日記26

2002年10月16日〜31日

2002/10/16(12583hit)  わかさCCのラウンドから


 とまあ月曜日のラウンドではどうもちぐはぐな感じですっきりしない編者であるが、たまにしか行かないコースとは言えダボやトリプルを連発しているようでは上級者への道は険しい。というか、70台とか80台前半は毎週ラウンドしているきさいちだからこそ出ているに過ぎない、と考えると悲しい。この調子で行くと、来月の年に一度のビッグコンペ、しゃくなげ杯ではまた100近く叩くような気もする。桑原桑原。

 ただ、不思議な事にドライバーだけは調子が良かった。14ショット中、フェアウェイに留まったまずまずのフェードが10球、右へ押し出したのが3つ、大きくふけてOBになったのが1つと、私としてはまずまずである。練習場でもドローは10球に1球ぐらいしか出ないので、無意識に力んでしまうコースでドローを打つのはまだまだ至難の業である事を再認識した。

 ただし、ボールのせいか、風のせいか、会心の当たりと思ってもあまり飛んでいない事が何度かあった。ボールのせいというのはこういう事だ。実はこの日ニューボールを持って行くのを忘れ、プロショップで定価で買うのも馬鹿らしいと思い、3ラウンドほど使用したボール(ウイルソン)とちょっと表面の色が変わりかけているロストボール(ダブルU2)を勿体ないからといって使ったのだ。

 が、芯を食っているにも関わらず行ってみれば200〜210ヤード近辺。ボールは何日も使っているとやはりヘタってくるのであろうか?単にふけ上がって飛んでないだけという気もするが。
 
 一方的にボールのせいにして、午後からは仕方なくスリクソン・プロURを買って試してみた。まあまあの感触だった。明日きさいちで試してみて、スピンや飛距離を詳しく調べてみよう。

 さて、今日本当に書きたかった事はボールの事ではない。素振りの事だ。この日は2バッグで回れたため、ボールを打つ前に時間の余裕が十分あった(十分すぎる程待たされたけどね)。いきおい、ボールを前にして素振りをする回数も多かったのだが、美しく聡明で非のうち所の無い私の妻曰く、「素振りではどこへ出しても恥ずかしくないすばらしいスウィングなのに、実際に球を打つときは力んでフォローで左肘が逃げているわよ」との事である。

 これを聞いて、私はどう思ったか?すごく喜んだのである。素振りでほぼ完璧なスウィングができていると言う事は、私のミスショット(あるいは問題点)は純粋にメンタルな問題にしか過ぎない、という事が言えるのではないか。つまり、良い打ち方、良いスウィングはすでに体はマスターしているのだ。それが実際にできるか出来ないかだけの問題である。

 まあ、ごるふ歴の長いアマチュアは、多かれ少なかれこういう傾向がある事は承知している。素振り通りに振る事が大変難しい事も知っている。しかし、それでも出来ているのと出来ていないのとでは大違いである。

 対策として、練習場に行った時1球打つごとに10回素振りをする、というのを考えたのだが、その通りできれば半年で片手シングルになれるだろう。しかし、50球の球を打つのに2時間は掛かるだろうし、そのうち練習場から出入り禁止を言い渡されるかもしれない。

 でも、真剣に素振りの回数を増やすべきだろう。

2002/10/17(12658hit)  ダイエット


 素振りを増やす。その為には、練習場でだらだら打ち続けるのではなく、確固とした意思の力が必要なのだ。意思が弱く、誘惑に負ける事にかけては東洋一の私であるが、今は違う。今の私には意思の力がみなぎっているのだ。

 じつは、わかさCCでもう1つ大変ショッキングな事が判明した。ラウンドが終わり、風呂から上がって、脱衣所で何気なく体重を量ってみると、72.4kg!がちょーん!!

 自己最高体重を大幅に更新していたのだ。道理でごるふ用のチノパンがきついと思った(って、その時点で気づけよ>俺)。そういえば最近、妻が買って来るコンビニのプリンやケーキを毎日のように食っていたではないか。それで太らない方がおかしいわな。という訳で、再び真剣にダイエットを決行する事とした。そう、ダイエットを貫く意思に比べたら、素振りをする意思などお茶の子さいさいである。

 私のダイエットは簡単である。2年ほど前も70kg直前で気を失いそうなぐらいショックを受け、しばらくダイエットをしたが、2kgぐらい落ちた所でズルズルと止めてしまった。しかし、今回は違う。ダイエットの為のフリーウェアをダウンロードし、毎朝体重を量り、毎食のカロリーを計算するのだ。

 では、具体的に私のダイエット方法をここに記述してみよう。

 1、炭水化物を制限する(特に白いご飯は1日2膳まで)
 2、昼食前に、コンビニのおでんの「糸こんにゃく」を2個食べて腹を膨らませ、弁当の揚げ物やご飯を残す。
 3、しつこいくらい良く噛んで食べる(100回咀嚼が目標)。
 4、もちろん、間食は止める。


 今のところはこれだけだが、さらにダイエット用の間食及び無糖ヨーグルト等で口寂しい時に備える、高蛋白低脂肪のゆで卵やササミを食す、など私の野望は膨らんでいる。実は、上の4つの中で一番重要なのは何かわかるだろうか?私はひそかに3であると思っている。良く噛んで時間をかけて食べれば、満腹感が得られるし、結構すぐにお腹いっぱいになってしまうのだ。そうそう、ちなみに目標は65kgである。遅くとも来年3月ぐらいまでにはこの体重に戻るのだ。

 しかし、学生時代は夜食にトリプルラーメン(麺が3人前入って650円だった)を週に3回食べていても全然太らなかったのになあ。あのころは58kgぐらいだったのになあ。などと、ちょっと昔を懐かしむ編者であった。

  2002/10/18(12718hit)  ダイエットの反響・昨日のラウンド

きさいちCC・松竹(Aグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 6 4 5 6 5 4 5 5 5 45 4 3 4 6 4 5 4 6 4 40 85
putt 3 3 2 2 1 1 2 2 2 18 1 2 1 2 2 3 0 2 2 15 33

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
9ボギー
2ダボ
85 87.7
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.954
(35.16)
パーセーブ率(%)
Par saving average
38.9 36.1
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
88.9 77.5
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8 31.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3 80.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
62.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
222.9 210.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
18.2
(2/11)
27.1
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
85.7 70.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 63.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
66.7 64.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
64.3 68.1

 昨日の「ダイエット」に関して、お二人の方からすぐに反響を頂いた。実は皆、同士の好(?)だったのだ。嬉しい限りである。どうもありがとうございました。しかし2人とも男性というところがなかなかオシャレである。

 掲示板で高野さんにご指摘いただいた「良く噛む」というのは、以前何かの雑誌かTVで紹介されていた方法で、少ない食事で面白いように満腹感が得られるし、極端な努力も苦労も必要ないので私のお気に入りの方法であるのだが、そんなに昔から行われていたとは・・・ものぐさな頭の良い人間はいつの時代にもいるものだ。

 さて、話を昨日のラウンドに戻そう。昨日は非常に貴重な体験をした。実は、深夜4時まで仕事をしていて、寝たのが5時半、起きたのが8時、つまり2時間半しか寝ないでラウンドに望んだのだ。普段は寝られないとは言っても4時間から5時間は寝ている。こんなに寝られなかったのは去年の沖縄でのラウンド以来である(沖縄のラウンドについては、ここを参照の事)。

 体の切れは悪く、頭の芯が一部熱暴走し、ぼうっとしているような感じである。いつもより念入りにストレッチをするも、雲の上を歩いているような感じがしないでもない。そしてこの感覚の鈍化は、デリケートなショットに悪影響を及ぼした

 ドライバーは全く問題なかった。(飛ばしたいという)欲を捨ててスウィングしたためか、絶好調といっても良いぐらいである(これは沖縄でのラウンド結果と共通する)。14ショット中、右のOB杭まで飛んで行ったのは1回のみ。しかも、その時は4Wをあえて強振したので、仕方ない(おまけに木に当たってセーフだった)。

 しかし、アイアンはスタートホールから大ダフリ、続いて大トップ。こんな調子で2球に1球はミスショットだった。体が回らないので、無意識に強く力んでいたようだ(妻に指摘されて気づいたが、自分では全く分からなかった)。さらに、アプローチの距離感が全然判らない。ピンまでどれくらいの強さで打てば良いのか、全然イメージが湧かないのだ。勘が鈍っているというか、酔っ払っているような感じとでも云おうか。そのため、グリーンを外すほどショートしたりオーバーしたり。全く、悲しい気持ちだ。

 これでパットが良ければ救いがあるが、これも全然距離感が判らない。殆どが大きくショートで、2m以内のパットも真っ直ぐ打てない。それでも後半、極度に体を折り曲げて目線を下げ、押し出すイメージでストロークするようにし、さらに竹コース7番のラッキーなチップインパーなどもあり、何とかこのパット数でおさまったのは奇跡と云うほかない。

 思うに体調が悪いとき、勘の鈍りは仕方ないとしても、悪い時なりの対処方法を知っておかないとずるずると深みにはまっていってしまうだろう。今回は何とかラウンド中に修正できたが、どうせ今度のコンペでも睡眠不足で望むのだろう(絶対に興奮して寝られないに決まっている。命賭けてもいい)。アイアンの力みの取り方、アプローチの微調整(例えばSWでショートするならAWを使う等)など、もっと考えて練習すべきなのかもしれない。

今日の体重・・・71.1kg

2002/10/19(12775hit)  日本オープン


 ツアーもそろそろ大詰め、今年の賞金王の行方を大きく左右する日本オープンの開催である。しかし・・・予選からテレビ放送してないじゃん。

 日本オープンといえばナショナルオープン、アメリカで云えばUSオープンだし、英国で云えばあのジ・オープンである。ああそれなのに地上波はもちろん衛星放送でも放送してないなんて・・・。予選とはいえ、1週間、いや1ヶ月も前から特殊番組が組まれる米英オープンとの何という落差か!

 せめて1時間でも、深夜枠のダイジェストでも良いから放送してくれ。普段外国のメジャーになると張り切り出す毎日放送(TBS系列)、ABCテレビ(テレビ朝日系列)に関してはローカル情報番組(「ちちんぷいぷい」と「ワイドABCDE〜す」)をしているから仕方ないとしても、関西テレビ(フジテレビ系列)!訳の判らないドラマの再放送するぐらいならナショナルオープン放送しろ!

 それから読売テレビ(日本テレビ系列)!ナショナルオープン様を差し置いてサスペンスなんてやってんじゃねー!
「女監察医室生亜季子24」の方がナショナルオープンより偉いのか!そもそも亜季子って誰だ!「死因に異議あり・外傷性くも膜下出血で変死した男は女の敵」だって?勝手に異議を唱えやがれ!そんな奴が女の敵であろうが無かろうが、俺には関係ねーぞ!俺はただ、ナショナルオープンが見たいだけなんだ!

 明日になれば、さすがのNHKが放送するようだが、私はNHKは見ない主義なので見る訳にはいかない。また例によって、念力でNHKの電波を感じる事にしよう。

 そうそう、2日目までの成績だが、佐藤信人が首位だ。先週のジョージア東海クラシックでは惜しい試合だったし、今回は是非頑張ってほしい。今回谷口が調子がイマイチなだけに、賞金王への大きなアドバンテージになるはずだろうし。ただ、大試合に強い佐藤だが、今週はどうだろうか。一抹の不安は残るのだが・・・

2002/10/20(12777hit)  ネタに困って雑感あれこれ


 10月に入ったと思ったら、もう20日である。時の流れとは何と早い事か。まさに「月日は100台の脚立にして次買う星も股旅に隣」である・・・って「おくのほそみち」のパロディを考えてみたのだが、面白くも何ともない。反省。

 昨日からトップページが表示されない。何故だ。と思ったら、どうやらアップロードに失敗していたようだ。道理でカウンターが2しか増えていない。そのうち1は私である。トホホ。皆様、失礼しました。トホホな日々は一応生きています。ご安心を。

 昨日は練習に行こうと思っていたのだが、仕事と雑用が多く、また先日の睡眠時間2時間半の影響がまだ残っているようで、時間が空いたとたんに気を失ってしまった(寝る、とも云う)。いかん。こんな事では今年の目標達成にはほど遠いではないか。

 あと、ダイエットの方であるが、毎食野菜ないし野菜ジュースを摂り、良く噛み、カロリーをおさえ、炭水化物も減らし、順調にいっている(と思う。今のところは)。

 で、体重の方だが、71.1kgまで落ちたのはその日だけで(体重計がおかしかったのか?)、今日は71.8kgであった。トホホ。

2002/10/21(12819hit)  トーナメント速報と無責任な感想


 日本オープンは日本を「第二の故郷」と云うD.スメイルの優勝で幕を閉じた。実は終盤まで日本人に勝って欲しいと○ツの穴の狭い事を考えていたのだが、根が単純な私は、彼のソリッドなゴルフ、淡々とした態度を見て非常に好感を持ち、最後には応援していた。

 日本を代表する(していた?)と言われる某プレイヤーやその取り巻きと違い、ごるふに対する真摯な姿勢が画面を通じても伝わってきて、私の頑なな国粋主義を氷解させたのだ(と書くと大袈裟だが)。彼こそ、チャンピオンに相応しいごるふぁーだ。私も、ああ云う風に淡々とラウンドできるようにしたいものである(一生無理だと思うが)。

 また、海の向こうのディズニークラシック。寅ちゃんはさすがのタイガーチャージも一歩及ばず、3位タイ。しかし、田中秀道が初日からの好調さを持続し、4位タイへ食い込んだ。バックナインの5連続バーディーなどで最終日6アンダー、トータル22アンダーのスコアはすばらしいの一事である。ツアーも終盤へ来て、やっと結果が出せた。長すぎる助走であった。

 思うに、あれだけの体でプロのスポーツマンとして闘うというのは相当な努力と無理が必要だと思う。色々な故障を抱えつつ、それでもUSPGAで孤独に闘う田中プロに大きなエールを送りたい。ここ5年ほど、人の親になったせいか、実生活のあまりの過酷さからか、それとも妻のいじめによるものか、はたまたごるふを通じて人生の理不尽さを知ってしまった為が、異様に涙もろくなってしまっている私であるが、小さな体で一人戦う彼を見ていると、不覚にも涙ぐんでしまう事もあるぐらいである。

 日本国内でスポンサーに頼り、取り巻きにちやほやされ、本当は行く根性もないくせに「まだその気にならない。時期がきたらアメリカへ行きたい」とかほざいている、結果も出せない若手プロにヘソのゴマを煎じて飲ませたいものだ。

本日の体重・・・70.9kg(イエーイ)

2002/10/22(12874hit)  ダイエットパート2


 ダイエットは順調である。良く噛んでいるせいか、空腹感を殆ど感じないまま、8日間で約2kgの減量に成功した(2kgまではすぐに落とせる、という説もあるが)。ペースが早すぎる気がしないでも無いが、気力が充実しているうちに突っ走りたい。ここで、一昨日の私の食事を列記してみよう。全世界の脂肪に悩める方々の一助となれば幸いである。

朝食 野菜(+果物)ジュース200cc・・・120kcal
    納豆1カップ・・・80kcal
    おにぎり小1個・・・80kcal
    味付海苔少々・・・5kcal
    コーヒー(+低脂肪乳少々)・・・20kcal

    計 約320kcal

昼食 ハンバーガー(マクドナルド)・・・341kcal
    野菜(+果物)ジュース200cc・・・120kcal
    納豆1カップ・・・80kcal

    計 約540kcal

おやつ ダイエットクラッカー6枚・・・100kcal
     コーヒー(+低脂肪乳少々)・・・20kcal

夕食(ファミリーレストラン)
    トマト半個・・・5kcal
    枝豆・・・135kcal
    大根おろし・・・20kcal
    チキンステーキ・・・160kcal
    付け合わせ(スパゲティ少々)・・・20kcal
    付け合わせ(三色野菜)・・・10kcal
    コーヒー(+低脂肪乳少々)・・・20kcal

    計 約370kcal

 総合計 1230kcal


という感じである。

 こうして書き出してみると結構たくさん食べているように見えるが、飲み物が多いのと炭水化物を制限している事に気づいてくれるだろう。コーヒーはほとんどカロリーが無いし、野菜ジュースも結構腹持ちがするのでお勧めである。

でも、今朝測ったらまた増えていた。何故か判らない(服を着たままなので、その増減の具合かもしれない)。増えたり減ったりしながら、少しづつ落ちて行くのだろうか。

本日の体重・・・71.4kg(あれ?)

2002/10/23(12924hit)  なんでこんなにヘタなの?


 ダイエットには自信があるが、アイアンには全く自信のない編者である。そう、一昨日の練習での話だ。

 とにかく力みすぎなのか、コースでもナイスショットの確率があまりに低いアイアン。初心に返り、また素振りをたくさんしながら練習しようと7アイアンだけを打ちこんできたのだが、とにかくまともに当たらない。

 低くティーアップして、何度も素振りして、力まぬよう、腕に力を入れないよう気をつけながらの一球目。「コーン」と音がしてキツネが飛び出す(山田君、座布団取っちゃって!)・・・ではなく、大トップ。ティーアップしているのにである。何てこった。

 素振りして2球目、またトップ。3球目もトップ。4球目でようやくややまともに当たる。しかし、トゥ寄りで140ヤードしか飛ばない。その後、素振りしながら60球ほど打つが、まともなあたりは3割にも満たない。何かがおかしい。

 一応左へ曲がる球は出るが、ドローと云うよりフックである。アイアンはアドレスでフェースをやや閉じて構えているのだが、閉じすぎかと思い修正してもだめ。どうしてもクラブの芯に当たらない。3球に1球はトップ目。5球に1球はダフリ。

 諦めて、7Wとドライバーを少々。たまにミスショットが出るが、まだ許せる。あまり右へスウェーしないで、頭を動かさないようにして打てば7Wはマットの上からでもまずまず(球は上がらないけど)。

 最後の10球ぐらいになって、もう一度7アイアンを持つ。セットアップするうちに、球から離れすぎている事に気づいた。飛ばないので、ついつい無意識に離れて叩きに行っていたようである。そこで、ボールをヒールよりにセットして打ってみると、少しましになった。一安心、と思ったのもつかの間、今度はダフリが多発・・・


 もうイヤ。(;_;)

本日の体重・・・71.3kg(体重だけは順調だ)

2002/10/24(12960hit)  あのころのわたくし 〜第3回しゃくなげ杯のこと〜


 いつまでも下手だトホホだと泣いていられない。2週間後には年に一度のビッグイベント、しゃくなげ杯である。何度か紹介したが、しゃくなげ杯は仕事の取引先が主催してくれるコンペで、毎年50人程度の出席がある大きな大会である。

 思えば、私が始めてコンペと名が付くモノに出席させてもらったのが3年前(99年)の第3回しゃくなげ杯であった。その年、ハーフで45を何度か切っていた私は、恐れ多くも80台を狙い、あわよくばダブルペリアで優勝だと、とんでもない思い上がりで望んだのだった。

 そして、諸先輩方が見つめる中、緊張のスタートホールの第1打は・・・・チョロ。フェアウェイすぐ横のブッシュへ。みんなの失笑が聞こえてくる。穴があったら入りたいとはまさにこの事か。顔から火が出るような恥ずかしさの中、ブッシュから球を拾い、逃げるようにフェアウェイへ走る。しかし、悲劇はそこで終わらなかった。

 プレーイング4からの打ちなおし、またチョロ。あたかもライフルで狙撃されるが如く、ティ-グラウンドからの蔑みと哀れみの視線を背中で受けながら、私はティーオフ後3分で完全に鬱の世界に入っていた。このホール、6オン2パットのトリプル(パー5)。

 4番パー3では8、9番パー4では9を叩き(何故そんなに叩いたのか全く覚えていない。嫌な事を忘れようとする人間の習性だろう)、前半は55であった。なーにが80台か。全くお笑いである。もしその時の自分が今目の前にいるなら、恐らく正座させて小1時間は説教しているだろう。

 後半もダボ・ダボ・ダボ・ボギー・ボギー・ダボ・パー・ダボ・トリプル・ボギーで51。まさにトホホ。結局、106という酷い、しかしその当時で言えば平均的なスコアであった。

 これを期に、私のごるふ狂いはさらに加速して行くのであるが、思えばトホホの芽もこの頃からしっかり出ていたと今振り返ってみればはっきり判るのであった。

本日の体重・・・71.2kg(うーん、まずまず?)

  2002/10/25(13048hit)  いい所無しのラウンド

きさいちCC・竹梅(Aグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 7 3 5 8 4 4 4 6 4 45 4 5 5 5 5 6 4 5 6 45 90
+3 +3
putt 3 2 2 2 1 3 2 2 1 18 2 2 2 2 2 2 2 2 2 18 36

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
8ボギー
2ダボ
2トリプル
90 87.7
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.955
(35.18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
33.3 36.0
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8 77.5
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8 31.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8 80.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
62.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
209.3 210.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
25.0
(2/8)
27.1
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.7 70.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
37.5 62.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
69.0 64.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
70.0 68.2


 カウンターが88も回っている。皆様、いつもご贔屓ありがとうございます。土日は(更新を)お休みしようかと思っているのに、カウンターが増えてくるとその決心も鈍るってなものである。

 いやあ、しかしまいった。今回もトホホな話題に事欠かないラウンドであった。

 出だし。ドライバーはトゥ寄りながら一応フェアウェイキープするも、2打目の7アイアンを大ダフリ。3打目の60ヤードも右へすっぽ抜け、エッジ。4打目の寄せも3mにしか寄せられず、そこからなんと3パットでトホホ(1)。素でトリプルボギー。これ以上ないと云う酷いスタートである。いきなりめげそうになるが、こんな事はもう慣れっこである。トホホなごるふを続けているうちに忍耐力だけはついた。

 2番、3番をパー、ボギーで回り、迎えた4番パー5。ドライバーがチーピンでOB一直線。しかしラッキーな事に木に当たってOB杭の手前30cmに落ちる(最近こんなのばっかり)。しかしバックスウィングが取れず、ラフに10m出しただけ。3打目の7Wで残り200ヤード地点まで。きつい左足上がりのライから、再び7Wで4オンを狙うも、手前10cmをダフって30ヤードしか飛ばず。トホホ(2)。6アイアンでエッジまで持って行くが、1.5mに付けたものの入らず、6オン2パットのトリプル。今日3度目のトホホ。

 そこから何とか5ホールを2ボギーで凌ぎ、45で前半終了。

 後半もドライバーが飛ばず(チョロ1回あり)、アイアンも当たらず(いつもの事だ)、寄せもピリッとせず(寄せワン無し)、パットも2m前後が殆ど入らず(全て2パットの18)、上がってみれば45。

 もう、明らかに練習不足である。頼みの、100ヤード以下のウエッジショットの距離感が悪く、練習不足で自信が無いから迷いながら打ち、さらに結果が出ない、の悪循環。こいつを何とか練習で調整せねば。

 よし、今週はアイアンと寄せの特訓だ!!

今日の体重・・・70.7kg(運動したせいか?)

2002/10/26(13103hit) 特訓初日でもう出た成果・・・って、早すぎやん


 球を打っているうちに力みも取れるだろう(本当か?)。そう単純に考えた私は、金曜日にも関わらず練習に行ってきた。今回は気合を入れて3カゴ打ち込みだ(と言ってもたった150球なのだが)。

 まずはアプローチ。実は、アプローチ練習用にラフを模した練習用マットを買ったのだ。これを練習場に持ち込み、早速打ってみる。やや球が浮きすぎる感じではあるが、フィーリングは想像していたよりもはるかに良い。

 良いところその1、浮いてはいるものの微妙に沈んだラフの感触があるため、インパクトで緩まない打ち方がマスターできる。その2、ロブショットも練習できる。その3、少しだけ手前から落とす事でバンカーショットのフィーリングも掴む事ができる。

 これははっきり言ってお勧めである。それが証拠に、このマットで30球ほど練習した後に普通のマットで打つと、インパクトでのヘッドの走りが格段に良くなった事を実感できた。50ヤードを狙った時の打ち出し角、方向性、距離感が段違いに良くなったのだ。アプローチでインパクトが緩みがちになり、右へ行ったりショートしたりしやすい(そのまんま俺だ)という人は是非試して損はないと思う。バンカーショットの苦手な人も、これで球を打てるようになればヒントを掴めると思う(って、断っておくが会社の回しものではない)。

 しかし、インパクトが緩まないとこんなに球を打ったときの感触や方向性が良くなるとは、嬉しい驚きであった。だが、今まで如何にインパクトでヘッドが走っていなかったかが分かったのは、悲しい知らせだった。

 さて、次はアイアンである。実は、アプローチを練習している時に大事な事を忘れている事に気づいた。これを忘れていたからアイアンが当たらなかったのだ。私は1人で思わず「わかった!」と叫んでいた。その忘れていた事とは・・・・・

本日の体重・・・70.9kg(増えてる・・・)

2002/10/27(13135hit) その忘れていた事とは


 バックスウィングで腕を飛球線後方に充分伸ばす事であった(24時間も引っ張るような大した事じゃなかった)。

 別の言い方をすれば、バックスウィングでしーっかり肩を右側へ持って来る事(って、基本ぢゃん>俺)。そうなのだ。当たらないから慎重になる。慎重になると右への体重移動を思い切ってできなくなる。できなくなると肩が右へ移動せず、その場で回るようになる。ようになると腕の後方への振りが甘くなる。そしてスウィングは小さくなり、球が飛ばない。飛ばないから力む。手で打ちに行く。そういう、風邪を引くと医者が儲かる的、ごく単純明快な理由でスウィングが崩れていたのだ。

 なんてこった。あれだけ思い切って振ろう、大胆に振ろうと口では言っているのにこの体たらくである。しかし、判ってしまえばこっちのものだ。そして、金曜日に引き続き、土曜日(昨日)も練習に行ったのだった。

 そしたら、これが当たる当たる!完璧にスランプ脱出である。135球のうち、ナイスショットが180球ぐらいあった・・・・・って、そんな訳はないのだが、そう感じたぐらい好調だった。試しに、肩を入れずに振ってみると、今まで泣かされ続けてきたトップ球が出る。さらに、ボールを体から1個分弱ぐらい遠くに置いても、同じようにトップが出る。これで帰納法的に私のスランプの原因の解は出た!いま、私は猛烈に感動している。花形よ!番よ!この瞳の中の炎を見てくれ!明子ねーちゃん!オヤジ!俺は今、ごるふの星になったぞ!

 逆に言えば、スランプになったときやミスショットが出る時はこの2点をチェックすれば良いと言う事だ。と云うわけで、アドレスの時に呪文を唱える事にした。呪文は「ひかみみと」である。

 ちなみに、

 「ひ」・・・ヒールよりにボールをセット、つまり球の近くに立つ
 「か」・・・肩のラインを飛球線に合わせる(やや右を向く)
 「み」・・・右足内側に体重を乗せる
 「み」・・・右肘を絞り、右脇が開かないようにバックスウィングするため
 「と」・・・遠くにクラブを上げる

 であるが、極めて覚えにくい。語呂合わせでもっと分かりやすい呪文を作ろう。

本日の体重・・・71.3kg(なぜじゃ)

2002/10/28(13182hit) 右ひざの我慢


 昨日の日記を読み返して見て、センスも糞もない呪文などとまるで中間テスト前の中学生の様で恥ずかしいったらありゃしない。まあ、それだけ恥じも外聞もなく上達したいと捉えていただければ幸いであるが、何に対して、何がどう幸いなのかは不明だ。

 さて、練習強化週間の3日目である日曜日は、久しぶりに東香里のTプロに教わりに行った。夜8時という事もあり、練習場に顔を出すと先生もちょうど手が空いていて、すぐに見て頂ける事になった。

 ウォーミングアップもそこそこに、昨日までの呪文を唱えつつアイアンショットをすると・・・・何故?どうして?そんな馬鹿な!!嘘だろ?と「?」マークを連発しながら叫びそうになるぐらいボロボロのメタメタに逆戻り。これは悪夢だ。また同じ事の繰り返しか?なんて私はセンスが無いんだろう。もうごるふなんて辞めてやる!・・・・という事もなく、結構上手く打てる。うむ、2日連続OKだったら、スランプ脱出の可能性は75%と言っても良いだろう。明日もばっちりなら、90%復調と言っても差し支えない。さらに明後日も大丈夫なら、私はプロごるふぁーを目指すだろう。

 先生は、「(クラブが)だいぶインから下りてくるようになりましたな」と誉めてくれた。嬉しい。しかし、間髪を入れず「バックスウィングで頭を右へ動かしすぎでっせ」という新たな指摘を頂いた。そう、肩を回し、手を大きく後ろへ上げる事に気を取られ、頭を含めた上半身が大きくスエイしていたのだ。先生からは、背骨を軸に回すようアドバイスを受ける。

 スエイは、昔からの私の悪癖で、なかなか治らないのだ。頭を極力右へ動かさないようにする為にはどうすれば良いか。色々と考えて、結局バックスウィングで右ひざを右へ流さないようにする(我慢する)事が一番だと思い当たった。

 昨日書いたセットアップ時の呪文に、右ひざの我慢を加え、頭がスエイしないようにすると、よし!ナイスショットと云うよりもファインショットの連発である(と言ってもしっかりヘッドで球が捉えられる、という低いレベルでの話だが)。わかった。きれいな軌跡を作り、スウィングを安定させ、クラブをきれいにインから落としてくるためには、何は無くとも右ひざの我慢である。もうわかった。悟った。そうに違いない。まてまて、冷静に分析してみよう。

 テークバックで右ひざを我慢すると、
  ○クラブがインサイドから降りてきやすい
  ○右へのスエイも防止できる
  ○捻転が効き、球が良く飛ぶ
  ○下半身からの(力まない)自然な切り替えしがしやすい
  ○クラブヘッドの重さを感じやすい

 ・・・・うむ、いいこと尽くめはないか。


 私は、ここに宣言する。ごるふスウィングの要(かなめ)は、右ひざの我慢であると。


 と書いて、何度もこの事を書いてるし、さらに昔ライバルN君に習った時も最初にこの事を教えてもらったよなあ・・・と今になった気づいたりするのだが、教わって知る事と自分で理解する事はまた別である。今また、私は猛烈に感動している。

 もう迷わない。空中にボルトで止められたような不動の右ひざをマスターし、トホホ道から本当におさらばだ!明日も練習に行くぞ!

本日の体重・・・70.7kg(よしよし)

2002/10/29(13249hit) ぼくはネアンデルタール人


 練習強化週間4日目、さすがに節々が痛くなってきたがもう少しがんばろう。今日は110球。さて、今日はどうだったか?結論から書けば、まずまずであった。

 例によってラフ用のマットから10ヤード、30ヤード、50ヤードを30球ほど。このマットを使うようになってから(と言っても3回目だが)、インパクトが緩まず、従ってショートしないようになってきた。思わぬ収穫である。

 今日はそのままSW、PW、8アイアンとフルショットを続ける。うん、いい感じである。しかし、いつもより球が上がらない。普段の半分ぐらいである。しかし、トップしているわけではない。インパクトの感触は良いのにどうしてだろう。

 少し安易な方法だが、球を左に1個分動かしてみたら、いつも通りの高さに上がった。そう、昨日から右へのスエイを我慢するようにしたため、結果的にインパクトのポイントが球1個分だけ左側にずれてきているのかもしれない。

 逆を返せば、アゲンストで低い球を打ちたいとき、球を右に1個分ずらせるわけだ。この方法は大昔(どれくらい昔からかというと、おそらくネアンデルタール人でも知っているだろう)からのチョー有名なTipだが、どうしてこんな当たり前の事を書くかと言うと、いままでこのTipを試して上手く行ったためしがなかったからなのだ(派手にトップするかもっと派手にダフるかどちらかだった)。そう、私のごるふもやっとネアンデルタール人レベルに達したと言う事だ。

 最後に持った5アイアンだけはナイスショットの確率が悪かったものの、スウィングを変えたためだからまあ仕方ないだろう。来週のしゃくなげ杯までに間に合えば良いのだが。

 ドライバーの事についてはまた明日。

本日の体重・・・71.0kg(何故だ)

2002/10/30(13301hit) ドライバーとアイアン


 29日の練習で5日間連続である。いっその事、2週間ぐらいの連続練習記録を作ってやろうかと思ったりしたが、そんな記録を作っても誰も誉めてくれないどころかむしろキチ○イ扱いされるのがオチだと気づいたのでやっぱりやめておく。それに、そんな暇があったらもっと仕事をしろと言われそうだが、すでに言われているのでどうかお気遣い無く。

 それでも、めげずに練習に励むのだ。「鉄は熱いうちに触ったら大火傷する」と言うではないか(言わないって)。で、この日(火曜日)も100球打ってきた。また、すごい発見をした。でも、その話はまた明日(マンネリ)。今日は別の話だ。

 さて、ここで問題です。ドライバー(ティーショット)とアイアンショットの打ち方というのは全く同じの方がやはり良いのでしょうか?

 私のようなトホホレベルのごるふぁーにとってよくある事だと思うが、ドライバーの調子が良ければアイアンが悪い。逆にアイアンの調子が良ければドライバーの調子が悪い。これはどうしてなのか?という大問題を今日は考えてみたいのだ。そう、アイアンがだいぶ上手く当たるようになり一安心と思ったら、あれだけ当たっていたドライバーが完璧に初心者に戻ってしまったのだ(もう、こんな事ぐらいではいちいち驚かない事にする。そうしないと精神がもたない)。

 クラブが外から入り、低弾道の引っ掛けスライスばかりである。いくらインから入れようと頑張っても、ふところが狭いというか、クラブがインから入るスペースが無いというか、そういう感じがして全然気持ちよく振れない。

 思い当たる事といえば、もちろんスウィングのマイナーチェンジだ。右へのスエイを抑えた事でおかしな感じになっているような気がするのだ。そこで、冒頭の質問となったわけだ。ドライバーショットは、スウィングの基本的な部分は同じとしても、果たしてアイアンとは違う打ち方をしても良いのだろうか?

 ティーアップする、アッパーブローで打てる、(一般的には)距離を出す事が一番の目的、というアイアンショットと全く正反対の打ち方や目的を持ったドライバー。果たして王道はどちらなのか。同じか、変えても良いのか?

 どちらか一方だけしか良い調子が続かない、という事は、両者でスウィングを変えても良いという一つの証拠になりはしないか?だって、同じスウィングでいいんだったら両方とも調子はシンクロするはずである。

 今の私の気持ちとしては、ドライバーに関してだけは、ややスエイする(あまり右ひざを我慢しないで体重移動で球を運ぶ)今までの打ち方がうまく当たる確率が高いので、いじりたくないというところが本音だ。今いじってぐちゃぐちゃになったら、11月7日(コンペ)を不安なまま迎えなければいけない。それだけはイヤだ。1年間楽しみにしていたのに、ここで取り返しがつかない事をしてしまったらまた1年間悶々と過ごさなければならない。それはちょっとイヤだ。すごくイヤだ。

 ショットの格好は悪い(右足体重、チキンウィング)が、コンペが終わるまではドライバーは今のままでいく事にしよう。

本日の体重・・・70.9kg(一進一退)

2002/10/31(13378hit) 一体いくつすごい発見をしたら気が済むのか


 そう、それは火曜日の練習での出来事だ。そろそろ連続練習で筋肉に張りが出てきて、そのせいかアイアンのつかまりも飛距離もいまいちピリッとしない。7アイアンで130ヤード。これはさすがに振れていないにも程がある。

 チェックポイントは押さえているつもりだが、どうもヘッドが走らない。力んでいる感じだ。何が悪いのか再び考えてみる。すると、天啓の如くTプロの言葉が頭の中に響いてきた(電波系か?)。

 「クラブヘッドの重みを感じて振らなあきまへんで」

 そう、前回のレッスンで、スエイと共に注意された言葉である。その時は大変うまく振れていたではないか。トップからの切り返し直後、確かにヘッドの重さを感じられていたではないか。その時と今日とは何が違うのか?加齢と化学物質と喫煙により人より3割ほど少なくなった我が脳細胞をフル回転して考える。すると、またTプロの言葉が聞こえてきた(ちょっとやばい世界か?)。

 「今日はえらい力が抜けてますやん」

 そうか!!前回のレッスンは夜だった。夜練習に行った時はなぜか調子が良い私である。それはどうしてか分からなかったが、体が自律神経の影響か何かで夜モードになっていて、リラックスできていたからなのかもしれない。

 そう考えた私は、努めてバックスウィングを軽く挙げるようにしてみた。しかし、まだピンとこない。その時、内なる私自身の声が聞こえた(いよいよ本物か?)。

 「グリップがきつすぎるんちゃうん?」

 そして、極力軽く、振ったらすっぽ抜けるぐらいの強さで握ったところ、上半身の力が抜け、切り返しで確かにヘッドの重さを感じられた(ような気がするが、なにぶん電波系な日なのでわからない)。そしてボールは、すばらしい感触と快音を残し、160ヤード付近へすっ飛んでいった。手ごたえ十分。久々の「ビシッ!」感。

 「ついに発見したぞ!(って、またかい>俺)」

 思えば、Tプロに教わりだして約7ヶ月(といっても12-13回だが)、肩を回す練習から始まり、グリップのマイナーチェンジ、アドレスの体重配分、インサイドアウトの軌跡、体の力を抜く事、右ひざの我慢、スエイの防止と色々と教わったり気をつけたりしてきたが、それがようやく実を結ぶようになってきたのだ。そして、「ゆるゆるグリップ」でその実はたわわに実るのか?そうなのか?本当なのか?本当臭いぞ!と云う感じである。あとは、これに気をつけて練習するのみ!練習!練習!練習ぅ〜!

 でも、記憶力の良い読者なら覚えておられるだろうが、この「グリップゆるゆる」も実はずっと前、早い段階に教わっていたのだった。そう、ただ単に忘れていただけなのだだった。それどころか、過去の日記を読み返してみれば「ゆるゆるグリップがスウィングにおける最大のポイントになりそうな気もする」とまで書いているのだ(4月7日とか4月27日とか)。さらに、高野さんにもご指摘いただいた事もある。そういえば、つい最近もこの事を書いたような記憶が・・・。

 まさにチルチルミチル。目の前にいた青い鳥。まったく、我ながら呆れる記憶力の悪さである。しかし言うではないか。スライスとフックで7回づつ悩んでやっとストレートボールが打てる、と。同じような理由で、ゆるゆるグリップの大切さも7回再認識しなければ身に付かないのかもしれない。そうポジティブに考える事にしよう。

 今日のラウンドが楽しみだぜ!!

本日の体重・・・71.0kg(減らん)

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