日記48

2003年9月16日〜30日

2003/9/16(47631hit) 阪神優勝

 18年ぶりの事件なら、例えそれがごるふに関係ない事でも書かないわけにはいくまい。しかも、優勝が決まった瞬間、道頓堀橋(熱狂的なファンが川へ飛び込む、あそこ)のすぐ近くで飲み会をしていたのだ。

 私は阪神ファンではないので飛び込まなかった(もし阪神ファンだったら毎日でも飛び込むつもりだ)けれど、優勝の決まる2時間ほど前からこの道頓堀近辺は異様な雰囲気になっていた。下は、昨日の午後6時半ごろ、道頓堀橋付近を御堂筋越しに見た写真である。すごい人ごみと警備で、これ以上は近づけなかった。


 報道のヘリコプターは飛び交い、警察の無線があちらこちらから聞こえ、警備員の鳴らす笛がこだまし、まるで戒厳令下のイス△エルである(見た事はないが)。

 飲み会を終え、午後10時に再び通りかかったとき、事態はさらに混乱を極めていた。六甲おろしがそこかしこからまるで輪唱の如く鳴り響き、拡声器で警察は叫びまくり、車はクラクションを鳴らし、道行く人は意味もなく拍手をしていた。また、通り過ぎるタイガースの法被やユニフォームを着た人たちは、一様に幸せそうな顔をしていたが、みんな目の焦点が合っていなかった。ジャイアンツの帽子を被って行かなくて良かったと思った。

 そして、やっぱり18年間我慢をすると人は壊れてしまうのだなあ、などと思いながら我々は帰路に着いたのであった。春鹿(奈良のお酒)美味しかった。

本日の体重・・・66.5kg(一瞬だった・・・)

2003/9/17(47856hit) 最近のわたくしの練習

 最近は週に1回しか練習にいけない日々が続いている。というか暑いから行かないんだけど。

 その1回の練習で半分ぐらいは50ヤードまでを練習するわけだが、いつも最初の10球ほどはまともに当たらないわけだ。打ち方を忘れているわけだ。で、しばらく打ってやっと当たると。しかも、その後長いクラブを打って、最後に仕上げにまたアプローチを打つと、またまともに当たらないわけだ。

 如何に練習不足かを物語るエピソードではあるのだが、これではコースでもまともにアプローチできるわけがないと。というか、暖気運転が長すぎるぞ、と。マッスルメモリー3ビット、みたいな。

 ドライバーも、最近、練習場ではまともに飛んだためしがないわけだ。ぶっ飛ばそうと思ってしまうからかもしれないが、コースでは比較的まともに当たるというのがかえって恐かったりするわけだ。色々と考えたり八分の力で振ったりしてもチョロとかヒールとかプッシュスライスばっかりなので、だんだん腹が立ってきて、一本足打法で打ったりするのであった。お陰で腹筋が痛い。

 アイアンもあまりに下手糞なので、途中からわざとフックを打ったりスライスを打ったり6アイアンで100ヤード打ったりして遊んでいた。やっぱり遊び心は大事だ。プロでもないのに練習を苦痛に感じ出すとごるふを嫌いになるかもしれない。そうなったら私の存在意義もなくなってしまう、と。

 というわけで、「練習場シングル」ならぬ「練習場トホホ」な私であった。こんな私の未来は、多分暗い。

本日の体重・・・66.1kg(がんばりたい、と)

2003/9/19(48254hit) とにかくパットが入らない

9/18・きさいちCC・梅松(Bグリーン)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 5 4 3 6 6 7 3 8 6 48 6 3 6 5 6 3 5 5 5 44 92
+3 +4
topics       *1 *2 *3   *4     *5   *6   *7   *8        
putt 2 2 2 2 2 3 2 3 2 20 3 2 2 2 2 2 2 1 2 18 38

*1・・・3打目、50ヤードの寄せをショート。ボギーオンもならず。

*2・・・ドライバーチョロ1発目。で、それをリカバリーできず。

*3・・・ドライバーの悪夢再び。OB。3パットのおまけつき。

*4・・・左へ引っ掛け、OB。前進4打からバンカーへ入れ、また3パット。

*5・・・3打目、残り15ヤードから3mに付け、そこから3パット。

*6・・・ドライバーを左へ引っ掛け、OB。

*7・・・2打目、残り90ヤードから乗らず、乗らず、2m、入らずでまたダボ。もうイヤ!

*8・・・ドライバーチョロ。ちょっと投げやり。


項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
4ボギー
5ダボ
1トリプル
1ダブルパー
92
(+21)
89.2
平均パット数
Putting average
2.111
(38)
1.972
(35.50)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0
(0/18)
2.6
(0.47/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
38.9
(7/18)
34.2
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
61.1
(11/18)
75.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
29.1
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
66.7
(12/18)
79.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
65.6
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
185.7 207.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
14.3
(1/7)
29.4
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
53.6 70.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
40.0 65.6
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
67.9 58.8
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
66.7 66.3


 だから言わんこっちゃない。

 ドライバーでのチョロが3回。OB3発。何が「コースではまともに当たる」だ。練習場で打てないクラブが、コースで打てるわけがないじゃん。

 しかもこの日は、パットが打っても打っても打っても打っても入らない。3パット3つは全てファーストパットをオーバー(この日は研修会でピン位置・グリーンとも難しかった)して返しの1-2mを外した結果だから仕方ないとしても、入って欲しい2-3mがことごとく外れる。読みすぎて真っ直ぐ抜けるパターンがほとんどだった。

 まったく、クレバーとは程遠いラウンドだったよ。でも、あるでしょ、こんな日。体が何となくしっくり動かない。例えれば雨具を着てラウンドしているような感じ。あるいは、寝起きでいきなり全力疾走する時(どんな時だ?)のように、頭ではわかっていても体がちっとも言う事を聞かない、そんな感じ。

 パットも、上手く打てているのに一筋ずれてばっかり。度のおかしな眼鏡を掛けているような感じで、目で見た感覚とアドレスとが微妙にずれている感触。

 えっ、言い訳するなって?・・・・はい、練習してきます。

 この日の収穫。エッジからのランニングはSWよりAWの方が簡単。

本日の体重・・・65.9kg(ひどい数字だ)

2003/9/20(48537hit) 練習強化週間・1日目

 このままではいけない。何か根本的に間違っているのかもしれない。そう思った私は、今週を「練習強化週間」とし、基本に戻って自分のスウィングを見直すことにした。ちなみに、来週25日のラウンドで結果が出なければ、この強化週間は無期限で延長される事になる。だからがんばれよ、俺。

 で、昨日である。150球打ってきた。とにかく素振りではスムースに振れるのだから、そのイメージに近づけるべく、「素振り→素振り→球を打つ」を繰り返す。低くティーアップして、まずはショートアイアンからだ。球がどこへ飛ぼうが知ったこっちゃない。とにかく素振りのイメージを実際のスウィングで再現するのだ。

 この宮本昌弘のような、あるいは藤田寛之にも似た、ゆっくりとしたそして力強い素振り(←自分で言うか?フツー)。そのままで球を打てるようになれば、きっとすごい球が出るに違いない。

 しかし現実は甘くない。やはり球を打つ段階になると全く別のスウィングになってしまう。無意識に上半身で、つまり右手で打ちに行ってしまう。なんというお馬鹿なヤツだ、俺は!!

 ただ、たまにうまく当たると、9アイアンで160ヤード、6アイアンで190ヤードも飛ぶ。もちろん、トップして転がって、とかではなく、驚くほどの高弾道のドローで、である。しかしそれはあまりにも飛びすぎだ。軌道がアッパーになっているのかもしれない。

 50球ほど打ってしばし休憩。SW、9アイアン、6アイアンと長くなるほど力が入る。特に右手に力が入り、ヘッドが走らない。もっと右手を殺せないものか。もう一度SWを持ち、30ヤードのピッチショットを練習し始めたまさにその時、閃いた

 SWで高い球を打つとき、極力手首を柔らかくして切り返しでヘッドを遅らせ、ヘッドを走らせるようにしないと球は十分上がらない。そのために、右手の親指と人差し指に力が入らないよう、鉤型に持ち直す(下写真:イメージ1・・・今までのグリップ、イメージ2・・・鉤型)とうまく手首を使える事に先日気づいた。これを、フルショットにも応用できないか?

イメージ1:親指と人差し指のりきみあり



イメージ2: 親指の角度と人差し指の鉤型がトレンディ!


 で、このグリップでSWの30ヤード・・・当然OKだ。50ヤード・・・いい感じだ。フルショット・・・ヘッドが走る!9アイアン・・・見事にヘッドが走る!しかも、SWのハーフショットのようにリラックスして振れる!これはすごいぜ!やったのか?これなのか?そうだと言ってくれ!ジョー!立つんだジョォォー!

 そして、6アイアン。これも、惚れ惚れするぐらい見事にヘッドが走るのだ。楽に振れて、しかも飛距離は160-170ヤード。力みなし。どうやら、右手の親指と人差し指のりきみが、右手で力まかせに打っていくへっぽこスウィングの元凶だったらしい。これはちょっとすごいぞ!偉いぞ、俺!!

 そう、確かにここの力を抜くと、右手首がしっかりと甲側、そして親指側に折れる。これはどういう事かと言うと、ここに力が入っている限り、トップで手首のコックがスポイルされ(=トップでのりきみ)、左手首は甲側に折れ(=アウトサイドインのスウィング)、ダウンスウィングもこの力んだ手首から始まってしまう、ような気がする。実際に上の2つのパターンでトップを作っていただけば何となく判って頂けると思う。また野望に一歩近づいた。ふふふふ。

 しかし、こうして強化練習1日目にしてすごい発見をしやがった俺って、グレートですか?

本日の体重・・・66.1kg(あかんなあ・・・)

2003/9/21(48700hit) 練習強化週間・1日目の続き


 さて、左ひざに匹敵する(かもしれない←俺の事だし)ビッグ・ディスカバリーを発見して見つけて突き止めて発掘した私であったが、この秘技、アイアンではしっくりくるけれどドライバーではイマイチ上手くいかない。どうやら、長いクラブになるほど切り返しのタイミングが取りにくいようだ。タイミング。これはまた、力みとは別の問題だ。

 しばらく打って、再び休憩。ここで頭脳明晰な馬鹿である私は、もう一度思考の時間に入る。素振りと実際のスウィングの差は何か?素振りでは、

 1、ボールを見ないから、肩がしっかり回る。
 2、球に合わせに行かないから、よどみなくフィニッシュまで振り切れる。
 3、一定のスピードで振る(特に連続素振り)から、上半身と下半身の切りかえしのタイミングが合わせやすい。


 1は根本的な原因にはならないだろう。2は大事だが、練習を積み重ねるしかない。そう、タイミングのイメージを変えるとしたら、3であろう(っていうか、早く気づけよ>俺)。いい予感を感じ、私は再び打席に戻った。

 そして私は、宮本昌弘と藤田寛之のイメージを封印し、代わりにニック・プライスを思い浮かべたが体(特に腰)が壊れると判断したので伊沢利光のスウィングをイメージした。

 いつもよりだいぶ速いバックスウィング、そしてすかさず切りかえし。やはりうまく当たらない。あっ、右手を忘れていた!親指と人差し指を持ち直して、再度チャレンジ。

 「バキッ!」

 ドライバーから放たれたボールはすさまじい勢いで飛び出し、250ヤード地点に着地した(実話)。驚きである。打った本人が一番驚きである。驚いてびっくらこいてホイ!である。悟空の大冒険(手塚治虫)である。

 そう、ゆっくりしたバックスウィングは、例えればボウガンをゆっくり引き絞るようなもので、正確性はあってもそれを支える筋力が必要なのではないか?勢いをつけてクラブを上げてしまえば、運動量は増加してもトップで支える力はより少なくて済む、てぇー寸法だ。つまり、寝たきり老人2人分ぐらいの脚力しかない私にとっては、すばやくバックスウィングする方が理に適っていたのだ(もしこれが正しいとしたら、今までの苦労は・・・)。

 しかも、ゆっくり上げるよりはるかに切り返しのタイミングを掴みやすい。切り返しの溜めが一瞬で済むから、頭で考えなくて済む。即ち、体が勝手にタイミングを取ってくれる!イコール、無意識に下半身始動ができるのだ。で、キャリーで250ヤード。嘘のようだが本当である。

 10球ほど(方向性はさておき)250ヤードドライブを放ち、悦に入った私は感動で打ち震えたのであった。これが私の望んでいた事だ!またもや野望に一歩近づいた!ぬはははは!

 しかし、こうして1日目にして2つもすごい発見をしやがった俺って、スーパーカッコイイですか?

本日の体重・・・66.3kg(最近やばいです)

2003/9/22(48828hit) 練習強化週間・3日目


 えっ、3日目?2日目は?強化週間というからには、もちろん毎日行ってるんでしょ?という声が聞こえてきそうだが、実は初日に張り切りすぎて左足太ももの裏とふくらはぎが痛いの何の。久しぶりの筋肉痛である。腰も少し痛い。というわけで、自粛しました。はい。

 で、日曜日の練習。この日も前回の良いイメージを固めるべく、球を打ち始めたのだが・・・先日ほどいい感じではない。金曜日が100だとしたら、この日は70ぐらい。どうしてこういう発見ってすぐ陳腐になってしまうんだろう?

 球もほとんど右へ飛んで行く。ヘッドスピードが上がる分、もっと捕まえに行かなければいけないのだろう。飛ぶのは飛ぶが30ヤードも右へ行く。これではOBだってば。しかし、捕まえにいこうとするとチーピンが出るし。

 でも、この日の-30の原因は「球から離れすぎて立っ」ていることが原因と判ってからは、まずまず。さらに、投げやりなぐらい手首の力(=腕?)を抜かないと、目指す球が出ない事も判明。

 毎回毎回、同じ事の繰り返しである。しかし、昨日高野さんのウェブを見直していると、マッスルメモリーについての記述を見つけた(詳しくはここ、「パット雑学」を見てください)。

 それによると、筋肉に新しい事を覚えこます為には、少なくとも10,000回の練習が必要、との事である。1日や2日で覚えられるわけがないのだ。

 それにしても、球を打つとしたら1回100球・週2回で1年。長いと考えるべきか、短いと考えるべきか・・・あ、素振りしたらいいのか。素振り1日1,000回で、たった10日だ!なーんだ。楽勝じゃん、と思ったが、私の家及び近辺では素振りができない。

 じゃあ、練習場へ行った時、球を1球打つ毎に10回素振りをすればいいんだ。そうすれば、フルショット50球として550回稼げるし、18回強の練習で10,000回達成である。

 18回。2ヶ月強。今年の12月頃には、すばらしく上手くなっている私がいる。ふふふ。乞ご期待。

本日の体重・・・65.8kg(ポテトチップス食っちまった)

2003/9/23(49050hit) 練習強化週間・4日目


 さて素振りである。10,000回スウィングである。とは言え昨日は夜に仕事の用事があったので昼は昼寝をしなければいけなかった。40過ぎての夜更かし、しかも仕事での夜更かしは堪えますな。

 しかしそれにしても練習強化週間である。夜の仕事(言っておくがホストクラブのバイトとか犯罪組織のパートとかではない)の合間を縫って、素振りする事にしたのである。そう、私には素振り用の練習器具があるではないか。YES、高洲クリニック・・・・じゃなくって、スウィングプロである。

 とりあえず1,000回素振りをしようと思い連続して振り出したが、30回ぐらいでちょっと疲れてきた。いかんもっと疲れないように振ろう。手首と腕の力を抜き、下半身や胴体の大きな筋肉でスウィングするよう気をつける。

 しかしこれで下手を固めてしまえば逆効果だ。そういえば前回の練習では球が捕まらなかったし、フォローでしっかり手首が返るよう気をつけて振ろう。おお、フィニッシュがいい感じだ。

 何とか100回終了。両手上腕の裏側に適度な疲労感がある。普段使わない筋肉だからか?ここは確か上腕三頭筋、腕を伸ばすときに使う筋肉だ。ここにだるさが出るのは悪くなさそうだ(根拠は全くない。ただの推測だ)。

 少し休憩してあと900回軽くこなそうと思ったが、さらに100回素振りをした段階で腕が上がらなくなり、気分が悪くなり、目がぐるぐる回って、42.195km全力疾走した時のように呼吸が苦しくなり、マグニチュード18ぐらいの地震が起こった時と同じぐらい足ががたがたになり、心拍数が360/分を超え、目玉が飛び出しそうになり、脱糞と失禁を繰り返し、2日寝て2日起きる生活を送りそうになったので、この日の素振りを終えたのであった。

 これでまた、一歩野望に近づいた。

本日の体重・・・66.5kg(がちょーん!)

2003/9/24(49215hit) 練習強化週間・5日目


 大阪は今日は雨。明日も降水確率50%である。明日はラウンド日だし、ちょっとブルーが入っているのである。ちなみに長崎は来る日も来る日も、そして今日も雨だったらしい(内山田洋とクールファイブからの情報による)。

 さて、懐メロ(←この言葉も死語か?)の話題はさておき、練習強化週間5日目、つまり火曜日である。この日はちゃんと練習にいってきた。

 とにかく素振りをできるだけきちんとやり、そのイメージが残っているうちにスウィング。しかし、5-6回素振りをして直後に球を打っても全然違うスウィングになるのは相変わらずである。やはり今までのスウィングがリセットされるまでには膨大な回数の練習が必要と言う事だろう。

 しかし、とにかく球が捕まらない。球は目標のはるか右へばかり飛んでいく。しかし、フォローで飛球線左へ振り抜こうとすると今度はアウトサイドからクラブが入り、プルフックになるのだ(涙)。コースでは、当分の間引っ掛けないよう気をつけながら目標の左を向いて打たないと仕方なさそうだ。

 ドライバーは、バックスウィングのテンポを速くしてから変わらず良く飛ぶのだが、タイミングがずれると隣のホールへ飛び出るほどのスライスが頻発する。しかしこれを恐がっていては一生手打ちのままである。スウィング改造なくして上達なし!

 というわけで、当分はOB3個ぐらいは許容範囲にしよう。目標スコアは普段より6多い90である。90を切れたら良し、でいいですか?いいですね、はい。

本日の体重・・・65.7kg(何故かおやつが家にたくさんある・・)

2003/9/26(49737hit) 悶々の日々


 え、昨日の成績?それがね、大阪は昨日朝から大雨警報なんかが出やがってね、土砂降りだったの。いくらごるふ馬鹿の私でも、警報が出てるときにごるふへ行くほどの根性はなかったわ。でね、昼まで不貞寝してね、だらだらと過ごしたのよ。

 で、昼から小降りになってきたので、せめてハーフプレーだけでもしようと思って電話をかけたら、「今日は薄暮プレー誰も申し込みありません」と言われちゃったの。一人で回るわけに行かないじゃない(○は当然雨のラウンドを嫌がったの)。そうよー。泣く泣く諦めたわよ。

 でも、腹にたまった悶々がおさまらなくて、練習強化週間を1日延長してきたわ。湿度99%の中、150球も打ってきたわよ。でも、イライラしながら打ったせいか、首を痛めちゃったわ。

 だから、雨なんて、大っ嫌いよ!!

本日の体重・・・65.8kg(やばいやばいやばいやばい)

2003/9/27(49931hit) 59


 12アンダー、59。倉本昌弘プロが、2003アコムインターナショナル初日で世界記録(タイ)を達成した。ちなみにUSPGAツアーではデュバルが(非公式には丸ちゃんも)達成しているが、日本ツアーの公式記録としては初めてらしい。

 18ホールで12バーディーだから、パーが6つだけ。しかも、前半で30(パー4つ)、後半で29(パー2つ)と後半踏ん張っての大記録達成である。すごい精神力だ。

 本人がインタビューで述べていた通り、パターを変えてそれが入りまくったらしい。やはりプロにとっては「Putt is money」なのである。前半11パット、後半10パットで2パットがわずか3回、バーディーパットを決めたのが15回中12回、つまりバーディーパットの8割を決めたことになる。もともと爆発力のあるプロだったが、ここまでバーディーが来ると本人も驚きだったろう。

 倉本プロは身長164cmと大きくはないが、スケールの大きなごるふで「ポパイ」と呼ばれているのはご存知の通り。アマチュア時代は4年連続学生チャンピオン、プロ転向の年にいきなり3勝し賞金ランク2位と、その大器ぶりは空前絶後といっても良い。こう言っては失礼だが、今の星野や宮里とは桁違いの強さだったのだ。

 3年前に心臓の手術を受けた事もあり、この快挙は同じような境遇の人に対して大きな励みになるに違いない。そう、プロフェッショナルとはこのように多くの人に夢と希望を与える事ができる、すばらしい仕事なのだ。自分の成績だけで精一杯という似非プロは倉本プロの作ったターフでも煎じて飲むべきだろう。

 このトーナメント、アドバンテージを生かして是非とも8年ぶりの優勝を目指していただきたい。ひょっとしたら、ジャンボのように第二次黄金時代を築くかもしれない。まだ48歳である。

 いやあ、あやかりたいあやかりたい。

本日の体重・・・66.2kg(いかんいかんいかんいかん)

2003/9/28(50072hit) 誰の為のウェブなの?


 50,000hit多謝。しかし今日は怒りの日記である。

 今回に始まった話ではないが、今週行われているこのアコムインターナショナル、私は例によって日本ゴルフツアー機構のHP数十分おきに更新される速報をチェックしていた。

 テレビ放映は16時からで、しかも1時間15分しかなく、さらに私の住んでいる地方では非常に映りが悪いテレビ大阪系列だから、速報を楽しみにしていたわけだ。

 すると、その更新はなぜか途中で止まってしまった。そして、そこには「この後の結果はテレビ放送でお楽しみ(ご確認?)ください」との文字が・・・

 馬鹿じゃないの?

 つまり、ここから先を速報で流してしまうとみんながテレビを見てくれないから、そうしたらスポンサー様がお怒りになりますので、お前らにはネットで結果を教えたりしないもんね。知ってるけどこれ以上更新しないもんね。お金を出してくれるスポンサー様の方がお前ら一般のファンよりも100万倍も1億倍も大切だもんね。そういう訳である。

 阿呆か。

 結果がわかろうが中継を見るやつは見るし、テレビを見られない人間もいるからこその速報じゃないのか?何の為の、誰の為のウェブ?JGTが気を利かせたのかスポンサーが命令したのか知らないけれど、何と

 ケツの穴の狭い事!

 そんな閉鎖的かつ自己中心的かつ利己的な事ばっかりやってるから日本のごるふ業界は良くならないんだよ!もう、呆れて開いた口がふさがらない。すごく悲しい気分。情けなさを通り越して無気力になってくる。

 そんなにスポンサー(=お金)が大事なら、全国のごるふぁー1000万人から年間1000円会費を取って、その100億円で運営すりゃいいじゃん。ごるふコースで訳のわからん諸経費を取るぐらいなら、それを廃止して、ツアー機構とごるふ場が提携して、ツアー運営費として1ラウンド100円徴収したら良いだけの話。で、10回ラウンドしたらトーナメント観戦チケットを配るとか。それくらいの頭働かせろよ(←このアイデア、私に無断で使っていいから実現させなさい)。

 関係者に嫌われてもJGTに睨まれても読者に愛想をつかされてもいい。あんまり腹立ったんで、はっきり言っておく。

 お前ら、自分らの利益以外の事ちょっとは考えろ!

 国民を無視して利権のために仕事している政治家や消費者でなく会社や上司のために働いてる大企業やプロ野球を私物化してる某球団の某オーナーとまるっきり同じじゃないか。そういうのを

 矮小な人格

 と言うんだ。わかったか。

本日の体重・・・66.9kg(今日は服が1枚多いのだ)

2003/9/29(50194hit) 倉本昌弘の優勝


 ★アコム・インターナショナルで倉本昌弘が8年ぶりの優勝をした。48歳での快挙である。(めでたい。すばらしい。心から拍手を送りたい)

 ★最終日を4打差リードで迎えたものの、ダブルボギーを含む2オーバーと苦しいラウンドで、65でホールアウトした宮本勝昌や3つ伸ばしたジャンボと並ばれ、結局3人でのプレーオフに。(初日に12アンダーを出しておいて負けたら想像を絶する悔しさだったろうなあ・・・)

 ★しかしプレーオフ最初のホールは今日1番難しい18番。宮本はティーショットを曲げ、脱落。倉本は「完璧な球が打てた」と振り返ったとおり、ピン横3mにオンさせる。ギャラリーからは大歓声。(これぞ精神力と練習の賜物。不可能を可能にする、また観客の期待に120%の力で応える、さすがプロフェッショナル)

 ★一方ジャンボはその歓声を聞き、倉本のボールが「OKバーディーの位置についた」と思い、番手を一つ落としてバンカーを越えてすぐのピンをデッドに狙う作戦に切り替えた。(やはりマッチプレーに近いサドンデスでは、攻め方も考え方も全然違うんだなあ、と感心)

 ★しかし、その作戦が裏目に出て、ボールは無常にもそのバンカーへ。アプローチも寄らず、2パットのボギーとなる。(この大会、ジャンボは完璧なヒール役だった。これほどヒールが似合うプロはそうそういない。しかし、ここ一番でベストショットを打てないあたりが、ジャンボの衰えか。一抹の寂しさを感じる)

 ★倉本は3mを慎重に2パットで沈め、その瞬間彼の8年間にわたる戦いに終止符が打たれた。(こりゃもう感動モノですな。ぜひともライブで、いや生で見たかった)

 ★優勝インタビューでは、ギャラリーの声援に感謝し、支えてくれた仲間に感謝し、そして神様に感謝していた。さすがである。(「自分の良いプレーを見てもらえて嬉しいです」という類の間抜けな優勝インタビューしかできないプロが多い中で、感謝の気持ちを忘れないインタビューは聞いていて本当に気持ちよかった。倉本がクリスチャンかどうかはわからないが、心臓の手術を経て、ごるふが再びできる幸せ、そして再び優勝できたことで自然と「神様」という言葉が出たのだろう。人間、やはり感謝の気持ちを忘れてはいけないのだなあ)

 ★それにしても、優勝インタビューぐらい最初から最後まで編集しないで流せよ。それに、宮里優作ばっかりひいきして放映するのは止せ。「優勝して当然」みたいな先入観でアナウンスするな。そんな事は本人の為にもならない。最後に追い上げた林根基(台湾)や優勝争いをしていたリチャード・リー(ニュージーランド)やP.マークセン(タイ)をもっと写してやれ!(ニューヒーローはマスコミに作られるものではない。自然と生まれるものなのだ)

本日の体重・・・66.5kg(今日は服が少ないのに・・・)

2003/9/30(50469hit) 宮里藍の優勝


 倉本が優勝したまさにその週、宮城県ではダンロップ女子オープンが開催され、女子のプロトーナメントで30年ぶりにアマチュアである宮里藍が優勝した。すでにプロである兄2人がのんびりしているうちにアマチュアの妹が先に勝っちゃったわけである。兄2人は喜びながらも心の中で苦笑いをした事だろう、って奇抜な表現だな。

 3人兄弟の中で、彼女が飛びぬけて才能にあふれているというわけではないだろう。仮にそうだとしても、優作とは5歳、聖志とは8歳離れている。兄たちにはそれだけ経験を積む時間があったはずだ。大学時代を含めると、2人とも恐らく100以上の試合に出ているはずである。

 では優作でも聖志でもなく、藍が優勝したのはなぜか?

 ○は、日本の女子ツアーの層の薄さを挙げた。確かに男子に比べて競技人口も少なく、規模も小さい。男子よりはプロとアマの差も小さいだろう。

 さらに、藍のように4歳の時から本格的にごるふを始めたという女子プロは少ない。女子プロの多くが高校や大学からのスタートではないか?塩谷育代は18歳から、天沼知恵子は16歳から、不動裕理・服部道子は11歳から、福嶋晃子でさえ10歳からのスタートである。

 しかも父親はサンタクロース・・・(それは「恋人は〜」だってば!byユーミン)ではなく、プロのコーチである。もう一つ付け加えるなら、1年中割安でごるふができる沖縄出身である。

 このように、環境が非常に有利に働いたと言える。もちろん、本人の努力と才能あっての話であるから、それを無視するわけには行かない。すばらしい快挙である。

 しかし、いくら環境が整っていても、いくら本人に才能があっても、いくら土俵が小さくても、簡単には勝てないのがごるふ。そう、最終ホールで2mのウイニングパットを沈める事ができる精神的なタフさがないとどんなに強くても才能の持ち腐れである。

 そういう点では、やはり男より女のほうが強いと感じるのは私だけだろうか?現に、こういう書き方をすれば失礼だが、優作は今週上がり3ホールを全てボギーとし、優勝戦線から脱落したではないか。

 さらに、インタビューでは「この優勝が終わりではない。これからが大事」とさらなる肝の太さを感じさせるコメントをしていた。まさに大器といえよう。

 結論。げに恐ろしきはおなごなりけり、と言えよう。

本日の体重・・・66.6kg(今日は長袖と言えよう)



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