日記27

2002年11月1日〜15日

  2002/11/1(13472hit) 練習場とコースの違い(1)

きさいちCC・松竹(Bグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 3 4 4 5 5 4 5 7 6 43 5 5 6 8 5 3 5 5 4 46 89
+3
putt 0 2 1 1 3 2 1 2 2 14 2 2 3 3 2 2 2 1 1 18 32

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
7ボギー
4ダボ
1トリプル
89 87.8
平均パット数
Putting average
1.778
(32)
1.951
(35.12)
パーセーブ率(%)
Par saving average
33.3 36.0
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
72.2 77.4
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
11.1 30.9
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
72.2 80.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
62.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
205.0 210.7
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
41.7
(5/12)
27.5
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
67.9 70.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 62.3
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
58.3 64.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
63.2 68.0


 今日の結果は、パーオン率と各ファインショット率の数字を見ていただければ一目瞭然であろう。頭では完璧に理解したつもりになっていても、体が全然言う事を聞かない、実際にうまくいかない。例えれば、「女の子にモテる100のテクニック」を読んですっかり色男になったような気分になっているモテない君、といったところであろうか。

 出だし、10mのラッキーなチップインでスタートし、今日はひょっとしてベストスコア更新か?といい気になったのが間違いだった。ショットはいまいち良くなかったが、寄せワンで凌いで迎えた5番パー4。ドライバー、アイアンとも90点のショットでグリーン奥のカラーへ。そこからパターで50cmに付けるものの、それを外して3パット。暗雲が立ち込める。続く最も簡単なパー3でも距離感が合わずショート、寄らず入らずのボギー。7番でも寄せをトップしてしまいボギー。ショートゲームがちぐはぐな感じである。素振りではきれいに芝を擦れるのだが、いざショットになると手が動かない。典型的なチキンハート症候群である。

 そして迎えた8番。ドライバーは右へ押し出しラフへ。2打目の7Wを思い切りチョロ(どトップ)。3打目の7アイアンは引っ掛けてクリークへ。ドロップした5打目、残り100ヤードから右へ押し出し、10mのパットを残す。何とか2パットでダブルボギー。3回もミスショットをして、ダブルボギーで済んだのはラッキーかもしれない。典型的なパニック症候群である。

 午前の最終も、2打目残り110ヤード打ち上げ、9アイアンでトップし、入れてはいけない顎の高いバンカーへ。バンカーショットは出ただけで、エッジからも寄せられず2パットの絵に書いたような素ダボ。2打目のアイアンのミスが全て。典型的なトホホごるふぁー症候群。

 トホホ快進撃はまだ続くが、だんだん悲しくなってきたので続きは明日にしよう(現実逃避症候群)。

本日の体重・・・70.9kg(止まったか?)

2002/11/2(13527hit) 練習場とコースの違い(2)


 さて、にしんそば定食で鋭気を養い午後のラウンド、と思ったのだが30分時間があったので練習グリーンへ行く。最近パットの練習をサボっているので、どうもパターの芯にボールが当たらなくなってきているようだ。しかも、テークバックで真っ直ぐ引けていない気もする。これでは入る方が間違いであるといっても過言ではない。

 私はボールにLine-A-Puttで線を引き、それをパッティングラインに合わせてセットするのだが、真っ直ぐクラブの芯でボールを捕らえられればこの線が一直線にカップまで転がるはずである。しかし、実際には5回に1回ぐらいしかこのラインが一直線で転がっていかない。いわゆる、「全然ダメ」というやつである。午後からはとにかくパターの芯で打とうと決心する。それで外れても、まあ仕方ない。

 竹1番はボギー。2番パー3、7アイアンのティーショットが外から入り、難しいアプローチを残す。つま先上がり、やや左足下がりの芝の薄いライから、すぐのピンを狙うシチュエーション(下図)。ロブ気味にうまく打てたと思ったのに、1ヤードショート。結局3打目も寄らず、3オン2パットのダボ。この状況でピンを狙うと云う考えが100年早かったと気づいたのは、ラフに転がり落ちるボールを見た直後だった(遅いって>俺)。

 3番、左ドッグレッグの難ホール。1打目はスライスして右のラフへ。2打目はうまく打てたが手前のエッジまで。しかしそこから痛恨の寄せスリー。私が最も恐れるトホホダボ(3オン3パット)である。芯に当てる事ばかり考え、1パット目で大オーバーした。お前はアホか。

 続くパー5では、1打目チョロ。2打目(7W)まずまず、3打目(7W)いまいちで残り120ヤードを残す。しかしそこからの9アイアンがトップ。エッジからの寄せを大オーバー。また3パット。涙ちょちょ切れる。

 こうしてこの日のラウンドを振り返ってみると、大叩きの原因の多くはアイアンのミスに引き続く寄せのミスからである事が分かる。それも、狙わなくても良いのに狙って、である。つまり、「ボギーでも良い」=「のせるだけで良い」ではなく、「あわよくばパー」=「寄せたい」という欲がミスを誘発しているのだ。それが証拠に、最終前と最終ホールは無心の寄せで寄せワンが取れているではないか。

 今一度、「(ミスショットした時は)ボギーで良い」という気持ちに戻り、「(ドライバーは)飛ばさない、(アイアンは)乗せない、(アプローチは)寄せない、(ロングパットは)入れない」の4ないマインドに徹するべきであろう。

本日の体重・・・71.1kg(焼そばはカロリーが高い)

2002/11/3(13590hit) 練習場とコースの違い(3)


 2日間にわたって今回のラウンドを振り返ってみたのだが、肝腎の表題である「練習場とコースの違い」について全然触れていない事に気づいた。そう、練習場であれだけわかったつもりになっていたアイアンであるが、やはりコースに出ると全然使い物にならないのであった。

 良いショットも確かにあるにはあったが、18ショット中まあ満足のいくショットが8球、いまいちが5球、そして全然ダメ(というか「どトップ」)が5球もあった。内訳は、以下の通りである。

番手 5 6 7 8 9 PW AW SW
まずまず - 3 2 - 1 - 2 -
いまいち - - 1 - - 1 1 2
だめだめ - 1 2 - 2 - - -

 番手別に見てみると、長いクラブは良いショットもあるがミスもあり、短いクラブは大きなミスは無いが良いショットも少ない、という感じである。やはりグリーンを狙うとダメなのか。

ラウンド 午前 午後
前半 中盤 後半 前半 中盤 後半
まずまず 1 2 1 2 1 1
いまいち 1 0 1 1 0 2
だめだめ 1 1 2 0 1 0

 こちらはラウンドの経過とショットの関係である。この表から判るのは、「だめだめショット」は午前中に多発するという事ぐらいか。ちなみに、アイアンのファインショット率は午前中50%、午後は68.8%である。

 とにかく、打ち方が判っても、そして練習場でいくら上手く打てても、コースでそのショットができなければ全く意味がない、という事である。何度も書くが、やはりメンタルな問題に行き着くのだろう。クラブの買い替えより、頭の付け替えが必要だ。ないしは、「コースにおいて過度に緊張するという不具合を修正しました」などという脳のバージョンアップが必要だ。しかし私の頭はマイクロソフト社製ではなく純粋な国産なので、ダウンローでセンターにアクセスして落としてくると云う訳にはいかない。という事で、自分で解決策をいくつか考えてみた。

 1、練習場のスウィングがコースでできるようになるまで練習を重ねる
 2、コースで練習場にいるつもりで打つ
 3、練習場でコースにいるつもりで打つ
 4、コースで「ここは練習場だ」と自己暗示をかける
 5、コースで練習する
 6、練習場でラウンドする
 7、練習場へいかない
 8、コースへいかない


 などが考えられるが、何とか1以外の方法を取れないか目下考え中である。
 

本日の体重・・・70.5kg(昨日は頑張った)

2002/11/4(13656hit) 文化の日(の振替休日)


 去年の文化の日には「ごるふ文化を考える」などと大そうな題の割にはつまらない日記を書いていたが、今年も姿勢だけは高尚に、ごるふについて語ってみよう。

 折しも、日本ツアーでは3週連続オセアニア勢が優勝した。今週のブレンダン・ジョーンズ(フィリップモリス)、先週のスコット・レイコック(ブリジストンオープン)、先々週のデビット・スメイル(日本オープン)である。3選手とも、ツアー初勝利というおまけ付きである。

 これを、実力の差と言ってしまうのはたやすい。また、日本人プレーヤーが不甲斐ない、と言ってしまっては身も蓋も無い。では、そこから何が読み取れるのか?

 立場を逆にして考えてみよう。マルちゃん、横尾、田中秀道などがアメリカツアーで3週連続優勝したと考えた時、あるいは、ヨーロッパシニアツアー選手権で実際に海老原プロが賞金王に輝いたのを見て、我々はどう考えるだろうか?「マルちゃん、すごい!」「海老原プロ、天晴!!」と考えるのではないだろうか?

 そう、これは優勝した個人を褒め称えるべきなのである。フィールドや大会の規模はとにかく、勝利したこと自体が素晴らしいことなのだ。それを、「他の選手が不甲斐ない」と切り捨てるのは優勝したジョーンズ達に失礼である。彼らが一流の技術と精神力を持って、栄冠を勝ち取ったことを素直に喜んであげるべきなのだ。

 つまり、オセアニア勢が3週連続優勝したからといって、そこから一般論を導き出そうとしたり、文化の日と結びつけてごるふ文化に無理矢理結び付けようとしたり、日記のネタにしようとすること自体、ひねくれ物のセコイ考えであると結論せざるを得ない。

 彼らの本音はTV画面からは判らない。心の中では「日本ツアーなんてチョロいもんだぜ」と思っているかもしれない。何と言っても階級社会の大英帝国の影響を深く受け、白豪主義の尻尾を隠しているお国柄である。しかし、私の目が確かなら、彼らは彼らなりに日本を愛し日本ツアーを愛してくれていると思う。そういう彼らに対しては、(優勝が決まった時に)ため息をつくのではなく、心からの拍手を送るべきだ。

 責められるべきは彼らに惜しみない拍手を送らない、我々日本人の心のセコさである。

本日の体重・・・70.3kg(成果が出てきたぜ)

2002/11/5(13706hit) 猟師料理を食いに行く


 昨日は仕事は昼までだったのだが、昼から大阪市内で仕事の会合があり、夜はそこへ出席した仕事仲間と、珍しい「猟師料理」を食べにいってきた。あ、今日はごるふの話題は無しです。

 「猟師料理」という言葉が認知されているかどうかは不明だが、そうとしか説明しようが無いのだ。プロの猟師さんが大将をしていて、3日に1回山へ材料を取りに行く。そして、その時に獲れた獲物が自動的にメニューになるというシステムなのである。まさにマタギである。そういう大将だし、偏屈な人かと思ったが、大変物腰の柔らかな、優しい目をした、話好きのおじさんだった。

 料理の方は、鹿肉ときのこがメニューであった。まず、きのこ(名前忘れた)の煮物にフクロタケ?の大根おろし和え。鹿野趣あふれる、不思議な味であった(不味いわけではない)。鹿肉のボイル。馬肉のように全く赤身だけで、荒塩を振りかけて食す。乾肉の如く噛めば噛むほど味が出て、美味。驚いた事に臭みや癖は全く無い。大変素直な味である。さらに鹿刺。これも赤身で、肉のうまみが凝縮されたような、それでいてしつこく無い、全く淡白な肉である。美味。

 次に、クロタケ、アミタケ、ネギ、松茸などの網焼き。さすがにクロタケは苦味があり、美味とは言い難いがそれでも不味くは無い。酢橘を絞れば個性が引き立ち、面白い味に。

 それから再び、鹿肉の分厚いステーキ。バターをたっぷり落として食す。超美味。オスの鹿だったのでやや固かったが、これも噛むたびに素朴な肉の味がしみ出てきて、バターの油と一緒に喉を通る時には「肉を食っている!」という実感が強く湧くという逸品であった。

 さらに、メインはきのこと軍鶏の鍋。きのこは野生のエノキダケ(大きい!)、ナメタケ(旨い!)、ナラタケ?(大変旨い)であるが、これが極めて淡白で上品なダシが出るのだ。濃厚でなたで振るったような力強さの鴨鍋を東の横綱とすると、この淡白ながらしっとりした奥深さのあるキノコのダシは西の横綱だろう。いくらでも食べられる。個人的には、河豚のダシにも勝り、スッポンのダシとも甲乙付けがたいと思う。

 これに加えて軍鶏の味がまた奥深いのだ。肉そのものは良質の鶏よりもさらにでしゃばらず、きのこのダシをしっかりサポートしている。肉そのものは良質の鶏よりもさらに味が深く、ジューシーである。

 というわけで、久しぶりに腹十二分目まで食べ、堪能した(ためいつもより饒舌になった)夕食だった。

本日の体重・・・70.4kg(仕方なし)

2002/11/6(13774hit) 今度こそ


 結論から書こう。肩が吊り上がっていたのだ。

 と書いても一体何のことか解らないと思うので説明する。昨日は1日中忙しかったので、午前0時ごろから24時間営業の練習場で150球ほど打ってきた。11月初旬の深夜、風が吹くと体感気温は零下である(私の感覚が大袈裟なだけかもしれないが)。我ながら馬鹿である。

 ここ最近発見(というか再認識)したセットアップ法、ゆるゆるグリップ、不動の右ひざ、遠くへバックスウィング、スエイしないなどを注意しながら打つ。しかし、打てども打てどもすべてトップボール。100球は続いただろうか。ボールの位置、インパクトで体(特に左半身)が伸びていないか、色々チェックするが良くならない。

 途中、アドレスで左脇が開いているのに気づいた。脇を開けたままセットアップすると、結果的にボールの位置が遠くなる。これに気づいて少しだけましになったが、まだ3回に2回は超トップである。河川敷ショットである。

 そして120球ぐらい打ったところで、はたと気づいたのだ。
 
 力むと肩に力が入る
 肩に力が入ると肩(特に左肩)が上がる
 左肩が上がるとヘッドがインパクトで上へずれる
 上へずれるとボールの上を叩く
 上を叩くとトップする


 そう気づいて、吊り上がり気味だった左肩を下げ、ややハンドダウン気味に構え、スウィングすると、出ましたよ。完璧なハイドロー!!次の球も。その次の球も。いくらでも出る。方向も良し。

 コースで力む時も、無意識に肩が上がり、その結果トップしていたのかもしれない。アイアン然り、フェアウェイウッド然り、そしてドライバー然り。

 コースで私が気をつけねばならなかったのは、ゆるゆるグリップよりも、セットアップよりも、不動の右ひざよりも、なで肩だったのだ。間に合った。明日のコンペは、これでOKだ!(毎回「今度こそ大丈夫だ」と書いてうまく行ったためしが無いのが気がかりだが、明後日の日記を期待して待て!)

本日の体重・・・69.9kg(イエーイ)

2002/11/8(13882hit) しゃくなげ杯の結果(1)

伏尾ゴルフクラブ・東南
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 5 4 4 3 5 4 36 4 5 3 4 3 4 4 5 4 36 72
score 4 5 2 7 6 6 4 6 5 45 6 7 3 5 5 5 5 5 5 46 91
putt 1 2 1 3 4 3 2 2 2 20 3 1 2 2 2 2 3 2 2 19 39

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
8ボギー
6ダボ
91 87.9
平均パット数
Putting average
2.167
(39)
1.955
(35.20)
パーセーブ率(%)
Par saving average
22.2 35.2
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
66.7 77.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8 30.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9 80.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
78.6
(11/14)
62.6
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
212.5 210.7
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
11.1
(1/9)
27.1
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
71.4 70.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 62.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
62.5 64.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
58.3 67.8


 いやあ、うまくいかんモンやなあ。えっ?何がって?そらあんた、ごるふに決まってますがな。あんだけベストの調整をしていったつもりやったのに、本番ではからっきしダメですわ。まあ、予想されたこってすけどね。

 当日前夜もまた寝られまへんでした。うちから伏尾ゴルフクラブまでは大阪市内へ一旦向かって池田方面やから、朝は通勤ラッシュにもろ引っかかりますんや。空いてたら高速使って45分の距離でっけど、そんなんでたっぷり2時間は見とかんなん。午前9時集合で、30分は早めに着いときたいし、6時半には家出たい。そしたら6時起きでっしゃろ。

 実は前日、仕事関係の寄り合いがあって、家へ帰ってきたのが午前1時。そっからシャワー浴びて、布団に入ったのが午前2時。4時間しか寝られんのに、布団に入ってまた悶々と寝返りうったりしょーもない事考えたりでとうとう新聞配達のバイクの音聞いてしまいましたわ。結局、寝たんは2時間ぐらいやろか。

 それでも寝覚めは良かったでっせ。恥ずかしい話やが、わたしゃ朝がからっきしダメなんですわ。学生時代から寝坊して講義に遅れるなんて日常茶飯事で、大事な試験の日でも、それどころか留年がかかった追試なんかの日でも平気で寝坊してたんですわ。友達を何時間も待たした事もありましたし。まあ、それで留年したり友達なくしたり、人生だいぶ損してます。今でも毎朝、それも何回もヨメハンに起こしてもらってやっと起きるという有様ですわ。情けない話で。

 いや、寝覚めの話やったな。そんな私でも、ごるふの日は別ですわ。特にこの日は寝不足にも関わらず、パチッとスイッチが入ったように目が覚めましたで。・・・という事は、普段起きられんのも単にナマケモノ、ちゅーだけですな。

 まあ、そんなこんなで午前6時40分頃家を出たんやけど、案の定大阪市内の手前で大渋滞や。門真で近畿自動車道に乗り、中国自動車道に入り、豊中で降りて176号線を北へ。8時20分、やっとコース着。腰が痛なりましたわ。で、早速着替えて、練習場で軽く30球ばかし打ちましたがな。でも、「まずまず」やのうて「まずいまずい」という感じやなあ。最近練習しすぎて筋肉がえらい張っとるで。肩もだるうて、あんまり回らんし。まあ、でも何とかなるやろ。

 次に練習グリーンへ。普段のきさいちとどれくらい転がる感じが違うんか、見とかないかんからな。何気なく下りのパットを打ったら、これがビックリですわ。2m打ったら、ピンを5mもオーバーしよる。想像より3倍以上も転がるんでっせ。こらあかん、と思うていつもの三分の一ぐらいの距離感で打つと、ボールはへろへろ転がって全然ラインが出ん。

 思い直して1mぐらいのパットを集中的に打ち始めたんやけど、上りはともかく横からや下りはもう全然だめですわ。強く打ったら曲がらんと行きよるけど、打たれたそのままの速さで転がっていきよるから、ちょっとでもずれたらカップに蹴られよる。そうか思てジャストタッチで打ったらへろへろ転がって穴の直前で芝目に負けて曲がりよる。こんな難しいグリーンは1年前のグアム以来ですわ。とにかく奥につけんように、手前からいかなアカンと思いましたけど、いやーな予感はしましたな、正直言うて。

(続く)

本日の体重・・・69.3kg(良い調子)

2002/11/9(13938hit) しゃくなげ杯の結果(2)


(年に一度のビッグイベントが終わったばかりなのに、昨日思うところあって練習に行ってきた。アプローチを重点的に、そして再びスウィングの根本的な改造に取り掛かることにする。詳しい話はまた後日。それでは昨日の続きである。)

 さて、いよいよ本番ですわ。幸い、わたしらの組は最終組で、みんなが注目する中での緊張のティーショットは打たんで済みましたんや。それでもやっぱりコンペの第1打はイヤですなあ。私の場合、緊張するとスライスが出ますから、その分を見越して左を向いて構え、力まんようにと思って振ったんですわ。そしたら、これがスライス云うより全くのバナナボール。狙ったよりさらに左に出たくせに、フェアウェイの右端まで行きました。まあ、でも、こんなもんでっしゃろ。

 あとはいちいち説明するのも面倒なんで端折りまっけど、とにかくグリーンが難しいの難しくないの、いや、難しいんですけどな、やっぱり朝の練習グリーンでの印象そのままですわ。スタートホールは4mぐらいがたまたまポコンと入ってパー、3番は下からの8mがこれも偶然入ってバーディ、良かったんはこの2ホールだけですな。

 2番は1mを外してボギー。4番は2打目をグリーンまで40ヤードのバンカーまで運んどいて、そこからホームラン、次でやっとのせて4mを3パット。ホームランはともかく、4mを3パットしてたらそらごるふになりまへん

 続く5番も、結果オーライで2オンしながら4パットでっせ。いくら10m以上のパットでも、泣くに泣けまへんで。それから6番。これがひどかった。1打目ドライバーはまずまず、右のラフへ。2打目、残り150ヤード、7アイアンで会心のドローですわ。ちょうどか大きいぐらいと思ったのに、これが5ヤードショートして手前のバンカーへころころと・・・この時ばかりは、思わず「なんでや〜」と倒れこんでしまいましたわ。結局そこから乗せてまた6mを3パット。もう、ちょっと帰りとうなりましたな。

 午前中あとの3ホールも、ドライバーだけはかろうじてまともやったけども、他はええ所無しでボギーオン2パットパターン。トホホですわ。8番のドラコンホールなんか、会心の一打でドラコンの旗を越えていきよったのに、50ヤードも前にあるレディースティーから打った、嫁ハンのトップボールにオーバードライブされて逆転負けや。身内にまで裏切られて、散々のハーフでしたわ。

(まだ続く)

本日の体重・・・69.8kg(また戻った・・・)

2002/11/10(13975hit) しゃくなげ杯の結果(3)


 さあ、気を取り直して午後のラウンド。午前は悪い云うても一応最低ラインの45やったし、できたらここから1つか2つは潜りたいトコやけど・・・

 南1番。2打目をバンカーに入れて、3打目で乗せたもののまた3パット。パットの距離感がやっぱりあいまへん。続く2番はパー5、2打目までは最高の当たりで、残り60ヤード。そこからSWの寄せが何とシャンクで、真横のバンカーへ一直線ですわ。しかも斜め傾斜のバンカーで、ボールはアドレスより15cmも上にありよる。案の定ダフって出ず、次のバンカーショットもエッジまで。そこから何とか寄せて1パットで行きましたが、6オン1パットのダボ。2連続ダボでっせ。トホホでんがな。

 3番パー、4番は寄せでまあまあの位置に寄せたけど、1.5mが入らんとボギー。で、5番のパー3では1打目がグリーン右の逆目のラフへ。そこからの寄せがチャックリ。こんなん、ここ最近記憶に無いでっせ。いくらグリーンが急激に下ってて、加減して打ったいうても何でコンペの日に出ますねん。もう泣きそうなりましたわ。またダボですわ。

 6番からも寄せても寄せても2パット。パーオンしても3パット(7番)。最終、2mぐらいのパーパットも外して、目標のボギーペースを守れまへんでした。残念ですわ。

 ただ、寝不足で、こんだけ速いグリーンで、しかも緊張するコンペのラウンドで、普段と3打ぐらいしか違わんというのは私にしては健闘した方や思いますわ。同伴者の大先輩、Sさんと楽しくリラックスして回れたのも大変良かったし(Sさん、ありがとうございました。また是非ご一緒させてください)。まあ、実力どおりと云う感じですわな。

 それに、飛び賞(10位)ももろたし、後半ではドラコンも取れたし、OBはなかったし(危ないのは2つぐらいあったけど)、バーディーも1つ取れたし、なによりエエお天気で楽しく回れたのが一番や。

 そう、今回のコンペにあたって、実は一番大事な目標やったんは、「笑顔で楽しく回る」でしたんや。こんな当たり前のことを目標なんて、ホンマ恥ずかしい話でっけど、それは何とか守れたと思います。スコアでは負けても、マナーやエチケットは一等賞もらいたいですよってに。そういう意味では、今回のコンペは自分で一等賞のトロフィーが心の中に輝いてまっせ。それでじゅうぶんや。 

本日の体重・・・69.9kg(うーん)

2002/11/11(14031hit) 反省と展望


 終わってしまった。全く不本意とまでは言わないが、曇り時々晴れと云う感じか。ここは謙虚に、反省と今後の展望を熱く語ってみたいと思う(読者は冷たく読み飛ばすに決まっているが)。

 しゃくなげ杯参加は今年で3回目である。この3回の成績を比較してみよう(昔のコンペ表を探し出すのに、コンピュータの周りをひっくり返して3時間もかかった)。

コース out in putt total その年の
平均打数
平均打数
との差
グロス
順位
1回目
(1999年秋)
有馬ロイヤル 55 51 36 106 100.3 +5.7
2回目
(2001年秋)
三木GC 47 48 40 95 89.4 +5.6 3/37
3回目
(2002年秋)
伏尾GC 45 46 39 91 87.8 +3.2 3/26

 こうして見てみると、色々な事が分かる。

 1、成績は着実に良くなっていること
 2、いつもより3打から6打余計に叩いていること
 3、しかし、徐々に普段の打数に近づきつつあること
 4、パットの成績が悪い
 5、グロスでの順位はそんなに悪くない(コンペのレベルが・・・?)
 6、私が表を作る時は、いつも見出しの行がピンクで、青や緑を使う事が多い
 7、3回のコンペの結果だけでは、上に書いたような事は実は断定できない
 9、「8、」が抜けている事


 などである。まあ、年間50回も行っていればコース慣れするのは当たり前だが、コンペ慣れはまだまだ先のようである。年に1〜2回しかコンペが無いので仕方ない。こうなったら自分でコンペを企画するか?

 でも、「第一回 ごるふな日々杯」が開催されたとしたら、 

 優勝 妻
 第二位 私

 BB賞 妻
 BBメーカー 私

 (参加者2名)

となりそうなので、この企画はそっと心にしまっておく事にしよう。

本日の体重・・・70.5kg(昼抜き、夜暴飲で)

2002/11/12(14088hit) スウィング改造(1)


 3日前の日記に書いたが、スウィングの根本的な改造に取り掛かることにした。といっても、また新しい事を一から行ったり、新しい先生に教わったり、左利きに転向するわけではない。

 衛星放送のごるふ専門チャンネル、「ゴルフネットワーク」の番組に、「めざせシングルプレーヤー」という書くだけで恥ずかしくなる名前の番組がある。毎月全国のシングルさんが出てきて、ホームコースの攻略、クラブのチェック、自分の練習の紹介などをするという、あまり見たくない番組である(じゃあ見るなよ>俺)。

 そこに出てくる「シングルさん」は、殆どは鼻持ちならない、ヤな顔をした、金持ちのボンボンくずれか○建屋のオヤジなのだ(やっかみが半分は入っている)が、たまには参考になる事もあるので見ているわけだ。番組を見た感想は、「こんなへっぽこスウィングでもシングルなのか」とか、「そら週3回10年もラウンドしたら誰でもクラチャンになれるわな」とか、「こんな真っ黒にごるふ焼けしてたら、仕事してる暇無いやろおっさん」などである(殆どやっかみである)。

 しかし、まれに素直に感心する事もあるのだ。唐突に話は変わるが、プロとアマチュアのスウィングで、一番根本的に違う所はどこだと思われるだろうか?それは、「上半身の脱力の上手さ」ではないかと私は思うのだ。

 トップアマも含めて、腕の力に頼らず、体のねじりや下半身の力でスウィングできるアマチュアはごくわずかである。この番組に出てくるシングルでも、ほとんどの人は上半身に無駄な力が入り、腕や手で球を打ちにいっているように見える。それに対して、プロやごく一部のトップアマは、軽く振っているように見えて、しかし力強いスウィングであるし、それは腕の力に頼らない、即ち上半身には無駄な力みが全く無いスウィングを意味する(ような気がする)。この事が、ヘッドスピードを高め、安定してスイートエリアで球を打つ秘訣ではないかと思ったりするのだ。

 その事を、今週その番組に出ていたシングルさんは教えてくれた。アマチュアにしては、大変スウィングがきれいで力を入れていないように見えてもヘッドが走っている。その理由が「上半身の脱力」では無いか、と思ったのだ。そう、ヘッドを走らせる(イコール格好良いスウィング、あるいは70歳まで通用するスウィング)の為には、上半身の脱力は絶対に必要なのだ。

 そう思った私は、今まで掴んできた独自のコツをいったんすべて忘れ、その練習に取り掛かる事にしたのであった。
(続く)

本日の体重・・・69.8kg(こつこつと)

2002/11/13(14155hit) スウィング改造(2)


 と云うわけでスウィング改造の続きである。

 とにかく、なりふりかまわず下半身で球を打つ。チョロしようが、ダフろうが、いや空振りしようが、上半身特に腕と手首の力を抜き、捩じれの力で鞭をしならせるように打つ。

 その為に絶対に必要な事(私にとって)は、トップから下半身始動によりダウンスウィングを開始する事である。つまり、レイトヒットできる形を作るのだ。この時、左右の脇が開いていると当然アウトサイドインの軌跡になるわけだが、そんな事はこの際どうでも良い。それを意識すると肩や腕に力が入るからだ。まずは下半身始動を体に叩き込む必要がある。

 トップで一瞬止めて、少しだけヒールアップした左足を地面に戻す事できっかけを掴み、上半身の捻じれが解けるのをできるだけ我慢する。短いクラブから、その点だけを注意してスウィングすると、10球に1球ぐらい、惚れ惚れとする球が出てくれる。とにかく球が高く上がるのだ。これはインパクトゾーンでヘッドがしっかり加速しているからだと思う(ような気がするが良く解らない)。アウトサイドインの軌跡でも、へろへろ球ではなく、フェードに近いスライスで飛距離もそんなに落ちない。

 そうして練習していると、週間ゴルフダイジェストでも「ゴルフは脱力できると上手くなる」という連載が始まっている。そう、時代は脱力である。まさにトレンド。気持ちだけは時代の最先端にいる編者であった(だから、能書きはいいから練習しなさいって)。

本日の体重・・・69.9kg(夕食のピザが・・)

2002/11/15(14298hit) エエカッコシイのつもりではない

きさいちCC・梅松(Bグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 5 4 4 7 5 4 3 6 4 42 4 4 4 5 4 4 5 7 6 43 85
+3
putt 2 1 2 2 3 2 1 2 1 16 2 1 2 2 1 3 2 2 3 18 34

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
6ボギー
3ダボ
1トリプル
85 87.8
平均パット数
Putting average
1.888
(34)
1.954
(35.17)
パーセーブ率(%)
Par saving average
44.4
(8個)
35.9
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8 77.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7個)
31.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8 80.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
62.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
219.6 210.9
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
44.4
(4/9)
27.5
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
73.3 70.4
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
87.5 63.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
50.0 64.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
70.0 67.9


 11月中旬だというのに12月初旬並みの気温であった昨日、寒い北風が吹く中、2週間ぶりのホームコースのラウンドである。この日は珍しく空いていて、妻と2人でセルフで回る事になった。

 しかし、机上のスウィング改造など、屁の突っ張りであることがはっきりした(当たり前である)。「腰を切る」なんて考えただけで出来るわけが無い(当然である)。特に、前半はひどいラウンドであった(自業自得である)。

 とにかく、ドライバーは全て右方向へ。アイアンはダックフック連発。結果オーライで大叩きが出ず、何とか4番ホールを迎えたが、ここでティーショットがダックフックでOB。5アイアンもトップして乗らず。アプローチはまずまずだが、2mを外してトリプル。この時点で腰を切る事はすっかり忘れ去る事にする(賢明な処置だろう)。

 さて、そこで次に気を付けたことは、ダウンスウィングで肩の開き(戻り)を我慢する、と云う点。これにより、上半身の左への移動(スエイ)を最小限に抑え、結果的に腰が先行する形を作るのだ。すると、これが長いクラブではぴったりはまった。ドライバー、フェアウェイウッドはまずまずの当たりが出だす。ヘッドもよく走っているようだ。しかし、やはりアイアンが良くない。

 アイアン全17ショットのうち、まともに当たったのは5球(29%)。左へ引っ掛けたり、やや噛んだりしたり、ハーフトップなどのいまいちショットが7球(42%)、どトップ、ど引っ掛け、ダフリなど初心者ショットが5球(29%)という内訳。考え過ぎのきらいがあるのかもしれないが、それにしても情けない。

 寄せがうまくいったリ、ハーフトップがエッジまで転がったりと、スコアそのものは必ずしも悪くない。が、内容はお粗末極まりないラウンドだった。

 「85を出しておいてお粗末とは、お前も偉くなったもんだな。このエエカッコシイが」と仰る方には、明日私のトホホぶりをじっくり解説させていただくと云う事でご了解頂きたい。

本日の体重・・・69.2kg(金曜日は軽い)

進む日記28へ