日記40

2003年5月16日〜31日

  2003/5/16(28972hit) 欲求不満


 トップページの写真と壁紙を変えました。結構お洒落っぽいでしょ?

 さて、昨日は瀬田GCで妻と2バッグでラウンドする予定だった。そして、今日はその報告ができるはずだったのだが、妻が腰を少しおかしくしてしまったのでキャンセルすることにした。ああ、これで2週連続おあずけである。まあ、体あってのごるふである。

 せめて私ひとりでいつものきさいちへ行こうと電話をかけたが、生憎1人で入れるところは無いという返事。それなら午後からの薄暮プレーでもと思ったが、雨の中わざわざハーフだけラウンドしたいと思うヤツは私ぐらいらしく、申し込みが全くなかったそうだ。

 という訳で昨日は1日家で過ごす事になった。ああ、今なら73ぐらいで回れるのになあ(希望的観測)。こういう時に限ってラウンドできないとは(不幸な星の下)。で、来週になったらまたクモの糸が自然に切れてたりするんだろうなあ(絶望的観測)。

 話はころっと変わるが、リンク集にも載せているゴルフダイジェスト・オンラインで連載中のコラム、「振り向けばカジュアルウォーター」をご存知だろうか?ご自身のホームページやメールマガジンなども主催しておられるManabu **Springwater** Shimizu氏がお書きになっているのだが、これが辛口で面白い。

 ごるふに対する造詣も深く、私が考えている事や疑問に思っている事を、私と同じような思考パターンで(失礼な書き方だろうか?)、しかも私よりはるかに読みやすい文章で書かれるので、毎回楽しみにしているのだ。

 そこで最近書かれていた話だが、ある協会が発表している「レジャー白書」によると、日本のゴルファーの年間平均ラウンド数は12.1回だそうだ。つまり、月イチごるふぁーが日本人の平均像なのである。この平均がホントに正しいのかについてだが、氏は面白い考察をされているので詳しくは上のリンクをたどっていただきたい。ここでは正しいと仮定して話を進める。

 そこで最初の話にもどる。私はこの平均ラウンド数を読んで知っていたので、2週間ラウンドできないからとぶちぶち文句を言うのは考えてみればかなり贅沢な話かな、と思ったりもしたのだ。かなり恵まれている方であろうから。

 しかし、である。月イチごるふぁーはせめて月2回ラウンドできればなあと願い、月2回ラウンドする人は毎週したいと願い、毎週ラウンドできれば今度は週2回ラウンドしたい、週2回の人は2日に1回、と思うのが多くのごるふぁーの偽らざる本音だと思うのだ。そして、どの頻度のゴルファーも、その不満度や欲求度の強さには変わりないような気もするのだ(ただし、毎日欠かさずラウンドしている人が1日2回ラウンドしたいと思っているかは微妙であるが)。

 というわけで、

あーラウンドしてぇー!

と大声で胸を張って叫ばせていただく事にした。
 

本日の体重・・・65.1kg(アイスクリームの誘惑に負けた)

  2003/5/17(29140hit) 時事評論(毒舌あり)


 りそな銀行が事実上破綻して、国有化が囁かれている今日この頃である。って、うちのメインバンクぢゃん。

 で、1兆円の資金を注入するらしい。ったく、一般庶民が1万円借りても数%の利息を取るくせに、一般庶民から1兆円借りて(注入される公的資金はゼイキンである)利息も無しかよ、お前らは。というか、返す気なんてもともと無いのだ。100歩譲って国有化を許すとしても、経営陣はちゃーんと責任取れ、ちゅーねん。腹立つ。

 腹立つといえばSARS患者の台湾の医師。仮にも医師で、自分が感染している可能性があるかどうかなんて判りそうなものである。しかも、SARS患者を治療後、発熱してたのを下熱剤で抑えながら来日して、西日本にSARSウィルスをまき散らかすだけ巻き散らかして帰っていきやがった。

 まだ公務ややむをえない事情で来日したのなら納得もするが、この26歳の馬鹿医者は休暇でUSJ、京都、姫路、小豆島、高松、淡路島、心斎橋などを回ったらしい。病原菌を何十万人にも撒き散らしながら遊んでいたわけである。ここまで無自覚だと、もう立派な犯罪。核ミサイル発射室で拭き掃除をしていて、うっかりスイッチを拭いている時に力が入って押しちゃった、と言うのと同じである。あるいは、航空機の居眠り運転とか。馬鹿が。
 
 馬鹿といえば白装束集団を追いかけるマスコミ。この集団、昔から存在していたにも関わらず、ニュースになるとわかった途端追い掛け回してオウム扱い。もちろんパナウェーブなんたらに対してもあれだけ周辺に迷惑をかけて居直る厚顔さに憤りを感じるが、それに金魚のフンの如くついて回る報道陣は馬鹿の二乗である。キング・オブ・バカ。そんな事するから個人情報保護法案でがんじがらめにされるのだ。数字が取れりゃあいい、スポンサー様のためなら道徳も思いやりも知性もマナーもクソ食らえという体質、もうどうにもならんのだろうね。「馬鹿は○ななきゃ治らない」、って言うしね。

 今日の日記、ラウンドできない鬱憤を晴らすために過激になっている、わけではない。念のため。

本日の体重・・・65.3kg(今日は寒いので服が一枚多い)

  2003/5/18(29216hit) 日替わり


 何で昨日の今日でこうも調子が狂うの?

 一昨日、糸を結び直せた!といそいそと練習に向かった私であったが、この日はまた以前のボロボロに逆戻りである。この日はアプローチからして調子が悪い。柔らかくふわっと上がる球にならないのだ。「カツン」と当たって低く飛び出す感じ。トップしているわけではない。感触的にはうまくヘッドとコンタクトできているはずなのだ。

 手首が固く、フェースが立って当たっているのかと思い色々試してみるがダメ。インサイドからクラブを入れるようにしたら、少しは上がるようになったが今度は芯に当たる確率が激減。何故?

 アプローチでさえこれなのだから、フルショットも何をか言わんや。何故かトゥ寄りばかりに当たり、打てばぺちぺち、ボールはひょろひょろ。こちらも色々試してみるも、改善される兆し無し。こういう日はむきになるとどんどんドツボにはまっていくのは明らかなので、早々に切り上げる事にした。

 しかし、なんでこうも調子が変わるかねえ。開眼して2日しかたっていないのに。まあ、こういう事は慣れているから落ち込んだりはしないが、不思議で仕方ないのだ。他のスポーツはここまで好不調の波は激しくないだろう。バスケットのフリースローで、80%の確率で入れられる人が急に20%になったり、野球の3割バッターが20打席連続無安打だとか言うのは考えにくい。あるとしたら重度のスランプか、何かきっかけや故障がある時に限られるのではないか。

 しかし、ごるふに限っては何のきっかけも思い当たる事も無しに突然当たらなくなるのだ。ごるふが悪いのではなく私が悪いのだ、という声も聞こえてきそうだがそれにしても1日寝たら調子がボロボロ、というのは解せない。しかも、プロごるふぁーでさえ4日間安定したスコアを出すのは難しいではないか。

 何かのきっかけで調子を取り戻す事はあっても、調子を落とす時は突然、しかも理由無くという場合が多い。ある日掴んだコツ、それだけ気をつけてればその日は良い球が出るのに、次の日にはそのコツは何故か突然に陳腐化し、打っても打っても打っても打っても当たらなくなるのだ。

 全く、ごるふとは不思議なスポーツであることよ。

本日の体重・・・64.9kg(今日は暑いので服が一枚少ない)

  2003/5/19(29305hit) 日本プロ選手権


 昨夜、お食事会があって仕事上の先輩とバイキング形式のディナーを食べてきた。場所は京都ホテルオークラ、17階のトップラウンジ「オリゾンテ」。いやあ、この日ばかりは日頃の節制を忘れ、本能のままに腹12分目まで食べた。子牛のロースト、サーモンのグリーンヨーグルトソース、自家製ハム、鴨のあぶり焼き、ステーキ、そば、様々なパン、パスタ、ビーフストロガノフ、カレー、各種デザート、コーヒー・・・まるで最後の晩餐の如く食い散らかし、ビールも3杯飲み、堪能して帰ったのであった。だから、1日で1kg近く体重が増えても驚かないのだ。また今日から頑張れば良いのだ。ちなみに今日の昼食はサラダとヨーグルトだった(約350kcal)。

 さて今日は日本プロ選手権の事を書こう。最終日まで首位を走っていた鈴木亨、久々の優勝がかかっていて個人的には応援していたのだが、残念ながらプレッシャーに負けたのか、残念な結果に終わった(4打差の4位タイ)。しかし、最終ホールでイーグルを出すなど、意地も見せた。素晴らしいイーグルであったと思う。また、最後の最後まで片山を追いかけたS.K.ホの粘りとパッティングの巧さは特筆すべきであろう。渡辺司も、15番で池ポチャのダブルボギーがあったにも関わらず残り3ホールを意地のバーディ。プロの執念と根性を見せ付けられた気がした。

 そして優勝した片山晋吾。やっぱり上手いわ。ティーショットは曲がらない、フェアウェイウッドは天下一品、アイアンもぶれが少ない、アプローチは良く判らんけどパットも安定感抜群。死角なし、という感じである。個人的には好きな選手ではないが、これだけ強いとやはり魅力があると認めざるを得ない。

 想像するに、彼の強さは「良い意味での愚直さ」にあるような気がする。江連コーチを愚直なまでに信じ、愚直に練習することで雑念を消す。そして、挟雑物を極力まで排したシンプルでシステマティックなスウィングを目指す。また、他人の目を気にせず、自分が正しいと思う事、他人の目には奇行とすら映る行動も自分に必要だと思えば行う。そんな振る舞いも精神面の強さを引き出しているのだろう。

 しかし、強いだけのプロは掃いて捨てるほどいるのも事実。彼には日本を代表するプロごるふぁーとして、色々な面でもっと成長してもらいたいと強く願ったりしてみる編者であった。

本日の体重・・・65.8kg(・・・・(-_-;)・・・・)

  2003/5/20(29467hit) 自由落下


 午後からすごい雨と雷である。「春の嵐」と呼ばれるこの現象は、日本列島が中国大陸からの乾いた空気を含む高気圧に覆われている所に、南シナ海に発生する低気圧が偏西風により北上し、両者がぶつかり、こすれ、変形し、初速50〜60km/hというスピードで飛んでいく事により起こる。

 この時、低気圧が高気圧のヒール寄りに当たれば20%ほど雨が弱まり、トゥ側に当たれば南東の風が一時やや強く雷を伴う事になる。もちろん、インパクトチェッカーで観測するのである。気象庁は両者がぶつかった時の反発係数が0.83を超えると暴風雨警報を出すのだ。以上ここまでもちろん全部でまかせである。しかもつまらん。すまん。

 そんな中今日も練習に行ってきたのだが、今日はアプローチがうまく打てた(このフレーズ、コピペしているわけではない)。今日のキーワードは「自由落下」である。

 そう、50ヤードまでの体重移動を伴わないショットの場合、トップからヘッドをそのまま落とすだけ、というスウィングが一番素直な高い球が出ることを再認識した。つまり、自分の意思で腕を動かしたり打ったりしてはいけないという事である。

 この打ち方だと、何だか自分がクラブに振られているという気持ちになる。そして自分がボールを打っているのかボールが自分と練習場と地球を後ろへ押しやっているのか判らなくなってくる・・・・すまん。これは嘘だ。

 でも、クラブの重みで勝手にスウィングしてしまう、というイメージは本当であるし、大事であるし、スウィングの本質であるような気がする。そこで、これをフルショットに応用しようと少しづつスウィングを大きくし、体重移動して振ってみると、何故かその「重みで勝手にスウィング」が息をひそめ、腕がボールを打ちに行ってしまう。

 今日はSWのフルショットが限界であった。そこまでは、何とか「重みで勝手にスウィング」できるような気がする。PWでも7割ぐらい。9アイアンで5割ぐらい。しかし、8アイアンぐらいから球を自分の腕力で遠くに飛ばしたいという欲求が勝ってしまい、「腕力で無理矢理スウィング」に戻ってしまう。

 このイメージはけっこう大事なはずだ。手首ゆるゆるにも関連しているのだろう。少しづつ、この「重みで勝手にスウィング」の感触を伸ばしていく事にしよう。

本日の体重・・・64.5kg(1日で1.3kg減、というのもすごい)

  2003/5/21(29588hit) 嘘のような本当の話


 風邪を引いてしまったようだ。このところ、天候が不順で雨も多かったし、暑い日は半袖でいるのにクーラーを入れてたりしたので自律神経が失調しているのだろうか。症状はのどの痛みとセキである。

 実は、従業員の女の子が2週間前ぐらいから風邪を引いていて、それがうつったようなのだ。で、その女の子はどこから感染したかというと、お父さんらしい。

 ところが、そのお父さん、その2週間前あたりに台湾へ出張に行っているのだ。しかも、よーく聞いてみると、台湾のSARS感染馬鹿医者が日本へ旅行に来た時期と出張が微妙に重なっている。つまり、空港等で一緒になったかもしれない、という事だ。

 もし、今後1週間以内に「大阪で日本人初のSARS患者発生」という報道があれば、それは私の事であると思っていただいて良いだろう、というのはいくらなんでも心配しすぎですか?というか、もし突然日記の更新が止まったらそれは私が隔離されたという事である、と考えるのは小心者っぽいですか?というか、本当は全く心配していないので単なるネタなんですがちょっと失礼しましたでしたか?

 さて、明日は3週間ぶりのラウンドである。天気も良さそうだし、久しぶりに大暴れするぞ。SARSなんかに負けてられないのだって、ちょっとしつこいですか?というか、実はスタパ斎藤(リンク先はスタパ斎藤氏公認サイト)の文章も大好きだったりするしそれどころか心酔していて尊敬していてもう駄目どうにでもしていやん結婚して離婚してと思っているぐらいファンなのですが、もうバレバレでしたか?

(スタパ斉藤氏の著書については、これを思い切って推薦していきたい。ただしコンピュータとデジタルグッズと衝動買いと冗談が大好きな人でないと拒絶反応を起こす内容なので注意が必要である。でもやっぱり、君もamazon.co.jpで「スタパ斎藤」で検索し、ステキな本を購入して無駄な時間を送ろう!ただし、本を読んだ10人に9人は「何こいつの文章アホじゃん馬鹿じゃん間抜けじゃん人間失格じゃん」と思うのでやはり注意が必要である。つまり真面目な人は買うなって事だゼ。わかったか?わかったら、腕を前から伸ばせ!そう、大きく背伸びの運動だ!っていうか、コンピュータ大好きな人でないと買う必要ありません。ややこしくてごめんなさいて謝っておきますが何か?)

本日の体重・・・64.5kg(おお、現状維持だ)

  2003/5/23(29834hit) 年に一度の・・・

きさいちCC・竹梅(Bグリーン)・曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 71
score 7 3 5 7 5 3 5 4 5 44 5 5 3 4 5 4 5 4 5 40 84
+3
putt 2 2 1 3 2 1 1 1 2 15 2 2 2 1 2 2 1 1 1 14 29

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー
7ボギー
2ダボ
1トリ
84
(+13)
92.8
平均パット数
Putting average
1.611
(29)
2.011
(36.20)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
2.0
(0.35/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
44.4
(8/18)
26.9
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3 69.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2 22.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8 73.9
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
70.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
191.4 200.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40.0
(4/10)
25.7
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.7 70.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
66.7 61.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
56.3 55.0
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
72.2 62.3


 3週間ぶりのラウンドはトリプルボギーから始まった。まずティーショットを引っ掛け、左のラフへ。2打目はバンカー越え、オーバーでも厳しいので花道へ出し3打目勝負、と思ったらその3打目をショートして結局右のバンカーへ(馬鹿)。さらにバンカーから大オーバーして反対側のエッジへ。で、寄らず入らずで7。やはり実戦から遠ざかると小技の距離感が合わない。

 しかし、今日の私はいつもと違っていた。そう、年に一度のパッティング・フェスティバルの日であった。パッティングストロークが去年の3月14日以来の20台。距離感が貫壁に合い、短いパットのミスもなかった。1.5-3mの入ってほしいなあ、入ってくれたら嬉しいなあの距離が7割は入ってくれたか。一度だけ2段グリーンの上から大オーバーして3パットしただけで、あとは1パットが8個。そのうち半分が寄せワンのパー。うーん、美味しい。

 気を付けたことはバックスウィングを自分で考えるより大きめに取る事と、ボールの近くに立つ事4/8の日記参照)である。バックスウィングに関しては、大きすぎても良くないと昔悟ったような気がするのだが、それ以来小さくしすぎてしっかり打てないような気もしていた(何のこっちゃ)。

 さらに、テレビでプロがストロークするのを見ていると、だいたい私が予想するよりはるかに大きく(つまり強めに)ストロークしている。つまり、私の距離感は最初からショート目である、という事が解ったのだ。下りのパットが得意なのもそのせいである。であるから、私の場合は実際に見て感じる距離感より3割ほど強めに打ってちょうど良い、という結論に昨日突然落ち着いたのだ。あとはこの気持ちをずっと持ち続けられるかどうかである。

 さて、久々にルンルン気分のラウンド内容についてだが、これは明日にでも詳しく述べさせていただく事にしよう。(昨日ご一緒させていただいた)山田さん、反さん、しばしお待ちを。

本日の体重・・・64.4kg(もうすぐ63kg台の予感)

  2003/5/24(29974hit) 解説にも力が入るのだ


 全世界の注目とやっかみと心無い非難と激励を集め、PGAに挑戦したアニカ・ソレンスタム。この現代のアマゾネスに私も実は声援を送っていたのだが、残念ながら3打足らずに予選落ちしてしまった。グリーンの速さに戸惑ったとか色々と意見もあるようだが、やはりあれだけの大ギャラリー、さらに歴史的快挙の主人公という立場で自分のごるふが出来なかったのではないか。それがなければ、予選通過ぐらいは楽々だったと思うのだが。残念である。

 さーて、それでは気合を入れて今回のラウンドをの解説を続けよう。しかし、トホホなラウンドならともかく、赤の他人の自慢たらしいラウンド解説など誰が好き好んで読んでくれるか!というのは自明の理であるから、だらだら書き連ねないで箇条書きにしよう・・・ってあんまり意味ないけど。

 ドライバー・・・(雨の日は全く使えないwinnグリップ装着の)エースドライバーを持って行き忘れ、8.5度の(私にとってはオーバースペックの)ドライバーで臨んでしまった為、チョロリンやトップ君を連発した。まずまずうまく打てたのは3回ほど。でもうまく脱力できればなんとか打てる。ポイントは耳タコの「軽く振る」である。

 アイアン・・・16ショット中、半分近くは初心者の如きトップ。まだ納得いくショットは4分の1ほど。しかし、これでも最近の私にしては進歩。ショートホールのティーショットでは例によって良い球が出るのだが、魔の梅7番では前回と同じくチョロでOB・・・トホホ。ポイントはやはり左ひざであろう。

 フェアウェイウッド・・・軽く、かるーく、いつもの6割で振る事を心がけた。それでも実際には9割ぐらいの力加減になるのだ。だから、飛距離は落ちないのだ。それが判っていても、やっぱり力を入れてしまうのだ。ポイントは「ダウンスウィングで腕の力を抜く」である。練習場で4割ぐらいの力加減で打つ癖をつけると良いだろう。

 アプローチ・・・練習の成果あり!まずまず!寄せワン4つ!数字には表れていないが、狙い通りの感触で打てた球が多かった。副産物としてバンカーショットも安定!バンカーからの短いショットは、思い切ってボールを左足よりに置く!これ最強!高野さん(ゴルフ「80を切る!」日記)の仰るとおりである。何度も書くが、バンカーが苦手な方は、とにかく高野さんのページの「信ずる者は砂地獄から救われる」と「バンカーショットの極意」を100回読むのだ。
 ただ、エッジからのSWによるランニングであるが、パットの距離感と同じくどうしてもショートする。あと3割強く打つ勇気が必要であろう。

 ああ、今日も自分の事ばかりになってしまった。明日は必ずご登場いただきますからね、山田さん、反さん!

本日のベストホール 竹8番
(パー5)
 ドライバーまずまず。2打目の7Wもまずまず。3打目、残り100ヤード、AWが1年に1回の当たりでピン奥2.5mにオン。下りのスライスラインが決まり、4月3日以来、42日ぶりのバーディー。良いショット・パットが4回続いてのバーディーだから感激もひとしお。
本日のワーストショット 竹7番
(パー4)
 4Wのティーショットでファールチップ。ボールはファーストフライでアウト。3者残塁、みたいな。でも寄せワンのボギーでよかったかな、みたいな。
本日のトホホホール
(真骨頂)
竹1番
(パー4)
 スタートホール、ティーショットは引っ掛け、2打目は出して、3打目はグリーン右のバンカーへ、4打目はオーバーして、5打目は寄らず、6打目は入らず、金曜日は糸巻きもせず、土曜日はおしゃべりばかり。♪てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅーりゃーりゃー♪(ロシア民謡)
梅8番
(パー3)
 前回2連続OBで9を叩いたホール。悪い予感か精霊か悪霊か悪魔か何だか知らないが生息しているに違いないこのホールで、またもチョロしてOB、ボールは谷底へ。打ち直しもバンカーへ。でも、そこから1mに寄せて入れたぜ、って書いたら自慢たらしいですか?

本日の体重・・・64.8kg(チョコレート喰っちまった)

  2003/5/25(30045hit) 楽しいごるふ


 とうとう30000ヒット達成である。皆さま、多謝!!

 今回のラウンド、同伴競技者としてご一緒させて頂いたのは山田さんと反さんというナイスガイ2名であった。お二人とも私と同世代で、さわやかなスポーツマン。大変楽しく回ることができた。

 失礼を承知で例えさせていただくなら、山田さんはイメージとしては金子柱兼という感じで、センスの良いごるふをされる方である。一方の反(そり)さんは横尾要に雰囲気がそっくりで、その上背でプロ顔負けのドライバーショットを打つパワフルなごるふをされる。ちなみに私は、顔はマルちゃん・体は宮里勇作・頭は谷口徹である(;_;)

 きさいちでは、いつも初対面のご年配(50代〜60代)の方とご一緒する事が多いので、やはりそれなりに気を使ったり緊張したりするのだが、今回のように同年代の方と回ると気も使わないし冗談も言いやすいし、やはり楽しいものだ。

 いかにごるふが素晴らしいスポーツだといえども、ご一緒する人によってはその楽しみも半減してしまう事も無くはない。例えば、威張り屋、お天気屋、越後屋、教え魔、気取り魔、触り魔、喋り魔、「○ま」などである。そういう場合はもうハーフだけでお腹が痛くなって帰りたくなる。しかし、気のおけない同伴者と愉快にラウンドすると、楽しさは2倍にも3倍にもなる。今回のラウンドではその事を再認識した。

 「つま」といつも一緒にラウンドしている私など、いつも「良いですねえ。羨ましいですねえ」と言われる事が多いのだが、そして確かに良い事も多いのだが、実は・&%・楳÷摩・A香)・だし、翌鮪F々t貼冗闃・・で、極めて樗・・・級%#)%’・A・衆u1揩”!#$$・鋳沚翌・Df"・’’==%楳艢梳・・B舌・A於彬楠なんですよ。

本日の体重・・・64.8kg(夏までに62kg台へ)

  2003/5/26(30139hit) 30000hit


 さて、とうとう30000hitという節目を迎えたのだが、分析大好き暇人の私としてはこれをグラフにするっきゃないと思いつき早速EXCELで作ってみたのであった。


表1 ヒット数の推移

 
 何と美しいグラフだろう。未だかつて、このような美しいグラフが私の日記に登場した事があっただろうか?いや、否である。いわんや悪人をや。

 もっとデコボコした線になると思っていたのだが、不思議ときれいな増加率を表している。それにしても、こんなところで小学校で習った「グラフの作り方」が役に立つとは思わなかった。しかももとの水にあらず。

 この状態でhit数が増えていくとするとすれば、10万hitは2005年6月、100万hitは2031年3月、そして、30世紀には3495万0487hitまで伸びるであろう。ただし、これは極めて控えめに見積もった数字である。行きかふ年もまた旅人である。

 つまり、私が言いたいのは、私が暇である、と云う事に他ならないのであった。あとは風が吹くのみであった。

本日の体重・・・65.2kg(若鶏の唐揚げはカロリー高い)

  2003/5/27(30291hit) 繋がらない!!


 昨日の夕方から突然ネットに繋げなくなった。モデムのパイロットランプを見ても、点いているはずのADSL Linkのランプが点いていない。コンピュータ、LANケーブル、ハブ、ADSLモデム、スプリッタ、モジュラージャックと順番にチェックしていったが、特に問題なさそうだ。電話線(モジュラーケーブル)も変えてみたが、変化なし。

 これはおかしいと思って電話の受話器を上げると、何とそちらも不通である。あの「プー」というか「ツー」というか独特の音もしない。電話やモデムをモジュラージャックに直付けしても状況は改善されない。何てこった。で、今日になってNTTの故障係に電話して、見てもらう事にした。

 さすが大企業NTT。連絡して1時間で到着。で、色々見てもらう事30分、悪いところが判明。何と外の電話線から自宅へ向かう間の引き込み線の腐食!そりゃあ家の中であちこちいじってもわかるわけ無いわな。というか、こんな事40年生きてきて初めてである。せやし、予想もせんかったわいさ(京都弁)。

 という事で、無事開通し、こうして更新しておるわけである。ネットに再び繋がった時は、まるで停電後に明かりが点いた時のように、あるいは霧で中断していた午後のラウンドが再開された時のように、さらには3ヶ月待ってやっとニュードライバーが届いた時のように嬉しくなってしまった。

 それにしても、ネットに繋がっていないコンピュータがこれほどつまらないものだったとは。私は1日のうち最低3時間はコンピュータに向かっているが、外部とのコミュニケーションがあってこそ便利で面白いものなのだなあ、という事を改めて痛感した。そう、ネットに繋がっていないPCは、まるでひとりでラウンドするごるふようなもので、新鮮さやコミュニケーションのワクワク感が全く無いのであった。

本日の体重・・・65.1kg(もらい物のお菓子を・・・)

  2003/5/28(30394hit) 日曜日と月曜日に


 練習に行ってきた。日曜日は田辺プロに教わりに東香里GCへ、月曜日はそのおさらいに星田GCへ。で、火曜日はお休み。今日水曜日もお休みの予定である。

 田辺プロに見てもらった日曜日は私にしては上出来の部類であった。アイアンで打たれた球は6割ぐらいはまともに当たった(いつもは3割)。右へ押し出したり左へ引っ掛けたりもするが、インサイドからクラブが入る確率が以前に比べて高くなってきた、とお褒めの言葉も頂いた。やはり、バックスウィングで右膝を我慢するというのが最大のポイントのようだ。何度も何度も書いてるけど。

 ところが、続けて行った月曜日、アプローチからして全然当たらない。当然アイアンも当たらない。何とか合格点の球は全体の1割半といったところである。「自由落下」や「軽く振る」事すらおぼつかない。なんてこった。そして何故だ。

 さらに追い討ちをかけるように、前後の打席に強烈にオヤジ臭い(いわゆる加齢臭)オヤジが入り、さらに2人とも1球打つたびにマットをどんどん叩く。臭いと音のダブルパンチである。

 オヤジ臭さは本人に罪が無いだけまだ許せるが、マットを叩く音は別である。なかば無意識にしているんだろうけど、ステレオで聴かされる方はたまったものではない。切り返しの瞬間とか、インパクト寸前に「ドン!」とやられたら集中力も何もあったものではない。この「マットドン攻撃」は無神経の極みであると思うのだが、こういう輩は日常生活でも平気で無神経なことを言ったりしたりしているんだろう。

 自分の下手糞さ、オヤジの無神経さに腹を立て、早々に切り上げてきた。こんな事で良いのだろうか?多分良くないのだろうなあ。

 しかし、こんなに調子が乱高下するのは、2日連続で練習して筋肉や関節が疲労しているせいなのか、ただ単に私が下手糞なだけなのか、はたまたごるふとはそもそもそんなものなのか、責任者にきっちり教えて欲しいものである。

本日の体重・・・64.3kg(打ち寄せる波の如く)

  2003/5/30(30666hit) おかしなおかしな4人組(1)


 昨日のラウンドは晴天に恵まれ、気持ちよく回ることができた。成績は悪かったが、そんな事はちっぽけな事だ。今日は成績の発表をする前に、昨日の同伴競技者の事を書こうと思う。

 妻が今年に入ってちょうど10回目の風邪をひいたため、大事を取って休むことになった。で、ご一緒させて頂いたのは男性3人。3人とも私と同じように一人でコースに来られた方たちだ。つまり、4人が4人とも初対面である。

 最初に挨拶したのはAさん。50歳台で、いかにも上級者という雰囲気を漂わせている。首の後ろは真っ黒というより赤銅色に日焼けしていて、立ち居振る舞いも落ち着いている。1番ホール、最初にカートに乗った時の会話でHDCP3と自ら言われた。やはり只者ではなかった。

 次にBさん。去年還暦だったと仰るが、見た目は50歳代前半。私より元気そうである。HDCPは15。大変よくおしゃべりされ、賑やかなラウンドにして下さった。

 そして3人目のCさんは、去年古希(70歳)を迎えられたと仰っているが、Cさんも大変若く見え、71歳という一般的なイメージとはかけ離れている。スウィングも鋭く、小走りで走ったり、200ヤード超のビッグドライブを打たれたりと驚きの71歳であった。しかし、大変性格は穏やかで淡々とラウンドされる。最近、ついにハーフで50を切れたと仰っておられたので推定HDCPは30程度か。

 そして私を含めた。この個性豊かな4人がどんなラウンドをしたのか?詳しく説明する前に断っておくが、3人ともどちらかと言えば楽しい人達で、悪い人ではなく、もう一度一緒にラウンドする機会があれば私はおそらく受けると思う。であるから、これからの説明にややトゲがあったとしてもそれは悪意から出たものではない、とご理解頂きたい。

 こんな持って回った前置きを書くのには理由がある。お三方からすれば、息子のような年代の私であるから、ラウンド中言いたい事や突っ込みたい事も我慢し、大人しくしていたのだ。その反動がこれから書く日記の表現をややオーバーにさせるのだろう、と自分では分析するというか言い訳しておく。

 では、ラウンドの話に・・・あ、お昼ご飯ができたようだ。風邪をおして、妻が昼食を作ってくれた(正確には「お湯が沸いた!」と言ったのだが)。伸びないうちに食べますので、続きは明日という事で。

本日の体重・・・64.5kg(疲れて大食いしてしまった)

  2003/5/31(30787hit) おかしなおかしな4人組(2)


 さて、4人がティーオフし、カートに載ってセカンド地点へ。私だけドライバーをチョロしてしまったので、120ヤード地点で降りてアイアンを持つ。手前まで運ぶつもりで7アイアンで軽めに打ったが、左へ引っ掛けラフへ行ってしまった。

 打ち終わってカートへ戻ると、Aさん(HDCP3)が待ち構えていた。そしておもむろにシャドースウィングをして見せてくれて、「インパクトが緩んでる」と一言。私は「はあ・・・ありがとうございます」と言いながら、心の中で

 「スタートして3分で教え魔全開かよ!」

 と思ってしまった。さすがHDCP3である。ショット2回で私のごるふを完璧に理解してくださったようだ(と書くとちょっと皮肉っぽいがそういう気持ちが無くも無い)。もちろん、それからも色々と教えてくださった。

 スウィングについては、「トップから腰を切り、手首のためを活かしてスウィングしなければいけない」と私だけでなくBさん、Cさんにも何度も力説してくださった(はい、仰る事は良く判るのですが、それが簡単に出来ないから皆苦労してるんですよ・・・)。

 きつい左足下がり、残り50ヤード、バンカー越え、そのすぐ先にピン、しかも奥へ速いグリーンという状況でのアプローチで、ボギールートの花道へ転がした私に対して、「こういう所からピンを狙う時は傾斜なりにヘッドを動かしてやれば良いんだ」と聞いてもいないのに教えてくれたり(あのー、タイガーでもピンそばに止められない状況だと思うんですが・・・)。

 また、エッジからのアプローチ。あえて、自分なりに工夫し練習しているSWのランニングだけを使って打っているのに、「ボールを転がすときは右足寄りに、上げる時は左足よりにボールを置かなあかんよ」と教えてくれたり(あの、それくらいは一応知ってるんですが・・・)。

 パットが強かったら間髪入れず「強い!」と言ってくれたり(あの、強く打ちたくて打ってるわけではないんですが・・・)、弱かったら「打ててないな」と言ってくれたり(あの、いちいち説明していただかなくても良いんですが・・・)

 でも、HDCP3だし、年長者だし、親切心で教えてくれてるんだし。ええ、一つ一つ「ありがとうございます」と頭を下げましたよ、あたしゃ。

 ただ、「教える自分に酔う」タイプの鼻持ちならない教え魔と違って、Aさんは純粋に親切で教えてくれているのが判ったし、昼食時の「私は2回目のラウンドで100切りましたんや」とか(誰も聞いてないんですけど・・・)の自慢もただ単に自慢したいだけ、という微笑ましい自慢だったので、憎めないキャラクターであった。

 それに、一つだけ本当にためになる事があった。グリップの強さを実際に指を握って教えてくれたのだが、これがびっくりするほどゆるゆるなのだ。「スポンジが変形しない程度の握り」と言えば良いだろうか。よく、「小鳥をつぶさないように」という言い方をするが、それよりもはるかにゆるゆるの感じである。

 これは見習いたいぞ、と強く願ったと同時に、Aさんにはやはり(色々な意味で)感謝と尊敬の念を持った私であった。 

本日の体重・・・65.2kg(貰い物のお菓子をまた喰っちまった)



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