日記45

2003年8月1日〜13日

2003/8/1(40170hit) 自分史上最高のラウンド

7/31・きさいちCC・梅松(Bグリーン)・曇時々晴
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 4 5 3 5 4 5 3 4 5 38 5 3 4 5 4 3 5 5 5 39 77
topics         *1   *2     *3               *4    
putt 2 2 2 2 2 2 1 1 1 15 2 2 1 2 2 2 2 1 2 16 31

*1・・・SWの寄せを2回連続失敗。トホホ1

*2・・・セカンドが木をかすめるもエッジまで届き、何とか寄せワン

*3・・・ティーショットが右のOB杭の1m横で止まる

*4・・・ティーショットが右のOB杭の1m横で止まる


項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
6ボギー
77
(+6)
90.4
平均パット数
Putting average
1.722
(31)
1.974
(35.54)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0
(0/18)
2.0
(0.35/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
66.7
(12/18)
31.7
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
100.0
(18/18)
73.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
25.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
100.0
(18/18)
78.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
66.8
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
220.0 205.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50.0
(5/10)
29.3
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
70.8 70.9
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
100.0 64.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
83.3 57.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
64.3 66.1


 今日は一言だけ。

ぼくの今の気持ち↓

(so-netのサーバダウンで水を差されちまったぜ!ちくしょう)


本日の体重・・・64.7kg(京料理を食べに行った)

2003/8/2(40221hit) 好調の理由(1)


 前回の30000hitから2ヶ月少々で40000hitを達成した。改めて皆様に感謝したい。読者の皆様、ありがとうございます。<m(__)m>

 それにしても急激なスピードアップである。実は、7月1日に高野さんのウェブに「その日」を載せて頂いてから、1日100hitそこそこだったのが倍増したのである。そのお陰であるといえよう。人間、やはり一人では生きてい〜けな〜いも〜のだ〜か〜ら(by 中村雅俊)。

 歌を唄っている場合ではない。今日は張り切って前回のラウンドを振り返り、ばらばらに分解し、さらに原型がわからなくなるまで粉々にし、足で踏み潰し、シュレッダーにかけ、木槌で平たく伸ばし、フードプロセッサーにかけて液状にし、さらにふきんで漉し、エッセンスを抽出しようと思う。

 しかし、そこまでしてやっと出てきたエッセンスが99%まで「ラッキー」だったので、困った私はガクスロマトグラフィにかけて残りの1%を調べたのだが、そのほとんどが「結果オーライ」で、あとの0.01%は分析不能だった。で、最終的にその痕跡をスプリング8へ持って行き、X線解析を行う事でやっと原因を探る事ができたのでここに報告する・・って、前説長すぎ

 以下、今まで書いた事と重複する部分も多いが、自分の為だと割り切って・・

 1、ドライバーでOBをしない

  ドライバーは思い切って振り抜くほうがやはり結果が良いようだ。左ひざに気をつければ、そんなに力まず振れるし。「フェアウェイへ残そう」と考えて中途半端なスウィングをすると、逆に大きく曲がってしまう。松の1番、9番はまさにそうであった。思い切って振ってOBならまだ諦めもつくし。

 ただ、左右OBとか狭いホールはどうするかというと、バフィーやアイアンでティーショットしてもいいのだが、実は今回、ある方法を練習し、その成果が出たのだ。個人差もあるし、若干の練習も必要だがなかなかいい方法なのでお勧めする。中島常幸プロや倉本昌弘プロが某番組で言っていたのだが、ティーを若干低く(5mm〜10mm)してレベルに振る(フェアウェイウッドのつもり)意識でティーショットすると、曲がりが少なく、大きな怪我をしないような気がする(当社比)。

 あっ、いかん。仕事をせねば(続く)。
 

本日の体重・・・64.6kg(100gづつしか減らん)

2003/8/3(40344hit) 好調の理由(2)


 多くの皆様からお祝いの書き込みをいただき、嬉しいのである。「愛恵のお父さん」さん、チャーさん、ruikoさん、高野さん、Dream<80さん、そしてとんきちさん、ありがとうございました。

 さて、改めて好調な理由を・・・聞いてね、お願いだから。またまた例によって「またこの話か・・」なんていう理由も出てくるが、だって(私にとって)本物の「目から鱗」なんだもん。では、どうかご笑納ください・・ってお中元じゃないってば。

 2、イメージってホントに大事だ!

 不安ばかり先立ち、全然当たる気がしない、そして事実全然当たらないフェアウェイからのアイアン。考えすぎ、萎縮し、あるいは力みすぎて3回に1回はトップするアイアン。そんな私であるが、何故かティーショットのアイアンはまともに打てる確率が高い。

 もちろんティーアップしているから打ちやすいのは当然なのだが、これを逆手に取ってみたのだ。つまり、こうだ。

 「フェアウェイのこのボール、実際には結構芝で浮いてるもんや。ちゅーことは、低ぅティーアップしてるんとおんなじやんか!ほな、まるっきしティーショットのつもりで打ったらエエんチャうん?」

 すると・・・これがもうバッチリ!ドッキリ!はっきり!くっきり!なのだ。体は自然に回り、リラックスでき、そして楽に振りぬく事ができる。今頃になって、やっとこんな単純な事に気づくなんて自分のアホさ加減に呆れたりする一方、ごるふはやはりメンタル面が最も重要である、と再認識したのであった。


 3、左ひざがスウィング軸の要

 これは私の場合だけかもしれないが、そして何度も何度も何度も書いているが、アドレスからフォロースルーまで左ひざの角度をできるだけキープする事でスウィングの安定感は抜群に増した。ビデオで確認すると、やはりスウィング軸がブレなくなっているようだ。特に長いクラブでその効果が顕著で、ドライバーとFWのファインショット率にはっきりと出ている。

 今後の課題は腰くいっと右ひざの左ひざへの押し込みであろう。


 4、5分でもいいからパットを練習しよう

 朝の5分、昼休みの10分だけでも練習グリーンでボールを転がす。それだけで、私の場合は確実に2ストロークは得するようになったと思う。

 練習グリーン上では、15m・10m・5mの距離感合わせと、1mの真っ直ぐを反復練習する。前者は目で見た第一印象のまま実際に打ってみて、そのギャップを埋めるため。そして後者はとにかく芯に当て、真っ直ぐ転がす練習である。

 私はボールにline-a-puttで線を引いているので、その線をラインに合わせて置いた場合、芯を真っ直ぐ打てればその線がヨレずに真っ直ぐ転がっていくのが確認できる。そうなるまで、注意深く1mを打ち続ける。もちろん距離の事は一切考えない。

 この練習をたった5分するだけで、短いパットの不安感がだいぶなくなった私である(いつまで続くか判らないが)。


 という事でそれではまた明日。ご機嫌なhiroがお送りしました(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;ってしつこい、ちゅーねん。
 

本日の体重・・・64.8kg(ううう・・夏太り)

2003/8/4(40430hit) アイフルカップ


 本日もYAZさん、だるまさんから祝福の言葉が届いた。ありがとうございます。なんか、トーナメントで優勝したような気分になってきましたです。(^^;

 トーナメントといえば、昨日まで行われていたアイフルカップ。手嶋多一宮本勝昌というビッグネームと、今期絶好調で初優勝を狙う平塚哲二、この3人のデッドヒートとなり、最終ホールまで緊迫した良い試合を見せてくれた。で、インタビュー記事を読んで印象に残った事をいくつか。

 改めてすごいと思ったのは、何度も優勝している手嶋や宮本という一流プロでさえ、優勝のかかったパットは「どう打てばいいのか判らない(手嶋)」、「どうやってバックストロークしたかわからない(宮本)」ぐらいのプレッシャーがかかる、という事実である。また逆に、そこまでプレッシャーがかかっても、スーパーショットが打てる、というのも面白い。パットとまるで正反対なのね。

 普通に考えれば、体を大きく動かす普通のショットのほうがプレッシャーがかかってとんでもないミスをしそうな気がするが、それはトホホの浅知恵で、実際には微妙なタッチを要求されるパットの方がメンタルの影響が大きいのだ。「パットは勇気」とはよく言ったものである。

 しかし、ショットといいパットといい、そんな中でもいいストロークができるというのが一流の証であり、経験なのであろう。

 これとは対照的に、初優勝を目前にした平塚は、最終ホールのショット・パットとも精彩を欠き、惜しくもプレーオフに残れなかった。陳腐な表現だが「優勝の味を知っている」かそうでないかの経験の差が如実に現れたのだろう(・・・ホントに陳腐だな)。

 一流プロでさえ緊張するのだから、例えトーナメントとお遊びのラウンドでは全然違うと言えど、我々が「これを入れれば30台だ・・」とか「ベスト更新だ」とか思った時、とんでもないミスをするのは当然のような気もする。プロが初優勝するときのように、「このチャンスを逃せば次はいつになるか・・」というスケベ心でがんじがらめになるのだろう。

 アマチュアなら(ましてやトホホな私なら)それも当然、と受け入れるしかないのだろう。というか、受け入れたところでミスすることには変わりないし、ミスしたらしたで悔しいんだけどね・・・って、それは全然「受け入れ」てないって事じゃん>俺。

本日の体重・・・65.2kg(ご馳走を頂いてきたのだ)

2003/8/5(40659hit) 聞いたことない


 同じくアイフルカップでのお話。

 テレビ東京系列でこのトーナメントは放映されていのたが、アナウンサーがこのアイフルカップの歴史を紹介する際、ちょっと気になる事を言っていた。そう書けば、「ああ、あれか・・」と思われた方も多いだろう。

 今年で6回目と、まだまだ歴史の浅い大会ではある。アイフルといういわゆる「貸金屋」がスポンサーになっているという事でもあり、イメージアップを図りたい気持ちもわかる。さらに、歴代の優勝者が、この大会に勝ったシーズン以降活躍しているのも、まあ事実である。

 しかし、だからといって、この大会に勝つ事、あるいは勝って有名になる事を




「アイフル伝説」




と言い切ってしまうのは・・・・・

 ちょっと大袈裟というか、言い過ぎというか、聞いているほうが恥ずかしいというか、微笑ましいと言うか、nの数少なすぎというか・・・そんな気がするんですけど・・・・・

 それにそもそも、そんな伝説、私聞いた事もないんすけど。

本日の体重・・・64.9kg(夏痩せしたい)

  2003/8/6(40881hit) 月曜日、最高気温34度の中・・・


 練習に行ってきた。むふふふふ。いい感じである。

 苦節30年、ようやく私もダイアの原石を掘り当てたようである(と思い込んでいる)。この原石を発見してから、ヘッドを走らせる感覚、軸がぶれない実感、力を抜いてスウィングする感触、振り抜くイメージ、下半身始動のタイミング、素振り通り振るコツまでをもモノにしつつあるのが自覚できる(ような気になっている)。間違いなく本物の「目から鱗」である(と祈りたい)。

 さらに、腰の調子も良く、髪の毛がふさふさ生えてきて、○も優しく、宝くじにも当たり、彼女ができ、仕事で思いがけない商談がまとまり、床下から小判の入った壷が見つかり、身長も18cm伸び、体重も9kg減った。全てトルマリンブレスレットこの発見のお陰である。

 しかし気になる事が一つ。最近、アイアンが重く感じるのだ。特に根をつめて練習したり、ラウンド後半になると、ミドルアイアンなどを持ったときに「重いなあ」と思う。体力が落ちてきているのだろうか?

 運動らしい運動を生まれてこのかたしなかったツケが回ってきているのだろうか。この調子だと、3年後にはシニア用クラブに換えなければいけないかもしれない。さらに、9年後にはレディス用クラブに換え、18年後にはジュニア用クラブに換え、36年後には幼児用クラブに換え、72年後には新生児用クラブに換え、そして144年後には死んでいるかもしれない。

 恐ろしいことである。

本日の体重・・・65.2kg(のーこめんと)

2003/8/8(41228hit) パーの法則

8/7・きさいちCC・梅松(Bグリーン)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 71
score 4 4 6 6 3 5 5 5 4 42 4 4 3 6 3 5 3 7 6 41 83
+3
topics *1   *2     *3               *4       *5 *6    
putt 2 1 2 2 1 3 2 2 2 17 2 2 1 2 1 2 2 2 3 16 31

*1・・・セカンドのAWがどトップするもバンカーを通り抜け、ナイスオン。結果オーライの極み。トホホ1

*2・・・セカンドが大オーバー。左足下がりのラフから下りのアプローチ、上手く打てたものの転がってグリーンオーバー。そこから寄らず入らずで素ダボ。手前から攻めなければ。トホホ2

*3・・・6アイアンのティーショットが大オーバー。セカンドで上手くのせるも、下りを打ち切れず3パット。トホホ3

*4・・・ドライバー引っ掛け。セカンドまあまあ。3打目、40ヤードの寄せでショートして乗らず。またもや寄らず入らずでダボ。トホホ4

*5・・・ティーショットまあまあ。木越えのセカンド(9アイアン)で初心者のようなトップスライスでOB。打ち直しも乗らず。いい気になってるんちゃうかトリプルでトホホ5

*6・・・最後の最後、1.5mの返しのパット、絶対入れるぞと思ったのに入らなかった。返しは入れろよ。トホホ6


項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディー
5ボギー
3ダボ
1トリ
83
(+12)
90.2
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
1.972
(35.49)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
2.3
(0.41/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
50.0
(9/18)
32.3
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8
(14/18)
73.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
50.0
(9/18)
26.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
78.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
66.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
218.2 205.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
37.5
(3/8)
29.5
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
75.0 71.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 64.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
70.6 58.3
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
63.3 66.1


 いやあ、昨日は暑かった。1ラウンドで2リットルのアクエリアスを飲み切ったぐらい暑かった。

 その暑い中ご一緒したのは、以前からメールをいただいたりして顔見知りだったA先生と、研修会でバリバリと(?)がんばっておられる女性のHさん。○は体調不良で今回も休みである(鬼の霍乱などとは露ほども思っていない事をはっきり言っておく)。

 A先生はご近所の内科の先生。市の医師会の会長をなさっておられる。私の父よりも年上であるが、ドライバーは230ヤードかっ飛ばし、寄せは何度もOKへ付けてこられる。それもそのはず、HDCPが6。私など足元にも及ばないような巧者なのである。やはり上手い方とご一緒すると勉強になる。

 対するHさん、我々と同じく白ティから回ったのでパーオンこそ少なかったものの、殆どフェアウェイを外さない。しかもグリーンまでフェアウェイセンターを真っ直ぐ進んでいく。まさにフェアウェイの王女(?)と言えよう。さらに、100m以内の寄せもグリーンを外すことがほとんど無く、しかもパットをいつも最後に打っていたぐらいそのショットは正確である。ごるふは力ではない。

 さて私であるが、内容は悪かった。上のように、トホホが6つもあった。そのどれも、もう少し注意するか攻め方を考えれば防げたかもしれないもので、ちょっと悔しい気はした。

 しかし、12オーバーだったら上出来中の上出来だろう。今回は特にアイアンが良かった。パーオン率50%のごるふの、なんと楽な事か。ドライバーで多少ミスヒットしても、アイアンでリカバリーできると、パーは十分狙えるものなのだという事を改めて思い知らされた。


 パーの法則1 ドライバーはOBじゃなければ良い。アイアンこそ全て。

  (↑これ、面白そうなのでつづく)

本日の体重・・・64.6kg(ちょっと立て直そう)

2003/8/9(41424hit) 本当かどうか怪しいパーの法則の続き(2)


 昨日唐突に思いついたパーの法則の続きである。思いがけず大作になってしまった。

 さて、「パー」といっても、「じゃんけん」や「明石屋さんま」とはもちろん何の関係ない。ごるふの「Par」の事である。Parを取るためには何が必要か。逆に、何が必要でないか。それを考えてみようというのが趣旨である。

 ただし断っておくが、この法則は平均スコアが90〜100の人、白(又は赤)ティーから回る人、パーが取れたら嬉しい人、練習場では良い球が出るのにコースではそれが再現できない人向けであり、平均スコアが85以上の人、青ティーから回る人、バーディーが取れないと嬉しくない人、シングルな人には関係がない(というかすでに知っているであろう)という事をご了解いただきたい。


 まずは昨日のおさらいから。

 パーの法則1 ドライバーはOBじゃなければ良い。アイアンこそ全て。

 手元にスコアカードがあれば、それをご覧いただきたい。白(レギュラー)ティで、トータルの距離は何ヤードになるだろうか?恐らく、長くても6500ヤード程度のはずだ。赤(レディス)ティーからだと、15%ぐらいの減になると思う。

 一般的には、白ティからのヤーデージは6000〜6500ヤードと言われている。さて、この場合、パー4はどれくらいの長さになるか。この疑問に答えるべく、一般的なゴルフ場でのパー4がどの程度のヤーデージになるのか調べてみた。

コース ヤーデージ
(レギュラーティ)
ヤーデージ
(レディスティ)
パー4の平均
ヤーデージ
レディスティからの
パー4の平均
ヤーデージ
きさいちCC
(松竹・Aグリーン)
6396y 5576y 358.7y 314.7y
わかさCC
(すいげつ・すが)
6390y 371.7y
瀬田GC
(西コース)
6256y 5500y 362.7y 317.0y
加茂CC
(東コース・ベント)
6076y 353.8y
交野CC 6264y 366.7y
日本原CC
(瀬戸コース)
6430y 5358y 364.8y 316.3y
KapoleiGC
(オアフ)
6136y 5490y 354.5y 315.1y
平均値 6278y 5481y 361.8y 315.8y


 結構バラつきがなく、きれいな数字が出たと思う。本当なら全国規模でもっと多くのゴルフ場の平均を出したいところだが、いくら台風とはいえ私も暇ではないので勘弁してもらおう(こんな表を作るなんて、十分暇ぢゃん、という声が聞こえたような気がする)。で、パー4の平均ヤーデージは、レギュラーティから361.8ヤード、レディスティから315.8ヤードという数字が出た

 もちろん、ドッグレッグ、打ち上げ打ち下ろし、フェアウェイの幅、ハザードのあるなしで難易度は変化するわけだから、距離だけで一概にコースを語る事はできないが、ここでは難易度ではなくヤーデージだけを考え、ティーショットでドライバーを使えると仮定して話を進める。

 もし、ドライバーが220ヤード飛ぶとすれば、残りの距離は141.8ヤード。8アイアンの距離である。200ヤードしか飛ばなくても161.8ヤード、6アイアンであろうか。250ヤード飛ばそうものなら、残りはウエッジで十分である。

 つまり、この事から、6アイアン以上がそこそこ打てれば、ドライバーはOBしなくて、200ヤードほど飛べば十分という結論が導き出されるわけだ。

 もちろん飛べば飛ぶほどパーオンの確率は高くなるわけだから、飛ばす事にエネルギーを費やすのも否定はしない。どうしてもミドルアイアンが苦手、という人なら220ヤードをコンスタントに打てるよう努力するのも悪くないだろう。

 ただ、ドライバーの飛距離を200ヤードから220ヤードに(あるいは220ヤードから250ヤードに)伸ばす事と、5アイアンを7アイアン並に打てるようにする事と、どちらが確実でリスクが低いだろうか?特に、スウィングが固まりつつあるベテランごるふぁーで、ドライバーの飛距離をOBになる確率を上げないで20ヤード伸ばすというのは至難の業ではないかと思うのだ。

 次に女性の場合であるが、男性より多少きびしいと言えるかもしれない。ティーショットを180ヤード飛ばしても残りは135.8ヤードで、6-7アイアンが必要になる。150ヤードだと残りは165.8ヤード、ユーティリティかFWだろう。

 つまり、ティーショットを180ヤード以上飛ばすか、FWの腕を磨くかのどちらかになる。一般的には、FW(又はユーティリティ)を選択する事になるだろう。と言うわけで、女性はドライバーよりもFW(又はユーティリティ)がパーを取る最重要クラブになる。


 そう、全てはパーオンの為なのである。パーオンする為には、ティーショットなんてどうでもいいのだ。我々が普段ラウンドする、白(赤)ティからのラウンドだと、男性は6-7アイアン、女性はFWかユーティリティをたくさんたくさんたくさん練習すれば、きっと道は開けるであろう。

 ただし、この法則の大前提は、「グリーン上のどこからでも2パットで沈める」である。パーオンした時のパット数が2.1程度、あるいは1ラウンドの3パットの数が1-2個でなければ、この法則は根底から覆される事になる。

 少なくともミドル〜ロングパットの距離感合わせと1mのパットを9割沈められる力は必要だろう(←最近ちょっと調子が良いからといって、ちょっと偉そうだぞ俺。イイ気になってたら、後で笑われるぞ俺。)。

 ちなみに、私の場合、パーオンした時のパット数は・・・・


(心理描写)


(懲りずに続く)

本日の体重・・・64.5kg(頑張ってます)

2003/8/10(41509hit) 胡散臭さ漂うパーの法則(3)


 さて、すでに期待外れの感が漂うパーの法則、その2である。

 パーの法則その2 寄せを磨くかパットを磨くか

 さて、法則その1で2オンするのはあくまで理想というか机上の空論であって、アベレージクラスの我々は実際には3回に2回はグリーンを外すわけだ(えっ、お前と一緒にするな、ですって? そういう人はレベルが高すぎるのでもう読まなくてよろしい)。

 その場合、極端なミスをしなければ3打目はグリーンまで残り30ヤード圏内にはあると思うが、ここではグリーンのごく近く、エッジ近辺からの10ヤード〜20ヤード程度のアプローチを考える(それ以外の場合は後述する)。

 結論から書くと、絶対にワンパット圏内に寄せる必要はないのだ、実は(ただし、条件付き*であるが)。ここで何が何でも「寄せワン」と思ってしまうと、私の場合、大ミス(チャックリやトップ)をしてしまう可能性が高いので、小ミス(多少のダフリ、2m程度の上下左右へのずれ)なら良しとするのである。そして、この2mを確実に入れるのだ。

 もちろん、「確実に入れる」と書いても実際には入るもんじゃない。プロでも2mを入れる確率は5割と聞く。であるから、少しでも入りやすいよう、アプローチする段階で保険をかけるのである。

 タップインの位置へ10回中5回以上寄せられる人にはこの保険は全く不要だが、10mから1m以内に寄せられる確率が5割程度なら、100回中1回のチップインや10回中1回の「お先」を狙うよりも保険をかけたほうが総ストローク数は減り、パーの数は増えるはずだ。

 さて保険とは何か。それは、「2mのパットが残ったときに入れやすい位置へボールを持っていく」事である。具体的には、

 ○上りか下りの真っ直ぐを残し、間違ってもホールの横には付けない(大原則)
 ○他人のラインが参考になる方に残す
 ○ゆるい下りはオーバー目に、強い下りはダフっても良いが絶対トップしない
 ○上りは真っ直ぐ強めに(ショートしやすい)


 自分で書いていてあまりのセコさと当たり前さに嫌気が指すが、さらに「そんなこと考えて出来たら苦労せえへんわい!」という叫びも聞こえてきそうだが、わかっていて意識して努力するのと、どうせできないと放棄してしまうのとでは、やはり「チリも積もれば1ストローク」と思うのだ。それに、こういうことを考えてごるふをするほうが、やみくもに100回に1回のチップインを狙うより楽しいではないか。


 ただしこの方法でパーを取る為には、2mの簡単なラインの(或いはラインが読めている)パットをある程度の確率で入れる、という事が大前提(*)である。それができない(したくない、練習する時間がない、パッティングが嫌い)場合は・・・・アプローチの腕を磨きましょう。10mから、10回中5回は50cmに付けれるようになれば、パーは高い確率で取れるようになるであろう。

 でも、個人的には2mをそこそこ真っ直ぐ打てるようになるほうが早いし楽だと思うのだ。アプローチはライやグリーンの早さなど、不確定要素も多いし。

 さて、2mのパットか、10mのアプローチか、貴方ならどっち?

本日の体重・・・・65.0kg(・・・・・??)

2003/8/11(41615hit) 大山鳴動して鼠一匹的パーの法則(4)


 やはり思いつきで始めた企画はダメだわ、っていうか、こんなしょーもない内容で期待を持たせてとんきちさんすいません、っていうか、皆様方にはあと1日だけ(確約はできないが)お付き合い頂いても宜しゅう御座いますでしょうかそうですかありがとうございますかたじけなく思い候、みたいな。

 パーの法則その3 潔くパーをあきらめる

 何だと!パーの法則でパーをあきらめろとはどういう了見だ!責任者出て来い!親を呼び出すぞ!先生に言ってやるぞ!警察に電話だ!と出だしから無意味にハイテンションだが、読み終わる頃にはきっと、上司を呼べ!今度やったら親に言うぞ!学級会で言ってやるぞ!町内会長に電話だ!ぐらいにテンションは下がっていると・・・ん?・・・はい。すぐ本題に入ります。はい、もう、今すぐ、ええ。

 パーの法則1および2は、あくまで理想論であり、ごるふは理想通りいかないのが常である。ドライバーでチョロして150ヤードしか飛ばなかった。林の中へ打ち込んだ。ディボットにボールが入った。アイアンショットがグリーン横のバンカーに入った。しかも目玉だ。グリーン奥のひどいライにボールが止まった。3打目で50ヤードのアプローチが残った。

 書いていて思わず情けなくなってくるこういう状況が、時として、いや、しばしばあるのが私であり、アベレージごるふぁーである。しかし、大きなミス(OBや池ポチャなど)で、あきらかにパーが不可能な状況ではなく、小さなミスが2回続いたり中くらいのミスが出たりした結果起こってしまったこういう状況で、あわよくばパーを・・・と思ってしまうのもまた私でありアベレージゴルファーである。

 こういう時、ボギーで上出来と思い、ボギー狙いに切り替えて攻めるほうが良い訳だが、その切り替えの敷居を下げるのだ。そしてその敷居は自分が考える以上に低くするほうが良いと思う。

 例えば私の場合、

 ○ティーショットで200ヤード飛ばなかった
 ○セカンドショットで5アイアン以上の番手が必要
 ○セカンドショットがトラブルショットだ 
 ○サードショットで、20ヤード以上のアプローチが残った
 ○バンカーに入った
 ○160ヤードを超えるパー3
 ○400ヤードを超えるパー4
 ○苦手なパー5


 になると「ボギーで上出来」と最近では考えるようにしている。そうすれば、FWや5アイアンで強引にグリーンを狙ったり、1mしかない木の間を抜いたり、バンカーから50ヤード以上のショットを打ったりする必要がなくなり、ダボやトリプルの率が減る、ような気がする(1ラウンドで2つぐらいかもしれないが)。

 私の場合、「ボギーペースが基本でパーなら嬉しい」レベルのごるふであり、つまりボギーは私にとっての規定打数であるから、「小ミスx2、又は中ミス1」でボギーというのは上出来なのだ。

 さらに、ボギー=規定打数=±0で、次のホールは無理する必要がない。でもダボやトリプルを叩くと、次のホールから+1や+2を取り返そうと考えてパーを無理に取りに行き、さらにダボ地獄にはまっていくのである。

 そう、次のホールから無理せず、気持ちよくパーを取る為に、確実にボギーを狙いに行く。これはネガティブな逃げではなく、ポジティブな攻め方である、と思うような気がすると考えているのですが如何ですか?

 とここまで書いて、昔同じような事を書いたような気がすると思い当たった。そう、この世界中に張り巡らされた電子的ク△の巣の中にある、「#$%&#$%&その日、暫定版」という名称で書いた拙文とほぼ同じ・・・

 2年前と思考パターンが全く変わっていないのか。トホホ。

本日の体重・・・65.0kg(63kg台はどこへ行った?)

2003/8/12(41767hit) 本当に今日で終わりですパーの法則(5)


 すでに呆れ果てている読者を尻目に、今日はまとめに入る。

 パーの法則その4 パーの法則とは、コースマネジメントに他ならない

 そうなのである。結局、耳と耳の間を使え、という事に他ならないのであった。ここで偉そうに言っている私自身、いままで殆ど脊髄反射でしかごるふをしてこなかったので良くわかる。

 自分の得意なショットは何か。得意なクラブは何か。苦手なホールをどう攻めるか。池を避ける為には? 残り250ヤードをどういうクラブで継いでいく? これらの疑問に対し、自分なりの答えを持っているかどうかが、パーへの近道に他ならないと思う。

 もちろん、私のレベルではその答えどおりにラウンドできない事のほうが多い。というか、上手く行くほうが稀といってもいい。思い切ってギャンブルショットを打つこともある。それでも、ホールアウトしたときに「成績が良かった」からではなく、「内容が良かった」という充実感を得られるごるふを目指したいものである。

 成績が悪くても納得できるよう言い訳を書いている気がしないでもないが(事実、「内容良かった」や「内容良かった」というラウンドは数えるほどしかなく、「内容良かった」と言うと負け惜しみのような感もある)、それよりも漫然とホームコースを回り、大好きなごるふに飽きが来てしまう事を私は何よりも恐れる。頭を使ってラウンドするというのは、そうならない為の単なる自己防衛なのかもしれない。

 さて、当たり前の事を長々と書いてきたこのシリーズもとうとう終わりを迎える時がやってきたようだ。最後に、これまで書いた事をお得意の無意味な表にまとめてみよう。ただ、これは私の場合であって、万人にとって正解という訳ではない(ですよね、YAZさん)。さらに、この考え方が正しいか正しくないか、とは誰にも言えず、へぼごるふぁーの一例に過ぎないという事をお断りしておく。

パーを取る為の取捨選択
パターンその1 250ヤード以上の
ドライバーショット
and ウエッジ以上
が得意
パターンその2 220ヤードの
ドライバーショット
and 8アイアン以上
が得意
パターンその3 200ヤードの
ドライバーショット
and 6アイアン以上
が得意
パターンその4 20ヤードの寄せ
が得意
or 2mのパットが
得意
必須項目その1 FW・ユーティリティの習得
(女性の場合)
必須項目その2 積極的なボギー狙い
必須項目その3 パッティングを考えたアプローチ
必須項目その4 ロングパットの距離感

 これにより、計算上はダボが2つ(OBx1、3パットx1)、ボギーが10個(長いパー4x2、ボギー狙いのパー4x4、パー3x2、パー5x2、)、パーが6つで、86で回る事ができるはずである。はずなのだが、現実はやはりそんなに甘くないですか?っていうか、やっぱり机上の空論の極論の馬鹿論ですか?

本日の体重・・・64.8kg(カギは昼食か?)

2003/8/13(41951hit) 日曜日、久しぶりのレッスン


 日曜日、息子を連れて久しぶりに田辺プロのレッスンを受けてきた。


私ではなく息子である。念のため


 明日から田舎へ帰り、父親と一緒にラウンドする予定なのだが、その時息子をコースデビューさせるつもりなのだ。もちろん、まだまだまともに打つこともままならないわけだから、オールティーアップ、飽きればその時点でラウンド終了である。親馬鹿だとお思いの方もいるだろうが、私としては一応親孝行のつもりなのである。

 しかし、子供でも(子供だから、というべきか)やはり遠くへ飛ぶ事が一番楽しいようだ。好き勝手球を打っては、30まで飛んだ、50まで飛んだと大はしゃぎである。このまま、あと1〜2年嫌いにならないよう続けていれば、きっと自発的に取り組むようになってくれるだろう(今はゲームのほうが100倍楽しそうだが)。

 で、私のほうだが・・・「脱力して振れるようになって来た」とお褒めの言葉をいただいた。ショットもそこそこ。ダイヤの原石に最初のカットが入ったわけである。むふふふ。

 ただし、50ヤードのアプローチはイマイチで、左肘を最後まで伸ばす、自然にクラブを下ろして打てるように、というアドバイスをいただく。

 でも、この左肘の曲がりに関しては、この日息子もさんざ注意されていた。親子とは、似なくてよいところまで似てしまうものなのだなあ。

(明日14日から16日まで、3連休となります。ご了承ください。では、良い夏休みを!)

本日の体重・・・65.2kg(「柿の種」は何故あんなに美味いのか)



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