日記268
(2016年10月)

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2016/10/1 (1438937hit)  42・42・42でいい


 もう10月。1年の4分の3が終わった。というわけで明日はクラブ選手権予選である。


 ホームのそうそうたるメンバーが参加するクラブ選手権。もう私にとっては女性用車両に紛れ込んだような、他人の結婚式に間違って出席したような、場違い感をひしひしと感じる競技である。

 決勝に残れる、ましてや勝てるなんて爪の先ほども思ってないけど、一度マッチプレーというやつを経験してみたい。しかしそのためには予選を勝ち上がらなければいけない。

 うちのクラブ選手権は、

 第一週 予選 27ホールストロークプレー 上位8名が準々決勝に

 第二週 準々決勝 27ホールマッチプレー 勝者が準決勝へ

 第三週 準決勝 36ホールマッチプレー 勝者が決勝へ(敗者は3位決定戦へ?)

 第四週 決勝・3位決定戦(?) 36ホールマッチプレー 


 というスケジュールで行われる。つまり予選で上位8名に入らないとマッチプレーはできない。でも、8名ってとてつもなく高い壁だ。だって、今回HDCP0-4の人だけで8名ぐらい参加しているのだ。

 つまり私のような「ぎりぎりお情け参加者」からしたら、レベルが一桁も二桁も違う、逆立ちしても勝てない人の1人か2人より良い成績を出さないと無理ってことだ。


 もうよっぽど良いゴルフをしないと無理だろうなあ、40・40・40ぐらいが目標かなあ・・・と思っていたら、一昨日、クラブ競技の先輩であるM岡君が私の心を見透かしたかのように教えてくれた。

 「目標を高くしたらあきませんよ。40・40・40なんていりません。42・42・42で十分通ります」

 もうね、この言葉を聞いて、どれだけ心が楽になったか。そう、私だけでなく出場者は皆緊張するのだ。みな必死にスコアを作りにくるのだ。だから考えられないようなミスも出る。上位の人は「予選なんて通って当たり前」という目で見られるから、私とは別のプレッシャーもあるだろう。

 つまり自分の背丈に合ったスコアをクリアすれば、おのずと道は見えてくるのだ。42ということは3ホールに2つボギーでいいのだ。3ホールに1回だけパーを取ればいいのだ。そう考えると、実現不可能性がぐんと下がってくるではないか。

 ストロークでもマッチでも、競技でも普段のプライベートでも、結局できることは一緒。やることも一緒。ボギーペースでいくつかパーが来たらおk。それならできるかもしれない。



 M岡君、ありがとう!愚直に丁寧に、自分のゴルフを貫こう。



2016/10/3 (1439148hit)  2016年クラブ選手権予選


 7時7分。厚く黒い雲が垂れ込め、10月にしては異様に湿度が高いコンディションの中、私は竹コース1番のブラックティに立っていた。

 去年はまったくゴルフにならなかったクラブ選手権予選。しかし今年は、ボギーペースでいいという気持ちが私を落ち着かせていた。



 支配人、原田三夫プロ、コースの猛者たちが見守る中、1人目のHDCP7氏、2人目のHDCP9氏が素晴らしいいティショットを放つ。私の番だ。肩をしっかり回し、打ち急がないことだけを考えてショット。持ち球の軽いフェードでフェアウェイ右サイドをキープできた。まずはほっとする。

 きついつま先上がりからの2打目、グリーンエッジまでのクラブを持ち、力まないよう軽めに。なんとかきっちり当たり、グリーン手前にオン。奥のピンに対しバーディパット。重めのグリーン+上りでパンチが入り、1.5mオーバー。

 いきなりプレッシャーの掛かるパットがやってきたが、真ん中から入ってパー。このパットがまさにこの日を象徴するパットだったということはホールアウトしてから気づくことになる。

 2番パー3、6アイアンはスライスして右バンカー。バンカーショットは薄く入りすぎて反対側のバンカーエッジへ。砂がたっぷりのライ、窪み超えの砲台グリーンへのアプローチ、奥行きは15y。ダボやトリプルもありうる。

 しかし数日前から練習してた「ヒールを浮かせたアプローチ」でワンクッション、奇跡的に1mに寄りナイスボギー。このアプローチもまさにこの日を象徴するアプローチだったこともまた、終わってから気づいたのであった。

 3番も難易度の高いパー4だが2オン2パットのパー。3ホールで1オーバー。出木杉の滑り出し。しかしすぐ目の前に落とし穴が待ち構えていることを、この時の私は知る由もなかった。

 4番パー5、それまで完璧だったドライバーを左に30度引っ掛けてOB。トリプルボギーの8。ま、トホホ野郎のゴルフなんてこんなもんですな。


 もともと3ホールで2オーバーでいいや、あわよくば41ストローク、と思ってたので貯金1から借金1に変わっただけ。まだまだ余裕。

 5番パー4、2打目3打目とミスして2パットボギー。

 6番パー3は240y打ち下ろし。ティショットは手前ラフ、2打目は5mもショートするもこれがポコンと入ってラッキーなパー。

 7番はティショット・2打目とも完璧だったけどわずかにグリーンに届かず(奥へ行ったら最悪だからね)、3打目アプローチをまたショートして2パットボギー。

 8番パー5、ティショットはヒール球。バックからなら越えていく、フェアウェイセンターにある松の木の根本に。6番で叩き出し、結局4オン2パットボギー。

 9番パー4は391y、フルバックからだと池越えの超打ち上げ。ティショット左ラフ、2打目は190y(+打ち上げ20y)も残ったので4Wで強振するもチョロに近い当たり。万事休す、と思ったら3打目のウェッジショットが下4mに付き、これを気合で沈めてスーパーパー(自分で言うな)。

 というわけで結局竹コースは4ボギー1トリプルボギーの43。OBあったけど借金1ならまずまずでしょう。しかしパーオンは2ホールだけ。1パットが4つあったからこの数字で収まったけど、45以上叩いてもおかしくなかった。



 スルーで梅コース。梅コースはトリッキーだけど距離が短く(2928y)、バックからもフルバックからもほとんど変わらない(100yぐらい)ので、ハマればいい数字が出る。今回密かに30台を狙っていた。

 で、結果は。1番でボギーを叩くも後は全部パーの37!アイアンショットは相変わらずトホホで、パーオンはまた9ホール中2ホールだけ。でも1パットが6個の12パットは自己最高じゃないかしらん。とにかくパットが入りまくった。全部「まっすぐ・強め」に打ってやった。5mでもカップ内。

 まあ、きさいちってそういうグリーンなんだよね。この期に及んでスティンプ8ぐらいだったし。




 9ホールを残し、80ストローク。目標は42・42・42の126だったけど41・41・41の123を目指す。じゃあ松は43でいいじゃん。とハードルを下げて臨んだ松コースだったんだけど、もう体と心は限界に近づいていたのでありました。体はだるくてシャンとしないし、あちこち痛むわ、ヘトヘト。

 1番パー4、3オン2パットボギー。

 2番パー3、2オン2パットボギー。240yだからここは想定内。

 3番パー4、アプローチがカップ下4m付くも入らずボギー。ここもHDCP1だから想定内。

 4番パー5、ミスショットが続くもなんとかパーオン、微妙なパットを沈めてやっとパー。

 5番パー4、ティショット、2打目とも良かったけどわずかにグリーンに届かず(でもオーバーはダメなホールだからね)、アプローチは3m残し、入らずボギー。


 ボギーが続くが、43でいいと思ってるので諦めない。でも、43だったら1打足りずに落ちてたことをこの時の私はまだ知らない。


 6番パー3、ティショット乗らず、アプローチは寄らず、3mのパットがまたしても入らずボギー。


 6ホールで5ボギー。残り3ホール。43のためには3ホールのうち最低でも1つはパーが欲しい。でもできれば42を出したい。終盤3ホールでパーが2つ。厳しいか?

 ところがここで前が詰まり、茶店で10分ほど座って休憩することができた。これで流れが変わる。


 7番パー4、3ヶ月前のキャプテン杯で2連続OBを出したホールだ。慎重にアドレスし、ティショットはフェアウェイをキープ。2打目160y、7番しっかりか6番軽めかで迷いに迷った挙句、6番軽めを選択。ボールはピンに真っすぐ飛び、ピン下5mにオン。疲れた時はフルショットしないほうがいいかも。

 さてこの千載一遇のチャンス。カップ2個ぐらいのフックラインをボール1個ぐらいに薄めに読み、強めに打つ。入った。起死回生のバーディ。

 8番パー5、ティショットは今日イチ。2打目4Wも完璧。3打目は残り105y、ピンはエッジから5y。普通なら50度のウェッジのフルショットだけど、乗せることを最優先し、センターでいいと思ってPWを持つ。これが大成功。ピン奥8mにオン。何とか寄せてパー。ヘタクソはピンなんか狙ったらあきまへん。


 これで最終ボギーでも41、121なら多分セーフティだろう。ボギーでいいボギーでいいボギーでいいと唱えながら。

 9番、左サイドのフェアウェイバンカーには絶対入れたくない。へっぽこスライスでフェアウェイ右サイド。しかしその代償として160y+打ち上げ20y+ピン奥10y、つまり190yも残った。とにかくグリーン周りにさえ行けばボギーは取れるだろう。7Wを短めに持ち、スエイしないよう、打ち急がないように慎重にショットしたらこれがまあ今日イチのあたりでまっすぐピンに向かって飛んでいく。ピン下7mにオン、慎重に2パットでパー。

 というわけで。



 何と5位通過。出来過ぎですな。カットラインは122だった。つまり上がり3ホールで2ボギーだったら1打足りなかったことになる。そう考えるとやっぱり最後まで諦めずに頑張って良かった。

 っていうか、とにかく
 
 ・パットがとんでもなく入った(そういう日だったんだろう)

 ・疲れきった1.5ラウンド目の上がり3ホールをバーディ・パー・パーはすごい自信になった(偶然だけど)

 ・43叩いても焦らず、37が出ても油断せず、ボギーが続いても諦めずにやれた


 あと、

 ・なりふり構わないへっぽこアプローチ(ヒールを浮かせてパット打ち)で大きなミスがなかった

 ・中途半端な距離(30-70y)をできるだけ残さない作戦


 のもよかったなと。



 でもね、ワンハーフめの松、体も心もヘトヘトの中、

 よく頑張った俺!!

 100点のショットなんていらない。70点で十分。来週もちょいミスショットばっかりでいいぜ!





 一夜明けた今日、肩こりが半端ない。よっぽど力入ってたんだねー。



2016/10/4 (1439363hit)  2016年ライダーカップ


 アメリカ男子ツアー(プレーオフ)はマキロイの劇的逆転優勝で終わった。日本女子オープンは15歳のアマチュアが若さあふれるショットとパットで勝った。東海クラシックは今後が期待できる若手一番手の片岡が中堅の池田勇太や谷原を下して優勝。


 しかし、見ていて萌えたし燃えたのはライダーカップである。国(地域)を背負って戦う重圧と、そこでベストパフォーマンスを出す精神力、そして勝ったときのカタルシス。

 そりゃ背中に数億人背負って戦ってるんだからアドレナリンも出るしドライバーも曲がるし1mも外す。でも、だから逆に20mが入ったりもするわけで。

 それを考えると自分だけのために戦う試合なんて勝っても負けても全部自分で背負うだけなんだから、気が楽だよね。ゼニがかかっているプロなら多少はアレだけど。



 キャプテンだったデービス・ラブIIIとダレン・クラークのインサイドワークも今回は見事というか適格というか、お互いに「名将」っていう感じだった。アメリカチームはとにかく「勝つためには何をすればいいか」という事を考え抜いたピックだったようなきがする。タイガーやババ・ワトソンが入れば盛り上がるのは間違いないけれど、彼らは今回裏方にまわった。

 とくにババは世界ランク8位だったのに、自分よりランクが下のファウラー、ミケルソン、ウォーカー。クーチャー、ホームズ、ケプカ、クーチャーなどに出場を譲った。いや、本人が譲ったのかどうか知らないけど、それでも裏方として立派に戦ったことは、試合が終わった後の彼の涙を見ているとよく分かる。



 それにしても今回は個人戦で良い試合が多かった。

 何といってもパトリック・リードとマキロイ。お互いに一歩も惹かず、重戦車同士の戦いを彷彿とさせた。地の利を活かしてリードがまず一勝。

 両エースと言っていいスピースとステンソン、不調のスピースをよそに渋いステンソンが取り返す。

 ファウラーとローズの戦いも見応えがあった。最終18番までもつれ、ファウラーが覚醒。ミケルソンとの初日のフォアサムで彼が学んだものは大きかったろう。

 ミケルソンとガルシアの夢のようなマッチ。お互い1mmも引かず、ベストパフォーマンス対意地で分け。フィストバンプ合戦だったね。

 フィストバンプと言えばスネデカー。リードよりも、マキロイよりも吠えてた(笑)。あんなに熱い男だとは思わなかった。アメリカの松岡修造と呼ばせてもらおう。

 ダスティン(世界ランク2位)はクリス・ウッド(同32位)に順当勝ち。でも1UPだからこれもいい試合だった。

 そして最後の男(キャプテンピックの最後の1人)、ライアン・ムーアがウエストウッドを逆転勝ちで下したとき、アメリカが4大会ぶりにカップを奪還する事が決定。


 酷いヤジもあったし、あまりに露骨なアウェイの洗礼にマキロイが挑発するようなシーンもあったけど、終わってみれば素晴らしい3日間だった。誰もがベストを尽くし、良き勝者と良き敗者が生まれた。


 いやー、だからゴルフは素晴らしい。
 


2016/10/5 (1439523hit)  ゴルフの練習


 練習強化月間&競技月間ということで、昨日も練習へ。150球。8割ぐらいアプローチ&ハーフショット、2割フルショット。

 えーこれはあくまで個人的意見(異論は認める)だけど、やっぱり練習場では練習場でしかできない練習を(早口言葉ではない)、コースではコースでしかできないコース練習(同上)をすべきだよね。つまり目的を持った練習(何を今さら)。


 具体的には、練習場では

・自分の弱点にあったドリルをする
・苦手なショットや苦手なクラブを重点的に練習する
・1打1打、素振りしたり考えたりしながら真剣に打つ
・苦手ホールを意識しながらのショットの練習
・曲げる球、高い球、低い球の練習
・コントロールショット、ハーフショットの練習
・動画を撮ってスイングチェック


なんかをしないと意味がないっつーか勿体ないっつーか、ただの自己満足で終わっちゃう(何を今さら)。やっぱりね、練習場もただじゃない(当たり前だ)し、若い頃のような体力も時間もないしね。

 でも、練習場でドリルしたり本格的にアプローチしてる人ってなかなか見ないよね。え、大きなお世話?失礼しました。



 そして、コースへ出たら(プライベートな練習ラウンドを想定)

・狙ったところにスクエアに立ち、その結果をフィードバック
・芝の上からのアプローチの感触
・アプローチのキャリーとランの計算
・ラフからの打ち方
・傾斜地からの打ち方
・トラブルショットへの対応
・バンカーショット
・コース攻略の訓練
・グリーンの芝目を読む訓練


なんかを考えながら回るべきかなと(何を今さら)。 


 コースへ出たらそれだけで気持ちいいけど、人生でラウンドできる回数は限られている(当たり前だ)わけで、1回1回を大事にしたいなと、改めて思う編者であった(この偽善野郎)。
 

2016/10/7 (1439870hit)  プライベート練習ラウンド@ホーム


 昨日は一人でホームへ。3日後の練習ラウンドのため、青ティからのティショットを4Wで打ち、距離を調整することにした。え、勝手に黒からまわったらええやんって?私、そういうの、苦手ですねん(っていうか怒られたり陰口叩かれるのがイヤ)。

 同伴競技者は熟年の仲良し2人組+1人でエントリー氏の4名。皆さん熱心で紳士で愉快で、楽しく回らせていただいた。

 さて、内容なんだけど。

 松2番ホール、距離の長いパー3で左引っ掛けOB。朝早いうちは左へ引っ掛けるので要注意!

 松3番、だらだら打ち上げのパー4の2打目、左足上がりからユーティリティでまた左引っ掛けOB。「絶対」左へ引っ掛けるので左足上がりからのユーティリティは使用禁止!!

 打ち下ろしのパー4の二打目、左足下がりの170y、ユーティリティでごく軽く、低いく転がっていくような球をイメージしたらバッチリ打てた。ユーティリティ使用は左足下がりに限る(っていうか、左足上がりでも左足下がりのつもりで打ったらいいんじゃね?フォローを低く取るような、抑えるようなイメージで)。

 アプローチは良かったり悪かったり、でも良かったのがちょっと上回ったかな。パットは好調を維持。

 というわけで。



 相変わらずパーオン率は低い(3ホールに1回)けど、フルバック(の想定)だったらこんなもんだろう。OB2つ、3パット1つで83だったらまずまずだよね。ただ上がり3ホール、パットの読みがことごとく外れてトホホはいただけない。


 健忘録:竹の7番は切れない、8番は切れる、9番は切れない。


 でも全体では寄せワンが5個取れてるのがナイス。何回も書いて悪いけど、つい半年前の私では考えられない数字だ。

 グリーン周りからは9アイアン・PW・50度・58度のいずれかで、ヒールを浮かせてショルダーストロークで打つアプローチ。20〜40yは上半身のボディターンだけで打つシンプルなエンドラン。40〜70yは50度か58度のハーフ〜クォーターショット。

 いずれも、「グリーンに乗れば大成功」というぐらいハードルを下げて臨んでいる。寄せよう、ましてや入れようなんてできるだけ考えない。そういう気持ちで、だいぶ楽に打てるようになってきた。芝もまだまだ元気だし。


 いよいよハイシーズン到来。このまま体調が維持できればいいな。
 


2016/10/8 (1440030hit)  スイングの「切り返し」の重要さ


 8年間苦しんだアプローチイップスから脱却できた一番大きな気づきは

「切り返しをゆっくり丁寧に行う」

 だった。それは何万球も練習し、いろいろな人に色々と教えてもらい、いろいろな本や動画を見て、色々と工夫した末にたどり着いた、私なりの結論。

 もちろんまだ完治しているわけではなく、まだウェッジのコントロールショットも、グリーン周りからのショートレンジアプローチも心のなかで冷や汗をボタボタ垂らしながら打っているのだが、昨日も書いたように「成功のハードルを下げ、乗ればOKとする」とある人に教えてもらったことでメンタル的にも落ち着きつつある。


 さて、その「切り返しをゆっくり丁寧に行う」だが、これはひょっとしてアプローチだけでなくショットにおいても極めて重要なマジック・ワードではないかと最近思っているのだ。

 切り返しを丁寧に行うイコール、打ち急がない。

 切り返しを丁寧に行うイコール、腕に過度な力が入らない。

 切り返しを丁寧に行うイコール、グリップに余分な力が入らない

 切り返しを丁寧に行うイコール、スイング軌道が狂いにくい。

 切り返しを丁寧に行うイコール、重心移動が丁寧になる。

 切り返しを丁寧に行うイコール、手首をしなやかに使える(ような気がする)。

 切り返しを丁寧に行うイコール、右肩が下がらない(ような気がする)。

 切り返しを丁寧に行うイコール、下半身始動できる(ような気がする)。



 タイミング的にはゼロコンマ何秒の「タメ」なんだろうけど、意外と的を射ているような気がする。少なくともセッカチなわたし的には。

 というわけで、明日は

切り返しとゴルフそのものを丁寧に行う

 で行ってきます!



2016/10/108 (1440233hit)  クラブ選手権準々決勝(その1)


 前日、布団に入ったのは11時頃、寝たのは11時半頃だった。

 で、目が覚めたのは1時半。い、1時半?思わず目覚まし時計二度見しちゃったよ。最近早朝に目醒めることが多いけどいくらなんでも早すぎるぞ。っていうかまだ深夜。無理やり二度寝(二度寝かそれ?)して、次に起きたのが午前3時。布団で1時間ほどウダウダしたが結局寝れず、午前4時に起床。やっぱ緊張してるんだね。

 ま、ティオフが7時だし、3時間前に起きて体のコンディションを整えるっていうのは王道だし、いいか。(いいのか?)




 そして3時間後。きさいちカントリークラブ松コース1番に精鋭たち7人+トホホ野郎1人が集う。そのトホホ野郎は生まれて初めてのマッチプレーである。ちょっとワクワク。ちなみに私を除く7名は研修会のメンバーたち。ぼっちの私に顔見知りの何名かが声を掛けてくださる。

 嬉しいねこういうの。研修会には個性が強い人が多いけど、気を遣ってくれる紳士ばかりだ。



 というわけで、27ホールマッチプレーの開始。

 1番パー4。今日を占う重要な1打目は?はい左引っ掛けOB。打ち直しは何とかフェアウェイに、4打目5アイアン、練習場でも最近打ったことのない左45度に飛び出すゴロ。5打目ウェッジショットはへっぽこハーフトップでグリーンオーバーして奥ラフ、アプローチして6オン。マッチ相手は3オンだったのでその時点でOKを出す。1ダウン。

 2番240yパー3。ティショットを作戦通りレイアップして残り60y、ピンやや左奥に付くも2パット、相手もボギーで分け。

 よし、作戦通り。

 3番409y左ドッグレッグ打ち上げのタフなパー4。スライスしか打てない私は左のコーナーぎりぎりを狙うも、枝に当たり180y地点ラフへ。2打目は7アイアンでレイアップ、3打目90yのウェッジショットがへっぽこハーフトップで乗らず奥にこぼれ、4オン2パットダボ。相手はボギーで2ダウン。

 おいおい、これまで一発もまともに当たってないぞ。大丈夫か?(大丈夫じゃない)

 4番パー5、ティショットがやっと当たり、2打目FWでちょいダフリも残り100y地点へ。砲台グリーンへの3打目、PWがまたへっぽこハーフトップで奥へこぼれ、4オン2パットボギー。相手はパーで3ダウン。

 えっとね、なんというか、浮き足立ってるというかショットまったくまともに当たらないっていうか、力みすぎというか一番悪い癖がでてるっていうか、スイングの仕方を忘れたというか、体が使えてないっていうか、あれもわすれて、これがそれで、えーと、あの、でぃびっど・・・・アイム・・・・アフレイド・・・・ワタシハHAL9000・・・こんぴゅーたデス、みたいなな。もう打てども打てども全部ミスでね。初期化されてるっていうか初心者に戻ってるっていうかね。わかりにくいギャグだな。

 5番パー4、ティショットはへっぽこスライスでフェアウェイ右サイド。二打目ミドルアイアンでグリーンを狙うもわずかに足りず、アプローチは寄らず・入らずでボギー。相手もボギーで3ダウン変わらず。

 せっかく相手もいっぱいミスしてくれてるのに、そのミスを打ち消して余りある私のへっぽこぶりである。

 6番は距離の短いパー3、やっと(この日初めての)パーオン、(この日初めての)パー。しかし相手はバーディで4ダウン。

 ま、相手にバーディ取られて落とすのは仕方ない。

 7番でやっと落ち着いてきて寄せワンのパー。相手もパーで4ダウン変わらず。

 8番パー5、3打目をバンカーに入れるも1.5mにリカバリー、相手は5mのバーディパットを外しパー。引き分けか、と思ったら狙いと反対に切れてボギー、5ダウン。

 おいおいおい、8ホールで5ダウンかよ。こりゃ18ホールまでに決着付くんじゃね?12&10とかで。
 
 9番パー4、右ラフからの6アイアンがやっとまともに当たり、ピン下4mにオン。相手はパー、これを決めればやっと9ホールにして一矢報いることに・・・入った。バーディ。4ダウン。

 流れからいったら外すパターンだったけど、これが入ったのでちょっとだけ元気が戻った。よし、ここから反撃だ!

 さて、4ダウンから巻き返すのか。それともこのまま(実力通り)ズルズル行くのか。マッチの行方はバックナインに!

 いやもう格上相手に4ダウンって相当厳しいんちゃうん?

 1日だけ続く。



2016/10/11 (1440344hit)  クラブ選手権準々決勝(その2)


 さて、4ダウンだけどいいバーディで1つ取り返せたし、ちょっと落ち着いてきたし、まだまだこれからだ(と自分に言い聞かせる)。折り返して次のハーフ。20分ほど待つ。

 予選のときのようにインターバルが吉と出るか?(他力本願すぎ)

 竹1番、ティショット・2打目ともまずまずで2パットパー。相手もパーで4ダウン変わらず。

 うん、ちょっとショットがましになってきた。

 竹2番パー3。先行組がグリーンの後ろで見守る中、6アイアンはシャンクに近い酷い当たり

 あかんやん、まだアイアンが思いっきりへっぽこ(いつも通り)だ!むちゃくちゃ手打ちになってる。っていうか、きっと見られてたから変なスイングになってミスしたんだろうな。メンタル弱いなあ。

 50yのアプローチはエッジへ、エッジから2パットボギー。相手もボギーで4ダウン変わらず。

 竹3番、打ち下ろして打ち上げて左ドッグレッグの難しいパー4。ティショットは左ぎりぎり、ヒヤッとするが何とかセーフ。2打目9アイアン、何とかグリーンに。2パットパー。相手はボギーで3ダウンに。

 お、ちょっと流れが変わってきたか?

 竹4番パー5、ティショットはまた左サイド、カート道に乗るもフェアウェイバンカーに。あごが近いので2打目は9アイアン、3打目4Wで残り100y地点、4打目は5mに付き、狙いに行くも入らずボギー。ところが相手も短いのを外してくれてボギー。

 うん、まだこちらに流れはきてる。ここから一気に4ホール奪取で逆転だ!



 竹5番パー4。何の変哲もない、まっすぐの386y。ティショットはまたまたひどい左引っ掛け。いつもなら絶対に入れないようなバンカーに。

 競技では、いつもならまず行かないようなところへばっかり球が飛ぶ。

 2打目またあごが近いので9アイアンでレイアップ、3打目残り65y、フェアウェイ(ただし左足下がり)からのアプローチ。完璧に打てた、と思ったのにショートしてエッジ。

 きっと試合なのでバックスイングの大きさとかスイングスピードが落ちてるんだろうね。根性がないというか、萎縮してるというか・・・ヘタというか。

 アプローチを入れに行くも入らず、ボギーも逃す。相手は簡単にパー。再び5ダウンに。

 後から思えばここがターニングポイントの1つ。ここで引き分けにできなかった、あるいは同じ負けるにしてもボギーであればまだ流れが切れなかったかもしれない。

 竹6番、超打ち下ろし、240yパー4。ティショット乗らず、アプローチはつま先上がりのラフから下り傾斜。ビビってミス、そこからのアプローチが1mに寄ってボギー。相手もボギーで5ダウンのまま。

 竹7番。左ドッグレッグの苦手なホール。先に打った対戦相手が今日始めてOB。チャンス!一瞬ドライバーを4Wに持ち替えようかと思ったけど、相手のプレーで自分の攻め方を変えるのは本意ではない、よってドライバーで攻める!




















 ひどい振り遅れ右プッシュスライスOB・・・・orz

 気をとりなおしてもう一球。















 まったく同じひどい振り遅れ右プッシュスライスでまったく同じところに連続OB・・・orz



 このホール、相手はトリプルボギーに対し私は8。終わった。何もかも。白い灰になっちまった。

 マッチプレーではピンチはチャンスでありチャンスはピンチでもある。

 8番パー5はパーで分け、9番もパーで分け。18ホール終了時点で5ダウン。



 ここで昼食タイム。4人で色々と話しが弾む。やはり皆さん素晴らしい紳士だ。え、マッチなのに4人?どゆこと?説明しよう。

 実は、うちのクラブでは、去年から準々決勝のマッチでは4バッグでプレーする事になったらしい。つまり「1位vs8位+2位vs7位」の組と、「3位vs6位 + 4位vs5位」の2組が出るわけだ。

 最初に聞いた時は「は?なにそれ?そんなんあり?」って思ったんだけど、マッチプレー初心者&ぼっちの私にとっては4人でプレーできて逆に良かった。リラックスできたし(え、リラックスしてそのスコアとその内容かい、というご指摘は真摯に受け入れる)。


 さて、5ダウンで最後のハーフ。逆転は極めて難しいだろうが、まだ諦めてはいない。2連続で取り返したりすれば相手も焦るだろう。マッチは何が起こるかわからない。




 ティグラウンド付近でぼんやりしていると、立会人であるクラブ所属の原田三夫プロが「hiroさん、調子どうですか?」と話しかけてくれた。原田プロは単に横にいた私に社交辞令で声を掛けてくれたんだろうけど、それでも、研修生でもないスカタントホホ野郎の名前を覚えてくれていたのはちょっと嬉しい。



 再び松に戻って1番。今度はOB出なかった。私は3オン2パットボギー、相手もボギーで分け。

 2番、予選から今朝までずっと2オン2パットボギー狙いで攻めてきた240yパー3。流石にここまで来てボギー狙いはアホだ。ということで、4Wでワンオン狙い。飛んだ方向は良かったけど、ややヒールでグリーン手前ラフ。

 二打目のアプローチ、ランニングで狙いにいって奥にオーバー、返し入らずボギー。相手もボギーで分け。

 相手も苦しんでいるのだ。まだまだこれから。

 3番、距離の長い左ドッグレッグパー4。ティショットは左ぎりぎりからスライス、何とか右ラフ。しかし210y、打ち上げを入れると225y必要。4Wで狙うもグリーン右手前の木の後ろという最悪の状況。ま、でも攻めた結果だからね。7アイアンで枝の下を抜き、なんとかグリーンオン。相手はピンハイ1.5mに3オン。

 私は上からだいぶ速い6mのフックライン、もう全部のパットを入れるしかない。慎重に読み、打つ。カップ真ん中から沈んだ。ガッツポーズこそ出さなかったけど、自然と「よしっ!」と声が出る(恥ずかしい)。相手が横からの難しいラインを外し、9ホールぶりのアップ。4ダウン。

 ところが次のパー5。私がピン奥7mにパーオンしたのに対し、相手は3打目を70cmに。私がパー、相手がバーディ。再び5ダウン。

 上級者はパー5では高い確率でバーディを取ってくるよね。

 5ホール残して5ダウン。つまり次がドーミーホール。

 いよいよ崖っぷち。でもここからが本当の勝負だ。



 5番パー4、ティショットは左へ引っ掛け、つま先下がりの法面へ。ラフから残り160y、打ち上げ、実質175y。5アイアンが打てるようなライではないので、ユーティリティのハーフショットで転がし上げる作戦・・・だけど失敗。低空飛行で110yしか飛ばず。相手は1mのパーパットを残す。

 半ば諦めつつ、50y打ち上げのアプローチ。肩の力が抜けたのかOKの位置へ寄り、パー。ここで相手が3パットしてボギー。4ダウン。1ホール寿命が伸びる。

 6番パー3。7アイアンのショットはここへ来てまたへっぽこハーフトップ。ヘタだねー。アホだねー。でも手前から転がってピン手前7mにオン。相手はピンハイに1オン。強めに狙いに行くがカップすぐ横をすり抜け、私はパー。相手は80cmに寄せ、楽々のパー。


 というわけで、4&3で大敗。ハーフごとの成績を見てみると、

 フロントライン:4ダウン(相手が5つ、私が1つ)
 バックナイン:1ダウン(相手が2つ、私が1つ)
 最終6ホール:1アップ(相手が1つ、私が2つ)


 まあフロントラインで終わってたってことだよね。それ以降の勝負は見かけではイーブンだけど、内容にはだいぶ差がある。でも、埋められない差じゃなかったという気もする。


 総括的なことを言うとしたら、負けたことそのものより、浮き足だって普段のゴルフができなかったのがね。悔しい。特に、

・相手がOBの後の2連続OB(16ホール目)
・2m前後のパットが4回に1回ぐらいしか入らなかったこと


 がね。ちょっとね。だいぶね。まあもっと頑張りなさいってことですな。




 2日間、トホホなマッチの(誰得?な)日記にお付き合い頂きありがとうございました。



2016/10/12 (1440550hit)  上級者との差


 マッチプレーあるある。

・相手がボギーを叩くと、こちらはダボを叩く

・相手がOBを打つと、こちらも付き合う。

・スーパーパーセーブをしたら相手が長いバーディパットを決めてくる

・相手の調子が悪いホールでは、こっちはもっと調子が悪い

・勝負は、自分のミスで決まる(負ける理由は自滅)




 ・・・・というネタはさておき。

 マッチプレーは本当に面白かった。劣勢からのパーセーブやナイスボギー、会心のベタピンショット、そして長いパットが決まったときの嬉しさっていうか意味合いがストロークの何倍も濃いんだよね。ストロークプレーにない高揚感っていうかダイレクトな勝負っぽさ。やみつきになりますな。



 で、今回直接対決したHDCP4氏、そして一緒にラウンドしたHDCP0氏、そしてその対戦相手HDCP6氏のゴルフを間近に見て感じたことなど。


 上級者3名との実力差は間違いなく感じたが、「逆立ちしても勝てない」というほどの差ではないと思った。しかし、その「大きくはない差」が実はすごく重要で、何ていうか「質的な違い」があるんだよね。

 上級者もたくさんミスするし、難しいホールではボギーもでる。しかし1ストロークに直結するような大きなミスは少ないし、ダボはさすがにめったに叩かない。OBなんてまず出さない。

 パットでスコアを作る人、アイアンショットで作る人、アプローチで拾う人、ドライバーの飛距離をアドバンテージに戦う人、色々と個性がある。逆に言うと、人から見て得意があるということは苦手もあるという事。その苦手を突けば、格下でも勝てるチャンスが出てくるとは思った。

 つまりそれは、自分もアドバンテージを伸ばし、弱点を克服するという上達をきちんと両立させないといけないということ。



 でも、アプローチは総じて上手いね。私のようにチャックリする人はいない(当たり前だ)。

 簡単なホールでは当たり前にパーを取るし、そしてパットが決まればバーディ。ハーフに最低1個はバーディを取る。10mぐらいの長いパットを何度も決めてくる人もいる。

 球筋は3人ともほぼドロー、あるいはストレート。私のようなフェードヒッター、いやスライサーは少数派。

 ドライバーの飛距離は飛ばす人で230-250y。もっと飛ばす人で250-270y。私は200-240y。セカンドオナーが多かった。

 あと、3人中飛ばし屋の2人はスプーンのティショットを多用していた。長くないパー5のティショットとか、狭いホールとかね。ドライバーでも大きく曲げたところを見たことがないのに、である。戦略的だ。

 アイアンショットは皆しっかりターフが取れるダウンブローで打っている。このあたりが私と一番大きな差だと感じた。あと、アプローチも手首を柔らかく使い、ヘッドの重さを使ってスピンを効かせた、いわゆる「プロっぽい」アプローチを打ってくる。私のような「おっかなびっくりへっぽこアプローチ」は誰もしてない(当たり前である)。




 というわけで、今後私に必要なことは、

・安定して置きにいくドライバーショット

・アイアンの3段階ぐらいのレベルアップ(ダウンブローに打てる技術)

・アプローチで70点のショットを平均して出せる安定感

・クラッチパットを決めるスキル



 が必要。ふう。まだまだ先は長いね。



2016/10/14 (1440855hit)  タラオカントリークラブ西コース


 昨日はK嶋さん主催のミステリーツアー。ちょっと遠い、なかなかエントリーできない、ハードルが高い、そんなコースへ毎年連れて行ってくださる。秋の恒例行事にして一大イベントの1つである。K嶋さん、毎年ありがとうございます。

 4年前、初めてのツアーはストークヒル(兵庫県赤穂郡)、3年前は予定のコースがクローズで奈良国際に、昨年は比良カントリークラブ(滋賀県)、そして今年は。



 滋賀県のタラオカントリークラブ。トーナメントも数多く開催されている、堂々たる36ホール。ってCMみたいだな。今回は4年前に日本女子プロゴルフ選手権が開催された西コースを。広くてコース管理も素晴らしく、各ホール個性がありさすがチャンピオンコースって感じである。

 さて、このコースの最大の特徴は。



池。



池。



 池。そう池だらけ。下のレイアウトを見ていただければわかると思うけど、西コースの18ホール中11ホールが池絡みである。


 

 私も1つ池に奉納。しかし、自分の打った球が池に入る瞬間っていうのはいつ経験してもイヤだよね。自分のヘタさを再認識させられるっていうか、証明するっていうか。おまけに多くの場合はボール回収できないし。おろしたてのボールが池ポチャしたりした日には、OBよりガックリくる。

 さて、そんなタラオだったけど、ショットの方はまずまずで。上にも書いたように池ポチャ1個、3パット1個、アイアンのトホホが2個、アプローチのトホホが2個あったけど、それ以外はほぼパーフェクトな内容(えっとそういうのは普通パーフェクトとは言わない)。

 というわけで。



 距離の短いサブグリーンだった(実際の距離は6435y)のもあったけど、まあ出木杉です。ドライバーの大きなミスも少なかったし、パットもまずまず。

 アウト5番のダボは2打目7アイアンが右グリーンエッジ、下り傾斜のアプローチはビビりすぎてショート、1.5mの下りをオーバーさせ、返しの1mも外すというゴールデンスタンダード素ダボ。

 西6番は短いパー4で4アイアンで刻んだら左へ引っ掛けて池ポチャ。この辺はヘタの一言ですな。




 しかし、今回のラウンドでつくづく思った。

 練習は裏切らない。

そして、

 アプローチはやっぱり(まだ)コワイ。



2016/10/15 (1441007hit)  ナショナルオープン


 日本オープンが開催されている。今回はアダム・スコット、松山英樹、石川遼が揃って出場するということで前評判は例年よりは高かった。始まってみて、ギャラリーもそこそこ入っているようだ。


 しかし、これはあくまで2日めが終わった段階の個人的感想なんだけど、ナショナルオープンなのに何だか盛り上がらないのだ。ワクワクしないっていうか。先日見たライダーカップや、4大メジャーを見るときのような高揚感が全然湧いてこないんだよね。まあメジャーと比較すること自体間違ってるのかもしれないけど。

 日本人としてそしてゴルファーとして、日本オープンを大事にしたい、見届けたい(はーあんた何様ですか、と突っ込まれそうな上から発言だな)という気持ちがないわけではないんだけど、どうも「義務で見てる」って感が否めない。遼や松山も出てるのに。

 あんまりネガティブなことを書くのもあれなんだけど、なぜ盛り上がらないのか考えてみた。あくまで私個人の感想だけどね。

1,お祭り感が薄い

 運営の問題なんだろうけど、真面目っていうか地味っていうか、オフィシャルスポンサーNECもそうだし、JGA自体がお硬い感じがあるもんね。

2,日本人選手が優勝争いしてない

 これは今回の日本オープンに限った話じゃないけど、2日目を終わってリーダーボードの上位3人目までが日本人選手じゃない。彼らが悪いわけではもちろんないんだけど、やっぱりね。本音では日本人選手に活躍して欲しい。

3、放映がNHK

 民放の、派手でバカでウザい実況や解説や煽りもうざすぎるが、NHKはNHKで地味すぎるだろ。眠気を誘うトーン。解説も加瀬秀樹、田中秀道、田中泰次郎とこれでもかっていうぐらい地味。ハッキリ言って暗(ry

4,会場の狭山ゴルフクラブ

 関西の人間からしたらどこそれ?って感じ。もちろん日本オープンを引き受けるためにはそれなりの格式と規模が必要ってことは分かる。あんまり辺鄙なところで行うのも色々支障があるのも分かる。だからどうしても関東近郊になるのも分かる。

 でも、関東平野にある名門コースってどこも同じような林間コースで、個性がほとんど無いよね。18ホール同じような景色が続くっていうか。アップダウンもあんまりないし。見てて退屈っすけど(鼻ホジ)。

5,スター不在

 いや遼と英樹出てるじゃん。うんそうなんだけどね。遼と英樹がいて、そこにベテランが絡み、中堅が絡み、新進気鋭の活きのいいのが絡み・・・ってなってこないとやっぱり盛り上がらないじゃん。

 と思っていたら、トップ20ぐらいまでにベテラン(矢野・片山・谷口)、中堅(池田・優作・小田孔明)、ピチピチ(小平・藤本・未来夢・稲盛・大堀・小池)なんかが上がってきた。遼と英樹もいい位置に付けてるね。


 うん、結局こうやって三国志みたいに群雄割拠してないと、そして吉野家コピペじゃないけど刺すか刺されるか、もっと殺伐としてないと面白くないよね、勝負は。



 まあ、底辺ギャラリーの戯言でした。



2016/10/17 (1441204hit)  5本ラウンド


 日本オープン。ほぼ最終組2人(英樹・勇太)の一騎打ちになったけど、英樹が貫禄勝ち。勇太は日頃の行いが悪いせいか(失礼)、入ってもおかしくないパットやアプローチが4つぐらいあったか。本人も怒りを通り越して笑わなしゃーない、って感じだったね。まあふてくされるより100倍偉いと思うけど。

 狭いフェアウェイ、長い総距離、読めないグリーン、そして長いラフ。ラフのベベルカットがどれぐらい機能してたか、放送を見る限りよくわかんなかったけど、トッププロがラウンドして4人しかアンダーが出てないんだからセッティングは成功だったんだろうね。でもやっぱり関東でばっかやるなよ、って思った。

 しかしトッププロのロングパットの精度っていうのはすごいね。スティンプ13フィート以上のグリーンで、10m以上あっても入れたり入りそうになったりカップのすぐ近くに止めたりするんだもんね。超能力か。



 さて、今度の木曜日、ある業界団体のコンペがある。そこには、5年前から私を含めた仲間数人が「ゲスト」として参加させてもらってるんだけど、ゲストの分際でその仲間(つまりその団体以外の人)が毎回上位に入ってしまう(ダブルペリアだから、まあたまたまなんだけど)。

 で、団体内部の人で「それはどうなんだ、あいつらコンペ荒らしじゃないか、もう出場させるな!」・・・などという議論があったか無かったかは知らないが、やはりその団体としては困っていると思う。私が逆の立場でもちょっと困る。

 で、去年から「オープンコンペ」という名前になり、内輪のコンペを別に開催されたりと工夫されているのだが、それでも上位をゲストがそこそこ独占してしまい、またもやKYな結果となってしまった。

 で、こちらとしては参加をご辞退させていただこうとも思ったのだが、主催されているO田さんという人がもうすごくいい人で、是非参加していただきたいと強く仰ってくださるんだよね。そのコンペが開催されるのは月ヶ瀬カントリー。なかなか行く機会がないので年に一度お呼ばれするのは私も楽しみで参加はしたい。



 ・・・という前提があって、今回、そのコンペではKY野郎ゲスト数名+主催者側の上級者数名に限り、クラブを5本に制限してラウンドして頂きたいのですが、とオファーがあった。

 いいやんそれむっちゃ楽しそう!というのが私の感想。もう今からワクワク、どんなクラブをチョイスしようか、どういう攻め方でいこうかと嬉しい悩みを満喫中なのである。




 今まで7本でプレーしたこと(ウッドなしでアイアン+ウェッジ+パター)は何度かあるんだけど、5本は初めて。で、いくつかパターンを考えてみた。

 超攻撃型

 ドライバー(210-230y)
 5アイアン(170-180y)
 7アイアン(140-150y)
 9アイアン(120-125y)
 パター

 ドライバーでできるだけグリーンに近づけ、パーオンを狙う組み合わせ。でもグリーンに近づけば近づくほど苦労するのが目に見えてる。

 超防御型

 4アイアン(180-190y)
 6アイアン(155-165y)
 8アイアン(135-145y)
 50度(90-105y)
 パター

 中間距離を重視。ティショットはすべて4アイアンで。基本ボギーオン狙いだけど、短いパー4なんかだとパーオンも狙える。

 グリーン周り重視型

 4W(200-210y)
 7アイアン(140-150y)
 9アイアン(120-130y)
 56度(80y)
 パター

 上2つと違い、56度のウェッジを入れて寄せワンを狙う(どの口が言うとんねん!)セッティング。でも上がスカスカ。

 バランス型

 4W(200-210y)
 6アイアン(155-165y)
 8アイアン(135-145y)
 50度(90-105y)
 パター

 過去のスコアカードを見てみると、パー3の使用クラブが6アイアン〜8アイアンが最も多い。よって、そこを押さえつつ、長いのから短いのまでバランスの取れたセッティングを模索した結果がこれ。ニアサイドのバンカーに入れると苦労するかもしれないけど、まあ脱出するだけならたぶん問題ないだろう。


 さて、どのセッティングで行くか?とりあえずアイアンのコントロールショットを練習しようっと。



2016/10/18 (1441375hit)  5本で練習ラウンド


 というわけで5本だけ使った練習ラウンドに行ってきた。訳あってホームコースの白ティ(6390y)から。

 悩ましい5本のセッティングだが、バランス型である

 4W(200-210y)
 6アイアン(155-165y)
 8アイアン(135-145y)
 50度(90-105y)
 パター


で行くことにした。ところでこの日はクラブ選手権準決勝。グリーンはいつもよりだいぶ速く(といっても9ぐらいだけどね)、ピンもそこそこ難しい場所に切ってあった。その分苦労しつつ。



 まあこんなもんだと思うんだけど、やっぱりそれなりに苦しいね。


 ティショットはパー3を除きすべて4Wで。ミスしてもOBにならないのは良いんだけど、ヒールやこすり球が出ると200yほどしか飛ばなくなるので、普段ドライバーを使ったときよりセカンドが2番手から3番手上がることになる。その分ミスが増える。これにより、1ラウンドで2ストロークは余分に掛かると思われる。

 あと、意外に困ったのが風が強いホール。4Wでのティショットは球が高くあがるので、その分風に弱い。開き直ってまっすぐ打てる腕があれば良いのだが、そういうときに限ってリキんでサイドスピンたっぷりの球を打っちゃうんだよねー。これは何とか対策を考えないと。

 じゃあドライバー入れたら良いじゃん、とお思いになる方もいるだろうけど、ドライバーだとフェアウェイから使えないので勿体ないからである。4Wならティショットだけでなくフェアウェイから180−210yを打つことができる・・・・理論上は、だけど。実際、この日もティショット以外に5回使ったしね。



 アイアンは18ホール中12ホールぐらいがコントロールショットになった。よってパーオン率ががくんと下がる。今年のパーオン率が49.7%(18ホール中8.9回)なのに対し、この日は27.8%(18ホール中たった5回!)。つまり普段より4ホールもボギーオンが増える計算だ。

 そのうち寄せワンが取れるのは多くて1.5回ぐらいなので、ここで2.5ストローク余分に掛かる


 そしてアプローチ。元々ヘタなので50度でも56度でも一緒だろうと思ってたんだけど、どうしても普段と違って距離感が出しにくい。普通に打ったらオーバーするし、それを計算するとショートする(ヘタだねー)。

 手前にピンが切られていたら最悪。50度では柔らかいピッチショットもスピンの効いた球も打てない(いや、56度でも打たれへんやん)ので手前のカラーかピン奥にオンになる。

 ヘタだからこそ、いつも使ってる56度を使うべきなのかもしれない。50度なら2ストロークは多めに掛かりそう

 さらにバンカーショット。50度のウェッジでもバンカーから出すだけなら容易だが、ニアサイドに入れちゃったりするとちょっと苦労する。ここで0.5ストローク


 それ以外にも、フェアウェイバンカーから本当はユーティリティで高さを出したいのに4Wで打って前方の木に当てたり、パー3で持つクラブがなかったり、14本のありがたみを感じたのが2回〜3回。場合によってはボギーが確定してしまうケースもある。これで2ストローク



 という感じで計算してみると、普段より9ストロークは余分に打ってしまうことになる。これ以外にも、パーパットを無理に狙いにいっての3パットとかを計算するともう少し多く叩いちゃうかも。うーん、やっぱり90切れたら御の字か。




 でも逆に、最初からボギーで上がろう、と思ってるとそんなに難しくない。ティショット無理せず、2打目も適当に、アプローチはセンター狙い、2パット、だもんね。

 とにかくややこしいところ、ハザード、グリーン奥、中途半端なアプローチは徹底的に避ける。これさえ守れば、うまくいけば85ぐらいでラウンドできる可能性もあると思う。

 でも欲を出すと90オーバーは間違いないと思われる。特に、「5本で70台出してやろう!」なんて考えると間違いなく100叩くことになるから気をつけろよ>俺。



結論。5本プレーは自分の「謙虚さ」が試されるラウンドになるであろう。無理に「パーを取ろう、ピンに寄せよう」と思うとダボを叩く。


 あと、セッティングは

 4W・6アイアン・8アイアン・56度・パター

 でいきます!




2016/10/19 (1441561hit)  5本ラウンド、考察


 昨日書き忘れたことだけど。今回の5本ラウンドでは、

 4Wではフルショット(210-220y)以外に190yを狙ってみた。

 6アイアンではフルショットの165y以外に155yぐらいを。

 8アイアンでは同じくフルショットの140yから100yぐらいまで。

 50度は100y以内すべてを。



 まあ当然だけど、1つのクラブで距離を落とすことはできても伸ばすことはまず無理だよね。8アイアンで155y打てって言われても、まずできないしやってもまあほぼミスする。上手い人はできるんだろうけど。

 つまり、基本的には大きめのクラブのほうが「大は小を兼ねる」で使い勝手が良いのである。極端な話、すごく器用な人(セベ・バレステロスとか猿谷猿丸とか)なら、ユーティリティ1本とか4アイアン1本でミドルレンジをすべて打つってことも理論的には可能だ。

 で、今回6アイアンの代わりに5アイアンを入れようかとも思ったんだけど、6番と5番ではもともとナイスショットできる確率が違うし、ラフなんかからでも5番と6番ではちょっと難易度が変わってくるよね。よって、長い方のアイアンは6番で決まり、でいいと思う。165y以上は4Wのコントロールか、あるいはもう割り切って「狙わない」という選択肢もありだと思う(そっちのほうがスコアがまとまると思われる)。

 同じ理由で、9番ではなく8番。8番は意外と使い勝手が良くて、90y〜140yは十分カバーできそうな気がする。あくまで気がするというだけで、実際に打てると言っているわけではない。

 じゃあ56度じゃなく50度でいいじゃん、ということになるのだが、50度のフルショットで狙う100−105yが8番で十分対処可能と考えた。そして、グリーン周りのアプローチこそ使い慣れた56度を使ったほうがストレスが無いだろうし結果もいいだろうと。


 とここまで書いて、ふと思い当たった。これ、いつものラウンドで十分応用できるじゃん、と。つまり、

 中間距離の場合、迷わず大きめのクラブで軽く打つ。

 風が強い時は2番手落として低い球でグリーンを狙う。

 ライが悪い、傾斜地などからショットするときもフルショットではなく番手を上げてハーフショットかクォーターで


 まあ思い当たっても実際にできなければ意味がないんだけどね。軽く打つ、1つのクラブで距離を打ち分ける。これができるようになれば、大きな武器になる予感。希望的観測だけど、ゴルフのレベルが1ランク上がることは間違いない。

 ただ、実際にコースでやってみると厳密な距離の計算(コントロールショットはランが増える)とか、ハザードをどう越えるかとか、そういう問題が出てくるのでそんなに簡単じゃないと思うんだけどね。花道が広いホールばっかじゃないし。


 
 という事を踏まえて練習に行ってきたんだけど、コントロールショットはやっぱり、なかなか難しい。きちんとしたスイングができていないとまともに当たらないよね、これ。

 ちなみにきちんとしたスイングとは、

・体が腕を、腕がクラブを「順番に、きちんと」リードすること

・軸がぶれないこと

・余計な力が入らない(腕の力、グリップの力が適度に抜けている)こと

・リズムとテンポがきちんと保たれていること


などができているスイングのことである(と思う)。どれ一つとっても中途半端な私にとって、思った以上にコントロールショットは難物であった。


 それでも一番手落としはまだなんとか打てる。

・クラブを短く持つ(1インチ)

・スタンスの幅を狭くする(靴幅1〜2足分)

・その状態でフルショット


で打てるからだ。つまりフルショットの延長線上で、何とかごまかしが効く。



 しかし2番手落とし(8番でPWの距離)はだいぶ難しい。私が思うに、

・クラブをさらに短く持つ(2インチ〜3インチ)

・スタンスの幅をさらに狭くする(靴幅2〜3足分)

・クォーターショットでフォローは小さめ


 という注意点の他に、絶対に必要なのが

ハーフショットでも肩はフルショットと同じぐらい回し、下半身もフルショットと同じぐらい我慢し、切り返し〜ダウンスイングでも上体が突っ込まないように(捻転差を作ったまま)懐をきっちり意識して頭を残して腕をしっかり振り、絶対にヘッドアップしない

 ということが完璧に必要なのである。つまり結局、


 ハーフショットもフルショットもアプローチショットも同じ、だからハーフショットができなければフルショットもアプローチもできない


 という事なんだなと。このあたりに私のトホホ改善のヒントが隠されているのだろうなきっと。




2016/10/21 (1441882hit)  5本ラウンド・本番@月ヶ瀬CC


 えー行ってきましたっていうかやってきました。5本ラウンド。



 1週間前から策を練り、毎日練習し、練習ラウンドまでして臨んだ結果を一言でいうと。



策士策に溺れる

ということわざがぴったりかなと。

 中途半端に策を弄する(練習する)→成果を出したくなる→付け刃のショットを披露する→トホホというあまりにもお粗末な流れ。

 谷越え185yパー3で4Wのコントロールショットをチョロして谷底へ打ったり。また別のパー3ではコントロールショットなのにピンを狙ってオーバーさせてトリプルボギー叩いたり。もう謙虚の「け」の字もない。前々からアホだとは思ってたけど、ここまでアホだとは思わなかったよ。



 そしてもう一つ、5本ラウンドでわかったこと、それはゴルフの本質つまり



スコアメイクの鍵は結局、やっぱり、ショートゲーム

 (当たり前である)。もうね、いくらコントロールショットでグリーンに乗せても3パットしてりゃ意味ないし、短いのを3つも4つも外してたらもうどんなラウンドでもダメだよね。

 グリーン外したとき大事なのはショートアプローチっていうのは普通のラウンドと同じ。なのに7回もアプローチミスってるし。間抜けだねー。

 だから7本で回ろうが5本で回ろうが3本で回ろうが、ショートゲームが上手ければ上手いほどスコアは落ちない。そんなことにも気づけなかったなんて、私の目は想像以上に節穴のようである。

 いや、ひょっとして、結局はアプローチ勝負だということに気づいていながら目をそらそうとしていたのか?そうかもね。



 
 パー3が鬼門になってるよね。ダボ・ボギー・トリプルボギー・パーで平均スコア4.5。トホホ。パー5でパーが1つしか取れてないっていうのもバカヘタだし、3パット2つ(実質3つ)ももうね、アホかと。



 ただ、それなりに頑張れた部分もあった。パー3以外のティショット(4W)は引っ掛け気味だったけどOBは無かったし(レベルの低い話だけど)、アイアンのコントロールショットも大体うまく打てた。だからまあ、今回のラウンドは面白かったし、いい経験になった部分もすごく大きい。

 想定外だったのがやっぱりグリーン。雨上がりだったけど9フィートぐらい出ていて、下りなんかは結構ドキドキしながらパットしてたっていうのもあったし、そもそもこういうグリーンに100〜120yを8番でコントロールして止めようと思ったらもう花道から転がすしかなくて(スピン掛からないからね)、それを嫌うと一番奥にオン、あるいは奥へこぼれるという状況だったから、パット数が多くなるのもまあ致し方ない部分はあるかなと。

 でも同じ条件でラウンドした何人かはそこそこの結果出してるんだから、やっぱりヘタなんだな。


 あーもうヘタだなあ・・・・



2016/10/22 (1442063hit)  5本ラウンド・総括


 今回のコンペでは25人中7人が5本ラウンドに挑戦した。セッティングは皆似通っていて、

1,ウッド系(ドライバーまたはFWまたはユーティリティ)
2,ミドルアイアン(5番または6番)
3,ショートアイアン(8番または9番)
4,ウェッジ(50度〜58度)
5,パター


 という人がほとんどだったと思う。まあ誰がどうチョイスしてもこうなるだろうけど。で、7人の成績はこんな感じ。

1,K氏   79
2,N氏   82
3,Ma氏  85
4,hiro   88
5,O氏   90
6,T氏   92
7,Mo氏  103


 ベスグロのK氏とは9打差。いつも一緒にラウンドしてるN氏(HDCP5)、Ma氏(HDCP6)とはそれぞれ6打差、3打差。これだけ準備して考えて練習してこれである。もうね、ホントに情けないね。まあ、

 アプローチで7回ミスって、3パット3回してたら差がついて当たり前なわけで。

 情けない。ほんっとに情けない・・・・



 まあでも、ラウンド前に「90切れたら御の字」って書いてるんだから私の実力的にはこんなもんなんだろうな。「私は、私が思っているよりもゴルフがうまくない」ってことだ。

 そう、そこが私の原点だったじゃないか!体も小さく才能もセンスも無くアプローチイップス持ちの私が上を目指すには、不細工でも遠回りでも地道に一歩一歩、着実にパーを拾ったりダボを避けたりするのが私のスタイルじゃないか。

 届かないならボギーで良い、アプローチは乗ったら100点、ティショットは次打てるところへ行けばおk、全部ミスショットで良い。そう心に誓ったではないか。

 それなのに、クラブ選手権の予選を通過したりして、ちょっと、いや思い切りいい気になっていた。口では「謙虚に」とか言いながら思い上がっていた。

 というわけで、もう一度「謙虚」をテーマにこつこつ練習します。



2016/10/24 (1442266hit)  10月月例競技


 なんかゴルフばっかりしてるな。ゴルフのブログだからいいか。でも今月は特別ですので。

 今月7回目のラウンドはホームの月例競技。さすがに週2回のラウンド+週1〜2回の練習で相当疲れが溜まってきてるみたいで体も心もしゃんとしない・・・と言い訳しつつ。


 7時スタートの松コースはいきなり右プッシュOBから始まった。心の準備不足で、漫然と打ってしまったなあ・・・トリプルボギー。

 2番パー3もティショット当たり損ないでボギー、3番パー4もティショットがチーピンでボギー。そろそろ目覚めろ、俺の心と体!(←アニメのセリフみたいだね)

 4番パー5でやっと良いティショットが打て、2打目8アイアンでレイアップして、3打目PWのコントロールでピンハイ5mにナイスオンして、ふうやっと初パーかと



思ったら5パット。トリプルボギー。

 全部横からのパットで、全部カップの上を通過して1m近くオーバー。つまりちょっと強めで厚く読みすぎ。1mだったらカップ内でいいのにね。「曲がるかもしれない」という心の弱さが厚めに打っちゃうんだろうね。

 まあでも、長くゴルフをしてたらこんな事もあるさ(あんまりない)。



 その後気を取り直し(やっと眼が覚めた?)、5番寄せワンのパー、6番パー、7番砂一のパー。

 8番パー5はティショットが左サイドのラフの木の後ろ、2打目はユーティリティで叩き出すも50y先の修理地(イノシシが掘り返した地面)にぶつかって停止。結局ボギー。

 9番パー4で15mほどのパットが奇跡的に入ってバーディも、44。


 後半は1時間25分待ち。外へ出て(っていうか家へ帰って)早い昼食を摂り、後半スタートは10時40分から。

 1番パー4はパー。

 2番パー3は寄せワンのパー。50度のランニングがうまく打てている。

 3番は2打目がバンカーに入ってボギー。

 4番パー5は上からのパットを4mもオーバーさせてしまい3パットボギー。

 5番パー4は2打目の7アイアンをミスするもまた50度のランニングアプローチが80cmに寄ってパー。

 6番、名物の打ち下ろし230yパー3。この日は結構きついアゲンスト。4アイアンで低い球がうまく打てたんだけど届かず、手前のラフから今度は25yぐらいのランニング、PWで1mに。こうやってラフに浮いてたら気楽に打てるんだけどなあ。寄せワンのパー。

 さて、上がり3ホール。ここから1オーバーが目標。

 7番難易度の高い左ドッグレッグのパー4。ティショットは5本ラウンドのために最近ずっと練習してた4Wの低い球で。
3回に1回の狙い通りが出て215y。2打目165y打ち上げ、5アイアンはスカタンなトップボールで残り50y地点へ。3打目のアプローチは引っ掛けてニアサイドのエッジ。

 そこからマウンド越えのアプローチ、パターを使うべきだったけどなぜかウェッジを持ってしまい、ショートさせてとんでもない下りのスライスラインという、奇跡が起こらないと入らないパットが残る。しかし奇跡が起こって1パットボギー(えーっとこのホールの解説は自慢するためではなくいかに私が運任せのゴルフをしているかということを自戒するためのものである)。

 8番パー5は2打目の4Wがバカ当たりして残り40y、そこからピン左(アップヒル)に付いてしまい、下りのパットを打ち切れずパー。ミドルレンジのアプローチを全部左へ引っ掛けるっていうのはバックスイングで肩が回ってないかインパクトで肩が開いてるんでしょうな。

 9番、ティショットフェアウェイ、2打目は9アイアンの距離(120y)だけど、左足上がり+打ち上げなので、ここも5本ラウンドで練習した8アイアンのコントロールショットを選択・・・するもダフって低いフック。トホホ。グリーンエッジから今度はパターを選択、横80cmに。しかしこれが緩んでヘロッと外す。


 最終ホールの最終パットは絶対に強気で打て!と宇賀神さんに教えてもらっていたのに・・・hiro、53歳と9ヶ月。



 まあでも、こんなもんでしょう。3ヶ月前ぐらいなら寄せワンが全部寄せツーで90叩いてたと思う。パット数も40近く行ってただろう。それを考えるとね。ただ、トリプルボギー2つと上がり3ホールの2オーバーは反省。



2016/10/25 (1442458hit)  パター二刀流


 二刀流と言っても、キャディバッグに2本パターを入れてホールごと、あるいは距離ごとに使い分けるという意味でも両手に1本づつ持ってパットするという意味でもない。


 今、私はL字(ロッサ・マラネロ)、オデッセイでいう#9タイプをメインで使ってるんだけど、それはホームコースのグリーンが激重(いつもスティンプ7〜8)で、そういうグリーンではしっかりヒットさせて打てるL字のほうがタッチが出しやすいからである。



 しかし、速いグリーン(おおむね9以上)になると、ショートパットにちょっと不安が出たり小さなストロークできちんと球にエネルギーを伝えたいという意識から、ヘッドの大きなネオマレット(オデッセイ#7)を使ったりする。そういう意味での二刀流。



 そうするとたまに困るのが、普段行かないコース。グリーンの速さが分からず、どっちのパターをチョイスすべきか迷うことがあるんだよね。

 2本とも車に積んではいるけど、スタート室前の表示を見てから、あるいは練習グリーンで球を転がしてからパターを変えるために駐車場へ走るっていうのもスマートじゃないし面倒だし、かと言っていつもバッグに2本入れていると重たいし盗難の危険もあるしそのまま競技出ちゃうと違反だし、N谷くんやK嶋さんにいちいち「やーいやーい!違反だ違反だ〜!2ペナだ失格だ〜!」と囃し立てられるのもウザい(笑)。


 季節、メンテナンス、諸事情によってグリーンの速さが変わるのは当然だしそれは受け入れるけど、できれば事前に知りたい。そこで各コースの皆様にお願い。

 ウェブのトップページの片隅で「本日のグリーンスピード」っていうのをアナウンスしていただきたい!(できればコンパクションも)。

 そしたら事前にパターをチョイスできるのにな、って思った。



 でも、実はスタート室前にグリーンスピードを表示しているだけでもかなり親切だと思う。毎日朝早くからグリーンを刈って、きちんとその都度スティンプメーターで調べてくれてっるってことだもんね。


 表示もない、聞かなきゃ言ってくれない、聞いてもわかんない(!)というコースはちょっと手を抜いてんじゃないの?と邪推されても仕方ないよね。まあ色々大人の事情はあるんだろうけど。どことは言わんけど。頼みまっせ、き◯◯◯カントリーさん(言ってるし)。っていうか悪いのは親会社(ア◯ーディア)なのかもだけど。


2016/10/26 (1442618hit)  アプローチイップス・ラストスパート


 グリーンエッジから、5y〜30yのアプローチ。一番簡単なはずのこのショットが一番ヘタな私であるが、結局は

 どうクラブを上げてどう下ろしたらいいのか

 が全然分かんなかったんだよね。


 手を使うのか体を使うのか、コックを使うのか使わないのか、グリップは緩めなのかしっかりめなのか、オープンスタンスなのか足を揃えて立つのか、体重移動をするのかしないのか、インサイドアウトなのかアウトサイドインなのか、などなど・・・・何回も書いてるけど。

 最近は不細工なパット打ちで何とか誤魔化してはいたけれど、やっぱり普通に打てるようになりたい。スピンが適度に効いた、低めの球が打ちたい。そう思って日々家練に励んでいた。


 でね、ようやくその「どう上げて下ろすか」がおぼろげながら分かってきたような気がする。きっかけは、ハンドファーストすぎた構えを修正したところから始まる。そしたら、なぜかすっとクラブが上がってそのままストンと落とせたんだよね。あ、ひょっとしてこれかも、とおぼろげながら思ってた。

 そして先日、某番組で永野竜太郎プロのショートアプローチが真後ろのカメラから捉えられてて、「クラブヘッド」がインサイドインではなくほぼ真っすぐ引かれ真っすぐ出ている事に気づいた。


こちらのウェブから写真を拝借しました)

 こういうことね。これでいろいろなことが「ストン」と腑に落ちたんだよね。グリップがずっとへそを指すし、クラブヘッドを「胸の正面で」「上げて下ろす」形になるし、グリップも変な動きをしないし、コックも自然になるし。

 これでちょっとわかったような気が。そのイメージを私流に具体化すると、こうなる。


・グリップはテンフィンガー、絶対に左手の小指が緩まないよう

・アドレスは左足を少し下げた軽いオープンただしひざは平行

・フェースは軽くオープン、ハンドファーストはわずか

・バックスイングは左手親指が指す方向へ(=ヘッドが飛球線まっすぐ後ろに上がる)

コックはナチュラルに入る

・切り返しで一呼吸(ゆっくり下ろす

・ダウンスイングは
ソールのヒール側を地面に「落とす」感じ(自然とタメができる)

・フォローは意識しなくてもいい

・右サイドから左サイドにクラブを振るのではなく、体の正面でV字型に動くイメージ

肩でスイングする



 で、こうやって整理してみてわかったんだけど、これ、ほとんど、フルショットと同じなんだよね(まったく同じじゃないけど)。遠回りしたけど、どうやらこれが正解のような気がする。

 まあ、分かるのとできるのは違うし、練習でできるのとコースでできるのも全然別問題だけども、少なくとも間違っていないという自信はある。たぶん・・・。


 でも、クラブを上から下へおろす、というのはこういう事だったんだと分かるような気がする。



 えー、もうこれで許してください、ゴルフの神様。


2016/10/28 (1442921hit)  GB月例@淡輪


 上田治ちゃんの淡輪。毎月恒例のGB月例。



 天気も気候も最高。そこそこの風も吹いて淡輪を堪能できた。



 細かいミスがいくつもあり。



 己のヘタさを再認識するラウンドとなりましたとさ。



 アウト3番は5アイアントップからのミドルレンジアプローチショートからのショートレンジアプローチミスという初心者パターンで素ダボ。

 その後もずっとパーオンせず、8番の短いパー4ではティショットの4W(低い球)が引っかかってロストボールのダボ。

 9番パー5は3打目25mぐらいの打ち上げのアプローチをショート、4打目ショートレンジアプローチをチャックリ、5打目もミスというアプローチで獲ったダボ(バーディみたいに言わない)。

 後半、2打目のアイアンショットがことごとくダメで4ホールパーオンせず、名物14番でやっとパーオン2パットパー。でも9番の距離だからね。

 15番も3打目のアプローチをトップさせて4オン2パットボギー。短いパー5でボギー叩くってアホですか?

 16番パー3も5アイアンを引っ掛けて乗らず、2パットボギー。

 17番パー5はティショットを左の林へ、2打目出すだけ、3打目ユーティリティでグリーンを狙うも高さが出ず手前のバンカー、正面のあごのすき間に挟まってアンプレアブルの1ペナ、5打目でバンカー脱出で2パットという波乱万丈ダボ。

 最終パー3ピン上3mに付けるもショートさせてパー。


 アプローチに関してはやっとそこそこ打てるようになったけど、「そこそこ打てる」のと「カップに寄る」とは大きな隔たりがあるわけで、しかも距離感がまだまだ全然ダメで、これからスタート。頑張って練習しますはい。

 
 課題:せめて20y・30y・50yをきちんと打ちわけましょう。


2016/10/29 (1443109hit)  「コースで1番手飛ばない問題」に決着


 一昨日、淡輪でこんなことがあった。

 8番331yパー4。ティショットを左へ引っ掛け、ロストボール。本来ならティグラウンドへ戻って打ち直しなんだけど、この日は仲間内なのでなくなったと思われる場所から4打目でプレーすることにした(良い子は真似しないでね)。

 で、状況は深くないラフから95y、グリーンは砲台だけど登りは数ヤード、ピンはエッジから5y。つまり50度のウェッジ(105y)打てばまあグリーンには乗るだろう、ということでフルショットした。

 当たりはまあまあ。ダフってもいないし方向もいい。でもちょっと高さが出ず、軽くショートかな・・・と思ったら20yもショート。

 とこんなことが1回だけならまあそんなに気にしなくてもいいんだろうけど、私ね、こういうの、芝の上からだとね、

しばしばあるのだ(誰がうまいこと言えと)。

 何の変哲もないフェアウェイから150y、7アイアンで打ってバッチリ!と思ったら手前のバンカーに。ティショットがバカ当たりでピンまで125y、よし9番でピッタリじゃんベタピンバーディかぁ?と思って打ったら乗っただけとか。

 いやそれこすったりちょっと噛んだり芯食ってないだけじゃん?そんなことも分からないの?と言われそうだが、そしてたしかにそういうことも多々あるのだが、スカタンな私でも100回に1回ぐらいはアイアンで芯を食うこともあるわけで、そのショットが1番手も飛ばなかったらそれはちょっとショックなのだ。

 ひょっとして芯を食ってると思ってるのは私だけで、多分軽くトゥヒットしたりフェースの上っ面に当たったりしてるんだろうなあ・・・と思ってた。あるいは、コースではきちんと当てたいがためにスイングが小さくなったりスイングスピードが落ちたりしてるのかなあと。



 でも、この前練習してて、その原因がハッキリクッキリバッチリ分かったような気がするのだ。それは、コースで距離が落ちてる時のショットは

捻転してない!!

ってこと。

 説明しよう。スイングには「しっかりした土台(下半身)」「軸がぶれないこと」「正しいスイングプレーン」「正しいコック」「正しいリズムやテンポ」などがたいへん大事だ。

 しかし、クラブに十分なパワーを溜め、インパクトでそれを正しく開放しクラブに最大限の仕事をさせるためには、それだけでは不十分。そう、ヘッドスピードやヘッドの加速ってのが必要だよね。

 ところが、ヘッドスピードを上げるためにはただ単に早く振ろうとしてもダメなわけで。腕に力が入ったり腰が先行したりして軸がブレちゃったりプレーンが歪んだりする。

 で、どうするか。そう、下半身の止めるべき部分をきちんと止め、上半身をギリギリと音がするぐらいねじり上げ、その

捻転差を最大限に体で作らないとボールっていうのはまともに飛んでいかないのだ!

 そう、コースではきちんと当てたいと思うあまり、そしてきついスイングを無意識に回避するあまり、この辛く苦しい捻転差をトップで作れていないのだ(たぶん)。だから1番手飛ばない、球も高く上がらないという現象が起こってしまうのだ(たぶん)。

 そう思い当たり、練習場で「捻転」をテーマに球を打ってみると、きっちりハッキリバッチリ飛ぶんだよねー。アイアンで10年前の飛距離が戻ってくる感じ。

 アプローチも捻転を考えるとあら不思議、力強くボールが飛んでいくじゃありまカンツリー。っていうか、この捻転の大事さっていろいろな先生に何度も教えてもらって何度も再認識してきたことなんだけど、つい日常の生活の忙しさの中で疎かになっちゃう大事なことベスト3だよね(ちなみあと2つは健康と愛である)。


 というわけで、コースでは「愛と健康と捻転差」を噛み締めながらラウンドしたいなと思った。


2016/10/31 (1443317hit)  「コースで一番手飛ばない問題」検証とWGC優勝


 昨日は「愛と健康と捻転」をテーマに、久しぶりの薄暮プレー@ホームコース。

 ティショットはまあまあ良かった。アプローチも良かった。でも、フェアウェイから打つアイアンが全部トップ。なんだろう捻転を作ることでスイングがギクシャクしてしまってるような気もする。まあそれでもやり続けるよ俺は。

 ただ、アイアンもティショットやラフからのショットは良かった。ラフから130yを9番で打ってグリーン大オーバーとか。これはフライヤーがかかった=きちんと振れてるってことだもんね。

 あと、捻転をお手軽に作るには、松山英樹みたいに右足をちょっと内股っぽく構えると意識しやすいことも判った。捻転が浅いと引っ掛ける諸刃の剣だけど。



 さて、その松山。WGCという大試合で7打差の圧勝。2日目後半からノーボギーだし、ステンソン、マキロイ、ファウラー、ガルシアなどがいるフィールドでなんだから、もうこれ以上ない王者の勝ち方だったよね。

 これまでと違い、3日目でトップに立ち、その差を引き離して勝った。これは彼の経験値を一気に引き上げる、価値ある勝ち方だ。

 これでアメリカツアー3勝。マルちゃんの記録に並んだ。松山の場合は大試合ばっかり勝ってるけどね。で、猫も杓子もマスコミもファンも「次はメジャーだ」って言ってる。本人もその気だろう。私だって期待してる。

 ただ、彼がメジャーで勝つためには、まだ1つだけ足りない経験があると思うんだよね。それは、メジャー最終日、最終組での優勝争い。彼は今まで去年の全米プロでの4位タイが最高で、プレーオフはもちろん2位・3位にも入ったことがない。

 メジャーを18勝しているジャック・ニクラウスは2位だったことが19回もある。ダスティンもマキロイもジェイソン・デイもメジャーで「惜しい2位」や「悔しい自滅」を経験した後に勝っているしね。


 ニクラウスや彼らと松山を単純には比較できないけど、メジャーの女神はそんなに甘くないと思うんだよね。

 松山にはぜひメジャーで優勝を狙える位置からコテンパンにやられ、謙虚さとゴルフの怖さを知ってから優勝していただきたいな、と上から目線で憎たらしいことを書き殴るアンチ松山のワタクシであった。




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