日記55

2004年1月1日〜

  2004/1/1(72180hit) 賀正、あるいは迎春 ところにより謹賀新年


 正月早々しかも第一日目から、いくらやむをえない用事と言えども木曜日以外の更新を休むとはいい根性だなお前、という内なる声に突き動かされ、明日の臨時休業の変わりに今日更新する事にした。っていうか、おめでとうございます。はっきり書けば、本年もどうぞよろしくお願いいたします、みたいな(←今年もこのパターンは踏襲されるようだ)。

 で、毎年(去年からだが)恒例の年賀状のお披露目である。なーんだ、更新するって言っても、ただ画像を貼り付けるだけかぁ、という電波の声が聞こえてきそうだが、そう言う事実も踏まえつつ、今年ものんびり更新していく次第である。

 以上、正月の挨拶終わり。っていうか、一発目の日記からオチが浮かばないんですが、一体私はどうすればいいですか?今年もまた310回ほどオチを考えて頭を抱えなければいけないのですか?ってういか、そもそも日記にオチがなければいけないと考える私が変ですか?

 

本日の体重・・・66.9kg(今年の目標は60kgを切る事)

  2004/1/3(72412hit) 親戚


 実は昨日、急遽田舎へ帰ってきたのである。田舎といっても香川の高松近郊、大阪からは明石海峡大橋と鳴門海峡大橋を渡り、高松自動車道で走れば2時間半の距離である。日帰りの強行軍だったので、今回は高速バスで移動することにした。そして、香川県某市に親戚が久しぶりに集まったのであった。

 そう、正月であろうと盆であろうとごるふの予定が入っていようと急遽親戚一同が集まるといえばアレしかない。しかし正月早々であることだし、私的なことであるから公表は控えさせていただく。ほんの少しだけヒントを出すとすれば、大往生、93歳、繁夫おじいちゃん、である(←言ってるのと同じだってば)。

 しかし、以前も少し書いたが、わがhiro家(仮名)の親戚のパワーは常識をはるかに逸脱しているとも言えるすさまじいものなのである。父親の兄弟仲が異様に良く、またhiro家のお嫁さんとして我が家の一員となった叔母さん、伯母さんたちもいつしかそのパワーにすっかり毒され慣れ、まるで生まれた時から我が家の一員であるかの如く溶け込んでいる(もっとも、ご本人たちはそう思っていないのかもしれないし、心の底では呆れているのかもしれないが)。

 さらに、義理の叔父さん、伯父さんたちも極めて積極的にhiro家の一員として重要な役割を担っておられるし、血のつながりに関係なく仲が良いのである(本当は言いたいことを我慢して嫌々hiro家の行事に参加しているのかもしれないが、鈍感な私にはわからない。本当に仲は良さそうに見える)。

 こんなわがhiro家であるが、その面々が、口々に私に言ったこと、それは、

 「いつもホームページ見よるけん(見てるよ)」

 であった。・・・・・(絶句)

 いや、従兄弟の何人かには確かに「見てな」と言った。「ごるふな日々」で検索すれば簡単に見つかるから、とも言った。しかし、伯母さんや伯父さんにまで「インターネット見てるよ」と言われるとは思わなかった。

 そしてそれを聞いた私は、何故か「隠れて悪いことをしているのを見つかった子供」のような気持ちになったのであった。親戚恐るべし、いや、hiro家恐るべし。

本日の体重・・・68.4kg(美味すぎる餅が憎い)

  2004/1/4(72549hit) 休みの過ごし方


 今日で休みも終わり。明日からまた辛く厳しく大変な日常が始まる。といっても、○のご機嫌を伺う事と比べたら林家こぶ平と伊沢利光ほどの違いがあると言っても過言ではない(まだギャグのレベルも正月ボケしている)。

 まあ、休みといっても何かする訳でもなく、昼前まで寝て飯を食ってだらしなくテレビの前に寝そべり面白くも何ともないお笑い番組を見たり映りの悪いUHFで見たこともない芸能人がごるふをしているのを眺めたりするだけである。さすがにこれでは勿体ないと思い、クラブでも掃除しようと思い立った。

 洗面所にごるふバッグを持っていき、1本づつ、グリップから洗い始める。洗剤は中性洗剤(バスマジックリン)を使う。っていうか、一番近くにあったのがたまたまバスマジックリンだっただけである。14本もあると、洗うのに結構時間がかかるものだ。面倒だし、今年は5本ぐらいしか使わないようにしようかと一瞬本気で思ったりする(その方がスコアが良かったりするかもしれない)。

 グリップを洗い終わり、次はヘッドである。最初はバスマジックリンで大雑把に汚れを落とし、次にアイアンクリーナーと歯ブラシで細かい部分を掃除する。このアイアンクリーナー、車用のワックスのような平たい容器に入ったペースト状の物で、スポルディングが出している。


正月早々1発目の画像がこれって・・・


 しかしこれがまた臭いのだ。有機溶剤系の嫌な方の臭いである。その臭いを我慢しながら一生懸命洗っていると、私の横を○が通りかかり「あんたこれむっちゃ臭い。家の中に臭いが充満してるやないの。窓を開けてやり!」と、○にしては優しい言葉をかけてくれた(普段なら有無を言わせず後頭部に一発である)。

 私は窓を全開にし、臭いだけでなく寒さにも耐えながら続けることにした。いくら辛くても、○の言う事は絶対である。正月であろうと例外ではない。

 だがこの臭い、実は金属磨き「ピカール」と同じ臭いなのだ。皆さん、ピカールをご存知だろうか?金属のどんな汚れも落としてしまう、魔法のクリーナーである。NASAがスペースシャトルの汚れを落とすのに使用していると書けば、その実力を判っていただけるだろう(嘘だが)。


正月早々ピカールの写真なんて見たくも無いですか?ですね。


 しかし、好事魔多し(ちょっと違うか)、このクリーナーにも一つだけ欠点がある。それは、気を失うぐらい異様な臭いなのだ。例えると、フットボールアワーの岩尾のような臭いと言えばわかっていただけると思う(わからへんって)。

 というわけで、私の最後の休みの日は臭さと寒さで暮れようとしていたのであった。しかし、その甲斐あってクラブだけは綺麗になったのであった。っていうか、何で暮れの大掃除の時にしとかへんねん>俺。

本日の体重・・・67.7kg(おせちももう飽きた)

  2004/1/5(72711hit) 今年の抱負というか目標


 さてそろそろピカールや親戚といったごるふとあまり関係ない話題から離れ、年始の重要な懸案としての抱負或いは目標に対する熟考が要求される状況に位置している私を発見した自分自身が確固として存在して要ると自覚する次第である、って熟語を使えばいいってもんじゃないってば。

 さて、去年の大きな目標として、「楽しくラウンドする」「ルールを覚える」「寄せ名人になる」というものがあった訳だが、これらは十分に達成できた!・・・と思っているのは世界中誰一人としていないだろう。私でさえそう思っていないのだから。

 己に厳しい私としては「楽しいラウンドの生き写し」とか、「東洋一のルールの権化」、そして「寄せの沢村忠(キックの鬼)」と呼ばれるぐらい目標は高く設定しているのだ。という訳で、これらは継続して続けていく。今年は「楽しいラウンドの前頭九枚目」「北河内一のルールのおじさん」「寄せの前座」ぐらいにはなれるだろう。

 で、今年はさらに「良き同伴競技者たれ!」を追加する。と言っても焼き肉のたれとは関係ない。自分のことで精一杯だった去年までのラウンドを反省し、心から同伴競技者のプレーを賞賛したりロストボールを一緒に探したりして、縁あってご一緒した方々と楽しいラウンドの時間を共有したいと思っているのだ。

 いい子ちゃんぶっていると思われるかもしれないがそうではない。私はいい子ちゃんであるから「ぶっている」わけではないんだよへへへ。というか、苺一会(いちごいちえ;注釈参照)の精神なのである。

 苺一会:天下一の茶人(白人とアメリカインディアンのハーフ)であった千利休が、ある時苺に砂糖をかけて出されたのを見て、「こんな美味しいものは今まで出会ったことがない。また、これからも二度と出会わないだろう!」と叫んだことから、苺に砂糖をかけると一生に一度の出会いが生まれる、とされた故事である・・・いかん!まだギャグが正月ボケだ! 

本日の体重・・・68.1kg(まあこんなもんだろう)

  2004/1/6(73046hit) 今年の努力目標


 努力目標ぉ?昨日抱負と目標をを書いておいてその上努力目標とは何だ!と私の安易な日記運営(?)に苦虫を噛み潰している読者の方の顔が思い浮か・・・・・・・・・・ん?このパターンはもう去年やった?しかもまだ10日も経っていない年末にやったって?えぇーい!そんな事はまりっとスリットごりっとお見通しだー!とこれが言いたかっただけの編者である。

 そう、最近TRICK(阿部寛扮する上田次郎と仲間由紀恵扮する山田奈緒子が行きがかり上ぬるーい事件を解決する、ぬるーいコメディ調ミステリーなのだ)にハマっているのだ。ドラマのDVDを借り、劇場版ビデオを借り、家族3人で楽しんでいる。いやあ、あのぬるさ加減がたまりませ・・・・・・・ん?努力目標?ああ、努力目標ね。はい。

 では、あんまり気の進まない努力目標である。ではぬるめの目標、どぞ。

 1、アベレージスコア
 2001年89.4、2002年87.8、そして去年が88.5。この推移から今年は導き出される推論は、まあ、87ぐらいで充分ではないかと。人はスコアのみに生きるにあらず(ダッファー福音書)。しかし、年々目標スコアが下がるなあ。

 2、平均パット数
 1.9とか、34とか言う数字が今の私にとって如何に無謀であるかがはっきり判ったここ3年で(倒置法)。だから今年はサラダ記念日(俵万智)、ではなく、1ラウンド35、つまり平均パット1.944がまあ無難な所であるという思い(体言止め)。

 3、バーディー奪取率
 1ラウンド1個のバーディーを獲りたい!などとでかい口をたたいていた去年の私は本当に身の程知らずであった(現実には2ラウンドで1つも取れなかった)。トホホ。しかしここで妥協するのも腹だたしい。やはり狙いは1ラウンド1個で行きたいのですが如何でしょうか?えっ?いいんじゃないのどうでも。お前がバーディをいくつ取ろうが俺は知ったこっちゃないし、嬉しくも何ともないんだよ。勝手に一人でほざいてろ馬鹿、という皆様の声が聞こえてきたのでもう決めちゃいますはい。5.6%という事で、はい。

 4、パーセーブ率
 去年の目標は38.9%(1ラウンドで7個)だった。しかし実際には36.1%(同6.5個)であった。ちなみに一昨年は35.5%(同6.4個)なのであった。でもまあ今年も38.9%でいいや、と安易に決定されるのであった。

 5、ボギーセーブ率
 この数字が前年度を下回った(一昨年77.6%、昨年77.1%)と言う事は、ダボ以上を叩く割合が増えたという事である。77.1%とは、1ラウンドで4回以上大叩きをしていると言う事だ。トホホ。4個は切りたい。無難に77.8%(14個/ラウンド)・・・って結局去年と同じです。

 何だか2浪して志望校のランクを下げた受験生みたいな気分になってきた。続く。

本日の体重・・・68.1kg(変わらず)

  2004/1/7(73328hit) 今年の努力目標(2)


 続き。ぬるっとどうぞ。

 6、パーオン率
 これも去年は30.5%、1ラウンドで5.5個と、一去年を下回った。実際のところこの数字って一体どうなんだろう?HDCP16の人間にとって、高いのだろうか?低いのだろうか?こんなもんなのだろうか?よく判らない。でも、3ホールに1回ぐらいはパーオンしたいような気もする。よって去年と同じく、志だけは高く、33.3%(1ラウンド6個)で行こう。

 7、ボギーオン率
 一去年80.6%(14.5個/ラウンド)、去年が80.2%(14.4個/ラウンド)であった。何とか15個を目指したいので、目標は去年と同じ83.3%(1ラウンド15個)で決まり。

 8、フェアウェイキープ率
 去年立てた目標を達成できた、数少ない数字である。あんまり重要視していないのだが、だからかえって達成できた、という意見もある。目標が14ホール中9ホール(64.3%)、実際には14ホール中9.2ホール、65.8%であった。ここで10ホール(71.4%)に上げてしまうときっと意識して去年を下回ってしまうのは火を見るよりも明らかである。そういう性格なんである、私は。だから、去年の数字と同じ65.8%にするというのが無難かな、と。

 9、ドライバー平均飛距離
 チョロを減らすという意味ではやはりそこそこの数字を上げておきたい。これも去年と同じ220ヤードで良いだろう。

 10、スクランブリング(寄せワン率)
 3回に1回、33.3%は現実的には難しいと思い知らされたものの、ここに興味深い表がある。っていうか、わざわざ自分で作ったんだけど。

年度 1ラウンドの平均
寄せワン
チャンス数
平均
成功数
平均
失敗数
スクランブリング
(%)
2000年 8.27 1.38 6.88 16.7
2001年 8.72 2.41 6.30 27.7
2002年 9.29 2.47 6.82 26.6
2003年 8.65 2.65 6.00 30.6
2004年
(目標)
8? 3? 5? 37.5?

 ここ4年間で、確かにスクランブリングの数字は上がってきている。しかし、1ラウンドの寄せワンの機会というのはほとんど替わらず、8回から9回の間なのである。パーオン率が上がろうがボギーオン率が上がろうが、不思議とこの数字は4年間で大きな変化がないのだ。

 これは何を意味するかと言うと、1ラウンドで寄せワンを3回成功させれば、少なくとも33.3%(9回中3回成功)、チョロやOBやバンカーショットの機会を減らせば、37.5%(8回中3回成功)と言う数字も夢ではない、という事である。

 机上の空論ではあるが、具体的に「1ラウンド3回の寄せワン」という数字を意識することで、自然とスクランブリングの率を上げることができるという訳である。しかもさらに、1ラウンドで5回も失敗して良いという事も読み取れるではないか。

 例え50ヤードを切ったアプローチでも、難しいと思ったら無理せず寄せツーを狙えば良いのだ。

 あら、ごるふって簡単じゃない!(←大馬鹿者)

本日の体重・・・68.4kg(どんどん増えていく・・)

  2004/1/9(73849hit) 今年の努力目標(3)


 さて昨日は今年初めてのラウンドへ行って来たのだが、それはさておき努力目標を最後まで行ってみよう。上田!行くぞ!

 11、ファインショット率・ドライバー
 去年は終盤のしゃくなげ杯前後でいきなりのスランプに陥り、目標を達成できなかった。今年はリベンジの意味を込め、再び14ホール中10ホール分、71.4%を目標とする。即ち「10ホールでまずまずの当たり(○)・残りの4ホールでチョロ(×)」でも良いし、あるいは「9ホール○・2ホール△・3ホール×」、または「8ホール○・4ホール△・2ホール×」、さらに「7ホール○・6ホール△・1ホール×」でも良いのだ。楽勝じゃん、と年の初めにはいつも思うのだがこれがなかなか。

 12、ファインショット率・フェアウェイウッド
 フェアウェイキープ率と並び、去年目標を達成できたもう一つの数字がこいつである。目標が65%、去年が68.5%。今年は適当に70%にしておこう。実はこの数字もフェアウェイキープ率と同様、自分の中では全く重要視してない。あれ、重要視していない数字のみが目標達成できていると言う事は・・・・・・目標を立てて入れ込むこと自体がプレッシャーになり、自縄自縛してるのでは・・・・・?

 13、ファインショット率・アイアン
 一昨年は64.7%、昨年60.3%であった。なんと、10回中4回は目も当てられないミスをしているという事である。トホホホホ。でも、プロじゃないんだし、とにかく前へ飛んだらいいや、と本心から思えたら気が楽になって75%ぐらいの数字になるような気もする。強くする。
 えっと、まあ、70%、去年と同じ数字と言う事でひとつ。

 14、ファインショット率・アプローチ
 70%。10回に3回失敗しても良い、というより10回中7回成功しなきゃいけない、と考えちゃうんだよなあ。これが自縄自縛だってーの。

 15、HDCP
 去年はHDCPの話がほぼ皆無だった。理由は下がらなかったからである。成績が悪くてコントロールカードを出さなかったわけではない。断じてない!本当だってば。信じてよ!!マジっす。16のままっす。
 今年は頑張って2つ下げたいな、と。14っす。

 16、その他
 えーと、ベストスコア更新と、月例に1回は参加することと、1回も休まず目土することと、ドライバーの飛距離を伸ばすことと、チキン・ウイングを直すことと、健康で楽しく1年間ラウンドできる事と、○のご機嫌が良い事と(いつの間にか願望になっている)・・・

本日の体重・・・68.1kg(立て直さなければ)

  2004/1/10(74141hit) 今年の行方を占うかもしれない大事な初めてのラウンド

12/18・きさいちCC・竹梅(Aグリーン)・曇り時々晴・所によって一時雪
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 5 5 6 6 4 3 5 6 3 43 5 5 3 7 4 6 3 6 6 45 88
topics   *1 *2       *3 *4 *5   *6     *7   *8   *9      
putt 2 3 3 2 2 1 3 3 0 19 3 2 1 2 2 3 1 2 1 17 36

*1・・・今年初めての3パット(トホホ度2)、今年初めてのダボ(トホホ度2)がスタートして20分も経たないうちに訪れる。

*2・・・連続3パット。
トホホ度3

*3・・・グリーン奥からの12mのパットが大ショート。3パット。
トホホ度4

*4・・・ピン下5mから3パット。
トホホ度5

*5・・・第3打、10ヤードの寄せが直接カップイン。冬の寄せは転がしに限る。


*6・・・エッジから6m。また3パット。トホホ度4

*7・・・バンカーからホームラン→寄せをチャックリ→次の寄せも大ショート。
トホホ度5

*8・・・1打目、わざわざ短いクラブを持ったにも関わらず、入れてはいけないバンカーへ。2打目出ず。3打目奇跡的に出る。でも3パット。トホホ度5

*9・・・1打目(4W)右の斜面へ。2打目出すだけ。3打目(8アイアン)大ダフリ。4打目(寄せ)ショート。トホホ度4


項目 今回 推移 昨年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
7ボギー
5ダボ
88
(+16)
88.5
(+16.5)
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.963
(35.33)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
2.7
(0.48/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
33.3
(6/18)
36.1
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
72.2
(13/18)
77.1
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8
(5/18)
30.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
80.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
65.8
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
208.6 210.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40.0
(4/10)
30.6
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
66.7 70.8
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
62.5 68.6
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
76.9 60.3
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
61.1 67.1

 今年初めてのラウンドは、小雪がちらつく寒い日であった。上はブレスサーモ(半袖)+カシミヤのタートルネックセーター(ユニクロ)+トレーナー。下はやや厚手のチノパン。頭には耳当て。右手には防寒手袋。これで上半身は万全。

 カシミヤのセーターはやはり軽くて温かい。下着(ブレスサーモ)のすぐ上に着るのがコツである。ユニクロのカシミアは安いのでお勧めだ(最近はどこでも安いが)。しかし、下半身はチノパンだけではダメで、冬用のパンツ(ズボン)が必要であったと思われる。ブレスサーモのタイツも持っているが、ズボン下をはくと気持ち悪いので、零下45度を下回る場合、アイスランドでラウンドする時以外ははかないのだ(つまり、まだはいた事がない)。

 さらに、ラウンドが進むにつれて指先の感覚がなくなってしまった。そう、使い捨てカイロを持っていかなかったのは一生の不覚であったと思ったが後の祭り。背中に1つ、お腹に一つ、ポケットに1つ忍ばせておくのが真冬のごるふの正装である。

 で、ラウンドの内容であるが、ダボが5つ、3パットが6つ、寄せのとんでもないミスが5つと、厄年に相応しいスタートとなった。思えば練習グリーンからその徴候はあった。砂をまいているせいか、はたまた芝が伸びているせいか、寒さで手が動かないせいか判らないがとにかく打てども打てどもショートで、ショートを嫌えば大オーバー。さらにパットでダフったりしていた。これも寒さのせいであろう(あるいは、○のせいであろう)。

 本番でも2-3mのバーディーチャンスをことごとく打てないわ、パーオンして3パットが3つもあるわ、アプローチまでほとんどショートするわ、しまいにはね、唯一調子が良かったアイアンまでね、トップし出したわ。そうよ。もっと練習するわ。「佐賀県」ははなわ。

 そうそう、アイアンが好調だった理由であるが、思い当たることが一つ。この寒さで、アイアンは今週から冬バージョンの飛距離で計算したのだが、1番手、場合によっては2番手上げたりした。そういう時、「このクラブでは大きい(ような気がする)し、体も回らないし、コンパクトに振ろう」と思って打ったのだ。「軽く打とう」と思ったらインパクトが緩んでいたかもしれない。「大きなクラブでコンパクト」だからうまく力が抜けて良かったように思う。でも、長続きしないと思う。

 今年も、波乱の1年になりそうである。

本日の体重・・・68.3kg(地道な努力が必要)

  2004/1/11(74339hit) 目標達成!


 つい先日立てた今年の目標。そのうち1つがいきなりあっさり達成できてしまった。それは、HDCP。数日前、コースから証明書が送られてきたのである。じゃじゃーん!

 何といきなり2つ上がって14である。Aクラスは14以下、つまり月例に出たらすごくチャンスっぽい数字である。1回出たいなあ。でも仕事休まなきゃだめだしなあ。でも出たいなあ。でも仕事を犠牲にしてまでごるふをするのはポリシーに反するしなあ、としょーもないことで葛藤する「ぬか幸せ」な私であった。

 しかしそれにしてもたなぼたの目標達成である。春から縁起がいいぜ!ぬははははは(←って今年1年このまま終わってから笑えよ)。

本日の体重・・・68.1kg(まあこんなもんだろう)

  2004/1/12(74534hit) 脳の働きとマッスルメモリ


 「バカの壁」で国民的アイドル?となった解剖学者の養老孟司氏。

 氏の本の特徴は、難解な事を極力わかりやすく書いてある、という点(わかりやすく書くというのは大変難しい事である)と、「脳で思考すること」を価値観の中心とした独自の視点である(←こういうのがわかりにくい文章の典型である)。

 私もご多分に漏れず「バカの壁」は読んだが、わかりやすく書いてくれているにも関らず難しいと感じた。言いたい事は何となく判るのだが、素直に咀嚼できない、咀嚼しても消化しにくい、消化できても吸収しにくい、何故かそんな感じを受けた。物の見方の根本的スタンスが違っているからかもしれない。何度も読み、牛のように反芻しないと私のような凡人にはその深遠な思考は理解できないのかもしれない。

 さて、その養老氏の著書で、「アタマとココロの正体(日経ビジネス人文庫)」という対談集がある。その中で、小脳(運動をつかさどる脳)を研究しているある学者が非常に興味深い事を言っていた。

 人間が体を動かすとき、その命令を出すのはもちろん脳であるが、ではその脳はその命令を「どういった計算の元に」出しているのか?

 例えば空間のA地点からB地点まで腕を使って物を動かす場合、一般的な産業用ロボットならA地点とB地点の座標を把握(入力)し、その移動を3次元的に解析し、その腕と関節の最適な(或いは最小距離の)運動を複雑な計算により割り出すはずである。

 人間の脳でも、同じような複雑な計算がされているとずっと考えられてきた。しかし人体は可動部分が極めて多く、全身を使って複雑な動きをする場合は天文学的な計算が必要になる。前述の腕を使って物を動かす場合でも、肩、肘、手首、指の動きを各々連動させて考えねばならないし、さらにその動きは1方向だけでなく、回転したり(肩)、旋回したり(前腕)するのだ。

 そんな天文学的な方程式を、人間の脳はコンマ数秒以下という短時間で行っているのだろうか?実は、そうではないらしいのだ。そしてその話は、スウィング作りにおいて重大なヒントを示唆しているのであった。(続く)

本日の体重・・・68.2kg(努力が足りません)

  2004/1/13(74720hit) 脳の働きとマッスルメモリ(2)


 1年に1度誰にでも訪れる、自分が主役の日。要らないといっても容赦なく増えるもの。メイドの足袋の一里塚(意味不明)。そう、41歳のスタートである。でも、めでたさも嬉しさも「パー3の結果オーライのワンオン(しかも手前のピンに対して一番奥に乗った)」という感じである。

 いや、だからどうだというわけではない。私も子供ではないのだから、例えばこの日を国民の休日にしろとか、国民1人当たり1円でいいし俺にくれとか、国民は1日4回私に向かって礼拝をしろとか、○にはこの日だけでも私に優しくして欲しいなどという、そんな大それた願いなど、かなえばいいなと思っている。

 さて、正気に戻ろう。昨日の続きで、脳が体に出す命令の話である。

 体を動かすという、客観的に見れば極めて複雑で膨大な計算が必要とされるアクションを、脳はどう処理しているのか?その答えは、「内部モデル」なのである(今、私が「パリコレクション」とか「スーパーモデル」とかに話題を振ってオヤジギャグを炸裂させるんだろうな、と思った貴方は「ごる日々」の達人である。しかし10人中9人が期待(うんざり?)している中で強行するのはいくら私でも枚挙に暇がない。したがって、四面楚歌を他山の石とし、艱難辛苦を珠にすることとする)。

 えっと、正気に戻る。「内部モデル」とは、即ち「脳の中に作られた架空の体」の事である。つまり、実際に体を動かす前に、脳ではそのバーチャル・ボディを実際に動かすのと同じように動かし、シミュレーションしているらしいのだ。これなら、膨大な計算は必要ないし、簡単な動きならほぼ瞬時にそして反射的に行えることも説明がつきやすい。

 ただ、この内部モデル自体を動かす計算はどうしているのだ!といわれると困ってしまう。その先生が説明するには、「脳内にニューロンの回路上でその動きと同じような振る舞いをするものがある」という言い方をされている。イメージとしては、架空の体を視覚化し、それを架空の空間の中で実際に動かしているようなものなのだろう。架空の物を実際に動かす、とはおかしな表現だが、そう考えれば一番しっくりくるような気がする。

 だって、そのモデルのそのまたモデルが動かしているのかな?などと考えようものなら、モデルのそのまたモデルを動かすモデル、そしてモデルのそのまたモデルを動かすモデルを動かすモデル、さらにモデルのそのまたモデルを動かすモデルを動かすモデルを動かすモデル・・・と無限に続いてしまう。

 その合わせ鏡のような迷宮の奥の奥、光も届かない漆黒の闇の中には、きっと目に見えないぐらい小さな私自身の分身がいて、そのモデルのモデルのモデルのモデルの・・・(以下無限に続く)・・・のモデルを手動で動かしているのだろう。しかし、その目に見えないぐらい小さな私自身の分身を動かしているのにもモデルがあるはずで、小さな私自身の脳の中のモデもうきりがないっちゅ−ねん!

 ああ、今日はもう正気に戻れない。話の佳境を前に、再び続く。

本日の体重・・・67.9kg(久々の67kg台だ)

  2004/1/14(75123hit) 脳の働きとマッスルメモリ(3)


 さて、一夜明けて正気に戻った編者である。何だか昨夜は悪夢を見たような気がするが、断片的にしか覚えていない。合わせ鏡の迷宮に迷い込・・・いかん。またあちらの世界に行ってしまう。

 下らない言葉遊びやギャグで日記を水増しするのもいい加減にしておかないと、せっかく1日に百万飛んで二百名余りの方々に読んで頂いているのに失礼とは思うが、この本質とはなんら関係のないギャグの部分を楽しみにしておられるヘンタイ変わった方も数名おられるようなので、あまり真面目に書きすぎても読者が数名減ってしまう。したがって、残りの百万飛んで百数十名の方にはご辛抱いただきたい。何と言っても、私自身が最も辛抱しつつ書いているのだ。

 さて、話はやっと佳境に入る。この「脳の中の内部モデル」説が正しいとすると、体のある一連の動きというのはその内部モデルの動きに他ならず、そしてその動きは学習により、より上手に、そしてより正確に記憶されていくのである。そう、これこそがマッスルメモリの正体なのである。

 ここでやっとごるふと結びつく。正しいスウィングを反復(学習)することで、そのスウィングの動きは脳(正確には小脳)の中に確固としたモデルとして実在し、そしていついかなる状況でも出力、つまり再現できることになる。「素振りをしろ!」「たくさん球を打て」とはこの内部モデル作りに他ならないのだ。うん。私も素振りをしよう。

 ただし、逆をかえせば、間違った打ち方で何十年も内部モデルを作り続けた場合、それをリセットするのは容易ではない。ゼロから作り直すにしても、どうしても以前の内部モデルの動きが干渉してしまうだろう。うん。やっぱり素振りは止めよう。

 さてこの内部モデルであるが、スウィングのマッスルメモリだけではなく、他にも色々な事を教えてくれる。例えば・・・

 「球を打つ前にいいイメージを思い浮かべる」とは、本番の前に内部モデルで予行演習して、良いスウィングを脳の中で予習しておく、と言う事になる。実際に素振りするのと同じ、いや、それ以上の効果があるはずだ。逆に悪いイメージを思い浮かべると、リハーサルで失敗しているのと同じであるからうまく行くはずがない。

 また、イメージトレーニングに対しては、科学的に全く正しいという事がこの内部モデルによって証明できる。うまく行えば、下手に練習するより数倍も効果が高いだろう。

 さらに、こうも言えないだろうか?内部モデルで、つまりイメージで良いスウィングを構築することさえ出来れば、実際にそのスウィングを再現することは可能なはずである。つまり自分の理想のスウィングを頭に思い浮かべることができれば、それは出来たも同然である、と。

 逆に、ビデオや動画で自分の悪いスウィングを何度も見て、それを目に(脳に)焼き付けてしまう事は百害あって一利なし、ともいえる。自分のスウィングの動画は良いスウィングをしたショットだけを残さねばならないのだ。

 理想のスウィング作りは、脳の中から始まるのだ。
 

本日の体重・・・68.4kg(ぬか喜びだった)



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