日記288
(2018年6月)

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2018/6/1 (1519685hit)  タラオカントリーでコンペ


 滋賀の最南部にあるタラオカントリークラブ。プロの試合がよく開催されるトーナメントコースである。



 エッジか効いててキレイなコースだ。



 天気がもう少しよかったらもっと良かったんだけど、降られたのは上がり3ホールぐらいだったので問題なかった。



 上の写真を見ていただけばわかるが、池が随所に配置され、半端なスイングをするものにプレッシャーをかける。私は3発池に放り込んだ。3パットも3つ。

 ちなみに右手は相変わらずで全然気持ちよく振れなかった。その結果。



 前半、7番ホールまではもう何をしてもダメで、こりゃ100叩くかも・・・・と思ったんだけど8番のバーディで息を吹き返す。でも3ダボで8オーバー。

 後半は3パット2つを除き、17番までは善戦するも、最終ホールで力が入ってダックフック池ポチャで万事休す。こういうところがダメなんだよなあ。



 でも、今回のラウンド、右手のせいで思うようにスイングできなくて池にもたくさん入れて気分がイマイチだったせいか、細かい部分をあんまり覚えてないんだよね。コースは個性的で面白いのに。気持ちの持ちようでこんなに違うんだね。あーあ。

 ところが捨てる神あれば拾う神あり。スコアは全然ダメだった(グロス3位)けど、ダボ4つのうち3つがダブルペリアの隠しホールにハマり、27名のコンペで優勝してしまった。皆様、池に3つも入れたのに優勝してすいません。


2018/6/4 (1519969hit)  練習に行けないので


 右手の具合は1日5%づつ回復という感じで遅々として進まず。握力はまだ4割ぐらい(左40、右17)だし、特に手首が痛くて曲げられないのが地味に不便だ。たぶんTFCC損傷だろうな。安静にしてないと治らないやつ。そんなだから練習も自粛中。あーつまらん。

 で、昨日は薄暮も行かずに(まあたまたま仕事の用事もあったんだけどね)、ずっとテレビ見てた。テレビっ子世にはばかる(意味不明)。


 日本男子ツアーはツアー選手権@宍戸ヒルズ。あのセッティングは我慢比べだよね。ボールストライカーというかショットメーカーというか、とにかく曲がらない選手が有利。で、まあ時松の優勝だろうなあと思ってみていたら上がり2ホールボギーで逆転負け。36歳の市原弘大が初優勝。最後のチップインバーディはずっと真面目にゴルフに向かい合ってきた彼への神様からのご褒美だったんだろうね。とにかくおめ。



 女子の試合(ヨネックス)は何故か録画できていなくて、残念ながら見れず。こちらもベテランの大山志保(41歳!)が勝った。2年前にオリンピックに出場してるぐらいだから地力はあるものの、故障でだいぶ苦労してたみたいだよね。故障で思うようなゴルフができない辛さはよく分かる。いや、俺の場合は故障してなくても思うようなゴルフできないんだけど。



 アメリカ男子ツアーはジャック・ニクラウス主催(?)のザ・メモリアル・トーナメント。分厚いフィールドで見応えがあったんだけど、長丁場の中継でどうしても早送りしながら見てしまう。松山とタイガーのプレーを中心に。松山は気合い入りすぎてちょっと空回りって感じだったね。タイガーも随所にらしいプレーはあったんだけど・・・っていうか、まだ全部見てないのでコメント不能。誰が勝ったかも知らない。だから言わないで。

 デシャンボーってなぜかわからないけど応援する気になれないんだよねー。顔が嫌いなのかなあ。同じように、スピースは好きだけどジャスティン・トーマスはイマイチ。まあどうでもいい話だけどね。


 アメリカ女子ツアーは全米女子オープン。私の大好きなアリア・ジュタヌガーンが勝った。後半ハラハラし通しだったけどね。畑岡奈紗な善戦するもイーブンパー10位タイ。二桁アンダー出せる2人が規格外なんだろうけど、トップとの差はまだまだ大きい。



 ところで、全米女子オープンは6732y、ヨネックスレディスは6422y。レギュラーティとフロントティぐらいの差があるね。一方、男子は宍戸ヒルズが7384y、メモリアルのミュアフィールドが7392y。こちらは一緒ぐらい。総距離だけを比較してもあんまり意味ないけど、国内の女子ツアーのセッティングぐらいだったら普通にラウンドできそうだね(あくまで距離だけの話ね)。


2018/6/6 (1520277hit)  スロープレー


 右手の握力は17から23ぐらいまで回復。ようやく6割だな。これでも先週に比べると雲泥の差。明日はオーバーラッピンググリップならなんとかなりそうだ。


 さて本題。ヨーロッパツアーで新しいルールが導入される。以前から各ショットに制限時間(各組で最初に打つ選手は50秒、2人目の選手からは40秒以内)は設けられていて、前の組と間が空いたりするとそこから競技委員が計測し、それでも遅いとペナルティという感じの運営だったんだけど(うろ覚えなので正確じゃないかもしれない)たが、これを厳密に守ろうというもの。

 つまり、制限時間を超えるといきなりペナルティを課せられるということらしい。オーバーすれば1罰打。2回オーバーすると当然2罰打。

 ただし、1ラウンドにつき2回まで制限時間を倍にする救済が受けられるとのこと。まあ1日2回ぐらいはじっくり時間かけたいときあるよね、だからそれは許してあげる、という事だね。

 出場選手120人(40組)に対し計測員24人。25組目がスタートする頃には4時間ぐらい経過してると思われる(10分間隔で1時間に6組)ので、たぶん1組に1人付くことになるんだろう。

 こうまでして時間短縮を狙うのはやっぱり時代の流れなんだろうね。プレーが遅いやつを見てるとイライラするもんね(え、お前が言うなって?)すいません)。



 しかししばらくは混乱するだろう。これ、30秒ぐらいで警告出してくれるのなら良いけど、何も考えずにプレーして「はいワンペナね」って言われたらすごく怒るやついるだろうし。あと、時間が気になってミスするやつも出てくるだろうし。

 ワンペナ払ってまで時間掛けたいやつはさすがにいないだろうけど、グリーン上とかでもちょっとアドレスを外したりしたら40秒なんてすぐ経ちそうだしなあ。ヨーロッパツアーの選手でスロープレーヤーが誰かっていうのは知らないけど、日本には何人かいるしね。男子にも、女子にも。

 アメリカツアーでも、松山をはじめ遅いやつはいっぱいいる。先日のメモリアルでもパトリック・キャントレーとか酷かったもんね。少ないときで5回、多いときだったら8回から9回ぐらいスタンス直して飛球線方向を見るという動作を繰り返してたしね。見てて死ぬほどイライラした(だからお前が言うなって?マジすいません)。



 まあ石頭のR&Aのすることだからいくら選手から不評でもすぐ廃止にはしないだろうし、そうなるとUSGAでも導入される可能性があるし、そこまで来たらJGAも重い腰を上げざるを得ない。LPGAも然り。

 ただ、アマチュアの試合で導入されるかどうかは微妙(競技にキャディさえ付かなくなってるのに、計測員など付けられるはずがない)。エリートレベルの試合では導入されるかもしれないけど、私には関係ないしね。

 でも、プレーを早くする努力はルールに関係なくどんなゴルファーもすべきであり、ハーフ2時間を切るぐらいのプレーでラウンドできたら良いなといつも思う。思ってる。がんばれ俺。はい努力します。


2018/6/8 (1520578hit)  またお前か。


 昨日のラウンドの報告、の日なんだけどそれどころではなくなった。タケ小山プロ風に言うと「事件です」だ。



 まずは日刊スポーツの以下の記事をご覧いただきたい。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(75)は6日、永久シード選手の片山晋呉(45)に対して懲戒・制裁委員会で処分を検討すると発表した。

 報道関係者へのファクス内容は以下のとおり。

 

 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より、弊機構の活動に関しましてご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、去る5月30日に開催されました日本ゴルフツアー選手権森ビルカッププロアマ大会におきまして、参加されたご招待客が、片山晋呉プロの応対に対し不愉快な思いをされ、プレーの続行を断念されるという事態が生じました。

 弊機構は、選手が守るべき準則として「プロアマトーナメント重要性に鑑み、プロアマトーナメントに出場する同伴アマチュアに不適切な対応をしたり、不快感を与えるような態度をしてはならないこと」を明記し、その違反を懲戒・制裁事由の1つと定めておりますので、今回の件は極めて深刻であると受け止めております。

 つきましては、すでに当事者からの聞き取りは済ませておりますが、さらに聴取対象の範囲を広げ事実関係の認定を行うとともに、それに基づき、片山プロに対する懲戒・制裁の要否等を決定したいと存じます。また、弊機構の指導体制や管理規定、本件発覚後の対応等に問題がなかったかという点についても検討を進めたいと存じます。さらには、選手会と一体となって、早急に再発防止策を講じるとともに、選手の意識改革の進めなければなりません。

 そこで、下記の通り今後の対応方針を定めましたので、ご報告申し上げます。なお、この進め方につきましては、昨日開催された選手会の臨時理事会にて承諾を得ております。

 末筆ながら、ご不快な思いをされたアマチュアの方はもちろん、森ビル株式会社様をはじめ関係者の皆様方に、この場を借りて深くお詫び申し上げます。本件が、プロアマトーナメントの改善につながる契機となるよう選手と一丸となって努力して参りたいと存じますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。謹白

1 弊機構の野村修也参事(中央大学法科大学院教授・弁護士)と外部弁護士からなる調査委員会を設置し、本件の経緯及び内容、さらには弊機構の事前指導や事後対応の問題点等を調査し、概ね2週間程度でその結果を公表いたします。

2 6月中に懲戒・制裁委員会を開催し、片山晋呉プロの処分の要否及び内容を決定いたします。

3 概ね1か月以内に、弊機構の規定等の改正を含む再発防止策を講じます。

4 概ね1か月以内に、選手会とともに、プロアマトーナメントに対する選手の意識改革を進めるための種々の方策を決定し、順次実施に移します。以上

(赤字は編者による変更)


 つまり先週開催された日本ゴルフツアー選手権のプロアマで、片山晋呉と同組になったアマチュアがプレーを途中でやめるぐらい不愉快な気持ちになったということだ。スポンサー、お客さんの代表であるプロアマの招待客が途中でプレーやめるって、そりゃ事件だよね。

 片山プロのマイペースぶりは以前から指摘されていた。トーナメントの4日目最終ホールに「本日の主役」というタスキを掛けて上がったり、せっかく出場権を得たジ・オープンを2年連続辞退してR&Aの逆鱗に触れたり、奇抜な服装(本人はかっこいいと思っているのかもしれない念の為)で話題になったりと枚挙にいとまがない。前述のタケ小山氏も「彼の噂は良くない。(彼の周りでは)色々問題がおきます」と言っている。


 今回、ゲストそっちのけで練習してたとか、ゲストがホールアウトしていないにもかかわらず同じグリーンでパットの練習してたとか、ゲスト3人が次のホールのティグラウンドに移動してるのに前のホールのグリーンで練習し続けてたとか、そこへ呼びに行っても「まだ前が詰まっているから」と言って動かなかったとか、色々と言われているようだが、実際にどんな言動をしたのか、ゲストとどんなやり取りがあったのか、詳しい事実確認はできない。いずれ出てくるだろうけど。

 ジャンボ尾崎プロが作った悪しき伝統(強くて客を呼べればワガママが許される)が・・・という人もいるが、そんな単純な問題ではない。日大アメフト部の事件と同じく、日本のスポーツ団体が抱える構造的な問題である。スポンサー(=電通博報堂というラスボス)が牛耳る巨大利権の絡みが、日本のスポーツを根っこから腐らせているのだ。


 だからと言って片山晋呉がやったことを正当化はできないけどね。男芸者をせざるを得ないのは自分たちの努力不足だということをはっきり自覚しないと、ただのバカ。


2018/6/9 (1520758hit)  ホームで一人


 ホームコースラウンド。いつもの、人生の先輩方3人の組に入れていただいて。

 ちなみに右手の回復はまだ7割ぐらい。スイングすると手首が痛いからつい加減しちゃうんだよね。その加減が球を曲げる(ということにしてください)。ティショットのOB3発。

 調べてみたら、今年右手を怪我する前は21ラウンドでOBが16個、1ラウンドに付き0.76個。平均スコアは83.4。一方、右手を怪我してからは4ラウンドで6個、つまり1ラウンドに付き1.5個、そして平均スコアは85.3

 OBの数はちょうど倍、スコアは2ストローク増。OB増加によるストローク増加は1.5のはずだから、OB以外は0.5ストロークしか悪くなってないんだよね。これは意外だ。OB増で2ストローク、他でも2ストロークぐらい悪くなってると思ってたのに。あそうか、元々ヘタだったんだ。

 スコアは仕方ないけど、ボールがなくなるのが辛い。3つとも回収不能だったしなあ。ロストボール使おうかな。



 まあ特筆すべき事のないラウンドですな。前半松9番のダボは、2打目で短めのクラブを持ってマン振りしたらシャンクして、サブグリーンのバンカーへ。3打目グリーンオーバーで4オン2パット。

 後半竹7番のダブルパーはティショット右へOB(右肩が下がって振り遅れてプッシュスライスという私が一番直したい打ち方)、打ち直して右ラフ、4打目ラフから7Wはヒール引掛けで残り50y地点まで、そこから緩んで乗らず結局6オン。

 バーディが2個あったけどたまたまパーオンしたホールで長めのパットがたまたま入っただけで99%ラッキー。だから内容はボギーペースに限りなく近い。まあ仕方ないね。



 右手の回復をもう少し期待したいところだけど、右手をかばいながら打ってるせいか今度は古傷である左手親指の付け根(母指CM関節症)がひどくなってきた。辛いぜ。こうやってあちこち壊れていくんだろうなあ。


2018/6/11 (1520926hit)  ユーティリティを使ったアプローチ・続報


 ユーティリティのアプローチを練習(といっても練習グリーン付近で何度か転がしただけだが)し、実戦で使う(といってもトータルで20回ぐらいだけど)ようになって半年。様々なメリットとデメリットが見えてきた。


 まずメリットについて。

1,簡単

 とにかく簡単である。特にライが悪いときはチャックリの恐れがほぼ、ない。これは精神的にすごく楽。グリーンに乗せるだけなら最強のアプローチである。

2、落とし所を考えなくていい

 これが地味ながらメリット大きい。落とし所を考えなくていいということは、つまりパターと同じで力加減だけに集中すればいいという事だ。思考がシンプルになるとミスも出にくい。

3,落とし所のライを考えなくていい

 2と同じような事だけど、落とし所がダウンヒルだったり受けてたり左右に傾斜していた場合、普通のアプローチはとたんに複雑になり不確定要素が増えるが、最初から転がす場合、その影響は最低限で済む(無いわけではない)。

4,ラインを浅く読める

 これはパターを使った転がしとの比較だが、最初から転がっていくパターに比べ、出だし数十センチは空中を移動すること、そして球足が強くなることから、ラインが浅くなる。浅くなる方が簡単だ。

5,ラフに食われる計算をあまりしなくていい

 これもエッジなどからパターを使う時との比較。エッジを転がるパッティングの計算に、式はあってもその誤差は大きい。その誤差がユーティリティでは小さくなる。

6,ミスしても寄せワンの確率が上がる?!

 実践で使ってみてはじめてわかったことだけど、アプローチを大きくショートした場合、ウェッジを使った時とユーティリティを使った時でその後のパットの成功率が変わってくる(ような気がする)。ユーティリティのほうが結果がいいのだ。

 何故か考えたのだが、多分、ユーティリティの場合はグリーン上を転がっていくので次のパットのラインがイメージしやすくなるためだと思う。ピッチエンドランだと転がる距離は半分から三分の一だしね。

 「じゃあパターで寄せたらもっといいじゃん」と思われるだろうけど、エッジを転がるぶんを計算に入れて打つパットは見た目よりも強く打つ必要があるため、ラインのイメージは出せてもタッチが微妙に狂うような気がするんだよね。こじつけかもしれないけど。こじつけかな。



 といろいろとメリットがあるが、当然デメリットもあるわけで。

1,使える状況が限られる

 何度か書いているように、グリーンから離れた場所から転がす場合は難易度が上がる。基本フェアウェイかカラーからしか使えない。ごく短い距離(5yとか)だと距離感が逆に難しい。

2,アプローチに自信がないと思われる

 「あ、こいつ、アプローチがヘタなんだ(苦手意識があるんだ)」と対戦相手に思われる。いや事実だから別にいいんだけど。

3,寄せてもたまたまと思われる

 ユーティリティを使うと、1m以内に寄せても「ナイスアプローチ」とあんまり言われないんだよね。私としてはバッチリうまく行ったつもりなのに。「ヘタだからそれ使ってるんだね、1mに寄ってよかったね」という目で見られてるんだと思う(いやそれ被害妄想)。チッパーを使って寄せた時のようなリアクションというか。

 それこそタップインの距離とか、チップインぐらいしないとナイスって言ってくれない(笑)。そこそこ練習してマスターしつつある技なので、それがちょっと悲しかったりする。

4,ミスしたらただのイチビリ野郎

 これが一番大きなデメリットかもしれない。「なんや、いちびってそんな寄せしたのに、ミスしてるやん。思いつきでプロの真似して、アホちゃう?」と思われる(いやそれ自意識過剰)。思いつきじゃない!一応考えてやってるんだよー!



 というわけで、結論。被害妄想と自意識過剰をなんとかしましょう。


2018/6/13 (1521088hit)  HDCPと平均スコアと出来事


 ふと思いついて、18年前(はじめてHDCPをもらった年。まだ30歳台だった・・・遠い目)からのHDCP推移と平均スコア、そしてその時々にあった出来事をまとめてみた。HDCPはY軸の左側の数字、平均スコアは同じく右側の数字で表す。

 そのグラフに、数字の大きな変化があった年の出来事(赤数字)を重ねてみた。



2000年 会員権購入・月2ペースでラウンド・・・・1

2001年 週1でラウンドするようになる・・・・2

2002年 レッスンプロに習う・・・・3


2003年 腰を痛める

2004年 ほとんどのクラブを買い換える(パート1)・・・・4

2005年 GDO選手権、パブ戦などに挑戦。

2006年 ドライバーのチーピンに悩む

2008年 アプローチ恐怖症発症・・・5

2010年 ゴルフ肘

2011年 アプローチ恐怖症がひどくなる

2012年 チッパーでチャックリするようになる

2013年 Nプロのレッスンを受ける。ほとんどのクラブを買い換える(パート2)・・・・6

2015年 クラブ競技に出はじめる・・・・7

2017年 1yのアプローチ練習でやっとアプローチ恐怖症が治りだす・・・8



 HDCPと平均スコアにわかりやすい相関性が出てくると思ってたんだけど・・・・ぜんぜん違うよね。半年に1回の改正なので、半年分ずれるのはよく分かるんだけど。2008年から2010年と、2013年から2015年は平均スコアはどんどん悪くなってるのにHDCPはどんどん下がってるし。

 クラブハンデならHDCP委員がいろいろいじれるので(例えば月例に優勝しないとハンデが下がらないとか)平均スコアと乖離が出てもおかしくないけど、2014年1月まではJGAの認定書、同年7月からはJGA/USGAハンデキャップインデックスという名前で出てるのでクラブハンデではないことは明らかだ。

 おそらく、平均スコアの場合は大叩きのスコアがいくつかあれば平均は上がるけど、HDCPにその大叩きは反映されないから、乖離のある時期はスコアの幅が大きかったんだろうね。70台も出るけど100近くも叩いてた、みたいな。

 その証拠に、いい意味でも悪い意味でもスコアが変動しなくなった(90はめったに叩かないけど70台もなかなか出ない)近年、特にクラブ競技に出だした次の年(2016年)からは相関してるもんね。





 最初はHDCPの推移とその時々の出来事を関連付けて考えようと思ってたんだけど、上記の理由から平均スコアと出来事を紐付けるほうが多分わかりやすいと思うので、平均スコアの推移で考えてみる。

 2000年、最初にもらったハンデは17、平均スコアは95。その後1年間、毎週欠かさずラウンドするようになって(それまでは2週間に1度のペース)hdcpは1つしか下がらなかった(16)けど平均スコアは80台(89.4)まで下がった。

 自己流に限界を感じ、翌2002年からシニアプロにマンツーマンでレッスンを受ける。その結果、平均スコアは1.6下がって87.8へ。

 2003年は練習しすぎたせいか腰を痛めたりして足踏み。しかし2004年、平均スコアははじめて85を切り(84.6)、HDCPも13に。ドライバーからアイアン、ウェッジまでクラブを総とっかえしたのが良かったのか?よくわからない。

 2005年、2006年と足踏みが続くが、2006年になぜか分からないままいきなりHDCPが8になる。その翌年の2007年、平均スコアはついに83.6と第一次黄金期を迎えるのだが、そのスコアは砂上の楼閣であった。

 翌2008年あたりからアプローチに苦手意識が出はじめ、その後ほぼ10年にわたってイップスのような症状(アプローチの打ち方がわからない、構えたときにうまく打てる気がまったくしない、実際に99%以上ミスショット)に苦しむことになる。一番酷い時はチッパーを入れ、必死に中途半端な距離を残さないようにしたが最後にはもう開き直ってたな。

 そんな中、2013年に一時的に84を切る(83.7)。前年度は87.7だったから4ストロークも良くなってるんだけど、この年は近所の練習場で久しぶりにレッスンプロに教えてもらった事が良かったのかもしれない。

 それ以外では、この年もアイアンセット(9年ぶり)・ドライバー(ツアーチャンプ)を買い替えてるんだよね。この2つは今も使ってる。クラブが良かったのもあるけど、クラブを変えると練習する頻度が増えるっていうのも良かった理由かも。

 2015年、アプローチイップスのまま会員権を書い直し、クラブ競技に出だす。アプローチは相変わらずダメだったけど、誤魔化しながら。

 そして2017年、やっとアプローチに僅かな光が差し込みはじめ、苦手意識が少しづつ払拭されてきた。スコアも安定し、HDCPも安定しだした。



 しかし改めてグラフを見直してみると波乱万丈だよなあ。特にアプローチイップスによる失われた10年は大きいわ。あと、クラブを買い換えるタイミングで成績が急激に良くなってる。ということは、あと100回ぐらい買い替えたら日本アマぐらいは出れるかも(なわけはない)。


2018/6/15 (1521558hit)  一八会@枚方CC


 昨日は同業先輩方との定期試合、一八会。関西には珍しい、井上誠一設計の枚方カントリークラブにて。



 ところで、井上誠一氏って横山やすしに似てるよね?


横山やすし


井上誠一

 あれ、逆かな?まあどうでもいい話なんだけど、ずっと心に引っかかってたので吐き出しておく。

 ちなみに右手の方は7割ぐらい回復。手首の痛みだけがまだしつこく残ってるけど。何とか来月のキャプテン杯には間に合いそうだ。




 さて、普段の練習は自粛中なので1週間ぶりにクラブを握る。さすがに不安だったのでちょっと早めにコースへ行き練習したんだけど、ウェッジショットを除き、飛ぶし曲がらないしとなぜか絶好調。なんだろうね休養十分だからかな。しかし、朝の練習で絶好調の時は本番ではえてしてダメ、というのがお約束なんだけど。

 ドライバーはチーピンに近い当たりが2発あったけど、他はまあまあ。アイアンは良かったり悪かったり。アプローチは久しぶりにチャックリ2発。3パット2個。白ティからなのにほとんどパーオンせず(いつものことだけど)。

 という感じで、結局いつもどおりで終わった。


パーオン4ホールでは「よくできました」はもちろん「がんばりました」も出せねえ。


 まあいくつかいい寄せワンがあったのが救いかな。5番は手前から10yほどをユーティリティでOKまで。12番は3打目がグリーン右奥の斜面へ、ピンが見えない下りの30yが下2mに寄ってくれてパー。最終18番は右ラフから6アイアンでグリーン左手前まで、3打目は上についてしまったけどまっすぐ強めに打てて真ん中から。いい上がりだった。



 まあ、チャックリ2回もしてるやつが偉そうに自慢するなって話なんだけどね。


2018/6/18 (1521879hit)  全米オープンを見て


 シネコックヒルズ。アメリカ最古のゴルフ場の1つであり、超セレブが集うニューヨーカー憧れのコース。

 しかし、コースコンディションは過酷の一言で、フェアウェイを外したら最後、良くて0.5ストローク、下手をすると2ストロークぐらいのペナルティがついてしまう。



 これはもはやラフではない。放置された河川敷の中洲である。

 しかし本当に恐ろしいのはラフじゃないんだよね。どこかのウェブに「グリーンの中に砲台グリーンがある」とうまい例えがあったが、まさにそんな感じで、落とし所が極端に狭い。しかも落ちたら背丈ぐらいの打ち上げが残る。

 見ていてホントに面白かった。コースが、ではない。そういうグリーンを狙う時はプロでもプレッシャーが掛かって曲げるんだなあと。まあ風の影響もあったんだろうけど。



 期待のタイガーは出だしからつまずいて予選落ち。まだ勝負勘というか闘志というか、心技体のバランスが完全じゃないんだろう(何となく分かるようなわからないような論評である)。技術云々の問題じゃないような気がする。まあ私がタイガーの技術について語れるはずもないし。

 松山は耐えに耐えて予選は通ったものの、3日目で終了。その3日目、4パット2回っすか。あれだけ地道に基礎練習しててもやっぱりパットは水物なんだよね。

 そのパットについてはインタビューで面白いことを言ってたね。青木さんに4パットのことについて聞かれると、「ミスしていないのに入らないんですよね」とのこと。自分では思い通りのところに思い通りの強さで打ててた。でも入らない。曲がりそうで曲がらなかったり、今度は曲がったりって感じか。

 実は松山のラウンドは3日目までしか見てないんだけど、松山のパットはちょっとポワナのグリーンに対しては強すぎるんじゃないかなと思った。ただし、オーガスタみたいに流し込むジャストタッチではもっとダメで、ちょっと強め、ただし強すぎないという絶妙なタッチが要求されるんじゃないかなと。つまり1mでもまっすぐ強めにドン!ではなく、50cmオーバーするぐらいのタッチというか。まあ私が松山のパットについて語るのもおこがましいんだけどね。

 最終日は4アンダーと気を吐くも10オーバー16位タイで終了。やっぱりメジャーに届かない理由パットなんだろうなあ。


 優勝はブルックス・ケプカ。地味なプロだけどなんと2連覇である。しかもアメリカツアー3勝のうち2つがメジャーってすごいね。ちなみにケプカはダンロップフェニックスでも一昨年、去年と2連覇してる。2連覇男かよ。



 しかし、今年の全米オープンはタイガーやケプカが霞んでしまうようなことをミケルソンがやらかした。そのあまりに驚くべき事件についてはまた日を変えて。


2018/6/19 (1522041hit)  ミケルソン事件


 その事件は3日目、13番グリーン場で起こった。

 ミケルソンが打った下りのボギーパット(5打目)はわずかに強く、カップを超えてなお転がる。一度止まりそうになるも、フロントサイドの下り傾斜にまで転がり、このままではグリーンをこぼれ落ちてしまうことは確実。

 前代未聞の出来事が起こったのはその直後。ミケルソンは小走りにボールに向かい、そしてまだ転がっている最中のボールをヒット(6打目)。



 完璧に打ち返されたボールはカップをなめてあわや入りそうになるも、結局またカップ上までボールは転がり、これも入らず(7打目)、8打目でカップイン。しかし規則14−5(プレーヤーは、自分の球が動いている間はその球をストロークしてはならない)により、2打の罰が付き、結局10ストローク。


 動いているボールを打ってしまう、しかも全米オープンという舞台で、それもミケルソンというスタープレーヤーが!倒置法。


 で、ホールアウト後、この行為についてミケルソンは意識的に行ったことをマスコミの前で公表した。すなわち、「あのままボールが落ちていってその場所からプレーするよりも、ペナルティを受けるほうがベターだと判断して行動した」とのことだ。「以前からやりたかった」「早く次のホールへ行きたかった」とも。

 確かにこの日の13番ではグリーン手前へ転がったボールがまるで意志を持っているかのように転がり続け、グリーンを外れたりバンカーに入ったりする事件が何度も見られていた。おそらくミケルソンもこの日のグリーンの硬さや速さ、カップの位置などから、とっさにヤバイ!と思ったのだろう。



 この行為について、メディア(アメリカも日本も)、識者、コメンテーターなどは一斉に非難。曰く「ナショナルオープンを汚す行為だ」「品性に劣る」「棄権して謝るべきだ」「スポーツマンシップに背く」「愚行」「前代未聞のルール違反」「目を疑うまさかの行為」「悪びれる様子もなかった」「失格にすべきだ」「キャリアの汚点だ」「大人になれ」「笑うしかない(アンドリュー・ジョンストン)」など。まあ当然だよね。あ、一緒に回ったアンドリュー・ジョンストンのコメントは批判じゃないね。実際笑ってたもんね。

 地上波で解説していたトバリショー氏も「影響力のある選手がこういう事をすると子供が真似をする。そういう意味でも非常に残念」とコメントしていたが、青木さんとマルちゃんは事の是非にはあまり触れず、ただただ「驚いた」というふうなことを言っていたような気がする。



 で、私の意見なんだけど・・・・「愚行」か「称賛」かと言われたら「愚行」なんだろうけど、そこまで目くじら立てることなのかなあと思うんだよね。びっくりはしたけど、きちんとペナルティ払ってるんだし、ルールの悪用でもなんでもないし。

 実際、グリーン手前かバンカーに転がり落ちた場合、次が6打目になるので乗せて2パットで8、3パットしたら9。しかし、転がってる球を打って直接入ってたら8ストロークで済む。つまり彼は転がっている球を打ったほうがストロークを節約できる可能性が高いと考えて行動したと思うのだ。結果的には裏目に出たし、彼らしい大胆な(というより厨二病っぽい)行動だけど。

 いや、寄せワンだったら7じゃんという人もいるけど、その確率は極めて低かったと思う。だとすれば、ペナルティを食らっても少なく上がりたいと思うのは当然。なりふり構わずストロークを減らしにいく。プロの鏡じゃないか。




 ホームコースの梅6番はグリーンまできつい打ち上げになっていて、そのグリーンはきさいちで一二を争うぐらい受け傾斜が強く、おまけにおわんを伏せたような形をしている。グリーン左サイドはほんの少しのラフ、その外はカート道で、カート道のすぐ外はOB。

 下の写真はグリーンの左奥から見たものだが、ピンが右に傾いていることでもわかるように星印のあたりからはグリーン左サイド(写真では右)へ強烈な下りで、しかも相当左へ切れるラインである。



 ここからパットをオーバーするとどうなるか。そう、グリーンをこぼれてカート道に乗り、OBになる可能性があるのである。OBにならないまでも、40y〜50yぐらいは平気で手前(写真では奥)に転がり落ちてしまうのだ。

 この状況で、打った瞬間「強い」と感じたら走っていって転がってる球を打つことはありうるか検証してみた。打つパットはミケルソンと同じ5打目、つまりボギーパットとする。

 もし転がった球がOBだったら次のパットは7打目となり、トリプルボギーの可能性は残る。でも1パットで入る確率は低いし球もなくなっちゃう。高い確率で2パットでダブルパーの8(+ボール1個ロスト)だろう。

 40y〜50yバックしてしまったら次で乗せて6オン、2パットなら8。しかしピンが見えないぐらいの打ち上げなので寄せるのは至難の業だしオーバー(ピン奥)はもっと悲惨だ。よってあまり突っ込めず、長いパットが残りがち。そうなると3パットの可能性が高くなり、おそらく高い確率で9(+グリーン手前2往復という羞恥プレー)。


 さて、ここで2ペナ覚悟で転がり落ちそうな球を打ち返したらどうなるか。転がっている球を打って(6打目)、その後のパットが入ればトリプルボギー+2ペナで9。もしそのままカップインすれば8。

 ほら、やっぱりやる価値あるやん!!!(実際にやる勇気があるかどうかは別にして)



 というわけで、ごる日々的には、ミケルソンのやった行為は「愚行」ではなく「高度な戦略」とさせていただきます。

 っていうか、どこぞのあいつみたいに、マナー違反するやつとかよりも何万倍もプロらしいと思うけどね。


2018/6/20 (1522202hit)  ミケルソン事件・続き


 ミケルソン事件はあちこちで取り上げられているが、その9割までが批判だね。まあ確かに褒められた行為じゃないのはわかるけど・・・ミケルソンだから2ペナだけで済んだとか(有色人種だったら失格だろ的な)、インチキ野郎だ、とか・・・。

 しかし、プロゴルファーのコメントを見てると、いけないことだろうな、と言いつつも「気持ちはわからないでもない」という意見が多かったのが印象的だった。それだけコース(グリーン)がとんでもなかった、ということかな。つまり、一部で言われている「USGAへの抗議のためにやったのでは?」という意見も多少の信憑性があるかもしれないと。

 その証拠に、因果関係はわからないけど3日目が終わってからは思い切り水撒いてたもんね。


 っていうか、ゴルフというスポーツを愚弄する行為だ、猛省すべきだ、っていう人に一言言いたいんだけど、ピンハイにナイスショットを打っても高い確率でグリーンをこぼれたり、ちょっと強めに入ったパットがグリーンを転がり落ちるだけでなくバンカーに入るような、

クソのようなセッティングをしたUSGAこそゴルフの本質を歪め、プレイヤーを愚弄してるんじゃないのか?愚行という人は、USGAのセッティングに対しては愚行だとは抗議しないのか?

 ちなみに佐藤信人プロはミケルソンの行為に「違和感がある」としつつも、この原因がUSGAのセッティング(ピンポジション)にある可能性は否定できない、とはっきり書いている。流石だ。




 最終日、同じ13番でパーを取ってガッツポーズをしたミケルソンに対し、ギャラリーはイーグルを獲ったかのような拍手を送った。つまり、



 ギャラリーにとってはこういうことなんだろうね。でも、識者(功も名もある有名人)にしたら「権威側への反逆」なんだからそりゃあ批判したくもなるよなあ。


 えっと、批判してる人は「権威側」で「頭が固い」という意図で書いているのではありません、念の為。


2018/6/22 (1522477hit)  ミケルソン事件・謝罪


 ミケルソンが謝罪文を発表した・・・・・

I know this should've come sooner, but it's taken me a few days to calm down. My anger and frustration got the best of me last weekend. I'm embarrassed and disappointed by my actions. It was clearly not my finest moment and I'm sorry.

 もっと早く謝罪すべきだったと思うが、気持ちが落ち着くまでに数日必要だった。先週末、私は怒りとフラストレーションが限界を超えてしまった。自分が取ったあの行為は恥ずべき事であり、自分自身に失望もしている。あれは明らかに正しい行動ではなかったし、本当に申しわけなく思っている。


 謝るのかよ、ミケルソン。擁護した俺がバカみたいじゃん・・・・


 まあ、そう言われて改めてあの動画を見てみると、確かに投げやりな感じで球を打ったような気がしないでもない。でも、擁護したからいうわけではない(本当はある)んだけど、色々なパターンが考えられると思うんだよね。


 1,あの事件の日は本当に「2ペナを払ったほうが有利だ、戦略的だ」と思いながらやったが、あまりにも反響や批判が大きくなったので考え直してみるとやっぱり自分の行動が軽率だったと思い、謝罪文を発表した。(当日のコメントも謝罪文も本心)

 2,あの事件の日は本当に「2ペナを払ったほうが有利だ、戦略的だ」と思いながらやったし、コメントを発表した現時点もそう思っているけど、あまりにも反響や批判が大きくなったのでとりあえず立場上謝っておこうと思って謝罪文を発表した。(当日のコメントが本心で、謝罪文はポーズ)

 3,あの事件の時は酷いセッティングに相当むかついていて、ついカッとしてあんな行動を取ってしまった。でもその時はそうコメントするのは格好悪いしUSGAへの批判にもなるので当日は「戦略だった」とウソをついた。でもやっぱり本当のことを言ってきちんと謝るべきだと思い直し、謝罪文を発表した。(当日のコメントがウソで、謝罪文は本心)

 4,あの事件の時は酷いセッティングに相当むかついていて、ついカッとしてあんな行動を取ってしまった。でもその時はそうコメントするのは格好悪いしUSGAへの批判にもなるので当日は「戦略だった」とウソをついた。でも批判が大きくなったのでとりあえず謝罪文を発表した。(当日のコメントも謝罪文も本心ではない)



 まあ普通に考えれば3なんだろうね。でも、それだと最終日に13番でパーを取った時の喜び方、はしゃぎ方がいまいち説明つかないような気もするんだよね。だって、3日目のコメントがウソだったのなら、次の日は淡々とプレーするような気もするし。あのはしゃぎっぷりは「どうだい!俺は正しいんだぜ(USGAが間違ってるんだぜ)!みんなもそう思うだろ!!」っていう無言の主張だったような気がするんだよね。

 それに、彼はとっさに嘘をついたりポーズだけ謝罪するようなプレイヤーじゃないと思うんだけどなあ。だから、単純に1が正解だったりしてね。まあ、だとしてもミケルソンの軽率な行動の尻馬に乗った私も軽率だったということで。
 

2018/6/23 (1522615hit)  チャックリ3つ


 一昨日はまた1人でホームコースへ。アラ古希のベテランさん2人の組に入れていただいたんだけど、いきなり無礼なことをしてしまった。


 前提として、うちのホームコースは普通フロント(白)ティからのラウンドになるのだが、申請さえすればバック(青)ティから回ることができる。その場合、カートに青い旗を付けてくれる。私はいつも申請してバックティからラウンドさせてもらうんだけど、何度か来ているうちに私が入る組には何もいわないでも青い旗をつけてくれるようになっていた。

 で、この日もカートには青い旗。同伴競技者の方2人が高齢なので、いつものように私のために青旗を付けてくれたと思い、挨拶の後、「私は青から回らせていただきます」と言ったんだけど・・・2人とも当たり前のように青ティに。

 いつも青から回ってるのか、それとも若造に上から言われたからかどうか、真相はわからない(だって、2人はなんにも言ってくれないんだもん。この世代の人ってほんとにコミュニケーションしないよね)けど、結果的に私の発言は「高齢者だから白からですよね」と言ったも同然であり、やっぱり失礼だよね。もうちょっと考えて発言すべきだった。



 まあ実際、お2人とも上手だったし、1人の方は「日本中の名門コースをラウンドした」「若い頃は280y飛ばした」「S原T雄プロとラウンドしてプロより飛ばさないように気をつけてラウンドした。祝儀を10万包んだ」などと言ってたので、若い頃には相当腕に覚えのある人だったんだろう。

 とまあちょっとギクシャクした感じでスタートしたんだけど、終わり頃には普通に会話するようになって。「もうちょっと頑張ったらシングルになれるよ」などと褒めていただいた(笑)。


 そう、私のラウンドはひどい内容だった(実力ともいう)。



 松2番では45yから久しぶりのチャックリ。練習不足が覿面に出た。その後もアイアンが全部捕まらず右へ。いくつか寄せワンが取れたけど前半はギリギリって感じの5ボギー41。

 後半はちょっとショットが安定してきて、4番まではまあまあで来たんだけど、5番で右OB(引掛けが怖い)、4打目のアイアンが右手前バンカー(やっぱり捕まらない)、砂のないバンカーからホームラン、反対のバンカーから出ただけ、2パットでダブルパー。

 6番パー3でも4アイアンのティショットは右へ、薄い芝からのアプローチをまたチャックリ。

 極めつけは8番パー5。打ちおろしのティショットは狙い通りフックが掛かり、カート道にも当たって320y。2打目7Wもいい当たりでグリーン手前30yまで。そこからまたチャックリ。次も寄らず入らずでボギー。トホホ。


 また1yのアプローチ練習からやり直します。


2018/6/25 (1522763hit)  6月月例競技


 アメリカ女子ツアー、アーカンソー選手権で畑岡奈紗が最終日8バーディ63でラウンドしてアメリカツアー初優勝。19歳での優勝は日本人女子として最年少。17歳で日本女子オープンに勝ってるんだかららまあ只者ではない事はわかってたけど、流石ですな。きっと日本を代表する女子プロゴルファーになってくれるんでしょう。奈紗ちゃん、おめでとう!




 さて、昨日は月例だった。が、近年稀に見るヘボい内容。箸にも棒にもかからずというか、20年逆戻りというか、逆の意味で半端ないっていうか(時事ネタ)。

 そりゃそうだ。ちょっと考えればわかることだ。右手が痛い→安静にしなきゃいけない→練習に行けない(行かない)→ただでさえヘタクソなのがもっとヘタになる→でもなんとかなるだろうと高をくくる・・・・その結果は火を見るよりも明らか。

 そう、出来ない事をできると思いこんでミスを繰り返すという、一番傲慢で恥ずかしいゴルフをやってしまった。



 練習不足なんだからドライバーは飛距離を欲張らず真ん中を狙って前へ行けばOKでいいのに、スライスを打とうとか距離を出そうとかして自滅。

 アイアンもうまく当たらないのが当たり前(そもそも怪我する前から致命的にヘタ)だから1番手上げて気楽に打てばいいのにそのままの番手で打って力んだりダフったりしてショート。アイアンのティショットでOB2発ってどこの初心者ですか。

 アプローチも一番シンプルなやつを選択すべきなのに今までのつもりで色々試して墓穴掘る。アホなの?

 そういうしわ寄せが全部パットにきて、ノーカン、引掛け、短いの外しいので3パット量産。アホを通り越してボケ老人ですな。



 しかしそれにしても傲慢過ぎる。ヘタクソのくせに何いちびってんねん!何を勘違いしてんねん!いつもヘタやヘタやって言ってるけど、本心から思ってないやろお前と。ホントは自分はそこそこ上手いんだとか思ってるだろと。そういう偉ぶった勘違いがお前の一番ダメなところだ!と自分を罵倒したい。

 というわけで。



 3パット3つ、OB3つ。あとはパット。午前中の2番で8mのパットを4mもオーバーさせてしまい、それで距離勘がグダグダになり、1日中気持ち悪かった。

 でも、こんなに色々ひどい状態でも何とか最低失点で押さえられるようにならないとねえ。心のあり方もそうだけど、そりゃあ練習しないと下手になるよねえ。


 もう手が痛いとか言ってられない。今日から練習します。暑いけど。


2018/6/26 (1522913hit)  緩まないで振り抜く


 最近、どうしたら緩まないで振り抜くようなスイングができるか、ということを考えている。


 スクラッチレベルのむちゃくちゃ上手い人を除き、ほとんどのアマチュアはスイングのときに緩んでいる。加速が足りない。あるいはインパクト前後から減速している。そしてフィニッシュまで振り抜けていない。もちろん私も。

 しかし本物の上級者やプロはスイングに淀むところや減速するようなところがなく、トップから一瞬でフィニッシュに向かうというかシンプルにクラブが動くというかクラブが何のストレスもなく運動しているという感じがあるよね。

 特に「ゴルフ侍!見参」を見ているとその違いははっきりわかる。アマチュアの場合、、相当上手い(HDCP3とかの)侍でもその加速感はプロとはまったく別物であり、はるかに及ばない事がほとんどだ。多くの侍はインパクトまでで終わってる感じがあったり、形はきれいだけど力感がなかったり、無駄な動きがあって力がうまく伝わっていかないように見受けられる。

 だがプロの場合、けっこう高齢でも変則スイングでも、そのスイングはトップからロケットエンジンが点火したかの如く加速していき、ヘッドがまるでレールの上を動いていくかの如くなめらかである。



 斯くのごとく、プロとアマはスイングの完成度という点でレベルがぜんぜん違うんだよね。まあ職業としてプロゴルファーを選択した時点で才能がありとんでもない努力をしてるわけだから当たり前といえば当たり前なんだけど、だからと言って「ヘボのアマチュアだからそういうスイングができなくても良い」と諦めたくはない。

 実際、私の周囲にもむちゃくちゃ上手い人(もちろんアマチュアで)が何人かいるけれど、そういう人は例外なく惚れ惚れするような、緩まない、加速するスイングを身につけている。




 で、ここからが本題。「緩まないで振り抜く」事が実際にできるかどうかはさておき、それがうまくなるために必須(というか、きちんとした球を打つため試行錯誤した結果そういうスイングになったと思うんだけど)である、ということをまず認識する。これが最初のステップであるなあと。

 次の段階としては、どうすれば「緩まないで振り抜く事ができるのか」を考えなければならない。ジュニアならレッスンプロについてただひたすら球を打てば良いんだろうけ、私はあちこち壊れかけて才能も根性も時間もお金もない初老のオッサンである。最短コースを選択しないと致命的な故障か寿命が先に来てしまうだろう。

 そこでいくつかヒントになるようなことを考えてみた。


 スイングとは、思いきり力を入れて振ることが大事である。ただしその思いきりの力は十分に制御されたものでなくてはならない

 120%の力で振るのはただのバカ。100%の力で振るのは思慮が足りない。80%の力で振るのが正しい。でも80%で振ろうとして60%になるのは一番良くない

 力がはいるのは良くない。でも緩むのはもっと良くない。

 スイングとは、テークバックからフィニッシュまで体の中を力がよどみなく伝わることでなされる

 スイング中、動きに停滞・詰まりが起こってはいけない(松山のスイングは例外中の例外)

 丁寧に振ろうとするぐらいなら、運を天に任せて振り抜いたほうがいい

 小さなスイングになればなるほど、全身を弾力的に使わないといけない。一部分でも、一瞬でも緩むとミスする

 切り返しのタメは力を抜くのではなく、下半身が先行することで起こる。つまり一番筋肉の緊張が強い状態である

 緩まないためにはイメージも大事。アプローチは鈴木愛、フルショットはリッキー・ファウラー?


 要は、思いきり加速して振れるようなアドレス、イメージ、そして体の使い方を会得すること。それがゴルフのスイングづくりであり、練習の目的なんだということだ。距離のコントロールとか、球筋のコントロールとか、そんな事を考えるのは俺には100万年早いのだ。



 では、思い切り振れるアドレスとは何か。どっしりした下半身、フィニッシュでバランスを崩さない程度の力加減、そして正しいボール位置なんじゃないかなと思う。

 イメージとは何か。リズムやテンポやタイミングのことで、イメージしていちばんしっくりくるプロのスイングを見極めるというか発見する事が必要。

 そして体の使い方とは何か。これが解ったら苦労しないんだけど、こればっかりはレッスンを受けて反復練習するしかないんだろう。

 止めるところは止めて、動かすところは動かす。

 力を入れるところは入れ、抜くところは抜く。

 ヒットするのではなく、スイングする。

 体全体を順番によどみなく使っていき、最終的にヘッドが最大のスピードでしかも正確に動くようにもっていく


 具体的には、たぶん、

 下半身は土台。できるだけ動かさない(必要なぶんは勝手に動く)

 上半身がエンジン。上半身の捻転がスイングの本質

 腕とグリップは補助エンジンであり舵(方向を決める)。


 という感じなんだと思うんだけどね。

 まあ、屁理屈ばっかり言ってないでとにかく練習ですな。








・・・などと思いながら練習に行ったら気合が入りすぎてかシャ●クばっかり!!

 最後には1発も当たらないようになってしまった(注:本当)。やっぱり頭で理屈ばっかり考えてたらあきませんな。しかしどうするのよ俺。


2018/6/27 (1523044hit)  緩まないように振り抜くために大事なこと


 シャ●クのイメージを払拭するため、昨日も練習に。

 幸い、100球打ってシャ●クは1発だけだった。ホッとする。つまり日替わりでたまたまシャ●クするような動きになってる時があるってことだ。スイングの根本的な欠陥でなくてよかった。


 一昨日は「緩まないように振り抜くために思いっきり振る!」と考えて振ってシャ●ク連発したので、昨日は「◯◯したら結果的に緩まないように振り抜けた」とアプローチを180度替えてみることにした。


 で、本当に大事なことは4つ。あとは割とどうでもいい。

1,重心を落としてどっしり構える。つまり下半身が暴れないように。

2,クラブを短く持つ。身長低いし、ミート率が全然変わってくる。今平周吾のイメージ。




3,あれこれ考えず、構えたらすぐ打つ。K嶋さんより早打ちを目指すのだ。

 そして一番大事なこと。いままで1024回書いてるけど。

4,トップでボールが見えなくなるぐらい肩を回す

 これさえしていたらシャンクも出ないし思い切り振り抜ける。ただ、高い確率でダフったりチョロしたりするけど、そんなことはシャンクやスイングが緩むことと比べたら何てことないのである。


 まあ、頭でっかちは程々に、シンプルにスイングしなさいってこった。


2018/6/29 (1523313hit)  第51回GB月例@交野CC


 仲間内の競技も51回目。今回は交野CC。O谷先輩のホームコースである。

 今回はチョロしてもいいから、トップでボールが見えなくなるぐらい肩を回すを目標にラウンドすることにした。あと、ティショットを狙いにくいホールも多い交野CCだけど、1ホールを除き全てドライバーで。

 そのドライバーは引っ掛け気味だったけど、2ホールを除き全部フックだった。良いのか悪いのかわかんないけど。チョロはしなかった。

 アイアンはまあまあだけど一緒に回ったK嶋さんから「球を上げようとしてる」とまた指摘が。この悪癖もう一生治んないんだろうなあ。でもこれが治らない限りは一生下手っぴだしなあ。

 アプローチは1発酷いのがあったけど、可もなく不可もなく。

 パットは・・・グリーンがエアレーション後の砂がたっぷり入ってて、その砂の落ち着き具合がホールに寄って微妙に違うので最後まで距離感がつかめなかった。でも大阪GCメンバーのT橋さんはきちんと距離合わせてたしなあ。

 というわけで。



 11番は短いけどティショットが難しいホール。いつもは刻むけど今日はドライバー。アホほど飛んで2打目が75yとちょうどウェッジフルショットの距離。うまく打てて50cmに。ドライバーの勇気で取れたバーディ。珍しい。

 18番は打ち下ろしのパー5、ティショットはフェアウェイ右サイド、残り230y地点まで。2打目、4Wでグリーン手前バンカー、バンカーから2mに付いてバーディ。こっちも思いきって振って飛距離が出たのがバーディにつながった。

 ハーフ2バーディは半年に1回の珍事。

 後半は距離の短いパー4が続く。7番まではミスしながらもすごくいい感じでラウンドできたんだけど・・・





 8番、フェアウェイ右サイドに池のある打ち下ろしのパー4。



 レギュラーティからだと220yで池は超える。っていうか、今日の調子であれば普通に当たれば超える(打ち下ろしだしね)し、池からフックすれば普通にフェアウェイをキープできる、なんてこと無いホールのはずだった。だから、普通に打つべきだった。フックが強かったり引っ掛けたりして左ラフでも良いや、と思って。

 なのに、池の一番向こうにみんなが驚くようなビッグドライブをぶっ放してやるぜ!!と考えてしかも短く持つのも忘れて思い切り力んでアホみたいに振ってプッシュスライス2連発OB。








 お前は何と戦っているんだ。

 お前は「ドライバー力まないと死ぬ」病か。

 お前は同伴競技者に「すごいなー」キャディさんに「あそこ超える人なかなかいませんよ」と言われたい病か。

 っていうか、なぜそこまで池を意識する必要がある。

 50もとっくに過ぎたのにそのいちびった性格、どうにかならんのか。

 どこが超ディフェンス形ゴルフなの?

 ちょっと前半ドライバーが何発か当たっただけで、そこまでいい気になれるのは逆にすごいですな。



 こういうバカをするから、意識して自分を律しないといけないんだよなあ。


2018/6/30 (1523449hit)  ワールドカップ日本代表と片山晋呉続報


 最近スポーツ界の話題がかしましい。

 日大アメフト部はスポーツを権力や金儲けの道具に使うという、一番恥ずべき行為がなされた結果。ただただ学生が可哀想。首謀者どもは永久追放されて死ぬまで反省してほしい。



 レスリングのパワハラ問題も同じ。「正しいか正しくないか」よりも「偉いか偉くないか」を優先するという本末転倒ぶりがもう典型例すぎて「ふーん、で?」という感想しか出ない。あと、協会よ、お前らも加害者だから。ちなみに一番のゲスは志學館大学の谷岡郁子な。



 で、ちょっと毛色は違うけどワールドカップ日本代表のポーランド戦の戦術について。あんまりサッカーは興味ないし知識もないので偉そうなことは言えないけど、一つだけはっきりしてることは、今回の「逃げの戦術」を批判してるヤツは、もし日本が引き分けや勝ちを狙って積極的に戦い、その結果逆転されたら、今と同じぐらい、いや今以上に批判するに決まってる。つまりどっちに転んでも批判するアホが騒いでるだけ。

 ルールを破ってるわけでもないし、よくある戦術じゃないの?あの時点でもし引き分けだったら批判しないだろ?リスクはあるが、決勝に残れる一番確率の高い方法を選択しただけだろ。ブーイングを甘んじて受けた監督と選手の勇気を称えるべき。



 で、片山晋呉である。詳細がやっと伝わってきた。

 全員がグリーンに乗り、ゲストがまだプレー中、つまりパットをしている最中に同じグリーンでパットの練習を始めた。これだけでもう同伴競技者を思いきりバカにしてる行為だよね。ゲストは虫けらと思ってるんだろう。練習するなとは言わないけど、せめて全員がホールアウトしてからだろ。

 そりゃあ怒って帰る気持ちはわかる。こんな無礼なやつとラウンドする気になんてなれないもん。こんな行為が許されるのならゴルフのマナーや危険防止という概念が根本から覆されることになる。

 で、もっと酷いのは「プロアマはこうあるべきだ、ということを20年間で教わらずにきてしまった」と開き直って責任転換していること。おいおいおい、お前は幼稚園児か?そんな事、常識以前の問題だろと。教わるようなことじゃないだろうと。

 お前は自分がプレー中に同伴競技者が横で練習しても何とも思わんのかと。逆にプロならそれが許されると思ってるのかと。そんなゴルフは地球上、いや銀河系にすら存在しない。もう開いた口が塞がらないとはこのことだ。



 こんな感じ。

 制裁金30万円と厳重注意処分ってのも軽すぎると思う。片山にとっての30万円なんて一般庶民の数万円、ヘタすると数千円だ。厳重注意処分なんて出世が関係ないスポーツ選手にとっては無いも同然。つまり処分した「体(てい)」だけってことだよね。

 青木さん、ここは500万円ぐらいの制裁金と1ヶ月でも良いから出場停止処分を出してほしかった。それぐらいの本気を見せてほしかった。


 本人は参戦を自粛するみたいだけど、あの記者会見を見てたら全然反省してないどころか自分がなぜここ(会見場)にいるのか、なぜ謝らないといけないのかが全然解っていないようだったので、復帰したらまた同じようなことをするに違いない。っていうか、もう片山をプロアマに出さないに違いない。



 そう、日大アメフト部の監督もコーチも、栄氏も谷岡も、片山晋呉も青木会長も、みーんな反省なんてこれっぽっちもしていないのだ。だって、自分たちがクソみたいなことをしてるって全然気がついてないし、事実悪いなんて思ってないんだもん。




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