一つ覚えれば一つ忘れる
(2002/12/8)
昨日の日記の最後に少し書いたのだが、最近気をつけていることを整理してみたい。何度も同じ話を読まされる読者の方には申し訳ないと思うが、何度も書いて忘れないようにするのも忘れっぽい私には必要な事なのである(って、お前は漢字ドリルをする小学生か!)。ご容赦頂きたい(赤字は最重要事項)。 1、アドレス a ボールはヒール寄りにセットアップ(1インチほどボールに近く立つ) b 左肩が上がりすぎないよう気を付け、両肩を目標線のやや右に向ける(ドローを打つ時) c 右足内側に体重を感じる d お尻を突き出し、背中を伸ばす(最近トライしている) e 気持ちアドレスを狭く(最近トライしている) f 右脇を締める e 最後に、肩とグリップの力を抜く 2、バックスウィング a 飛球線後方むかってグリップを大きく突き出す(大きな弧を描けるよう) b 右脇を空けすぎない c 左手首を甲側に折らないよう d 右ひざを右へ流さないよう、極力我慢する e グリップに力が入らないよう、「するっ」とトップまで持っていく 3、切り返し a 下半身から始動する b 打ち急がない c ヘッドの重みを感じる(=この段階でも手首に力を入れない) 4、ダウンスウィング〜インパクト a 右手で叩きにいかない b インサイドからクラブを降ろす c グリップは体の近くを通すつもりで d 両足をばたつかせない。特に左ひざが伸びないよう 5、インパクト〜フォロー a 左手首をきれいに返す(というか、上手く打てれば勝手に返るんだけどね) b 左足親指で体重を受け止める 6、フォロー〜フィニッシュ a 最後まで振りきる もちろん、スウィング中、上の全てを意識しているわけでは無い(1のアドレス時の注意を除く)が、何と注意事項の多いことか。こんな事、全てまともに考えたら絶対クラブなんか振れない。理想は練習を重ねてこれらが無意識にできるようになる事だが、たった一つの事(インサイドからクラブを降ろす)でさえ、7ヶ月かけてもまだマスターできないのだ。一体、無意識にできるようになるなんて何年先になることやら(私が生きている間は無理であるのはまず間違いない)。 それに、もう1つ大きな問題が・・・それは、「あまりにたくさん注意事項がありすぎて、すぐ忘れて(抜けて)しまう」という事である。私の場合、スウィング中に気をつけられるのは、せいぜい3つぐらいまでである(しかも練習場での話である。コースでは、1つの事に気をつけられたら上出来だ)。例えばここで、4つ目の注意事項に気をつけてスウィングすると、最初の1つがところてんのように脳から押し出されてどこかへ行ってしまうのだ(あっ、こういうのを、「運動センスが無い」というのか?)。 そうか。だから、同じような事を何度も、日替わりで「解った!」とか「悟った」とか言ってしまうのだろう。うむ、私の「一日一悟り症候群」の病因がわかった。でも、わかったからといって、その治療法は練習しかないのであった。トホホ。 |
編者注:読んでいて、自分でもあまりの情けなさと健気さに思わず涙してしまう。
全く、ごるふとは罪なゲームである。