残ったのでレイアップ。3打目PWは左ピンに対し右に乗り、3パットダボ(パット練習したのに)。

 4番パー5、60y打ち上げの3打目フェアウェイから、我ながらむちゃくちゃうまく打てたのに行ってみたらグリーンオーバー。なぜかわからない(飛びすぎてる?)。寄らず入らずボギー。

 その後5番から8番まで1オーバー、40台前半でホールアウトできるだろうと思った9番。ティショット天ぷら気味で200y残り、アゲンスト+打ち上げ+砲台グリーンなので4Wを短く持って転がし上げてやろう、と思ったら50y左へ引っ掛けてOB

 クラブを短く持って打つのはやっぱり難しい。

(「クラブを短く持ってもそれなりに狙った方向と飛距離に打てる」というのを新たに上級者の条件としてノミネートします)

 トリプルボギーで前半は45。

 後半も1オーバーで迎えた3番、4Wのティショットが右ペラ、2打目レイアップ(左ラフへ)、3打目残り110yきつい打ち上げただしフォロー、9番かPWで迷って9番で。うまく打てたけど行ってみたらグリーン奥にこぼれてた。ラフからだからスピンかからなかったのね。左足下がりから2mに寄せるも、入らず素ダボ。

 4番パー5、120yからの3打目9アイアンを引っ掛けてバンカーへ(ヘタですなー)、バンカーからニアサイド、緩んですぐ先に出ただけ、5オン1パットボギー。

 5番も天ぷら気味で(いつも8番か9番アイアンなのに)4番アイアンの距離が残り、グリーン手前まで。アプローチが寄ってくれて1パットパー。

 6番パー3、ティショット4アイアンで右グラスバンカー、ワンクッションでも6mオーバー、入らずボギー。

 7番パー4、4Wのティショットは狙いより30度左へ、ロストボール。トリプルボギー。

 8番パー5、3打目65yアゲンスト、56度を思い切り短く持ってフルショット!完璧な当たり!キャリーでグリーンオーバー!またか!またです!!ボギー。

 最終ホールは、残り105yアゲンスト、PWを短く持って完璧!と重たtラ今度は10yショート。パーだったけど結局後半も45で今季ワーストスコアタイ。



 パーオン3個で2発OB打ってるようではねえ。



 この日の教訓

・左足下がりは飛びすぎる(1番手落とす)。左足上がりは飛ばない(1番手上げる)

・短く持って打つのは距離合わせがマジで難しい。やっぱりスイングの大きさとかフィニッシュの位置とかで距離を打ち分けたほうがいいのかも

・4Wをチョー短く持って打ったりしてはいけません

・ドライバーが飛ばなかったり曲がったりするとボギー確定。最低230yは飛ばしたい

・何だかんだ言っても、グリーンを狙うアイアンがヘタだったらそらスコアになりませんわ






2023/4/26 (1661433hit)   ボールの位置


 皆さん、ボールの位置で悩んだことはあるだろうか?私はある。それも1回や2回ではない。たぶん6.02214179掛ける10の23乗よりちょっとだけ多いぐらいは悩んでいる。



 ボール位置はクラブ軌道の最下点と密接な関係がある。ドライバーやティショットは最下点の左側に球があった方がいいし、地面から直接打つアイアンショットは最下点の右側にボールがある必要がある。

 よってドライバーなどの長いクラブは左足のかかと内側、そこからクラブが短くなるに連れてだんだん両足の真ん中に寄っていき、ウェッジだとちょうど真ん中ぐらい、というのがスタンダードだと思う。

 ただ、マイナーなスタンダードとして、左足かかとに固定し、スタンス幅を変えていくというという方法もある。

 さらに、基本的な知識として球が右側(内側)にあるとインサイド・アウトの起動になり球はフックめに飛び、左側(外側)に置くとヘッドがアウトサイドからコンタクトするのでスライスになるというのが普通。


 で、私の場合、ドライバーは左かかとぐらい、フェアウェイウッドはそこからボール1つ右。4アイアンはさらに1つ右、そして8アイアンぐらいでほぼ真ん中。9番~ウェッジは真ん中かちょっと右サイドに置く。ユーティリティはちょっと特殊でボールはセンターに置く(左へ飛ばしたくないから)。



 しかし、もっとシンプルでもいいんじゃないかなと思ったんだよね。きっかけは他愛もないことで、漫画「オーイ! とんぼ」で主人公とんぼが世界ジュニアで絶対に左へいかない打ち方として極端にボールを右へ置き、「ボールを右へ置いたら球も右に飛ぶ」と教えているシーンを見て、それでひらめいた。


インサイドインのスイングが理想であるとするならば、ボールの位置って(ドライバーを除き)全部真ん中でいいんじゃね?

 と。

 そう考え、フェアウェイウッドからウェッジまで行ってみたら、これがまた気持ちいいぐらい芯に当たる。最近よく出ていた(ティアップした4Wの)天ぷらも出ないし、アイアンのダフリもマシなような気がする。

 これぞ究極のシンプルスイング。まあ今後微調整は必要だと思うけど。



 そろそろ足し算でスイングを作っていくのではなく、引き算で作っていったほうがいいのかもね。










 ・・・とその日(練習した日)は思ったんだけど、結局次の日はその考えではダメで、コースでもダメ(気持ち悪くて引っ掛けたりそのままプッシュしたり)。

 わかった。

 へっぽこゴルファーはそもそも調子が日替わりだから、「こうすればいい」というのを決めても多分無駄。



 調子が悪い時に誤魔化しながらでもスコアをまとめる(=大きなミスをしない)事が大事。つまり一言でいうと、

 臨機応変つまり応用力。

 ぜんぜん一言とちゃう。



2023/4/28 (1661526hit)   GB月例@有馬CC


 36回目の有馬カンツリー。今回は(先月は雨で流れたため)2ヶ月ぶりのGB月例。有馬CC、80台前半は出るけど70台は過去に1回しか出てない。平均スコアは85.5。前回は83だったので82を目標に。

 毎回書いてるけど良いコースです。毎回書いてるけどもう少し近かったらメンバーになりたい(家からずっと高速で一時間ちょい)。



 さて、今回のテーマは「ショートトップのリズムを作る」。トップ位置を小さく(低く)するとどうしてもリズムが早くなったりテンポが速くなったりするので、リズムとテンポを主眼にしたんだけど、いいショットもあったけどひどいショットもあるといういつものパターン。

 まあ7月のキャプテン杯まであと3ヶ月弱、徐々に調子を上げていこう。

  ところで、今回のラウンドでこんなデータが。

 アウト出だし6ホール・・・2オーバー、平均スコア+0.33、OBなし、平均パット1.83
 イン出だし6ホール・・・4オーバー、平均スコア+0.67、OBなし、 平均パット1.50

 そして、

 アウト・インの上がり3ホール+3ホール・・・8オーバー、平均スコア+1.33、OB2つ、平均パット2.0



 上がり3ホールですべて台無し。

 朝の上がりは3打目50yからハーフトップして3パット。

 16番はティショット引掛け即OB。

 18番は左足下がりからの2打目、4Wを短く持ってフェード気味に打とうとしたらそのまま引っ掛けて隣のホールへ。

 引っ掛けるのは体が止まってるんだな。うん、手打ちだ。



 あんまり情けないので帰りに練習したよ。で、練習場ではドライバー曲がらないんだよなあ(アイアンは引っ掛け4割、こすり球4割、まっすぐ2割だけど)。

 やっぱりコースでは(結果を)怖れて体が止まってるんだな、うん。つまり、

 技術云々(もあるけど)それより心の問題。

 結局(有馬の)平均スコア通り。

 

 えっと、一言いい?

 たかが仲間内のお遊びのラウンドで何を怖がってるの?アホなの?




次の日記へ