日記114

2006年6月16日〜30日

去年までの日記

今年(2006年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半
3月前半 3月後半
4月前半 4月後半
5月前半 5月後半
6月前半 6月後半

  2006/6/16 (470170hit) 雨のラウンド

6/15・きさいちCC・松竹Bグリーン・Par72(コースレート68)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 2 6 6 3 3 4 6 5 39 3 4 5 5 4 4 5 6 4 40 79
putt 1 1 3 2 1 1 1 3 2 15 1 2 2 2 2 2 2 2 1 16 31
topics   *1 *2   *3     *4 *5   *6               *7   

*1・・・ハーフトップの7アイアンがピンサイド6mのエッジへ。そいつがポコンと入る。ウホホ度2

*2・・・本文でじっくりと。トホホ度5

*3・・・ラフからPWの2打目が2mに付く。この日一番良かったショット。
ウホホ度3

*4・・・パーオンしてファーストパットを4mオーバー。返しが5cmショート。トホホ度2

*5・・・この日唯一のアプローチミス。チャックリしてしまいました。
トホホ度3

*6・・・12mのパットがポコンと入る。純粋な交通事故です。
ウホホ度1

*7・・・バンカーから、ボールの位置に気をつけてアドレスしたらファイン・ショット。下り2mを流し込んで嬉しいバンカーセーブ。
ウホホ度4

ウホホ23p(10p+パー1.5p×6+寄せワン1p×4)VSトホホ10pで今季初のウホホ2連勝 (ウホホ8勝12敗)

OB級の当たりが3回セーフ、狙ってないのに入ったパットが2つ。ツキがなければ80中盤。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
3バーディ
8ボギー
1ダボ
79
(+7)
87.1
平均パット数
Putting average
1.722
(31)
1.908
(34.34)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
16.7
(3/18)
5.20
(0.94/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
50.0
(9/18)
36.6
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
94.4
(17/18)
79.1
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
30.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
100
(18/18)
79.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
64.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
212.9 209.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
36.4
(4/11)
28.0
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
71.4 66.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 64.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
65.6 59.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
73.1 63.6

 USオープンが始まった。会場は113年前に開場したニューヨーク近郊のウイングドフット。中継は30分ほどしか見なかったが、「緑色の地獄」と表現したいような場所である。もじゃもじゃのラフへ入れるのは自業自得としても、あの傾斜豊かなグリーンはストレスが溜まるだろう。113年分のアンジュレーションは伊達ではない。

 モンゴメリー、ミケルソン、シンなどが順調な滑り出しをしたのに対し、タイガーは6オーバーとやや出遅れ。しかしこれだけ難しいセッティングだと8打差であろうが15打差であろうがあまり関係ないかもしれない。

 日本勢も片山の11オーバーを初め、最高位の谷口でさえ5オーバー。アメリカ一難しいセッティングという事は、世界一難しいという事。やはりスポット参戦では太刀打ちできないだろう。私が難コースのフルバックからラウンドするようなものか。ちょっと違うか。

 しかし、640ヤードのパー5はともかく、514ヤードのパー4って・・・・30年後には800ヤード台のパー5、600ヤード台のパー4が、そして100年後には1000ヤード超のホールさえ出現する事は間違いない。新設されるコースの全長は12,000ヤードや15,000ヤードとなり、ドライバーは500ヤード飛ばないとプロとして通用しなくなり、7アイアンの飛距離が300ヤードとなり、ドラコン選手権では600ヤードドライブが当たり前に・・・ならないか。さすがに。


 さて、話は日本に戻る。昨日は梅雨のしとしと雨が1日中降り続く中ラウンドしてきた。バカである。私のようなバカはさすがに少なく、いつもは60〜80組入る木曜日だが、15〜20組ぐらいしかエントリーがなかったようだ。

 グリーンは先週と同じく短いサブグリーン。ドライバーをミスしてもショートアイアンでグリーンが狙えるサブグリーン。チョロしても7Wで2オンが狙える短いセッティング。ロースコアを出すには良いが、ミドルアイアンの出番はない。

 出だし2番でいきなりラッキーなバーディ。しかし3番、スプーンのティショットを左へ引っかけ(トホホポイント1)、OB杭ぎりぎりの木の下へ。6アイアンで100ヤード転がし、残り60ヤード。グリーン奥のピンを狙うもショートしてグリーン手前にオン(トホホポイント2)。そこから3パット(トホホポイント2)でダボ。パーオンできない時はせめてピンの近くに寄せたいものよのう、サル(織田信長談)。

 その後もドライバー・アイアンは今ひとつピリッとしないものの、寄せとパットが珍しく好調で、前半だけで寄せワンのパーが3つ。後半はやや失速するも、1番ホールのバーディと最終ホールのサンドセーブが効いて上出来の4オーバー。この調子で行きたいものだ。

 さて、この日はコース主催の「ハーフコンペ」が開催されていた。500円の参加料を払い、前半9ホールの結果(ダブルペリア)で豪華賞品が当たるという企画で、お祭り好きの私は当然参加したのであるが、バーディ2個とダボが見事にハマって

優勝しちゃたよ〜ピース!(v^-^v) ピース!


 優勝賞品はパラディーソのキャディバッグ(CBA600?)。でも、キャディバッグは去年の10月に買ったばかり。持って帰っても使わなければ邪魔になるし。そこで、無理を言って準優勝の商品(小ぶりの旅行カバン)と交換してくれないかどうか、2位の人に頼んでもらう事にした(コースの皆様、わがまま言ってごめんなさい)。

 でも・・・嬉しいのだ!雨の日にラウンドした甲斐があったのだ。


 ところで、水曜日の日記で書いた小さな秘密兵器こと水虫防止靴下・・・じゃなくってアスリート御用達・5本指滑り止め靴下の具合はどうだったか?であるが、総合評価はAマイナスといったところか。大変優秀だが、私が勝手に期待していたような下半身がとてつもなく、画期的に、チョーマジヤバイぐらい安定する、というぐらいスゴイ物ではなかった。やっぱり靴下でスウィングの悪いところを補おうという安易で浅はかなすけべえ根性は甘すぎたのである。

 しかしこれは靴下が悪いわけではなく、私が期待しすぎていただけである。実際、下半身は十分実感できるほどに安定したし、歩いていても足の中で滑らないため疲れが少ないし、雨の中のラウンドでも蒸れによる不快感は全くなかった

 でも1000円は高い。10回ぐらい使用できれば元は取れるだろうけど、滑り止め効果が10回も持つかどうか。それだったら、普通の5本指靴下の足裏全体に滑り止めスプレー(野球選手がバットのグリップ部分に使用しているやつ)を吹き付けてもいいんじゃないかな?と思ったりした。

 今度スポーツショップへ行った時(いつ行くの?)、テニス用か野球用のスプレーを買ってきて試してみようっと!

  2006/6/17 (470618hit) USオープンとラフとティ


 タイガーがメジャーで初の予選落ちを喫した。試合前のインタビューでは「準備は万全だ」と語っていたが、2ヶ月のブランク(そのうち3週間は全くクラブにも触らなかったとの事)はさすがのタイガーにしても埋められなかったのだろう。

 ほか、ビッグネームで予選落ちしたのはS.アップルビー、K.J.チョイ、去年の優勝者M.キャンベル、K.スタドラー(「セイウチ」の愛称で知られたC.スタドラーの息子。体型が全く同じ!)、D.ラブIII、R.グーセン、S.ガルシア、タッド・フジカワ(ハワイのクオリファイを突破した15歳のアマチュア)など。

 注目のミケルソンは3オーバーの7位タイとまずまずの位置。悲願のメジャー優勝を狙う赤鬼モンティ(コリン・モンゴメリー)は好調を維持し、1打差で2位タイ。ほか、V.シンが5オーバー14位タイで食らいついているし、同じ14位には懐かしい名前が!そう、D.デュバルである。個人的に大好きな選手なので頑張って欲しい。

 日本人選手は今田竜二以外は全滅だった。これが世界と日本の差だ、と安易に結論を出すつもりはないが、日本ツアーのぬるま湯加減に警鐘を鳴らす1つの出来事としてJGTOが捉えてくれればいいなとは思う。



 しかし、パー70でコースレート76.1だもんなあ・・・・世界一のプロ達がポロポログリーンを外してやっとのボギーを取ったり、2mのパーパットを沈めてガッツポーズをしたり、簡単にダボを打ったり・・・・ちょっと草を伸ばしただけでこんなに難しくなるって、考えてみれば面白いゲームだ。だって、セッティングのさじ加減でフィールドの難易度が簡単に変わってしまうという事だもんね。

 いっそのこと、世界中のコースでラフを伸ばすようにすればいいのだ。しかも遠くへ飛べば飛ぶほどラフを深くしたりフェアウェイが狭くしたりする。そうすれば自然と「飛距離重視」から「コントロール重視」にトレンドが変わり、ボールの規制やクラブの規制をしなくて済むようになるかもしれない。

 最近出てきたババ・ワトソンのように、340ヤード先のラフへ飛ばしてあとはウェッジで、というラフをラフと思わない掟破りの大味ゴルフに対抗するにはこの方法しかないのではないか?

 ただし、我々アマチュアがラウンドするコースをこんな風にしてしまったら、それこそハーフ3時間ぐらい掛かっちゃうだろう。それは経営上絶対に無理なことなので、230ヤード地点ぐらいまではラフを無くし、そこから段階的にラフを深くするようにすればよい。

 フェアウェイとラフの境目も、ファーストカット・セカンドカット・ディープラフと順に深くしていく事で、飛ばし屋でも大きく曲げなければディープラフには入らないようにすればバランスも取れるだろう。

 メンテナンスには多少の手間が掛かるだろうけど、進行第一、儲け第一でバンカーを無くしたり池を埋めたりラフを短く苅ったりと散々コースを易しくしてきた結果、多くのゴルフ場が設計者の意図よりはるかに難易度の低いコースになっているのだ。ちょっとはごるふぁーに頭を使わせるようにしても良いのではないだろうか。

 それで「難しい」と文句を言うヤツは、レディスティのはるか前方に「ピンクティ」か何かを作り、そこから思う存分良いスコアを出して頂けばよい。

 これは私を含めての話だが、そもそも、白ティ(女性なら赤ティ)からオールドマン・パーとそれなりに勝負できない人間が、それより後ろのティからプレーする事は本来遠慮すべき事なのではないかと思う。もちろんバックティからチャレンジしたいという気持ちは当然あるだろうからそれを全面否定はしない。にしても、そういう場合は「回らせてもらっている」という気持ちを持つべきだろう。

 ごるふで一番格好悪い事、それは自分が見えていない事ではないだろうか。

  2006/6/18 (470877hit) USオープン3日目とサプライズ


 はい、それでは皆さんご一緒にご唱和お願いいたします。せーの、

ミケルソンキタ━━━━━━(・∀・)━━━━━━!!!!

 今田竜二とただ2人だけのアンダーパーでラウンドし、ついにトップタイ。TVを見ていて思ったが、ミケルソンが人気のある理由の1つに、「はにかんだ笑顔」と「歓声に何度も応える真面目さ」があると思う。

 スーパーショットを打った後、観客が熱狂的なスタンディングオベーションをする中グリーンに上がっていくミケルソンは、グリーンを取り囲む3方のギャラリーに向かってまんべんなく、何度も笑顔で頷いたり帽子に軽く手をやったりして応えるのである。その笑顔が、本当に嬉しそうで誇らしそうで、見ているギャラリーをも幸せにするのだ。

 今のところミケルソンに死角はない。C.モンゴメリーにも悲願のメジャー初優勝をして欲しいが、ミケルソンが勝てば去年のPGAチャンピオンシップ(全米プロ)からメジャー3連覇だし、さらに来月のTheOpen(全英)にも勝てばタイガースラム達成でもあるし、ここはミケルソン優勝に5円・・・いや、思い切って7円賭けよう。





 さて、話は全然変わるが、昨日の夜、サイドボードに置かれていた郵便物をみていると、ホームコースからの封書が届いていた。何かな?と思って開けてみると・・・・



 は、は、は、は、は・・・・・はちぃぃぃ??!!

 私は周りを見渡した。ドッキリカメラではないかと思ったのだ。しかし隠しカメラは発見できなかった。それにしても一気に5つも減るなんてありえない。月例にも通算で2回しか出てないし、ほかのクラブ競技もほとんど出ていないし、出た時に良い成績を出したわけでもないし。

 それに、昨年の秋と今年の春にコントロールカードを10枚ずつ出したのにHDCPを改正してくれないのでそれ以降放ったらかしにしていたのだ。つまりこのHDCPは現状を反映していない事になる。平均スコアが87.5のシングルハンディキャッパーなんてこの世に存在していいはずがないではないか。

 シングルハンディは、血の滲むような努力と創意工夫、何十回という挫折とそこからの復活、そして愚直な信念を持つ人がやっとの思いでたどり着くモノだと思っている。私に当てはまるのは何十回という挫折だけで、小手先の努力と誤った創意工夫しかしていない。こんな私に8なんてHDCPは似つかわしくない。

 学生時代音楽をやっていた頃、何の準備もできていないのに何故か満員のホールで一流の演奏家とセッションする羽目に陥るような夢をよく見たが、まさにそんな気分である。あるいは、適当に書いた小説が直木賞に受賞してしまい、2作目のオファーが出版社から殺到しているような気分というか。

 とにかく俺の実力はそんなに大したもんじゃないっ!勘弁してくれ〜!という気持ちである。

 でも、やっぱり、


















(「すぐ10以上になると思う」に15円賭ける)

  2006/6/19 (471251hit) USオープンの結果(ネタバレアリ)と薄暮ラウンドの結果


 (ここからUSオープンの結果を書きますので、録画を楽しみにされている方は「はい!」と言うまでずーーーーっと下へスクロールさせて下さい。いいですか?では行きます。













 最後の最後まで誰が勝つか全く判らない、手に汗握る勝負だった。それでも、ミケルソン(フィル・ミケ郎)とモンゴメリー(モンゴメ郎)の一騎打ちという雰囲気はホールを消化するにつれて濃くなっていく。

 最終組のミケ郎より2組前をプレーしていたモンゴメ郎は、17番で15mはあろうかというパットを奇跡的に沈め、トップのミケ郎に1打差と迫る。ウィングドフットの森が揺れる。その直後、ミケ郎は17番ホール横のリーダーズボードで自分のアドバンテージが1打しかない事を知らされる。

 そして最終ホール、モンゴメ郎は攻めた。このまま1打差でホールアウトし、ミケ郎のミスを待つという選択枝を彼は取らなかった。2打目をグリーンセンターではなく、ピンに向かって放ったのだ。しかし無常にもボールは右手前のラフへ。そしてアプローチも大きくオーバーし、なんと痛恨の3パット。ダブルボギーを叩いてしまう。ここで彼の優勝は消えた。

 ミケ郎の手が優勝杯に届いたと誰もが思った最終ホール。彼のティショットはいつもの思い切りが全然無く、振れていなかったと思う。球は大きく左へ。そして、そこからのリカバリーショットが木を直撃し、30ヤード先までしかボールが行かない。ミケ郎の顔が真っ青になる。

 3打目、何とかグリーン方向へ飛ぶも、今度は深いバンカーへ。しかも大目玉。こいつが入れば優勝、ここから2打でプレーオフだ。しかしボールはピンをかすめ、反対側のラフへ。そしてこのアプローチが外れた瞬間、彼のメジャー3連覇とグランドスラムの夢は夢のまま終わってしまった。グリーン上で頭を抱えるミケ郎。可哀想なミケ郎。いやあ、ごるふって、本当に恐ろしいですね(みずの・ハル郎)。

 というわけで、優勝したのは先に5オーバーでホールアウトしていたオーストラリアのジェフ・オギルビー(オギ郎)。オギ朗は17番のチップインパーと18番の寄せワンで堂々の逆転優勝だった。いやあ、ごるふって、本当にホールアウトするまで判らないですね(オギ郎)

 今回嬉しかったのは、やはり今田竜二(今郎)の活躍だろう。パラシュート・ロブが冴えを見せ、一時はトップすら狙える位置までスコアを伸ばしてきた。まだ29歳。ひょっとして、今日本人で最もメジャーに近い男は今郎かもしれない・・って、何でも「郎」をつけりゃあいいってもんじゃないってば>hiro郎。














はい!USオープンの話題はこれでお終い。昨日の薄暮プレーの話をば。と言っても、今回はとっても簡単に済ませる事ができる。

 ドライバー・・・トホホ。
 フェアウェイウッド・・・トホホ。
 アイアン・・・トホホ。
 アプローチ・・・トホホ。
 ロングパット・・・トホホ。
 ショートパット・・・トホホ。


以上。

 そうですこれが私の本当の実力なのです。っていうか、とってもナサケナイし恥ずかしいしチョー格好悪いしアホなのだが、昨日のハガキをもらってからそれを意識しすぎて自縄自縛になり、浮き足だって「HDCP8に似つかわしいごるふをせねば」などと考え・・・あ〜〜〜バカ!ホントにバカ!!笑っちゃうぐらいバカ!小心バカ!自意識過剰バカ!

 昨日の日記で「HDCP8は似つかわしくない」と謙遜してたにも関わらずそれだけ意識してたという事は、やっぱり内心は嬉しくてムハムハしてたって事じゃん!もう、恥ずかしすぎて、穴があったら首まで埋まりたいッス・・・・

 皆さん、どうか盛大に笑ってやって下さい・・・

6/18・きさいちCC・松Aグリーン・Par36(コースレート34)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 換算
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 5 6 6 5 4 5 6 4 46 92
putt 2 2 2 2 2 2 2 3 2 19 38
topics *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8       

*1〜*8・・・最初から8番ホールまで、ティショットから短いパットまで、全てトホホ度5x8=40


ウホホ1.5p(0p+パー1.5p×1+寄せワン1p×0)VSトホホ40pでトホホのチョー圧勝 (ウホホ8勝13敗)
そして、久しぶりの


項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア*
Scoring average
5ボギー
2ダボ
92
(+20)
87.3
平均パット数*
Putting average
2.111
(38)
1.912
(34.42)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 5.09
(0.92/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
11.1
(1/9)
35.5
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
77.8
(7/9)
79.1
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2
(2/9)
30.1
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(7/9)
79.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
42.9
(3/7)
63.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
200.0 208.9
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
0
(0/6)
27.2
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
42.9 65.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
16.7 62.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
55.6 59.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
71.4 63.8
(*・・・1ラウンド換算)

  2006/6/20 (471681hit) 日本プロゴルフ協会前会長ら逮捕


 日本プロゴルフ協会(PGA)と言えば、泣く子も黙る日本のプロゴルファーの統括組織である。そしてその組織の会長といえば、如何に大きい権限を持つかは容易に想像できるだろう。

 PGAの年間運営費は25億円。人が何十人死んでもおかしくないぐらいのとてつもない金額である。しかも、去年はそのうち10億円が繰り越されている。つまり余剰金が10億あるのだ。見る人間が見れば甘い蜂蜜のような金だ。

 で、そのPGAの会長は、全国14地区から選出される22人の理事が投票する事によって決定される。つまり、理事になって初めて会長を選ぶ事ができるのだ。そして、その会長選が去年の11月に行われた。ここまでが状況の説明。


 さて、ここに一人の男がいる。元プロゴルファーにしてPGAの前会長、長田力(53)である。こいつは一昨年にPGAの会長となり、去年11月の会長選で再選を狙っていた。しかし、長田の子分である石井秀夫(52)前副会長が理事から落選してしまい、会長選の投票権を失ってしまう。

 これは一大事とばかり、長田と石井、そして長田の子分その2である船渡川育宏(51)は「会長選で理事に欠員があった場合、補充は石井秀夫とする」という内容を勝手に加えた議事録を偽造し、自分が会長選投票できるよう準備をした。

 さらに、反対派の理事2名を欠席させるため、あろうことか暴力団関係者とみられる男たちに「理事を辞退しろ」と脅迫電話をかけさせ、さらに会長選の当日には理事一人を自動車で拉致し、夕方まで連れ回していたのである。まあそこまでしても長田は落選したんだけどね。っていうか、落選したからこそこうして事件が明るみに出たんだろうけど。


 しかしそれにしても無茶苦茶な話である。開いた口がふさがらず、その口の中でツバメが巣を作るぐらいの呆れ返る事件である。しかも石井は、暴力団に拉致や脅迫をさせた見返りとして、『ゴルフイベントの利権を渡す』と暴力団側に持ちかけたと供述しているのだ。

 私も大きな興行、特にスポーツ関係の興行に暴力団やアンダーグラウンドの世界が絡んでいる事ぐらいは薄々知っている。特にプロごるふ界と裏社会の黒い関係は、業界にいる人間なら周知の事実として、あるいは必要悪として認識しているだろう。プロゴルファーにそういう関係の人が多いのも知っている人はよく知られている話だ。

 しかし、それはあくまでアンダーグラウンドの話で世間には隠されてきた事だし、堅気の人たちに迷惑をかけない、表に出てこないという事を最低条件として機能してきたのではないのか。

 今回の事件は、長田が自分一人の利益のために暴力団を使ったという点において、極めて悪質であると言わざるをえない。長田は自分だけでなく、プロゴルフ界そのものも腐りきっていますよと世間に知らしめてしまったのである。

 警察の調べに対し、石井は容疑を認めているが、長田容疑者は「記憶にない」、船渡川容疑者は「相談は受けたが(偽造の)場面は知らない」などとそれぞれ否認しているらしい。どこまでも腐ったヤツらである。っていうか、半年前にした事を記憶にないって、お前の頭には脳みその代わりに杏仁豆腐でも詰まってるのか?こんな人間が「プロゴルファー」であった事がとことん情けなく恥ずかしい。


 しかし、問題はこれだけではない。今回のこのスカタン、新聞の一面で報道されるような大きな事件であるにも関らず、当のPGAはウェブ上でこの事について全く触れていないのである。私はこういう所こそ、PGAが内包する悪の根源であると思うのだ。臭い物には蓋。都合の悪い事はほおかぶり。

 そういえば、自らの不祥事をウェブで公開して高校を退学になった某有名女子アマチュアに対しても、結局同じように「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とばかり何の対処もしませんでしたなあ。

 公式見解をする気がないという事は、つまりPGAの現会長、現理事も結局、長田と似たり寄ったりの種類の人間であるという事であろう。そう思われても仕方ないじゃん。今回も亀のように首を引っ込めて、世間が忘れてくれるまで待つつもりなんだね。

 いやあ、大人として、社会人としてホントに立派な態度だねえ。4000人以上のプロフェッショナルを率いる組織として、最高の責任の取り方だね。無かった事にする、っていうのは。

 その態度で、「日本ゴルフ界のリーダーに相応しい活動を続けて行きます」とか「地域に密着した社会貢献活動、ジュニア育成、(中略)など多方面にわたる取り組みは年々積極さを増してきております」とか「ゴルフが今以上に誰からも愛されるスポーツとして発展を続け、多くの人々がこの魅力あふれるスポーツの醍醐味をたっぷり味わうことができるように、PGAはさらなる努力、研鑚をおしまず一歩、一歩、力強い歩みを続けて行きます」とか言われてももう笑うしかない。

痴漢が「夜道に気をつけましょう」と叫んでるのと同じじゃん。

 今回の事件が全国のごるふぁーや関係者だけでなく、ごるふをしない人間に対してもどれだけ大きなインパクトを与えたのか、それすらも判らないような組織では、もうこの国のごるふ界はおしまいである。

 もうお前らには何も期待しないし、何も求めない。


(ちなみに、今回の事件に対し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、日本ゴルフ協会(JGA)をはじめほとんどのゴルフ関係の社団法人は一切ウェブ上でコメントを発表していないし、日本ゴルフジャーナリスト協会ですらコメントを発表していない。きっと、業界の人間にとっては「ふーん。そう。それで?」ってな出来事なんだろうね)

 6/20追記:以上を書き終えアップした後で、PGA現会長である松井功氏が会見を開き、謝罪したという報道を聞きました。従って、今日の日記の後半部分は取り消しさせて頂きます。でも2日も経って謝罪するのは遅すぎるやろ?と思うんだけどね。

 6/21追記:6/20日付で、PGAのウェブページに記者会見の概要が発表されました。評価すべき事だと思います。しかし、記者会見の概要を発表しているだけに留まり、一般のウェブ読者(つまり私のような市井のごるふぁー)に対し直接説明するものではありません。まあウェブに発表するという事はあくまでおまけという捉え方なんでしょう。


  2006/6/21 (472105hit) 日本プロゴルフ協会前会長ら逮捕・続報


 プロゴルファーの皮を被ったやくざであるPGAの前会長、長田力(53)、子分その1の石井秀夫(52)、子分その2の船渡川育宏(51)の続報である。徹底的に糾弾してやる。

 悪の親分長田は、去年の会長選で再選を狙っていた時、「(会長をもう一度)やりたい、やりたい」と周囲に言っていたらしいのだが、その理由がはっきりしてきた。

 昨日の松井現会長の会見によると、2002年度の会長交際費は150万円程度だった。これが長田が会長に就任(任期3年)した2003年度には200万円になり、2004年度には400万円と倍増、さらに3年目の2005年度には700万円と就任前の4.6倍以上に膨れあがっていたのである。

 PGAの会長がどんだけ交際してるか知らんけど、これだけ露骨に交際費を増やして何とも思わなかったのだろうか?普通の神経の持ち主なら「悪い事をしているとバレる(あるいは、そう勘ぐられる)」と思うはずである。つまりこの長田、悪い事をしてバレても何とも思わないか、そもそも悪い事をしてはいけないという意識が欠落しているかどちらかなのだろう。いわゆる人間の屑ですな。

 また、その会見では松井現会長に対しても旧体制(=長田)を支持している何人かから「会長を辞めろ」という圧力があった事も明らかにされた。この事からも、この事件は長田とその子分たちによる個人的な犯罪というだけではなく、PGA内部の体質的な部分に問題がある事が推測できる。

 それにしてもスポーツの団体を仕切っている人間たちのモラルの欠如は目に余るものがある。五輪標準記録を突破して選考会で優勝した千葉すずをシドニーオリンピックに出場させなかった日本水泳連盟。協会の金を食いものにするだけでなく、自分の儲けのために選手に劣悪な環境での練習を強いた日本スケート連盟。hideさんが掲示板でご指摘下さったようにアマチュアとプロが交流する事すら許されなかった野球界。どいつもこいつも腐りきってやがる。

 そういう体質を作ってきた土台が、ファシズムの嵐吹き荒れる大学の運動部であるのだが、それに関連してとんでもない話が伝わってきた。

 子分石井が、会長選の投票権を持つ理事(の弟)に対して投票辞退を迫ったその場に、暴力団と共に某有名私立大学ゴルフ部の監督やOBが同席していたというのだ。

 なぜ同席していたかというと、子分石井がこの大学ゴルフ部のOBだからである。調べればすぐに判る事だし、書いちゃえ。その某有名私立大学ゴルフ部とは、そう、ご想像の通り。

日大ゴルフ部

である。

 もちろん日大には何の落ち度もないと思う(表面上はね)し、ゴルフ部で真面目にゴルフに取り組んでいる部員たちを責めるつもりはない。しかし、そういうダークサイドとの癒着を、見て見ぬ振りしてきたり少しでも利用したり保身や示威行動に使ったりしてきた人間も中には居るんじゃないの?だったら、同じ穴の狢じゃん。もちろん、他の大学ゴルフ部(の執行部や部長など)も同じような目で見られても仕方ないでしょ?

 ごるふ界の腐った根っこは、大学という神聖な場所にまでその先端部分が届いているのである。そりゃあ根絶できんわな。やれやれ。

(PGAのウェブページに記者会見の概要が発表された事に対する追記を、昨日の日記の最後に付け加えました)

  2006/6/23 (473036hit) 堕落論/みたびの続報


 リンクにkeiさんの「チェンマイ滞在記」を追加しました。チェンマイはタイの首都バンコクからはるか北700kmに位置する芸術と緑の都で、「北方のバラ」というロマンティックな呼び名で呼ばれています。チェンマイ、定年後の海外ロングステイ、タイのゴルフに興味のある方は是非ご覧下さい。ではまずは前文。


 私は堕落してしまった。

 昨日は朝からしとしとと雨が降っていた。昼からは大雨になるという予報だったが、コースに出てしまえばこっちのものである。ただ、水曜日ホームコースに電話をした時には1人が入れる組はないとの返答だった(きさいちCCは、空きがあっても1人ではラウンドさせてくれないのだ。特に雨の日は電磁誘導カートがスリップしてスタックする可能性があるので余計にダメなのである)。で、当日つまり昨日の朝7時30分に電話をした。しかしそれでも空きがないとの返答。

 準備万端整え、9時頃までリビングで2度寝しながら空きの電話を待つが、なかなか掛かってこず。高槻かくずはへ行こう・・・と思っていると、何故か時計が11時を回っているではないか。無意識にタイムトラベルしてしまったようだ。

 まあ日も長い事だし、昼からでもいいか・・・とまずは練習場へ。ラウンド前だし軽く100球。やっぱり練習は継続してすべきである(当たり前だこのタコ!)。打っているうちにいい感じになってきた。

 100球を軽く打ち終わり、練習場併設のレストランで食事をする。和風ハンバーグ弁当・アイスコーヒー付き750円を食べていて、ふと窓の外を見ると本降りになっているではないか。意を決して車を走らせ、ホームセンターで買い物を済まし、二木ゴルフをひやかし、スポーツショップで野球のバットに使用する滑り止めスプレーを買い・・・家へ帰ってきた。

 そう、あまりの雨の勢いに怖じ気づき、雨の中手引きカートでラウンドするのが億劫になってしまったのだ。ああ、私は堕落してしまった。何が「ごるふな日々」だ。反省しろばか者!っていうか、皆様こんな軟弱な私を蔑みたまえアーメンソーメンひやソーメン。



 反省といえばPGA。私が糞味噌に書いた事で反省したのか、連日ウェブページでは記者会見や臨時理事会の様子がアップされている。やればできるじゃないか。

 しかし、読んでいても何一つピンと来るものがないんだよね。批判が出たので、とりあえず記者会見しました。とりあえず理事を招集しましたっていう感じ。「謝罪します。立て直します。信頼回復のため一致団結します。時間を下さい。捜査中なので見守るしかないんです。検討中です。スポンサーの中には励ましてくれるところもあります」などと、問題解決のための具体的なことは何一つ決まっていないようで、本気感が全然伝わってこない。

 今PGAに必要な事は、暴力団との癒着がどの程度あるのかをはっきり情報開示し、今後そういう交際を排除していくのかどうかという決意なのである。口先で「立て直していきます」と繰り返しても、誰が信用するかよ。

 もちろん日大ゴルフ部の監督(T田?)にもきっちり説明をさせ、けじめをつけさせるべきである。それももちろんPGAの仕事である。何故その場にいたのか。どんな事を喋ったのか。どういう立場で喋ったのか。どうせ本人はしらばっくれるだけだろうから、JGAの権限で呼び出し、事情を聞き、事実が確認されたら警察に突き出しちゃえ!

 日本のプロゴルフ界の統括組織としてするべき事をキチンとしなければ、もうプロゴルファーという職業は地に墜ち、泥にまみれてしまうだろう。

 そうでなくても一部のプロゴルファーが所属するゴルフ場から契約解除をほのめかされたり、練習場のレッスンプロがレッスンをキャンセルされたりしているのだ。もちろん、そういう事をされるほとんどのプロゴルファーは真面目でごるふが大好きで暴力団との交際もないだろう。しかし、世間の厳しい目にさらされているのはそうした末端のプロなのである。

 人の上に立つという事は、何かあれば責任を取るという事なのである。大きな木に群がり、権利という樹液だけチューチューと吸い取れると思ったら大間違いである。

 お前たちがどれだけの人物なのか、これからもじっくりと拝見させてもらうつもりだ。今度もうやむやに済ますような事があれば、ペンの力を駆使して戦ってやる。

  2006/6/24 (473397hit) 小ネタ


 今、ナウなヤング(死語)にバカ受け(死語)で、ブクロ(池袋)やジョージタウン(吉祥寺)やヤングタウン(MBS)のストリート系ファッションと切っても切れないイケイケギャル(死語)やモボ(超死語)の必須アイテムであるマックスファクター・ラッシュアーティスト(マスカラ)と同じぐらい、チョイワル系(使ってみたかっただけ)ウェブ「ごる日々」で話題の日本プロゴルフ協会から、封書が届いた。


ひらがなで「ひろ様」って・・・

 ウェブで無茶苦茶書いているから果たし状でも送ってきたのか?と思ったのだが、実はこれが届いたのは先週なのであった。そして内容は上の写真に書いてあるとおり、シニアツアーの新名称を応募したがパテントその他の問題がクリアできないので中止しますというお詫びであった。

 で、お詫びのしるしとして中にはクリップマーカーが同封されていたのであった。



 さっそくPGAのウェブページで確認してみると、定価が1575円。3000人応募したとして、472万5千円の損害である。まあ、原価は400円ぐらいのものだろうから、実際には120万円ぐらいか。それにしてもさすが10億円余剰金がある社団法人は太っ腹だ(←皮肉です、念のため)。

 でも、プロでもないしこれだけ批判してる団体のクリップマーカーなんて、使いづらいなあ・・・

 とここまで書いて、ネットサーフィン(死語)していると寿庵さんのブログに全く同じ話題が!帽子につけるマーカーだけに、かぶったようです・・・・お後が宜しいようで。

  2006/6/25 (473737hit) PGA事件その4


 捜査の方に新しい進展はないようだ。っていうか、続報がぴたりと止まってしまった。マスコミは「プロゴルファーと暴力団の黒い交際」というインパクトの強い話題には飛びつくが、「大学ゴルフ部の腐った体質」などにニュースとしての価値がないと判断しているのだろう。ましてや事件の全容解明などにはまったく興味はないのだろう。垂れ流して責任を取らないのもマスコミの大きな特性である。

 そんな中、ネットを根気よく徘徊(仕事しろよ>俺)していると、信じたくないニュースを発見してしまった。

 もともと長田力なんていうプロは、PGAの中で誰も知らない無名の会員であった。っていうか、そもそもトーナメントプロとしての実績もほとんど無い。昨日のブロードキャスター(TV番組)でもこの問題について取りあげられていたが、その中でインタビューを受けていた杉原輝夫プロも長田が会長になった当時(2003年)を思い出し、「全然知らんかったです。長田?誰それ?という感じ」とコメントしていた事でもその無名さが伺える。

 そんな無名のプロがなぜ会長になれたのか?これには、某有名プロゴルファーが絡んでいるという話なのだ。このプロだけ実名で書かないのは不公平なので、あえて書かせて頂く。

倉本昌弘プロである。

 で、その時の週刊ゴルフダイジェストの記事がこちら

 上の記事によると、倉本プロ(長田会長が就任した時に副会長に就任。また、JGTOを立ち上げた人物こそ倉本プロであった)はJGTOとPGAの確執を取り去り、ファンのためを思った組織作りを目指したいと表明しており、その手先(という書き方は語弊があるが)として長田を会長に推したらしい。

 私は倉本プロの大ファンであり、長田就任が例え上記のような経過であったとしても、今回の事件は長田個人が私利私欲のため起こしただけで、倉本プロが関係しているとは思いたくない。

 ただ、彼を会長に推した責任は当然取らなければいけないだろう。さらに、この事件でJGTOとPGAの確執がさらに深まってしまう可能性は高い。残念な事だが・・・・

 そしてもう一つ気になる点を挙げれば、倉本プロも日大ゴルフ部出身なのである。

  2006/6/26 (474139hit) プロって何?


 今週の国内男子ツアーは、ジ・オープン出場を賭けて瀬戸内海ゴルフクラブで毎年開催されているミズノオープン。S.K.ホが安定感あふれるショットとパットで2位に3打差をつけて楽々逃げ切った。雨やサスペンデッドゲームが多かった中、のっくさんじゃないけど、まさに「悪条件の中でプレーしてこそ、本当の実力がわかる」という感じだったかなと。

 しかし言っては何だけど、大いに盛り上がった大会だったとは言い難かったような・・・。トップテンに入ったプロのうち、日本人プロで名前が知られているのは6位タイの近藤智弘と10位タイの藤田寛之ぐらい。4位の真板はベテランだが地味な選手だし。6位の武藤も今年調子はいいが地味な選手だし。スター選手がことごとく上位に食い込めなかった。

 特筆すべきは2位の市原建彦か。プロ9年目の27歳。18歳の時世界ジュニア選手権で優勝し、注目されながらも結果がなかなか出ず。「ジュニア時代に活躍した選手はプロになって大成しない」のジンクスをこれからブレイクしていくのか?でも、皆に愛されるスター選手になるには何かが足りないような(その何かが何であるかはご想像下さい)。

 でも、それ以前に片山・伊澤・深堀・谷口(徹)らが揃って不出場だもんね。ミズノと仲が悪いのだろうか?それとも岡山まで行くのが面倒だったのだろうか?あるいは雨だし休もうとか思ったのだろうか?理由はそれぞれあるんだろうけど、こういう看板選手が休んだらそら盛り上がらんわな

 プロの立場で考えれば休むのも必要だとは判るような気もするけれど、ギャラリーの率直な意見としては「なーんや。出てないんか」である。特にわざわざ雨の中足を運んでくれた岡山のギャラリーは、今回のトーナメントをどんな目で見ていたのだろうか。

 いくら口先で「盛り上げたい」とか「男子も面白い!」とか「観て下さい」とか言っても、こんな現状で誰が見に行く?誰がTVを観戦する?故障や疲れや風邪だったら仕方ない?でも、良い試合を見せるとか、良いショットを見せるとか以前にできる事があるんじゃないの?そもそも、プロが仕事であるトーナメントに出場しない事自体、どんな理由であろうと恥ずべき事だと思うんだけど、ちょっとは後ろめたい気持ちある?


 一方の女子ツアー(プロミスレディス)。女王不動がいなくても大山志保がいる。横峯さくらがいる。古閑美保(やっぱりミホたんはカワイイ・・・・)がいる。そして、20歳のニューヒロイン藤田幸希が、難易度の高い18番ホールで2回連続(54ホール目とプレーオフ)バーディという離れ業で初優勝。それまでの古閑美保との闘いもこれ以上ないすばらしいものだった。

 それ以上に素晴らしいのが、やはり若いプロ達が真剣にプレーする姿。そして初優勝の涙。もう、なんて言うか、美しいの一言である。見ているだけでウハウハな気分幸せな気持ちになるねえ。これはもうすけべえな中年おやぢお父さんの心境だな。

 こういうすけべえな中年おやぢの気持ちをくすぐる素晴らしい試合を素晴らしいプレイヤーたちが繰り広げる女子ツアー、驕る男子よりもますます人気が高まっていくだろう。

  2006/6/27 (474562hit) 横峯良郎という生き方


 10日ほど前、横峯パパがメインゲストの番組が放送されていた(番組名は忘れた)。内容はいわゆるヒューマンドキュメンタリーというやつで、さくらを含む3姉妹との生活だけでなく、氏の半生がドラマっぽく再現されたりして興味深かったのであるが、やはりこのオッサンはとんでもない変わり者である(そして、チョー愛すべきゴルフ馬鹿である)という思いを新たにした。

 鹿児島の裕福とは言えない(というか、ビンボーな)家庭に育ち、父親を早くに亡くし、母親の苦労を目の当たりにして育った良郎氏は、とにかく早く金を稼いで母親に楽をさせたいとずっと思っていた。立派な人である。高校を卒業後、大阪のスーパーで働き出すも、はっきりモノを言う性格から上司と対立し、数年で辞めてしまう。この頃から有言実行の性格であったようだ。

 鹿児島に戻った氏は、次に兄の経営する幼稚園に勤務するも、経営方針の違いから再び対立し、退職。自分の意見を曲げない性分なのだろう。その後、職を転々とするが、自分で開いた弁当屋が大当たりし、10店舗を経営するまでになる。商才のある人であったと思われる。

 子供は娘3人。何事も徹底的に考えるタチであり、また苦労を重ねてきた良郎氏は、娘たちの将来を考え彼女らをプロゴルファーにする事を決意する。愛にあふれすぎている人である。

 何故プロゴルファーか?氏自身がゴルフをしていたという事、また(良郎氏曰く)学がないので体で稼げる商売をチョイスせざるを得なかった事、ごるふは運動神経が無く、体が小さくてもプロでやっていける事、そして日本の女子プロのレベルがそれほど高くないなどがその理由であった。クレバーで冷静な判断と分析ができる人である。

 そうと決めたら一直線。日曜日は値段が高くまたコース側も受け入れてくれないため、月曜日はラウンドの日として学校を休ませ、毎日素振りをさせ、ごるふが嫌いにならないようにさまざまな工夫をし、学校でさくらがいじめに遭っているという事を聞けば自ら学校に乗り込みいじめている3人に直接しつけをし、その親から苦情があればこんこんと説教をし、なりふりかまわず体を張って子供たちを育て上げた。信念の人である。

 さらには自分で練習場まで作り(お金の工面は全く考えずに決断し、家を売ってしまうのは有名な話だ・・・ってどこが冷静な判断だ?猪突猛進型かも)さまざまな工夫をして子供たちを育て上げた。努力と創意工夫の人である。

 そして長女(留衣)と三女(さくら)がついにプロゴルファーになる。それからの活躍はご存じの通り。

 とまあ半生はこのような感じで、まさに信念と努力と実行の人であるという事が伺える。なかなかここまで貫き通せる人はいない。そんな良郎氏は素晴らしいと思うが、言い方を変えれば好きな事を好きなようにやってきただけとも言える。だから、一番偉いのは氏を陰で支えてきた○様かもしれない。

 しかし、氏の活動はそれだけに留まらず、地元の子供たちに無料でゴルフを教えている。自分だけ良ければいい、自分の娘だけ良ければいいという気持ちではこういう事はなかなかできない。立派な志を持った人である。

 そんな良郎氏であるが、さらに司会者とのフリートークで、「ほほう」と思った事が2つばかりあった。1つは、子供をプロゴルファーに育てるのは難しいか?という質問に対し、「いやあ、居酒屋を経営する事に比べたら屁みたいなものよ」という感じの返事をされていた事。

 まあ勝てば官軍という感が無くはないし、お姉さんの留衣やさくらたちの努力や才能もあるのだろうけど、こう言い切れるところに「一心岩をも通す」という確固たる信念が感じられる。家庭では○の意見を最優先し、確固たる優柔不断を貫く私とは正反対なのである。

 それからもう一つ。運動神経も恵まれた体も持っていないさくらがこれだけ活躍できるのは、やはり小さな頃から心と体を鍛えたからであり、そういう意味でも「松井(秀喜)やイチローが、小さな頃からバットではなくゴルフクラブを握っていたら、間違いなくタイガーにも負けない選手になってたがね」と言い切ったのを聞いて、何だかとても惜しいような嬉しいような複雑な気持ちになったのであった。

 という事は、(良郎氏の言う事が正しいとすれば、だが)日本人でも世界一のごるふぁーになれる事は十分可能だという事だ。環境と指導者、そして素質(+才能)が揃えば、タイガーを打ち負かし、グランドスラムを達成する日本人ゴルファーが出現するかもしれないのだ!

 もともと器用で勤勉で繊細な日本人は、ごるふに向いているはずなのだ(少なくともサッカーよりは)。歴史を振り返ってみても、1957年にカナダカップ(現在のワールドカップ)で優勝した小野光一と中村寅吉、戸田藤一郎など、世が世なら世界で活躍していても不思議のない選手たちがたくさんいた。この偉人たちに、もし現在の環境が用意され、しかも体格に恵まれていたら・・・世界一になるのは夢ではない。

 というわけでそこのお父さん、息子にサッカーや野球をやらすのならゴルフをさせましょう!

  2006/6/28 (475023hit) お買い物


 先週の木曜日、雨でラウンドを断念した自分へのバツとして1000球球を打とうと思ったのだが体がボロボロになるような気がして泣く泣く断念した。体あっての物まねである・・・ってそれは「ものだね」!お前はコロッケか!

 と脳内の相方にツッコミを入れさせながら向かった先は近所の二木ゴルフ。何も買う予定がないのにごるふショップへ出かけるのは、ごるふを愛している証拠である・・・ってお前だけやそんなん!

 さっそく店内をうろうろ。さすがにガラガラである。ここ二木ゴルフ寝屋川店は郊外のバイパス道路沿いにあり、平日はお客さんの平均来場者数が1日平均7.2人である・・・ってそんな訳ないやろ!二木ゴルフの人に怒られるで。

 最初に目に入ったのは、アミノバイタル・ハイポとニックの粉末とスクイズボトルのセット。これはスポーツ中にアミノ酸と水分を補給するための飲み物で、アミノバイタルにハイポとニックが入っている。ハイポとニックが何者かは判らないが、ニックは名前からして外国人だろう・・・って全然ちゃうしそれ。

 次にパターをひやかす。4年3ヶ月使い続けている2ボールパターがやっと手になじんできたので買い換える気は全くないのだが、同じコンセプトのパターだけに注目してもセンターシャフト・ホワイトスチール・長尺・中尺・巻尺・尺八・つぼ八・タコの八ちゃん・3ボール・ゲートボール・ゾンビボール(山田奈緒子の得意技である)・4ボール・4ボール2サム・ハンサム・オポッサム(北米・南米に生息する有袋目オポッサム科の哺乳類)、2ボールSRTなどが発売あるいは発売予定で、興味だけはあるのだ・・・ってそんなパターあるかい!つぼ八って飲み屋やがな!

 ここの店には大きなパット練習用のスペースが用意されていて、楽しく試打できるのである。私はつぼ八・生中パターやオポッサム・袋パターなどを試打してみて、最新式のパターが如何に素晴らしいか、そしてそんな素晴らしいパターでも自分のヘタさは治らないという事を確認したのであった・・・当たり前やんけ。

 腹いせに売り場の全てのパターのライ角を90度に曲げ(編者注:嘘です)、次に小物コーナーへ。ここにはせんだみつお、つぶやきシロー、ダンディ坂野、出川哲朗、山崎邦正などが所狭しと陳列されている・・・って小物の意味が違うって!!池乃めだか師匠の姿も見える・・・ってそれも意味が違うー!!

 今流行りのキャップクリップコーナーでは、色々なメーカーのキャップクリップが並んでいる。いつも思うのだが、スリクソンやブリヂストンなど、いわゆるメーカー製の商品の方がノーブランド商品よりも3〜5割高い。これ、逆なんじゃないの?皆お金を払ってまで名前入りの商品を使って広告してくれてるのに、ブランドネームが付くと高くなるっておかしくない?

 まあプロでもトップアマでもないし、アマチュアが身に付けても広告効果なんてないに等しいんだけど、せめてボールを1ダース買ったらクリップマーカーを付けてくれるとか、アイアンを買ったらプロ仕様のキャップとマーカーと工場見学とドライバーとシューズと所属プロとのラウンドがついてくるとか、そういう努力をして頂きたいものである・・・ってアホかお前は。

 特に、スリクソンのボールを使っているアマチュアには、古閑美保プロと一緒にラウンドしてその後2人で食事をして映画を見て遊園地に行って結婚できるぐらいの特典を付けて頂きたいと思う・・・バキッ!(頭を思い切りはたく音)

 も、もちろん全員は無理だろうから、あの、私だけでもいいですはい・・・(相方、観客とも呆れて退場。ふと後ろを振り返ると、頭から角を生やした○が仁王立ちになりこちらを睨んで・・・)

  2006/6/30 (475953hit) 馬脚をあらわす


 さて、全国360名のアンチ「ごる日々」ファンの皆様、そして「ろくに練習もしてないのに偉そうにしやがって何が嬉しぃ〜だバカ!俺の方が100倍上手いんだよこのタコ!とhiroに叫ぶ会」の皆様、お待たせ致しました。今日は思う存分溜飲を下げて頂けるものと確信しております。

 昨日は梅雨の中休みという事で久しぶりに傘マークが天気予報図から消えていた。そのせいか、ホームコースは予約でもう一杯。仕方なくまた河川敷にでも・・・と思ったのだが○が「暑くなりそうだから手引きカートで歩くのはイヤ!」とのたまい、もちろん○のいう事は絶対なので久しぶりに京阪カントリークラブへ出かける事にした。

 ここはきさいちCCのメンバーになる前、何度かラウンドしたコースである。混んでいなくて、ビジターだけでもセルフプレーの2人でラウンドさせてくれて、値段も安く(昼食付きで1人9000円弱)、家からも高速で45分ぐらいの距離なのでのんびりラウンドするにはもってこいなのである。

 もっと近くにGDOなどでエントリーできるコースはたくさんあるのだが、前日では予約できなかったり、ビジターフィーが平日でも13000円とか平気でするのでアホらしくてやめたのだった。

 それに、以前ラウンドした時、松澤知加子プロと遭ったり、イーグルが出たりしたので結構良い印象が残っているのである。でも、キャディさんが付いてる組に打ちこまれたりしたので悪い印象もあるのだが、松澤知加子が可愛かったので帳消しになったのである。人間の好き嫌いなんていい加減なものだ(お前だけだ>俺)。



 ここは9ホールx3で27ホールあるのだが、上の写真は東コースのスタートホール。左側の食い込んだ谷とバンカーがプレッシャー。右は結構広いのだが、そう思わせないよううまくデザインされている。2打目からは結構な打ち上げだ。

 で、私はここのティショットをチョロ。そう、思いきり振ってチョロっとしか飛ばないあのチョロである。スタートホールでチョロ。多くは語らないがトホホであろう。



 西コースの2番・3番・4番は大きな池の回りに配置されていて、2番ホールのティグラウンドからの眺め(上の写真)はなかなかのものである。ここでもダボ(池ポチャ)・ボギー(3パット)・ボギー(5オン1パット)という散々な出来。

 他にもロストボールはするわ、パー3の4ホール中3ホールで1オン3パットだわ、1m以内のパットを4つ外すわ・・・馬脚をあらわすとはまさにこのことよのう。

 っていうか、だから涙を拭いて明日もがんばろうと思った。

(トホホの佃煮のようなラウンド内容は明日発表。1ラウンドで2度笑えますっていうか笑って下さいっていうかだからそのHDCPは呪縛以外の何物でもないんだって!という魂の叫びを聞け、みたいな)



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