日記305
(2019年11月)

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2019/11/2 (1576142hit)  Mの会で大波賞


 なんてこった。朝晩寒いなと思っていたらもう11月ではないか。気がつけばzozoチャンピオンシップもラグビーワールドカップも終わってしまった(いやそれ終わってない)し、きっと東京オリンピックも明後日ぐらいには終わってるんだろうな。



 さて、一昨日はホームコースで歴史あるMの会。久しぶりに白ティから。白からだとなんだか調子が狂ってしまって(よくまあそんな程度の低い言い訳を考えられるもんだ)、前半はボギーペース。後半は4mぐらいのパットが偶然2つ入り(純粋にラッキーです)2バーディの37。

 前半が苦手な竹コース、後半は距離が短く得意な梅コースということもあったんだけど、8打も違うってなんで?というのが今日の話。



 まず、パット数。前半は3パット2つを含む18パット、後半は3パットなしの13パット。これですでに5打。久しぶりにロッサ・マラネロ(オデッセイ#9タイプのL字)を使ったので前半慣れなかったというのもあるけど、まあこれも言い訳ですな。

 あとはティショット。前半は3番でスプーン、7番でバフィーを持ったんだけど2つともひどいミスショット、っていうかもっとはっきり書くとチョロ。その後挽回できずのダボやトリになってしまった。これで1打づつ。

 あと1打はバンカーショットかな。竹4番で3打目がバンカーに入り、砂が深く入ってすぐ先に出ただけというミス。寄せたいという欲から基本を忘れたバンカーショットをしてしまったようだ。頭が悪すぎる。



 つまり、8打の差はパット6割とティショット3割アプローチ1割の差で、ショットそのものはそんなに変わらないってことだね。やっぱりパターが大事ってことで。ああ、やっぱり天がパターを買えと言っている。


2019/11/5 (1576376hit)  笠りつ子の事件


 さて、笠りつ子の暴言事件である。

1,女子トーナメント開催コースで以前からバスタオル盗難事件が多発していた
2,それはいかんということでコースがバスタオルを用意しないことにした
3,それをLPGAは選手に十分に通達していなかった


という前段階があり、

4,笠りつ子がコースに対しバスタオルを貸してくれとお願いをした
5,コース側は断り、いざこざが起きた
6,笠りつ子がコースの副支配人に対し暴言(「頭が固い。死ね」)を吐く


 というふうに繋がっていく。


 現在6だけを取り上げられて批判が集中しているが、これら6つの事柄は個別に考える必要があると思うのだ。で、いちゴルフファンとして身内びいきがあることを承知で考察してみる。

 まず1。窃盗である。バレなければいい、こんなにたくさんあるんだから私一人ぐらいなら問題ないだろう、という考え方は完全に間違っている。コースのタオルを持ち帰るゴルファーは、ラウンドにおいてもズルをする。つまりゴルファー失格、人間としてもダメな部類である。つまり、今回の騒動の根本に「一部の女子プロゴルファーのモラルの低さ」と「教育できていないLPGAの責任」という問題が隠れている。


 2。あるコース関係者が、「確かにバスタオルの盗難はあるが、それは女子プロに限った話ではなく普段でも起こっていることであり、女子プロで特別に盗難が多いということではない」と言ったらしい。

 しかし、一般営業でバスタオルの貸し出しを禁止することはできない。なぜなら、普段バスタオルを使うのは一般ゴルファーという「お客様」だからである。

 一方、女子プロゴルファーは「コースを提供していただき、そこでプレーさせてもらう」という立場であり、力関係で言えばコースのほうが上か、せいぜいがビジネスパートナーとして対等の立場であろう。さらに女子プロの場合、入浴後のバスタオル使用ではなく、ラウンド前に風呂場の脱衣所を「わざわざ使わせてもらっ」てストレッチをする時、下へ敷くマット代わりに借りるものである。

 つまり何が言いたいかというと、今まではコース側の厚意で女子プロにバスタオルを貸していたという事だ。借りるほうが無理を言っていたわけだ。それなのに持って帰るのは恩を仇で返す行為であり、そういう意味で、バスタオルを貸し出さないという決定は無理なものではないと考える。


 3。きちんと通達していたのかどうか。ここはポイントの1つだろう。笠りつ子がこの通達を知らなかったのなら、「今までは何の問題もなく貸してくれていたのに、なぜそんなイケズをするのか。こんなに頼んでいるのにバスタオルぐらい貸してくれてもいいじゃないか。頭が固い」と笠りつ子が考えるのは少しは、あくまで少しは理解できる。

 しかし手放しで擁護できないのは、上にも書いたようにバスタオルの貸し出しはコース側の厚意であり、女子プロは「貸してもらっていた」という立場であったということだ。それを理解できていなかった笠りつ子の思い違いは、プロの傲慢さと言われても仕方がないところだろう。

 ちなみに通達を笠りつ子が知っていたとしたら、擁護できる点は1%もない。

 さて、その通達である。ここでは報道の通り、通達が十分になされていなかったという報道が真実であったとして考えるが、SNSや通信手段が発達している現在において、こういう変更を通達するのは昔よりはるかに簡単になっているはずだ。それこそLINE一発で済む話だ。

 そんなことすらしていなかったLPGAも、怠慢で仕事をきちんとしていないという誹りは免れないだろう。まあこのあたりははっきりとした話がわからないので、これ以上の考察は止めておく。



 そして4以降はひとくくりにして考える事にするが、「バスタオルを貸し出さないという通達を知らなかった笠りつ子が、今まで通り化してくれないコースとトラブルになり、最終的に「頭が固い、死ね」という言葉が出てしまった。

 ここはいくら女子プロファンの私であっても擁護できない。その時コース側(副支配人)とどんな状況で、どんな言い合いがあったにせよ、言ってはいけない言葉であったという一点は覆らない。

 ところで、ある信頼できる筋からの情報によると、「しね」という言葉は熊本弁で「勘弁してほしい」という意味があるそうだ。よって、標準語の「死ね」ではなく、「頭が硬いな、もう勘弁してよ!」と本人は言いたかった可能性もある。しかしそういう弁明をしても言い訳、言い逃れに聞こえるため黙っていると。

 もちろんこれが事実でも、受け取った側が「死ね」と言われたと捉えたとしたらやはり不注意で済まされる問題ではない。


 しかし、だ。これをもって笠りつ子の人格攻撃をしたり、「いつもそんな言葉遣いをしているんだろう」となじったり、引退だ、シード権剥奪だと騒ぐのはやりすぎというかちょっと違うだろと。そういうお前は生まれてから一度も人にひどい言葉で罵ったりしたことがないのかと。そもそもお前は女子ゴルフ界を統率する神なのかと。

 このあたりはネットリテラシー(インターネットを正しく理解し使用するスキル)の欠如から起こる問題なので本質ではない。安全な場所から石を投げるみたいなもので、こういうバカどもの意見をいちいち気に病む必要はないと思う。

 本人は反省し、コース関係者にも謝罪し、LPGAの処分を待っている状態なんだから、あとはゴルフファンは静かに待っていればいいと思う。



 しかし笠りつ子って熊本の坂田塾出身だよね。規律を重んじる坂田塾で教わっていても、ちやほやされてスポンサーが付いて自分の周りで何千万円もの金が動くようになるとつい慢心してしまうんだろうなあ。

 ゴルフ以外でお金の苦労や将来の苦労などもそんなにしてないだろうし、狭い世界しか知らないでなった30歳なんだから一般世間の30歳とは違うだろうし。自分がどれだけの人に支えられてゴルフができているか、なんてあんまり考えたことないんだろうなあ。

 塾長にもう一度しっかり叱ってもらって、一回り成長して、感謝の気持を持って、また帰ってきてほしいなあ。


2019/11/6 (1576497hit)  パター選び


 パターを選ぶことと、生涯の伴侶を選ぶ事は似ている。




 自分の(ゴルフ)人生においてもっとも重要な選択の1つである

 自分の好みで選ぶべきか、あくまでスタッツ(スペック)で選ぶべきか

 色々なタイプがある、そのどれもを試したくなってしまうが、結果的には1本(1人)しか選べない

 長く付き合えば付き合うほど、信頼関係が生まれる(生まれないこともある)

 たまには浮気したくなるが、やっぱり元鞘に収まったりする

 思い出、思い入れがある彼女(パター)は忘れられない(中古ショップに売り飛ばせない)

 顔(見た目)だけで選ぶとえらい目に合う、こともある

 評判の良いパター(女性)が自分にあう(好きになってくれる)とは限らない

 えてしてマイナー(地味)で値段も高くない(目立たない)パター(彼女)が自分にピッタリだったりする

 これこそエースパターだ!(運命の人だ)と思って決断しても、それが間違いであることはままある





 つまり、愛は永遠には続かない





2019/11/8 (1576700hit)  今年ワーストラウンド


 昨日はゴルフ友達I上さんとK藤くんと一緒に愛宕原へ。天気は最高。



 だったんだけど、その内容は今年で一番ひどかった。いえーい!(カラ元気)

 まあその原因の99%は自分がヘタなせいなんだけど、一応なぜそんなラウンドになったかを考えてみた(言い訳ともいう)。



・10月始めから昨日までの38日間で、ラウンド9回、薄暮5回と3日に1回以上のペースでラウンドしてた上に、練習6回、レッスン1回(2時間)もこなし、完全にキャパオーバーだった。体はボロ雑巾のようにグダグダで、ゴルフ肘も再発し、腰の張りも強かった

・同伴競技者が気心知れすぎた2人だったので、緊張感が薄かった

・ヤーデージの短い、しかも白ティからのプレーだったのでナメてかかってしまった

・狭いコースなのに深く考えずドライバーでティショットし(てOBを量産し)た

・バンカーに砂がほとんど入っていなくて、難易度SSSだった

・午前のハーフ2時間半、午後のハーフ3時間。毎ショットごとに3分から5分待ちで、ラウンドのリズムもへったくれもなかった

・グリーンスピードは表示では8.5になってたけど、下りでは11ぐらいのスピードが出ててパットが全部オーバーした


 などと犯人は供述しており。まあよくもこれだけ言い訳を並べられるなと自分でも感心する。



 それでも前半西コースはOBもなく、3パットが1つ、アプローチのミスが2つ。アイアンでミスを出しがらも寄せワンが3つ取れたし、何とかギリギリって感じ。

 しかし後半、2番でつま先下がりのライから捕まえられず、お約束の右手前バンカー。「あごがそこそこ高くピンまで12y、グリーンの奥行きも15yしかないのに砂が1cmしかなくて下がコンクリート並みに硬いバンカー」という、プロゴルファーですら出たら百点のライからグリーンオーバー、そして寄らず入らず3パットの素ダボ。

 でも、それはバンカー地獄の序章に過ぎなかった。

 次のホール、ティショットは残り40y地点へ。バンカー越え、グリーンの奥行きは20y弱しかなく、しかも奥へ下っている。鬼畜セッティングである。奥へ溢れるのを覚悟で打つのが最良(っていうかそれしか方法がない)のに、ギリギリに落とそうとして緩んでダフってバンカーイン。

 そのバンカーがまた「あごがけっこう高くピンまで10y、グリーンの奥行きも20yしかないのに砂が5mmしかなくて下がコンクリート並みに硬いバンカー」。1発めはコンクリートでバウンスが跳ねてグリーン奥へOB。5打目はエクスプロージョンではなくただのダフリショットで出そうとしたけど顎に当たって出ず。6打目も出ず。7打目でやっと出て、奥のラフ。8オン1パットのクィンチュープルボギー。

 もうね。久しぶりに切れちまったよ。

 屋上ではなく次のホールへ。待ち時間が10分以上あって、スプーンのティショットはプッシュスライスOB。ダボ。

 5番パー3はパーだったけど、次の6番パー5でもティショットがプッシュスライスでOB。アイアンとアプローチミスもあってトリプルボギー。

 ちなみに書いてないけどティショットの前は10分、2打目以降は5分づつ待ってプレーしてます。

 もう悪い連鎖が止まらない。7番は東コースで一番難しいパー4、ティショットまたプッシュスライスでOB、と思ったら木に当たって帰ってきた。2打目7アイアンでレイアップも引っ掛けて左ラフ、3打目あたりそこ内でグリーン手前、4打目でやっと乗せて2パットダブルボギー。

 8番は165yのパー3、ティショット6アイアンでグリーン左奥カラー、そこからパターを選択するも5mオーバー。どこが8.5やねん。いや、8.5の下りでこれだけ速いってどゆこと?わけわからん。3パットボギー。

 最数ホールもティショットを除き極端に悪いショットがなかったのに素ダボ。ハーフ17オーバー、53。




 愛宕原GBCさま、あごの高いバンカーにはきちんと砂入れとけください。砂を入れるお金が無いのなら、「ここのバンカーは砂が5mmしか入ってませんので絶対に入れないようにしてください」とスコアカードに書いとけください。

 って思った(いや、お前がヘタなだけや)。


2019/11/11 (1576920hit)  今季ベストハーフ


 木曜日に今季ワーストラウンドを終えて。




 どんなにブサイクなスイングでもいいから、再現性を高めたい

 基本から外れていてもいいから、同じ球が打てるようになりたい

 汚いスイングでもいいからまっすぐ飛ばしたい

 5年棒に振ってもいいから上級者になりたい

 3年間基礎練習しかしないでもいいから、ちゃんと球が打てるようになりたい



 ドライバーは210yでいいからまっすぐ飛ばしたい

 フェアウェイウッドもそこそこでいいからきちんと打てるようになりたい

 ミドルアイアンはきちんと当てられるだけでいい

 パー3のティショットでひどいミスをしないようになりたい

 100yからはせめて10回中7回はグリーンに乗せたい

 50y以内からグリーンにすら乗らないミスはしないようになりたい

 グリーン周りからは3回に1回は2打で上がりたい

 3パットは1ラウンドに2回までにしたい

 1m以内を外すのも1ラウンドに1回までにしたい



 練習したら数日体のキレが無くなる体を何とかしたい

 センスがなくても再現性のあるスイングをしたい

 自分にあったスイングのリズムやテンポを知りたい

 リキまず、しかも緩まないスイングのコツを知りたい



 あー、うまくなりたいなあ・・・・・











 と考えていた。そんな気持ちで迎えた日曜日の薄暮ラウンド。そこで私は、


 よしもう自分がヘタなことを認め、今日は、

あまり考えずとにかく思いきり振ろう。

 と思ってラウンド。そしたら、

 1バーディ2ボギーの37。

 パーオン率66.6%。

 パット数17。


 OBなし、フェアウェイキープ率71.4%。




 色々考えるヒマがあったら思い切り振る!それだけだな、スイングは。



 あ、なんか同伴競技者のN條さんが、今日いい内容だったのは同伴競技者と私の教えのお陰だからそれをきちんと日記に書け、的なことを言ってたような気がするけど、まあそんな気がほんのわずか、1ミリグラムぐらいあるかもしれないけどどうかなあ、やっぱり気のせいかなあ、というレベルなんだけど一応書いておこう。あっしたー!


2019/11/13 (1577150hit)  「緩まず振り抜く」練習


 というわけでジェットコースターみたいにドン底まで落ちた後、光速で戻ってきた編者である。こういうのを塞翁が馬っていうのかな(ちょっと違う)。ミスショットがバーディチャンスに付く、的な?

 さて、スイングの奥義を発見したわけだがそれをきちんと検証しないと絵に描いた餅。というわけで練習へ。



 この日は150球。その内訳は、50yのアプローチを半分、7アイアンを3割、ドライバー・スプーン・ユーティリティをそれぞれ1割ほど。

 アプローチに関しては、緩まないよう(具体的には今までより腕を振る・使うイメージ)に打つとダフる。ダフるが、恐る恐る振っていた頃よりもしっかり飛んでいく(いやそれ当たり前)。もちろんマットの上からなのでダフってもそこそこ飛んでいくんだろうけど、コースで芝の上から打ったとしても、しっかり緩まず振れていれば多少のダフリは許容される気がする。根拠はない。

 で、ダフらないようにするためには50yのアプローチでもしっかり左へ体重移動していかないといけないようだ。それか、最初から左足体重で打つか。

 というわけで、アプローチでもフルショットと同じように体重移動して緩まないように打つ。



 次に7アイアン。「緩まず振り抜く」だけだったら、狙いより右へ出て右へ曲がる(プッシュスライス)球が出る。上半身(腕)に意識が行きすぎてるんだろう。

 よってここでも体重移動。無意識に行うためにバックスイングで左足ヒールアップ、ダウインスイングで下ろす、というのをするのだが、それだけでは上体まで突っ込んでしまって狙いよりちょっと左へ出て左へ曲がる(プルフック)になる。

 そこで、ダウンスイングでちょっとだけ上半身を我慢し、飛球線より見技へ降っていくイメージで振ることでやっとこさ右へ出て左へ戻ってくる球が出る。

 というわけで、アイアンは左足ヒールアップからの上半身我慢で緩まないように打つ。



 最後にユーティリティとウッド。これはもう、気合と根性だけ。

 すなわち、曲がることを恐れず、大きくしっかり、緩まないようにフィニッシュまで振り抜くのみ!

 とはいえ、右が怖いときはクラブを少し短く持ち、左が怖いときはグリップを緩めて打つ。これでどちらかのミスを消すことができるはず。理屈では。




 まあ、理屈通りに打てればいつもパープレーが出るはずで。そんな訳はない。1ラウンドに1回でも思うように打てれば良しとしないとね。


2019/11/16 (1577470hit)  「緩まず振り抜く」ラウンド


 ラウンドの結果がひどい時は金曜日の更新サボる説。


 K嶋さんとO谷さんと3人で京都府の宇治田原CCへ。



 パーがボギーに、ボギーがダボに、ダボがトリプルになる(当たり前だ)3パットが6個は今季ワーストかな。寄せワンが4つあったから何とかなったけど、大台突破しそうだった。



 なぜこんな事になったのか説明しよう。宇治田原はグリーンが大きい。どれぐらい大きいか調べてみた。私が思うに、

 超小さなグリーン 15x15m 15x20m 20x20m 
 小さなグリーン 20x25m 25x25m 
 普通のグリーン 25x30m 30x30m 
 大きなグリーン 30x35m 35x35m
 超大きなグリーン 35x40m 40x40m 40x45m

 って感じ、つまり30x30mが基準(注:あくまで個人的な見解です)なんだけど、宇治田原のグリーンは長径が40m、中には45m近いグリーンもある。



 大きいだけではない。そこそこのうねりや微妙な傾斜があり、遠くへ乗ってしまうと最初のパットを寄せるのも至難の業だ。さらにはっきりとした芝目まであり、それを理解してないと1mでも微妙に切れたり切れなかったりしてなかなか入らない。

 ただし転がりはすごく良いので、上手い人、きちんと読める人にはフェアなグリーンなのである。つまりここまでの文章は単なるヘタの言い訳なのである。


 まあ、それ(3パット6個)が無くても11オーバーだからショットの方も(いつも通り)そんなによくなかったんだけどね。特にティショットでドライバーを使った時がひどかった。振り遅れ右プッシュスライスが3つ(そのうち1つOB)、プルフックが4つ。フェアウェイへ飛んだのは2つだけで、それもヒール。緩まず振り抜くだけではダメなのか(そうです)。

 スプーンなんかを持ったときはまだマシなので、ドライバーだけもうちょっと考えないかん。っていうか、そろそろ新しいのを買うかぁ?


 あでも、アイアンとアプローチはまあまあいいのがいくつかあったので、緩まず振り抜く作戦は今後も継続していきたい。


2019/11/18 (1577594hit)  金谷拓実アマチュアで優勝


 三井住友VISA太平洋マスターズで金谷拓実がアマチュア優勝。世界一上手いアマチュアは、日本一上手いゴルファーだった。

 過去に倉本昌弘・石川遼・松山英樹しかなし得なかった快挙を達成したことで、彼が今後の日本ゴルフ界を牽引してくれる存在だっていうことを完全に証明したことになる。勝ち方もスゴかった。最終イーグルって。漫画か。



 しかし太平洋御殿場っていうのはアマチュアが勝ちやすいコースなんだろうか?前回の松山もそうだったし、勝ちこそしなかったけど宮里優作もアマチュア時代に2位か3位に入ってたよね。日本一転がりのいいグリーンっていうのがその秘密なのかな。若いアマチュアは何の逡巡もなくパッティングできるけど、プロになって経験を積めば積むほどパットって難しくなるような気がするし。パットイズマネーは金谷くんには関係ないしね。

 東北福祉大は嫌がるだろうけど、早くプロ転向して世界に羽ばたいてほしい。将来のことを考えると1日でも早いほうがいいと思うんだけど。



 ただ、1つだけ嫌われるようなことを書くと、彼にはちょっと華がないんだよなあ。体も小さいし(170cm)、顔も地味だし。アマチュアの今は抜群のパッティングセンスで無双してるけど、プロ転向して1つのパットが何十万、何百万という価値を持ってきた時に、今と同じパフォーマンスを発揮できるか。それはセンスだけでは無理で、努力と練習量にかかってくると思うんだけど、その小さな体でその練習量をこなせるかどうか。

 ショットについても、世界で通用する飛距離や球筋をマスターできるだけの体力をその体で維持できるか。そのあたりが懸念材料だよね。ビリケン藤本ぐらいとは言わないでも、もっと体を作らないと銭を稼ぐのは難しいだろうし、それをしたときにスイングやパッティングのフィーリングが変わらないかどうかっていう心配もあるっちゃーある。



 とはいえ、壊れかけの男子ツアーにとっては久しぶりにいいニュースだった。女子ツアーみたいに、若くて活きが良いプロがどんどん出てきてほしいなあ。


2019/11/19 (1577594hit)  中堅女子プロ引退ラッシュ


 歴史ある伊藤園レディスは鈴木愛の3週連続優勝(すげー!)で幕を閉じたが、この試合で鈴木よりも目立っていた選手がこちら。


(LPGAのウェブより)

 この試合でツアー生活から引退を表明していた大江香織。

 2009年にプロ転向してツアー3勝、29歳。153cmで東北高校出身。目立つ選手ではなかったけど、3年目から8年間シードを守ってきた。

 記事によると、引退を決意したのは、最近台頭してきた若手と戦うには飛距離の差が大きくなりすぎたということのようだ。昔なら20yから30yだったのに、今は40y置いていかれることもあるらしい。大江が5Uを持ってグリーンを狙う時、相手は8アイアンか9アイアンでピンをデッドに狙っていく。そりゃあ潮時だと感じるよなあ。

 あと、10年間ずっと母親にマネジメントをしてもらっていたとのこと。シードを取れている間は良くても、シード落ちしたらなかなか難しいよね。お母さんも10歳歳を取ったわけだしね。

 でも、彼女のように「第一線で戦えなければスパッと切り替えて引退」というのはある意味潔いしカッコいいと思う。お疲れさまでした。



 さて、今季で引退を表明している女子プロはあと2人いる。1人目は一ノ瀬優希。


(同上)

 一ノ瀬もツアー3勝で31歳、プロ12年目。2017年に怪我の影響でシード落ちし、そこからはなかなか思うような成績をあげられなかった。彼女も158cmと大きくない。大江とよく似てるね。やはり10年ぐらいで体力の部分で限界が来てしまうんだろうな。

 彼女は確か何年か前神戸で練習してて、ゴルフ仲間のI上さんが同じ練習スタジオで見たことがあるって言ってたような。「可愛かったでー」って言ってたような。とまれ、お疲れさまでした。


 もうひとりは佐伯三貴である。


(同上)

 彼女は35歳、ツアー7勝。2012年から13年にかけては2勝づつして賞金ランキングも5位、6位にまで行ったわけだから、確実のその次代を牽引するトッププロであった。

 彼女は163cmと少し大柄で、そのせいもあり35歳まで活躍できたのかもしれない。ただ彼女も近年は怪我のせいで思ったようなゴルフができなくなり、それが引退するきっかけになったようだ。

 その、いろいろな意味での存在感から、記録にも記憶にも残るゴルファーだったからちょっと寂しくなるね。お疲れさまでした。



 しかし、プロゴルファーにとってカミナリよりも下りのスライスラインよりも怖いもの、それが怪我なんだろうね。


2019/11/22 (1578024hit)  第22回しゃくなげ杯


 今年もこの季節がやってきた。業界某会社主催のコンペであり秋の一大イベントであり、私が19年前初めて参加した思い入れのあるコンペ、しゃくなげ杯。



 今年で22回めになるが、2001年の第5回から1回の欠席を除き17回参加させてもらっている。そのうち、2007年の初優勝以降、5回もダブルペリア優勝できているので、きっと相性がいいのだろう。相思相愛的な。


 コースはいつもの伏尾GC、同伴競技者はライバルというのはおこがましい、むっちゃ上手いO田さんと(ちょっと事情があって)午前中2バッグになった。

 で、結果は。



 スコアはいまいちだけど、えーっと、またダブルペリアで優勝してしまいました。これで6回目。表彰式で私の名前を呼ばれた時、みんなの頭から「またか・・・」という吹き出しがあちこちから出てるのがはっきり見えました。ホントすいません。



 いや、もう10回以上ここでコンペしててどこがハンデホールになるかだいたい分かるし、パー3とパー5では大叩きしないよう気をつけてはいる・けど、いつもうまくいくとは限らないしそもそも狙って大叩きなんて絶対しない。だからダブルペリア優勝を狙って取りに行くという気持ちは(ちょっとしか)ない。

 それよりも、やっぱり自分の思い通りのゴルフができる方が気持ちいいし、スコアも1打でも少ないほうが嬉しいし。つまり何が言いたいかというと、優勝はたまたま運が良かっただけです。だからどうかご容赦ください。



 さて、ラウンドの内容だけど、いつもと同じ。いいショットもあるけど悪いショットのほうが多くて、ティショットのOB2つ、バンカーでの大叩きが1ホール(トリプルボギー)、アプローチのミスが2つ。ベスグロはO田さん。2打及ばず。アウト・インとも1打づつビハインド。スコアは2打だけど、実力の差はもっとある。

 でも1パットが6個あったし、ま、いいか。ちなみにパターは今、#7センターシャフトでもL字のマラネロでもなく、第三のパターを使ってます(ストロークラボ#10は高くて買えない)。



 オデッセイ・ホワイトアイス・iX・#7

 これ、倉庫から引っ張り出してなんとなく使ってみたけど、なかなかいい感じ。ヘッドが小ぶりで操作性がいい。センターシャフトはいい時はいいけど入らなくなったら右左両方のミスが出るんだよね。


2019/11/23 (1578135hit)  22回めのレッスン


 先月はレッスンの日記は飛ばした。行かなかったわけではない。ラウンド数が多すぎて疲れ果て、気づけば10月31日のラウンド後しか行けなかったのだ。しかも2回分連続(2時間)で受けるというていたらく。

 その時はアプローチをメインに見ていただいたんだけど、とにかく緩まないで打つということでちょっと成果が出てる気がする。そしてこの日は再びフルショット。

 でも・・・振り出しに戻る。っていうか、全然進歩してなかった。



 10ヶ月以上レッスン受けてきたのに、ダウンスイングで右肩が下がる悪癖が全然治ってない。治す気ないのか?先生も呆れているかもしれん。でもね、右肩を下げないよう気をつけて打ちましょう!って言われても、どう動かしていいか全然わかんないんだよね。何十年もそんなスイングしてきたから。

 だから、「なぜ右肩が下がるか」を教えてもらった。1つは球を上げたいという欲、そしてもう一つは、ダウン〜インパクトで体重が右へ残るせいで右肩を下げないと打てない形になっているということ。

 さらに言うなら、トップから腰が左へ平行移動しているのも悪い動きなんだと思う。腰は移動ではなく回転しないといけないよね。ただ、そこが諸悪の根源かどうかはわからない。



 というわけで、もう一度基本に戻り、バックスイングでは右足1本で立ち100%体重を乗せ、フォローでは左に100%乗せるためのステップ打ち(一本足打法)を練習します。半年間は練習でこの打ち方しかしない事をここに宣言します。


2019/11/25 (1578260hit)  こうかは ばつぐんだ!


 11月の第4週はホームコースの月例競技。

 しかし今回はかまぼこ作りではなく「体重移動に命を懸ける」事を最優先しての参加なので、成績はボロボロになってもいいと思いつつ。


 梅コース1番はきつい打ち下ろしから。いきなりドライバーが真芯を喰い、グリーンエッジまで30y地点まで。転がして乗せて2パットパー。体重移動打法、イイかも!

 2番ティショットのユーティリティはカス当たりながら、2打目、左足下がりのつま先上がりから「左足に体重を固定したまま」ショットしてナイス2オン。2パットパー。え、体重移動は?えーっと、左足下がりの場合はあらかじめ左に体重を固定したほうがいいと思ったので。ちなみにこの複合ライからは軽い引っ掛けが出ます。

 しかし3番谷超えのパー3、5アイアンのティショットはハーフトップでギリギリ谷を越える。2打目30y、薄くなってきた芝から砲台グリーンへのアプローチ。今までなら1000回打って999回失敗する状況。体重移動と緩まないことだけを考えてショット。奇跡的にうまく打てたけどグリーンオーバー、奥からも寄らず入らずでダボ。でもアプローチうまく打てたから一片の悔い無し!

 4番パー5はイマイチのショットが続き3打目がバンカーに、うまく出せたけど上からの速いパットが入らずボギー。

 5番以降はさらにショットが落ち着いてきて、2ボギー、結局41で終了。ショットのイメージを変えたにしては上出来出来杉君だ。

 後半松コース。4オン1パットボギーから始まり、2番パー3では4アイアンを盛大にダフるもOB杭まで50cmの所で助かる。でもボールが木の根っこに引っ付いてて結局ダボ。

 しかし3番からほぼ完璧なゴルフが続く。ドライバーは芯を食ってまっすぐ飛ぶわ、アイアンもダフらず狙い通り飛ぶわ、アプローチも大きなミスなくきちんと狙ったとおりに打てる。ショットで2バーディゲット。

 たいじゅういどう の 



 まあ、またすぐ別のことでおかしくなるんだろうけどね。


 あと、めったにないことなので、ちょっとだけ自慢させてくれい。

 4番529yパー5。ティショットは芯を食って軽いドローで自己最高飛距離を更新。打ち下ろしながら残り210y。2打目4W、芯に当たるも軽くスライスして手前のバンカーの法面に。30yのアプローチは緩まず打てて2mに、これが入ってくれてバーディ。3つともそこそこのショットだったから会心のバーディだった。

 7番パー4はティショット少しだけヘッドスピードを抑えめで、それでもいい当たりでいつもより飛んで軽い左足下がり、残り125y。また左足へ体重固定でクォーターショット、しっかり当たってラインが出てピン手前4mにオン。これも入ってくれてバーディ。

 最終ホールは左足上がりのライから上体が突っ込みすぎてスライス、寄らず入らずでボギーだった。まあそれでも2バーディが効いて久々の30台。


 というわけで。



 スコア79、ネット70、2アンダー。月例でアンダーが出るのはホント久しぶりだわーい。パー3の2ダボがなければ、今の私にはほぼ完璧と言っていい内容だった。

 しかし特筆すべきはパーオン率61.1%(18ホール中一1ホール)。いつもの2倍だ。短めの梅コースだったし、たまたまかもしれないけど、これも体重移動効果という気がしないでもない。やっぱり

たいじゅういどう の


 大事なことなので2回書きました。

 これからも(スイングづくりの要として)体重移動メインで考えていきたい。っていうか私の場合、スイングを小さくまとめよう、大きなミスをなくそうと考えるよりも、たまにとんでもないミスがでてもいいからダイナミックなスイングをしよう、という方向性のほうがいいのかもね。




 さて、これで上位入賞かも、と思ったら、同伴競技者のいつもご一緒しているT石さんがとんでもないスコアでホールアウト。一日を通して安定したショットを貫き、パットが冴え、なんとグロス4オーバー、松なんかパープレーですぜ旦那。ネットで60代前半という数字を叩き出し、(たぶん)優勝をゲット。私は5位でした。

 まあ元々上手いと思ってたけど、ついに被っていた羊の皮を脱いだというか、確変したというか、本気出したというか、淡々ナイスショットを続ける、いる意味スゴいラウンドでした。おめでとうございます!

 ごく微力ながら、同伴競技者(特に私)と途中であげた魔法のラムネと最終ホールのマッサージがT石さんのナイスラウンドに役立ったと思うと、私もこんなに嬉しいことはありません。誰かみたいに見返りを求めるような事はしませんが、どうしてもと仰るならば辞退は致しません。


2019/11/27 (1578489hit)  調子の波(あるいは薄暮マジック)


 まあ私ごときの腕で「調子の波」なんて言うと笑われそうだと思うんだけど。



 それにしても、うまくいく日とそうでない日の違いが激しすぎる。ドライバーが芯しか食わない(年に1〜2回)時もあれば、どう打ってもまともに当たらない(ほとんどのラウンド)時もある。何も考えなくてもアイアンがまっすぐ行く(年に2〜3回)ラウンドがあると思ったら、ダフったり先にしか当たらない(ほとんどのラウンド)時もある。

 え、それただヘタなだけ?まあそうなんだけど、乱高下が激しいっていうか、悪いときだけでなくいい時も原因がわかんないっていうか。
 




 で、先週の薄暮ラウンド中、いつもご一緒しているS井さんやT石さんとそういった事について雑談していると、お二人とも薄暮では気楽に、いいショットが打てるということが判明した。

 そうなのである。この好調さは調子の波ではなく、気楽に気の置けない仲間とラウンドし、スコアは付けるけど記録には残さない、コントロールカードも出さない、練習の延長のような薄暮プレーだからこその好調さ、すなわち

薄暮マジック(T石さん命名)

だったのである。つい二週間前の「今期ベストハーフ」も薄暮だったし。



 さて、ここからが本題。薄暮では気楽な気持ちでナイスショットが打てるということは、結局のところゴルフなんていうのは技術1割、気持ち9割というのがやっぱり絶対的に正しくて、その真理に気づき、そして大事なラウンドでその気持ちをどう整えるか?を考えないと、いくら練習したりスイングについて悩んだりしても無駄だということだ。

 その方法として、メジャーなところでは、

・本番のプレッシャーを再現するような練習をする(シブコのパット練習みたいな)

・ラウンドを練習気分でプレーする

・ラウンド慣れする

・仏門に入り10年ほど修業をする

・ロボトミー手術を行う

・ラウンド前に催眠術をかけてもらう


 というやり方があると思う。上3つが現実的な所で、下3つはもちろん冗談だが、でも実際には下3つぐらいのことをしないと簡単には治らない。



 よって、現実的・合法的に下3つに近いことが出来ないかを考えてみた(真面目に地道に練習する気はないのか?)断っておくが、以下の文章は冗談ではなく、100%大真面目である。


 1、スコアなんてどうでも良い状況を作る。酷い二日酔い、徹夜、前の日に球を1000球打つなどして、当日体や心をボロボロの状態にする。ラウンドできるだけで100点。スコアは二の次・・・・悪くはないけど、良いスコアが出る可能性は低い(ダメじゃん)。ゴルフが嫌いになるかもしれない(もっとダメじゃん)。


 2、良いショットやスコアに罰を、悪いショット・スコアに報酬を与える。良いスコアを出したいという欲がミスショットを生むのだから、いいショットを打った時に1000円罰金とか30台が出たら晩酌禁止とかの罰を自分に与え、ミスショットが100回に達したら◯◯に◯◯しに行く許可を自分に与えるとか。

 この方法は「どっちに転んでも幸せ方式」と言って、他の事にも応用できるやり方である。ただし、ふと冷静になった時、「俺、こんなことを一生懸命やって、なんて暇なバカなんだろう」と人生に疑問を感じることになる危険性はある。


 3、スコアを付けずに試合に望む。これは協力者が必要なんだけど、完全にスコアのことを考えず、自分でカウントもせず、18ホール回り切る。ただ本気でそれをするとコントロールカードが出せないので、気のおけない同伴競技者にお願いしてスコアをカウントしておいてもらう。

 デメリットは同伴競技者に迷惑を掛けることと、「そこまでしないとゴルフができないのか?そんなメンタルならもうゴルフやめれば?」と思われる可能性がある事である。



 いろいろ考えてみたが、やっぱりうまく行きそうな気がしない。結局、寺で10年ぐらい修行するのが一番手っ取り早いのかもしれない。


2019/11/29 (1578703hit)  第68回GB月例・「それ」は突然やってくる


 そう、徐々にではなく、「ある日いきなり」やってくるのだ・・・



 昨日はゴルフ仲間によるハンデ戦、GB月例。私のホームコースで開催する順番だった。生憎の曇り空、からの小雨で、傘はささなくても大丈夫だけどカートの雨除けカバーはかけたほうがいい、というレベルの雨の強さ。よって、(ラウンドを)止めようという人はいなかったけれど、それなりにつらくちょっと寒い1日だった。

 で、何がやってきたかというと、冬である。ゴルフで言う冬とは、「ショートゲームの微妙なタッチが出なくなる(元々ないけど)」「すぐダボが出る(夏でも出るけど)」「防寒具が必要」「カイロが必要」「終わってからの風呂が必須」「アウターで体が回らなくなる」、そして、

ナイスショットなのに飛ばなくなる

 である。ドライバーで20y、アイアンで半番手から一番手。それが、先週まで大丈夫だったのに昨日突然やってきたのだ。よって、これからのラウンドは冬バージョンのゴルフだと頭を切り替えて臨むないと、スイングもスコアもぼろぼろになってしまう。

 冬バージョンのゴルフとはすなわち耐えるゴルフであり、きれいなゴルフ(パーオンや理想の弾道のショット)を一旦忘れる事が基本になる。ドライバーは飛ばないことを受け入れ、アイアンは1番手時には2番手上げ、低い球で手前から転がして乗せる。アプローチも転がしメイン。スコアも夏より数打悪くなる。



 とまあそんなつもりで臨んだ結果は。



 ダボを叩きながらの後半30台はまあ頑張れた方かなと。

 前半、松3番は3打目、左足上がりから砲台グリーンへのアプローチをショートさせ、何だかんだでトリプルボギー。4番はティショットが左に出て左へ曲がってOBで同じくトリプルボギー。それ以外はまあ通常運行。OBで2打、アプローチミスで2打、パットが入らずで3打多くなった感じ。

 後半は長いパットが2つ入ってくれて、バーディパットも2.5mの下りフックが偶然入ってくれて出た30台。やっぱりパット大事だね。


 パットといえば、同伴競技者のM岡くん(片手シングル)が私がほしい(けど貧乏で買えない)ストロークラボ#10を買ってきてて、何度か打たせてもらったんだけど、やっぱりだいぶいい感じ。何がいいかというと、まっすぐ打ち出しやすい、ストロークしやすい、球が伸びる。初めてスパイダーを打ったときぐらいの衝撃、とまで言ったら大げさだけど、数球打っただけで鈍感な私でもいいと感じた。

 あー、サンタさんがプレゼントしてくれないかなー。


2019/11/30 (1578809hit)  23回目のレッスン


 先週に続き、23回目のレッスン。


ちゃんと行ってます

 S水プロに体重移動スイングの確認をしてもらう。すると、

・体重移動はまあまあできてる。右肩下がるのも少しマシになってる

・でも、スイングリズムが悪くなってる。トップで待ちすぎてる感じ。もっとワンピースで振ろう

・ミスする時は上半身が突っ込んでる

・フォローで頭を残し、ヘッドを左へ振っていく

・切り返しの下半身の動き(腰を切るとか)は短い距離だけでいい

・インパクトでグリップが浮かないよう


という感じのことを指摘してもらった。うーん、まだまだだなあ。



 特にコースでは曲がるのが怖いので思い切って振れない、すなわちインパクトでボールにヘッドを「合わせに行ってしまう」意識が出てしまうので、体が止まったり肩が開いたりという悪い動きが出る。

 よって、リズムだけを考えて思い切って振る。合わせに行ってはダメだけど、インパクトへの意識は必要。フォローはとにかく頭を残し、左へヘッドを振っていく。


 やるべきことはわかった。後はやるだけだ。



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