日記315
(2020年9月)

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2020/9/2 (1603276hit)  キャディバッグ


 さて、二度と偉そうなことを言わない、1からやり直す、などと口からでまかせを書いてから数日。気がつけばもう9月である。


 松山が久しぶりに優勝争いをしたり(DJとラームのパットは神懸かりだったね)、笹生優花という新星が現れて2週連続優勝したり(5ヶ国語を喋れるというエピソードからとんでもない努力家ということが伺える)、安倍首相が辞任を決めたり(賛否あるけど、人気も能力もなければ長期政権にはならんでしょう。つまりそういうことだと思う)、半沢直樹が活躍したりと世間は騒がしい。

 一方の私は、相変わらず暑さで練習にもいかず、うだうだと過ごしていたら鼻風邪を引き(注:コロナではありません)、副鼻腔炎を併発して37度ぐらいの微熱が出(注:コロナではありません)、しんどいだるいとぼやきながら生きているところである。



 そんな私が唯一心休まるのは、買い替え予定のキャディバッグについてあれこれ考えているときだけ。まあキャディバッグなんて機能的なら何でもいいんだけど、なにげにセンスが出るしね。

 今使っているトリコロールのタイトリストはもう8年も使ってて、さすがに薄汚れてあちこち色も落ちてきた。そして先日、口部分の横棒が折れた。もう限界だ。



 この頃はピカピカだったんだけどね。

 ちなみにその前はサンマウンテンのSCB。それも7年使った。



 これはほとんど人と被ることもなく気に入ってたんだけど。


 で、新しいキャディバッグに求めるのは次の条件。

・人とできるだけ被らないこと(マイナー路線)

・メーカーのロゴが目立つのはイヤ

・プロが使うような大きなバッグは重いしカートでじゃまになるので却下

・3万円以内(ブリーフィングとかは高すぎる)

・スカルの柄は嫌い(オークリーとか、サイコバニーとか)

・スタンドバックではないもの(だって99%カートに積むんだからね)

・かと言って、口が14分割になってるのはダメ(あれは直立させてカートに積むアメリカのカート用で、日本のカートみたいに斜めにセットしたら引っかかってむちゃくちゃ出しにくいと思われる。何本かまとめて抜き差しするのも不便だしね)


・格好良くて可愛くてセンスがいいモノ


 これらを総合的に考えると、日本製のスタンダードなもの、だけどロゴのないもの、ということになる。そうなるともう限られてくるんだよねー。

 今の第一候補はこれ。



 これ、ミズノなんだよね。サイドにポケットがないので、カートに積んでもじゃまにならないし取り出しやすい。よく考えてると思う。

 でも問題が。去年の限定モデルなのでなかなか現物がなくて、売ってるところも限られててて、ちょっと予算オーバー。明後日、淀屋橋(大阪ね)にミズノショップが新装オープンするのでそこへ行ってみようと思う。あったらいいな。


2020/9/5 (1603591hit)  Mの会


 一昨日はホームコースでMの回。月1~2度参加させてもらっている、毎週木曜日に2~3組でラウンドする会である。雨の予報も出てたけど、幸いほとんど降られず、日差しもほぼなく、風も少しあり、高い湿度だけがちょっと残念な中プレー。




 前半松コースはろくにストレッチもしないまま打ってチョロからスタート。2番は4アイアンがスライス、40yのアプローチまずまずも4mが入らずボギー。つい2年ほど前まで40yのアプローチとかほぼ100%ミスってたのになあ(しみじみ)。

 3番はティショットプッシュスライスで右ラフ、2打目レイアップはハーフトップで120y残り、3打目PWでバッチリ!と思ったら5yショート。ラフからのアプローチは緩んで3mのボギーパットを残すも、入って(得意の)ダボオン1パットボギー。

 4番パー5、ティショット、今度は左へ引っ掛けてOB、でも微妙なボギーパットを沈めてOBバーディ。

 5番はラフからの2打目がフライヤー気味に飛んでグリーン奥の法面、SWのパット打ちで70cmに、1パットパー。

 6番短いパー3、PWのティショットはダフってグリーン手前、15yのアプローチはSWでOKに寄ってくれてパー。

 7番パー4、2打目何の変哲もない9アイアンを引っ掛けてグリーン左、SWで2mショートするも上り真っ直ぐが入ってパー。

 ・・とここまで5ホール連続1パットで凌ぐ。

 8番パー5、ティショットは右バンカーの先、2打目ユーティリティも右、3打目そこそこのつま先上がりから120y、8アイアンを短く持ってハーフショットで狙うも上手く当たらずバンカー、出して2パットボギー。2回ミスったらボギーやむなしだけど。

 最終も2打目9アイアンをダフって大ショート、3オン2パットボギ。結局前半はパーオン1つもなしの42。ヘタだねー。



 後半竹コース。

 1番パー4はアゲンストの打ち下ろし。ティショットはフケ上がって右ラフ。2打目はつま先上がりのラフから5アイアン、左へ飛んでバンカー、3オン2パットボギーと前半と同じような感じでスタート。

 2番パー3、7アイアンのティショットは引っ掛けてグリーン横の窪地へ、ワンクッションで乗せようとするもちょっと弱くて乗らず、カラーとラフの境目に止まる。ところがここからチップインしてくれてナイスパーセーブ。これでいい感じに。

 4番・5番とパーオン2パットパー、6番はピンの反対側に乗ってしまって3パットボギーになるも、ショットは少し落ち着いてきた。

 と思ったら6番打ち下ろしのパー3では4アイアンがまたスライス(学習能力なし)でサブグリーンのさらに右、アプローチは上手く打てたけど2パットボギー。

 「左引掛けを怖がってのプッシュ」は仕方ないけどプッシュスライスしたらあかんね。心の弱さだ。

 っていうか、OBを怖がらずガンガン行きすぎるのもアホだけど、怖がりすぎてスイングに無意識で修正を掛けてしまうほうが長い目で見たら悪いんじゃないかと思う。いつまで経っても根本的な部分が治らないよね、そんな事してたら。

 7番は左ドッグレッグの難しいパー4、2打目6アイアンダフってショート、3打目30yのアプローチ緩んでショート、2パットボギー。このパターンばっかり。

 8番パー5はピン下5mにパーオンするも打ち切れずパー。

 最終ホール、2打目ウェッジショットはカラーへ、パターで上80cmに、慎重に沈めてパー。上がり3ホール1オーバー達成。


 というわけで。



 気持ち的には「もうすこし頑張りましょう」なんだけど、ダボフリー、チップイン、OBバーディがあったからね(自分に甘く)。


2020/9/6 (1603655hit)  某ショップへ行ってきました。が・・・


 今日の日記はあくまで私の個人的な印象に基づく記述であり、事実と異なる可能性があります。その点を十分ご理解いただいた上でお読みくださいますようお願いいたします。




 金曜日。家から1時間車を飛ばし、この日開店した某メーカーのフラッグシップショップへ。って、ちょっと前の日記に書いてるから伏せ字にする意味ないんだけど、その理由はすぐわかると思います。

 金曜日の午後ということもあってか、あるいは場所がビジネス街だからか、開店日にしてはむちゃくちゃ混雑しているわけでもなく、落ち着いて一周りすることができた。

 中の感じはゴルフショップというよりも展示場というか商品展覧会場というかブランドショップっていうか、そりゃあもうキラキラピカピカしてて、さすが日本が誇る老舗メーカーという感じ。



 肝心のキャディバッグだけど、やっぱり現行モデルしか置いていなかった。量販店ではなくブランドショップなんだから当然だけど。でも、そのブランド以外のキャディバッグも色々と見れたのでまあそれは良しとしようと思う。

 で、ここからが本題。本社すぐ横のフラッグシップショップの開店ということもあり、店にはお客さんと同じぐらいの数の社員が常駐してた。私はその中の1人にキャディバッグについていくつか質問をしたんだけど、その質疑応答がね、なんとも微妙な感じだったんだよねー。微妙に上から目線というか、面倒くさそうというか、ぞんざいというか。微妙にだけど。

 もちろん店員ではなく社員なんだから愛想笑いや揉み手をせんばかりの接客はこちらも期待していない。でも、それを差し置いても「あー面倒なこと聞きやがってこの貧乏人がよ」的な態度に思えてしまったんだよね。私の勝手な思い込みとひがみ根性なのかもしれないけど・・・・



 その後、記念のマーカーが頂けるということが書いてあったので聞いてみたら、専用ブースに連れて行ってもらって無事1つゲットしたんだけど、こういうのをもらうのってちょっと気恥ずかしいところがあるよね。冷やかしで記念品だけ貰いに来たみたいに思われそうで。

 だから社員の方から「もうマーカーはもらっていただきましたか?」って声をかけてもらうほうが嬉しい。それがメルマガ読者限定品という事を知らなかったとしても、その場で登録してもらえばいいわけだし。

 手持ち無沙汰な社員が何人もいる中、他のお客さんに対しても同じような感じだった。つまり、「わざわざお客さんの方からマーカーのことを聞きに行って初めてアクションを起こす、やる気なさそうな社員」っていう風に見えちゃったんだよね。



 接客を受けたのはこの社員1人だけだったし、その人だけがたまたまそんな感じだったのかもしれない。その人も、たまたま嫌なことがあったり頭が痛かったりしただけかもしれない。

 でも、接客とは一期一会だし、一回そういう印象を与えてしまえばそれはもう会社全体のイメージに繋がるわけだし、そういう事がわかっていない社員がそのままフラッグシップショップの手伝いに出てきているという時点で、ああ、この会社も大企業病に侵されてしまってる(殿様商売的な)のかなと思ってしまった。

 そんな大げさなと思われるだろうけど、ショップ以外でも物の売り方やマーケティング、値段設定に至るまで元々そういう雰囲気を感じてたし、ちょっと時代に取り残されてる、伝統と歴史にあぐらをかいてしまってる会社なんかなあ、とわずか10分の滞在(それ以上居たいと思わなかった)ではあったがそう感じてしまった。



 でも、最初にも書いたけどこれはあくまで個人的に感じたことなので、このメーカーのファンの方はごめんなさい。


2020/9/7 (1603697hit)  ウェッジ買い換えました


 ミズノのMP-R5Wというウェッジ(56度)をはじめに購入したのが2016年4月。安くなっていたので2本目を買ったのが2018年7月。つまり1本目は2年3ヶ月使ったことになる。

 そして2本目も今月で2年2ヶ月。ぼちぼち次かなと思っていたら、先日行った某工房でクラブを滅多に褒めない主人が「クリーブランドのRTX4は打ちやすいですよ!」と。

 それを聞き、探してみたらだいぶ安くなっていたので衝動買い。

クリーブランドゴルフ(Cleveland GOLF) サンドウェッジ
RTX4 ウエッジ
ツアーサテン仕上げ
56-10(FULL)
N.S.PRO MODUS3 TOUR120









 58度ではなく56度、ソールはいちばんやさしいFull(幅広)をチョイス。打感、格好、操作性より、何よりやさしさを重視(まだ微妙にビョーキだからね)。

 シャフトは3種類(NSpro950GH、DG、MODUS3)あって、今使ってるウェッジにはDGが刺さってるんだけど、アイアンからの流れや将来アイアンを買い替えた時のことを考えてモーダスにしてみた。



 で、今日練習場で打ってみたんだけど、コントロールショットもフルショットもとりあえず打てたので一安心。まあ芝の上から打ってみないとまだ何とも言えないけど。

 打感的には、インパクトの感触が(いい意味で)重たい感じなので、今までのウェッジに比べてしっかり打てるような気がする。これが吉と出るか凶と出るか。

 またコースで使ったら報告します。


2020/9/8 (1603806hit)  久しぶりに練習(打ちっぱなし)へ


 昨日も書いたけど、お昼出かける用事があったので、その足でついでに練習へ。室内ではなくドライビングレンジのほうね。

 110球(ヘボい数だ)のうち、三分の一ぐらいはウェッジ、もう三分の一は8アイアンのステップ打法(ドリル)、そして残り三分の一は長いの(ユーティリティ、4W、ドライバー)。特に、最近どこへ飛ぶかわかんない(というかどっちへも曲がる)ドライバーを中心に。


 ウェッジのことは昨日書いたから省略。8アイアンのステップ打法は、やっぱりいい。これをすることで正しいタイミングとかシャフトのしなりとかを感じやすくなってきたような気がする。

 そのドリルをした直後に普通に球を打つと、体に松山英樹が憑依したかのような感じでスイングできる(注:あくまで個人の感想です)。飛ぶ球も勢いや球の高さが2レベルぐらいアップする感じ。8アイアンで150yキャリーとか。

 ただ、そんないいイメージは数球で消失し、いつものへっぽこスイングに戻ってしまう。でも、意識したらできるってことなんだよな。頑張れ俺。


こちらを一部改変)



 最後に、長いのを打ってて分かったこと。

 最近、長いのはできるだけコック多めでフラットに、つまりバックスイングで(斜め後ろではなく)背中後方側にクラブを上げるイメージを持とうと努力してるんだけど、何も考えずにそうしようとすると、どうしても手の動きばっかりに意識が行っちゃう。その結果、上半身の捻転が浅くなってくる傾向がある。

 そこで、上半身をしっかり捻転させてフラットなスイングを作る、具体的には左肩をしっかり入れるってもう地球上の原子の数ぐらい今まで書いてきた注意点だけど、そんなイメージを持って振るとだいぶ球がまとまりだした。

 上半身を捻転するとトップ付近で地面の球が視界から消えるので恐怖なんだよね。空振りしたりとんでもないミスが出たりしそうで。だから、練習場ではできてもコースではついつい捻転が浅くなる。

 捻転が浅くなるとトップ位置がずれる。

 トップがずれるとリズムも変わる。

 そしたらミスショット一直線じゃないか。



 というわけで、ステップ打ちのイメージ(アイアン)と捻転(ウッド系)、コースでできるかな・・・じゃなくてやります。


2020/9/11 (1603806hit)  井上誠一


 昨日は同業先輩(ご夫妻)にお誘いいただき、K嶋さんと4人で枚方カントリークラブへ。関西では珍しい、井上誠一設計の名コースである。

 フェアウェイは広いけど、けっこう打ち出す方向には気を使う。白(レギュラー)から6456yとまあまあ距離もある。2グリーンだけど戦略性の高いレイアウト。両サイドの樹々がよく茂り、曲げると直接狙えないケースも多い。適度なアップダウン。雄大な打ち下ろし。そこそこ大きなグリーン。

 グリーンスピードがこの猛暑で8.3ftとだいぶ遅めだったんだけど、それでもなかなかタフで面白いコースだ。

 で。



 スタートして6ホール目まで、5ホールでパーオン2パットパー。しかし、最初のつまづきは7番、短くて狭いパー4。

 ティショットは4アイアン、薄いスカ当たりで右ラフ、ベアグラウンドの樹の下。8アイアンを持ち、低い球で花道を狙ったんだけど、右へ置いたぶん球が右に飛び出し、木を直撃。

 できないことをするな。いい気になるな。

 3打目は105y、まだ木の枝が掛かるけど大丈夫と思って50度のウェッジで打ったら枝に当たって30yショート。

 ミスしたあとのショットは慎重に考えろ。

 4打目ウェッジはハーフトップしてグリーン奥、5オン2パットトリプルボギー。

 アプローチヘタ病は治ってない。

 最終9番は距離の長いパー4。ティショットは大きく曲げて右の林、2打目は出すだけ、3打目左足下がりから140y、8アイアンは大ダフリでグリーン左手前、4打目アプローチはまたハーフトップして反対側のラフ、5打目ショートしてエッジ、6打目でやっと寄って1パットトリプルボギー。

 ドライバーもアイアンもアプローチも全部ミス。



 後半は13番と14番の2連続ダボが実力を表している。

 13番はまたティショットが大プッシュスライス、2打目は木の根っこでアンプレアブル、3打目裏街道からフックでフェアウェイへ(このショットはスーパーナイスリカバリーだったけど)、4オン2パット。

 14番も打ち上げの長いパー4、ティショットはプッシュで右の林、2打目ユーティリティでグリーンの近くまで持っていくも、3打目ティフトンのラフからのアプローチはトップして乗らず、4オン2パット。




 パーオンが11ホールだったのでアイアンはそんなに悪くはなかった(良くもなかったけど)。パー3は4ホール中3ホールでワンオンできたし。パットもその割に3パットなしの34パットならまあ許容範囲か。

 結局、ドライバーとアプローチが70台への鍵ってことだね。


2020/9/14 (1604328hit)  薄暮プレーで学ぶ


 来週日曜日は月例、その次の週からはいよいよクラブ選手権が始まる。まあ私の場合は東京都知事選におけるマック赤坂氏のような立場(どんなんやねん)での出場だけど、まあ一応出るからにはベストを尽くしたい。

 というわけで昨日は復帰したN條さんにお付き合いいただき、2バッグで竹コースをラウンド。競技対策として遊びなし、ガチンコでスコアをまとめにいくつもりで。



 1番、ドライバー、しっかり肩を回して振ったら、空振りしそうなぐらいヘッドの先に当たり、へっぽこプッシュスライスでOB。

しっかり肩を回すにも限度がある。っていうか、萎縮するのはダメだけど無理に体を動かすのはもっとダメ

 しかし、木に当たってフェアウェイへ戻ってきてくれた。2打目つま先上がりから6アイアン、珍しくまともに当たってグリーン手前。

アイアンは打ち急がない。下半身先行のため、ごく僅かにトップで間をつくる

 3打目、エッジまで7y、エッジから砲台グリーンのピンまで6y。迷ったけどよりイメージが湧く(得意の)ユーティリティの転がしで80cmに寄せ、1パットパー。

アプローチはイメージが出て一番安全なクラブを選ぶ

 2番パー3、7アイアンは力を抜きすぎて左へ引っ掛け。

力を抜いたスイングと力が抜けたスイングは違う

 ボギー谷(左足下がりのラフ)からワンクッションでエッジまで、エッジからOKに寄せて1パットボギー。その後同じ場所から練習するも、何度打っても私の技術では寄らない。

ボギー谷(という命名)は伊達じゃない。ここへ来たら潔く諦める。あるいは最初から花道を狙う

 3番、左ドッグレッグの難しいパー4。ティショット4Wでフェアウェイ、2打目180y+打ち上げを4アイアンで、良い当たりすぎてグリーンオーバー、下りのアプローチは大オーバーして2パットボギー。

『ミスするかも』と大きなクラブを持つのはNG。迷ったときは短めのクラブで

 4番パー5、フルバックから558y+打ち上げの長いホール。打った瞬間ミスとわかる手応えでチーピンOB。ここはOB率高いんだよね。打ち直しはフェアウェイ。

『思い切って打つ』のと『思い切り打つ』のは違う

 4打目4W、ややダフりなからも残り150y地点まで、3打目7アイアン少し抑えめに、やや右へ飛んでバンカー。バンカーから初めてニューウェッジで、距離が近いので軽めに打ったらホームラン。

バンカーからはいつ何時でも脱出優先!

 奥からのアプローチは下り傾斜を止まらず5mオーバー、2パットで9。

OBを打った後こそ、戦略を立てて謙虚に

 5番パー4、ティショット右ラフ、2打目右目のピンがスタイミーで狙えず、左サイドにオン、2パットパー。

乗せときゃなんとかなる

 6番打ち下ろしのパー3、4アイアンは今日イチでピン左下にオン、ファーストパットは打ちすぎて1mオーバー。

競技では(私の腕では)バーディパットを狙いに行くのはご法度

 返し入らず、お先を引っ掛けて4パットダボ。

自分が注意力散漫であることをいつも自覚すべき

 7番パー4、ティショットはボールを見失い、ロスト。多分スライスしてOBだったと思われる。

ゴルフは飛距離を競うゲームではありません

 ローカルルールで適当にドロップ、5アイアンの4打目はトップして残り25yの花道、50度のウェッジで砲台グリーンに転がし上げて下2.5mに付くも、僅かなフックラインを右へ押し出して入らずトリプルボギー。

曲がらないラインを曲げに行く(厚く打ち出す)のは弱気の証拠。自分を信じてまっすぐ打て

 8番パー5、ティショットフェアウェイ右サイド、2打目4Wは捕まらず右ラフ(あと5yでOBだった)。

この日は右へ右へ飛んでるんだから、それを見越してショットを考えるべき

 3打目65yウェッジショットは下4mにオン、2パットパー。

 最終9番、フルバックから打った体(てい)でティショットを8アイアンで。2打目残り190y打ち上げ、ユーティリティで。ヒールショットながらピンにまっすぐ、ピンハイ4mにオン。

上半身をしっかり捻転させるプレショットルーティンは有効

 2パットパー。



 しかし、一体何度同じ過ちを繰り返せば気が済むんだろうねー。


2020/9/15 (1604436hit)  最新理論のスイング


 同じく薄暮プレーにて。

 N條さんは今現在、レッスンを受け絶賛スイング改造中。その中身は「シャットフェースで左腕を返さずに左腰を切っていく」というスイング。そう、ダスティン・ジョンソンに代表される、今流行の理論だよね。

 先日一緒にラウンドしたN谷くんもこのスイングに取り組んでるみたいだし、今後はこれが主流になっていくのかもしれない。実際、N條さんのドライバーはほとんど曲がらなくなってるし、N谷くんもスイングが安定してHDCPもだいぶ下がった。



 ただ・・・・それ、俺が昔やってたスイングにそっくりじゃんって思ったんだよね。

 アドレスでフェースを思い切りクローズに構え、ボール位置は左足のつま先。思い切り腰を切り、アームローテーションやコックはほとんど使わないでハンドファーストのインパクト。ボールは左へ打ち出して軽く逃がすイメージ。まあ、厳密に言うと違うのかもしれないけど。

 このスイングは当たればバカッ飛びするんだけどこの打ち方ではダウンブローに打てなくてフェアウェイウッドやアイアンがへっぽこになる。当たってもヘロヘロのこすり球。

 それがどうしても嫌で、また多くの人に「そんなにクローズドフェースでドライバーを構えるのは絶対におかしい」と言われ続け、去年から「コックとアームローテーションを使うオーソドックスなスイング」を習い始めたのだ。

 それなのに、今になってそれが最新最高理論って言われても。それ、早く言ってよ。おじさんもう元には戻せないよ。



 でも、この最新理論のスイング、腕やコックを使わない分、体幹に相当力がいるような気がするんだよね。だって体の回転でヘッドを走らせるわけだから。つまり、若いか、体力があるか、練習量を確保できるか、あるいはセンスがある人ならば全然問題ないんだろうけど、多分私がマスターしようとしたら一から体を作り直す必要があるような気がする。そんな事はもう無理だ。



 実は今でも、この最新理論のイメージで打ったときが一番気持ちいいし、安定してるし、飛ぶ気がする。フェードだから安心して打てるし。フェアウェイが広いところ、左に真っすぐ飛んでもスライスしても大怪我しないところではこの打ち方でドライバーショットすることもある。

 でも、せっかく1年半掛けてオーソドックスなくイングに近づけてきたので、やっぱり今更戻せないよな。それとも、ドライバーだけそれで打つか?


2020/9/16 (1604524hit)  ティフトンからのアプローチ


 もう一度、薄暮プレーにて。

 N條さんが今習っているプロが、世界で一番簡単なアプローチ(ショートチップ)を教えてくれたらしい。それを私がN條さんに教えてもらった。N條さん、ありがとうございました。


1、ボールをだいぶ右に置く(右足より外)

2、アイアンのトップラインを目標に向ける(超クローズドフェース)

3、ヒールが浮く

4、そのまま打つ



 これだけ。低く出て、軽くスピンがかかる。数回練習すると距離感もつかめる。それより何より、

絶対チャックリしない。これ、私にとっては超大事。



 で、ここからが本題なんだけど、この打ち方をティフトンのラフからやってみた。ちなみにティフトンのラフとはグリーン周りに生えてるもじゃもじゃした芝で、短く刈ってあってもボールがボソっと埋まるように沈むため、普通に打つのはなにげに難しい。緩むと全然飛ばないし、強く入れると思いの外飛んだりする。
 しかし、この超クローズドフェースチップなら、ティフトンからいとも簡単に脱出できるのだ。これはヒールを浮かすことで抵抗が最低限になるためだと思われる。球筋は低くなるけど、とにかく簡単だし距離感も合わせやすい。



 N條さんに教えてもらったことでこんなに役に立ったことは初めて?である(ニヤリ)。N條さんには素直に感謝の意を表明したい。でもあんまり褒めると「hiroは俺が育てた」「いや私が生んだ」「世界も私が作った」「私は神だ」「お前だったのか」「また騙されたな」「暇を持て余した」「神々の」「あそび」なんて事まで言いだしそうなので程々にしておこう。


2020/9/18 (1604524hit)  秋のザ・サイプレス


 毎年3月に開催されている業界のコンペ@ザ・サイプレスが新型コロナで延期になり、この時期に。暑くもなく、芝が真緑で、冬のサイプレスよりも数倍きれいだった。





 さて、今日は結果から。



 この日はアイアンがたまたますごく良かった。最初のうちはラフからチョロとかしちゃったけど、リカバリーもできたし。

 アプローチは良かったり悪かったり。グリーン周りからはエッジを狙ってるのに1~2m足らずにショート、というパターンが3回ぐらい。トップを恐れて緩んでるんだろうね。

 パットはスティンプ8.3ftということもあり、また小雨でグリーンが濡れていたということもあり、難しくなかったのでまあまあの数字。16番の3パットは登り逆目の二段グリーン8mを4mもオーバーさせるノーカンパット。まあ1つぐらいそんなのあるよね。



 スカタンは2つ。パー5で強引に2オンを狙って右プッシュ林、3打目出すだけ。4打目、115yフォローから、50度のフルショット(105y)かPWのコントロールかで迷って後者を選びグリーンオーバー、5打目寄らずのダボ。2オン狙ってのミスはある意味仕方ないけど、4打目のミスチョイス(ピンを狙わずとにかく乗せる)が生んだダボだね。

 16番はティショットが右の林、2打目出すだけのつもりがラフまでしか出ず、3打目190y木がスタイミーの一からユーティリティで強引に狙うもスライスがかからずバンカー越えの薄芝ライ。99%チャックリしてバンカー、と思ったけどなんとか乗ってくれた、そこからの(上に書いたような)3パット。



 でも、81はサイプレスのベストスコアだったりする。ので、まあいいラウンドだったかな。


2020/9/22 (1604926hit)  ひどい内容(9月月例)


 日曜日は月例競技。来週のクラブ選手権予選に向け勢いをつけれたらいいなと思って臨んだんだけど、勢いどころか思い切りブレーキ踏んじゃったぜ。



 朝イチのティショットから引掛けOB風のへっぽこ当たり。ネットに当たってセーフだったけど。その後もティショット(ドライバーだけでなくウッドもユーティリティも)がトップしたりダフったりと全然安定せず、7番谷越えパー3では6アイアンをチョロしてOB。8番は4W当たり損ないプッシュスライスで連続OB。ヘタだわー。

 後半の松も、ショットが同じようにシャキッとせず(え、今までシャキッとしてたことあったのか?)、さらに50y前後のアプローチが4回あったんだけどそのうち3回で「精密機械のように正確に」ショートしてエッジまで。

 パーオンは1ホールだけ、パー5で4W持ったのにOB打つとか、もう自分のヘタさを再認識するような月例だった。パットがそこそこ入ってくれたからこの数字で済んでるけど、90叩いてもおかしくない内容だった。

 でも、ればたら書いても仕方ないのは百も承知だけど、OB3つが無かったら70台。つまり、


ショットとアプローチがヘタでも(ティショットの)OBがなくてパットがそこそこなら70台が出る

 ということだよね。よかった。




 ・・・・いや、自分を誤魔化すのはよそう。ヘタはヘタだ。


2020/9/23 (1604986hit)  そろそろ限界?


 指数関数曲線というものがある。最初はなだらかでも倍々と増えていって、急速に右上がりになっていく曲線だ(下図)。



 例えばこのグラフの左から右へ登っていくと考えてみる。

 最初のうちはなだらかなので右へ進みやすいが、ある所まで来るとどうしてもそこから先へは進めなくなってしまう。歩けないので這って進むが、それでも限界が来る。しがみついているのがやっとで、気を抜くと滑り落ちてしまう、そんな状況がいつかはやってくる。

 その時どうするか。ピッケルを使う?上にいる人に登るコツを教えてもらう?基礎体力を鍛え直す?もう一度戻って、勢いをつけて登る?




 そう、私のゴルフはもうそろそろこのあたりで限界を迎えたなのかなあという話。平均80台半ば、良いときは80前半、70代は数えるほど、悪いときは90も叩き、スイングはちっとも「これ」というものを掴めず、練習に行けば腰が痛くなり、パットの練習も中途半端、いつまでたっても同じミスと同じ悪癖の繰り返し。

 ま、諦めたつもりはないんだけど、ちょっと先が見えてきたかなあ、なんて思った。


2020/9/25 (1605161hit)  GB月例@奈良國際


 毎月恒例の仲間内のラウンド。今月は奈良の名刹、いや違った名門、奈良國際GCで。今回は雲の上の人、HDCP5のM岡くんと地主でついにHDCP3までいったN谷くんとの3バッグ。

 だいぶ蒸し暑かったとはいえ心配された雨もほとんど降らず。なんとか18ホール歩きで、最後の方はだいぶ足にきてたけど。



 インスタート。

 ラッキー(グリーンセンターを狙った3打目がミスでピンそばにオン)な朝イチバーディから始まり、11番、12番とパーオン(12番では6mから3パットしたけど)。

 13番パー3はティショットがフェースの先でショート、グリーン手前から50度で寄せワンのパー。

 14番はパーオンするも8mのファーストパット、「逆目の上り」というキャディさんのアドバイスに過剰反応して4mぐらいオーバー(アホだ)、また3パットボギー。

 距離の長い15番パー4、ティショットは右フェアウェイギリギリ、2打目6アイアンはトップ目ながらピンハイにオン、2パットパー。

 190yのパー3は16番。4アイアンはいつもと同じ先に当たってショート、花道からユーティリティで1.5mに寄せるも、決められずボギー。

 17番、名物の谷越え445yパー4。


 ティショットは右プッシュスライスでペナルティエリア内(大きなメタセコイヤの右側)に、2打目出すだけが反対側のラフへ、3打目は7アイアンでやっとこさ花道まで、4打目50度ランニングアプローチは大きくショートし、素ダボ。ここはボギー狙いで行かなあかん。

 最終18番(数年前の日本女子アマで安田祐香ちゃんが2オンしてイーグル獲ったホール)、ティショット右OB方向から木に当たってラフ、2打目4Wは強引にスライスをかけようとしてチョロ(アイアンでレイアップすべきだった)、3打目もう一度4Wで残り60y地点まで、4mに寄せて2パットボギー。

 いくら難しい上がり3ホールとは言え、4オーバーは叩きすぎ。もったいない41。でもまあ内容は悪くない。



 後半はまたプッスラOBから始まるも、2番は砂一のパー、3番220yは4Wでワンオン、2パットパーとなんとか必死に2人に付いていく。

 4番は2打目145y8アイアン、右フケでバンカーイン、これはピン奥まで転がって2パットボギー。

 5番はティショットが打ちにくい苦手ホールのパー4。左サイドバンカー越え210yのティショットは大きく右へそれてラフ。2打目4アイアン、フェードを打とうとしてチョロ(このパターンばっかり)、3打目PWはまた捕まらず右手前にオン、そこから3パットしてまた素ダボ。素直に2打目謝ってたらボギーで済んだかもしれんのに・・・

 6番、ドライバーがまた右プッシュでペナルティエリア・・・と思ったら木に当たったのかギリギリセーフ。ライが悪かったので50度で出すだけ。3打目225y打ち下ろしアゲンスト、遊びのラウンドなので4Wで狙う。自分で言うのも何だけどかいしんのいちげき!ピン下5mにオン。ここ5年で最高のショットだった。ファーストパットは1m弱オーバーさせるが、これを入れないと3打目が無駄になる。気合の壁ドンでパーゲット。

 7番、ティショットはまた右。2打目7アイアン、木がかぶってピンを狙えない。狙い通りグリーン左サイドにオン、長めのパットは1mショートするもなんとか入れてパー。

 8番、155yパー3。ちょうど7アイアンの距離。うまく打ててピン右奥1mに、1パットバーディ。

 最終9番、池が絡む苦手なホール。



 4Wでフェアウェイセンターを狙うも、怖がってだいぶ右へ、ラフの法面。幸いラフはそんなに深くなく、つま先上がりの傾斜もわずか。155y、7と6で迷って、6を短めに持って。何とかきちんと当たり、ピン右奥にオン。下りで左へ垂れる難しいパット。ちょっとビビるも、下1mに。これが入れば今日は大満足・・・入った!



 3パット3つ、素ダボ2つ、OBが1つあったけど、十分でしょう。レギュラー(黄色)ティ、6735yからのベストスコアだし。大満足。


2020/9/26 (1605261hit)  自信を持て


 奈良國際のラウンド後、同組だった上級者の2人、N谷くんとM岡くんと3人で近くの地鶏屋さんへ。5時過ぎから10時前まで、5時間近く延々と飲み、食べ、硬軟取り混ぜたいろいろな話をした。

 私はハンドルキーパーとして行った(酒が飲めなくてもあまり気にしない)ので終始シラフだったが、ノンアルコールビールでとりあえず酔った気になり(安上がりである)、たいへん楽しいひと時を過ごしたのだが、その時に2人、とくにM岡くんにこんこんと説教された。

「上手くならない」「いつまでもヘタだ」「もう限界だ」とウェブや実際のラウンドで言う私に対し。

 お前はアホか。

 お前は悩みすぎ、考えすぎ、後ろ向き過ぎんねん。

 お前のスイングは、ほぼ完璧なんや。

 グダグダグダグダ考えすぎて、自分でゴルフを難しくしてるだけや。

 まっすぐ立ってまっすぐ打ったら引掛けなんて出るようなスイングじゃない。

 それなのに、飛ばしたろうとか、フェード掛けようとか、コントロールしようとか、余計なことを考えるからミスするんや。

 お前に大事なのは、自信や。

 6番の4Wのパーオン、9番の法面から6アイアンのパーオン、あれが出来るんやからもっと自信をもて。

 今日のゴルフの内容やったら、片手になっててもおかしくない。

 アプローチも転がしだけでいい。それを極めればいい。

 自分の得意を伸ばせばいい。お前はバンカーショットが無茶うまい。それを武器にしたらええんや。


 後はマネジメント。バンカー怖がって4Wでティショットしてどうすんねん。

 ティグラウンドから4.5のスコア目指してどうすんねん。

 バンカー入ったら入ったときに次を考えたらええんや。


 自信を持って、自分のスイングを信じて、まっすぐ立ってまっすぐ打て。





 酒の席での話やし、身びいきとヨイショもあると思うけど、それでも大変嬉しかった。

 そして別れ際。「(今度の日曜日からの)クラブ選手権でベスト4行ってください。行けます。ってういか行け」と檄を飛ばされた。そう言われるとなんだか行けそうな気がする。しかしまあとりあえず、まずは予選通過だ。自信を持って、頑張ってきます。


2020/9/28 (1605371hit)  2020年クラブ選手権予選


 話は3日前の金曜日にさかのぼる。

 今月色々と忙しく、レッスンを受けに行けなかった。しかし金曜日がラストチャンス。仕事終わりの夜に時間を工面して出かけた。

 そこで、最近トゥヒットとプッシュスライスが酷いドライバーをS水プロに見ていただく。トゥヒットに関しては、少し先ぐらいで結果が悪くなければ(打感は悪いだろうけど)全然OKだ、という言葉をいただき、少し安心する。

 プッシュスライスはやはりというかその指導何度目やねんというか、前傾姿勢が崩れる事で起こると。よって「前傾姿勢を保ってスイングしろ」という、軽い禅問答のような答えをいただき、一生懸命頑張って前傾姿勢を保ってスイングする。なかなか難しい。

 しかし前傾姿勢ばっかり気にしていると、今度は腰が止まってインパクトで合わせるだけような打ち方になってしまうので、プロからは「腰を回転させつつ、前傾姿勢を保つように打て」という新たな指導が入る。一生懸命頑張る。しかしそれでもどプッシュが出る。

 どプッシュすなわち振り遅れである。そこでプロに、ドライバーを少し短く持って振るのはありですか?と聞いてみるとそれでもOK、とのこと。

 で、短めに(2インチぐらい)グリップして振ってみると、だいぶいい感じだ。球は低くなるものの、どプッシュが止まり、せいぜい軽プッシュぐらいになった。これなら十分使える。コースでも十分ラフで止まる感じだ。これでクラブ選手権の不安が小さくなった。






 そして当日。1時間前にコース入りし、いつもは行かない練習場へ。仕上げの5球、短く持ったドライバーショットを打ってみる。うん、いい感じだ。今日はこれでOBなし、フェアウェイキープ率も上がるだろう。いつもは苦手なホールもドライバーで攻められるかも・・・と思いつつスタート。

 1番、バンカーから砂イチパー。

 2番はちょっと苦戦してダボ。まあ始まったばっかりだからね。

 3番もティショットがバンカーに入り、難しいボギーパットが残るも決めてボギー。3オーバーだけどなんとか行けそうだ。

 4番パー5。高い確率で左へOBを打ってしまう、距離が長くだらだら打ち上げのパー5。しかし私には「ドライバー短く持ってフェアウェイキープする作戦」がある。

 ドライバーを少し短く持って(しつこい)ティショット。プルフックOB。暫定球。プルフックOB。もう一度暫定球。プルフックOB。










































 午後4時45分。気がつけば競技は終了していた。



 また来年。


2020/9/29 (1605472hit)  2020年クラブ選手権予選・反省会


 ティショット編

 ・ショットの内容は(4番の3連続OB以外は)それほど悪くはなかった。4番まではドライバーを短く握り、フェアウェイキープ率0%(0/3)、しかしその4番のティショット4発目(暫定球3発目)からドライバーを長く(いつも通り)握り直し、その後はフェアウェイキープ率89%(16/18)。

 ・練習場では短く持つほうが上手く打てたのに、コースでは長く持ったほうがイメージ通り打てた。つまり、練習場のスイングと本番のスイングは似て異なるものだということなんだね。

 ・これは練習場だけでいい球が打てても意味がないという事であり、練習場のナイスショットは当てにならないという意味でもあり、実際にコースでプレッシャーを感じながらするスイング、出る球筋こそその人のスイングであり球筋だということでもある。

 ・よって今後は、練習場ではなく実践でスイングを作っていくような気持ちが必要だと思う。あるいは本番のつもりで練習するとか。

 ・ドライバー以外のティショット、特に梅コースでは2番・5番・6番と4アイアンを選択し、ほぼパーフェクトだった。これは「前傾姿勢を保って腰を切る」「しっかり体重移動」「シャフトのしなり戻りを使う」という事がうまくできたせいだと思われる。

 ・4Wのティショット(2回)も芯を食って狙った方向へまっすぐ飛んだ。やればできる子なのにねえ。

 ・最後のハーフ、松コースでも全ホールドライバーで。多少とっちらかったけど致命的なミスは無し。

 ・返すがえす4番が残念だった。でもまあ、それもゴルフ。



 アイアン編

 ・持ち玉のダフりが4回ほどあったけど、いいショットもたくさんあった。145yを(クラシックロフトの)8番で狙えるようになったので、きちんと当たってるという事だと思う。

 ・あと、ラフからはちゃんと(?)フライヤーするケースが増えてきた。つま先下がりのラフから150y、8アイアンで大オーバーとか。いや、喜んでたらあかんのかもしれないけど、フライヤー=きちんと芯に当たってる、だからね。

 ・松8番、右サイドラフ、というよりマウンドの裏、左足上がりつま先上がりの傾斜から残り145y、ブラインドになったグリーンを狙ってピンハイにオン。今まで何度か同じところから挑戦してて一度も乗らなかったので、これはショットオブザデイ。

 ・しかしバーディを狙えるところに乗ることはほとんどなかった。思い通りのショットが1割、平均点のショットが6割、スカタンが3割ぐらいって感じ。パーオン率3割(8/27)だもんね。これではハーフ41(予選通過ライン)は出せない。



 アプローチ編

 ・ドライバーがまあまあ、アイアンがまあまあでもアプローチさえ良ければ41どころか30台も出せるだろうけど、私の場合そのアプローチが最低ライン(転がせない、あるいはスピンが必要な場面では乗せるのがやっと)なので、2打目がちょっとややこしいところへ行くとボギー確定になってしまう。

 ・特にニアサイド、下り傾斜、30y以上、ティフトンのラフ、ライが悪い場合は寄せる術がないため、5mのパットを入れないとパーが取れない。

 ・実際、27ホール中、ボギーオン2パットボギーが10個もあった。さらにアプローチをミスしての、ダボオン1パットボギーも3個。どの口で30台って言ってるねん、って感じですな。

 ・つまり、(4番の3連続OBは置いといて)、上級者との一番の違いはアプローチの距離感と正確性だろうと思う。

 ・実際、寄せワンが(1ラウンドで)6個ぐらいあるときは80前後のスコアが出るんだから。



 パット編

 ・いつも通り。長いのを大ショートして3パット、が2つ。5m前後は1つも入らなかった(まあ入らなくて当たり前なんだけど)。短いのは2つ外したけど、想定外の曲がり方をしたやつなので仕方ない。

 ・でも上級者は1ラウンドで長いのを1つ2つは入れてくるし、3パットもめったにしない。

 ・まあパットは水物なのでできるだけ悩まないようにしたい。



 結論

 ・今回上級者と回って、ドライバー、飛距離、フェアウェイウッド、リカバリーはそれほど差がないと感じた。アイアンの安定感はやや劣る、パットもやや劣るかな。でも最大の違いはやっぱりアプローチ。特に30y以内が大人と子供ぐらい違う。

 ・アプローチイップスから脱却しつつある今、「失敗しない」段階から次の「距離感を出す」という段階へのステップアップが求められる。

 ・練習場で出来ることが試合でできないのは当たり前といえば当たり前だけど、まだまだだね。


2020/9/30 (1605568hit)  キャディバッグ狂想曲・フィナーレ


 先日、キャディバッグを買い換える話を書いた。その条件として、

1,人とできるだけ被らないこと(マイナー路線)

2,メーカーのロゴが目立つのはイヤ

3,プロが使うような大きなバッグは重いしカートでじゃまになるので却下

4,3万円以内(ブリーフィングとかは高すぎる)

5,スカルの柄は嫌い(オークリーとか、サイコバニーとか)

6,スタンドバックではないもの(だって99%カートに積むんだからね)

7,かと言って、口が14分割になってるのはダメ(あれは直立させてカートに積むアメリカのカート用で、日本のカートみたいに斜めにセットしたら引っかかってむちゃくちゃ出しにくいと思われる。何本かまとめて抜き差しするのも不便だしね)


8,格好良くて可愛くてセンスがいいモノ

 という8つの条件を挙げたが、これをすべてクリアするものは残念ながら見つからなかった。よって1つか2つは妥協しようと考え何度もいろいろなウェブを見ること3週間。


これとか(ダメなところ・・・ロゴあり・14分割・格好良くない)


これとか(ダメなところ・・・人と被りそう・ロゴあり・値段が高い)


これとか(ダメなところ・・・値段が高い・値段が高い・値段が高い・値段が高い・値段が高い)


これとか(ダメなところ・・・スタンドバッグ・評判がイマイチ)

 で、結局これにしました。じゃーん。



 地味だねー、うん、地味だ。

 これはフランスのスポーツ用品メーカー、デカトロン(DECATHLON)という会社のバッグ。デカトロンのコンセプトは、「シンプルなストア・機能的な物流システム・画期的な組織と、これらの安定した運営」により「高品質と低価格を同時にかなえます」というもの。

 ちょっと宗教掛かってる気がしなくもないけど、モノさえ良ければね。

 このバッグで気に入った点。

・まず人とかぶらない
・シンプルでいて若々しいデザイン
・軽い(2.99kg)
・一番使うポケットがマグネットタイプ
・必要かつ十分な収納
・太いグリップのパターを別に収納できる
・安い!(トミーヒルフィガーの約三分の一、ブリーフィングのなんと五分の一)


 唯一の欠点は口が14分割(パターを入れると15分割!)で、クラブの取り出し、収納がやややりにくい点だ。今は新品なので引っかかる感じが強いが、使っているうちにスムースになってくると信じたい。

 キャディさんが嫌がるという話も多いが、そもそもキャディ付きのラウンドは月に1回あるか無いかだし、キャディさんに気を使って自分の欲しい物を諦めるのは本末転倒だしね。


 というわけで、1ヶ月以上続いたキャディバッグ狂想曲は幕を閉じたのであった。



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