日記122

2006年10月16日〜31日

去年までの日記

今年(2006年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半
3月前半 3月後半
4月前半 4月後半
5月前半 5月後半
6月前半 6月後半
7月前半 7月後半
8月前半 8月後半
9月前半 9月後半
10月前半 10月後半

  2006/10/16 (520684hit) より強いものが勝つ


 名門(らしいが縁がないので興味はない)・霞ヶ関CCで開催された今年の日本オープン、最終日を首位で迎えたポール・シーハン(29歳)がそのまま逃げ切って優勝した。

 彼は2003年から日本ツアーに本格参戦しだしたが、その年にいきなりシード権を獲得。翌2004年にはフジサンケイクラシックとゴルフ日本シリーズJTカップという大きな大会で優勝し、賞金ランキングも5位に。去年は勝利こそなかったが、今年も賞金ランク20位に入っている実力者だ。

 彼の最終日のプレーは訳あって音声だけしか聞けなかったのだが、大変落ち着いたクレバーな試合運びをしていたように思えた。文句のつけようがない素晴らしい勝利だったと思う。しかし、彼を落ち着かせた最大の功労者は皮肉にも日本の賞金王だった。

 今回片山は練習ラウンドを4ラウンドもするなど、入念すぎるほどの下準備をして試合に臨んだらしい。陳腐な言い方だが、明らかに「勝ちにきて」いた。しかし、最終日スタートホールでいきなり3パットボギー。続く2番、さらに4番でもボギーを叩いてしまう。この時点で5打差。同組の直接対決で5打差は絶望的だ。

 その後2連続バーディで盛りかえすも、終盤にかけて3つスコアを落とし、結局4打差の5位タイで終了した。日本一うまいプレイヤーが本気になり、入念に準備しても勝てない、それがゴルフの恐さであり面白さか。

 ただ残念だったのは、hideさんが掲示板で書いて下さったように、終盤片山の集中力が切れてしまい、それが画面上ではっきり判ったこと。一流のプレイヤーとして、いや、プロとして最も恥ずべき行為である。自分の調子がよい時や勝った時は「お客さんに良いパフォーマンスを見せることができて嬉しいです」とか「男子ツアーは女子より面白いです」とか言っておいて、負けた時にこの態度は如何なものか?子供かお前は。

 片山のファンの方には申し訳ないけれど、こんなヤツ、ゴルファーとして以前に職業人として失格である。アホだとは薄々思っていたけど、ここまでスカタンだとは思わなかった。

 また、バックナインのあるホールで、パットが読み通り転がらなかった彼がつぶやいた一言。

「何だよこのグリーンは?!」

 呆れを通り越して憐れみさえ感じた。仮にもプロが、7回も8回もラウンドしているグリーンを読めていないことも恥ずかしいが、それをグリーンのせいにするという言い訳を吐くとは。しかも試合中に。いやあ、昨日は寝不足でねえ・・・とか、お前がキチンと見ていないからロストボールになったんだ!とキャディに八つ当たりするその辺のアホごるふぁーと何ら変わりないではないか。

 こんなヤツが賞金王になっているんだから、やっぱり日本(男子)ごるふ界は上から下まで腐ってるという事なのか。やれやれだぜ。


 一方の女子、藍ちゃんは残念だった。本人が言うように、後半のパー5でバーディを取れなかったのが大きかった。特に16番。藍ちゃんらしくない、ラフからラフへ渡り歩くショットでやっとこさのパー。一方、全美貞はここで絶妙のアプローチでOKバーディ。ここが勝負の分かれ目だった。

 それにしても全美貞は強かった。単純に藍ちゃんより強かったから勝ったんだけど、彼女もまた素晴らしいプレイヤーだと思う。これで今年3勝目、賞金女王争いでも2位に浮上。ちなみに彼女はスポンサーが付いていないフリーの選手である。試合で稼がないと宿泊費や食事代さえ出せない立場なのだ。

 根性とかハングリー精神とか精神論とか、そういうものでスポーツを論じるのはあんまり好きではないけれど、今回たまたま男女の試合で外国人選手が勝ったのを見ていると、やっぱり勝った負けたの世界では安楽椅子に座ってしまった(=スポンサーが付いた)時点でもう勝負師としてはダメなのかなあ・・・と思ってしまった。

 特に片山。

  2006/10/17 (521200hit) ウェッジは奥が深い


 やっと一昨日ウェッジを打ってきた。たった120球ほどだけど。

 まずはスペックのおさらいをしておこう。

メーカー クリーブランド タイトリスト
型番 CG10
ブラックパール
(LB)
Vokey
256−10
ロフト 56度 56度
バウンス角 12度 10度
総重量 452g
(カタログ値)
473.5g
(実測値)
バランス D3
(カタログ値)
D5.5
(購入時)

D3
(シャフトカット・グリップ交換により)

D4
(グリップ交換後)
長さ 35インチ 35.25インチ
(購入時)

34.9インチ
(調整後)
材質 カーボン・メタル・
マトリックス
軟鉄?
シャフト NS−PRO950GH DG−S200
グリップ フルコード フルコード

ツアーベルベットラバー

DDM

 まず、外見上最も大きな違いはクロームメッキ(Vokey)とブラックパール仕上げ(CG10)である。ウェッジを打つ時、フェースに太陽が反射して眩しい事がたまにあるが、ブラックパール仕上げはそれを防いでくれる。それに、なんだかカッコイイ。

 シャフトはダイナミックゴールドのS200(110g前後?)からNS−PRO950GH(95g前後)へ。グリップは数グラムしか変わらないはずだから、シャフトが15g、ヘッドが6.5g軽くなっている計算になる。

 ここまでシャフトが変わると、持った感じも振った感じもまったく違う。バランスはD4からD3に落ちているのに、ヘッドが相当効いている感じがするのだ。そして当然、こちら(CG−10)の方がヘッドを走らせるイメージを出しやすい。

 さて、実際に打った感触だが、Vokeyがソリッドであるのに対し、CG−10はそれよりやや柔らかいイメージがあった。擬音でいえば、Vokeyが「カツン」あるいは「カシュ!」であるとするとCG−10は「コツン」「コン」という感じ。って、余計に判りにくいですかそうですね。

 イメージの問題かもしれないけど、メッキが一層のVokeyに対し、CG−10はダブルニッケル・極薄クローム・ブラックパールフィニッシュという三層構造だからやや柔らかいイメージがでるのかも知れない。よく判らないけど。

 柔らかいといえば、材質もVokeyが軟鉄であるのに対し、CG−10はカーボン・メタル・マトリックスという、ネオとスミスが武器に使いそうな材質だ。普通の軟鉄よりカーボンの含有量が多く、その結果よりソフトで打った時の振動も軽減され、比重も1割ほど低いらしい。柔らかい打感はこの材質のせいかもしれない。よく判らないけど。

 しかし、この柔らかさは好き嫌いがあるだろう。特にVokeyの鋭いインパクトに慣れていると、やや違和感があるのは否めない。まあ、私はあんまりそういう事は気にしない(というか鈍感で判らない)タイプだからいいんだけどね。

 飛距離については、Vokeyと比べて大きな差は感じなかった。強いて言えば、フルショットした時に5ヤードぐらい飛ばないかな?という感じ。自信ないけど。

 最後にスピン性能。これはコースに出ないとはっきりしたことは言えないけど、ハーフショットで打った場合でも、練習場用2ピースボールの表面が少し削れるので、けっこう効いていると思われる。まあ、新品のクラブだから当然と言えば当然か。

 結論。買ったクラブをそのまま使いたい(シャフトカットしたり削ったりしない)人なら、クリーブランドの方がいいと思う。フィーリングは人それぞれだけど、ソリッドな打感が好きならCG−10はちょっと違和感があるかも。あとは・・・コースで色々試してみます。
 

  2006/10/18 (521690hit) 株式上場とミッシェル・ウィー


 私のホームコースであるきさいちCCが所属しているアコーディアグループが、いよいよ株式上場することになった。

 と言っても、私は生まれてから一度も株など買ったことも売ったことも、実物を見たこともない。もちろん資産がない(トホホ)というのが一番大きな理由だが、投資という行為に抵抗があったからでもある。証券会社に対するイメージも、銀行より胡散臭い、かすりを取って商売する虚業の代表と思っていた(証券会社の人ごめんなさい)。

 しかしネットの普及により、株のネット取引が簡単かつ迅速かつ安価に行われるようになり、裾野が広がってきていることも事実である。また、投資という側面以外にも「資産を分散させる」というメリットや「株主優待というおまけ」が結構おいしいという事実を知り、ちょっとやってみようかな?と思ったのが今年の夏。

 一応資料を取り寄せ、あるネット上の証券会社に口座を持った。しかしそのまま資金を移すこともなく、もちろん株を買うこともなく放っておいた。だって、色々面倒なんだもん。(←こういうヤツに株式投資などできるわけがない)

 しかし今回はアコーディアの株を買ってみようかと思っている。ただし、希望すれば買えるとは限らないので、まずはブックビルディング※への申し込みが必要らしい。っていうか、ブックビルディングってなに?

※ブックビルディングとは、新規公開株の公募株の実質的な申込みとなるものである

 そのためには、まず証券会社の窓口に問い合わせが必要らしい。問い合わせって、電話とかメールでいいのかな?それに、その証券会社に口座を持ってないと買えないのかな?なんとも面倒で難しいものである。


 さて、難しいといえばミシェル・ウィの挑戦。先日、韓国の中央日報が報じたところによると、ミシェル・ウィ人気に陰りが出てきているという。去年のLPGAツアー、サムソン・ワールドカップ選手権でミシェル・ウィを追いかけていた報道陣は150人もいたが、今年は15人以下であった。

 彼女はプロ転向後、ナイキ・ソニー・オメガなどとスポンサー契約し、1700万ドル以上の大金を手に入れた。しかし、肝腎のプレーでは良いところまではいくものの、未だ勝ち星ゼロ。それだけではなく、3月のデビュー戦ではドロップのミスから過少申告で失格になったり、男子ツアーの試合中に熱射病でリタイアしたり、さらにその男子の試合では2大会連続で最下位と、明るい話題が乏しい。

 肝腎の女子の試合でもピリッとしないラウンドが続いている。最近の試合では、8ラウンド連続オーバーパー。男子の試合も含めると、12ラウンド連続という不名誉な記録を更新中だ。にもかかわらず、彼女は男子ツアーへの挑戦を諦めていない。来月にはカシオワールドに出場することも決まっている。

 世界中の多くのゴルファー、そして関係者は、もはや彼女の行動を好意的に見ていない。彼女に必要なことは、地に足をつけて自分のフィールドで戦うことだ。これ以上無謀な挑戦を続けていると、彼女は「けなげなティーンエイジャー」ではなく「滑稽なピエロ」としてしか見られなくなってしまうだろう。

 誰か回りのヤツが注意してやれよと思うんだけど、本人がイケイケなんでしょうなあ。17歳で20億円近く稼ぎ、どこへ行ってもちやほやされ注目され、自分が立っているところすら冷静に見つめられていないのだろう。スタンスが間違っていたら、まっすぐ行くはずの球も曲がってしまうのになあ。

 その大器ぶりがタイガーと比較されてきたけれど、耳と耳の間はタイガーとは対極なんだろうね、きっと。
 

  2006/10/20 (522697hit) CG10デビュー


 昨日も午後2時の気温が26.1度(枚方)と、10月中旬とは思われない暑さの中でのラウンドとなった。私が子供のころ(30年前)は、10月中旬ともなると雪が5mは積もり、外を歩くだけで遭難しそうになるぐらい寒かったはずだ、シベリアは。

 で、今日はその結果を書く日なのだがあまりに忙しくまた雑用が多く(雑用のない仕事に転職しようかと本気で思う。フリーターとかフーテンとかフードプロセッサーとか)、ラウンドの結果をまとめる時間はなさそうなので今日はウェッジの使用感などを。

 好都合なことに、昨日のラウンドは距離の短いBグリーンだったので、CG10は大活躍だった(・・・たくさん使用したという意味ですはい)。50ヤード以内のアプローチショットが14回、50〜70ヤードのコントロールショットが2回、そしてフルショットが1回。

 フルショットはフェアウェイから70ヤードの打ち上げで、結果は「たいへんよくできました」。ピン上2mにオン。(でもそこから3パットしたのは内緒だヨ!)やっぱりアイアンと同じシャフトだとフルショットはいい感じで振れる・・・と思いこむ事ができる。

 コントロールショットその1はフェアウェイから60ヤード。いっちょ噛み(ちょっとダフリ)のハーフトップながらピン下5mにオン。喜ぶべきか悲しむべきか(喜ぶとレベルが低いと怒られそうだし、悲しむとお前はプロかと怒鳴られそうだ)。

 その2はつま先上がりのラフから、同じく60ヤード。しかしだるま落としのスカ当たりで40ヤードしか飛ばず。いくらボールが浮いていてつま先上がりだからって・・・orz。でも、これが実力っす。

 さて、もっとも楽しみでもあり不安でもあったショートアプローチ(←こんな言葉があるのかどうか判らないが、50ヤード以下のアプローチの事と考えて下され)。14個も文章を書くと各法も読む方もうんざりすると思うので、例によって一覧表にしてみよう。

距離 ライ ショット 結果
45ヤード フラット
フェアウェイ
× いっちょ噛み ハーフトップだがスピンがかかって
結果オーライ
50ヤード 左足下がり
ラフ
○ ややトゥ寄り ピン横3m
20ヤード 左足上がり
ラフ
△ トゥ寄り 5mオーバー
20ヤード 左足上がり
ラフ
△ いっちょ噛み 4mオーバー
25ヤード フラット
フェアウェイ
ピン横2m
15ヤード 左足下がり
深いラフ
× だるま落とし グリーンに乗らず
10ヤード フラット
深いラフ
ピン奥1.5m
15ヤード フラット
花道
○ フェースをかぶせてランニングアプローチ 80cm
25ヤード フラット
花道
△ いっちょ噛み ハーフトップだがスピンはかかって
結果オーライ
20ヤード フラット
逆目のラフ
○ 柔らかいピッチショット 1.5m
15ヤード 左足上がり
逆目のラフ
1.5m
10ヤード 左足上がり
ラフ
○ ややトゥ寄り 1m
10ヤード グリーン奥
逆目のラフ
× チャックリ グリーンに乗っただけ
45ヤード フェアウェイ
バンカー越え
○  ピン横3m

 結果だけ見ると、14回中成功が8回、イマイチが3回、トホホが3回でナイスショット指数は67.9%となり、今年の平均である66.3%をわずかながら上回っている。決して悪い数字ではない。

 しかし、Vokeyを使っていた時には出なかったミスが頻発しているし、成功の時も手ごたえ的にはイマイチ満足できるショットが少なかった・・・などと書くとお前何様?とまた怒られそうだが違うんです聞いてください。

 まず、結果的に成功になったショットでも、どうも芯を食っている感触に乏しいのである。これはクラブの特性なのかはたまた私の腕が悪いのか判らないが、ソリッドに球とコンタクトし、グリップに心地よい感触が伝わってくるケースがほとんどなかったのだ。

 わずかにダフっているのかそれとも芯を外して打っているのか、おそらくその両方だと思うのだが、なんだか気持ち悪い。手袋をして●●●を触っているような感じと書けば判って頂けるだろうか(●●●=美術品)。

 そう思う理由は、いっちょ噛みショットやトゥ寄りに当たるショットが異様に多い事である。これは今までのvokeyにはなかったことだ。まあ、バランスもヘッドの大きさも材質も違うのだからいきなりうまく打てる方がおかしいのだが、これは慣れで克服できるだろうか。ちょっと心配だ。

 しかし逆に考えると、いっちょ噛みでもトゥ寄りでもそこそこの結果が出ているという事は、CG10はVokeyよりもだいぶ易しい(ミスショットの許容範囲が広い)クラブであると言えるかもしれない。

 いっちょ噛みが3回あったがそのうち2回が結果オーライになったのは、バウンスがVokeyより2度ついているため、やや手前から入っても地面に突き刺さらず、うまく滑ってくれるせいかもしれないし、トゥ寄りに当たってもチャックリや大ショートにならないのはヘッドが小さいからかもしれない(と思うがよく判らない)。

 ただ、ヘッドが軽い事といっちょ噛み・トゥ寄りショットとの関連性は不明である。ヘッドが軽いと右手で打ちにいってしまい、その分右肩が下がったりスウィングの軌跡がアウトサイドインになったりするのだろうか。

 まあ、元々ショットの軌跡が安定していない私が頭であれこれ考えても無駄だ、という気もするのだが。

  2006/10/21 (523095hit) グリーンでトホホ

10/19・きさいちCC・梅松Bグリーン・Par71(コースレート66)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 4 5 4 5 5 5 3 5 4 40 5 3 5 5 7 3 5 5 5 43 83
+3
putt 2 2 2 2 3 2 1 3 1 18 2 2 2 2 2 1 2 2 3 18 36
topics         *1     *2 *3       *4   *5       *6   

*1・・・ティショットがピンまで残り25ヤードの位置まで飛んで、アプローチも2mに寄って、そこから3パット。トホホ度3

*2・・・2打目をピン上5mに乗せておいて、最初のパットが3mオーバー。トホホ度4

*3・・・この日初めて2m前後のパットが入る。
ウホホ度3

*4・・・ティショットをチョロ。2打目、ラフから7Wを強振しててんぷら。何やってんの。トホホ度3

*5・・・ティショットが珍しく右へ。OB。打ち直しは左で、次も乗せられず。
トホホ度4

*6・・・上からの早いスライスライン2mを狙いにいって2mオーバーして3パット。これはでも仕方ない・・・のか?トホホ度2


ウホホ15p(3p+パー1.5p×6+寄せワン1p×3)VSトホホ16pでトホホの勝ち (ウホホ20勝21敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
10ボギー
1トリプル
83
(+12)
85.1
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.907
(34.32)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.81
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
38.9
(7/18)
41.4
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
94.4
(17/18)
82.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(8/18)
36.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
94.4
(17/18)
83.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
63.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
223.6 213.1
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
33.3
(3/9)
31.5
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
69.2 68.5
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 62.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
61.5 61.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
67.9 65.7

 先週の加茂に引き続き、パットがどうにもこうにも、そりゃあまあ笑っちゃうぐらいトホホだった。2〜3mが入らない。いや、1mすら入らない。(^^; ←笑ってる場合ではない

 理由はいくつかあると思う。秋は競技会のシーズンであり、サブグリーンであるBグリーンも最高の仕上がりでとにかく普段よりやたら良く転がるつまり速い。また、砂がたくさん撒かれていて一見重そうなのだが、空気が乾燥しているせいかそれでも転がる。つまり見た目とのギャップが混乱を招く。

 上から打つと2m・3mオーバーは当たり前。「こち」と触っただけで5m転がる。これホント。ローリング・グリーンズだ(←意味不明)。転がる球に苔生さず。

 言い訳しているのではない。私はパットがヘタだと自分ではっきり認識しているし、何ホールか回れば速い事はアホでも判るからアジャストすればいいだけの話である。でも、つい普段通り打っちまうんだよ〜〜!上からショートしたくないんだよ〜〜!ネバーアップ・ネバーインじゃないかブラザ〜!

 アプローチは昨日書いたとおりで、スカタンもあったがそこそこ寄ったものもあった。2m以内に寄ったのが7回あって、そのうち入れられたのが3回。こう書くとまあそんなモンかなと思うかもしれないが、それプラス3パットが3回あったのだ。つまり3ホールに1回はトホホなパットをしていたという計算だ。これは悲しい。

 しかし!

♪わた〜しは〜悩まない〜
♪芝にやくそく〜した〜から〜
♪1mを外しても〜
♪3パットして〜も〜
♪死には〜しないと〜

 そう、パットで正々堂々悩めるのは、練習している人だけなのである。1ラウンドで17回3パットをしようと、1mを10回連続外そうと、受け入れるべきなのである。

(でも、こういうのを逃避というんだろうなあ)
  

  2006/10/22 (523377hit) 無神経


 今日も先日木曜日のラウンドの事を。最終ホールでその事件は起こった。

 その前に状況を書いておくと、我々の組は私・○・50代後半のNさんの3人。前の組は妙齢のご婦人方3人と70前後の男性一人。腕はHDCP15〜30ぐらい。初級者というほどヘタではないが、上級者といういう程でもない腕だ。

 前の組の女性3人は女性用ティから、ご老人はゴールドティからラウンドされているのだが、ティショットの平均飛距離は120〜150ヤード程度。まあ女性や老人なら一般的な飛距離だ。

 で、我々は3人だったし、各ホールで待ちが出るのは仕方ないと思いつつプレーをしていたのだが、最終ホールへ来たときのこと。松コースの最終ホールは下のようになっている(図1)。白ティから311ヤード、レディスティから254ヤード、きつい打ち上げのパー4だ。この日のグリーンは向かって右側のBグリーン。

図1

 我々がティグラウンドに上がった時、女性たちは2打目地点で待機していた。レディスティから110〜140ヤード地点、白ティから170〜200ヤードの地点である。それが図2の青点線。この時、カートは図2の赤の四角、つまり白ティから約180ヤードの付近にあった。

図2

 程なく、女性たちが打ち終わった。4人全員がカートに乗り込み、上に向かって移動し始める。そして、私の狙いである220〜230ヤード地点(図3青点線)を越えた事を確認し、私はティショットを打った。打ち上げだから走り去るカートにはまず届かない。

図3

 私のボールは珍しくフェアウェイセンターへ飛び、転がって約230ヤード地点へ。快心の当たりに満足していると、なんとグリーン横まで到達したカートから前の組の何人かが引き返してきて(図4)、私のボールを怪訝そうに見つめている。

図4

 そう、何人かは2打目がグリーンに届かず、というよりミスショットをして、2打目地点から50ヤードほどしか飛んでいなかったのだ。つまり、そこに人はいなかった(カートに乗っていた)とは言え、私は結果的に彼(女)らの3打目地点に打ち込みをしてしまった事になったのである。

 そりゃあ、いくらそこに人がいないといっても、打ち込みは重大なマナー違反だよ。もう少し待てばいいだけの話しだし、前の組がどんな球を打っていたかを見ておかなかった落ち度もあるかもしれない。現に、私が打つ時、つまりカートが230ヤード地点を走っている時、○は「もう少し待った方が良くない?」と私に聞いてきた。でもね、私は打った。だって、前の組の行動は後ろから打たれても当然だと思うのよ私は

 何故か?もちろん飛ばない事を非難するつもりも、ミスショットをした事を問題にするつもりも一切無い。私は、2打目を打ち終わってからたった50ヤードのフェアウェイをなぜ歩いて登らんのだ?と言いたいのである。

 50ヤード先のボール位置へ移動するのに、一旦カートに戻り、4人揃うのを待ち、100ヤード先までカートを動かし、そこから再びボールの位置まで戻ってきたりしたらまず3倍は時間がかかるだろ!!どんだけ遠回りすんね!

 百歩譲って上り坂を登りたくなかったとしよう。最終ホールだし、ご老人もいる事だし、足や腰が悪かったり痛かったりするかもしれないからね。しかしその場合でも、一番元気な誰かがフェアウェイを歩き、一番飛んでいないボール位置で待ち、「まだ打たないでね」というメッセージを後続組に示さなければいけないのではないか?でないと、フェアウェイが空いたんだから打ちこまれても仕方ないと思うのだが。っていうか、戻ってくるかフツー?!

 こういう組は、時間のかかるパー3でもまず後続組に打たせるような事はしないし、ウェッジを花道に無造作に置くし、ホールアウト後に他人のクラブを持って待つなんて事も考えつかないし、同組の人のロストボールを捜したりもしないし、カートに乗り込む前に後ろが待ってようが何だろうが必ず自分のクラブをバッグに直す(手に持って乗れ!)し、自分の番が来るまでにショットの準備を整えておいたりラインを読んだりもしない。

 つまり無神経なのである。

 はっきり書こう。前後の組とコミュニケーションを取れない無神経なヤツは、せめてキャディさんを付けてプレーしろと。お前らがセルフで回るなんて100億年早いと。池の水で顔を洗って出直してこいと。私は強く主張したい。

 ちなみにその後、私は仕方なく大声で謝った(自分に非はないと思ったが、相手は自分たちが悪いなどとは露ほども思っていないはずである)が、何で無神経な人間に俺が謝らなければいけないのかと非常にムカついたのであった。

 あの、こんな私って、ごう慢でしょうか?
 

  2006/10/23 (523683hit) ブリヂストンオープン


 16番ホール、左ドッグレッグの曲がり際にある、3本杉のご神木で有名な袖ヶ浦カンツリークラブ(袖ヶ浦コース)。その袖ヶ浦で、第3回に当たる1974年からずっと開催されてきたブリヂストンオープンが終了した。

 この大会中、アナウンサーが喜々として「ご神木を越えて〜」「ご神木の右を転がって〜」「ご神木に球が当たったか?!」と叫ぶのはもう恒例になっていて、三本杉という単語は秋の季語になりつつある・・・というのは嘘であるが、ゴルファー100人に「三本杉のご神木といえば?」と聞くと、関口宏が台に肘をつき、会場から「あるあるある〜」という何故かむかつく声援の中、60人ぐらいは袖ヶ浦!と答えるのではないだろうか。

 ちなみに、「池越えの18番ホールパー5、グリーンの手前はビーチバンカー。まだパーシモン全盛の頃、川岸良兼が350ヤード以上ティショットをぶっ飛ばしたコースは?」「最終ホールがその想像を絶する傾斜のグリーンにより極めて難易度の高いパー3で、プロでさえパーを取るのが至難のコースは?」という質問に対し、100人のゴルファーは、それぞれ77人、41人が「ABC」と「東京よみうり」と答えた、と関口宏は語った・・・というのも嘘ですはい。

 そのブリヂストンオープンでは手嶋多一がトーナメントレコード更新(22アンダー)というビッグスコアで今期2勝目。KBCオーガスタでは1打差の逆転勝利だったが、今週はもう3日目から一人旅の様相であった。彼の今週のホールバイホールを見てみよう(表はブリヂストンオープン公式サイトより)。

HOLE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 OUT 10 11 12 13 14 15 16 17 18 IN TOTAL
PAR 4 5 4 4 3 4 4 3 5 36 4 4 3 4 4 4 5 3 5 36 72
1日目 36 34 70
2日目 32 33 65
3日目 31 32 63
4日目 34 34 68

 まず目に付くのがボギーの少なさ。初日と2日目に1つずつしかない。つまり2日目の4番ホールから、50ホール連続ボギー無し。これはよほど調子が良くないと難しいのではないか。

 3つのイーグル、しかも全てチップインというのも驚嘆だ。この3ホールだけで6アンダー。2位との差が5打差だったから、つまり、このイーグル3つ分が彼を優勝させたといっても過言ではない。本人は「たまたま入ってラッキーだった」と謙遜していたが、針の穴を通すアイアンの切れがあってこそのたまたまであるのは言うまでもない。

 また、ロングホール16個で何と12アンダーを叩き出しているし、初日ボギーだった1番では2日目にイーグル、2日目ボギーだった4番では3日目にバーディときっちり借りを返しているのもクールだ(たまたまかもしれないけど)。獲るべき所で獲り、守るべき所で守るというまさにプロのスコア。

 彼は、調子がよい時にはほとんど練習しないタイプとして有名らしく、また今時珍しくスウィングコーチも付けていない。そんな「フィーリング重視派」である彼の趣味は「昼寝」。親近感を感じる。

 ゴルフは今さら書くまでもなくメンタルなスポーツであり、そのメンタル面を成長させるためにプロは色々な努力を惜しまない。積み木を1つずつ積み重ね、理論武装して自信を構築していくタイプもいれば、とにかく練習量を増やして体に覚え込ませる事で自分のスタイルを作るプロもいるだろう(もはや少数派だと思うけど)。

 しかし、彼の場合、練習でむやみに球打つ事で「メカニカル(な部分)にこだわるあまりに、自分の中の良いイメージが消えてしまうのが嫌なんです」JGTOのウェブより。以下、青字は同ウェブより抜粋)と言う。まさ感覚派だ。

 こういうタイプのプロは、たくさん練習するプロや理詰めで考えていくプロよりも逆に選手生命が長いのではないだろうか。波はあるかも知れないが、練習量が少ない分故障の可能性も少ないし、理論に振り回される事もない。

 彼はポーカーフェイスで有名だが、決して神経が太い訳ではない。3日目が終わった時点で、「すでに出し切って、最終日までツキが残っていないのではないか・・・」と不安になり、験を担ぐために2日目と同じレストランに行き、最終日の勝負服はKBCオーガスタで優勝した時と同じ黄色を選択するという徹底ぶり。

 さらに最終日の10番でバーディを奪い、2位と5打差にした時点でもまだ安心できなかったというからその慎重さは筋金入りだ。そんな、ある意味謙虚な部分が彼の長所であり自信の礎になっているのだろう。今後も勝ちまくり、賞金王を狙って欲しい。

 活躍と言えば井戸木プロ、3位タイでフィニッシュして今年のシード権をほぼ手中に収めた。終盤、残念なパットがいくつかあったけれど、2アンダーは素晴らしい成績だと思う。左手首の故障のせいでドライバーの平均飛距離が253ヤードと飛ばし屋のプロよりも50ヤード近く飛距離が違う。それでも優勝争いできるのだ。すげえ。

 ムキになってドライバーを振り回し、毎ホール生涯最長不倒距離を狙っているスカタンな私など、神として崇めるべきプレイヤーの一人であろう。

 あと、真板プロも善戦したが、手嶋の勢いには適わなかった。

 惜しむらくは、少しでも手嶋を焦らせるぐらい追いかける選手が出なかった事。18番ホールの2打目が終わった段階で、女子の試合にチャンネルを合わせてしまった。

 その女子の試合については、また明日。

  2006/10/24 (524162hit) マスターズGCレディース


 去年、P.クリーマーが鮮やかな優勝を飾ったマスターズGCレディース。マスターズGCは兵庫県の三木市にあるゴルフ場だが、意外にもパブリックである。パチンコ屋の延田グループが経営していて、今回の大会のスポンサーにもなっているのだが、他のパチンコ屋に比べ冠に自社の名前を付けていないところにやや好感は持てる。

 賞金総額は1億2300万円。来月行われるミズノクラシック(1億4160万円)、フィランソロピー・LPGAプレーヤーズ・チャンピオンシップ(1億3000万円)に次ぐ高額賞金試合である。そして今回、古閑美保が手にした優勝賞金2214万円。一方、昨日書いたブリヂストンオープンの優勝賞金は2200万円。先週に限れば、女子ツアーは人気も賞金も男子ツアーを上回った事になる。

 ただしこれは例外で、女子の試合では賞金総額6000万〜7000万、優勝賞金は1000万円強というのが相場。対する男子は総額が1億〜1億2000万、優勝で2000万前後の賞金が一般的だ(優勝賞金って、賞金総額のだいたい5分の1なの、知ってた?)。やはり全体で見ると2倍弱の差がある。

 興行として見れば、今や女子の試合の方が視聴率も高いしギャラリー動員人数も多いわけだから、もっと格差は縮まってもよいと思う。いや、もっと男子の賞金を下げ、女子の賞金を上げるべきである。人気がないのに賞金がそのままなんて甘すぎる。そんな事だから男子プロは堕落するのだ。

 実際、男子の試合は年々縮小傾向にある。来期も、開幕戦である「アジアジャパン沖縄オープン」の中止がすでに決定しているが、ここへきて「マンダムルシードよみうりオープン」からマンダムがスポンサーを降り、その翌週の「ミズノオープン」と合併する形で開催される事が決定しているらしい。

 それだけではない。6月の「JCBクラシック」からはJCBが、そして11月の「アサヒ緑健よみうり」からはアサヒ緑健が同じように冠スポンサーを降りると言ってきている。

 この緊急事態を男子プロはどう思うかだ。「自分たちは自分のプレーを一生懸命やっている。それ以上何を望むんだ?それに、俺たちに一体何ができるんだ?」などと考えているようでは、お先真っ暗だろう。


 ああ、まったく違う話になってしまった。今日はミポリンの優勝について書くはずだったのに・・・。

  2006/10/25 (524646hit) まったく同じ事に何度も気づく私


 一昨日の昼と昨日の夜、練習してきた。それぞれ165球と150球。

 まずは独り言。全てのスウィングでもだが、特にウッドは、軸を動かさないで打つ事が大事だ!特にお前(私の事です)はバックスウィングで右ひざの我慢が足りない!スウィング中尾てい骨の位置を動かさないイメージで、右ひざをしっかり踏ん張って頭もあんまり動かさないで、アドレスしたその場でスウィングするんだぜ俺!

 もうね、何度同じ事を気づけば気が済むのかと。自分のバカさ加減に呆れる今日この頃である。

 っていうか、先週、井戸木プロの巧みなフェアウェイウッドを見て、ちょっとフェアウェイウッドを根をつめて練習しようと思ったのだが、マットの上からだとどうも確率が低い。試行錯誤した結果、上の「軸をブレさせない」という事を徹底すると、そこそこまともに当たるようになったのである。

 で、ティアップしたドライバーとスプーンにも応用してみるとこれがまあなかなかいい感じ。軸さえぶれなければ、ティアップした球や掃くように打てるフェアウェイウッドはそこそこ当たるのかという事が判ったのは良かった(しかしまあ、我ながらレベルの低い気づきだこと)。

 つまり冷静に考えてみると、飛ばそうという欲が体をスエイさせ、過度な体重移動を呼び、その結果がトップやスライスや引っかけを起こしていたのではないかと。

 私はもともと派手に体重移動し、頭も派手にスエイしてスウィングするタイプだったのだが、ここ何年かでそれを少しずつ矯正してきた。しかしふと気がつくと昔の悪い癖(と飛ばそうとするすけべえ心)が出てきてしまうのだ。

 事実、その場で体重移動しないで振ると、いかにも飛ばないように感じてしまう。しかし実際は違うのだ。この打ち方の方がはるかに曲がらないし安定している。まあ、つまりは自分の欲との闘いという事か。

 独り言その2。アイアンは、1インチほど短く持って、コンパクトにシャープに小気味よく振った方がうまく当たるし良く飛ぶぜ。そのためには、ヘッドの重さを感じる事が必須中の必須だ!!力を入れて思い切り振るのは間違いだぞ俺!

 スリークォータショットでも、しっかりヘッドが走って芯にさえ当たれば、飛距離は十分に出る。それをお前(私の事です)は親の敵の如く振り回すからシャンクが出たりトップしたりシャフトで打ったり(トホホだが事実である)するのだ。

 アイアンは力まなくても力を入れなくても飛ぶ。ヘッドを走らせ、タイミングさえ合えばぐんぐん飛ぶ。間違いない!そしてヘッドを走らせる方法とは、トップからの切り返しで腕力(特に右腕)に頼らず、ヘッドの重みを感じる事だ。その重みを感じたまま、下半身始動で打つのだ。

 その下半身始動はバックスウィングで持ち上げた左足かかとを下ろすだけ。そう、ハーヴィー・ペニックの教えだ。こちらの方はだいぶ無意識にできるようになっているので楽だ。


 独り言その3。インパクトに意識を集中すると当てに行くからダメだ。とにかくフィニッシュまで振り抜く事だけを考えてスウィングするのだ!その方が芯に当たりやすいぜ俺!

 これはまったくその通りでそれ以上でも以下でもなく、ミスショットを恐がって球に当てにいったり合わせにいったりしているうちはいつまでたってもミスショットと縁が切れない。勇気と自信だ。振り抜くのだ。トップから気がつけばフィニッシュという気持ちで打つのだ(これを書くのも一体何回目か・・)。


 結論。

 ショットは(を動かさない)・(トップから)ヘッド(の重みを感じて切り返し)・フィニッシュ(まで振り抜く)で完璧。

 もう一度書く。

軸・ヘッド・フィニッシュ。

これで決まり!・・・って、またどーせ忘れるんだろうけど。

 

  2006/10/27 (525491hit) グリーンでトホホ・パート3

10/26・きさいちCC・梅松Bグリーン・Par71(コースレート66)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 4 5 2 6 7 6 3 5 6 44 5 3 5 5 5 2 5 6 4 40 84
+3
putt 1 1 1 3 3 3 2 1 3 18 1 2 2 2 2 1 2 3 2 18 36
topics   *1 *2 *3 *4 *5     *6             *7   *8     

*1・・・6アイアンのティショッ8cmダフる。2打目はトップ。3打目はバンカーから1mしか飛ばず。トホホ度4

*2・・・当たりは良かったけどグリーン右へ飛んだ球が、ナイスキックでピンそば50cmに付く。ウホホ度1

*3・・・本文参照。
トホホ度3

*4・・・本文参照。トホホ度4

*5・・・本文参照。
トホホ度5

*6・・・4mのバーディパットを1.5mオーバーして3パット。トホホ度3

*7・・・95ヤード、PSで。前日練習したクォーターショットがホールをなめ、ピンそば20cmに!自慢しているのではない。珍しすぎて驚いているのだ。このホールのBグリーンはチョー短いのに難しいのだ。
ウホホ度5

*8・・・6mのバーディパットを2mオーバーして3パット。トホホ度3

ウホホ14.5p(6p+パー1.5p×5+寄せワン1p×1)VSトホホ22pでまたトホホの勝ち (ウホホ20勝22敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディ
8ボギー
2ダボ
1トリプル
84
(+13)
85.1
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
1.907
(34.33)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
5.93
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
38.9
(7/18)
41.3
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
83.3
(15/18)
82.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(8/18)
37.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
83.4
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
63.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
222.9 213.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
20.0
(1/5)
31.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
73.1 68.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 63.3
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
53.3 61.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
60.7 65.5

 昨日のトホホ>ウホホなラウンドが終わり、私はリビングで改めてスコアカードを眺めていた。そんな私に向かって、ふと○がつぶやいた。

 「あれだけパットの調子が悪くて、アイアンもイマイチで、それでも84(13オーバー)で回ってるんだから、●ちゃん(私の事)も昔に比べると上手くなったね」

 そうなのである。5年前の私なら、アイアンは2回に1回しかまともに当たらず、アプローチも5回に3回しか成功せず、寄せワンが1個しかなく、3パットが4つあり、OBが2つあるようなラウンドだったら、100近くは叩いていただろう。

 自慢に聞こえたら私の不徳とするところだが、何が言いたいかというと、技術の底上げはできていると思うのだ確実に。とんでもないミスショットも減ったし(無いとは指が裂けても書けない)、イマイチショットでも5年前のイマイチと今のイマイチはだいぶ違う(本人が思い込んでいるだけかもしれない)。リカバリーも多少上手くなった(あくまで多少だけど)。

 例えばスタートホール。ティショットは朝イチにしてはまあまあでフェアウェイへ。ところが、2打目の残り50ヤードをハーフトップしてグリーン奥へこぼす。しかし、そこから1mに寄せて何とかパー。

 また例えば梅コース8番。2打目がバンカーイン、バンカーからの3打目はうまく出たがスピンがかからず奥へこぼれてしまう。4打目は深いふかふかのラフにボールが浮いていて、砲台グリーンでしかも10m先のピンを狙う状況。しかし、ハーフロブで80cmに付け、これを沈めて何とかボギー。

 さらに例えば 後半の松1番。ティショットをスライスさせてOB。前進4打(インチキだが小心者なのでローカルルールには従う)からのウェッジショットが2mに付き、これも何とか沈めてボギーで抑える事ができた。

 というわけで、技術は確かに向上していると思われる。

 しかーし!! 5年で上くなったと喜んでいるが、よく考えればそんな事は当たり前なのかもしれない。39歳から43歳までの5年間、ほとんど毎週ランドしていて上手くなっていなければ、これはもう誰が何と言おうがごるふを止めるべきだろう。また、5年前が酷すぎたという意見もある(ワーストスコア111とか)。

 それーに!! スーパーウルトラトホホもまだまだ健在だ。梅の4番は2打目でグリーンまで5ヤードの位置まで持ってきて、アプローチが5mに付いたのに最初のパットを2mオーバーして3パットでダボ。続く5番はわざわざティショットでスプーンを持ったのにOB、しかも前進4打からもミスショットでかろうじて乗っただけ、そしてまたもや最初のパットを3mオーバーで3パットでトリプルボギー。極めつけの6番、7Wのティショットでグリーンまで60ヤードの位置に運んでおきながら2打目が5ヤード足りず砲台グリーンの土手に当たって乗らず。3打目で3mに付けるも、これを1mオーバーさせ、みたび返しを外して3連続3パットホホダボ

 つまーり!! いくら経験を積んでも、それだけでは決して上手くならいもの、それがパッティングなのである。先週、先々週とトホホなパットが続いているが、その度に私は「気にしていない」とか「それが実力だ」とか「まあこんなもんでしょう」などと言い続けてきたが、やっぱり心の中では「えらいこっちゃえらいこっちゃあかんあかん」と思っていたのだろう。

 というのも、何だかストロークまで変になってしまっているらしい(○の指摘による)。練習グリーンではスムースにヘッドが出ているらしいのだが、本番では「なんか変な打ち方」になっていて、「考えすぎてヘッドが走っていないように思う」、とも言われた。

 気にしていないと言いつつ、無意識ではしっかり気にしていた。そういう部分が一番トホホなのかも。

  2006/10/28 (525949hit) 練習強化週間パート7(←うそ)


 つまり、いよいよ年に一度のビッグイベント、ゼノ●ック杯がやってくるのである。これは仕事関係のコンペで、同業者が40人ほど集まり、知恵と勇気とごるふの腕と愛と正義とドライバーの飛距離とスコアを競うという、1年の集大成というか加勢大周というか、とどのつまりは気合の入れ方が違うのである。

 今回のコースは兵庫県の名門、美奈木ゴルフ倶楽部。そう、ゼクさんのホームコースである。先日ゼクさんの掲示板にその事を書き込みすると、ゼクさんはご親切にも各ホールの攻略法を微に入り細に入り教えて下さったのだ。私は幸せ者です。ゼクさん、本当にありがとうございました。

 で、そんなに素晴らしい攻略メモを生かさないともったいないとばかりに、私は美奈木GCのウェブに書かれているコースレイアウトを参考にして、攻略メモなんかを作っちゃったりしたのであった(←仕事しろよ)。

縦に切って重ねて2つ折りで使用するのだ

 何という暇人!何というオタク!何という好き者!自分でも呆れる限りであるが、まあ今に始まったわけではないので大目に見て頂こう。これを見ながらヴァーチャルラウンドを100万回繰り返し、ゼクさんの好意に応えて優勝を狙うんだ!

 そして、今週は練習強化週間として3回は練習へ行くのだ。でも、先週は月曜から水曜まで3日連続練習へ行ったら木曜日は疲れてしまったので、水曜日は練習できない!というかしない方が良い!だから土曜日と日曜日と火曜日に練習するか、土曜日と月曜日と火曜日に練習するのだ!!(って、そんなに力まんでも・・・)

 しかし冷静に考えると、3日ぐらい練習してもうまくなるわけではないし、そもそもこういうメモを作るようなお調子者の入れ込み野郎がいい成績でラウンドできる訳がない(自然体が一番なのだ)という気もするが、あくまで気のせいだと思う事にする。

 旅行にしても物を買う時にしても、楽しみは準備の段階から始まっている。いやむしろ、準備期間の方がワクワクして楽しかったりする。というわけで、この1週間は楽しむぜい!
 

  2006/10/29 (526273hit) 呪縛


 しかしいつになったらチョロや空振りの恐怖から逃れられるのか!

 自分ではまったく予想もしていなかったHDCP8という通知を受けて以来、「世間が思う(そして私が思っていた)シングルハンディキャッパー」と「現在の自分」との乖離は、日が経つにつれてどんどん大きくなりつつある。

 とそんな事を書くと、「意識し過ぎ。それだけ意識してるのはやっぱり優越感の裏返しじゃないのぉ?いやなヤツ!」と思われそうだけど、どうも他人の服を着ているような違和感が拭えない(そして、それなのに「オレハシングルナノダ」と偉ぶる自分がいて、それが心底情けないし恥ずかしい)。

 だいたい、練習場で5球も連続でアプローチをトップするシングルがいるか?パー3でしかアイアンがまともに打てず、フェアウェイからハーフトップやダフリを繰り返すシングルがいるか?バンカーからグリーンにさえ乗せられないシングルがいるか?1mのパットをことごとく外すシングルがいるか?

 そして、ティショットをチョロしたり、空振りに怯えて右手でとりあえず当てに行くようなショットしかできないシングルがいるか?いない。

 そういうプレーやショットをするたびに、私は深いため息をつくのであった。

(あの、今日は寝不足で脳みそにスが入っているので、ご同情や慰めは不要です。きっと明日になったら、「俺って天才!」などと叫び出しますので) 

  2006/10/30 (526567hit) 自分との闘い


 だから、昨日の日記はまさに空前絶後の軽挙妄動。読み返し、何とスカタンな事を書いとるのだこのお気楽へっぽこ野郎が!と思われた方が推定500人ほどいた(私もその1人だ)という事態を受け、私は心から恥じ、そして大いに反省をし、皆様にお詫びすると共に、今後はとにかく健康でごるふができる事に感謝し、謙虚にそして明るく楽しく元気よくプレーする事を誓うのであった。

 さて、日本ツアーもいよいよ佳境。昨日は男子レギュラー(ABC)、男子シニア(日本シニアオープン)、そして女子レギュラー(IDC大塚家具)と3試合が放映されていたが、私がリアルタイムで観戦したのはもちろん女子の試合。

 今回、最終日最終組に横峯、宮里、福嶋という人気者の実力者が揃った事で大変面白くなった。人気実力共に一流であるがムラのある横峯(−8)。第一人者の風格を感じる宮里(−7)。今年1勝しているものの、肝心なところでパットに清彩を欠く感のある福嶋(−7)。

 最初にスコアが動いたのは3番。宮里がバーディで横峯に並びトップタイに。しかし続く4番、福嶋も負けずにバーディ。ここで3人が−8で並ぶ。

 一方、一人蚊帳の外だった横峯は6番でボギーが先行してしまい、2位タイに後退。そんな一進一退の状態から抜け出したのは福嶋で、7番と9番でバーディーを奪い首位に躍り出た。この時点で福嶋−10、宮里−8、横峯−7。

 ところがバックナインに入り、宮里が10番、11番と連続ボギーで脱落。その後3者ともパーが続き、あと5ホール残した時点でトップ福嶋(−10)、二位横峯(−7)、三位宮里(−6)と、福嶋の優勝は堅いと思われた。

 その福嶋に暗い影が差したのが14番。1人ボギーを叩き、横峯とは2打差に。さらに16番パー5、横峯バーディに対し福嶋はパー。ついに1打差。そして17番、今週のキーホールへ。

 17番は403ヤードパー4だが、2打目地点(240〜250ヤード付近?)から池を越えてグリーンを狙う難ホール(下写真)。

武蔵丘GCのウェブより

 横峯はスプーンでフェアウェイセンターをキープ。一方の福嶋はユーティリティを左へ引っかけ、あわや池に入りそうなところでぎりぎり止まった。スタンスが取れず、グリーン方向には打てない。ここで福嶋はボギーを覚悟し、後ろへ打ち戻す。最終ホールがパー5なのでそこで追いつけばよいと気持ちを切り替えたのだが、この決断が勝利を呼び込む事となった。

 絶好のチャンスが転がりこんだ横峯であるが、福嶋より先に打った2打目をミスしてしまい、グリーンを外す。このショットが福嶋を楽にさせた。

 170ヤード残っていた福嶋の3打目は、本人も打った瞬間に完璧と判ったスーパーショットでピン下80cmに。バーディ以上の価値があるパーセーブ。一方の横峯も何とかパーセーブ。しかし福嶋の1打リードは変わらず。これで勝負ありと私は思った。

 18番で横峯がバーディを取りプレーオフになるのだが、福嶋は17番のティショットでミスしたユーティリティを使用(?)し、ピンそばに2オン。バーディで横峯を突き放した。

 結局、福嶋は宮里や横峯ではなく、自分と闘っていたのだろう。彼女の自己管理能力と勇気が優勝を呼び込んだ、名勝負だった。

  2006/10/31 (527041hit) 試行錯誤の練習


 いよいよ10月も終わ・・・あっ!今年の10月1日はこのウェブの誕生日だったではないか!しかも5周年!!完璧に忘れてた・・・・。でも、まぁ、いっか。

 さて、練習強化週間の練習もいよいよ佳境(えっ?もう?!)に入り、昨日は165球、今日は150球。しかし!アプローチとアイアンはやっぱりさっぱり当たらないときっぱり言える(がっかり)。

 アプローチは20ヤードも30ヤードも40ヤードも50ヤードもトップかダフリしか出ず、思わず買ったばかりのCG10をへし折ってやろうかと思ったぐらいむかついた。左足体重を維持しても、右ひざで打つようにしても、軸を意識しても、ヘッドアップしないようにしても、フィニッシュまで振り抜くよう気をつけても、ヘッドの重みを感じても、右脇を閉じても、何をしても当たらない。だからなんで?

 もちろん自分がウェッジショットをマスターしているなどとは思っていないし、練習でミスが出るのは当たり前である。だから怒ったり落ち込んだりするのはそれこそゴーマンである。が、これだけ確率が低い(まあまともに当たるのは5回に1回だ。これって酷すぎない?)と悲しいのを通り越して笑っちゃうねもう。はは・・・(;_;)

 しかしミスショットしか出ないまま練習を終了するわけにはいかない。悪いイメージは払拭しておかねば。色々と試行錯誤しているうちに、ようやくこれという物にたどり着いた。それは、

 バックスウィングでグリップをできるだけ遠くに上げる

 である。左肩を充分に回す、でもいい。左手をしっかり伸ばしきる、でもいい。とにかくバックスウィングでグリップを飛球線に沿って(あくまでイメージね)後側に思い切って突きだし、大きなバックスウィングを作ってスウィングしてやるとようやくいい感じ。それにボールもロフト通り上がる。

 つまりなぜ当たらなかったかというと、肩から腕にかけてゆるみがあり(特に左サイド)、そのために腕が悪さをして打ちにいったり当てにいったり左肩を引っ込めて調整しようとしたりしてしまっていたのだろう。やっぱり腕のりきみは諸悪の根源だ(特にコントロールショットでは)。


 ちょっと安堵してアイアンに取りかかる。・・・が、また当たらないんだな。いや、当たる事は当たるのだが、プッシュスライスが出るのでそれに気をつければプルフックが出て、それを直そうと次打ったらまたプッシュスライス、いかんと思って次打つとプルフック。1球ごとに右と左へ打ち分けてどうする?っていうか、真っ直ぐだけ飛ばん!

 先日掴んだ、軸・ヘッド・フィニッシュを唱えながら続けるが、上手くいかず。再び試行錯誤が続く。いかん、カラータイマーが点滅しだした(心の中で)。hiroトラマンは、練習場では100球しかフルショットできないのであった(虚弱筋肉質だから)。

 時間切れ寸前になって、やっと真っ直ぐ球が出るようになってきた。直したところは、

 アドレスの姿勢とバックスウィングの方向である。

 うまく当たらない状態が続き、それでも番手通り飛ばそうと無意識にクローズドスタンスになってしまっていたようだ。つまりフックをかけて距離を伸ばそうとしていたようなのだ。そのまま飛球線方向に振ればプルフックになるし、真っ直ぐ飛ばそうとヘッドの返りを意識して押さえるとプッシュスライスになるわな。

 また、スタンスを直しても両肩の線も右を向いて(クローズ)いたため、なかなか狙い通りに球が飛んでいってくれなかったようだ。

 よって、スタンスを真っ直ぐに定め、肩のラインもそれに合わせて足と平行にし、その平行ラインに沿ってクラブを真っ直ぐ引いてやる事でようやくナチュラルなフェードやドローが打てるようになってきた。ただし、フェードもドローも狙って打てているわけではなく、腰の開きが早いとフェード、腕に力が入るとドローになるので威張れた話ではない。

 しかしそれにしても、アイアンを持っても距離にこだわる私は何と愚かである事か。

 でも、真剣に判らん。たった2日前にできていた事が何故できなくなるのだ?そして、そこさえ気をつけていれば大丈夫というポイントが、何故毎回毎回変わるのだ?誰か教えてくれヨンしんちゃん。
 

進む
次の日記へ