グアムのゴルフコース

データはラウンド当時のもので、現状は変わっている可能性もあります。
評価は★5つが最高、総合評価は以下の通り。

★★★★★・・・楽園ごるふを堪能できる。オススメ!
★★★★・・・・・できればもう一度ラウンドしたい。悪くはないです。
★★★・・・・・・・可もなく不可もなし、あるいは可もあり不可もあり。微妙。
★★・・・・・・・・・他に行く所がないか、とにかくラウンドさえできれば良いなら。
★・・・・・・・・・・・恐らく二度と行かない。オススメできません。

マンギラオ ゴルフクラブ
Mangilao Golf club
ウェブページ
データ
6600ヤード(ブルー)
5118ヤード(レッド)
パー72
芝:バミューダグラス
設計家:ロビン・ネルソン


ラウンド:2001年11月
スコア:97(46,51)
評価
コース:★★★★
フェアウェイへのカート
乗り入れ:★(不可)
接客:★★
レストラン:★★★★
プロショップ:★★★★
レンタルクラブ:★★★★
立地:★★
プレーフィー:★

総合評価:★★★

 海越えの12番パー3が印象に残る、グアムで最も有名なコース。アウトは3つの池を取り囲むように配置された、フラットでグレードの高い林間コースが続く。インに入ると全く別のコースかと思うようなシーサイドコースになり、景色と南国気分を十分に堪能できるだろう。

 コンディションは最高クラス。芝は美しく、眺めも良く、手入れも行き届いている。レンタルクラブはキャロウェイで統一され、レストランの食事もレベルが高い。

 ただし、たまたまかもしれないが一部の従業員の態度に「回らせてやっている」という尊大な態度・差別的雰囲気を感じたのと、プレーフィが2006年現在で$160と高すぎる(1〜2月のハイシーズンは$190)事、追加ハーフでさえ$75(同$80)かかる事などで★2つ減点。


左:12番ホール 右:レンタルクラブ(2001年当時の物)

グアム インターナショナル カントリー クラブ
Guam International Country club (GICC)
ウェブページ
データ
6358ヤード(チャンピオン)
5087ヤード(レディス)
パー72
芝:ティフトン(グリーン)
設計家:ロナルド・フリーム
監修:岡本綾子プロ


ラウンド:2001年11月
スコア:105(51,54)
評価
コース:★★★
フェアウェイへのカート
乗り入れ:★★★★(一部可)
接客:★★
レストラン:★★★
プロショップ:★★★
レンタルクラブ:−(不明)
立地:★★★★
プレーフィー:★★★★

総合評価:★★★

 タモン地区から最も近く、またグアム島で最も新しいコース。プレーフィーも$110(1〜2月のハイシーズンは$130)とリーズナブルで、アフタヌーンゴルフ(午後12:39以降ティオフ)が$80、子供料金($40)、ギャラリー料金$40(ハイシーズン$45)、貸しクラブ$25など各種サービスも充実している。

 我々がラウンドした時はカート乗り入れ不可で、カート道からフェアウェイへのアプローチが極めて悪く、非常に不便でしんどい思いをしたのだが、乗り入れできるようになった事でその最大のマイナスポイントがなくなった。ただし雨でコンディションが悪い時は当然乗り入れできないので、雨季(4〜9月)は避けた方が良いかもしれない。

 コースだが、我々がラウンドした時は何度もシャワーで中断したせいか、まるで熱帯雨林のジャングルの中をラウンドしたかのような記憶が強い。南国的と言えば南国的だが、広々した感じはあまりない。景色もあまり良いイメージは残っていない。

 従って、雨が降ったら★、晴れたら★★★★という感じだろうか。平均★2.5に各種サービス分★0.5を足して★★★。

ウインドワードヒルズ カントリークラブ
Windward Hills Country Club
ウェブページ
データ
6140ヤード(ブルー)
5255ヤード(レッド)
パー72
芝:高麗(グリーン)
設計家:ユア・ジーン・ホルブロック


ラウンド:2006年3月
スコア:91(42,49)
評価
コース:★★
フェアウェイへのカート
乗り入れ:★(不可)
接客:★★
レストラン:★★★
プロショップ:★
レンタルクラブ:★★
立地:★★
プレーフィー:★★★★★

総合評価:★★

 GICCとは逆に、グアムで最も歴史のあるコース。旧タカヤマゴルフクラブと書く方がオールドごるふぁーにはなじみが深いかもしれない。

 ここは観光客向けのリゾートコースというよりも、地元のプレイヤーが気楽にゴルフを楽しむという雰囲気のコースである。商品にあふれるプロショップも、景色の良いレストランも、美しくカラー印刷されたスコアカードも、絨毯のようなフェアウェイもない。かろうじて椰子の木とあちこちに落ちている椰子の実が南国気分を感じさせる。

 ただ、その分のんびりゆっくりとラウンドできるし、上の写真のように景色もいい。プレーフィーも$90(6月から9月の間は$80)とグアムで最安値。また、支配人は日本人で、コミュニケーションのストレスもない。我々は小学生の息子を連れて行ったが、親切にしてもらった。

 タモン地区から30〜40分とやや立地は悪いが、初心者・家族連れ・堅実派には★★★★。逆に上級者・グアムに来たらやっぱリゾートコースでしょう派・金に糸目は付けねえぜ派には★。


左:クラブハウス入り口 右:レンタルクラブ

スターツ グアム ゴルフ リゾート
STARTS Guam Golf Resort
ウェブページ
データ
(North→East→Westの
27ホール)

6292〜6591ヤード(ブルー・18H)
5188〜5409ヤード(レッド・18H)
パー108
芝:ティフトン328(グリーン)
設計家:宮澤 長平


ラウンド:2007年3月
スコア:88(40,48)
評価
コース:★★★
フェアウェイへのカート乗り入れ
:★★(不可だが、カート道からの
アクセスは良い)
接客:★★
レストラン:★★★
プロショップ:★★
レンタルクラブ:★★★
立地:★★
プレーフィー:★★★★

総合評価:★★★

 数年前までは「アルテグアムゴルフリゾート」として、その前は「初穂インターナショナルカントリークラブ」と呼ばれていた老舗のホテル併設ゴルフリゾート。

 老舗。それは安心・安定していると言えるが年季が入っているとも言える。ゴルフリゾート。それはゴルフに集中できると言えるが、ゴルフしか選択枝が無いとも言える。

 ホテルにはレストラン、プール、ショップ、日本語が使用できるネット接続されたコンピュータ、テニスコート、卓球場、ジム、麻雀ルームなどが併設されているが、積極的に使用したいと思わせるような充実さには程遠かった。しかし、ここのメインはあくまでゴルフなので、ゴルフだけをしに来た人にとっては気にならないだろう。

 そのホテルに宿泊する場合、タモン地区から25分とやや離れているが、1時間に1本タモン地区への送迎バンが出ているので困る事は全くない。夜は10時半までタモンに居られるので、1日2ラウンドした後で買い物に出かける事も十分可能だ。

 さて、肝腎のコース解説。私はブルーティからラウンドしたのだが、残念ながら距離は短く、ノース→イーストの18ホールで全長は6292ヤード。300ヤードを切るパー4が2つ、350ヤードを切るパー4が4つもあった。パー5も400ヤード台が2ホール。もちろん距離が短いから悪いというわけではないが、景色が単調なせいか、残念ながら印象に残るホールも少なかった。

 また、我々がラウンドした2007年3月が特別だったのか、あるいは大幅なメンテナンス中だったせいか、はたまた3月は毎年メンテナンス期間なのか、ティグラウンドと一部フェアウェイはベアグラウンド状態になっており、さらにグリーンもEASTコースはエアレーション中であった。やはりリーズナブルな価格設定にはそれなりの理由があるという事だ。

 ちなみに我々は、3月のプレー、ホテルゲスト、平日という事で60ドルだった。まあこの値段でコースの文句を言えばバチが当たるだろう。しかし、もしビジターであったり($100)、2月中であったり($90)、ビジターで2月中の土日だったり($170)したら、もう二度と行くか!!と思っていたかもしれない。

 コースのレストラン(フォンタナ)は日本人シェフがいるだけあって、大変美味しい。天ざるの海老などはぷりぷりで日本で食べるより美味しいぐらいだ。ただし、値段も日本のゴルフ場並みであるが。

 結論。どんなコースでもとにかくゴルフがお腹いっぱいできればよいというゴルフ熱病期の患者、ストイックにそしてリーズナブルに腕を磨きたいというゴルフ合宿派、多くの仲間とわいわいと楽しみながら何日もゴルフ三昧の日々を送りたい堅実派には★★★★。しかし、コースそのものの面白さを追求したい人には★。安い以上の取り柄は、残念ながらあまり感じられなかった。



左:ボリュームたっぷりのベーコンエッグ朝定食 右:レンタルクラブ(Mizunoのゼファー)


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